JP2004528870A - 引き抜きコードとして複合糸を使用する月経用タンポン - Google Patents

引き抜きコードとして複合糸を使用する月経用タンポン Download PDF

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Abstract

本発明は、第一吸収性部材と、引き抜き部分及び取り付け部分を有する引き抜きコードとを備える月経用タンポンに関する。取り付け部分は第一吸収性部材に接合されている。引き抜きコードは、連続するストリングと、連続するストリングの一部分に接合される第二吸収性部材とを含む複合糸を包含する。接合される第二吸収性部材を有する連続するストリングは、仮撚りされた後、予め定められた織り方により織られて、取り付け部分と引き抜き部分とを形成する。本発明は又、交互に配置される細い部分と太い部分とを有する複合糸にも関する。複合糸は、連続するストリングと、連続するストリングに断続的に接合される複数のフリースとを備える。断続的に接合される複数のフリースを有する連続するストリングは、仮撚りされた後、予め定められた織り方により織られて、細い部分と太い部分とを形成する。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は一般に、月経用タンポンに関する。特に、本発明は、引き抜きコードとして複合糸を使用する月経用タンポンに関する。本発明は又、月経用タンポンに断続的に接合されるフリースを有する複合糸及びその作製方法に関する。
【0002】
(背景)
多種多様の吸収性月経用タンポンが当該技術分野において長い間既知である。現在市販されているタンポンの大多数は、タンポン半加工品と、タンポン半加工品に接合される引き抜きコードとを包含する。そのようなタンポンは、タンポン半加工品を実質的に円筒形状に圧縮することにより作製される。様々なタイプと構造のタンポン半加工品が当該技術分野において説明されてきている。この半加工品を圧縮前に、ロールするか、螺旋状に巻くか、折り畳むか、又は吸収性材料の方形パッドとして集めてもよい。吸収性材料のほぼ方形の半加工品から作製されるタンポンは評判がよく、市場で成功している。
【0003】
現在使用されている吸収性月経用タンポンは一般に、直径約3/8〜1/2インチ(約1.0cm〜1.3cm)及び長さ約2cm〜7cmのほぼ円筒形状に圧縮される吸収性タンポン半加工品を含む。これらの吸収性タンポン半加工品は通常、膣の開口部より大きい寸法のバットから形成され、その後、挿入を容易にするために上述の寸法まで(対応する剛性増加を伴って)圧縮される。流体が吸収される時、これらの圧縮されたタンポンは、最初の圧縮前の寸法へと再拡張し、最終的には、流体が漏れないように膣腔を有効に覆うために充分拡がることが予期される。
【0004】
従来の月経用タンポンは大抵、ユーザの体から外に伸びる引き抜きコードを備え、挿入後に使用したタンポンの回収と処分とを可能にする。一般に、このコードは、タンポンの取り出し以外にコードに関連する他のいずれの機能も有さない。2000年10月19日に発行されたPCT国際公開公報WO00/61052は、圧縮された第一吸収性材料に加えて第二吸収性材料を有するタンポンを説明している。この公開において説明される第二吸収性材料の利点は、装着の初期の段階でバイパスの流れを吸収するタンポンの能力、及び取り出し中に先のタンポンから「圧搾された」かもしれない残りの流体を吸収するタンポンの能力を含む。このPCT国際公開公報WO00/61052は、第二吸収性材料が引き抜きコード、特にタンポンの第一吸収性部材に最も近い引き抜きコードの部分に取り付けられるか、又はその一部分であるものを含むような第二吸収性材料の多くの形態を開示している。
【0005】
PCT国際公開公報WO00/61052に開示された月経用タンポンは、装着の初期の段階でバイパスの流れと、取り出し中に先のタンポンから「圧搾された」かもしれない残りの流体とを有効に吸収するが、第二吸収性部材を有するPCT国際公開公報WO00/61052において説明されるようなタンポンを提供することにおける1つの課題は、この部材を高速で製造し、それをタンポン構造体の残部と有効に一体化できるようにすることである。
【0006】
前述に基づき、速い製造速度で容易にタンポンの残部と一体化され得る、第二吸収性部材を有する引き抜きコードを包含する月経用タンポンの必要性がある。また、そのような月経用タンポン並びに他の製品において使用され得る複合糸の必要性、及びそのような複合糸を作製する方法の必要性も存在する。
【0007】
(概要)
本発明は一態様では、第一吸収性部材と、引き抜き部分及び取り付け部分を有する引き抜きコードとを備える月経用タンポンに関する。取り付け部分は第一吸収性部材に接合されている。引き抜きコードは、連続するストリングと、連続するストリングの一部分に接合される第二吸収性部材とを含む複合糸を包含する。接合される第二吸収性部材を有する連続するストリングは、仮撚りされた後、予め定められた織り方により織られて、取り付け部分と引き抜き部分とを形成する。
【0008】
別の態様では、本発明は、交互に配置される細い部分と太い部分とを有する複合糸に関する。複合糸は、連続するストリングと、連続するストリングに断続的に接合される複数のフリースとを備える。断続的に接合される複数のフリースを有する連続するストリングは、仮撚りされた後、予め定められた織り方により織られて、細い部分と太い部分とを形成する。
【0009】
更に別の態様では、本発明は、交互に配置される細い部分と太い部分とを有する複合糸の作製方法に関する。本方法は、連続するストリングを供給する工程、連続するストリングへ複数のフリースを断続的に接合する工程、断続的に接合される複数のフリースを有する連続するストリングを仮撚りする工程、及び予め定められた織り方により仮撚りされた連続するストリングを織る工程、を包含する。
【0010】
前述事項が、第二吸収性部材を有した引き抜きコードを包含する月経用タンポンの必要性に応じており、第二吸収性部材は速い製造速度で容易にタンポンの残部と一体化され得る。前述事項は又、そのような月経用タンポン並びに他の製品において使用され得る複合糸の必要性、及びそのような複合糸の作製方法の必要性にも応じている。
【0011】
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、本開示を読むことにより当業者に明らかになるであろう。
【0012】
(詳細な説明)
全ての引例は、完全な形で参考として本明細書に組み入れている。いずれの参照文献の引用も、特許請求されている本発明に対する先行技術としての利用可能性を限定するものではない。
【0013】
本明細書で使用する用語「備える」、「包含する」、及び「含有する」は、最終結果に影響を及ぼさないその他の要素及び工程を付け加えることができることを意味する。これらの用語は、「・・・から成る」や「基本的に・・・から成る」という用語を包含する。
【0014】
本明細書で使用する用語「接合される」及び「接合している」は、1つの要素を他の要素に直接付着させることによってその要素が他の要素に直接固着する形態と、1つの要素を中間部材に付着させ、次に中間部材を他の要素に付着させることによって、その要素が他の要素に間接的に固着する形態とを包含する。
【0015】
本明細書で使用する用語「タンポン」は、流体を吸収するために膣の溝又は他の体腔内に挿入されるいずれかのタイプの吸収性構造体を指す。典型的には、膣内又は他の体腔内に挿入することができる寸法及び安定性を有するタンポンを提供するために、タンポンは半径方向、軸線方向、又はその双方向のいずれかに圧縮される吸収性材料で構成される。このように圧縮されたタンポンは、本明細書では、「自己支持」形状と呼ばれる。すなわち、タンポン半加工品の吸収性材料に適用される圧縮の程度が充分であるので、次に外力がなくなると、生じるタンポンはその一般的形状と寸法を保持する傾向があると考えられる。
【0016】
この自己支持形状は、タンポンの実際の使用中には必要なく、又、好ましくは持続しないことは当業者には明らかである。すなわち、タンポンが一旦挿入されて流体を獲得し始めると、タンポンは拡張し始めると共に、その自己支持形状を失い得る。
【0017】
本明細書における用語「半加工品」又は「タンポン半加工品」は、互換性があることを企図し、吸収性材料の構造体を上述のようなタンポンに圧縮する前の構造体を指す。タンポン半加工品は、ソフトワインドと呼ばれることがあり、用語「半加工品」は、このような用語も含むことを意図する。
【0018】
本明細書で使用する用語「膣腔」、「膣内」、及び「膣内部」は、同義語であることを意図し、人体の陰部における女性の内部性器を指す。本明細書で使用する用語「腟腔」は、腟の入口(時に膣括約筋と呼ばれる)と子宮頸部との間に位置する空間を指すことを意図するものであって、膣前庭をはじめとする陰唇間の空間を含むことは意図しない。外部から見える性器は、一般に用語「腟腔」の中には含まれない。
【0019】
図1は、本発明の好ましい一実施形態である月経用タンポン40の正面図である。図1を参照すると、タンポン40は、第一吸収性部材(時に「吸収性コア」とも呼ばれる)41と、第一吸収性部材41に接合される引き抜きコード42とを包含する。タンポン40の第一吸収性部材41は、挿入末端部43と引き抜き末端部44とを有する。
【0020】
引き抜きコード42は、連続するストリング61と、連続するストリング61の一部分に接合される第二吸収性部材64とを含む複合糸を包含する(又は、複合糸により形成される)。第一吸収性部材41は、半径方向、軸線方向、又は半径及び軸線の双方向に、ほぼ円筒形体に圧縮され得る。第一吸収性部材41は、好ましくは、図1に示されるように実質的に円筒形体に圧縮されるが、他の形状もまた可能である。これらは、方形、三角形、台形、半円形、又は他の好適な形状として説明され得る横断面を有する形状を包含し得る。
【0021】
タンポン40の第一吸収性部材41は、いずれか好適なタンポン半加工品から形成され得る。第一吸収性部材41の好ましい例は、図2に示されるタンポン半加工品45である。引き抜きコード42は、使用後にタンポン40を引き抜くために使用される引き抜き部分51と、コード42を第一吸収性部材41(又はタンポン半加工品45)に取り付けるために使用される取り付け部分52とを有する。引き抜き部分51は、連続するストリング61と、連続するストリング61に接合される第二吸収性部材64とを包含する。第二吸収性部材64及び連続するストリング61はタンポン半加工品45内まで伸びて、取り付け部分52を形成する。引き抜きコード42は、取り付け部分52によりタンポン半加工品45に接合される。
【0022】
好ましい実施形態では、引き抜きコード42は、半加工品45が自己支持形状に圧縮される(すなわち、吸収性部材41の形成)前にタンポン半加工品45に接合される。あるいは、引き抜きコード42は、半加工品45の圧縮と同時にタンポン半加工品45に接合され得る。上述の方法のいずれかにおいて、引き抜きコード42は、好ましくは圧縮されないか、又は圧縮される場合も第一吸収性部材41と同程度までは圧縮されない。
【0023】
第一吸収性部材41を形成するために圧縮されるタンポン半加工品45は、いずれか好適な形状、寸法、材料、及び構造を有し得る。図2に示される実施形態では、半加工品45は、山形形状である吸収性材料のバットである。
【0024】
図2に示されるタンポン半加工品45は一般に山形形状を有するが、方形、台形、三角形、及び半球状のような他の形状も受け入れ可能である。半加工品45は、単一部材構造体、又は別個の層を包含する積層構造体により形成され得る。半加工品45がそのような積層構造体を有する場合、これらの層は、異なる材料(又は、所望する場合は同一材料)を包含し得る。例えば、1つの層が主にレーヨンを包含し、他層(又は、他の複数層)は主に木綿を包含する。
【0025】
図2に示される実施形態では、半加工品45は、複数の外側層46と、これらの外側層46の間に配置される少なくとも1つの中間層47とを備える。あるいは、半加工品45は、折り畳んだ構造を備え得るか、ロールされ得るか、又は「花弁」構造、若しくはタンポン半加工品に関して当該技術分野において既知の他のいずれかの構造をも備え得る。
【0026】
タンポン半加工品45は、レーヨン、木綿、又は普通はエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプなどの、吸収性製品に一般に使用される多種多様の流体吸収性材料から構成され得る。他の好適な吸収性材料の例としては、縮みセルロース詰め物、コフォームを含むメルトブローンポリマー類、化学的に剛化、変性若しくは架橋されたセルロース系繊維、けん縮ポリエステル繊維などの合成繊維、ピートモス、発泡体、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、又は、あらゆる同等の材料若しくは材料の組み合わせ、又は、それらの混合物が挙げられる。好ましい吸収性材料は、木綿、レーヨン(3葉及び従来のレーヨン繊維とニードルパンチレーヨンを含む)、折り畳んだティッシュ、及び合成繊維及び/又は天然繊維の織布材料又は不織布材料を包含する。タンポン半加工品45は、このような材料の単一材料又は組み合わせを包含し得る。例えば、半加工品45は、レーヨン若しくは木綿の単一材料である均一材料、又はレーヨン及び木綿の混合材料を包含し得る。更に、超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル材料などの超吸収性材料が、タンポン40に組み込まれ得る。
【0027】
好ましくは、タンポン半加工品45は、レーヨン、木綿(長繊維木綿又は綿リンターのいずれかを含む)、又は他の好適な天然若しくは合成繊維又はシートのような柔軟な吸収性材料から形成される。半加工品45の材料は、エアーレイイング、カーディング、ウェットレイイング、水流交路させる、又は他の周知の技術などの当該技術分野において既知の任意な好適な方法により形成されるファブリック、ウェブ、又はバットのいずれかであり得る。タンポン半加工品45に使用されるレーヨン材料は、当該技術分野において既知の使い捨て吸収性物品に一般的に使用されるいずれか好適なタイプであり得る。いずれか好適な木綿材料も、タンポン半加工品45に使用され得る。好適な木綿材料としては、長繊維木綿、短繊維木綿、綿リンター、T繊維木綿、カードストリップ、及びコーマ綿が挙げられる。好ましくは、このような木綿材料は、グリセリン仕上げ、レミン仕上げ、又は他の好適な仕上げを施した、洗浄及び漂白した木綿吸収剤であるべきである。
【0028】
図2に示される好ましい実施形態において、外側層46は、アコ−ディスファイバー社(Acordis Fibers Ltd.)からギャラクシー(Galaxy)レーヨンとして入手可能であるレーヨン材料により形成されるバットである一方、中間層47は、アコーディスファイバー社(Acordis Fibers Ltd.)から入手可能である木綿材料により形成されるバットである。
【0029】
タンポン半加工品45の吸収性材料は所望する場合、液体透過性オーバーラップ材料で覆われてもよい。好適なオーバーラップ材料は、レーヨン、木綿、バイコンポーネント繊維、又は当該技術分野で既知の他の天然若しくは合成繊維を包含し得る。
【0030】
タンポン半加工品45は、挿入を容易にする寸法を有するタンポンに圧縮するために好適な好ましい任意の寸法と厚さであり得る。現在入手可能な従来のタンポンの寸法に類似する寸法が、うまく作用することが見出されている。そのような半加工品の典型的な寸法は、長さ約9cm、幅約4.5cmであり得る。全坪量の1つの好ましい範囲は、約150g/m〜約750g/mである。任意選択的に、使用中のタンポンの幅方向を容易に拡張するには、上述の範囲より短く幅の広い半加工品28も望ましい。
【0031】
引き抜きコード42は、使用後にタンポン40を取り出すためのものである。引き抜きコード42は、少なくとも第一吸収性部材41に接合されると共に、引き抜き末端部44を超えて伸びる。引き抜きコード42は、縫製取り付け、接着剤取り付け、又はそれらの組み合わせを包含する、当該技術分野において既知のいずれか好適な方法で取り付けることが出来る。好ましくは、引き抜きコード42は、図2に示されるように、取り付け部分52をタンポン半加工品45(すなわち、第一吸収性部材41)上に縫い付けることにより、第一吸収性部材41に取り付けられる。当該技術分野において既知のいずれかの縫製方法を使用することが出来る。好ましい実施形態では、引き抜きコード42は、日本工業規格(JIS)No.B9070に説明される「二重環縫製」と呼ばれる縫製方法により、タンポン半加工品45に縫い付けられる。
【0032】
引き抜きコード42の第二吸収性部材64の全部分が、糸48によりタンポン半加工品45に縫い付けられてもよい。好ましくは、図2に示されるように、引き抜きコード42の第二吸収性部材64の一部分が糸48によりタンポン半加工品45に縫い付けられる一方、第二吸収性部材64の他の部分(すなわち、例えば、約1インチ(2.54cm)の長さを有する縫い付けられない部分)は、タンポン半加工品45又は第一吸収性部材41から圧搾されることがある流体をより良好に吸収するためにタンポン半加工品45から外側に伸びる。所望する場合、引き抜きコード42の引き抜き部分51全体が、取り付け部分52に加えて縫い付けられてもよい。当該技術分野において既知のいずれか好適な糸を縫製用に使用することが出来る。
【0033】
引き抜きコード42の取り付け部分52は、タンポン40上のいずれか好適な位置に接合され得る。図2に示される実施形態では、引き抜きコード42の取り付け部分52はタンポン半加工品45に接合されるので、引き抜き部分51は、引き抜き末端部44を超えて自由に伸びる。好ましくは、引き抜きコード42は可撓性である。
【0034】
引き抜きコード42は好ましくは、第一吸収性部材41への取り付け位置にあって(すなわち、取り付け部分52で)吸収性である。第二吸収性部材64も好ましくは吸収性であるが、引き抜き部分51における引き抜きコード42の残部は好ましくは非吸収性である。本明細書で使用される用語「非吸収性」は、その構造体に堆積された流体のかなりの部分を保持しない構造体を指す。所望する場合、引き抜きコード42全体は非吸収性であり得る。引き抜きコードを含む材料は、本質的に非湿潤性若しくは疎水性であり得るか、又はそのような特性を提供するように処理され得る。吸収性を低減又は除去するために、例えば塗被ワックスが引き抜きコード42に適用され得る。非吸収性引き抜きコードが所望される場合でも、引き抜きコード42は必ずしも非ウィッキングである必要はない。例えば、引き抜きコード42の少なくとも一部分が、堆積した流体を第一吸収性部材41に向かって上向きに、又その構造体の中まで運ぶ傾向を有するコード42の引き抜き部分51を提供することが望ましい。
【0035】
引き抜きコード42は、その長さにわたって均一な特性を有する必要はない。例えば、引き抜きコード42の取り付け部分52は吸収性であり得る一方、引き抜き部分51は非吸収性であり得る。ウィッキング能力、親水性、密度、毛管寸法、幅、太さ等のような他の特性も、引き抜きコード42の長さに沿って変化し得る。
【0036】
好ましくは、引き抜きコード42はウィッキング機構を備え、獲得した流体を第一吸収性部材41の本体に優先的に向けるか又は運ぶ。そのような駆動力の一例は、親水性勾配によって生じる。ウィッキング機構の他の例としては、密度勾配、毛管勾配、及び浸透性駆動力が挙げられる。毛管チャンネル繊維は、本明細書で説明される獲得した流体に駆動力を提供するために、任意選択的に引き抜きコード42に組み込まれ得る。獲得した流体を第一吸収性部材41の本体に優先的に向ける好ましいウィッキング機構は、PCT国際公開公報WO00/61052に開示されている。
【0037】
好ましくは、引き抜きコード42を含む材料の密度は、第一吸収性部材41の密度より低い。引き抜きコード42は、好ましくは、タンポン40の形成中には圧縮されない。
【0038】
タンポンをすぐに使用できるよう形成するために、タンポン半加工品45は一般に、いずれか好適な従来方法で圧縮され、熱調湿される。この目的に好適な圧力と温度は、当該技術分野において周知である。一般に、半加工品45は、当該技術分野において周知のいずれかの手段を使用して半径方向と軸線方向の双方向に圧縮される。
【0039】
図3は、図1に示されるタンポン40で好ましくは使用される複合糸60の概要図であり、すなわち、複合糸60は適切な長さで切断された後、タンポン40の引き抜きコード42として使用される。複合糸60はその製造方法と共に、本明細書で下記に詳細に説明される。
【0040】
図3を参照すると、複合糸60は、複合糸60の縦の軸線LAに沿って交互に及び断続的に提供される細い部分1と太い部分2とを有する。太い部分2は、月経用タンポンにおいて引き抜きコード42の第二吸収性部材64として使用される。複合糸60は、細い部分1を形成する連続するストリング61と、連続するストリング61に断続的に接合されて太い部分2を形成するフリース62とを備える。フリース62は、第二吸収性部材64の材料である。
【0041】
本明細書で使用する用語「連続するストリング」は、複合糸の全長において縦の軸線に沿って複合糸を連続的に貫通するストリングを指す。連続するストリングは、単一の連続するストリングを包含してもよく、又は、所望する場合、複数の連続するストリングを包含してもよい。
【0042】
本明細書で使用する用語「細い部分」は、他の部分より小さい直径を有する複合糸の一部分を指す。
本明細書で使用する用語「太い部分」は、他の部分より大きい直径を有する複合糸の一部分を指す。
【0043】
細い部分1の長さLG1及び太い部分2の長さLG2は、切断によって引き抜きコード42の引き抜き部分51及び取り付け部分52として適切な長さを有し得るように適切に選択される。好ましくは、細い部分1の長さLG1は、約70mm〜約200mmであり、太い部分2の長さLG2は、約30mm〜約70mmである。これらの長さLG1及びLG2は、タンポンの寸法とタンポンに求められる吸収性の範囲を包含する、タンポンのデザインにより決定される。
【0044】
太い部分2に対する細い部分1の直径比は、少なくとも約1.5、好ましくは、約2〜約4である。好ましい実施形態では、太い部分2に対する細い部分1の直径比は、約2.5〜約3の範囲である。
【0045】
連続するストリング61は、当該技術分野において既知の任意の材料及びストリング形成方法により形成されてもよい。好適な材料としては、ナイロン及びポリエステルなどの合成繊維、木綿などの天然繊維、及びレーヨンなどの再生繊維が挙げられる。好ましい実施形態では、連続するストリング61は木綿から作製される。好ましい連続するストリング材料としては、ワックスなどの忌避剤で仕上げた漂白した木綿の6プライ又は7プライが挙げられる。
【0046】
フリース62(すなわち、第二吸収性部材64の材料)は、当該技術分野において既知の任意の材料のスライバーをドラフトすることにより形成されてもよい。そのようなスライバーに好適な材料としては、ナイロン及びポリエステルなどの合成繊維のスパンヤーン又はフィラメント、木綿又は他の天然繊維のスパンヤーン、及びレーヨンなどの再生繊維のスパンヤーンが挙げられる。所望する場合、タンポン半加工品45に使用される材料と同一の材料がフリース62に使用されてもよい。
【0047】
好ましい複合糸を作製するための好適な装置が、本明細書において下記に説明される。図4を参照すると、缶11は、スライバー12を含有する。ボビン13は、中で巻かれて連続するストリング61を構成するスパンヤーンを含有する。スリーラインドラフト機15は、前方ローラ16、中間ローラ17、及び後方ローラ18を包含する。中間ローラ17及び後方ローラ18は、予め定められたドラフト比で縦一列に並んで作動するように設計されている。予備的に仮撚りされた中空スピンドル19が前方ローラ16の下に位置する。管状織り機20は、針21と、モータ23で駆動するガイドバー22とを包含する。好ましい管状織機は、日本の特許公開公報第H2000−212865に開示されている。結果として生じた複合糸25は細い部分と太い部分とを有し、巻き取りローラ24の後ろで巻かれる。
【0048】
操作では、缶11から供給されるスライバー12は、後方ローラ18と中間ローラ17との間で予め定められたドラフト比で引っ張られる。スライバー12はその後、中間ローラ17よりも速い速度で回転する前方ローラ16により引っ張られる。中間ローラ17と後方ローラ18は所定のサイクルで回転を同時に停止するので、前方ローラ16と中間ローラ17との間にあるフリースはその所定のサイクルで切断されて、所定の長さを有するフリース62が前方ローラ16に断続的に供給される。ボビン13に巻かれる連続するストリング61は又、前方ローラ16まで供給される。所定の長さを有する断続的に供給されるフリースはその後、前方ローラ16により連続するストリング61に断続的に接合される。
【0049】
断続的に接合されるフリース62を有する連続するストリング61(本明細書では以降「中間部材」と呼ぶ)はその後、生じた複合糸60の強度を増すために予備的に仮撚りされる。予備的な仮撚りは、例えば、中空スピンドル19の出口に取り付けられているV字形ガイド(図4に示さず)を用いて、断続的に接合されるフリース62を有する連続するストリング61をV字形ガイドの周囲で一度輪にすることによって行われてもよい。
【0050】
予備的に仮撚りされたスピンドル19が中間部材(すなわち、接合されたフリースを有する連続するストリング61)に予備的な仮撚りを適用した後、仮撚りされた中間部材は次に、予め定められた織り方で迅速に織られる。好ましい予め定められた織り方としては、トラバーサルの織り方、水平の織り方、及び管状のの織り方が挙げられる。好ましい実施形態では、予め定められた織り方は、管状の織り方であり、例えば1〜4本の針を有する管状織機を使用して行われる。図5は、1本の針を有する管状織機で織られるヤーンループの概要図である。図6は、2本の針を有する管状織機で織られるヤーンループの概要図である。好ましい実施形態では、仮撚りされた中間部材は、図5に描かれるループ構造により織られる。結果として生じる織られた部材(すなわち、複合糸60)はその後、巻き取りローラ24により巻き取られ、そこで巻き付けられる。図7は、生じる複合糸60の一例の概要図である。
【0051】
好ましい複合糸を生産するために好ましく使用される装置は、オゼキテクノ株式会社(Ozeki Techno K.K.)(日本愛知県)からコードNo.ON−1001ニットスピン(KNIT SPIN)として入手可能である。
【0052】
図4に示される装置は、単一の連続するストリング61を使用する複合糸を作製するために使用される。好ましい代替実施形態において、図4に示される装置は、複数の連続するストリングを使用する複合糸を作製するために改良され得る。そのような実施形態では、追加のスパンヤーンを含有する追加のボビンが提供される(図示されず)。このような追加のボビンは、ボビン13と共に、複数の連続するストリングを前方ローラ16に並行して供給する。
【0053】
好ましい一実施形態では、2つの連続するストリング61aと61bが、図8に示されるように並行して前方ローラ16に供給される。図8を参照すると、前方ローラ16は、上側ローラ16aと下側ローラ16bとを包含する。ガイド(図示されず)により予め定められた距離(例:約4mm)で保たれる2つの連続するストリング61aと61bは、断続的に供給されるフリース62と共に前方ローラ16に供給されて、2つの連続するストリング61aと61bは、図8に示されるようにフリース62を挟む。前方ローラ16がフリース62を2つの連続するストリング61aと62bに断続的に接合した後、中間部材は予備的な仮撚りスピンドル19により予備的に仮撚りされて、2つの連続するストリング61aと61bは、図8に示されるような螺旋方法でフリース62を保持する。
【0054】
好ましい代替実施形態では、3つの連続するストリング61a、61b、及び61cが、図9に示されるように並行して前方ローラ16に供給される。図9を参照すると、前方ローラ16は、上側ローラ16aと下側ローラ16bとを包含する。ガイド26により互いに予め定められた距離(例:約4mm)で保たれる3つの連続するストリング61a、61b、及び61cは、断続的に供給されるフリース62と共に前方ローラ16に供給されて、3つの連続するストリング61a、61b、及び61cは、図9に示されるようにフリース62を取り囲む。前方ローラ16がフリース62を3つの連続するストリング61a、61b、及び61cに断続的に接合した後、中間部材は予備的な仮撚りスピンドル19により予備的に仮撚りされて、3つの連続するストリング61a、61b、及び61cは、図9に示されるような螺旋方法でフリース62を保持する。
【0055】
複合糸に複数の連続するストリングを使用することによって、生じる複合糸において作られることがある毛羽立ち(又は毛羽)の発生を減少させることが可能である。更に、複合糸の連続するストリングの数を増加させる(すなわち、2、3、又はそれ以上)ことによって、より対称な複合糸を生産すること、及び結果として生じる複合糸の太い部分のピッチ及び長さにおける潜在的な分散性を低減することも可能である。
【0056】
上述の製造方法で生産される複合糸60は、適切な間隔で切断されて、本発明のタンポン40において使用される引き抜きコード42を生産する。細い部分1は引き抜きコード42の引き抜き部分51として使用され、太い部分2は取り付け部分52として使用される。好ましい実施形態では、複合糸60は、ヤーン60の太い部分2(引き抜きコード42の取り付け部分52になる)が第一吸収性部材41に接合された直後に切断される。
【0057】
上述の複合糸を引き抜きコードとして使用することにより、第二吸収性部材を包含する月経用タンポンが迅速に経済的に製造され得る。更に、引き抜きコードは速い製造速度で容易にタンポンの残部と一体化され得る。
【0058】
本明細書で説明した実施例および実施形態は例示目的だけであって、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者においては様々な修正案または変更案が想起されるものと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施形態である月経用タンポンの正面図である。
【図2】図1に示されるタンポンに圧縮される前の典型的なタンポン半加工品の斜視図である。
【図3】図1に示されるタンポンの引き抜きコードとして使用される複合糸の概要図である。
【図4】好ましい複合糸を作製するための好ましい装置の概要図である。
【図5】1本の針を有する管状織機で織られるヤーンループの概要図である。
【図6】2本の針を有する管状織機で織られるヤーンループの概要図である。
【図7】図4に示される装置から生産される複合糸の好ましい一例の概要図である。
【図8】2つの連続するストリングで供給される、図4に示される前方ローラの好ましい一実施形態の概要図である。
【図9】3つの連続するストリングで供給される、図4に示される前方ローラの別の好ましい実施形態の概要図である。

Claims (17)

  1. 第一吸収性部材と;
    引き抜き部分及び該第一吸収性部材に接合される取り付け部分を有すると共に、連続するストリング、及び該連続するストリングの一部分に接合される第二吸収性部材を含む複合糸;
    とを包含する引き抜きコードとを備える月経用タンポンにおいて、
    該月経用タンポンに接合された該第二吸収性部材を有する該連続するストリングが、仮撚りされた後、予め定められた織り方により織られて、該取り付け部分及び該引き抜き部分を形成する月経用タンポン。
  2. 該予め定められた織り方が、管状の織り方である請求項1に記載の月経用タンポン。
  3. 該引き抜きコードの該引き抜き部分と該取り付け部分の直径比が、少なくとも約1.5である請求項1に記載の月経用タンポン。
  4. 該引き抜きコードの該取り付け部分が、予め定められた縫製方法により該第一吸収性部材に縫い付けられる請求項1に記載の月経用タンポン。
  5. 該引き抜きコードの該引き抜き部分の少なくとも一部分が、予め定められた縫製方法により追加的に縫い付けられる請求項4に記載の月経用タンポン。
  6. 該予め定められた縫製方法が、日本工業規格(JIS)No.B9070に説明されている二重環縫製である請求項4に記載の月経用タンポン。
  7. 該引き抜きコードが、該第一吸収性部材に向かって流体を上向きに運ぶウィッキング機構を有する請求項1に記載の月経用タンポン。
  8. 該ウィッキング機構が、該引き抜きコードにおいて形成される親水性勾配、密度勾配、又は毛管勾配である、請求項7に記載の月経用タンポン。
  9. 該第二吸収性部材がフリースである請求項1に記載の月経用タンポン。
  10. 該連続するストリングが複数のストリングを包含する請求項1に記載の月経用タンポン。
  11. 連続するストリングと;
    該連続するストリングに断続的に接合される複数のフリース;
    とを包含し、断続的に接合される複数のフリースを有する該連続するストリングが、仮撚りされた後、予め定められた織り方により織られて、細い部分と太い部分とを形成し、それらが交互に配置される複合糸。
  12. 該連続するストリングが該複数のフリースを挟む又は取り囲む、複数のストリングを包含する請求項11に記載の複合糸。
  13. 該予め定められた織り方が管状の織り方である請求項11に記載の複合糸。
  14. 該細い部分に対する該太い部分の直径比が少なくとも約1.5である請求項11に記載の複合糸。
  15. 複合糸を作製する方法であって、
    連続するストリングを供給する工程と;
    該連続するストリングへ複数のフリースを断続的に接合させる工程と;
    断続的に該連続するストリングに接合される該複数のフリースを有する該連続するストリングを仮撚りする工程と;
    予め定められた織り方により、該仮撚りされた連続するストリングを織る工程;
    とを包含する、交互に配置される細い部分及び太い部分を有する複合糸を作製する方法。
  16. 該連続するストリングが複数のストリングを包含する請求項15に記載の方法。
  17. 複数のフリースを該連続するストリングに断続的に接合する工程が、該複数のストリングを導いて該フリースが該ストリングにより挟まれる又は取り囲まれる工程を包含する請求項16に記載の方法。
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