JP2004362491A - ウィルス駆除関連データの更新履歴情報管理システム及び更新履歴情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機等の携帯端末機器を使用するユーザが、ウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報を簡単に入手することができる更新履歴情報管理システム及び更新履歴情報管理方法の提供。
【解決手段】携帯端末機器を保有するユーザと、ユーザの携帯端末機器に組み込まれたウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報を管理する更新履歴情報管理サーバとが通信ネットワークを介して接続され、予め登録されたユーザがサービス提供サイトで新たなウィルス駆除プログラムやパターンファイルの配信を依頼すると、その情報をユーザに対応付けて更新履歴情報管理サーバに記憶する。そして、ユーザが上記サイトにアクセスして更新履歴情報の提供を要求すると、更新履歴情報管理サーバではユーザを認証した後、該ユーザの更新履歴情報を照合してユーザの携帯端末機器に送信する。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機などの携帯端末機器に組み込まれたウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報を管理する更新履歴情報管理システム及び更新履歴情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及により、コンピュータ機器や携帯端末機器で電子メールをやりとりしたり、webサイトにアクセスして様々な情報が簡単に入手できるようになってきている。その一方で、電子メールやwebサイトのコンテンツを媒体としてコンピュータ機器や携帯端末機器に侵入し、内部のデータやプログラムを改竄したり破壊するコンピュータウィルスが大きな社会問題になっている。
【0003】
このコンピュータウィルスによる被害を防止するために、ウィルス駆除プログラム(アンチウィルスプログラムやウィルスワクチンプログラム、ワクチンソフトなどとも呼ばれる。以下、代表してウィルス駆除プログラムと呼ぶ。)が提供されており、このウィルス駆除プログラムをコンピュータ機器や携帯端末機器にインストールすることによりコンピュータウィルスを駆除又は侵入を阻止することができる。このウィルス駆除プログラムには、種々のコンピュータウィルスを検出するためのパターンファイル(ウィルスワクチンなどとも呼ばれる。以下、代表してパターンファイルと呼ぶ。)が記録されており、コンピュータ機器や携帯端末機器に侵入するデータやプログラムの中にパターンファイルと一致する部分がある場合に、そのデータやプログラムをコンピュータウィルスと判断する。
【0004】
このウィルス駆除プログラムに関して、例えば、特開2002−259150号公報には、新種ウィルスの感染を防いで障害の発生を防止することを目的として、複数のワクチンソフトメーカから各メーカにおけるウィルスの対応状況情報を取得して新種ウィルス対応状況情報記憶手段に記憶し、複数の利用者からワクチンソフト関連情報を得て利用者情報記憶手段に記憶し、利用者情報記憶手段から利用者のワクチンソフト関連情報を取得し、そのワクチンソフト関連情報を元に新種ウィルス対応状況情報記憶手段から該当する新種ウィルス対応状況情報を取得するワクチンソフト提供方法が開示されている。
【0005】
また、パターンファイルに関して、例えば、特開2002−196942号公報には、コンピュータウィルスに対する認識の低いユーザに対しても自然にパターンファイルの更新を行うように仕向けることを目的として、コンピュータウィルス対策プログラムに係るパターンファイルを格納するパターンファイル格納手段と、動画データを主体としたコンテンツ情報を、当該コンテンツ情報の提供者と関連付けて蓄積するコンテンツ情報記憶手段と、ユーザの端末からの配信要求に応じてパターンファイルとコンテンツ情報とを送信する手段と、ユーザの端末画面上で上記コンテンツ情報に含まれる動画データを再生させる手段と、上記パターンファイルに基づき、ユーザの端末に対してウィルス対策処理を実行する手段とを備えるパターンファイル更新システムが開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−259150号公報(第4−8頁、第1図)
【特許文献2】
特開2002−196942号公報(第4−7頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようにウィルス駆除プログラムをコンピュータ機器や携帯端末機器にインストールし、パターンファイルを組み込むことにより、その段階で知られているコンピュータウィルスを駆除又は侵入を阻止することができるが、コンピュータウィルスは日々新しい種類が発生しているため、ウィルス駆除プログラムが新種のコンピュータウィルスに対応するパターンファイルを備えていなければ、有効にコンピュータウィルスを駆除又は侵入を阻止することができない。従って、コンピュータ機器や携帯端末機器を所有するユーザは常に最新のウィルス駆除プログラムやパターンファイルを入手する必要がある。
【0008】
そして、コンピュータ機器や携帯端末機器のユーザは、常にコンピュータ機器や携帯端末機器に組み込まれたウィルス駆除プログラムやパターンファイルの情報を管理する必要があるが、その管理は容易ではない。特に、携帯電話機の場合はコンピュータ機器のように画面上にウィルス駆除プログラムの設定画面を表示してウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報などを確認することは困難なため、ユーザ自身でいつ、どのようなウィルス駆除プログラムやパターンファイルを組み込んだかなどの更新履歴情報を管理するしかなかった。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、携帯電話機等の携帯端末機器を使用するユーザが、ウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報を簡単に入手することができる更新履歴情報管理システム及び更新履歴情報管理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の更新履歴情報管理システムは、ユーザが所有する携帯端末機器と、ウィルス駆除プログラム又はパターンファイルを配信する事業者が運営するサーバとが通信ネットワークを介して接続されてなるシステムにおいて、前記サーバには、前記ユーザに配信した前記ウィルス駆除プログラム又は前記パターンファイルに関する更新履歴情報を記憶する手段を備えるものである。
【0011】
本発明においては、前記更新履歴情報は、前記ウィルス駆除プログラムのバージョン情報又は前記パターンファイルのアップデート情報のいずれかを含むことが好ましい。
【0012】
また、本発明においては、前記サーバに、ユーザを特定する情報を記憶する手段と、ユーザを認証する手段とを備え、認証された前記ユーザに対して前記更新履歴情報が提供される構成とすることができる。
【0013】
また、本発明の更新履歴情報管理方法は、ユーザが所有する携帯端末機器と、ウィルス駆除プログラム又はパターンファイルを配信する事業者が運営するサーバとが通信ネットワークを介して接続されてなるシステムにおける更新履歴情報管理方法であって、前記サーバでは、前記ユーザに配信した前記ウィルス駆除プログラム又は前記パターンファイルに関する更新履歴情報を記憶し、前記ユーザからの要求に応じて、又は自動的に、前記ユーザに前記更新履歴情報を提供するものである。
【0014】
また、本発明の更新履歴情報管理サービスは、上記更新履歴情報管理方法を用いた更新履歴情報管理サービスであって、前記ユーザの前記携帯端末機器からアクセス可能なインターネット上のサイトで前記更新履歴情報の提供依頼を受け付け、前記ユーザの前記携帯端末機器に対して前記更新履歴情報を送信するものである。
【0015】
このように、本発明は、通信ネットワークを介してユーザの携帯端末機器に接続される更新履歴情報管理サーバに、ユーザにどのようなウィルス駆除プログラムやパターンファイルをいつ提供したかなどの更新履歴情報を記憶する手段を設け、ユーザからの要求に応じて又は自動的に更新履歴情報を提供することにより、ユーザは自ら更新履歴情報を管理しなくてもウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報などを簡単に知ることができ、コンピュータウィルスに対して効果的に対処することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の携帯端末機器における更新履歴情報管理システムは、携帯電話機やPHSなどの携帯端末機器を保有するユーザと、各々のユーザの携帯端末機器に組み込まれたウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報を管理する更新履歴情報管理サーバとが通信ネットワークを介して接続されたものであり、予め登録されたユーザが更新履歴情報管理サービスを提供する事業者のサイトで新たなウィルス駆除プログラムやパターンファイルの配信を依頼したら、その情報をユーザに対応付けて更新履歴情報管理サーバに記憶する。
【0017】
そして、携帯端末機器のユーザが上記サイトにアクセスして更新履歴情報の提供を要求すると、更新履歴情報管理サーバではユーザを認証した後、該ユーザの更新履歴情報を照合してユーザの携帯端末機器に送信する。これにより、ユーザは自らウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報を管理しなくても簡単に更新履歴情報を入手することができ、この更新履歴情報を参照して最新のウィルス駆除プログラムやパターンファイルの配信を依頼することにより、コンピュータウィルスから携帯端末機器を有効に保護することができる。
【0018】
なお、最新のウィルス駆除プログラムやパターンファイルに関する情報をユーザに電子メールで配信するサービスはあるが、このサービスはサービスを提供する事業者から一方的に情報を配信するものであり、各々のユーザの携帯端末機器に組み込まれたウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴に関する情報を提供するものではなく、ユーザ自身が更新履歴情報を管理しなければならないことに変わりはない。従って、本発明の更新履歴情報管理システムによって、初めて、ユーザ毎の更新履歴情報を管理しユーザに提供することができる。特に、携帯電話機のようにウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報を簡単に画面上に表示することができない機器において効果的である。
【0019】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る更新履歴情報管理システム及び更新履歴情報管理方法について、図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る携帯端末機器におけるウィルス駆除プログラム又はパターンファイルの更新履歴情報を管理するシステムの構成を模式的に示す図であり、図2は、更新履歴情報管理サーバの機能を示すブロック図である。また、図3及び図4は、ユーザと事業者(更新履歴情報管理サーバ)とで行われる処理を示すフローチャート図であり、図5は、携帯端末機器の画面に表示される新規登録画面の構成例を示す図である。
【0020】
なお、以下の説明において、携帯端末機器にはウィルス駆除プログラムがプリインストールされているか、販売店にてインストールされているか、若しくはウィルス駆除プログラムの配信サービスなどを利用してユーザがウィルス駆除プログラムをインストールしているものとする。
【0021】
図1に示すように、本実施例の携帯端末機器におけるウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報管理システム1は、携帯電話機やPHS、その他メール送受信機能を備える機器等の携帯端末機器を保有するユーザ2と、更新履歴情報管理サービスを提供する事業者5と、該事業者が管理する更新履歴情報管理サーバ6とが、移動電話回線網3やインターネット4などの通信ネットワーク5を介して接続されている。なお、図1の構成は本実施例の履歴情報管理システム1の基本構成を示す図であり、ウィルス駆除プログラムを配信するサーバやパターンファイルを配信するサーバなどが更新履歴情報管理サーバ6とは別に設けられている構成としてもよい。
【0022】
また、図2に示すように、更新履歴情報管理サーバ6は、本実施例の履歴情報管理システム1を利用するユーザ2を特定するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段7と、事業者5が運営するサイトにアクセスするユーザを認証するユーザ認証手段8と、登録したユーザ2に提供するウィルス駆除プログラムやパターンファイルなどを記憶するウィルス駆除関連データ記憶手段9と、各々のユーザに配信したウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報などの更新履歴情報を記憶する更新履歴情報記憶手段10とを備えている。
【0023】
なお、本実施例では、更新履歴情報管理サーバ6にウィルス駆除関連データ記憶手段9を備える構成としているが、更新履歴情報管理サーバ6ではウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報のみを記憶してユーザ2に提供する構成としてもよい。その場合は、ウィルス駆除プログラムやパターンファイルを配信するサーバを別に設け、これらのサーバからウィルス駆除プログラムやパターンファイルの配信情報を取得すればよい。
【0024】
上記構成の更新履歴情報管理システム1を用いた更新履歴情報の提供手順について説明する。以下の説明では、ユーザ2が携帯電話機を用いてサービスを利用する場合について説明する。
【0025】
まず、ユーザが更新履歴情報管理システム1に新規登録する場合について図3のフローチャート図を参照して説明する。ステップS101で、ユーザ2は携帯電話機を用いて更新履歴情報管理サービスを提供する事業者5が運営、管理するインターネット上のサイト(以下、サービス提供サイトと呼ぶ。)にアクセスする。このサービス提供サイトは、ウィルス駆除プログラムやパターンファイルを配信すると共に配信したウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報などの更新履歴情報を管理するサービスのみを提供するサイトとしてもよいが、コンピュータウィルスの駆除に関連する他のコンテンツを提供する構成としてもよい。
【0026】
上記サービスサイトにアクセスすると、携帯電話機の画面にメニュー画面(図示せず)が表示され、このメニュー画面に予め設けられた新規登録の項目を選択すると、図5に示すような新規登録するユーザの情報を入力する画面が表示される。そして、ステップS102で、ユーザ2の氏名や携帯電話機の機種名、携帯電話機の番号、電子メールアドレス等を入力してユーザ情報を送信すると、ステップS103で、サービス提供サイトではこのユーザ情報を更新履歴情報管理サーバ6のユーザ情報記憶手段7に記憶してこのユーザ2を新規登録し、ステップS104で、登録完了通知をユーザ2の携帯電話機に送信する。
【0027】
この新規登録の画面や送信するユーザ情報は図の構成に限らず、少なくともユーザを特定する情報と更新履歴情報を送信するために必要な情報とが含まれていればよく、また、既に携帯電話機にウィルス駆除プログラムがインストールされている場合はウィルス駆除プログラムの種類などの情報を加えてもよい。なお、携帯電話機の機種名を入力することにより、該携帯電話機に適したウィルス駆除プログラムやパターンファイルを提供することができる。
【0028】
ユーザ登録後、ユーザ2は上記サービス提供サイトにアクセスして、適宜、ウィルス駆除プログラムやパターンファイルの配信を要求することができ、ユーザ2から配信要求があると、サービス提供サイトはウィルス駆除関連データ記憶手段9から最新のウィルス駆除プログラムやパターンファイルを抽出してユーザ2の携帯電話機に配信すると共に、配信したウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報などの更新履歴情報をユーザ2に対応付けて更新履歴情報管理サーバ6の更新履歴情報記憶手段10に記憶する。
【0029】
次に、ユーザ2が更新履歴情報を入手する手順について、図4のフローチャート図を参照して説明する。まず、ステップS201で、同様にユーザ2は上記サービス提供サイトにアクセスし、ステップS202で、ユーザ2の氏名、携帯電話機の電話番号、電子メールアドレス等を送信して更新履歴情報の提供を要求する。なお、更新履歴情報の要求に際して送信する情報は上記に限定されず、ユーザ2を特定できる情報を含んでいればよい。
【0030】
次に、ステップS203で、事業者5はユーザ認証手段8を用いて、ユーザ2が送信した情報とユーザ情報記憶手段7に記憶されている情報とを比較してユーザの認証を行い、ユーザ2が送信した情報がユーザ情報記憶手段7に記憶されていれば正規に登録されたユーザ2と判定する。なお、ユーザ2の認証方法も特に限定されず、例えば、ユーザ2が携帯電話機の電話番号を送信した後、確認のためにユーザ2に氏名の入力を求めるなどとすることもできる。また、上記サービス提供サイトで自動的に携帯電話機を認識できる場合は、ユーザ2の氏名、携帯電話機の電話番号、電子メールアドレス等の情報を送信する必要はない。
【0031】
そして、登録されたユーザ2と確認されたら、ステップS204で、更新履歴情報記憶手段10に記憶されているユーザ2に対応する更新履歴情報を照合し、ステップS205で、照合した更新履歴情報をユーザ2に送信する。
【0032】
このように、本実施例の更新履歴情報管理システム1及び更新履歴情報管理方法では、ウィルス駆除プログラムやパターンファイルなどを配信する事業者5が管理する更新履歴情報管理サーバ6に、ユーザ2に配信したウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報などの更新履歴情報を記憶する更新履歴情報記憶手段10を備えているため、ユーザ2は簡単に更新履歴情報を入手することができ、ユーザ2自身が更新履歴情報を管理する手間を省くことができる。
【0033】
なお、上記実施例では、ユーザ2がサービス提供サイトにアクセスして更新履歴情報の提供を要求する構成としたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、更新履歴情報管理サーバ6からユーザ2の更新履歴情報を定期的に送信する構成としたり、新たなウィルス駆除プログラムやパターンファイルが配信可能な状態となったらユーザに更新履歴情報を配信してバージョンアップを促す構成とすることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯端末機器におけるウィルス駆除プログラム又はパターンファイルの更新履歴情報管理システム及び更新履歴情報管理方法によれば、携帯端末機器のユーザは、予め定められたサイトにアクセスして更新履歴情報の提供を要求するだけで、ユーザ自身の携帯端末機器のウィルス駆除プログラムのバージョン情報やパターンファイルのアップデート情報などの更新履歴情報を簡単に入手することができる。
【0035】
その理由は、本実施例の更新履歴情報管理サービスを提供する事業者が管理する更新履歴情報管理サーバには、ユーザに提供したウィルス駆除プログラムやパターンファイルの更新履歴情報を記憶する更新履歴情報記憶手段を備えているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る更新履歴情報管理システムの構成を模式的に示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係る更新履歴情報管理システムの更新履歴情報管理サーバの構成を模式的に示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る更新履歴情報管理方法の手順(新規登録)を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の一実施例に係る更新履歴情報管理方法の手順(更新履歴情報の配信)を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の一実施例に係る更新履歴情報管理システムにおける新規登録画面の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 更新履歴情報管理システム
2 ユーザ
3 移動電話回線網
4 インターネット
5 事業者
6 更新履歴情報管理サーバ
7 ユーザ情報記憶手段
8 ユーザ認証手段
9 ウィルス駆除関連データ記憶手段
10 更新履歴情報記憶手段
11 新規登録画面

Claims (7)

  1. ユーザが所有する携帯端末機器と、ウィルス駆除プログラム又はパターンファイルを配信する事業者が運営するサーバとが通信ネットワークを介して接続されてなるシステムにおいて、
    前記サーバには、前記ユーザに配信した前記ウィルス駆除プログラム又は前記パターンファイルに関する更新履歴情報を記憶する手段を備えることを特徴とする更新履歴情報管理システム。
  2. 前記更新履歴情報は、前記ウィルス駆除プログラムのバージョン情報又は前記パターンファイルのアップデート情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載の更新履歴情報管理システム。
  3. 前記サーバに、ユーザを特定する情報を記憶する手段と、ユーザを認証する手段とを備え、認証された前記ユーザに対して前記更新履歴情報が提供されることを特徴とする請求項1又は2に記載の更新履歴情報管理システム。
  4. ユーザが所有する携帯端末機器と、ウィルス駆除プログラム又はパターンファイルを配信する事業者が運営するサーバとが通信ネットワークを介して接続されてなるシステムにおける更新履歴情報管理方法であって、
    前記サーバでは、前記ユーザに配信した前記ウィルス駆除プログラム又は前記パターンファイルに関する更新履歴情報を記憶し、前記ユーザからの要求に応じて、又は自動的に、前記ユーザに前記更新履歴情報を提供することを特徴とする更新履歴情報管理方法。
  5. 前記更新履歴情報は、前記ウィルス駆除プログラムのバージョン情報又は前記パターンファイルのアップデート情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項4記載の更新履歴情報管理方法。
  6. 前記サーバでは、ユーザから送信されたユーザ情報と予め記憶されたユーザ情報とを比較してユーザを認証し、認証した前記ユーザに対して前記更新履歴情報を提供することを特徴とする請求項4又は5に記載の更新履歴情報管理方法。
  7. 請求項4乃至6のいずれか一に記載の更新履歴情報管理方法を用いた更新履歴情報管理サービスであって、
    前記ユーザの前記携帯端末機器からアクセス可能なインターネット上のサイトで前記更新履歴情報の提供依頼を受け付け、前記ユーザの前記携帯端末機器に対して前記更新履歴情報を送信することを特徴とする更新履歴情報管理サービス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007141168A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Ricoh Co Ltd 顧客装置管理システム、顧客装置管理方法及び顧客装置管理プログラム
JP2011504251A (ja) * 2007-09-26 2011-02-03 テー−モービレ インターナショナル アーゲー モバイル・ブロードキャスト・ネットワークにおけるウィルス/スパム防止方法
US8205256B2 (en) 2007-01-31 2012-06-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for detecting intrusion code and method using the same

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