JP2004516741A - 符号分割多元接続移動通信システムでの基地局送信アンテナダイバーシティ装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続移動通信システムの通信装置及び方法に関し、特に、符号分割多元接続移動通信システムの順方向送信アンテナダイバーシティ装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access;以下、CDMAと称する。)移動通信システムは、音声を主とする従来の移動通信規格から発展して、音声のみならず、高速データの伝送が可能であるように発展してきた。次世代CDMA移動通信システムは、音声、動画像、及びインターネット検索などのサービスが可能である。移動通信システムにおいて、基地局と移動局との間に存在する通信線路は、基地局から移動局へ信号を伝送する順方向リンク(Forward Link)と移動局から基地局へ信号を伝送する逆方向リンク(Reverse Link)に大別される。
【0003】
移動通信システムにおいて、高速データを伝送するためには、フェーディング(fading)問題を克服しなければならない。フェーディングは、受信信号の振幅を数dBから数十dBまで減少させる。フェーディング問題を克服するためには、多様なダイバーシティ技術が使用される。CDMAシステムで使用する技術のうち1つは、チャンネルの遅延拡散(delay spread)を利用してダイバーシティ受信するレーキ(Rake)受信器を採択している。前記レーキ受信器は、多重経路(multi−path)の信号を受信する受信ダイバーシティ技術を支援する。しかし、前記ダイバーシティ技術は、遅延拡散(delay spread)が小さい場合、動作しない短所がある。
【0004】
また、インターリービング(Interleaving)及びコーディング(coding)を利用する時間ダイバーシティ(time diversity)技術は、ドップラー拡散(Doppler spread)チャンネルで使用される。しかし、前記のような方式は、低速ドップラー拡散チャンネルでは非効率的である。従って、ドップラー拡散が少ない室内チャンネルと低速ドップラーチャンネルである歩行者チャンネルでは、空間ダイバーシティ方式を利用してフェーディング問題を効果的に克服することができる。
【0005】
一方、空間ダイバーシティ(space diversity)技術は、2個以上のアンテナを利用する方式であって、1本のアンテナを通じて伝送された信号がフェーディングによって減衰しても、他のアンテナを通じて伝送された信号を利用してこのような減衰を補償することができるようにする方法である。前記空間方式のアンテナダイバーシティ技術は、複数の受信アンテナを利用する受信アンテナダイバーシティと複数の送信アンテナを利用する送信アンテナダイバーシティとに分けられる。移動局の場合、面積及び費用面において、受信アンテナダイバーシティを備えることが難しいので、基地局の伝送アンテナダイバーシティ使用が勧奨されている。
【0006】
前記送信アンテナダイバーシティは、移動局から順方向チャンネル情報がフィードバックされて伝送に利用される“閉ループ送信ダイバーシティ(closed loop transmit diversity)”及び移動局からのフィードバック情報を受信しない“開ループ送信ダイバーシティ(open loop transmit diversity)”を含む。前記閉ループ送信ダイバーシティ方式において、基地局は、移動局で測定されてフィードバックされたチャンネル情報を利用して移動局のアンテナでのSNR(Signal−to−Noise Ratio;信号対雑音比)が最大になるように、各伝送アンテナの伝送信号に加重値を加える。そして、前記開ループ送信ダイバーシティ方式において、基地局は、フィードバック情報を使用せず、2個の相互直交する経路を通じて同一な信号を伝送する方式である。ここで、直交する経路を構成する方法にて時分割(time division)、周波数分割(frequency division)、またはコード分割(code division)などを使用することができる。
【0007】
図1は、従来技術による開ループ送信ダイバーシティ方式を使用する基地局送信器の構成を示す。
図1を参照すると、入力ビットストリーム(bit stream)は、チャンネルエンコーダ101によって符号化され、チャンネルエンコーダ101の出力シーケンスは、M−aryシンボル変調器(symbol modulator)102に入力されてM−aryシンボルにマッピング(mapping)される。前記M−aryシンボル変調器102は、伝送率によってQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、8PSK(Phase Shift Keying)、または16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調器として動作し、伝送率が変わることができる物理階層パケット単位で変調方式も変更されることができる。
【0008】
前記M−aryシンボル変調器102から出力されるM−aryシンボルのI及びQシーケンスは、STTD/STS(Space−Time Transmit Diversity/Space Time Spreader)変調器103に入力され、相互異なる2個の複素シンボルに変調される。前記STTD/STS変調器103の細部動作は、図4及び図5を参照して説明する。ウォルシュカバー部104及び105は、移動局のために割り当てられたウォルシュ直交コードWN iを利用して入力されたシンボルを直交拡散する。前記ウォルシュカバー部104及び105の詳細な構成は、図2に示される。前記ウォルシュカバー部104及び105によって拡散された2個の複素シンボルは、それぞれ対応する複素拡散器(Complex Spreader)106及び107に入力されて複素拡散される。前記複素拡散器106及び107の内部動作は、図3に示される。前記複素拡散器106及び107の出力信号は、RF部108及び109に入力されてRF帯域信号へ遷移して第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じてそれぞれ放射される。
【0009】
図2は、図1に示したウォルシュカバー部104及び105の詳細構成を示す。前記ウォルシュカバー部104及び105は、入力される複素シンボルに対して伝送するチャンネルに割り当てられたウォルシュコードを利用して伝送帯域幅に拡散する。図3は、図1に示した複素拡散器106及び107の内部動作を示す。前記複素拡散器106及び107は、Iチャンネル拡散シーケンスPNI及びQチャンネル拡散シーケンスPNQで構成される拡散シーケンスを使用して入力される複素信号を複素拡散(complex spreading)してIチャンネル(またはIアーム)信号及びQチャンネル(またはQアーム)信号を出力する。
【0010】
図4は、図1のSTTD/STS変調器103がSTTDモードで動作する場合の内部動作を示す。前記STTD/STS変調器103がSTTDモードで動作する場合、前記STTDモードで、前記STTD/STS変調器103は、下記<表1>のような動作を遂行する。
【0011】
【表1】
【0012】
ここで、S0及びS1は、複素シンボルを示し、次のような式にて表現される。
S0=Si0+jSq0
S1=Si1+jSq1
【0013】
STTD変調器103に特定の時間tには、S0、t+TにはS1が入力される場合、時間tには、第1アンテナANT1のためにS0を出力し、第2アンテナANT2のためにS1のマイナスコンジュゲート(minus conjugate)を出力し、時間t+Tには、第1アンテナANT1のためにシンボルS1を出力し、第2アンテナANT2のためにシンボルS0のコンジュゲートを出力する。
【0014】
図5は、図1で説明したSTTD/STS変調器103がSTS(Space Time Spread)モードで動作する場合の内部動作を示す。図5を参照すると、直並列変換器(Serial to Parallel)501は、入力されるIフェーズシンボル及びQフェーズシンボルで構成される複素シンボルをそれぞれ1/2レートのIフェーズシンボル及びQフェーズシンボルで構成される2個の複素シンボルに変換する。前記2個の複素シンボルI1/Q1及びI2/Q2は、シンボル反復器(Symbol Repeater)511〜518に入力されてそれぞれのシンボル反復器の動作によって反復される。例えば、シンボルI1は、シンボル反復器511及び515に入力され、前記シンボル反復器511は、入力されるシンボルI1を(++)反復して出力し、前記シンボル反復器515は、入力されるシンボルI1を(+−)反復して出力する。それぞれのシンボル反復器511〜518の出力は、4個の加算器519〜522に入力された後2個の複素シンボルに変換される。説明の便宜上、前記STTS/STS変調器を“ダイバーシティ変調器”と称する。
【0015】
図6は、従来技術による閉ループ送信ダイバーシティ方式を使用する基地局送信器の構成を示す。
図6を参照すると、入力ビットストリームは、チャンネルエンコーダ601によって符号化され、前記チャンネルエンコード601の出力シーケンスは、シンボル変調器(symbol modulator)602に入力されてM−aryシンボルにマッピングされる。前記シンボル変調器602の出力は、ウォルシュカバー部611及び612に同時に入力される。すなわち、前記変調器602のIフェーズの出力は、ウォルシュカバー部611及び612のIフェーズの入力として同時に入力され、Qフェーズの出力は、ウォルシュカバー部611及び612のQフェーズの入力として同時に入力される。ウォルシュカバー部611及び612は、入力される複素シンボルと移動局のために割り当てられたウォルシュ符号を乗じて直交拡散して出力する。複素拡散器(Complex Spreader)621及び622は、それぞれ対応するウォルシュカバー部611及び612の出力を複素拡散して出力する。
【0016】
加重値発生器(Weight Generator)651は、移動局からフィードバックされた順方向チャンネル情報に基づいて複数のアンテナのそれぞれに適用する加重値C1及びC2を発生する。ここで、前記フィードバック情報は位相関連情報であることもあり、振幅関連情報であることもある。複素乗算器631及び632は、それぞれ対応する複素拡散器621及び622の出力に前記加重値発生器651から提供される該当加重値C1及びC2を乗じて出力する。前記複素乗算器631及び632の出力は、それぞれRF部641及び642へ伝送されてRF帯域信号に変調された後、第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じて放射される。
【0017】
CDMA−2000システムの標準であるIS−2000リリース(Release)Aの場合、第1アンテナANT1には、共通パイロットチャンネル(Common Pilot Channel)が伝送され、第2アンテナANT2には、ダイバーシティパイロットチャンネル(Diversity Pilot Channel)が伝送される。移動局は、前記共通パイロットチャンネル及びダイバーシティパイロットチャンネルを使用して、2個のアンテナのための加重値情報を計算した後、前記計算された加重値情報を基地局へ伝送する。その後、基地局の加重値発生器651は、前記受信された加重値情報を利用して加重値C1及びC2を生成する。
【0018】
前記送信アンテナダイバーシティ方式の理論的な最大性能を比較すると、図6に示すような閉ループ送信アンテナダイバーシティ方式が図1に示した開ループ送信アンテナダイバーシティ方式に比べ、与えられたビットエラー確率を得るための要求SNR側面で3dB程度優秀である。しかし、理想的な場合ではない一般的なドップラーチャンネルの場合は、高速フェーディングチャンネル環境で閉ループ伝送ダイバーシティ方式は、フィードバック情報の遅延によって送信ダイバーシティを適切に遂行することができない。そこで、開ループ送信ダイバーシティより性能が低下するようになる。すなわち、移動局の移動速度が高速の環境では、閉ループ送信ダイバーシティの利得をまったく得ることができない問題がある。従って、移動局の移動速度に関係なく、すべての速度区間でダイバーシティ利得を得ることができる送信アンテナダイバーシティ方法が要求されてきた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、CDMA移動通信システムで移動局の移動速度と関係なく、すべての速度区間で送信アンテナダイバーシティ利得を得ることができる基地局の伝送装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、CDMA移動通信システムで、閉ループアンテナダイバーシティ方式及び開ループアンテナダイバーシティ方式を並行して使用するための基地局の伝送装置及び方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、CDMA移動通信システムで、移動局の速度が低速のフェーディングチャンネル環境では、閉ループ送信アンテナダイバーシティ方式の利得を獲得し、高速のフェーディングチャンネル環境では、開ループ送信アンテナダイバーシティ方式の利得を得ることができる基地局の伝送装置及び方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するために、本発明の第1見地によると、複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、前記変調器から前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生し、前記発生された複数の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた第1直交符号で拡散して複数の拡散された第1直交拡散シンボルを発生する第1拡散部と、前記変調器から前記複素シンボルに応答して前記複数の複素シンボルと異なり、相互同一な複数の複素シンボルを発生し、前記同一な複数の複素シンボルを前記第1直交符号と異なる第2直交符号で拡散し、前記移動局からの基地局の伝送信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値を前記直交拡散シンボルに乗じて複数の第2直交拡散シンボルを発生する第2拡散部と、前記第1拡散部からの前記第1直交拡散シンボルと前記第2拡散部からの前記第2直交拡散シンボルとを加算する複数の加算器と、前記加算器の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送する送信器とを含むことを特徴とする。
【0021】
また、本発明の第2見地によると、複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、前記変調器からの前記複素シンボルを逆多重化してシンボルレートが減少された2個の複素シンボルを出力する直並列変換器と、前記直並列変換器からの1つの複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生し、前記複数の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた1個の直交符号から作られた第1副直交符号で拡散して複数の第1副直交拡散シンボルを発生する第1拡散部と、前記直並列変換器からの他の1個の複素シンボルに応答して前記複数の複素シンボルと異なり、相互同一な複数の複素シンボルを発生し、前記同一な複数の複素シンボルを前記第1副直交符号と異なる第2副直交符号で拡散し、前記移動局からの基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値を副直交拡散シンボルに乗じて複数の第2副直交拡散シンボルを発生する第2拡散部と、前記第1拡散部からの前記第1副直交拡散シンボルと前記第2拡散部からの前記第2副直交拡散シンボルとを加算する複数の加算器と、前記加算された副直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送する送信器とを含むことを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明の第3見地によると、複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、前記変調器からの前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生するダイバーシティ変調器と、前記複数の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた直交符号で拡散して複数の直交拡散シンボルを発生する複数のウォルシュカバー部と、前記ウォルシュカバー部から出力される直交拡散シンボルの数に対応して備えられ、前記ウォルシュカバー部からの所定の1個の複素シンボルと前記移動局からの基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値のうち所定の加重値をそれぞれ乗じて、加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生し、前記複数の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記乗じられた加重値に対応するアンテナを通じて伝送する複数の送信器とを含むことを特徴とする。
【0023】
なお、本発明の第4見地によると、複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、前記変調器からの前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生するダイバーシティ変調器と、前記ダイバーシティ変調器からの前記複数の複素シンボルをそれぞれ前記移動局に割り当てられた直交符号で拡散して複数の直交拡散シンボルを発生する複数のウォルシュカバー部と、前記拡散部からの前記複数の直交拡散シンボルを与えられた周期によって順次に選択するスイッチと、前記スイッチから出力される直交拡散シンボルと前記移動局からの基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値をそれぞれ乗じて、加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生する複素乗算器と、前記加重値が乗じられた直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送するRF部とを含むことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
本発明は、閉ループアンテナダイバーシティ装置及び移動局の速度に関係なく、一定な性能を得ることができる開ループアンテナダイバーシティ装置を結合するためのものである。本発明の好適な実施形態では、移動局が高速で移動しつつ低くなる閉ループアンテナダイバーシティ装置の性能を開ループアンテナダイバーシティ装置が補償することによって速度による急激な性能低下を防止することができる。
【0025】
図7は、本発明の一実施形態による2個のアンテナを使用し、開ループアンテナダイバーシティ装置及び閉ループアンテナダイバーシティ装置を並列連結して、開ループアンテナダイバーシティ及び閉ループアンテナダイバーシティの利得をすべて得ることができるように構成された基地局の伝送装置を示している。図7に示すように、開ループアンテナダイバーシティ方式によって伝送されるチャンネルは、移動局に割り当てられた2個の相互異なるウォルシュコードによって、閉ループアンテナダイバーシティ方式によって伝送されるチャンネルと分離される。
【0026】
図7を参照すると、チャンネルエンコーダ(Channel Encoder)701は、入力ビットストリーム(bit stream)を符号化して符号シンボルを出力する。変調器(Modulator)702は、前記チャンネルエンコーダ701からの前記符号シンボルをM−ary複素シンボルにマッピングする。ここで、前記変調器702は、伝送率によってQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、8PSK(Phase Shift Keying)、または16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調器として動作する。STTD/STS変調器(またはダイバーシティ変調器)703は、前記変調器702から出力される複素シンボル(I及びQシーケンス)を相互異なる2個の複素シンボルに変調する。前記STTD/STS変調器703の細部動作は、図4及び図5で説明したものと同様である。ウォルシュカバー部704は、前記STTD/STS変調器703からの1個の複素シンボルと移動局のために割り当てられたウォルシュ直交コードを乗じて拡散する。ウォルシュカバー部705は、前記STTD/STS変調器703からの他の1個の複素シンボルと前記ウォルシュ直交コードを乗じて拡散する。
【0027】
加重値発生器(Weight Generator)716は、前記移動局からフィードバックされた順方向チャンネル情報に基づいて前記2個のアンテナのそれぞれに適用する加重値C1及びC2を発生する。ウォルシュカバー部712及び713は、前記変調器702から出力される複素シンボル(I及びQシーケンス)を前記移動局のために割り当てられた前記ウォルシュ直交コードと異なるウォルシュ直交コードを乗じて拡散する。複素乗算器(Complex Multiplier)714は、前記ウォルシュカバー部712の出力と前記加重値発生器716からの加重値C1を乗じる。複素乗算器715は、前記ウォルシュカバー部713の出力と前記加重値発生器716からの加重値C2を乗じる。
【0028】
第1加算器(またはウォルシュチップレベル加算器(Walsh Chip Level Summer))706は、前記ウォルシュカバー部704の出力と前記複素乗算器714の出力とをウォルシュチップレベルに加算する。第2加算器707は、前記ウォルシュカバー部705の出力と前記複素乗算器715の出力とをウォルシュチップレベルに加算する。複素拡散器(Complex Spreader)708及び709は、それぞれ対応する前記加算器706及び707の出力を複素拡散する。前記複素拡散器708及び709の細部動作は、図3で説明したものと同様である。RF部710及び711は、それぞれ対応する前記複素拡散器708及び709の出力を無線周波数(RF)帯域へ遷移する。このように、無線周波数帯域へ遷移された信号は、それぞれ対応するアンテナを通じて移動局へ伝送される。
【0029】
図7の構成に基づいた動作を説明すると次のようである。まず、チャンネルエンコーダ701から出力される符号シンボルは、変調器702によって複素シンボルに変調される。前記変調器702から出力される複素シンボル(I及びQシーケンス)は、第1拡散部及び第2拡散部に同時に入力される。ここで、前記第1拡散部は、前記STTD/STS変調器703、ウォルシュカバー部704及び705で構成される。前記第2拡散部は、前記ウォルシュカバー部712及び713と前記複素乗算器714及び715とから構成される。前記第1拡散部及び第2拡散部へ入力された信号は、移動局に割り当てられた2個のウォルシュコードWN i及びWN jとそれぞれ乗じられて相互間に干渉がない2個のチャンネルに分離される。その後、前記第1加算器706は、前記第1拡散部及び前記第2拡散部の出力信号のうち、第1アンテナANT1を通じて伝送される信号を加算する。そして、第2加算器707は、前記第1拡散部と前記第2拡散部の出力信号のうち、第2アンテナANT2を通じて伝送される信号を加算する。前記第1加算器706の出力及び前記第2加算器707の出力は複素拡散器708によって複素拡散され、前記RF部710及び711を通じてRF帯域へ遷移された後、第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じて伝送される。
【0030】
図8は、本発明の他の実施形態による2個のアンテナを使用し、開ループアンテナダイバーシティ装置と閉ループアンテナダイバーシティ装置とを並列連結して、開ループアンテナダイバーシティと閉ループアンテナダイバーシティとの利得をすべて得ることができるように構成された基地局の伝送装置を示している。図8に示すように、開ループアンテナダイバーシティ方式によって伝送されるチャンネル及び閉ループアンテナダイバーシティ方式によって伝送されるチャンネルは、移動局に割り当てられた1個のウォルシュコードから作られた2個の副ウォルシュコードを利用して分離される。
【0031】
図8を参照すると、チャンネルエンコーダ801は、入力ビットストリームを符号化して符号シンボルを出力する。変調器802は、前記チャンネルエンコーダ801からの前記符号シンボルをM−ary複素シンボルにマッピングする。ここで、前記変調器802は、伝送率によってQPSK、8PSK、または16QAM変調器として動作する。直並列変換器803は、前記変調器802から出力される複素シンボルを2個の複素シンボルに分離して出力する。
【0032】
図9に詳細に示すように、前記直並列変換器803は、Iチャンネルを通じて入力されるシンボルSi0を2回反復してIチャンネルを通じて第1拡散部に出力し、シンボルSi1は、2回反復してIチャンネルを通じて第2拡散部に出力する。そして、前記直並列変換器803は、Qチャンネルを通じて入力されるシンボルSq0を2回反復してQチャンネルを通じて前記第1拡散部に出力し、シンボルSq1は、2回反復してQチャンネルを通じて第2拡散部に出力する。すなわち、それぞれの拡散部へ入力されるシンボルストリームは、前記直並列変換器803の入力ストリームに比べてシンボルレートが1/2減少される。
【0033】
STTD/STS変調器804は、前記直並列変換器803から出力される複素シンボル(I及びQシーケンス)を相互異なる2個の複素シンボルに変調する。前記STTD/STS変調器804の細部動作は、図4及び図5で説明したものと同様である。ウォルシュカバー部805は、前記STTD/STS変調器803からの1個の複素シンボルと移動局に割り当てられた1個のウォルシュコードから作られた2個の副ウォルシュコードのうち、第1ウォルシュコードを乗じて直交拡散する。ウォルシュカバー部806は、前記STTD/STS変調器803からの他の1個の複素シンボルと前記第1ウォルシュコードを乗じて直交拡散する。
【0034】
例えば、前記移動局に長さNであるウォルシュコードWN iが割り当てられたと仮定すると、長さ2Nである2個の副ウォルシュコードWN iWN i及び数式(1)は、
【数1】
それぞれ前記ウォルシュコードWN iから作られる。ここで、二進シンボルに対して、数式(2)のようになる。
【数2】
【0035】
加重値発生器817は、前記移動局からフィードバック順方向チャンネル情報に基づいて、それぞれのアンテナに適用する加重値C1及びC2を発生する。ウォルシュカバー部813及び814は、前記直並列変換器803から出力される複素シンボル(I及びQシーケンス)と前記副ウォルシュコードのうち、第2ウォルシュコードを乗じて直交拡散する。ここで、前記ウォルシュカバー部805及び806で使用する第1ウォルシュコードは、前記ウォルシュカバー部813及び814で使用する第第2ウォルシュコードと相互異なる。複素乗算器815は、前記ウォルシュカバー部813の出力と前記加重値発生器817からの加重値C1を乗じる。複素乗算器816は、前記ウォルシュカバー部814の出力と 前記加重値発生器817からの加重値C2を乗じる。
【0036】
第1加算器807は、前記ウォルシュカバー部805の出力と前記複素乗算器815の出力とをウォルシュチップレベルに加算する。第2加算器808は、前記ウォルシュカバー部806の出力と前記複素乗算器816の出力とをウォルシュチップレベルに加算する。複素拡散器809及び810は、それぞれ対応する前記加算器807及び808の出力を複素拡散する。前記複素拡散器809及び810の細部動作は、図3で説明したものと同様である。RF部811及び812は、それぞれ対応する前記複素拡散器809及び810の出力を無線周波数(RF)帯域へ遷移する。このように、RF帯域へ遷移された信号は、それぞれ対応するアンテナANT1及びATN2を通じて移動局へ伝送される。
【0037】
図8の構成に基づいた動作を説明すると、次のようである。まず、チャンネルエンコーダ801から出力される符号シンボルは、変調器802によって複素シンボルに変調される。前記変調器802から出力される複素シンボルは、直並列変換器803によって2個の複素シンボルに分けられてシンボルレートが1/2で減少される。2個の複素シンボルは、それぞれ第1拡散部及び第2拡散部に同時に入力される。ここで、前記第1拡散部は、前記STTD/STS変調器804及びウォルシュカバー部805及び806を含む反面、前記第2拡散部は、前記ウォルシュカバー部813及び814と前記複素乗算器815及び816を含む。前記第1及び第2拡散部へ入力される複素シンボルは、前記ウォルシュコードと乗じられて相互間に干渉がない2個のチャンネルに分離される。この後、前記第1加算器807は、前記第1拡散部及び前記第2拡散部の出力のうち、第1アンテナANT1を通じて伝送される信号を加算する。そして、第2加算器808は、前記第1拡散部及び前記第2拡散部の出力のうち、第2アンテナANT2を通じて伝送される信号を加算する。前記第1加算器807及び第2加算器808の出力は、前記複素拡散器809及び810によってそれぞれ複素拡散され、前記RF部811及び812を通じてRF帯域へ遷移された後、第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じて伝送される。
【0038】
図10は、本発明のまた他の実施形態による4個のアンテナを使用し、開ループアンテナダイバーシティ装置と閉ループアンテナダイバーシティ装置とを直列連結して、開ループアンテナダイバーシティ及び閉ループアンテナダイバーシティの利得をすべて得ることができるように構成された基地局送信器の構造を示す。
【0039】
図10を参照すると、まず、チャンネルエンコーダ1001は、入力ビットストリームを符号化して符号シンボルを出力する。変調器1002は、前記チャンネルエンコーダ1001からの前記符号シンボルをM−ary複素シンボルにマッピングする。ここで、前記変調器1001は、伝送率によってQPSK、8PSK、または16QAM変調器として動作する。STTD/STS変調器1003は、前記変調器1002から出力される複素シンボル(I及びQシーケンス)を相互異なる2個の複素シンボルに変調する。前記STTD/STS変調器1003の詳細動作は、図4及び図5で説明したものと同様である。加重値発生器1011は、前記移動局からフィードバックされた順方向チャンネル情報に基づいて、それぞれのアンテナに適用する加重値C1、C2、C3、及びC4を発生する。
【0040】
ウォルシュカバー部1004は、前記STTD/STS変調器1003からの1個の複素シンボルを移動局のために割り当てられたウォルシュ直交コードを乗じて拡散する。複素乗算器1005は、前記ウォルシュカバー部1004の出力と前記加重値発生器1011からの加重値C1を乗じて出力する。複素乗算器1006は、前記ウォルシュカバー部1004の出力と前記加重値発生器1011からの加重値C2を乗じて出力する。複素拡散器1007及び1008は、それぞれ対応する前記複素乗算器1005及び1006の出力を複素拡散する。前記複素拡散器1007及び1008の細部動作は、図3で説明したものと同様である。RF部1009及び1010は、それぞれ対応する前記複素拡散器1007及び1008の出力を無線周波数(RF)帯域へ遷移する。このように、前記RF帯域へ遷移された信号は、それぞれ対応する第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じて移動局へ伝送される。
【0041】
ウォルシュカバー部1012は、前記STTD/STS変調器1003からの他の1個の複素シンボルを移動局のために割り当てられたウォルシュコードを乗じて拡散する。複素乗算器1013は、前記ウォルシュカバー部1012の出力と前記加重値発生器1011からの加重値C3を乗じる。複素乗算器1014は、前記ウォルシュカバー部1012の出力と前記加重値発生器1011からの加重値C4を乗じる。複素拡散器1015及び1016は、それぞれ対応する前記複素乗算器1013及び1014の出力を複素拡散する。前記複素拡散器1015及び1016の細部動作は、図3で説明したものと同様である。RF部1017及び1018は、それぞれ対応する前記複素拡散器1015及び1016の出力を無線周波数(RF)帯域へ遷移する。このように、前記RF帯域へ遷移された信号は、それぞれ対応するアンテナANT3及びANT4を通じて移動局へ伝送される。
【0042】
図10の構成に基づいた動作を説明すると、次のようである。まず、チャンネルエンコーダ1001から出力される符号シンボルは、変調器1002によって複素シンボルに変調される。そして、前記複素シンボルは、前記STTD/STS変調器1003を通じて相互異なる2個の複素シンボルに変調される。ここで、前記STTD/STS変調器1003から出力される前記2個の複素シンボルのうち、1個の複素シンボルは第1送信部へ入力され、他の1個の複素シンボルは第2送信部へ入力される。ここで、前記第1送信部は、ウォルシュカバー部1004、複素乗算器1005及び1006、複素拡散器1007及び1008、及びRF部1009及び1010を含み、前記第2送信部は、ウォルシュカバー部1012、複素乗算器1013及び1014、複素拡散器1015及び1016及びRF部1017及び1018を含む。前記第1送信部から出力される2個の複素信号は、第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じて伝送され、前記第2送信部から出力された2個の複素信号は、第3アンテナANT3及び第4アンテナANT4を通じて伝送される。すなわち、基地局は、総4個のアンテナを通じて移動局へ信号を伝送する。
【0043】
CDMA−2000システムの標準であるIS−2000リリース(Release)Aの場合、第1アンテナANT1には共通パイロットチャンネルが伝送され、第2アンテナANT2にはダイバーシティパイロットチャンネルが伝送される。移動局は、これら共通パイロットチャンネル及びダイバーシティパイロットチャンネルを使用して第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2のための加重値情報を計算した後、前記計算された加重値情報を基地局へ伝送する。図10の構造をIS−2000リリース(Release)Aをサービスするシステムに適用する場合、第3アンテナANT3に補助パイロットチャンネル(Auxiliary Pilot Channel)を割り当て第4アンテナANT4に補助ダイバーシティパイロットチャンネル(Auxiliary Diversity Pilot Channel)を割り当てるようにする。移動局は、これら補助パイロットチャンネル及び補助ダイバーシティパイロットチャンネルを使用して、第3アンテナANT3及び第4アンテナANT4のための加重値情報を計算した後、前記計算された加重値情報を基地局へ伝送する。図10に示す加重値発生器1011は、移動局から伝送された第1アンテナANT1、第2アンテナANT2、第3アンテナANT3、及び第4アンテナANT4のための加重値情報を利用して、それぞれのアンテナに適用される加重値C1、C2、C3、及びC4を発生する。図10に示す基地局の構造は、STTD/STS変調器1003によって分離された2個のチャンネルをそれぞれ2個のアンテナを通じて伝送することにより、開ループアンテナダイバーシティのみを使用するときのみよりさらにいい利得を保証する。
【0044】
図11は、本発明のまた他の実施形態による2個のアンテナを使用し、開ループアンテナダイバーシティ装置と閉ループアンテナダイバーシティ装置を直列連結して、開ループアンテナダイバーシティ及び閉ループアンテナダイバーシティの利得をすべて得ることができるように構成された基地局の伝送装置を示す。
【0045】
図11を参照すると、まず、チャンネルエンコーダ1101は、入力ビットストリームを符号化して符号シンボルを出力する。変調器1102は、前記チャンネルエンコーダ1101からの符号シンボルをM−ary複素シンボルにマッピングする。ここで、前記変調器1102は、伝送率によってQPSK、8PSK、または16QAM変調器として動作する。STTD/STS変調器1103は、前記変調器1102から出力される複素シンボル(I及びQシーケンス)を相互異なる2個の複素シンボルに変調する。前記STTD/STS変調器1003の詳細動作は、図4及び図5で説明したものと同様である。加重値発生器1113は、前記移動局からフィードバックされた順方向チャンネル情報に基づいてそれぞれのアンテナに適用する加重値C1及びC2を発生する。
【0046】
スイッチ1106は、前記ウォルシュカバー部1104及び前記ウォルシュカバー部1105から出力された複素シンボルのうち1つを選択して複素乗算器1107及び1108に出力する。前記スイッチ1106は、上位制御器(図示せず)の制御下にウォルシュチップレートの1倍速または2倍速でスイッチング動作を遂行する。ここで、1倍速で動作する場合、前記STTD/STS変調器1103の出力シンボルのうち半分のみ伝送されるが、2倍速で動作する場合、前記STTD/ST変調器1103の出力シンボルの全体が伝送される。また、前記スイッチ1106は、所定数のチップ単位(例えば、シンボル単位)でスイッチング動作を遂行することもできる。
【0047】
複素乗算器1107は、前記スイッチ1106を通じて入力される複素シンボルと前記加重値発生器1113から出力される加重値C1を乗じる。複素乗算器1108は、前記スイッチ1106を通じて入力される複素シンボルと前記加重値発生器1113から提供される加重値C2を乗じる。複素拡散器1109及び1110は、それぞれ対応する前記複素乗算器1107及び1108の出力を複素拡散する。前記複素拡散器1109及び1110の詳細動作は、図3で説明したものと同様である。RF部1111及び1112は、それぞれ対応する前記複素拡散器1109及び1110の出力を無線周波数(RF)帯域へ遷移する。このように、前記RF帯域へ遷移された信号は、それぞれ対応する第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じて移動局へ伝送される。
【0048】
図11の構成に基づいた動作を説明すると、次のようである。まず、チャンネルエンコーダ1101から出力される符号シンボルは、前記変調器1102で複素シンボル(I及びQシーケンス)に変調される。そして、前記複素シンボルは、前記STTD/STS変調器1103で相互異なる2個の複素シンボルに変調され、前記2個の複素シンボルは、それぞれウォルシュカバー部1104及び1105を通じて直交拡散される。このように拡散された2個の複素シンボルは、スイッチ1106を通じて複素乗算器1107及び1108に交代に入力される。スイッチ1106は、ウォルシュチップレートの1倍速または2倍速でスイッチング動作を遂行することもでき、またはシンボル単位でスイッチング動作を遂行することもできる。その後、前記スイッチ1106の出力は、複素乗算器1107及び1108で加重値C1及びC2と乗じられ、前記加重値が乗じられたそれぞれの複素信号は複素拡散され、無線周波数帯域へ遷移される。前記遷移されたRF帯域信号は、第1アンテナANT1及び第2アンテナANT2を通じて伝送される。図11の構造は、ハードウェアの複雑度を最小に減少させつつ、開ループアンテナダイバーシティ及び閉ループアンテナダイバーシティの利得をすべて得ることができる直列連結方式のアンテナダイバーシティ技術を提供する。
【0049】
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0050】
【発明の効果】
以上、述べてきたように、本発明は、CDMA移動通信システムで閉ループアンテナダイバーシティ装置及び開ループアンテナダイバーシティ装置を結合したアンテナダイバーシティ装置を使用する場合、移動局の移動速度が速くても急激な性能低下を防止することができる。従って、移動局のすべての速度領域でアンテナダイバーシティ装置を使用しないシステムより優秀な性能を示し、開ループまたは閉ループアンテナダイバーシティ装置のみを単独に使用するシステムの特定の速度での性能低下を防止することができる。その結果、開ループまたは閉ループアンテナダイバーシティ装置のみを単独に使用する場合に比べて、システムのデータ処理効率(data throughput)を増加させることができ、サービス領域を広めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による開ループ送信ダイバーシティ方式を使用する基地局送信器の構成を示す図である。
【図2】図1に示したウォルシュカバー部の詳細な構成を示す図である。
【図3】図1に示した複素拡散器の詳細な動作を示す図である。
【図4】従来技術による通常なSTTD(Space Time Transmit Diversity)変調器の動作を示す図である。
【図5】従来技術による通常なSTS(Space Time Spreader)変調器の動作を示す図である。
【図6】従来技術による閉ループ送信ダイバーシティ方式を使用する基地局送信器の構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態による2個のアンテナを使用し、移動局に2個のウォルシュコードが割り当てられ、開ループアンテナダイバーシティ装置及び閉ループアンテナダイバーシティ装置が並列連結された送信アンテナダイバーシティ装置を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態による2個のアンテナを使用し、移動局に1個のウォルシュコードが割り当てられ、開ループアンテナダイバーシティ装置及び閉ループアンテナダイバーシティ装置が並列連結された送信アンテナダイバーシティ装置を示す図である。
【図9】図8に示した直並列変換器の詳細な動作を示す図である。
【図10】本発明のまた他の実施形態による4個のアンテナを使用し、開ループアンテナダイバーシティ装置及び閉ループアンテナダイバーシティ装置が直列連結された送信アンテナダイバーシティ装置を示す図である。
【図11】本発明のまた他の実施形態による2個のアンテナを使用し、開ループアンテナダイバーシティ装置及び閉ループアンテナダイバーシティ装置が直列連結された送信アンテナダイバーシティ装置を示す図である。
【符号の説明】
701 チャンネルエンコーダ
702 変調器
703 STTD/STS変調器
704、705、712、713 ウォルシュカバー部
706、707 加算器
708、709 複素拡散器
710、711 RF部
714、715 複素乗算器
716 加重値発生器
Claims (19)
- 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、
前記変調器から前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生し、前記発生された複数の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた第1直交符号で拡散して複数の拡散された第1直交拡散シンボルを発生する第1拡散部と、
前記変調器から前記複素シンボルに応答して前記複数の複素シンボルと異なり、相互同一な複数の複素シンボルを発生し、前記同一な複数の複素シンボルを前記第1直交符号と異なる第2直交符号で拡散し、前記移動局からの基地局の伝送信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値を前記直交拡散シンボルに乗じて複数の第2直交拡散シンボルを発生する第2拡散部と、
前記第1拡散部からの前記第1直交拡散シンボルと前記第2拡散部からの前記第2直交拡散シンボルとを加算する複数の加算器と、
前記加算器の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送する送信器と
を含むことを特徴とする基地局の伝送装置。 - 前記第1拡散部は、
前記変調器から前記複素シンボルに応答して前記相互異なる複数の複素シンボルを発生するダイバーシティ変調器と、
前記ダイバーシティ変調器からの前記相互異なる複数の複素シンボルを前記第1直交符号で拡散して前記複数の第1直交拡散シンボルを発生するウォルシュカバー部とを含むことを特徴とする請求項1記載の基地局の伝送装置。 - 前記ダイバーシティ変調器は、STTD(Space Time Transmit Diversity)変調器及びSTS(Space Time Spreader)変調器のうちいずれか1つであることを特徴とする請求項2記載の基地局の伝送装置。
- 前記第2拡散部は、
前記変調器からの前記複数の複素シンボルを前記第2直交符号で拡散して、前記複数の直交拡散シンボルを発生する複数のウォルシュカバー部と、
前記ウォルシュカバー部からの複数の直交拡散シンボルと前記加重値のうちのそれぞれ対応する加重値を乗じて前記複数の第2直交拡散シンボルを発生する複素乗算器とを含むことを特徴とする請求項1記載の基地局の伝送装置。 - 前記フィードバック情報は、移動局で基地局信号の受信位相を示すことを特徴とする請求項1記載の基地局の伝送装置。
- 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、
前記変調器からの前記複素シンボルを逆多重化してシンボルレートが減少された2個の複素シンボルを出力する直並列変換器と、
前記直並列変換器からの1つの複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生し、前記複数の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた1個の直交符号から作られた第1副直交符号で拡散して複数の第1副直交拡散シンボルを発生する第1拡散部と、
前記直並列変換器からの他の1個の複素シンボルに応答して前記複数の複素シンボルと異なり、相互同一な複数の複素シンボルを発生し、前記同一な複数の複素シンボルを前記第1副直交符号と異なる第2副直交符号で拡散し、前記移動局からの基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値を副直交拡散シンボルに乗じて複数の第2副直交拡散シンボルを発生する第2拡散部と、
前記第1拡散部からの前記第1副直交拡散シンボルと前記第2拡散部からの前記第2副直交拡散シンボルとを加算する複数の加算器と、
前記加算された副直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送する送信器と
を含むことを特徴とする基地局の伝送装置。 - 前記第1拡散部は、
前記直並列変換器からの前記1個の複素シンボルに応答して前記相互異なる複数の複素シンボルを発生するダイバーシティ変調器と、
前記ダイバーシティ変調器からの前記複数の複素シンボルを前記第1副直交符号で拡散して、前記複数の第1副直交拡散シンボルを発生する複数のウォルシュカバー部とを含むことを特徴とする請求項6記載の基地局の伝送装置。 - 前記ダイバーシティ変調器は、STTD(Space Time Transmit Diversity)変調器及びSTS(Space Time Spreader)変調器のうちいずれか1つであることを特徴とする請求項7記載の基地局の伝送装置。
- 前記第2拡散部は、
前記直並列変換器からの前記他の1個の複素シンボルを前記第2副直交符号で拡散して直交拡散シンボルを発生する複数のウォルシュカバー部と、
前記ウォルシュカバー部からの複数の直交拡散シンボルと前記加重値のうちそれぞれ対応する加重値を乗じて、複数の第2副直交拡散シンボルを発生する複素乗算器とを含むことを特徴とする請求項6記載の基地局の伝送装置。 - 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、
前記変調器からの前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生するダイバーシティ変調器と、
前記複数の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた直交符号で拡散して複数の直交拡散シンボルを発生する複数のウォルシュカバー部と、
前記ウォルシュカバー部から出力される直交拡散シンボルの数に対応して備えられ、前記ウォルシュカバー部からの所定の1個の複素シンボルと前記移動局からの基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値のうち所定の加重値をそれぞれ乗じて、加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生し、前記複数の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記乗じられた加重値に対応するアンテナを通じて伝送する複数の送信器と
を含むことを特徴とする基地局の伝送装置。 - 前記ダイバーシティ変調器は、STTD(Space Time Transmit Diversity)変調器及びSTS(Space Time Spreader)変調器のうちいずれか1つであることを特徴とする請求項10記載の基地局の伝送装置。
- 前記送信器は、
前記ウォルシュカバー部からの前記所定の1個の直交拡散シンボルと前記所定の加重値を乗じて、加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生する複数の複素乗算器と、
前記加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記アンテナを通じて伝送するRF(Radio Frequency)部とを含むことを特徴とする請求項10記載の基地局の伝送装置。 - 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送装置において、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生する変調器と、
前記変調器からの前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生するダイバーシティ変調器と、
前記ダイバーシティ変調器からの前記複数の複素シンボルをそれぞれ前記移動局に割り当てられた直交符号で拡散して複数の直交拡散シンボルを発生する複数のウォルシュカバー部と、
前記拡散部からの前記複数の直交拡散シンボルを与えられた周期によって順次に選択するスイッチと、
前記スイッチから出力される直交拡散シンボルと前記移動局からの基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて決定された前記複数のアンテナに対する加重値をそれぞれ乗じて、加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生する複素乗算器と、
前記加重値が乗じられた直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送するRF部と
を含むことを特徴とする基地局の伝送装置。 - 前記ダイバーシティ変調器は、STTD(Space Time Transmit Diversity)変調器及びSTS(Space Time Spreader)変調器のうちいずれか1つであることを特徴とする請求項13記載の基地局の伝送装置。
- 前記フィードバック情報は、移動局で基地局信号の受信位相を示すことを特徴とする請求項13記載の基地局の伝送装置。
- 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送方法において、
前記移動局から受信される基地局の伝送信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて前記複数のアンテナに対する加重値を決定するステップと、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生するステップと、
前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生し、前記発生された複数の複素シンボルをそれぞれ前記移動局に割り当てられた第1直交符号で拡散して複数の第1直交拡散シンボルを発生するステップと、
前記複素シンボルに応答して前記複数の複素シンボルと異なり、相互同一な複数の複素シンボルを発生し、前記同一な複数の複素シンボルを前記第1直交符号と異なる第2直交符号で拡散し、前記決定された加重値を直交拡散シンボルのそれぞれに乗じて、複数の第2直交拡散シンボルを発生するステップと、
前記第1直交拡散シンボルと前記第2直交拡散シンボルとを加算するステップと、
前記加算された直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送するステップと
を含むことを特徴とする基地局の伝送方法。 - 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送方法において、
前記移動局から受信される基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて前記複数のアンテナに対する加重値を決定するステップと、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生するステップと、
前記複素シンボルを逆多重化してシンボルレートが1/2減少された2個の複素シンボルを発生するステップと、
前記2個の複素シンボルのうち1個の複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生し、前記相互異なる複数の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた1個の直交符号から作られた第1副直交符号で拡散して複数の第1副直交拡散シンボルを発生するステップと、
前記2個の複素シンボルのうち、他の1個の複素シンボルに応答して前記相互異なる複数の複素シンボルと異なり、相互同一な複数の複素シンボルを発生し、前記同一な複数の複素シンボルを前記第1副直交符号と異なる第2副直交符号で拡散し、前記決定された加重値を直交拡散シンボルのそれぞれに乗じて、複数の第2副直交拡散シンボルを発生するステップと、
前記第1副直交拡散シンボルと前記第2副直交拡散シンボルとを加算するステップと、
前記加算された副直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送するステップと
を含むことを特徴とする基地局の伝送方法。 - 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送方法において、
前記移動局から受信される基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて前記複数のアンテナに対する加重値を決定するステップと、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生するステップと、
前記複素シンボルに応答して相互異なる2個の複素シンボルを発生するステップと、
前記相互異なる2個の複素シンボルを前記移動局に割り当てられた直交符号で拡散して第1及び第2直交拡散シンボルを発生するステップと、
前記第1直交拡散シンボルと前記決定された加重値のうち所定の第1加重値を乗じて、加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生し、前記加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記第1加重値に対応するアンテナを通じて伝送するステップと、
前記第2直交拡散シンボルと前記決定された加重値のうち所定の第2加重値を乗じて、加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生し、前記加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記第2加重値に対応するアンテナを通じて伝送するステップと
を含むことを特徴とする基地局の伝送方法。 - 複数のアンテナを有する基地局と移動局との間に送信アンテナダイバーシティを使用する移動通信システムでの基地局の伝送方法において、
前記移動局から受信される基地局信号の受信状態を示すフィードバック情報に基づいて前記複数のアンテナに対する加重値を決定するステップと、
符号化されたシンボルに応答して複素シンボルを発生するステップと、
前記複素シンボルに応答して相互異なる複数の複素シンボルを発生するステップと、
前記複数の複素シンボルをそれぞれ前記移動局に割り当てられた直交符号で拡散して複数の直交拡散シンボルを発生するステップと、
前記複数の直交拡散シンボルを与えられた周期によって交代に選択するステップと、
前記選択された直交拡散シンボルに前記決定された加重値を乗じて加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを発生するステップと、
前記加重値が乗じられた複数の直交拡散シンボルを無線周波数帯域へ遷移して前記複数のアンテナを通じて伝送するステップと
を含むことを特徴とする基地局の伝送方法。
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