【0001】
発明の分野
本発明は、歯ブラシのヘッド、およびそのヘッドを組み込んだ歯ブラシに関する。
【0002】
発明の背景
一般に、歯ブラシは、ヘッドと柄を備え、前記ヘッドは、前記柄との一体部品であり、例えば、プラスチック材料で前記柄と一体成形される、または前記柄の一端に取り外し可能に取り付けられる。
【0003】
通常、歯ブラシのヘッドは、上側面(「剛毛面」)を有し、その上側面には、剛毛のフィラメントが取り付けられており、そのフィラメントは、普通比較的硬い繊維材料、例えば、一般的に使用される材料、Nylon(ナイロン)で作られていて、一般に剛毛面から、直角にまたはほぼ直角に突き出ている。そのような繊維の例としては、デュポン社が、TynexTMの商標で販売しているものがある。
【0004】
例えば、欧州特許出願EP−A−0596633号に記載されているように、剛毛の先端を鋭くして、例えば、米国特許出願US−A−4167794号に記載されているように、偏平な刃のような外形にしている歯ブラシが知られている。
【0005】
前記剛毛フィラメントに追加して、または代替えとして、歯ブラシのヘッドにマッサージ部品を取り付けた歯ブラシが公知である。前記マッサージ部品は、一般に、歯肉をマッサージ、および刺激するために備えられており、また、歯をきれいにする、および/または磨くといった別の機能にも役立てることが可能である。多くの場合、前記マッサージ部品は、エラストマー、すなわち、ゴムのような材料で製作され、細長く延びた構造を有している。そして、剛毛が取り付けらているとすると、そのマッサージ部品は、直角に、またはほぼ直角に、例えば、ほぼ剛毛の方向に前記剛毛面から突き出ているのが一般的である。例えば、米国特許出願US−A−4277862号およびドイツ特許出願29512817 U1号には、歯ブラシのヘッド側面に位置するストリップ形式のマッサージ部品が記載されている。国際公開番号WO−A−97/16995には、歯ブラシのヘッドの上側面に配置された細いエラストマー・フィラメント形式のマッサージ部品が記載されている。欧州特許出願EP−A−0360766Aには、両端に丸い丘状部(rounded knobs)を有する円筒形状のマッサージ部品が記載されている。英国特許出願GB−A−2035076には、両端に微細な「角」を有する円錐形状のマッサージ部品が記載されている。米国特許出願US−A−5040210には、円錐形状または斜めに切断された円筒形状のマッサージ部品が記載されている。国際公開番号WO−A−00/49911には、角錐形状のマッサージ部品が記載されている。国際公開番号WO−A−98/03097には、幅がヘッドを横切る方向にあるエラストマー・ストリップ形状のマッサージ部品が記載されている。上述したすべての記載では、マッサージ部品が、軟質のゴム材料で製作され、その機能は、歯の表面を適度にきれいにすること、および/または、使用者の歯肉に適度なマッサージ効果を与えることである。
【0006】
本発明の目的は、歯肉マッサージ、歯肉刺激および歯をきれいにすることにおいて改善効果がある歯ブラシを提供することである。
【0007】
発明の概要
本発明によれば、上側面を有し、前記上側面にほぼ直角な長さ方向に細長く伸びた、エラストマー材料製の少なくとも一つの突起が前記上側面から突き出ている歯ブラシのヘッドであって、
前記突起が前記ヘッドから遠方側にある端部に、エラストマー材料製で一体型の弾性的で柔軟なワイパー・ブレードを有し、前記ワイパー・ブレードが前記突起の長さ方向にほぼ平行な長さ方向に延在し、前記ワイパー・ブレードは前記突起の長さ方向にほぼ直角な幅方向を有してその幅方向に延在し前記突起の断面の少なくとも50%を横切って、幅の方向と直角な厚さ方向に、幅寸法の50%以下である厚さ寸法を有することを特徴とする歯ブラシのヘッドが提供される。
【0008】
好ましい実施形態では、前記突起が、細長く伸びた円筒状、または切頭円錐状(frustro−conical)の本体を有して前記歯ブラシのヘッドから突起の長さ方向に前記上側面にほぼ直角な方向に延在して前記上側面から遠方側にある端面で終わり、前記端面が、概ね平面、または浅い凸状となっており、そして、前記ワイパー・ブレードは、前記本体と一体に形成されて前記端面から前記本体の長さ方向に延在している。
【0009】
本文で使用されている用語「円筒状」と「円錐状」は、正当な円筒体と円錐体を含む、すなわち、円形断面と直線状の側辺(円錐体の場合では、先細りする)をもつことを意味する。また、前記用語は、変形した円筒形状および変形した円錐形状も含む、例えば、変形した円形状の、例えば、楕円形断面、または多角形断面を意味し、例えば、プリズム形状、または角錐形状、例えば、丸い角を有するプリズム形状、または角錐形状も意味する。また、前記用語には、長手方向に直線状の側辺を除く側辺を有する形状、例えば、凹形状または凸形状に曲がった側辺も含まれる。上述したように、円筒体の長軸方向、または円錐体の底面−頂点方向は、突起の長手方向である。本体が切頭円錐状の場合、面積が狭い端面が前記上側面から遠方側にある。
【0010】
前記端面の浅い凸形状の典型的なものとしては、例えば浅い円錐形状、浅い角錐形状、浅い切妻形状、浅い多面体形状、または浅いドーム形状がある。
【0011】
上記のような代表的な長さは、およそ0.8−1.2cmで、すなわち、歯ブラシの剛毛の典型的な長さに近い。典型的な断面寸法は、およそ0.5−4mm、例えば2−4mm、好ましくは3−4mmである。切頭円錐状の本体形状が好まれる理由は、前記突起が射出成形されているならば、例えば、熱可塑性エラストマー(「TPE」)製で、前記形状の場合、射出成形用金型から前記突起を容易に取り外しできるからである。前記本体の形状が切頭円錐状の場合、円錐形状のテーパの適切な傾斜は、20°までであり、好ましくは、10°以下である。
【0012】
上側面から遠方側にある前記本体の端面が平面であること、例えば、本体の長さ方向に直角であることが望ましい。前記遠方側の端面が浅い凸形状のとき、好ましくは、その凸状突起は、前記上側面から遠方側にある本体端面の断面のたかだか50%、好ましくは25%以下、より好ましくは10%以下であることが望ましい。
【0013】
前記ワイパー・ブレードが上側面から遠方側に刃先を有するほぼ平面の刃であることが好ましい。もっとも、その厚さ方向には、平面性が、例えば、±10%だけずれることがあってもよい、例えば、厚さ寸法がふくらむ、または前記刃の長さ方向に横切って切り取った前記刃の断面が曲がってもよい。望ましいことは、前記ワイパー・ブレードは、最大寸法(「幅」)として、前記本体の端面を好ましくは端から端まで横切って、すなわち本体の長さ方向に直角な方向に、好ましくは、本体の長手方向中心軸と交わって延在することである。望ましいことは、前記ワイパー・ブレードに幅寸法があり、その幅寸法が前記突起の長さ方向に平行で、本体の長さ方向に平行なワイパー・ブレードの長さ方向の寸法より短く、そしてそのワイパー・ブレードの最小寸法は、そのワイパー・ブレードの長さと幅に直角な厚さ寸法であることである。適切な幅:長さの比は1:3から1:20の範囲にあり、好ましくは、その比は1:3から1:10の範囲にある。適切な厚さ:長さの比は0.5から0.1の範囲にあり、好ましくは、その比は0.25から0.1の範囲にある。
【0014】
前記本体の長さ方向に直角で前記ワイパー・ブレードの厚さ方向に沿って見た、前記ワイパー・ブレードの典型的な側面形状は、ほぼ長方形である。厚さ方向に横切って切断した前記ワイパー・ブレードの断面の側辺は、ワイパー・ブレードの形状がほぼ四角形となるように、ほぼ平行である。別の形状、例えば、本体の長さ方向に直角で、刃の厚さ方向に沿って見た側面が、円の弦のような円弧状をなしている形状もまた使用できる。また、厚さ方向を横切って切断したワイパー・ブレードの断面が先細となる、例えば、前記歯ブラシの上側面から離れるにしたがって狭くなるくさび状の形状であってもよい。
【0015】
前記突起は、例えば、上述のように、公知の歯ブラシのマッサージ用突起に使われることが知られている公知のTPE材料で作ることができる。
【0016】
適切な材料は、柔軟性のあるエラストマー材料であって、例えば、ショア硬度が90 Shore Aより低い材料である。そのエラストマー材料のショア硬度は約10 Shore Aからおよそ90 Shore Aであることが望ましく、より好ましくは、50 Shore A以下、例えば、約14 Shore Aから約35 Shore Aである。望ましい材料は、例えば、天然ゴム、架橋ポリブタジエンなどであって、そのような材料の例としては、SantopreneTM(登録商標)などがある。適切なエラストマー材料としては、商標Megol、およびSantopreneのような名前で、すぐ手に入るものが含まれ、また、シリコーン・エラストマー材料も使用できる。別の適切なエラストマー材料が上述に参照した最新技術に記載されている。
【0017】
前記突起は射出成形によって製作できる。その突起を個々に、またはまとめて製作でき、例えば、一体成形されたエラストマー材料製のリンカー(linker)によってリンクできる。
【0018】
まずプラスチック材料の「スケルトン(骨格)」が製作され、次にこのスケルトンを第2の射出成形形穴に入れて、その穴の中で、エラストマーとプラスチック材料が接着されるように、エラストマー部品が第2の射出成形ステップで製作される2構成要素歯ブラシを作ることが知られている。本発明のエラストマー突起を上述のような2段階処理を経て製作できる。
【0019】
例えば、少なくとも、完成したときに歯ブラシのヘッドとなる部品を有し、上述のような1つまたは複数の突起が完成した歯ブラシ上に位置することになる場所を備えるプラスチック材料のスケルトンをまず製作できる。次に、このスケルトンを形成すべき1つまたは複数の突起の形を定義する形穴部品を有する第2の射出成形形穴に入れてから続いて、エラストマー材料が固化するにつれて1つまたは複数の突起が形成されるように、液体状のエラストマー材料を前記第2の射出成型金型に注入することができる。第2の金型の中の圧力と温度の条件は、エラストマー材料がプラスチック材料に接着されるよう決定できる。
【0020】
本発明の1つの突起または複数の突起を前記歯ブラシのヘッド上のいかなる位置にも配置できる。例えば、1つまたは複数の突起を、例えば、歯ブラシのヘッドの1つまたは複数の側面に沿って前記柄から遠方側にあるヘッドの端部に配置でき、また、複数の突起を、ヘッドの幅(すなわち、ヘッド−柄方向の「長さ」軸に直角)を横切るような行配列状に、ヘッドの長さ(すなわち、前記ヘッド−柄方向軸に平行)に沿うような列配列状に、クラスタ状に、または別様になど不規則に配置できる。例えば、上述のクラスタは、各種配列、例えば、長方形配列、または、多角形のクラスタ配列を含むことができ、また、例えば、前記柄から遠方側にあるヘッドの先端部におけるクラスタのように、ヘッド上のいかなる場所にも配置できる。
【0021】
前記ワイパー・ブレードを、歯ブラシのヘッドの長さ方向と幅方向対していかなる方向にも配列させることができる。例えば、前記一つの突起または複数の突起の配置は、その幅方向をヘッドの長さ方向にほぼ平行に、または、ヘッドの長さ方向にほぼ直角に、または、0°と90°の間の角度をもって、例えば、ヘッドの長さ方向に対して45°をもつように配置させることができる。二つ、またはそれ以上の突起のワイパー・ブレードをそれぞれ異なる方向に、例えば、互いに90°をなすように配列させることができる。
【0022】
突起を、従来のありふれた性質を有する剛毛と組み合わせることができる。例えば、歯ブラシにおいて、ヘッドの縁の周りに上述の突起を配置させるとともに、ヘッドの上側面から、すなわち、各突起の間の上側面の中央部から剛毛を延在させることができる。別の方法として、歯ブラシにおいて、上述のような行状の、列状の、および/またはクラスタ状の突起と、行状の、列状の、またはクラスタ状の剛毛のかたまりとを組み合わせることができる。例えば、行状の、または列状の前記突起、または行のグループ状に、または列のグループ状になった前記突起を、それぞれ行状の、または列状の剛毛のかたまりと、または行のグループ状に、または列のグループ状になった剛毛のかたまりと置き換えることができる。上述のような組み合わせにおいて、1つまたは複数の突起を従来の剛毛と実質的に同じ長さにでき、また、別の方法として、1つまたは複数の突起を従来の剛毛よりも長くまたは短くすることができる。
【0023】
本発明の突起を、例えば、従来当業者に知られているように、別の形をしたエラストマー製のマッサージ一部品と組み合わせることも可能である。
【0024】
ここで、添付の図を参照して、本発明を例を挙げて記述する。
【0025】
発明の実施の形態
図1を参照すると、突起10の概略が示されている。図1Aと図1Bは、互いに直角な斜視図であり、図1Cは、図1Aにおいて長さ方向「L」を示す矢印方向とは逆方向の、上部から見た図である。突起10は、歯ブラシ(図1には示されていない)の上側面(図1には示されていない)にほぼ直角な長さ方向「L」に細長く伸びている。図1D、図1Eおよび図1Fは、歯ブラシの上側面から遠方側にある突起10の部分の別の構造についての長さ方向「L」に直角な方向の側面図を示す。その突起10は、SantopreneTM(登録商標)などのエラストマー材料製である。
【0026】
突起10は、長さ方向「L」に延在する細長く伸びた円筒体11を有し、上側面から遠方側にある端面12で終わる。図1Aに示されているように、端面12は概ね平面である。
【0027】
本体の長さ、すなわち、歯ブラシのヘッド(図示されていない)の上側面から端面12までの寸法は、およそ0.8−1.2cmであり、その断面、すなわち、その円形断面の直径は、およそ2−4mm、好ましく3−4mmである。
【0028】
ワイパー・ブレード13は、本体11と一体に形成され、上側面から遠方側にある前記遠方側端面12から本体の長さ方向「L」に延在している。図1Aと図1Bに示されているように、そのワイパー・ブレードは、ほぼ平面状の刃をなし、その平面状の刃は、最大寸法(「幅」)として、本体11の遠方側端面12を端から端まで横切って、本体11の長さ方向に直角な方向に延在し、かつ、本体11の長さ方向「L」の長手方向中心軸と交わっている。図1Aは、ワイパー・ブレード13をほぼ厚さ方向に見た図であり、図1Bは、ワイパー・ブレード13をほぼ幅方向に見た図であり、そして、図1Cは、ワイパー・ブレード13をほぼ長さ方向に見た図である。したがって、本体11の長さ方向に直角な方向であって、かつワイパー・ブレード13の厚さ方向に沿う方向の側面図からわかるように、ワイパー・ブレード13は、ほぼ長方形をなす。
【0029】
図1Dと図1Eを参照すると、本体11の遠方側端面12が浅い凸状の形状を有する、すなわち、本体11の長さ方向「L」にふくらんだ浅いドーム状の形状を有する別の構造が図示されている。ワイパー・ブレード13は、図1A、図1Bおよび図1Cに示されているものと同様にほぼ長方形の形状を有している。図1Dは、本体11の長さ方向「L」に直角な方向であり、ワイパー・ブレード13の幅方向に直角な方向であって、かつ、ワイパー・ブレード13の厚さ方向に沿う方向の側面図である。図1Eは、本体11の長さ方向「L」に直角な方向であり、ワイパー・ブレード13の厚さ方向に直角な方向であって、かつ、ワイパー・ブレード13の幅方向に沿う方向の側面図である。
【0030】
図1Fを参照すると、別の構造が示されており、その構造では、本体11の遠方側端面が平面状であって、ワイパー・ブレード13が、円の弦のような円弧状をなしている。図1Fは、本体11の長さ方向「L」に直角な方向であって、かつ、ワイパー・ブレード13の厚さ方向に沿う方向の側面図である。
【0031】
図2を参照すると、突起20の概略が示されている。図2Aと図2Bは、互いに直角な斜視図であり、図2Cは、図2Aにおいて長さ方向「L」を示す矢印方向とは逆方向の、上部から見た図である。突起10は、歯ブラシ(図2には示されていない)の上側面(図2には示されていない)から遠方側にある面積が狭い端部を備え、長さ方向「L」に細長く伸びた切頭円錐状の本体21を有し、その長さ方向「L」は、また、上記歯ブラシの上側面(図示されていない)にほぼ直角である。突起20は、SantopreneTM(登録商標)などのエラストマー材料製である。
【0032】
突起20は、切頭円錐状の、上側面から遠方側にある面積が狭い端部である端面22で終わる。図2Aに示されているように、遠方側端面22は、概ね平面状をなしている。
【0033】
本体21の長さ、すなわち、歯ブラシのヘッド(図示されていない)の上側面から端面22までの寸法は、およそ0.8−1.2cmであり、その断面、すなわち、端面22とは長手方向に関し反対側にある底部端面における円形断面の直径は、およそ2−4mm、好ましく3−4mmである。
【0034】
ワイパー・ブレード23は、本体21と一体に形成され、前記遠方側端面22から本体の長さ方向「L」に延在している。また、図2Aと図2Bに示されているそのワイパー・ブレードは、ほぼ平面状の刃をなし、その平面状の刃は、最大寸法(「幅」)として、本体21の遠方側端面22を端から端まで横切って、本体21の長さ方向「L」に直角な方向に延在し、かつ、本体21の長さ方向「L」の長手方向中心軸と交わっている。図2Aは、ワイパー・ブレード23をほぼ厚さ方向に見た図であり、図2Bは、ワイパー・ブレード23をほぼ幅方向に見た図であり、そして、図2Cは、ワイパー・ブレード23を長さ方向に見た図、すなわち、円錐形状において、頂点と底面を結ぶ方向で、円錐形状の底面に向かう方向に見た図である。したがって、本体23の長さ方向に直角な方向であって、かつワイパー・ブレード23の厚さ方向に沿う方向に見た側面図の形状では、ワイパー・ブレード23は、ほぼ長方形をなす。
【0035】
図1B、図1Eおよび図2Bでは、図1Aから図1Cのワイパー・ブレード13がほぼ四角形の形状となるように、厚さ方向を横切って切り取ったワイパー・ブレード13、23の断面の側辺がほぼ平行であることがわかる。図1Gでは、ワイパー・ブレード13がほぼくさび状の形状となるように、厚さ方向を横切って切り取ったワイパー・ブレード13の断面が先細となっている。
【0036】
図3を参照すると、本発明の突起10、20を備える歯ブラシ30の概略が図3Aから図3Iに示されている。各歯ブラシ30は、柄31と、その柄31に一体に成形されるヘッド32を有するとともに、その柄とヘッドの間に首領域33がある。図3Aから図3Gには、突起10、20の長さ方向「L」に沿った方向に見た図が示されている。図3Hから図3Iは、歯ブラシの長さ方向「L」と、歯ブラシのヘッドと柄を結ぶ長手方向に直角な方向に見た側面図である。
【0037】
各ヘッドは、上側面34を有し、その上側面から、上述したように、少なくとも一つの突起10または20が突き出ている。示されているヘッド32の各々には、従来の歯ブラシの剛毛のかたまり35、例えば、公知のTynexTM(登録商標)フィラメントが、上側面34にほぼ直角な方向に突き出ている。
【0038】
図3Aに示されているように、突起10、20は、歯ブラシ30の長手方向の、ヘッドと柄を結ぶ軸に直角な方向に列状に配置されている。突起10、20の列と剛毛のかたまり35が、長手方向に交互に並ぶように1列の剛毛のかたまり35が、1組の列をなす突起10、20の間に位置している。
【0039】
図3Bに示されるように、突起10、20は、ヘッド32の側縁に沿って配置されるとともに、上側面34の中間部において、突起10、20の間には剛毛のかたまり35が配置される。
【0040】
図3Cに示されるように、剛毛のかたまり35は、ヘッド32の側縁に沿って配置されるとともに、上側面34の中間部において、剛毛のかたまり35の間には、突起10、20が配置される。
【0041】
図3Dに示されるように、突起10、20は、柄21から遠方側にあるヘッド32の端部に多角形のクラスタ36、すなわち、中央の突起を囲む六つの突起からなる六角形状に配置される。クラスタ36と柄31の間には、剛毛のかたまり35の列がある。
【0042】
図3Aから図3Dに示されている歯ブラシ30では、突起10、20のワイパー・ブレード13、23が、幅方向を歯ブラシ30の長手方向のヘッドと柄を結ぶ方向と平行な方向にして配置されている。図3Eでは、突起10、20と剛毛のかたまり35が、図3Dの配置と同じ様に配置されていることが示されているが、その違いは、各突起10、20のワイパー・ブレード13、23が、歯ブラシ30の長手方向の、ヘッドと柄を結ぶ方向に直角な方向に配列されていることである。
【0043】
図3Fと図3Gに示されている歯ブラシ30では、突起10、20と剛毛のかたまり35が、図3Aと同様に配置されている。図3Fでは、突起10A、20Aのワイパー・ブレード13、23が、ワイパー・ブレードの幅方向を、歯ブラシ30の長手方向のヘッドと柄を結ぶ方向に平行な方向にして配置されているが、突起10B、20Bは、幅方向を歯ブラシ30の長手方向のヘッドと柄を結ぶ方向に直角な方向にして配置されている。図3Gでは、突起10A、20Aのワイパー・ブレード13、23が、幅方向を、歯ブラシ30の長手方向のヘッドと柄を結ぶ方向に平行な方向にして配置されているが、突起10C、20Cは、幅方向を、歯ブラシ30の長手方向のヘッドと柄を結ぶ方向と45°の角度をなす方向にして配置されている。
【0044】
図3Hと図3Iには、本発明による歯ブラシの側面が示されており、突起10、20と剛毛のかたまり35が、図3Aに示されている配置と同じ様に配置されている。図3Hでは、突起10A、20Aのワイパー・ブレード13、23が、幅方向を、歯ブラシ30の長手方向のヘッドと柄を結ぶ方向と平行な方向にして配置されている。図3Iでは、突起10A、20Aのワイパー・ブレード13、23が、幅方向を、歯ブラシ30の長手方向のヘッドと柄を結ぶ方向と直角な方向にして配置されている。図3Hと図3Iでは、突起10、20が上側面34にほぼ直角に並べられていることがわかる。また、突起10、20の長さが、剛毛の長さと概ね同じであることがわかる。
【0045】
使用時には、本発明による歯ブラシ30は、歯ブラシを使った従来の歯磨き方法、例えば、公知のBass技法にしたがって使用される。ワイパー・ブレード13、23は、本体11、21に対して可撓性があり、歯の表面からよごれなどを除去する手助けをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
ほぼ円筒状の本体を有する本発明の突起部分を示す。
【図2】
ほぼ切頭円錐状の本体を有する本発明の突起部分を示す。
【図3】
この発明の突起を有する歯ブラシを示す。[0001]
FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to a toothbrush head and a toothbrush incorporating the head.
[0002]
BACKGROUND OF THE INVENTION Generally, a toothbrush includes a head and a handle, and the head is an integral part of the handle, for example, is integrally formed with the handle from a plastic material, or at one end of the handle. Removably attached.
[0003]
Typically, the head of a toothbrush has an upper surface ("bristle surface") to which is attached a bristle filament, which is usually a relatively stiff fibrous material, e.g. The material used is made of Nylon (nylon) and generally projects from the bristle surface at right or near right angles. Examples of such fibers are those sold by DuPont under the trademark Tynex ™ .
[0004]
For example, as described in European patent application EP-A-0 596 633, the tips of the bristles are sharpened, for example, as described in U.S. Pat. A toothbrush having such an outer shape is known.
[0005]
Toothbrushes in which a massage part is attached to the head of the toothbrush in addition to or as an alternative to the bristle filament are known. The massage component is generally provided for massaging and stimulating the gums and may also serve other functions such as cleaning and / or brushing teeth. In many cases, the massage component is made of a material such as an elastomer, i.e., rubber, and has an elongated structure. Assuming that the bristles are attached, the massage part generally protrudes from the bristle surface at a right angle or at a substantially right angle, for example, in a direction of the substantially bristles. For example, U.S. Pat. No. 4,277,862 and U.S. Pat. No. 2,951,817 U1 describe a strip-type massage part located on the side of the head of a toothbrush. WO-A-97 / 16995 describes a massage element in the form of a thin elastomeric filament arranged on the upper side of the head of a toothbrush. European patent application EP-A-0360766A describes a cylindrically shaped massage part with rounded knobs at both ends. British patent application GB-A-2035076 describes a conical massage part with fine "corners" at both ends. U.S. Pat. No. 5,040,210 describes a conical or obliquely cut cylindrically shaped massage part. International Publication No. WO-A-00 / 49911 describes a pyramidal shaped massage part. International Publication No. WO-A-98 / 03097 describes a massage part in the form of an elastomeric strip whose width is transverse to the head. In all of the above descriptions, the massage part is made of a soft rubber material, the function of which is to clean the tooth surface moderately and / or to provide a moderate massage effect to the user's gums. is there.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a toothbrush having an improving effect on gingival massage, gingival stimulation and cleaning teeth.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION According to the present invention, at least one projection made of an elastomeric material having an upper surface and extending in a length direction substantially perpendicular to the upper surface protrudes from the upper surface. A toothbrush head,
At the end remote from the head, the protrusion has an integral elastic and flexible wiper blade made of an elastomeric material, the wiper blade having a length substantially parallel to the length direction of the protrusion. And the wiper blade has a width direction substantially perpendicular to the length direction of the protrusion, extends in the width direction, and traverses at least 50% of a cross-section of the protrusion, and has a width direction. A toothbrush head is provided, having a thickness dimension that is not more than 50% of a width dimension in a perpendicular thickness direction.
[0008]
In a preferred embodiment, the projection has an elongated cylindrical or frusto-conical body and extends from the head of the toothbrush in a direction substantially perpendicular to the upper surface in the length direction of the projection. End at an end surface remote from the top surface, the end surface being generally planar or shallowly convex, and the wiper blade formed integrally with the body to form the wiper blade. The body extends in the longitudinal direction from the end face.
[0009]
As used herein, the terms "cylindrical" and "conical" include valid cylinders and cones, ie, have a circular cross section and straight sides (taper in the case of a cone) Means that. The term also includes deformed cylindrical shapes and deformed conical shapes, e.g., deformed circular shapes, e.g., elliptical cross-sections, or polygonal cross-sections, e.g., prism shapes, or pyramid shapes, e.g., , A prism shape with rounded corners, or a pyramid shape. The term also includes a shape having sides other than a straight side in the longitudinal direction, for example, a side curved into a concave shape or a convex shape. As described above, the long axis direction of the cylinder or the bottom-apex direction of the cone is the longitudinal direction of the projection. If the body is frusto-conical, the end face with the smaller area is farther from the upper side.
[0010]
Typical examples of the shallow convex shape of the end face include a shallow conical shape, a shallow pyramid shape, a shallow gable shape, a shallow polyhedron shape, or a shallow dome shape.
[0011]
A typical length as described above is approximately 0.8-1.2 cm, i.e., close to the typical length of the bristles of a toothbrush. Typical cross-sectional dimensions are approximately 0.5-4 mm, for example 2-4 mm, preferably 3-4 mm. The reason that the truncated conical body shape is preferred is that if the protrusions are injection molded, for example, they may be made of thermoplastic elastomer ("TPE"); Can be easily removed. If the shape of the body is frusto-conical, a suitable slope of the conical taper is up to 20 °, preferably 10 ° or less.
[0012]
It is desirable that the end face of the main body remote from the upper side surface is flat, for example, perpendicular to the length direction of the main body. When the end face on the far side has a shallow convex shape, preferably, the protruding projection is at most 50%, preferably not more than 25%, more preferably not more than 10% of the cross section of the main body end face far from the upper side face. It is desirable that
[0013]
Preferably, the wiper blade is a substantially flat blade having a cutting edge far from the upper surface. However, in the thickness direction, the flatness may be shifted by, for example, ± 10%. For example, the thickness dimension is increased, or the blade is cut along the length direction of the blade. The cross section may be curved. Desirably, the wiper blade has a maximum dimension ("width"), preferably across the end face of the body, i.e., in a direction perpendicular to the length of the body, preferably in the direction of the length of the body. Extending along the central axis in the longitudinal direction. Desirably, the wiper blade has a width dimension, the width dimension being parallel to the length of the protrusion, shorter than the length dimension of the wiper blade parallel to the length of the body, and The minimum dimension of a wiper blade is a thickness dimension perpendicular to the length and width of the wiper blade. Suitable width: length ratios are in the range of 1: 3 to 1:20, preferably, the ratios are in the range of 1: 3 to 1:10. Suitable thickness: length ratios are in the range 0.5 to 0.1, preferably the ratio is in the range 0.25 to 0.1.
[0014]
A typical side profile of the wiper blade, as viewed along the thickness of the wiper blade at right angles to the length of the body, is generally rectangular. The sides of the cross section of the wiper blade cut across the thickness direction are substantially parallel such that the shape of the wiper blade is substantially square. Other shapes can also be used, for example, a shape that is perpendicular to the length of the body and whose sides viewed along the thickness of the blade form an arc like a chord of a circle. Further, the cross section of the wiper blade cut across the thickness direction may be tapered. For example, the wiper blade may have a wedge-shaped shape that becomes narrower as it goes away from the upper surface of the toothbrush.
[0015]
The protrusions can be made of, for example, a known TPE material known to be used for a known toothbrush massage protrusion, as described above.
[0016]
A suitable material is a flexible elastomeric material, for example, a material having a Shore hardness of less than 90 Shore A. Desirably, the Shore hardness of the elastomeric material is from about 10 Shore A to about 90 Shore A, more preferably, less than 50 Shore A, for example, from about 14 Shore A to about 35 Shore A. Desirable materials are, for example, natural rubber, cross-linked polybutadiene, and the like, and examples of such materials include Santoprene ™ . Suitable elastomeric materials include those readily available under names such as the trademark Megol and Santoprene, and silicone elastomeric materials can also be used. Other suitable elastomeric materials are described in the state of the art referenced above.
[0017]
The protrusion can be manufactured by injection molding. The projections can be made individually or collectively and can be linked, for example, by a linker made of integrally molded elastomeric material.
[0018]
First, a "skeleton" of plastic material is made, and then the skeleton is placed in a second injection molded hole where the elastomeric components are bonded so that the elastomer and plastic material are bonded. It is known to make a two-component toothbrush made in a second injection molding step. The elastomer projection of the present invention can be manufactured through the above-described two-stage processing.
[0019]
For example, a skeleton of plastic material can be first fabricated having at least a part that will be the head of the toothbrush when completed, and with one or more protrusions as described above will be located on the completed toothbrush. . The skeleton is then placed in a second injection-moulded hole having a shaped hole part defining the shape of the one or more protrusions to be formed, followed by one or more as the elastomer material solidifies. A liquid elastomeric material can be injected into the second injection mold so that the projections are formed. The pressure and temperature conditions in the second mold can be determined such that the elastomeric material adheres to the plastic material.
[0020]
The protrusion or protrusions of the present invention can be located anywhere on the head of the toothbrush. For example, one or more protrusions can be located at an end of the head, for example, along one or more sides of the head of the toothbrush, remote from the handle, and the plurality of protrusions is (Ie, perpendicular to the “length” axis in the head-stalk direction), in a row array, and in a column array along the length of the head (ie, parallel to the head-stalk direction axis). They can be arranged irregularly, such as in clusters or otherwise. For example, the above-mentioned clusters may include various arrangements, for example, a rectangular arrangement, or a polygonal arrangement of clusters, and, for example, a cluster at the tip of the head far from the handle, such as a cluster at the head. Can be placed anywhere above.
[0021]
The wiper blades can be arranged in any direction relative to the length and width of the head of the toothbrush. For example, the arrangement of the one or more protrusions may be such that the width direction is substantially parallel to the length direction of the head, or substantially perpendicular to the length direction of the head, or between 0 ° and 90 °. It can be arranged at an angle, for example, at 45 ° to the longitudinal direction of the head. Two or more projecting wiper blades can be arranged in different directions, for example at 90 ° to each other.
[0022]
The projections can be combined with bristles having conventional and common properties. For example, in a toothbrush, the protrusions described above can be arranged around the edge of the head, and the bristles can extend from the upper surface of the head, that is, from the center of the upper surface between each protrusion. Alternatively, in a toothbrush, rows, rows and / or clusters of projections as described above can be combined with rows, rows or clusters of bristles. For example, the row-shaped or column-shaped projections, or the row-shaped group, or the column-shaped projections are respectively row-shaped or column-shaped bristle clumps, or row-grouped. , Or a group of bristles in rows. In a combination as described above, one or more protrusions can be substantially the same length as a conventional bristle, and alternatively, one or more protrusions can be longer or shorter than a conventional bristle be able to.
[0023]
It is also possible to combine the projections of the present invention with other shaped elastomeric massage pieces, for example, as is known in the art.
[0024]
The present invention will now be described by way of example with reference to the accompanying figures.
[0025]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Referring to FIG. 1, an outline of a projection 10 is shown. FIGS. 1A and 1B are perspective views perpendicular to each other, and FIG. 1C is a view seen from above, which is opposite to the arrow direction indicating the length direction “L” in FIG. 1A. The protrusion 10 extends elongated in a length direction "L" substantially perpendicular to the upper surface (not shown in FIG. 1) of the toothbrush (not shown in FIG. 1). 1D, 1E and 1F show side views in a direction perpendicular to the longitudinal direction "L" of another structure of the portion of the protrusion 10 far from the upper side of the toothbrush. The projection 10 is made of an elastomeric material such as Santoprene ™ (registered trademark).
[0026]
The protrusion 10 has an elongated cylindrical body 11 extending in the length direction “L” and ends at an end surface 12 farther from the upper surface. As shown in FIG. 1A, end surface 12 is generally planar.
[0027]
The length of the body, i.e. the dimension from the upper surface of the toothbrush head (not shown) to the end surface 12 is approximately 0.8-1.2 cm and its cross-section, i.e. the diameter of its circular cross-section, is It is approximately 2-4 mm, preferably 3-4 mm.
[0028]
The wiper blade 13 is formed integrally with the main body 11 and extends in the longitudinal direction "L" of the main body from the far end surface 12 far from the upper side. As shown in FIGS. 1A and 1B, the wiper blade forms a substantially planar blade which, as a maximum dimension (“width”), has a distal end surface 12 of the body 11. , And extends in a direction perpendicular to the longitudinal direction of the main body 11 and intersects the longitudinal central axis in the longitudinal direction “L” of the main body 11. 1A is a view of the wiper blade 13 viewed substantially in the thickness direction, FIG. 1B is a view of the wiper blade 13 viewed substantially in the width direction, and FIG. 1C is a view of the wiper blade 13. It is the figure which looked at substantially the length direction. Therefore, as can be seen from a side view in a direction perpendicular to the length direction of the main body 11 and along the thickness direction of the wiper blade 13, the wiper blade 13 has a substantially rectangular shape.
[0029]
Referring to FIG. 1D and FIG. 1E, another structure in which the distal end surface 12 of the main body 11 has a shallow convex shape, that is, a shallow dome shape that bulges in the length direction “L” of the main body 11 is shown. Is illustrated. The wiper blade 13 has a substantially rectangular shape, similar to that shown in FIGS. 1A, 1B and 1C. FIG. 1D is a direction perpendicular to the length direction “L” of the main body 11, a direction perpendicular to the width direction of the wiper blade 13, and a direction along the thickness direction of the wiper blade 13. FIG. FIG. 1E is a direction perpendicular to the longitudinal direction “L” of the main body 11, a direction perpendicular to the thickness direction of the wiper blade 13, and a direction along the width direction of the wiper blade 13. FIG.
[0030]
Referring to FIG. 1F, another structure is shown, in which the distal end face of the body 11 is planar and the wiper blade 13 has an arcuate shape like a chord of a circle. . FIG. 1F is a side view in a direction perpendicular to the length direction “L” of the main body 11 and along the thickness direction of the wiper blade 13.
[0031]
Referring to FIG. 2, the outline of the projection 20 is shown. 2A and 2B are perspective views perpendicular to each other, and FIG. 2C is a view seen from above, which is opposite to the direction of the arrow indicating the length direction "L" in FIG. 2A. The protrusion 10 has a narrow end far from the upper surface (not shown in FIG. 2) of the toothbrush (not shown in FIG. 2) and extends elongated in the longitudinal direction “L”. The main body 21 has a truncated conical shape, and its length direction "L" is also substantially perpendicular to the upper surface (not shown) of the toothbrush. The projection 20 is made of an elastomeric material such as Santoprene ™ (registered trademark).
[0032]
The projection 20 terminates in an end face 22 which is a frusto-conical shaped end having a small area remote from the upper side. As shown in FIG. 2A, the distal end face 22 is substantially planar.
[0033]
The length of the body 21, i.e., the dimension from the upper surface of the toothbrush head (not shown) to the end surface 22, is approximately 0.8-1.2 cm and its cross-section, i. The diameter of the circular cross-section at the opposite bottom end face is approximately 2-4 mm, preferably 3-4 mm.
[0034]
The wiper blade 23 is formed integrally with the main body 21 and extends from the distal end face 22 in the longitudinal direction “L” of the main body. Also, the wiper blade shown in FIGS. 2A and 2B forms a substantially planar blade which, as a maximum dimension ("width"), has a distal end surface 22 of the body 21 that is the largest dimension ("width"). Across the end, the main body 21 extends in a direction perpendicular to the longitudinal direction “L” of the main body 21 and intersects the longitudinal central axis of the main body 21 in the longitudinal direction “L”. 2A is a view of the wiper blade 23 viewed substantially in the thickness direction, FIG. 2B is a view of the wiper blade 23 viewed substantially in the width direction, and FIG. 2C is a view of the wiper blade 23. FIG. 3 is a view as seen in the length direction, that is, a view as seen in a direction connecting the apex and the bottom surface in the conical shape and in a direction toward the conical bottom surface. Therefore, the wiper blade 23 has a substantially rectangular shape in a side view shape as viewed in a direction perpendicular to the length direction of the main body 23 and along the thickness direction of the wiper blade 23.
[0035]
1B, 1E, and 2B, the sides of the cross-section of the wiper blades 13, 23 cut across the thickness direction so that the wiper blades 13 of FIGS. 1A to 1C have a substantially square shape. It can be seen that they are almost parallel. In FIG. 1G, the cross section of the wiper blade 13 cut across the thickness direction is tapered so that the wiper blade 13 has a substantially wedge shape.
[0036]
Referring to FIG. 3, a schematic view of a toothbrush 30 with protrusions 10, 20 of the present invention is shown in FIGS. 3A to 3I. Each toothbrush 30 has a handle 31 and a head 32 integrally formed with the handle 31 and has a neck region 33 between the handle and the head. FIGS. 3A to 3G show views as viewed in a direction along the length direction “L” of the protrusions 10 and 20. 3H to 3I are side views as seen in the length direction "L" of the toothbrush and in a direction perpendicular to the longitudinal direction connecting the head and handle of the toothbrush.
[0037]
Each head has an upper surface 34 from which at least one projection 10 or 20 projects as described above. In each of the heads 32 shown, a bristle mass 35 of a conventional toothbrush, such as a known Tynex ™ filament, projects in a direction substantially perpendicular to the upper surface 34.
[0038]
As shown in FIG. 3A, the protrusions 10 and 20 are arranged in a row in a longitudinal direction of the toothbrush 30 and in a direction perpendicular to an axis connecting the head and the handle. A row of bristle chunks 35 is located between a set of rows of projections 10, 20 such that rows of projections 10, 20 and chunks of bristles 35 are alternately arranged in the longitudinal direction.
[0039]
As shown in FIG. 3B, the protrusions 10 and 20 are arranged along the side edge of the head 32, and a bristle lump 35 is arranged between the protrusions 10 and 20 at an intermediate portion of the upper side surface 34. You.
[0040]
As shown in FIG. 3C, the bristle clumps 35 are arranged along the side edges of the head 32, and the projections 10 and 20 are arranged between the bristle clumps 35 in the middle of the upper surface 34. Is done.
[0041]
As shown in FIG. 3D, the protrusions 10 and 20 are arranged in a polygonal cluster 36, that is, a hexagonal shape including six protrusions surrounding the central protrusion, at the end of the head 32 far from the handle 21. You. Between the cluster 36 and the handle 31 is a row of bristle clumps 35.
[0042]
In the toothbrush 30 shown in FIGS. 3A to 3D, the wiper blades 13 and 23 of the projections 10 and 20 are arranged so that the width direction is parallel to the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30. ing. FIG. 3E shows that the projections 10, 20 and the bristles 35 are arranged in the same way as in the arrangement of FIG. 3D, with the difference that the wiper blade 13, 23 are arranged in the direction perpendicular to the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30.
[0043]
In the toothbrush 30 shown in FIGS. 3F and 3G, the projections 10 and 20 and the bristles 35 are arranged as in FIG. 3A. In FIG. 3F, the wiper blades 13 and 23 of the projections 10A and 20A are arranged so that the width direction of the wiper blade is parallel to the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30. 10B and 20B are arranged so that the width direction is a direction perpendicular to the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30. In FIG. 3G, the wiper blades 13 and 23 of the projections 10A and 20A are arranged so that the width direction is parallel to the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30, but the projections 10C and 20C are The width direction is set so as to make an angle of 45 ° with the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30.
[0044]
3H and 3I show a side view of a toothbrush according to the invention, in which the projections 10, 20 and the bristles 35 are arranged in a manner similar to the arrangement shown in FIG. 3A. In FIG. 3H, the wiper blades 13 and 23 of the projections 10A and 20A are arranged so that the width direction is parallel to the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30. In FIG. 3I, the wiper blades 13 and 23 of the protrusions 10A and 20A are arranged so that the width direction is perpendicular to the direction connecting the head and the handle in the longitudinal direction of the toothbrush 30. 3H and 3I, it can be seen that the projections 10, 20 are arranged substantially perpendicular to the upper side surface 34. Also, it can be seen that the length of the projections 10 and 20 is substantially the same as the length of the bristle.
[0045]
In use, the toothbrush 30 according to the present invention is used according to a conventional brushing method using a toothbrush, for example, a known Bass technique. The wiper blades 13,23 are flexible with respect to the bodies 11,21 and can help remove dirt and the like from the tooth surfaces.
[Brief description of the drawings]
FIG.
1 shows a projection of the present invention having a substantially cylindrical body.
FIG. 2
Figure 2 shows a projection of the present invention having a substantially frustoconical body.
FIG. 3
1 shows a toothbrush having a projection according to the invention.