JP2004518336A - ビットインターリーブ化符号化変調(bicm)マッピング - Google Patents

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Abstract

多レベル信号(X)を送信機(10)から受信機(20)へ伝送する伝送システムが記載されている。送信機(10)は、入力信号(i)を信号配置に基づいて多レベル信号(X)にマッピングするマッパ(16)を有している。受信機(20)は、受信された多レベル信号(Y)を上記信号配置に基づいてマッピング解除するデマッパ(22)を有している。上記信号配置は、対応するラベルを持つ複数の信号点を有している。この信号配置は、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dとなるように構成されている。このような信号配置を使用することにより、反復的に復号されるBICM(ビットインターリーブ化符号化変調)システムにおいて、従来の信号配置を用いるよりも大幅に低いエラー率を達成することができる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多レベル信号を送信機から受信機へ伝送する伝送システムに関する。
【0002】
更に、本発明は、多レベル信号を送信する送信機、多レベル信号を受信する受信機、インターリーブされた符号化された信号を信号配置(signal constellation)に従い多レベル信号にマッピングするマッパ、多レベル信号を信号配置に従ってマッピング解除するデマッパ、多レベル信号を送信機から受信機へ伝送する方法、及び多レベル信号にも関する。
【0003】
【従来の技術】
所謂ビットインターリーブ化符号化変調(bit interleaved coded modulation: BICM)方法を採用する伝送システムにおいては、一連の符号化されたビットはチャンネルシンボルに符号化される前にインターリーブされる。その後、これらチャンネルシンボルは送信される。このような伝送システムに使用することができる送信機10の概念図が図1に示されている。この送信機10において、一連の情報ビット{b}を有する信号は順方向エラー制御(FEC)エンコーダ12において符号化される。次ぎに、該符号化された信号{c}(即ち、エンコーダ12の出力)はインターリーバ14に供給され、該インターリーバは上記の符号化された信号を入力ビット{c}の順序を並び替えることによりインターリーブする。インターリーバ14の出力信号{i}(即ち、インターリーブされた符号化された信号)は、次いで、マッパ16に供給され、該マッパは入力ビットをmビットのブロックにグループ化すると共に、これらブロックを、対応するラベルを持つ2の信号配置(signal constellation)点からなるシンボル群にマップする。結果としてのシンボルの系列{x}は多レベル信号であり、該信号は送信機10により無記憶(memory−less)フェージングチャンネルを介して図2に示すような受信機20に伝送される。図1において、上記無記憶フェージングチャンネルは乗算器17と加算器19との連結によりモデル化されている。無記憶フェージングチャンネルは、送信される多レベル信号に乗算器17により付与される一連の利得{γ}により特徴付けられる。更に、送信される多レベル信号のサンプルは、加算器19により該多レベル信号に加算される一連の加算的ホワイトガウスノイズ(AWGN)成分{n}により損なわれる。このような汎用チャンネルモデルは、特に、一連のインスタンスk=1、…、NがN個のサブキャリアに対応するような周波数選択的チャンネルを介しての多キャリア伝送に適合する。従って、該モデルは広帯域無線(ETSI BRAN HIPER LAN/2、IEEE 802.11a及び規格化中のこれらの拡張版等)用の既存の規格の範囲内に入る。BICM構成の主たる目立った特徴はインターリーバ14であり、該インターリーバは隣接する符号化ビットcを異なるシンボルx上に拡散させ、これにより、符号化ビットの系列{c}の限られた期間内でフェージング利得γの多様さを設けるようにする。この結果、フェージング環境においてFEC性能の大幅な改善が得られる。大きなブロックサイズNに対して一様な拡散を、従って全体の符号化系列にわたり一様な多様さを保証するような(擬似)ランダムインターリーバを使用することができる。
【0004】
ここで、受信機20がフェージング利得{γ}を完全に分かっていると仮定する。実際に、これらの利得は非常に正確に決定することができるので(例えば、パイロット信号及び/又は訓練シーケンスにより)、この仮定は有効である。BICM符号化信号の標準の復号部は、図1に示すような送信機10の構造に対して鏡構造を有している。各kに関し、受信されたサンプルy及びフェージング利得γが使用されて、xに対する全ての2信号配置点の所謂、事後確率(a posteriori probabilities: APP)を計算する。次いで、これらのAPPはマッピング解除される、即ちk番目のブロックの個々のビットの信頼度値(reliability values)に変換される。ビットの信頼度値は、k番目のブロックに対して2の配置点のAPP値の集合が与えられたとして、このビットが1であるAPPに対する、このビットが0であるAPPの対数比として計算することができる。時には、ビットが0又は1であるAPPは、ビット的最大尤度(ML)メトリック、即ち、このビット値に整合する配置点に対する最大APPにより置換される。このようにして、数値的負荷を低減することができる。これらの信頼度値はインターリーブ解除されると共にFECデコーダに供給され、該デコーダは情報ビットの系列を、例えば標準のビテルビ復号により推定する。
【0005】
この標準の復号手順の(理論的に可能ではあるが現実的でない)最適な復号と比較した場合の主たる欠点は、コード語構造(FECにより課される)とマッピング構造との同時的使用が存在しないという事実からもたらされる。厳格に最適な復号は可能ではないが、上述した考察は、図2に図示の受信機20において示したような一層良好な復号手順を生じさせる。この手順の基本的思想は、デマッパ22とFECデコーダ32との間で信頼度情報を反復的に交換するということである。該反復手順は、上述したような標準のマッピング解除処理で開始する。マッピング解除されたビットの信頼度値{L μ }は、デインターリーバ26によるインターリーブ解除の後に、ソフト入力ソフト出力(SISO)デコーダ32に対する入力として作用し、該デコーダはマッピング解除されたビットの(入力)信頼度及びFEC構造を考慮したような符号化ビット{c}の(出力)信頼度{L (c)}を生成する。標準のSISOデコーダは最大事後確率(MAP)デコーダであり、その簡略化されたものは最大対数MAP(MLM)デコーダとして知られている。SISOデコーダ32の入力と出力との間の差(時には、外因的情報とも呼ばれる)は減算器30により決定され、コード構造の結果でもある信頼度の増分を反映する。この差分的信頼度はインターリーバ28によりインターリーブされ、次のマッピング解除反復の間に事前信頼度として使用される。同様の方法により、差分信頼度が順次のデマッパ出力において計算される(減算器24により)。この信頼度は、上記マッピング及び信号配置構造の再使用による改善を表す、即ち、後続のSISO復号反復に関して事前信頼度として使用される。最後の反復の後、情報ビットのSISO出力信頼度{L (b)}はスライサ34に供給されて、当該情報ビットに対する最終的判定{b }を生成する。
【0006】
BICM方法の重要な特徴は、対応したラベルを持つ多数の信号点を有するような信号配置に従ったビットのマッピングである。最も普通に使用される信号配置は、PSK(BPSK、QPSK、8−PSKまで)並びに4−QAM、16−QAM、64−QAM及び時には256−QAMである。更に、システムの性能はマッピングの設計、即ち信号配置の信号点と斯かる信号点のmビットラベルとの間の関連付けに大きく依存する。標準の(非反復的)復号手順が使用される場合は、標準のグレイマッピング(Gray mapping)が最適である。グレイマッピングとは、隣接する配置点に対応するラベルがmなる最小の可能性のある数の点において、理想的には単一の位置においてのみ、相違することを意味する。グレイマッピング(m=4)による16−QAM信号の一例が図3Aに示されている。全ての隣接する信号点のラベルが正確に1箇所において相違することが容易に分かる。
【0007】
しかしながら、上記反復的復号処理の如何なるバージョンが受信機において利用される場合にも、他のマッピング設計又はマッピング処理の使用が、BICM構成の性能を劇的に改善する可能性がある。ヨーロッパ特許出願第0948140号には、図2に示すような反復復号方法が、逆グレイ符号化マッピングとよばれるものと共に使用されている。しかしながら、この逆グレイ符号化マッピングにより何が意味されるのか不明である。1999年4月、通信における選択された領域に関するIEEEジャーナル、第7巻、第715〜724頁におけるX. Li及びJ. Ritceyによる“ビットインターリーブ及び反復復号を用いたトレリス符号化変調”なる題名の論文においては、集合分割(Set Partitioning: SP)マッピングとして知られている広く使用されているマッピング設計により、顕著な性能の改善が達成されている。SPマッピングを用いた16−QAM信号配置の一例が図3Bに示されている。
【0008】
ヨーロッパ特許出願第0998045号及びヨーロッパ特許出願第0998087号には、マッピング最適化に対する情報理論的方法が開示されている。この方法の核心の思想は、ラベルビットと、これらラベルビットにわたって平均された受信信号との間の相互情報の最適値に近付くようなマッピングを使用するということである。該最適な相互情報は、信号対雑音比(SNR)、復号処理の設計反復回数及びチャンネルモデルに依存する。相互情報の最適値とは、結果としてのエラー率を最小にするような値である。この方法によれば、最適マッピングの選択は、所与のSNR、反復数及びチャンネルモデルについてのエラー率性能対上述した相互情報のシミュレーションを頼りとし、全ての候補マッピングに関する相互情報の後の計算を伴う。このような設計手順は、数値的に膨大なものである。更に、斯かる手順はシステムの最適のエラー率性能を保証はしない。標準のグレイマッピングとは別に、これらのヨーロッパ特許出願には16−QAM信号配置に対する2つの新たなマッピングが提案されている(これらのマッピングを、最適相互情報(OMI)マッピングと称す)。これらのMOIマッピングによる16−QAM信号配置が、図3C及び3Dに示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の一つの目的は、多レベル信号を送信機から受信機へ伝送する改善された伝送システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば、多レベル信号を送信機から受信機へ伝送するように構成された伝送システムであって、前記送信機は入力信号を信号配置に基づいて前記多レベル信号にマッピングするマッパを有し、前記受信機は受信された前記多レベル信号を前記信号配置に基づいてマッピング解除するデマッパを有し、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであるような伝送システムにより達成される。2つの信号点間のユークリッド距離とは、信号空間における、これら2つの信号点間の実際の(“物理的”)距離である。Dよりも大きなDを持つ信号配置を使用することにより、従来の信号配置の何れを使用した場合よりも大幅に低いエラー率に到達することが可能となる。理想的には、Dは可能な限り大きい(即ちDは実質的に最大の値を有する)ものとし、その場合にはエラー率は可能な限り低くなる。Dは該信号配置の実効自由距離(effective free distance)と称され、Dは該信号配置の完全自由距離(exact free distance)と称される。
【0011】
反復的復号処理は、SNRが或る閾を超えると、最適なデコーダの動作に近付くと考えられる。このことは、(反復的復号の良好な性能を保証する)比較的高いSNRにおいては、最適なデコーダが復号を実行していると仮定することができることを意味する。
【0012】
最適デコーダを考えてみる。実際には、トレリスコードが(連結された)重畳コードのような雑音性フェージングチャンネルに対してFECとして使用される。典型的なエラーのパターンは、潜在的に重要なエラー率での少数の誤った符号化コード{c}により特徴付けられる。該誤った符号化コードの数は、典型的には、当該コードの自由距離の小さな倍数であり、この数は符号化ビットの全数の僅かな割合に過ぎない。コードの自由距離とは、当該コードの2つの異なるコード語が相違し得る最小のビット(ビット位置)数である。インターリーブにより、これらの誤った符号化ビットは異なるラベルに、従って異なるシンボルに割り当てられそうである。更に詳細には、シンボル当たりに唯1つの誤った符号化ビットを有する確率は、データブロックの寸法の増加に伴い1に近付く。
【0013】
従って、シンボル当たり最大で1ビットが損なわれるという斯様なエラーに対してエラー確率が低下されれば、全体のエラー率(潜在的に重要なエラー率に関する)が改善される。この状況は、対応するラベルが単一のビット位置において相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小Dを最大化することにより到達することができる。
【0014】
本発明による伝送システムの一実施例においては、隣接する信号点に対応するシンボルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合、H(バー)は実質的に最小の値を有する。2つのラベルの間のハミング距離は、ラベルが相違するビット(ビット位置)の数に等しい。この対策により、受信機における多レベル信号の正確な復号が、比較的小さなSNRで達成される。反復的復号の典型的な特徴は、或る程度のSNR閾までの比較的劣った性能である。この閾後には、SNRの増加に伴い、反復的復号のエラー率は最適デコーダの性能に急速に近付く。従って、このSNR閾値を減少させることが望ましい。この閾値は、反復的処理の開始点、即ちデマッパにより最初の反復に対して提供される信頼度値L μ の分布に依存する。最悪の信頼度値は隣接する信号点によるので、これらの劣った信頼度の影響を受ける符号化ビットの“平均”数は、これら隣接する信号点に対応するラベルが相違するような位置の“平均”数に比例する。言い換えると、上記SNR閾は、隣接する信号点に割り当てられたラベルの間の平均ハミング距離の増加に伴い悪化(即ち、増加)する。理想的には、H(バー)は可能な限り小さくし、即ちH(バー)が最小値を有するようにし、該H(バー)の値に対しては上記SNR閾も最小となるであろう。
【0015】
本発明の上述した目的及び特徴は、図面を参照してなされる好ましい実施例の下記説明から明らかとなるであろう。尚、各図において同一の部分には同一の符号が付されている。
【0016】
【発明の実施の形態】
図8Aないし8G、9Aないし9C、10、11A及び11Bにおいて、水平I軸及び垂直Q軸は図示されていない。しかしながら、これらの図においては、水平I軸及び垂直Q軸は存在するものと見なされねばならず、これらI軸及びQ軸は各図の中心において交差する(図3Aないし3Dに示した状況と同様に)。
【0017】
本発明による伝送システムは、図1に示すような送信機10及び図2に示すような受信機20を有している。該伝送システムは、更なる送信機10及び受信機20も有することもできる。送信機10は、入力信号iを或る信号配置(signal constellation)に従い多レベル信号x上にマッピングするマッパ16を有している。多レベル信号は、信号配置に従い実又は複素信号空間(例えば、実軸又は複素面)上にマッピングされたmビットの多数の群を有している。送信機10は上記多レベル信号xを、無記憶(memory−less)フェージングチャンネルを介して受信機20に伝送する。受信機20は、受信された多レベル信号(y)を上記信号配置に従って逆マッピングするデマッパ22を有している。上記信号配置は、対応したラベルを備える多数の信号点を有している。上記(デ)マッパはラベルを信号配置点に対して、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小がDであり(これらのラベルはハミング近傍と呼ぶことができる)、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小がDである場合にD>Dとなるように、(逆)マッピングするよう構成されている。斯様なマッピングは遠近傍(far neighbor: FAN)マッピングと呼ばれる。
【0018】
ここで、図3Aないし3Dに示すような従来の信号配置を用いた反復復号BICM方法のエラー率性能を、図8Eに示すような16−QAM FAN信号配置を用いた反復復号BICM方法のエラー率性能と比較する。FECコーダ12は、フィードフォワード多項式15及びフィードバック多項式13による標準の8−状態レート(1/2)再帰体系的重畳コードを利用する。1000情報ビットの系列は、符号化、ランダムインターリーブ処理及びマッピングの後に、16−QAMのN=501シンボルの集合を発生し、これらシンボルはレイリーチャンネルを介して互いに独立した利得{γ}で伝送される。この筋書きは、非常に選択的なマルチパスチャンネルを備える広帯域多キャリアBICM構成に適合することに注意されたい。受信機20においては、反復復号手順が図2に示すような方法により適用される。この例では、逆マッピング用に簡略化された(ML)信頼度メトリック及び標準のMLM SISOデコーダを使用する。擬似ランダムな一様なインターリーバが使用された。シミュレーションの結果が図4及び図5に示されている。図4はパケットエラー率(PER)対E/Nを示す一方、図5はビットエラー率対E/Nを示している。期待されたように、グレイマッピングによる図3Aの信号配置は所望の低エラー率において最悪の結果を示した(グラフ48及び58参照)。図3Bに示すようなSPマッピングによる現状技術の信号配置は、この結果をかなり改善する(グラフ44及び54参照)。図3CのOMIマッピングによる信号配置(グラフ46及び56参照)は、SPマッピングによる信号配置と較べてパケットエラー率が劣っている。しかしながら、図3DのOMIマッピングによる信号配置(グラフ42及び52参照)は上記SPマッピングを大幅に改善する。図8Eに示すFANマッピングによる信号配置(図40及び50)は、従来の信号配置の最良のものに対し、低エラー率(特に、PER≦10−3)において2dBの利得を提供する。
【0019】
実行自由距離(effective free distance)Dは、ラベルが1つの位置のみで相違するような信号点の全ての対に関して取られたユークリッド距離のうちの最小である。Dは、全ての信号点の対に対する最小ユークリッド距離であるような完全自由距離(exact free distance)Dにより下側が境界とされることに注意されたい。H(バー)は、隣接する信号点(即ち、最小のユークリッド距離Dにより互いに分離された信号点)に割り当てられたラベルの対の間の平均ハミング距離として定義される。ここで、H(バー)は、l番目の最小のユークリッド距離に割り当てられた全てのラベルの対の平均ハミング距離として定義される。該l番目の最小のユークリッド距離により、増加する系列のl番目の要素は、どの系列が所与の配置の信号点間の全てのユークリッド距離からなるかを意味する。H(バー)の斯様な定義はH(バー)の上記定義と一貫性があることに注意されたい。幾つかの場合には、第1の規準(即ち、可能な限り大きいが、少なくともDよりも大きいようなDを有する)と第2の規準(即ち、実質的に最小のH(バー)を有する)との統合最適化が一連の解を生じ、これらの幾つかは幾つかのl>1に対して異なるH(バー)を有する。そのような場合には、該一連の解は以下の方法で低減することができる。1からmへ増加する各lに関して、H(バー)の最小を提供するような解のみが保持される。この方法は、前記反復復号処理のSNR閾を低減させる。
【0020】
全ての可能性のある信号配置は、同値(equivalent)の信号配置の類(classes)へとまとめることができる。同一の同値類からの信号配置は、ユークリッド及びハミング距離の同一の集合により特徴付けられる。従って、所与の同値類の全信号配置は本目的にとり等しく良好である。
【0021】
如何なる所与の信号配置に対しても同値の信号配置を生成する何らかの自明な方法が存在する。更に、如何なる所与の信号配置からも容易に推定することができるような同値の信号配置の合計数は非常に大きい。所与の信号配置の同値類(equivalent class)は、下記の処理の任意の組合せにより得られるような信号配置の集合として定義される:
(a)任意の二進m組を選択し、該組(モジュロ2)を当該所与の信号配置の全ラベルに加算する;
(b)mビットの位置の任意の置換(permutation)を選択し、該置換を全てのラベルに適用する;
(c)何れのQAM配置に関しても、全信号点を、これら点のラベルと共にl(π/2),1≦l≦3により回転する;
(d)何れのQAM配置に関しても、上下、又は左右、又は対角線の廻りで全信号点を、これら信号点のラベルと共に入れ替える(スワップする);
(e)PSKに関しては、全信号点を、これら信号点のラベルと共に任意の角度だけ回転する。
【0022】
が最大値を有するような16−QAMに関する全ての可能性のある信号配置の完全な分類を達成するために、賢いアルゴリズムが設計された。この完全なサーチの結果、図8Aないし8Gに示すような7つの信号配置が得られた。これらの全ての信号配置が√5Dに等しいような最大の可能性のある実効自由距離Dを達成することを示すことは容易である。全ての従来の信号配置がD=Dしか達成しないことに注意されたい。
【0023】
第2規準(即ち、実質的に最小のH(バー))に関し、図8Aないし8Gの信号配置は{21/6、21/3、21/3、21/3、21/6、3、21/3}なる各H(バー)値を有する。図8A及び8Eの信号配置がH(バー)の最小値となることに注意されたい。更に、16−QAMに対し、H(バー)=21/6は、D>Dの場合に達成することができる最小の可能性のあるH(バー)であることを示すことができる。従って、図8A及び8Eの信号配置(及び、該配置の同値類に属する信号配置)は、D>Dなる条件下で共同して両規準を最適化する。
【0024】
信号配置の合計数はmの増加に伴い非常に速く増加するので(例えば、信号配置の合計数は、m=4、5及び6の場合、各々、2.1・1013、2.6・1035及び1.3・1089となる)、最良の信号配置の完全なサーチはm>4の場合には可能ではない。斯様な場合、完全なサーチを簡略化するか、又は‘或る程度良い’ものを含むような限られた集合の信号配置に限定するような解析的構造を見付ける必要がある。
【0025】
実際のところ、2−QAMは、m≧4に対して実際に使用される殆ど唯一の信号処理である。この信号処理に関し、偶数のmの場合、線形信号配置の系統を以下のように規定する。
【0026】
m=2rとすると、2−QAM信号処理は、垂直及び水平方向次元に2この点を持つ通常の二次元格子を表す。ラベル{Li,j1≦i,j≦2 の集合が定義され、ここでLi,jは垂直座標i及び水平座標jを持つ信号点のラベルに対する二進m組(m−tuple)である。信号配置は、
【式1】
Figure 2004518336
(ここで、Oは全て零のm組であり、丸で囲む+はモジュロ2加算を示す)
の場合、且つ、この場合にのみ線形と呼ばれるであろう。
【0027】
信号配置の該ファミリは、図8B及び8Cにおける信号配置を除き図8Aないし8Gにおける全信号配置が線形であると思われるという観点から、重要である。これらの線形な信号配置及び下記の線形な信号配置の副ファミリは、上述した(第1及び第2)設計規準を適用しなくても構成することができる。
【0028】
線形な信号配置の副ファミリは下記の式を介して得ることができる:
【式2】
Figure 2004518336
ここで、{X1≦i≦2 及び{Y1≦j≦2 は二進m組の2つの任意の集合であり、Aは二進入力を持つ任意のmxmマトリクスであり、これはモジュロ2加算による二進フィールドにわたり定義されたm次元線形空間における可逆線形マッピングである。
【0029】
(2)を使用すると、全ての可能な線形信号配置に対する完全なサーチを集合{X},{Y}に対するサーチに制限することが可能となる。集合{X},{Y}の所与の対及び所望のDに対して、適切なAを容易に決定することが可能である。
【0030】
64−QAMに関する副ファミリ(2)内での完全なサーチは次のような結果となった。即ち、12の同値類が、64−QAMのDに対する上界であるようなD=√(20)Dで見付けられた。H(バー)の更なる最小化が、この集合を3つの同値類に減少させた。これらの全ての類はH(バー)=2(3/14)を達成する。対応する信号配置が図9Aないし9Cに示されている。
【0031】
副ファミリ(2)内において、D>Dなる条件下でH(バー)を最小化する信号配置が検索された。64−QAMの場合、H(バー)の理論最小は下界H(バー)≧2(1/14)により定義される。D>√(17)Dに関してはH(バー)<2(3/14)の信号配置は見付からなかった。D=√(17)Dの場合、H(バー)=2(1/14)の57の同値類が存在する。これの間で、H(バー)を最小化する固有の同値類が見付かった。この類はH(バー)=2(13/49)を達成し、図10に示されている。
【0032】
線形信号配置に関する下記の題材は、r>3の場合の種々の信号配置に関するものである。これらの場合に関しては、全ての可能性のある信号配置を分類することも、Dに関する上界を確立することも可能ではなかった。256−QAMに関しては、線形信号配置の副ファミリ(2)内での限られたサーチの結果、D=√(80)D及びH(バー)=2(1/10)を達成するような16の同値類の集合が得られた。これらの16の類の間で、H(バー)を最小化する2つの類のみを保持し、これによりH(バー)=2(59/75)を達成した。これらの各信号配置が図11A及び11Bに示されている。
【0033】
22r−QAMなる一般的場合に対して、実効自由距離、
【式3】
Figure 2004518336
に到達することができるような部分集合(2)が設計された。ここで、この特別な構成を説明する。先ず、以下のように、{X1≦i≦2 及び{Y1≦j≦2 の集合に限定する:
(a)Xの最初のrビットは二進表記で(i−1)を表す一方、続くrビットは零である;
(b)Yの最初のrビットは零である一方、続くrビットは二進表記で(j−1)を表す。
【0034】
簡略化のため、{X}及び{Y}の該選択を辞書的(lexico−graphical)と呼ぶ。64−QAM(m=6、r=3)の場合、辞書的集合は次のようになる:
Figure 2004518336
【0035】
上記辞書的選択の利点は二重である。第1に、i=j=1を除き全ての1≦i,j≦2に対して(X+Y)≠0mとなることを保証し、これにより全てのLi,jが異なることを保証する。第2に、(3)を満足するAを容易に見付けることを可能にする。これを実施するために、(Li,j(+)Li’,j’)が唯1つの非零ビットを有するような各対(Li,j,Li’,j’)に対して、対応する信号点が少なくともDだけ離れていることを保証する必要がある。唯1つの非零ビットを有する二進m組の合計数はmであることに注意されたい。これらのラベルは、全てのiに対し(Iii=1であり、Iの他の要素が零であるようなmxmの恒等マトリクスIの行により表される。線形条件(1)及び(2)により、全ての1≦i,j≦2に対して(Li,j(+)Li’,j’)=((X(+)Xi’)(+)(Y(+)Yj’))Aとなる。再び線形性により、マトリクスAは式
【数1】
Figure 2004518336
により固有に定義することができ、ここで、Z={Z …Z は二進入力を持つmxmマトリクスであり、二進フィールドでモジュロ2加算により定義されるm次元線形空間における可逆線形マッピングである(ここで、()はマトリクス転置を示す)。(3)が満足されるようにmの線形に独立したm組(行ベクトル)Zを選択する必要がある。
【0036】
重要なのは、(3)を満たすように選択された{Z1≦i≦mで(1)、(2)及び(4)を満足するような全ての可能性のある信号配置である。(4)によれば、AはZの逆(inverse)により与えられ、これは{X,Y}、(1)及び(2)の辞書的選択と共に所望の同値類に対する信号配置を特定する。
【0037】
{Z1≦i≦mの1つの特定の選択と指定し、(3)が成り立つことを示す。即ち、{Z}の該集合を、2つ(必須)の非零エントリが常に第1及び第(r+1)番目の位置にあるような2又は3の非零エントリを有する全ての可能性のあるm組の任意の順序付けとして選択する。正確にm組が存在し、且つ、これらが全てZが可逆的であるように線形に独立しているかをチェックする。ここで、(3)が成り立つことを示す。Li,j、Li’,j’が1つの位置のみで相違するような2つの任意のラベルであると仮定する。結果として、
【数2】
Figure 2004518336
、即ち{1,2,…m}からの何らかのlに対して、Iのl番目の行となる。(1)及び(2)によれば、
【数3】
Figure 2004518336
と書くことができる。(4)、(5)、(6)及びAが可逆的である事実を考慮すると、
【数4】
Figure 2004518336
が見付かる。辞書的順序づけによれば、X(Y)は最初の(最後の)r位置内で零を有することを思い出されたい。上述した{Z}の選択で(7)を満たすような信号点の対(i,j)(i’,j’)の間の間隔を調べてみよう。先ず、2つの必須の非零エントリのみを備える単一の可能性のあるm組を検討する。(7)が、
【数5】
Figure 2004518336
となるかをチェックする。 (X(+)Xi’) の最初のrビット及び(Y(+)Yi’) の最後のrビットは、二進表記で2r−1となることに注意されたい。{X}及び{Y}の辞書的選択によれば、対応する信号点(i,j)(i’,j’)は2r−1位置の垂直及び水平オフセットを有する。これらの点の間の結果としてのユークリッド距離は、2r−1の垂直及び水平距離からなる。
【0038】
ここで、第3の(非必須)エントリが最初のrのエントリのうちの1つであるような3つの非零エントリを持つ全てのm組を考察する。
【数6】
Figure 2004518336
が存在し、ここで、1??…?は最後の(r−1)のエントリ内の1つの非零エントリを有する。再び辞書的選択の特性を使用して、これが信号点(i,j)(i’,j’)で少なくとも(1/2)2r−1=2r−2の垂直オフセットとなり、水平オフセットは2r−1に留まることを示すことができる。明らかに、第3(非必須)エントリが最後のr個のエントリのうちの1つであるようなZを考察する場合に、垂直/水平オフセットの役割が入れ替わる。
【0039】
全ての状況において、ラベルが1つの位置でのみ相違する信号点間のユークリッド距離は、一方が2r−1に等しく、他方が2r−2以上であるような垂直及び水平距離からなることが分かる。従って、斯様な点間の全ユークリッド距離の最小は、
【数7】
Figure 2004518336
を満足する。
【0040】
以下に記載する信号配置類の非線形ファミリは、線形ファミリ(1)の拡張であると見ることができる。このファミリは、16−QAMの全ての可能性のある最適類(図8A及び8G参照)のうちの線形ファミリに入らない同値類(b)及び(c)に由来する。同値類(b)及び(c)は以下に定義するファミリの一部であると見なすことができることに気が付いた。
【0041】
Sを、(モジュロ2)加算の下で閉じられたm組の集合であるとする。図8のファミリの拡張を、
【数8】
Figure 2004518336
を満足するラベルの集合{Li,j1≦i,j≦2 を持つ信号配置の全ての同値類と定義し、ここで、fは第1にSからの如何なるm組xに対してもf(x)もS内にあり、第2に(x(+)y)がS内であるような如何なるm組x,yに対してもf(x)=f(y)となるようにするようなm組の集合から自身へのマッピングである。
【0042】
8−PSKに関して、適切な信号配置の集合を見付けるために完全サーチが使用された。明らかに、D>Dを満たす3つの同値類のみが存在する。これらの類はD≒1.84776Dを達成し、これらの1つはH(バー)=2(1/2)を有する一方、残りの2つはH(バー)=2(1/4)を達成する。対応する信号配置は図12Aないし12Cに示されている。
【0043】
この新たな方法の成功は、符号化されたビットが、(典型的な)エラー事象から派生する誤ったビットが高い確率で異なるラベルになるようにインターリーブされるという事実に基づくものである。この特性は、ランダム・インターリーバが非常に大きなブロック寸法Nで使用される場合に統計的に保証される。しかしながら、Nが有限の場合、ラベル/シンボル当たり2以上の誤りビットを有する確率は零とは異なる。
【0044】
この考察は以下のような望ましくない効果に繋がる。即ち、エラー・フロア(即ち、エラー率平坦化領域)は、ラベル当たり2以上の誤りビットにより特徴付けられるエラー事象の無視することができない割合により制限されるであろう。このような場合、大きなDによる潜在的利得は実現されないであろう。
【0045】
斯様な望ましくないエラー事象の影響を克服する簡単な方法が存在する。即ち、インターリーバ14は、各ラベルに関して、当該ラベルに貢献するチャンネルビットの全ての対の間の(基礎となるFECの)トレリス(格子)区域の最小数が或るδ>0以上であることを保証しなければならない。
【0046】
このような設計規準は、単一のエラー事象が、このエラー事象が少なくともδの格子区域に広がる場合、且つ、この場合にのみ、ラベル当たり複数の誤ったビットになることを保証する。大きなδに関しては、このエラー事象の誤ったビットの対応する数は(δ/2R)に等しく、ここでRはFECレートである。δを充分に大きく選択することにより、斯様な望ましくないエラー事象のハミング距離を増加させ、これにより斯かるエラー事象を実質的に起こりえないものとする。このように、δを大きく設定することにより、エラー・フロアをブロック寸法Nとは無関係に制御することが可能となる。本シミュレーションにおいては、この設計規準をδ≧25で満足させるような一様なランダム・インターリーバが使用された。
【0047】
以下の結果は、インターリーブ処理及び適切な信号配置(即ち、Dよりも大きなDを有する)を備えるFECが使用される限り、BICM方法の実効自由距離Dが正確な自由距離Dよりも大幅に大きいかも知れないという先の考察に基づいている。従って、DよりもむしろDを増加させることを狙いとするような信号配置を設計することに意味がある。
【0048】
このことは、下記の例によりサポートされる。新たな信号配置が標準の8−PSK信号配置から導出される。図12Cに示されるような信号配置により表される新たな方法の例を考えてみる。標準の8−PSK信号配置は、
【数9】
Figure 2004518336
により特徴付けられる。この最小距離が、(000, 001), (110, 111), (100, 101)及び(010, 011)とラベルを付された対内の信号点間の距離により規定されることが容易に分かる。確かに、これらのみが、信号点が(π/2)なる(最小)回転により分離され、且つ、ラベルが1つの位置のみで相違するような対である。Dは、例えば{001, 111, 101, 011}とラベルを付された信号点(即ち、各対内の第2ラベル)を左に回転角θだけ単に回転することにより(回転は、PSKの非常に望ましい一定の包絡線特性を保存することに注意)増加することができることに注意されたい。θ=(3π/32)の改善された信号配置が図13に示され、ここで、空の丸は回転された点の元の位置を示す。この信号配置は、
【数10】
Figure 2004518336
を達成する。
【0049】
図6及び7においては、図13の修正された8−PSK信号配置の特性(グラフ60及び70参照)が、図12Cの標準の信号配置(グラフ62及び72参照)と比較されている。該修正された8−PSK信号配置が、低いSNRにおいて最大で0.2dBの僅かな悪化に繋がっていることに注意されたい。この悪化は高いSNRにおいては約1dBの利得により補償されている。この修正された8−PSK信号配置は10−2以下のパケットエラー率で、より良好な性能を示している。
【0050】
尚、本発明の範囲は明示的に記載された上記実施例に限定されるものではない。本発明は、新規な各特徴及び特徴の各組合せに具現化されている。また、如何なる参照符号も請求項の範囲を限定するものではない。また、“有する”なる文言は請求項に記載されたもの以外の他の構成要素又はステップの存在を排除するものではない。また、単数形の構成要素は複数の斯かる要素の存在を排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による送信機のブロック図である。
【図2】図2は、本発明による受信機のブロック図である。
【図3A】図3Aは、従来の16−QAM信号配置を示す。
【図3B】図3Bも、従来の16−QAM信号配置を示す。
【図3C】図3Cも、従来の16−QAM信号配置を示す。
【図3D】図3Dも、従来の16−QAM信号配置を示す。
【図4】図4は、幾つかの16−QAMマッピングに関するパケットエラー率対Eb/No(即ち、情報ビット当たりのSNR)を示すグラフである。
【図5】図5は、幾つかの16−QAMマッピングに関するビットエラー率対Eb/Noを示すグラフである。
【図6】図6は、標準の8−PSK信号配置及び変更された8−PSK信号配置に関するパケットエラー率対Eb/Noを示すグラフである。
【図7】図7は、標準の8−PSK信号配置及び変更された8−PSK信号配置に関するビットエラー率対Eb/Noを示すグラフである。
【図8A】図8Aは、改善された16−QAM信号配置を示す。
【図8B】図8Bも、改善された16−QAM信号配置を示す。
【図8C】図8Cも、改善された16−QAM信号配置を示す。
【図8D】図8Dも、改善された16−QAM信号配置を示す。
【図8E】図8Eも、改善された16−QAM信号配置を示す。
【図8F】図8Fも、改善された16−QAM信号配置を示す。
【図8G】図8Gも、改善された16−QAM信号配置を示す。
【図9A】図9Aは、改善された64−QAM信号配置を示す。
【図9B】図9Bも、改善された64−QAM信号配置を示す。
【図9C】図9Cも、改善された64−QAM信号配置を示す。
【図10】図10も、改善された64−QAM信号配置を示す。
【図11A】図11Aは、改善された256−QAM信号配置を示す。
【図11B】図11Bも、改善された256−QAM信号配置を示す。
【図12A】図12Aは、改善された8−PSK信号配置を示す。
【図12B】図12Bも、改善された8−PSK信号配置を示す。
【図12C】図12Cも、改善された8−PSK信号配置を示す。
【図13】図13は、変更された8−PSK信号配置を示す。

Claims (29)

  1. 多レベル信号を送信機から受信機へ伝送する伝送システムにおいて、前記送信機は入力信号を信号配置に基づいて前記多レベル信号にマッピングするマッパを有し、前記受信機は受信された前記多レベル信号を前記信号配置に基づいてマッピング解除するデマッパを有し、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであることを特徴とする伝送システム。
  2. 請求項1に記載の伝送システムにおいて、Dが実質的に最大の値を有することを特徴とする伝送システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の伝送システムにおいて、隣接する信号点に対応するラベルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合に、H(バー)が実質的に最小の値を有することを特徴とする伝送システム。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の伝送システムにおいて、前記信号配置が、図8Aないし8Gの何れか1つに記載された16−QAM信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする伝送システム。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の伝送システムにおいて、前記信号配置が、図9Aないし9Cの何れか1つに記載された64−QAM信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする伝送システム。
  6. 請求項1又は請求項2に記載の伝送システムにおいて、前記信号配置が、図11A及び11Bの何れか1つに記載された256−QAM信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする伝送システム。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の伝送システムにおいて、前記信号配置が、図12Aないし12Cの何れか1つに記載された8−PSK信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする伝送システム。
  8. 多レベル信号を送信する送信機において、該送信機は入力信号を信号配置に基づいて前記多レベル信号にマッピングするマッパを有し、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであることを特徴とする送信機。
  9. 請求項8に記載の送信機において、Dが実質的に最大の値を有することを特徴とする送信機。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の送信機において、隣接する信号点に対応するラベルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合に、H(バー)が実質的に最小の値を有することを特徴とする送信機。
  11. 多レベル信号を受信する受信機において、該受信機は前記多レベル信号を信号配置に基づいてマッピング解除するデマッパを有し、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであることを特徴とする受信機。
  12. 請求項11に記載の受信機において、Dが実質的に最大の値を有することを特徴とする受信機。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の受信機において、隣接する信号点に対応するラベルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合に、H(バー)が実質的に最小の値を有することを特徴とする受信機。
  14. 入力信号を信号配置に基づいて多レベル信号にマッピングするマッパにおいて、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであることを特徴とするマッパ。
  15. 請求項14に記載のマッパにおいて、Dが実質的に最大の値を有することを特徴とするマッパ。
  16. 請求項14又は請求項15に記載のマッパにおいて、隣接する信号点に対応するラベルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合に、H(バー)が実質的に最小の値を有することを特徴とするマッパ。
  17. 多レベル信号を信号配置に基づいてマッピング解除するデマッパにおいて、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであることを特徴とするデマッパ。
  18. 請求項17に記載のデマッパにおいて、Dが実質的に最大の値を有することを特徴とするデマッパ。
  19. 請求項17又は請求項18に記載のデマッパにおいて、隣接する信号点に対応するラベルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合に、H(バー)が実質的に最小の値を有することを特徴とするデマッパ。
  20. 多レベル信号を送信機から受信機へ伝送する方法において、
    入力信号を信号配置に基づいて前記多レベル信号にマッピングするステップと、
    前記多レベル信号を送信するステップと、
    前記多レベル信号を受信するステップと、
    前記多レベル信号を前記信号配置に基づいてマッピング解除するステップと、を有し、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであることを特徴とする方法。
  21. 請求項20に記載の方法において、Dが実質的に最大の値を有することを特徴とする方法。
  22. 請求項20又は請求項21に記載の方法において、隣接する信号点に対応するラベルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合に、H(バー)が実質的に最小の値を有することを特徴とする方法。
  23. 多レベル信号において、該多レベル信号は信号配置に基づく入力信号のマッピングの結果であり、前記信号配置は対応するラベルを持つ複数の信号点を有し、対応するラベルが単一の位置で相違するような信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとし、信号点の全ての対の間のユークリッド距離の最小をDとした場合に、D>Dであることを特徴とする多レベル信号。
  24. 請求項23に記載の多レベル信号において、Dが実質的に最大の値を有することを特徴とする多レベル信号。
  25. 請求項23又は請求項24に記載の多レベル信号において、隣接する信号点に対応するラベルの全ての対の間の平均ハミング距離をH(バー)とした場合に、H(バー)が実質的に最小の値を有することを特徴とする多レベル信号。
  26. 請求項23又は請求項24に記載の多レベル信号において、前記信号配置が、図8Aないし8Gの何れか1つに記載された16−QAM信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする多レベル信号。
  27. 請求項23又は請求項24に記載の多レベル信号において、前記信号配置が、図9Aないし9Cの何れか1つに記載された64−QAM信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする多レベル信号。
  28. 請求項23又は請求項24に記載の多レベル信号において、前記信号配置が、図11A及び11Bの何れか1つに記載された256−QAM信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする多レベル信号。
  29. 請求項23又は請求項24に記載の多レベル信号において、前記信号配置が、図12Aないし12Cの何れか1つに記載された8−PSK信号配置又は該信号配置と等価な信号配置であることを特徴とする多レベル信号。
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