JP2004522232A - 医療産業におけるコスト分析及びベンチマーク方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は医療産業におけるコスト分析に関する。特に、本発明は医療産業の全てのレベルのために、活動に基づくコストの分析及びコスト制御サービスを提供するためのウェブホスト環境のフレームワーク内で好ましくは実現される方法及びソフトウェアアプリケーションシステムに関する。特に、本発明は独立した収益センターになる組織内の個々の患者ケアユニットを可能とする。
【背景技術】
【0002】
医療産業はその複雑さ及び患者のケアの配達に必要なサポートサービスの種類の多さにおいて特有なものである。医療の配達への伝統的なアプローチからの最近の出発は、ケアの質の高さを維持しながらコストを低減させる必要により拍車がかかっている。医療産業で生き残るか否かは、出費と収入の現実をしっかり把握することにかかっている。しかし、医療ケアサービスのデータの複雑さにより、大多数の機関が自身の医療サービスの正確なコストに関して貧困で時代遅れの情報に直面している。多くの医学者や医療管理者は正確なコストを魅了に把握するために利用できるデータを有効に利用することができない。典型的な医療センターでは、ケアのエピソードのサポートに必要な出費の60%が患者に最も密接に関連する医療は健康ケアチームと関連付けされたコストプールにより相当していないかもしれない。現在の医療経営管理へのアプローチは多くの欠陥に苦しんでいる。既存の医療経営管理システムは出費ではなく請求に焦点を合わせているため、詳細なコスト情報を提供できない。医療側の正確なコストに係わりなく固定された平均レートを使用する異なる請求システムを用いた計算より請求額が決定される。また、殆どの場合、経理の報告はリアルタイムでは提供されないため、不正確なことが多い。信頼できる最新の情報がないため、医療管理者は資産を効率的に管理することが殆ど不可能となっている。手法やサービスの正確なコストを最低の確実性で知らない場合、不正確な情報に基づいてなされた決定は機関の経営に被害を与える。上述の結果、現在の医療産業はとてつもなく財政面で圧迫されている。多くの健康管理機関(HMO)は財政的困難に陥っている。これら機関の償還が毎年減少しており、収益は落ち、利幅は極端に低い。
【0003】
これらの環境は医療プロバイダの正確で効率的なコスト分析解決策の既に急速に膨らんだ必要性を激化し、これによりクライアントに提供される医療ケアサービスの正確なコストが割り出される。このような解決策は「ヒタチ911のグルコーステストを行うのに実際にいくらかかるか」或いは「一日500回のテストを行う基準試験室にどのCBCアナライザを設置すべきか」等の質問に関する正確な解答を提供するために、詳細なコストの情報を提供すべきである。全ての医療機関の種々の情報システム(IS)の内部には、上記質問に対する解答を提供するために、適切なツールがあれば利用可能な有益なデータが隠されている。しかし、そのようなツールは存在しない。その結果、医療産業ではコスト分析を可能にするツールが緊急に必要となっている。
【0004】
本発明は、このような新規なツールを提供する。本システムは直接生産フロアからのリアルタイムの活動データ(実行および消費データのような)の収集のための既存の情報システムと継ぎ目なく一体化する。そのように収集したデータは、ユーザの特殊な機関構造を考慮すると共に、本システム独特のものであり、基準の分配方法よりも大幅に異なりより遙かに正確な新規な分配方法を使用して、下降型コスト分析を採用して有益な情報に加工される。また、本願は、インターネットやイントラネット等の中央コンピュータプラットフォームに埋め込まれ、通信ネットワークを通じてユーザにアクセス可能なアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)のフレームワーク内で実行されるのが好ましい。ASPのアプローチは医療産業データのウェアハウスを確立する能力にアプリケーションを付与し、それにより、如何なる医療処理或いはサービスの継続的な比較測定を可能とし、最も重要なのはこれにより医療産業において全てのレベルでベンチマークが可能となることである。従って、本発明によれば、医療ユニットが処置の実行やサービスの提供にかかる正確なコストを詳細に分析すると同時に、産業の広いデータウェアハウスに対してベンチマークを行うことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一般的な目的は従来技術の欠点を克服した、医療プロダクト及びサービスのための正確なコスト分析システム及び方法を有する医療産業を提供することである。
【0006】
本発明の別の目的は、医療機関内の全てのレベルで正確なコスト及び収益性を判断する能力を有すると共に、既存の経理システムと異なり医療プロバイダが良く知っている用語やデータを採用した上記システムを提供することである。
【0007】
本発明の更なる目的は、医療機関における既存の情報システム(IS)からデータを収集し、該データを実行可能な情報に処理するコスト分析システムを提供することである。本発明の更なる目的は、決定を下す人間にとってクライアントに提供する処置やサービスの正確なコストを分析することが可能となり、ゆとりのある収益を得るためのビジネス戦略を開発するために、生産フロアから収集した実際のデータを利用する、コスト分析ツールを有する医療産業を提供することである。特に本発明の目的は、機関における個人の患者ケアユニットを援助すると共に、医療ユニットにおける各責任センタが独立した収益センタとなることを援助することである。
【0008】
本発明の更なる目的は、ユーザにとってあり得る変更の結果及びコストに関する代案をシミュレート及び予測することを可能にするソフトウェアツールを提供することである。
【0009】
本発明の更なる目的は、医療処置コストの基準を確立し医療産業にベンチマークサービスを提供することである。
【0010】
本発明の更なる目的は、医療産業に関連する種々の情報及びサービスを提供すると共に、必要となった時点から直接e取引の開始を可能とする医療の入り口を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的は、処置を実行すること、及び医療ケアサービスを提供することによる正確なコストを特定、分析、制御するための目的手段を許容する本システムにより達成される。
【0012】
上記目的によれば、本発明は医療産業の全てのレベルで医療プロバイダが、自身のクライアントに提供する処置やサービスの正確なコストを計算し分析することを可能とする、特に医療産業用に設計した方法及びシステムを提供する。コスト分析の結果に基づき、システムのユーザ(即ち医療プロバイダ)は収益性を向上させるためにビジネス戦略を開発することができる。
【0013】
本発明の1つの態様は、コスト分析及びコスト制御サービスを医療産業の全てのレベルでマネージャに提供する詳細なコスト分析の新規なシステム及び方法である。本システムは生産フロアから収集した実際のデータを使用し、ユーザの機関の特定の構造を考慮した新規な割り当て方法を用いて下降型分析方法を採用することにより該データを有益な正確なコスト情報に処理する。
【0014】
本発明の第2の態様は、実際の活動データをリアルタイムに収集する患者ケアレベル環境と直接シームレスにインターフェースをし、産業ベンチマークのために強力でユニークなデータウェアハウスにアクセス可能なウェブに基づくアプリケーションである。
【0015】
本発明の好適な実施形態によれば、CPUと記憶装置を備えると共に医療産業のための活動に基づくコスト分析及びコスト制御サービスを提供するコンピュータサーバシステムとを有するデータ通信ネットワーク内において、前記システムは、ユーザに活動データを前記コンピュータシステムにアップロードさせるデータ交換モジュールと、前記機関構造とプロダクトコストデータへの前記プロダクトツリーに従って、前記活動データを処理する分析エンジンと、を含むシステムが提供される。該システムはユーザに機関構造、プロダクトコストツリー及びユーザの経営の詳細を定義させるセットアップモジュールを更に有していても良い。該システムはレポジトリデータベースを更に有していてもよく、該レポジトリデータベースは、アナライザリストと、医療プロダクトリストと、前記リストにおける各プロダクトに対応する定義前のプロダクトコストツリーとを含む医療に関連するデータを有し、前記セットアップ手段は前記レポジトリデータベースにアクセス可能である。該システムはユーザの機関構造とカスタマイズされたユーザのプロダクトツリーを記憶するためのセットアップモジュールに結合されたセットアップデータベースを更に有していても良い。該システムはユーザの活動データを記憶するための前記データ交換モジュールに結合された活動データベースと、前記プロダクトコストデータを記憶するためのデータウェアハウスを更に有していても良い。前記データウェアハウスは多次元データベースでも良い。プロダクトコストツリーは階層構造において、プロダクトの生産に関連するコスト項目を有し、各コスト項目はベースライン量か、或いはベースライン量に関連するコスト項目を計算するための処方に関連する。前記機関構造は責任センタ、ワークステーション及びプロダクトに関して定義され、各プロダクトはワークステーション又は責任センタにリンクされ、各ワークステーションは責任センタにリンクされている。前記活動データは消費データ、実行データ、項目価格データ及び選択的償却データを含む。前記データ交換モジュールは前記活動データの手動によるアップロードを可能とする手段を有する。前記データ交換モジュールは前記ユーザのコンピュータシステムに存在する情報ソースファイルをユーザに定義させる手段を有し、情報ソースファイルはユーザの活動データを含む。前記データ交換モジュールはユーザの活動データを前記サーバコンピュータシステムに自動的にアップロードすべく前記ユーザシステムに存在する既存の情報システムに統合する。前記分析エンジンはユーザ消費及び実行データに従いプロダクトツリーを含むコスト項目の実際の量を計算するアルゴリズムを有し、これにより実際の量はベースラインコスト項目量にコスト項目消費のバイアスをかけることにより計算され、前記バイアスは実際の消費と予測される消費との比である。システムはコスト分析モジュールを更に有し、該コスト分析モジュールは前記分析エンジンにより発生し前記データウェアハウスに記憶されたリアルタイム情報を提供し、それによりコスト分析情報をユーザに提供する。システムはシミュレーションモジュールを更に有し、該シミュレーションモジュールは前記分析エンジンにより発生し前記データウェアハウスに記憶された情報を提供し、それによりシミュレーション及び予算の予測をユーザに提供する。システムはベンチマークモジュールを更に有し、該ベンチマークモジュールはデータウェアハウス及びレポジトリに記憶されたデータを統合して種々のユニットの比較を表示する。
【0016】
本発明の別の好適な実施形態によれば、複数の医療プロバイダコンピュータシステムと、前記医療プロバイダのために活動に基づくコスト分析及びコスト制御サービスを提供するための、ブラウザ又はクライアントソフトウェアにより前記コンピュータシステムにアクセス可能なサーバコンピュータプラットフォームに構築された方法を有するデータ通信ネットワークにおいて、前記方法は、活動データを受信してそれをデータベースに記憶する工程と、ユーザからコスト分析タスクの要求を受けると、機関構造に関連するデータに従って前記活動データを処理して、前記コスト分析タスクに従ってコスト分析の結果を得る工程と、機関構造、プロダクトツリー及び経営の詳細を収集して定義するためのセットアップモジュールをユーザに提供するための工程、前記ユーザの前記機関構造に関連するデータを受信する工程と、前記ユーザの前記機関構造に関連するデータをデータベースに記憶させる工程と、所定回数の活動データを前記サーバコンピュータプラットフォームにアップロードするモジュールをユーザに提供する工程と、を含む方法が提供される。
【0017】
活動データをアップロードするモジュールをユーザに提供する前記工程は、アップロードされたファイル記述を生成し前記アップロードプロセスを構成することにより、アップロードすべきファイルを準備する工程と、前記ファイルを前記サーバにアップロードする工程と、種々のコスト分析、シミュレーション、予算作り、ベンチマークタスクを要求するモジュールをユーザに提供する工程と、データ通信ネットワークを通じて結果をユーザに送る工程を更に有する。
【0018】
本発明の更に別の好適な実施形態によれば、医療産業のための活動に基づくコスト分析及びコスト制御サービスを記憶するためのコンピュータ機関構造を有するデータ通信ネットワーク内において、前記機関構造は記憶装置を有すると共にCPUに接続され、前記機関構造は、責任センタと、各責任センタ用の少なくとも1つのワークステーションと、各ワークステーション用の少なくとも1つのプロダクトコストツリーとを有し、前記プロダクトコストツリーは該プロダクトコストツリーに関連するデータを保持するコスト項目に関連することを含む装置が提供される。前記プロダクトコストツリーは前記コスト項目に関連する処置のコストを計算するための量及び割り当て処方により定義された手順であっても良い。或いは、前記プロダクトコストツリーは前記コスト項目に関連するサービスのコストを計算するための量及び割り当て処方により定義されたサービスであっても良い。前記プロダクトコストツリーは1つ或いは複数のメインコストカテゴリと1つ或いは複数のサブレベルカテゴリを有していても良い。コスト項目は直接的或いは間接的なコスト、及び固定された或いは可変的なコストに関連していても良い。プロダクトコストツリーはツリーにおける項目コストのために定義されたベースライン量に関連する量に関する情報と、コスト項目に関連するコストを割り当てるための割り当て基本処方とを有していても良い。
【0019】
本発明の種々の態様のその他の目的、特徴及び利点は以下の詳細な説明から明らかとなろう。
【0020】
本発明は図面を参照した以下の詳細な説明により更に完全に理解できよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明は、医療産業の全てのレベルで特に医療プロバイダのために設計された詳細なコスト分析のための方法及びシステムを提供することにより、上記従来技術の欠点を克服するものである。医療処置及びサービスの正確なコストを計算するための本発明によるアプローチは活動に基づく請求(ABC)方法に基づいている。本方法によれば、本システムは上昇型(bottom-up)データ収集と下降型(top-down)コスト分析とを組み合わせている。本発明はインターネットなどのデータ通信ネットワークを通じてアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)のフレームワーク内で実施されるのが好ましい。しかし、本発明はLANやイントラネット等でも実施可能なことは当業者であれば理解できよう。
【0022】
本発明のアプリケーションは医療プロバイダに以下の機能を提供する。
i)医療処置を行うこと及び医療に関するサービスを提供することに関する正確なコストを分析し管理する機能、
ii)可能性のある変更及び代案をシミュレートし予測する機能、
iii)性能を医療産業の基準(ベンチマーク)と比較する機能、
iv)コスト節約の選択肢とビジネスプロセスへの変更を助言する機能、及び
v)必要な時点でe取引の開始を行う機能。
【0023】
医療産業の階層構造は図1に示す3つの基本レベルにより示すことができる。最も下の患者ケアレベルは患者にサービスを提供する「患者ケアユニット」10を有する。「患者ケアユニット」は研究室、放射線医学ユニット、薬局、手術室等である。患者ケアレベルの上には、病院等の患者ケアユニットの集合よりなる企業レベル20がある。最上のレベルは病院群、健康管理機関(HMO)、好適なプロバイダ機関(PPO)及び集中送達サービス(IDS)を含む組織レベル30である。本発明は任意の医療ユニットが処置の実行やサービスの提供にかかる正確なコストを詳細に分析すると同時に、産業の広いデータウェアハウスに対してベンチマークを行うことができる。特に、本発明は個々の医療ユニットが独立した収益センタとなることを援助する。
【0024】
図2は医療産業の異なるレベルのための、本発明により提供されるツールの概略図である。個々の患者ケアユニット(10を示す)からの上昇型リアルタイムデータの収集と高度な分析ツールとを組み合わせることにより、本発明は水平方向及び垂直方向の両方において医療産業を通じて有益な請求情報を提供する。更に、下のレベルから集めた詳細なコストデータは、ベンチマークの目的のために有益で確立された基準的処置コストデータを提供すると共にアプリケーション機能を継続的に改善するオンラインデータウェアハウスに変形される。患者ケアレベルでは、本発明は労力、器具、材料、補給品及びサービスを含む直接的及び間接的なコストの分析及びシミュレーション能力を提供する。これにより、各患者ケアユニットは、ケアの高品質を維持しながら利益を改善させるために全ての配送の正確なコストを判断することができる。本発明の目的の1つは機関内の各患者ケアユニットが独立した利益センタになることを援助することである。本発明は特定のケアユニットにより提供される各処置或いはサービスに関する以下のような重要な質問に正確でリアルタイムの解答を提供する。実際にどの位のコストがかかるか?、利益になるか?、損得の境目はどこか?、それを実行するのにコスト的に最も有効なサイトはどこか?、成果を高めコストを下げるのに使用可能な他の設備はあるか?、活動量を増加させるとどのような結果になるか?、等。存在する医療情報システムはこれらの質問に対して正確で適時の答えを提供しない。本発明は特に研究センタ、放射線センタ、手術室等の医療ユニットに照準を合わせている。
【0025】
より高いレベルでは、本発明は広い組織の視野からコストをより有効に管理し予測するのに必要な情報の管理者を提供する。企業レベルでは、垂直を基本とするか病院内の組織を基本としてコスト分析、シミュレーション及びベンチマークを実行すべく、企業データウェアハウスに対して病院長が質問することができる。組織レベルでは、垂直を基本とするか病院内の組織を基本としてコスト分析、シミュレーション及びベンチマーク調査を実行すべく、企業データウェアハウスに対して管理されたケア管理者が質問することができる。これにより、特定の処置に対してコスト面で最も効果的な患者ケアユニットはどれか?、またその処置をその患者ケアユニット実行するのに何故他よりも高価なのか?、外部委託のほうが安価か?、等の質問に対する解答が提供される。
【0026】
上記全てのサービスを提供するために、本発明はプロダクトとして全ての処置の実行及び医療ケアサービスの送達を扱い、下に行くほど最も基本的な項目となるように、そのプロダクトに関連する全ての支出を階層的に正確に定義したプロダクトコストツリーに各プロダクトを関連付けている。本発明によれば、プロダクトとはテスト、処置或いはサービスであっても良い。例えば研究室ではプロダクトとは特定のテストであり、放射線ユニット或いは手術室では、プロダクトは特定の処置である。プロダクトとは個々のサービスでもよく、或いは外来患者或いは入院患者のいる間に患者に送達されるサービス群であっても良い。従って、プロダクトには別のプロダクトを含めることもできる。更に、生産処置によっては1つのプロダクトに2つ以上のプロダクトコストツリーを関連付けることもできる。例えば研究室では、血液グルコーステストはテストを実行できる各アナライザ用の一つが異なる幾つかの異なるコストプロダクトツリーを有していても良い。本発明は医療プロダクトを分類分けするためにCPTコード等の基準的なコードを使用するのが好ましい。一般にカレント手順術語(CPT)と呼ばれるこのコードシステムは、クライアントに施す医療及び外科処置、診断テスト、研究及びその他の内科医療サービスの医療作業を記述する目的で、医療ケア経理管理と共に米国の医療協会により開発されたものである。
【0027】
図3は本システムの好適な実施形態の構成図である。システム全体を説明した後、各構成の詳細を説明する。本発明のアプリケーションはネットワークインターフェースを有する中央サーバコンピュータプラットフォーム100に組み込まれたアプリケーションサービス提供者(ASP)システムのフレームワーク内で実現されるのが好ましい。サーバプラットフォーム100はPC等の単一のワークステーションコンピュータ、メインフレームコンピュータ或いはLANまたはWANにより相互に接続されたコンピュータ集合体であっても良い。サーバプラットフォーム100はハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を支持するBEAウェブロジックサーバ等のウェブサーバアプリケーション11によりウェブ可能なテクノロジを扱うことができる。このテクノロジは例えばクライアント側のジャバアプレット、ジャバスクリプト、HTML、DHTML、XML等と、サーバ側のServlet、ジャバページ(JSP)及び企業ジャバビーンズ(EJB)等を含む。システムのユーザ200はウェブブラウザ21(例えばマイクロソフト社のエクスプローラ、ネットスケープナビゲータ)等のソフトウェアアプリケーションを使用して、モデム、ネットワークカードなどの従来の通信装置によりインターネットやイントラネット等のデータ通信ネットワーク上で中央サーバ100と通信インターフェースを有する。ユーザは特にサーバ100と対話するよう設計されたクライアントのソフトウェアアプリケーション等の他のソフトウェアアプリケーションを介してサーバ100にアクセスしても良い。図面ではウェブブラウザ21が本明細書の好適な実施形態として示されている。ブラウザ21(ディスプレイ装置及びキーボードやマウス等の入力装置と共同で)を介し、ユーザはデータをサーバ100にアップロードでき、ダイナミックオンライン情報や異なるサーバモジュールからのサービスを要求し受信することができる。サーバ100はユーザの機関内のLAN上に設けられていることは容易に理解できよう。同様に、ユーザは、ユーザシステム200から直接的にではなく、ラップトップ、パーソナルデータ援助ユニット等の他のオンロードコンピュータ装置からサーバ100にアクセルできることも容易に理解できよう。当業者であれば、他の方法によるユーザ200及びサーバ100間のデータ入力及び送信も本発明により予測されることは理解されよう。例えばサーバシステム100等への手動によるデータ送達やフルIS(25,25’、25’’)の送達もこれに含まれる。本発明の別の実施形態では、サーバ100はユーザシステム200内或いは、一人或いは複数のユーザによるローカル或いは単一使用のためのユーザ200に関連するイントラネット或いはLAN内に存在しても良い。或いは、システムの種々の構成要素が、本発明に示すのと同じ機能を提供するコンピュータの配信ネットワークを生成する公知のデータ通信装置を介して互いに接続された場所やネットワークに限定されない種々のコンピュータに存在しても良い。
【0028】
上述のように、正確なコストを提供するために本発明が採用するアプローチは生産フロアから直接得た上昇型収集データと、ユーザの特定の機関構造を考慮した下降型分析とを組み合わせることである。このアプローチによれば、システム100はユーザのデータを受信する2つのメインモジュールと、機関構造に関連するデータのカスタマイズに責任を担うセットアップモジュール40と、医療ケアユニットからの活動データの収集に責任を担うデータ交換モジュール50を有する。セットアップモジュール40により収集された機関構造に関連するデータは、責任センタ(RC)、各RC下のワークステーション(WS)、各WSで生産されたプロダクト、及び各プロダクトに関連するプロダクトコストツリー等の項目において機関構造を階層的に定義する。RCの例は放射線医学病室である。WSの例はX線装置或いは超音波装置である。プロダクトの例は、前後胸部X線フィルム或いはCPTにより好適に定義される任意のテストである。これらの定義は最下項目レベルまで降下する各機関レベルでの割り当てルールのための定義をも含む。割り当てルールには各WS(プロダクトの使用毎に各プロダクトに対して後で計算される)に関連するコスト要素を割り当てるルールが含まれる。
【0029】
レポジトリ120がセットアップモジュール40に結合される。レポジトリ120は医療ユニットのリスト、医療プロダクトリスト、及び割り当てルールを含む最も重要な事前に定義したデフォルトのプロダクトツリー等の医療関連データを含む。レポジトリ120に記憶された情報は、機関構造とプロダクトコストツリーの定義を容易にするためのセットアップステージの間、ユーザがアクセス可能である。ユーザが特定のワークステーションで製造された特定のプロダクトを特定すると、そのプロダクトはレポジトリ120からの対応するデフォルトのプロダクトツリーと、このデフォルトのプロダクトツリーに関連する基準的なベースラインコストとに自動的に関連付けされる。ユーザはプロダクトツリーを変更せずにデフォルトの基準をベースラインとしてセーブでき、或いはプロダクトツリーに従ってベースラインをカスタマイズすることもできる。レポジトリ120に含まれるデータは維持され、バックオフィスモジュール125を介してシステムのマネージャによってのみ変更することができる。ユーザは全面的にデータにアクセス可能ではあるが、データは選択的にプロテクトしてユーザには変更できないことが重要である。ユーザによっていつでも変更可能なユーザ特定のセットアップデータがユーザデータベース45に記憶されている。しかし、データウェアハウス101に蓄積された絶えず更新する統計的データに基づいて、システムマネージャは種々のデータ要素及びその結果として、コスト基準を更新することができる。データ交換モジュール50により医療ユニット(即ち医療産業生産フロア)から収集された活動データは時間依存生産、消費及び価格付けデータを含む。好ましくは、データ交換モジュール50は、LIS(研究室情報システム)、HIS(病院情報システム)、HRS(病院リソースプラニング)等の既存のクライアント情報システム25からウェブブラウザ21等のクライアントソフトウェアモジュールを介して直接データを収集する。情報はデータ交換モジュール50に直接アップロードしても良い。クライアントのISとの素早い一体化を容易にするために、モジュール50は外部ISからデータを取り込むための一組の変換プログラムを有している。
【0030】
好適な実施形態によれば、ユーザセットアップデータベース45とユーザ活動データベース55がユーザの入力データを記憶するためにそれぞれモジュール40及び50に連結されている。データベース45及び55はRDBMS(リレティブデータベース管理システム)やODBMS(オープンデータベー管理システム)等により扱われるのが好ましい。ユーザセットアップ及び活動データはセットアップデータベース45及び活動データベース55から分析エンジン60に送られてその機関特有の実際の「正確な」コストに加工される。分析エンジン60は機関構造及びユーザセットアップデータにより提供されたルールに従って収集された実際のデータを処理するための一組のアルゴリズムを有する。従って、ユーザにより提供された消費及び実行データは機関構造要素に適切な「分担」として基本項目の入力レベルから最下位レベルまで「拡散的」に割り当てられる。その後、実際のプロダクトコストは全てのプロダクトツリー要素を総計することにより計算される。このようにして得られた実際のコストデータはデータウェアハウス101に送信される。ウェアハウス101は、オンラインでの分析処理(OLAP)やユーザ間での情報の共有を可能にするユーザの過去及び現在のコストデータを含むオラクルにより提供されるツール等のデータベース管理ツールにより管理された多次元データベースである。
【0031】
コスト分析モジュール70、シミュレーションモジュール80及びベンチマークモジュール90等のユーザアプリケーションモジュールはデータウェアハウス101に結合されて、コスト分析サービス及びコスト制御サービスをユーザに提供する。コスト分析モジュール70は作業コストを分析してコストを数値とグラフィックで表示する。コスト分析モジュール70は分析エンジン60から発生したデータウェアハウス101からの情報により提供される。コスト分析モジュールはユーザ(経営者など)に異なるユニット内或いは異なるユニット間でコストを比較させ戦略的決定を下させる。シミュレーションモジュール80は種々のシナリオをシミュレートし予算を予測する。シミュレーションモジュール80は分析エンジン60から発生するデータウェアハウス101からの情報により提供される。ベンチマークモジュール90はデータウェアハウス101とレポジトリ120に記憶されたデータを統合し種々のユニットの比較を表示する。これらのモジュールは、グラフィックユーザインターフェース(GUI)表示を可能とすべくジャバアプレット、ジャバスクリプト、DHTML、XML等のウェブテクノロジを使用して、またOLAPデータの分析を可能とすべくデータベーコンOLAPアプレット等のツールを使用して構築される。本システムのASP特性に関連する重要な1つの利点はユーザの入力により絶えず更新できる点である。従って、ウェアハウス101に記憶された情報は時間と共に増え、継続的に更新される。この常時蓄積される情報に基づき、システム100は産業ベンチマークサービスをユーザに提供するベンチマークモジュール90を更に有する。
【0032】
図4は、図3の好適な実施形態に関連する本方法の主な工程を示す全体のフローチャートである。システム100で通常の作業をする前に、ユーザはセットアップ処理を済ませなければならない。ユーザ(図3のユーザ200)が初めてアプリケーション11に接続すると、やるべき第1工程は機関構造(工程102)を定義することである。セットアップ段階の間、ユーザはユーザの機関の詳細な階層構造をセットアップモジュール40に提供する。ユーザは責任センタの項目で機関構造を定義するためのユーザフレンドリのセットアップツール、各責任センタ下で作動するワークステーション、各責任センタにより生産されるプロダクト、及び各プロダクトのプロダクトツリーが提供される。セットアップ処理の間にセットアップモジュール40により収集されたユーザセットアップ情報はセットアップデータベース45に記憶される(工程104)。ユーザが要求すると、レポジトリ120から中間データが提供される。このデータは種々のプロダクトツリーを表現するためにセットアップ段階の間に要求される適切なデータをユーザが決定する援助をする。例えば、あるユーザが特定の研究室内(責任センタ)にABS2000アナライザ等の特定のワークステーションがあると定めると、ABS2000のプロダクトツリーがセットアップモジュール40によりレポジトリ120を介してユーザに提供される。
【0033】
クライアントの機関の構成が完了して記憶された後、次の工程106及び108では活動データが収集されて記憶される。これは交換モジュール50により行われる。データ交換モジュール50により収集されたユーザ活動データはユーザ活動データベース55に記憶される。モジュール50への活動データのアップロード工程はユーザの都合の良い時に間欠的に行ってもよい。更に、活動データの異なる「部分」、例えばユーザシステム200における異なるISから到達する実行及び消費は同時にアップロードする必要はなく、ユーザの都合の良い時に別個にアップロードして良い。しかし、周期、即ち活動データが関連する開始日と終了日は特定しなければならない。例えば、ある機関において、実行レポートを毎日準備し消費レポートを毎月準備する場合、周期が明確に定義されている限り、実行データはモジュール50に毎日アップロードでき、消費データは月に一度アップロードできる。セットアップ入力工程及び活動入力工程を一連の順序で説明したが、ユーザは時間経過と共により多くのユニット及びプロダクトセットアップ定義を次第に追加することにより自身のシステムを構築することができる。従って、システム100での作業を開始するためには、ユーザは少なくとも「原案」セットアップ構成を先ず提供し、次いでシステムについてより学んでいくに従ってユーザは時間をかけてセットアップ構成をカスタマイズすることができる。ユーザ活動データをデータ交換モジュール50に一度アップロードすると、活動データはユーザ活動データベース55に送信されて、分析エンジン60に提供され、そこでユーザセットアップデータに従って処理されて、セットアップデータに特定された各プロダクトのユーザ請求データを得る(工程110)。請求データはウェアハウス101に記憶される(工程112)。ユーザが新たな活動データを入力する度に工程110及び112が繰り返される。
【0034】
これでシステム100はユーザの要求を処理する容易ができる。コスト分析タスクの要求を受けると(工程114)、ウェアハウス101から関連するデータが検索され、それが適切なユーザアプリケーションモジュールにより特定のタスクに従って処理される(工程116)。結果はユーザシステム200に送られて(工程118)、ブラウザ21によりユーザシステム200に表示される。
【0035】
以下、異なるモジュール、システム及び本システムの別の態様の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0036】
セットアップモジュール
1.機関構造
システムセットアップモジュール40では、リソース、ユーザ、役割及び認可等のシステムの基本要素が定義される。認可が一度定義されると、セットアップモジュールは認可されたユーザに自身の機関構造の最初のセットアップを素早く容易の行えるようにするものである。
【0037】
図5はセットアップに定義された機関の階層構造を示す。本発明によれば、機関(132)の階層構造は責任センタ(RC、134、135)、各RC下で作動するワークステーション(WS、136)、各WSにより生産されるプロダクト(138)及び関連するプロダクトコストツリー(PCT)の観点で定義される。例えば研究室では、責任センタは例えば血液学ラボ等の研究室のあるセクションであり、ワークステーションは例えばPentra ABX60等の特定のアナライザであり、プロダクトは例えばCBC等のあるテストである。外科センタでは、責任センタは手術室群であり、ワークステーションは特定の手術室であり、プロダクトは例えばバイパス等の特定の外科処置である。図5に示すように、責任センタは他の責任センタより階層的に上位となることができる。しかし、ワークステーションはプロダクトしか有していない。
【0038】
2.プロダクトコストツリー
本発明によれば、如何なるプロダクト(即ち処置或いはサービス)のコストもコスト項目のレベルで「ドリルダウン」或いは「分解」される。従って、各「プロダクト」はプロダクトコストツリーと関連付けされ、階層構造において特定のプロダクトの「生産」と関連する全てのコストから最も基本的コスト項目まで構成される。
【0039】
図6はプロダクトコストツリー200の構造のためのモデルとそれが保持するデータを示す。本発明によれば、各プロダクトコストツリー200は特定のワークステーションで生産された特定のプロダクト138のためのデータを保持している。プロダクトは、ツリーのそれぞれがあるワークステーションに関連付けされた2つ以上のプロダクトコストツリーを有していいても良い。プロダクトコストツリー200は、量155及びプロダクト150に関連する処置(或いはサービス)のコストを計算する割り当て処方156により定義されたプロダクト142或いはサービス143等の他のプロダクトを有していても良い。
【0040】
図6に示すプロダクトコストツリーは以下の4層のデータよりなる。メインコストカテゴリ144、2つのサブカテゴリ146、148のレベル、及び最下位レベルのコスト項目150。メインコストカテゴリはシステムにより定義されユーザには変更できないことが好ましい。表1は一組のメインコストカテゴリと、各メインカテゴリに属する異なる項目の任意の例を示す。
【0041】
【表1】
【0042】
図6に示す実施形態では、システムはサブカテゴリ146及び148の2つのレベルを定義させる。サブカテゴリはユーザにとって「柔軟」なものであり、セットアップの間、追加、変更及び削除しても良い。プロダクトコストツリーの最下レベルはコスト項目150よりなる。
【0043】
表1から、第2欄の項目のうち試薬や使い捨て等の幾つかは直接的コストに関連し、レンタルや電気等のその他の項目は間接的コストに関連する。直接的コストはプロダクトの生産に直接的に起因したコストであり、間接的コストは機関や責任センタの運営の全体的出費に起因するがプロダクトの生産には直接的には起因しないコストである。コストは「固定」や「可変」という別の分類によっても分類分けすることができる。固定コストは量の変化によって変化しないコストである。可変コストは生産されるプロダクトの量の変化に伴い変化するコストである。従って、各コスト項目は直接的/間接的コスト(ここでは支出タイプA152と称す)と固定/可変コスト(ここでは支出タイプB153と称す)という2つの分類により定義される。
【0044】
各項目の実際のコストは所定のルール及び処方の組に従い計算される。従って、プロダクトコストツリーにおける各コスト項目は、コスト項目と関連するコストを割り当てるために量154及び処方158により更に定義される。量154はプロダクトの生産に必要な特定の項目148の量のベースラインに関連し、ml、時間等の単位で定義される。処方158はユーザ活動データに従いベースライン量、次いで項目150の実際の量の計算のための割り当てルール定義する。例えば、ある1つの処方はプロダクト毎の従業人の時間を計算する割り当ての基本を提供する。別の処方はテスト毎の機械の時間、テスト毎の機械の作動時間、テスト毎の設備の時間、テスト毎の目盛補正時間等を有する。セットアップ段階の間、ユーザはコスト目的ツリーの各レベルに関連する割り当てルールを定義しても良い。
【0045】
図7A及び7Bはセットアップ段階の間に定義される割り当てルールの例を示す。この例はプロダクト毎のラボディレクタの時間のベースライン量を計算するためのものである。計算は2段階で行われる。図7Aは「生化学」、「血液学」及び「血液銀行」という3つのサブRCに責任を担うRC「臨床的ラボディレクタ」から開始する機関構造のセクションを示す。「血液学」RCは「テクニコンH2」、「CD4000」及び「マニュアルDiff」という3つのWSを有する。WS「CD4000」は「BC」、「CBC」、「Plat」及び「Retic」という4つのプロダクトを生産する。ここに示す例では、サブRCレベルで「ラボディレクタ給与」のコスト項目を分割する割り当て基本は一定のパーセンテージであり、3つのサブRCに課せられた重さのうち10%は「生化学」、80%は「血液学」、10%は「血液銀行」である。ここに示す例では、ラボディレクタは月に180時間働き、上記重さによれば、ラボディレクタの時間は以下のように割り当てられる。生化学:180*10%=18時間、血液学=180*80%=144時間、血液銀行=180*10%=18時間。
【0046】
図7Bは血液学RCレベルでのコスト項目「ラボディレクタ給与」の計算のための割り当てルールを示す。この場合の割り当ての基本は選択した周期毎のプロダクトの量である。ここに示す例では、血液学RCで生産されたプロダクトの全体の数は3600(量を示す三角形での数)である。従って、ラボディレクタのベースライン量は1血液学RCプロダクト(例えばCBC)につき144時間/3600プロダクト=0.04時間である。セットアップ処理の結果はユーザにより定義された各プロダクトのための「コスト目的ツリー」(COT)である。各COTはそれが生産された責任センタにリンクされ、そのプロダクトと割り当てを計算するために関連するルールを生産するのに必要な確認し得るリソースを含む。セットアップの最後で定義されたCOTはベースラインコストと関連付けされる。これはシステムにより提供されたデフォルトツリーと同じでもよく、原案ツリー或いはカスタマイズされたツリーでも良い。
【0047】
上述のように、セットアップモジュールはレポジトリ120に連結される。セットアップ段階の間、システムはプロダクトツリーの最下レベルまで機関構造の各レベルでのユニット及び項目を選択するためのユーザメニューを提供する。ユーザはこのメニューから予め定義した項目を選択するかユーザ自身のユニット及び項目を選択することができる。ユーザが特定のワークステーションを特定すると、システムはその特定のワークステーションで生産される可能性のあるプロダクトのレポジトリ120からのリストをユーザに提供する。ユーザが例えばCPTコードの項目で特定のプロダクトを特定すると、システムはレポジトリ120から予め定義した適切な(デフォルト)プロダクトコストツリーをユーザに提供する。ユーザはそのデフォルトツリーをそのまま使用しても良いし、或いはユーザが使用する特定の手順に従いユーザフレンドリなツールでそれをカスタマイズしても良い。必要であればカスタマイズ処理は徐々に行っても良い。本システムの1実施形態によれば、セットアップ情報の少なくとも一部はシステム200にあるユーザのISから半自動的に取り込まれる。例えば、各責任センタ(RC)で採用されたアナライザ、テスト名及び価格のリストが直接ユーザのISからレポジトリ120にアップロードされるか、或いはサーバアプリケーション11を使用してブラウザ21を介してユーザ200が手動によりレポジトリ120に入力される。
【0048】
図8A、8B及び8Cはそれぞれ機関構造、プロダクトツリー及びコスト項目のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)の画面を示す。GUI130は作業ウインドウを有し、その中でユーザはコンピュータシステムに関連する本発明を採用するアプリケーションが動く作動ソフトウェアと直接的にやりとりする。GUI130はサーバシステム100(図3)内のサーバアプリケーション11(図3)及び関連するモジュール(セットアップモジュール40及びデータ交換モジュール50等)にアクセスするブラウザ或いはクライアントのソフトウェア21(図3)により示される。
【0049】
図8Aは機関構造の構築を容易にするためのGUIの画面を示す。ユーザはaddRCボタン131及びaddWSボタン133をクリックすることにより責任センタ134及びワークステーション136を定義することができる。クリックすると、プルダウンメニュー(図示せず)が開いてRC或いはWSのリストが表示される。このリストからユーザは適切な項目を選択することができる。編集ボタン139をクリックすると、RC名、アプリケーションのタイプ、カスタマコード、記述、タイプ、部局等の関連する詳細に入力することができる。ユーザは責任センタ或いはワークステーションを削除したり、それらをボタン137、140のそれぞれにより機関ツリー内の別の場所に移動させることができる。ボタン141「処方設定」は上述したコスト項目のための割り当て基準及び処方をユーザに定義させる。フォローイング画面(図示せず)はユーザに各ワークステーションで生産されたプロダクトをプルダウンメニューから選択させる。この例では、機関名は責任センタ134の3つのレベルの階層構造を有する「正確なコストラボ」132である。ここに示すメインRCは「医療ラボマネージャ」RC135’に対して責任を担う「チーフ病理学者」135であり、「医療ラボマネージャ」RC135’は「管理」、「生化学」、「血液銀行」、「一般」などのRC135’’のグループに対して責任を担う。「血液銀行」は2つのワークステーション136「ABS2000]及び「マニュアル血液銀行」を有する。ここに示す例では、「血液銀行」RCが選択され、その下に、含まれる2つのWS136が示されている。責任センタの詳細及びワークステーションは各責任センタのタイプを提供するウインドウの右上に示される。左側のウインドウの特定の項目(責任センタ,WS或いはプロダクト)にポイントを合わせたり選択することにより、選択された項目について右側のウインドウに種々の情報を提供することは当業者には理解されよう。
【0050】
同様に、図8Bはプロダクトツリーの定義を容易にするGUI130の画面の例を示す。左側のウインドウはプロダクト138のレベルまでの機関構造のセクションを示す。右側のウインドウでは、選択されたWS(この例では「自動CBC」)の対応する詳細がテーブル160及び170に示される。テーブル160はWS、プロダクト、および月毎の予想プロダクト量及びプロダクト毎の時間の詳細を提供する。製造者の見積もりも比較のために表示できる。ユーザはそれぞれボタン145、147によりこれらの詳細を変更、セーブ或いは修正をキャンセルすることができる。テーブル170は図6のプロダクトコストツリーに従って選択されたプロダクトのプロダクトコストツリーを示す。ユーザはボタン151及び155をクリックすることにより項目を追加したり削除することができる。ボタン151をクリックして項目の追加を選択すると、項目のリストが表示され(図示せず)、そこからユーザは適切な項目を選択することができる。この例では、自動CBC5DIFFプロダクト138が選択される。右側のGUIウインドウテーブル160はプロダクト138用のWSがCell−Dyn4000でありプロダクトがテストであることを示している。月毎のプロダクトの予測量(8250プロダクト)はテスト毎の時間(1/2分)等の特定の情報も示されている。テーブル170はテーブル160に示すプロダクト138に関連する特定のコスト項目を示す。テーブル160は各コスト項目量154及び特定のコスト項目カテゴリ144とコスト項目サブカテゴリ148の測定154’ユニットを示す。このようなコスト項目カテゴリの一例は「労力」コスト項目カテゴリである。労力コスト項目カテゴリ下では、「チーフ病理学者」及び「助手」がコスト項目サブカテゴリとして示される。各コスト項目が直接的或いは間接的コスト152として計算されるか、またそのコスト項目が固定或いは可変コスト153であるか否かも示されている。図8Cはその後のGUI画面を示す。この画面により、ユーザは支出タイプ152、153、及び割り当て基本158等の各コスト項目の詳細を定義することができる。特定のコスト項目のより正確な記述及び定義を更に容易にするために、その他の詳細もこの段階で入力しても良い。これには、特定の人物(労力カテゴリの一部)、それに関連するコード、測定ユニット、コストカテゴリ、基本価格、その他の記述等も含まれる。上述のように、特定の入力のそれぞれ(特に、コスト項目を含む)はセットアップ段階でユーザにより更新及び変更されても良い。本発明のコスト分析を達成するために、他のコストカテゴリ及びサブカテゴリに関連して、各プロダクト及びコスト項目に関連する種々の他の情報を入力しても良い。これは上述の表1から理解されよう。
【0051】
データ交換モジュール
ユーザにより提供されるプロダクトの実際のコストを計算するために、本システムは以下の外部活動データをユーザシステムから要求する。1)実行(即ち、1周期で何回のテストを実行したか);2)リソースの消費(即ち、1周期にどの位の項目と使用したか);3)項目の価格(即ち、使用した項目の価格);4)償却(即ち、各プロダクトに対して受けた料金はいくらか)。最後のデータ項目、即ち、プロダクトの価格はオプションに過ぎないことに留意されたい。これは実際のコスト計算には不要である。ユーザの機関の構成が完了してセットアップモジュールに記憶されると、システムはデータ交換モジュール50によりユーザシステム200から活動データを収集する準備ができる。データ交換モジュール50は、LIS(研究室情報システム)、HIS(病院情報システム)、HRS(病院リソースプラニング)等の既存のクライアントIS25,25’、25’’とシームレスにインターフェースを行い、ウェブブラウザ21を介して詳細な実行、リソース消費、及び項目価格データを取り込み、従って素早いデータのアップロードを促進させる。クライアントIS25,25’、25’’との素早い統合を促進させるために、データ交換モジュール50は外部ISからのデータを取り込むための一組の変換プログラムを有しており、これにより実行時間を大幅に短縮させることができる。データ交換モジュール50はリレーショナルデータベース、異なるフォーマット(ASCII固定長さ、デリミタ付きASCII等)のフラットファイルというタイプの異なるソースからデータを抽出することができる。ユーザのファイルは先ずブラウザ或いはクライアントのソフトウェア21によりアップロードされ、次いで受信したデータはユーザの活動データベース55にロードされ、そこでデータベース構造に従い記憶される。クライアントシステム200からサーバ100へのデータのアップロードは2段階で行うのが好ましい。第1段階は最初の取り込みセットアップであり、これは取り込まれたファイルのタイプ毎に一度行われ、これによりユーザは交換スペシフィケーションを定義することができる。第2段階は、バッチマネージャによる周期的な取り込みを可能にするものであり、これによりユーザはジョブを行うための計画時間を定義することができる。しかし、ユーザはデータファイルを生成しアップロードすることができない場合、システムはデータを手動で入力させる。データ交換モジュール50の第1セットアップ段階では、取り込まれたファイルの記述を生成し、ローカルシステムで自動或いは半自動で実行されるべき取り込み処理を構成することにより、ユーザは自身のシステム200から取り込まれるべきファイルを用意する。ファイルスペシフィケーションウィザードを使用して、ユーザはファイルのタイプの記述、クライアントの環境でのファイルの場所及びファイルの照合に関して自身のISファイルを定義する。データの一部がアプリケーションにセーブされ、ローカルデータはユーザのコンピュータにセーブされる。このセットアップ工程の間、データ交換モジュール50はデータファイルの物理的場所とクライアントのISのルックアップテーブルにポインタをセットする。この情報は将来コストデータの更新が要求された時に使用される。第2段階で、ファイルはサーバに周期的に取り込まれる。これは以下の方法で行われる。(a)処理スケジューリングと同期するユーザの機械上で自動実行プロセスにより自動で行われる、(b)「アプリケーションへの取り込み」モジュールにより明白に半自動的に行われる、(c)特殊なモジュールを介してデータをアプリケーションに手動で送ることにより行われる、或いは(d)Eメールによりデータファイルを送ることにより行われる。データ交換モジュール50はASCIIファイル及びXML通信標準に準拠しており、外部ISファイルからデータを取り込むための一組の変換プログラムを有する。モジュール50により取り込まれたデータ入力はコスト項目価格、実行、消費及びオプションとしてプロダクト価格リスト等のデータのタイプに分割される。典型的には、LISファイルは実行データを含み、HISファイルは会計、消費及び在庫データを含む。未処理データ、即ち取り込まれたデータは処理され再配置され、活動データベース55内の適切な場所に挿入される。
【0052】
図9A、9B及び9Cは、上述の手順に従ってアップロード手順の簡単な定義を容易とするためのデータ交換モジュール50のフラフィカルユーザインターフェース(GUI)の画面を示す。図9Aはデータ交換モジュール50のメインインターフェースの例を示す。GUI130は5つのセクションに分割されている。セクション181,182,183、184はコスト分析を実行するのに必要な消費、実行、コスト項目価格及びプロダクト価格という4つのタイプの活動データに対応する。セクション185はユーザシステムにある情報ソースファイルのリストを表示する。「入力データ」ボタン186をクリックすると、ユーザは手動で情報を4つのカテゴリの何れかにアップロードすることができ、或いは「アップロードファイル」ボタン189をクリックするとウインドウ185で特定されたファイルの何れか1つから関連するデータをアップロードすることができる。「ログ」ボタン188をクリックすると、図9Bに示す新たな画面が開き、定義した期間においてアップロードした過去のデータのリストが表示され、これによりユーザは開始日(192)と終了日(194)により期間を定義することができる。以下のような他の情報も提供しても良い。インデックスナンバ、情報の開始日、アップロードされた情報の終了日、アップロードを行ったユーザ名、アップロード時間(手動、自動、又は半自動)アップロードしたデータのタイプ、アップロードされたファイル名、アップロードされたファイルの行数、及びアップロード間に生じたエラーの数と警告の数、アップロードの一般的な状態(エラーか成功か)等。
【0053】
図9Cは情報ソースファイルの定義と容易にするための「ファイルスペシフィケーションウィザード」インターフェースの例を示す。このインターフェースにより、ユーザは自身のファイルをブラウズでき、自身のファイルシステムから特定のファイルを選択し(「ブラウズ」ボタンを使用して)、目的のフィールドにソースフィールドをマップするためにそのファイルに記憶されたデータのタイプ及びファイルのフォーマットを定義することができる。ユーザが一度情報ソースファイルを定義すると、将来使用する時のためにその設定はセーブされる。「アップロードファイル」ボタン189(図9A)を選択すると、ファイルスペシフィケーションに従って関連するデータが自動的にアップロードされる。
【0054】
分析エンジン
分析エンジン60はプロダクトのコスト項目の実際の量を計算するためのコンピュータプログラムモジュールである。分析エンジン60は活動に基づく請求(ABC)方法に基づくものであり、これは実際の実行及びリソース消費に基づき、部局における各処置及び/或いはテストの実行における正確な量を取り込み識別する。
【0055】
分析エンジン60はユーザセットアップデータにより提供される機関構造とルールに従いユーザの活動データを処理するための一組のアルゴリズムを有する。これらのアルゴリズムは直接的及び間接的なコスト項目の実際の量を計算するために使用される。一般には、実際の量はベースラインコスト項目量(セットアップモジュールで設定される)に、コスト項目消費のバイアスをかけることにより計算される。ここで、バイアスとは実際の消費と予測した消費との比である。
【0056】
表2はあるコスト項目I1が、同じワークステーションWS1により生産された対応するプロダクトコストツリー及び全てをそれぞれ有する3つのプロダクトの生産に関係する場合の計算方法の例を示す。この表はセットアップモジュール40とデータ交換モジュール50により収集された未処理データを要約したものである。データはユーザ活動データベース55に送られ、計算されたデータは分析エンジン60により処理された。
【0057】
表2:コスト項目の実際の量を計算する例である。この例ではWS1によるI1の実際の消費(AC)は396ユニットである。ACの値はユーザ消費レポートから抽出される。
【表2】
1biq1は対応するツリーのそれぞれにおける項目I1のベースライン量である。BIQの値はセットアップ段階で設定され、セットアップデータベース45から得られる。
2avt1は各ツリーの実際の量、即ち生産されたツリーに関連する処置或いはサービスの回数。AVT値はユーザ実行レポート(ユーザ活動データベース55内)から抽出される。
3avt1 *biqiは項目I1の計算され予測された消費量である。
4aiq1は3つのプロダクトのそれぞれにおけるプロダクト毎の項目I1の計算された実際の量である。
【数1】
【0058】
各プロダクト毎の項目I1の実際の量を計算するために、実際の消費の総計(AC)は3つのツリー間で分割すべきである。これは、各ツリーbiqiにおけるI1のベースライン量に、WS1で実際の消費(AC)と予測される全消費(avti *biqiとの間の比をかけることにより行われる。
【0059】
表2の例では、WS1による項目I1の予測される全消費は330ユニットであり、ユーザ消費レポートにより報告された実際の消費は396である。従って、バイアスは396/330=1.2であり、3つのプロダクトのそれぞれにおける項目I1の実際の量はそれぞれ0.24(0.2*1.2)、0.36(0.3*1.2)及び0.48(0.4*1.2)と計算される。
【0060】
上記例から、実際の量の計算は実際の消費が報告されるレベルに依存することは当業者であれば容易に理解されよう。従って、上記例で、消費レポートのレベルが1レベル高い場合、即ち各々が項目I1がコスト項目として関連する多くのプロダクトを生産するワークステーションの数を有する責任センタのレベルであれば、バイアスは報告された消費を責任センタのレベルで予測される全消費で割ることにより計算される。一方、消費レポートがプロダクトレベルであれば、実際の量は消費を実際の量で割るだけで計算することができる。従って、分析エンジン60に含まれるアルゴリズムの組は、各リソースのためにそのリソースの実際の消費が報告されるレベルが考慮される。
【0061】
アプリケーションサービス
アプリケーションサービスモジュールは多次元データウェアハウス101に記憶されたデータを分析するのにOLAPツールを使用する。従って、該データの異なる次元をユーザが学ぶことができる。ブラウザ或いはクライアントのソフトウェア21を介してユーザにより受信されるクエリはOLAPツールによりサーバ100側で処理され、分析結果はユーザのシステム200に表示されるDHTML,XML,ジャバアプレット等の種々のウェブテクノロジツールを使用してブラウザを介してユーザに送られる。
【0062】
1.コスト分析モジュール
コスト分析モジュール70の主な機能は処置、テスト及びその他の患者ケアプロセスを実行するための実際のコストを表示し、それらの実際のコストの比較画面をユーザの選択した標準(内部のベースライン或いは地方、国内及び国際標準)に提供することである。コスト分析モジュール70はユーザ選択した/定義したコスト目的ツリーより計算された作業コストを分析し、種々のコスト比較をグラフィック及び数値で表示する。作業における損益分岐点、利益及び損失を示す従来の標準的経理報告及び実際のグラフをも表示する。データ交換モジュール50に新たなデータがアップロードされる度に計算されたコストは動的にアップロードされる。コスト分析モジュール70は最下レベルでコストを見るために、ユーザにより提供された各プロダクトの正確なコストをユーザに「ドリルダウン」させる。例えば、病院の経営におけるマネージャが任意の所定の時間に病院の研究室で単一のテストを行うためのコストを見ることができる。示されるコストには、特定の場所で特定の器具を使い特定のテストを行うのに必要な直接的、間接的、固定された及び可変のコストが含まれる。これにより、よりコストを有効に分配する政策を決定するのに使用可能な有益な情報が提供される。ユーザは現在のコスト情報を過去の月、3ヶ月、一年前等の過去のコスト情報と比較することができる。
【0063】
図10〜14を参照し、異なるユーザのクエリ(問い合わせ)に応答してコスト分析モジュール70により提供されたコスト分析の結果のグラフィック表示の種々の例を示す。ユーザは、全体のコスト(図11)或いは異なるワークステーション上の任意の処置の特定の要素のコスト(図12)を示すため;ユーザの医療機関において実行された処置のコストと他の場所でのコスト(図13)とを比較するため;特定のワークステーションでのコストの概要を見るため(図14)等の理由で、如何なる期間における任意の特定の処置のための実際のコストとベースラインのコストを表示するように要求することができる(図10)。コスト分析モジュール70は分解分析ツールを提供し分解グラフを表示する。その例を図15に示す。グラフィック表示に加え、このモジュールはユーザスペシフィケーションにより数値画面、OLAP画面及び書面レポートを生成することもできる。本発明は個々のプロダクトレベルでコスト分析を開始できる点が特に重要である。従って、医療機関において如何なるプロダクトも実際に独立した利益センタにすることができる。本発明によるコスト分析はオンラインやリアルタイムで得ても良い。また、ベースラインコスト分析及び以下に示すベンチマークをも提供する。コスト分析はワークステーション及び責任センタのレベルでも行われる。これによりそれぞれを利益センタとすることができる。
【0064】
シミュレーションモジュール
シミュレーションモジュール80は「起こり得る事態」及び予測される予算のためのツールを提供する。このモジュールは以下のような質問に対する解答をユーザに提供する。コスト項目の価格の変化が特定のテスト/器具/部局に属するコストにどのように影響するか(例えば部品製造業者が全ての価格を5%値上げした場合)、特定の部局内のコスト/利用が実行されるテストの量の増加にどのように影響されるか?(例えばラボが新たな契約を結んだ場合)、新たな器具の購入が現在の/予測されるコストにどのように影響するか?、新たなテスト/概要/処置が私たちのコストにどのように影響するか?、あるコスト項目を別のコスト項目に置き換えることが全体のコストにどのように影響するか?(例えば試薬をより安い業者から購入した場合)。ユーザは患者ケアユニット及び如何なる期間のためにもコスト目的のグループ頃に単一のコスト目的のためのシナリオを作ることができる。ユーザは如何なる項目の「新たな」価格、「新たな」量、「新たな」コストを入力することにより異なるシミュレーションを容易に開始することができる。本システムはシミュレーションの結果を後で参照するためにユーザにセーブさせる。本発明の1実施形態によれば、本システムは、収益性を伸ばすために、異なる設備、試薬、補給品或いは従業人を推奨するレコメンダ/アナライザモジュールを更に有する。コスト分析機能はユーザが異なるコスト画面にドリルダウンするのを援助し、レコメンダは何処で或いは何をドリルダウンするかの方向性をユーザに提供する。このモジュールによりユーザは推奨されるプロダクトを全て見ることができ、コストを下げる助けとなり得る特定の提案を見ることができる。各レベル(例えばコスト項目、プロダクト、ワークステーション及び責任センタ)で種々の変更を入力し、どのようにすればこの入力したデータをデータウェアハウス101に既に入力されているデータに対して影響させられるかを知らせるようシミュレーションモジュール80に要求すればシミュレーションを実行することができる。シミュレーションモジュールはデータウェアハウス101上の変更された項目を一時的に変え、シミュレートされた結果を示す要求された画面を提供する(図10〜15)。ユーザ200は行った変更を維持し、それらをデータウェアハウス101に永久的に保持し、以前に受信したユーザのベースラインデータ或いはセットアップ情報を変更するよう決断するかも知れない。例えば、ユーザ200は特定のプロダクトに対して働いたラボディレクトリの時間の変化をシミュレーションするよう決断するかも知れない。このような変化は価格が下がったプロダクトに対してプロダクトコストが下がったり、ユーザ200の競争に有利な地位を増加させる見込みがある。同様に、ユーザ200は幾つかのシミュレーションを保持してより少ない試薬(コスト項目)を特定のテスト(プロダクト)で使用するという結果に至り、これにより固定コスト及びテストの全体的コストを下げるかも知れない。
【0065】
ベンチマークモジュール
本発明のASPアプローチの重要な利点の1つは、他の内外組織ユニットにより提供される類似したプロダクトに対して、あるユニットにより提供される医療処置或いはサービス(即ちプロダクト)の継続的及び比較的測定を可能にするデータウェアハウス101を確立させる能力である。データウェアハウス101は異なるパラメタによる大きなスケールの統計的分析を可能とし、医療産業コストの標準を確立する。本システムはベンチマークモジュール90によりそのようなベンチマーク能力を提供する。モジュール90により提供される分析の例を図16に示す。この例では、CPT#84443のコストが異なるラボ間でベンチマークコストに対して比較される。本システムはユーザに比較する医療機関のサイズ、量、タイプ及び場所を選択させる。図示するように、各コラムを種々のカテゴリ(労力、材料等)に分割しても良い。プロダクトの償却(価格)を示すラインは$5,000のラインの近くに示され、比較テーブルはプロダクトの償却コストとユーザのコストとの間の差違を示す。
【0066】
システム100により提供される上述のサービスとの組み合わせで、本発明は、ニュース、フォーラム、トレーニング、コンサルタント、購入、供給、e取引の機会等の医療に関連する情報及びサービス、またデータネットワークを介する医療機関に関連するサイトへのリンクを提供する医療ポータルを更に有するのが好ましい。特に、本発明は必要な点から直接e取引を開始するのに適している。従って、ユーザが、本発明のアプリケーションモジュールにより提供されるコスト分析或いはコスト制御サービスを使用して特定の項目へドリルダウンする時に、ユーザはそれらの特定の項目を販売するベンダ(供給者)に直接接続することができる。この実施形態によれば、システム100は、提供する項目或いはサービスと、地理上の場所とにより分類分けされたプロバイダのリストを含む更なるデータベースを有する。必要な点から直接e取引を開始するというこのアプローチは、正確で実際的なコスト分析及びシミュレーションツールを提供することにより、一般に、より低いレベルの従業人に、購入に関してより高い決定権限を与えるという本発明の他の態様にも適する。試薬、従業人、使い捨て品、洗濯、発送等の特定のリソースが必要となる時にベンダの種々のウェブサイトを特定のサーバアプリケーション11にリンクさせ、ユーザ200に関連する特定のリンクをポイントしてクリックさせることにより、必要な点から直接e取引を開始することをことにより達成しても良い。このようなサービスのリストは上記メインのコストカテゴリ項目の例を示す表1を見ることにより容易に理解されよう。
【0067】
図17は本発明によるウェブサーバに関連する実態と活動の概要と、それが提供するサービスを示す。本発明は医療機関の全てのレベル(例えば、データ収集レベル、患者ケアレベル、企業及び組織レベル、産業レベル)で採用することができる。
本発明は以上で詳細に図示及び記載したものに限定されないことは当業者であれば理解できよう。本発明の範囲は以下の請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】医療産業の階層構造の概略図である。
【図2】本発明により提供されるコスト分析及びコスト管理サービスの概略図である。
【図3】本発明の好適な実施形態による医療産業のコスト分析システムの構成図である。
【図4】図3の好適な実施形態による方法の主な工程を示す高レベルフローチャートである。
【図5】本発明により定義される機関の階層構造を示す。
【図6】本発明によるプロダクトコストツリーの構造を示す。
【図7】図7Aおよび図7Bは、間接的コスト項目の計算例を示す。
【図8】図8A〜図8Cは、ユーザに機関構造、コスト項目及びプロダクトコストツリーを定義させるためのセットアップモジュールの画面を示す。
【図9】図9A〜図9Cは、活動データを本発明のシステムにアップロードするためのデータ交換モジュールの画面を示す。
【図10】コスト分析、シミュレーション及びベンチマークモジュールにより提供されるグラフィックデータ出力の例を示す。
【図11】コスト分析、シミュレーション及びベンチマークモジュールにより提供されるグラフィックデータ出力の例を示す。
【図12】コスト分析、シミュレーション及びベンチマークモジュールにより提供されるグラフィックデータ出力の例を示す。
【図13】コスト分析、シミュレーション及びベンチマークモジュールにより提供されるグラフィックデータ出力の例を示す。
【図14】コスト分析、シミュレーション及びベンチマークモジュールにより提供されるグラフィックデータ出力の例を示す。
【図15】コスト分析、シミュレーション及びベンチマークモジュールにより提供されるグラフィックデータ出力の例を示す。
【図16】コスト分析、シミュレーション及びベンチマークモジュールにより提供されるグラフィックデータ出力の例を示す。
【図17】本発明によるウェブサーバに関連する実態及び活動の概要を示す。
Claims (47)
- 少なくとも一人のユーザと、CPUと記憶装置を備えると共に医療産業のための活動に基づくコスト分析及びコスト制御サービスを提供するコンピュータサーバシステムとを有するデータ通信ネットワークにおいて、前記システムは、
ユーザに活動データを前記コンピュータシステムにアップロードさせるデータ交換モジュールと、
前記機関構造とプロダクトコストデータへの前記プロダクトツリーに従って、前記活動データを処理する分析エンジンと、を含むシステム。 - ユーザに機関構造、プロダクトコストツリー及びユーザの経営の詳細を定義させるセットアップモジュールを更に含む、請求項1のシステム。
- レポジトリデータベースを更に有し、該レポジトリデータベースは、アナライザリストと、医療プロダクトリストと、前記リストにおける各プロダクトに対応する定義前のプロダクトコストツリーとを含む医療に関連するデータを有し、前記セットアップ手段は前記レポジトリデータベースにアクセス可能であることを含む、請求項1のシステム。
- ユーザの機関構造とカスタマイズされたユーザのプロダクトツリーを記憶するための前記セットアップモジュールに結合されたセットアップデータベースを更に含む、請求項1のシステム。
- ユーザの活動データを記憶するための前記データ交換モジュールに結合された活動データベースを更に含む、請求項1のシステム。
- 前記プロダクトコストデータを記憶するためのデータウェアハウスを更に含む、請求項1のシステム。
- 前記データウェアハウスは多次元データベースである、請求項6のシステム。
- プロダクトコストツリーは階層構造において、プロダクトの生産に関連するコスト項目を有し、各コスト項目はベースライン量か、或いはベースライン量に関連するコスト項目を計算するための処方に関連する、請求項1のシステム。
- 前記機関構造は責任センタ、ワークステーション及びプロダクトに関して定義され、各プロダクトはワークステーションにリンクされ、各ワークステーションは責任センタにリンクされている、請求項1のシステム。
- 前記活動データは消費データ、実行データ、項目価格データ及び選択的償却データを含む、請求項1のシステム。
- 前記データ交換モジュールは前記活動データの手動によるアップロードを可能とする手段を含む、請求項1のシステム。
- 前記データ交換モジュールは前記ユーザのコンピュータシステムに存在する情報ソースファイルをユーザに定義させる手段を含み、前記情報ソースファイルはユーザの活動データを含む、請求項1のシステム。
- 前記データ交換モジュールはユーザの活動データを前記サーバコンピュータシステムに自動的にアップロードすべく前記ユーザシステムに存在する既存の情報システムに統合する、請求項12のシステム。
- 前記分析エンジンはユーザ消費及び実行データに従いプロダクトツリーよりなるコスト項目の実際の量を計算するアルゴリズムを有し、これにより実際の量はベースラインコスト項目量にコスト項目消費のバイアスをかけることにより計算され、前記バイアスは実際の消費と予測される消費との比である、請求項1のシステム。
- コスト分析モジュールを更に含み、該コスト分析モジュールは前記分析エンジンにより発生し前記データウェアハウスに記憶された情報を提供し、それによりコスト分析情報をユーザに提供することを含む、請求項1のシステム。
- 前記コスト分析情報はリアルタイムでユーザに発生及び提供される、請求項16のシステム。
- シミュレーションモジュールを更に含み、該シミュレーションモジュールは前記分析エンジンにより発生し前記データウェアハウスに記憶された情報を提供し、それによりシミュレーション及び予算の予測をユーザに提供することを含む、請求項1のシステム。
- ベンチマークモジュールを更に含み、該ベンチマークモジュールはデータウェアハウス及びレポジトリに記憶されたデータを統合して種々のユニットの比較を表示することを含む、請求項1のシステム。
- 必要な時点でe取引を開始するモジュールを更に含む、請求項1のシステム。
- 前記データ通信ネットワークはインターネットである、請求項1のシステム。
- 前記データ通信ネットワークはLANである、請求項1のシステム。
- 複数の医療プロバイダコンピュータシステムと、前記医療プロバイダのために活動に基づくコスト分析及びコスト制御サービスを提供するための、クライアントシステムにより前記コンピュータシステムにアクセス可能なサーバコンピュータプラットフォームに構築された方法を含むデータ通信ネットワークにおいて、前記方法は、
i)活動データを受信してそれをデータベースに記憶する工程と、
ii)ユーザからコスト分析タスクの要求を受けると、機関構造に関連するデータに従って前記活動データを処理して、前記コスト分析タスクに従ってコスト分析の結果を得る工程と、を含む方法。 - 機関構造、プロダクトツリー及び経営の詳細を収集して定義するためのセットアップモジュールをユーザに提供するための工程を更に含む、請求項23の方法。
- 前記ユーザの前記機関構造に関連するデータを受信する工程を更に含む、請求項23の方法。
- 前記ユーザの前記機関構造に関連するデータをデータベースに記憶させる工程を更に含む、請求項23の方法。
- 前記データベースはユーザセットアップデータベースである、請求項26の方法。
- 所定回数の活動データを前記サーバコンピュータプラットフォームにアップロードするモジュールをユーザに提供する工程を更に含む、請求項23の方法。
- 活動データをアップロードするモジュールをユーザに提供する前記工程は、アップロードされたファイル記述を生成し前記アップロードプロセスを構成することにより、アップロードすべきファイルを準備する工程と、
前記ファイルを前記サーバにアップロードする工程と、を含む、請求項28の方法。 - 前記活動データは未処理である、請求項28の方法。
- 活動データを記憶する前記データベースはユーザ活動データベースである、請求項23の方法。
- 種々のコスト分析、シミュレーション、予算作り、及びベンチマークタスクを要求するモジュールをユーザに提供する工程を更に含む、請求項23の方法。
- 前記活動データの処理はコスト分析モジュールにより実行される、請求項23の方法。
- 前記コスト分析モジュールはベースラインコスト項目量にコスト項目消費のバイアスをかけることにより実際の量を判断し、該バイアスは実際の消費と予測される消費との比である、請求項32の方法。
- データ通信ネットワークを通じて結果をユーザに送る工程を更に含む、請求項23の方法。
- 少なくとも一人のユーザと、医療産業のための活動に基づくコスト分析及びコスト制御サービスを記憶するためのコンピュータ機関構造を有するデータ通信ネットワークにおいて、前記機関構造は記憶装置を有すると共に少なくとも1つのCPUに接続され、前記機関構造は、
少なくとも1つの責任センタと、及び
各責任センタ用の少なくとも1つのワークステーションと、
各ワークステーション用の少なくとも1つのプロダクトコストツリーとを有し、前記プロダクトコストツリーは該プロダクトコストツリーに関連するデータを保持する少なくとも1つのコスト項目に関連することを含む構造。 - 前記プロダクトコストツリーは前記コスト項目に関連する処置のコストを計算するための量及び割り当て処方により定義された手順である、請求項37の装置。
- 前記プロダクトコストツリーは前記コスト項目に関連するサービスのコストを計算するための量及び割り当て処方により定義されたサービスである、請求項38の装置。
- 前記プロダクトコストツリーは少なくとも1つのメインコストカテゴリと少なくとも1つのサブレベルカテゴリを有する、請求項37の装置。
- 前記メインコストカテゴリは予め決定され固定されている、請求項40の装置。
- 前記サブレベルカテゴリはフレキシブルである、請求項40の装置。
- コスト項目はプロダクトの生産に関連する直接的コストである、請求項37の装置。
- コスト項目は少なくとも1つの責任センタを作動させる全体の支出に関連する間接的コストである、請求項37の装置。
- コスト項目は項目の量が変化しても変化しない固定されたコストである、請求項37の装置。
- コスト項目は項目の量が変化すると変化する可変のコストである、請求項37の装置。
- コスト項目は項目コストのために定義されたベースライン量に関連する量に関する情報と、コスト項目に関連するコストを割り当てるための割り当て基本処方とを含む、請求項37の装置。
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