JP2004510466A - 中断された治療のクオリティアシュランス - Google Patents

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Abstract

【課題】治療の間に1または複数回の中断しても、中断に続く治療が確実に本来の治療計画どうりに行われるようにするための方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】中断された放射線治療にクオリティアシュランス(QA)を行うための方法、装置、システムが開示される。この方法は、中断されていない治療の第1の線量分布を測定すること、中断された治療の第2の線量分布を測定すること、第1の線量分布と第2の線量分布とを示す第1の画像と第2の画像とを取得することを備える。また、この方法は、第1の画像と第2の画像とが同一空間にマップするように第1の画像と第2の画像とを位置合わせすること、第1の画像と第2の画像とを比較し、両者の差異、ひいては、中断されていない治療と中断された治療との差異を判別することを備える。この方法は、IMRTを含む、複雑なCRTへのシステム中断の影響を明確にすることに有用である。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射線治療システムに関し、より詳細には、中断された放射線治療を検証するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
放射線治療においての近年の技術の進歩によって、腫瘍への放射線の照射量を増大し、腫瘍近傍の正常組織への放射線の照射量を減少させることが可能となった。このような、強度変調放射線治療(static and dynamic Intensity Modulated Radiation Therapy、IMRT)、トモセラピー、アークセラピー等の、強度が一定または変化するビームを用いる技術は、コンフォーマルラジエーションセラピー(Conformal Radiation Therapy,以下、CRT)として知られている。各セラピーは、患者の外部から放射線を放射する放射線源を用いる。放射線源は、腫瘍の標的容積(target volume)等の2次元的な輪郭にほぼ等しい形状を持つ放射線フィールドを作り出す。IMRT等のCRTは、従来の均一な外部ビーム技術(外照射技術)と比較して、腫瘍を取り囲む正常組織への放射線の放射線量を減少させるとともに、腫瘍への放射線の照射量を増大させることができるので、高い治癒率を得ることができる。IMRT、アークセラピー、トモセラピー等を含むCRTは、米国特許第6038283号、米国特許第5818902号、米国特許第5647663号等に記載されている。これらの文献はあらゆる目的のために参照により引用される。
【0003】
図1に、IMRTや他のCRT療法に用いられる一般的な放射線治療システム10を示す。放射線治療システム10は、放射線源としてリニアアクセレレータ12を備える。リニアアクセレレータ12は、ガントリ16から外部へ向かって突出する治療ヘッド14を備える。ガントリ16は、回転軸20を中心として回転自在にハウジング18に取り付けられている。ハウジング18は、特に、回転軸20を中心とするガントリ16の回転動作を制御するためのハードウェア(図示せず)を備える。リニアアクセレレータ12は、また、マルチリーフコリメータ(MLC)22等のビームシールディング装置を備えている。マルチリーフコリメータ22は、リニアアクセレレータ12のビームデリバリーシステム(図示せず)から照射される放射線ビーム(イオン化された放射線)を形状づける。ビームデリバリーシステムは、さらに、その製造元によって異なるが、一般的に、電子銃と、アクセレレータウェーブガイド(accelerator waveguide)と、ベンディングマグネットアセンブリ(bending magnet assembly)と、ターゲットアンドフラッタリングフィルタ(target and flattering filters)と、イオンチャンバと、プライマリコリメータとを備える。リニアアクセレレータは、Metcalfe, The physics of Radiotherapy X−Rays from Linear Accelerators, 1−37 (1997)に詳細に記載されている。この文献の内容は、あらゆる目的のために参照により引用される。
【0004】
治療の間、患者(図示せず)は、ベース30に取り付けられた位置決めレール28に沿って移動するテーブル26、を備える治療台24に固定される。テーブル26は、位置決めレール28上を移動することによって、ベース30から独立して横方向や縦方向に移動することができる。ベース30は、テーブル26の高さ位置を調整するリフト機構と、テーブル26の一面と垂直な軸32を中心として、テーブル26を回転可能に支持するベアリング機構とを備える。治療台24とガントリ16の回転軸20との間の角度は、カウチ角度と呼ばれている。図示する放射線治療システム10は、さらに、着脱可能なファントム36を備える。ファントム36は、患者の生体組織の模倣物であって、線量分布を校正(calibration)するために用いられる。この校正は、放射線治療の対象となる患者の種々の生体組織に吸収される照射線量を測定または予測するために行われる。ファントム36は、イオン化された放射線が照射されることによって黒化する放射線感受性フィルム38(放射線検出媒体、detection medium)を備える。放射線感受性フィルム38は、ファントム36の複数の層40に挟み込まれている。
【0005】
IMRT治療では、マルチリーフコリメータ22から照射されるシェープドビームは、鉛筆のように細いビームの束である。ビームの強度によって異なるが、一般的には各ビームは、1平方センチメートルの断面積を有する。放射線42の束であるシェープドビームは、軸44に沿って標的容積に当たる。腫瘍の標的容積は、アイソセンタと呼ばれる、ガントリ16の回転軸20と、治療台24の回転軸32と、ビーム42の軸44とが交差する位置にある。ほとんどの放射線治療システムは、電子または光子の放射線、陽子や中性子の放射線等、検出可能な放射線を用いる。
【0006】
放射線治療システム10は、さらに、コンピュータを用いた制御システム(図示せず)を備える。制御システムは、図1に示すリニアアクセレレータ12および治療台24から離間した場所に配置される。制御システムは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えるワークステーションから構成される。コンピュータインストラクションや放射線治療システム10を制御するためのデータは、一般的には、ストレージ装置やコンピュータが読み取り可能な記憶媒体からRAMやROMにロードされる。ストレージ装置や記憶媒体は、ワークステーションに物理的に内蔵されたり、ワークステーションの外部に配置されたリモートサーバに設けられたりする。制御システムは、放射線治療システム10と対話する(interact)ために、1または複数のモニタ等の表示装置、キーボードやマウス等の入力装置を備える。ワークステーションは、セラピスト(操作者)が、放射線治療システム10を制御するソフトウェアと対話できるように、グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を備える。放射線治療システムに用いられるGUIは、米国特許第6222544号に記載されている。この文献の内容は、あらゆる目的のために参照により引用される。
【0007】
放射線治療を患者に施す前に、放射線技師は、治療計画を練る。治療計画は、放射線治療システム10の制御システムに入力される複数のインストラクションである。治療計画には、腫瘍の位置や形状、腫瘍の標的容積、腫瘍に対する照射線量に影響を及ぼす腫瘍近傍の解剖学的部位の構造等、放射線治療の効率に影響を及ぼす様々な要素が考慮に入れられている。IMRT等のCRTにおいては、治療計画は複雑で、ビーム42の強度、MLC22のリーフポジション、ビーム軸の位置(ガントリ16の角度、ガントリ角度)、カウチアングル等を時間の関数として設定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
IMRT等の放射線治療を行う間に、治療が中断されることがしばしばある。治療中に吐き気をもよおしたり息苦しく感じたりするなどの患者の不快感、落雷による停電、システムの故障等が治療の中断の一般的な原因である。放射線治療システムのなかには、中断の後に放射線治療を再開するためのリジューム機能を備えるものがある。この種の放射線治療システムにおいては、治療が中断されたとき、制御システムは、例えばモニタにメッセージを表示することによって、セラピストに治療が中断または停止されたことを通知する。治療を終了するか、再開するかはセラピストの任意である。治療を再開する場合、セラピストは、治療の中断が生じた時刻やステップを入力装置を用いて入力することにより、制御システムに治療を再開することを指示する。放射線治療システム10は、ビームオフの状態で−患者にビーム42を照射しないで−治療計画を始めから、中断された時点までリピートする。リピートする治療計画が中断された時点に達したのち、放射線治療システム10は、治療計画に従って、放射線の照射を再開する。
【0009】
治療が1または複数回中断されたときに、治療計画が複雑なため、放射線治療システム10が治療計画通りに照射をしているか否かを検証するための、クオリティアシュランス(QA)テストを行うことは困難であった。このため、従来は、放射線物理学者、セラピスト、または医者は、中断された場合の治療の保全性については、放射線治療システム製造元の信頼性を信じるほかなかった。そこで、1または複数回のシステム中断に続く治療の保全性を確実にするための装置が求められていた。
【0010】
本発明は、治療の間に中断しても、中断後の治療が確実に本来の治療計画通りに行われるようにするための方法および装置を提供することを目的とする。本発明は、強度変調放射線治療(static and dynamic Intensity Modulated Radiation Therapy、IMRT)、トモセラピー、アークセラピー等の、強度が一定または変化するビームを用いた複雑なCRT(Conformal Radiation Therapies)への1または複数回の中断の影響を判別することに特に有用である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点に係る方法は、1または複数回中断された放射線治療にクオリティアシュランスを行うためのものであって、中断されていない治療の第1の線量分布を測定すること、中断された治療の第2の線量分布を測定すること、第1の線量分布を示す第1の画像と、第2の線量分布を示す画像とを取得すること、を備える。この方法は、また、前記第1の画像と前記第2の画像とがほぼ等しい空間にマッピングするように、それぞれを位置合わせすること、前記第1の画像と前記第2の画像との差異、すなわち、中断されない治療と中断された治療との差異を判別するため、該第1の画像と該第2の画像とを比較すること、を備える。この方法は、さらに、随意的に、前記第1の画像と前記第2の画像との差異を示すクオリティ指標を表示すること、を備える。
【0012】
また、本発明の第2の観点に係る装置は、中断された放射線治療にクオリティアシュランスを行うためのものであって、コンピュータが読み取り可能な媒体に実体的に包含されており、中断されていない治療の間に測定した第1の線量分布を示す第1の画像と、中断された治療の間に測定した第2の線量分布を示す第2の画像とを比較することによって、中断されていない治療と中断された治療との差異を示すクオリティ指標を生成するように構成されたソフトウェアルーチン、を備える。
【0013】
さらに、本発明の第3の観点に係るシステムは、中断された放射線治療にクオリティアシュランスを行うためのものであって、中断されていない治療の間に測定した第1の線量分布を示す第1の画像と、中断された治療の間に測定した第2の線量分布を示す第2の画像とを比較することによって、中断されていない治療と中断された治療との差異を示すクオリティ指標を生成するように構成されたコンピュータルーチン、を操作可能にするグラフィカルユーザインターフェイスを備えたコンピュータを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】
図2は、1または複数回中断された放射線治療に適用されるクオリティアシュランス(Quality Assurance,QA)を行う方法100を示している。この方法100は、中断されていない治療で第1の線量分布を測定すること(102)、中断されていない治療と等しい治療計画によって、中断された治療で第2の線量分布を測定すること(104)、それぞれが第1の線量分布と第2の線量分布とを表示する第1の画像と第2の画像とを取得すること(106)、を備える。この方法100は、さらに、第1の画像と第2の画像とがほぼ等しい物理的空間にマッピングするように、それぞれを位置合わせすること(108)、第1の画像と第2の画像との差異、すなわち、中断されていない治療と中断された治療との差異を判別するために、第1の画像と第2の画像とを比較すること(110)、を備える。そして、この方法100は、随意的に、中断されていない治療と中断された治療との差異を示すクオリティ指標を表示または出力すること(112)、を備える。
【0015】
第1、第2の線量分布の測定(102、104)には、様々な技法を用いることができる。好ましい技法は、中断されていない治療で第1の線量分布を、中断された治療で第2の線量分布をそれぞれ得るために、それぞれの治療において放射線検出媒体(detection media)に放射線を照射する、ことを含む。有用な放射線検出媒体は、放射線が照射されることによって黒化したり色を変化させる、放射線感受性フィルム38や、3次元的ジェル(例えばBANGジェルやBANANAジェル)等の線量計測に用いられる材料や装置から構成される。放射線感受性フィルム38は、単体で用いてもよいし、図1に示すように、ファントム36の複数の層に挟み込んでもよい。この他の有用な放射線検出媒体は、電子ポータル画像装置、アモルファスシリコンディテクタアレイズ(amorphous silicon detector arrays)等、放射線が照射されることによって信号を生成するものを含む。
放射線感受性フィルム38の別々の複数フィルムまたは、少なくとも一枚のフィルムの別々の領域で第1の線量分布と第2の線量分布を収集するのとは対象的に、1つの電子ポータル画像装置やアモルファスシリコンディテクターで第1の線量分布と第2の線量分布とを収集できる。
【0016】
第1および第2の線量分布は、放射線検出媒体に、図1に示す放射線治療システム10の制御システムに入力されたテストパターン通りに放射線を照射することによって得ることができる。または、第1および第2の線量分布は、検証媒体に、制御システムに入力された実際の患者の治療計画どうりに放射線を照射することによっても得ることができる。どちらの場合でも、中断されていない治療から得られる線量分布(第1の線量分布)、これと同一の治療計画またはテストパターンで、1または複数回中断された治療から得られる線量分布(第2の線量分布)の少なくとも2度の測定、収集が方法100には必要である。
【0017】
第1および第2の線量分布を測定したら、方法100は、次に、第1および第2の画像を取得する(106)。第1および第2の画像は、線量分布の2次元または3次元的な、ディジタル画像(コンピュータで処理可能なデータアレイ)である。各画像は、空間中の特定の平面や立体に照射された放射線の量を描写する。使用する放射線検出媒体によっては、線量分布を示す画像をディジタル化する必要がある。例えば、上述のように、放射線感受性フィルム38は、イオン化された放射線が照射されると黒化する。フィルムの黒化度は、フィルムのエネルギ感受性層に吸収される放射線の量に依存する。技術者は、上述したように、中断されない治療と中断された治療とのそれぞれで放射線感受性フィルム38に放射線を照射した後、これらのフィルムを現像し、次に、フィルム上の所定の点の光学的密度(Optical Density)を示す値を持つピクセルアレイに変換するフィルムディジタイザでスキャンする。なお、放射線が照射されることによってデジタル信号を生成する放射線検出媒体(電子ポータル画像装置、アモルファスシリコンディテクター、等)を用いれば、測定した線量分布をデジタル化する必要がなくなる。
【0018】
多くの場合、フィルムの光学的密度と放射線量とを関連づけるH&D曲線(H&D curve)等を用いる校正によって、デジタルデータ(例えば、測定した光学的密度)を吸収線量(cGy)に変換することが望ましい。また、第1の線量分布と第2の線量分布とに同じ単位が用いられているならば、吸収線量とは異なる単位を用いることが望ましい。放射線量の測定から吸収線量を得るための校正技法は、2001年7月26日に公開された、国際公開番号WO01/52622A2、「Autometed Calibration Adjustment for Film Dosimetry」に記載されている。この文献の内容は、あらゆる目的のために参照のために引用される。
【0019】
第1および第2の線量分布が測定された(102、104)のち、この方法100は、第1の画像と第2の画像とが同一の物理的空間にマッピングするように、第1の画像と第2の画像とを位置合わせする(108)。換言すると、この方法100は、2つの画像で一定な、放射線治療システム10のアイソセンタ(または、他の基準点、複数の基準点)、に関連する線量分布の物理的な位置を確実なものにする。2つの画像の位置を合わせるために、様々な技法を用いることができる。例えば、アフィン変換が、2次元画像の変換、回転、または拡大の差異によるシフトを補正するために用いられる。なお、相互情報変換(Mutual Information Transform)が3次元画像を修正するために用いられる。
【0020】
2つの画像の位置合わせ(108)に続いて、この方法100は、第1の画像と第2の画像との差異、すなわち、中断されていない放射線治療と中断された放射線治療との差異を測定するため、第1の画像と第2の画像とを比較する(110)。この比較は簡単な差分スキーム(differencing scheme)で実施できる:
【数1】
Figure 2004510466
Iは線量値のアレイ(2次元イメージ)である。iおよびjは、異なる物理的な位置に相当するアレイの個別の要素に一致する整数である。添え数字1と添え数字2とは、それぞれ、第1の画像と第2の画像とを指す。3次元画像の場合、数1は、アレイの追加要素の指数kを含む。方法100は、この差分スキームを用いることに加えて、相関等の洗練された技法をさらに用いてもよい。
【0021】
数1に示す差分スキームは、第1および第2の画像の空間的情報を維持する。しかし、他の比較技法(110)は、この空間的情報を維持しない場合がある。例えば、方法100は、2つの画像から、2次元画像には線量面ヒストグラム(Dose Area Histograms, DAHs)または累計線量面ヒストグラム(cumulative Dose Area Histograms, cDAHs)を、3次元画像には線量立体ヒストグラム(Dose Volume Histograms, DVHs)または累計線量立体ヒストグラム(cumulative Dose Volume Histograms, cDVHs)を算出する。累計線量面ヒストグラムまたは累計立体ヒストグラムは、それぞれ、治療計画に基づく所定の量の放射線が照射される生体組織の総体的な面積または体積を表すグラフである。同様に、線量面ヒストグラムまたは線量立体ヒストグラムは、それぞれ、所定の治療計画における生体組織の吸収線量の面分布または立体分布を示すグラフである。累計線量立体ヒストグラム(累計線量面ヒストグラム)または線量立体ヒストグラム(線量面ヒストグラム)は、中断されていない治療と中断された治療との差異を判別するために、視覚的に比較することができ、また、どちらか一方の画像から他方の画像を減算することができる。
【0022】
方法100は、随意的に、継続された治療と中断された治療との差異を示すクオリティ指標を出力または表示してもよい(112)。例えば、方法100は、数1から得られる差分スキームの結果を示す2次元、3次元の画像をセラピストに提示する。このような場合、差異は、異なる色、色の明暗の程度、等によって描写されるとよい。また、方法100は、2つの画像の差異を定量化する数字のアレイをセラピストに提供してもよい。方法100は、セラピストが視覚的に差異を比較できるように、第1および第2の画像として、累計線量面ヒストグラム、累計線量立体ヒストグラム、線量面ヒストグラム、線量立体ヒストグラムを表示してもよい。あるいは、方法100は、一方の画像から得られる線量面ヒストグラムを、他方の画像から得られる線量面ヒストグラムから減算し、中断されていない治療と中断された治療との差異を表示してもよい。
【0023】
2つの画像の比較、または2つの画像から導かれるクオリティ指標の評価に基づいて、放射線技師、セラピスト、医者、または放射線治療システム10の製造者は、中断された治療が、患者に治療を許容する程度で中断されていない治療に一致するか否か判断する。例えば、第1および第2の画像の線量立体ヒストグラムの差異がしきい値(例えば、5cGy)分の各立体増量(volume increment)未満の場合、中断されていない治療と中断された治療とは一致するといえる。しかしながら、第1の画像のDVHsと第2の画像のDVHsとの差異がしきい値分の立体増加量を超える場合、中断されていない治療と中断された治療とは一致しない、といえる。
【0024】
上述の方法100の大部分は、概して、ソフトウェアルーチンとしてプロセッサによって実行される。好ましいプロセッサは、例えば、一般的または特殊なマイクロプロセッサから構成される。プロセッサは、データ等をRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)から読み出す。放射線治療装置10を制御するためのコンピュータインストラクションやデータは、ストレージ装置や記憶媒体からRAM、ROMにロードされる。ストレージ装置や記憶媒体は、例えば、EPROM,EEPROM、フラッシュメモリデバイス等の半導体メモリデバイス、ハードディスクやリムーバブルディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWディスクから構成されるとよい。なお、上述のプロセッサ、RAM等の代わりに、またはこれらに加えて、ASICs(Application−Specific Integrated Circuits)を用いてもよい。
【0025】
方法100の大部分を、コンピュータに実行させるとよい。このコンピュータは、ユーザに対話(interaction)を提供するため、ユーザに情報を提供するための表示装置や、ユーザが入力操作を行うための入力装置を備えるとよい。表示装置は、モニタやLCDスクリーンから構成されると好ましい。入力装置は、マウス等のポインティング装置とともに使用できるキーボードから構成されると好ましい。加えて、コンピュータシステムは、ユーザがコンピュータルーチンと対話(interact)できるように、グラフィックユーザインターフェイスを備えてもよい。
【0026】
(実施例)
以下の例は、本発明の実施例の一例であって、理解を容易にするためのものであり、同様の結果を得られるのであれば、いかなるものであっても差し支えない。
【0027】
まず、中断されていない治療において、テストパターンどうりに放射線を放射線感受性フィルムに照射する。このテストパターンは、120マルチリーフコリメータを備えるVARIAN CLINAC 2100リニアアクセレレータによって生成されたものである。次に、中断される治療において、2枚目の放射線感受性フィルムに、放射線を上記テストパターンどうりに放射する。2枚の放射線感受性フィルムを現像し、デジタル化して第1の画像と第2の画像とを取得する。図3に第1の画像を、図4に第2の画像をそれぞれ示す。最も黒い箇所が放射線の吸収量が最も多い箇所(光学的密度が最も高い箇所)である。また、最も明るい箇所が放射線の吸収量が最も少ない箇所(光学的密度が最も少ない箇所)である。図5は、第2の画像から第1の画像を減算した結果得られる画像を示す。
【0028】
以上好ましい実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができることは当業者にとって明らかである。従って、この発明の技術的思想の範囲は、上記記載を参照して判断されるものではなく、添付の請求項に付与される権利の範囲に沿って、該請求項を参照して判断されるべきである。また、上述のように、参照した文献の内容は、あらゆる目的のために参照により引用される。
【0029】
この出願は、2000年8月17日に出願された米国仮出願60/225910の利益を主張するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
IMRTや他のCRTに用いられる一般的な放射線治療装置の構成を示す図である。
【図2】
1または複数回中断された放射線治療にクオリティアシュランスを実施するための方法を説明するための図である。
【図3】
放射線感受性フィルムに、放射線を中断されずにリニアアクセレレータから照射したことによって得られたテストパターンの第1の画像を示す図である。
【図4】
図3の放射線感受性フィルムに用いたリニアアクセレレータから放射線感受性フィルムへの放射線の照射が中断されたことによって得られたテストパターンの第2の画像を示す図である。
【図5】
第2の画像から第1の画像を減算することによって得られる画像を示す図である。

Claims (18)

  1. 中断された放射線治療にクオリティアシュランスを行う方法であって、
    中断されていない治療の間に、第1の線量分布を測定すること、
    中断された治療の間に、第2の線量分布を測定すること、
    第1の線量分布を示す第1の画像と、第2の線量分布を示す画像とを取得すること、
    前記第1の画像と前記第2の画像とがほぼ等しい空間にマッピングするように、それぞれを位置合わせすること、
    前記第1の画像と前記第2の画像との差異を判別するため、該第1の画像と該第2の画像とを比較すること、
    を特徴とする方法。
  2. さらに、前記第1の画像と前記第2の画像との差異を示すクオリティ指標を表示すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. さらに、放射線を放射線検出媒体に照射することによって、中断されていない治療と、中断された治療とから、それぞれ、前記第1の線量分布と、前記第2の線量分布とを測定すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. さらに、放射線検出媒体にテストパターンどうりに放射線を照射することによって、前記第1の線量分布と前記第2の線量分布とを測定すること、を特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. さらに、患者の治療計画に基づいて放射線検出媒体に放射線を照射することによって、前記第1の線量分布と前記第2の線量分布とを測定すること、を特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とをデジタル変換することによって、前記第1の線量分布のデジタル画像と前記第2の線量分布のデジタル画像とを取得すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. さらに、アフィン変換を用いて前記第1の画像と前記第2の画像とを位置合わせすること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. さらに、前記第2の画像から前記第1の画像を減算することによって、該第1の画像と該第2の画像とを比較すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とから、平面での線量分布をそれぞれ算出することによって、該第1の画像と該第2の画像とを比較すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. さらに、前記第2の画像の平面での線量分布から、前記第1の画像の平面での線量分布を減算すること、を特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とから、立体での線量分布をそれぞれ算出することによって、該第1の画像と該第2の画像とを比較すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. さらに、前記第2の画像の立体での線量分布から、前記第1の画像の立体での線量分布を減算すること、を特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とから、それぞれ、平面での累計的な線量分布を算出することにより、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. さらに、前記第2の画像の平面での累計的な線量分布から、前記第1の画像の平面での累計的な線量分布を減算すること、を特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. さらに、前記第1の画像と前記第2の画像とから、それぞれ、立体での累計的な線量分布を算出することにより、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. さらに、前記第2の画像の立体での累計的な線量分布から、前記第1の画像の立体での累計的な線量分布を減算すること、を特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 放射線治療の中断された治療にクオリティアシュランスを行うための装置であって、
    コンピュータが読み取り可能な媒体に実体的に包含されており、中断されていない治療の間に測定した第1の線量分布を示す第1の画像と、中断された治療の間に測定した第2の線量分布を示す第2の画像とを比較することによって、中断されていない治療と中断された治療との差異を示すクオリティ指標を生成するように構成されたソフトウェアルーチン、を備えることを特徴とする装置。
  18. 放射線治療の中断された治療にクオリティアシュランスを行うためのシステムであって、
    中断されていない治療の間に測定した第1の線量分布を示す第1の画像と、中断された治療の間に測定した第2の線量分布を示す第2の画像とを比較することによって、中断されていない治療と中断された治療との差異を示すクオリティ指標を生成するように構成されたコンピュータルーチン、を操作可能にするグラフィカルユーザインターフェイスを備えたコンピュータを備えることを特徴とするシステム。
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