JP2004520787A - ビーコンによる合意のデータ配送 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信システムが、無線メッセージの送信が可能な第1のビーコンデバイス(12)および第2のビーコンデバイス(14)と、そのようなメッセージの送信を受信することが可能な少なくとも1つの携帯デバイス(10)とを有してぃる。第1のビーコンは、第1の送出到達範囲(B.1)に、ブルートゥースのような第1の通信プロトコルに従って、一連の照会メッセージ(INQ)を送出するように配置されている。携帯デバイス(10)は、そのような照会メッセージを検知して、その携帯デバイスの識別子で応答する。次に、第1のビーコンデバイス(12)が、受信した識別子を第2のビーコン(14)に送信し、第2のビーコン(14)と携帯デバイス(10)とは、携帯デバイス(10)が第2のビーコン(14)のそれぞれの第2の送出到達範囲(B.2)内にあり、かつ、携帯デバイス識別子を受信している第2のビーコン(14)によってトリガされたときに、サービスの対話を実行するように構成されている。第1の送出到達範囲(B.1)および第2の送出到達範囲(B.2)のなかの少なくとも1つは、ユーザが、携帯デバイス(10)を、それぞれの送出到達範囲内に置いたときしか対話できないほどに、相対的に短い。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器のユーザ、とりわけ、それに制限するものではないが、携帯電話や適切に装備されたPDA(Personal Digital Assistant)のような移動体通信デバイスのユーザに提示されるサービスに関するものである。本発明は、さらに、そのようなサービスを配送するための方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、移動体電話ネットワークへの世界的に大きな加入者の増加が見られており、また、技術の進歩および機能性の拡張によって、セルラ電話は、私的で、信頼できるデバイスになってきている。この結果として、モバイル情報社会が発展し、個人向けおよび特定の場所に局限されたサービスが、ますます重要になってきている。そのような”Context−Aware(環境適応型)”(CA)移動体電話は、ショッピングモールのような場所で、低電力で短到達範囲の基地局とともに使用され、その場所に特有の情報を提供する。この情報には、現地の地図、近くの店やレストランについての情報などが含まれていたりする。ユーザのCA端末は、あらかじめ記憶しているユーザ選好にしたがって受信した情報をフィルタするように装備されることもあり、ユーザは、特定の関心のあるデータ項目が受信された場合しか、通報を受けない。
【0003】
ラジオビーコンを実装する現存のやり方では、デバイスを見つけ出すことから始まって、次に、同じデバイスを用いて情報の実際の送信を後続する、2段階接続プロセスを実行する。そのようなシステムの構築に利用可能な技術/プロトコルの1つであるブルートゥース(Bluetooth)は、送信を起こすことができる前に、デバイスを見つけ出す段階が完了することを必要とする。動的な移動環境の中で使用した時、このプロセスが取る時間は、しばしば、そのデバイスが到達範囲内にある実際の時間よりも長くなることがあり、その結果、情報が、クライアントに達しなくなる。
【0004】
この問題に取り組むシステムが、優先日2000年6月26日で出願され、本出願の優先日に公開されていない国際特許出願番号EP01/06949、発明の名称 ’Local Data Delivery Through Beacons’(代理人整理番号Ref. PHGB000112)に記述されている。そのシステムは、無線メッセージの送信が可能な第1および第2のビーコンデバイスと、そのようなメッセージの送信を受信することが可能な少なくとも1つの携帯デバイスとを有し、当該第1のビーコンが、第1の通信プロトコルに従って一連の照会メッセージを送出するように配置され、当該少なくとも1つの携帯デバイスが、そのような照会メッセージを検知して、前記携帯デバイスの識別子で応答するように配置され、当該第1のビーコンデバイスが、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信するように配置され、当該第2のビーコンと携帯デバイスとは、前記携帯デバイスの識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、サービスの対話を実行するように構成されている通信システムを備えている。
【0005】
上述のことは、ポータブルデバイスに、照会プロセスとページングプロセスとの両方の過程を経ることを要求するけれども、連続的に照会パケットを出すという第1のビーコンの能力は、進行をより迅速にする。さらに、第2のビーコンに全ての対話を統御させることによって、第1のビーコンは、ページメッセージを出すために動作を休止する必要もないし、対話型輸送を可能にするために停止する必要もない。その結果、携帯デバイスは、第1のビーコンが照会モードに入るのを待つ必要が決してなく、それは、相当な節約を意味する。
【0006】
移動体電話、タグデバイス、あるいは、PDAデバイスへのRF、IR、あるいは、広域ネットワーク上の情報の送り込み(勝手に送りつけられる配送)は、それが消費者によって受理される(および、消費者に受理可能になる)ためには、事前の同意、および、オプション的にはさらに、プロフィール紹介による選択を必要とする。勝手に送りつけられる「がらくたの」通報や提示は、直ちに拒絶される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前もっての、あるいは送り込みが配送されることになる場所における、セントラルシステムとの対話に関係する同意プロセス自体および選択は、ユーザのハンドセットの身元の宣言に加えて、通りがかりのユーザの側に提示禁止の骨折りを強いることもある。あるいは、望まないカテゴリーの送り込まれる電子提示を阻むために、ユーザによって、自分のハンドセットに、フィルタが編入されることもある。このことは、それらがはいる場所に的確な自己負担のフィルタを選択するユーザの思案と骨折りとを要求するであろう。結果として、その場所にいるユーザ全てによって阻止される運命を持って送り込まれる提示および信号を生成するような非能率的なシステムを生じることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明の1つの目的は、対話のためのサービスのユーザ選択が相対的に単純に成就される、ビーコンを介するデータサービスの配送のためのシステムを提供することである。
【0009】
本発明によれば、無線メッセージの送信が可能な第1および第2のビーコンデバイスと、そのようなメッセージの送信を受信することが可能な少なくとも1つの携帯デバイスとを有する通信システムであって、当該第1のビーコンが、第1の送出到達範囲に、第1の通信プロトコルに従って、一連の照会メッセージを送出するように配置され、当該少なくとも1つの携帯デバイスが、当該第1の送出到達範囲内にあるとき、そのような照会メッセージを検知して、前記携帯デバイスの識別子で応答するように配置され、当該第1のビーコンデバイスが、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信するように配置され、当該第2のビーコンと携帯デバイスとは、前記携帯デバイスが前記第2のビーコンの第2の送出到達範囲内にあり、かつ、前記携帯デバイスの識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、サービスの対話を実行するように構成され、前記第1および第2の送出到達範囲のなかの少なくとも1つは、相対的に短い送出到達範囲であるシステムが、提供される。相対的に短い送出到達範囲を使用するということは、ユーザが、単純に、ビーコンに近づくか、あるいは、それから離れているかによって、対話するか否かを選択することができるということを意味する。さらに、エリアごとに競合するビーコン信号の大きさが、減少する。
【0010】
相対的に短い送出到達範囲は、数センチメートルから数メートルであってもよく、また、調整可能であってもよいが、前記携帯通信デバイスのユーザが、対話を可能にするために、前記第1および/または第2のビーコンの位置に関して、前記デバイスを慎重に置くことを要する程度であるのがふさわしい。第1および第2の送出到達範囲のうちの1つは、他に比して相対的に短くてもよく、それによって、より長い距離の対話には合意の登録を、あるいは、連続するより短い距離の合意の対話には包括的な登録を保持することが可能である。
【0011】
前記第1のビーコンと携帯デバイスとの間の照会メッセージと識別子との交換は、1つ以上のサービスの対話タイプの内訳を含んでもよく、前記第2のビーコンと携帯デバイスとの間に複数の形のサービスの対話が、保持され、それらの複数の形のうちの1つ以上が、前記含まれている1つ以上のサービスの対話タイプの内訳に依存して抑制される。また、ユーザが、データサービスを、彼らが受信したいと望むか否か特定することができるようにすることによって、携帯デバイスへのメッセージ送信の大きさは、さらに減少する。
【0012】
前記第1のビーコンは、携帯デバイスの識別子を受け取って、前記携帯デバイスの前記ユーザに、前記デバイスが前記第2のビーコンとの対話のために登録されたことの指示を提供するように配置されてもよい。そのような指示は、前記ユーザに示される聴覚信号または視覚信号を有していてもよく、あるいは、それは、前記携帯デバイスに送信されるデータ信号の形式であってもよい。
【0013】
前記携帯デバイスと第2のビーコンとの間の前記サービスの対話は、前記携帯デバイスと第1のビーコンとの間の照会メッセージと識別子との前記交換と異なる通信機構(例えばRFまたはIR)を介して、および/または、異なる通信プロトコル(例えばブルートゥース、802.11、HomeRF、Zigbee)にしたがって、遂行されてもよい。前記第1の通信プロトコルは、ブルートゥースメッセージングを適切に有してもよく、前記第1のビーコンデバイスは、あらかじめ定められた時間間隔(クロック)で連続する頻度で一連の照会メッセージを送出するように構成され、当該第1のビーコンデバイスのためのクロック情報が、当該補足的なデータフィールドによって伝えられるデータに含まれている。
【0014】
前記システムは、各々が前記第1のビーコンから識別子を受信するように配置された、複数の第2のビーコンデバイスを有してもよい。
【0015】
対話を終了させるために、携帯デバイスの前記識別子が、前記携帯デバイスが再度、前記第1の送出到達範囲内にきたとき、前記第2のビーコンから削除されてもよいし、あるいは、前記システムは、それぞれの第3の送出到達範囲を持ち、かつ、前記第2のビーコンと連絡している第3のビーコンをさらに有し、携帯デバイスの前記識別子が、前記携帯デバイスが前記第3の送出到達範囲内にきたとき、前記第2のビーコンから削除されてもよい。
【0016】
本発明は、さらに、上に列記した通信システムに用いるための通信インフラストラクチャであって、第1および第2のビーコンデバイスと、それらの間の相互連絡とを有するインフラストラクチャにおいて、当該ビーコンデバイスが、当該少なくとも1つの携帯デバイスへの無線メッセージの送信が可能であり、当該第1のビーコンは、当該第1の送出到達範囲に、第1の通信プロトコルに従って、一連の照会メッセージを送出し、当該携帯デバイスの携帯デバイス識別子を含む任意の応答メッセージを検知し、そして、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信するように動作可能であり、当該第2のビーコンは、前記携帯デバイスが当該第2の送出到達範囲内にあり、かつ、前記携帯デバイス識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、当該携帯デバイスとサービスの対話を実行するように構成されている通信インフラストラクチャを提供する。
【0017】
さらに、本発明によれば、携帯通信デバイスのユーザが、無線メッセージの送信が可能な少なくとも第1および第2のビーコンデバイスを含有する環境において、ビーコンデバイスとサービス対話を実行することを可能にするための方法であって、
【0018】
第1のビーコンが、第1の送出到達範囲に、第1の通信プロトコルに従って、一連の照会メッセージを送出する過程と、
【0019】
ユーザの携帯デバイスが、当該第1の送出到達範囲内にあるとき、そのような照会メッセージを検知し、かつ、前記携帯デバイスの識別子で応答する過程と、
【0020】
前記第1のビーコンデバイスが、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信する過程と、
【0021】
前記第2のビーコンと携帯デバイスとが、前記携帯デバイスが前記第2のビーコンの第2の送出到達範囲内にあり、かつ、前記携帯デバイス識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、当該サービスの対話を実行する過程であって、前記第1および第2の送出到達範囲のなかの少なくとも1つは、相対的に短い送出到達範囲である過程と、を有する方法が、提供される。
【0022】
前記携帯デバイスと前記第2のビーコンとの間に、複数の相異なる種々のサービスの対話が、保持され、前記携帯デバイスと第1のビーコンとの間の照会メッセージと識別子との交換過程が、前記利用できるサービスの対話のうちの1つ以上のユーザ選択を可能にする過程を含有してもよい。その可能にする過程は、前記ユーザ選択をなすために利用可能な、相異なる種々のサービスの対話のメニューをユーザに対して利用可能にする過程を有してもよい。
【0023】
そのようなメニューに関して、前記メニュー項目が、順次的に紹介され、ユーザが、前記携帯デバイスを、前記第1の送出到達範囲の内部または外部に位置させることによって、それぞれ、1項目を選択または非選択してもよい。
【0024】
本発明のさらなる観点および有利な点が、添付される請求項、本明細書で言及されており、以下に提示される開示に列記される。
【0025】
【発明の実施の形態】
発明の好ましい実施例が、ここで、例としてのみ、また、添付の図面と関連して、記述される。
【0026】
以下の記述では、特に、ビーコンから携帯デバイス(電話であれ、PDAであれ、あるいは、他のものであれ)へのメッセージの通信のためにブルートゥースプロトコルを利用したCAアプリケーションを考慮する。認識されるように、本発明は、ブルートゥースデバイスに限定されることなく、他の通信配置、とりわけ(排他的ではないが)、周波数ホッピングシステムに適用可能である。相互に連絡した照会機ビーコンと対話機ビーコンとのシステムの詳細な道具立て、および、同じそれらと協同動作する携帯デバイスの観点の詳細が、上に参照した国際特許出願番号EP01/06949、発明の名称 ”Local Data Delivery Through Beacons”(その開示がここでも参照される)に、より詳細に記述されている。
【0027】
図1は、1対の相互に連絡した低電力で短到達範囲のタイプの基地局すなわちビーコン12, 14とともに使用されているCA移動体電話10のブロック線図である。そのような配置は、1つのビーコンが移動体デバイスに情報キーをダウンロードし、現地の地図や、近くの店およびレストラン等についての情報のような、その場所に特有の情報を提供するために、ショッピングモールのような場所に置かれてもよい。情報キーは、完全な情報源への参照を提供する小さなデータオブジェクトであり、そして、それは、いくつかのあらかじめ定められたフィールドの形をしており、その1つは、ユーザに提示される短い1片の記述的なテキストを含んでいる。他の1つのフィールドは、ある形のポインタまたはアドレス(例えばURLまたは電話番号)である。他の補充的なフィールドは、どのようにデータがユーザに提示されるか、また、どのようにアドレスが利用されるか、を制御してもよい。認識されるように、適切なキーを待ち受けることは時間を浪費することになることもあるであろうし、また、望まないキーを受け取ることはユーザに好ましくないこともあるであろうけれども、ビーコンは、通常、周期的に、各々が一般に相異なるサービスに関係しているいくつかのこれらのキーを送出している。
【0028】
CA端末(電話10)とCA基地局(ビーコン12, 14)との間の通信は、2つの形:’push’および’pull’を取る。’push’モードでは、照会情報が、ビーコン12によって、B.1で指示されている到達範囲内にある全ての携帯端末10に、16で指示されている短い「キー」の形で、送出される。電話10は、到達範囲内にあれば、第1のビーコン12に自身の識別子を送ることにより照会キーに応答し、その後、それは、第1のビーコンが照会キーを流し続けている間に、第2のビーコン14に会話を移す。その(各)第2のビーコン14は、B.2で指示されている、それぞれの送出到達範囲を持っており、それぞれの第2のビーコンの送出到達範囲は、互いに分離している(示されているように)か、または、部分的に重なり合っている。
【0029】
ユーザは、キーに含まれているよりも多くの情報を得たいと思うこともあるかもしれない。ここで、’pull’モードは、ユーザが、サーバ18(必ずしもCA使用のために特別に構成される必要はない)との接続をセットアップし、端末10に受け取る情報を積極的に要求することを可能にする。したがって、このモードは、通常、対話型である。
【0030】
上述のように、本実施例の場合には、1つのビーコン12は、「照会機」ビーコンとラベル化され、そして、それは、絶えずブルートゥース照会メッセージ16を送信する。(各)他のビーコン14は、「対話機」ビーコンとラベル化され、要求のあり次第、1対1ベースで端末10と通信することが可能である。ここで、照会手続きは、照会機ビーコン12によって実行され、ページング手続きは、対話機ビーコン14によって実行される。このように機能を委譲することによって、そうでなければピコネットに連結しようとするなかで失われる相当量の時間を節約することが可能である。
【0031】
本発明は、照会機配置および対話機配置のコンセプトに、サービス(情報、通報など)を受けるための合意登録に低電力RFあるいはブルートゥースラジオを使用するコンセプトを加えるものである。低電力の対話機ラジオあるいは照会機ラジオは、固定ビーコン12が移動体デバイス10を見つける(照会走査あるいはページング走査を介して)ためには、移動体デバイス10が固定ビーコン12の到達範囲の近傍あるいは極く近傍に故意に持ってこられなければならないことを必要とする。このデバイスが見出されると、次いで、移動体デバイス10への他の対話機ラジオ(群)14による、連続的な情報の送信が始動する。低電力の到達範囲B.1は、例えば、非常に低い(cm)レンジ(カード読み取り機スタイルの登録)から、大規模地域では3メートル乃至さらには10メートルに至る1メートルレンジ(登録に無理のない時点は、入場ゲートを通り抜けるときである)まで、調整可能であってもよい。同様に、脱登録(即ち、対話機14から携帯の識別子を削除すること)のために、様々な方法、例えば、低電力のラジオを備えたリーダ(ビーコン12)の前で再び移動体デバイス10をスワイプする方法、移動体デバイスが出口ゲート(論理上の、あるいは、実際の)を通り過ぎたことを検出する方法、タイムアウトを使用する方法、および、上述の出願番号EP 01/06949に列記されている他の技術を使うことができる。
【0032】
第1の「照会機」デバイス12(例えば入口ドアにおける)で登録するスワイププロセスが、ユーザに対して、一連のブロードサービスタイプの定期的な展示(画面上の)と同時になされることが可能であることは、認識されるであろう。サービスカテゴリ(あるいはビーコンを備えている場所)も、登録「スワイプ」に先立って、画面上の部分集合選択用(例えば、タッチ画面上で選ばれたチェックボックスを埋めるため)のメニュー内に展示してもよい。そうすると、ユーザは、送り込まれた提示を受け取るために、彼/彼女が、どの利用可能なサービスあるいは場所に同意するかに関して、より入念に選択することができる。同意登録の成功の確認は、低到達範囲のアクセスポイント上への聴覚的な、あるいは、視覚的なフィードバックによって、あるいは、移動体デバイスに送信された信号(例えば、ブルートゥースリンクを通して)によって与えられてもよい。
【0033】
ユーザがサービスあるいはサービスカテゴリあるいはビーコンを選択するために(かつ、そのような選択のためにのみ)、ユーザのブルートゥースデバイスIDが、関与するビーコンに与えられる。それらのビーコンが対話機ラジオ14であれば、登録されたブルートゥースデバイスIDを使用し、かつ、ブルートゥース照会プロセスを省いて、対話は、即時に可能である(携帯10が到達範囲B.2内にあるという条件で)。
【0034】
そうでなければ、ユーザが自分のブルートゥース「スワイプ」によって同意してしまったならば、局所的な情報(商業的機会あるいは社会的機会)の連続的に送り込まれた信号が、どんなブルートゥースビーコンを介するのでもなく、SMS、WAPあるいは任意の他の広域ネットワーク(例えば802.11を含んで)を介して、携帯に配送されてもよい。そのような場合には、システムは、例えば事前登録によって、携帯のブルートゥースデバイスIDと、それらの広域アドレス(電話番号)とを適切に関連付ける。
【0035】
スプリットビーコンアプリケーション技術(split beacon technique of application)は、2台のラジオにまたがって、照会およびページング/対話のブルートゥースハンドシェーキングプロセスを分割する。これらのラジオのどちらか、あるいは、両方は、本発明によれば、故意にその到達範囲を縮小している。例えば、
【0036】
− 1つの低レンジのスワイプ登録ポイント「照会機」ブルートゥースラジオ12と、1つ以上の10 m(あるいは、より大きな)レンジの「対話機」ブルートゥースラジオ14、あるいは、
【0037】
− 1つの10 mレンジ照会機ラジオ12と、1つ以上の低レンジ(即ち、< 5 m)の対話機ラジオ14。この場合、ユーザブルートゥースIDは、照会機12によって既に見付けられており(時間を節約するために)、ユーザは、第2の対話機ビーコン(群)から、自分の携帯10をそのすぐ近くに持ってくることにより、送り込まれたメッセージ(あるいは、広域ネットワークで配送されたサービスを始動させるためのポインタ)を連続的に収集することができる。
【0038】
図2は、メッセージ送信の順序を(括弧内の数字によって)図解している2ビーコンシステムのブロック線図である。この基本的なシステムでは、1つの照会機ビーコン12と1つの対話機ビーコン14があるが、ただし、以下を読むことにより、いかにして、このシステムが、複数のビーコンおよび対話機のネットワークで結ばれたインフラストラクチャに拡張できるかということは、容易に見て取れる。照会機ビーコン12は、ビーコンの到達範囲B.1内にいる任意のクライアント(携帯デバイス)の身元を知るために使用される照会パケットを、絶えず送信している(1)。クライアント10が到達範囲に入ると、それは、自分の身元に関する情報を照会機に与えて、その照会に応答する(2)。
【0039】
次に、判明したクライアントに関する情報は、安全なチャネルを通じて(通常、固定インフラストラクチャを通じて)、対話機ビーコン14(クライアントに情報を送信することだけに関連するビーコン)に送信される(3)。その後、この対話機ビーコン14は、クライアント10が第2の送出到達範囲B.2内にいれば、クライアント10が応答する、クライアントの身元を含むページメッセージを出すことによりサービスの対話を始める(4)。
【0040】
クライアントは、照会プロセスとページングプロセスとを経なければならないが、照会機12が連続的に照会パケットを出すことができるという事実は、プロセスを非常に迅速にする。全ての対話のために独立したビーコン14を使用するということは、照会機12が、ページメッセージを出すために休止する必要もなければ、対話型輸送を可能にするために停止する必要もないということを意味する。したがって、クライアントは、照会機が照会モードにはいるのを待つ必要が決してない。これは、それ自体、相当な時間の節約である。追加おまけとして、対話機ビーコン14は、ページメッセージを出す前に照会サイクルが完結するのを待つ必要がなく、ここでも同様に、数秒間を節約することができる。さらなる追加おまけとして、B.1あるいはB.2として短い到達範囲を持って、合意の登録あるいは対話を保持することによって、ユーザは、全く興味のないサービスとの対話にはいることを簡単に避けることができる。
【0041】
場所特有のコンテンツがクライアントに送られるように、複数の対話機14を、1つの照会機12に関連付けることができる。2ビーコンシステムでのように、照会機はクライアントの身元をネットワーク内の全ての対話機に伝える。このことは、クライアントがネットワークの到達範囲内に残っている限り、クライアントは、全く照会プロセスを一度経るだけでよいということを意味する。
【0042】
対話機がクライアントの身元を知れば、それらはサービスの対話を実行するタスクを始めることができる。それらは全て、全てのクライアントに間断なくページングすることができる。クライアントが1つの対話機の到達範囲B.2内に移動していくと、クライアントは、その対話機とのリンクをセットアップすることによって、そのページングに応答する。他の対話機は、通常、そのリンクが取り除かれるまで、そのクライアントへのページングを中止する。もっと高度なページングスキームでは、ユーザが1つ以上のセルを通って移動しなければならない領域では、すぐ近くのセル内のみのページメッセージしか送信されず、その後、ユーザは、より遠方に位置するセル(ページメッセージを送出していない)に達することができる。このように、大規模システムが、経済的にページングを行なうことができる。さらに、本明細書を読んだ当業者によって容易に理解されるように、他のページングストラテジーも、可能である。
【0043】
以下に言及されるように、また、図3に図解されるように、2つ以上の照会機ビーコン12.A, 12.Bが、システムの一部であってもよい。ショッピングモールは、建物の各入口にその1つを置いて、例えば、多くの店の各々に対しては、それぞれ、対話機ビーコン14.A − 14.Fを備えてもよい。当然ながら、そのような分散型システムでは、どの照会機ビーコン12.A, 12.Bで、クライアント端末が照会プロセスを完了するかは、重要なことではない。システムからの脱登録を設けるために、第3の種類のビーコン20.A/Bが、ここでも携帯デバイスを検知し、システムからその登録を取り除くように、入口に設けられてもよい。認識されるように、この観点は、1番目、3番目、5番目等に登録し終えている携帯が到達範囲B.1内に来た2番目、4番目、6番目等に携帯デバイス識別子を取り消すことで、照会機ビーコン12.A/Bによって同様に十分に実行することができる。
【0044】
ショッピングセンタのドア近くの照会機端末12.A/Bの到達範囲B.1が、センタに入ってきた全ての携帯をカバーする(そして検知する)ほど大きくなければ、携帯は、それがショッピングモール(あるいはビーコンが置かれている他のエリア)に入ったときに照会プロセスを受けなくてもよく、例えばショッピングセンタ内の補足的な照会機ビーコン12.C/Dからの、興味のある送出メッセージを見付けるような時間まで延期してもよい。
【0045】
他のいくつかの機能は、分散型固定部ネットワーク(distributed fixed part network)を利用することができる。これらのうち、最も重要なものの1つは、ハンドオーバ、即ち、ハンドオフと呼ばれる。この機能は、リンクをアクティブにしている端末が、理想的にシームレスに、破線100で表わされているように、リンクを、1つの固定セル14.Aから別の固定セル14.Bに切り替えることを可能にする。固定側で端末の身元およびリンク機能の管理を分散することによって、大エリアで、多数のセルが固定されたネットワーク内のハンドオーバが、ブルートゥースおよび同様のプロトコルにおいて可能になる。
【0046】
本発明のさらなる観点が、図4, 5, 6に示されている。図4において、照会機12は、エリアにはいっている到達範囲内の全ての携帯の識別子を取り込むために、対話機14の到達範囲よりも大きな到達範囲B.1を持っており、ユーザが、対話機の低到達範囲B.2内に携帯デバイス10を持ってくることを決定する(あるいは、決定しない)ことによって、合意の対話が起こる。
【0047】
図5, 6は、本発明のさらなる観点を示している。対話サービスの選択を可能にするために、照会機は、ユーザに、次々に順次に移動する可動カーソル38を備えた、利用可能なサービス選択肢32, 34, 36のメニュー30を送ってもよい。そうすると、ユーザは、カーソル38が希望の選択肢と並んでいるとき、第1の送出到達範囲B.1内に携帯デバイス10を移動させることにより、メニューから選択を行なうことができる。照会機12は、携帯10に(あるいは、聴覚的または視覚的な手段を介してユーザに)適切にフィードバック40を供給する。
【0048】
42および44で示されるように、携帯10と照会機ビーコン12との間の通信は、携帯10と対話機14.Aとの間の通信とは異なる機構を利用してもよい。そうでなければ、携帯10と照会機12との間の通信と、携帯10と対話機14.Bとの間の通信とは、相異なる通信プロトコル46, 48に従ってもよい。
【0049】
上述においては、無線メッセージ送信が可能な第1および第2のビーコンデバイスと、そのようなメッセージ送信を受信することが可能な少なくとも1つの携帯デバイスとを有する通信システムが提供されている。第1のビーコンは、第1の送出到達範囲上に、ブルートゥースのような第1の通信プロトコルにしたがって、一連の照会メッセージを送出するように配置されている。携帯デバイスは、そのような照会メッセージを検知し、携帯デバイスの識別子で応答する。次に、第1のビーコンは、受信した識別子を第2のビーコンに送信し、第2のビーコンと携帯デバイスとは、携帯デバイスが、第2のビーコンのそれぞれの第2の送出到達範囲内にあるときであって、携帯デバイスの識別子を受信している第2のビーコンによってトリガされたときに、サービスの対話を実行するように設計されている。第1と第2の送出到達範囲の少なくとも1つは、ユーザが、それぞれの送出到達範囲内に携帯デバイスを置いたときしか対話が可能にならないほど、相対的短い。
【0050】
主要な利点は、セキュリティおよびプライバシーの利点に加えて、このユーザに対して物理的に加えられる同意動作の自然な単純性と明快性である。ユーザは、送り込みに対する自分の開放性が、サービス提示カテゴリーおよび恐らく時間によって制限されているだけではなく、地理的にも制限されていることを認識する。望まれない提示の生成が停止されることによって、システム側にも節約ができ、それに対応して、浪費される電波スペクトルの使用を減少することができる。本技術は、また、少なくとも登録のためにこの技術を保持している閉じた環境内であれば、ハンドセットで、一定の場所に送り込まれる通報、あるいは、望まないサービスタイプに対して設計の正確でないフィルタをかける必要性を軽減する。
【0051】
本開示を読むことによって、当業者には、他の変形も明白であろう。そのような変形には、固定および携帯通信システムの設計、製造、および、使用法において既知である他の観点、ならびに、その中に取り入れられており、本明細書に既に記載した観点に換える、あるいは、加えることのできるシステムおよび構成要素が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を例示するビーコンデバイスおよび携帯デバイスのブロック線図である。
【図2】多数ビーコンのシステム内のメッセージ確立およびハンドオーバを表わすブロック線図である。
【図3】ショッピングセンタまたはショッピングモール内のビーコン配置を線図的に表わしている。
【図4】ビーコンインフラストラクチャの他の構成の線図である。
【図5】図1の実施例の補足の観点を表わしている。
【図6】図3の実施例の補足の観点を表わしている。
【符号の説明】
10 携帯デバイス
12, 12.A, 12.B, 12.C, 12.D 第1のビーコン(照会機ビーコン)
14, 14.A, 14.B, 14.C, 14.D, 14.E, 14.F 第2のビーコン(対話機ビーコン)
16 照会メッセージ
18 サーバ
B.1 第1の送出到達範囲
B.2 第2の送出到達範囲
20.A, 20.B 第3のビーコン
30 メニュー
46, 48 通信プロトコル
Claims (29)
- 無線メッセージの送信が可能な第1および第2のビーコンデバイスと、そのようなメッセージの送信を受信することが可能な少なくとも1つの携帯デバイスとを有する通信システムであって、当該第1のビーコンが、第1の送出到達範囲に、第1の通信プロトコルに従って、一連の照会メッセージを送出するように配置され、当該少なくとも1つの携帯デバイスが、当該第1の送出到達範囲内にあるとき、そのような照会メッセージを検知して、前記携帯デバイスの識別子で応答するように配置され、当該第1のビーコンデバイスが、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信するように配置され、当該第2のビーコンと携帯デバイスとは、前記携帯デバイスが前記第2のビーコンの第2の送出到達範囲内にあり、かつ、前記携帯デバイスの識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、サービスの対話を実行するように構成され、前記第1および第2の送出到達範囲のなかの少なくとも1つは、相対的に短い送出到達範囲であるシステム。
- 当該相対的に短い送出到達範囲は、前記携帯通信デバイスのユーザが、対話を可能にするために、前記第1および/または第2のビーコンの位置に関して、当該デバイスを慎重に置くことを要する程度であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該相対的に短い送出到達範囲が、10メートル以下であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該相対的に短い送出到達範囲が、3メートル以下であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該相対的に短い送出到達範囲が、1メートル以下であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該第1の送出到達範囲が、当該第2の送出到達範囲に比して、相対的に短いことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該第2の送出到達範囲が、当該第1の送出到達範囲に比して、相対的に短いことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 相対的に短い送出到達範囲を持っている前記第1および第2のビーコン、または、それらのなかの1つからの前記送出到達範囲が、調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記第1のビーコンと携帯デバイスとの間の照会メッセージと識別子との交換が、1つ以上のサービスの対話タイプの内訳を含み、当該第2のビーコンと携帯デバイスとの間に複数の形のサービスの対話が、保持され、当該複数の形のうちの1つ以上が、当該含まれている1つ以上のサービスの対話タイプの内訳に依存して抑制されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該第1のビーコンが、携帯デバイスの識別子を受け取って、前記携帯デバイスの前記ユーザに、前記デバイスが当該第2のビーコンとの対話のために登録されたことの指示を提供するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該指示が、聴覚信号を有することを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 当該指示が、視覚信号を有することを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 当該指示が、当該第1のビーコンから当該携帯デバイスに送信される確認信号を有することを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 当該携帯デバイスと当該第2のビーコンとの間の当該サービスの対話が、当該携帯デバイスと当該第1のビーコンとの間の照会メッセージと識別子との交換と異なる通信機構を介して遂行されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該携帯デバイスと当該第2のビーコンとの間の当該サービスの対話が、当該携帯デバイスと当該第1のビーコンとの間の照会メッセージと識別子との交換が遂行される通信プロトコルと異なる通信プロトコルにしたがって遂行されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 各々が当該第1のビーコンから識別子を受信するように配置された、複数の第2のビーコンデバイスを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 当該第1の通信プロトコルが、ブルートゥースメッセージングを有し、前記第1のビーコンデバイスが、あらかじめ定められた時間間隔(クロック)で連続する頻度で一連の照会メッセージを送出するように構成され、当該第1のビーコンデバイスのためのクロック情報が、当該補足的なデータフィールドによって伝えられるデータに含まれていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記携帯デバイスの識別子が、前記携帯デバイスが再度当該第1の送出到達範囲内にきたとき、前記第2のビーコンから削除されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- それぞれの第3の送出到達範囲を持ち、かつ、当該第2のビーコンと連絡している第3のビーコンをさらに有し、前記携帯デバイスの識別子が、前記携帯デバイスが当該第3の送出到達範囲内にきたとき、前記第2のビーコンから削除されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 請求項1の通信システムに用いるための通信インフラストラクチャであって、第1および第2のビーコンデバイスと、それらの間の相互連絡とを有するインフラストラクチャにおいて、当該ビーコンデバイスが、当該少なくとも1つの携帯デバイスへの無線メッセージの送信が可能であり、当該第1のビーコンは、当該第1の送出到達範囲に、第1の通信プロトコルに従って、一連の照会メッセージを送出し、当該携帯デバイスの携帯デバイス識別子を含む任意の応答メッセージを検知し、そして、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信するように動作可能であり、当該第2のビーコンは、前記携帯デバイスが当該第2の送出到達範囲内にあり、かつ、前記携帯デバイス識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、当該携帯デバイスとサービスの対話を実行するように構成されている通信インフラストラクチャ。
- さらに、複数の第2のビーコンを有することを特徴とする請求項20に記載の通信インフラストラクチャ。
- 当該複数のビーコンのうちの1つから他の1つへの、進行中のメッセージ送信セッションのハンドオーバを開始し、発効させるように動作可能なメッセージ管理手段を、さらに有することを特徴とする請求項21に記載の通信インフラストラクチャ。
- 複数の当該第1のビーコンデバイスを、さらに有することを特徴とする請求項20から22のいずれかに記載の通信インフラストラクチャ。
- 携帯通信デバイスのユーザが、無線メッセージの送信が可能な少なくとも第1および第2のビーコンデバイスを含有する環境において、ビーコンデバイスとサービス対話を実行することを可能にするための方法であって、
第1のビーコンが、第1の送出到達範囲に、第1の通信プロトコルに従って、一連の照会メッセージを送出する過程と、
ユーザの携帯デバイスが、当該第1の送出到達範囲内にあるとき、そのような照会メッセージを検知し、かつ、前記携帯デバイスの識別子で応答する過程と、
前記第1のビーコンデバイスが、受信した識別子を当該第2のビーコンに送信する過程と、
前記第2のビーコンと携帯デバイスとが、前記携帯デバイスが前記第2のビーコンの第2の送出到達範囲内にあり、かつ、前記携帯デバイス識別子を受信している前記第2のビーコンによってトリガされたときに、当該サービスの対話を実行する過程であって、前記第1および第2の送出到達範囲のなかの少なくとも1つは、相対的に短い送出到達範囲である過程と、を有する方法。 - 前記第2のビーコンデバイスが、サービスの対話が実行されている携帯デバイスの識別子のリストを保持し、かつ、周期的に更新することを特徴とする請求項24に記載の方法。
- 前記携帯デバイスと前記第2のビーコンとの間に、複数の相異なる種々のサービスの対話が、保持され、前記携帯デバイスと第1のビーコンとの間の照会メッセージと識別子との交換過程が、当該サービスの対話のうちの1つ以上のユーザ選択を可能にする過程を含有することを特徴とする請求項24に記載の方法。
- 前記ユーザ選択をなすために利用可能な、相異なる種々のサービスの対話のメニューをユーザに対して利用可能にする過程を、さらに有することを特徴とする請求項26に記載の方法。
- 前記メニュー項目が、順次的に紹介され、ユーザが、前記携帯デバイスを、当該第1の送出到達範囲の内部または外部に位置させることによって、それぞれ、1項目を選択または非選択することを特徴とする請求項27に記載の方法。
- 前記メニューからの項目の選択を確定するために、ユーザにフィードバックを提供する過程を、さらに有することを特徴とする請求項27に記載の方法。
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