JP2004513548A - 送信アンテナまたは受信アンテナとしての無線アンテナおよび移動無線システム - Google Patents
送信アンテナまたは受信アンテナとしての無線アンテナおよび移動無線システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004513548A JP2004513548A JP2002540246A JP2002540246A JP2004513548A JP 2004513548 A JP2004513548 A JP 2004513548A JP 2002540246 A JP2002540246 A JP 2002540246A JP 2002540246 A JP2002540246 A JP 2002540246A JP 2004513548 A JP2004513548 A JP 2004513548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- radio
- antenna
- mobile
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/246—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for base stations
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/36—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
- H01Q1/38—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/30—Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
- H01Q9/40—Element having extended radiating surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
本発明は送信アンテナまたは受信アンテナの形態の無線アンテナおよび移動無線システムに関する。無線アンテナMS/A,BST−Aは平板アンテナであり、電気絶縁材からなる担体1と、担体1に塗布された被覆物2と、被覆物2を間に挟んで電気接続された離間する2つの被覆物給電線3,4とから構成される。前記被覆物2は接着剤、絶縁剤、分散剤および蒸留水などの所定量の材料からなる被覆物材料で作られる。電磁波は被覆物2によって送信または受信され、全方位特性に関連して高レベルの周波数選択性を有利に提供する。
【選択図】図4
【選択図】図4
Description
【0001】
本発明は請求項1の前提部に記載された送信アンテナまたは受信アンテナとしての無線アンテナおよび請求項13の前提部に記載された移動無線システムに関する。
【0002】
無線通信の無線周波数は数kHzの周波数領域から始まる。ラジオ放送の送信用には、例えば中波領域では520kHzと1605.5kHの間の周波数が,短波領域では5.9MHzと26.1kHzの間の周波数が,また超短波領域では87.5MHzと108MHzの間の周波数が使用される。テレビ放送の送信用には124MHzと790MHzの間の周波数が使用される。
【0003】
極超短波領域では移動電話用に450MHzから465MHzのアナログ技術が、デジタルGSM(Global System for Mobile Communication)用に890MHzから960MHzおよび1710MHzから1880MHzのアナログ技術がもっぱら使用される。コードレス電話は1180MHzから1900MHzの周波数領域より上の周波数で機能する。この極超短波によって、比較的小型のアンテナを使用することができ、比較的信頼できる移動通信への接続が保証される。
【0004】
指向性マイクロ波の接続には2GHzから40GHzの周波数が今のところ使用される。
無線周波数の資源は十分でなく、現在有効に使用できる無線周波数はすべて実際的にすでに占められている。したがって不変の課題は、送信特性が良好で、可能な限り速い情報送信速度にする送信技術の改善および変調技術の改善によって、自由な使用が制限されたこの無線周波数を自由に使用することにある。
【0005】
さらに無線システムの場合、簡単で低コストの構造と、環境に適合し可能なかぎりエネルギーを節約する操作とを目指す一般的なニーズがある。このニーズは移動電話(セル電話)を有する移動無線システムの場合に特に考慮しなければならない。
【0006】
移動無線システムには一般的に知られた方法で加入者のセル電話として移動局(MS,可動局)が含まれる。さらに移動無線システムには、各ローカル領域に無線セルとして基地局(BTS,基地トランシーバ局)が含まれ、より大きなローカル領域は隣接する無線セルに分割される。基地局は移動局と無線通信を行う。いくつかの基地局(BTS)は、データ移送を介して接続され、割り当てられた基地局(BTS)を制御・調整する1つの基地局制御センター(BSC,基地局コントローラ)にそれぞれ割り当てられる。このときデータ移送は銅線を介して、または無線、特に指向性無線によって行うことができる。
【0007】
さらにいくつかの基地局制御センター(BSC)は再び1つの移動無線切換えセンター(MSC,移動スイッチングセンター)に割り当てられる。データ移送はここでも導線を介して行うか、または指向性無線によって行うことができる。
【0008】
高レベルの情報伝送のため、例えば周波数分割多重方式および/または時分割多重方式による狭帯域の多くの小チャンネルでの伝送のように、複数の異なる変調・復調方法が使用される。しかしこの際、特に情報内容を保護する伝送精度の不良のため、保護間隔、特に周波数保護間隔を保持する必要がある。
【0009】
送信および/または受信のときの信号特性は従来のアンテナでは周波数選択性の方法でしか操作できず、またある程度の側波帯ノイズを伴ってしか操作できないので、とりわけアンテナノイズによって悪い影響を受ける。なかんずく、それによって従来必要であった保護間隔を自由には減少できない。
【0010】
特に移動電話(セル電話)の場合、軽量でコンパクトな構造およびエネルギーを節約する操作の要求が存在する。現在の移動電話の比較的大きな重量とサイズは実質的にバッテリーによって、またなかんずく信号特性を改善するフィルターによって引き起こされる。
【0011】
発明の課題は、利用可能な広範囲の無線周波数帯をカバーし、送信・受信モードで正確に周波数を選択して操作可能な広帯域アンテナとしての簡単な構造の無線アンテナを提供することにある。発明の別の課題はこのような無線アンテナを使用する移動無線システムを提供することにある。
【0012】
第1の課題は請求項1に記載された特徴によって、また第2の課題は請求項13に記載された特徴によって解決される。
請求項1によれば無線アンテナは、担体と、そこに塗布された被覆物と、2つの被覆物給電線とからなる平面アンテナである。
【0013】
担体はこの場合は絶縁材料で構成される。
被覆物は次の成分の被覆材料で作られる。
a.36から46%量の結合剤と、
12から22%量の絶縁剤と、
12から24%量の分散剤と、
8から40%量の蒸留水と
から成る48から65%量の基本物質および
b.35から52%量の黒鉛と
から成る成分であって、
前記結合剤の成分は
64から79%量の蒸留水と、
4から6%量のスルホン化油と、
0.16から0.24%量のフェノールまたは0.05から0.5%量の
ベンゾイソチアゾリノンと、
17から22%量のカゼインと、
0.8から1.2%量の尿素と、
2から6%量のアルカリ希釈剤と、
2.3から2.8%量のカプロラクタムと
から成る。
【0014】
類似の電気活性の被覆物材料は放射加熱に関連して知られており、THz領域の周波数放射により分子の共振現象を介して材料の加熱が行われる。これに対し本発明の被覆物材料はそれよりも低い周波数の無線アンテナ領域での使用に特に調整される。
【0015】
被覆物給電線は離間して取り付けられた少なくとも2つの電気良導材料から成る電気導体であって、その間にある被覆物に電気接続されるものである。
被覆物給電線は電磁振動回路の別の要素に接続され、被覆物の平面部分を介して電磁波が送信または受信可能である。
【0016】
均一な被覆物とするために、結合剤は個々の成分が互いに良好に混合する蒸留水が含まれる。スルホン化油および場合によってはレベリング剤が溶剤媒介剤として使用され、結合剤の個々の成分が均一に分散され、また担体上に被覆物材料の良好な膜が形成される。
【0017】
結合剤に含まれるフェノールまたはベンゾイソチアゾリノンには粒子を少量添加しておくのが好ましい。カゼインは結合剤の結合剤として考えられ、結合剤内の個々の成分を添加させる。尿素は結合剤内で同様に溶融媒介剤として使用され、個々の成分の均一な分散に役立つ。さらに、均質化に役立つ希釈剤および構造物質としてのカプロラクタムが結合剤に含まれる。
【0018】
基本物質は絶縁剤の粒子が粘着する結合剤を主要構成要素として含む。その際、分散剤で分散が促進され、基本物質の絶縁剤の粒子とともに結合剤の均一な分布が促進される。添加される黒鉛も個々の粒子とともに、すでに絶縁剤を結合する結合剤に添加される。絶縁剤と共に、被覆物材料で均一に分布し、取り付けられた完成の被覆物に分布する最微小の複数の電気双極子が形成される。この配置によって、双極子の形をした一対で複数の最微小の調和および非調和振動子が主として提供される。このように高度の送信および受信電磁放射の結果数KHzからGHz領域までの使用可能な全無線周波数領域で非常に高い周波数選択性を有するものとなる。
【0019】
高い周波数選択性によって実用的には側波帯ノイズが放射されない。これによって周波数の安全間隔を減少させることが有利に可能となるので、利用できる周波数領域はより良く使用可能となり、したがってより高い情報速度が送信可能となる。装置の技術面の用語におけるフィルタ装置、特にアクティブフィルタは節約または少なくとも減少させることができる。さらにノイズのないクリーンな周波数信号が放射されるので、ノイズの放射に必要なエネルギーはこのようなノイズを濾過除去するためフィルタを操作するエネルギーと同様に節約される。このように特に移動電話の場合は、少ないパワー入力、場合によってはより小さいバッテリーとバッテリーチャージ当たりより長い操作時間で操作することが可能となる。
【0020】
発明による無線アンテナは驚くべきことに明白な直接の効率のない球状放射特性をもっている。またこれは操作エネルギーを減らすために使用される。移動電話の場合、一定の所定の放射パワーがすべての空間方向に分布されることで使用者の頭部領域に対する放射パワーの集中が回避されるので、これによって電磁適合性の改善にさらに有利となる。
【0021】
発明による無線アンテナは、広帯域および高い周波数選択性によって全体の帯域広さを介して実際に使用できるすべての無線周波数がカバーされるので、例えばラジオまたはテレビ操作のような上記の利点を有する無線設備および無線システムの場合に有利に使用される。異なる性能への調整は簡単に寸法調整によって実施できる。
【0022】
請求項2により担体は電気絶縁性のある頑丈なプラスチックで簡単にかつ低コストで作られる。
アンテナ効果が被覆物に含まれる複数の双極子を介して引き起こされるので、基本的に無線アンテナあるいは担体は異なる形状とすることができる。請求項3によると、担体を平板状に形成して平板アンテナを形成するのが望ましい。アクティブな被覆物は条件に応じて平面の一方側および/または両側に取り付けることができる。またこのような平板アンテナは球状の放射特性をもっている。この場合の可能な送信・受信出力は配設された被覆物給電線の間に存在する被覆物の面によって与えられ、この場合、被覆物の厚さの影響は比較的少ないが、より高い出力とするためには厚さを増す必要がある。
【0023】
担体はハウジング、特にプラスチックで作られた移動局ハウジングの外壁の一部と一体になった構成要素とすることができ、これによって好ましいコンパクトな構造と簡単な製造が可能となる。このように、これまで普通であったような、棒アンテナを例えばセル電話ハウジングから突出させることは最早必要ではなくなった。
【0024】
被覆物にはスルホン化油として例えば硫酸化オリーブ油、硫酸化ごま油または硫酸化パーム油が使用される。しかし請求項5によればスルホリシネートまたはロート油として知られる硫酸化リシン油が使用されるのが好ましい。これは境界面活性化の特性のために特に適している。
【0025】
請求項6によれば、フェノールは分解で作られ、粒子添加に特別に適合した炭化フェノールであるのが好ましい。フェノールの代りにベンゾイソチアゾリノンを使用するのが好ましい。
【0026】
請求項7によれば、希釈剤は芳香族基剤および/またはアルコール基剤および/またはエステル基剤および/またはケトン基剤、例えばテンペル基剤を基剤とする溶剤である。
【0027】
絶縁剤としてよく知られた絶縁剤が使用される。しかし請求項8によれば、絶縁剤は絶縁ススが好ましい。このススは粒子径を非常に小さくした粉砕状態で添加しておくのが有利である。これによって基本物質のススが均一に分布し、そのために被覆物材料の複数の電気双極子が全体で形成される。
【0028】
請求項9によれば、分散したがって結合剤の均一分布を絶縁剤の粒子とともに基本物質内で促進する分散剤は有機、モノマーおよび/またはポリマー物質である。
【0029】
請求項10によれば、好ましい実施形態では被覆物材料にチキソトロピー剤が含まれる。このチキソトロピー剤は被覆物材料に粘性を与える効果があり、すなわち担体に塗布するとき容易に塗布でき、静止条件で、表面に落下または垂れが形成されないように堅くなる。これによって担体への被覆部材料の正確な輪郭の塗布が可能となる。
【0030】
請求項11による好ましい実施形態によれば、被覆物給電線は平行の銅箔帯であり、被覆物は銅箔帯の上または下に電気結合するよう塗布されるかまたは、被覆物に埋め込まれる。このように誘導性および/または容量性連結が特に達成される。
【0031】
被覆物および/または被覆物給電線の環境影響に対する保護のために、上部に保護層を塗布することが請求項12に規定される。この保護層は被覆物の最後の表層として施行され、または公知の保護膜で構成される。このようなカバーによってもアンテナ効果は影響を受けない。
【0032】
請求項13で請求される移動無線システムは加入者用のセル電話としての移動局(MS)と、無線セルとしての各領域に移動局(MS)と無線通信を行うそれぞれ1つの基地局(BTS、基本トランシーバー局)とから構成される。いくつかの基地局(BTS)がそれぞれ1つの基地局制御センター(BSC)に割り当てられる。データ交換はデータラインを介してまたは無線によって行われる。いくつかの基地局制御センター(BSC)は再び移動無線切換えセンター(MSC、移動スイッチングセンタ)に割り当てられ、データ交換が静止のラインを介して、あるいは無線、特に指向無線(2点間の無線)を介して行われる。
【0033】
上述の無線アンテナの形態は移動電話およびセル電話において移動局(MS)と組み合せて使用すると特に有利である。同様に、大寸法で略同じ利点のある無線アンテナは基地局(BTS),基地局制御センター(BSC)および必要に応じて移動無線切換えセンター(MSC)とともに使用できる。
【0034】
詳述したように、上述の無線アンテナは、例えばラジオまたはテレビ操作および衛星無線通信のような他の無線システムの場合にも使用でき卓越した結果となる。
【0035】
図面に基づいて発明を詳細に説明する。
図1に移動無線装システムの図を示す。移動無線領域は個々の領域の無線セルに分割され、互いに接する3つの無線セルFZ1,FZ2およびFZ3に図式的に表わされる。各無線セルFZ1,FZ2およびFZ3にはそれぞれ1つの基地局BTS1,BTS2およびBTS3(基本トランシーバ局)が配置される。この基地局BTS1,BTS2およびBTS3は割り当てられた無線セルFZ1,FZ2およびFZ3にある移動局(可動局)と無線通信を行う。無線セルFZ1には1つの移動局MS1が、また無線セルFZ2には2つの移動局MS2およびMS3が図式的に示される。基地局BTS1,BTS2およびBTS3は基地局制御センターBSCに接続され、この基地局制御センターBSCは移動無線切換えセンター(移動スイッチングセンタ)MSCに直列に接続される。移動局MS1、MS2およびMS3にも基地局BTS1,BTS2およびBTS3にもそれぞれ本発明による特に周波数選択性のあるアンテナMS−AおよびBTS−Aが使用される。
【0036】
このようなアンテナの1つから送信されるクリ−ンで周波数選択性のる送信周波数信号は図2の実線で概略が示される。これに対して従来のアンテナで送信されるような側波帯ノイズのある信号は点線で示される。受信の場合にも同様の状態となる。
【0037】
図3には通常の構造の移動電話が、前述の構造の平板アンテナMS−Aを有する移動局MSとして示される。さらに球状の送信・受信特性KCが表示される。
図4に無線アンテナMS−Aの構造を概略的に図示する。プラスチック製の平板状担体1の片面上に特定の被覆物材料で被覆物2を塗布する。被覆物給電線として、ここでは被覆物2と電気的に接触する平行の銅箔帯3,4が使用される。銅箔帯3,4は電子システムに直列接続される別の導線5,6に接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動無線システムの概略図を示す。
【図2】送信信号の図を示す。
【図3】球状特性を有する平板アンテナ付き移動電話(セル電話)の移動局を示す。
【図4】図3のアンテナの概略図を示す。
本発明は請求項1の前提部に記載された送信アンテナまたは受信アンテナとしての無線アンテナおよび請求項13の前提部に記載された移動無線システムに関する。
【0002】
無線通信の無線周波数は数kHzの周波数領域から始まる。ラジオ放送の送信用には、例えば中波領域では520kHzと1605.5kHの間の周波数が,短波領域では5.9MHzと26.1kHzの間の周波数が,また超短波領域では87.5MHzと108MHzの間の周波数が使用される。テレビ放送の送信用には124MHzと790MHzの間の周波数が使用される。
【0003】
極超短波領域では移動電話用に450MHzから465MHzのアナログ技術が、デジタルGSM(Global System for Mobile Communication)用に890MHzから960MHzおよび1710MHzから1880MHzのアナログ技術がもっぱら使用される。コードレス電話は1180MHzから1900MHzの周波数領域より上の周波数で機能する。この極超短波によって、比較的小型のアンテナを使用することができ、比較的信頼できる移動通信への接続が保証される。
【0004】
指向性マイクロ波の接続には2GHzから40GHzの周波数が今のところ使用される。
無線周波数の資源は十分でなく、現在有効に使用できる無線周波数はすべて実際的にすでに占められている。したがって不変の課題は、送信特性が良好で、可能な限り速い情報送信速度にする送信技術の改善および変調技術の改善によって、自由な使用が制限されたこの無線周波数を自由に使用することにある。
【0005】
さらに無線システムの場合、簡単で低コストの構造と、環境に適合し可能なかぎりエネルギーを節約する操作とを目指す一般的なニーズがある。このニーズは移動電話(セル電話)を有する移動無線システムの場合に特に考慮しなければならない。
【0006】
移動無線システムには一般的に知られた方法で加入者のセル電話として移動局(MS,可動局)が含まれる。さらに移動無線システムには、各ローカル領域に無線セルとして基地局(BTS,基地トランシーバ局)が含まれ、より大きなローカル領域は隣接する無線セルに分割される。基地局は移動局と無線通信を行う。いくつかの基地局(BTS)は、データ移送を介して接続され、割り当てられた基地局(BTS)を制御・調整する1つの基地局制御センター(BSC,基地局コントローラ)にそれぞれ割り当てられる。このときデータ移送は銅線を介して、または無線、特に指向性無線によって行うことができる。
【0007】
さらにいくつかの基地局制御センター(BSC)は再び1つの移動無線切換えセンター(MSC,移動スイッチングセンター)に割り当てられる。データ移送はここでも導線を介して行うか、または指向性無線によって行うことができる。
【0008】
高レベルの情報伝送のため、例えば周波数分割多重方式および/または時分割多重方式による狭帯域の多くの小チャンネルでの伝送のように、複数の異なる変調・復調方法が使用される。しかしこの際、特に情報内容を保護する伝送精度の不良のため、保護間隔、特に周波数保護間隔を保持する必要がある。
【0009】
送信および/または受信のときの信号特性は従来のアンテナでは周波数選択性の方法でしか操作できず、またある程度の側波帯ノイズを伴ってしか操作できないので、とりわけアンテナノイズによって悪い影響を受ける。なかんずく、それによって従来必要であった保護間隔を自由には減少できない。
【0010】
特に移動電話(セル電話)の場合、軽量でコンパクトな構造およびエネルギーを節約する操作の要求が存在する。現在の移動電話の比較的大きな重量とサイズは実質的にバッテリーによって、またなかんずく信号特性を改善するフィルターによって引き起こされる。
【0011】
発明の課題は、利用可能な広範囲の無線周波数帯をカバーし、送信・受信モードで正確に周波数を選択して操作可能な広帯域アンテナとしての簡単な構造の無線アンテナを提供することにある。発明の別の課題はこのような無線アンテナを使用する移動無線システムを提供することにある。
【0012】
第1の課題は請求項1に記載された特徴によって、また第2の課題は請求項13に記載された特徴によって解決される。
請求項1によれば無線アンテナは、担体と、そこに塗布された被覆物と、2つの被覆物給電線とからなる平面アンテナである。
【0013】
担体はこの場合は絶縁材料で構成される。
被覆物は次の成分の被覆材料で作られる。
a.36から46%量の結合剤と、
12から22%量の絶縁剤と、
12から24%量の分散剤と、
8から40%量の蒸留水と
から成る48から65%量の基本物質および
b.35から52%量の黒鉛と
から成る成分であって、
前記結合剤の成分は
64から79%量の蒸留水と、
4から6%量のスルホン化油と、
0.16から0.24%量のフェノールまたは0.05から0.5%量の
ベンゾイソチアゾリノンと、
17から22%量のカゼインと、
0.8から1.2%量の尿素と、
2から6%量のアルカリ希釈剤と、
2.3から2.8%量のカプロラクタムと
から成る。
【0014】
類似の電気活性の被覆物材料は放射加熱に関連して知られており、THz領域の周波数放射により分子の共振現象を介して材料の加熱が行われる。これに対し本発明の被覆物材料はそれよりも低い周波数の無線アンテナ領域での使用に特に調整される。
【0015】
被覆物給電線は離間して取り付けられた少なくとも2つの電気良導材料から成る電気導体であって、その間にある被覆物に電気接続されるものである。
被覆物給電線は電磁振動回路の別の要素に接続され、被覆物の平面部分を介して電磁波が送信または受信可能である。
【0016】
均一な被覆物とするために、結合剤は個々の成分が互いに良好に混合する蒸留水が含まれる。スルホン化油および場合によってはレベリング剤が溶剤媒介剤として使用され、結合剤の個々の成分が均一に分散され、また担体上に被覆物材料の良好な膜が形成される。
【0017】
結合剤に含まれるフェノールまたはベンゾイソチアゾリノンには粒子を少量添加しておくのが好ましい。カゼインは結合剤の結合剤として考えられ、結合剤内の個々の成分を添加させる。尿素は結合剤内で同様に溶融媒介剤として使用され、個々の成分の均一な分散に役立つ。さらに、均質化に役立つ希釈剤および構造物質としてのカプロラクタムが結合剤に含まれる。
【0018】
基本物質は絶縁剤の粒子が粘着する結合剤を主要構成要素として含む。その際、分散剤で分散が促進され、基本物質の絶縁剤の粒子とともに結合剤の均一な分布が促進される。添加される黒鉛も個々の粒子とともに、すでに絶縁剤を結合する結合剤に添加される。絶縁剤と共に、被覆物材料で均一に分布し、取り付けられた完成の被覆物に分布する最微小の複数の電気双極子が形成される。この配置によって、双極子の形をした一対で複数の最微小の調和および非調和振動子が主として提供される。このように高度の送信および受信電磁放射の結果数KHzからGHz領域までの使用可能な全無線周波数領域で非常に高い周波数選択性を有するものとなる。
【0019】
高い周波数選択性によって実用的には側波帯ノイズが放射されない。これによって周波数の安全間隔を減少させることが有利に可能となるので、利用できる周波数領域はより良く使用可能となり、したがってより高い情報速度が送信可能となる。装置の技術面の用語におけるフィルタ装置、特にアクティブフィルタは節約または少なくとも減少させることができる。さらにノイズのないクリーンな周波数信号が放射されるので、ノイズの放射に必要なエネルギーはこのようなノイズを濾過除去するためフィルタを操作するエネルギーと同様に節約される。このように特に移動電話の場合は、少ないパワー入力、場合によってはより小さいバッテリーとバッテリーチャージ当たりより長い操作時間で操作することが可能となる。
【0020】
発明による無線アンテナは驚くべきことに明白な直接の効率のない球状放射特性をもっている。またこれは操作エネルギーを減らすために使用される。移動電話の場合、一定の所定の放射パワーがすべての空間方向に分布されることで使用者の頭部領域に対する放射パワーの集中が回避されるので、これによって電磁適合性の改善にさらに有利となる。
【0021】
発明による無線アンテナは、広帯域および高い周波数選択性によって全体の帯域広さを介して実際に使用できるすべての無線周波数がカバーされるので、例えばラジオまたはテレビ操作のような上記の利点を有する無線設備および無線システムの場合に有利に使用される。異なる性能への調整は簡単に寸法調整によって実施できる。
【0022】
請求項2により担体は電気絶縁性のある頑丈なプラスチックで簡単にかつ低コストで作られる。
アンテナ効果が被覆物に含まれる複数の双極子を介して引き起こされるので、基本的に無線アンテナあるいは担体は異なる形状とすることができる。請求項3によると、担体を平板状に形成して平板アンテナを形成するのが望ましい。アクティブな被覆物は条件に応じて平面の一方側および/または両側に取り付けることができる。またこのような平板アンテナは球状の放射特性をもっている。この場合の可能な送信・受信出力は配設された被覆物給電線の間に存在する被覆物の面によって与えられ、この場合、被覆物の厚さの影響は比較的少ないが、より高い出力とするためには厚さを増す必要がある。
【0023】
担体はハウジング、特にプラスチックで作られた移動局ハウジングの外壁の一部と一体になった構成要素とすることができ、これによって好ましいコンパクトな構造と簡単な製造が可能となる。このように、これまで普通であったような、棒アンテナを例えばセル電話ハウジングから突出させることは最早必要ではなくなった。
【0024】
被覆物にはスルホン化油として例えば硫酸化オリーブ油、硫酸化ごま油または硫酸化パーム油が使用される。しかし請求項5によればスルホリシネートまたはロート油として知られる硫酸化リシン油が使用されるのが好ましい。これは境界面活性化の特性のために特に適している。
【0025】
請求項6によれば、フェノールは分解で作られ、粒子添加に特別に適合した炭化フェノールであるのが好ましい。フェノールの代りにベンゾイソチアゾリノンを使用するのが好ましい。
【0026】
請求項7によれば、希釈剤は芳香族基剤および/またはアルコール基剤および/またはエステル基剤および/またはケトン基剤、例えばテンペル基剤を基剤とする溶剤である。
【0027】
絶縁剤としてよく知られた絶縁剤が使用される。しかし請求項8によれば、絶縁剤は絶縁ススが好ましい。このススは粒子径を非常に小さくした粉砕状態で添加しておくのが有利である。これによって基本物質のススが均一に分布し、そのために被覆物材料の複数の電気双極子が全体で形成される。
【0028】
請求項9によれば、分散したがって結合剤の均一分布を絶縁剤の粒子とともに基本物質内で促進する分散剤は有機、モノマーおよび/またはポリマー物質である。
【0029】
請求項10によれば、好ましい実施形態では被覆物材料にチキソトロピー剤が含まれる。このチキソトロピー剤は被覆物材料に粘性を与える効果があり、すなわち担体に塗布するとき容易に塗布でき、静止条件で、表面に落下または垂れが形成されないように堅くなる。これによって担体への被覆部材料の正確な輪郭の塗布が可能となる。
【0030】
請求項11による好ましい実施形態によれば、被覆物給電線は平行の銅箔帯であり、被覆物は銅箔帯の上または下に電気結合するよう塗布されるかまたは、被覆物に埋め込まれる。このように誘導性および/または容量性連結が特に達成される。
【0031】
被覆物および/または被覆物給電線の環境影響に対する保護のために、上部に保護層を塗布することが請求項12に規定される。この保護層は被覆物の最後の表層として施行され、または公知の保護膜で構成される。このようなカバーによってもアンテナ効果は影響を受けない。
【0032】
請求項13で請求される移動無線システムは加入者用のセル電話としての移動局(MS)と、無線セルとしての各領域に移動局(MS)と無線通信を行うそれぞれ1つの基地局(BTS、基本トランシーバー局)とから構成される。いくつかの基地局(BTS)がそれぞれ1つの基地局制御センター(BSC)に割り当てられる。データ交換はデータラインを介してまたは無線によって行われる。いくつかの基地局制御センター(BSC)は再び移動無線切換えセンター(MSC、移動スイッチングセンタ)に割り当てられ、データ交換が静止のラインを介して、あるいは無線、特に指向無線(2点間の無線)を介して行われる。
【0033】
上述の無線アンテナの形態は移動電話およびセル電話において移動局(MS)と組み合せて使用すると特に有利である。同様に、大寸法で略同じ利点のある無線アンテナは基地局(BTS),基地局制御センター(BSC)および必要に応じて移動無線切換えセンター(MSC)とともに使用できる。
【0034】
詳述したように、上述の無線アンテナは、例えばラジオまたはテレビ操作および衛星無線通信のような他の無線システムの場合にも使用でき卓越した結果となる。
【0035】
図面に基づいて発明を詳細に説明する。
図1に移動無線装システムの図を示す。移動無線領域は個々の領域の無線セルに分割され、互いに接する3つの無線セルFZ1,FZ2およびFZ3に図式的に表わされる。各無線セルFZ1,FZ2およびFZ3にはそれぞれ1つの基地局BTS1,BTS2およびBTS3(基本トランシーバ局)が配置される。この基地局BTS1,BTS2およびBTS3は割り当てられた無線セルFZ1,FZ2およびFZ3にある移動局(可動局)と無線通信を行う。無線セルFZ1には1つの移動局MS1が、また無線セルFZ2には2つの移動局MS2およびMS3が図式的に示される。基地局BTS1,BTS2およびBTS3は基地局制御センターBSCに接続され、この基地局制御センターBSCは移動無線切換えセンター(移動スイッチングセンタ)MSCに直列に接続される。移動局MS1、MS2およびMS3にも基地局BTS1,BTS2およびBTS3にもそれぞれ本発明による特に周波数選択性のあるアンテナMS−AおよびBTS−Aが使用される。
【0036】
このようなアンテナの1つから送信されるクリ−ンで周波数選択性のる送信周波数信号は図2の実線で概略が示される。これに対して従来のアンテナで送信されるような側波帯ノイズのある信号は点線で示される。受信の場合にも同様の状態となる。
【0037】
図3には通常の構造の移動電話が、前述の構造の平板アンテナMS−Aを有する移動局MSとして示される。さらに球状の送信・受信特性KCが表示される。
図4に無線アンテナMS−Aの構造を概略的に図示する。プラスチック製の平板状担体1の片面上に特定の被覆物材料で被覆物2を塗布する。被覆物給電線として、ここでは被覆物2と電気的に接触する平行の銅箔帯3,4が使用される。銅箔帯3,4は電子システムに直列接続される別の導線5,6に接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動無線システムの概略図を示す。
【図2】送信信号の図を示す。
【図3】球状特性を有する平板アンテナ付き移動電話(セル電話)の移動局を示す。
【図4】図3のアンテナの概略図を示す。
Claims (13)
- 無線アンテナ(MS−A,BTS−A)が送信ユニットまたは受信ユニットに接続されて、その際に広帯域アンテナとして現在の無線周波数で作動する周波数選択性のある電磁振動回路の構成要素となる、特に移動無線システム(MFS)の送信アンテナアまたは受信アンテナとしての無線アンテナにおいて、
無線アンテナ(MS−A,BTS−A)は平面アンテナであり、担体(1)と、そこに塗布された被覆物(2)と、2つの被覆物給電線(3,4)とから構成され、
担体(1)は電気絶縁材料で構成され、
被覆物(2)が作られる被覆物材料の成分は
a.36から46%量の結合剤と、
12から22%量の絶縁剤と、
12から24%量の分散剤と、
8から40%量の蒸留水と
から成る48から65%量の基本物質および
b.35から52%量の黒鉛と
から成り、
前記結合剤の成分は
64から79%量の蒸留水と、
4から6%量のスルホン化油と、
0.16から0.24%量のフェノールまたは0.05から0.5%量の
ベンゾイソチアゾリノンと、
17から22%量のカゼインと、
0.8から1.2%量の尿素と、
2から6%量のアルカリ希釈剤と、
2.3から2.8%量のカプロラクタムと
から成り、
被覆物給電線(3,4)は離間して取り付けられた少なくとも2つの電気良導材料から成る電気導体であって、その間にある被覆物(2)に電気接続されるものであり、
被覆物給電線(3,4)は電磁振動回路の別の要素に接続可能であり、その際、被覆物(2)の平面部分を介して電磁波が送信または受信可能である
ことを特徴とする。 - 担体(1)は頑丈なプラスチックで作られることを特徴とする請求項1に記載の無線アンテナ。
- 担体(1)は平板状に形成され、それによって無線アンテナ(MS−A,BTS−A)は平板アンテナとして形成され、かつ平面の片側および/または両側で、付設された被覆物給電線(3,4)に被覆物(2)が取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の無線アンテナ。
- 担体(1)はハウジング、特にプラスチックで作られた移動局ハウジング(携帯ハウジング)の外壁の部分と一体になった構成要素であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- スルホン化油は好ましくは硫酸化リシン油であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- フェノールは分解で作られた炭化フェノールまたは好ましくはベンゾイソチアゾリノンが使用されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- 希釈剤は芳香族基剤および/またはアルコール基剤および/またはエステル基剤および/またはケトン基剤を基剤とする溶剤であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- 絶縁剤は絶縁ススであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- 分散剤は無機および/または有機の、モノマーおよび/またはポリマーの物質であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- 被覆物材料にはチキソトロピー剤が含まれることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- 被覆物給電線は平行の銅箔帯(3,4)であり、被覆物(2)は銅箔帯(3,4)の上または下に接触するか、または被覆物内に埋め込まれることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- 被覆物(2)および/または被覆物給電線(3,4)上に保護層が塗布されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の無線アンテナ。
- 加入者用のセル電話としての移動局(MS)と、
移動局(MS)と無線通信を行う無線セル(FZ)として各領域にそれぞれ1つの基地局(BTS)と、
いくつかの基地局(BTS)が割り当てられ、データ移動を介して基地局(BTS)と結合され、割り当てられた基地局(BTS)を制御し調整する基地局制御センター(BSC)と、
データ移動を介して複数の基地局制御センター(BSC)と結合されて
基地局制御センター(BSC)を管理する移動無線切換えセンター(MSC)とから構成される移動無線システムであって、
請求項1ないし12のいずれか1項に記載の無線アンテナ(MS−A,BTS−A)が少なくとも1つの移動局(MS)、および/または少なくとも1つの基地局(BTS)、および/または少なくとも1つの基地局制御センター(BSC),および/または少なくとも1つの移動無線切換えセンター(MSC)に使用されることを特徴とする。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP00123717A EP1202384A1 (de) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | Funkantenne als Sendeantenne oder Empfangsantenne und Mobilfunksystem |
PCT/EP2001/010273 WO2002037604A1 (de) | 2000-10-31 | 2001-09-06 | Funkantenne als sendeantenne oder empfangsantenne und mobilfunksystem |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004513548A true JP2004513548A (ja) | 2004-04-30 |
Family
ID=8170253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002540246A Pending JP2004513548A (ja) | 2000-10-31 | 2001-09-06 | 送信アンテナまたは受信アンテナとしての無線アンテナおよび移動無線システム |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6836251B2 (ja) |
EP (1) | EP1202384A1 (ja) |
JP (1) | JP2004513548A (ja) |
CN (1) | CN1471746A (ja) |
AU (1) | AU2002212210A1 (ja) |
CA (1) | CA2424991A1 (ja) |
EA (1) | EA004526B1 (ja) |
WO (1) | WO2002037604A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7856259B2 (en) * | 2007-08-29 | 2010-12-21 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | In-built FM antenna |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD208029A1 (de) * | 1982-05-28 | 1984-03-21 | Halle Wohnungsbau | Strahlungsflaeche zur erzeugung elektromagnetischer wellen und verfahren zu deren herstellung |
US6231619B1 (en) * | 1995-12-11 | 2001-05-15 | Shipley Company, L.L.C. | Electroplating process |
DE19717682A1 (de) | 1997-04-28 | 1998-10-29 | Helmut Dr Reichelt | Beschichtungsmaterial für Strahlungsflächen zur Erzeugung elektromagnetischer Wellen und Verfahren zu dessen Herstellung |
US6565731B1 (en) * | 1997-06-03 | 2003-05-20 | Shipley Company, L.L.C. | Electroplating process |
WO1999024995A1 (en) * | 1997-11-05 | 1999-05-20 | Danionics A/S | Double layer capacitor and its manufacturing method |
US6097339A (en) * | 1998-02-23 | 2000-08-01 | Qualcomm Incorporated | Substrate antenna |
US6440331B1 (en) * | 1999-06-03 | 2002-08-27 | Electrochemicals Inc. | Aqueous carbon composition and method for coating a non conductive substrate |
-
2000
- 2000-10-31 EP EP00123717A patent/EP1202384A1/de not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-09-06 CN CNA018182240A patent/CN1471746A/zh active Pending
- 2001-09-06 JP JP2002540246A patent/JP2004513548A/ja active Pending
- 2001-09-06 EA EA200300526A patent/EA004526B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2001-09-06 CA CA002424991A patent/CA2424991A1/en not_active Abandoned
- 2001-09-06 US US10/415,392 patent/US6836251B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-09-06 WO PCT/EP2001/010273 patent/WO2002037604A1/de active Application Filing
- 2001-09-06 AU AU2002212210A patent/AU2002212210A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1471746A (zh) | 2004-01-28 |
EA200300526A1 (ru) | 2003-08-28 |
US20040046700A1 (en) | 2004-03-11 |
AU2002212210A1 (en) | 2002-05-15 |
EP1202384A1 (de) | 2002-05-02 |
CA2424991A1 (en) | 2003-04-04 |
EA004526B1 (ru) | 2004-06-24 |
US6836251B2 (en) | 2004-12-28 |
WO2002037604A1 (de) | 2002-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Sharawi | Current misuses and future prospects for printed multiple-input, multiple-output antenna systems [wireless corner] | |
US6353443B1 (en) | Miniature printed spiral antenna for mobile terminals | |
CN110137671B (zh) | 天线结构及具有该天线结构的无线通信装置 | |
EP2928017A1 (en) | Reradiation antenna and wireless charger | |
WO2001008258A1 (en) | Folded dual frequency band antennas for wireless communicators | |
US7372426B2 (en) | Antenna device and radio communication apparatus | |
AU5075999A (en) | Printed twin spiral dual band antenna | |
KR101983552B1 (ko) | 안테나 빔 향상용 전자파 렌즈, 이를 구비한 안테나 장치 및 전자 장치 | |
US6184836B1 (en) | Dual band antenna having mirror image meandering segments and wireless communicators incorporating same | |
CN102099962A (zh) | 天线结构 | |
CN101276955A (zh) | 用于多频无线电设备的天线装置以及相关方法 | |
CN101420060A (zh) | 无线终端和无线网卡 | |
CN1816941B (zh) | 小型分集天线 | |
CN108736131B (zh) | 天线组件以及电子装置 | |
CN110783706A (zh) | 一种同频一体化天线及客户前置设备 | |
Abdulbari et al. | Design and development broadband monopole antenna for in-door application | |
JP2004513548A (ja) | 送信アンテナまたは受信アンテナとしての無線アンテナおよび移動無線システム | |
CN205911426U (zh) | 车载天线 | |
CN104580565B (zh) | 移动通讯设备 | |
CN210984951U (zh) | 一种同频一体化天线及客户前置设备 | |
CN111030727B (zh) | 一种信号收发设备和电子设备 | |
JP2848540B2 (ja) | 自己同調材およびその製造方法 | |
CN108232441B (zh) | 一种天线单元及阵列天线 | |
CN108336481A (zh) | 一种天线系统及移动终端 | |
CN214099894U (zh) | 一种新型loop天线 |