JP2004355056A - 認証システム - Google Patents

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JP2004355056A
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Japan
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usb
computer terminal
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collation
authentication system
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JP2003148466A
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Shuji Kobayashi
修司 小林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】コンピュータ端末を使用する際に必要な認証処理を、個人が単独で行えなうことができないようにして、セキュリティー性を高め、不正行為を防止することを可能にした認証システムを提供する。
【解決手段】コンピュータ端末を使用する際に必要な認証処理を、複数のUSBキーを用いて実施する認証システムであって、前記複数のUSBキーには、それぞれ異なるキー情報が記憶された記憶手段を有し、前記コンピュータ端末には、前記USBキーを着脱可能に装着するUSBポートコネクタと、前記USBポートコネクタに順次装着された前記複数のUSBキーから読み取られた複数種類のキー情報を、予め登録されている複数種類のキー情報と照合処理する照合手段と、前記照合手段による複数種類のキー情報に基く照合結果が全て一致した場合に、前記コンピュータ端末の使用を可能とする手段と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ端末を使用する際に必要な認証処理を、複数のUSBキーを用いて実施する認証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータシステムには、個人情報や機密情報などのセキュリティー性の高い情報がデータベース等に登録されているため、アクセス権限のない第三者や不正使用者等がアクセスできないように様々な保護システムが用いられている。
【0003】
これら第三者などによる不正アクセスに対応するシステムとして、例えばキー情報が記憶された記憶手段を有するUSBキーを用いて、読み取ったキー情報を照合することで本人確認を行う技術などが既に知られている。(参考文献1)
通常、これらの認証システムでは、コンピュータ端末を使用する1人の使用者が正規のアクセス権を有する者であるか否かを確認し、一旦認証が行われて正規のアクセス権を有する者であると認められてしまえば、その個人の判断で自由に種々のアクセスを行うことが可能となり、不正行為を行うか否かを個人のモラルに任せることになる。
【0004】
しかしながら、種々の事情により個人のモラルが低下してきた場合などで、正規にアクセス権を有する個人が、不正行為を行う危険性も全く無いと断言できるものではない。
特に、重要機密などの重要情報に対するアクセスを特定の個人に委ねることは、もしも、その信用していた個人が不正行為を働いた場合に、非常に大きな問題を引き起こす危険性があるといえる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−251226号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コンピュータ端末を使用する際に必要な認証処理を、個人が単独で行なうことができないようにすると共に、コンピュータ端末を使用する場合には必ず複数の人間が立ち会い、所定の条件を満たした場合にだけコンピュータ端末を使用できるようにして、セキュリティー性を高め、不正行為を防止することを可能にした認証システムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の認証システムは、コンピュータ端末を使用する際に必要な認証処理を、複数のUSBキーを用いて実施する認証システムであって、前記複数のUSBキーには、それぞれ異なるキー情報が記憶された記憶手段を有し、前記コンピュータ端末には、前記USBキーを着脱可能に装着するUSBポートコネクタと、前記USBポートコネクタに順次装着された前記複数のUSBキーから読み取られた複数種類のキー情報を、予め登録されている複数種類のキー情報と照合処理する照合手段と、前記照合手段による複数種類のキー情報に基く照合結果が全て一致した場合に、前記コンピュータ端末の使用を可能とする手段と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の認証システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る認証システムの概要の構成を示す図、図2は、本発明の実施形態に係る認証システムのシステムブロック図、図3は、本発明の実施形態に係る認証システムの処理手順を示すフローチャートである。
【0009】
本発明の実施形態に係る認証システムは、図1に示すように、インターネットなどのネットワーク1を介して、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ端末2とサーバ3とが通信可能に接続されている。
また、USBキー4a,4bが使用される際には、使用者毎に予め渡されているUSB(Universal Serial Bus)キー4a,4bによる認証処理を行ない、使用権限の無い不正使用者によるコンピュータ端末2の使用を防止している。
【0010】
従来の認証システムにおいては、認証判定の処理に際して、1人の使用者が所持している1つのUSBキーに記憶されているキー情報だけで認証判定が行われるが、本発明の認証システムでは、必ず2人以上の複数の人間が立ち会って、各人が所持する2つのUSBキー4a,4bを用いなければ最終的な認証判定が行われないようにして、単独の使用者だけでは認証判定ができないようにシステム化されている。
従って、実施形態では、2人の人間がそれぞれ所有する2つのUSBキー4a,4bを順次に用いて認証処理を行う例が示されている。
USBキー4a,4bには、それぞれUSBポートコネクタ(雄型)5a,5bと、記憶手段6a,6bとを備えており、この記憶手段6a,6bには、それぞれ固有のキー情報が記憶されている。
【0011】
また、コンピュータ端末2には、USBキー4a,4bのUSBポートコネクタ(雄型)5a,5bに対応して、これを差し込むことができるUSBポートコネクタ(雌型)7、入力手段8、表示手段9、照合手段10、記憶手段11、通信手段12、制御手段13などが備えられている。
記憶手段11には、予め複数種類の照合用のキー情報や、処理プログラムなどが記憶されている。
【0012】
また、照合手段10は、USBポートコネクタ(雌型)7に対して順番に差し込まれたUSBキー4a,4bのUSBポートコネクタ(雄型)5a,5bにより、USBキー4a,4bの記憶手段6a,6bにそれぞれ記憶されたキー情報を読み取り、コンピュータ端末2の記憶手段11に記憶されているキー情報と照合処理を行う機能を有している。
【0013】
また、記憶手段11に記憶されている処理プログラムにより、コンピュータ端末2による使用許可条件として、照合手段10での照合処理において、少なくとも2回以上照合一致する必要があるように設定されており、1人の人間だけではコンピュータ端末2による使用ができないようにしてある。
【0014】
つまり、2人の人間がそれぞれ所持するUSBキー4a,4bを、順番にUSBポートコネクタ(雌型)7に対して差し込み、照合手段10でキー情報の照合処理を行ない、その照合結果情報をコンピュータ端末2の記憶手段11の照合一致カウントエリアに照合一致情報をカウントして記憶させる。
【0015】
そして、記憶手段11の所定エリアにカウントした照合一致情報が、合計で2回となった際に、制御手段13により通信手段12でのネットワーク1による通信を可能とする信号を発生することで、初めてコンピュータ端末2でのネットワーク1による種々の処理ができるようにシステム化されている。
【0016】
次に、本発明の実施形態に係る認証システムの処理手順を、図3のフローチャートに基いて説明する。
まず、1人の人間が所持する1つ目のUSBキー4aを、コンピュータ端末2のUSBポートコネクタ(雌型)7に差し込み、USBキー4aの記憶手段6aに記憶されているキー情報を読み取る。(ステップS1)
読み取られたキー情報は、照合手段10により予め記憶手段11に記憶されている照合用のキー情報と照合処理が行われる。(ステップS2)
【0017】
照合処理の結果、照合一致した場合には、記憶手段11の照合一致カウントエリアに1カウントを記憶させる。(ステップS3)
ここで、照合不一致の場合には、処理を終了する。
次に、コンピュータ端末2のUSBポートコネクタ(雌型)7に差し込まれているUSBキー4aを引き抜き、もう1人の人間が所持する2つ目のUSBキー4bを、コンピュータ端末2のUSBポートコネクタ(雌型)7に差し込み、USBキー4bの記憶手段6bに記憶されているキー情報を読み取る。(ステップS4)
【0018】
読み取られたキー情報は、照合手段10により予め記憶手段11に記憶されている照合用のキー情報と照合処理が行われる。(ステップS5)
【0019】
照合処理の結果、照合一致した場合には、記憶手段11の照合一致カウントエリアに1カウントを加算させて、合計2カウントとして記憶させる。(ステップS6)
ここで、照合不一致の場合には、処理を終了する。
次に、記憶手段11の照合一致カウントエリアに合計2カウントが記憶された際に、処理プログラムにより、制御手段13が通信手段12でのネットワーク1による通信処理を許可する信号を発信し、コンピュータ端末2の使用が行える状態とする。(ステップS7)
以上の処理により、コンピュータ端末3の使用者本人が、正当な使用権限を有する者である場合にだけ、コンピュータ端末3の使用が行えるように制御される。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の認証システムは、コンピュータ端末を使用する際に必ず複数の人間が立ち会い、各人が所持するUSBキーによる認証処理を行うようにしたので、個人の単独での不正行為を防止することができ、セキュリティー性を高めることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る認証システムの概要の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る認証システムのシステムブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る認証システムの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2 コンピュータ端末
3 サーバ
4a,4b USBキー
5a,5b USBポートコネクタ(雄型)
6a,6b 記憶手段
7 USBポートコネクタ(雌型)
8 入力手段
9 表示手段
10 照合手段
11 記憶手段
12 通信手段
13 制御手段

Claims (1)

  1. コンピュータ端末を使用する際に必要な認証処理を、複数のUSBキーを用いて実施する認証システムであって、
    前記複数のUSBキーには、それぞれ異なるキー情報が記憶された記憶手段を有し、
    前記コンピュータ端末には、前記USBキーを着脱可能に装着するUSBポートコネクタと、前記USBポートコネクタに順次装着された前記複数のUSBキーから読み取られた複数種類のキー情報を、予め登録されている複数種類のキー情報と照合処理する照合手段と、前記照合手段による複数種類のキー情報に基く照合結果が全て一致した場合に、前記コンピュータ端末の使用を可能とする手段と、
    を備えていることを特徴とする認証システム。
JP2003148466A 2003-05-27 2003-05-27 認証システム Pending JP2004355056A (ja)

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