JP2004512602A - デジタル映像のようなストリームデータと非ストリームデータとを記憶する方法及び装置 - Google Patents

デジタル映像のようなストリームデータと非ストリームデータとを記憶する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

デジタル映像のようなストリームデータとコンピュータファイルのような非ストリームデータとための記憶装置であって、音声及び/又は映像ストリームデータを記憶する第1のタイプの記憶手段と、非ストリームデータを記憶する第2のタイプの記憶手段とを有する単一のファイルシステムを含み、第1の記憶手段のサイズは第2の記憶手段のサイズの倍数であり、ストリーム記憶のために、又は、非ストリームデータの記憶に対して第1のタイプの手段を複数の第2のタイプの手段に分割するために、第1のタイプの手段を割り当てる手段を更に含む。本発明はまた、ストリームデータ又は非ストリームデータを記憶するための方法にも関する。デジタルテレビシステムに用途がある。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル映像及び音声のようなストリームデータの記憶のための、及びより小さいタイプのファイルの記憶のための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
デジタルTVの開発は、ハードディスクのような記録媒体にデジタルTVデータストリームを記録するという考えに導かれている。デジタルTVデータストリームは、デジタル音声及び映像データだけでなく、従来の情報データも含む。これらの2つの種類のデータは、別々に使用される。その違いは、以下のように要約することができる。デジタル音声及び映像データは、(リアルタイム性の制約を受ける)高いビットレートデータストリームを要求するけれども、ビット誤り率の制約は低い。一方で、コンピュータタイプの情報データは、非常に低いビット誤り率を要求するけれども、通常、リアルタイム性の制約を課さない。
【0003】
ファイルシステムは、ハードディスクにデータを記憶し且つ組織化するために用いられる。公知のファイルシステムは、従来の情報データの制約に対して最適化されている。特に、ディスク空間の使用効率を最適化するために、(ディスクセクタサイズの大きさのオーダの)やや小さい、論理データブロック(ディスク空間の割り当てのための基本単位)を用いる。
【0004】
デジタルTVデータストリームについて、このようなファイルシステムは、満足する性能を提供しない場合がある。小さいサイズの論理ブロックは、ファイルの断片化に導く場合がある。その結果、ディスクヘッドは、一方の論理ブロックから他方の論理ブロックへ頻繁に移動する場合があり、それゆえ、それに比例して直接的な読み出し操作に対して少ししか使用されない場合がある。これは、広域の利用可能な帯域幅の減少に導く。言い換えれば、ファイルシステムは、ハードディスクそれ自身の性能を減らしてしまう。
【0005】
ファイルシステムがより大きい論理ブロックを用いるならば、この問題点を回避することができる。これは、ファイルが断片化されたときの場合を含み、多すぎるディスクヘッドの移動を回避する。大論理ブロックの使用に対する従来の意見は、ディスク空間の使用効率が乏しいことにある。これは、小さいサイズのファイルに対しては良いが、大きいデジタルTVファイルに対してはそうではない。
【0006】
二重ファイルシステムは、例えば、1998年12月23日の優先日に基づいて1999年12月22日に出願された、トムソンマルチメディアの名義のPCT特許出願WO004020の中で提案されている。この二重ファイルシステムは、小さいサイズのファイル専用の部分と、音声/映像ストリームの記録専用の部分とを含む。
【0007】
前述の出願の中に記載されたシステムは、2つの別々のディレクトリツリーを有する二重ファイルシステムを実現する。一度、二重ファイルシステムがフォーマットされると、情報データの空間とデジタルTVデータの空間との間のディスクにおける空間の比率は、固定される。ある程度まで、ユーザは、2つのファイルシステム、即ち、古典的なデータ記憶用に1つとデジタルTVデータ記憶用に1つとからなる2つのディスクを有する。
【0008】
割り当て方法は、良好なディスク空間の使用効率を保証するために、できる限りの可能性を考慮すべきである。この目的のための方法が提案される。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、ストリームデータ及び非ストリームデータ用の記憶装置において、音声及び/又は映像ストリームを記憶する第1のタイプの記憶手段と、非ストリームデータを記憶する第2のタイプの記憶手段とを有するファイルシステムを含み、第1の記憶手段のサイズは、第2の記憶手段のサイズの倍数であり、ストリーム記憶のために、又は、非ストリームデータの記憶に対して第1のタイプの手段を複数の第2のタイプの手段に分割するために、第1のタイプの手段を割り当てる手段を更に含む。
【0010】
一実施形態において、両方のタイプの記憶手段に対して唯一のディレクトリツリーがある。
【0011】
記憶装置は、情報データ用の固定領域と音声/映像データ用の固定領域とを規定することなく、記憶の断片化を避ける、効果的な方法で情報データ(非ストリームデータ)又は音声/映像データ(ストリームデータ)を記憶することができる。
【0012】
有利な点として、複数の第2のタイプの手段に分割された第1のタイプの手段は、これら第2のタイプの手段の全ての利用率に基づいて及び記憶すべきデータのタイプに従って、複数の第2のタイプの手段にもはや分割されないようにすることができる。
【0013】
更に、記憶装置は、記憶すべきデータのタイプに従って、記憶装置の占有が最適化される。これは、記憶するために大きいサイズのファイルしか存在しないとき、ディスクの断片化を回避する。これらのものは、大ブロックで記憶される。一方で、記憶するために多数の小さいサイズのファイルが存在するとき、大きいサイズのブロックは、必要がある限り、小さいサイズのブロックに分割される。
【0014】
好ましくは、少なくとも1つの第1のデータ構造は、この手段がフリーか否か、及びこの手段が複数の第2のタイプの手段に分割されるか否かを、少なくとも各第1のタイプの手段に対して指示する。
【0015】
この第1のデータ構造のおかげで、情報は、大きいサイズで与えられ、特に、利用率及びこのデータ手段の構成に基づいて与えられる。そのとき、この大きいサイズのブロックが、新しいデータを受け入れることができるか否かと、それを受け入れることができるデータのタイプは何かと、を知ることは容易である。このブロックが小さいサイズのブロックに分割されるならば、ブロックの1つがフリーであるか否か、及び、このブロックが分割されていない場合にこのブロックが既に占有されているか否かを意味する。
【0016】
他の実施形態によれば、第2のデータ構造は、第1のタイプの記憶手段に含まれた第2のタイプの各記憶手段の利用率を与え、第2のデータ構造のアドレスは、第1のデータ構造の中で指示される。
【0017】
優先的に、第2のデータ構造のサイズ及び第2のデータ構造の数は、記憶装置が記憶しなければならない非ストリームデータの総量に依存し、第2のデータ構造の数は、第2のタイプの記憶手段に対する第1のタイプの記憶手段の割り当てに基づいて変更する。
【0018】
これは、記憶するために音声/映像データだけが存在するとき、ディスクの無用な断片化を回避する。また、大きいサイズのブロックが、情報データを記憶する小さいサイズのブロックに分割されているとき、全ての小さいサイズのブロックが利用可能である場合、必要ならば、大きいサイズのブロックは、音声/映像データに再び利用可能となる。それは、大きいサイズのブロックを小さいサイズのブロックに分割することが決定的でないことを意味する。
【0019】
好ましい実施形態によれば、第2のデータ構造は、少なくとも1つの第1のタイプの記憶手段の少なくとも1つのセクションに記憶され、2以上のセクションが必要とされたならば、各セクションは次のセクションのアドレスを与える。
【0020】
この方法によれば、全ての第2のデータ構造がグループ化され、容易に記憶装置の管理をすることができる。
【0021】
優先的に、第3のデータ構造は、第2のデータ構造を記憶する各セクションに関係し、第3のデータ構造は、セクションの異なる第2のデータ構造の利用率を指示する。
【0022】
この第3のデータ構造は、記憶するために情報データが存在するとき、第2のデータ構造が利用可能であることを迅速に知ることが可能となる。
【0023】
第1のインジケータは、第2のデータ構造を記憶する各セクションに関係し、セクションの第2のデータ構造に係る少なくとも1つの第2のタイプの記憶手段が利用可能であるならば、インジケータが指示する。
【0024】
これは、第2のタイプの記憶手段に対する必要性があるとき、特に第2のデータ構造が利用可能でないとき、各第3のデータ構造で見えることを回避する。
【0025】
有利な方法において、第2のタイプの記憶手段が利用可能でなく、非ストリームデータ用の追加記憶手段の要求がないことを、既に割り当てられたセクションに係るインジケータが指示するとき、第2のデータ構造を記憶する1つの新しいセクションが割り当てられる。
【0026】
第1の実施形態によれば、第1のファイル情報構造は、記憶された各ファイルに関係し、該ファイル情報構造は、少なくとも1つのファイル識別子と、ファイルタイプと、記憶手段におけるファイルの少なくとも1つの位置を指示する少なくとも1つのフィールドと、このフィールドがファイルの全体の位置を含むことができないならば第2のファイル情報構造のポインタと、を指示する。
【0027】
これは、記憶装置の管理を容易にし、ファイルの回復を可能にする。この特徴のおかげで、ファイルサイズは、限定されず、フィールドのサイズに制限されない。
【0028】
一実施形態において、第1のファイル情報構造は、少なくとも1つのセクションに記憶されており、2以上のセクションが必要とされるならば、各セクションは次のセクションのアドレスを与える。
【0029】
これは、記憶の管理を容易にし、アドレス飛び越しを避ける。
【0030】
第2のファイル情報構造は、少なくとも1つのセクションに記憶されており、2以上のセクションが必要とされるならば、各セクションは次のセクションのアドレスを与える。
【0031】
好ましくは、第3のファイル情報構造は、第1のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、第3の情報構造は、セクションの異なる第1のファイル情報構造の利用率を指示する。
【0032】
好ましくは、第4のファイル情報構造は、第2のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、第4のファイル情報構造は、セクションの異なる第2のファイル情報構造の利用率を指示する。
【0033】
一実施形態において、1つの第2のインジケータは、第1のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、第2のインジケータは、少なくとも1つの第1のファイル情報構造が利用可能であるならば、指示する。
【0034】
好ましくは、1つの第3のインジケータは、第2のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、第3のインジケータは、少なくとも1つの第2のファイル情報構造が利用可能であるならば、指示する。
【0035】
一実施形態において、第1のファイル情報構造が利用可能でなく、新しいファイルを記憶しないことを、既に割り当てられたセクションに係る第2のインジケータが指示するとき、第1の情報構造を記憶する1つの新しいセクションが割り当てられる。
【0036】
好ましくは、第2のファイル情報構造が、利用可能でなく、それに対応する第1のファイル情報構造のフィールド内に位置を含むことができない新しいファイルを記憶しないことを、既に割り当てられたセクションに係る第3のインジケータが指示するとき、第2のファイル情報構造を記憶する1つの新しいセクションが割り当てられる。
【0037】
一実施形態において、ファイルが、音声及び/又は映像ストリームと、第1の記憶手段のアドレスと、ファイルを記憶するために必要な第1の記憶手段の数とを含むとき、及び、ファイルが、非ストリームデータと、第1の記憶手段のアドレスと、第1の記憶手段の内部における第2のタイプの記憶手段のアドレスとを含むとき、記憶手段にファイルの少なくとも1つの位置を指示する少なくとも1つのフィールドが指示する。
【0038】
好ましい実施形態において、少なくとも異なるセクションのアドレスと、第1の記憶手段のサイズと、第2の記憶手段のサイズとを与える1つの広域データ構造を含む。
【0039】
本発明の他の目的は、記憶媒体にストリームデータ及び非ストリームデータを記録する方法であって、
第1のタイプの装置のサイズが、少なくとも第2のタイプの装置のサイズよりも大きい1つの大きさである記憶媒体に第1及び第2のタイプの記憶装置を備えるステップと、
対応する記憶装置に従って記憶装置を準備するためにストリームデータ又は非ストリームデータのブロックを処理するステップと、
ストリームデータが記憶される場合、前記ストリームデータの記憶用のディスクに第1のタイプの装置を割り当てるステップと、
非ストリームデータが記憶される場合、第1のタイプの装置を複数の前記第2のタイプの装置に分割し、記憶のための少なくとも前記第2のタイプの装置の部分に割り当てるステップとを有する。
【0040】
本発明は、前述の記憶装置を含む、デジタルTVデコーダ又はセットトップボックスにも関連する。
【0041】
本発明の他の特徴及び効果は、開示された図面と共に説明される、本発明の限定しない実施形態の記載を通じて明らかとなるであろう。
【0042】
【発明の実施の形態】
この明細書の中で頻出して用いられる単語は、以下のように定義される。
【0043】
論理ブロック:論理ブロックは、ファイルシステムが管理する要素データの単位である。言い換えれば、ファイルのデータ空間に割り当てられた(又は割り当てをはずされた)要素の単位である。論理ブロックは、ファイルシステムに単に付されるという概念である。(論理ブロックは1つ又はいくつかのディスクセクタから構成されているけれども)それは、ディスクセクタの概念とは異なる。他の文献においては、(ディスクセクタのクラスタとして)要素的なファイルシステムデータの単位を指定する論理ブロックに代って、単語「クラスタ」が見つけられるかもしれない。他の文献において、ワード論理ブロックは、ディスク上の物理アドレスを指定できるエンティティを指示するために用いられているかもしれない。
【0044】
デジタルTVデータ:デジタルTV用のデータストリームは、大きいデータ量及びリアルタイム配信(ストリームに付されたビットレートの概念がある)のような特別な特徴を有する。このような特徴を有するデータを書き込ま(又は読み出され)なければならない何れのファイルも、デジタルTVデータとみなされる。例えば、MPEG転送ストリームを含むファイルは、デジタルTVデータとみなされる。
【0045】
情報データ:デジタルTVデータの反対のものである。情報データは、中程度のデータ量を表し、それに特別のビットレートが付されていない。低ビットレートがファイルに付されている場合、いずれにせよファイルシステムによって考慮される十分に低いものでなければならないが、それはファイルにビットレートが付されていないとみなすことができる。これら特徴をデータが有するいかなるファイルも、情報データとみなすことができる(ワードファイルが情報データとみなされる)。これら2つの定義(デジタルTVデータ及び情報データ)の結果として、2つのタイプのデータの間の境界は絶対的なものではない。音声ファイルは、例えば、(そのビットレートが十分に低い場合は)情報データと又は(他の場合は)デジタルTVデータとみなすこともできる。
【0046】
ボリューム:これは、この明細書によって構成されたディスクのアドレス指定可能な空間全体である。
【0047】
パーティション:これは、ボリュームのセクションである。この明細書において、ボリューム内に1つのパーティションのみが存在する。
【0048】
iノード:これは、ファイル(ファイルID、属性及びデータ空間のポインタ)用の全ての関連情報を記憶する基本構造である。
【0049】
拡張子:iノードの拡張子である。iノードは、ファイルデータ空間の全ての記述子を含むようになされている。それらは、十分でない場合、拡張子に指示する(必要ならば他の拡張子にそれ自身が指示してもよく、連鎖されたリストを構成する)。
【0050】
ラン:いくつかの連続論理ブロックである。そのデータ空間記述子が、ランの第1の論理ブロックのアドレスと、(論理ブロックの数の)ランレングスとを指示する。ランはまた、以下の記述の中で「ラン記述子」「ランレングス」及び「ランアドレス」の代わりに用いられる。
【0051】
セクション:セクションは、第1のタイプの少なくとも1つの記憶装置からなる。
【0052】
図1は、ファイルシステムの外観図である。
【0053】
ユーザデータに当てるディスクの部分は、大きいサイズの論理ブロックに分割され、その大きいサイズの論理ブロックは、小さいサイズの論理ブロックに分割されることができる。ディスクの別の部分は、ファイルシステム情報の記憶に当てられ、それ自身の割り当て機構を有するようになされる。
【0054】
ディスクは、ディスクセクタに分割される。ディスクセクタ0は、リザーブされると予想される(おそらくセクタ0に隣接するいくつかの付加的なものもリザーブされる)。ディスク空間は、ディスクセクタNからLBA_Maxまでのファイルシステムに対して利用可能となる。第1のステップにおいて、ディスクは、大論理ブロックに分割される。1つの大論理ブロックは、M個のディスクセクタを含み、大論理ブロックの番号1は、ディスクセクタM(又はLBA_M)で始まるようになされる。これは、予想されるN<Mが常に真となることを意味する(Nの数は装置のオーダであるのに対し、Mの数は数百のオーダである)。NからM−1までのディスクセクタは、スーパーブロックを構成する。
【0055】
スーパーブロックは、ファイルシステムの(前述した)基本構造を指示する基本情報を含む。
【0056】
スーパーブロックは、全てのファイルシステムの基本情報を含む。それは、ディスクにおける第1の大論理ブロック内に位置するようになされる。第1の論理ブロックは、論理ブロック番号0であり、それはLBA0から開始する。LBA0がディスク使用のためにリザーブである場合、スーパーブロックは、LBA1から有効に開始する。
【0057】
スーパーブロックは、ミニビットマップテーブル、iノードテーブル及びiノード拡張子テーブルにおいてスーパーマップを指示する。各大ブロックに対して、スーパーマップとミニビットマップテーブルとのおかげで、フリーのミニブロックであることを知ることが可能となる。その上、ルートディレクトリは、iノード番号1に記憶される。これらは、システムの内部でナビゲートするために開始する必要な要素の全てを表す。
【0058】
種々の情報(この明細書の後方で与えられた詳細なリスト)において、スーパーブロックは、ミニビットマップのセクションのリスト(ランアドレスリスト)と、iノードテーブルのセクションのリストと、拡張子テーブルのセクションのリストとを含む。各リストに対して十分な空間を確保することは必要である。これら要素の全ては、この明細書の後方で詳述される。
【0059】
ディスクデータ空間は、デジタルTVのストリームデータのみならず、情報に対しても利用可能となるようになされる。これは、データのいかなるディスクフラクションフリーも、2つのデータタイプの一方への割り当てに利用可能であることを意味する。
【0060】
ディスクに記録されるであろう情報データの全量は、全ディスク記憶容量のフラクションだけを表す。本発明はまた、全ディスクを再フォーマットすることなく、このサイズを動的に変更することも可能とする。
【0061】
ディスクのデータ空間は、大きいサイズの論理ブロックに分割される。大きいサイズの論理ブロックのサイズは、以下の基準に従って計算される。
・ディスクキャッシュバッファと同じオーダの大きさ
・数秒よりも長くない映像データに対する粒度
【0062】
好ましくは、大論理ブロックサイズ(及び小さいサイズの論理ブロックの1つ)は、典型的なディスク駆動用の128Kバイトから1Mバイトの間における2の累乗である。
【0063】
いかなる大きいサイズの論理ブロックも、一方又は他方のタイプのデータの記憶に割り当てることができる。一度、一方のデータタイプ(情報又はデジタルTV)の記憶装置に割り当てられたならば、それは、このデータタイプに完全に当てられる。大論理ブロックが再びフリーとなる場合、任意の種類のデータに再割り当てすることができる。
【0064】
デジタルTVについて、1つの大きいサイズの論理ブロックは、要素的な記憶単位を表す。1つの論理ブロックは、同じ映像ファイルのデータの1つのセグメントを含む。
【0065】
情報データについて、好ましい実施形態によれば、大きいサイズの論理ブロックは、小論理ブロックに分割される。小論理ブロックのサイズは、ファイルシステムの論理ブロックの通常のサイズのオーダの大きさ、即ち、512バイトから8Kバイトまでの間である。小さいサイズの論理ブロックの各々は独立であり、任意の情報データファイルへの他のものと独立して影響されるかもしれない。その結果、情報データ記憶に当てられた大きいサイズの論理ブロックは、いくつかのファイルからのデータを含むことができる。
【0066】
例として、大ブロックサイズは128Kバイトに固定されており、小ブロックサイズは2Kバイトに固定されている。(同じ大きさで)他の図面も可能であろう。
【0067】
各論理ブロックは、アドレス指定可能であるものとする。大きいサイズの論理ブロックについて、各ブロックはディスクのその位置に依存して番号付けされる。ブロックの論理アドレスは、ブロックが開始するディスクセクタのLBAアドレスから導き出される。
【0068】
小さいサイズの論理ブロックは、大きいサイズの論理ブロックのサブブロックとみなされる。それゆえ、これらアドレスはサブアドレスである。小さいサイズの論理ブロックの各々について、それを含んでいる大きいサイズのブロックのアドレスは、小さいサイズの論理ブロックの関連するサブアドレスを、大きいサイズのブロックの内部と同様に、指示されなければならない。サブアドレスは、大きいサイズの論理ブロックの内部における小さいサイズの論理ブロックの順序番号である。
【0069】
例えば、32ギガバイトのディスクについて、256Kbの大きいサイズの論理ブロック(128Kバイトの)が存在することになる。18ビットアドレスは、大きいサイズの論理ブロックをアドレス指定するために必要である。128Kバイトの大きいサイズの論理ブロックは、64個の2Kバイトの小さいサイズのブロックを含む。6ビットサブアドレスは、小さいサイズのブロックのサブアドレス指定に対して必要となる。
【0070】
ビットマップの目的は、それがフリー又はビジーである場合、各論理ブロックに対して指示することである。論理ブロック当たりの単一ビットは、この目的に対して十分である。
【0071】
ビットマップは、大きいサイズの論理ブロックに対して必要であり、他のものは、小さいサイズの論理ブロックに対して必要である。大きいサイズの論理ブロックに対して、大ブロックがディスクデータ空間の全体をカバーする限り(ビットマップのビットがディスク上のブロックと同じオーダである)、ブロックにビットをマップするという特別の問題はない。
【0072】
これは、小さいサイズの論理ブロックについてのケースではない。情報データ又はデジタルTVデータの記憶のための大ブロックの割り当ては、動的である。同じ大ブロックは、(小論理ブロックを含む)情報データの記憶と、(小さいサイズの論理ブロックではない)デジタルTVデータとに交互に割り当てられてもよい。ブロックマッピングに対するビットは、永久に展開している。
【0073】
この動的割り当ては、従来のビットマップの使用を禁止する。
【0074】
第1の実施形態において、ディスク全体が、情報データの記憶に当てられる。ディスクデータ空間全体を記述する第2のビットマップが存在するが、小論理ブロックに分割される。このビットマップは、大きいサイズの論理ブロックと小さいサイズの論理ブロックとの間のサイズ比と比例して、大きいサイズの論理ブロックのビットマップよりも大きい。発明者らの例とする図面について、(同じディスク空間の第2の時間を説明する)第2のビットマップは、64倍大きい。
【0075】
第2の実施形態において、1つは、それ自身大きいサイズのブロックを記述するだけのサブビットマップテーブルへのポインタを大きいサイズのブロックの各々に関係する。全てのサブビットマップは、(その要素がサブビットマップである)大きいテーブル内で再びグループ化されてもよい。大きいサイズのブロックが情報データの記憶に割り当てられるとき、サブビットマップのテーブルの1つの要素は、それに割り当てられる。この要素のアドレスは、大きいサイズの論理ブロックのアドレスに関係するものとする。
【0076】
この問題の簡単な解決は、大きいサイズのブロックのビットマップにこのアドレスを記憶することである。その情報は、もはや2進数の情報ではない。より大きいフィールドは、そのビットを置き換えるものとする。大きいサイズの論理ブロックの各々について4バイトフィールドを用いることが提案される。
【0077】
大きいサイズのブロックに対するビットマップは、1つの単一ビットの代わりにここでは4バイトフィールドのテーブルである。それは、32倍に大きくなり、もはやビットマップではなく、4バイトマップ又はスーパーマップ以外のものである。それは、この明細書中では、スーパーマップ又は第1のデータ構造と称される。
【0078】
サブビットマップのアドレスを指示することに加えて、大きいサイズのブロックがフリーに又はデジタルTVの記憶に当てられた場合、4バイトフィールドが指示される。満杯か又はそうでない場合にも指示できる。
【0079】
2つの実施形態を比較すると、いくつかの例は、大論理ブロックサイズ(128Kバイト)及び小論理ブロックサイズ(2Kバイト)に対して、同じ図となる図2で概観される。
【0080】
図2は、ディスク容量の機能として、2つの解決策について必要とされるディスク空間を与える。
【0081】
第2の実施形態は、ディスク容量の半分以上が情報データの記憶に当てられているときを除いて、ディスク空間を少ししか消費しない。いずれにしても、ビットマップによって占有されたディスク空間は、ディスク空間全体の少ない量を表す(全ビットマップサイズ/ディスクサイズの比:前述の図における1/132000〜1/10000)。
【0082】
マルチメディアファイルシステムは、(少なくとも数十Gバイトの)大容量ディスク上に実現されることとなり、記憶容量の一部だけが情報データに当てられることが予想される限り、第2の実施形態は、記述の残りの部分で考慮される。
【0083】
図3は、スーパーマップの構成図である。
【0084】
データ空間用のビットマップは、2進数でない情報を含む。大きいサイズのブロックの各々について、フリーと、デジタルTVデータを有するビジーと、情報データを有するビジーとの3つの状態があり得る。情報データを有するビジーの場合、大きいサイズのブロックは全体で占有されなくてもよい。大きいサイズの論理ブロック内部のサブ論理ブロックがフリー又はそれ以外であることを指示する大きいサイズのブロックに係るテーブルについて、ここで議論される。
【0085】
大論理ブロックの各々に当てられる32ビットフィールドは、付された小論理ブロックのビットマップテーブルにおけるポインタを含む。24ビットは、このポインタに対して十分である(16Mビットマップを指示することを許容し、その各々は128Kバイトのデータを表す。言い換えれば、2048Gバイトの情報データを指示することを許容する)。8ビットは左側にあり、その中の6ビットは将来使用のためにリザーブされ、2ビットは以下のコードで大論理ブロックの状態を符号化するために用いられる。
00:フリーの大論理ブロック
01:デジタルTVデータ記憶にリザーブされた論理ブロックであり、全体のビジーを必要とし、ファイルシステムのための情報データを含むことができる。
10:情報データの記憶のためにリザーブされた論理ブロックであり、フリーの小論理ブロックを含む。
11:情報データの記憶のためにリザーブされた論理ブロックであり、全体がビジーである。
【0086】
論理ブロックがデジタルTVデータの記憶のためにリザーブされていることを「使用」コードが指示するとき、24ビットのポインタフィールドのコンテンツが意味を持っていないことに注意する。
【0087】
図4に表されたように、それが含む小論理ブロック用の1つのミニビットマップ(第2のデータ構造とも称される)を、大論理ブロックの各々に関係することが提案される。この関係は動的である。これは、ミニビットマップに指示する情報データの記憶に割り当てられた大論理ブロックのみを意味する。(情報データの記憶に予め割り当てられた)大論理ブロックが割り当てから外された場合、それに関係するミニビットマップは、再びフリーとなり、情報データの記憶に割り当てられた任意の新しい論理ブロックで利用可能となる。
【0088】
ミニビットマップテーブルのサイズは、大きい及び小さい論理ブロックのサイズに依存する。大論理ブロック用の128Kバイトと小論理ブロック用の2Kバイトとに対して、ミニビットマップサイズは64ビット又は8バイトである。
【0089】
図5に表されたように、全てのミニビットマップを、同じテーブル内でグループ化することが提案される。このテーブルは、ミニビットマップテーブルと称される。図3におけるスーパーマップの24ビットのポインタは、そのとき、ミニビットマップテーブルにおけるミニビットマップの順序番号である。
【0090】
ミニビットマップテーブルのサイズは、ファイルシステムが記憶できる情報データの全量に依存する。一度ディスクがフォーマットされても、この量は固定されない。その結果、ミニビットマップテーブルのサイズが導き出されてもよい。特に、それは、新しいディスク空間がミニビットマップテーブルに当てられたとき、増加してもよい。これに加えて、ミニビットマップを、その又は他の大論理ブロックに動的に割り当て又は再割り当てできるために、ミニビットマップテーブルのビットマップが割り当てについてフリー又はそれ以外であることを指示するものとする。言い換えれば、ミニビットマップテーブルのビットマップが必要であり、それは第3データ構造と称される。
【0091】
大論理ブロックの整数番号を、ミニビットマップテーブルに割り当てることが提案される。情報データに当てられたデータ空間は増加してもよいために、ミニビットマップテーブルに当てられた大論理ブロックの割り当ては、連続する大論理ブロックでなく、いくつかのステップで実行されてもよい。しかしながら、各割り当てステップで、連続する大論理ブロックからなるデータ空間をミニビットマップテーブルに割り当てることが提案される。それをセクションと称するように提案される。ミニビットマップテーブルは、1つ又はいくつかのセクションからなる。セクションは、1つ又はいくつかの大論理ブロックからなる。セクションに含まれたミニビットマップテーブルのフラクションに関して、各セクションはまた、それ自身のビットマップを含む。それはまた、ミニビットマップテーブルの次のセクションを指示する。
【0092】
各セクションは、(大論理ブロックサイズを小論理ブロックサイズに分割することによるビットで与えられた)ミニビットマップサイズに、そのサイズが対応する要素に分割される。第1の要素は、セクションのビットマップと(付加的な情報を加えて)次のセクションへのポインタとの記憶に当てられ、他方は、ミニビットマップを記憶する。
【0093】
各セクションに対応する要素(又はミニビットマップ)サイズ及びアドレス(ラン)は、スーパーブロックに記憶されなければならない。
【0094】
図6は、いくつかのビットマップパラメータのための図を示す。
【0095】
各セクションが次のものを指示するようになされているために、ミニビットマップテーブルのセクションは、連鎖リストをなす。しかし、テーブル全体の迅速な回復のために、スーパーブロックに各セクションのランアドレスを記憶することが提案される。
【0096】
図7は、情報バイトに対してあり得るフォーマットである。情報バイトは、ミニビットマップテーブルが割り当てに対してフリーであるか、又は、セクションが全体に割り当てられているかどうか、のような一般情報を、ミニビットマップテーブルのセクションに含む。
【0097】
本実施形態によれば、iノードは、第1のファイル情報構造と称され、図8に表されたフォーマットを有する。
【0098】
iノードのフォーマット定義のために重要な点は、ファイルデータを記憶するために用いられるディスクの異なるデータ空間を指示するために用いられる方法である。
【0099】
iノードは、ファイルへの入口点である。それは、ファイルidと、ファイルデータ空間のポインタと、付加的な情報とを含む。iノードは、付加的なデータ空間のポインタを記憶するために必要な場合、拡張されてもよい(第2のファイル情報構造とも称されるiノード拡張)。iノード及び拡張子はiノード及び拡張子テーブルに記憶される。
【0100】
各iノードに64バイトの固定サイズを割り当てることが提案される。64は、2の累乗として選択され、iノードに必要とされる基本的なデータ量に対応する(本実施形態によれば、32バイトは小さすぎ、128バイトは大きすぎる。もちろん、この一方としての図面はここで例としてのみ与えられ、他の環境において異ならしめることもできる)。iノードは、ファイルidと、ファイルのデータ空間のポインタと、図5に詳述された他の情報とを含むものとする。それは、ファイル名を含まないものとする。ファイル名は、親ディレクトリのデータ空間に含まれる。
【0101】
iノードフィールドの各々は、ここから以下で詳述される。
【0102】
ファイル識別子:ファイルを識別する唯一の番号である。第1のバイトは、ファイルシステム識別子の最下位バイトである。3つの最終バイトは、ファイルを表す唯一の番号である。ファイル名は、iノード内に含まれていないが、親ディレクトリファイル内に含まれている(ファイルID及びファイル名が対応される)ことに注目する。図9は、ファイル識別子の構造図である。
【0103】
モード:このフィールドのビット15(MSB)及び14は、ファイルのタイプを指示し、ファイルが、ディレクトリ(11)、リンクファイル(10:他のファイルを指示する空ファイル)、情報データファイル(01)又はデジタルTVファイル(00)であるかどうかを意味する。ビット13〜9は未使用であり(値=0)、ビット8〜0は、ユーザ、グループ及びその他のものが、(UNIX(登録商標)のような)ファイルを読み出し、書き込み及び実行する権利を有するかどうかを指示する保護ビットとして用いられる。この構造は、図10に示されている。
【0104】
モードフィールドは、以下の項目を含む。
・ユーザId(ファイル所有者):ファイルユーザ(又は言い換えればファイル所有者)を識別する唯一の番号。
・グループId(ファイル所有者):ファイルユーザのグループを識別する唯一の番号。
・ファイルリンク番号:このiノードを指示するリンクファイルの番号。値が0であれば、iノードはフリーとみなされ(そのファイルがいずれもディレクトリにおいても参照されない)、対応するデータ空間をフリーにすることができる。値が1であれば、ファイルは、それ自身(このiノード)によって単に指示される。等しいか又は2よりも大きいならば、ファイルは他のリンクファイル(このiノードを指示する他のiノード)によって指示される。
・最終更新日:自明である。
・期限満了日:自明である。
・バイトでのファイルサイズ:自明である。
・ゾーン又はランアドレス:ファイルが情報データファイルであればゾーンアドレスを指示し、ファイルが映像データファイルであればランアドレスを指示する4バイトフィールドである。このフィールドは、記憶装置におけるファイルの位置を指示する。
・iノード拡張子へのポインタ:iノードの6個のゾーン又はランアドレスフィールドはファイルのデータ空間全体を記憶するのに十分でなくてもよい。iノード拡張子は、付加的なゾーン又はランアドレスを含む。十分でない場合、他の拡張子を指示する。拡張子フォーマットは、ここから以下に説明される。
・他のファイル(リンクファイル)のポインタ:このiノード(リンクファイル)がファイルへのリンクを有するファイルidを含む。
【0105】
図11は、拡張子構造の記述を与える。拡張子は、64バイトの構造であり、12個のラン又はゾーンアドレスまでのいずれかを含む。それは、他の拡張子を指示してもよい。
【0106】
iノードは、iノードテーブルと称されるテーブル内に記憶される。本実施形態によれば、iノード又は拡張子テーブルのセクションは、図12のフォーマットを有する。
【0107】
このテーブルのフォーマットは、ミニビットマップテーブルのフォーマットと等しい。それは、大ブロックの全数からなり、全て連続であることが必要とされないが、連続の論理ブロックのセクション内でグループ化される。各セクションは、それ自身のビットマップから開始する(その中に含まれたiノード及び拡張子がフリー又はビジーであるならば指示する)。各セクションに対応するランは、スーパーブロック内に記憶されなければならない。
【0108】
同じことは、拡張子及び拡張子テーブルについてもいうことができる。
【0109】
iノードビットマップはまた、第3のファイル情報構造と称され、拡張子のビットマップは、第4のファイル情報構造と称される。
【0110】
iノードテーブルの特定のiノードをアドレスするために、iノードポインタが用いられる。
【0111】
iノードポインタは、iノードテーブル内のiノードの単なる順序番号である。iノードポインタ及びファイルidの24個の最下位ビットが対応することに注意する。iノードポインタは24ビットで符号化される。8個の最上位ビットは、リザーブされており、ファイルidにおけるファイルシステムidに対応する。
【0112】
拡張子ポインタが32バイトで符号化されるという点を除いて、同じことを拡張子についてもいうことができる。
【0113】
あたかもミニビットマップテーブルが割り当てに対してフリーであるか又はセクションが全体に割り当てられているかのように、情報バイトは、ミニビットマップテーブルのセクションに一般的な情報を含む。ミニビットマップテーブルと同じフォーマットが提案される。情報バイトのフォーマットは、図7にある。
【0114】
ラン又はゾーンアドレスは4バイトフィールドである。ファイルに割り当てられたデータ空間を指示するために、iノード(又は拡張子)の中で用いられる。
【0115】
一方で大論理ブロックが指示され、他方で小論理ブロックが指示される限り、デジタルTVデータ及び情報データに対して別々に用いられてもよい。
【0116】
デジタルTVデータについて、大きいデータ量が連続且つ規則的に到着するために、ランの概念は適当である。ランは、大論理ブロックの連続番号である。それは、ランの第1の論理ブロックのアドレスと、ランの中の論理ブロックの数とを与えることによって説明される。4バイトフィールドの最上位ビットは、第1の論理ブロックのアドレスに当てられ、最下位ビットは、ランの中の論理ブロックの数に当てられる。各部分に当てられたビット数は、更に議論される。
【0117】
情報データについては、4バイトフィールドがゾーンアドレスである。ゾーンは、小論理ブロックである。小論理ブロックは、大論理ブロックに含まれる。その結果、ゾーンアドレスは、大論理ブロックアドレスと、小論理ブロックサブアドレス(即ち大論理ブロック内部のそのアドレス)との2つの部分からなる。少なくとも2Kバイトで表される小論理ブロックと、1Mバイトよりも少ない(映像信号の2Mbpsにおける4秒を表す)大論理ブロックとを予想することは適当であるように思える。この結果、サブアドレス指定のために9ビットは十分である。
【0118】
大論理ブロック内部の小論理ブロックの最大数は(2Kバイト及び512Kバイトのそれぞれのサイズについての場合)256であることを課すことに注意する。2Kバイトよりも少ない小論理ブロックの場合、大論理ブロックは512Kバイト(512バイトの小ブロックに対して128Kバイト)よりも少なくなるものとし、その逆(1Mバイトの大ブロックに対して少なくとも4Kバイト)も同様である。これらの図面の全ては、矛盾がなく適当なものである。それらは、小ブロックサブアドレス指定のために8ビットの選択を妥当なものとする。
【0119】
これは、24ビットが大論理ブロックアドレス指定に残されていることを意味する。これは、1600万個の大論理ブロックの量を表す。大論理ブロックサイズが128Kバイトであれば2テラバイトを表し、512Kバイトであれば8テラバイトを表す。
【0120】
これは、大論理ブロックアドレス指定のために24ビットで十分であることを表す。これは、また23ビットでも成り立つ。これは1ビットを節約することになり、以下で詳述されるような特定の使用のためにリザーブされ得る。
【0121】
本実施形態によれば、ゾーンアドレス指定フォーマットは、図13によって表されたようなものである。
【0122】
・大論理ブロックアドレス:ディスク上の大論理ブロックの順序番号である。
・アドレス指定モード:次のフィールドを読み出す方法を指示する。0(単一ゾーンアドレス指定モード)であるならば、大論理ブロック内部の小論理ブロックの順序番号を指示する。1(マルチゾーンアドレス指定モード)であるならば、ポインタによってアドレス指定された最初の小論理ブロックの(大論理ブロック内の)順序番号を指示し、大論理ブロックの最後まで全ての小論理ブロックが、このポインタによってアドレス指定されるとみなす。マルチゾーンアドレス指定の目的は、iノードデータ空間を節約し、ファイルの断片化を制限することである。
・小論理ブロックサブアドレス:大論理ブロック内部の順序番号。
【0123】
本実施形態によるランアドレス指定フォーマットは、図14のものである。
【0124】
最も多いケースとして、ディスクをフォーマットするとき、ミニビットマップ、iノード及び拡張子のテーブルのための必要なデータ空間が一度リザーブされる。場合によっては、付加的なデータ空間がシステム寿命の間に必要とされてもよい。付加的なセクションはテーブル内に加えられ、付加的なランはリスト内に加えられる。最も多いケースとしては、わずかなセクションだけが、各テーブルに必要とされることが予想される。しかしながら、それは最悪のケースを除外することができず、ここから以下での計算だけが重要となる。
【0125】
ミニビットマップテーブルのセクションのリストについて、以下の仮説をたてることができる。:(より小さいサイズが適当とは思えない。このようなデータ量に対して)2Kバイトの小ブロックの中で1024Gバイトを記憶することが必要とされる。これは、64Mバイトのミニビットマップテーブルを表す。最悪のケースでは、このテーブルは、1つの大論理ブロックのセクションから排他的に作られており、(大論理ブロックサイズが128Kバイトである場合)512個のランを表す。2Kバイトは、リストを記憶するためにリザーブされるものとする。(1つのランは512の大論理ブロックまで含むことができる限り、このリストは単一のランからなることができることに注目する)
【0126】
ファイル番号(ファイル識別子)は、24ビットフィールド(図9のiノードのファイル識別子フィールドの下位24バイト)である。iノードテーブル用の最大サイズは、1600万個のiノード即ち1Gバイト(1つのiノードは64バイト)である。これらは、32768個の128Kバイトの大ブロックを表し、最悪のケースでは32768個のランを表す。それは、iノードテーブルのセクションのリストのために32Kバイトをリザーブするものとする。
【0127】
拡張子に対する同じ計算は、あり得ない8Mバイト(アドレス指定が24ビットの代わりに32ビットである限り32Kバイトの256倍)に導かれる。拡張子テーブルのセクションのリストに対する64Kバイトのデータ空間を提案するけれども、(128Kバイトの大ブロックに対する最悪のケースにおいて3200万個までの拡張子)良い可能性がある。それに加えて、128Kバイトの大ブロックサイズと互換性を有する(スーパーブロックは、1つの大論理ブロックに対応するようになされる)。一般的な情報のためのスーパーブロックの最初の512バイトと、ミニビットマップテーブルのセクションのリストに対する次の2Kバイトと、iノードテーブルのセクションのリストのための次の32Kバイトとを一度リザーブすることをいい、スーパーブロックの最後は、拡張子テーブルの記憶に当てられる。
【0128】
前述されたように、これら拡張子の可能性は、非常に頻繁に用いられるために予想されない。ディスクをフォーマットするとき、これらのテーブルの各々に必要とされる空間は、1つのランの中にリザーブされる。しばしば付加的なランが追加されてもよい。各テーブルの最初の6個のランを記憶するために、スーパーブロックのいくつかの空間の最初の512バイトのリザーブを提案できる。その結果、最も多いケースでは、テーブル全体は、スーパーブロックの始めに記憶される。例外のケースについて、拡張可能性がなお存在する。
【0129】
スーパーブロック用に以下のフォーマットが提案される。
・0〜511バイト(00h〜1FFh)は、図15に記述される。
・512〜2559バイト(200h〜9FFh)は、7番目のランのためにリザーブされ、ミニビットマップテーブル拡張子のセクションに続く。
・2560〜35327バイト(A00h〜89FFh)は、7番目のランのためにリザーブされ、iノードテーブルの拡張子のセクションに続く。
・35328バイトから最初の大論理ブロックの端までは、7番目のランのためにリザーブされ、iノードの拡張子テーブルの拡張子のセクションに続く。
【0130】
最初の512バイトについて、構成は、図15に与えられたようなものである。
【0131】
図16は、ディレクトリデータ空間を表す。
【0132】
ディレクトリデータ空間は、ディレクトリに含まれるファイルのリストを含む。リストは、各ファイルに対して、ファイルId及びディレクトリ名を含む。リストは、例えばファイル名のような付加的な情報を含んでもよい。また、iノードに直接的にこのリストを記憶することも可能である(ファイルデータ空間内に記憶されず、ヌルとなる)。各ファイル名に対して60バイトをリザーブすることが提案され、64バイトフィールド(ファイルIdに対して4バイト及びファイル名に対して60バイト)が各ファイルを特徴づける。
【0133】
ディレクトリデータ空間は、64バイトフィールドの連続となるように構成される。
【0134】
好ましい実施形態によれば、記憶装置は、DVB(デジタル映像放送)規格に従って、テレビデコーダに含まれたハードディスクである。
【0135】
図17は、デコーダのブロック図である。デコーダは、チューナ101を含み、チューナから来る信号をデジタル化するために、アナログデジタルコンバータをも含む復調及びエラー訂正回路102に接続される。訂正され且つ復調されたデータは、コンバータ103によってシリアル化され、デマルチプレクシング及びデコーディング回路104のシリアル入力に接続される。回路104は、DVBデマルチプレクサ106と、マイクロプロセッサ107と、キャッシュメモリ108と、外部インタフェースメモリ109と、シリアル通信インターフェース110と、パラレル入力/出力インタフェース111と、スマートカードインタフェース112と、映像及び音声MPEGデコーダ113と、PAL及びRGBエンコーダ114と、キャラクタジェネレータ115とを含む。外部メモリインタフェース109は、16ビットパラレルバスに接続され、例えばIEEE1284インタフェースであるパラレルインタフェース116と、メモリ117と、フラッシュメモリ118と、例えばEIDEハードディスクであるハードディスクドライブ119とに接続される。
【0136】
パラレルインタフェース116は、また、外部コネクタ120と、モデム121とに接続されており、モデム121は、外部コネクタ122にも接続されている。シリアル通信インタフェース110は、外部コネクタ123と、赤外線受信モジュール124の出力部とに接続され、モジュール124は、赤外線遠隔制御(図示なし)から来る信号を受信する。
【0137】
スマートカードインタフェース112は、スマートカードコネクタ125に接続されている。
【0138】
映像及び音声デコーダ113は、16Mビットメモリ126に接続され、このメモリは、今だデコード化されていない音声及び映像を記憶する。デコーダは、PAL及びRGBコーダ114にデコードされた映像データを送信し、アナログデジタルコンバータ127へデコードされた音声データを送信する。コーダはSECAMコーダ132へRGB信号を送信し、輝度データY及びクロミナンスデータCを含む映像信号をIsoへ供給する。これらのデータは、音声出力部129へ、テレビ出力部130へ及び映像テープ出力部131へ、通信回路128を介して多重化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるファイルシステムの概観図である。
【図2】
本発明の2つの実施形態の間の比較テーブルである。
【図3】
スーパーマップの図である。
【図4】
スーパーブロックを介してミニビットマップテーブルのアドレス指定原理を表す図である。
【図5】
ミニビットマップセクションのフォーマットの図である。
【図6】
ファイルシステムのブロックサイズ及びテーブルサイズのいくつかの例の図である。
【図7】
ミニビットマップテーブルのセクションに関する一般的な情報を含むバイトのフォーマットである。
【図8】
iノードのフォーマットを与えるテーブルである。
【図9】
iノードにおけるファイル識別子フィールドの構造図である。
【図10】
iノードにおけるファイルモードフィールドの構造図である。
【図11】
iノード拡張子フォーマットの例となる図である。
【図12】
iノード又は拡張子テーブルのセクションの構造を与えるテーブルである。
【図13】
ゾーンアドレスのフォーマットである。
【図14】
ランアドレスのフォーマットである。
【図15】
スーパーブロックの0〜511バイトの図である。
【図16】
ディレクトリデータ空間の構造図である。
【図17】
記憶装置を含むテレビデコーダの構成図である。
【符号の説明】
101 チューナ
102 復調及びエラー訂正回路
103 シリアル/パラレルコンバータ
104 デマルチプレクシング及びでコーディング回路
105 バス
106 DVBデマルチプレクサ
107 マイクロプロセッサ
108 キャッシュメモリ
109 外部インタフェースメモリ
110 シリアル通信インタフェース
111 パラレル入出力インタフェース
112 スマートカードインタフェース
113 映像及び音声MPEGデコーダ
114 PAL及びRGBエンコーダ
115 キャラクタジェネレータ
116 パラレルインタフェース
117 メモリ
118 フラッシュメモリ
119 ハードディスクドライブ
120 外部コネクタ
121 モデム
122 外部コネクタ
123 外部コネクタ
124 赤外線受信モジュール
125 外部コネクタ
126 メモリ
127 アナログ/デジタルコンバータ
128 通信回路
129 音声出力部
130 テレビ出力部
131 映像テープ出力部

Claims (22)

  1. ストリームデータ及び非ストリームデータ用の記憶装置において、
    音声及び/又は映像ストリームを記憶する第1のタイプの記憶手段と、非ストリームデータを記憶する第2のタイプの記憶手段とを有するファイルシステムを含み、前記第1の記憶手段のサイズは、前記第2の記憶手段のサイズの倍数であり、
    ストリーム記憶のために、又は、非ストリームデータの記憶に対して前記第1のタイプの手段を複数の前記第2のタイプの手段に分割するために、前記第1のタイプの手段を割り当てる手段を更に含むことを特徴とする記憶装置。
  2. 両方のタイプの記憶手段に対して唯一のディレクトリツリーがあることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  3. 複数の前記第2のタイプの手段に分割された第1のタイプの手段は、これら前記第2のタイプの手段の全ての利用率に基づいて及び記憶すべきデータのタイプに従って、複数の前記第2のタイプの手段にもはや分割されないようにすることができることを特徴とする請求項1又は2に記載の記憶装置。
  4. 少なくとも1つの第1のデータ構造は、この手段がフリーか否か、及びこの手段が複数の前記第2のタイプの手段に分割されるか否かを、少なくとも前記各第1のタイプの手段に対して指示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記憶装置。
  5. 第2のデータ構造は、前記第1のタイプの記憶手段に含まれた前記第2のタイプの各記憶手段の利用率を与え、前記第2のデータ構造のアドレスは、前記第1のデータ構造の中で指示されることを特徴とする請求項4に記載の記憶装置。
  6. 前記第2のデータ構造のサイズ及び数は、前記記憶装置が記憶しなければならない非ストリームデータの総量に依存し、前記第2のデータ構造の数は、前記第2のタイプの記憶手段に対する第1のタイプの記憶手段の割り当てに基づいて変更することを特徴とする請求項4又は5に記載の記憶装置。
  7. 前記第2のデータ構造は、少なくとも1つの第1のタイプの記憶手段の少なくとも1つのセクションに記憶され、2以上のセクションが必要とされたならば、各セクションは次のセクションのアドレスを与えることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の記憶装置。
  8. 第3のデータ構造は、前記第2のデータ構造を記憶する各セクションに関係し、前記第3のデータ構造は、セクションの異なる第2のデータ構造の利用率を指示することを特徴とする請求項7に記載の記憶装置。
  9. 第1のインジケータは、前記第2のデータ構造を記憶する前記各セクションに関係し、前記セクションの第2のデータ構造に係る少なくとも1つの第2のタイプの記憶手段が利用可能であるならば、前記インジケータが指示することを特徴とする請求項7又は8に記載の記憶装置。
  10. 第2のタイプの記憶手段が利用可能でなく、非ストリームデータ用の追加記憶手段の要求がないことを、既に割り当てられたセクションに係るインジケータが指示するとき、前記第2のデータ構造を記憶する1つの新しいセクションが割り当てられることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の記憶装置。
  11. 第1のファイル情報構造は、記憶された各ファイルに関係し、該ファイル情報構造は、少なくとも1つのファイル識別子と、ファイルタイプと、前記記憶手段におけるファイルの少なくとも1つの位置を指示する少なくとも1つのフィールドと、このフィールドが前記ファイルの全体の位置を含むことができないならば第2のファイル情報構造のポインタと、を指示することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の記憶装置。
  12. 前記ファイル情報構造は、少なくとも1つのセクションに記憶されており、2以上のセクションが必要とされるならば、各セクションは次のセクションのアドレスを与えることを特徴とする請求項11に記載の記憶装置。
  13. 第2のファイル情報構造は、少なくとも1つのセクションに記憶されており、2以上のセクションが必要とされるならば、各セクションは次のセクションのアドレスを与えることを特徴とする請求項11又は12に記載の記憶装置。
  14. 第3のファイル情報構造は、前記第1のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、前記第3の情報構造は、前記セクションの異なる第1のファイル情報構造の利用率を指示することを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の記憶装置。
  15. 第4のファイル情報構造は、前記第2のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、前記第4のファイル情報構造は、前記セクションの異なる第2のファイル情報構造の利用率を指示することを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の記憶装置。
  16. 1つの第2のインジケータは、前記第1のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、前記第2のインジケータは、少なくとも1つの第1のファイル情報構造が利用可能であるならば、指示することを特徴とする請求項11から15のいずれか1項に記載の記憶装置。
  17. 1つの第3のインジケータは、前記第2のファイル情報構造を記憶する各セクションに関係し、前記第3のインジケータは、少なくとも1つの第2のファイル情報構造が利用可能であるならば、指示することを特徴とする請求項11から16のいずれか1項に記載の記憶装置。
  18. 第1のファイル情報構造が利用可能でなく、新しいファイルを記憶しないことを、既に割り当てられたセクションに係る前記第2のインジケータが指示するとき、前記第1の情報構造を記憶する1つの新しいセクションが割り当てられることを特徴とする請求項11から17のいずれか1項に記載の記憶装置。
  19. 第2のファイル情報構造が、利用可能でなく、それに対応する第1のファイル情報構造のフィールド内に位置を含むことができない新しいファイルを記憶しないことを、既に割り当てられたセクションに係る前記第3のインジケータが指示するとき、前記第2のファイル情報構造を記憶する1つの新しいセクションが割り当てられることを特徴とする請求項11から18のいずれか1項に記載の記憶装置。
  20. 前記ファイルが、音声及び/又は映像ストリームと、第1の記憶手段のアドレスと、ファイルを記憶するために必要な第1の記憶手段の数とを含むとき、及び、前記ファイルが、非ストリームデータと、前記第1の記憶手段のアドレスと、前記第1の記憶手段の内部における前記第2のタイプの記憶手段のアドレスとを含むとき、前記記憶手段にファイルの少なくとも1つの位置を指示する少なくとも1つのフィールドが指示することを特徴とする請求項11から19のいずれか1項に記載の記憶装置。
  21. 少なくとも異なるセクションのアドレスと、前記第1の記憶手段のサイズと、前記第2の記憶手段のサイズとを与える1つの広域データ構造を含むことを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の記憶装置。
  22. 記憶媒体にストリームデータ及び非ストリームデータを記録する方法であって、
    第1のタイプの装置のサイズが、少なくとも第2のタイプの装置のサイズよりも大きい1つの大きさである記憶媒体に第1及び第2のタイプの記憶装置を備えるステップと、
    対応する記憶装置に従って記憶装置を準備するためにストリームデータ又は非ストリームデータのブロックを処理するステップと、
    ストリームデータが記憶される場合、前記ストリームデータの記憶用のディスクに第1のタイプの装置を割り当てるステップと、
    非ストリームデータが記憶される場合、第1のタイプの装置を複数の前記第2のタイプの装置に分割し、記憶用に少なくとも前記第2のタイプの装置の部分に割り当てるステップと
    を有することを特徴とする方法。
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