JP2004355394A

JP2004355394A - Method for managing right to use service

Info

Publication number: JP2004355394A
Application number: JP2003153183A
Authority: JP
Inventors: Akira Sobashima; 彰傍島
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2003-05-29
Filing date: 2003-05-29
Publication date: 2004-12-16

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To safely manage rights to use a number of services by using a limited number of recording members. <P>SOLUTION: The rights 105-108 to use services are held in a recording means 100 and a service providing means 101 checks out the rights from the recording means 100 as necessary. During the checkout, the service providing means 101 causes the rights 105 checked out to be stored in an internal storage means 10 together with the identification information of the recording means 100, etc. When the rights to use the services that are needed to execute the services become unnecessary, the rights are checked in at the original recording means 100. The rights are checked if they are the same as those recorded in the original recording means. If they are the same, the rights are duplicated in the recording means 100 as the rights 105 to use the services while retained rights 110 to use the services are deleted. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可搬型の記録手段を用いて、ソフトウェアの実行を許可するなどの各種サービス利用権を管理するサービス利用権管理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のサービス利用権管理方法には、例えば、特許文献１に示される以下のような方法があった。これは可搬型の記録手段に、実行したいソフトウェアの識別情報と、そのソフトウェアが格納されているネットワーク上のロケーション情報と、上記ソフトウェアを使用するためのライセンス情報とを格納してユーザーに販売する。そして記録手段に格納された識別情報とロケーション情報とを用いて対応するソフトウェアをネットワークサーバー手段からユーザーの情報処理手段にダウンロードして、記録手段に格納されたライセンス情報を用いて実行させるようにして、可搬型記録手段を用いてソフトウェアの利用権を管理させるものがあった。
【０００３】
以下、従来のサービス利用権管理方法について図を用いて説明する。図１１は従来のサービス利用権管理方法の仕組みを説明するための説明図である。図１１において、１００１は可搬型の外部記録手段、１００２は情報処理手段、１００３はネットワークサーバーである。
【０００４】
外部記録手段１００１は、実行対象のソフトウェア１００９を識別するソフトウェア識別情報１００４と、実行対象のソフトウェア１００９が置かれているネットワーク上の位置を示すロケーション情報１００５と、実行対象のソフトウェア１００９をダウンロードする際に必要となるライセンス情報１００６とを保有しており、実行対象のソフトウェア１００９の供給元から配布される。情報処理手段１００２は、外部記録手段１００１からソフトウェア識別情報１００４とロケーション情報１００５とライセンス情報１００６を読み出し、ネットワーク上から実行対象ソフトウェア１００９を検索してダウンロードする機能と、外部記録手段１００１から読み出すためのソフトウェア管理手段１００７と、ダウンロードされた実行対象ソフトウェア１００９を実際に実行するソフトウェア実行手段１００８を有している。ネットワークサーバー１００３は、情報処理手段１００２から送信されるソフトウェア識別情報１００４により、保有するソフトウェア群の中から対象となるソフトウェア１００９を、ソフトウェアのダウンロードを要求した情報処理手段１００２に転送する機能を有している。
【０００５】
情報処理手段１００２は、外部記録手段１００１が接続されると、外部記録手段１００１からソフトウェア識別情報１００４とロケーション情報１００５とライセンス情報１００６とを読み出し、ソフトウェア識別情報１００４に従ってネットワーク上の対象となるソフトウェア１００９をダウンロードする。そのためにロケーション情報１００５を元にソフトウェア１００９を保有しているネットワークサーバー１００３を検索し、ソフトウェア識別情報１００４とライセンス情報１００６を送信する。ネットワークサーバー１００３は、情報処理手段１００２から送信されたライセンス情報１００６を解析し、正規のユーザーであることを確認すると、ダウンロードが要求されたソフトウェア１００９を情報処理手段１００２に送信する。情報処理手段１００２はダウンロードしたソフトウェア１００９をソフトウェア実行手段１００８にて実行する。
【０００６】
情報処理手段１００２はまた、外部記録手段１００１が取り外されたとき、対象ソフトウェア１００９が実行中であればその処理の終了を待って、また実行中でなければ即座に、ソフトウェア１００９を削除する。
【０００７】
以上のようにして、安価で容量の小さな外部記録手段１００１を配布するだけで、対象となるソフトウェアの利用権を保持したまま、ユーザーの手を煩わせることなく、安全にソフトウェアを販売することができる。
【０００８】
【特許文献１】
特開２００２−２１５２５４号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、１つの外部記録手段には、対象となるソフトウェアの情報が１つしか格納されていないので、ライセンス数に応じた数の外部記録手段の媒体を保有しなくてはならず、ライセンス数が増大するとライセンス媒体のユーザー管理が困難となるという欠点があった。
【００１０】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、ライセンス情報の記録手段として１つの記憶媒体に複数の利用権情報を記録しておき、必要に応じてサービスを提供できるようにして利用権の管理を容易にするサービス利用権管理方法を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項１の発明は、固有の識別情報と、記録、消去自在の少なくとも１つのサービス利用権情報が記録された可搬型の記録手段と、固有の格納手段識別情報を有し、書き込み、消去自在の格納領域を持つ格納手段、及びサービス実行手段を有する少なくとも１つのサービス提供手段と、を含むサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法であって、サービスの実行時に前記サービス提供手段は、前記サービス実行手段が提供するサービスに対応した前記記録手段が保有する有効なサービス利用権情報を受け取り、前記格納手段に前記格納手段識別情報と共に格納し、受け取ったサービス利用権を保有しており、且つ前記格納手段に格納された格納手段識別情報がサービス実行時の格納手段の格納手段識別情報と一致した場合にのみ、対応するサービスを実行することを特徴とする。
【００１２】
本願の請求項２の発明は、固有の第１識別情報と、記録、消去自在の少なくとも１つのサービス利用権情報が記録された可搬型の記録手段と、固有の格納手段識別情報を有し、書き込み、消去自在の格納領域を持つ格納手段、及びサービス実行手段を有する少なくとも１つのサービス提供手段と、を含むサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法であって、サービスの実行時に前記サービス提供手段は、前記サービス実行手段が提供するサービスに対応した前記記録手段が保有する有効なサービス利用権情報を受け取り、前記格納手段に前記格納手段識別情報と共に格納し、前記記録手段の前記第１識別情報を受け取り前記格納領域に第２識別情報として保有し、前記サービス提供手段は、受け取ったサービス利用権を前記記録手段に返却する際に前記第１識別情報を前記記録手段から受け取り、受け取った前記第１識別情報と格納手段に保持している前記第２識別情報とを比較し、比較した結果前記第１識別情報と前記第２識別情報とが一致した場合に限り、既に受け取ったサービス利用権情報を前記記録手段に返却し、前記サービス提供手段の前記格納手段に保持していたサービス利用権情報と前記第２識別情報を削除することを特徴とする。
【００１３】
本願の請求項３の発明は、請求項１のサービス利用権管理方法において、前記記録手段は、保有するサービス利用権情報のうち、同一のサービスに対してはサービス利用権情報及び現在有効なサービス利用権の個数情報を有するものであり、前記サービス提供手段にサービス利用権情報を移動した際に、サービス利用権の個数情報が２以上の場合にディクリメントし、個数情報が１の場合にはサービス利用権情報とその個数情報を削除することを特徴とする。
【００１４】
本願の請求項４の発明は、請求項２のサービス利用権管理方法において、前記記録手段は、保有するサービス利用権情報のうち、同一のサービスに対してはサービス利用権情報及び現在有効なサービス利用権の個数情報を有するものであり、前記サービス提供手段は、サービス利用権情報を前記記録手段に返却する際には前記記録手段に当該サービス利用権情報がある場合にその個数情報をインクリメントし、当該サービス利用権情報がない場合にサービス利用権情報を書き戻し、その個数を１とすることを特徴とする。
【００１５】
本願の請求項５の発明は、請求項１のサービス利用権管理方法において、前記サービス提供手段は、複数のサービス実行手段を有するものであり、前記記録手段からそれぞれの前記サービス実行手段に対応した有効なサービス利用権情報を受け取った場合、前記１つのサービス提供手段の上で、２つ以上のサービスを実行することを特徴とする。
【００１６】
本願の請求項６の発明は、固有の第１識別情報と、記録、消去自在の少なくとも１つのサービス利用権情報、及び各サービス利用権情報に対応しサービス利用権を移動させるためのサービス移動権情報が記録された可搬型の少なくとも第１，第２の記録手段と、固有の格納手段識別情報を有し、書き込み、消去自在の格納領域を持つ格納手段を有する少なくとも１つのサービス提供手段と、を含むサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法であって、前記サービス提供手段は、提供するサービスに対応した前記記録手段が保有する有効なサービス利用権情報の一部を受け取り、前記格納手段に前記格納手段識別情報と共に格納し、前記第１記録手段から前記第１識別情報を受け取り、前記格納手段に第２識別情報として保有することを特徴とする。
【００１７】
本願の請求項７の発明は、固有の第１識別情報と、記録、消去自在の少なくとも１つのサービス利用権情報、及び各サービス利用権情報に対応しサービス利用権を移動させるためのサービス移動権情報が記録された可搬型の少なくとも第１，第２の記録手段と、固有の格納手段識別情報を有し、書き込み、消去自在の格納領域を持つ格納手段を有する少なくとも１つのサービス提供手段と、を含むサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法であって、前記サービス提供手段は、提供するサービスに対応した前記記録手段が保有する有効なサービス利用権情報の一部を受け取り、前記格納手段に前記格納手段識別情報と共に格納し、前記第１記録手段から前記第１識別情報を受け取り、前記格納手段に第２識別情報として保有し、前記サービス提供手段は前記サービス利用権情報を第２の記録手段に移動する際に、前記第１の記録手段より前記第１識別情報を受け取り、受け取った前記第１識別情報と前記格納手段に保有している第２識別情報とを比較し、比較の結果第１識別情報と第２識別情報が一致していた場合に限り、既に保有しているサービス利用権に対応するサービス移動権情報を前記第１記録手段から受け取ると共に、前記第１記録手段の該当するサービス移動権情報を削除し、前記サービス提供手段は、前記第２記録手段へサービス特定の移動権を移動する前にあらかじめ前記第２記録手段が保有する第３識別情報を受け取り、前記格納手段に第４識別情報として保有すると共に、前記第２識別情報を削除し、前記第２記録手段へ前記サービス移動権を移動し、前記サービス提供手段は、サービス利用権を前記第２記録手段に移動する際に前記第３識別情報を前記第２記録手段から受け取り、受け取った第３識別情報と前記格納手段の前記第４識別情報とを比較し、比較した結果前記第３識別情報と前記第４識別情報とが一致した場合に限り、サービス利用権情報を前記第２記録手段に移動し、前記格納手段の移動したサービス利用権情報と前記第４識別情報を削除することを特徴とする。
【００１８】
本願の請求項８の発明は、請求項６又は７のサービス利用権管理方法において、前記サービス提供手段はサービス実行手段を有するものであり、前記サービス実行手段は、受け取ったサービス利用権を保有しており、且つ前記格納手段に格納された格納手段識別情報がサービス実行時の格納手段の格納手段識別情報と一致した場合にのみ、対応するサービスを実行することを特徴とする。
【００１９】
こうすることにより前記サービス提供手段を介して前記第１記録手段から前記第２記録手段に移動権が移された後は、前記サービス提供手段にチェックアウトされたサービス利用権は移動権を失った前記第１記録手段にはチェックインできず、移動権を移された第２記録手段にのみチェックインすることができる。
【００２０】
本願の請求項９の発明は、請求項１〜５のいずれか１項のサービス利用権管理方法において、前記記録手段と前記サービス提供手段は、前記記録手段が接続されるサーバーを介してサービス利用権の授受を行うことを特徴とする。
【００２１】
本願の請求項１０の発明は、請求項６〜８のいずれか１項のサービス利用権管理方法において、前記記録手段と前記サービス提供手段は、前記記録手段が接続されるサーバーを介してサービス利用権及びサービス移動権の授受を行うことを特徴とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】
（実施の形態１）
図１を用いて、実施の形態１によるサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法について説明する。図１において、サービス提供システムは、記録手段１００とサービス提供手段１０１を含んで構成されている。
【００２３】
記録手段１００は、固有の第１識別情報（ＩＤ１）１０２と、サービス利用権とを有している。サービス利用権はサービス提供手段１０１がサービスを実行するのに必要となる利用権であり、サービスを実行する前に記録手段１００からサービス提供手段１０１へサービス利用権を移動する。ここでは、第１のサービスＡ利用権を示すデータ（以下、単に第１サービスＡ利用権等という）（ＳＵ−Ａ１）１０５、第２サービスＡ利用権（ＳＵ−Ａ２）１０６、サービスＢ利用権（ＳＵ−Ｂ１）１０７、サービスＣ利用権（ＳＵ−Ｃ１）１０８の４つのサービス利用権があり、第１サービスＡ利用権１０５を移動するものとする。
【００２４】
サービス提供手段１０１は例えばユーザが保持するパーソナルコンピュータなどサービスの実行が可能な機器であって、データを保持する格納手段１０が設けられる。この格納手段１０には格納手段自体を識別する第１格納手段識別情報１１（ＭＩＤ１）と格納領域１２が設けられる。格納領域１２は書き換え可能であり、第１格納手段識別情報１１のデータは書き換えできないものとする。又サービス提供手段１０１はこの状態ではサービスは実行できず、サービス利用権があって始めて実行が可能とする。
【００２５】
さて図１において、１４は格納領域１２に第１格納手段識別情報１１を第２格納手段識別情報１３として複製する処理、１１１は第１識別情報を読み出し格納領域１２に格納する処理、１１２はサービス利用権（１０５〜１０８のいずれか）を読み出し格納領域１２に格納する処理、１１３は記録手段１００に保有しているサービス利用権を削除する処理、１１４は第１識別情報１０２を読み出し比較手段１０３に入力する処理、１１５は格納領域１２に格納された第２識別情報１０９を比較手段１０３の他方に入力する処理、１１７は比較結果に従って第２識別情報１０９を削除する処理、１１８はサービスＡ利用権１１０を第１サービスＡ利用権１０５として返却する処理、１１９は格納領域１２からサービスＡ利用権１１０を削除する処理である。
【００２６】
サービス提供手段１０１はサービスＡ（ＳＡ）実行手段１０４を有しているが、実際にサービスＡを実行する際には、サービスＡ利用権１１０が必要となる。記録手段１００からサービス提供手段１０１へサービス利用権を移動する処理をチェックアウトと呼ぶ。このチェックアウトについて説明する。
【００２７】
まずサービス提供手段１０１は、処理１４により格納領域１２に第１格納手段識別情報（ＭＩＤ１）１１を第２格納手段識別情報（ＭＩＤ２）１３として複製する。次に処理１１１により記録手段１００から第１識別情報（ＩＤ１）１０２を読み出し、格納領域１２に第２識別情報（ＩＤ２）１０９として第２格納手段識別情報１３との組で複製する。次に、処理１１２により記録手段１００からサービス利用権、ここではサービスＡ利用権１０５を読み出し（処理１１２）、格納領域１２にサービスＡ利用権１１０として第２格納手段識別情報１３および第２識別情報１０９との組で複製する。同時に処理１１３により記録手段１００のサービスＡ利用権１０５を削除する。
【００２８】
サービスＡ実行手段１０４は、格納領域１２内にサービスＡ利用権１１０が存在し、且つ第１格納手段識別情報１１と第２格納手段識別情報１３とが等しい場合に、サービスＡを実行することが可能となる。
【００２９】
次に、サービス提供手段１０１で、サービスＡの実行が不要になったときに、サービスＡ利用権を記録手段１００に返却するが、以下これをチェックインと呼ぶ。このチェックインの方法について述べる。
【００３０】
サービス利用権が不正に使用されないように、サービス利用権は、この実施の形態ではチェックアウトした記録手段１００にしかチェックインできないようにする。チェックインを行う際、サービス提供手段１０１は、記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、比較手段１０３に入力する（処理１１４）。次に、第２識別情報１０９を比較手段１０３のもう片方に入力する（処理１１５）。比較手段１０３は両者を比較することで、チェックインしようとする記録手段１００がチェックアウトしたときのものと同じであるかを確認する。比較手段１０３が同一であると確認した場合、第２識別情報１０９を削除する（処理１１７）とともに、サービスＡ利用権１１０を第１サービスＡ利用権１０５として記録手段１００に複製し（処理１１８）、格納領域１２のサービスＡ利用権１１０を削除する（処理１１９）。
【００３１】
なお、比較手段１０３の比較の結果、第１識別情報１０２が第２識別情報１０９と異なっている場合、チェックイン処理は中止される。
【００３２】
こうすることで、サービス提供手段１０１からサービスＡの実行に必要なサービス利用権が失われ、サービスＡの実行が不可能となる。記録手段１００に返却された第１サービスＡ利用権は、図示しないサービスＡ実行手段を有する他のサービス提供手段で利用することができる。
【００３３】
（実施の形態２）
図２および図３を用いて、実施の形態２によるサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法について説明する。まず、図２を用いてチェックアウトしようとするサービス利用権の有効数が２以上の場合について述べる。なお、図１と同じ番号を付記したものは図１と同一のものである。また、図１に付記した番号１０〜１３の要素の働きは、本実施の形態も同様なので図示および説明は省略する。
【００３４】
記録手段１００は、固有の第１識別情報１０２と、サービスＡ利用権２０１およびその有効数情報２０４、サービスＢ利用権２０２およびその有効数情報２０５、サービスＣ利用権２０３およびその有効数情報２０６を保有している。ここでは有効数情報２０４は２個、有効数情報２０５，２０６は１個とする。
【００３５】
さてチェックアウトのときには、サービス提供手段１０１は記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、第２識別情報１０９として保有する（処理１１１）。次に記録手段１００から例えばサービスＡ利用権２０１をサービスＡ利用権１１０として複製し（処理１１２）、同時に記録手段１００内のサービスＡ利用権２０１の有効数情報２０４から１だけデクリメントする。この状態で、サービスＡ実行手段１０４は、格納領域１２内にサービスＡ利用権１１０が存在し、且つ第１格納手段識別情報１１と第２格納手段識別情報１３とが等しい場合に、サービスＡを実行することが可能となる。
【００３６】
次に、チェックイン処理について説明する。サービス提供手段１０１は、記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出して比較手段１０３の片方に入力する（処理１１４）。同時に保有している第２識別情報１０９を比較手段１０３の他方に入力し（処理１１５）、比較手段１０３で両者を比較する。比較の結果両者が一致していれば、保有していた第２識別情報１０９を削除し（処理１１７）、記録手段１００のサービスＡ利用権２０１の有効数情報２０４が存在していれば（有効数がゼロでない場合）、有効数情報２０４の数を１だけインクリメントし、格納領域１２に保有しているサービスＡ利用権１１０を削除する（処理１１９）。
【００３７】
なお、比較手段１０３の比較の結果、第１識別情報１０２が第２識別情報１０９と異なっている場合、チェックイン処理は中止される。
【００３８】
こうすることで、サービス提供手段１０１からは、サービスＡの実行に必要なサービス利用権が失われ、サービスＡの実行が不可能となる。記録手段１００に返却された第１サービスＡ利用権は、図示しないサービスＡ実行手段を有する他のサービス提供手段で利用することができる。
【００３９】
次に、図３を用いてチェックアウトしようとするサービス利用権の有効数が１の場合について述べる。図３において、３０１はチェックアウトによって有効なサービス利用権が０となった時にサービスＡ利用権２０１およびサービスＡ利用権の有効数情報２０４を削除する処理、３０２はチェックインによって有効なサービス利用権が無から有の状態になる場合に、記録手段１００にサービスＡ利用権２０１を複製するとともに、有効数情報２０４を生成させる処理である。
【００４０】
最初に、チェックアウト処理について説明する。サービス提供手段１０１は、記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、第２識別情報１０９として複製する（処理１１１）。次に、記録手段１００からサービスＡ利用権２０１を読み出し、サービスＡ利用権１１０として複製する。この時、有効数情報２０４の数が１であった場合、サービスＡ利用権２０１および有効数情報２０４を削除する（処理３０１）。この状態で、サービスＡ実行手段１０４は、格納領域１２内にサービスＡ利用権１１０が存在し、且つ第１格納手段識別情報１１と第２格納手段識別情報１３とが等しい場合に、サービスＡを実行することが可能となる。
【００４１】
次に、チェックイン処理について説明する。サービス提供手段１０１は、記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、比較手段１０３の片方に入力する（処理１１４）とともに、保有している第２識別情報１０９を比較手段１０３の他方に入力し（処理１１５）、比較手段１０３によって両者を比較する。比較の結果、両者が一致していれば、保有していた第２識別情報１０９を削除（処理１１７）する。そして記録手段１００のサービスＡ利用権２０１の有効数情報２０４が存在していなければ、サービスＡ利用権１１０をサービスＡ利用権２０１として複製するとともに、サービスＡ利用権２０１の有効数が１である有効数情報２０４を生成し（処理３０２）、保有しているサービスＡ利用権１１０を削除する（処理１１９）。
【００４２】
なお、比較手段１０３の比較の結果、第１識別情報１０２が第２識別情報１０９と異なっている場合、チェックイン処理は中止される。
【００４３】
こうすることで、サービス提供手段１０１からは、サービスＡの実行に必要なサービス利用権が失われ、サービスＡの実行が不可能となる。記録手段１００に返却された第１サービスＡ利用権２０１は、図示しないサービスＡ実行手段を有する他のサービス提供手段で利用することができる。
【００４４】
（実施の形態３）
図４を用いて、実施の形態３によるサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法について説明する。図４において、サービス提供システムは記録手段１００とサービス提供手段１０１に加えて、第２のサービス提供手段４０１を有している。第２のサービス提供手段４０１は比較手段４０２、サービスＡ実行手段４０３を有している。又図１と同様に格納手段１０を有しているが、その説明については図１と同様であるので省略する。図４において、４０４は第２サービス提供手段へのチェックアウト時に記録手段１００から読み出した第１識別情報１０２を第３識別情報４０６として複製する処理、４０５は記録手段１００からサービスＡ利用権１０６を読み出し、サービスＡ利用権４０７として複製する処理である。なお、図１と同じ番号を付記したものは図１と同一のものである。また、図１に付記した番号１０〜１３の要素の働きは、本実施の形態も同様なので図示および説明は省略する。
【００４５】
まず、サービス提供手段１０１がサービスＡを実行する場合、サービスＡ利用権１０５を記録手段１００からサービス提供手段１０１へチェックアウトする。その処理に関しては実施の形態１で説明したものと同様であるので、説明を省略する。
【００４６】
次に、同一の記録手段１００から、別のサービス提供手段である第２サービス提供手段４０１へサービスＡ利用権をチェックアウトする処理について述べる。記録手段１００には、サービス提供手段１０１へ第１サービスＡ利用権１０５をチェックアウトした後も、第２サービスＡ利用権１０６を保有している。第２サービス提供手段４０１は記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、第３識別情報４０６として複製する（処理４０４）。次に、第２サービスＡ利用権１０６を読み出し、サービスＡ利用権４０７として複製する（処理４０５）。
【００４７】
この状態で、サービス提供手段１０１のサービスＡ実行手段１０４および第２サービス提供手段４０１のサービスＡ実行手段４０６は、いずれも同時にサービスＡの実行が可能となる。
【００４８】
チェックイン処理に関しては、実施の形態１と同様であるので、説明は省略する。
【００４９】
（実施の形態４）
図５を用いて、実施の形態４によるサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法について説明する。図５においてサービス提供システムは記録手段１００とサービス提供手段１０１とを有している。サービス提供手段１０１はサービス実行手段１０４に加えてサービスＢ実行手段５０１を有している。図５において、５０２は第３識別情報（ＩＤ３）、５０３はサービスＢ利用権（ＳＵ−Ｂ１）、５０４はサービスＢ利用権のチェックアウト時に記録手段１００から読み出した第１識別情報１０２を第３識別情報５０２として複製する処理、５０５は記録手段１００からサービスＢ利用権１０７を読み出し、サービスＢ利用権５０３として複製すると共に、記録手段１００から削除する処理である。なお、図１と同じ番号を付記したものは図１と同一のものである。また、図１に付記した番号１０〜１３の要素の働きは、本実施の形態も同様なので図示および説明は省略する。
【００５０】
まず、サービスＡ利用権１０５を記録手段１００からサービス提供手段１０１へチェックアウトするが、その処理に関しては実施の形態１で説明したものと同様であるので説明を省略する。
【００５１】
次に、同一の記録手段１００から、サービスＢの実行に必要なサービスＢ利用権をサービス提供手段１０１へチェックアウトする処理について説明する。
記録手段１００には、サービス提供手段１０１へ第１サービスＡ利用権１０５をチェックアウトした後も、サービスＢ利用権１０７を保有している。サービス提供手段１０１は記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、第３識別情報５０２として複製する（処理５０４）。次に、第２サービスＢ利用権１０７を読み出し、サービスＢ利用権５０３として複製し、記録手段１００より削除する（処理５０５）。
【００５２】
サービスＡ実行手段１０４は、格納領域１２内にサービスＡ利用権１１０が存在し、且つ第１格納手段識別情報１１と第２格納手段識別情報１３とが等しい場合に、サービスＡを実行することが可能となる。この状態で、さらにサービスＢ実行手段５０１もサービスＢの実行が可能となる。
【００５３】
チェックイン処理に関しては、実施の形態１と同様であるので、説明は省略する。
【００５４】
（実施の形態５）
図６を用いて、実施の形態５によるサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法について説明する。図６においてサービス提供システムは第１記録手段１００、第２記録手段６０１と、サービス提供手段１０１とを含んで構成されている。第１記録手段１００は第１識別情報１０２、サービス利用権１０５〜１０８に加えて、サービスを移動させる権利である第１サービスＡ移動権情報（以下、単に第１サービス移動権等という）（ＳＭ−Ａ１）６０２、第のサービスＡ移動権（ＳＭ−Ａ２）６０３、サービスＢ移動権（ＳＭ−Ｂ１）６０４、サービスＣ移動権（ＳＭ−Ｃ１）６０５を有している。
【００５５】
又第２の記録手段６０１は、第３識別情報（ＩＤ３）６１１とサービスＤ利用権（ＳＵ−Ｄ１）６１２、サービスＤ移動権（ＳＭ−Ｄ１）６１３を有している。サービス移動権は、ある記録手段からチェックアウトしたサービス利用権を、別の記録手段にチェックインさせるために設けた権利である。
【００５６】
さて図７において、６２１は第１識別情報１０２を読み出し比較手段１０３の片方に入力する処理、６２２は保有する第２識別情報１０９を比較手段１０３の他方に入力する処理、６２３は比較結果に従って第１記録手段１００の第１サービスＡ移動権６０２を読み出し、サービス提供手段１０１にサービスＡ移動権６０６として複製するとともに、第１記録手段１００の第１サービスＡ移動権６０２を削除する処理、６２４はサービス提供手段１０１がサービス移動権（ここではサービスＡ移動権６０６）を保有している場合に限り、第２記録手段６０１から第３識別情報６１１を読み出し、第４識別情報６１４として複製する処理、６２５は第４識別情報６１４としての複製終了後に、保有しているサービスＡ移動権６０６を第２記録手段６０１へサービスＡ移動権６１０として複製する処理、６２６は保有しているサービスＡ移動権６０６を削除する処理である。
【００５７】
なお、図１と同じ番号を付記したものは図１と同一のものである。また、図１に付記した番号１０〜１３の要素の働きは、本実施の形態も同様なので図示および説明は省略する。
【００５８】
ここで、図７においては第１サービスＡ利用権１０５は既にサービス提供手段１０１にチェックアウトされ、サービス提供手段１０１は第１識別情報１０２の複製である第２識別情報１０９と、第１サービスＡ利用権１１０を保有しているとする。
【００５９】
第１記録手段１００からチェックアウトされたサービス利用権を、別の記録手段である第２記録手段６０１へチェックインする場合について説明する。このときサービス提供手段１０１は、第１記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、比較手段１０３の片方に入力する（処理６２１）とともに、保有している第２識別情報１０９を比較手段１０３の他方に入力し（処理６２２）、比較手段１０３によって比較する。比較の結果、第１識別情報１０２と第２識別情報１０９が一致していれば、第１記録手段１００から第１サービスＡ移動権６０２を読み出し、サービスＡ移動権６０６として複製し、第１記録手段１００の第１サービスＡ移動権６０２を削除する（処理６２３）。
【００６０】
次に、サービス提供手段１０１は、保有しているサービスＡ利用権１１０を第２記録手段６０１にチェックインできるようにするため、サービスＡ移動権６０６を保有している状態で、第２記録手段６０１から第３識別情報６１１を読み出し、第２識別情報１０９の代わりに第４識別情報６１４として複製する（処理６２４）。第２識別情報１０９は消去する。その後、保有していたサービスＡ移動権６０６を第２記録手段６０１にサービスＡ移動権６１０として複製し（処理６２５）、保有しているサービスＡ移動権６０６を削除する（処理６２６）。
【００６１】
以上の処理により、第２記録手段６０１の第３識別情報６１１と、サービス提供手段１０１が保有する第４識別情報６１４が同一の値を持つこととなる。従ってサービスＡを実行した後、サービス利用権を返却する際にサービス提供手段１０１が保有するサービスＡ利用権１１０を、第２記録手段６０１にチェックインできるようになる。この場合は元の第１記録手段１００にはチェックインできない。
【００６２】
（実施の形態６）
図８を用いて、実施の形態６によるサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法について説明する。図８においてサービス提供システムは第１記録手段１００と第２記録手段８０１を有しており、又サービス提供手段１０１を有している。サービス提供手段８０１は比較手段８０２と図示しない格納手段を有している。尚この実施の形態ではサービス移動権を第１の記録手段から第２の記録手段に移動させるものであるため、サービス提供手段８００にはサービス実行手段は必要ではなく、必要なメモリ等を保持し、単に利用権と移動権を一体として移動できるものであれば足りる。この実施の形態ではサービス利用権と移動権とを他の記録手段に転送できるようにしたものである。
【００６３】
なお、図６と同じ番号を付記したものは図６と同一のものである。また、図１に付記した番号１０〜１３の要素の働きは、本実施の形態も同様なので図示および説明は省略する。
【００６４】
サービス提供手段８０１は、まず第１記録手段１００から第１識別情報１０２を読み出し、第２識別情報１０９として複製する（処理８１２）。次に再び第１識別情報１０２を読み込み、比較手段８０２の片方に入力する（処理８１３）とともに、保有している第２識別情報１０９を比較手段８０２の他方に入力する（処理８１４）。比較手段８０２は第１識別情報１０２と第２識別情報１０９とを比較する。比較の結果、第１識別情報１０２と第２識別情報１０９が一致している場合に限り、第１サービスＡ利用権１０５を読み出し、サービスＡ利用権１１０として複製し、第１記録手段１００のサービスＡ利用権１０５を削除する（処理８１１）。その後、第１識別情報１０２を読み込み、比較手段８０２の片方に入力する（処理８１３）とともに、保有している第２識別情報１０９を比較手段８０２の他方に入力する（処理８１４）。比較手段８０２は第１識別情報１０２と第２識別情報１０９とを比較する。比較の結果、第１識別情報１０２と第２識別情報１０９が一致している場合に限り、第１記録手段１００から第１サービスＡ移動権６０２を読み込み、サービスＡ移動権６０６として複製するとともに、第１記録手段１００の第１サービスＡ移動権６０２を削除する（処理８１６）。
【００６５】
ここで記録手段を第２記録手段６０１に換え、サービス提供手段８０１がサービスＡ移動権６０６を保有している状態で、第２記録手段６０１から第３識別情報６１１を読み込み、第２識別情報１０９の代わりに第４識別情報６１４として複製する（処理８１７）。次に、第２記録手段６０１から第３識別情報６１１を、比較手段１０３の片方に入力する（処理８１８）とともに保有している第４識別情報６１４を比較手段１０３の他方に入力し（処理８１９）、比較手段１０３によって比較する。比較の結果、第３識別情報６１１と第４識別情報６１４が一致していれば、第２記録手段６０１に対して、保有しているサービスＡ移動権６０６を第１サービスＡ移動権６１０として複製し（処理８２０）、保有しているサービスＡ移動権６０６を削除する（処理８２１）。
【００６６】
以上のようにして、一つの記録手段からチェックアウトしたサービス利用権を、別の記録手段にチェックインすることができる。
【００６７】
（実施の形態７）
次に実施の形態７によるサービス提供システムにおけるサービス利用権管理方法について説明する。この実施の形態では、記録手段１００に保有しているサービス利用権をサーバー９０１を介してネットワーク上のサービス提供手段であるクライアント装置９０２〜９０４に提供するチェックアウトを行い、サービス提供が不要となればサービス利用権をサーバー９０１を介して記録手段１００にチェックインするものである。記録手段１００はサーバー９０１に着脱可能に構成されており、サーバー９０１はネットワークを介して複数のクライアント装置９０２〜９０４に接続される。第１クライアント装置９０２はサービスＡ実行手段９０５、第２クライアント装置９０３はサービスＡ実行手段９０６、第３クライアント装置９０４はサービスＢ実行手段９０７を有している。各クライアント装置の構成はここでは前述した実施の形態１と同様とするが、他の実施の形態と同様としてもよい。記録手段１００は最初に少なくとも１つのサービス利用権、ここでは第１サービス利用権９１１、第２サービスＢ利用権９１２を有している。
【００６８】
図９および図１０を用いて、実施の形態７のサービス利用権管理方法を説明する。まず、記録手段に保有しているサービス利用権を、サーバーとなるサービス提供手段を介して、ネットワーク上のクライアント装置に提供する方法について説明する。
【００６９】
図９，図１０において、９２１は第１クライアント装置９０２からサーバー９０１に対するサービス利用権の要求処理、９２２はサーバー９０１から記録手段１００に対するサービス利用権のチェックアウト要求処理、９２３は記録手段１００からサーバー９０１へのチェックアウト処理、９２４はサーバー９０１から第１クライアント装置９０２へサービス利用権を安全性が確保できる方法で配信する処理である。
【００７０】
最初、第３クライアント装置９０４だけがサービス利用権、ここではサービスＢ利用権９１３を保有しており、サービスＢ実行手段９０７によってサービスＢの実行が可能となっている。この時、第１クライアント装置９０２及び第２クライアント装置９０３は、それぞれが保有しているサービスＡに対する利用権を保有していないため、いずれもサービスＡを実行できる環境にはない。ここで、第１クライアント装置９０２がサービスＡを実行するために、サービスＡ利用権をサーバー９０１に要求したとする（処理９２１）。サーバー９０１は、要求されたサービスＡ利用権を第１クライアント装置９０２に提供するため、記録手段１００が１つ以上のサービスＡ利用権を保有しているかを確認し、保有していれば記録手段１００からサービスＡ利用権９１１のチェックアウトを要求する（処理９２２）。チェックアウトされたサービス利用権９１１をサービスＡ利用権９１４として保有する（処理９２３）。その後、安全性が確保できる任意の方法でサービスＡ利用権９１４を、サービスＡ利用権９１５として第１クライアント装置９０２へ送信する。
【００７１】
以上の処理によって、第１クライアント装置９０２は、サービスＡ利用権９１５を獲得し、保有するサービスＡ実行手段９０５によってサービスＡを実行することが可能となる。
【００７２】
次に、ネットワーク上のクライアント装置が保有するサービス利用権を、サーバーとなるサービス提供手段を介して、記録装置にチェックインする方法について図１０を用いて説明する。図１０において、図９に記された要素と同一の番号は同一のものである。
【００７３】
最初、第１クライアント装置９０２はサービスＡ利用権９１５とサービスＡ実行手段９０５を保有しているので、サービスＡ実行が可能であり、また第３クライアント装置９０４はサービスＢ利用権９１３とサービスＢ実行手段９０７を保有しているので、サービスＢが実行可能な環境にある。一方、第２クライアント装置９０３は、サービスＡ実行手段９０６は保有しているが、サービスＡ利用権を有していないため、サービスＡは実行不可の環境にある。
【００７４】
ここで、第３クライアント装置９０４がサービスＢの実行を終了し、サービスＢ利用権９１３の必要がなくなったとき、または第３クライアント装置９０４がサービスＢの実行を停止中にここでは特定しない何らかの原因でサーバー９０１が第３クライアント装置９０４にサービスＢ利用権９１３の返却を要求した（処理９３１）とき、第３クライアント装置９０４は、安全性が確保できる任意の方法でサービスＢ利用権９１３を、サーバー９０１に返却する。サーバー９０１はサービスＢ利用権９１６として一時保有する。その後、記録手段１００に第１サービスＢ利用権９１７としてチェックインする。
【００７５】
以上のようにして、クライアント装置が不要となったサービス利用権を記録手段に返却し、他のクライアント装置のサービス実行のために用いることが可能となる。
【００７６】
【発明の効果】
以上のように、１つまたは限られた数の記録手段に１つ以上のサービス利用権を保有しておき、必要に応じてサービス利用権をサービス提供手段にチェックアウトし、不要になれば再び記録手段にチェックインすることで、複数のサービス利用権（ライセンス）の管理を一元化することができる。また同時でなければ、保有するサービス利用権の数よりも多いサービス提供手段で、サービスの提供が可能となる。
【００７７】
また、サービス利用権毎に移動権を持たせることで、サービス利用権が他の記録手段に不正に移動させられることなく、チェックアウトした記録手段を保有している場合にのみ、他の記録手段にチェックインできる安全な管理が可能となる。さらに、サービス利用権を保有する記録手段からチェックアウトし、記録手段にチェックインできるサービス提供手段をネットワークサーバーとして用いることで、ネットワーク上の複数のクライアントに対して安全にサービス利用権を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態１の動作説明図
【図２】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態２の、提供対象となるサービス利用権を２つ以上保有している場合の動作説明図
【図３】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態２の、提供対象となるサービス利用権を１つだけ保有している場合の動作説明図
【図４】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態３の動作説明図
【図５】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態４の動作説明図
【図６】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態５の動作説明開始時の状態を示す図
【図７】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態５の動作説明図
【図８】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態６の動作説明図
【図９】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態７の利用権をクライアント装置に提供する場合の動作説明図
【図１０】本発明のサービス利用権管理方法の実施の形態７の利用権をクライアント装置から返却する動作説明図
【図１１】従来のサービス利用権管理方法の動作説明図
【符号の説明】
１０格納手段
１１第１格納手段識別情報
１２格納領域
１３第２格納手段識別情報
１００記録手段
１０１，４０１，８０１サービス提供手段
１０２第１識別情報
１０３，４０２，８０２比較手段
１０４サービスＡ実行手段
５０１サービスＢ実行手段
９０１サーバー
９０２第１クライアント装置
９０３第２クライアント装置
９０４第３クライアント装置
９０５，９０６サービスＡ実行手段
９０７サービスＢ実行手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a service use right management method for managing various service use rights, such as permitting execution of software, using portable recording means.
[0002]
[Prior art]
As a conventional service use right management method, for example, there is the following method disclosed in Patent Document 1. In this method, identification information of software to be executed, location information on the network where the software is stored, and license information for using the software are stored in portable recording means and sold to users. Then, the corresponding software is downloaded from the network server means to the information processing means of the user using the identification information and the location information stored in the recording means, and is executed using the license information stored in the recording means. In some cases, software usage rights are managed using portable recording means.
[0003]
Hereinafter, a conventional service usage right management method will be described with reference to the drawings. FIG. 11 is an explanatory diagram for explaining a mechanism of a conventional service use right management method. In FIG. 11, reference numeral 1001 denotes a portable external recording unit; 1002, an information processing unit; and 1003, a network server.
[0004]
When the external recording unit 1001 downloads the software 1009 to be executed, software identification information 1004 for identifying the software 1009 to be executed, location information 1005 indicating a position on the network where the software 1009 to be executed is located, and software 1009 to be executed And license information 1006 necessary for the execution, and is distributed from the supply source of the software 1009 to be executed. The information processing means 1002 reads the software identification information 1004, location information 1005, and license information 1006 from the external recording means 1001, searches for and executes the execution target software 1009 from the network, and downloads the software 1009 from the external recording means 1001. A software management unit 1007 and a software execution unit 1008 that actually executes the downloaded execution target software 1009 are provided. The network server 1003 has a function of transferring the target software 1009 from the software group held by the software identification information 1004 transmitted from the information processing unit 1002 to the information processing unit 1002 that has requested the software download. ing.
[0005]
When the external recording unit 1001 is connected, the information processing unit 1002 reads out the software identification information 1004, the location information 1005, and the license information 1006 from the external recording unit 1001, and according to the software identification information 1004, the target software 1009 on the network. Download For that purpose, the network server 1003 holding the software 1009 is searched based on the location information 1005, and the software identification information 1004 and the license information 1006 are transmitted. The network server 1003 analyzes the license information 1006 transmitted from the information processing unit 1002, and when confirming that the user is a legitimate user, transmits the software 1009 requested to be downloaded to the information processing unit 1002. The information processing means 1002 executes the downloaded software 1009 with the software execution means 1008.
[0006]
When the external recording unit 1001 is detached, the information processing unit 1002 waits for the end of the processing if the target software 1009 is being executed, and deletes the software 1009 immediately if the target software 1009 is not being executed.
[0007]
As described above, by simply distributing the inexpensive and small-capacity external recording means 1001, it is possible to safely sell software without bothering the user while retaining the right to use the target software. it can.
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-215254
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, since only one piece of information of the target software is stored in one external recording unit, it is necessary to have a number of media of the external recording unit corresponding to the number of licenses, and the number of licenses is limited. When the number of license media increases, the user management of the license medium becomes difficult.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above-mentioned conventional problem. As a means for recording license information, a plurality of use right information is recorded in one storage medium, and a service can be provided as necessary so that the use right can be provided. An object of the present invention is to provide a service use right management method that facilitates management.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1 of the present application has unique identification information, portable recording means in which at least one recordable and erasable service use right information is recorded, and unique storage means identification information. A service use right management method in a service providing system, comprising: a storage unit having an erasable storage area; and at least one service providing unit having a service execution unit, wherein the service providing unit is configured to execute the service when executing a service. Receiving effective service use right information held by the recording means corresponding to the service provided by the service execution means, storing the service use right information in the storage means together with the storage means identification information, and holding the received service use right; and When the storage unit identification information stored in the storage unit matches the storage unit identification information of the storage unit at the time of service execution. Only, and executes a corresponding service.
[0012]
The invention of claim 2 of the present application has unique first identification information, portable recording means in which at least one recordable and erasable service use right information is recorded, and unique storage means identification information, A service use right management method in a service providing system including: a storage unit having a writable and erasable storage area; and at least one service providing unit having a service executing unit, wherein the service providing unit is configured to execute the service when executing a service. Receiving effective service use right information held by the recording means corresponding to the service provided by the service execution means, storing the information together with the storage means identification information in the storage means, and storing the first identification information of the recording means in the storage means. The service storage means stores the received service usage right in the storage area as second identification information in the storage area. Receiving the first identification information from the recording unit when returning the first identification information to the second unit, comparing the received first identification information with the second identification information stored in the storage unit, and comparing the first identification information with the first identification information. Only when the information and the second identification information match, the service use right information already received is returned to the recording unit, and the service use right information held in the storage unit of the service providing unit is compared with the service use right information. 2 It is characterized in that the identification information is deleted.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, in the service usage right management method according to the first aspect, the recording means includes the service usage right information and the currently effective service for the same service among the service usage right information held. When the service use right information is transferred to the service providing means, the service use right information is decremented when the number of use right information is 2 or more, and when the number information is 1, It is characterized in that the service use right information and its number information are deleted.
[0014]
The invention according to claim 4 of the present application is the service use right management method according to claim 2, wherein the recording means includes, for the same service among the service use right information held, the service use right information and the currently effective service. The service providing means, when returning the service use right information to the recording means, increments the number information when the recording means has the service use right information. If the service usage right information does not exist, the service usage right information is written back, and the number thereof is set to one.
[0015]
The invention according to claim 5 of the present application is the service use right management method according to claim 1, wherein the service providing unit has a plurality of service execution units, and the recording unit corresponds to each of the service execution units. When valid service use right information is received, two or more services are executed on the one service providing means.
[0016]
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a service identification information, at least one recordable and erasable service use right information, and a service transfer right for moving the service use right corresponding to each service use right information. Portable at least first and second recording means on which information is recorded, at least one service providing means having storage means having a unique storage means identification information, and having a writable and erasable storage area; A service providing right management method in a service providing system, wherein the service providing unit receives a part of effective service usage right information held by the recording unit corresponding to a service to be provided, and stores the information in the storage unit. It is stored together with the storage unit identification information, receives the first identification information from the first recording unit, and holds the first identification information in the storage unit as the second identification information. And wherein the door.
[0017]
According to a seventh aspect of the present invention, there is provided a service identification information, at least one recordable and erasable service use right information, and a service transfer right for moving the service use right corresponding to each service use right information. Portable at least first and second recording means on which information is recorded, at least one service providing means having storage means having a unique storage means identification information, and having a writable and erasable storage area; A service providing right management method in a service providing system, wherein the service providing unit receives a part of effective service usage right information held by the recording unit corresponding to a service to be provided, and stores the information in the storage unit. Storing the identification information together with the storage means identification information, receiving the first identification information from the first recording means, holding the first identification information in the storage means as the second identification information, The service providing unit receives the first identification information from the first recording unit when transferring the service use right information to the second recording unit, and stores the received first identification information and the received first identification information in the storage unit. Is compared with the second identification information, and only when the first identification information and the second identification information match, the service transfer right information corresponding to the service use right already possessed is compared with the second identification information. The service provision right information received from the first recording means and the corresponding service transfer right information of the first recording means are deleted, and the service providing means preliminarily transfers the service specific transfer right to the second recording means before transferring the second service right to the second recording means. Receiving the third identification information held by the recording means, holding the third identification information in the storage means as the fourth identification information, deleting the second identification information, and transferring the service transfer right to the second recording means. The service providing means receives the third identification information from the second recording means when transferring the service use right to the second recording means, and receives the third identification information and the fourth identification information of the storage means. The service use right information is moved to the second recording means only when the third identification information and the fourth identification information match as a result of the comparison with the identification information, and the service stored in the storage means is moved. The usage right information and the fourth identification information are deleted.
[0018]
The invention of claim 8 of the present application is the service use right management method according to claim 6 or 7, wherein the service providing means has service execution means, and the service execution means holds the received service use right. And executing the corresponding service only when the storage unit identification information stored in the storage unit matches the storage unit identification information of the storage unit when the service is executed.
[0019]
Thus, after the transfer right is transferred from the first recording means to the second storage means via the service providing means, the service use right checked out by the service providing means loses the transfer right. It is not possible to check-in to the first recording means, and it is possible to check-in only to the second recording means to which the transfer right has been transferred.
[0020]
According to a ninth aspect of the present invention, in the service usage right management method according to any one of the first to fifth aspects, the recording means and the service providing means use a service via a server to which the recording means is connected. The right is given and received.
[0021]
According to a tenth aspect of the present invention, in the service utilization right management method according to any one of the sixth to eighth aspects, the recording means and the service providing means use the service via a server to which the recording means is connected. Rights and service transfer rights.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Embodiment 1)
A service usage right management method in the service providing system according to the first embodiment will be described with reference to FIG. 1, the service providing system includes a recording unit 100 and a service providing unit 101.
[0023]
The recording unit 100 has unique first identification information (ID1) 102 and a service use right. The service usage right is a usage right required for the service providing unit 101 to execute the service. The service usage right is transferred from the recording unit 100 to the service providing unit 101 before executing the service. Here, data indicating the first service A use right (hereinafter, simply referred to as the first service A use right) (SU-A1) 105, second service A use right (SU-A2) 106, service B use right It is assumed that there are four service use rights, (SU-B1) 107 and service C use right (SU-C1) 108, and the first service A use right 105 is moved.
[0024]
The service providing unit 101 is a device capable of executing a service, such as a personal computer held by a user, and is provided with a storage unit 10 for holding data. The storage means 10 is provided with first storage means identification information 11 (MID1) for identifying the storage means itself and a storage area 12. The storage area 12 is rewritable, and the data of the first storage unit identification information 11 cannot be rewritten. In this state, the service providing unit 101 cannot execute the service, and can execute the service only when the user has the right to use the service.
[0025]
In FIG. 1, reference numeral 14 denotes a process of copying the first storage unit identification information 11 in the storage area 12 as second storage unit identification information 13, 111 denotes a process of reading the first identification information and storing the same in the storage region 12, and 112 denotes a service. A process for reading out the usage right (any of 105 to 108) and storing it in the storage area 12, a process 113 for deleting the service usage right held in the recording unit 100, and a process 114 for reading out the first identification information 102 and comparing the comparison unit 103 , 115 is a process of inputting the second identification information 109 stored in the storage area 12 to the other of the comparing means 103, 117 is a process of deleting the second identification information 109 according to the comparison result, and 118 is a service A use A process 119 for returning the right 110 as the first service A usage right 105 deletes 119 the service A usage right 110 from the storage area 12. Is a sense.
[0026]
The service providing unit 101 has a service A (SA) executing unit 104. When actually executing the service A, the service A use right 110 is required. The process of transferring the service usage right from the recording means 100 to the service providing means 101 is called checkout. This checkout will be described.
[0027]
First, the service providing unit 101 duplicates the first storage unit identification information (MID1) 11 as the second storage unit identification information (MID2) 13 in the storage area 12 by the processing 14. Next, the first identification information (ID1) 102 is read from the recording means 100 by the process 111, and is copied to the storage area 12 as the second identification information (ID2) 109 in combination with the second storage means identification information 13. Next, the service use right, here the service A use right 105, is read from the recording means 100 by the process 112 (process 112), and the second storage means identification information 13 and the second identification information are stored in the storage area 12 as the service A use right 110. Duplicate with 109. At the same time, the service A use right 105 of the recording means 100 is deleted by the processing 113.
[0028]
The service A executing means 104 can execute the service A when the service A use right 110 exists in the storage area 12 and the first storage means identification information 11 and the second storage means identification information 13 are equal. It becomes possible.
[0029]
Next, when the service providing means 101 does not need to execute the service A, the service A use right is returned to the recording means 100, which is hereinafter referred to as check-in. This check-in method will be described.
[0030]
In order to prevent unauthorized use of the service usage right, the service usage right can be checked in only in the checked out recording means 100 in this embodiment. When performing check-in, the service providing unit 101 reads the first identification information 102 from the recording unit 100 and inputs the first identification information 102 to the comparing unit 103 (processing 114). Next, the second identification information 109 is input to the other side of the comparison means 103 (process 115). The comparing unit 103 compares the two to check whether the recording unit 100 to be checked in is the same as the one when the checkout was performed. If the comparison means 103 confirms that they are the same, the second identification information 109 is deleted (step 117), and the service A use right 110 is copied to the recording means 100 as the first service A use right 105 (step 118). Then, the service A usage right 110 in the storage area 12 is deleted (step 119).
[0031]
If the first identification information 102 is different from the second identification information 109 as a result of the comparison by the comparing means 103, the check-in processing is stopped.
[0032]
In this way, the service providing unit 101 loses the right to use the service required to execute the service A, and cannot execute the service A. The first service A use right returned to the recording unit 100 can be used by another service providing unit having a service A executing unit (not shown).
[0033]
(Embodiment 2)
The service use right management method in the service providing system according to the second embodiment will be described with reference to FIGS. First, a case where the effective number of service usage rights to be checked out is two or more will be described with reference to FIG. Note that the components denoted by the same reference numerals as those in FIG. 1 are the same as those in FIG. The functions of the elements denoted by reference numerals 10 to 13 added to FIG. 1 are the same as those in the present embodiment, so that illustration and description are omitted.
[0034]
The recording means 100 stores the unique first identification information 102, the service A usage right 201 and its effective number information 204, the service B usage right 202 and its effective number information 205, the service C usage right 203 and its effective number information 206. I have. Here, the effective number information 204 is two, and the effective number information 205, 206 is one.
[0035]
At the time of check-out, the service providing unit 101 reads out the first identification information 102 from the recording unit 100 and holds the first identification information 102 as the second identification information 109 (process 111). Next, for example, the service A use right 201 is copied from the recording means 100 as the service A use right 110 (process 112), and at the same time, the effective number information 204 of the service A use right 201 in the recording means 100 is decremented by one. In this state, the service A execution unit 104 deletes the service A when the service A use right 110 exists in the storage area 12 and the first storage unit identification information 11 and the second storage unit identification information 13 are equal. It is possible to execute.
[0036]
Next, the check-in processing will be described. The service providing unit 101 reads the first identification information 102 from the recording unit 100 and inputs the first identification information 102 to one of the comparison units 103 (processing 114). At the same time, the second identification information 109 held is input to the other of the comparison means 103 (step 115), and the two are compared by the comparison means 103. As a result of the comparison, if they match, the second identification information 109 held is deleted (process 117), and if the effective number information 204 of the service A use right 201 of the recording unit 100 exists (effective). If the number is not zero), the number of the effective number information 204 is incremented by 1 and the service A usage right 110 held in the storage area 12 is deleted (process 119).
[0037]
If the first identification information 102 is different from the second identification information 109 as a result of the comparison by the comparing means 103, the check-in processing is stopped.
[0038]
In this way, the service providing means 101 loses the right to use the service required to execute the service A, and the service A cannot be executed. The first service A use right returned to the recording unit 100 can be used by another service providing unit having a service A executing unit (not shown).
[0039]
Next, a case where the effective number of service usage rights to be checked out is 1 will be described with reference to FIG. In FIG. 3, reference numeral 301 denotes a process for deleting the service A usage right 201 and the effective number information 204 of the service A usage right when the effective service usage right becomes 0 by check-out, and 302 denotes a service usage right valid by check-in. This is a process of causing the recording means 100 to copy the service A usage right 201 and generate the effective number information 204 when the status changes from nothing to a valid state.
[0040]
First, the checkout process will be described. The service providing unit 101 reads the first identification information 102 from the recording unit 100 and copies it as the second identification information 109 (process 111). Next, the service A usage right 201 is read from the recording unit 100 and copied as the service A usage right 110. At this time, if the number of valid number information 204 is 1, the service A usage right 201 and the valid number information 204 are deleted (process 301). In this state, the service A execution unit 104 deletes the service A when the service A use right 110 exists in the storage area 12 and the first storage unit identification information 11 and the second storage unit identification information 13 are equal. It is possible to execute.
[0041]
Next, the check-in processing will be described. The service providing unit 101 reads the first identification information 102 from the recording unit 100 and inputs the first identification information 102 to one of the comparison units 103 (processing 114), and inputs the retained second identification information 109 to the other of the comparison units 103. (Process 115) The comparison unit 103 compares the two. As a result of the comparison, if they match, the second identification information 109 held is deleted (process 117). If the effective number information 204 of the service A use right 201 of the recording unit 100 does not exist, the service A use right 110 is copied as the service A use right 201 and the effective number of the service A use right 201 is one. The valid number information 204 is generated (process 302), and the held service A usage right 110 is deleted (process 119).
[0042]
If the first identification information 102 is different from the second identification information 109 as a result of the comparison by the comparing means 103, the check-in processing is stopped.
[0043]
In this way, the service providing means 101 loses the right to use the service required to execute the service A, and the service A cannot be executed. The first service A use right 201 returned to the recording unit 100 can be used by another service providing unit having a service A execution unit (not shown).
[0044]
(Embodiment 3)
A service use right management method in the service providing system according to the third embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 4, the service providing system has a second service providing unit 401 in addition to the recording unit 100 and the service providing unit 101. The second service providing unit 401 includes a comparing unit 402 and a service A executing unit 403. Although the storage means 10 is provided similarly to FIG. 1, the description thereof is omitted since it is similar to that of FIG. In FIG. 4, reference numeral 404 denotes processing for copying the first identification information 102 read from the recording means 100 at the time of checkout to the second service providing means as third identification information 406. This is a process of reading and copying as the service A use right 407. Note that the components denoted by the same reference numerals as those in FIG. 1 are the same as those in FIG. The functions of the elements denoted by reference numerals 10 to 13 added in FIG.
[0045]
First, when the service providing unit 101 executes the service A, the service A use right 105 is checked out from the recording unit 100 to the service providing unit 101. The processing is the same as that described in the first embodiment, and a description thereof will not be repeated.
[0046]
Next, a process of checking out the service A use right from the same recording unit 100 to the second service providing unit 401 as another service providing unit will be described. The recording means 100 retains the second service A use right 106 even after checking out the first service A use right 105 to the service providing means 101. The second service providing unit 401 reads the first identification information 102 from the recording unit 100 and copies it as the third identification information 406 (process 404). Next, the second service A usage right 106 is read and copied as the service A usage right 407 (process 405).
[0047]
In this state, the service A executing means 104 of the service providing means 101 and the service A executing means 406 of the second service providing means 401 can simultaneously execute the service A.
[0048]
The check-in processing is the same as in the first embodiment, and a description thereof will not be repeated.
[0049]
(Embodiment 4)
A service use right management method in the service providing system according to the fourth embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 5, the service providing system has a recording unit 100 and a service providing unit 101. The service providing unit 101 has a service B executing unit 501 in addition to the service executing unit 104. In FIG. 5, reference numeral 502 denotes third identification information (ID3), reference numeral 503 denotes service B usage right (SU-B1), and reference numeral 504 denotes first identification information 102 read from the recording means 100 at the time of checking out the service B usage right. A process 505 for copying as the identification information 502 and a process 505 for reading out the service B usage right 107 from the recording unit 100, copying the service B usage right 503 as the service B usage right 503, and deleting it from the recording unit 100. Note that the components denoted by the same reference numerals as those in FIG. 1 are the same as those in FIG. The functions of the elements denoted by reference numerals 10 to 13 added to FIG. 1 are the same as those in the present embodiment, so that illustration and description are omitted.
[0050]
First, the service A usage right 105 is checked out from the recording means 100 to the service providing means 101. The processing is the same as that described in the first embodiment, and a description thereof will be omitted.
[0051]
Next, a process of checking out the service B use right necessary for executing the service B from the same recording unit 100 to the service providing unit 101 will be described.
The recording means 100 retains the service B use right 107 even after checking out the first service A use right 105 to the service providing means 101. The service providing unit 101 reads the first identification information 102 from the recording unit 100 and copies it as the third identification information 502 (process 504). Next, the second service B usage right 107 is read out, copied as the service B usage right 503, and deleted from the recording unit 100 (process 505).
[0052]
The service A executing means 104 can execute the service A when the service A usage right 110 exists in the storage area 12 and the first storage means identification information 11 and the second storage means identification information 13 are equal. It becomes possible. In this state, the service B execution unit 501 can execute the service B.
[0053]
The check-in processing is the same as in the first embodiment, and a description thereof will not be repeated.
[0054]
(Embodiment 5)
A service use right management method in the service providing system according to the fifth embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 6, the service providing system includes a first recording unit 100, a second recording unit 601, and a service providing unit 101. The first recording means 100 includes, in addition to the first identification information 102 and the service use rights 105 to 108, first service A transfer right information (hereinafter, simply referred to as a first service transfer right or the like) which is a right to move a service (SM). -A1) 602, a first service A transfer right (SM-A2) 603, a service B transfer right (SM-B1) 604, and a service C transfer right (SM-C1) 605.
[0055]
The second recording means 601 has third identification information (ID3) 611, service D use right (SU-D1) 612, and service D transfer right (SM-D1) 613. The service transfer right is a right provided to check in a service use right that has been checked out from one recording unit to another recording unit.
[0056]
In FIG. 7, reference numeral 621 denotes a process of reading out the first identification information 102 and inputting it to one of the comparing means 103, 622 a process of inputting the retained second identification information 109 to the other of the comparing means 103, and 623 a process of inputting the second identification information 109 according to the comparison result. The first service A transfer right 602 of the first recording means 100 is read out, copied to the service providing means 101 as the service A transfer right 606, and the first service A transfer right 602 of the first recording means 100 is deleted. Only when the service providing unit 101 has the service transfer right (here, the service A transfer right 606), a process of reading the third identification information 611 from the second recording unit 601 and copying it as the fourth identification information 614; 625 indicates the service A transfer right 606 held by the second recording device after the copy as the fourth identification information 614 is completed. 601 process to replicate as a service A mobile rights 610 to 626 is a process of deleting the service A mobile rights 606 to be held.
[0057]
Note that the components denoted by the same reference numerals as those in FIG. 1 are the same as those in FIG. The functions of the elements denoted by reference numerals 10 to 13 added to FIG. 1 are the same as those in the present embodiment, so that illustration and description are omitted.
[0058]
Here, in FIG. 7, the first service A use right 105 has already been checked out to the service providing means 101, and the service providing means 101 has the second identification information 109, which is a copy of the first identification information 102, and the first service A It is assumed that the user has the usage right 110.
[0059]
A case will be described in which the service use right checked out from the first recording unit 100 is checked into the second recording unit 601 which is another recording unit. At this time, the service providing unit 101 reads out the first identification information 102 from the first recording unit 100, inputs the first identification information 102 to one of the comparison units 103 (process 621), and also stores the retained second identification information 109 in the comparison unit 103. It is input to the other (process 622) and compared by the comparing means 103. As a result of the comparison, if the first identification information 102 and the second identification information 109 match, the first service A transfer right 602 is read from the first recording unit 100, copied as the service A transfer right 606, and the first recording is performed. The first service A transfer right 602 of the means 100 is deleted (process 623).
[0060]
Next, the service providing unit 101 holds the service A transfer right 606 in the second recording unit 606 so that the service A usage right 110 can be checked in to the second recording unit 601. The third identification information 611 is read from 601 and copied as fourth identification information 614 instead of the second identification information 109 (processing 624). The second identification information 109 is deleted. After that, the service A transfer right 606 held is copied to the second recording means 601 as the service A transfer right 610 (process 625), and the service A transfer right 606 held is deleted (process 626).
[0061]
By the above processing, the third identification information 611 of the second recording unit 601 and the fourth identification information 614 held by the service providing unit 101 have the same value. Therefore, after the service A is executed, when the service use right is returned, the service A use right 110 held by the service providing unit 101 can be checked into the second recording unit 601. In this case, check-in to the original first recording means 100 is not possible.
[0062]
(Embodiment 6)
The service use right management method in the service providing system according to the sixth embodiment will be described with reference to FIG. In FIG. 8, the service providing system has a first recording unit 100 and a second recording unit 801, and also has a service providing unit 101. The service providing unit 801 has a comparing unit 802 and a storage unit (not shown). In this embodiment, the service transfer right is transferred from the first recording unit to the second recording unit. Therefore, the service providing unit 800 does not need a service executing unit, and holds a necessary memory or the like. Anything that can simply move the right to use and the right to move is sufficient. In this embodiment, the service use right and the transfer right can be transferred to another recording means.
[0063]
The same reference numerals as in FIG. 6 are the same as those in FIG. The functions of the elements denoted by reference numerals 10 to 13 added to FIG. 1 are the same as those in the present embodiment, so that illustration and description are omitted.
[0064]
The service providing unit 801 first reads out the first identification information 102 from the first recording unit 100 and copies it as the second identification information 109 (process 812). Next, the first identification information 102 is read again and input to one of the comparison means 802 (step 813), and the held second identification information 109 is input to the other of the comparison means 802 (step 814). The comparing unit 802 compares the first identification information 102 with the second identification information 109. As a result of the comparison, only when the first identification information 102 and the second identification information 109 match, the first service A use right 105 is read out, copied as the service A use right 110, and the service of the first recording unit 100 is read. The A use right 105 is deleted (process 811). Thereafter, the first identification information 102 is read and input to one of the comparison means 802 (processing 813), and the held second identification information 109 is input to the other of the comparison means 802 (processing 814). The comparing unit 802 compares the first identification information 102 with the second identification information 109. As a result of the comparison, only when the first identification information 102 and the second identification information 109 match, the first service A transfer right 602 is read from the first recording unit 100 and copied as the service A transfer right 606, The first service A transfer right 602 of the first recording means 100 is deleted (step 816).
[0065]
Here, the recording means is replaced with the second recording means 601, and the third identification information 611 is read from the second recording means 601 while the service providing means 801 holds the service A transfer right 606, and the second identification information 109 is read. Is copied as the fourth identification information 614 in place of (step 817). Next, the third identification information 611 is input from the second recording unit 601 to one of the comparison units 103 (step 818), and the retained fourth identification information 614 is input to the other of the comparison units 103 (step 819). ), And comparison is made by the comparison means 103. As a result of the comparison, if the third identification information 611 and the fourth identification information 614 match, the owned service A transfer right 606 is copied to the second recording unit 601 as the first service A transfer right 610. (Step 820), and deletes the held service A transfer right 606 (Step 821).
[0066]
As described above, the service use right checked out from one recording unit can be checked in to another recording unit.
[0067]
(Embodiment 7)
Next, a service usage right management method in the service providing system according to the seventh embodiment will be described. In this embodiment, the service use right held in the recording unit 100 is provided to the client devices 902 to 904, which are service providing units on the network, via the server 901. For example, the service use right is checked into the recording unit 100 via the server 901. The recording unit 100 is configured to be detachable from the server 901, and the server 901 is connected to a plurality of client devices 902 to 904 via a network. The first client device 902 includes a service A execution unit 905, the second client device 903 includes a service A execution unit 906, and the third client device 904 includes a service B execution unit 907. Here, the configuration of each client device is the same as in the first embodiment described above, but may be the same as in the other embodiments. The recording means 100 initially has at least one service usage right, here a first service usage right 911 and a second service B usage right 912.
[0068]
The service usage right management method according to the seventh embodiment will be described with reference to FIGS. First, a description will be given of a method of providing a service use right held in a recording unit to a client device on a network via a service providing unit serving as a server.
[0069]
9 and 10, reference numeral 921 denotes a process of requesting a service use right from the first client device 902 to the server 901; 922, a check-out request process of the service use right from the server 901 to the recording unit 100; A check-out process 901 and a process 924 are processes for distributing the service use right from the server 901 to the first client device 902 by a method that can ensure security.
[0070]
Initially, only the third client device 904 has the service usage right, here the service B usage right 913, and the service B execution means 907 can execute the service B. At this time, since the first client device 902 and the second client device 903 do not have the right to use the service A held by each of them, neither of them is in an environment where the service A can be executed. Here, it is assumed that the first client device 902 requests the service A use right to the server 901 in order to execute the service A (process 921). The server 901 checks whether the recording unit 100 has one or more service A usage rights in order to provide the requested service A usage right to the first client device 902. 100 requests the service A usage right 911 to be checked out (process 922). The service right 911 that has been checked out is held as the service A right 914 (process 923). Thereafter, the service A usage right 914 is transmitted to the first client device 902 as the service A usage right 915 by any method that can ensure security.
[0071]
Through the above processing, the first client device 902 can acquire the service A usage right 915 and execute the service A by the service A execution unit 905 that is possessed.
[0072]
Next, a method of checking in a service use right held by a client device on a network to a recording device via service providing means serving as a server will be described with reference to FIG. In FIG. 10, the same numbers as those in FIG. 9 are the same.
[0073]
First, the first client device 902 possesses the service A usage right 915 and the service A execution means 905, so that the first client device 902 can execute the service A, and the third client device 904 can execute the service B usage right 913 and the service B execution right. Since the service B is provided, the service B is in an executable environment. On the other hand, the second client device 903 holds the service A execution unit 906, but does not have the service A use right, so that the service A is in an environment where it cannot be executed.
[0074]
Here, when the third client device 904 completes the execution of the service B and the service B usage right 913 is no longer necessary, or when the third client device 904 stops the execution of the service B, some cause not specified here. When the server 901 requests the third client device 904 to return the service B usage right 913 (step 931), the third client device 904 transfers the service B usage right 913 by an arbitrary method that can ensure security. Return to 901. The server 901 temporarily holds the service B usage right 916. Thereafter, the user checks in the recording unit 100 as the first service B usage right 917.
[0075]
As described above, the service use right for which the client device is no longer needed is returned to the recording means, and can be used for executing the service of another client device.
[0076]
【The invention's effect】
As described above, one or a limited number of recording means hold one or more service use rights, check out the service use right to the service providing means as needed, and re-use when no longer necessary. By checking in the recording means, management of a plurality of service use rights (licenses) can be unified. If they are not at the same time, the service can be provided by the service providing means which is larger than the number of service usage rights held.
[0077]
Also, by assigning the transfer right for each service use right, the service use right is not improperly transferred to another recording means, and only when the checked out recording means is held, Secure management that allows check-in at the same time is possible. Furthermore, by using a service providing means that can check out from the recording means having the service use right and check in the recording means as a network server, the service use right can be safely provided to a plurality of clients on the network. Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating the operation of a service use right management method according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of an operation when a service use right management method according to the second embodiment of the present invention has two or more service use rights to be provided.
FIG. 3 is an explanatory diagram of the operation of the service use right management method according to the second embodiment of the present invention when only one service use right to be provided is held;
FIG. 4 is an explanatory diagram of an operation of a service use right management method according to a third embodiment of the present invention;
FIG. 5 is an explanatory diagram of an operation of a service use right management method according to a fourth embodiment of the present invention;
FIG. 6 is a diagram showing a state at the start of an operation description of a fifth embodiment of the service use right management method of the present invention
FIG. 7 is an explanatory diagram of the operation of the service use right management method according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram of an operation of the service use right management method according to the sixth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an explanatory diagram of an operation when providing a use right to a client device according to a seventh embodiment of the service use right management method of the present invention;
FIG. 10 is an explanatory diagram of an operation of returning a use right from a client device according to the seventh embodiment of the service use right management method of the present invention.
FIG. 11 is a diagram illustrating the operation of a conventional service use right management method.
[Explanation of symbols]
10 Storage means
11 First storage unit identification information
12 Storage area
13 Second storage unit identification information
100 recording means
101, 401, 801 Service providing means
102 First identification information
103, 402, 802 Comparison means
104 Service A execution means
501 Service B execution means
901 server
902 first client device
903 second client device
904 third client device
905,906 Service A execution means
907 Service B execution means

Claims

Portable recording means for recording unique identification information and at least one recordable and erasable service use right information;
A service use right management method in a service providing system, comprising: storage means having unique storage means identification information and having a storage area in which writing and erasing can be performed; and at least one service providing means having service executing means. ,
Upon execution of a service, the service providing unit receives valid service use right information held by the recording unit corresponding to the service provided by the service execution unit, and stores it in the storage unit together with the storage unit identification information;
Only when the user has the received service use right and the storage unit identification information stored in the storage unit matches the storage unit identification information of the storage unit at the time of service execution, the corresponding service is executed. Characteristic service usage right management method.

Portable recording means in which unique first identification information and at least one recordable and erasable service use right information are recorded;
A service use right management method in a service providing system, comprising: storage means having unique storage means identification information and having a storage area in which writing and erasing can be performed; and at least one service providing means having service executing means. ,
Upon execution of a service, the service providing unit receives valid service use right information held by the recording unit corresponding to the service provided by the service execution unit, and stores it in the storage unit together with the storage unit identification information; Receiving the first identification information of the recording means and holding the first identification information in the storage area as second identification information;
The service providing unit receives the first identification information from the recording unit when returning the received service use right to the recording unit,
Comparing the received first identification information with the second identification information stored in the storage unit,
Only when the first identification information and the second identification information match as a result of the comparison, the service use right information already received is returned to the recording means and held in the storage means of the service providing means. A service usage right management method, wherein the service usage right information and the second identification information are deleted.

The recording means has, for the same service, the service use right information and the number information of the currently valid service use right for the same service,
When the service use right information is transferred to the service providing means, the service use right information is decremented when the number information of the service use right is 2 or more, and when the number information is 1, the service use right information and the number information are deleted. 2. The service use right management method according to claim 1, wherein:

The recording means has, for the same service, the service use right information and the number information of the currently valid service use right for the same service,
The service providing means, when returning the service usage right information to the recording means, increments the number information when the recording means has the service usage right information, and increases the service when the service usage right information does not exist. 3. The service use right management method according to claim 2, wherein the use right information is written back and the number is set to one.

The service providing means has a plurality of service executing means,
2. The method according to claim 1, wherein when receiving effective service use right information corresponding to each of said service execution means from said recording means, two or more services are executed on said one service provision means. Service usage right management method described.

At least one portable type in which unique first identification information, at least one recordable and erasable service use right information, and service transfer right information for moving the service use right corresponding to each service use right information are recorded. First and second recording means,
A service providing right management method in a service providing system, comprising: at least one service providing means having storage means having unique storage means identification information and having a storage area capable of writing and erasing,
The service providing unit receives a part of the valid service use right information held by the recording unit corresponding to the service to be provided, stores the received information in the storage unit together with the storage unit identification information, A service use right management method, wherein the first identification information is received and stored in the storage unit as the second identification information.

At least one portable type in which unique first identification information, at least one recordable and erasable service use right information, and service transfer right information for moving the service use right corresponding to each service use right information are recorded. First and second recording means,
A service providing right management method in a service providing system, comprising: at least one service providing means having storage means having unique storage means identification information and having a storage area capable of writing and erasing,
The service providing unit receives a part of the valid service use right information held by the recording unit corresponding to the service to be provided, stores the received information in the storage unit together with the storage unit identification information, Receiving the first identification information and storing the second identification information in the storage unit;
The service providing means receives the first identification information from the first recording means when moving the service usage right information to a second recording means,
Comparing the received first identification information with the second identification information held in the storage unit,
Only when the first identification information and the second identification information match as a result of the comparison, the service transfer right information corresponding to the service usage right already held is received from the first recording means and the first recording Delete the applicable service transfer right information of the means,
The service providing means receives third identification information held by the second recording means in advance before transferring the service-specific transfer right to the second recording means, and holds the third identification information in the storage means as fourth identification information. , Deleting the second identification information;
Transferring the service transfer right to the second recording means,
The service providing unit receives the third identification information from the second recording unit when transferring a service use right to the second recording unit;
Comparing the received third identification information with the fourth identification information of the storage means,
Only when the third identification information matches the fourth identification information as a result of the comparison, the service use right information is moved to the second recording means, and the moved service use right information of the storage means is compared with the fourth use information. A service use right management method characterized by deleting identification information.

The service providing means has a service execution means,
The service execution unit holds the received service use right and responds only when the storage unit identification information stored in the storage unit matches the storage unit identification information of the storage unit at the time of service execution. 8. The service use right management method according to claim 6, wherein the service is executed.

6. The service use right management method according to claim 1, wherein the recording unit and the service providing unit exchange service right through a server to which the recording unit is connected. .

9. The service according to claim 6, wherein the recording unit and the service providing unit exchange service right and service right via a server to which the recording unit is connected. Usage right management method.