JP2004356805A - Communication terminal, server and computer program - Google Patents

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守 渡嘉敷
Takahiro Miyake
貴浩 三宅
Hideaki Matsumoto
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To widen the width of expression by replacing the picture letter and the face mark in visual message communication. <P>SOLUTION: On a message edition screen, a character string constituting a message is described on a pasteboard 302 and a seal 303 can be pasted to an arbitrary position of the pasteboard 302. The seal 303 can be imparted with various attributes including link with different information, inhibition of caching a seal image, impartment of valid/invalit period of other seal attributes, combination technology of a plurality of seals, stripping on the receiving side, and the like. Information to be linked with the seal 303 may include data for controlling a device or a function corresponding to a specified item as well as simple data, e.g. a test or an image. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メッセージの通信を行うことができる通信端末装置、メッセージの送受信を仲介するサーバ、および通信端末装置で実行されるコンピュータプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、ＰＣ（パーソナルコンピュータ）だけでなく、携帯電話機のような通信端末装置においても、電子メールのようなメッセージ通信が可能となり、広く利用されている。
【０００３】
特に携帯電話機のように個人的に利用されるメッセージ通信には、視覚的に表現力豊かな文面の作成を目的として、テキスト内に絵文字が挿入される場合がある。これによって、そのメッセージがより個性的になったり、華やかさが得られたりする。また、顔文字の使用によって、文章では伝わり難い感情を表現することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、絵文字や顔文字はあくまで通常の文字と同じく文字コードで指定されるものであり、文字の存在しうる位置に文字の代わりに挿入できるにとどまる。また、絵文字や顔文字はその絵柄以上の内容の広がりが無く、変化に乏しい。
【０００５】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は視覚的なメッセージ通信において絵文字や顔文字に代えて表現の幅を拡げることができる通信端末装置、サーバおよびコンピュータプログラムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明による通信端末装置は、他の通信端末装置との間でサーバを介してメッセージの送受信を行う通信端末装置において、情報を表示する表示画面を有する表示手段と、前記表示画面上で少なくともテキスト情報の入力を受ける入力手段と、ユーザの指示に応じて、前記入力されたテキスト情報に対して、イメージ情報を含むシールを貼付する手段と、前記テキスト情報に前記シールの識別情報（シールＩＤ）およびメッセージ内での位置情報を組み合わせたメッセージを生成するメッセージ作成手段と、この生成されたメッセージを前記サーバへ送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【０００７】
通信端末装置間でサーバを介して授受されるメッセージは、その作成時に、ユーザの指示に応じて、入力されたテキスト情報に対してイメージ情報を含むシールを貼付することができる。このメッセージは、テキスト情報に加えてシールの識別情報およびメッセージ内での位置情報を含む。
【０００８】
前記テキスト情報は、予め用意され前記表示画面上に表示された台紙イメージ上に入力され、前記シールはユーザの指示に従って台紙上の所望の位置に貼付される。台紙イメージは例えば便箋を模したものとすることができ、これにより、シールの貼付がより現実的な感覚で行える。
【０００９】
前記メッセージ作成手段は、好ましくは、前記メッセージ中に、前記シールＩＤおよび前記台紙を特定する識別情報を含め、前記シールおよび前記台紙のイメージ情報は含めない。この前提として、シールおよび台紙のイメージ情報は端末に保持しておくことにより、メッセージ送受信時の通信データ量が低減される。
【００１０】
各シールには前記シールＩＤの他にシール属性を指定する種類ＩＤが割り当てられる。前記種類ＩＤとしては、シールが他の情報にリンクされていることを示すシール属性、シールのイメージ情報のキャッシュを禁止するシール属性、他のシール属性の有効となるまたは無効となる期限を付与するシール属性、予め定められたシールＩＤの複数のシールが組み合わされたとき当該シールの組み合わせを有効とするシール属性、受信側の表示画面上でユーザの操作により前記台紙からはがれることを示すシール属性を含むことができる。
【００１１】
コピーしたシールまたははがしたシールを再利用可能に保存するシール保存手段を備えてもよい。
【００１２】
前記表示画面は複数のアイテムが表示されたユーザインタフェース画面を含み、前記他の情報は、このユーザインタフェース画面のアイテムに対して適用されたとき、当該アイテムに対応づけられた装置または機能を制御する制御データであってもよい。この場合、ユーザはシールを媒介としてシールにリンクされた制御データを利用して装置等を制御することができる。
【００１３】
本発明によるサーバは、通信端末装置のユーザ間でのメッセージの送受信を仲介するサーバであって、第１の通信端末装置からテキスト情報にシールの識別情報（シールＩＤ）およびメッセージ内での位置情報を組み合わせたメッセージを受信する手段と、このメッセージのあて先のユーザの第２の通信端末装置に当該メッセージを送信する手段と、シールＩＤに対応してシールイメージ情報を記憶した記憶手段と、当該通信端末装置からシールＩＤを特定したシールイメージ情報の要求に応じてシールイメージ情報を返信する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１４】
このサーバは、第１の通信端末装置からテキスト情報にシールの識別情報（シールＩＤ）およびメッセージ内での位置情報を組み合わせたメッセージを受信すると、このメッセージのあて先のユーザの第２の通信端末装置に当該メッセージを送信する。また、シールＩＤに対応してシールイメージ情報を記憶した記憶手段を有し、通信端末装置からシールＩＤを特定したシールイメージ情報の要求に応じてシールイメージ情報を返信する。
【００１５】
サーバは、さらに、ユーザ毎に自己のメッセージ作成用の台紙を登録する台紙登録手段を備えてもよく、各ユーザの要求に応じて当該登録された台紙のイメージ情報を提供することができる。
【００１６】
各ユーザについてあて先ユーザおよびそのユーザアイコンを登録する手段を備え、当該各ユーザの通信端末装置において、前記登録されたあて先に対するメッセージの作成時に当該あて先のユーザアイコンを表示させるようにしてもよい。
【００１７】
本発明は、さらに、他の通信端末装置との間でサーバを介してメッセージの送受信を行う通信端末装置において実行されるコンピュータプログラムとしても把握される。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【００１９】
図１に、本実施の形態に係るシステム全体の概略構成、および通信端末装置（単に端末ともいう）の一例として携帯電話機１００の内部構成を示す。このシステムにおいて、携帯電話機１００は基地局１５０を介して通信ネットワーク１５５に接続されている。通信ネットワーク１５５には、サーバ１６０、他の携帯電話機１００、電子メール端末装置としてのＰＣ１６３等に接続されている。通信ネットワーク１５５には電話網、インターネット等を含みうる。
【００２０】
携帯電話機１００の制御部１０５は、変調器１０３および復調器１０４に接続され、さらに、これらはアンテナ共用器１０２を介してアンテナ１０１に接続され、基地局１５０および通信ネットワーク１５５を介して外部の通信端末装置との間で音声やデータの送受信を行う。制御部１０５は、ＣＰＵ１１０を有し、メモリ１２２に格納されている制御プログラムやアプリケーションプログラムおよび必要なパラメータを利用して、携帯電話機の機能を実現する。メモリ１２２は不揮発性のメモリであるＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭや、通常揮発性であるＲＡＭ等を含む。制御部１０５はさらに外部インタフェース１１１を含み、これを介して、入力部１０６（各種キーやジョグダイヤル等）、表示部１０７（ＬＣＤ等の表示手段）、ＬＥＤ１０８（発光部）、バイブレータ１０９（振動部）等の入出力動作を制御する。制御部１０５にはさらに時計部１２１が接続される。時計部１２１は日時情報を管理を行うとともにタイマー機能を有する。制御部１０５は本発明の表示制御手段を構成している。
【００２１】
図２に、サーバ１６０の概略の構成例を示す。サーバ１６０は主要機能部として、Ｗｅｂ処理部２０３、テーブル処理部２０５、およびメール（メッセージ）処理部２０７を有する。
【００２２】
Ｗｅｂ処理部２０３は、Ｗｅｂ画面構成のためのイメージ（画像）やテキストのデータを格納したＷｅｂデータ記憶装置２０４と接続されると共に、通信部２０１を介して通信ネットワーク１５５に接続され、携帯電話機１００等からのＷｅｂデータの要求に応じてＷｅｂデータの返送を行う応答手段として機能する。Ｗｅｂ処理部２０３は、この送信の前にＷｅｂデータの加工処理を行ってもよい。Ｗｅｂ処理部２０３は、また、端末で機能するアプリケーションプログラム（アプリ）３０９および台紙３０２やシール３０３等の各種リソースデータを格納するデータベース（記憶装置）２０２に接続され、端末からのダウンロード要求に応じてこれらを端末へ送信する。
【００２３】
テーブル処理部２０５は、後述するような宛名リスト５１、台紙テーブル６１、シールテーブル６２のような各種管理用のデータテーブルを格納するテーブルデータ記憶装置２０６に接続され、Ｗｅｂ処理部２０３およびメール処理部２０７から与えられる情報に従って、各種テーブルデータの作成および更新の処理を行う。
【００２４】
メール処理部２０７は、通信部２０１を介して通信ネットワーク１５５に接続され、ユーザ間で送受信される電子メール等のメッセージの送受信処理を担当する。本実施の形態での後述するような特別な仕様によるメールは、特にデコレーションメッセージと呼ぶ。メール処理部２０７は、メールデータを格納するメールデータ記憶装置２０８およびテーブル処理部２０５にも接続されている。
【００２５】
なお、サーバ１６０のメール機能とＷｅｂ機能は別々のサーバが担当し、適宜必要情報を相互に授受する構成であってもよい。また、図示しないが、通信部２０１とは別に外部との間で各種データ等の入出力を行うインタフェースを備えてもよい。
【００２６】
以下、デコレーションメッセージの構成および動作について詳細に説明する。
【００２７】
まず図３により、デコレーションメッセージの構成要素（パーツ）について説明する。図３（ａ）は端末の表示画面３００上でのデコレーションメッセージの外観を示している。デコレーションメッセージには、図３（ｂ）に独立して示すような台紙３０２が利用される。台紙３０２は、メッセージの背景イメージにあたる要素であり、予め登録された相手（あて先）毎に異なる地色や模様・絵柄（図示せず）、罫線等の付いた便箋を模擬したものを選択することができる。この台紙には、ヘッダ３０１として作成当日の日付３０６が自動入力される。この日付ヘッダとしてはある種類のフォーマット（２００３年２月１２日や２００３／０２／１２）を用意し、色も何種類か選択できるようにすることが好ましい。また、フッタ３０４として当該ユーザの登録された名称が差出人名として自動入力される。フッタのテンプレートは例えば「〜より」という形式で、メッセージ作成時に「〜」の部分にユーザの名称が挿入される。但し、フッタ３０４の「より」は必須ではない。差出人フッタも日付ヘッダと同様に色を指定できるようにしてもよい。
【００２８】
入力されたメッセージが台紙上に満杯となると次のページが生成される。データサイズとの兼ね合いにより最大○○ページと上限を設けてもよい。このメッセージを受信者が読む際には、上下キーもしくは左右キー等の操作によりページを切り替えることができる。従って、本実施の形態ではページスクロールは行わない。但し、ページの概念を導入せず、長いメッセージにスクロールで対処することを本発明が排除するものではない。
【００２９】
ユーザは、図３（ａ）に示すように、この台紙上にテキスト情報による本文３０５を記入するとともに、メッセージ中（台紙３０２上の任意の位置）に、選択した任意のシール３０３を貼付することができる。本明細書におけるシールは、絵やアニメーションを構成するイメージ（画像）情報を含み、台紙上に入力されたテキスト情報とは独立に台紙上の任意の位置に貼付できるものである。また、テキストと重なる場合にはシールがテキストの上に来る。複数のシールはその全体または一部を互いに重ねて貼付することも可能である。
【００３０】
本文内の任意の文字には所望の色を付与することができる。色は、後述するようにユーザがユーザインタフェース（ＵＩ）を用いて指定することができる。色のフォーマットはユーザが見て意味的にわかるものとする。これによって、このフォーマットに従った記述を直接本文に埋めることにより、ユーザがＵＩ（特に後述する文字色ツール）を使って選択することのできない色を付加することが可能となる。
【００３１】
デコレーションメッセージ利用の前提となる各種設定に関しては、後述するように、デコレーションメッセージアプリをダウンロードする前にカスタマイズ情報をダウロードサイトに設定する。その際に、様々なバリエーションの中から、台紙、日付ヘッダのフォーマット、差出人フッタのフォーマット、何種類かのシールのセットを選択（登録）する。
【００３２】
アプリをダウンロードして初回起動する際に上記のようなリソースをダウンロードすることになる（具体的には初回起動はアプリをダウンロードし、サーバからのＩＤ付きアプリ起動メールを受けてから、メールによるパラメータ付き起動によりアプリでダウンロードサイトにアクセスし、データをダウンロードする）。また、メッセージを送る相手は予めメッセージ宛名リストに登録する。相手の承諾を得た後に自分の宛名リスト５１に相手のアドレスが追加される。相手はその承諾時にリソースデータをダウンロードすることになる。これは全てメール通知とメールからのアプリ起動（リソースをダウンロードする為のパラメータ付き起動）により実現される。
【００３３】
これらのリソースデータを予めダウンロードすることにより、メッセージデータは日付、差出人、文章＋シール位置、色ＩＤ＋文字数、シールＩＤ（×シール数）等の要素により構成することができる。
【００３４】
シールは、後述するようにシールＩＤで特定され、少なくとも、絵柄（イメージ）データを有する。シールは典型的には、イメージ以外の何らかの内容（リンク）が付与されている（但し、何の内容も付与されていないシールが存在してもよい）。各シールの内容（シール自体のイメージではない）は、サーバにおいて前述のテールテーブル６２により定義されている。
【００３５】
本実施の形態におけるシール属性には、次に示すような種類がある。
【００３６】
（１）「リンクシール」
何らかの内容に対応づけられ（リンクされ）、ユーザによるこのシールの指示時にその内容にアクセスするものであり、本実施の形態において最も典型的なシールである。リンクされる内容としては、テキスト、イメージ、音声データ、アイテムに対応づけられた装置または機能を制御する制御データ（スケジュールデータ、録画予約データ等）、など種々のものがありうる。
【００３７】
（２）「絵のみシール」
リンク内容がないシールである。したがって、ユーザがこのシールを指示しても何も起こらない。
【００３８】
（３）「絵変わりシール」
絵柄データのキャッシュ（後述）を禁止し、端末でのシールの絵柄（イメージ）の表示時にサーバから必ず絵柄データを取得するシールである。サーバ側では絵変わりシールについては所定の条件でこのシールの絵柄を変更する。例えば日毎または時間毎のように所定周期で当該シールＩＤに対応する絵柄を変更する。
【００３９】
（４）「期限付きシール」
ある日時（期限）が到来すると、その対応づけられた内容が有効になる（または逆に無効になる）シールである。例えばサーバにおいて有効期間の始期および／または終期を規定しておき、端末からのシールデータの要求時にその時点がこの始期および終期の間にあれば、シールデータを返す構成とする。あるいは、サーバから端末に対してシールデータを発行するとき、現在のタイムスタンプ情報をシールデータに付属させ、端末からシールのイメージ情報の要求時にタイプスタンプと現在日時とを比較して、有効、無効を判断することも可能である。端末にキャッシュされている期限付きシールについては後述する種類ＩＤを端末にも保持していれば、シールの指示時にサーバにそのシールデータを要求するかどうかを端末側で判断できる。
【００４０】
（５）「合わせ技シール」
複数のシールが組み合わされたとき（例えば、同じ台紙上、同じメッセージ内、同じ画面上、所定の画面内領域、等に同時に存在するとき）に初めて有効になる内容に対応づけられた複数のシールである。
【００４１】
台紙上等で合わせ技シールの１枚が選択指示されたとき、画面上の他のシールの種別ＩＤが調べられ合わせ技シールが揃っているかが確認される。揃っていた場合には、その旨がサーバに通知される。この通知に対して、サーバ内部の処理次第でさまざまな対応が可能になる。シールの種類ＩＤを端末側で保持していない場合には、台紙上等のシールのすべてのシールＩＤをサーバに送り、サーバ側で合わせ技シールが揃っているかを確認するようにしてもよい。
【００４２】
（６）「はがせるシール」
デコレーションメッセージを受信した側で、台紙からはがすことのできるシールである。たとえば、台紙上の文字等の上に重ねて張っておき、それをはがすことによりシールによって隠された文字等を確認できる。はがせるシールは単独の属性とすることができるが、上記他の任意の種類のシールが併せ持つことができる属性とすることもできる。
【００４３】
図４にデコレーションメッセージの具体的なデータ構成の例を示す。この例ではタグを利用したマークアップ言語の形式でデコレーションメッセージを定義している。台紙タグ＜ｂｏａｒｄ ｉｄ＝・・・＞は台紙の識別子である台紙ＩＤを指定している。ページタグ＜ｐａｇｅ ｖａｌｕｅ＝・・・＞は台紙毎のページ番号を指定している。本文タグ＜ｂｏｄｙ＞はページ毎の本文の領域を指定している。本文内のカラータグ＜Ｃ・・・＞は文字の色を指定している。シールタグ＜ｓｅａｌ ｉｄ＝・・・＞はシールの識別子であるシールＩＤおよびその台紙上での位置情報を指定している。この例では、１ページのデータのみ示しているが、後続のページがある場合にはページ単位で同様のデータが追加される。本実施の形態では、ページタグ＜ｐａｇｅ ｖａｌｕｅ＝・・・＞の中の要素は、上から順に描画されるものとし、本文が一番下のレイヤとして記述される。シールの描画順はデータの出現順であり、位置が重なる場合には後出のシールが前出のシールの上に貼られることになる。シールの記述の順序は、ユーザが貼り付ける動作を行った順に従う。
【００４４】
カラータグ＜Ｃｘｘ＞のＣは文字色を表す識別子であり、ｘｘは、文字色の識別番号を表している。この例では識別番号は１６進で表記し、２５６パターンの表現を可能としている。このタグを本文に挿入することにより、それ以降、文字色に関するタグが次に現れるまでの文字についてその文字色が規定される。文字のデフォルト色は黒とする。但し、これに限るものではなく、台紙ごとにデフォルト色決めることもできる。文字色に関しては、ＵＩ上の編集操作では後述するように２７色のみを指定できるが、本文に手書きで＜Ｃ２Ａ＞などと入力することにより、編集操作で指定できる色数より多い色（ここでは２５６色）を指定可能とすることもできる。
【００４５】
シールのデータは前記台紙およびテキスト情報とは分離可能にメッセージ中に包含されているので、受信側で台紙等からはがすことが可能である。
【００４６】
図５に、本実施の形態におけるデコレーションメッセージに関して端末で採用されるユーザインタフェース（ＵＩ）画面４００の例を示す。図に示すユーザインタフェースは、画面上にエージェントやマスコットと呼ばれるキャラクタ（以下、マスコットという）４０１と、ユーザによるこのマスコット４０１の操作に応じて操作（指示）される複数のアイテムとを表示することにより、直感的かつ簡単な操作が行えるユーザのなじみやすいユーザインタフェースを提供するものである。図の例では部屋の中を模して、その中に各種のアイテムが配置され、ユーザの操作に従ってマスコット４０１が部屋の中を移動し、所望のアイテムに働きかけることができるようになっている。図中のアイテムとしては、ポスト４０２、ＰＣ４０３、水晶玉（または光の玉）４０４、およびレター４０５が示されている。
【００４７】
図５のＵＩ画面４００の右上角に表示された時計のアイコン４０８は現在スケジュールデータがコピーされていることを示している。このコピーされた内容はマスコット４０１が保持した水晶玉４０４で象徴されている。水晶玉４０４を任意のアイテムにペーストする場合には、マスコット４０１が保持した水晶玉４０４を、ペースト先のアイテムにフォーカスを当てた状態で、下に置く動作を行う。図の例では、レター４０５のアイテムに対してペーストすることにより、作成しようとするメッセージにスケジュールデータを添付する場合を示している。
【００４８】
なお、本実施の形態における端末のＵＩ画面４００上で使用する各パーツのサイズ（横×縦）の一例は以下のとおりである。
ツールＢＯＸ ２４ × ２４ ［ｄｏｔｓ］
絵の具 ２４ × １２ ［ｄｏｔｓ］
蛇口 １２ × １２ ［ｄｏｔｓ］
台紙 １２４ × １２４ ［ｄｏｔｓ］
封筒 ８０ × ５０ ［ｄｏｔｓ］
シール １６ × １６ ［ｄｏｔｓ］
ユーザアイコン（宛名等の表示に利用） ２４ × ２４ ［ｄｏｔｓ］
【００４９】
これらの画面を構成する基本的な画像データおよびパーツは、リソースデータとして、初期的に、あるいは、本ＵＩをサポートするアプリケーションのインストール時に、端末に記憶しておき、これらの要素を用いて必要に応じ画像を変化させる。この代わりに、オンラインで逐次サーバからその時点の画像データを受信して表示するようにすることも可能である。
【００５０】
図６に、サーバに登録保持される宛名リスト５１の構成例を示す。宛名リスト５１は、デコレーションメッセージを送ることのできる人の一覧であり、サーバに保持されるデータテーブルである。宛名リストには、各ユーザ毎にその通信相手の「ユーザ名（ニックネーム）」とその「メールアドレス」および「ユーザアイコン」が、各ユーザの操作に従って予め登録される。また、各ユーザの宛名リストは当該ユーザの端末にローカルに一時的に保持（キャッシュ）される。
【００５１】
以下、本実施の形態における動作例およびその際の端末およびサーバの処理について、説明する。
【００５２】
端末のユーザ（この例では「たらこ」）がデコレーションメッセージを作成・送信する際、ユーザは図５のＵＩ画面４００においてマスコット４０１を操作してレター４０５のアイテムにフォーカスを当て、エンター操作（例えばエンター（決定）キーの押下）を行うと、図７のあて先選択画面に移行する。この画面ではキャッシュされている宛名リストに登録されているユーザが選択候補としてユーザアイコンおよびニックネームで表示されている。全員が画面に収まらない場合には画像をスクロールまたはページ切り替えすることにより、隠れたあて先候補を表示させることができる。ユーザアイコンはリソースデータの一部としてサーバから供給され、好ましくはユーザが宛名の登録時に選べるようにする。
【００５３】
図７のあて先選択画面でいずれかのあて先候補（図の例では「橘」）を選択すると、図８（ａ）に示すようなメッセージ編集画面５１０が表示される。この編集画面には、ユーザ「たらこ」用の台紙が表示される。台紙の下側にはあて先（ＴＯ：）がユーザアイコン５０１で示されている。また、台紙の右側にはこの編集画面で利用できる複数のツールアイコンが表示されている。この例では、手続きの流れ沿って上から順に文字入力ツール５１１、シールツール５１２、文字色ツール５１３、消しゴムツール５１４および送信ツール５１５が用意されている。なお、図７の画面の右上角および図８（ａ）の編集画面の左下にある時計のアイコン４０８はスケジュールデータが添付データとして用意されていることを示している。
【００５４】
文字入力ツール５１１は、台紙の本文欄にテキストメッセージを入力するためのツールである。シールツール５１２は所望のシールを選択して台紙の任意の位置に貼付するためのツールである。文字色ツール５１３は入力されたテキストの任意の文字（または文字列）の色を変更するためのツールである。消しゴムツール５１４は一旦入力されたテキストの任意の文字（文字列）またはシールを削除するためのツールである。送信ツール５１５は完成したメッセージをあて先に送信するためのツールである。ユーザは入力部１０６（図１）の操作によりこれらのツールを順次選択できるようになっている。ツールを実際に利用する順序は必ずしも上記の順である必要はなく、また、一度実行したツールを後から再度利用し直すような操作も可能である。
【００５５】
今、ユーザが文字入力ツール５１１にフォーカスを当てた状態でエンター操作を行うと、図８（ｂ）に示すような文字入力画面５２０に移行する。この画面でユーザが文字を入力した状態を図８（ｃ）に示す。図８（ｄ）は文字入力が完了して、編集画面５１０に戻った状態を示している。
【００５６】
次にユーザは図９（ａ）に示すように、シールツール５１２にフォーカスを移動すると、図９（ａ）の編集画面５１０内の台紙の初期位置にシールの貼付位置を決定するためのシールカーソル５３０が表示される。また、この状態でエンター操作を行うと、図９（ｂ）に示すように、ツール表示領域にシールライブラリ内のシール３０３の選択候補がイメージで表示される。すべてのシールが画面内に収まらない場合にはスクロール操作により隠れたシールを表示できる。デフォルトのフォーカス位置は固定であっても、あるいは、前回最後にフォーカスの当たったシール等、動的に変化するものであってもよい。
【００５７】
図９（ｃ）は、図９（ｂ）の画面でユーザが一つのシールを選択した後の画面を示している。この画面では台紙上のシールカーソル５３０に当該シールの絵柄が表示されるとともに、シールの位置を上下左右に移動しうることを示す矢印がシールの周囲に表示されている。単位操作量に対するシールの単位移動量をユーザが切り替えられるようになっている。この例では１０ドット単位と１ドット単位とを右ソフトキーのトグル動作により交互に切り替えられるようになっている。ソフトキーとはアプリケーション等によって動的に機能が割り当てられるキーである。本実施の形態ではソフトキーを用いたが、指示操作はこれに限るものではない。単位移動量の差異はシールの周囲の矢印の形態の差異（ここでは一重および二重）でユーザに分かるようになっている。図９（ｃ）が「オオマカ」が選択された状態であり、画面右下に右ソフトキーを押せば「コマカク」に移れることが示されている。図９（ｄ）は「コマカク」が選択された状態であり、画面右下に右ソフトキーを押せば「オオマカ」に移れることが示されている。図９（ｅ）は１枚目のシールの位置決めを完了した状態の画面を示している。この画面では、後続のシール貼付のためシールの選択肢が再度表示されるとともに、シールカーソル５３０が表示されている。左ソフトキー操作によりシール貼付を完了すると、再びツールエリアが現れた図９（ｆ）の画面に戻る。
【００５８】
図１０は台紙上に複数のシール３０３ａ、３０３ｂ、３０３ｃを貼った別の例を示している。図１０（ａ）〜（ｃ）に示すように、シールは文字を隠す位置に貼ってもよいし（３０３ｂ）、空白の位置に貼ってもよい（３０３ａ，３０３ｃ）。図の例では２番目のシール３０３ｂが文字「ね」を完全に隠している（図１０（ｃ）参照）。図１１（ａ）〜（ｃ）はシール３０３ｂを複数の文字にまたがる位置に貼った例を示している。図１０の例では１０ドット単位のシール移動を示し、図１１の例では１ドット単位のシール移動を示している。ユーザは右ソフトキーで両単位移動量を適宜切り替えて使用することができる。
【００５９】
図１２（ａ）は、図９（ｆ）の画面から次の文字色ツール５１３を選択した状態を示している。色を変更する文字範囲を指定して絵の具５１３１〜５１３６の色（緑、黄、赤、青、黒、白）を選択することにより、その文字範囲内の文字列の色を指定して色の変更を行うことができる。パレット５１３７は、絵の具を混ぜ合わせて色の調合を行うためのものである。これによって、絵の具の個数より多い色を生成することができる。色の調合では、絵の具を選択するとパレット５１３７にその色が入るようになっている。既にパレットに色が入っていればその色と新たな色とが混ぜ合わされる。生成できる色はそのＩＤの数を抑えるために、本実施の形態ではＲＧＢの各３段階表現による全２７種類（３の３乗）としている。
【００６０】
本実施の形態における具体的な色の混合方法は次のとおりである。緑の絵の具を他の色に追加したときには、まず、ＲＧＢのうちＲ，Ｂを１段階下げる。これで変化がない場合にはＧを１段階上げる。黄の絵の具を追加したときには、まず、ＲＧＢのうちＢを１段階下げる。これで変化がない場合にはＲ，Ｇを１段階上げる。赤の絵の具を追加したときには、まず、ＲＧＢのうちＧ，Ｂを１段階下げる。これで変化がない場合にはＲを１段階上げる。青の絵の具を追加したときにはまず、ＲＧＢのうちＲ，Ｇを１段階下げる。これで変化がない場合にはＢを１段階上げる。黒の絵の具を追加した場合には、ＲＧＢすべてを１段階下げる。白の絵の具を追加した場合には、ＲＧＢすべてを１段階上げる。このような操作に方法により、ユーザはパレット上での色の混合を直感的に分かりやすくかつ簡便な方法で実行することができる。
【００６１】
このようにして決定された現在のパレットの色に対して、図１２（ｂ）から図１２（ｃ）のように文字の領域が選択されると、その選択された文字列（「飲み」）に現在のパレットの色が付与される。過去に作成したパレットの色は最近の４色まで履歴データ５１３９として保存され、いずれかを選択して利用することもできるようになっている。パレットの色は、右ソフトキーによる「クリア」操作により、無色にリセットできる。図１２（ｃ）は、文字列「飲み」の色をデフォルトの黒から他の色（例えば緑）に変えた例を示している。図ではモノクロ表示の便宜上、袋文字で示してある。
【００６２】
図１３（ａ）は消しゴムツール５１４を選択した状態を示している。この画面でエンター操作を行うと図１３（ｂ）の画面に移行する。この例では、ツールエリアに、文字を消去するための文字消しゴムツール５１４１と、一旦貼付したシールをはがすためのシール消しゴムツール５１４２とが表示され、いずれかを選択的に利用できるようになっている。文字消しゴムツール５１４１を選択すると、文字色選択の場合と同様、文字領域をカーソル操作で指定できる。シール消しゴムツール５１４２を選択すると、最初のシールにフォーカスが当たり、カーソル移動操作により順次他のシールにフォーカスが移動する。エンター操作により文字またはシールの消去が実行される。
【００６３】
以上のようにして作成されたメッセージは、図１４に示したような送信ツール５１５が選択された画面でエンター操作または右ソフトキー操作により、あて先ユーザに対して送信することができる。
【００６４】
次に、受信側端末におけるＵＩ画面４００および動作について説明する。
【００６５】
図１５（ａ）に示すように、マスコット４０１の操作によりポスト４０２のアイテムを選択すると、図１５（ｂ）に示すような受信メッセージを内包した受信ボックス画面に移行する。ここでは、封筒のアイコン４０６に差出人（送信者）のニックネームおよび送信日が記載された形式で受信メッセージを示している。その中から目的のメッセージを選択することになる。台紙だけでなく手紙のイメージも各個人でカスタマイズが可能である。図では差出人に応じて封筒の色が変わっている。このような封筒のイメージも台紙と同様サーバで保持し、端末内にキャッシュしておくことができる。
【００６６】
受信ボックス内のメッセージの表示形態としては、封筒ではなく、台紙が折り紙の様にある形に折られた状態から開かれる表現も可能である。この場合、折り紙パターンを色々と切り替えたり、折方スキルを添付情報として交換する等の処理も考えられる。これにより、折り方を覚える楽しみと受け取った際の展開の楽しさを享受できる。
【００６７】
図１５（ｂ）の画面でいずれかの受信メッセージ（封筒）を選択すると、図１５（ｃ）に示すようにその内容が表示される。この例でのメッセージ内容は図１４で送信されたものに相当している。受信メッセージの台紙には添付データ（図ではスケジュールデータ）としての時計のアイコン４０８および返信メッセージを作成するための返信ボタン３０７が表示されている。図１５（ｄ）（ｅ）（ｆ）に示すように、台紙上のシール３０３や添付データのアイコン４０８および返信ボタン３０７はユーザの操作により順次フォーカスを当てるすることができる。シール３０３にフォーカスを当ててエンター操作を行うと、そのシールのリンク内容を確認することができる。シールをコピーして、後述するシール箱に保管することもできる。コピーされたシールはそのまま台紙上に残る。はがせるシールの場合、ユーザの所定の操作によりシールをはがして、例えば下に隠れている文字等（存在すれば）が見える状態にすることもできる。はがしたシールはコピーしたシールと同様、シール箱に保存することができる。あるいは、保存せずに破棄することも可能である。
【００６８】
シールのリンクの具体例について図１６および図１７により説明する。図１６（ａ）に示した受信メッセージの台紙には３つのシール３０３ａ，３０３ｂ，３０３ｃが貼られている。このメッセージの受信ユーザには各シールのリンクの有無やリンク内容はシールを見ただけでは分からない。この例では、第１のシール（星）３０３ａを選択して指示（ここではエンター操作）すると、図１６（ｂ）に示すようにバースデイケーキのイメージが表示され、当該シールはこのイメージ情報にリンクされていたことが分かる。図１５（ｃ）の２番目のシール（コーヒーカップ）３０３ｂを選択して指示すると、何も起こらない。よって、このシールは絵のみシールであり、何もリンクがなされていなかったことが分かる。
【００６９】
図１７（ａ）に示すように３番目のシール（テレビ画面形状）３０３ｃを選択して指示すると、図１７（ｂ）に示すような録画予約データが表示される。図１７（ａ）の画面に戻りこのシールをコピーしてＵＩ画面４００に戻った状態を図１７（ｃ）に示す。コピー内容は、マスコット４０１が水晶玉４０４を保持している状態で示されている。この画面からＰＣ４０３を選択し、ＰＣ４０３へコピー内容をペースト（適用）すると、その内容に基づいてＰＣ４０３での番組録画予約動作が行われる。この場合のＰＣ４０３はテレビ番組録画予約機能を有し、通信ネットワーク１５５に接続されているものとする。端末での上記録画予約指示の操作により、端末から通信ネットワーク１５５を介して所定のコマンドが図１のＰＣ１６３へ指示される。録画予約の設定完了は図１７（ｅ）のような画面でユーザに知らされる。
【００７０】
なお、図１８に示すように、通信ネットワーク１５５にホームサーバ１７０が接続され、ホームサーバ１７０を介して録画機器１７４やその他の機器１７５を遠隔的に制御するようにしてもよい。あるいは、端末がＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（商標）等の無線インタフェースを有する場合、基地局１５０を経由せずに、当該無線インタフェースを介してＰＣ１６３やホームサーバ１７０もしくは録画機器１７４等を端末から直接的に制御するようにしてもよい。
【００７１】
次にメッセージの表示処理について説明する。
【００７２】
受信側でデコレーションメッセージを受信した場合、キャッシュ内に該当する台紙が存在しないとき、端末は台紙ＩＤをサーバに通知することにより、台紙のヘッダ、フッタなどの情報とともに、台紙のイメージを得ることができる。端末はこれらの情報および図４の情報に基づいて画面データを構成し、表示を行う。具体的な表示のプロセスについて順に説明する。以下の処理は、各ページごとに行う。
【００７３】
まず、台紙の描画を行う。台紙ＩＤのデータがキャッシュに格納されているかどうかを確認して、ない場合は、サーバに問い合わせる。サーバからは、台紙のイメージと、ヘッダ、フッタを取得することができる。これらをまず描画する。
【００７４】
次に、本文の描画を行う。この際、本文を文字色情報に従って描画する。
【００７５】
ついで、シールの描画を行う。シールは、貼り付けられた順に描画する。まず、シールＩＤのデータがキャッシュに格納されているかどうかを確認して、ない場合は、サーバに問い合わせる。このとき、シールデータとして、シールのイメージ情報と、シールの種類を表す種類ＩＤ（シール属性を指定）を取得することができる。種類ＩＤを取得しておくことにより、ユーザがシールを選択して内容を確認する際に、再度サーバに詳細を問い合わせる必要があるか否か、および、問い合わせる場合の具体的なインターフェース（端末からサーバに送る必要のある情報など）を決めることができる。
【００７６】
ここで、本実施の形態の端末で行われるデータのキャッシュについて説明する。端末においてできるだけ無駄な通信を抑えるため、データをキャッシュする仕組みを採用する。データをキャッシュするメモリ１２２の記憶領域をスクラッチパッドと呼ぶ。本実施の形態において端末にキャッシュされるデータは、台紙、宛名リスト、シールであり、各々の詳細は以下に説明する。
【００７７】
台紙データは、デコレーションメッセージの作成時と受信時に必要になる。基本的に、作成用に好ましくは１人複数枚の台紙を選べるようにする。例えば、１人３枚の台紙を選ぶことができるとすると、受信時を考慮し、最大で、（相手の数＋自分）×３種類の台紙がキャッシュできることが必要となる。スクラッチパッドにキャッシュされる台紙データには、フラグが設定される。このフラグは、消去可能かどうかを表す。ユーザが作成用として選んだ台紙データは、「消去不能」とセットされ、デコレーションメッセージを受信したときに、上書きされてしまわないようにする。
【００７８】
図１９に、サーバがユーザ毎に保持する台紙データを管理する台紙テーブル６１を示す。この例では、各ユーザ毎に選択された３つの台紙の台紙ＩＤを登録している。台紙の実体データはデータベース２０２に保持されている。
【００７９】
図２０に、デコレーションメッセージ作成時の台紙の選択の処理を示す。
【００８０】
ユーザＡがＷｅｂで、台紙を選択する（Ｓ１１）。サーバは、ユーザＡの台紙データ（ＤＢ）を更新する（Ｓ２１）。サーバは更新アプリ起動メールをユーザＡの端末へ送信する（Ｓ２２）。更新アプリ起動メールは、受信側端末に更新アプリケーション（単にアプリともいう）を起動させる契機となるメールである。このメールを受信した端末は更新アプリを起動し（Ｓ１２）、その中でサーバに対して台紙データの要求を行う（Ｓ１３）。これに応じてサーバは当該台紙データを端末へ送信する（Ｓ２３）。端末はこれを受信し、キャッシュ内の台紙データの更新を行う（Ｓ１４）。この際、これらの台紙データを自身の台紙として消去不可とするフラグの設定等を行う。
【００８１】
一方、デコレーションメッセージ受信時、該当するメッセージが使用している台紙がキャッシュにない場合は、台紙をダウンロードして、そのデータをキャッシュする。既にキャッシュ領域が満杯の時には、所定の条件に従って（例えば、消去可能なデータのうち古いものから）データを消去する。
【００８２】
図２１に、デコレーションメッセージ受信時の台紙データのキャッシュ関連処理を示す。
【００８３】
ユーザＡが自己の端末からデコレーションメッセージ（図では便宜上「デコメ」と略記）を作成し、送信する（Ｓ３１，Ｓ３２）。このとき、図４に示したような構成のメッセージが送信される。台紙やシールのイメージ情報は送信されない。ヘッダおよびフッタの情報は送信情報に含めてもよいし、サーバ側で追加してもよい。サーバがこのメッセージを受信すると、宛先のユーザＢの端末に対してデコレーションメッセージ起動メールを送信する（Ｓ４１）。デコレーションメッセージ起動メールは、受信側の端末がデコレーションメッセージを受信し所期の表示を行えるように、受信側端末に所定のアプリを起動させる契機となるメールである。ユーザＢの端末はこれに応じてデコレーションメッセージ用のアプリを起動し（Ｓ５１）、サーバに対してそのメッセージの内容の要求する（Ｓ４２）。サーバはこれに応じて当該メッセージを受信側端末に送信する（Ｓ４３）。受信側端末は受信メッセージから、使用されている台紙ＩＤを認識し、その台紙ＩＤがキャッシュされているか（ヒットしたか）どうかを確認する（Ｓ５２）。キャッシュにヒットしなかった場合、サーバに当該台紙ＩＤの台紙データを要求する（Ｓ４４）。サーバはこの要求に応じて台紙データを送信する（Ｓ４５）。受信側端末は受信した台紙データによりキャッシュの更新を行う（Ｓ５３）。さらに、この受信した台紙データを基にメッセージの構築、および表示を行う（Ｓ５４）。
【００８４】
端末における宛名リストのキャッシュは、宛名リストに宛名を追加するときに行われる。宛名リストの登録は、図２２に示したフローに従って行われる。
【００８５】
図２２（ａ）は宛名リストへの追加要求の処理を示している。ユーザＡが自己の端末から、サーバにアクセスし、Ｗｅｂ上で自己の宛名リストに追加したい相手（ユーザＢ）の通信アドレス（ここではメールアドレス）とニックネームとを仮登録する（Ｓ６１）。これに応じてサーバは、ユーザＢの端末に対して、宛名リスト追加承諾のアプリ起動メールを送信する（Ｓ７１）。ユーザＢの端末は、当該アプリ起動を行う（Ｓ８１）、デコレーションメッセージとして承諾メッセージ（図示せず）を表示する（Ｓ８２）。なお、承諾メッセージの文末には「返信」の代わりに「承諾」および「拒否」ボタン（図示せず）が表示される。
【００８６】
図２２（ｂ）は宛名リストへの追加要求のユーザＢの承諾に関する処理を示している。ユーザＢが「承諾」ボタンを押すと（Ｓ８３）、ＯＫデータがサーバへ送信される（Ｓ８４）。これに応じてサーバは、ユーザＡ，Ｂの各々の宛名リストデータを更新するとともに（Ｓ７２）、宛名リストのキャッシュ更新のアプリ起動メールをユーザＡ，Ｂの各々の端末宛てに送信する（Ｓ７３，Ｓ７４）。ユーザＡ，Ｂの端末は、それぞれ、宛名リストに相手のデータを追加することにより、キャッシュの更新を行う（Ｓ６３，Ｓ８５）。
【００８７】
図２２（ｃ）は宛名リストへの追加要求のユーザＢの拒否に関する処理を示している。ユーザＢが「拒否」ボタンを押すと（Ｓ８６）、キャンセル（ｃａｎｃｅｌ）データがサーバに送信される（Ｓ８７）。このキャンセルデータはサーバを介して、ユーザＡの端末へ送信される（Ｓ７５）。キャンセルデータを受けたユーザＡの端末は、宛名の追加ができなかった旨の表示を行う（Ｓ６４）。
【００８８】
この例では、端末側では、宛名リストの更新は基本的に登録時に行うことを想定しているが、他のタイミングで宛名リストの更新を行ってもよい。また、アプリの宛名リストにはメモリ容量の関係上、上限（たとえば２０人）を設定するようにしてもよい。１アプリについて宛名人数を制限し、宛名リストがこの上限の状態にある場合、キャッシュ更新のアプリの代わりに、新たなアプリのダウンロードを促すメールをサーバから送信するようにしてもよい。
【００８９】
また、図２２には表記されていないが、宛名リストへの追加要求を承諾したとき、ユーザＡ、ユーザＢの双方において、宛名リストを更新した後、それぞれの台紙データなどもダウンロードされる。
【００９０】
図２３に、デコレーションメッセージの受信時のシールデータの更新の処理を示す。シールデータもキャッシュすることにより、データ通信量を抑えることができる。シールのデータは、ある規定のサイズを持つ領域にキャッシュされ、デコレーションメッセージを受け取ったときに、その中に記述されるシールＩＤのデータがキャッシュにヒットすればそれを用い、ヒットしなければサーバからダウンロードする。
【００９１】
ユーザＡの端末でデコレーションメッセージを作成し、送信する（Ｓ１０１，Ｓ１０２）。これに応じてサーバは、宛先のユーザＢの端末に対してデコレーションメッセージアプリ起動メールを送信する（Ｓ１１１）。ユーザＢの端末は、これに応じて、デコレーションメッセージアプリを起動する（Ｓ１２１）。起動されたアプリは、メッセージの解釈を行い（Ｓ１２２）、シールＩＤをキーとしてローカルにキャッシュされているデータを取得する（Ｓ１２３）。キャッシュにヒットしなかった場合には、該当するシールデータ（シールの数だけ）のダウンロードをサーバに要求する（Ｓ１２４）。サーバからそれらのシールデータを取得すると（Ｓ１２５）、キャッシュの更新を行う（Ｓ１２６）。この際、キャッシュの要領をオーバーした場合には、所定の条件に従って（例えば古い順から）既存のシールデータを消去する。その後、当該シールデータを用いて、メッセージの表示を行う（Ｓ１２７）。
【００９２】
なお、上記のキャッシュは、受信用（表示用）のシールデータのための領域と、自分のメッセージ作成用シールデータのための領域に分けることが好ましい。デコレーションメッセージを表示する際に、シールデータを検索する場合には、双方の領域を検索可能とするが、キャッシュの更新は、デコレーションメッセージ受信時は、受信用領域のみとし、自分のシールデータ変更時（ほかの人が張ったシールをもらう等）は、作成用領域のみを更新する。なぜなら、自分が作成時に使用するシールは、勝手に書き換わることを防止するためである。
【００９３】
デコレーションメッセージを受信した側では、受け取ったメッセージに貼り付けらたシールにフォーカスを当てて、リンクされた内容を確認するか、シールのコピーを行うことができる。コピーした場合は、それをＵＩ画面４００上の別のアイテムにペーストすることができる。
【００９４】
次に、シールにリンクされた内容を確認する具体例について述べる。
【００９５】
図２４に、サーバにおいてシールデータを管理するシールテーブル６２の構成例を示す。図２４（ａ）に示すように、シールテーブル６２は、「シールＩＤ」をキーとして、「種類ＩＤ」、「イメージ」、「内容」を管理している。シールの内容はリンク内容であり、前述のとおり、テキスト、イメージ、音声データ、制御データ、等である。シールの「イメージ」の実体データは必ずしもこのテーブルに保持する必要はなく、データベース２０２内の該当するシールデータを指示するポインタを保持しておけばよい。シールの「内容」についても同様である。種類ＩＤはシール属性を規定している。
【００９６】
図２４（ｂ）は種類ＩＤの構成例を示している。ｄ１はシールがリンクシールか絵のみシールかの別を示す１ビットのシール属性データである。ｄ２は絵変わり（キャッシュ禁止）シールか否かを示す１ビットのシール属性データである。ｄ３ははがせるシールか否かを示す１ビットのシール属性データである。ｄ４は期限付きシールか否かを示す１ビットのシール属性データである。ｄ５は期限付きシールの他の属性（特にリンク）が有効となる期間の始期および終期を示す所定ビット数のデータである。ｄ６は合わせ技シールか否かを示す１ビットのシール属性データであり、ｄ７はこのシールが合わせ技シール全ｍ枚中のｎ番目のシールであることを示す所定ビット数のデータである。合わせ技シールが複数組存在しうるようにするために、合わせ技シールの組ＩＤのデータを追加してもよい。なお、図２４（ｂ）に示したデータ構成は例示であり、他の種々の構成例も考えられる。
【００９７】
本実施の形態において、デコレーションメッセージを表示するとき、端末はシールの種類ＩＤとそのイメージ情報とを取得する必要がある。ユーザが、シールを選択指示することによってその内容を確認するとき、シールの種類ＩＤによって、サーバとのインタラクションが定義される。たとえば、「絵のみシール」などのリンク内容のないシールの場合は、サーバとのインタラクションを必要とせず、端末側では、何のアクションも起こらない。「リンクシール」の場合は、サーバにアクセスし、シールＩＤをキーにしてその内容を取得する。デコレーションメッセージ内では、その内容を単純に表示するだけである（シールが、ほかのアイテムにコピーペーストされた場合は、そのアイテムによって、挙動が異なりうる。たとえば、スケジュールデータが予定表にペーストされればそのスケジュールデータが予定として追加され、番組録画予約データがＰＣ等にペーストされれば録画予約が行われる等）。
【００９８】
次に、本実施の形態において端末に設けられるシール箱について説明する。シール箱は、端末においてシールをユーザがライブラリとして管理するためのツールであり、ここでは以下の仕様を有する。
（１）他のアイテムでコピーされたシールを格納する
（２）シール箱に入れたシールを、各種アイテムで（シール）ツールとして使う（再利用する）ことができる
（３）自分の所有するシールの一覧（マトリックス表示）を見ることができる
（４）所有するシールについて、そのシールのリンク内容を確認することができる
（５）シールの一覧から不必要なものを削除することができる
（６）マトリックス表示されるシールの並び順などを編集することができる
【００９９】
前述のように、シールデータも端末にキャッシュされる。キャッシュされたデータはデコレーションメッセージや予定日記でのシールの表示などに使われる。
【０１００】
シール箱は、アイテムとしての機能とツールとしての機能がある。アイテムとしてのシール箱には、シール一覧機能とシール追加機能がある。
【０１０１】
シール一覧機能としては、マスコット４０１が情報を持っていない状態で、シール箱４０９にフォーカスを当ててエンター操作を行うと、シール一覧モードになる。ユーザの入力操作により目的のシールにフォーカスを当てて、エンター操作を行うと、リンク内容を見ることができる。シール一覧画面のマトリックス表示での表示順をユーザが編集できるようにしてもよい。なお、ＵＩアイテムとしてのシール箱４０９、および、メモリ１２２に確保されたシール箱用記憶領域が本発明におけるシール保存手段を構成する。
【０１０２】
図２５に例示するように、シール一覧モードでは、シールが画面上にマトリックス表示され、選んだシールのリンク内容を確認したり、シールを削除することができる。例えば図２５（ａ）ではテレビ画面形状のシールを選択すると図２５（ｂ）に示すように録画予約データの内容が確認される。図２５（ｃ）のようなハートのシールを選択指示すると、図２５（ｄ）に示すようにこのシールにリンクされていたイメージが表示されている。なおこのとき、リンク内容は意味として解釈されず（たとえば、録画データがシールに関連付けられていたとしても、録画予約が行われるわけではない）、テキストやイメージとしてそのまま表示される。
【０１０３】
また、図２６に示すように、シール箱内のいずれかのシールにフォーカスを当てた状態で消去を選ぶと、そのシールを消去（削除）することができる。消去する際には、ダイアログなどでユーザに確認をすることが好ましい。また、消去された位置には、それより後ろにあるシールが順次前詰めされるようにする（ただし、マトリックス上のどこにシールを置くかを編集可能にする場合は、この限りではない）。
【０１０４】
次にシール追加機能として、デコレーションメッセージやスクラップブックなど（アイテムの種類は限定しない）、他のアイテムでコピーしたシールをマスコット４０１を使ってシール箱４０９にペーストする（場合によっては、「シール箱へ追加する」というショートカットを用意する）ことにより、シールツールで使うことのできるシールライブラリに、コピーしたシールを追加することができる。図２７に示すように、シール箱４０９が既に満杯のときは、シール一覧モードに移り、いずれかのシールを消去することにより新しいシールを追加することができる。なお、シール箱４０９が満杯でない場合は、新しいシールは一番後ろに追加されていくようにする。ただし、前述したように、マトリックス上のシールの格納位置を編集できるようにする場合は、この限りではない。
【０１０５】
機能ツールとしてのシール箱の機能は、前述のシール一覧機能の「消去」が「貼る」になったものである。
【０１０６】
なお、ユーザが最初に使うことのできるシールの枚数は固定とし（例えば５枚）、そのシールは、新規登録時にユーザがＷＥＢで選んで決めることができるものとする。図２８は、最初に使えるシールの決定に関する処理を示している。
【０１０７】
まず、ユーザＡは新規登録時に、Ｗｅｂ上でシールを選択する（Ｓ１３１）。選択されたシールの情報はサーバに送信される（Ｓ１３２）。サーバは選択されたシールをユーザＡの初期シールデータとしてデータベース（ＤＢ）の更新を行う（Ｓ１４１）。ユーザＡの端末の要求によりサーバから、デコレーションメッセージアプリをダウンロードする（Ｓ１３３）。このアプリの初期起動（Ｓ１３４）により、シールデータ等をサーバに要求する（Ｓ１３４）。サーバはダウンロードさせるべきデータを構築し（Ｓ１４３）、端末へ送信する。端末では、スクラッチパッドの初期化後にシール箱内に初期シールデータが格納される（Ｓ１３５）。
【０１０８】
なお、最初に使えるシールは、ユーザが１枚１枚選択できるものとしたが、予め用意されたシールセット（マークだけ集めた「マークセット」や、数字に関する「数字セット」など）であっても、あるいは、サーバに完全にお任せのランダムに選択されるものであってもよい。
【０１０９】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更が可能である。
【０１１０】
例えば、シールサイズは１種類としたが複数種類用意してもよい。シールは任意の位置に貼付できるものとしたが、上述したような種々の属性をシールに付与する場合にはシールの貼付位置は限定されてもよい（例えば文字を配置可能な位置のみ）。
【０１１１】
封筒は台紙と同様、各ユーザが自己の用いる封筒を選択できるようにしてもよい。また、封筒の所定の位置または所望の位置にシールを貼付できるようにしてもよい。
【０１１２】
【発明の効果】
本発明によれば、端末装置のメッセージの編集画面において、入力されたテキスト情報に対して、イメージ情報を含むシールを貼付することができるので、視覚的なメッセージ通信において、絵文字や顔文字に代わって、現実のシールに近い使い方が可能となる。また、文字を隠す等、任意の位置にシールを貼ることを可能にしたり、シールに種々の属性を付与したりすることによって、表現の幅を拡げ、より個性豊かなメッセージの作成および伝達が可能となる。
【０１１３】
メッセージ中に、シール等の識別情報を含め、シール等のイメージ情報は含めないようにすれば、キャッシュの利用が可能となり、メッセージ送受信毎のデータ量を低減し、ひいては通信代および通信時間の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るシステム全体の概略構成、および通信端末装置の一例として携帯電話機の内部構成を示すブロック図である。
【図２】図１に示したサーバの概略の構成例を示すブロック図である。
【図３】本発明の実施の形態に係るデコレーションメッセージの構成要素（パーツ）についての説明図である。
【図４】本発明の実施の形態に係るデコレーションメッセージの具体的なデータ構成の例を示す図である。
【図５】本発明の実施の形態におけるデコレーションメッセージに関して端末で採用されるユーザインタフェース（ＵＩ）画面の例を示す図である。
【図６】本発明の実施の形態においてサーバに登録保持される宛名リストの構成例を示す図である。
【図７】本発明の実施の形態におけるあて先選択画面を示す図である。
【図８】本発明の実施の形態におけるメッセージ編集画面を示す図である。
【図９】本発明の実施の形態におけるメッセージ編集画面を示す図である。
【図１０】本発明の実施の形態におけるメッセージ編集画面を示す図である。
【図１１】本発明の実施の形態におけるメッセージ編集画面を示す図である。
【図１２】本発明の実施の形態におけるメッセージ編集画面を示す図である。
【図１３】本発明の実施の形態におけるメッセージ編集画面を示す図である。
【図１４】本発明の実施の形態におけるメッセージ編集画面を示す図である。
【図１５】本発明の実施の形態におけるデコレーションメッセージに関して端末で採用されるユーザインタフェース（ＵＩ）画面の例を示す図である。
【図１６】本発明の実施の形態におけるシールのリンクの具体例を示す図である。
【図１７】本発明の実施の形態におけるシールのリンクの具体例を示す図である。
【図１８】本発明の実施の形態に係る他のシステム全体の概略構成を示すブロック図である。
【図１９】本発明の実施の形態においてサーバがユーザ毎に保持する台紙データのテーブル例を示す図である。
【図２０】本発明の実施の形態におけるデコレーションメッセージ作成時の台紙の選択の処理を示すフローチャートである。
【図２１】本発明の実施の形態におけるデコレーションメッセージ受信時の台紙データのキャッシュ関連処理を示すフローチャートである。
【図２２】本発明の実施の形態における宛名リストの登録の処理例を示すフローチャートである。
【図２３】本発明の実施の形態におけるデコレーションメッセージの受信時のシールデータの更新の処理を示すフローチャートである。
【図２４】本発明の実施の形態において、サーバにおいてシールデータを管理するシールテーブルの構成例を示す図である。
【図２５】本発明の実施の形態におけるシール一覧モードの説明図である。
【図２６】本発明の実施の形態におけるシールを消去（削除）の説明図である。
【図２７】本発明の実施の形態においてシール箱が満杯のときの説明図である。
【図２８】本発明の実施の形態において最初に使えるシールの決定に関する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
５１…宛名リスト、６１…台紙テーブル、６２…シールテーブル、１００…携帯電話機（通信端末装置）、１５０…基地局、１６０…サーバ、１６３…ＰＣ、２０２…データベース、２０４…Ｗｅｂデータ記憶装置、２０６…テーブルデータ記憶装置、２０８…メールデータ記憶装置、３０２…台紙、３０３…シール[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a communication terminal device capable of communicating a message, a server that mediates transmission and reception of the message, and a computer program executed by the communication terminal device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, message communication such as electronic mail has become possible and widely used not only in PCs (personal computers) but also in communication terminal devices such as mobile phones.
[0003]
In particular, in message communication used personally such as a mobile phone, pictograms may be inserted into text for the purpose of creating visually expressive text. This can make the message more individual and glamorous. Also, by using emoticons, emotions that are difficult to convey in sentences can be expressed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, pictographs and emoticons are specified by character codes just like ordinary characters, and can be inserted at positions where characters can exist instead of characters. In addition, pictograms and emoticons do not have a wider range of contents than the pictographs, and change little.
[0005]
The present invention has been made in such a background, and an object of the present invention is to provide a communication terminal device, a server, and a computer program capable of expanding the range of expression instead of pictograms and emoticons in visual message communication. It is in.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A communication terminal device according to the present invention is a communication terminal device that transmits / receives a message to / from another communication terminal device via a server, wherein display means having a display screen for displaying information, and at least text on the display screen are provided. Input means for receiving input of information, means for attaching a sticker containing image information to the input text information in accordance with a user's instruction, and identification information (seal ID) of the seal on the text information And a message creating means for creating a message combining the position information in the message and a means for transmitting the created message to the server.
[0007]
At the time of creating a message exchanged between the communication terminal devices via the server, a sticker containing image information can be attached to the input text information according to a user's instruction. This message includes, in addition to the text information, identification information of the seal and position information within the message.
[0008]
The text information is input on a mount image prepared in advance and displayed on the display screen, and the sticker is attached to a desired position on the mount according to a user's instruction. The mount image can be, for example, an image of stationery, so that the sticker can be attached with a more realistic feeling.
[0009]
The message creation means preferably includes, in the message, the seal ID and identification information for specifying the mount, and does not include image information of the seal and the mount. As a premise, by holding the image information of the sticker and the mount on the terminal, the amount of communication data at the time of message transmission / reception is reduced.
[0010]
Each seal is assigned a type ID that specifies a seal attribute in addition to the seal ID. As the type ID, a seal attribute indicating that the seal is linked to other information, a seal attribute prohibiting caching of image information of the seal, and a time limit for validating or invalidating the other seal attributes are given. A seal attribute, a seal attribute that enables a combination of the seals when a plurality of seals having a predetermined seal ID are combined, and a seal attribute that indicates that the seal is peeled off from the backing sheet by a user operation on a display screen on the receiving side. Can be included.
[0011]
A seal storage means for storing the copied or peeled seal in a reusable manner may be provided.
[0012]
The display screen includes a user interface screen on which a plurality of items are displayed, and when the other information is applied to an item on the user interface screen, controls the device or function associated with the item. It may be control data. In this case, the user can control the device or the like using the control data linked to the seal via the seal.
[0013]
A server according to the present invention is a server that mediates transmission and reception of messages between users of a communication terminal device, and includes identification information of a seal (seal ID) and position information in a message from a first communication terminal device to text information. Receiving the message, combining the message with the second communication terminal of the user of the message destination, storing the seal image information corresponding to the seal ID, and performing the communication. Means for returning seal image information in response to a request for seal image information specifying the seal ID from the terminal device.
[0014]
When the server receives a message in which text information is combined with identification information of a seal (seal ID) and position information in the message from the first communication terminal apparatus, the server communicates with the second communication terminal apparatus of the user of the message. To send the message. The communication terminal device has a storage unit that stores the seal image information corresponding to the seal ID, and returns the seal image information in response to a request for the seal image information specifying the seal ID from the communication terminal device.
[0015]
The server may further include a board registration unit for registering a board for message creation for each user, and can provide image information of the registered board in response to a request from each user.
[0016]
A means for registering a destination user and its user icon for each user may be provided, and the communication terminal device of each user may display the user icon of the destination when creating a message for the registered destination.
[0017]
The present invention is further understood as a computer program executed in a communication terminal device that transmits and receives a message to and from another communication terminal device via a server.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 shows a schematic configuration of the entire system according to the present embodiment and an internal configuration of a mobile phone 100 as an example of a communication terminal device (also simply referred to as a terminal). In this system, the mobile phone 100 is connected to a communication network 155 via a base station 150. The communication network 155 is connected to a server 160, another mobile phone 100, a PC 163 as an e-mail terminal device, and the like. Communication network 155 may include a telephone network, the Internet, or the like.
[0020]
The control unit 105 of the mobile phone 100 is connected to the modulator 103 and the demodulator 104, which are further connected to the antenna 101 via the antenna duplexer 102, and to external communication via the base station 150 and the communication network 155. It transmits and receives voice and data to and from the terminal device. The control unit 105 has a CPU 110, and realizes functions of the mobile phone by using control programs and application programs and necessary parameters stored in a memory 122. The memory 122 includes a non-volatile memory such as a ROM and an EEPROM, and a generally volatile RAM. The control unit 105 further includes an external interface 111, through which an input unit 106 (various keys and a jog dial, etc.), a display unit 107 (display means such as an LCD), an LED 108 (light emitting unit), a vibrator 109 (vibrating unit). And the like. A clock unit 121 is further connected to the control unit 105. The clock unit 121 manages date and time information and has a timer function. The control unit 105 constitutes a display control unit of the present invention.
[0021]
FIG. 2 shows a schematic configuration example of the server 160. The server 160 includes a Web processing unit 203, a table processing unit 205, and a mail (message) processing unit 207 as main functional units.
[0022]
The web processing unit 203 is connected to a web data storage device 204 that stores image (image) and text data for forming a web screen, is connected to a communication network 155 via a communication unit 201, and It functions as a response unit that returns Web data in response to a request for Web data from the user. The Web processing unit 203 may perform processing of Web data before this transmission. The Web processing unit 203 is connected to an application program (application) 309 functioning on the terminal and a database (storage device) 202 storing various resource data such as the mount 302 and the sticker 303, and in response to a download request from the terminal. These are sent to the terminal.
[0023]
The table processing unit 205 is connected to a table data storage device 206 that stores various management data tables such as an address list 51, a mount table 61, and a sticker table 62, which will be described later. In accordance with the information given from 207, various table data are created and updated.
[0024]
The mail processing unit 207 is connected to the communication network 155 via the communication unit 201, and is in charge of transmitting and receiving messages such as e-mails transmitted and received between users. A mail with a special specification as described later in this embodiment is particularly called a decoration message. The mail processing unit 207 is also connected to a mail data storage device 208 for storing mail data and a table processing unit 205.
[0025]
The mail function and the Web function of the server 160 may be handled by different servers, and the necessary information may be mutually exchanged as needed. Although not shown, an interface for inputting and outputting various data to and from the outside may be provided separately from the communication unit 201.
[0026]
Hereinafter, the configuration and operation of the decoration message will be described in detail.
[0027]
First, the components (parts) of the decoration message will be described with reference to FIG. FIG. 3A shows the appearance of a decoration message on the display screen 300 of the terminal. For the decoration message, a mount 302 independently shown in FIG. 3B is used. The mount 302 is an element corresponding to a background image of the message, and selects a simulated stationery with a different ground color, pattern, picture (not shown), ruled line, etc. for each of the previously registered destinations (destinations). Can be. In this mount, the date 306 of the day of creation is automatically input as a header 301. It is preferable that a certain type of format (February 12, 2003 or February 12, 2003) be prepared as the date header so that several types of colors can be selected. Also, the registered name of the user is automatically input as the sender name as the footer 304. The template of the footer is, for example, in the format of “from more than one”, and the name of the user is inserted in the part of “to” when the message is created. However, “more” of the footer 304 is not essential. The sender footer may be configured to be able to specify a color in the same manner as the date header.
[0028]
When the input message becomes full on the mount, the next page is generated. A maximum XX page and an upper limit may be set in consideration of the data size. When the recipient reads this message, the page can be switched by operating the up / down key or the left / right key. Therefore, page scrolling is not performed in the present embodiment. However, the present invention does not exclude dealing with a long message by scrolling without introducing the concept of a page.
[0029]
As shown in FIG. 3A, the user writes a text 305 of the text information on the mount and attaches an arbitrary sticker 303 selected in the message (any position on the mount 302). Can be. The sticker in the present specification includes image (image) information that constitutes a picture or animation, and can be attached to an arbitrary position on the mount independently of the text information input on the mount. If it overlaps the text, the sticker will be over the text. The plurality of seals can be stuck together or partially on top of each other.
[0030]
Any character in the text can be given a desired color. The color can be specified by a user using a user interface (UI) as described later. The color format shall be semantically understood by the user. This makes it possible to add a color that cannot be selected by the user using the UI (particularly, a character color tool described later) by directly filling the description according to this format into the text.
[0031]
Regarding various settings that are prerequisites for using the decoration message, as described later, the customization information is set in the download site before downloading the decoration message application. At this time, a set of a mount, a format of a date header, a format of a sender footer, and several types of seals are selected (registered) from various variations.
[0032]
When you download the application and start it for the first time, you will download the resources as described above (specifically, for the first start, download the application, receive the application start mail with ID from the server, and then send the parameter by mail Access the download site with the app by launching with and download the data). Also, the recipient of the message is registered in the message address list in advance. After the consent of the partner is obtained, the address of the partner is added to the address list 51 of the user. The other party will download the resource data at the time of consent. This is all realized by e-mail notification and application activation from e-mail (activation with parameters for downloading resources).
[0033]
By downloading these resource data in advance, the message data can be composed of elements such as date, sender, text + seal position, color ID + number of characters, seal ID (× seal number), and the like.
[0034]
The seal is specified by a seal ID as described later, and has at least picture (image) data. The seal is typically provided with some content (link) other than the image (although there may be a seal without any content). The contents of each seal (not an image of the seal itself) are defined by the above-described tail table 62 in the server.
[0035]
There are the following types of seal attributes in the present embodiment.
[0036]
(1) "Link seal"
The contents are linked (linked) to some contents, and the contents are accessed when the user instructs the seal, which is the most typical seal in the present embodiment. The contents to be linked may be various types such as text, images, audio data, control data (schedule data, recording reservation data, etc.) for controlling a device or function associated with the item.
[0037]
(2) "Picture only seal"
This is a sticker with no link content. Therefore, nothing happens when the user indicates this seal.
[0038]
(3) "Emoji seal"
This sticker prohibits the cache of picture data (described later) and always obtains picture data from the server when the picture (image) of the sticker is displayed on the terminal. On the server side, the picture of the sticker is changed under predetermined conditions. For example, the picture corresponding to the seal ID is changed at a predetermined cycle such as every day or every hour.
[0039]
(4) "Time-limited seal"
When a certain date and time (expiration date) arrives, the associated content becomes valid (or vice versa). For example, the start and / or end of the validity period is defined in the server, and when the terminal requests the seal data and the time is between the start and end, the seal data is returned. Alternatively, when the seal data is issued from the server to the terminal, the current time stamp information is attached to the seal data, and when the seal image information is requested from the terminal, the time stamp is compared with the current date and time to enable or disable. It is also possible to judge. If the terminal also holds a type ID described below for the time-limited seal cached in the terminal, the terminal can determine whether to request the server for the seal data when instructing the seal.
[0040]
(5) "Adhesive technique seal"
When a plurality of stickers are combined (for example, when they are simultaneously present on the same mount, in the same message, on the same screen, in a predetermined screen area, etc.), the plurality of stickers associated with the contents that become effective for the first time It is.
[0041]
When one of the sticking technique stickers is selected and instructed on a mount or the like, the type ID of the other sticker on the screen is checked, and it is confirmed whether the sticking technique stickers are prepared. If they are, the server is notified to that effect. Various responses can be made to this notification depending on the processing inside the server. When the type ID of the seal is not held on the terminal side, all the seal IDs of the seals on the backing paper or the like may be sent to the server, and the server side may check whether the matching technique seal is prepared.
[0042]
(6) "Peelable seal"
It is a sticker that can be peeled off from the backing on the side receiving the decoration message. For example, a character or the like hidden by a sticker can be confirmed by putting it on a character or the like on a mount and peeling it off. The peelable seal may have a single attribute, but may have an attribute that any other type of seal described above can also have.
[0043]
FIG. 4 shows an example of a specific data configuration of the decoration message. In this example, the decoration message is defined in a markup language format using tags. The mount tag <board id =...> Specifies a mount ID which is an identifier of the mount. The page tag <page value =...> Specifies a page number for each mount. The body tag <body> specifies a body area for each page. The color tag <C ...> in the text specifies the color of the character. The seal tag <seal id =...> Specifies a seal ID, which is an identifier of the seal, and positional information on the mount. In this example, only one page of data is shown, but if there is a subsequent page, similar data is added in page units. In the present embodiment, elements in the page tag <page value =...> Are drawn in order from the top, and the body is described as the bottom layer. The drawing order of the stickers is the order in which the data appears, and when the positions overlap, the sticker described later is pasted on the sticker described above. The order of the description of the seal follows the order in which the user performed the pasting operation.
[0044]
C of the color tag <Cxx> is an identifier representing a character color, and xx represents a character color identification number. In this example, the identification number is expressed in hexadecimal, and 256 patterns can be expressed. By inserting this tag in the text, the character color of the character until the next appearance of the tag relating to the character color is defined. The default color of the text is black. However, the present invention is not limited to this, and a default color can be determined for each mount. As for the character color, only 27 colors can be specified in the editing operation on the UI as described later, but by inputting <C2A> or the like by hand in the text, more colors than the number of colors that can be specified in the editing operation (here, 256 colors) can be designated.
[0045]
Since the data of the sticker is included in the message so as to be separable from the mount and the text information, it can be peeled off from the mount or the like on the receiving side.
[0046]
FIG. 5 shows an example of a user interface (UI) screen 400 adopted by the terminal for the decoration message in the present embodiment. The user interface shown in the figure displays a character (hereinafter, referred to as a mascot) 401 called an agent or a mascot on a screen and a plurality of items operated (instructed) in accordance with the operation of the mascot 401 by a user. It is intended to provide a user interface which can be easily and intuitively operated by a user. In the example shown in the figure, various items are arranged inside the room, and the mascot 401 can move in the room and act on a desired item according to the operation of the user. As the items in the figure, a post 402, a PC 403, a crystal ball (or light ball) 404, and a letter 405 are shown.
[0047]
A clock icon 408 displayed in the upper right corner of the UI screen 400 in FIG. 5 indicates that the schedule data is currently being copied. This copied content is symbolized by the crystal ball 404 held by the mascot 401. When the crystal ball 404 is to be pasted to an arbitrary item, an operation of placing the crystal ball 404 held by the mascot 401 downward while focusing on the item to which the crystal ball 404 is to be pasted is performed. The example in the figure shows a case where the schedule data is attached to the message to be created by pasting the item of the letter 405.
[0048]
An example of the size (width × length) of each part used on the UI screen 400 of the terminal according to the present embodiment is as follows.
Tool BOX 24 × 24 [dots]
Paint 24 × 12 [dots]
Faucet 12 × 12 [dots]
Mount 124 x 124 [dots]
Envelope 80 x 50 [dots]
Seal 16 x 16 [dots]
User icon (used for displaying address, etc.) 24 × 24 [dots]
[0049]
The basic image data and parts constituting these screens are stored in the terminal as resource data initially or at the time of installation of an application that supports this UI, and are required by using these elements. The image is changed accordingly. Instead of this, it is also possible to sequentially receive and display the image data at that time from the server online.
[0050]
FIG. 6 shows a configuration example of the address list 51 registered and held in the server. The address list 51 is a list of people who can send the decoration message, and is a data table held in the server. In the address list, the “user name (nickname)” of the communication partner, the “mail address” and the “user icon” of the communication partner are registered in advance for each user according to the operation of each user. Further, the address list of each user is temporarily stored (cached) locally on the terminal of the user.
[0051]
Hereinafter, an operation example according to the present embodiment and processing of the terminal and the server at that time will be described.
[0052]
When the terminal user (in this example, “Tarako”) creates and transmits a decoration message, the user operates the mascot 401 on the UI screen 400 in FIG. 5 to focus on the item of the letter 405, and performs an enter operation (eg, enter operation). When the user presses the (enter) key, the screen shifts to the destination selection screen in FIG. On this screen, users registered in the cached address list are displayed as selection candidates with user icons and nicknames. If not all members can fit on the screen, the user can scroll through the images or switch pages to display hidden destination candidates. The user icon is supplied from the server as a part of the resource data, and is preferably selected by the user when registering the address.
[0053]
When one of the destination candidates (“Tachibana” in the example in the figure) is selected on the destination selection screen in FIG. 7, a message editing screen 510 as shown in FIG. 8A is displayed. On this editing screen, a mount for the user "Tarako" is displayed. A destination (TO :) is indicated by a user icon 501 below the mount. A plurality of tool icons that can be used on this editing screen are displayed on the right side of the mount. In this example, a character input tool 511, a seal tool 512, a character color tool 513, an eraser tool 514, and a transmission tool 515 are prepared in order from the top along the procedure flow. Note that a clock icon 408 at the upper right corner of the screen of FIG. 7 and the lower left of the edit screen of FIG. 8A indicates that schedule data is prepared as attached data.
[0054]
The character input tool 511 is a tool for inputting a text message in the body text box of the mount. The seal tool 512 is a tool for selecting a desired seal and affixing the seal to an arbitrary position on the mount. The character color tool 513 is a tool for changing the color of an arbitrary character (or character string) of the input text. The eraser tool 514 is a tool for deleting an arbitrary character (character string) or a seal of the text once input. The transmission tool 515 is a tool for transmitting a completed message to a destination. The user can sequentially select these tools by operating the input unit 106 (FIG. 1). The order in which the tools are actually used does not necessarily need to be in the order described above, and an operation in which the tools once executed are reused later is also possible.
[0055]
If the user performs an enter operation while focusing on the character input tool 511, the screen shifts to a character input screen 520 as shown in FIG. 8B. FIG. 8C shows a state where the user has input characters on this screen. FIG. 8D shows a state where the character input is completed and the screen returns to the edit screen 510.
[0056]
Next, as shown in FIG. 9A, when the user moves the focus to the seal tool 512, a seal cursor for determining the sticking position of the seal at the initial position of the mount in the edit screen 510 of FIG. 9A. 530 is displayed. When the enter operation is performed in this state, as shown in FIG. 9B, a selection candidate of the seal 303 in the seal library is displayed as an image in the tool display area. If all the stickers do not fit on the screen, the hidden stickers can be displayed by scrolling. The default focus position may be fixed or may change dynamically, such as the last sticker that was focused last time.
[0057]
FIG. 9C shows a screen after the user selects one sticker on the screen of FIG. 9B. In this screen, a picture of the seal is displayed on the seal cursor 530 on the mount, and an arrow indicating that the position of the seal can be moved up, down, left, and right is displayed around the seal. The user can switch the unit movement amount of the seal with respect to the unit operation amount. In this example, the unit of 10 dots and the unit of 1 dot can be alternately switched by a toggle operation of the right soft key. Soft keys are keys to which functions are dynamically assigned by an application or the like. In the present embodiment, soft keys are used, but the instruction operation is not limited to this. The difference in the unit movement amount can be recognized by the user by the difference in the form of the arrow around the seal (here, single and double). FIG. 9C shows a state in which “Omaka” has been selected, and it is shown that pressing the right soft key at the lower right of the screen allows the user to move to “Komakaku”. FIG. 9D shows a state in which “COMAKAKA” has been selected, and it can be seen that pressing the right soft key at the lower right of the screen allows the user to move to “Osaka”. FIG. 9E shows a screen in a state where the positioning of the first sheet has been completed. On this screen, the option of the seal is displayed again for the subsequent sticking of the seal, and the seal cursor 530 is displayed. When the sticking of the seal is completed by operating the left soft key, the screen returns to the screen of FIG. 9F in which the tool area appears again.
[0058]
FIG. 10 shows another example in which a plurality of stickers 303a, 303b, and 303c are attached on a mount. As shown in FIGS. 10A to 10C, the sticker may be attached at a position where the character is hidden (303b) or may be attached at a blank position (303a, 303c). In the illustrated example, the second seal 303b completely hides the character "Ne" (see FIG. 10C). FIGS. 11A to 11C show an example in which the sticker 303b is attached to a position over a plurality of characters. The example of FIG. 10 shows the seal movement in units of 10 dots, and the example of FIG. 11 shows the seal movement in units of 1 dot. The user can use the right soft key by appropriately switching between the two unit movement amounts.
[0059]
FIG. 12A shows a state where the next character color tool 513 is selected from the screen of FIG. 9F. By specifying the character range for changing the color and selecting the colors (green, yellow, red, blue, black, white) of the paints 5131 to 5136, the color of the character string within the character range is specified and the color Changes can be made. The palette 5137 is for mixing colors by mixing colors. As a result, it is possible to generate more colors than the number of paints. In the color mixing, when a paint is selected, the color is entered in the palette 5137. If a color is already in the palette, that color and the new color are mixed. In order to suppress the number of IDs that can be generated, in the present embodiment, there are a total of 27 types (3 to the third power) of RGB in three stages.
[0060]
A specific color mixing method in the present embodiment is as follows. When a green color is added to another color, first, R and B of RGB are lowered by one level. If there is no change, G is increased by one level. When a yellow color is added, first, B of RGB is lowered by one level. If there is no change in this, R and G are raised by one step. When a red color is added, first, G and B of RGB are lowered by one level. If there is no change, R is increased by one step. When a blue color is added, first, R and G of RGB are lowered by one level. If there is no change, B is increased by one level. If black paint is added, lower all RGB by one level. When white paint is added, all RGB are raised by one level. With such an operation method, the user can intuitively and easily execute the mixing of colors on the palette.
[0061]
When a character area is selected as shown in FIGS. 12B to 12C for the current palette color determined in this way, the selected character string (“drink”) Is given the color of the current palette. The colors of the palette created in the past are stored as history data 5139 up to the four most recent colors, and any one of them can be selected and used. The color of the palette can be reset to colorless by the "clear" operation using the right soft key. FIG. 12C shows an example in which the color of the character string “drink” is changed from the default black to another color (for example, green). In the figure, for convenience of monochrome display, it is indicated by a bag character.
[0062]
FIG. 13A shows a state where the eraser tool 514 is selected. When the enter operation is performed on this screen, the screen shifts to the screen of FIG. In this example, a character eraser tool 5141 for erasing characters and a seal eraser tool 5142 for removing a sticker once attached are displayed in the tool area, and either one can be selectively used. . When the character eraser tool 5141 is selected, a character area can be designated by a cursor operation as in the case of character color selection. When the seal eraser tool 5142 is selected, the focus is on the first seal, and the focus is sequentially moved to another seal by a cursor moving operation. The character or the seal is erased by the enter operation.
[0063]
The message created as described above can be transmitted to the destination user by an enter operation or a right soft key operation on a screen on which the transmission tool 515 is selected as shown in FIG.
[0064]
Next, the UI screen 400 and operation of the receiving terminal will be described.
[0065]
As shown in FIG. 15A, when an item of the post 402 is selected by operating the mascot 401, the screen shifts to a reception box screen including a received message as shown in FIG. 15B. Here, the received message is shown in a format in which the nickname and the transmission date of the sender (sender) are described in the envelope icon 406. The user selects the desired message from among them. The image of the letter as well as the mount can be customized by each individual. In the figure, the color of the envelope changes according to the sender. Such an image of the envelope can be stored in the server similarly to the mount, and can be cached in the terminal.
[0066]
As a display form of the message in the receiving box, not the envelope but the expression in which the mount is opened like a origami folded state is also possible. In this case, processing such as switching the origami pattern in various ways or exchanging folding skills as attached information is also conceivable. Thereby, it is possible to enjoy the pleasure of learning how to fold and the pleasure of deployment upon receipt.
[0067]
When any of the received messages (envelopes) is selected on the screen in FIG. 15B, the contents are displayed as shown in FIG. 15C. The message content in this example corresponds to the message transmitted in FIG. On the mount of the received message, a clock icon 408 as attached data (schedule data in the figure) and a reply button 307 for creating a reply message are displayed. As shown in FIGS. 15D, 15E, and 15F, the sticker 303 on the mount, the icon 408 of the attached data, and the reply button 307 can be sequentially focused by a user operation. When the focus operation is performed on the seal 303 and the enter operation is performed, the link content of the seal can be confirmed. The sticker can be copied and stored in a seal box described later. The copied sticker remains on the mount as it is. In the case of a peelable seal, the seal can be peeled off by a predetermined operation of the user, for example, so that a character or the like hidden below (if present) can be seen. The peeled sticker can be stored in a sticker box like the copied sticker. Alternatively, it is also possible to discard without saving.
[0068]
A specific example of the seal link will be described with reference to FIGS. Three stickers 303a, 303b, and 303c are attached to the mount of the received message shown in FIG. The receiving user of this message cannot know the presence or absence of the link of each sticker or the content of the link just by looking at the sticker. In this example, when the first seal (star) 303a is selected and instructed (enter operation here), an image of the birthday cake is displayed as shown in FIG. 16B, and the seal is linked to this image information. You can see that it was done. If the second seal (coffee cup) 303b in FIG. 15C is selected and indicated, nothing happens. Therefore, it can be seen that this seal is a picture-only seal and that no link has been made.
[0069]
When the third sticker (television screen shape) 303c is selected and indicated as shown in FIG. 17A, the recording reservation data as shown in FIG. 17B is displayed. FIG. 17C shows a state in which the sticker is copied and the screen returns to the UI screen 400 after returning to the screen of FIG. 17A. The content of the copy is shown in a state where the mascot 401 holds the crystal ball 404. When the PC 403 is selected from this screen and the copy content is pasted (applied) to the PC 403, a program recording reservation operation in the PC 403 is performed based on the content. In this case, it is assumed that the PC 403 has a TV program recording reservation function and is connected to the communication network 155. By the operation of the recording reservation instruction on the terminal, a predetermined command is instructed from the terminal to the PC 163 in FIG. The user is notified of the setting completion of the recording reservation on a screen as shown in FIG.
[0070]
As shown in FIG. 18, a home server 170 may be connected to the communication network 155, and the recording device 174 and other devices 175 may be remotely controlled via the home server 170. Alternatively, when the terminal has a wireless interface such as Bluetooth (trademark), the PC 163, the home server 170, the recording device 174, and the like are directly controlled from the terminal via the wireless interface without passing through the base station 150. It may be.
[0071]
Next, a message display process will be described.
[0072]
If the receiving side receives the decoration message and there is no corresponding mount in the cache, the terminal notifies the server of the mount ID and obtains the mount image together with information such as the mount header and footer. it can. The terminal composes and displays screen data based on these information and the information in FIG. A specific display process will be described in order. The following processing is performed for each page.
[0073]
First, drawing of the mount is performed. It is checked whether or not the data of the mount ID is stored in the cache, and if not, an inquiry is made to the server. From the server, the image of the mount, the header and the footer can be obtained. These are drawn first.
[0074]
Next, the text is drawn. At this time, the text is drawn according to the character color information.
[0075]
Next, a seal is drawn. Stickers are drawn in the order in which they are attached. First, it is checked whether or not the data of the seal ID is stored in the cache, and if not, an inquiry is made to the server. At this time, image information of the seal and a type ID (designating a seal attribute) representing the type of the seal can be acquired as the seal data. By acquiring the type ID, when the user selects the seal and confirms the content, whether or not the user needs to inquire the server for details again, and a specific interface for the inquiry (from the terminal to the server) Information that needs to be sent to
[0076]
Here, data caching performed by the terminal according to the present embodiment will be described. In order to minimize unnecessary communication in the terminal, a mechanism for caching data is adopted. The storage area of the memory 122 that caches data is called a scratch pad. The data cached in the terminal in the present embodiment is a mount, an address list, and a sticker, and details of each will be described below.
[0077]
The mount data is required when creating and receiving the decoration message. Basically, it is preferable that one person can select a plurality of mounts for production. For example, if it is possible to select three mounts per person, it is necessary to be able to cache up to (the number of the other party + self) × 3 types of mounts in consideration of reception. A flag is set for the mount data cached in the scratchpad. This flag indicates whether erasure is possible. The mount data selected by the user for creation is set to “non-erasable” so that it is not overwritten when a decoration message is received.
[0078]
FIG. 19 shows a mount table 61 for managing the mount data held by the server for each user. In this example, the mount IDs of the three mounts selected for each user are registered. The actual data of the mount is held in the database 202.
[0079]
FIG. 20 shows a process of selecting a mount when creating a decoration message.
[0080]
The user A selects a mount on the Web (S11). The server updates the mount data (DB) of the user A (S21). The server sends an update application start mail to the terminal of the user A (S22). The update application start mail is a mail that triggers the receiving terminal to start the update application (also simply referred to as an application). The terminal that has received the mail activates the update application (S12), and makes a request for the mount data to the server therein (S13). In response, the server transmits the mount data to the terminal (S23). The terminal receives this and updates the mount data in the cache (S14). At this time, a flag is set which disables erasure of the mount data as its own mount.
[0081]
On the other hand, when the decoration message is received, if the mount used by the corresponding message is not in the cache, the mount is downloaded and the data is cached. When the cache area is already full, data is erased according to a predetermined condition (for example, oldest data that can be erased).
[0082]
FIG. 21 shows the cache-related processing of the mount data when the decoration message is received.
[0083]
The user A creates a decoration message (abbreviated as “decome” for convenience in the figure) from his own terminal and transmits it (S31, S32). At this time, a message having a configuration as shown in FIG. 4 is transmitted. The image information of the mount and the seal is not transmitted. The header and footer information may be included in the transmission information, or may be added on the server side. When the server receives this message, it sends a decoration message activation mail to the terminal of the destination user B (S41). The decoration message activation e-mail is an e-mail that triggers the reception-side terminal to activate a predetermined application so that the reception-side terminal can receive the decoration message and display an intended message. In response to this, the terminal of the user B activates an application for a decoration message (S51), and requests the contents of the message from the server (S42). In response, the server transmits the message to the receiving terminal (S43). The receiving terminal recognizes the board ID being used from the received message and checks whether the board ID is cached (hit) (S52). If no hit is found in the cache, the server requests the mount data of the mount ID (S44). The server transmits the mount data in response to the request (S45). The receiving side terminal updates the cache with the received mount data (S53). Further, a message is constructed and displayed based on the received mount data (S54).
[0084]
Caching of the address list at the terminal is performed when an address is added to the address list. The registration of the address list is performed according to the flow shown in FIG.
[0085]
FIG. 22A shows the processing of a request to add to the address list. The user A accesses the server from his / her own terminal, and temporarily registers the communication address (here, the mail address) and the nickname of the partner (user B) to be added to his / her own address list on the Web (S61). In response to this, the server transmits an application start-up e-mail to the user B's terminal to accept the address list addition (S71). The terminal of the user B activates the application (S81), and displays an acceptance message (not shown) as a decoration message (S82). At the end of the sentence of the acceptance message, "accept" and "reject" buttons (not shown) are displayed instead of "reply".
[0086]
FIG. 22B shows a process related to the consent of the user B of the request for adding to the address list. When the user B presses the "accept" button (S83), OK data is transmitted to the server (S84). In response, the server updates the address list data of each of the users A and B (S72), and transmits an application start mail for updating the cache of the address list to each terminal of the users A and B (S73, S74). The terminals of the users A and B update the cache by adding the data of the other party to the address list (S63, S85).
[0087]
FIG. 22C shows a process related to the rejection of the user B of the request to add to the address list. When the user B presses the “reject” button (S86), cancel data is transmitted to the server (S87). The cancellation data is transmitted to the user A's terminal via the server (S75). The terminal of the user A that has received the cancel data displays that the address could not be added (S64).
[0088]
In this example, the terminal is assumed to update the address list basically at the time of registration. However, the address list may be updated at another timing. Further, an upper limit (for example, 20 persons) may be set in the address list of the application due to the memory capacity. If the number of addressees is limited for one application and the address list is at the upper limit, an email prompting the download of a new application may be sent from the server instead of the cache-updated application.
[0089]
Further, although not shown in FIG. 22, when the request for adding to the address list is accepted, both the user A and the user B update the address list, and also download their respective mount data.
[0090]
FIG. 23 shows a process of updating the seal data when the decoration message is received. By caching the seal data, the amount of data communication can be suppressed. The sticker data is cached in an area having a specified size. When the decoration message is received, if the seal ID data described in the cache hits the cache, the data is used. to download.
[0091]
A decoration message is created and transmitted by the user A's terminal (S101, S102). In response, the server transmits a decoration message application activation mail to the terminal of the destination user B (S111). In response to this, the terminal of the user B activates the decoration message application (S121). The activated application interprets the message (S122), and acquires locally cached data using the seal ID as a key (S123). If no hit is found in the cache, the server requests the server to download the corresponding seal data (as many as the number of seals) (S124). When the sticker data is obtained from the server (S125), the cache is updated (S126). At this time, if the cache point is exceeded, the existing seal data is deleted according to a predetermined condition (for example, from the oldest one). Thereafter, a message is displayed using the seal data (S127).
[0092]
It is preferable that the cache is divided into an area for receiving (display) seal data and an area for own message creation seal data. When displaying the decoration message, when searching for the seal data, both areas can be searched.However, when updating the cache, only the reception area is received when the decoration message is received, and when the seal data is changed (Such as getting a sticker put by another person) updates only the creation area. This is because the seal used by the user at the time of creation is prevented from being rewritten without permission.
[0093]
The receiving side of the decoration message can focus on the sticker attached to the received message, confirm the linked content, or copy the sticker. If copied, it can be pasted to another item on the UI screen 400.
[0094]
Next, a specific example of checking the content linked to the seal will be described.
[0095]
FIG. 24 shows a configuration example of a seal table 62 for managing seal data in the server. As shown in FIG. 24A, the seal table 62 manages “type ID”, “image”, and “content” using “seal ID” as a key. The contents of the seal are the contents of the link, and as described above, are text, images, audio data, control data, and the like. The actual data of the “image” of the seal does not necessarily need to be stored in this table, and a pointer to the corresponding seal data in the database 202 may be stored. The same applies to the “content” of the seal. The type ID defines a seal attribute.
[0096]
FIG. 24B shows a configuration example of the type ID. d1 is 1-bit seal attribute data indicating whether the seal is a link seal or a picture-only seal. d2 is 1-bit seal attribute data indicating whether or not a picture change (cache prohibited) seal is used. d3 is 1-bit seal attribute data indicating whether or not the seal is peelable. d4 is 1-bit seal attribute data indicating whether or not the seal has a time limit. d5 is data of a predetermined number of bits indicating the start and end of a period in which another attribute (particularly, link) of a time-limited seal is valid. d6 is 1-bit seal attribute data indicating whether or not the seal is a combined technique seal, and d7 is data of a predetermined number of bits indicating that the seal is the n-th seal in all m pieces of the combined technique seal. In order to allow a plurality of sets of the combination technique sticker, data of the set ID of the combination technique seal may be added. The data configuration shown in FIG. 24B is an exemplification, and other various configuration examples are also conceivable.
[0097]
In the present embodiment, when displaying a decoration message, the terminal needs to acquire the type ID of the seal and its image information. When the user confirms the contents by selecting and instructing a seal, the interaction with the server is defined by the seal type ID. For example, in the case of a sticker having no link content, such as a "picture sticker", no interaction with the server is required, and no action occurs on the terminal side. In the case of "link seal", the server accesses the server and acquires the contents using the seal ID as a key. In the decoration message, the contents are simply displayed. (If the sticker is copied and pasted to another item, the behavior may be different depending on the item. For example, schedule data is pasted to the calendar. For example, if the schedule data is added as a schedule and the program recording reservation data is pasted to a PC or the like, a recording reservation is made.
[0098]
Next, a seal box provided in a terminal in this embodiment will be described. The seal box is a tool for the user to manage the seal as a library in the terminal, and has the following specifications.
(1) Store stickers copied with other items
(2) The seal put in the seal box can be used (reused) as a (seal) tool for various items
(3) You can see a list of your own stickers (matrix display)
(4) You can check the link content of the seal you own
(5) Unnecessary items can be deleted from the list of stickers
(6) The order of the seals displayed in the matrix can be edited.
[0099]
As described above, the seal data is also cached in the terminal. The cached data is used to display decoration messages and stickers in scheduled diaries.
[0100]
The seal box has a function as an item and a function as a tool. The seal box as an item has a seal list function and a seal addition function.
[0101]
As the seal list function, when the mascot 401 has no information and the enter operation is performed while focusing on the seal box 409, the seal list mode is set. When the user focuses on the target seal by an input operation and performs an enter operation, the contents of the link can be viewed. The display order in the matrix display of the seal list screen may be edited by the user. Note that the seal box 409 as a UI item and the seal box storage area secured in the memory 122 constitute a seal storage unit in the present invention.
[0102]
As illustrated in FIG. 25, in the seal list mode, the seals are displayed in a matrix on the screen, and the link content of the selected seal can be confirmed or the seal can be deleted. For example, in FIG. 25A, when a TV screen-shaped sticker is selected, the contents of the recording reservation data are confirmed as shown in FIG. 25B. When a heart seal as shown in FIG. 25C is selected and displayed, an image linked to this seal is displayed as shown in FIG. 25D. At this time, the link content is not interpreted as meaning (for example, even if the recording data is associated with the sticker, the recording reservation is not performed), and is displayed as it is as a text or an image.
[0103]
Further, as shown in FIG. 26, when the user selects the erasure while focusing on any one of the seals in the seal box, the seal can be erased (deleted). When deleting, it is preferable to confirm with the user through a dialog or the like. In addition, the erased position is sequentially stuffed with the subsequent seals (unless the place where the seal is to be placed on the matrix can be edited).
[0104]
Next, as a sticker adding function, a sticker copied with another item such as a decoration message or a scrapbook (the type of the item is not limited) is pasted into the sticker box 409 using the mascot 401 (in some cases, “to the sticker box By preparing a shortcut to “add”, the copied seal can be added to a seal library that can be used with the seal tool. As shown in FIG. 27, when the seal box 409 is already full, the mode shifts to the seal list mode, and a new seal can be added by deleting one of the seals. If the seal box 409 is not full, a new seal is added at the back. However, as described above, this does not apply to the case where the storage position of the seal on the matrix can be edited.
[0105]
The function of the seal box as a function tool is such that “erasing” in the above-mentioned seal list function is changed to “paste”.
[0106]
The number of stickers that can be used first by the user is fixed (for example, five), and the sticker can be selected and determined by the user at the time of new registration. FIG. 28 shows a process for determining a seal that can be used first.
[0107]
First, at the time of new registration, the user A selects a seal on the Web (S131). The information of the selected seal is transmitted to the server (S132). The server updates the database (DB) using the selected seal as the initial seal data of the user A (S141). The decoration message application is downloaded from the server at the request of the terminal of the user A (S133). By the initial activation of this application (S134), the server requests the server for seal data and the like (S134). The server constructs data to be downloaded (S143) and transmits the data to the terminal. In the terminal, the initial seal data is stored in the seal box after the initialization of the scratch pad (S135).
[0108]
Although the user can select the stickers that can be used at first, one by one, the sticker set prepared in advance (such as a “mark set” that collects only marks or a “number set” related to numbers) can be used. Alternatively, it may be a random selection completely left to the server.
[0109]
The preferred embodiment of the present invention has been described above, but various modifications and changes other than those described above are possible.
[0110]
For example, although one type of seal size is used, a plurality of types may be prepared. Although the sticker can be attached to an arbitrary position, the sticking position of the seal may be limited when various attributes as described above are given to the seal (for example, only positions where characters can be arranged).
[0111]
As with the backing sheet, each user may be allowed to select an envelope to be used by the user. Further, a seal may be attached to a predetermined position or a desired position of the envelope.
[0112]
【The invention's effect】
According to the present invention, a sticker containing image information can be attached to input text information on the message editing screen of the terminal device, so that visual messages can be replaced with pictographs and emoticons. Therefore, it can be used close to the actual seal. In addition, it is possible to add a seal at any position, such as hiding characters, and to add various attributes to the seal, so that the range of expression can be expanded and a more individualized message can be created and transmitted It becomes.
[0113]
By including identification information such as stickers in the message and not including image information such as stickers, it is possible to use a cache, reduce the amount of data for each message transmission and reception, and thereby reduce communication costs and communication time. Can be achieved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a schematic configuration of an entire system according to an embodiment of the present invention and an internal configuration of a mobile phone as an example of a communication terminal device.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a schematic configuration example of a server illustrated in FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory diagram of components (parts) of a decoration message according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a specific data configuration of a decoration message according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a user interface (UI) screen employed by a terminal for a decoration message according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration example of an address list registered and held in a server according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing a destination selection screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a message editing screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing a message editing screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a message editing screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a diagram showing a message editing screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing a message editing screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a diagram showing a message editing screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a diagram showing a message editing screen according to the embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a diagram showing an example of a user interface (UI) screen adopted by a terminal for a decoration message according to the embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a diagram showing a specific example of a seal link according to the embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a diagram showing a specific example of a seal link according to the embodiment of the present invention.
FIG. 18 is a block diagram showing a schematic configuration of another overall system according to the embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a diagram illustrating an example of a table of mount data held by the server for each user in the embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a flowchart illustrating a process of selecting a mount when creating a decoration message according to the embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a flowchart illustrating a cache-related process of mount data when a decoration message is received according to the embodiment of the present invention.
FIG. 22 is a flowchart illustrating an example of processing for registering an address list according to the embodiment of the present invention.
FIG. 23 is a flowchart showing a process of updating seal data at the time of receiving a decoration message according to the embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a diagram showing a configuration example of a seal table for managing seal data in a server in the embodiment of the present invention.
FIG. 25 is an explanatory diagram of a seal list mode according to the embodiment of the present invention.
FIG. 26 is an explanatory diagram of erasing (deleting) a seal in the embodiment of the present invention.
FIG. 27 is an explanatory diagram when the seal box is full in the embodiment of the present invention.
FIG. 28 is a flowchart showing processing related to determination of a seal that can be used first in the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
51: address list, 61: mount table, 62: seal table, 100: mobile phone (communication terminal device), 150: base station, 160: server, 163: PC, 202: database, 204: Web data storage device, 206 ... Table data storage device, 208 ... Mail data storage device, 302 ... Mount, 303 ... Seal

Claims (24)

他の通信端末装置との間でサーバを介してメッセージの送受信を行う通信端末装置において、
情報を表示する表示画面を有する表示手段と、
前記表示画面上で少なくともテキスト情報の入力を受ける入力手段と、
ユーザの指示に応じて、前記入力されたテキスト情報に対して、イメージ情報を含むシールを貼付する手段と、
前記テキスト情報に前記シールの識別情報（シールＩＤ）およびメッセージ内での位置情報を組み合わせたメッセージを生成するメッセージ作成手段と、
この生成されたメッセージを前記サーバへ送信する手段と、
を備えたことを特徴とする通信端末装置。In a communication terminal device that transmits and receives messages to and from another communication terminal device via a server,
Display means having a display screen for displaying information;
Input means for receiving input of at least text information on the display screen,
Means for attaching a seal including image information to the input text information in response to a user's instruction;
Message creating means for creating a message in which the text information is combined with identification information (seal ID) of the seal and position information in the message;
Means for transmitting the generated message to the server;
A communication terminal device comprising: 前記テキスト情報は、予め用意され前記表示画面上に表示された台紙イメージ上に入力され、前記シールはユーザの指示に従って台紙上の所望の位置に貼付されることを特徴とする請求項１記載の通信端末装置。The text information is input on a mount image prepared in advance and displayed on the display screen, and the sticker is attached to a desired position on the mount according to a user's instruction. Communication terminal device. 前記メッセージ作成手段は、前記メッセージ中に、前記シールＩＤおよび前記台紙を特定する識別情報を含め、前記シールおよび前記台紙のイメージ情報は含めないことを特徴とする請求項２記載の通信端末装置。3. The communication terminal device according to claim 2, wherein the message creating unit includes the seal ID and identification information for specifying the mount, and does not include image information of the seal and the mount in the message. 各シールには前記シールＩＤの他にシール属性を指定する種類ＩＤが割り当てられていることを特徴とする請求項１記載の通信端末装置。The communication terminal device according to claim 1, wherein a type ID for designating a seal attribute is assigned to each seal in addition to the seal ID. 前記種類ＩＤは、シールが他の情報にリンクされていることを示すシール属性を含むことを特徴とする請求項４記載の通信端末装置。The communication terminal device according to claim 4, wherein the type ID includes a seal attribute indicating that the seal is linked to other information. 前記シールの絵柄データをキャッシュするキャッシュ手段を有し、前記前記種類ＩＤは、シールのイメージ情報のキャッシュを禁止するシール属性を含むことを特徴とする請求項４記載の通信端末装置。5. The communication terminal device according to claim 4, further comprising a cache unit that caches the picture data of the sticker, wherein the type ID includes a seal attribute that prohibits caching of image information of the sticker. 前記種類ＩＤは、他のシール属性の有効となるまたは無効となる期限を付与するシール属性を含むことを特徴とする請求項４記載の通信端末装置。The communication terminal device according to claim 4, wherein the type ID includes a seal attribute for giving a time limit for validating or invalidating another seal attribute. 前記種類ＩＤは、予め定められたシールＩＤの複数のシールが組み合わされたとき当該シールの組み合わせを有効とするシール属性を含むことを特徴とする請求項４記載の通信端末装置。The communication terminal device according to claim 4, wherein the type ID includes a seal attribute that enables a combination of the seals when a plurality of seals having a predetermined seal ID are combined. 前記シールのデータは前記台紙および前記テキスト情報とは分離可能にメッセージ中に包含され、前記種類ＩＤは、受信側の表示画面上でユーザの操作により前記台紙からはがれることを示すシール属性を含むことを特徴とする請求項４記載の通信端末装置。The data of the seal is included in the message so as to be separable from the mount and the text information, and the type ID includes a seal attribute indicating that the seal is detached from the mount by a user operation on a display screen of a receiving side. The communication terminal device according to claim 4, wherein: コピーしたシールまたははがしたシールを再利用可能に保存するシール保存手段を備えたことを特徴とする請求項９記載の通信端末装置。10. The communication terminal device according to claim 9, further comprising a sticker storage unit that stores the copied sticker or the peeled seal so that the sticker can be reused. 前記表示画面は複数のアイテムが表示されたユーザインタフェース画面を含み、前記他の情報は、このユーザインタフェース画面のアイテムに対して適用されたとき、当該アイテムに対応づけられた装置または機能を制御する制御データである請求項５記載の通信端末装置。The display screen includes a user interface screen on which a plurality of items are displayed, and when the other information is applied to an item on the user interface screen, controls the device or function associated with the item. The communication terminal device according to claim 5, which is control data. 通信端末装置のユーザ間でのメッセージの送受信を仲介するサーバであって、第１の通信端末装置からテキスト情報にシールの識別情報（シールＩＤ）およびメッセージ内での位置情報を組み合わせたメッセージを受信する手段と、
このメッセージのあて先のユーザの第２の通信端末装置に当該メッセージを送信する手段と、
シールＩＤに対応してシールイメージ情報を記憶した記憶手段と、
当該通信端末装置からシールＩＤを特定したシールイメージ情報の要求に応じてシールイメージ情報を返信する手段と、
を備えたことを特徴とするサーバ。A server that mediates transmission and reception of messages between users of a communication terminal device, and receives a message in which text information is combined with identification information of a seal (seal ID) and position information in a message from a first communication terminal device. Means to
Means for transmitting the message to the second communication terminal of the user of the destination of the message;
Storage means for storing seal image information corresponding to the seal ID;
Means for returning seal image information in response to a request for seal image information specifying the seal ID from the communication terminal device;
A server comprising: ユーザ毎に自己のメッセージ作成用の台紙を登録する台紙登録手段を備え、各ユーザの要求に応じて当該登録された台紙のイメージ情報を提供することを特徴とする請求項１２記載のサーバ。13. The server according to claim 12, further comprising a board registration unit for registering a board for message creation for each user, and providing image information of the registered board in response to a request from each user. 各ユーザについてあて先ユーザおよびそのユーザアイコンを登録する手段を備え、当該各ユーザの通信端末装置において、前記登録されたあて先に対するメッセージの作成時に当該あて先のユーザアイコンを表示させることを特徴とする請求項１３記載のサーバ。A means for registering a destination user and a user icon for each user, wherein the communication terminal device of each user displays a user icon of the destination when creating a message for the registered destination. 13. The server according to 13. 各シールには前記シールＩＤの他にシール属性を指定する種類ＩＤが割り当てられていることを特徴とする請求項１４記載のサーバ。15. The server according to claim 14, wherein a type ID designating a seal attribute is assigned to each seal in addition to the seal ID. 前記種類ＩＤは、シールが他の情報にリンクされていることを示すシール属性を含むことを特徴とする請求項１５記載のサーバ。The server according to claim 15, wherein the type ID includes a seal attribute indicating that the seal is linked to other information. 前記シールの絵柄データをキャッシュするキャッシュ手段を有し、前記前記種類ＩＤは、シールのイメージ情報のキャッシュを禁止するシール属性を含むことを特徴とする請求項１５記載のサーバ。16. The server according to claim 15, further comprising a cache unit that caches the picture data of the sticker, wherein the type ID includes a seal attribute that prohibits caching of image information of the sticker. 前記種類ＩＤは、他のシール属性の有効となるまたは無効となる期限を付与するシール属性を含むことを特徴とする請求項１５記載のサーバ。16. The server according to claim 15, wherein the type ID includes a seal attribute for giving a validity period or an invalid period of another seal attribute. 前記種類ＩＤは、予め定められたシールＩＤの複数のシールが組み合わされたとき当該シールの組み合わせを有効とするシール属性を含むことを特徴とする請求項１５記載のサーバ。16. The server according to claim 15, wherein the type ID includes a seal attribute that makes a combination of the seals effective when a plurality of seals having a predetermined seal ID are combined. 前記種類ＩＤは、受信側の表示画面上でユーザの操作により前記台紙からはがれることを示すシール属性を含むことを特徴とする請求項１５記載のサーバ。16. The server according to claim 15, wherein the type ID includes a seal attribute indicating that the type is detached from the backing sheet by a user operation on a display screen on a receiving side. 他の通信端末装置との間でサーバを介してメッセージの送受信を行う通信端末装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
表示画面上で少なくともテキスト情報の入力を受けるステップと、
ユーザの指示に応じて、前記入力されたテキスト情報に対して、イメージ情報を含むシールを貼付するステップと、
前記テキスト情報に前記シールの識別情報（シールＩＤ）およびメッセージ内での位置情報を組み合わせたメッセージを生成するステップと、
この生成されたメッセージをサーバへ送信するステップと、
を備えたことを特徴とするコンピュータプログラム。A computer program executed in a communication terminal device that transmits and receives a message to and from another communication terminal device via a server,
Receiving at least input of text information on the display screen;
In accordance with a user's instruction, affixing a seal including image information to the input text information,
Generating a message in which the text information is combined with identification information (seal ID) of the seal and position information in the message;
Sending the generated message to a server;
A computer program characterized by comprising: 前記テキスト情報は、予め用意され前記表示画面上に表示された台紙イメージ上に入力され、前記シールはユーザの指示に従って台紙上の所望の位置に貼付されることを特徴とする請求項２１記載のコンピュータプログラム。22. The text information according to claim 21, wherein the text information is input on a mount image prepared in advance and displayed on the display screen, and the sticker is attached to a desired position on the mount according to a user's instruction. Computer program. 前記メッセージ作成手段は、前記メッセージ中に、前記シールＩＤおよび前記台紙を特定する識別情報を含め、前記シールおよび前記台紙のイメージ情報は含めないことを特徴とする請求項２２記載のコンピュータプログラム。23. The computer program according to claim 22, wherein the message creating unit includes, in the message, identification information for identifying the seal ID and the mount, and does not include image information of the seal and the mount. 各シールには前記シールＩＤの他にシール属性を指定する種類ＩＤが割り当てられていることを特徴とする請求項２２記載のコンピュータプログラム。23. The computer program according to claim 22, wherein a type ID designating a seal attribute is assigned to each seal in addition to the seal ID.
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