JP2004517162A - 「歩行特性」の改善されたれき青組成物および屋根ふき用途でのその使用 - Google Patents

「歩行特性」の改善されたれき青組成物および屋根ふき用途でのその使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、れき青成分(A)と、エラストマー成分(B)、好ましくは共役ジエンとモノビニル芳香族炭化水素とのブロックコポリマーと、添加剤(C)とを含み、添加剤が次の一般式で表される化合物であるれき青組成物、および屋根ふき用途でのその使用に関する。
Ar−R−Ar (I)
(式中、「A」はそれぞれ独立に、少なくとも1つの水酸基で置換されている6〜20個の炭素原子からなるベンゼン環または縮合芳香族環系であり、「R」は主鎖中に6〜20個の原子と主鎖中に少なくとも1つのアミド基および/またはエステル基とを含み、置換されていてもよい2価の基である。)

Description

【0001】
発明の概要
本発明は、時間が経過しても持続する有利な高温・低温特性を有し、例えば屋根ふき用途に使用したときに、改善された推定耐用年数を与えるれき青組成物に関する。
【0002】
発明の背景
現在利用されている屋根用フェルトの大部分は、改質れき青組成物、例えば、れき青成分と、エラストマー成分、一般にはSBS(ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレン)、SEBS(ポリスチレン−ポリ[エチレン−ブチレン]−ポリスチレン)、SIS(ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン)、SEPS(ポリスチレン−ポリ[エチレン−プロピレン]−ポリスチレン)などのスチレンブロックコポリマーとを含むれき青組成物でできている。改質れき青組成物が従来のシステム(ブローンビチューメン)に優る点としては、改善された耐疲労性(屋根の繰り返しの温度変化に対する吸収能力)、改善された可撓性(特に低温において改善されており、建設業者は、従来のビチューメンよりも低温の気象条件下でフェルトを引くことができる)、改善された強度(従来のブローンビチューメン被覆システムの全部または一部を置き換えることによって、フェルトの層数を減らすことが可能になる)、短時間または長時間の負荷での改善された耐(永久)変形性(いわゆる「歩行特性(walk−on−ability)」)、および改善された弾性が挙げられ、その結果、亀裂および継目の変化を埋め合わせる能力がさらに高くなる。
【0003】
改質れき青組成物は、この材料が優れた高温・低温特性(すなわち、−30〜−25℃での耐低温曲げ性および80〜100℃での耐流動性)を有する限りは、上記要件のすべてを満たすものの、依然として改善が求められている。
【0004】
屋根ふき用途において特に重要な特性は、前述の歩行特性である。歩行特性が不十分な場合には、れき青屋根ふきフェルトの最も広範に用いられている施工方法の一つであるトーチ工法では、耐変形性が不十分なために、表面への望ましくない影響および/または損傷を招くことがある。このような作業時の往来に耐える組成物の耐性の評価は、現在、50℃での針入度(ASTM D5−94)によってランク付けされている。作業特性、特に低温特性を維持しつつ、針入度(PEN value)を減少させること、すなわち、耐変形性を改善することが大いに望まれている。
【0005】
今回、改質れき青組成物の他の作業特性に(有意な)影響を及ぼすことなく、該組成物の歩行特性を改善できることが見出された。その結果、現在、特性バランスの改善された改質れき青組成物が利用可能である。あるいは、改質れき青組成物が比較的軟質のビチューメンでできているときもあり、本発明の方法を用いないと歩行特性が不十分(針入度が高すぎる)になる。
【0006】
発明の簡単な説明
したがって、本発明は、れき青成分(A)と、エラストマー成分(B)、好ましくは共役ジエンとモノビニル芳香族炭化水素とのブロックコポリマーと、添加剤(C)とを含むれき青組成物を提供する。ここで、添加剤は、次の一般式で表される化合物である。
【0007】
Ar−R−Ar (I)
(式中、「Ar」はそれぞれ独立に、少なくとも1つの水酸基で置換されている6〜20個の炭素原子からなるベンゼン環または縮合芳香族環系であり、「R」は主鎖中に6〜20個の原子と主鎖中に少なくとも1つのアミド基および/またはエステル基とを含み、置換されていてもよい2価の基である。)
発明の詳細な説明
以下、れき青組成物の諸成分について記述する。
【0008】
添加剤
本発明で使用する添加剤は、次の一般式で表される化合物である。
【0009】
Ar−R−Ar (I)
(式中、「Ar」はそれぞれ独立に、少なくとも1つの水酸基で置換されている6〜20個の炭素原子からなるベンゼン環または縮合芳香族環系であり、「R」は主鎖中に6〜20個の原子と主鎖中に少なくとも1つのアミド基および/またはエステル基とを含み、置換されていてもよい2価の基である。)
適切には、各「Ar」は、6〜10個の炭素原子からなるベンゼン環または縮合芳香族環系、好ましくはベンゼン環である。このベンゼン環または縮合芳香族環系は、少なくとも1つの水酸基で置換されているが、複数の水酸基が存在してもよい。適切には、水酸基または水酸基の1つは、パラ位、すなわち4位で置換されている。さらに、「Ar」はそれぞれ独立に、1つまたは複数の置換基、好ましくは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基を、最も好ましくは1つまたは複数の水酸基の1つまたは複数の隣接位に有することができる。最も適切には、両方の「Ar」は、3,5−ジアルキル−4−ヒドロキシフェニル基、好ましくは3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル基である。
【0010】
2価の基「R」は、次の一般式で表すことができる。
【0011】
−[C(=O)X]n− (II)
式中、「C(=O)X」は、「X」が酸素原子または窒素原子であるアミド基またはエステル基、好ましくはアミド基を表し、「n」はこのような基の数である。これらの基は、「n」が2以上である場合、互いに隣接していてもよいが、隣接していなくともよい。適切には、「n」は1〜4で変わり得る。「n」は、好ましくは2または4、最も好ましくは2である。基「R」の好ましい例には、
−RXC(=O)C(=O)XR− (III)
−RXC(=O)−R−C(=O)XR− (IV)
−RC(=O)X−R−XC(=O)R− (V)
−RXC(=O)−R−XC(=O)R− (VI)
(式中、「R」は、Cl−4のハイドロカーボニレン基、好ましくはエチレン基であり、「X」は上記で定義した通りであり、「R」は、C1−10のハイドロカーボニレン基などのその主鎖中に1〜10個の原子を有する有機架橋基またはその主鎖中に1〜10個の原子を有する置換有機架橋基、好ましくはn−へキシレン基、あるいはその架橋中に2個のアミド基またはエステル基、好ましくはアミド基を含むそのような鎖長の基である。)
「R」が置換されている場合には、「Ar」基を有するアルカリール基などを含めた1つまたは複数の多様な置換基で置換することができる。
【0012】
したがって、好ましい添加剤を、例えば、IRGANOX MD−1024、IRGANOX 1098、IRGANOX 259、NAUGARD XL−1など(IRGANOXおよびNAUGARDは商標である)から選択することができる。このような添加剤を組み合わせて使用することもできる。最も好ましい添加剤は、Ciba−GeigyからMD−1024として市販されているビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルエチルアミノ)二炭酸アミドである。
【0013】
添加剤は、全れき青組成物に対して0.01〜5重量%の範囲の任意の量、通常0.1〜2重量%の量を添加することができる。この好ましい量は、(I)選択した添加剤、(II)エラストマー成分(B)とれき青成分(A)の比、(III)エラストマー成分(B)およびれき青成分(A)の性質、および(IV)フィラーなど他の成分の有無によって決まる。とはいえ、れき青組成物の総合的な特性バランスを改善するために適切な添加剤量を見出すための実験はほとんど不要なはずである。
【0014】
ビチューメン
本発明によるれき青組成物中に存在するれき青成分は、天然に存在するビチューメンであっても、あるいは鉱油から誘導してもよい。熱分解プロセスによって得られた石油ピッチ、およびコールタールも、様々なれき青材料のブレンドと共にれき青成分として使用することができる。適切な成分の例は、蒸留または「直留ビチューメン」、沈殿ビチューメン(precipitation bitumens)、例えばプロパンビチューメン、ブローンビチューメン、例えば触媒ブローンビチューメン、またはマルチグレード、およびこれらの混合物である。他の適切なれき青成分としては、1つまたは複数のこれらのビチューメンと、石油抽出物、例えば芳香族抽出物、留出物、または残渣などエクステンダー(フラックスオイル)との、またはオイルとの混合物が挙げられる。適切なれき青成分(「直留ビチューメン」でも「フラックスオイルを混合したビチューメン」でも)は、25℃で20〜280dmm、特に50〜250dmm(「dmm」=0.1mm)の範囲の針入度を有するものである。一般に、100〜250dmmの範囲の針入度を有する直留または蒸留ビチューメンを使用するのが最も好都合であろう。本発明の範囲内で、相溶性のレベルの異なるビチューメンを使用することができる。
【0015】
エラストマー
本発明によるれき青組成物は、少なくとも1つのエラストマー成分(B)を含有する。エラストマーは一般に、ブタジエンやイソプレンなどのジエンのポリマー、またはこのようなジエンとスチレンなどモノビニル芳香族炭化水素とのコポリマーと関連するものである。本発明の組成物中に使用されるエラストマーは、このようなポリマーやコポリマーに限定されないことに留意されたい。適切なエラストマーには、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリスルフィド、ポリシリコーン、およびポリエステルアミドが含まれる。但し、これらがエラストマー的挙動を示すことが条件である。
【0016】
ポリ(モノビニル芳香族炭化水素)の少なくとも2つの末端ブロックと、1つまたは複数の共役ジエンまたはその(部分)水素化物の少なくとも1つのブロックとを含む少なくとも1つのブロックコポリマーをエラストマー成分として使用することが好ましい。適切な共役ジエンは、モノマー1個当たり4〜8個の炭素原子を有するもの、例えば、ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、および1,2−ヘキサジエン、特にブタジエンおよびイソプレン、およびこれらの混合物である。適切なモノビニル芳香族炭化水素は、o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−t−ブチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルトルエン、ビニルキシレンなど、またはこれらの混合物であり、特にスチレンである。
【0017】
これらのブロックコポリマーは、線状でも分岐状でもよく、対称でも非対称でもよい。適切なブロックコポリマーの好ましい例は、A−B−A構造のトリブロックコポリマーであって、ここで、「A」はポリビニル芳香族炭化水素ブロック、「B」はポリジエンブロックを表す。これらのブロックコポリマーを、以下に考察するように、例えば、最終ブロックコポリマー中のモノビニル芳香族炭化水素含量、これらの分子量、およびこれらの微細構造によってさらに規定することができる。
【0018】
最終ブロックコポリマーのモノビニル芳香族炭化水素含量は、適切には10〜70重量%、より好ましくは20〜50重量%(全ブロックコポリマーに対して)の範囲である。
【0019】
モノビニル芳香族炭化水素のポリマーブロック(「A」)は、2,000〜100,000、特に5,000〜50,000の範囲の見掛け分子量を有することが有利である。共役ジエンのポリマーブロック(「B」)は、25,000〜1,000,000、特に30,000〜150,000の範囲の見掛け分子量を有することが好ましい。
【0020】
本明細書を通じて使用する「見掛け分子量」という語は、(ASTM3536による)ポリスチレン校正標準を用いたゲル透過クロマトグラフィ(GPC)で測定したポリマー(ブロック)の分子量を意味する。
【0021】
重合を調節することによって、単一の不飽和結合の炭素原子が主鎖中に組み込まれるように、あるいは不飽和共役結合のすべての炭素原子が主鎖中に組み込まれるように、共役ジエンを成長させることが可能である。前者の方法では、ポリ(共役ジエン)は、ポリマー主鎖に沿ってこのときに付加している不飽和結合であるそのビニル基の含量によって定義される。
【0022】
共役ジエン部分のビニル含量を高める技術はよく知られており、エーテル、アミンおよび他のルイス塩基などの極性化合物、さらに、特にグリコールのジアルキルエーテルからなる群から選択されるものを使用するものがある。最も好ましい重合調整剤は、モノグライム、ジグライム、ジエトキシエタン、1,2−ジエトキシプロパン、1−エトキシ−2,2−t−ブトキシエタンなど、同じまたは異なる末端アルコキシ基を含みかつエチレン基上にアルキル置換基を場合によって有するエチレングリコールのジアルキルエーテルから選択され、その中でも1,2−ジエトキシプロパンが最も好ましい。
【0023】
適切には、ブロックコポリマーの全ビニル含量は少なくとも6重量%(ポリ(共役ジエン)のブロックに対して)、好ましくは8〜80重量%の範囲、より好ましくは25〜55重量%の範囲である。
【0024】
ブロックコポリマーの調製法は当技術分野で知られている。英国特許第1538266号には、いくつかの方法が記載されている。例えば、ブロックコポリマーは、アジピン酸エステルなど(例えば、アジピン酸ジエチル)、ケイ素化合物(例えば、四塩化ケイ素、ジメチルジクロロシラン、メチルジクロロシラン、またはγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン)、またはジビニルまたはトリビニルベンゼンのオリゴマー化により調製される芳香族化合物などの適切なカップリング剤を用いて、少なくとも2つのジブロックコポリマー分子を一緒に結合させることによって調製することができる。これら以外のカップリング剤を、エポキシ化亜麻仁油などのポリエポキシド、エポキシ化ビスフェノール(例えば、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル)、ポリイソシアネート(例えば、ベンゾ−1,2,4−トリイソシアネート)、ポリケトン(例えば、ヘキサン−1,3,6−トリオン)、ポリ無水物、ポリハロゲン化物(例えば、ジブロモエタン)などから選択することができる。
【0025】
カップリング剤を用いても、結合していないジブロックコポリマーの残留物が最終生成物中に残ることがあり、「ジブロック含量」と称する。完全逐次調製など、ジブロックが特に調製も単離もされない技術によってブロックコポリマーを調製する場合には、ジブロックの最終量を、例えば再開始反応によって、調節できることが知られている。ジブロック含量は、例えば、エラストマー成分に対して5〜25重量%、より好ましくは10〜25重量%の範囲にすることができる。
【0026】
ブロックコポリマーの水素化を、必要に応じて、上記英国特許明細書に記載された通りに実施することができる。適切なブロックコポリマーおよびこれらの調製の別の例を、例えば、欧州特許第0006674号、欧州特許第0238149号、欧州特許第0667886号、欧州特許第0317025号、欧州特許第0506195号、欧州特許第0756611号、米国特許第5189083号、米国特許第5212220号、米国特許第5141986号、米国特許第544775号、米国特許第5451619号、米国特許第5718752号、米国特許第5854335号、米国特許第5798401号、米国特許第3231635号、米国特許第3251905号、米国特許第3390207号、米国特許第3598887号、米国特許第4219627号、欧州特許第0413294号、欧州特許第0387671号、欧州特許第0636654号、および国際公開第0422931号に見出すことができる。これらすべての特許を参照により本明細書に組み込む。
【0027】
エラストマー成分(B)は、れき青組成物中に適切には2〜20重量%、より好ましくは10〜15重量%(全れき青組成物に対して)の範囲の量だけ存在する。
【0028】
添加成分
れき青組成物は、想定される最終用途に対して必要とされるような他の成分を場合によって含有することもできる。したがって、フィラー、例えばタルク、炭酸カルシウム、およびカーボンブラックを含むことができる。混合できる他の成分には、樹脂、オイル、安定剤、または難燃剤が含まれる。このようなフィラーおよび/またはその他の成分の含量は、0〜40重量%(全れき青組成物に対して)の範囲とすることができる。他のポリマー改質剤も、それが有利ならば、本発明のれき青組成物中に含めることができることは言うまでもない。
【0029】
本発明によるポリマー−ビチューメンブレンドの実用的な低温・高温特性は、改善された耐老化性と相まって、例えば屋根ふきフェルトの成分としての屋根ふき用途での使用など、外部気象条件にブレンドが曝される用途においては、このようなブレンドを極めて有益なものとすることができる。高温での粘性が実用的に低いことは、ポリマー−ビチューメンブレンドをより容易に加工処理できることを意味するだけでなく、最大許容加工粘度に達するまでより多量のフィラーを混合することができ、それによって通常はフィラーが使用されている用途においてより安価な製品がもたらされることも意味する。
【0030】
本発明のれき青組成物は、シーラントおよびコーティング(例えば、パイプコーティング)、道路建設、消音材料、ビチューメンベースの接着剤など、屋根ふき用途以外の最終用途に適用することもできる。
【0031】
以下の実施例は本発明を説明するものである。
【0032】
実施例
れき青組成物
2種類の市販ビチューメン、すなわちB45/60およびB160/210中に、12重量%のKRATON D−1184(見掛けのラジアル(radial)分子量が420,000g/mol、ジブロック分子量が120,000g/mol、PSCが30重量%、ビニル含量が8重量%である市販SBSグレード)を含むマスターバッチを、Silverson L4R高せん断ミキサーを用いて作製した。このビチューメンを160℃に加熱し、その後ポリマーを添加した。混合すると、ミキサーからエネルギーが投入されたために、温度は180℃に上がった。蛍光顕微鏡検査法で観察して、均一なブレンドが得られるまで、この温度で混合を続けた。
【0033】
これらのマスターバッチと共に他の成分を用いて、180℃の温度で低せん断攪拌下にれき青組成物を調製した。
【0034】
試験方法
フィラー無添加のブレンドに対して、標準の評価、すなわち軟化点、粘度、DIN粘性および低温曲げの測定を行った。
【0035】
本研究の各組成物の50℃での針入度も測定した。針入度測定中に組成物表面にかかる負荷を以下のように計算する。
【0036】
使用したニードルのコーン先端の直径は0.15mmである(較正記録中に報告され、ASTM D5−94に定義されている通り)。
ニードルの表面積(0.25×π×d)は0.0177mmである。
測定中にかかる全荷重、すなわち、錘(50g)とバーは、100gである。
したがって、実負荷は、100÷0.0177=5650g/mm=56500kPaである。
【0037】
押込みレジリエンス(indentation and resilience)を以下のようにして測定した。
平均靴サイズの表面積が210cm(30×7cm)、平均体重が80kgとすれば、屋根に作用する負荷(80÷210=0.394kg/cm)は、38kPaである。
【0038】
針入度カップ中の組成物について実験を行った。組成物の表面に、直径1.3cmの円形の平らな金属シリンダーを配置した。本研究では、2つの異なる荷重、すなわち0.5kgと1kgをかけて、インデンテーション試験を実施した。したがって、組成物に作用する実負荷は38kPaと76kPaである。
【0039】
50℃で様々な負荷をかけて各組成物のクリープ試験を行った。平行型プレート構成を用いたHaake RT20 Rotoviscometerを使用してクリープ試験を行った。上部プレートの直径は8mmであり、プレート間の距離を1mmとした。用いた試料の初期厚みは1.5mmであった。測定開始前に、試料を削って形を整えた。40kPa、20kPa、10kPa、または5kPaの一定負荷をかけてクリープ試験を行った。各組成物のコンプライアンスJ(1/Pa)を時間の関数として測定した。
【0040】
実験1〜5
本研究では、IRGANOX MD−1024を用いて、標準のD−1184 SBSとフィラー30重量%をベースとした一般的な屋根ふき組成物の針入度に対するその効果を検討した。
【0041】
結果
50℃での針入度試験の結果を表に示す。添加剤無添加の基準組成物の針入度を比較のために示す。また、ビチューメンB45/60を含む組成物の一般的な作業特性も比較のために示す。
【0042】
【表1】
Figure 2004517162
【0043】
結論
MD−1024を添加すると、50℃での組成物の針入度が著しい影響を受ける。この添加剤の量が針入度のレベルに影響することも実証された。
【0044】
軟質の方のB160/210ビチューメンを含む組成物中に存在する0.5重量%のMD−1024では、硬質の方のB45/60ビチューメンを含む組成物で観測された針入度と比較して、50℃でほぼ同じ針入度が得られたものの、軟質ビチューメンを含む組成物の方が、全体として極めて良好な作業特性を有することが示された。
【0045】
50℃での針入度が著しく減少し、そのため押込み量のレベルも同様に改善されるはずであることが示唆される。
【0046】
B160/210ビチューメン中のD−1184、フィラー、および添加剤を含む組成物に76kPaの過度の負荷をかけた押込みレジリエンスの結果を図1に示す。標準組成物、すなわち添加物無添加の組成物の結果も示す。
【0047】
添加剤が存在すると、レジリエンスに影響することなく、押込み量のレベルが大幅に改善された。それぞれの場合において、完全な回復が120秒以内に見られた。
【0048】
クリープ試験により、温度50℃、40kPaでの耐変形性を測定した。表1で述べた各組成物(B160/210)の結果を図2に示す。添加剤が存在すると、耐変形性が顕著に改善された。
【0049】
0.3重量%またはいっそう明瞭になる0.5重量%のMD−1024を通常の屋根ふき組成物に混合すると、歩行特性、すなわち、針入度、押込みレジリエンス、および耐変形性を顕著に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
B160/210ビチューメン中、D−1184、フィラー、および添加剤を含む組成物に76kPaの過度の負荷をかけた押込みレジリエンスの試験結果を示す図である。
【図2】
各組成物(B160/210)のクリープ試験による耐変形性試験の結果を示す図である。

Claims (24)

  1. れき青成分(A)と、エラストマー成分(B)、好ましくは共役ジエンとモノビニル芳香族炭化水素とのブロックコポリマーと、添加剤(C)とを含み、添加剤が次の一般式で表される化合物であるれき青組成物。
    Ar−R−Ar (I)
    (式中、「Ar」はそれぞれ独立に、少なくとも1つの水酸基で置換されている6〜20個の炭素原子からなるベンゼン環または縮合芳香族環系であり、「R」は主鎖中に6〜20個の原子と主鎖中に少なくとも1つのアミド基および/またはエステル基とを含み、置換されていてもよい2価の基である)
  2. 各「Ar」が、6〜10個の炭素原子からなるベンゼン環または縮合芳香族環系、好ましくはベンゼン環である請求項1に記載の組成物。
  3. ベンゼン環または縮合芳香族環系が、少なくとも1つの水酸基で置換されている請求項1または2に記載の組成物。
  4. 水酸基または水酸基の1つが、パラ位すなわち4位で置換されている請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 各「Ar」がそれぞれ独立に、1つまたは複数の置換基、好ましくは1〜10個の炭素原子からなるアルキル基を、最も好ましくは1つまたは複数の水酸基に隣接する1つまたは複数の位に有することができる請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 両方の「Ar」が、3,5−ジアルキル−4−ヒドロキシフェニル基、好ましくは3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル基である請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 2価の基「R」が、次の一般式で表される請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
    −[C(=O)X]n− (II)
    (式中、「C(=O)X」は、「X」が酸素原子または窒素原子であるアミド基またはエステル基、好ましくはアミド基であり、「n」はこのような基の数である)
  8. 「n」が1〜4である請求項7に記載の組成物。
  9. 「R」が次式のうちの1つである請求項7に記載の組成物。
    −RXC(=O)C(=O)XR− (III)
    −RXC(=O)−R−C(=O)XR− (IV)
    −RC(=O)X−R−XC(=O)R− (V)
    −RXC(=O)−R−XC(=O)R− (VI)
    (式中、「R」はCl−4のハイドロカーボニレン基、好ましくはエチレン基であり、「X」は定義した通りであり、「R」はC1−10のハイドロカーボニレン基などその主鎖中に1〜10個の原子を有する有機架橋基またはその主鎖中に1〜10個の原子を有する置換有機架橋基、好ましくはn−へキシレン基、あるいはその架橋中に2個のアミド基またはエステル基、好ましくはアミド基を含むこのような鎖長の基である)
  10. 添加剤が、Ciba−GeigyからMD−1024として市販されているビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルエチルアミノ)二炭酸アミドである請求項1に記載の組成物。
  11. 全れき青組成物に対して0.01〜5重量%の範囲の量の添加剤を加える請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. れき青組成物が、天然に存在するビチューメンである、または鉱油から誘導される請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. れき青組成物が、「直留ビチューメン」、沈殿ビチューメン、ブローンビチューメン、およびこれらの混合物から選択される請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. れき青組成物が、25℃で50〜250dmmの範囲の針入度を有する請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. エラストマー成分(B)として使用されるブロックコポリマーが、ポリ(モノビニル芳香族炭化水素)の少なくとも2つの末端ブロックと、1つまたは複数の共役ジエンまたはその(部分)水素化物の少なくとも1つのブロックとを含む請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 共役ジエンが、モノマー1個当たり4〜8個の炭素原子を有するもの、例えば、ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、および1,2−ヘキサジエン、特にブタジエンおよびイソプレン、およびこれらの混合物から選択される請求項15に記載の組成物。
  17. モノビニル芳香族炭化水素が、o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−t−ブチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルトルエン、ビニルキシレンなど、またはそれらの混合物から選択され、特にスチレンである請求項15または16に記載の組成物。
  18. ブロックコポリマーが、線状または分岐状であり、かつ対称または非対称である請求項15から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 最終ブロックコポリマーのモノビニル芳香族炭化水素含量が、適切には10〜70重量%、より好ましくは20〜50重量%(全ブロックコポリマーに対して)の範囲にある請求項15から18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. モノビニル芳香族炭化水素(「A」)のポリマーブロックが、2,000〜100,000、特に5,000〜50,000の範囲の見掛け分子量を有し、共役ジエン(「B」)のポリマーブロックが、25,000〜1,000,000、特に30,000〜150,000の範囲の見掛け分子量を有する請求項15から19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. ブロックコポリマーの全ビニル含量が、少なくとも6重量%(ポリ(共役ジエン)ブロックに対して)、好ましくは8〜80重量%の範囲、より好ましくは25〜55重量%の範囲の量で存在する請求項15から20のいずれか一項に記載の組成物。
  22. エラストマー成分(B)が、(全れき青組成物に対して)2〜20重量%、より好ましくは10〜15重量%の範囲でれき青組成物中に存在する請求項1から21のいずれか一項に記載の組成物。
  23. れき青組成物が、フィラー、例えばタルク、炭酸カルシウム、およびカーボンブラック、および/または樹脂、オイル、安定剤または難燃剤を含めた他の成分を含有する請求項1から22のいずれか一項に記載の組成物。
  24. 請求項1から23のいずれか一項に記載の組成物の屋根ふき用途での使用。
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