JP2004356049A - Key switch - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の電子機器において入力装置として用いられるキースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のキースイッチとしては、例えば図21及び図22に示す様なものがあった。このキースイッチでは、椀状導体部材101を固定シート102に貼り付けて固定し、固定シート102を回路基板103に重ね合わせて、椀状導体部材101を回路基板103上に載せ、スペーサ104を回路基板103上で椀状導体部材101の周囲に配置し、その上に押圧シート105及びキートップシート106を重ね合わせ、キートップシート106のキートップ106aを椀状導体部材101上に配置している。
【0003】
キートップシート106は、透明な合成樹脂製のものであって、その裏面に外観を好ましくするための印刷を施されている。押圧シート105は、その裏面に突起105aを有し、この突起105aの外周にスリット105bを形成したものである。
【0004】
キートップシート106のキートップ106aが押下されると、押圧シート105のスリット105bの内側部分が下降し、押圧シート105の突起105aが椀状導体部材101を押圧し、椀状導体部材101が変形して、椀状導体部材101の中央部が回路基板103の導電パターンに接触する。
【0005】
押圧シート105のスリット105bを省略しても構わないが、このスリット105bを形成しておけば、キートップ106aを操作するときの抵抗感が弱まり、クリック感(操作性)が向上する。
【0006】
その他の従来のキースイッチとしては、図23(a)に示す様に椀状導電部材201を回路基板202上に支持し、キートップ203をパネル204の孔204aから突出させ、キートップ203の鍔203aをパネル204の孔204aの縁に引っ掛けて、キートップ203を上下動可能に支持し、キートップ203の突起203bを椀状導電部材201に当接させたものがある。
【0007】
また、図23(b)に示す様に椀状導電部材211を回路基板212上に支持し、同時成形により薄いシート213をキートップ214に被せ、キートップ214をパネル215の孔215aから突出させ、キートップ214外周のシート213部分をパネル215下面に貼り付けて、キートップ214を上下動可能に支持し、キートップ214の突起214aを椀状導電部材211に当接させたものがある。
【0008】
更に、図23(c)に示す様に椀状導電部材221を回路基板222上に支持し、ラバー製のキートップシート223及びパネル224を回路基板上に重ね合わせ、上下動可能可能なキートップシート223のキートップ223aをパネル224の孔224aから突出させ、キートップ223aの突起223bを椀状導電部材221に当接させたものがある。
【0009】
一方、特許文献1には、椀状導体部材を回路基板に載せ、椀状導体部材の上方にキートップを配置し、椀状導体部材とキートップ間に保護シートを介在させておき、キートップが押下されると、キートップが保護シートを介して椀状導体部材を押圧し、椀状導体部材が変形して、椀状導体部材の中央部が回路基板の導電パターンに接触するという技術が開示されている。
【0010】
ここでも、キートップの外周に沿うスリットを保護シートに形成して、キートップのクリック感(操作性)を向上させている。
【0011】
【特許文献1】
実公平5−26663号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図21及び図22に示す従来のキースイッチでは、押圧シート105裏面の突起105aを形成するために、グラビア成形によりシート部材を成形加工する必要があり、このグラビア成形に用いられる金型が非常に高価であって、部品コストが高くなるという問題があった。また、透明なキートップシート106の裏面に外観を好ましくするための印刷を施しているものの、質感が軽薄であった。
【0013】
また、図23(a)に示す従来のキースイッチでは、キートップ203が押下されても、キートップ203がパネル204の孔204aから外れない様にキートップ203を十分に厚くする必要があることから、キースイッチそのものの薄型化が困難であった。また、キートップ203の鍔203aをパネル204の孔204aの縁に引っ掛けているものの、キートップ203が傾き易く、このために操作性の品位に欠け、キートップ214の突起214bが椀状導電部材211中央からずれて、クリック感も損なわれた。
【0014】
更に、図23(b)に示す従来のキースイッチでは、薄いシート213及びキートップ214を同時成形するための金型が非常に高価であって、部品コストが高くなるという問題があった。また、シート213をキートップ214に被せるため、シート213及びキートップ214が厚くなり、キースイッチそのものの薄型化が困難であった。
【0015】
また、図23(c)に示す従来のキースイッチでは、ラバー製のキートップシート223を用いるため、外観上の品位に欠けた。また、キートップシート223が厚くなり、キースイッチそのものの薄型化が困難であった。更に、キートップ223aの突起223bも柔軟なラバー製であるため、突起223bが椀状導電部材221を押圧し切れず、クリック感が損なわれた。
【0016】
また、特許文献1のキースイッチでは、キートップの形状が複雑であって、部品コストが高くなるという問題があった。
【0017】
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、コストを低く抑えることができ、薄型化、高品位の操作性、及び良好なクリック感を実現することが可能なキースイッチを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のキースイッチは、複数の椀状導体部材を載せた回路基板と、回路基板上の各椀状導体部材に重ねて配置されるそれぞれのキートップとを備えており、各キートップは、椀状導体部材に当接する突起部、及びキートップ本体の外側下方に突出する複数の脚部をそれぞれ有し、回路基板は、キートップ毎に、押下されたキートップの各脚部が入るそれぞれの孔を有している。
【0019】
この様な構成の本発明によれば、キートップの突起部を椀状導体部材に当接させている。キートップが押下されると、キートップの各脚部が回路基板の各孔に入り、キートップの突起部が椀状導体部材を押圧する。これにより、椀状導体部材が変形して、椀状導体部材の中央部が回路基板の導電パターンに接触する。
【0020】
キートップは、通常の安価な金型により成形することができる。このため、コストの低減を図ることができる。
【0021】
また、キートップの材料として十分な剛性を有するものを適用することができるので、キートップ裏面の突起部により椀状導体部材を確実に押圧して変形させることができ、良好なクリック感を得ることができる。また、キートップ本体を厚くする必要性がなく、キートップ本体を薄くすることができる。
【0022】
更に、本発明のキースイッチの厚みは、回路基板、椀状導電部材、及びキートップ本体のそれぞれの厚みの和となる。ここで、キートップが押下されても、キートップの各脚部が回路基板の各孔を貫通して突出しなければ、キートップの各脚部の長さがキースイッチの厚みに加わることはない。また、仮に、パネルを重ね合わせ、キートップをパネルの孔から突出させても、キートップの方がパネルよりも高くなるため、パネルの厚みがキースイッチに加わることはない。そして、先に述べた様にキートップ本体を薄くすることができることから、キースイッチそのものも薄くすることができる。
【0023】
また、本発明においては、各キートップ下面に貼り付けられるシートを備え、シートは、各キートップの突起部及び各脚部を回路基板側に通すそれぞれの孔を有している。
【0024】
この様なシートを各キートップ下面に貼り付ければ、各キートップの位置を保持することができ、各キートップの操作に際しては、各キートップのブレを抑えることができる。このため、キートップの突起が椀状導電部材中央からずれることなく、操作性の品位が保たれ、クリック感も保たれる。
【0025】
次に、本発明のキースイッチは、複数の椀状導体部材を載せた回路基板と、回路基板上の各椀状導体部材に重ねて配置されるそれぞれのキートップと、各キートップ下面に貼り付けられるシートとを備えており、各キートップは、椀状導体部材に当接する突起部をそれぞれ有し、シートは、各キートップの突起部を回路基板側に通すそれぞれの孔を有している。
【0026】
この様な構成の本発明によれば、キートップが押下されると、キートップの突起部が椀状導体部材を押圧する。これにより、椀状導体部材が変形して、椀状導体部材の中央部が回路基板の導電パターンに接触する。
【0027】
キートップは、通常の安価な金型により成形することができため、コストの低減を図ることができる。
【0028】
また、キートップの材料として十分な剛性を有するものを適用することができるので、キートップ裏面の突起部により椀状導体部材を確実に押圧して変形させることができ、良好なクリック感を得ることができる。また、キートップ本体を厚くする必要性がなく、キートップ本体を薄くすることができる。
【0029】
更に、シートを各キートップ下面に貼り付けていることから、各キートップの位置を保持することができ、各キートップの操作に際しては、各キートップのブレを抑えることができる。このため、キートップの突起が椀状導電部材中央からずれることなく、操作性の品位が保たれ、クリック感も保たれる。
【0030】
更に、本発明のキースイッチの厚みは、回路基板、椀状導電部材、及びキートップ本体のそれぞれの厚みの和となる。仮に、パネルを重ね合わせ、キートップをパネルの孔から突出させても、キートップの方がパネルよりも高くなるため、パネルの厚みがキースイッチに加わることはない。そして、先に述べた様にキートップ本体を薄くすることができることから、キースイッチそのものも薄くすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
図1は、本発明のキースイッチの第1実施形態を適用した電子機器を示す斜視図である。この電子機器は、例えば携帯端末装置であり、本実施形態のキースイッチ1を機器本体2に設け、表示装置3を蓋体4に設け、蓋体4を機器本体2の一辺に開閉自在に枢支したものである。
【0033】
図2乃至図7は、本実施形態のキースイッチ1を示している。図2は、キースイッチ1を部分的に示す分解斜視図である。図3(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キースイッチ1を構成するパネル15、各キートップ14、フレキシブルプリント基板12、及びステンレス板13を示す平面図である。図4は、キースイッチ1を部分的に示す透視平面図である。図5(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キースイッチ1のキートップ14を示す平面図、側面図、背面図、及び図5(c)のA−Aに沿う断面図である。図6、及び図7(a)、(b)は、図4のA−Aに沿う断面図である。
【0034】
本実施形態のキースイッチ1では、複数の椀状導体部材11をフレキシブルプリント基板(以下FPCと称する)12上に配列して固定し、高剛性のステンレス板13をFPC12の裏面に貼り付けて、FPC12の剛性をステンレス板13により補っている。そして、各キートップ14をFPC12上の各椀状導体部材11に重ね合わせ、その上からアルミ板等のパネル15を被せて、各キートップ14をパネル15のそれぞれの孔15aから突出させている。パネル15は、FPC12の周縁と該パネル15の周縁間にスペーサ等(図示せず)を介在させてから、各キートップ14に被せられており、FPC12とパネル15が相互に離間されて支持されている。
【0035】
FPC12には、椀状導体部材11毎に、椀状導電部材11の周囲の4つの孔12aが形成されている。また、FPC12には、各椀状導電部材11間のそれぞれの孔12bが形成されている。
【0036】
ステンレス板13には、FPC12の各孔12aに重なるそれぞれの孔13a、及びFPC12の各孔12bに重なるそれぞれの孔13bが形成されている。また、ステンレス板13の各孔13bの縁には、それぞれの突起13cが形成されている。ステンレス板13の各孔13bの突起13cは、該ステンレス板13に重ねられたFPC12の各孔12bに入り込み、該ステンレス板13をFPC12に対して位置決めする。
【0037】
各キートップ14は、その裏面中央に突起部14aを有し、その四隅に脚部14bを有する。各キートップ14をFPC12上の各椀状導体部材11に重ね合わせた状態では、各キートップ14の突起部14aが各椀状導体部材11に当接し、キートップ14別に、キートップ14の各脚部14bがFPC12の各孔12a及びステンレス板13の各孔13bに重なる様に配置される。また、キートップ14の各脚部14bがパネル15の孔15a周縁に引っ掛かり、パネル15の孔15aからのキートップ14の脱落が防止される。
【0038】
この様な構成のキースイッチ1において、図7(a)に示す様にキートップ14が押下されると、キートップ14裏面の突起部14aが椀状導体部材11を押圧し、椀状導体部材11が変形して、椀状導体部材11の中央部がFPC12の導電パターンに接触し、これによりキースイッチ1としての役目が果たされる。このとき、キートップ14の各脚部14bは、FPC12の各孔12a及びステンレス板13の各孔13bに入り込むので、キートップ14の移動を妨げることがない。
【0039】
また、仮に図7(b)に示す様にキートップ14の端が押下されて、キートップ14が傾いたとしても、キートップ14の他端の脚部14bがパネル15の孔15a周縁に引っ掛かるので、キートップ14裏面の突起部14aが下方に十分に移動して、椀状導体部材11が変形し、キースイッチ1としての役目が果たされる。
【0040】
また、キートップ14が解放されると、椀状導体部材11の弾性によりその形状が復帰し、これに伴ってキートップ14も上昇して元の状態に戻る。
【0041】
ここで、キートップ14は、通常の安価な金型により成形することができるため、コストの低減を図ることができる。また、キートップ14の材料として十分な剛性を有する合成樹脂等を適用することができるので、キートップ14裏面の突起部14aにより椀状導体部材11を確実に押圧して変形させることができ、良好なクリック感を得ることができる。また、キートップ14本体を厚くする必要性がなく、キートップ14本体を薄くすることができる。
【0042】
また、キースイッチ1の厚みは、FPC12、ステンレス板13、椀状導電部材11、及びキートップ14本体のそれぞれの厚みの和となる。キートップ14が押下されても、キートップ14の各脚部14bがFPC12の各孔12a及びステンレス板13の各孔13bを貫通して突出しないので、キートップ14の各脚部14aの長さがキースイッチ1の厚みに加わることはない。また、キートップ14の方がパネル15よりも高くなるため、パネル15の厚みがキースイッチ1に加わることはない。そして、先に述べた様にキートップ14本体を薄くすることができることから、キースイッチ1そのものも薄くすることができる。
【0043】
尚、キートップ14は、キースイッチ1外観の一部にもなるため、多様に変形したり、着色したり、装飾を施しても構わない。図8(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キートップ14Aの変形例を示す平面図、側面図、背面図、及び図8(c)のA−Aに沿う断面図である。また、図9(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キートップ14Bの他の変形例を示す平面図、側面図、図9(a)のA−Aに沿う断面図、及び背面図である。図10(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キートップ14Cの別の変形例を示す平面図、側面図、図10(a)のA−Aに沿う断面図、及び背面図である。図8乃至図10に示す様にキートップの形状を変更したり、キートップの各脚部の位置や個数等を変更したりしても良い。
【0044】
また、FPC12とステンレス板13を貼り合わせて用いる代わりに、剛性を有するプリント配線基板を用いても構わない。図11は、プリント配線基板16を適用したキースイッチ1Aを部分的に示す分解斜視図である。図12(a)、(b)、及び(c)は、キースイッチ1Aを構成するパネル15、各キートップ14、及びプリント配線基板16を示す平面図である。キースイッチ1Aでは、プリント配線基板16上に各椀状導体部材11を配列して固定し、各キートップ14を各椀状導体部材11に重ね合わせ、その上からパネル15を被せている。プリント配線基板16には、椀状導体部材11毎に、椀状導電部材11の周囲にキートップ14の各脚部14bが入る4つの孔16aが形成されている。
【0045】
図13乃至図17は、本発明の第2実施形態のキースイッチ21を示している。図13は、キースイッチ21を部分的に示す分解斜視図である。図14(a)、(b)、(c)、(d)、及び(e)は、キースイッチ21を構成するパネル15、各キートップ14、粘着シート22、フレキシブルプリント基板12、及びステンレス板13を示す平面図である。図15は、キースイッチ21を部分的に示す透視平面図である。図16、及び図17(a)、(b)は、図15のA−Aに沿う断面図である。
【0046】
尚、図13乃至図17において、図2乃至図7と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
【0047】
本実施形態のキースイッチ21は、図2乃至図7のキースイッチ1の代わりに、図1の電子機器に適用されるものである。このキースイッチ21では、複数の椀状導体部材11をFPC12上に配列して固定し、高剛性のステンレス板13をFPC12の裏面に貼り付けて、FPC12の剛性をステンレス板13により補っている。また、各キートップ14をパネル15のそれぞれの孔15aから突出させた状態で、各キートップ14及びパネル15の裏面に粘着シート22を貼り付け、その上で、各キートップ14をFPC12上の各椀状導体部材11に重ね合わせている。パネル15は、FPC12の周縁と該パネル15の周縁間にスペーサ等(図示せず)を介在させてから、各キートップ14に被せられており、FPC12とパネル15が相互に離間されて支持されている。
【0048】
粘着シート22は、例えば片面に粘着材を塗布されたPET等のフィルムを簡易金型等により打ち抜いた安価なものである。また、粘着シート22は、極めて薄く、キースイッチ21を厚くすることがない。
【0049】
また、粘着シート22には、各キートップ14裏面の突起部14a及び各脚部14bを貫通させるそれぞれの孔22aと、各キートップ14の周囲の4つのスリット22bとが形成されている。各スリット22bは、キートップ14の上下動を妨げないために設けられたものである。
【0050】
粘着シート22を各キートップ14及びパネル15の裏面に貼り付けたことにより、各キートップ14がパネル15のそれぞれの孔15a内で位置決めされる。このため、各キートップ14の操作に際しては、各キートップ14のブレが抑えられる。
【0051】
この様な構成のキースイッチ21において、図17(a)に示す様にキートップ14が押下されると、キートップ14裏面の突起部14aが椀状導体部材11を押圧し、椀状導体部材11が変形してFPC12の導電パターンに接触し、キースイッチ21としての役目が果たされる。このとき、キートップ14の各脚部14bは、FPC12の各孔12a及びステンレス板13の各孔13bに入り込む。
【0052】
また、仮に図17(b)に示す様にキートップ14の端が押下されて、キートップ14が傾いたとしても、キートップ14の他端の脚部14bがパネル15の孔15a周縁に引っ掛かるので、キートップ14裏面の突起部14aが下方に十分に移動する。その上、粘着シート22によってキートップ14のブレが抑えられることから、キートップ14裏面の突起部14aが椀状導体部材11の中央を突き押す。このため、椀状導体部材11が確実に変形し、キースイッチ21としての役目が果たされ、良好なクリック感が得られる。
【0053】
キートップ14が解放されると、椀状導体部材11の弾性によりその形状が復帰し、これに伴ってキートップ14も上昇して元の状態に戻る。
【0054】
尚、キートップ14を先に述べた様に多様に変形したり、FPC12とステンレス板13を貼り合わせて用いる代わりに、剛性を有するプリント配線基板を用いたりしても構わない。
【0055】
図18乃至図20は、本発明の第3実施形態のキースイッチ31を示している。図18は、キースイッチ31を部分的に示す透視平面図である。図19、及び図20(a)、(b)は、図18のA−Aに沿う断面図である。
【0056】
本実施形態のキースイッチ31は、図2乃至図7のキースイッチ1の代わりに、図1の電子機器に適用されるものである。このキースイッチ31では、複数の椀状導体部材32をFPC33上に配列して固定し、高剛性のステンレス板34をFPC33の裏面に貼り付けて、FPC33の剛性をステンレス板34により補っている。また、各キートップ35をパネル36のそれぞれの孔36aから突出させた状態で、各キートップ35及びパネル36の裏面に粘着シート37を貼り付け、その上で、各キートップ35をFPC33上の各椀状導体部材32に重ね合わせている。パネル36は、FPC33の周縁と該パネル36の周縁間にスペーサ等(図示せず)を介在させてから、各キートップ35に被せられており、FPC33とパネル36が相互に離間されて支持されている。
【0057】
各キートップ35は、その裏面中央に突起部35aを有するものの、先に述べたキートップ14の様な各脚部を持たない。
【0058】
粘着シート37は、例えば片面に粘着材を塗布されたPET等のフィルムを簡易金型等により打ち抜いたものである。また、粘着シート37には、各キートップ35裏面の突起部35aを貫通させるそれぞれの孔37aと、各キートップ35の周囲の4つのスリット37bとが形成されている。各スリット37bは、キートップ35の上下動を妨げないために設けられたものである。
【0059】
粘着シート37を各キートップ35及びパネル36の裏面に貼り付けたことにより、各キートップ35がパネル36のそれぞれの孔36a内で位置決めされる。このため、各キートップ35の操作に際しては、各キートップ35のブレが抑えられる。また、粘着シート37により各キートップ35がパネル36のそれぞれの孔36a内で支持されるため、各キートップ35がそれぞれの孔36aから脱落せずに済む。
【0060】
この様な構成のキースイッチ31において、図20(a)に示す様にキートップ35が押下されると、キートップ35裏面の突起部35aが椀状導体部材32を押圧し、椀状導体部材32が変形してFPC33の導電パターンに接触し、キースイッチ31としての役目が果たされる。
【0061】
また、仮に図20(b)に示す様にキートップ35の端が押下されて、キートップ35が傾いたとしても、粘着シート37によってキートップ35のブレが抑えられることから、キートップ35裏面の突起部35aが椀状導体部材32の中央を突き押す。このため、椀状導体部材32が確実に変形し、キースイッチ31としての役目が果たされ、良好なクリック感が得られる。
【0062】
キートップ35が解放されると、椀状導体部材32の弾性によりその形状が復帰し、これに伴ってキートップ35も上昇して元の状態に戻る。
【0063】
ここで、キートップ35は、通常の安価な金型により成形することができるため、コストの低減を図ることができる。また、キートップ35の材料として十分な剛性を有する合成樹脂等を適用することができるので、キートップ35本体を厚くする必要性がなく、キートップ35本体を薄くすることができる。
【0064】
また、キースイッチ31の厚みは、FPC33、ステンレス板34、椀状導電部材32、粘着シート37、及びキートップ35本体のそれぞれの厚みの和となるものの、先に述べた様にキートップ35本体を薄くすることができることから、キースイッチ31そのものも薄くすることができる。
【0065】
尚、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、キートップの突起部を椀状導体部材に当接させている。キートップが押下されると、キートップの各脚部が回路基板の各孔に入り、キートップの突起部が椀状導体部材を押圧する。これにより、椀状導体部材が変形して、椀状導体部材の中央部が回路基板の導電パターンに接触する。
【0067】
キートップは、通常の安価な金型により成形することができる。このため、コストの低減を図ることができる。
【0068】
また、キートップの材料として十分な剛性を有するものを適用することができるので、キートップ裏面の突起部により椀状導体部材を確実に押圧して変形させることができ、良好なクリック感を得ることができる。また、キートップ本体を厚くする必要性がなく、キートップ本体を薄くすることができる。
【0069】
更に、キートップが押下されても、キートップの各脚部が回路基板の各孔を貫通して突出しなければ、キートップの各脚部の長さがキースイッチの厚みに加わることはない。また、仮に、パネルを重ね合わせ、キートップをパネルの孔から突出させても、キートップの方がパネルよりも高くなるため、パネルの厚みがキースイッチに加わることはない。そして、先に述べた様にキートップ本体を薄くすることができることから、キースイッチそのものも薄くすることができる。
【0070】
また、シートを各キートップ下面に貼り付けているので、各キートップの位置を保持することができ、各キートップの操作に際しては、各キートップのブレを抑えることができる。このため、キートップの突起が椀状導電部材中央からずれることなく、操作性の品位が保たれ、クリック感も保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキースイッチの第1実施形態を適用した電子機器を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態のキースイッチを部分的に示す分解斜視図である。
【図3】(a)、(b)、(c)、及び(d)は、図2のキースイッチを構成するパネル、各キートップ、フレキシブルプリント基板、及びステンレス板を示す平面図である。
【図4】図2のキースイッチを部分的に示す透視平面図である。
【図5】(a)、(b)、(c)、及び(d)は、図2キースイッチのキートップを示す平面図、側面図、背面図、及び(c)のA−Aに沿う断面図である。
【図6】図4のA−Aに沿う断面図である。
【図7】(a)及び(b)は、図1のキースイッチを押下した2つの状態を示す図4のA−Aに沿う断面図である。
【図8】(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キートップの変形例を示す平面図、側面図、背面図、及び(c)のA−Aに沿う断面図である。
【図9】(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キートップの他の変形例を示す平面図、側面図、(a)のA−Aに沿う断面図、及び背面図である。
【図10】(a)、(b)、(c)、及び(d)は、キートップの別の変形例を示す平面図、側面図、(a)のA−Aに沿う断面図、及び背面図である。
【図11】図2のキースイッチの変形例を部分的に示す分解斜視図である。
【図12】(a)、(b)、及び(c)は、図11のキースイッチを構成するパネル、各キートップ、及びプリント配線基板を示す平面図である。
【図13】本発明の第2実施形態のキースイッチを部分的に示す分解斜視図である。
【図14】(a)、(b)、(c)、(d)、及び(e)は、図13のキースイッチを構成するパネル、各キートップ、粘着シート、フレキシブルプリント基板、及びステンレス板を示す平面図である。
【図15】図13のキースイッチを部分的に示す透視平面図である。
【図16】図15のA−Aに沿う断面図である。
【図17】(a)及び(b)は、図13のキースイッチを押下した2つの状態を示す図15のA−Aに沿う断面図である。
【図18】本発明の第3実施形態のキースイッチを部分的に示す透視平面図である。
【図19】図18のA−Aに沿う断面図である。
【図20】(a)及び(b)は、図18のキースイッチを押下した2つの状態を示す図18のA−Aに沿う断面図である。
【図21】従来のキースイッチを示す平面図である。
【図22】図21のA−Aに沿う断面図である。
【図23】(a)、(b)、及び(c)は、従来のキースイッチの他の各例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,21,31 キースイッチ
2 機器本体
3 表示装置
4 蓋体
11,32 椀状導体部材
12,33 フレキシブルプリント基板(FPC)
13,34 ステンレス板
14,35 キートップ
15,36 パネル
16 プリント配線基板
22,37 粘着シート[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a key switch used as an input device in various electronic devices.
[0002]
[Prior art]
As a conventional key switch of this type, for example, there has been a switch as shown in FIGS. In this key switch, the bowl-
[0003]
The
[0004]
When the
[0005]
The
[0006]
As another conventional key switch, as shown in FIG. 23A, a bowl-shaped
[0007]
Further, as shown in FIG. 23B, the bowl-shaped
[0008]
Further, as shown in FIG. 23 (c), a bowl-shaped
[0009]
On the other hand, in
[0010]
Also in this case, a slit along the outer periphery of the key top is formed in the protective sheet to improve the click feeling (operability) of the key top.
[0011]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 5-26663
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional key switch shown in FIGS. 21 and 22, in order to form the
[0013]
Further, in the conventional key switch shown in FIG. 23A, it is necessary to make the
[0014]
Further, in the conventional key switch shown in FIG. 23B, there is a problem that a die for forming the
[0015]
Further, in the conventional key switch shown in FIG. 23C, since the key
[0016]
Further, in the key switch of
[0017]
In view of the above, the present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and is a key capable of suppressing costs, realizing thinness, high-grade operability, and good click feeling. It is intended to provide a switch.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a key switch according to the present invention includes a circuit board on which a plurality of bowl-shaped conductor members are mounted, and respective key tops that are arranged so as to overlap with the bowl-shaped conductor members on the circuit board. Each of the key tops has a projection abutting on the bowl-shaped conductor member, and a plurality of legs protruding outward and downward from the key top body, and the circuit board includes a key top pressed down for each key top. Have respective holes into which the respective legs are inserted.
[0019]
According to the present invention having such a configuration, the projection of the key top is brought into contact with the bowl-shaped conductor member. When the keytop is pressed, each leg of the keytop enters each hole of the circuit board, and the projection of the keytop presses the bowl-shaped conductor member. As a result, the bowl-shaped conductor member is deformed, and the central portion of the bowl-shaped conductor member comes into contact with the conductive pattern on the circuit board.
[0020]
The key top can be formed by a usual inexpensive mold. For this reason, cost can be reduced.
[0021]
In addition, since a material having sufficient rigidity can be applied as the material of the key top, the bowl-shaped conductor member can be reliably pressed and deformed by the projection on the back surface of the key top, and a good click feeling can be obtained. be able to. Further, there is no need to make the key top body thick, and the key top body can be made thin.
[0022]
Furthermore, the thickness of the key switch of the present invention is the sum of the thicknesses of the circuit board, the bowl-shaped conductive member, and the key top body. Here, even if the keytop is pressed, the length of each leg of the keytop does not add to the thickness of the key switch unless each leg of the keytop projects through each hole of the circuit board. . Further, even if the panels are overlapped and the key top is projected from the hole of the panel, the key top is higher than the panel, so that the thickness of the panel does not add to the key switch. Since the key top body can be made thinner as described above, the key switch itself can be made thinner.
[0023]
Further, in the present invention, a sheet to be attached to the lower surface of each key top is provided, and the sheet has respective holes for passing the protrusions and the legs of each key top to the circuit board side.
[0024]
If such a sheet is stuck on the lower surface of each keytop, the position of each keytop can be maintained, and when each keytop is operated, blurring of each keytop can be suppressed. Therefore, the key top projection does not shift from the center of the bowl-shaped conductive member, the operability is maintained, and the clicking feeling is maintained.
[0025]
Next, the key switch of the present invention includes a circuit board on which a plurality of bowl-shaped conductor members are mounted, respective key tops placed on each bowl-shaped conductor member on the circuit board, and affixed to the lower surface of each key top. Each keytop has a projection that contacts the bowl-shaped conductor member, and the sheet has a hole that passes the projection of each keytop to the circuit board side. I have.
[0026]
According to the present invention having such a configuration, when the keytop is pressed, the projection of the keytop presses the bowl-shaped conductor member. As a result, the bowl-shaped conductor member is deformed, and the central portion of the bowl-shaped conductor member comes into contact with the conductive pattern on the circuit board.
[0027]
Since the key top can be formed by a normal inexpensive mold, the cost can be reduced.
[0028]
In addition, since a material having sufficient rigidity can be applied as the material of the key top, the bowl-shaped conductor member can be reliably pressed and deformed by the projection on the back surface of the key top, and a good click feeling can be obtained. be able to. Further, there is no need to make the key top body thick, and the key top body can be made thin.
[0029]
Furthermore, since the sheet is stuck to the lower surface of each keytop, the position of each keytop can be held, and when each keytop is operated, blurring of each keytop can be suppressed. Therefore, the key top projection does not shift from the center of the bowl-shaped conductive member, the operability is maintained, and the clicking feeling is maintained.
[0030]
Furthermore, the thickness of the key switch of the present invention is the sum of the thicknesses of the circuit board, the bowl-shaped conductive member, and the key top body. Even if the panels are overlapped and the key tops are projected from the holes of the panel, the key tops are higher than the panels, so that the thickness of the panel does not add to the key switch. Since the key top body can be made thinner as described above, the key switch itself can be made thinner.
[0031]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0032]
FIG. 1 is a perspective view showing an electronic apparatus to which a first embodiment of the key switch of the present invention is applied. This electronic device is, for example, a portable terminal device. The
[0033]
2 to 7 show the
[0034]
In the
[0035]
Four
[0036]
In the
[0037]
Each key top 14 has a
[0038]
In the
[0039]
7B, even if the end of the key top 14 is depressed and the key top 14 is inclined, the
[0040]
When the key top 14 is released, the shape of the bowl-shaped
[0041]
Here, since the key top 14 can be formed by a normal inexpensive mold, the cost can be reduced. In addition, since a synthetic resin or the like having sufficient rigidity can be applied as a material of the key top 14, the bowl-shaped
[0042]
The thickness of the
[0043]
In addition, since the key top 14 also becomes a part of the appearance of the
[0044]
Further, instead of using the
[0045]
13 to 17 show a
[0046]
Note that, in FIGS. 13 to 17, parts that perform the same operations as those in FIGS. 2 to 7 are denoted by the same reference numerals.
[0047]
The
[0048]
The pressure-
[0049]
The
[0050]
By attaching the
[0051]
In the
[0052]
Also, even if the end of the key top 14 is depressed and the key top 14 is inclined as shown in FIG. 17B, the
[0053]
When the key top 14 is released, the shape of the bowl-shaped
[0054]
The key top 14 may be variously deformed as described above, or a rigid printed circuit board may be used instead of using the
[0055]
18 to 20 show a
[0056]
The
[0057]
Each key top 35 has a
[0058]
The
[0059]
By attaching the
[0060]
In the
[0061]
Even if the end of the key top 35 is depressed as shown in FIG. 20B and the key top 35 is tilted, the blur of the key top 35 is suppressed by the
[0062]
When the key top 35 is released, the shape of the bowl-shaped
[0063]
Here, since the key top 35 can be formed by a normal inexpensive mold, the cost can be reduced. In addition, since a synthetic resin or the like having sufficient rigidity can be applied as a material of the key top 35, there is no need to make the key top 35 main body thick, and the key top 35 main body can be made thin.
[0064]
The thickness of the
[0065]
Note that the present invention is not limited to the above embodiments, and can be variously modified.
[0066]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the projection of the key top is brought into contact with the bowl-shaped conductor member. When the keytop is pressed, each leg of the keytop enters each hole of the circuit board, and the projection of the keytop presses the bowl-shaped conductor member. As a result, the bowl-shaped conductor member is deformed, and the central portion of the bowl-shaped conductor member comes into contact with the conductive pattern on the circuit board.
[0067]
The key top can be formed by a usual inexpensive mold. For this reason, cost can be reduced.
[0068]
In addition, since a material having sufficient rigidity can be applied as the material of the key top, the bowl-shaped conductor member can be reliably pressed and deformed by the projection on the back surface of the key top, and a good click feeling can be obtained. be able to. Further, there is no need to make the key top body thick, and the key top body can be made thin.
[0069]
Furthermore, even if the key top is pressed, the length of each leg of the key top does not add to the thickness of the key switch unless each leg of the key top protrudes through each hole of the circuit board. Further, even if the panels are overlapped and the key top is projected from the hole of the panel, the key top is higher than the panel, so that the thickness of the panel does not add to the key switch. Since the key top body can be made thinner as described above, the key switch itself can be made thinner.
[0070]
In addition, since the sheet is attached to the lower surface of each keytop, the position of each keytop can be held, and when operating each keytop, it is possible to suppress blurring of each keytop. Therefore, the key top projection does not shift from the center of the bowl-shaped conductive member, the operability is maintained, and the clicking feeling is maintained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an electronic apparatus to which a first embodiment of a key switch according to the present invention is applied.
FIG. 2 is an exploded perspective view partially showing the key switch according to the first embodiment of the present invention.
3 (a), (b), (c), and (d) are plan views showing a panel, key tops, a flexible printed board, and a stainless steel plate constituting the key switch of FIG.
FIG. 4 is a perspective plan view partially showing the key switch of FIG. 2;
5 (a), (b), (c), and (d) are plan views, side views, rear views, and AA of (c) showing a key top of the key switch of FIG. 2; It is sectional drawing.
FIG. 6 is a sectional view taken along the line AA in FIG. 4;
FIGS. 7A and 7B are cross-sectional views along AA of FIG. 4 showing two states in which the key switch of FIG. 1 is pressed.
FIGS. 8A, 8B, 8C, and 8D are a plan view, a side view, a rear view, and a cross-sectional view taken along line AA of FIG. It is.
9 (a), (b), (c), and (d) are a plan view, a side view, and a cross-sectional view taken along line AA of (a) of another modification of the key top. It is a rear view.
FIGS. 10 (a), (b), (c), and (d) are a plan view, a side view, and a cross-sectional view along AA of (a) showing another modification of the keytop. It is a rear view.
FIG. 11 is an exploded perspective view partially showing a modification of the key switch of FIG. 2;
FIGS. 12A, 12B and 12C are plan views showing a panel, each key top, and a printed wiring board which constitute the key switch of FIG. 11;
FIG. 13 is an exploded perspective view partially showing a key switch according to a second embodiment of the present invention.
14 (a), (b), (c), (d), and (e) are panels, key tops, an adhesive sheet, a flexible printed board, and a stainless steel plate constituting the key switch of FIG. FIG.
FIG. 15 is a perspective plan view partially showing the key switch of FIG. 13;
FIG. 16 is a sectional view taken along the line AA in FIG.
17 (a) and (b) are cross-sectional views along AA of FIG. 15 showing two states in which the key switch of FIG. 13 is depressed.
FIG. 18 is a perspective plan view partially showing a key switch according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a sectional view taken along AA in FIG. 18;
20 (a) and (b) are cross-sectional views along AA of FIG. 18 showing two states in which the key switch of FIG. 18 is pressed.
FIG. 21 is a plan view showing a conventional key switch.
FIG. 22 is a sectional view taken along the line AA of FIG. 21;
FIGS. 23A, 23B, and 23C are cross-sectional views showing other examples of the conventional key switch.
[Explanation of symbols]
1,21,31 key switch
2 Equipment body
3 Display device
4 Lid
11,32 bowl-shaped conductor member
12,33 Flexible printed circuit board (FPC)
13,34 stainless steel plate
14,35 key top
15, 36 panels
16 Printed wiring board
22,37 Adhesive sheet
Claims (3)
各キートップは、椀状導体部材に当接する突起部、及びキートップ本体の外側下方に突出する複数の脚部をそれぞれ有し、
回路基板は、キートップ毎に、押下されたキートップの各脚部が入るそれぞれの孔を有することを特徴とするキースイッチ。A circuit board on which a plurality of bowl-shaped conductor members are mounted, and respective key tops arranged so as to overlap with each bowl-shaped conductor member on the circuit board,
Each key top has a projection abutting on the bowl-shaped conductor member, and a plurality of legs protruding outward and downward of the key top body, respectively.
A key switch, wherein the circuit board has, for each key top, a hole into which each leg of the pressed key top is inserted.
シートは、各キートップの突起部及び各脚部を回路基板側に通すそれぞれの孔を有することを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ。Equipped with a sheet that can be attached to the bottom of each key top,
2. The key switch according to claim 1, wherein the sheet has respective holes through which the protrusions and the legs of each key top pass through the circuit board.
各キートップは、椀状導体部材に当接する突起部をそれぞれ有し、
シートは、各キートップの突起部を回路基板側に通すそれぞれの孔を有することを特徴とするキースイッチ。A circuit board on which a plurality of bowl-shaped conductor members are mounted, each key top arranged to be overlaid on each bowl-shaped conductor member on the circuit board, and a sheet attached to the lower surface of each key top,
Each key top has a projection that contacts the bowl-shaped conductor member,
A key switch, wherein the sheet has respective holes for passing the projections of the respective key tops through the circuit board.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003155233A JP2004356049A (en) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | Key switch |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009154159A1 (en) * | 2008-06-19 | 2009-12-23 | アルプス電気株式会社 | Actuator array and input device using the same |
JP2015143977A (en) * | 2013-12-25 | 2015-08-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Keyboard |
-
2003
- 2003-05-30 JP JP2003155233A patent/JP2004356049A/en active Pending
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WO2009154159A1 (en) * | 2008-06-19 | 2009-12-23 | アルプス電気株式会社 | Actuator array and input device using the same |
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