JP2004515016A

JP2004515016A - Safety tag

Info

Publication number: JP2004515016A
Application number: JP2002547130A
Authority: JP
Inventors: アイルランド，フィリップ　マイケル　ウィリアム; ブルックス，デイビッド　アラン; トライブ，ラグラン　ホラティオ　アンドリュー　ハロルド; アルマニーニ，ピエトロ
Original assignee: ドゥ　ラ　リュ　インターナショナル　リミティド
Priority date: 2000-12-01
Filing date: 2001-11-29
Publication date: 2004-05-20
Also published as: ATE336054T1; DE60122202T2; GB0029392D0; DE60122202D1; EP1337985B1; CN1478263A; AU2002217260A1; WO2002045042A1; EP1337985A1

Abstract

A security tag for securely identifying items comprises a housing (1); a securing mechanism (6) for securing the housing to the item; a monitoring system (20, 24) for monitoring a tag status, the tag status indicating at least whether the housing (1) and the securing mechanism (6) have been tampered with; a store (22) for storing item data identifying the item; and a communication system (21) for communicating tag status and item data to a remote host.

Description

【０００１】
本発明は、品目を安全に識別するための安全タグ（荷札）に係わり、更にはその様なタグを使用するための方法に関する。
【０００２】
安全タグは、商品特には衣服等、の品物に一般的に使用されており、その様な品物の許可されない除去を防止する。これらのタグは品目に通常安全に接続されており、検査（ｉｎｔｅｒｒｏｇａｔｉｏｎ）システム（装置）は、小売店等への出口に設置されており、それはタグの通過を検知して警報を発することが出来る。タグはまた、品物又は品目を所定の位置に安全にすること、及びもしそのタグ又は品物が分離された状態になった場合に表示を提供することが知られている。
【０００３】
種々の安全タグシステム（装置）が従来技術において開示されている。ＷＯ−Ａ−００／１６２８４は、キーがつなぎ鎖（ｔｅｔｈｅｒ）を介して安全に取り付け可能なカードを開示しており、その場合そのつなぎ鎖は導電性であるので、前記カードが別個の監視システムに固定される場合に、その状態を監視可能である。これとは別の実施の形態において、前記カードは、導電性の線（ワイア）を有するフレキシブルなバッグに取り付けられており、前記線の状態は、バッグ内に侵入する試みを検知可能なように監視可能である。このデバイスの欠点は、前記監視システム（装置）への永久的な取り付けを必要とすることである。
【０００４】
ＵＳ−Ａ−６００２３４３は電子タグを開示しており、その電子タグは抵抗のある要素を介して対象に貼り付け可能であり、その抵抗のある要素の電気抵抗は、抵抗のある要素が危うくされたことをもし監視が指摘する場合には、情報が別個の検知システムに伝達される状態で、内蔵の（オンボード）処理装置（プロセッサ）により監視される。これは、上記のものに比べてよりフレキシブルなシステムを形成するが、しかしタグ自体を攻撃する複雑な攻撃者が実施する可能性のある攻撃を処理するものではない。
【０００５】
ＵＳ−Ａ−５３６７２８９は電子物品監視タグを開示しており、その電子物品監視タグは、衣服品等に一般的に接続されており、圧電式フィルムを具備しており、その圧電性フィルムは、機械的力が作用した場合に、電圧を発生する。前記タグは、もし電圧が基準を超えた場合に作動する警報を具備する。このデバイスは物品からタグを分離する試みを検知するために開発されているが、しかし実際にはタグへの力の適用を調査することによりこれを実現する。前記タグは、物品への接続部を慎重に分離することにより、警報を作動させないで物品から分離可能である。
【０００６】
ＧＢ−Ａ−２２５７２７８は、タグとホストコンピュータとの間でデータ通信を可能にする超小型回路を具備する窃盗防止タグを開示する。接触（ｔａｍｐｅｒ）されたことの検知のある形の簡単な言及があるが、タグの主目的は貯蔵場所を監視可能にすることである。
【０００７】
ＵＳ−Ａ−５０９９２２８は、タック（びょう）により商品の品目に取り付け可能であって該タックの頭部の存在を検知するためのセンサを具備する、安全タグを開示する。前記タックにより、接触（タンパー）の試みは従って検知される。
【０００８】
ＵＳ−Ａ−５９５５９５１はこれとは別のタイプのタグ／タック配置を開示する。
【０００９】
ＷＯ−Ａ−９８／１５９２１は輸送ターミナルにおける使用のための安全システムを開示しており、そのシステムは、メモリ（記憶装置）と無線通信デバイスとを具備する電子旅客タグを具備しており、前記メモリは、耐接触（タンパー）性の状態で、比類のない旅客識別コード（記号）を記憶する。そして電子言語タグは、有線（ワイア）式メモリと、無線通信デバイスとを有する。この様にして、タグはお互いを比類のなく登録可能である。
【００１０】
ＵＳ−Ａ−６０５２０６８は、一式の識別タグを具備する車両識別システムを開示しており、その識別タグは、車両に取り付けられており、車両の識別を判定可能な検査装置と通信する。
【００１１】
その様な安全タグを改善する必要性が存在しており、本明細書において、その様な安全タグのための使用の新規な方法に順に導く、新規なタグの開発を開示する。
【００１２】
本発明の第１の形態に従い、品物を安全に識別するための安全タグが提供されており、前記安全タグは、
ａ．　ハウジングと、
ｂ．　前記ハウジングを前記品物に固定するための固定機構と、
ｃ．　タグの状態を監視するための監視システム（装置）であって、前記タグの状態が少なくとも、前記ハウジングと前記固定機構とが接触（タンパー）されたかどうかを指示する、監視システム（装置）と、
ｄ．　品物データを貯蔵するための貯蔵部（ストア）であって、前記品物データは前記品物を識別する貯蔵部と、
ｅ．　前記タグの状態と前記品物データとを、遠隔のホストに通信するように適応される通信システム（装置）と、
を具備する。
【００１３】
本発明の第２の形態に従い、品物を安全に識別し且つ監視する方法が提供されており、前記方法は、
ａ．　前記本発明の第１の形態に従う安全タグを前記品物に取り付ける手順、
を具備しており、
前記安全タグは、
ｂ．　前記品物を識別する品物データを前記貯蔵部に貯蔵する手順と、
ｃ．　前記タグの状態及び／又は前記品物データを、遠隔のホストから前記通信システムを介して、監視する手順と、
を有する。
【００１４】
従来技術の各安全タグは、多数の欠点の内の一以上のものにより問題があることを我々は認識しており、これらの欠点の全てを克服する新規な安全タグを考案した。特別には、前記タグは内蔵式（オンボード）監視システムを具備しており、それにより接触（タンパー）は、前記タグが遠隔のホストにより検査される場合だけではなく、即座に検知される。更に加えて、前記監視システムは、それにより前記タグが品物に固定される前記固定機構を監視するだけではなく、更にはハウジング自体の状態も監視する。従って、前記タグに関係する全てのタイプの接触（タンパー）は、従来技術とは対照的に、検知可能である。
【００１５】
加えて、物品又は物品を囲む容器が適切である場合、品物又は容器の接触（タンパー）もまた監視可能である。
タグは、例えば主供給源から長距離通信を可能にするタグに接続されるＧＳＭ／衛星モジュールへ、遠隔的に電力（パワー）供給可能であるが、しかし好適な実施の形態においてタグは、内蔵式（オンボード）電力（パワー）供給を具備する。これは、内蔵式監視システムを有することの別の利点を提供しており、その内蔵式監視システムにおいては、電力供給からの電力の使用は出来る限り少なくできる。加えて任意の外部接続部は、そのシステムを破ろうと試みる任意の人のためのアクセス（侵入）ポイントを提供可能である。製造時に閉鎖される場合にタグは、保守又は攻撃がない限り再度開けられることはない。それを十分に閉鎖することは、システムを任意の攻撃に対してより以上に抵抗力のあるものにし、タグの内部構成要素への任意の直接的電気的接続を取り除く。
【００１６】
使用において、もし監視システムが接触を検知した場合には、それは通信システムを介して遠隔ホストとの通信を開始可能であるが、一般的にこれはタグの状態、即ち関係する品物を識別する品物データと同様に、それが接触されたという事実、に関する情報を含む。内蔵式監視システムの具備は、非常に早期の段階において接触（タンパー）されたことが検知されることを可能にし、更にそれを遠隔ホストに伝えることを可能にし、従って可能な限り早期に補償作業を実施可能にする。これにより安全タグは、例えば硬貨及び紙幣を含む価値のある物品等の、高価値物品に関する使用に特に適する。
【００１７】
ハウジングの状態の監視は、安全タグに接触する試みの早期の指示を可能にし、それは遠隔ホストへ通信可能である。これはまた、窃盗によりタグが損傷されることを防止して、遠隔ホストが物品が盗まれたことを検知することを中止させる。１つの例において、ハウジングは、導電性部分を具備可能であり、その場合において、監視システムは導電性部分の電気特性を監視して、それによりハウジングの完全性を決定するように適応される。従って例えばもし、誰かが安全タグの内部機能を破壊しようとして、ハウジングに穴を開けた場合に、導電性部分の、例えばインピーダンス等の電気特性における変化が生じ、それ（変化）はハウジング検知器により検知可能である。
【００１８】
これとは別の例においてハウジングは、圧電性材料を具備しており、監視システムは圧電性材料を横切る電位（電気的ポテンシャル）を監視して、ハウジングの完全性を決定するように適応される。やはりもし、誰かがハウジングに干渉するように試みた場合には、これは一般的に振動を発生し、その振動は順に圧電性材料により電位を発生させる。この電位は監視システムにより検知可能であるので、再度ハウジングへの接触は検知される。
【００１９】
監視システムは品物の完全性を検知するための品物検知器を具備することが好ましい。これはしかし、もし安全タグが安全等の安全容器に取り付けられる場合には、要求されなくても良い。
【００２０】
一般的に品物は、導電性収容器内に収容されており、その場合には品物検知器は、導電性収容器の電気特性を監視して、品物の完全性を判定するように適応される。この場合において現金（硬貨及び／又は紙幣）は、例えば、ワイアがバッグ繊維と共に相互に編み込まれたバッグ内に設置可能である。バッグの導電性はその場合、もし中身を抜き出すためにバッグに穴を開ける試みが実施された場合には、変化する。従ってこれにより、安全タグはバッグから物品を取る任意の試みを検知可能である。
【００２１】
固定機構は、ハウジングを物品に固定するための導電性部材を具備することが好ましい。この場合において監視システムは、導電性部材の電気特性を監視して、それにより固定機構の完全性を判定するように適応される機構検知器を具備する。
【００２２】
固定機構は圧電性材料を具備可能である。この場合において監視システムは、圧電性材料を横切る電位を監視して、固定機構の完全性を判定するように適応される機構検知器を具備しても良い。
【００２３】
別のオプションとして、固定機構は精密（ファイン）ワイアフィルムを具備可能であり、そのフィルムの特性は該フィルムに適用されたＲＦ（高周波）場を使用する監視システムにより監視可能である。
固定機構は通常、物品の表示に関係可能である識別マークを具備する。これにより、安全性の追加が提供可能である。
【００２４】
ハウジングは通常、強化プラスティックとゴムの薄板等の耐接触（タンパー）性材料により形成されるが、これは接触（タンパー）することが極度に困難であるからである。しかし別の高強度の耐衝撃性材料もまた使用可能である。
【００２５】
これに加えてハウジングは通常、少なくとも貯蔵及び任意の別の繊細な電子部品を保護する金属製のかごを具備する。金属製のかごは、タグに内蔵される任意の繊細な部品を、ＥＭＰ（電磁パルス）の攻撃から防御するためにファラデーケージとして作用する。
【００２６】
通信システムは、無線式、赤外線式、誘導式又は磁気式通信システム等の多数の通信システムの内の任意の１つであっても良い。従って例えば、通信システムは、ブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ）式無線システムを具備しても良い。これとは別に、誘導性ループカップリングが、安全タグが読取器（リーダー）の近傍に近づいた場合に、タグの状態及び幾つかのデータが誘導性ループを介して貯蔵部（ｓｔｏｒｅ）から読み取り可能であるように具備されても良い。
【００２７】
一般的に通信システムは、例えばＰＫＩ暗号システムを使用して、遠隔ホストに伝送する前に、タグの状態及び／又は物品データを暗号化するように適応される。これにより、第３者が彼ら自身のタグの状態及び物品データを生成して本物のタグのタグの状態を隠すことを防止する。
【００２８】
前記通信システムは、以下の状態の少なくとも一つにおいて遠隔ホストコンピュータと通信するように適応されることが好ましい。
ｉ）　前もって決められた時間間隔において
ｉｉ）　遠隔ホストコンピュータからの要求により、又は
ｉｉｉ）　安全タグ及び／又は物品が接触（タンパー）されたことを指示するタグの状態における変化において
【００２９】
例えばそれが前もって決められた位置に到達するときは常に、又は上記の状態（ｉ−ｉｉｉ）の内ただ１つのタイプにおいて、通信システムが遠隔ホストに通信することを可能にする等の、多くの別のオプションが適用可能であることが認識される。
【００３０】
好適には従って、安全タグは、タグの位置を検知するための位置検知器を具備しており、タグの状態はタグ位置の指示を具備する。これにより、タグの位置は、品物が移動させられる際に、追跡可能である。
【００３１】
現在は、もし１つの団体から別へ品物の所有権を譲渡することが望まれる場合に、品物を譲渡者から被譲渡者へ実際に物理的に移動することが必要である。このプロセスは、特にもし品物が、例えば紙幣等の高価な価値を有する場合には、リスクが生じ得る。一般的にこれらの状況において、品物は錠付きの容器内に確保されており、その容器はその後安全な状態の下で警備会社等により移動される。
【００３２】
その様なシステムの安全性を向上するために、警備会社は一般的に、品物が前もって決められた時間間隔の間前記容器から取り出すことが出来ないことを保証する時間式ロック（錠）を使用する。これは、例えば、運転者が所望の目的地に到達する時間に対応する時間において、前もって決められた地点においてのみ前記容器が移動可能な方法で、安全バン（ワゴン車）内に容器を閉じこめることにより実現される。
【００３３】
これに加えて、前記バン及び容器の位置を追跡することが可能であるので、前記容器更には従って品物の現在位置は監視可能である。
【００３４】
しかしその様なシステムは、品物が輸送中に盗まれることがまだ可能であるという欠点による問題を有する。従って例えば、容器はバンから力ずくで移動可能であるか、又はこれとは別にバンが盗まれることが可能であり、容器は正しい時間において異なる場所に移動される。バン内の容器の位置は追跡可能であるが、しかし品物を容器から、これが検知されないで、移動され、それにより品物が盗まれることがまだ可能である。
【００３５】
本発明の第３の形態に従い、品物の所有権を移動する方法は、
ａ．　安全タグを前記品物に取り付けることにより前記品物を確実に識別する識別手順であって、前記安全タグは前記タグの状態を監視するための監視システムを有しており、前記タグの状態は、前記安全タグ及び／又は前記品物が接触（タンパー）されたかどうかを指示する、識別手順と、
ｂ．　前記監視システムの状態を遠隔で検知する手順と、
ｃ．　前記監視システムが接触（タンパー）の状態を指示しない場合に、品物の所有権の変更を、遠隔ホストに登録させる手順と、
を具備する。
【００３６】
本発明の第３の形態は、一旦品物が確保されていれば、例え品物が移動されなくても、品物の所有権が移動可能であることを認める。加えて、品物がより安全性が低い条件の下でも保持可能である。
【００３７】
従って例えば、店の所有者が店で得た金を適当な容器に入れ、その後上記のように安全タグを取り付けても良い。この時点において容器内の現金は安全に識別される。容器の中身の所有権はその後、遠隔ホストにおいて所有権の変更を記録することにより、店の所有者の銀行等へ移動可能である。この時点から、金は該金に関して責任を有する銀行により有効に所有される。しかし前記容器は同じ場所に物理的に留まる。
【００３８】
任意の段階において物品又はタグが接触（タンパー）された場合に、これの表示は、中央制御センタ等の遠隔ホストに伝達可能であり、前記中央制御センタは安全性に問題があることを認識可能である。これは、物品の現状の十分な追跡機能を所有者に提供するので、所有者は物品が安全に輸送されていることを確信できる。
【００３９】
金の所有権が移動された場合直ぐに、金は店の所有者の銀行の勘定に記入可能であり、店の所有者が構内にまだ保有する金に関する勘定の処理を実施可能にすることが認識される。これは、銀行が常時金の正確な場所と安全性を計算できるからである。
【００４０】
店の所有者がその後、銀行から現金を要求する場合に、店の所有者は金の所有権を戻すように単に処理可能であり、店の所有者が銀行の指導に従い容器から現金を回収することが可能である。従って、現金はある期間銀行により所有されている一方で、それは店の構内から離れることはない。これは従って、品物自体が移動する必要なしで、そのことは順に安全性のリスクの軽減を補助する状態で、品物の所有権を移動可能にする。
【００４１】
前記方法は従来の安全タグにより使用可能であるが、しかしそれ（方法）は、高い安全性の観点において、本発明の第１の形態による安全タグによる使用に特に適しており、その高い安全性はこれらのタグにより実現可能である。本発明の第３の形態は、紙幣又は硬貨等の価値のある品物又は証書による使用に特に適している。
本発明の例は添付図を参照して以下で説明される。
【００４２】
図１と２は本発明による安全タグを示す。図示されるように安全タグは、取り付けられた設置（台）パッド２を有するハウジング１を具備する。ハウジング１は、ホログラム又はキネグラム（ｋｉｎｅｇｒａｍ）等の安全デバイスを有しても良い。ハウジング１の周辺周りのそれぞれの位置に、４つの１回限りの固定具３、例えばリベット等、が具備されており、その固定具３はハウジング１を台板４に取り付けるだけの１回の機会に使用可能である。図示されるように、取り付け部材又はクランプ６を受容するように適応される、台５がやはりハウジング１に取り付けられる。
【００４３】
前記台は図３ａと３ｂにより詳細に示される。図３ａは図２に示される線Ａ−Ａ‘に沿った台の断面を示しており、その一方で図３ｂは図１に示される線Ｂ−Ｂ’に沿った台５の断面を示す。該台は２つの溝（チャンネル）７ａ，７ｂを具備しており、該各溝は取り付け部材６のそれぞれのアーム６ａ，６ｂを収容するように設計される。各溝７ａ，７ｂは、多数のバネ８を具備しており、該バネ８はそれぞれの溝の上側部に対して取り付け部材６のアーム６ａ，６ｂを押しつけるように設計される。該バネの形状は、アーム６ａ，６ｂが矢印９で示される方向において、単に溝を通り移動可能であるようなものである。
【００４４】
従って、使用において取り付け部材６は、矢印９により示される方向で台５内に挿入されても良い。しかし、取り付け部材６を逆の方向において引き抜くことは不可能である。従って取り付け部材６は、取り付け部材を物理的に破壊してそれぞれの溝７ａ，７ｂを介して各アーム６ａ，６ｂを独立に引くことにより、台５から取り外すことのみ可能である。結果として、取り付け部材６は、より詳細が下記で説明されるように、ハウジングを織物（ｆａｂｒｉｃ）タイプの対象に取り付けるように使用可能である。
【００４５】
ハウジングの内部の断面図は図４に示される。図示されるようにハウジングは、ゴムと高強度の強化プラスティックの薄板とから形成された頑丈な反接触（アンチタンパー）性の薄膜層１０により形成されており、それ（薄膜層１０）は過酷な攻撃条件の下でさえも該安全タグの内部構成要素を保護する十分な耐衝撃性を提供する。
【００４６】
プリント回路基板（ＰＣＢ）１１がハウジング１内に配置されており、該基板にはタグを作動させるのに必要な電子部品が設置される。ＰＣＢ１１は一般的に、スポンジ又はゴム等の衝撃吸収材料１２の層に設置されて、より高い耐衝撃性を提供する。この例において圧電性フィルム１３は、薄膜層１０の内側に配置されており、更に保護フィルム１４が圧電性フィルム１３と衝撃吸収材料１２との間に配置される。
【００４７】
導電性外部高分子弾性体（エラストマー）被覆がまた、点線１５により示されるように、薄膜層１０の外側に具備されても良い。
結局、ＰＣＢ１１の一部分はまた、金属製カン（缶）１６内に収容可能であり、その金属製カン１６はＰＣＢ上の電子部品をＥＭＰの攻撃から保護するファラデーケージとして作用する。この場合に、正しく機能させるために、センサが一般的に、金属製カン１６の外側でＰＣＢ１１上に設置されなければならないことが認識されなければならない。従って、サージ（変動）阻止デバイスがこれらの外部センサに取り付けられる。
【００４８】
ハウジング１内のＰＣＢ１１に搭載された部品の配置を示す系統図が図５に示される。図示されるように安全タグは一般的に、マイクロプロセッサ２０と、無線トランシーバ（送受信機）２１と、バス（母線）２３を介して共に接続する貯蔵部２２とを具備する。多数のセンサ２４がまたバス２３に接続される。これらの部品は内蔵式（ｏｎ−ｂｏａｒｄ）電力供給２７から全て電力供給される。
【００４９】
この例において５つのセンサ２４が示されるが、以下の記述から分かるように、より多くのセンサがある状況において必要とされる。各これらのセンサは検知（センサ）システムの部分を形成しており、その検知システムは安全タグと、該安全タグが取り付けられる品物の状態を監視するように使用される。
【００５０】
センサにより検知される信号はプロセッサ２０に伝送されており、前記プロセッサ２０は信号を監視して、安全タグ及び／又は品物が接触（タンパー）されていることをこれらの信号が指示した時を判定するように適応される。計測の感度は、プロセッサ２０が通常の取り扱いを接触（タンパー）であると判定することを防止するレベルに設定されるが、安全タグ、品物等が損傷してしまう前に接触（タンパー）を検知可能な十分低いレベルに設定される。これは以下の２つの方法の内の１つにより実施される。
ｉ．　信号の分析により、又は
ｉｉ．　前もって決められた閾値と信号との比較により、
【００５１】
第１の例においてプロセッサは、ニューラルネット（神経回路網）により形成可能である。この場合においてそのニューラルネットは通常の作動環境下で調整される（ｔｒａｉｎｅｄ）ので、安全タグ及び品物が正しく取り扱われている場合に、信号がセンサ２４から獲得するべきものを、それは学習する。結果として、予期される範囲外の信号が検知される場合には、プロセッサは、安全タグ又は品物のいずれかが接触（タンパー）されていると判定する。
【００５２】
第２の例において、各センサ２４から獲得されるべき許容可能な信号の範囲の指示は、メモリ２２に記憶される。従ってプロセッサ２０は、獲得された信号を許容可能な信号のそれぞれの範囲と比較可能であり、更にこれから、品物又は安全タグが接触（タンパー）されているかどうかを判定可能である。
【００５３】
任意の接触（タンパー）が検知された場合に、プロセッサ２０は、信号をトランシーバ２１を介して、安全タグ又は品物が攻撃されていることを指示する遠隔監視システム２６へ送信するように適応されており、それは以下においてより詳細に説明される。
【００５４】
使用において安全タグは、非常に多数の異なる安全形態を具備しており、その安全形態は環境に応じて別個に又は共に組み合わされて使用されても良い。安全形態は図６と７を参照して以下で説明される。
【００５５】
図６は、安全タグがシールされた容器３０に接続される方法を示す。図示されるように安全タグは、設置パッド２を面３１に設置することにより容器の本体３２に取り付けられる。設置パッド２は接触（タンパー）検知可能（ｅｖｉｄｅｎｔ）な２重側部の接着パッドにより形成されており、前記接着パッドはハウジング１が面３１に取り付けられることを可能にする。そのパッドは、もしハウジング１を面３１から取り外す試みがなされた場合に、該パッドの少なくとも一部分が面３１に残されて、その一方で対応する部分がハウジング１に取り付けられて残されており、それによりタグが取り外されたことを示すように設計されている。
【００５６】
これに加えて（又は代替案として選択可能に）、１回限りの固定具３が、容器本体３０を介して挿入されて、図示されるように設置板４に取り付けられており、それにより安全タグを所定位置に固定する。
【００５７】
安全タグを織物式バッグに取り付けた例が図７に示される。この例において織物式バッグ４０は、取り付け部材６を使用して安全タグに取り付けられる。取り付け部材６は、バッグ４０の首部の周囲を包んでおり、その後アーム６ａ，６ｂが台５に挿入される。アーム６ａと６ｂはその後、可能な限り深く溝７ａ，７ｂ内に引き込まれるので、従って安全タグの織物式バッグ４０からの取り外しを防止する。
【００５８】
次に、安全タグの作動について説明する。安全タグは以下の３つの異なるタイプの検知機構を具備する。
ｉ．　ハウジングの完全性をチェックするためのハウジングセンサシステム（装置）
ｉｉ．　容器への取り付けの完全性をチェックするための取り付けセンサ
ｉｉｉ．　品物を収容する容器の完全性をチェックするための品物センサ
これらの各々について以下で説明する。
【００５９】
ハウジングセンサ
ハウジングセンサシステムは、ハウジング１の完全性を検知するために使用される。これは、安全タグが接触（タンパー）されて内部の機能が破壊されることを防止するために実施される。
【００６０】
第１の例においてハウジングセンサシステムは、圧電性フィルム１３と、センサ２４の対応する１つとにより形成される。この場合においてセンサ２４は、例えばアンメータ（電流計）等の電流センサであり、それは圧電性フィルム１３内に生成される電流を検知するように適応される。
【００６１】
従ってもし薄膜層１０が、例えばハウジングを壊すか又は穴を開ける試みにより変形される場合に、これは圧電性フィルム１３の対応する変形を引き起こす。これはフィルム内の電流の発生を生じるが、それ（電流）はセンサ２４により検知可能である。
【００６２】
上記のようにセンサ２４は、プロセッサ２０に接続されており、プロセッサ２０はそれから得られた信号を監視して、これら（信号）はハウジングが接触（タンパー）されている表示であるかどうかを判定する。
【００６３】
従って一般的に、電流のある値は、通常のオペレーションにおいてセンサ２４により検知されるが、例えばそれはハウジング１が輸送中にぶつかった場合である。しかしもし、検知された電流が閾値を超えており、これは誰かがハウジング１を開けようと試みていることの指示である場合には、これはプロセッサ２０により検知されており、プロセッサ２０には信号がトランシーバ２１を介して伝送されている。
【００６４】
これとは別の例においてセンサ２４は、エラストマー（高分子弾性体）被覆１５の導電性を計測するように適応可能である。一般的にエラストマー被覆は、センサ２４で計測可能な導電性を有する。これは、例えば該被覆を横切る電位を適用して該被覆を通り流れる電流を計測するセンサを製作することにより実現可能である。タグ電気測定性（ｅｌｅｃｔｒｏｍｅｔｒｉｃ）被覆は、例えば黒鉛等の導電性化合物又は化合中にエラストマーに添加可能な微細顆粒により形成される化合物を含む。この被覆はその後、帯と同じ方法で監視可能である。この場合においてもし、エラストマー被覆１５が、例えばもし穴を開けられる等、干渉された場合には、これはその導電性を変化させ、その変化はプロセッサ２０により検知されるので、適切な応答が生成可能である。
【００６５】
取り付けセンサ
取り付けセンサは多数の方法の内のいずれか１つにより実施可能である。
第１の例において圧電性フィルム（図示されない）は、設置パッド２とハウジング１との間に挟まれる。従ってもし容器の面３１からハウジング１が取り外される試みがなされた場合には、これは圧電性フィルムを変形する。圧電性フィルムは順に、電流センサ２４により検知される電流を発生する。
【００６６】
再度、ある量の電流の発生は、例えば輸送中の動きが原因である等の、通常の使用において予想されるはずである。しかしもし、発生された電流が閾値を超える場合には、これはプロセッサ２０により検知されており、プロセッサ２０は安全タグが容器３０から取り外される試みが実施されたと判定する。
【００６７】
第２の例において、圧電性フィルムは容量性（キャパシタンスのある）フィルム（図示されない）により置換される。センサ２４は、ＲＦ（高周波）場を該フィルムに適応して該フィルムを通り流れる電流の応答を計測することにより、フィルムの容量を計測するように適応される。この場合において、容量（キャパシタンス）の任意の振動は、フィルムの特性が影響されたことを指摘しており、それは順に、ハウジング１の容器３０への接続部が接触（タンパー）されていることを指摘する。
【００６８】
同様な結果がまた、設置パッドの圧電性フィルムを導電性フィルム又は多数の微細なワイアのいずれかにより置換することにより実現可能である。各ケースにおいて、フィルム又はワイアの導電性は適切なセンサ２４により計測される。
【００６９】
第３の例において、センサ２４は１回限りの固定具３に接続される。この場合においてセンサ２４は、設置板４の電気特性を監視するように使用される。従って、システムは、１回限りの固定具を通り電流を流れさせて、従って設置ネジを通り流れさせて、設置板４の導電性を監視可能にするように作動可能である。
【００７０】
これは、容量とインピーダンスを要求されるように変化する能力を有する適切な末端を有する伝送ラインの部分を、１回限りの固定具３により形成することにより、実現されることが好ましい。一旦作動させられると、タグは、適切なセンサ２４を使用する伝送ラインの特性の任意における変化をタグが判定可能にする、可変インピーダンス及び容量の端末ネットワークを使用してＶＳＷＲ（電圧定在波比）を最小化する。
【００７１】
この例においてもし、１回限りの固定具３又は設置板４のいずれかが接触（タンパー）された場合には、導電性の変化はセンサ２４を使用して検知されて、再度これをプロセッサ２０に信号で知らせる。
【００７２】
最後に取り付け部材６は一般的に、導電性材料により形成される。従ってセンサ２４は、溝７ａ，７ｂに接続されて取り付け部材の導電性を検知する。もし導電性の変化が、前もって決められた閾値量に比べより大きい場合には、これはマイクロプロセッサ２０により検知され、マイクロプロセッサ２０は、取り付け部材が干渉されていると判定する。
再度取り付け部材６は、圧電性材料により形成可能であり、それ（圧電性材料）は適切なセンサ２４に接続される。
【００７３】
品物検知
品物が乱されたかを検知するための手段もまた提供可能である。安全タグが金属製容器（例えば図６に示されるような）に取り付けられる場合において、容器の導電性は、センサ２４の１つを使用して計測可能である。再度、導電性の変化は、容器が開けられていることを指示可能であり、その場合にこれはプロセッサ２０により検知される。
【００７４】
織物式バッグ４０（図７）の場合において、織物材料は織物内に相互に編み込まれる導電性ワイアを有することが出来る。この場合においてセンサ２４は、導電性取り付け部材６を介して織物材料に取り付け可能である。前記繊維の導電性はその後、計測可能であるので、もし繊維が品物をバッグ４０から引き抜く試みにおいて引き裂かれる場合に、これはセンサ２４により検知される。
【００７５】
その様な検知技術は、垂直方向に伸張する２式の独立したワイアを利用することにより改善可能である。各前記ワイアの導電性は、２つのセンサ２４を使用して個別に計測可能であり、単一の方向においてのみバッグに影響を与える変化を検知可能にする。
【００７６】
選択可能に、容器３０又はバッグ４０のいずれかに収容される品物は、それらに取り付けられた検知手段を有しても良い。これは、例えば調整された誘導回路の部分の形を具備可能である。調整された誘導回路の第１の部分は、センサ２４により構成されており、その一方で第２の部分は、容器内の品物に取り付けられた適当な電子部品により構成される。従って、調整された回路の２つの部分の近位は、センサ２４により検知されていてプロセッサ２０に中継される信号の強さに影響する。これにより、プロセッサがセンサ２４に対する品物の近位を判定して、それにより品物が安全タグからの前もって決められた距離に比べてより大きく移動させられたかを判定可能にする。
【００７７】
これとは別の選択として、圧電性フィルムが紙幣のバンド固縛された束の梱包フィルム４０（図８）に埋め込み可能である。バンド固縛は、紙幣（ノート）の長、短の角部の中央付近でそれぞれ伸張する２つの幅広い帯４１，４２により形成されるので、単一の紙幣はフィルムを変形しないで取り外すことは出来ず、それ（フィルム）は、フィルムに固定されたタグ４３の適切なセンサ２４により、上記のものと同様な方法で（図６）検知可能である。同様な導電性技術が、使用可能であり、安全タグは品物に適当にワイア止め可能である。
【００７８】
一般的なオペレーション
使用において安全タグは、価値のある品物に直接的に、あるいは保護されるべき物品を含む容器３０又はバッグ４０へのいずれかに、上記の方法で取り付けられる。
一旦これが完了されると、安全タグが取り付けられた品物の詳細は、ホスト２６又は別の入力デバイス（図示されない）から通信トランシーバ２１を介して安全タグのメモリ２２に供給される。これは、例えばＰＤＡ、ラップトップ、デスクトップ・コンピュータ等のコンピュータ装置、あるいはワップ（ＷＡＰ）電話等の移動可能な通信デバイスを、通信トランシーバの特性に依存して、使用して実現可能である。
【００７９】
特別には、もしトランシーバが、ブルートゥース・ピコネット（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈｐｉｃｏｎｅｔ）、ブルートゥース可能なＰＤＡ、ワップ（ＷＡＰ）電話等である場合に、品物のリストを該トランシーバを介してメモリ２２に送るのに使用可能である。
それがセンサ２４の状態を監視するべきであることをプロセッサ２０に指示する作動信号を伝送することも可能である。
【００８０】
もし任意の時間において、一旦タグが作動させられて、センサ２４の任意の１つからの信号が予想範囲外にあるとプロセッサ２０が判定した場合に、プロセッサ２０は、品物に干渉する試みがなされたと判定する。従って、プロセッサ２０は、トランシーバ２１を介して、例えばホスト２６、又は警備会社、警察、銀行等であって金の輸送に責任がある、遠隔制御センタに伝送される警報信号を発生する。
警告信号は、遠隔制御センタにより検知されており、遠隔制御センタは品物が何らかの方法で接触（タンパー）されていると判定可能である。
【００８１】
これに加えて、安全タグはまた、追加の情報を送っても良く、その追加の情報は、例えば現在得られているセンサの読みの指示であり、それにより遠隔制御センタが安全タグに何が起こっているかを判定可能にする。
【００８２】
従って、安全タグは通常、位置センサ２４を具備しており、その位置センサ２４は安全タグの位置を判定可能である。これは通常、ＧＰＳ衛星航法（ナビゲーション）タイプのセンサの形を取っており、そのセンサは安全タグの位置をピンポイントで（正確に）指示可能であり、更にこの指示を任意の警報信号により遠隔制御センタに伝送可能である。これにより、干渉が発生した時間に、また他の時間においても同様に、遠隔制御センタが安全タグの位置を判定可能にする。
【００８３】
安全の追加的レベルとして、プロセッサ２０は、状況信号を遠隔ホストに定期的に送信して、各センサの現状の状態を確認するように適応可能である。これにより、遠隔制御センタが、安全タグの現在位置を含む、システムの完全性を注視するそれら自身の観察を実行可能にさせる。これとは別に、遠隔ホストは、システムをポーリング（調査）して、情報が必要に応じて伝達されることを要求可能である。
これに加えて、安全タグに関係する品物の詳細がメモリ２２に記憶されるので、これにより遠隔ホストは、関連する品物の価値を判定可能である。
【００８４】
追加的安全性として、プロセッサ２０からトランシーバ２１を介して遠隔ホスト２６への情報の伝達は、従来のＰＫＩシステムを使用して伝送する前に、データの暗号化を含むことが可能である。これにより、第三者が安全タグからの信号を傍受することを防止して、更にタグが実際に警報信号を送信する時に、タグは干渉されていないと指示する彼ら自身の信号を伝送することを防止する。
【００８５】
タグは識別及び伝送の両目的で証書（ｄｏｃｕｍｅｎｔｓ）を安全にするために使用可能であることが、このことから認識される。従って、本発明の追加の形態は、安全タグが、例えば現金等の証書の所有権を輸送するために使用可能であることである。
【００８６】
この場合において、一旦証書が安全にタグに接続されると、例えば適切な容器に設置し容器にタグを取り付けることにより、使用者は、通常の方法で品物の詳細をメモリ２２に入力可能である。所有者はまた、輸送（ｔｒａｎｓｆｅｒ）コードを入力可能であり、その輸送コードは容器内の証書（例えば、紙幣）の所有権を第三者に移動させる。
その様な輸送コードの入力において、プロセッサ２０は情報を遠隔制御センタへ伝送して、前記輸送が中央で登録されることを可能にする。この地点から、証書は被輸送者により効果的に所有される。
【００８７】
従って、証書は、知識においてそれらの物理的な位置に残すことが可能であり、その知識とは、被輸送者の安全タグを取り外す許可なしに、それら（証書）が接触（タンパー）されたり干渉されることが出来ないというものである。品物はその後、必要ならば、後日に異なる物理的位置に移動可能である。
【００８８】
従って例えば、小売店主は現金を銀行に預金することを望んでも良い。従って小売店主は、上記の技術を使用して、現金を適切なバッグに入れて、価値をメモリ２２に入力し、その後現金の所有権を銀行に移動する。現金は実際には、その位置が安全タグにより分かるので、店の構内に残すことが可能である。現金はその後、後日に物理的に銀行へ移動可能である。
【００８９】
これとは別に、もし現金が移動される前に、店が何らかの理由、例えば供給者に支払う等により現金を必要とする場合には、銀行が現金の所有権を店主に戻すために送ることが可能である。店主は、安全タグを正当に無効操作して、店の構内から出ることのなかった現金にアクセス出来る。しかしこれにも係わらず、現金は実際にある時間期間の間、店主の銀行の勘定に預金されており、店主は実際に構内に保持されていたこの現金を使用して取引することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】
図１は、本発明に従う安全タグの平面図である。
【図２】
図２は、図１の安全タグの側面図である。
【図３ａ】
図３ａは、線Ａ−Ａ’に沿う図１の安全タグの台の断面図である。
【図３ｂ】
図３ｂは、線Ｂ−Ｂ’に沿う図３ａの安全タグの台の断面図である。
【図４】
図４は、線Ｃ−Ｃ’に沿う安全タグの断面図である。
【図５】
図５は、図１の安全タグの内部の構成要素の系統図である。
【図６】
図６は、堅固な容器に取り付けられた図１の安全タグを示す図解図である。
【図７】
図７は、織物式容器に取り付けられた図１の安全タグの図解図である。
【図８】
図８は、安全タグに取り付けられた紙幣の包まれた束を示す。[0001]
The present invention relates to security tags (tags) for securely identifying items and to methods for using such tags.
[0002]
Safety tags are commonly used on items such as merchandise, especially clothing, and prevent unauthorized removal of such items. These tags are usually securely connected to the item, and an interrogation system (equipment) is installed at the exit to a retail store or the like, which can detect the passage of the tags and issue an alarm. . Tags are also known to secure an item or item in place and to provide an indication if the tag or item becomes detached.
[0003]
Various security tag systems (devices) have been disclosed in the prior art. WO-A-00 / 16284 discloses a card in which a key can be securely attached via a tether, in which case the tether is electrically conductive, so that said card is a separate monitoring system. , The status can be monitored. In another embodiment, the card is mounted on a flexible bag having conductive lines (wires), the condition of the lines being such that an attempt to enter the bag can be detected. It can be monitored. A disadvantage of this device is that it requires permanent attachment to the monitoring system (device).
[0004]
US-A-6002343 discloses an electronic tag, which can be affixed to an object via a resistive element, the electrical resistance of the resistive element being compromised by the resistive element. If the monitoring indicates that the information is being transmitted to a separate sensing system, it is monitored by a built-in (on-board) processing unit (processor). This forms a more flexible system than the one described above, but does not handle attacks that could be performed by a complex attacker attacking the tag itself.
[0005]
U.S. Pat. No. 5,366,289 discloses an electronic article surveillance tag, which is generally connected to clothing or the like and comprises a piezoelectric film, the piezoelectric film comprising: When a mechanical force is applied, a voltage is generated. The tag includes an alarm that is activated if the voltage exceeds a reference. This device has been developed to detect attempts to separate the tag from the article, but in practice does this by investigating the application of force to the tag. The tag can be separated from the article without activating an alarm by carefully separating the connection to the article.
[0006]
GB-A-2257278 discloses an anti-theft tag comprising a microcircuit that enables data communication between the tag and a host computer. Although there is a brief mention of some form of tampering detection, the primary purpose of the tag is to allow the storage location to be monitored.
[0007]
U.S. Pat. No. 5,099,228 discloses a safety tag that can be attached to an item of merchandise by a tack and includes a sensor for detecting the presence of the head of the tack. With the tack, a contact (tamper) attempt is thus detected.
[0008]
U.S. Pat. No. 5,595,951 discloses another type of tag / tack arrangement.
[0009]
WO-A-98 / 15921 discloses a security system for use in a transport terminal, the system comprising an electronic passenger tag comprising a memory and a wireless communication device, The memory stores a unique passenger identification code (symbol) in a contact-resistant (tamper-resistant) state. The electronic language tag has a wired (wired) memory and a wireless communication device. In this way, tags can be uniquely registered with each other.
[0010]
U.S. Pat. No. 6,052,068 discloses a vehicle identification system comprising a set of identification tags, which are attached to the vehicle and communicate with an inspection device capable of determining the identity of the vehicle.
[0011]
There is a need to improve such security tags, and the disclosure herein discloses the development of new tags that in turn lead to new methods of use for such security tags.
[0012]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a security tag for safely identifying an article, wherein the safety tag comprises:
a. A housing,
b. A fixing mechanism for fixing the housing to the article;
c. A monitoring system (device) for monitoring the status of a tag, wherein the status of the tag at least indicates whether the housing and the fixing mechanism have been contacted (tamped);
d. A storage unit for storing item data, wherein the item data is a storage unit for identifying the item;
e. A communication system (device) adapted to communicate the status of the tag and the item data to a remote host;
Is provided.
[0013]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a method for safely identifying and monitoring an item, said method comprising:
a. Attaching a security tag according to the first aspect of the present invention to the article;
Has,
The safety tag,
b. Storing the item data identifying the item in the storage unit;
c. Monitoring the status of the tag and / or the item data from a remote host via the communication system;
Having.
[0014]
We have recognized that each prior art security tag is problematic due to one or more of a number of disadvantages, and have devised new security tags that overcome all of these disadvantages. In particular, the tag has a built-in (on-board) surveillance system, whereby contact (tamper) is detected immediately, not only when the tag is checked by a remote host. In addition, the monitoring system not only monitors the securing mechanism by which the tag is secured to the item, but also monitors the condition of the housing itself. Thus, all types of contact (tamper) associated with the tag are detectable, in contrast to the prior art.
[0015]
In addition, if the article or container surrounding the article is appropriate, contact of the item or container (tamper) can also be monitored.
The tag can be remotely powered, for example, from a main source to a GSM / satellite module connected to the tag to enable long-range communication, but in a preferred embodiment the tag is self-contained. Equipped with on-board power supply. This offers another advantage of having a self-contained monitoring system, in which the use of power from the power supply can be as low as possible. In addition, any external connections can provide an access (intrusion) point for anyone attempting to break the system. If closed at the time of manufacture, the tag will not be reopened without maintenance or attack. Closing it sufficiently makes the system more resistant to any attack and removes any direct electrical connection to the internal components of the tag.
[0016]
In use, if the surveillance system detects a contact, it can initiate communication with the remote host via the communication system, but generally this is the status of the tag, i.e., the item that identifies the item concerned. It contains information about the fact that it was touched, as well as the data. The provision of a self-contained surveillance system makes it possible to detect that a tamper has been made at a very early stage, and also to transmit it to a remote host, so that the compensation work can be carried out as soon as possible. Can be implemented. This makes the security tag particularly suitable for use with high value articles, such as valuable articles including coins and banknotes.
[0017]
Monitoring the condition of the housing allows for an early indication of an attempt to contact the security tag, which can be communicated to a remote host. This also prevents the theft from damaging the tag and stops the remote host from detecting that the item was stolen. In one example, the housing can include a conductive portion, in which case the monitoring system is adapted to monitor the electrical properties of the conductive portion and thereby determine the integrity of the housing. Thus, for example, if someone pierces the housing in an attempt to destroy the internal functionality of the security tag, a change in the electrical properties of the conductive portion, such as impedance, will occur, which will be changed by the housing detector. Can be detected.
[0018]
In another example, the housing comprises a piezoelectric material and the monitoring system is adapted to monitor a potential (electrical potential) across the piezoelectric material to determine the integrity of the housing. . Again, if someone attempts to interfere with the housing, this will generally generate a vibration, which in turn will generate a potential through the piezoelectric material. Since this potential can be detected by the monitoring system, contact with the housing is detected again.
[0019]
The monitoring system preferably includes an item detector for detecting the integrity of the item. This, however, may not be required if the security tag is attached to a safety or other security container.
[0020]
Generally, the item is contained in a conductive container, wherein the item detector is adapted to monitor an electrical property of the conductive container to determine the integrity of the item. . In this case, the cash (coins and / or banknotes) can be placed, for example, in a bag in which the wires are woven together with the bag fibers. The conductivity of the bag then changes if an attempt is made to puncture the bag to extract its contents. Thus, this allows the security tag to detect any attempt to remove the item from the bag.
[0021]
The fixing mechanism preferably includes a conductive member for fixing the housing to the article. In this case, the monitoring system comprises a mechanism detector adapted to monitor the electrical properties of the conductive member and thereby determine the integrity of the securing mechanism.
[0022]
The securing mechanism can include a piezoelectric material. In this case, the monitoring system may include a mechanism detector adapted to monitor the potential across the piezoelectric material to determine the integrity of the locking mechanism.
[0023]
As another option, the locking mechanism can comprise a fine wire film, and the properties of the film can be monitored by a monitoring system using an RF (high frequency) field applied to the film.
The securing mechanism usually comprises an identification mark that can be related to the indication of the article. This can provide additional security.
[0024]
The housing is typically formed of a tamper-resistant material, such as a reinforced plastic and a thin sheet of rubber, because it is extremely difficult to contact (tamper). However, other high strength impact resistant materials can also be used.
[0025]
In addition to this, the housing usually comprises a metal basket that protects at least the storage and any other sensitive electronic components. The metal cage acts as a Faraday cage to protect any delicate components contained in the tag from EMP (electromagnetic pulse) attacks.
[0026]
The communication system may be any one of a number of communication systems, such as a wireless, infrared, inductive or magnetic communication system. Thus, for example, the communication system may include a Bluetooth wireless system. Separately, inductive loop coupling means that if the security tag approaches the reader (reader), the status of the tag and some data will be read from the store via the inductive loop. It may be provided as possible.
[0027]
Generally, communication systems are adapted to encrypt the state of the tag and / or the item data prior to transmission to a remote host, for example, using a PKI encryption system. This prevents third parties from generating their own tag status and article data to hide the tag status of genuine tags.
[0028]
Preferably, the communication system is adapted to communicate with a remote host computer in at least one of the following situations:
i) at predetermined time intervals
ii) upon request from a remote host computer, or
iii) changes in the status of the security tag and / or the tag indicating that the article has been contacted (tamped);
[0029]
Many such as allowing the communication system to communicate to a remote host whenever it reaches a predetermined location, or in only one of the above states (i-iii). It will be appreciated that other options are applicable.
[0030]
Preferably, therefore, the security tag comprises a position detector for detecting the position of the tag, and the status of the tag comprises an indication of the tag position. This allows the position of the tag to be tracked as the item is moved.
[0031]
Currently, if it is desired to transfer ownership of an item from one party to another, it is necessary to actually physically move the item from the transferor to the transferee. This process can be risky, especially if the item has a high value, such as banknotes. Generally, in these situations, the item is secured in a locked container, which is then moved under security by a security company or the like.
[0032]
To increase the security of such systems, security companies generally use time locks to ensure that items cannot be removed from the container for a predetermined time interval. I do. This may include, for example, enclosing the container in a safety van (wagon) in such a way that the container can only be moved at a predetermined point at a time corresponding to the time the driver arrives at the desired destination. Is realized by:
[0033]
In addition to this, it is possible to track the position of the van and the container, so that the current position of the container and thus also the item can be monitored.
[0034]
However, such systems have problems due to the drawback that items can still be stolen during transportation. Thus, for example, the container can be forcibly moved from the van, or alternatively, the van can be stolen, and the container moved to a different location at the correct time. The location of the container in the van can be tracked, but the item can be moved from the container without detection, so that the item can be stolen.
[0035]
According to a third aspect of the present invention, a method for transferring ownership of an item comprises:
a. An identification procedure for securely identifying the article by attaching a safety tag to the article, wherein the security tag has a monitoring system for monitoring the status of the tag, and the status of the tag is An identification procedure that indicates whether the security tag and / or the article has been touched (tamped);
b. Remotely detecting the state of the monitoring system;
c. Registering a change in ownership of an item with a remote host if the monitoring system does not indicate a state of contact (tamper);
Is provided.
[0036]
The third aspect of the present invention recognizes that once the item is secured, the ownership of the item can be moved even if the item is not moved. In addition, the item can be held under less secure conditions.
[0037]
Thus, for example, the store owner may place the gold obtained from the store in a suitable container and then attach the safety tag as described above. At this point, the cash in the container is safely identified. Ownership of the contents of the container can then be transferred to the store owner's bank or the like by recording the change in ownership at the remote host. From this point, the gold is effectively owned by the bank responsible for the gold. However, the container physically stays in the same place.
[0038]
If an article or tag is touched (tamped) at any stage, the indication can be transmitted to a remote host such as a central control center, which can recognize that there is a security problem. It is. This provides the owner with sufficient tracking of the current state of the item so that the owner can be assured that the item is being transported safely.
[0039]
Recognize that as soon as gold ownership is transferred, the gold can be entered into the store owner's bank account, allowing the store owner to process accounts for gold still held on the premises. Is done. This is because banks can always calculate the exact location and security of gold.
[0040]
If the store owner subsequently requests cash from the bank, the store owner can simply proceed to return the ownership of the gold, and the store owner will collect the cash from the container according to the bank's guidance It is possible. Thus, while cash is owned by the bank for a period of time, it does not leave the store premises. This thus makes it possible to move the ownership of the goods without the goods themselves having to be moved, which in turn helps to reduce the risk of security.
[0041]
The method can be used with a conventional security tag, but it is particularly suitable in terms of high security for use with a security tag according to the first aspect of the invention, its high security Can be realized by these tags. The third form of the invention is particularly suited for use with valuable items or certificates, such as banknotes or coins.
Examples of the present invention are described below with reference to the accompanying drawings.
[0042]
1 and 2 show a security tag according to the invention. As shown, the security tag comprises a housing 1 having a mounting pad 2 attached thereto. The housing 1 may have a security device such as a hologram or a kinegram. At each location around the periphery of the housing 1 there are provided four one-time fixtures 3, such as rivets, which provide a single opportunity to mount the housing 1 to the base plate 4. It can be used for As shown, a platform 5 adapted to receive a mounting member or clamp 6 is also mounted to the housing 1.
[0043]
The platform is shown in more detail in FIGS. 3a and 3b. FIG. 3a shows a cross section of the platform along the line AA 'shown in FIG. 2, while FIG. 3b shows a cross section of the platform 5 along the line BB' shown in FIG. The pedestal is provided with two channels (channels) 7 a, 7 b, each of which is designed to accommodate a respective arm 6 a, 6 b of the mounting member 6. Each groove 7a, 7b comprises a number of springs 8, which are designed to press the arms 6a, 6b of the mounting member 6 against the upper part of the respective groove. The shape of the spring is such that the arms 6a, 6b can simply move through the groove in the direction indicated by arrow 9.
[0044]
Thus, in use, the mounting member 6 may be inserted into the platform 5 in the direction indicated by the arrow 9. However, it is impossible to pull out the mounting member 6 in the opposite direction. Therefore, the mounting member 6 can only be removed from the base 5 by physically breaking the mounting member and pulling the arms 6a, 6b independently via the respective grooves 7a, 7b. As a result, the mounting member 6 can be used to mount the housing to a fabric type object, as described in more detail below.
[0045]
A cross-sectional view of the interior of the housing is shown in FIG. As shown, the housing is formed by a strong anti-contact (anti-tamper) thin film layer 10 formed of rubber and a sheet of high-strength reinforced plastic, which is severe. Provides sufficient shock resistance to protect the internal components of the security tag even under attack conditions.
[0046]
A printed circuit board (PCB) 11 is arranged in the housing 1 and on which electronic components necessary for operating the tag are installed. PCB 11 is typically mounted on a layer of shock absorbing material 12, such as sponge or rubber, to provide higher impact resistance. In this example, the piezoelectric film 13 is disposed inside the thin film layer 10, and a protective film 14 is further disposed between the piezoelectric film 13 and the shock absorbing material 12.
[0047]
A conductive outer polymeric elastomer (elastomer) coating may also be provided on the outside of the thin film layer 10, as indicated by the dotted line 15.
Eventually, a portion of the PCB 11 can also be housed in a metal can (can) 16 that acts as a Faraday cage protecting electronic components on the PCB from EMP attacks. In this case, it must be recognized that the sensor must generally be installed on the PCB 11 outside the metal can 16 in order to function properly. Therefore, surge (fluctuation) blocking devices are attached to these external sensors.
[0048]
FIG. 5 is a system diagram showing an arrangement of components mounted on the PCB 11 in the housing 1. As shown, the security tag generally comprises a microprocessor 20, a wireless transceiver (transceiver) 21, and a storage 22 connected together via a bus (bus) 23. A number of sensors 24 are also connected to the bus 23. These components are all powered by an on-board power supply 27.
[0049]
Although five sensors 24 are shown in this example, as will be seen from the description below, more sensors are needed in situations where there are. Each of these sensors forms part of a sensing (sensor) system, which is used to monitor the status of the security tag and the item to which it is attached.
[0050]
The signals sensed by the sensors are transmitted to a processor 20, which monitors the signals to determine when these signals indicate that a security tag and / or item has been touched (tamped). Adapted to be. The sensitivity of the measurement is set to a level that prevents the processor 20 from judging the normal handling as a contact (tamper), but detects the contact (tamper) before the safety tag or the article is damaged. Set to a low enough level. This is implemented in one of two ways:
i. By analyzing the signal, or
ii. By comparing the signal with a predetermined threshold,
[0051]
In a first example, the processor can be formed by a neural network (neural network). In this case, the neural network is trained under normal operating conditions, so that it learns what the signal should get from the sensor 24 when the safety tag and item are handled correctly. As a result, if a signal outside the expected range is detected, the processor determines that either the security tag or the item has been touched (tamped).
[0052]
In a second example, an indication of the range of acceptable signals to be obtained from each sensor 24 is stored in memory 22. Thus, the processor 20 can compare the acquired signal to the respective range of acceptable signals, and from this, can determine if an item or security tag has been touched (tamped).
[0053]
If any contact (tamper) is detected, processor 20 is adapted to transmit a signal via transceiver 21 to a remote monitoring system 26 indicating that a security tag or item is being attacked. And it is described in more detail below.
[0054]
In use, the security tag has a very large number of different security features, which may be used separately or combined together depending on the environment. The safety configuration is described below with reference to FIGS.
[0055]
FIG. 6 shows how the safety tag is connected to the sealed container 30. As shown, the safety tag is attached to the body 32 of the container by placing the installation pad 2 on the surface 31. The mounting pad 2 is formed by a contact (tamper) detectable double sided adhesive pad, which allows the housing 1 to be mounted on the surface 31. The pad is such that if an attempt is made to remove the housing 1 from the surface 31, at least a portion of the pad is left on the surface 31 while a corresponding portion is left attached to the housing 1; It is designed to indicate that the tag has been removed.
[0056]
Additionally (or alternatively), a one-time fixture 3 is inserted through the container body 30 and attached to the mounting plate 4 as shown, thereby securing Fix the tag in place.
[0057]
An example in which a safety tag is attached to a woven bag is shown in FIG. In this example, the woven bag 40 is attached to the security tag using the attachment member 6. The mounting member 6 wraps around the neck of the bag 40, after which the arms 6 a and 6 b are inserted into the base 5. The arms 6a and 6b are then retracted into the grooves 7a, 7b as deeply as possible, thus preventing the removal of the safety tag from the textile bag 40.
[0058]
Next, the operation of the safety tag will be described. The security tag has three different types of sensing mechanisms:
i. Housing sensor system (equipment) for checking housing integrity
ii. Mounting sensor to check the integrity of the mounting on the container
iii. Item sensor for checking the integrity of the container containing the item
Each of these is described below.
[0059]
Housing sensor
The housing sensor system is used to detect the integrity of the housing 1. This is performed to prevent the safety tag from being touched (tamped) and the internal function from being destroyed.
[0060]
In a first example, the housing sensor system is formed by the piezoelectric film 13 and a corresponding one of the sensors 24. In this case, the sensor 24 is a current sensor such as, for example, an ammeter, which is adapted to detect the current generated in the piezoelectric film 13.
[0061]
Thus, if the thin film layer 10 is deformed, for example, by breaking or piercing the housing, this causes a corresponding deformation of the piezoelectric film 13. This results in the generation of a current in the film, which (current) is detectable by the sensor 24.
[0062]
As described above, the sensor 24 is connected to the processor 20, which monitors the signals obtained therefrom to determine if these (signals) are an indication that the housing is in contact (tamper). I do.
[0063]
Thus, in general, a certain value of the current is sensed by the sensor 24 in normal operation, for example when the housing 1 is hit during transportation. However, if the detected current is above the threshold, which is an indication that someone is trying to open the housing 1, this has been detected by the processor 20 and The signal is transmitted via the transceiver 21.
[0064]
In another example, the sensor 24 is adaptable to measure the conductivity of the elastomeric coating 15. Generally, the elastomeric coating has a conductivity that can be measured by the sensor 24. This can be achieved, for example, by fabricating a sensor that measures the current flowing through the coating by applying a potential across the coating. Tag electrometric coatings include conductive compounds such as, for example, graphite or compounds formed by fine granules that can be added to the elastomer during compounding. This coating can then be monitored in the same manner as the band. In this case, if the elastomeric coating 15 is interfered, e.g., pierced, this will change its conductivity, and the change will be detected by the processor 20 so that an appropriate response is generated. It is possible.
[0065]
Mounting sensor
The mounting sensor can be implemented in any one of a number of ways.
In a first example, a piezoelectric film (not shown) is sandwiched between the mounting pad 2 and the housing 1. Thus, if an attempt is made to remove the housing 1 from the surface 31 of the container, this will deform the piezoelectric film. The piezoelectric film in turn generates a current that is detected by current sensor 24.
[0066]
Again, the generation of a certain amount of current should be expected in normal use, for example due to movement during transport. However, if the generated current exceeds the threshold, this has been detected by the processor 20 and the processor 20 determines that an attempt has been made to remove the safety tag from the container 30.
[0067]
In a second example, the piezoelectric film is replaced by a capacitive (capacitive) film (not shown). The sensor 24 is adapted to measure the capacitance of the film by adapting an RF (high frequency) field to the film and measuring the response of the current flowing through the film. In this case, any oscillation of the capacitance indicates that the properties of the film have been affected, which in turn indicates that the connection of the housing 1 to the container 30 is in contact (tamper). Point out.
[0068]
Similar results can also be achieved by replacing the piezoelectric film of the mounting pad with either a conductive film or a number of fine wires. In each case, the conductivity of the film or wire is measured by a suitable sensor 24.
[0069]
In a third example, the sensor 24 is connected to the one-time fixture 3. In this case, the sensor 24 is used to monitor the electrical properties of the mounting plate 4. Thus, the system is operable to allow current to flow through the one-off fixture, and thus through the mounting screws, to allow monitoring of the conductivity of the mounting plate 4.
[0070]
This is preferably achieved by forming a one-time fixture 3 with a suitable end of the transmission line having the capacity to change the capacitance and impedance as required. Once activated, the tag uses a VSWR (voltage standing wave ratio) using a variable impedance and capacitance terminal network that allows the tag to determine changes in any of the characteristics of the transmission line using the appropriate sensor 24. ) Is minimized.
[0071]
In this example, if either the one-time fixture 3 or the mounting plate 4 is touched (tamped), a change in conductivity is detected using the sensor 24 and is again detected by the processor 20. Signal to.
[0072]
Finally, the mounting member 6 is generally formed of a conductive material. Therefore, the sensor 24 is connected to the grooves 7a and 7b and detects the conductivity of the mounting member. If the change in conductivity is greater than a predetermined threshold amount, this is detected by the microprocessor 20 and the microprocessor 20 determines that the mounting member has been interfered.
Again, the mounting member 6 can be formed from a piezoelectric material, which is connected to a suitable sensor 24.
[0073]
Article detection
Means for detecting whether the item has been disturbed can also be provided. In the case where the safety tag is attached to a metal container (eg, as shown in FIG. 6), the conductivity of the container can be measured using one of the sensors 24. Again, a change in conductivity can indicate that the container has been opened, in which case it is detected by the processor 20.
[0074]
In the case of a woven bag 40 (FIG. 7), the woven material can have conductive wires interwoven into the woven fabric. In this case, the sensor 24 can be attached to the textile material via the conductive attachment 6. Since the conductivity of the fiber can then be measured, if the fiber is torn in an attempt to pull the item out of the bag 40, this is detected by the sensor 24.
[0075]
Such sensing techniques can be improved by utilizing two independent wires extending vertically. The conductivity of each said wire can be measured separately using two sensors 24, making it possible to detect changes affecting the bag in only one direction.
[0076]
Optionally, items contained in either the container 30 or the bag 40 may have sensing means attached thereto. This can, for example, comprise the form of a part of a regulated induction circuit. The first part of the conditioned inductive circuit is constituted by the sensor 24, while the second part is constituted by suitable electronic components attached to the items in the container. Thus, the proximity of the two parts of the conditioned circuit affects the strength of the signal sensed by sensor 24 and relayed to processor 20. This allows the processor to determine the proximity of the item to the sensor 24, and thereby determine whether the item has been moved a greater distance than a predetermined distance from the security tag.
[0077]
As an alternative, the piezoelectric film can be embedded in a band-tied bundle of packaging film 40 (FIG. 8) of the banknote. The band shackle is formed by two wide bands 41 and 42 extending near the center of the long and short corners of the note (note), so that a single note can be removed without deforming the film. Instead, it (film) can be detected by a suitable sensor 24 of a tag 43 fixed to the film in a similar manner as described above (FIG. 6). Similar conductive techniques can be used and the security tag can be suitably wired to the item.
[0078]
General operations
In use, the safety tag is attached in the manner described above, either directly to the item of value or to the container 30 or bag 40 containing the item to be protected.
Once this is completed, details of the item to which the security tag is attached are provided from the host 26 or another input device (not shown) via the communication transceiver 21 to the memory 22 of the security tag. This can be achieved using a computer device, such as a PDA, laptop, desktop computer, or a mobile communication device, such as a WAP phone, depending on the characteristics of the communication transceiver.
[0079]
In particular, if the transceiver is a Bluetooth piconet, a Bluetooth enabled PDA, a WAP phone, etc., it can be used to send a list of items to the memory 22 via the transceiver. is there.
It is also possible to transmit an activation signal indicating to the processor 20 that it should monitor the condition of the sensor 24.
[0080]
If, at any time, the tag is activated and the processor 20 determines that the signal from any one of the sensors 24 is outside of the expected range, the processor 20 attempts to interfere with the item. Is determined. Accordingly, the processor 20 generates an alarm signal transmitted via the transceiver 21 to a host 26 or a remote control center, such as a security company, police, bank, etc., responsible for transporting gold.
The warning signal has been detected by the remote control center, and the remote control center can determine that the item has been contacted (tamped) in some way.
[0081]
In addition to this, the safety tag may also send additional information, such as an indication of the currently obtained reading of the sensor, so that the remote control center can tell the safety tag what to do. Make it possible to determine if it is happening.
[0082]
Therefore, the safety tag usually includes the position sensor 24, and the position sensor 24 can determine the position of the safety tag. It usually takes the form of a GPS satellite navigation type sensor, which can pinpoint (accurately) the position of the security tag and furthermore, this indication can be given remotely by any alarm signal. It can be transmitted to the control center. This allows the remote control center to determine the position of the safety tag at the time of the interference and at other times as well.
[0083]
As an additional level of security, processor 20 can be adapted to periodically send status signals to the remote host to ascertain the current status of each sensor. This allows the remote control centers to perform their own observations, which monitor the integrity of the system, including the current location of the security tag. Alternatively, the remote host can poll the system and request that information be communicated as needed.
In addition, details of the item associated with the security tag are stored in memory 22 so that the remote host can determine the value of the associated item.
[0084]
For additional security, the transmission of information from the processor 20 via the transceiver 21 to the remote host 26 may include encryption of the data prior to transmission using a conventional PKI system. This prevents third parties from intercepting the signal from the security tag, and also transmits their own signal indicating that the tag is not interfered when the tag actually sends an alarm signal. To prevent
[0085]
It is recognized from this that tags can be used to secure documents for both identification and transmission purposes. Thus, an additional aspect of the present invention is that the security tag can be used to transport ownership of a deed, such as cash, for example.
[0086]
In this case, once the certificate is securely connected to the tag, the user can enter details of the item into memory 22 in the usual manner, for example by placing it in a suitable container and attaching the tag to the container. . The owner can also enter a transfer code, which transfers ownership of the certificate (eg, banknote) in the container to a third party.
Upon entry of such a transport code, processor 20 transmits the information to the remote control center, allowing the transport to be centrally registered. From this point, the certificate is effectively owned by the transportee.
[0087]
Thus, certificates can be left in their physical location in knowledge, which means that they can be touched (tampered) or interfered with without permission to remove the transportee's security tag. It cannot be done. The item can then be moved to a different physical location at a later date if necessary.
[0088]
Thus, for example, a retailer may want to deposit cash at a bank. Thus, the retailer uses the techniques described above to place the cash in an appropriate bag, enter the value into memory 22, and then transfer ownership of the cash to the bank. The cash can actually be left on the premises of the store because its location is known by the security tag. The cash can then be physically transferred to the bank at a later date.
[0089]
Alternatively, if the store needs cash before the cash is transferred for any reason, such as paying a supplier, the bank may send the cash ownership back to the owner. It is possible. The shopkeeper can access the cash that has not left the shop premises by properly invalidating the safety tag. However, despite this, the cash is actually deposited in the account of the shopkeeper's bank for a certain period of time, and the shopkeeper can actually trade using this cash held on the premises.
[Brief description of the drawings]
FIG.
FIG. 1 is a plan view of a security tag according to the present invention.
FIG. 2
FIG. 2 is a side view of the safety tag of FIG.
FIG. 3a
Fig. 3a is a cross-sectional view of the pedestal of the security tag of Fig. 1 along line AA '.
FIG. 3b
Fig. 3b is a cross-sectional view of the pedestal of the security tag of Fig. 3a along line BB '.
FIG. 4
FIG. 4 is a cross-sectional view of the safety tag taken along line CC ′.
FIG. 5
FIG. 5 is a system diagram of components inside the security tag of FIG.
FIG. 6
FIG. 6 is an illustrative view showing the safety tag of FIG. 1 attached to a rigid container.
FIG. 7
FIG. 7 is an illustrative view of the safety tag of FIG. 1 attached to a woven container.
FIG. 8
FIG. 8 shows a wrapped bundle of banknotes attached to a security tag.

Claims

In a safety tag for safely identifying an item, this safety tag is
A housing,
A fixing mechanism for fixing the housing to the article;
A monitoring system for monitoring the status of a tag, wherein the status of the tag at least indicates whether the housing and the securing mechanism have been contacted by a person, a monitoring system,
A storage unit for storing item data, wherein the item data is a storage unit that identifies the item,
A communication system adapted to communicate the status of the tag and the item data to a remote host;
A safety tag comprising:

The security tag according to claim 1, further comprising a power supply located on or in the housing.

The housing includes at least one conductive portion;
The monitoring system is adapted to monitor an electrical property of the conductive portion, thereby determining the integrity of the housing.
The safety tag according to claim 1.

The housing includes a piezoelectric material,
The safety tag according to any one of claims 1 to 3, wherein the monitoring system is adapted to monitor a potential across the piezoelectric material to determine the integrity of the housing.

The fixing mechanism includes a conductive member for fixing the housing to the article.
5. The monitoring system according to claim 1, wherein the monitoring system comprises a mechanism detector adapted to monitor an electrical property of the conductive member and thereby determine the integrity of the locking mechanism. Safety tag described.

The fixing mechanism includes a piezoelectric material,
The method according to claim 1, wherein the monitoring system comprises a mechanism detector adapted to monitor a potential across the piezoelectric material to determine the integrity of the locking mechanism. Safety tag.

The fixing mechanism,
A clamp member having a pair of arms that can be pushed into corresponding openings in a platform on the housing;
A locking system to prevent the clamp from being removed from the platform;
The safety tag according to any one of claims 1 to 6, comprising:

The fixing mechanism,
For example, with a conductive member such as a plate to which the housing is connected, for example, by a container for the article or a part of the article sandwiched therebetween,
The safety tag according to any one of claims 1 to 6, wherein the impedance of the conductive member forming portion of the transmission line can be monitored.

The safety tag according to any one of claims 1 to 8, wherein the housing is formed of a contact-resistant material such as a thin plate of rubber and reinforced plastic.

The security tag according to any one of claims 1 to 9, wherein the housing includes a Faraday cage for protecting at least the storage unit.

The security tag according to any of the preceding claims, wherein the communication system comprises one of a wireless, infrared, inductive or electromagnetic communication system.

The security tag according to any of the preceding claims, wherein the communication system is adapted to encrypt the status of the tag and / or the item data before transmitting it to the remote host.

The communication system,
A state at a predetermined time interval, or at a request from the remote host, or at a change in the state of the security tag and / or the tag indicating that the item has been contacted;
A security tag according to any one of the preceding claims, adapted to communicate with the remote host in at least one of the following.

The monitoring system includes a position detector for detecting a position of the tag,
14. The security tag according to claim 1, wherein the status of the tag includes an indication of a position of the tag.

15. A security tag according to any one of the preceding claims, wherein the monitoring system comprises an item detector for detecting the integrity of the item.

A safety tag attached to the conductive enclosure,
The safety tag of claim 15, wherein the item detector is adapted to monitor electrical properties of the conductive enclosure, thereby determining the integrity of the enclosure.

In a method for securely identifying and monitoring goods, the method comprises:
a. Attaching a security tag according to any one of the preceding claims to the article;
b. Storing the item data identifying the item in the storage unit;
c. Monitoring the status of the tag and / or the item data from a remote host via the communication system;
A method comprising:

The procedure for attaching the article (the procedure (a)) includes:
Installing the article in a safety container;
Connecting the safety tag to the safety container;
18. The method of claim 17, further comprising:

The monitoring system is adapted to monitor an electrical property of the safety container,
19. The method of claim 18, wherein the method further comprises electrically connecting the monitoring system to the safety container.

A method of monitoring the status of the tag and / or the item data from a remote host causes the communication system to communicate with the remote host system.
that is,
The communication system,
A state at a predetermined time interval, or at a request from the remote host system, or at a change in the state of the security tag and / or a tag indicating that the item has been contacted,
20. The method according to any one of claims 17 to 19, comprising the step of causing the communication system to communicate with the remote host system in at least one of the following.

21. The method according to any one of claims 17 to 20, wherein the method further comprises monitoring a position of the security tag.

In the method of transferring ownership of an item, the method comprises:
a. An identification procedure for securely identifying the article by attaching a security tag to the article, wherein the security tag has a monitoring system for monitoring the status of the tag, and the status of the tag is An identification procedure indicating whether the security tag and / or the item has been contacted;
b. Remotely detecting the state of the monitoring system;
c. A step of registering a change in ownership of the item with the remote host when the monitoring system does not indicate a state of contact;
A method comprising:

23. The method of claim 22, wherein the item is not physically moved between owners during the registering step of step (c).

A method according to any of claims 22 or 23, wherein the security tag is according to any one of claims 1 to 16.

The method according to any one of claims 22 to 24, wherein the item comprises a valuable item such as a banknote and / or coin.

26. The method of claim 25, wherein the item is securely placed in a container to which the security tag is attached.

26. The method of claim 25, wherein the security tag is attached to a packet placed around a stack of banknotes.