JP2004509253A - 土工ブレード用アタッチメント - Google Patents
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Abstract
ドーザブレード用アタッチメントは、2つの対向する側部、互いに離れて側部の間に伸びる後縁(35)、及び前縁(33)を画定する閉塞床板(31)を備え、更に、床板の対向する側部に配置され且つ床板から上方に伸び、及び前縁及び後縁の間に少なくとも部分的に伸びる2つの側板(37)を有するバケット部と、各側板において後縁の近くに結合して備わり、後縁がドーザブレードの下端部に極めて接近する部分から床板が前方に伸びて実質的に閉塞下端部を備えるバケットを画定する下位位置と、床板が上方に伸び、及び後縁がドーザブレードから前上方に離れる上位位置との間でドーザブレードの主軸に対して実質的に平行な軸についてドーザブレード用アタッチメントを移動可能にするためにドーザブレードにアタッチメントを装着できるように適合させた固定手段(41)とを有する。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、掘削機械、グレーダ、ドーザ及びその他の土工装置のブレードと共に使用するためのアタッチメントに関する。
【0002】
(背景技術)
本発明の適用は、例えば、ドーザブレードと共に使用するためのアタッチメントに関する。前記ドーザブレードは掘削機械に備えられ、オペレータが掘削前に地面を片付ける又は掘削作業後に地面を地ならしすることを可能とする付加機能を前記掘削機械と連携することで提供する。このようなドーザブレードに関して直面している困難は、ドーザブレードが本質的に直線状の構造を有し、ドーザブレードの高さが低い場合があるため、ドーザブレードにより移動することができる土砂の量が十分でない事情に関係する。更に、ドーザブレードの側部及び上端を超えて土砂が流出する場合には、該土砂の存在により掘削機械の無限軌道が牽引力を失う可能性があり、時には、掘削機械が危険な状況に置かれる原因に成り得る。上記記載は、本発明の適用の1つに関し、本発明の範囲を限定する目的を意図しない。
【0003】
本明細書中での「ドーザブレード」という用語は、土工を目的とするあらゆる車両に取り付けられたブレードを含み、ブレードが実質的に上方を向いて車両に対して横に伸びるように車両から支持される直線状のブレードを含む。該ブレードは、車両の横方向に平行な軸に関して湾曲していてもよい。
【0004】
(発明の開示)
従って、本発明は、ドーザブレード用アタッチメントに属し、ドーザブレード用アタッチメントは、2つの対向する側部、後縁、及び前縁を画定する閉塞床板を備え、該後縁及び前縁が互いに離れて該側部間に伸びるバケット部を有し、更に、バケット部は床板の対向する側部に配置され且つ床板から上方に伸び、及び前縁及び後縁の間に少なくとも部分的に伸びる2つの側板を有し、並びに、各側板において後縁の最も近くに結合し、後縁がドーザブレードの下端部に極めて接近する部分から床板が前方に伸びて実質的に閉塞下端部を備えるバケットを画定する下位位置と、床板が上方に伸び、及び後縁がドーザブレードから前上方に離れる上位位置との間でドーザブレードの主軸に対して実質的に平行な軸についてアタッチメントを移動可能にするためにドーザブレードにアタッチメントを装着できるように適合させた固定手段を有する。
【0005】
本発明の好適な特徴により、側板は後縁から前縁に伸びる方向に高さが収束する。
【0006】
本発明の好適な特徴により、側板は伸長部を備えるために後縁を超えて伸び、及びドーザブレードの各側部に対して伸長部を設置できるように間隔を備える。本発明の好適な特徴により、バケットは各側板の上端部間に伸びる上部伸張板を有し、バケットが下位位置の場合に、前記上部伸張板はドーザブレードの上方伸張部を提供する。
【0007】
本発明の好適な特徴により、側板の前端は前縁で終わる。
【0008】
本発明の好適な特徴により、ドーザブレードへのアタッチメントの装着は、回動可能な装着部分を有する。本発明の好適な特徴により、回動可能な装着部分は各側板とドーザブレードの端部付近の間に備わる位置合わせされた孔を介して保持され得るピボットピンを有する。本発明の好適な特徴により、アタッチメント又はドーザブレードの位置合わせされた孔が、ドーザブレード上でアタッチメントが配置を変えることを可能にするためにスロット状である。本発明の好適な特徴により、回動可能な装着部分は、アタッチメントを下位位置及び/又は上位位置に保持するための係止手段を有する。本発明の好適な特徴により、係止手段は、上位位置と下位位置との間で1つ以上の位置にアタッチメントを保持可能にするために用いられる。本発明の好適な特徴により、ドーザブレードにおける位置合わせされた孔は、下位位置にある場合に、アタッチメントの配置を変えるために選択することが可能である一連の孔の1つを有する。本発明の更なる好適な特徴により、アタッチメントにおける位置合わせされた孔は、下位位置にある場合に、アタッチメントの配置を変えるために選択することが可能である一連の孔の1つを有する。一実施形態により、一連の孔の少なくとも1つの孔は、少なくとも1つの孔が位置合わせされた孔である場合に、ドーザブレード上でアタッチメントが配置を変えることを可能にするためにスロット状である。
【0009】
本発明は、次のいくつかの詳細な実施形態の記載により、さらに理解が深まるであろう。
【0010】
(発明を実施するための形態)
第1の実施形態は、図1、図2、図3、及び図4に示すように、掘削機械15のドーザブレード13に装着するためのバケット部11を有する。掘削機械15は、バケット19を支持し、掘削の目的のために使用することができる多関節ブーム17を有する。ブーム17は、掘削機械15の本体により支持され、実質的に垂直な軸の周りを回転可能となっており、そのためアームは掘削機械15を囲む土砂を掘削するために掘削機械15の周りのいかなる位置にでも配置できる。掘削機械の本体は、装軌式車台21から支持される。ドーザブレード13は、アーム23により装軌式車台21から支持され、装軌式車台21とアーム23の間に装着される油圧シリンダー25の作動を介して垂直に上昇することができる。
【0011】
図2、図3、及び図4に示す形態の掘削機械に関して直面する困難は、ドーザブレードの上端及びドーザブレードの側部を超えて土砂が流出し、装軌式車台21と地面の間の牽引力に不都合に影響し得るというドーザブレード13の限定された寸法に関する。
【0012】
更に、掘削機械の使用は、重量物を多関節アーム17で支持する場合に、機械において該重量物に対抗する重量が不十分である点で、多少限定される。掘削機械が起伏のある地面及び/又は傾斜地にある場合には、より一層問題となる。従って、掘削機械は、掘削機械で掘られた溝や穴では重い品目の運搬又は配置を行うために使用することができない。
【0013】
本実施形態は、2つの側縁、前縁33及び後縁35を備える閉塞床板31を有するバケット部11を有する。床板31は、各側縁から一対の側板37を支持し、該側板は床板から上方に伸び、及び後端から前端の方へ高さが収束している。各側板37の後端39は、ドーザブレードの形状に補足的なアーチ形の形状であるために、床板31の後縁35がドーザブレード13の下端部に極めて接近する場合に、側板37の後端39はドーザブレードの前面に対して接触又は極めて接近する。
【0014】
側板37の後端39の上端部は各々ブラケットに形成される孔を備えるブラケットを有する固定部材41を支持し、及びドーザブレードの後方において各端部にもまた、孔を備えるブラケットが備わる(図示せず)。アタッチメントをドーザブレードに装着する場合に、固定部材41の孔は対応するドーザブレードの孔に位置合わせされ、及び一対の位置合わせされた孔は、ドーザブレード13の各側部でピボットピン43により係合される。ピボットピン43によりバケット部11が回動可能に支持されるため、図2及び図4に示す下位位置において、後縁がドーザブレード13の下端部と接触し、床板31がドーザブレード13から前方に伸びる状態と、図4に示す上位位置において床板31がドーザブレード13から上方に伸び、後縁35がドーザブレード13の前方に位置し、及びドーザブレードの下縁よりも高く位置する状態との間で、ドーザブレード13の長軸に対してバケットが回動可能になる。図2及び図3に示す下位位置から図4に示す上位位置へのバケット部の動作は、本実施形態の場合に、床板31の底面に対してバケット19を用いることを介して外部から加えることができる上昇力を使用することにより達成される(図4に示す)。
【0015】
第1の実施形態では、ドーザブレードの前方への伸長部を備えることにより、ドーザブレードと共にバケットを形成する掘削機械のドーザブレード用アタッチメントを提供する。
【0016】
土砂を平坦にするためにドーザブレードに装着したアタッチメント11と共にドーザブレードを使用する試験の結果として、ドーザブレードに固定されたアタッチメントを備えるドーザブレードの作用を介して、装軌式車台21と地面の間の牽引力に影響を及ぼすドーザブレードを超える土砂の流出がなく、より多くの土砂を移動することができる点で、ドーザブレードの作用が非常に向上することが分かった。更に、ドーザブレードに固定されたアタッチメントを備えるドーザブレードは、掘削工程に先立ち、又は続いて地ならししようとする場合に土砂の移動に使用することができる。更に、ドーザブレード13及びバケット部により形成されるバケットが、一旦、土砂で満たされると、土砂を移動する必要がある場合は、土砂を所望の捨土位置に運搬することができ、捨土位置では図4に示すように掘削機械のバケット19を使用してアタッチメントを上方に回動することによりバケットから土砂を捨てることができる。又は、バケット19の使用を介してアタッチメントの上昇を制御することにより、土砂は広範囲にわたり制御下で分配することができる。
【0017】
更にドーザブレード13がアタッチメント11と連携して提供されるバケットは、多関節アーム17に備わるバケット19が装軌式車台上でドーザブレードに対して反対側に位置する場合に、バケット上に積まれた十分な量の土砂又は物質を前記バケット19に対するカウンタウェイトとして提供することを可能にする。結果として、掘削機械が転倒することなくバケット19及び/又はアーム17を重量物の持上げに使用することができる。更に、バケット部は積荷の運搬に使用することもできる。
【0018】
結果的な効果として、アタッチメントの存在により、アタッチメントを備えない掘削機械の通常の能力以上に掘削機械の効用が著しく向上する。よって、掘削機械は、少なくとも部分的に、アタッチメントがない場合は遂行できない業務範囲を遂行する場合に使用することができ、及び結果として、掘削現場にて業務を完了させるためのもう1つの機械の存在の必要性を減らすことができる。
【0019】
本発明の第2の実施形態は、図5に示し、及び第1の実施形態のバケットアタッチメントと同様の形状のバケットアタッチメント111を有する。図5に関して、図2、図3、及び図4に示す対応する部品に関連して同一の番号が使用される。第2の実施形態のバケット部は、側板137がドーザブレード13上のピボットピン41を超えてドーザブレード13の後方へ伸びる後方伸張部145を備える点が第1の実施形態のバケット部とは違う。各側板137の間の間隔は、伸張部がドーザブレード13の各端部近くに極めて接近して配置できるような間隔である。更に、ピボット41の領域において各側板137の上端部はドーザブレードの上縁を超えて伸びるため、側板137の上端部が隆起部から前縁133の方向に収束する。更に、側板は各側板137の隆起部の間を伸びる上方伸長板147を支持し、及び、該上方伸長板147は、図5に示すようにバケット部が下位位置にある場合に、上方伸長板147がドーザブレード13に上方伸張部を提供するように配置される。第2の実施形態は、小旋回機能のみを備え(すなわち、無限軌道の幅の範囲内でのみ装軌式車台上で回転可能な機械)、ドーザブレード上にブームを配置することが不可能な掘削機械に適する。第2の実施形態では、ドーザブレードとアタッチメント111の組合せからなるバケットが、より大量の積荷を備えることが可能である。
【0020】
第3の実施形態は、図6に示すように第2の実施形態の変形であり、異なる点として側板237の上方伸張部を含まず、及び後方伸張部245のみを備える。
【0021】
第4及び第5の実施形態は、それぞれ図7及び図8に示すようにそれぞれが第2及び第3の実施形態の変形を含む。第4及び第5の実施形態の場合は、側板の後方伸張部345は、ドーザブレードの各端部における孔と位置合わせすることができる一連の孔349を備え、該孔は下位位置、又は複数の上位位置のいずれかにおいてバケット部を保持するために位置合わせされた孔と係合する係止ピンを保持することができる。
【0022】
第6の実施形態は、図9、図10、図11a、図11b、及び図11cに示すように第2、第3、及び第5の実施形態の変形である。第6の実施形態のバケット部は、各側板が一対の係止ピン457によりドーザブレードの各端部における孔と位置合わせすることができる一連の3つの孔451、453、及び455を備えるために、複数の位置においてドーザブレードから支持され得る。孔は、ブレードの側板の上方後縁の近くに位置する一対の間隔をおいた上孔451及び453、並びにアーチ形スロット状下孔455を有する。孔は互いに均等に間隔をおく。
【0023】
更に、ドーザブレードは一対の間隔をおいた孔を備え、該ドーザブレードにおける孔の間隔はバケット部における孔同士の間隔と対応する。結果的に、バケット部の3つの孔における一対はいずれもドーザブレードにおける孔と位置合わせすることができ、及び一対の係止ピン457は、所望の位置でバケット部を保持するためにバケットの各側部における位置合わせされた孔で保持され得る。図11dに示す位置の一例は、バケット部の間隔をおいた上孔451及び453がドーザブレードにおける孔と位置合わせされ、並びに上位位置でバケット部を保持するために、各側部において一対の係止ピンが位置合わせされた孔と係合される。
【0024】
図11a、図11b、及び図11cは、ドーザブレードからバケット部を枢軸的に支持するためにピボットピン457を受け止める孔451、453又は455の1つを使用することにより可能となるドーザブレードに対するバケット部の3つの姿勢を示す。各事例では、バケット部が最低位置にある場合に、バケット部の後縁はドーザブレードの前面上に位置する。更に、各事例ではバケット部は手動で上位位置に上げるか、又はバケット部を上げるために掘削機械のバケットを使用することができる。
【0025】
バケット部の最前方の孔451がピボットピン457により係合される場合は(図11aに示す)、掘削機械が水平である場合に、バケット部が最低位置にある場合には実質的に水平であり、この様態で地ならしに使用できる。
【0026】
バケット部の最後方の孔453がピボットピン457により係合される場合は(図11bに示す)、掘削機械が水平である場合に、バケット部が最低位置にある場合には前下方に傾き、この様態で掘削に使用できる。
【0027】
バケット部の最下方のスロット状孔455がピボットピン457により係合される場合は(図11cに示す)、バケット部が最低位置にある場合に、ドーザブレードとバケット部の最後縁が当接する軸について、ある範囲までは回動が可能であるため、ある程度の動作が可能となり、掘削機械の前方への動作に関しては掘削するために、又は掘削機械の後方への動作に関して地ならしのためにバケット部を使用できるようになる。
【0028】
バケット部の各側部に一連の3つの孔があるので、ドーザブレードに対するバケットの位置は、所望の作業様態によって変えることが可能である。
【0029】
更に、図9及び図10に示すように、床板の底面には前縁及び後縁に隣接する領域に補強帯板461及び463が備わり、補強帯板の間の部分には実質的に三角形の板465が備わり、該三角形の板の側部は前縁から後縁に収束する。掘削バケットをドーザブレードのバケット部を回動させるために使用する場合に、掘削機械のバケットの歯が補強帯板と噛み合って、掘削機械のバケットの歯が破損するのを防ぐために三角形の板が存在する。
【0030】
明細書を通して、文中に明記されない限り、「有し」又は「有する」等の派生語は、記載される実体又は実体の群を含むことを意味するが、しかし、他の実体又は他の実体の群を除外するものではない。
【0031】
本発明の範囲は、上記記載の実施形態の特定の範囲に限定されない。特に、本発明は、グレーダ、ドーザ、バックホウ、土工用アタッチメントを有する農用トラクタ車両等、主要な又は補助的な土工エレメントとしてドーザブレードを使用する土工装置に適用することが可能であるために、本発明は、各実施形態において示されるような形態の掘削機械への使用に限定されない。
【0032】
【図面の簡単な説明】
以下の添付図面に関して説明する。
【図1】
図1は、第1の実施形態によるバケット部の等角図である。
【図2】
図2は、掘削機械のドーザブレードに装着された第1の実施形態によるバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図3】
図3は、第1の実施形態によるバケット部がドーザブレードに取り付けられ、下位位置にバケット部を備える上位位置におけるドーザブレードを示す図2の掘削機械の側面図である。
【図4】
図4は、第1の実施形態によるバケット部がドーザブレードに取り付けられ、上位位置にバケット部を備える下位位置におけるドーザブレードを示す図2及び図3の掘削機械の側面図である。
【図5】
図5は、第2の実施形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図6】
図6は、第3の実施形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図7】
図7は、第4の実施形態の一形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図8】
図8は、第5の実施形態の一形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図9】
図9は、第6の実施形態によるバケット部の上部等角図である。
【図10】
図10は、第6の実施形態によるバケット部の下部等角図である。
【図11】
図11a、11b、11c、及び9dは、各々ブレードに対してバケット部の4つの可能な位置を示す本発明の第6の実施形態による概略側面図である。
(技術分野)
本発明は、掘削機械、グレーダ、ドーザ及びその他の土工装置のブレードと共に使用するためのアタッチメントに関する。
【0002】
(背景技術)
本発明の適用は、例えば、ドーザブレードと共に使用するためのアタッチメントに関する。前記ドーザブレードは掘削機械に備えられ、オペレータが掘削前に地面を片付ける又は掘削作業後に地面を地ならしすることを可能とする付加機能を前記掘削機械と連携することで提供する。このようなドーザブレードに関して直面している困難は、ドーザブレードが本質的に直線状の構造を有し、ドーザブレードの高さが低い場合があるため、ドーザブレードにより移動することができる土砂の量が十分でない事情に関係する。更に、ドーザブレードの側部及び上端を超えて土砂が流出する場合には、該土砂の存在により掘削機械の無限軌道が牽引力を失う可能性があり、時には、掘削機械が危険な状況に置かれる原因に成り得る。上記記載は、本発明の適用の1つに関し、本発明の範囲を限定する目的を意図しない。
【0003】
本明細書中での「ドーザブレード」という用語は、土工を目的とするあらゆる車両に取り付けられたブレードを含み、ブレードが実質的に上方を向いて車両に対して横に伸びるように車両から支持される直線状のブレードを含む。該ブレードは、車両の横方向に平行な軸に関して湾曲していてもよい。
【0004】
(発明の開示)
従って、本発明は、ドーザブレード用アタッチメントに属し、ドーザブレード用アタッチメントは、2つの対向する側部、後縁、及び前縁を画定する閉塞床板を備え、該後縁及び前縁が互いに離れて該側部間に伸びるバケット部を有し、更に、バケット部は床板の対向する側部に配置され且つ床板から上方に伸び、及び前縁及び後縁の間に少なくとも部分的に伸びる2つの側板を有し、並びに、各側板において後縁の最も近くに結合し、後縁がドーザブレードの下端部に極めて接近する部分から床板が前方に伸びて実質的に閉塞下端部を備えるバケットを画定する下位位置と、床板が上方に伸び、及び後縁がドーザブレードから前上方に離れる上位位置との間でドーザブレードの主軸に対して実質的に平行な軸についてアタッチメントを移動可能にするためにドーザブレードにアタッチメントを装着できるように適合させた固定手段を有する。
【0005】
本発明の好適な特徴により、側板は後縁から前縁に伸びる方向に高さが収束する。
【0006】
本発明の好適な特徴により、側板は伸長部を備えるために後縁を超えて伸び、及びドーザブレードの各側部に対して伸長部を設置できるように間隔を備える。本発明の好適な特徴により、バケットは各側板の上端部間に伸びる上部伸張板を有し、バケットが下位位置の場合に、前記上部伸張板はドーザブレードの上方伸張部を提供する。
【0007】
本発明の好適な特徴により、側板の前端は前縁で終わる。
【0008】
本発明の好適な特徴により、ドーザブレードへのアタッチメントの装着は、回動可能な装着部分を有する。本発明の好適な特徴により、回動可能な装着部分は各側板とドーザブレードの端部付近の間に備わる位置合わせされた孔を介して保持され得るピボットピンを有する。本発明の好適な特徴により、アタッチメント又はドーザブレードの位置合わせされた孔が、ドーザブレード上でアタッチメントが配置を変えることを可能にするためにスロット状である。本発明の好適な特徴により、回動可能な装着部分は、アタッチメントを下位位置及び/又は上位位置に保持するための係止手段を有する。本発明の好適な特徴により、係止手段は、上位位置と下位位置との間で1つ以上の位置にアタッチメントを保持可能にするために用いられる。本発明の好適な特徴により、ドーザブレードにおける位置合わせされた孔は、下位位置にある場合に、アタッチメントの配置を変えるために選択することが可能である一連の孔の1つを有する。本発明の更なる好適な特徴により、アタッチメントにおける位置合わせされた孔は、下位位置にある場合に、アタッチメントの配置を変えるために選択することが可能である一連の孔の1つを有する。一実施形態により、一連の孔の少なくとも1つの孔は、少なくとも1つの孔が位置合わせされた孔である場合に、ドーザブレード上でアタッチメントが配置を変えることを可能にするためにスロット状である。
【0009】
本発明は、次のいくつかの詳細な実施形態の記載により、さらに理解が深まるであろう。
【0010】
(発明を実施するための形態)
第1の実施形態は、図1、図2、図3、及び図4に示すように、掘削機械15のドーザブレード13に装着するためのバケット部11を有する。掘削機械15は、バケット19を支持し、掘削の目的のために使用することができる多関節ブーム17を有する。ブーム17は、掘削機械15の本体により支持され、実質的に垂直な軸の周りを回転可能となっており、そのためアームは掘削機械15を囲む土砂を掘削するために掘削機械15の周りのいかなる位置にでも配置できる。掘削機械の本体は、装軌式車台21から支持される。ドーザブレード13は、アーム23により装軌式車台21から支持され、装軌式車台21とアーム23の間に装着される油圧シリンダー25の作動を介して垂直に上昇することができる。
【0011】
図2、図3、及び図4に示す形態の掘削機械に関して直面する困難は、ドーザブレードの上端及びドーザブレードの側部を超えて土砂が流出し、装軌式車台21と地面の間の牽引力に不都合に影響し得るというドーザブレード13の限定された寸法に関する。
【0012】
更に、掘削機械の使用は、重量物を多関節アーム17で支持する場合に、機械において該重量物に対抗する重量が不十分である点で、多少限定される。掘削機械が起伏のある地面及び/又は傾斜地にある場合には、より一層問題となる。従って、掘削機械は、掘削機械で掘られた溝や穴では重い品目の運搬又は配置を行うために使用することができない。
【0013】
本実施形態は、2つの側縁、前縁33及び後縁35を備える閉塞床板31を有するバケット部11を有する。床板31は、各側縁から一対の側板37を支持し、該側板は床板から上方に伸び、及び後端から前端の方へ高さが収束している。各側板37の後端39は、ドーザブレードの形状に補足的なアーチ形の形状であるために、床板31の後縁35がドーザブレード13の下端部に極めて接近する場合に、側板37の後端39はドーザブレードの前面に対して接触又は極めて接近する。
【0014】
側板37の後端39の上端部は各々ブラケットに形成される孔を備えるブラケットを有する固定部材41を支持し、及びドーザブレードの後方において各端部にもまた、孔を備えるブラケットが備わる(図示せず)。アタッチメントをドーザブレードに装着する場合に、固定部材41の孔は対応するドーザブレードの孔に位置合わせされ、及び一対の位置合わせされた孔は、ドーザブレード13の各側部でピボットピン43により係合される。ピボットピン43によりバケット部11が回動可能に支持されるため、図2及び図4に示す下位位置において、後縁がドーザブレード13の下端部と接触し、床板31がドーザブレード13から前方に伸びる状態と、図4に示す上位位置において床板31がドーザブレード13から上方に伸び、後縁35がドーザブレード13の前方に位置し、及びドーザブレードの下縁よりも高く位置する状態との間で、ドーザブレード13の長軸に対してバケットが回動可能になる。図2及び図3に示す下位位置から図4に示す上位位置へのバケット部の動作は、本実施形態の場合に、床板31の底面に対してバケット19を用いることを介して外部から加えることができる上昇力を使用することにより達成される(図4に示す)。
【0015】
第1の実施形態では、ドーザブレードの前方への伸長部を備えることにより、ドーザブレードと共にバケットを形成する掘削機械のドーザブレード用アタッチメントを提供する。
【0016】
土砂を平坦にするためにドーザブレードに装着したアタッチメント11と共にドーザブレードを使用する試験の結果として、ドーザブレードに固定されたアタッチメントを備えるドーザブレードの作用を介して、装軌式車台21と地面の間の牽引力に影響を及ぼすドーザブレードを超える土砂の流出がなく、より多くの土砂を移動することができる点で、ドーザブレードの作用が非常に向上することが分かった。更に、ドーザブレードに固定されたアタッチメントを備えるドーザブレードは、掘削工程に先立ち、又は続いて地ならししようとする場合に土砂の移動に使用することができる。更に、ドーザブレード13及びバケット部により形成されるバケットが、一旦、土砂で満たされると、土砂を移動する必要がある場合は、土砂を所望の捨土位置に運搬することができ、捨土位置では図4に示すように掘削機械のバケット19を使用してアタッチメントを上方に回動することによりバケットから土砂を捨てることができる。又は、バケット19の使用を介してアタッチメントの上昇を制御することにより、土砂は広範囲にわたり制御下で分配することができる。
【0017】
更にドーザブレード13がアタッチメント11と連携して提供されるバケットは、多関節アーム17に備わるバケット19が装軌式車台上でドーザブレードに対して反対側に位置する場合に、バケット上に積まれた十分な量の土砂又は物質を前記バケット19に対するカウンタウェイトとして提供することを可能にする。結果として、掘削機械が転倒することなくバケット19及び/又はアーム17を重量物の持上げに使用することができる。更に、バケット部は積荷の運搬に使用することもできる。
【0018】
結果的な効果として、アタッチメントの存在により、アタッチメントを備えない掘削機械の通常の能力以上に掘削機械の効用が著しく向上する。よって、掘削機械は、少なくとも部分的に、アタッチメントがない場合は遂行できない業務範囲を遂行する場合に使用することができ、及び結果として、掘削現場にて業務を完了させるためのもう1つの機械の存在の必要性を減らすことができる。
【0019】
本発明の第2の実施形態は、図5に示し、及び第1の実施形態のバケットアタッチメントと同様の形状のバケットアタッチメント111を有する。図5に関して、図2、図3、及び図4に示す対応する部品に関連して同一の番号が使用される。第2の実施形態のバケット部は、側板137がドーザブレード13上のピボットピン41を超えてドーザブレード13の後方へ伸びる後方伸張部145を備える点が第1の実施形態のバケット部とは違う。各側板137の間の間隔は、伸張部がドーザブレード13の各端部近くに極めて接近して配置できるような間隔である。更に、ピボット41の領域において各側板137の上端部はドーザブレードの上縁を超えて伸びるため、側板137の上端部が隆起部から前縁133の方向に収束する。更に、側板は各側板137の隆起部の間を伸びる上方伸長板147を支持し、及び、該上方伸長板147は、図5に示すようにバケット部が下位位置にある場合に、上方伸長板147がドーザブレード13に上方伸張部を提供するように配置される。第2の実施形態は、小旋回機能のみを備え(すなわち、無限軌道の幅の範囲内でのみ装軌式車台上で回転可能な機械)、ドーザブレード上にブームを配置することが不可能な掘削機械に適する。第2の実施形態では、ドーザブレードとアタッチメント111の組合せからなるバケットが、より大量の積荷を備えることが可能である。
【0020】
第3の実施形態は、図6に示すように第2の実施形態の変形であり、異なる点として側板237の上方伸張部を含まず、及び後方伸張部245のみを備える。
【0021】
第4及び第5の実施形態は、それぞれ図7及び図8に示すようにそれぞれが第2及び第3の実施形態の変形を含む。第4及び第5の実施形態の場合は、側板の後方伸張部345は、ドーザブレードの各端部における孔と位置合わせすることができる一連の孔349を備え、該孔は下位位置、又は複数の上位位置のいずれかにおいてバケット部を保持するために位置合わせされた孔と係合する係止ピンを保持することができる。
【0022】
第6の実施形態は、図9、図10、図11a、図11b、及び図11cに示すように第2、第3、及び第5の実施形態の変形である。第6の実施形態のバケット部は、各側板が一対の係止ピン457によりドーザブレードの各端部における孔と位置合わせすることができる一連の3つの孔451、453、及び455を備えるために、複数の位置においてドーザブレードから支持され得る。孔は、ブレードの側板の上方後縁の近くに位置する一対の間隔をおいた上孔451及び453、並びにアーチ形スロット状下孔455を有する。孔は互いに均等に間隔をおく。
【0023】
更に、ドーザブレードは一対の間隔をおいた孔を備え、該ドーザブレードにおける孔の間隔はバケット部における孔同士の間隔と対応する。結果的に、バケット部の3つの孔における一対はいずれもドーザブレードにおける孔と位置合わせすることができ、及び一対の係止ピン457は、所望の位置でバケット部を保持するためにバケットの各側部における位置合わせされた孔で保持され得る。図11dに示す位置の一例は、バケット部の間隔をおいた上孔451及び453がドーザブレードにおける孔と位置合わせされ、並びに上位位置でバケット部を保持するために、各側部において一対の係止ピンが位置合わせされた孔と係合される。
【0024】
図11a、図11b、及び図11cは、ドーザブレードからバケット部を枢軸的に支持するためにピボットピン457を受け止める孔451、453又は455の1つを使用することにより可能となるドーザブレードに対するバケット部の3つの姿勢を示す。各事例では、バケット部が最低位置にある場合に、バケット部の後縁はドーザブレードの前面上に位置する。更に、各事例ではバケット部は手動で上位位置に上げるか、又はバケット部を上げるために掘削機械のバケットを使用することができる。
【0025】
バケット部の最前方の孔451がピボットピン457により係合される場合は(図11aに示す)、掘削機械が水平である場合に、バケット部が最低位置にある場合には実質的に水平であり、この様態で地ならしに使用できる。
【0026】
バケット部の最後方の孔453がピボットピン457により係合される場合は(図11bに示す)、掘削機械が水平である場合に、バケット部が最低位置にある場合には前下方に傾き、この様態で掘削に使用できる。
【0027】
バケット部の最下方のスロット状孔455がピボットピン457により係合される場合は(図11cに示す)、バケット部が最低位置にある場合に、ドーザブレードとバケット部の最後縁が当接する軸について、ある範囲までは回動が可能であるため、ある程度の動作が可能となり、掘削機械の前方への動作に関しては掘削するために、又は掘削機械の後方への動作に関して地ならしのためにバケット部を使用できるようになる。
【0028】
バケット部の各側部に一連の3つの孔があるので、ドーザブレードに対するバケットの位置は、所望の作業様態によって変えることが可能である。
【0029】
更に、図9及び図10に示すように、床板の底面には前縁及び後縁に隣接する領域に補強帯板461及び463が備わり、補強帯板の間の部分には実質的に三角形の板465が備わり、該三角形の板の側部は前縁から後縁に収束する。掘削バケットをドーザブレードのバケット部を回動させるために使用する場合に、掘削機械のバケットの歯が補強帯板と噛み合って、掘削機械のバケットの歯が破損するのを防ぐために三角形の板が存在する。
【0030】
明細書を通して、文中に明記されない限り、「有し」又は「有する」等の派生語は、記載される実体又は実体の群を含むことを意味するが、しかし、他の実体又は他の実体の群を除外するものではない。
【0031】
本発明の範囲は、上記記載の実施形態の特定の範囲に限定されない。特に、本発明は、グレーダ、ドーザ、バックホウ、土工用アタッチメントを有する農用トラクタ車両等、主要な又は補助的な土工エレメントとしてドーザブレードを使用する土工装置に適用することが可能であるために、本発明は、各実施形態において示されるような形態の掘削機械への使用に限定されない。
【0032】
【図面の簡単な説明】
以下の添付図面に関して説明する。
【図1】
図1は、第1の実施形態によるバケット部の等角図である。
【図2】
図2は、掘削機械のドーザブレードに装着された第1の実施形態によるバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図3】
図3は、第1の実施形態によるバケット部がドーザブレードに取り付けられ、下位位置にバケット部を備える上位位置におけるドーザブレードを示す図2の掘削機械の側面図である。
【図4】
図4は、第1の実施形態によるバケット部がドーザブレードに取り付けられ、上位位置にバケット部を備える下位位置におけるドーザブレードを示す図2及び図3の掘削機械の側面図である。
【図5】
図5は、第2の実施形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図6】
図6は、第3の実施形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図7】
図7は、第4の実施形態の一形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図8】
図8は、第5の実施形態の一形態によるバケット部がドーザブレードに装着され、下位位置にバケット部を備える掘削機械の等角図である。
【図9】
図9は、第6の実施形態によるバケット部の上部等角図である。
【図10】
図10は、第6の実施形態によるバケット部の下部等角図である。
【図11】
図11a、11b、11c、及び9dは、各々ブレードに対してバケット部の4つの可能な位置を示す本発明の第6の実施形態による概略側面図である。
Claims (14)
- ドーザブレード用アタッチメントであって、
2つの対向する側部、後縁及び前縁を画定する閉塞床板を備え、更に2つの側板を有するバケット部と
各側板において前記後縁の最も近くに結合する固定手段とを有し、
前記バケット部において、前記後縁及び前縁は互いに離れて前記側部間に伸び、前記側板は前記床板の対向する側部に配置され且つ床板から上方に伸び、及び前記前縁と後縁の間に少なくとも部分的に伸び、
前記固定手段は、後縁がドーザブレードの下端部に極めて接近する部分から床板が前方に伸びて実質的に閉塞下端部を備えるバケットを画定する下位位置と、床板が上方に伸び、及び後縁がドーザブレードから前上方に離れる上位位置との間でドーザブレードの主軸に対して実質的に平行な軸についてドーザブレード上でアタッチメントを移動可能にするためにドーザブレードにアタッチメントを装着できるように適合させたことを特徴とするドーザブレード用アタッチメント。 - 側板が後縁から前縁に伸びる方向に高さが収束することを特徴とする請求項1に記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 側板が伸張部を備えるために後縁を超えて伸び、及びドーザブレードの各側部に対して伸張部を配置できるように間隔を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のドーザブレード用アタッチメント。
- バケットは各側板の上端部間に伸びる上方伸張板を有し、バケットが下位位置の場合に前記上方伸張板はドーザブレードの上方伸張部を提供することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 側板の前端は前縁で終わることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 固定手段が回動可能な装着部分を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 回動可能な装着部分は、各側板とドーザブレードの端部付近の間に備わる位置合わせされた孔を介して保持され得るピボットピンを有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載のドーザブレード用アタッチメント。
- アタッチメント又はドーザブレードの位置合わせされた孔が、ドーザブレード上でアタッチメントが配置を変えることを可能にするためにスロット状であることを特徴とする請求項7に記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 回動可能な装着部分は、アタッチメントを下位位置及び/又は上位位置に保持するための係止手段を有することを特徴とする請求項7又は8に記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 係止手段が、上位位置と下位位置との間で1つ以上の位置にアタッチメントを保持可能にするために用いられることを特徴とする請求項9に記載のドーザブレード用アタッチメント。
- ドーザブレードにおける位置合わせされた孔は、下位位置にある場合に、アタッチメントの配置を変えるために選択することが可能である一連の孔の1つを有することを特徴とする請求項7から10のいずれか1つに記載のドーザブレード用アタッチメント。
- アタッチメントにおける位置合わせされた孔は、下位位置にある場合に、アタッチメントの配置を変えるために選択することが可能である一連の孔の1つを有することを特徴とする、請求項7から10のいずれか1つに記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 一連の孔の少なくとも1つの孔は、少なくとも1つの孔が位置合わせされた孔である場合に、ドーザブレード上でアタッチメントが配置を変えることを可能にするためにスロット状であることを特徴とする、請求項11又は12のいずれか1つに記載のドーザブレード用アタッチメント。
- 本明細書中に記載されるドーザブレード用アタッチメントと実質的に同様であることを特徴とするドーザブレード用アタッチメント。
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