JP2004512123A - ハンガ - Google Patents
ハンガ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004512123A JP2004512123A JP2002538791A JP2002538791A JP2004512123A JP 2004512123 A JP2004512123 A JP 2004512123A JP 2002538791 A JP2002538791 A JP 2002538791A JP 2002538791 A JP2002538791 A JP 2002538791A JP 2004512123 A JP2004512123 A JP 2004512123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peg
- hanger
- base
- sheet
- along
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G1/00—Mirrors; Picture frames or the like, e.g. provided with heating, lighting or ventilating means
- A47G1/16—Devices for hanging or supporting pictures, mirrors, or the like
- A47G1/20—Picture hooks; X-hooks
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面を有するベースと、ペッグの一部がベースの担持表面に対して略直角に担持表面に対向するベースの外表面から突出する、ベース上に取り付けられた1つの端部を有する細長いペッグとを備えるハンガ。ペッグは、ベースの担持表面が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に配置されるように構成された軸方向に延在する表面部分を有し、この軸方向に伸びる表面部分は、ペッグの周囲と、ペッグの上にかかっている紙のシートが、ペッグが軸方向に自由に移動することを制限する。軸方向に延在する表面部分は、ペッグの上の接着剤の層によって、またはペッグの上に近接して配置された鋭いエッジによって、画定することができる。そのような鋭いエッジは、ペッグの周囲のねじ山や、ペッグを横切って延在するリッジや、ペッグ上に形成された鋸歯上にあることができ、またはペッグに沿って接着された研磨顆粒近傍にあることができる。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面を有するベースと、カレンダまたはポスタなどの物体をかけることができる、ベースの対向する外表面からの突出部とを含んでいるタイプのハンガに関する。
【0002】
(背景技術)
当技術分野には、略垂直な表面に沿って配置され、かつ取り付けられるように構成された担持表面を有するベースと、カレンダまたはポスタなどの物体をかけることができるベースの対向する外表面からの突出部とを含んでいるタイプのハンガが豊富に存在する。通常、そのようなハンガの上の突出部は、湾曲し、一般に上方に突出しており、そのような物体をうまく担持するが、様々な異なる位置を通して物体を動かし、物体が突出部の上で担持されるハンガのベースに隣接する位置まで、突出部の長さに沿って物体を進めるようにしなければならない。これは、カレンダなど、ハンガの上で担持される多数シートの物体のすべてが、ハンガに担持され、ハンガの突出部の上を一緒に移動するときは、特に厄介ではない。しかし、多数シートの物体またはカレンダが、すでにハンガの上で担持されているとき、および物体またはカレンダの1枚のみまたは全シートの一部を突出部の上に、または突出部から移動するのが所望であるとき(たとえば、新しい月のシートを表示するとき、または現在表示している月の次または前の月を見たいとき)、より厄介なことがある。1枚のシートを突出部の上に、または突出部から移動させることによって、多数シート物体またはカレンダ全体が持ち上がる可能性がある。注意しなかった場合、カレンダの重量のために、突出部に沿って移動させている1枚のシートを破ることがあり、したがって、もはや突出部の上に保持することができない。
【0003】
(発明の開示)
本発明は、カレンダなどの多数シート物体を容易に受け、かつ担持することができるハンガを提供し、物体またはカレンダの1枚のみまたは全シートの一部を、1枚以上のシートを破る危険をほとんど冒さずに、ハンガの上に、またはハンガから、容易に移動させることができるようにする。
【0004】
本発明によるハンガは、略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面を有するベースと、縦軸と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部および第2端部とを有する細長い突出部またはペグとを備える。第1端部に隣接するペグの部分は、ベースの上に取り付けられ、ペグの軸は、ベースの担持表面に対して略垂直であり、第2端部に隣接するペグの部分は、担持表面に対向するベースの外表面から突出する。ペッグは、ベースの担持表面が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に配置されるように構成された、軸方向に延在する表面部分を有し、ペグのこの軸方向に延在する表面部分は、ペグの軸方向に関して、ペグの周囲で紙のシートが自由に移動することを制限する。この軸方向に延在する表面部分は、ペッグ上の接着剤の層によって、またはペグ上に近接して配置された鋭いエッジによって画定される。そのような鋭いエッジは、ペグの周囲に延在するねじ山、またはペグを横切って延在するリッジとすることができ、またはローレット切りあるいはペッグ上に鋸歯形を作ることによって、または研磨顆粒でペッグをコーティングすることによって、ペッグの上に形成された突出部の上の鋭いエッジとすることができる。
【0005】
ペッグは、ハンガを受けるために、カレンダまたは他の文書に通常穴あけされた開口の直径と比較して、小さい直径(たとえば、約0.17インチすなわち0.43cm未満であり、0.11インチすなわち0.28cm未満であることが好ましい)を有し、ペッグは、ハンガの外表面から、短い距離だけ突出し(たとえば、約0.15から0.30インチ、すなわち0.38から0.76cmの範囲)、したがって、カレンダをペッグの周囲に容易に配置することができ、カレンダの1枚または全シートの一部を、動かしている1枚以上のシートを破る危険を冒さずに、垂直に延在している短いペッグ上に、またはペッグから、容易に動かすことができる。しかし、シートが、ペッグの上で担持されているとき、ペッグの上面に沿った鋭いエッジまたは接着剤が、ペッグの周囲のシートを効果的に保持する。
【0006】
本発明によるハンガは、ハンガのペッグ受け用に位置合わせされた実装開口をシートに有する多数シート文書をかけるのに特に有用であるが、そのような実装開口を有していない1枚以上のシートをかけるのにも非常に有用である。そのようなシート(手紙、メモ、請求書、レストランの注文書など)は、ペッグの外端部または第2端部の上に押し込むことができ(第2端部は、そのような押し込みを容易にするように配置することができる)、その際、ペッグの軸方向に延在する表面部分に沿った鋭いエッジまたは接着剤は、シートを手作業で取り除くまで、ペッグの周囲のシートを効果的に保持するであろう。
【0007】
ペッグは、ハンガの裏当ての上の固定使用位置に取り付けることができるが、ペッグが前記ベースの外表面に沿って延在する保管位置と、前記ペッグの軸がベースの担持表面に対して略直角である上述した使用位置との間で、ペッグが移動することができるように、ハンガの裏打ちの上にペッグを取り付けることが望ましいこともある。そのようなペッグの保管位置は、ハンガにカレンダなどの薄い物体を付け、実装することを容易にすることができる。
【0008】
ベースは、ねじまたはくぎなどの機械固定具、あるいは適切な接着剤を含む任意の手段によって、垂直表面に沿って取り付けることができる。1つの特に便利な取付け手段は、「コマンド」(Command)という商品名で、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnesota)によって販売されている所定長さの伸張はく離接着剤(a length of the stretch release adhesive)である。「パワーストリップス」(Power Strips)という商品名でドイツのハンブルグにあるバイアースドルフ・エー・ジー(Beiersdorf AG,Hamburg,Germany)によって販売されている伸張はく離接着剤も、使用することができる。
【0009】
本発明には、添付の図面を参照してさらに記載する。同じ部分には、いくつかの図で同じ参照符号が付けられている。
【0010】
(発明を実施するための最良の形態)
ここで図面の図1、2、および3を参照すると、全体を参照符号10によって示した、本発明によるハンガの第1実施形態が示されている。一般に、ハンガ10は、略垂直な表面に沿って配置され、かつ以下で記載する所定長さ14の伸張はく離接着剤によって、その垂直表面に接着されるように構成された担持表面13を有するベース12を備える。ハンガ10には、また、縦軸17を有する細長い突出部またはペッグ16と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部18および第2端部19とが含まれる。第1端部18に隣接するペッグ16の部分は、ベース12の上に取り付けられ、ペッグ16の軸17は、担持表面13に対して略直角であり、第2端部19に隣接するペッグ16の部分は、表面13に対向するベース12の外表面15から突出する。ペッグ16は、ベースの外表面15から、近接して配置された鋭いエッジ(すなわちペッグ16の周囲のねじ山またはリッジ)によって画定された第2端部19まで、軸方向に伸びる表面部分20を有し、表面部分20は、ベース12の担持表面13が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に位置するように構成される。表面部分20に沿ったねじ山の上の鋭いエッジは、ペッグ16の周囲に配置され、かつペッグ16にかけられた紙のシートが、ペッグ16の軸方向に移動することを制限する。
【0011】
例として、ペッグ16は、ベース12を通してねじ切られたNo.4−40または4−48の金属ねじまたは高分子ねじによって形成することができる。ベース12は、金属材料または高分子材料で作製される。ペッグまたはねじ16は、ベース12の外表面15から、約0.15から0.30インチ、すなわち0.38から0.76cm(たとえば、約0.2インチすなわち0.5)の範囲で突出することができる。ペッグまたはねじ16は、カレンダに通常事前に形成されたタイプの開口において容易に受けられるように、十分に小さい直径(すなわち、約0.11インチすなわち0.28cm)を有する。開口は、約0.12インチすなわち0.3cmから約0.25インチすなわち0.64cmの範囲の直径を有することがわかっており、大多数は、一般に、0.17インチすなわち0.43cmから、0.19インチすなわち0.48cmの範囲にある。図3からわかるように、約0.17インチすなわち0.43cmの直径を有する範囲に円形開口23を有するシート22は、ペッグが、No.4−40または4−48のねじによって形成されたとき、ペッグ16の周囲に容易に配置することができ、その1枚のシートまたはカレンダの全シートの一部は、動かしているシート11または複数のシートを破る危険を冒さずに、水平方向に延在する短いペッグ16の上に、またはそのペッグから、容易に動かすことができる。しかし、シート22または複数のシートが、ペッグ16の周囲に配置され、かつペッグ16にかけられたとき、ペッグ16の上面部分20に沿ったねじ山またはリッジ25の上の鋭いエッジは、ペッグ16に沿った軸方向に運動に対し、シート22または複数のシートを効果的に保持する。
【0012】
ハンガ10は、ペッグ16より大きい、ペッグ16受け用の位置合わせされた実装開口をシートに有する(シート22の開口23など)多数シート文書をかけるのに有用であるが、ハンガ10は、そのような実装開口のない、またはペッグ16より小さい実装開口を有する、1枚以上のシートをかけるのにも非常に有用である。そのようなシート(手紙、メモ、請求書、レストランの注文書など)は、ペッグ16の外端部または第2端部19の上に押し込むことができ、図示したように、第2端部19は、その上にシートを押し込むことを容易にするように一般に尖らせることができ、その結果、ペッグ16の軸方向に延在する表面部分20に沿ったリッジまたはねじ山の上の鋭いエッジは、シートを手作業で取り外すまで、ペッグ16の周囲とその上にかけられたシートを効果的に保持する。
【0013】
略垂直な表面に沿ってベース12の担持表面13を接着させるその長さ14の伸張はく離接着剤は、「コマンド」(Command)という商品名で、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnesota)によって販売されている所定長さの伸張はく離接着剤とすることができる。「パワーストリップス」(Power Strips)という商品名で、ドイツのハンブルグにあるバイアースドルフ・エー・ジー(Beiersdorf AG,Hamburg,Germany)から販売されている伸張はく離接着剤も使用することができる。その長さ14の伸張はく離接着剤の1つの表面(one surface of the length 14 of stretch release adhesive)は、担持表面13に接着される。その長さ14の伸張はく離接着剤を使用して、ベース12を垂直表面に取り付けるために、はく離ライナが、ベース12に対向する側面から除去され、接着剤14の暴露された面が、垂直表面に接着される。いくらか後にハンガ10を垂直表面から取り外すことが所望である場合、ベース12の1つの縁を超えて突出するその長さ14の接着剤のタブ部分26を手でつかんで、垂直表面に沿ってベース12から引き離し、その長さ14の接着剤を伸張して細長くし、ベース12の垂直表面と担持表面13への接着取付けをはく離させる。その長さ14の伸張薄利接着剤の代替として、機械固定具(ねじまたはくぎなど)などの他の適切な手段、または適切な非伸張性はく離接着剤によって、ベース12の担持表面13を垂直表面に取り付けることができる。
【0014】
ここで図面の図4、5、および6を参照すると、全体を参照番号30で示した、本発明によるハンガの第2実施形態が示されている。一般に、ハンガ30は、略垂直な表面に沿って配置され、かつ上述した所定長さ34の同じ伸張はく離接着剤によって垂直表面に接着されるように構成された担持表面33を有するベース32を備える。ハンガ30には、また、縦軸37と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部38および第2端部39とが含まれる。第1端部38に隣接するペッグ36の部分は、ベース32の上に取付けられ、ペッグ36の軸37は、ベースの担持表面33に対して略直角であり、第2端部39に隣接するペッグ36の部分は、担持表面33に対向する、ベース32の外表面35から突出する。ペッグ36は、ベースの外表面35から、近接して配置された鋭いエッジ(すなわち、ペッグ36の上端は、表面部分40に沿ったエッジを有するピークを形成するように、鋸歯化またはローレット切りされる)によって画定される第2端部39まで軸方向に延在する表面部分40を有し、表面部分40は、ベース32の担持表面33が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に位置するように構成される。表面部分40に沿ったそれらの鋭いエッジの上のエッジは、ペッグ36の周囲に配置され、かつそのペッグの周囲にかけられた紙のシートが、ペッグ36の軸方向に移動することを制限する。
【0015】
例として、ペッグ36は、金属材料または高分子材料で形成して、表面部分40に沿って鋸歯化またはローレット切りして、ペッグ36に沿って縦方向に線インチあたり約60から100ピーク、または線cmあたり約23から40ピークを提供するようにすることができ、ペッグ36は、ベース32の外表面35から、約0.15から0.30インチすなわち0.38から0.76cmの範囲で(たとえば、約0.2インチすなわち0.5)、突出することができる。ペッグ36は、カレンダに通常形成されるタイプの開口において容易に受けられるように、十分小さい直径を有するべきである(たとえば、約0.17インチすなわち0.43cm未満、好ましくは、約0.11インチすなわち0.28cm未満)。
【0016】
ハンガ10と同様に、ハンガ30は、ペッグ36より大きい、ペッグ36受け用の位置合わせされた実装開口をシートに有する多数シート文書をかけるのに有用である。そのような実装開口のない、またはペッグ36より小さい実装開口を有する、1枚以上のシートをかけるのにも有用であることがある。そのようなシートは、ペッグ36の外端部または第2端部39の上に押し込むことができ、この端部は、図示したように平坦とすることができ、または代替として、端部の上にシートを押し込むことを容易にするように、一般に尖らせることができ、その結果、軸方向に延在する表面部分40に沿ったピークの上の鋭いエッジは、シートを手作業で取り外すまで、ペッグ36の周囲およびその上にかけられたシートを効果的に保持する。
【0017】
ここで図面の図7を参照すると、全体を参照符号46によって示した、本発明によるハンガの第3実施形態に含まれるペッグ45のセクション図が示されている。ハンガ46には、ベースと、ベースの担持表面に接着された所定長さの伸張はく離接着剤とが含まれ、これらは、図示されていないが、ハンガ30のベース32およびその長さ34の伸張はく離接着剤と本質的に同じである。ハンガ46は、ピークの構造のみがハンガ30とは異なり、ピークは、ハンガ46のベースから突出するペッグ45の表面部分47に沿った鋭いエッジを提供し、ペッグの軸は、ベースの担持表面に直角である。ハンガ46のベースが、表面部分47が最上部の状態で、垂直表面に接着されるとき、表面部分47の上で、材料のシートは担持され、または表面部分47の上にかけられる。鋸歯化またはローレット切りによって形成する代わりに、ハンガ46のペッグ上のピークは、ペッグ45の表面に49に沿って接着された研磨顆粒48(約120グリットなど)のコーティングによって提供される。
【0018】
ここで図面の図8を参照すると、全体を参照符号50によって示した、本発明によるハンガの第4実施形態に含まれるペッグ51の断面図が示されている。ハンガ50には、ベースと、ベースの担持表面に接着された伸張はく離接着剤とが含まれ、これらは、図示されていないが、ハンガ30のベース32およびその長さ34の伸張はく離接着剤と本質的に同じ構造を有する。ペッグ51は、ハンガ50のベースから突出し、ペッグの軸は、ベースの担持表面に対して直角である。ハンガ50は、ペッグ51の構造のみがハンガ30とは異なり、その構造は、ペッグ51の表面部分54を画定し、ハンガ50のベースが、表面部分54が最上部の状態で、垂直表面に接着されたとき、その表面部分54の上で、材料のシートは担持され、または表面部分54の上にかけられる。ローレット切りまたは他の手段によって形成されたピークまたは鋸歯、あるいは研磨顆粒によって形成されたピークを有する代わりに、ハンガ50のペッグ51は、表面部分54を画定するペッグ51の表面57に沿って、接着剤のコーティング56を有する。表面部分54を画定する接着剤は、ペッグ51の周囲に配置され、かつその上にかけられた紙のシートの縁との、摩擦による軽い接着係合を提供して、シートが、ペッグ51の軸方向に移動することを制限する。非限定的な例として、適切な接着剤には、「VHB接着テープNo.F−9473TC」(VHB adhesive tape No.F−94731TC)という商品名で、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnesota)によって販売されている透明な接着トランスファ・テープの安定圧感接着剤がある。
【0019】
ここで、図面の図9、10、および11を参照すると、全体を参照符号60によって示した、本発明によるハンガの第5実施形態が示されている。一般に、ハンガ60は、略垂直な表面に沿って配置され、かつ上述した所定長さ64の同じ伸張はく離接着剤のによって、その垂直表面に接着されるように構成された担持表面63を有するベース62を備える。ハンガ60には、また、縦軸67を有する細長い突出部またはペッグ66と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部68および第2端部69とが含まれる。第1端部68に隣接するペッグ66の部分は、ベース62の上に取り付けられ、(1)ペッグ66の軸67が、ベース62の担持表面63に対して略直角であり、第2端部69に隣接するペッグ66の部分が、担持表面63に対向する、ベース62の外表面65から突出している、使用位置(図11)と、(2)ペッグ66が、ベース62の外表面65によって画定された溝に沿って延在する、保管位置(図9および10)との間で、ペッグ66が移動できるようにする。ペッグ66は、ベース62の外表面65から第2端部69まで、軸方向に延在する表面部分70を有する(ペッグ66が、図11に示した使用位置にあるとき)。その表面部分70は、鋭い遠位エッジを有する近接して配置された横方向に延在するリッジによって画定され、ベース62の担持表面63が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に配置されるように構成される。表面部分70を画定するそれらの鋭いエッジは、ペッグ66の周囲に配置され、かつペッグ66の上にかけられた紙のシートが、ペッグの軸方向に移動することを制限する。
【0020】
ベース62と表面部分70を画定する横リッジを含んでいるペッグ66とは、ペッグ66が保管位置にある状態で、高分子材料(ナイロン、ポリスチレン、またはポリカーボネートなど)で一体的に成型することができ、成型には、ベース62と、ペッグ66の第1端部68との間の薄い湾曲可能セクション71(「一体丁番」と呼ばれることがある)が含まれる。ペッグ66は、ペッグ66上の表面72が、ベース上の表面73と接して、使用位置を画定するまで、薄い湾曲可能セクション71を湾曲させることによって、使用位置に移動することができる。
【0021】
ペッグ66の保管位置(図9および10)は、ハンガ60に、カレンダなどの薄い物体を提供して、実装することを容易にするが、その理由は、保管位置では、ペッグ66は、ベース62の外表面65より上に突出しないからである。
【0022】
表面部分70は、縦方向にペッグ66に沿って、1インチ当たり約40のリッジ、または1cmあたり約15.8のリッジによって画定することができる。ペッグ66は、約0.15から0.30インチ、すなわち0.38から0.76cmの範囲で(たとえば約0.2インチすなわち0.5cm)、ベース62の外表面65から突出することができる。ペッグ66は、ほとんどのカレンダに形成されるタイプの開口において容易に受けられるように、十分小さい直径を有する(たとえば、約0.17インチすなわち0.43cm未満の直径で、好ましくは約0.11インチすなわち0.28cmの直径)。
【0023】
ハンガ10と同様に、ハンガ60は、ペッグ66より大きい、ペッグ66受け用の位置合わせされた実装開口をシートに有する多数シート文書をかけるのに有用であり、また、そのような実装開口のない、またはペッグ66より小さい実装開口を有する、1枚以上のシートをかけるのにも有用であることがある。そのようなシートは、ペッグの外端部または第2端部69の上に押し込むことができ、第2端部は、その上にシートを押し込むことを容易にするために、示したように丸くすることができ、または代替として、より尖らせることができ、その結果、ペッグ66の軸方向に延在する表面部分70に沿って間隔をおいて配置されたリッジの上の鋭いエッジは、ペッグ66の周囲にかけられたシートを手作業で取り外すまで、効果的に保持する。
【0024】
ここで、本発明の実施形態とその修正について、本発明を記載する。本発明の範囲から逸脱せずに、多くの変更を実施形態において実施することができることが、当業者には明らかになるであろう。たとえば、上述した一般的なタイプのハンガは、カレンダまたは他の多数シート物体以外の品目をかけるために、利点を提供することができる。たとえば、販売品目がプラスチックの「ブリスタ・パック」などによって添付されたカードを、そのようなハンガからかけて、市販用に表示することができる。この目的に使用されるそのようなハンガは、市販に適した数のカードに対応するように、上述したペッグより長く(たとえば、2から6インチまたは5から15cmの長さ)、より大きな直径(たとえば、0.15から0.2インチ(0.38から0.5cm)またはそれ以上)のペッグを有することができる。同様に、上述した一般的なタイプのハンガは、用具(ほうきまたは園芸用具など)などの他の品目をかけるのに有用とすることができる。これらの用具は、用具を上にかけることができるペッグを受けるために、木のハンドルに貫通開口を有し、そのようなハンガの上のペッグも、カレンダまたは他の多数シート物体の上で使用する上述したペッグより長く、直径も大きい。したがって、本発明の範囲は、本出願に記載した構造によってではなく、請求項とその等価物の文体によって記載された構造によって限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハンガの第1実施形態の側面図である。
【図2】図1のハンガの正面図である。
【図3】ハンガに含まれているペッグにかけられたシートを示す、図1のハンガの拡大断片正面図である。
【図4】本発明によるハンガの第2実施形態の側面図である。
【図5】図4のハンガの正面図である。
【図6】ほぼ図4の線6−6に沿って取られた拡大断面図である。
【図7】本発明によるハンガの第3実施形態に含まれるペッグの断面図である。
【図8】本発明によるハンガの第4実施形態に含まれるペッグの断面図である。
【図9】ペッグが保管位置に配置されたハンガに含まれている、本発明によるハンガの第5実施形態の正面図である。
【図10】ほぼ図9の線10−10に沿って取った拡大断面図である。
【図11】ペッグが使用位置に配置されたハンガに含まれている、図9の側面図である。
(技術分野)
本発明は、略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面を有するベースと、カレンダまたはポスタなどの物体をかけることができる、ベースの対向する外表面からの突出部とを含んでいるタイプのハンガに関する。
【0002】
(背景技術)
当技術分野には、略垂直な表面に沿って配置され、かつ取り付けられるように構成された担持表面を有するベースと、カレンダまたはポスタなどの物体をかけることができるベースの対向する外表面からの突出部とを含んでいるタイプのハンガが豊富に存在する。通常、そのようなハンガの上の突出部は、湾曲し、一般に上方に突出しており、そのような物体をうまく担持するが、様々な異なる位置を通して物体を動かし、物体が突出部の上で担持されるハンガのベースに隣接する位置まで、突出部の長さに沿って物体を進めるようにしなければならない。これは、カレンダなど、ハンガの上で担持される多数シートの物体のすべてが、ハンガに担持され、ハンガの突出部の上を一緒に移動するときは、特に厄介ではない。しかし、多数シートの物体またはカレンダが、すでにハンガの上で担持されているとき、および物体またはカレンダの1枚のみまたは全シートの一部を突出部の上に、または突出部から移動するのが所望であるとき(たとえば、新しい月のシートを表示するとき、または現在表示している月の次または前の月を見たいとき)、より厄介なことがある。1枚のシートを突出部の上に、または突出部から移動させることによって、多数シート物体またはカレンダ全体が持ち上がる可能性がある。注意しなかった場合、カレンダの重量のために、突出部に沿って移動させている1枚のシートを破ることがあり、したがって、もはや突出部の上に保持することができない。
【0003】
(発明の開示)
本発明は、カレンダなどの多数シート物体を容易に受け、かつ担持することができるハンガを提供し、物体またはカレンダの1枚のみまたは全シートの一部を、1枚以上のシートを破る危険をほとんど冒さずに、ハンガの上に、またはハンガから、容易に移動させることができるようにする。
【0004】
本発明によるハンガは、略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面を有するベースと、縦軸と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部および第2端部とを有する細長い突出部またはペグとを備える。第1端部に隣接するペグの部分は、ベースの上に取り付けられ、ペグの軸は、ベースの担持表面に対して略垂直であり、第2端部に隣接するペグの部分は、担持表面に対向するベースの外表面から突出する。ペッグは、ベースの担持表面が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に配置されるように構成された、軸方向に延在する表面部分を有し、ペグのこの軸方向に延在する表面部分は、ペグの軸方向に関して、ペグの周囲で紙のシートが自由に移動することを制限する。この軸方向に延在する表面部分は、ペッグ上の接着剤の層によって、またはペグ上に近接して配置された鋭いエッジによって画定される。そのような鋭いエッジは、ペグの周囲に延在するねじ山、またはペグを横切って延在するリッジとすることができ、またはローレット切りあるいはペッグ上に鋸歯形を作ることによって、または研磨顆粒でペッグをコーティングすることによって、ペッグの上に形成された突出部の上の鋭いエッジとすることができる。
【0005】
ペッグは、ハンガを受けるために、カレンダまたは他の文書に通常穴あけされた開口の直径と比較して、小さい直径(たとえば、約0.17インチすなわち0.43cm未満であり、0.11インチすなわち0.28cm未満であることが好ましい)を有し、ペッグは、ハンガの外表面から、短い距離だけ突出し(たとえば、約0.15から0.30インチ、すなわち0.38から0.76cmの範囲)、したがって、カレンダをペッグの周囲に容易に配置することができ、カレンダの1枚または全シートの一部を、動かしている1枚以上のシートを破る危険を冒さずに、垂直に延在している短いペッグ上に、またはペッグから、容易に動かすことができる。しかし、シートが、ペッグの上で担持されているとき、ペッグの上面に沿った鋭いエッジまたは接着剤が、ペッグの周囲のシートを効果的に保持する。
【0006】
本発明によるハンガは、ハンガのペッグ受け用に位置合わせされた実装開口をシートに有する多数シート文書をかけるのに特に有用であるが、そのような実装開口を有していない1枚以上のシートをかけるのにも非常に有用である。そのようなシート(手紙、メモ、請求書、レストランの注文書など)は、ペッグの外端部または第2端部の上に押し込むことができ(第2端部は、そのような押し込みを容易にするように配置することができる)、その際、ペッグの軸方向に延在する表面部分に沿った鋭いエッジまたは接着剤は、シートを手作業で取り除くまで、ペッグの周囲のシートを効果的に保持するであろう。
【0007】
ペッグは、ハンガの裏当ての上の固定使用位置に取り付けることができるが、ペッグが前記ベースの外表面に沿って延在する保管位置と、前記ペッグの軸がベースの担持表面に対して略直角である上述した使用位置との間で、ペッグが移動することができるように、ハンガの裏打ちの上にペッグを取り付けることが望ましいこともある。そのようなペッグの保管位置は、ハンガにカレンダなどの薄い物体を付け、実装することを容易にすることができる。
【0008】
ベースは、ねじまたはくぎなどの機械固定具、あるいは適切な接着剤を含む任意の手段によって、垂直表面に沿って取り付けることができる。1つの特に便利な取付け手段は、「コマンド」(Command)という商品名で、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnesota)によって販売されている所定長さの伸張はく離接着剤(a length of the stretch release adhesive)である。「パワーストリップス」(Power Strips)という商品名でドイツのハンブルグにあるバイアースドルフ・エー・ジー(Beiersdorf AG,Hamburg,Germany)によって販売されている伸張はく離接着剤も、使用することができる。
【0009】
本発明には、添付の図面を参照してさらに記載する。同じ部分には、いくつかの図で同じ参照符号が付けられている。
【0010】
(発明を実施するための最良の形態)
ここで図面の図1、2、および3を参照すると、全体を参照符号10によって示した、本発明によるハンガの第1実施形態が示されている。一般に、ハンガ10は、略垂直な表面に沿って配置され、かつ以下で記載する所定長さ14の伸張はく離接着剤によって、その垂直表面に接着されるように構成された担持表面13を有するベース12を備える。ハンガ10には、また、縦軸17を有する細長い突出部またはペッグ16と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部18および第2端部19とが含まれる。第1端部18に隣接するペッグ16の部分は、ベース12の上に取り付けられ、ペッグ16の軸17は、担持表面13に対して略直角であり、第2端部19に隣接するペッグ16の部分は、表面13に対向するベース12の外表面15から突出する。ペッグ16は、ベースの外表面15から、近接して配置された鋭いエッジ(すなわちペッグ16の周囲のねじ山またはリッジ)によって画定された第2端部19まで、軸方向に伸びる表面部分20を有し、表面部分20は、ベース12の担持表面13が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に位置するように構成される。表面部分20に沿ったねじ山の上の鋭いエッジは、ペッグ16の周囲に配置され、かつペッグ16にかけられた紙のシートが、ペッグ16の軸方向に移動することを制限する。
【0011】
例として、ペッグ16は、ベース12を通してねじ切られたNo.4−40または4−48の金属ねじまたは高分子ねじによって形成することができる。ベース12は、金属材料または高分子材料で作製される。ペッグまたはねじ16は、ベース12の外表面15から、約0.15から0.30インチ、すなわち0.38から0.76cm(たとえば、約0.2インチすなわち0.5)の範囲で突出することができる。ペッグまたはねじ16は、カレンダに通常事前に形成されたタイプの開口において容易に受けられるように、十分に小さい直径(すなわち、約0.11インチすなわち0.28cm)を有する。開口は、約0.12インチすなわち0.3cmから約0.25インチすなわち0.64cmの範囲の直径を有することがわかっており、大多数は、一般に、0.17インチすなわち0.43cmから、0.19インチすなわち0.48cmの範囲にある。図3からわかるように、約0.17インチすなわち0.43cmの直径を有する範囲に円形開口23を有するシート22は、ペッグが、No.4−40または4−48のねじによって形成されたとき、ペッグ16の周囲に容易に配置することができ、その1枚のシートまたはカレンダの全シートの一部は、動かしているシート11または複数のシートを破る危険を冒さずに、水平方向に延在する短いペッグ16の上に、またはそのペッグから、容易に動かすことができる。しかし、シート22または複数のシートが、ペッグ16の周囲に配置され、かつペッグ16にかけられたとき、ペッグ16の上面部分20に沿ったねじ山またはリッジ25の上の鋭いエッジは、ペッグ16に沿った軸方向に運動に対し、シート22または複数のシートを効果的に保持する。
【0012】
ハンガ10は、ペッグ16より大きい、ペッグ16受け用の位置合わせされた実装開口をシートに有する(シート22の開口23など)多数シート文書をかけるのに有用であるが、ハンガ10は、そのような実装開口のない、またはペッグ16より小さい実装開口を有する、1枚以上のシートをかけるのにも非常に有用である。そのようなシート(手紙、メモ、請求書、レストランの注文書など)は、ペッグ16の外端部または第2端部19の上に押し込むことができ、図示したように、第2端部19は、その上にシートを押し込むことを容易にするように一般に尖らせることができ、その結果、ペッグ16の軸方向に延在する表面部分20に沿ったリッジまたはねじ山の上の鋭いエッジは、シートを手作業で取り外すまで、ペッグ16の周囲とその上にかけられたシートを効果的に保持する。
【0013】
略垂直な表面に沿ってベース12の担持表面13を接着させるその長さ14の伸張はく離接着剤は、「コマンド」(Command)という商品名で、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnesota)によって販売されている所定長さの伸張はく離接着剤とすることができる。「パワーストリップス」(Power Strips)という商品名で、ドイツのハンブルグにあるバイアースドルフ・エー・ジー(Beiersdorf AG,Hamburg,Germany)から販売されている伸張はく離接着剤も使用することができる。その長さ14の伸張はく離接着剤の1つの表面(one surface of the length 14 of stretch release adhesive)は、担持表面13に接着される。その長さ14の伸張はく離接着剤を使用して、ベース12を垂直表面に取り付けるために、はく離ライナが、ベース12に対向する側面から除去され、接着剤14の暴露された面が、垂直表面に接着される。いくらか後にハンガ10を垂直表面から取り外すことが所望である場合、ベース12の1つの縁を超えて突出するその長さ14の接着剤のタブ部分26を手でつかんで、垂直表面に沿ってベース12から引き離し、その長さ14の接着剤を伸張して細長くし、ベース12の垂直表面と担持表面13への接着取付けをはく離させる。その長さ14の伸張薄利接着剤の代替として、機械固定具(ねじまたはくぎなど)などの他の適切な手段、または適切な非伸張性はく離接着剤によって、ベース12の担持表面13を垂直表面に取り付けることができる。
【0014】
ここで図面の図4、5、および6を参照すると、全体を参照番号30で示した、本発明によるハンガの第2実施形態が示されている。一般に、ハンガ30は、略垂直な表面に沿って配置され、かつ上述した所定長さ34の同じ伸張はく離接着剤によって垂直表面に接着されるように構成された担持表面33を有するベース32を備える。ハンガ30には、また、縦軸37と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部38および第2端部39とが含まれる。第1端部38に隣接するペッグ36の部分は、ベース32の上に取付けられ、ペッグ36の軸37は、ベースの担持表面33に対して略直角であり、第2端部39に隣接するペッグ36の部分は、担持表面33に対向する、ベース32の外表面35から突出する。ペッグ36は、ベースの外表面35から、近接して配置された鋭いエッジ(すなわち、ペッグ36の上端は、表面部分40に沿ったエッジを有するピークを形成するように、鋸歯化またはローレット切りされる)によって画定される第2端部39まで軸方向に延在する表面部分40を有し、表面部分40は、ベース32の担持表面33が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に位置するように構成される。表面部分40に沿ったそれらの鋭いエッジの上のエッジは、ペッグ36の周囲に配置され、かつそのペッグの周囲にかけられた紙のシートが、ペッグ36の軸方向に移動することを制限する。
【0015】
例として、ペッグ36は、金属材料または高分子材料で形成して、表面部分40に沿って鋸歯化またはローレット切りして、ペッグ36に沿って縦方向に線インチあたり約60から100ピーク、または線cmあたり約23から40ピークを提供するようにすることができ、ペッグ36は、ベース32の外表面35から、約0.15から0.30インチすなわち0.38から0.76cmの範囲で(たとえば、約0.2インチすなわち0.5)、突出することができる。ペッグ36は、カレンダに通常形成されるタイプの開口において容易に受けられるように、十分小さい直径を有するべきである(たとえば、約0.17インチすなわち0.43cm未満、好ましくは、約0.11インチすなわち0.28cm未満)。
【0016】
ハンガ10と同様に、ハンガ30は、ペッグ36より大きい、ペッグ36受け用の位置合わせされた実装開口をシートに有する多数シート文書をかけるのに有用である。そのような実装開口のない、またはペッグ36より小さい実装開口を有する、1枚以上のシートをかけるのにも有用であることがある。そのようなシートは、ペッグ36の外端部または第2端部39の上に押し込むことができ、この端部は、図示したように平坦とすることができ、または代替として、端部の上にシートを押し込むことを容易にするように、一般に尖らせることができ、その結果、軸方向に延在する表面部分40に沿ったピークの上の鋭いエッジは、シートを手作業で取り外すまで、ペッグ36の周囲およびその上にかけられたシートを効果的に保持する。
【0017】
ここで図面の図7を参照すると、全体を参照符号46によって示した、本発明によるハンガの第3実施形態に含まれるペッグ45のセクション図が示されている。ハンガ46には、ベースと、ベースの担持表面に接着された所定長さの伸張はく離接着剤とが含まれ、これらは、図示されていないが、ハンガ30のベース32およびその長さ34の伸張はく離接着剤と本質的に同じである。ハンガ46は、ピークの構造のみがハンガ30とは異なり、ピークは、ハンガ46のベースから突出するペッグ45の表面部分47に沿った鋭いエッジを提供し、ペッグの軸は、ベースの担持表面に直角である。ハンガ46のベースが、表面部分47が最上部の状態で、垂直表面に接着されるとき、表面部分47の上で、材料のシートは担持され、または表面部分47の上にかけられる。鋸歯化またはローレット切りによって形成する代わりに、ハンガ46のペッグ上のピークは、ペッグ45の表面に49に沿って接着された研磨顆粒48(約120グリットなど)のコーティングによって提供される。
【0018】
ここで図面の図8を参照すると、全体を参照符号50によって示した、本発明によるハンガの第4実施形態に含まれるペッグ51の断面図が示されている。ハンガ50には、ベースと、ベースの担持表面に接着された伸張はく離接着剤とが含まれ、これらは、図示されていないが、ハンガ30のベース32およびその長さ34の伸張はく離接着剤と本質的に同じ構造を有する。ペッグ51は、ハンガ50のベースから突出し、ペッグの軸は、ベースの担持表面に対して直角である。ハンガ50は、ペッグ51の構造のみがハンガ30とは異なり、その構造は、ペッグ51の表面部分54を画定し、ハンガ50のベースが、表面部分54が最上部の状態で、垂直表面に接着されたとき、その表面部分54の上で、材料のシートは担持され、または表面部分54の上にかけられる。ローレット切りまたは他の手段によって形成されたピークまたは鋸歯、あるいは研磨顆粒によって形成されたピークを有する代わりに、ハンガ50のペッグ51は、表面部分54を画定するペッグ51の表面57に沿って、接着剤のコーティング56を有する。表面部分54を画定する接着剤は、ペッグ51の周囲に配置され、かつその上にかけられた紙のシートの縁との、摩擦による軽い接着係合を提供して、シートが、ペッグ51の軸方向に移動することを制限する。非限定的な例として、適切な接着剤には、「VHB接着テープNo.F−9473TC」(VHB adhesive tape No.F−94731TC)という商品名で、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnesota)によって販売されている透明な接着トランスファ・テープの安定圧感接着剤がある。
【0019】
ここで、図面の図9、10、および11を参照すると、全体を参照符号60によって示した、本発明によるハンガの第5実施形態が示されている。一般に、ハンガ60は、略垂直な表面に沿って配置され、かつ上述した所定長さ64の同じ伸張はく離接着剤のによって、その垂直表面に接着されるように構成された担持表面63を有するベース62を備える。ハンガ60には、また、縦軸67を有する細長い突出部またはペッグ66と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部68および第2端部69とが含まれる。第1端部68に隣接するペッグ66の部分は、ベース62の上に取り付けられ、(1)ペッグ66の軸67が、ベース62の担持表面63に対して略直角であり、第2端部69に隣接するペッグ66の部分が、担持表面63に対向する、ベース62の外表面65から突出している、使用位置(図11)と、(2)ペッグ66が、ベース62の外表面65によって画定された溝に沿って延在する、保管位置(図9および10)との間で、ペッグ66が移動できるようにする。ペッグ66は、ベース62の外表面65から第2端部69まで、軸方向に延在する表面部分70を有する(ペッグ66が、図11に示した使用位置にあるとき)。その表面部分70は、鋭い遠位エッジを有する近接して配置された横方向に延在するリッジによって画定され、ベース62の担持表面63が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、最上部に配置されるように構成される。表面部分70を画定するそれらの鋭いエッジは、ペッグ66の周囲に配置され、かつペッグ66の上にかけられた紙のシートが、ペッグの軸方向に移動することを制限する。
【0020】
ベース62と表面部分70を画定する横リッジを含んでいるペッグ66とは、ペッグ66が保管位置にある状態で、高分子材料(ナイロン、ポリスチレン、またはポリカーボネートなど)で一体的に成型することができ、成型には、ベース62と、ペッグ66の第1端部68との間の薄い湾曲可能セクション71(「一体丁番」と呼ばれることがある)が含まれる。ペッグ66は、ペッグ66上の表面72が、ベース上の表面73と接して、使用位置を画定するまで、薄い湾曲可能セクション71を湾曲させることによって、使用位置に移動することができる。
【0021】
ペッグ66の保管位置(図9および10)は、ハンガ60に、カレンダなどの薄い物体を提供して、実装することを容易にするが、その理由は、保管位置では、ペッグ66は、ベース62の外表面65より上に突出しないからである。
【0022】
表面部分70は、縦方向にペッグ66に沿って、1インチ当たり約40のリッジ、または1cmあたり約15.8のリッジによって画定することができる。ペッグ66は、約0.15から0.30インチ、すなわち0.38から0.76cmの範囲で(たとえば約0.2インチすなわち0.5cm)、ベース62の外表面65から突出することができる。ペッグ66は、ほとんどのカレンダに形成されるタイプの開口において容易に受けられるように、十分小さい直径を有する(たとえば、約0.17インチすなわち0.43cm未満の直径で、好ましくは約0.11インチすなわち0.28cmの直径)。
【0023】
ハンガ10と同様に、ハンガ60は、ペッグ66より大きい、ペッグ66受け用の位置合わせされた実装開口をシートに有する多数シート文書をかけるのに有用であり、また、そのような実装開口のない、またはペッグ66より小さい実装開口を有する、1枚以上のシートをかけるのにも有用であることがある。そのようなシートは、ペッグの外端部または第2端部69の上に押し込むことができ、第2端部は、その上にシートを押し込むことを容易にするために、示したように丸くすることができ、または代替として、より尖らせることができ、その結果、ペッグ66の軸方向に延在する表面部分70に沿って間隔をおいて配置されたリッジの上の鋭いエッジは、ペッグ66の周囲にかけられたシートを手作業で取り外すまで、効果的に保持する。
【0024】
ここで、本発明の実施形態とその修正について、本発明を記載する。本発明の範囲から逸脱せずに、多くの変更を実施形態において実施することができることが、当業者には明らかになるであろう。たとえば、上述した一般的なタイプのハンガは、カレンダまたは他の多数シート物体以外の品目をかけるために、利点を提供することができる。たとえば、販売品目がプラスチックの「ブリスタ・パック」などによって添付されたカードを、そのようなハンガからかけて、市販用に表示することができる。この目的に使用されるそのようなハンガは、市販に適した数のカードに対応するように、上述したペッグより長く(たとえば、2から6インチまたは5から15cmの長さ)、より大きな直径(たとえば、0.15から0.2インチ(0.38から0.5cm)またはそれ以上)のペッグを有することができる。同様に、上述した一般的なタイプのハンガは、用具(ほうきまたは園芸用具など)などの他の品目をかけるのに有用とすることができる。これらの用具は、用具を上にかけることができるペッグを受けるために、木のハンドルに貫通開口を有し、そのようなハンガの上のペッグも、カレンダまたは他の多数シート物体の上で使用する上述したペッグより長く、直径も大きい。したがって、本発明の範囲は、本出願に記載した構造によってではなく、請求項とその等価物の文体によって記載された構造によって限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハンガの第1実施形態の側面図である。
【図2】図1のハンガの正面図である。
【図3】ハンガに含まれているペッグにかけられたシートを示す、図1のハンガの拡大断片正面図である。
【図4】本発明によるハンガの第2実施形態の側面図である。
【図5】図4のハンガの正面図である。
【図6】ほぼ図4の線6−6に沿って取られた拡大断面図である。
【図7】本発明によるハンガの第3実施形態に含まれるペッグの断面図である。
【図8】本発明によるハンガの第4実施形態に含まれるペッグの断面図である。
【図9】ペッグが保管位置に配置されたハンガに含まれている、本発明によるハンガの第5実施形態の正面図である。
【図10】ほぼ図9の線10−10に沿って取った拡大断面図である。
【図11】ペッグが使用位置に配置されたハンガに含まれている、図9の側面図である。
Claims (19)
- 1枚以上の紙のシート用のハンガであって、
略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面と、対向する外表面とを有するベースと、
縦軸と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部および第2端部とを有する細長いペッグであって、前記第1端部に隣接する前記ペッグの一部が、使用位置において前記ベースに取り付けられ、前記ペッグの軸が前記担持表面に対して略直角であり、前記第2端部に隣接する前記ペッグの少なくとも一部が、前記外表面から突出しており、前記担持表面が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、前記ペッグが、最上部に配置されるように構成された軸方向に延在する表面部分を有し、前記ペッグの前記軸方向に延在する表面部分は、前記ペッグの軸方向に関して、前記ペッグの周囲で紙のシートが自由に移動することを制限するような細長いペッグと、
を備えるハンガ。 - 前記ペッグの前記軸方向に延在する表面部分は、前記ペッグの軸方向に関して、前記ペッグの周囲で紙のシートが自由に移動することを制限する近接して配置された鋭いエッジを画定する、請求項1に記載のハンガ。
- 前記鋭いエッジが、前記ペッグの軸の周囲に延在するねじ山によって画定される、請求項2に記載のハンガ。
- 前記ペッグが、前記鋭いエッジを有するピークを形成するように鋸歯化される、請求項2に記載のハンガ。
- 前記ペッグが、前記鋭いエッジを有する研磨顆粒のコーティングを含む、請求項2に記載のハンガ。
- 前記ペッグが、前記鋭いエッジを有する軸方向に間隔をおいて配置された横方向リッジを有する、請求項2に記載のハンガ。
- 前記ペッグは、前記ペッグの軸方向に関して、前記ペッグの周囲で紙のシートが自由に移動することを制限する前記ペッグの前記軸方向に延在する表面部分を画定する接着剤のコーティングを含む、請求項1に記載のハンガ。
- 前記ペッグの前記第2端部が、尖っている、請求項1に記載のハンガ。
- 前記ペッグが、約0.17インチ(0.43cm)未満の直径を有し、かつ約0.15から0.30インチ(0.38から0.76cm)の範囲の距離だけ、前記外表面から突出する、請求項1に記載のハンガ。
- 前記ペッグが、約0.11インチ(0.28cm)の直径を有し、かつ約0.15から0.30インチ(0.38から0.76cm)の範囲の距離だけ、前記ベースの前記外表面から突出する、請求項1に記載のハンガ。
- 前記ベースの前記担持表面に接着され、かつ略垂直な表面に前記ベースを接着するように構成された所定長さの伸張はく離接着剤をさらに含む、請求項1に記載のハンガ。
- 前記ペッグの前記第2端部は、前記使用位置と、前記ペッグが前記ベースの前記外表面に沿って延在する保管位置との間で、前記ペッグが移動するように、前記ベースの上に取り付けられる、請求項1に記載のハンガ。
- 1枚以上の紙のシート用のハンガであって、
略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面と、対向する外表面とを有するベースと、
縦軸と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部および第2端部とを有する細長いペッグであって、前記第1端部に隣接する前記ペッグの部分が、前記ベースの上に取り付けられ、前記ペッグの軸が、前記担持表面に対して略直角であり、前記第2端部に隣接するペッグの少なくとも一部が、前記外表面から突出し、かつ近接して配置された鋭いエッジを画定する軸方向に延在する表面部分を有しており、前記担持表面が、略垂直な表面に沿って配置されたとき、前記表面部分が、最上部に配置されるように構成される前記鋭いエッジを画定し、これにより、前記鋭いエッジは、ペッグの軸方向に関して、前記ペッグの周囲で紙のシートが移動することを制限するような細長いペッグと、
を備えるハンガ。 - 前記鋭いエッジが、前記ペッグの前記軸の周囲に延在するねじ山によって画定される、請求項13に記載のハンガ。
- 前記ペッグが、前記鋭いエッジを有するピークを形成するように鋸歯化される、請求項13に記載のハンガ。
- 前記ペッグが、前記鋭いエッジを有する研磨顆粒のコーティングを含む、請求項13に記載のハンガ。
- 前記ペッグの前記第2端部が尖っている、請求項13に記載のハンガ。
- 1枚以上の紙のシート用のハンガであって、
略垂直な表面に沿って配置されるように構成された担持表面と、対向する外表面とを有するベースと、
縦軸と、縦方向に間隔をおいて配置された第1端部および第2端部とを有する細長いペッグであって、前記第2端部に隣接する前記ペッグの少なくとも一部が、近接して配置された鋭いエッジを画定する軸方向に延在する表面部分を有するような細長いペッグと、
を備え、
前記ペッグの前記第2端部は、前記ペッグが前記ベースの外表面に沿って延在する保管位置と、前記ペッグの軸が前記担持表面に対して略直角である使用位置との間で、前記ペッグが移動するように前記ベースの上に取り付けられ、前記第2端部に隣接する前記ペッグの前記部分が、前記外表面から突出し、これにより、前記担持表面が略垂直な表面に沿って配置され、前記ペッグの軸方向に関して、前記ペッグの周囲の紙のシートの移動が制限されるとき、前記鋭いエッジを最上部に位置決めすることができるハンガ。 - 前記鋭いエッジが、前記ペッグに沿って軸方向に間隔をおいて配置された横方向リッジによって画定される、請求項18に記載のハンガ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/706,998 US6641105B1 (en) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | Hanger |
PCT/US2001/005535 WO2002035973A1 (en) | 2000-11-06 | 2001-02-21 | Hanger |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004512123A true JP2004512123A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=24839944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002538791A Pending JP2004512123A (ja) | 2000-11-06 | 2001-02-21 | ハンガ |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6641105B1 (ja) |
EP (1) | EP1331866B1 (ja) |
JP (1) | JP2004512123A (ja) |
CN (1) | CN1501782A (ja) |
AT (1) | ATE375106T1 (ja) |
AU (1) | AU2001241623A1 (ja) |
CA (1) | CA2426323A1 (ja) |
DE (1) | DE60130908T2 (ja) |
WO (1) | WO2002035973A1 (ja) |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6641105B1 (en) * | 2000-11-06 | 2003-11-04 | 3M Innovative Properties Company | Hanger |
EP1912538B1 (en) * | 2005-07-28 | 2012-06-13 | Inventeq Technologies | Securing device |
US8632044B2 (en) * | 2006-03-10 | 2014-01-21 | Jerry Lynn Cave | Picture anchor and method |
US20070267555A1 (en) * | 2006-04-18 | 2007-11-22 | Signor Steven L | Handy pins; craft pins; handy tacks; double-pointed tacks |
US20070283588A1 (en) * | 2006-06-12 | 2007-12-13 | Gardner Adam G | Push mark |
US20100294910A1 (en) * | 2009-04-14 | 2010-11-25 | Jackie Grant Orsini | Elastomeric coated frame hanger |
US8292254B2 (en) | 2009-10-29 | 2012-10-23 | Groepler Elizabeth A | Method for hanging party favors and apparatus and kits related thereto |
US20110101188A1 (en) * | 2009-10-29 | 2011-05-05 | Groepler Elizabeth A | Method for hanging party favors and apparatus and kits apparatus related thereto |
US9149115B2 (en) | 2012-06-16 | 2015-10-06 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle rack and kit for bottle-supporting assembly |
USD739190S1 (en) | 2012-10-23 | 2015-09-22 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle rack |
USD735540S1 (en) | 2013-02-06 | 2015-08-04 | William B. Carpenter | Wine rack |
USD739189S1 (en) * | 2013-02-06 | 2015-09-22 | William B. Carpenter | Wine rack |
US20170137262A1 (en) | 2013-03-08 | 2017-05-18 | Harry Miller Company, Inc. | Elevator cover assembly |
US10392228B2 (en) | 2013-03-08 | 2019-08-27 | Harry Miller Co., Llc | Button hook pad hanger |
CA2942847C (en) * | 2013-03-15 | 2022-07-26 | William B. CARPENTER | Methods of mounting container support bodies, systems, kits, assemblies, and apparatuses including same, and uses of same |
US10925417B2 (en) | 2014-01-22 | 2021-02-23 | Ccl Label, Inc. | Secure hold hook |
USD821831S1 (en) | 2015-03-24 | 2018-07-03 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle rack |
WO2017059543A1 (en) | 2015-10-09 | 2017-04-13 | Carpenter William B | Bottle mounting methods and systems |
US10118434B2 (en) * | 2016-09-16 | 2018-11-06 | Arden L. Thorsbakken | Caddy valet with spaced adhesive |
US10004330B1 (en) | 2016-12-23 | 2018-06-26 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle rack |
USD834900S1 (en) | 2017-01-04 | 2018-12-04 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle rack |
USD848802S1 (en) | 2017-01-04 | 2019-05-21 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle rack |
US10624474B2 (en) | 2017-05-06 | 2020-04-21 | Leonid Taratuta | Wall mounting apparatus and methods |
USD878828S1 (en) | 2017-11-13 | 2020-03-24 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle rack |
USD923987S1 (en) | 2017-11-13 | 2021-07-06 | Stact Wine Displays Inc. | Bottle racks |
CA3147595A1 (en) * | 2019-07-16 | 2021-01-21 | DriFlower, LLC | Vegetation hanger |
CA3149878A1 (en) | 2019-09-30 | 2021-04-08 | Todd Chandler LARKINS | Hang harvesting system |
US20240065174A1 (en) | 2019-10-09 | 2024-02-29 | DriFlower, LLC | Vegetation hanger |
US11930929B2 (en) | 2021-03-03 | 2024-03-19 | DriFlower, LLC | Vegetation hanging and drying system |
CA3151193A1 (en) | 2021-03-16 | 2022-09-16 | DriFlower, LLC | System for hang harvesting vegetation |
USD1030426S1 (en) | 2022-01-24 | 2024-06-11 | DriFlower, LLC | Vegetation hanger |
US11910758B2 (en) | 2022-01-24 | 2024-02-27 | DriFlower, LLC | Vegetation hanger |
US11871704B2 (en) | 2022-04-20 | 2024-01-16 | DriFlower, LLC | Bracket assemblies of vegetation hanging and drying systems |
Family Cites Families (57)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US547335A (en) * | 1895-10-01 | Samuel henry crocker | ||
US71635A (en) * | 1867-12-03 | Improvement in paper-clips | ||
US684145A (en) * | 1901-04-11 | 1901-10-08 | Sern P Watt | Fastener. |
US805393A (en) * | 1904-10-15 | 1905-11-21 | Edwin C Washburn | Loose-sheet holder. |
US958801A (en) * | 1909-09-22 | 1910-05-24 | Charles E Gibbs | Paper-file. |
US1083913A (en) * | 1912-10-03 | 1914-01-13 | Albert E Bates | Desk-calendar. |
US1520982A (en) * | 1922-04-17 | 1924-12-30 | William T Sullivan | Binding post for calendars |
US1687581A (en) * | 1927-11-04 | 1928-10-16 | Joseph H Murphy | Suspension clip |
US2314121A (en) * | 1940-11-20 | 1943-03-16 | Acco Products Inc | Filing equipment |
CH247664A (fr) | 1945-08-03 | 1947-03-31 | Schlaeppi William Otto | Vis. |
US2866583A (en) * | 1957-06-17 | 1958-12-30 | Batts John T Inc | Garment holder with high friction surface |
US3430301A (en) * | 1967-07-17 | 1969-03-04 | Hellen E Venus | Cupboard hook |
US3633253A (en) * | 1969-06-09 | 1972-01-11 | Fred S Ellis | Twist-type spring clip |
US3813985A (en) * | 1969-07-30 | 1974-06-04 | Spotnails | Fasteners and method of manufacture thereof |
US3637181A (en) * | 1970-03-16 | 1972-01-25 | Minnesota Mining & Mfg | Adhesive fixture |
US3910539A (en) | 1971-07-22 | 1975-10-07 | Lloyd R Cutler | One-piece adhesively secured anchor |
US3970331A (en) * | 1973-08-13 | 1976-07-20 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Binder element |
US4040149A (en) * | 1974-07-16 | 1977-08-09 | Coats & Clark, Inc. | Mounting eye |
US4016977A (en) * | 1975-03-17 | 1977-04-12 | The Cooperative Marketing Co. | Assemblage with dual support |
US4101104A (en) | 1976-12-14 | 1978-07-18 | The Raymond Lee Organization, Inc. | Utility knob |
US4244085A (en) * | 1978-12-18 | 1981-01-13 | Tsao Tsung Wei | Pin for documents |
US4338151A (en) * | 1979-09-13 | 1982-07-06 | Physical Systems, Inc. | Method of securing an adhesive attachment assembly to a substrate |
USD271546S (en) | 1981-08-24 | 1983-11-29 | Warren F. B. Lindsley | Collapsible rack for clothes hangers, bola ties or jewelry items |
US4606666A (en) * | 1984-03-22 | 1986-08-19 | Patton David D | Paper binder |
US4832207A (en) * | 1985-03-08 | 1989-05-23 | Sandy Alexander, Inc. | Combination of a pad installed on a holder and the method of assembly of the pad on the holder |
USD294113S (en) | 1985-06-03 | 1988-02-09 | Smyth Iii S Alton | Hanger for displaying and dispensing articles |
US4842912A (en) * | 1985-09-04 | 1989-06-27 | Physical Systems, Inc. | Adhesive attachment and mounting fixture |
US4863127A (en) * | 1986-08-05 | 1989-09-05 | Velcro Industries B.V. | Wall hanging system for articles |
US5433413A (en) * | 1989-10-25 | 1995-07-18 | Adams Mfg. Corp. | Transparent wall hook |
US5129297A (en) * | 1990-06-13 | 1992-07-14 | Bussi Aldo A | Method and apparatus for locating utility structures behind construction panels |
US5125758A (en) * | 1990-12-06 | 1992-06-30 | Dewan Thomas E | Piercing clamp |
BE1004989A3 (fr) | 1990-12-11 | 1993-03-16 | Turcksin Rene Fernand Joseph | Organe de suspension pour element en forme de panneau et element pourvu d'un tel organe de suspension. |
US5096149A (en) | 1991-03-01 | 1992-03-17 | Riese Irving L | Twist type mounting device |
US5169116A (en) * | 1991-07-19 | 1992-12-08 | Bergetz Carl A | Mounting lug for television or similar appliance |
CA71220S (en) | 1991-12-02 | 1992-08-07 | Rosenthal Imp Ltd G | Display hook |
US5303895A (en) | 1992-01-14 | 1994-04-19 | Hart Hoyt E | Apparatuses and methods for hanging frames |
US5236168A (en) * | 1992-01-31 | 1993-08-17 | Craft, Inc. | Self-fastening hanger |
DE4233872C2 (de) * | 1992-09-30 | 1994-07-28 | Beiersdorf Ag | Wiederablösbarer, selbstklebender Haken |
EP0690688A1 (en) | 1993-03-23 | 1996-01-10 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Article support using stretch releasing adhesives |
US5558307A (en) * | 1994-08-11 | 1996-09-24 | Lynk, Inc. | Garment/towel hook |
US5593120A (en) * | 1994-11-21 | 1997-01-14 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Quick-mounting fastening assembly |
US5690561A (en) * | 1996-02-07 | 1997-11-25 | The Spin Doctor, Ltd. | Removable adhesive backed pads for golf club striking surfaces |
JP2952757B2 (ja) | 1996-09-12 | 1999-09-27 | 正義 関川 | ドア用物干し器具 |
US5921518A (en) | 1996-09-23 | 1999-07-13 | Bernardi; Eugene L. | Flexible picture hanger |
US5813550A (en) * | 1996-11-06 | 1998-09-29 | Sheehan; Michael P. | Storage rack with threaded pegs |
US6106937A (en) * | 1998-06-05 | 2000-08-22 | 3M Innovative Properties Company | Stretch release adhesive article with enhanced removal feature |
US6162534A (en) * | 1998-08-31 | 2000-12-19 | 3M Innovative Properties Company | Stretch release adhesive article with secondary release member |
US6095465A (en) * | 1998-10-02 | 2000-08-01 | Weck; David | Structure for and method of mounting an object on a vertical surface and a laminated backing for such a structure |
US6074147A (en) * | 1998-11-02 | 2000-06-13 | Ford Motor Company | Tamper-proof set screw |
US6186466B1 (en) * | 1999-03-31 | 2001-02-13 | Keith Baird | Hanging frame stabilizer |
US6213359B1 (en) * | 2000-02-22 | 2001-04-10 | Donald A. Gish | Non-slip trousers hanger |
US6569521B1 (en) * | 2000-07-06 | 2003-05-27 | 3M Innovative Properties Company | Stretch releasing pressure sensitive adhesive tape and articles |
US6641105B1 (en) | 2000-11-06 | 2003-11-04 | 3M Innovative Properties Company | Hanger |
US6574894B1 (en) * | 2001-08-27 | 2003-06-10 | Daniel H. Hamilton | Framed calendar holder |
US6811126B2 (en) * | 2001-09-13 | 2004-11-02 | 3M Innovative Properties Company | Stretch releasing adhesive tape article with flexible cover |
TW559146U (en) * | 2002-02-07 | 2003-10-21 | Synchro Entpr Co Ltd | Paper clipping structure |
US6763956B2 (en) * | 2002-10-09 | 2004-07-20 | Daniel Woods | Wine rack and kit and method for its onsite assembly |
-
2000
- 2000-11-06 US US09/706,998 patent/US6641105B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2002538791A patent/JP2004512123A/ja active Pending
- 2001-02-21 WO PCT/US2001/005535 patent/WO2002035973A1/en active IP Right Grant
- 2001-02-21 CA CA002426323A patent/CA2426323A1/en not_active Abandoned
- 2001-02-21 AT AT01912885T patent/ATE375106T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-02-21 DE DE60130908T patent/DE60130908T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2001-02-21 AU AU2001241623A patent/AU2001241623A1/en not_active Abandoned
- 2001-02-21 CN CNA018184588A patent/CN1501782A/zh active Pending
- 2001-02-21 EP EP01912885A patent/EP1331866B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-09-09 US US10/658,654 patent/US7284734B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1331866B1 (en) | 2007-10-10 |
US20040084597A1 (en) | 2004-05-06 |
DE60130908T2 (de) | 2008-07-10 |
US6641105B1 (en) | 2003-11-04 |
WO2002035973A1 (en) | 2002-05-10 |
AU2001241623A1 (en) | 2002-05-15 |
CN1501782A (zh) | 2004-06-02 |
EP1331866A1 (en) | 2003-08-06 |
ATE375106T1 (de) | 2007-10-15 |
DE60130908D1 (de) | 2007-11-22 |
US7284734B2 (en) | 2007-10-23 |
CA2426323A1 (en) | 2002-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004512123A (ja) | ハンガ | |
US5086946A (en) | Sheet stack and dispenser package therefor | |
EP1962646B1 (en) | A device for fixing accessories to a shelf | |
US6203878B1 (en) | Bulletin board accessories and accessory attaching mechanism | |
EP2358241B1 (en) | Hanging device | |
US5910351A (en) | Multi-purpose hook | |
US20040098875A1 (en) | Picture placement apparatus | |
US7356884B2 (en) | Fastener for a display page | |
US20080203207A1 (en) | Line holder | |
US4941576A (en) | Holder for a tape marker flag dispenser and the like | |
US7209021B2 (en) | Magnetic securement device magnetically attached to a sheetrock fastener | |
JP3814666B2 (ja) | 収納部付き補充可能なシートディスペンサー | |
US5842583A (en) | Paintbrush holder | |
EP1156933B1 (en) | Heavy duty pre-cut adhesive coated tapes | |
US20140353957A1 (en) | Easily sheet dispensing note pad | |
AU767311B2 (en) | Clamping device | |
US20110163110A1 (en) | Apparatus and method for improving dispensing of removable adhesive tabs using an adhesive layer for adhering a dispenser to an object | |
JPH0639472U (ja) | クリップ式テープカッター | |
JPH0612361U (ja) | 結束テープ |