JP2004530363A - 光cwdmシステム - Google Patents

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Abstract

この発明は、複数のノードを含み、そのうちの少なくとも1つがマスタノードである多重化論理リング構造によって情報を光伝送するためのシステムに関する。上記リング構造は、同じ物理ファイバリング上の複数の論理光リングの組合せである。

Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、光通信システムおよびこのようなシステムにおける方法に関する。
【背景技術】
【0002】
この発明は、波長分割多重(WDM)と称される技術に基づく。WDMシステムには2つの異なる種類がある。第1の種類は、高密度波長分割多重(DWDM)と称される。DWDMシステムでは、送信機のレーザダイオードにおけるレーザチップは、ペルティエ素子によって冷却されて、レーザ光源をある波長で安定させる。DWDMシステムの送信機における異なる光源の異なる波長は、互いに僅かに間隔を空けて配置され、典型的には50GHz〜200GHzである。DWDMシステムは、通常、光増幅器と組合せて用いられる。
【0003】
既存する第2のWDMシステムは、粗波長分割多重(CWDM)である。CWDMは、異なるチャネルを生成するための、冷却されないレーザダイオードを用いる技術である。このようなダイオードの波長は温度とともにドリフトすることが可能であり、より安価な広帯域フィルタの使用に対して互換性がある。レーザダイオードの機械構造は、DWDMシステムで用いられるレーザダイオードほど複雑ではない。
【0004】
光伝送システムに対する1つの可能な構造は、少なくとも1つのファイバペアリングである。上記リングは複数のノードを含む。いくつかのノードは異なるリングを互いに接続する。上記ノードはマスタノードと称される。他のノードは、ユーザまたは加入者を含む異なるエンドポイントを光伝送システムに接続する。上記ノードは、このシステムのアクセスリングに接続される。
【0005】
ファイバは都市のコアネットワークにおいて稀少な材料であり、1つのノードから別のノードに情報を伝送するための2つの技術、というよりむしろシステムが用いられる。一方のシステムは、電気的時分割多重方式(TDM)アド/ドロップマルチプレクサを含むリング構造であり、他方のシステムは、ハブ型のアド/ドロップ構造を備えるDWDMリングである。
【0006】
TDMアド/ドロップマルチプレクサリング構造では、アクセスリングにおけるすべてのノードは、マスタノードにより提供される容量を共有している。最大容量がノードのラインインターフェイスにより規定され、すべてのノードは同じラインインターフェイスを有する必要がある。リング上で移送されるすべてのトラフィックは各ノードにおいて終端され、こうして、各ノードはそれに直接隣り合うノードと通信する。論理および物理トラフィック構造はリングである。このリング構造のために、2ファイバリングインフラストラクチャを用いてトランスポートプロトコルにおけるシステムを保護することが可能である。この種類の構造は、SDH/SONET、DTM、DPTおよびRPR規格において実現される。
【0007】
DWDMアド/ドロップマルチプレクサリング構造では、各アクセスノードは、それ自体の波長で、リングにおけるマスタに接続される。したがって、トラフィックパターンは、マスタをハブとして備えるスター型である。DWDMシステムは移送システムとして用いられるが、このスター型トポロジは、イーサネット(R)スター型構造に大抵適合する。リングにおいてノードの数を増やす場合、光アド/ドロップフィルタにおける損失を補うのに増幅器を用いなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
EP 1 063 803 A1から、CWDM光リングネットワークは既に公知である。二重リング双方向光ファイバ伝送システムは、一連のアド/ドロップノードをハブと相互接続し、これにより、広く間隔をあけられた複数のCWDMチャネルが各リングに設定される。各ノードでは、光アド/ドロップモジュール(OADM)は、誘電性薄膜フィルタ等の広帯域フィルタを含む。
【0009】
上記フィルタは、1つまたは2つ以上のチャネルにおける情報を(a)受信機の目的で抽出するか、または(b)送信機の目的で挿入するよう構成される。1つまたは2つ以上のチャネルにおける信号は、変調および復調を実行する標準の光送受信機により、OADMの信号に結合される。ネットワークの物理トポロジまたは構造がリングトポロジであるとしても、仮想トポロジとも称される論理トポロジはスター型である。これは、各ノードにおけるエンドポイントが、ハブに接続される他のエンドポイントと通信することを意味する。所望の場合、この公知のシステムにおけるハブは、選択されたCWDMチャネルの光バイパスが可能となるよう構成され、これにより、リング上の1対のアド/ドロップノード間での直接接続が可能となる。この接続はポイントツーポイントリンクとして特徴付けられる。これは、ネットワークシステムにおいて一度につき用いられる各波長に対して、互いに2つのポイントしか直接接続できないことを意味する。これにより、ノードの数およびこの公知のネットワークの容量を増す可能性が制限される。
【0010】
発明の簡潔な説明
広帯域アクセスシステムの一般的な問題は、アクセスノードの数を増すことである。TDMリングのノードは利用可能な帯域幅を共有する。1ノードにつき最低限の帯域幅を保証しなければならない場合、1リングあたりのノード数の上限値が制限される。ポイントツーポイントWDMシステムは高価であり、ハブ型のWDMシステムはTDMプロトコルに対しては最適化されない。これらは、代わりに、パケット交換網に最適化される。言い換えれば、今日多くのオペレータが直面する問題は、既存のインフラストラクチャを最新のネットワークに更新または移行することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
基本的な概念は、1つのファイバ上の異なる波長の光チャネルを組合せることにより、1ファイバ当りの伝送容量を増すことである。論理TDMリングトポロジに対して最適化される粗WDM光アド/ドロップネットワーク構造が提案される。
【0012】
さらに詳細には、この発明は、独立クレーム1に述べられるように、複数のノードを含む多重化論理リング構造によって情報を光伝送するためのシステムに関する。上記リング構造は、同じ物理ファイバリング上の、各々が特定の波長である複数の論理光リングの組合せである。可能な実施例が従属クレームに開示される。たとえば、1つのノードまたは複数のノードがマスタノードであってもよい。
【発明の効果】
【0013】
この発明の1つの利点は、プロトコル透過ソリューションを提供することであり、これにより既存のシステムに適用しやすくなる。仮想ファイバペアのような波長チャネルは、既存のトラフィックへの割込なしに次々と追加することができる。
【0014】
さらにまた、この発明の1つの利点は、異なる波長チャネルが、隣接するチャネルに干渉せず、このため情報を交換しないことである。
【0015】
さらに1つの利点は、提案されるシステムによって、DWDMシステムと比べて費用が大いに削減されることである。
【0016】
さらに別の利点は、波長がもはや特定のアクセスノード専用ではないことである。同じ波長が、論理波長リングを生成するネットワーク全体にわたって数回追加および省かれる。
【0017】
別の利点は、論理リングが、より多くのアクセスノードを接続するのにより少ない波長しか必要としないことである。たとえば、5つのアクセスコロケーションを接続するのにわずかに2つの波長だけでよい。
【0018】
別の利点は、マスタノードにある高価なルータインターフェイスの数を減じ、これによりソリューションの総費用を減ずることである。
【0019】
最後に、論理波長リングを展開することによりマルチキャスト機能が十分に活用される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
発明の詳細な説明
図1は、情報を光伝送するためのシステムを示す概略図であり、上記システムは光ファイバネットワーク10を含む。上記ネットワーク10は、2つの地理的位置12および14、たとえばイェテボリとストックホルムとの間に配置される。システムのこの長距離部分はコアネットワーク16と称され、ときにはバックボーンとも称される。コアネットワーク16は、情報を伝送するための光ファイバの中継線を含む。このコアネットワーク16から都市圏アクセスネットワーク(MAN)リング18に情報を伝える。少なくとも1つのマスタノード20は上記MANに接続される。マスタノードはMANおよびアクセスリング22のための共通ノードである。アクセスリングは光ファイバペア(図示せず)を含む。一連のOADMノード24は上記ファイバペアに接続される。情報の受信および/または伝送のための加入者/クライアント装置は、加入者/クライアント接続26を介して各OADMノードに接続される。
【0021】
図2に示される図では、横座標が光波長、γであり、縦座標が光効果、Poptである。CWDM(粗波長分割多重)技術に基づく伝送システムでは、複数の光伝送帯域が光スペクトルの帯域に広がる。図2には、各々が1つのチャネル、λn(n=1、2、3、4、…)を含む4つの光伝送帯域が示される。異なる波長チャネルは互いに干渉しないよう分けられる。典型的なチャネル間隔は(周波数帯域における2400GHzに対応する)20nmである。CWDMは、異なるチャネルを生成するための、冷却されないレーザダイオードを用いる技術である。チャネル波長はレーザダイオードの温度とともに変化し得るが、もともとの波長が帯域の中央にあり間隔が十分あるので、レーザダイオードのドリフトはどんな問題も引起こさないだろう。これによりシステムの価格が引き下げられるが、1波長間隔につき可能なチャネルの数も同様に減じられるだろう。
【0022】
図3は、この発明の実施例である多重化リング構造を示す概略図である。物理アクセスリング30は、ファイバペアを構成する2つの光ファイバ32および34を含む。その中の1つがマスタノード36である複数のノード38は、上記リングおよびファイバペアに接続される。マスタノード36はアクセスリングを都市規模ネットワーク、すなわちMANに接続する。しかしながら、リングが必ずしもマスタノードを含む必要はない。図1に示されるように、すべてのノードは物理的にファイバペアに接続されるが、論理的にはノード38は異なる論理波長リング/チャネルλn(n=1、2、3、4、…)に接続される。これは、物理的に隣接するOADMノード、すなわち隣接ノード38が論理的に隣接するノード381;382;383;384でなくてもよいことを意味する。ノード38nは論理ノードであり、同じ論理リングλnに属する。マスタノード36はすべての論理リングに対する共通ポイントとして特徴付けられるので、1つの論理リングから別の論理リングへ情報を転送することが可能となる。マスタノードは、各々が論理リングに対応する複数のマスタノード要素35n(n=1、2、3、4、…)を含む。
【0023】
図4は、この発明に従った論理リング構造40を示す図である。この発明は、ファイバペア(図3における32および34)を含む同じ物理ファイバリング上の複数の論理光リング42n(n=1、2、3、4、…)を組合せる多重化リング構造40を提供する。各論理リング42nは異なる波長帯域λnで作動する。各帯域間は、論理リング42n間にクロストークがないような間隔にされる。各リングは、一連のOADMノード44、たとえば1つの波長が省略および/または追加されるが他の波長は最低限のクロストークで通過するような論理隣接ノードにより構成される。各ノード44は、それが属する論理リング42nを規定する波長λnですべてのトラフィックを検索する。状況に応じて、このトラフィックは次いで、終端されるかまたは十分に再生成および/もしくは処理され、論理リングに送り戻され得る。マスタノード43はすべての論理リングと交わり、波長を変換することにより、1つのリングから他のリングへトラフィックを転送することを可能にする。これは、多重化論理リングと、より大きなコアシステム、たとえば広域ネットワーク(WAN)または都市規模ネットワーク(MAN)との間でゲートウェイとしても機能する。1つのマスタノードは複数のノード43n(n=1、2、3、4、…)をカスケード接続することにより作成される。この複数のノードの各々はマスタノードと交わるリングのうち1つに属する。各マスタノード要素は、すべての所望の波長が多重化されるまで、次のマスタノード要素に1つの波長を与え、これにより新しい波長を加える。
【0024】
このネットワーク構造と他のネットワーク構造との間の違いが以下に示される。TDMリングのみと比べて、最大限のアクセスノード数はここでは、ネットワークで用いられる波長の数の倍数だけ増す。各波長アクセスノードは、物理的/地理的に隣接するノードではなく、波長が同じである隣接ノードと通信している。WDMハブ型リングに比べて、論理トラフィックパターンフローは依然として存在する。SDH/SONET、DTM、DPTおよびRPRのようなリングプロトコルは、論理リングインフラストラクチャが利用可能であるという仮定に基づく。ギガビットイーサネット(R)ネットワークでさえ、現代のスイッチおよびルータを用いてリングとして構成することができる。「ハブ型の」波長システムは、論理スター型トポロジに相当するのでこの仮定には従わない。
【0025】
論理リングの概念では、既存の技術と一緒に新しい技術を自由に展開することができ、既存の技術およびインフラストラクチャへの変更は最低限ですむ。たとえば、
−DTMリング(DTMはシスコシステム社(Cisco System INC)の商標である)を既存のSDH/SONETメトロネットワークに加える。
【0026】
−第2のDPTリング(DPTはダイナーク社(Dynarc INC)の商標である)を既存のDPTリングに加える。
【0027】
−ギガビットイーサネット(R)リングを複数のリングに分ける。
【0028】
−分散型HFC同軸ケーブルの島を与える。
【0029】
図5は、この発明のノードにおける光アド/ドロップマルチプレクサ(OADM)50を示すブロック図である。マルチプレクサは、接点インターフェイスの東54および西55を介してアクセスリングのファイバペア52および53に接続される。情報はこのペア上でいずれの方向にも移送される。OADMの機能は次のとおりである。このノードは、ドロップフィルタ51を用いてλ2−チャネル情報を落とす。CWDM受信機56を用いて上記情報を受取り、これを低価格の送受信機57に送る。送受信機は、情報処理装置を含む処理ユニット58への光接続または電気的インターフェイスである。処理された情報は低価格の送受信機を介してCWDM送信機59へ戻され、このCWDM送信機59により、処理された情報がλ2チャネルへ伝送される。送信機は、同じファイバに情報を加える追加フィルタ60に接続される。
【0030】
図6は、この発明の実施例である、ネットワーク管理チャネルを備えたCWDMリング要素100の電気領域におけるデータフローを示す。ネットワーク管理チャネルは、伝送信号チャネル101上の電気周波数領域における倍音として変調され得る。こうすることにより、1つのノードからの情報をシステムに分散させることができる。上記CWDMリング要素100は、パイロットトーン/倍音102を追加/除去するための装置を含む。分散された情報はたとえば、ノード間のリンク損失、または各ノードで集められる他の装置からの情報であり得る。
【0031】
利用可能な情報は以下のとおりであり得る。
【0032】
−CWDM送信機Txの送信電力
−CWDM受信機Rxの受信電力
−ビットレート
−クライアント送信機Txの送信電力
−クライアント受信機Rxの受信電力。
【0033】
さらに、CWDMリング要素100は、CWDMネットワークの光領域に要素を接続するインターフェイス104と、クライアントに要素を接続するインターフェイス106と、ビットレート検出のための装置108と、「任意のレート」クロック回復のための装置110と、マイクロコントローラ(PIC)112とを含む。上記装置およびコントローラは、TCPインターフェイスを含むNMBビルディングブロック114に接続され、情報および信号を通信することができる。上記ブロックは、イーサネット(R)V24、V28およびRS232等の異なるプロトコルをサポートする。
【0034】
図7は、この発明のさらに進んだ一実施例であるハイブリッドCWDM−DWDMシステム70の論理リング構造を示す図である。この構造は図4における論理リング構造に類似しており、このため、用いられる同等の詳細に対する参照番号が対応する。CWDMチャネルが約13nmの帯域幅の波長帯域を用いるという事実により、ハイブリッドシステムを構築することが可能である。チャネル帯域のうち1つが多重チャネルDWDMシステムのために用いられ、この場合、16(λ5〜λ20)である。DWDMシステムのアド/ドロップ構成はさらにハブ型の構成であり得、スター型トポロジ/構造とも称され、こうして、広帯域アクセスを特別に必要とするいくつかのノード73がこのシステムにより提供され得る。DWDMシステムには論理リング構造はなく、マスタから各ノード73へのポイントツーポイント構造として機能する。これは、図8に示されるスペクトル図を有し得るハイブリッドシステムを構成するだろう。
【0035】
図8は、図1において先に例示されたのと類似のスペクトル図である。横座標は光波長、λであり、縦座標は光効果、Poptである。ハイブリッドCWDM−DWDMシステム技術に基づく伝送システムは、光スペクトルの帯域に広がる複数の光伝送帯域を有する。第3のCWDMチャネルλ3は、複数のDWDMチャネルλ5〜λ20と置換えられる。
【0036】
図9は、ブロードキャストドロップノード設計90を示す。このような設計は、CWDMリングで実現され得る。たとえば、光信号によりチャネルλ1−λ1でケーブルTVを放送することは興味深い。この場合、異なるチャネルλ1〜λ4上のすべての信号のうち5%の光効果が、ネットワークファイバ91に接続される光カプラ92を用いて分けられる。信号のうち残りの95%の光効果はネットワークファイバ91を通って継続する。フィルタ94はファイバ93を用いて光カプラ92に接続され、除去された信号が上記フィルタに伝えられる。フィルタは予め定められたCATV信号(この場合λ3)を抽出し、残りの信号(λ1〜λ2およびλ4)がフィルタの中を通るのを止める。予め定められたCATV信号は、ファイバ96を介して、接続された受信機Rx95に伝えられ、ここで光信号は電気領域に変換され得る。次のブロードキャストノードでは、同様の手順を行なう。唯一の違いは、光効果がどれだけ分けられるか、およびどのチャネル信号を上記フィルタに通過させるかである。
【0037】
この種類のシステムを用いることによる利点は、トラフィック(たとえばケーブルTV)が1つの波長上にあり、双方向トラフィック(たとえば音声、データ、…)が別の波長上にあることである。異なる端末装置を異なる波長とともに用いてもよい。
【0038】
この発明は上述の好ましい実施例に限定されない。さまざまな代替例、変形例および同等物を用いてもよい。したがって、上述の実施例は、添付の特許請求の範囲により規定されるこの発明の範囲を限定するものとして理解されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】情報を光伝送するためのシステムの概略図である。
【図2】CWDMシステムのためのスペクトル図である。
【図3】この発明に従った多重化リング構造の概略図である。
【図4】この発明に従った論理リング構造を示す図である。
【図5】この発明のノードにおける光アド/ドロップマルチプレクサ(OADM)を示すブロック図である。
【図6】ネットワーク管理チャネルを備えるCWDMリング要素の電気領域におけるデータフローを示す図である。
【図7】この発明のさらに進んだ一実施例であるハイブリッドCWDM−DWDMシステムの論理リング構造を示す図である。
【図8】この発明の別の実施例に従ったハイブリッドCWDM−DWDMシステム技術に基づく伝送システムのスペクトル図である。
【図9】この発明の実施例に従ったブロードキャストドロップノード設計を示す図である。

Claims (11)

  1. 複数のノードを含む多重化論理リング構造によって情報を光伝送するためのシステムであって、
    前記リング構造は、同じ物理ファイバリング上の、各々が特定の波長である複数の論理光リングの組合せであり、各論理リングは複数のノードをリンクすることを特徴とする、システム。
  2. 前記物理ファイバリングは、2つのファイバによりファイバペアに構成されることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 各論理リングは異なる波長帯域で作動し、各論理リングは少なくとも2つのノードを含みかつサポートし、各ノードは前記論理リング上でそれに直接隣り合うノードと情報を交換することを特徴とする、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 各隣接するペアの帯域間は、論理リング間にクロストークがないような間隔であることを特徴とする、請求項3に記載のシステム。
  5. 各ノードは、それが属する論理リングを規定する波長帯域ですべてのトラフィックを検索することを特徴とする、請求項3または4に記載のシステム。
  6. 各論理リングは、前記リングを規定する波長が追加または省かれるが他の波長は最低限のクロストークで通過するような一連のOADMノードにより構成されることを特徴とする、請求項3から5のいずれかに記載のシステム。
  7. ノードのうち少なくとも1つは、すべての論理リングに対する共通ポイントであるマスタノードであり、各前記マスタノードはすべての論理リングと交わり、波長を変換することにより1つの論理リングから他の論理リングへのトラフィックの転送を可能にすることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記システムは、少なくとも1つのネットワーク管理チャネルを含む少なくとも1つのCWDMリングを含み、ネットワーク管理チャネルは、ファイバ上で随意に伝送される前に周波数領域において電気的に多重化されることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載のシステム。
  9. 前記システムはCWDMシステムであり、チャネル帯域のうち少なくとも1つが多重チャネルDWDMシステムのために用いられることを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載のシステム。
  10. 前記システムは、少なくとも1つのブロードキャストドロップノードを有する少なくとも1つのCWDMリングを含むことを特徴とする、請求項1から9のいずれかに記載のシステム。
  11. 複数のノードを含む多重化論理リング構造によって情報を光伝送するための方法であって、
    同じ物理ファイバリング上の、各々が特定の波長である複数の論理光リングを組合せるステップを含み、各論理リングは、前記リング構造を作成するために複数のノードをリンクすることを特徴とする、方法。
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