JP2004358138A

JP2004358138A - Guard blade for shaver, and shaver using the same

Info

Publication number: JP2004358138A
Application number: JP2003176150A
Authority: JP
Inventors: Koji Muraoka; 貢治村岡
Original assignee: Shuho KK
Current assignee: Shuho KK
Priority date: 2003-04-11
Filing date: 2003-06-20
Publication date: 2004-12-24
Anticipated expiration: 2023-06-20
Also published as: JP4647193B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a guard blade for a shaver, and the shaver using the guard blade sharp and giving a good shaving feeling. <P>SOLUTION: In this guard blade for the shaver, and the shaver using the guard blade, printed coating is applied to at least land parts between arranged blade pores or elongate through holes by a printing method only on the skin contact side surface of the guard blade for the shaver. Printed coating should not extend to the pore edges of the back face of the guard blade. Printed coating is to be full surface printing or numerous linear printing printed with intersecting lines between blade pore arrays. Linear coating width t is to be 10-300 μm, preferably 30-100 μm, and linear coating thickness h is to be 2-100 μm, preferably 2-50 μm. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、剃り心地がよく、且つ、切れ味のよいシェーバー用ガードブレードに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
昨今、ひげ剃りに用いられるカミソリの主流は電気シェーバーとなっている。通常電気シェーバーは多数の細孔を配列したいわゆる電気シェーバー用ガードブレード（以下、ガードブレードと云う）と、その内側において接触回転乃至往復動する内刃よりなっている。従って、ひげ剃りの原理は前記細孔に導入された髭を細孔のエッジと内刃のエッジとにより剪断するものである。従って、電気シェーバーに求められる基本的な特性としては、エッジによる剪断の良さ、すなわち切れ味の良さと、ブレードの肌との接触が滑らかなことおよび髭毛の細孔へのスムーズな導入、すなわち剃り心地の良さとが要求される。
【０００３】
また、柄付きの軽便シェーバー、特に婦人向けを対象とした軽便シェーバーなどでは、刃の横滑りによる肌への切傷防止や取り扱い上の安全性を考慮して、カミソリ刃を細長孔を連続的に設けた軽便シェーバー用ガードブレード（以下、ガードブレードという）によりカバーし、カミソリの刃先を細長孔部にのみ肌に面して露出させてシェービングする形のものが見受けられる。しかしこの場合も、ステンレス製のガードブレードは肌との接触感が必ずしも滑らかで良好であるとは言えないものであった。
【０００４】
この内、従来も切れ味の良さについては、ブレード自身の材料的改善やブレード厚の薄厚化による改善等が試みられている。（例えば、特許文献１参照）
また、カミソリの剃り心地の改善のために各種の有機材料を刃面にコーティングし、肌との接触を滑らかにすることにより、剃り心地を改善することが行われている。（例えば、特許文献２参照）
【０００５】
【特許文献１】
特開昭５５−５８９３５号公報（第１頁左欄下より１〜１６行）
【特許文献２】
特開昭４６−１１３９号公報（第１頁左欄１７〜２５行）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の切れ味の良さと、剃り心地の良さの両者を十分に満足するガードブレードについては、必ずしも要求を満足されているとは言えない。
剃り心地は、一義的には該ガードブレードと皮膚間の摩擦を少なくして滑らかな滑りを良くすること、および髭や肌毛を如何にスムーズに細孔に導入するかにかかっており、また切れ味の良さは剪断エッジのシャープさにかかっていると言えよう。
【０００７】
この剃り心地を改善する目的のために、従来、ガードブレードの表面に４フッ化エチレン樹脂等のコーティングを施すことが行われている。この従来のコーティングにより剃り心地を改善したものは、図５に示すようにガードブレードの剪断エッジ７にコーティング被覆７０が存在し、これが切れ味を劣化させてしまう不具合が生じていた。また、これを避けるため該エッジ部の被覆を取り除く、乃至エッジ部への被覆防止をする必要があり、このためには、それなりの別途技術を必要とし、且つ、時間、労力によるコストアップをもたらしていた。
【０００８】
本発明は、上記に鑑み、剃り心地がよく、且つ、切れ味のよいシェーバー用ガードブレードおよびそれを使用したシェーバーを提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明のシェーバー用ガードブレードは、
（１）シェーバー用ガードブレードの肌に接触する側の表面のみに印刷法により、配列されたブレード細孔間に印刷被膜を施こし、該印刷被膜がブレード裏面の細孔のエッジに及ばないものとしたものである。
【００１０】
（２）上述（１）における印刷被膜をシェーバー用ガードブレードの肌に接触する側の表面のみを全面印刷法により施したものであり、
（３）また、上述（１）における印刷被膜を線状印刷とし、少なくともブレード細孔配列間の交差線をもってブレード表面に印刷し、且つ、該線状印刷の線被膜幅（Ｂ）を１０〜３００μｍ、線被膜厚さ（Ｔ）を２〜１００μｍとしたものであり、
（４）さらに、上述（１）または（３）における線状印刷の線被膜幅（Ｂ）を３０〜１００μｍ、線被膜厚さ（Ｔ）を２〜５０μｍとしたものである。
【００１１】
また、本発明のシェーバー用ガードブレードは、
（５）上述の（１）、（３）、（４）のいずれかにおける線状印刷の線間ピッチを、２０〜１０００μｍとしたものであり、
（６）上述（１）〜（５）のいずれかにおける印刷被膜が、少なくともブレード細孔の印刷側表面におけるひげ剃り方向に面する細孔エッジを含む部分を非印刷部分としたものであり、
（７）上述（１）〜（５）のいずれかにおいて、シェーバー用ガードブレードの少なくともカミソリ刃先に添った折り曲げラインを構成する細長孔ランド部に、前記印刷被膜が施されているものであり、
（８）上述の（１）〜（７）における前記印刷被膜が、スクリーン印刷、パッド印刷、オフセット印刷またはグラビア印刷により印刷されたものである。
【００１２】
さらに、本発明のシェーバーは、
（９）上述の（１）〜（８）のいずれかのシェーバー用ガードブレードを使用したことを特徴とするものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】
［実施の形態１］
図１は、本発明の実施の形態１における、電気シェーバー用のガードブレードの表面を説明するための模式図である。
図２は、本発明の実施の形態１における、ガードブレードの断面の１例を示す説明図である。
図３は、本発明の実施の形態１における、ガードブレードの表面を拡大した説明図である。
図において、１はシェーバー用ガードブレード、２は表面、３は細孔、４は印刷被膜、４１は全面印刷による印刷被膜、６は裏面、７はブレードの裏面エッジ、ｈは印刷被膜の厚さである。
なお、図１において、連続配列する細孔および印刷部は、一部これを省略して記載されている。
【００１４】
本実施の形態においては、既成ブレード（Ｓ社製）を利用し下記仕様にて作成した。

【００１５】
各被膜厚さｈを調整しサンプル数各１０を作成した。上記各仕様のガードブレードをＳ社製シェーバーに取り付け、印刷被膜無しの従来のガードブレードと比較し剃り心地および切れ味を試験した。試験サンプル数は各１０である。比較試験の結果を表１に示す。
細孔内における印刷インキの被りについては、ほぼ印刷厚さに相当する程度の被りが見受けられたが、ｈ１〜ｈ３ではいずれも裏面エッジ部までには至っていないことが確認された。
本実施の形態のものは、切れ味は従来のものと殆ど変化無く、剃り心地は明らかに本実施の形態の方が勝っていることが確認された。
なお、被膜厚さｈについては、２μｍ以下では印刷が不可能でありまた作業性が極めて悪くなり、またｈ４のものでは印刷インキがブレード裏面エッジにまで達しているものがあり、切れ味を劣化させている。特に１００μｍを越えるものでは裏面エッジが印刷インキにより覆われ好ましくない。従って、被膜厚さとしては２〜１００μｍ、好ましくは作業性および経済的な観点から２〜５０μｍが望ましい。
【００１６】
なお、裏面エッジへの被りは、使用インキの塑性粘度（ポアズ）により異なるので、被膜厚さは塑性粘度とのバランスにより決めることが好ましい。また、前記印刷方法は、全面印刷に対しては本実施の形態におけるスクリーン法が好ましいが、パッド法、オフセット法またはグラビア印刷を使用することもできる。
【００１７】
【表１】

【００１８】
［実施の形態２］
図４は、本発明の実施の形態２における、ガードブレードの表面を拡大した説明図である。
図において、４２は線状印刷、５は細孔の剃り方向細孔エッジである。
なお、その他の部分については、前実施の形態１における記載に準じており、その説明を省略する。
【００１９】
本実施の形態においては、既成ガードブレード（Ｓ社製）を利用し下記仕様にて作成した。

【００２０】
線状印刷の線間ピッチは、配列された細孔のピッチ間のほぼ中央に線状印刷が位置するように、パッド印刷にて線状印刷した。各線被膜厚さｈを調整しサンプル数各１０を作成した。これを既成シェーバーに取り付け、実体によりその切れ味、および剃り心地の良否を従来のものと比較試験した。試験結果を表２に示す。
【００２１】
【表２】

【００２２】
線状印刷（線被膜幅ｔ３０〜１００μｍ）により、剃り心地は従来のものに比べ格段の向上が確認された。また、切れ味も概ね従来ブレードに比し遜色を認められない。前記実施の形態１における、切れ味に比べ本実施の形態のものは、より良いと判断される。これは実施の形態に比べ、線状印刷の印刷線と細孔の剃り方向の非印刷部分との性状差（摩擦係数の差および段差構造差）により髭毛の細孔への導入がよりスムースになっているためと思われる。
線被膜厚さｈ３では、ｈ１、ｈ２に比べ若干切れ味に差があるように見受けられるが、これは先の髭毛の細孔への導入の微妙な差によるものと思われる。
【００２３】
線被膜厚さが２μｍ以下では、線状印刷が線切れ等が生じ好ましくない。また１００μｍ以上は線状印刷そのものが形成出来ない。従って線被膜厚さｈは、２〜１００μｍ、好ましくは２〜５０μｍが望ましい。
【００２４】
［実施の形態３］
図６は、本発明の実施の形態３における、カミソリ刃をガードブレードにてカバーした軽便シェーバーの１例を示す説明図である。
図７は、本実施の形態３における、ガードブレードの１例を示す拡大説明図である。
図８は、本実施の形態３における、ガードブレードにてカバーされたカミソリ刃の状態を部分拡大し説明するための模式図である。
図において、４は印刷被膜、８は軽便シェーバー、９はシェーバー用ガードブレード、９１は細長貫通孔、９２は細長貫通孔ランド部、１０はカミソリ刃部、１１はカミソリ刃先部、Ａは折り曲げラインである。
なお、その他の部分については、前実施の形態１における記載に準じており、その説明を省略する。
【００２５】
本実施の形態３におけるシェーバー用ガードブレード９の仕様は下記のとおりである。

【００２６】
上記により印刷被膜を印刷されたガードブレード９を、折り曲げラインＡに沿って折り曲げ、カミソリ刃の刃先部に密着した状態で軽便シェーバーに嵌め込んだ軽便シェーバー８を、印刷被膜なしのガードブレードを嵌め込んだ軽便シェーバーと対比して腕部における肌毛をシェービング比較試験をした。
比較試験の結果、切れ味は両者殆ど変化なく、剃り心地良否判定では印刷被膜なしの場合の「やや劣る」に対して、本実施の形態のものは「極めて良い」の判定が認められた。
【００２７】
なお、本実施の形態３は、印刷被膜４が線状印刷による場合であるが、細長貫通孔ランド部表面全体を同様印刷による印刷しても良い。この場合は、軽便シェーバー用のガードブレードでは、Ａラインにての折り曲げ性を考慮されてその厚みが薄く制作されており、そのため印刷厚さを考慮する必要がある。
逆に、剃り心地の効果を長く維持するためには、印刷厚みを厚くする必要があり、この場合は本実施の形態３のごとく、細長貫通孔に印刷が掛からない線状印刷であることが望ましい。
【００２８】
上述の各実施の形態においては、それぞれ１実施例について説明されているが、この範囲に条件限定されるものではなく、本発明の目的と特許請求の範囲の範囲内において適宜選択することができる。
また、本発明の印刷に使用されるインキは、通常の印刷用インキに限定されるものではなく、通常の印刷用インキにフッ素樹脂を適量混合したもの、またはフッ素樹脂塗料をそのまま使用することもできる。
【００２９】
【発明の効果】
（１）シェーバー用ガードブレードの肌に接触する側の表面のみに印刷法により、配列されたブレード細孔間に印刷被膜を施こし、該印刷被膜がブレード裏面のエッジに及ばないものとすることにより、切れ味が良く且つ、剃り心地がよいシェーバー用ガードブレードを供給することができる。
（２）前記印刷被膜をシェーバー用ガードブレードの肌に接触する側の表面に全面印刷法により施すことにより、切れ味が良く、且つ剃り心地が良いシェーバー用ガードブレードを安価に供給することができる。
（３）前記印刷被膜を線状印刷とし少なくともガードブレード細孔配列間の交差線をもってガードブレード表面に印刷し、且つ、該線状印刷の線被膜幅（ｔ）を１０〜３００μｍ、線被膜厚さ（ｈ）を２〜１００μｍとすることにより、切れ味が良く、且つ剃り心地がより良いシェーバー用ガードブレードを供給できる。
【００３０】
（４）前記線状印刷の線幅被膜（ｔ）を３０〜１００μｍ、線被膜厚さ（ｈ）を２〜５０μｍとすることにより、（５）また、前記線状印刷の線間ピッチを２０〜１０００μｍとすることにより、（６）さらに、前記印刷被膜を、少なくともブレード細孔の印刷側表面におけるひげ剃り方向に面するエッジを含む部分が非印刷部分を構成しているものとしたことにより、（７）前記印刷被膜を、スクリーン印刷、パッド印刷、オフセット印刷またはグラビア印刷のいずれかで行うことにより、量産的により剃り心地の良い、切れ味の安定したシェーバー用ガードブレードを提供することができる。
【００３１】
（８）本発明は、上述の（１）〜（７）のいずれかに記載のシェーバー用ガードブレードを使用することにより、切れ味の良い、且つ剃り心地の良いシェーバーを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１における、電気シェーバー用ガードブレードの表面を説明するための模式図である。
【図２】本発明の実施の形態１における、ガードブレードの断面の１例を示す説明図である。
【図３】本発明の実施の形態１における、ガードブレードの表面を拡大した説明図である。
【図４】本発明の実施の形態２における、ガードブレードの表面を拡大した説明図である。
【図５】従来のコーティングブレードの断面の１例を示す説明図である。
【図６】本発明の実施の形態３における、カミソリ刃をガードブレードにてカバーした軽便シェーバーの１例を示す説明図である。
【図７】本実施の形態３における、ガードブレードの１例を示す拡大説明図である。
【図８】本実施の形態３における、ガードブレードにてカバーされたカミソリ刃の状態を部分拡大し説明するための模式図である。
【符号の説明】
１シェーバー用ガードブレード、２表面、３細孔、４印刷被膜、４０コーティング被膜、４１全面印刷被膜、４２線状印刷被膜、５剃り方向エッジ、６裏面、７裏面エッジ、７０コーティングエッジ、８軽便シェーバー、９シェーバー用ガードブレード、９１細長貫通孔、９２細長貫通孔ランド部、１０カミソリ刃部、１１カミソリ刃先部、Ａ折り曲げライン、ｈ線被膜厚さ、ｔ線被膜幅、ｐ線間ピッチ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a shaver guard blade having good shaving comfort and sharpness.
[0002]
[Prior art]
Recently, the mainstream of razors used for shaving is an electric shaver. Usually, an electric shaver includes a so-called guard blade for electric shaver (hereinafter referred to as a guard blade) in which a large number of pores are arranged, and an inner blade that rotates or reciprocates in contact with the inside. Therefore, the principle of shaving is to shear the wrinkles introduced into the pores by the edge of the pores and the edge of the inner blade. Therefore, the basic characteristics required of an electric shaver are: good shearing by the edge, that is, sharpness, smooth contact with the skin of the blade, and smooth introduction into the pores of the eyelash, that is, shaving Comfortableness is required.
[0003]
In addition, in light stool shavers with handles, especially for women, razor blades are continuously provided with elongated holes in order to prevent cuts on the skin caused by side sliding of the blades and safety in handling. It can be seen that it is covered with a stool guard blade (hereinafter referred to as a guard blade) and shaved by exposing the razor blade edge only to the elongated hole portion facing the skin. However, in this case as well, the stainless steel guard blade is not always smooth and good in contact with the skin.
[0004]
Of these, the improvement in the material itself of the blade itself and the reduction of the blade thickness have been tried for the sharpness. (For example, see Patent Document 1)
In addition, in order to improve the shaving feeling of a razor, various kinds of organic materials are coated on the blade surface and the contact with the skin is smoothed to improve the shaving feeling. (For example, see Patent Document 2)
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 55-58935 (1st to 16th lines from bottom left column on page 1)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. Sho 46-1139 (page 1, left column, lines 17-25)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, it cannot be said that the requirements are necessarily satisfied for a guard blade that sufficiently satisfies both the above-described sharpness and shaving comfort.
The shaving comfort primarily depends on reducing friction between the guard blade and the skin to improve smooth sliding, and how smoothly wrinkles and skin hair are introduced into the pores. It can be said that the sharpness depends on the sharpness of the shearing edge.
[0007]
For the purpose of improving this shaving feeling, conventionally, coating of a tetrafluoroethylene resin or the like is performed on the surface of the guard blade. As shown in FIG. 5, the coating coating 70 is present on the shearing edge 7 of the guard blade as shown in FIG. Moreover, in order to avoid this, it is necessary to remove the covering of the edge part or prevent the covering of the edge part. For this purpose, a separate technique is required and the cost increases due to time and labor. It was.
[0008]
In view of the above, an object of the present invention is to provide a shaver guard blade having good shaving feeling and good sharpness, and a shaver using the same.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The guard blade for a shaver of the present invention is
(1) A printing film is applied between the arranged blade pores by the printing method only on the surface of the shaver guard blade that contacts the skin, and the printed coating does not reach the edge of the pores on the back of the blade. It is what.
[0010]
(2) The printed film in the above (1) is applied only to the surface on the side in contact with the skin of the shaver guard blade by the whole surface printing method,
(3) Further, the printing film in the above (1) is linear printing, printed on the blade surface with at least crossing lines between the blade pore arrays, and the linear coating width (B) of the linear printing is 10 to 10. 300 μm, the film thickness (T) is 2 to 100 μm,
(4) Further, the line coating width (B) of the linear printing in the above (1) or (3) is 30 to 100 μm, and the film thickness (T) is 2 to 50 μm.
[0011]
The guard blade for a shaver according to the present invention is
(5) The line-to-line pitch of linear printing in any of the above (1), (3), and (4) is 20 to 1000 μm,
(6) The printed film according to any one of the above (1) to (5) is a non-printed portion at least including a pore edge facing the shaving direction on the printing side surface of the blade pore,
(7) In any one of the above (1) to (5), the print film is applied to the elongated hole land portion constituting the bending line along at least the razor blade edge of the shaver guard blade,
(8) The printed film in the above (1) to (7) is printed by screen printing, pad printing, offset printing or gravure printing.
[0012]
Furthermore, the shaver of the present invention is
(9) The shaver guard blade according to any one of (1) to (8) described above is used.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a schematic diagram for explaining the surface of a guard blade for an electric shaver in Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing an example of a cross section of the guard blade in the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram enlarging the surface of the guard blade in the first embodiment of the present invention.
In the figure, 1 is a guard blade for a shaver, 2 is a front surface, 3 is a pore, 4 is a printed film, 41 is a printed film by full surface printing, 6 is a back surface, 7 is a back edge of the blade, and h is the thickness of the printed film. It is.
In FIG. 1, a part of the continuously arranged fine pores and the printing portion are omitted.
[0014]
In the present embodiment, an existing blade (manufactured by S Company) was used and created according to the following specifications.

[0015]
Each film thickness h was adjusted to prepare 10 samples. A guard blade having the above specifications was attached to a shaver manufactured by S Company, and the shaving comfort and sharpness were tested in comparison with a conventional guard blade without a printed film. The number of test samples is 10. Table 1 shows the results of the comparative test.
As for the covering of the printing ink in the pores, a covering corresponding to the printing thickness was observed, but it was confirmed that none of the coverings reached the back edge in h1 to h3.
The sharpness of the present embodiment is almost the same as the conventional one, and it has been confirmed that the shaving comfort is clearly superior to that of the present embodiment.
As for the film thickness h, the printing is impossible and the workability is extremely poor at 2 μm or less, and the printing ink reaches the blade back edge in the case of h4, and the sharpness is deteriorated. ing. In particular, the thickness exceeding 100 μm is not preferable because the back edge is covered with printing ink. Therefore, the film thickness is 2 to 100 μm, preferably 2 to 50 μm from the viewpoint of workability and economy.
[0016]
In addition, since the covering to a back surface edge changes with plastic viscosity (poise) of the ink used, it is preferable to determine a film thickness by balance with a plastic viscosity. The printing method is preferably the screen method in the present embodiment for full surface printing, but the pad method, offset method or gravure printing can also be used.
[0017]
[Table 1]

[0018]
[Embodiment 2]
FIG. 4 is an explanatory diagram enlarging the surface of the guard blade in the second embodiment of the present invention.
In the figure, 42 is linear printing, and 5 is the pore edge in the shaving direction of the pore.
Other portions are the same as those described in the first embodiment, and a description thereof is omitted.
[0019]
In the present embodiment, an existing guard blade (manufactured by S Company) was used and created according to the following specifications.

[0020]
The line printing was performed by pad printing so that the line printing was positioned approximately at the center between the pitches of the arranged pores. Each line film thickness h was adjusted to create 10 samples. This was attached to a ready-made shaver, and its sharpness and shaving quality were compared and tested with the conventional ones. The test results are shown in Table 2.
[0021]
[Table 2]

[0022]
By linear printing (line coating width t30 to 100 μm), it was confirmed that the shaving comfort was remarkably improved compared to the conventional one. In addition, the sharpness is generally not inferior to that of the conventional blade. It is determined that the present embodiment is better than the sharpness in the first embodiment. Compared to the embodiment, the introduction into the pores of the eyelashes is smoother due to the difference in properties (difference in friction coefficient and difference in level structure) between the printed line of linear printing and the non-printed portion in the shaving direction of the pore. It seems to be because.
The linear film thickness h3 seems to have a slight difference in sharpness compared to h1 and h2, but this seems to be due to a subtle difference in introduction into the pores of the previous eyelashes.
[0023]
When the film thickness is 2 μm or less, the line printing is not preferable because line breakage occurs. Further, when the thickness is 100 μm or more, linear printing itself cannot be formed. Therefore, the wire film thickness h is 2 to 100 μm, preferably 2 to 50 μm.
[0024]
[Embodiment 3]
FIG. 6 is an explanatory diagram showing an example of a stool shaver in which a razor blade is covered with a guard blade in Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 7 is an enlarged explanatory view showing an example of a guard blade in the third embodiment.
FIG. 8 is a schematic diagram for partially enlarging and explaining the state of the razor blade covered with the guard blade in the third embodiment.
In the figure, 4 is a printed film, 8 is a light shaver, 9 is a shaver guard blade, 91 is an elongated through hole, 92 is an elongated through hole land, 10 is a razor blade, 11 is a razor blade, and A is a folding line. It is.
Other portions are the same as those described in the first embodiment, and a description thereof is omitted.
[0025]
The specifications of the shaver guard blade 9 in the third embodiment are as follows.

[0026]
The guard blade 9 on which the printed film is printed as described above is folded along the folding line A, and the stool shaver 8 fitted into the stool shaver in close contact with the edge of the razor blade is fitted with the guard blade without the printed film. A shaving comparison test was conducted on the hair on the arm in comparison with the stool shaver.
As a result of the comparative test, the sharpness was hardly changed in both cases, and in the determination of shaving comfort, “slightly inferior” in the case of no print film was judged as “very good” in the present embodiment.
[0027]
In the third embodiment, the printed film 4 is formed by linear printing. However, the entire surface of the elongated through-hole land portion may be printed by the same printing. In this case, the guard blade for a stool shaver is produced with a small thickness in consideration of the bendability at the A-line, and therefore the printing thickness needs to be taken into consideration.
On the contrary, in order to maintain the effect of shaving comfort for a long time, it is necessary to increase the printing thickness. In this case, as in Embodiment 3, the printing may not be performed on the elongated through hole. desirable.
[0028]
In each of the above-described embodiments, one example has been described. However, the present invention is not limited to this range, and can be appropriately selected within the scope of the object of the present invention and the scope of the claims. .
Further, the ink used in the printing of the present invention is not limited to ordinary printing ink, and an appropriate amount of fluororesin mixed with ordinary printing ink or a fluororesin paint may be used as it is. it can.
[0029]
【The invention's effect】
(1) A printing film is applied between the arranged blade pores by a printing method only on the surface of the shaver guard blade that contacts the skin, and the printing film does not reach the edge of the back surface of the blade. Thus, it is possible to supply a shaver guard blade having good sharpness and good shaving feeling.
(2) By applying the printed film to the surface of the shaver guard blade in contact with the skin by the whole surface printing method, the shaver guard blade having good sharpness and good shaving comfort can be supplied at low cost.
(3) The printed film is linearly printed on the surface of the guard blade with at least crossing lines between the guard blade pore arrays, and the linear film width (t) of the linear printing is 10 to 300 μm, and the linear film thickness. By setting the thickness (h) to 2 to 100 μm, it is possible to supply a guard blade for a shaver that has a good sharpness and a better shaving feeling.
[0030]
(4) By setting the line width film (t) of the linear printing to 30 to 100 μm and the film thickness (h) to 2 to 50 μm, (5) and the line pitch of the linear printing to 20 (6) Further, the printed film is formed such that at least a part including an edge facing the shaving direction on the printing side surface of the blade pore constitutes a non-printing part. (7) By performing any one of screen printing, pad printing, offset printing, and gravure printing on the printed film, it is possible to provide a shaver guard blade for a shaver that is more comfortable to shave in mass production and stable in sharpness. .
[0031]
(8) The present invention can provide a shaver with good sharpness and good shaving comfort by using the guard blade for a shaver described in any of (1) to (7) above.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram for explaining the surface of a guard blade for an electric shaver in Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing an example of a cross section of a guard blade in the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram enlarging a surface of a guard blade in the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram enlarging a surface of a guard blade in a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory view showing an example of a cross section of a conventional coating blade.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing an example of a stool shaver in which a razor blade is covered with a guard blade in Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 7 is an enlarged explanatory view showing an example of a guard blade in the third embodiment.
FIG. 8 is a schematic diagram for partially enlarging and explaining a state of a razor blade covered with a guard blade in the third embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Shaver guard blade, 2 surface, 3 pores, 4 printing film, 40 coating film, 41 full surface printing film, 42 linear printing film, 5 shaving direction edge, 6 back surface, 7 back surface edge, 70 coating edge, 8 light Shaver, 9 Shaver guard blade, 91 elongate through hole, 92 elongate through hole land, 10 razor blade, 11 razor blade tip, A folding line, h wire film thickness, t wire coating width, p line pitch.

Claims

A printing film is applied between the arranged blade pores by a printing method only on the surface of the shaver guard blade that contacts the skin, and the printed coating does not reach the pore edge on the back surface of the guard blade. Shaver guard blade characterized by

2. The shaver blade according to claim 1, wherein the surface of the printed film on the side in contact with the skin of the shaver guard blade is applied by a whole surface printing method.

The printed coating is linear printing, printed on the surface of the guard blade with at least crossing lines between guard blade pore arrays, and the linear coating width (t) of the linear printing is 10 to 300 μm, and the linear film thickness is The guard blade for a shaver according to claim 1, wherein (h) is 2 to 100 μm.

The guard blade for a shaver according to claim 1 or 3, wherein a line width film (t) of the linear printing is 30 to 100 µm, and a film thickness (h) is 2 to 50 µm.

5. The shaver guard blade according to claim 1, wherein a line pitch of the linear printing is 20 to 1000 μm.

6. The printed film according to any one of claims 1 to 5, wherein a portion including an edge of the pore facing the shaving direction on at least a printing side surface of the guard blade pore is a non-printing portion. The guard blade for shaver as described.

The shaver guard according to any one of claims 1 to 5, wherein a printed film is applied to an elongated hole land portion constituting a folding line along at least a razor blade edge of the shaver guard blade. blade.

The shaver guard blade according to any one of claims 1 to 7, wherein the printed film is formed by any one of screen printing, pad printing, offset printing, and gravure printing.

A shaver using the shaver guard blade according to any one of claims 1 to 8.