JP2004352299A - Fuel supply system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料供給システムに係り、特に燃料供給機から車両への燃料供給が終了した時点で伝票を発行するよう構成した燃料供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ガソリンや軽油等の油液を車両の燃料タンクに供給する燃料供給システムを例に挙げて以下説明する。
【0003】
給液所の作業員が給液操作を行うフルサービス方式の計量機(燃料供給機)が設置された給液所等では、作業員が給液モードの設定、給液作業、給液料金の精算を行うようになっている。そのため、顧客(運転者)は、給液料金の精算方法(現金支払いまたはクレジットカード支払い)を指定し、給液終了後、計量機に設けられた伝票発行機から発行された伝票を受け取り、伝票に記載された金額を支払うことになる。
【0004】
また、セルフサービス方式の計量機に給液量または給液金額の設定を行う設定器及び紙幣が入金される自動支払機が設けられている所謂アイランド精算方式の場合には、給液場所で給液料金の精算を行うことができる。この自動支払機は、紙幣挿入部及び紙幣収容部が設けられ、挿入された紙幣の種類を鑑別する紙幣鑑別部と、挿入された紙幣金額(入金金額)を表示する表示部とを有する。
そして、アイランド精算方式の燃料供給システムでは、給液前に予め給液量または給液金額をプリセットする場合、顧客(運転者)は、まず紙幣を自動支払機の紙幣挿入部に挿入し、入金された金額が紙幣リーダにより読み取られて表示部に入金金額が表示された後、所望の油種及び給液量または給液金額を入力することで、計量機が給液可能状態になる。
【0005】
給液終了後、自動支払機から領収書が発行されると、顧客(運転者)は、当該自動支払機から発行された領収書と伝票番号を示すバーコードが印字された釣り銭伝票を受け取り、釣り銭機の設置場所へ移動する。そして、顧客(運転者)は、この釣り銭伝票を釣り銭機の伝票読み取り機に挿入する。釣り銭機では、釣り銭伝票に印刷された伝票番号を示すバーコードを読み取って計量機番号を認識し、当該計量機に対応する釣り銭金額を払い出す(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−54699号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の燃料供給システムでは、伝票発行機に内蔵されたプリンタが記録紙に印字して伝票を発行する仕組みになっているが、例えば、気温が低温となる寒冷地において、プリンタの印字ヘッドの温度が低下した状態であるので、給液終了後に伝票を発行するが、文字がかすれてしまうという問題があった。
【0008】
また、プリンタを加熱する構成として上記問題を解消することが考えられるが、常時加熱していると、消費電力が増大してしまい、車両が給液所に来ないときでもプリンタを加熱し続けることになるので、無駄が多いという問題が生じる。
【0009】
そこで、本発明は上記課題を解決した燃料供給システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、被供給体へ燃料を供給する燃料供給機と、燃料供給機による被供給体への燃料供給が終了した後に伝票を発行する伝票発行機と、を有する燃料供給システムにおいて、燃料供給機に搭載された発熱部からの熱を伝票発行機に伝導させる熱伝導手段を設けることにより、伝票発行機を加熱するための電力を消費せずに済む。
【0011】
上記請求項2記載の発明は、被供給体へ燃料を供給する燃料供給機と、燃料供給機による被供給体への燃料供給が終了した後に伝票を発行する伝票発行機と、を有する燃料供給システムにおいて、伝票発行機を加熱する加熱手段と、燃料供給作業の開始から終了までの間に前記加熱手段を加熱状態に切り替える切替手段と、を備えたものであり、伝票発行機を加熱するための電力消費量を節約することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる燃料供給システムの第1実施例が適用された燃料供給機の一部切載正面図である。
図1に示されるように、燃料供給機10は、例えば、セルフサービス方式の計量機であり、顧客自身が操作する操作部12と、操作部12の両側に起立する支柱14と、上部に横架されたホース支持部16とを有する。
【0013】
燃料供給機10の筐体18の内部には、各給液系統の電磁弁20と、ポンプモータ21と、給液ポンプ22と、流量計24などの各機器が設けられている。
【0014】
操作部12には、給液を行う液種、給液量などを設定入力する設定器26と、自動支払機28と、インタホン29と、スピーカ30と、静電気除去シート31と、流量表示器32とが設けられている。設定器26は、液晶モニタなどからなるタッチパネル34を有し、タッチパネル34に表示された設定入力画面に触れることで液種(軽油、レギュラーガソリン、ハイオクガソリン)を選択、給液量または給液金額の入力操作などを行える。
【0015】
また、設定器26の上方に配置されて人検知センサ40が設けられており、人検知センサ40がオンになると、顧客が設定器26の前にいるものと判断して、設定器26に設定入力画面が表示される。
【0016】
また、人検知センサ40としては、例えば、光センサあるいはイメージセンサなどを用いたものであり、給液操作を行う操作者が設定器26の前に立ったことを検知してその検知信号を出力する。
【0017】
自動支払機28は、紙幣挿入部42と、カード挿入部44と、レシート発行部46とを有する。紙幣挿入部42は、挿入された紙幣の種別(千円札、2千円札、5千円札、一万円札)を鑑別する鑑別機能を有しており、顧客が挿入した紙幣の金額をタッチパネル34に表示させる。
【0018】
カード挿入部44は、給液所が発行したプリペイドカード、あるいはクレジットカードを挿入されると、カードに記憶された情報を読み取り、給液が可能かどうかをタッチパネル34に表示させる。
【0019】
レシート発行部46は、給液が終了すると、液種、給液量、給液金額、消費税、合計金額などの給液情報を記載したレシートを発行するプリンタを有する。尚、本実施例では、レシート発行部46が燃料供給機10に設けられているが、これに限らず、例えば、設定器26が燃料供給機10と別体に設けられる構成の場合には、設定器26の筐体にレシート発行部46が取り付けられる。
【0020】
また、燃料供給機10の前面パネル48には、給液ノズル50を掛止するノズル掛け52が設けられている。給液ノズル50は、ホース支持部16から吊り下げられた給液ホース54が連通接続されている。
【0021】
図2は燃料供給機10の各機器の構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、燃料供給機10の制御回路56には、各給液経路に設けられた電磁弁20、ポンプモータ21、流量計24、人検知センサ40、ノズル掛け52に設けられたノズルスイッチ58、メモリ60、自動支払機28に設けられた紙幣鑑別部62、設定器26、カード挿入部44に設けられたカードR/W64、レシート発行部46に設けられたプリンタ66と接続されている。尚、本実施例では、レシート発行部46に熱転写方式のサーマルプリンタが用いられており、印字ヘッドからの熱パターンが熱転写用紙の感熱層を変色させて任意の文字や数字、記号などを印字することができる。
【0022】
制御回路56は、マイクロコンピュータなどからなり、流量計24、人検知センサ40、ノズルスイッチ58、紙幣鑑別部62、設定器26、カードR/W64からの信号(データ)を受信し、電磁弁20、ポンプモータ21、プリンタ66に各種制御信号を出力する。
【0023】
図3は設定器26を拡大して示す一部切載正面図である。図4は設定器26を拡大して上方からみた横断面図である。
図3及び図4に示されるように、タッチパネル34の裏面に設けられた電源ユニット68及び回路基板70の電源ユニット72は、常時通電されている発熱部であり、ヒートパイプ(請求項1の「熱伝導手段」に相当する)74,76の一端に設けられた結合部74a,76aが接触した状態で保持されている。また、ヒートパイプ74,76の他端に設けられた結合部74b,76bは、プリンタ66の側面、上面など異なる場所に取り付けられている。
【0024】
ヒートパイプ74,76は、紙幣鑑別部62、カードR/W64などの機器を避けるように曲げられて挿通されており、電源ユニット68,72で発生した熱をプリンタ66に伝達するものである。プリンタ66は、ヒートパイプ74,76を介して電源ユニット68,72で発生した熱により常時加熱されているので、例え寒冷地などの低温環境下においても印字ヘッド(図示せず)が給液情報(液種、給液量、給液金額等)を印字することが可能になる。
【0025】
また、ヒートパイプ74,76は、電源を必要とせず、高温側の熱を低温側に熱伝導するものであるため、プリンタ66を加熱するための電力消費量はゼロである。このため、操作部12に設けられた発熱部からの熱を利用してプリンタ66を効率良く加熱することが可能になり、余計な電力消費もないので、省電力化に対応することができる。
【0026】
尚、上記説明では、電源ユニット68,72の熱をプリンタ66に伝達する構成を一例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、ポンプモータ21などの機器から発生した熱をプリンタ66に伝達する構成としても良いのは勿論である。
【0027】
また、上記説明では、熱伝導手段としてヒートパイプ74,76を用いた構成を例示したが、これに限らず、ヒートパイプ以外のもので、熱伝導率の高い金属材料あるいは流体を封入した金属パイプなどを用いた構成としても良い。
【0028】
ここで、第2実施例について説明する。尚、上記第1実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明は省略する。
図5は第2実施例の操作部12を拡大して示す正面図である。
【0029】
図5に示されるように、プリンタ66の下部には、ファンヒータ(加熱手段)80が取り付けられている。このファンヒータ80は、電熱ヒータ80aと電動ファン80bとを組み合わせたものであり、制御回路56の制御によって加熱状態あるいは加熱停止状態に切り替わる。本実施例では、制御回路56がファンヒータ80をオン・オフ制御する切替手段(請求項2に記載)として機能する。
【0030】
また、本実施例では、加熱手段としてファンヒータ80を用いた構成を一例として挙げたが、これに限らず、ファンヒータ以外の加熱手段を用いても良いのは勿論である。
【0031】
図6は第2実施例の制御回路56が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。図7は図6の処理に続いて制御回路56が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
図6に示されるように、制御回路56は、ステップS11(以下「ステップ」を省略する)で人検出センサ40から人検出信号が出力されたかどうかをチェックする。尚、この人検出センサ40から人検出信号は、請求項2の燃料供給作業の開始に相当する。S11で人検出センサ40から人検出信号が出力されると、S12に進み、静電気除去ランプ(図示せず)を点滅させる。続いて、S13に進み、スピーカ30から例えば、「いらっしゃいませ。静電気除去シートに触れて下さい」といったアナウンスを発声させる。
【0032】
次のS14では、静電気除去シート62の裏面に設けられた検出スイッチ(図示せず)がオンかどうかをチェックする。S14で、顧客が静電気除去シート62に接触すると、静電気除去シート62の裏面に設けられた検出スイッチ(図示せず)がオンになり、静電気除去検出信号が出力される。
【0033】
次のS15では、全油種ランプ(図示せず)を点滅させる。続いて、S16に進み、スピーカ60から例えば、「油種を選んで下さい」といったアナウンスを発声させる。
【0034】
次のS17では、油種情報が入力されたかどうかをチェックする。そして、S18に進み、指定された油種ランプ(図示せず)を点滅させる。
【0035】
次のS19では、全給液量ランプ(図示せず)を点滅させる。続いて、S20に進み、スピーカ60から例えば、「給液量を選んで下さい」といったアナウンスを発声させる。
【0036】
次のS21では、給液量情報が入力されたかどうかをチェックする。そして、S22に進み、設定された油種、給液量などの設定情報をメモリ60に記憶させる。
【0037】
次のS23では、指定された油種、給液量の指定ランプ(図示せず)を点灯させる。続いて、S24に進み、スピーカ60から例えば、「油種、給液量を設定しました。給液キャップを開けて下さい。ノズルを給液口に入れて下さい」といったアナウンスを発声させる。
【0038】
そして、S25では、ノズル外れ信号が入力(ノズルスイッチ58がオフ)されたかどうかをチェックする。S25において、ノズル外れ信号が入力(ノズルスイッチ58がオフ)されると、給液ノズル30がノズル掛け32から外されたものと判断してS26に進む。
【0039】
S26では、給液所の管理コンピュータ(図示せず)に対して給液要求信号を出力する。次のS27では、管理コンピュータから許可信号が入力されたかどうかをチェックする。S27で許可信号が入力された場合、図7に示すS28に進み、ポンプモータ21を起動させる。続いて、S29に進み、スピーカ60から例えば、「ノズルのレバーを引いて給液口に燃料を入れて下さい」といったアナウンスを発声させる。
【0040】
次のS30では、流量計42からの流量パルスが入力されたかどうかをチェックする。S30で流量パルスが入力されると、S31に進み、上記ファンヒータ80に通電開始してプリンタ66に温風を吹き付けてプリンタ66を加熱する。これで、プリンタ66は、印字可能な温度に保持される。本実施例では、この流量パルスの入力が請求項2の燃料供給作業の開始から終了までの間に行われる。
【0041】
続いて、S32では、流量計測の演算を行って積算給液量を演算して表示する。また、S30で流量パルスの入力がないときは、S33に進み、ノズル外れ信号が入力(ノズルスイッチ58がオフ)されたかどうかをチェックする。S33で、ノズル外れ信号の入力がある(ノズルスイッチ58がオフ)場合には、給液が継続しているものと判断して上記S34に進み、積算給液量が指定された給液量に達したかどうかをチェックする。流量パルスをカウントして流量計測を行う。
【0042】
また、S33において、ノズル外れ信号が入力されない(ノズルスイッチ58がオン)ときは、後述するS37に進み、ポンプを停止させる。
【0043】
S34において、積算給液量が指定された給液量に達していない場合には、上記S30に戻り、S30以降の処理を再度行う。また、S34において、積算給液量が指定された給液量に達した場合、あるいは給液量の設定が満タン給液の場合には、S35に進む。
【0044】
次のS35では、スピーカ60から例えば、「給液が終了しました。ノズルを戻して下さい。」といったアナウンスを発声させる。続いて、S36では、ノズル外れ信号が入力(ノズルスイッチ58がオフ)されたかどうかをチェックする。
【0045】
S36において、ノズル外れ信号が入力された(ノズルスイッチ58がオフ)ときは、上記S35に戻り、スピーカ60から例えば、「給液が終了しました。ノズルを戻して下さい。」といったアナウンスを発声させる。
【0046】
また、S36において、ノズル外れ信号が入力されない(ノズルスイッチ58がオン)ときは、給液ノズル30がノズル掛け32に戻されたため、S37に進み、ポンプモータ21を停止させる。続いて、S38では、全ランプ(図示せず)を消灯させる。尚、S36で給液ノズル30がノズル掛け32に戻されてノズル外れ信号が入力されなくなった(ノズルスイッチ58がオン)ことは、請求項2の燃料供給作業の終了に相当する。
【0047】
次のS39では、伝票発行ランプ(図示せず)を点滅させ、S40でプリンタ66に対して給液情報(給液された油種、給液量、給液金額等)を印字するように指示する。プリンタ66によって印字された伝票(レシート)は、レシート発行部46から発行される。このとき、プリンタ66は、ファンヒータ80によって事前に加熱されているので、例え寒冷地などの低温環境下においても印字ヘッド(図示せず)が給液情報(液種、給液量、給液金額等)を印字することが可能になる。
【0048】
次のS41では、伝票発行後にファンヒータ80への通電を停止させて、プリンタ66の加熱を終了させる。そして、S42では、スピーカ60から例えば、「給液キャップを閉めて下さい。レシート(伝票)を持って精算所へお越し下さい。」といったアナウンスを発声させる。
【0049】
このように、プリンタ66は、給液開始直後にファンヒータ80による加熱が行われるため、S35〜S40処理を行う間にプリンタ66の温度が印字可能温度に上昇しているので、S40で伝票を発行する際には、低温環境下でも文字のかすれなどが生じることが防止される。さらに、ファンヒータ80は、常時通電されているのではなく、給液開始直後に通電され、且つ印字終了と共に通電が停止されるため、消費電力が削減されて省電力化される。
【0050】
また、上記説明では、給液開始直後にファンヒータ80への通電を開始する場合について説明したが、これに限らず、ファンヒータ80への通電開始のタイミングとしては、例えば、図6、図7において、(A1)で示すようにS11の後にS34のファンヒータ通電開始処理を行う、あるいは(A2)で示すようにS14の後にS34のファンヒータ通電開始処理を行う、あるいは(A3)で示すようにS17の後にS34のファンヒータ通電開始処理を行う、あるいは(A4)で示すようにS28の後にS34のファンヒータ通電開始処理を行う、あるいは(A5)で示すようにS32の後にS34のファンヒータ通電開始処理を行うようにしても良い。
【0051】
上記ファンヒータ80への通電開始のタイミング(A1)〜(A5)は、請求項2の燃料供給作業の開始から終了までの間に行われるように設定される。
【0052】
このようにファンヒータ通電開始処理を行うタイミングは、ファンヒータ80による加熱量と、プリンタ66の低温環境下での温度と、S40の伝票発行までに要する所要時間との関係から設定される。例えば、プリンタ66の温度と印字可能温度との差に応じて(A1)〜(A5)の何れかを選択することで、ファンヒータ80による無駄な電力消費を抑えて省電力化を促進できると共に、加熱効率を高めることが可能になる。
【0053】
尚、上記実施の形態では、地上設置型の計量機に取り付けられた構成を一例として挙げたが、これに限らず、懸垂式の給液装置にも適用できるのは勿論である。
【0054】
また、上記実施の形態では、ガソリンや軽油等の油液を車両の燃料タンクに給液する場合を一例として挙げたが、これに限らず、油液以外の燃料(例えば、燃料電池車で消費される水素、あるいはLPG車やCNG車などで燃料として消費されるガス等)を供給するシステムにも適用できるのは勿論である。
【0055】
また、上記実施の形態では、設定器に流量表示器を兼ねたタッチパネルを設け、計量機に内蔵されている場合を一例として挙げたが、計量機と別の筐体に入っていたり、タッチパネルを持たない押し釦式であっても適用できるのは勿論である。
【0056】
【発明の効果】
上述の如く、上記請求項1記載の発明によれば、被供給体へ燃料を供給する燃料供給機と、燃料供給機による被供給体への燃料供給が終了した後に伝票を発行する伝票発行機と、を有する燃料供給システムにおいて、燃料供給機に搭載された発熱部からの熱を伝票発行機に伝導させる熱伝導手段を設けるため、伝票発行機を加熱するための電力を消費せずに済み、省電力化に対応することができる。
【0057】
上記請求項2記載の発明は、被供給体へ燃料を供給する燃料供給機と、燃料供給機による被供給体への燃料供給が終了した後に伝票を発行する伝票発行機と、を有する燃料供給システムにおいて、伝票発行機を加熱する加熱手段と、燃料供給作業の開始から終了までの間に前記加熱手段を加熱状態に切り替える切替手段と、を備えたため、伝票発行機を加熱するための電力消費量を節約することができ、省電力化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる燃料供給システムの第1実施例が適用された燃料供給機の一部切載正面図である。
【図2】燃料供給機10の各機器の構成を示すブロック図である。
【図3】設定器26を拡大して示す一部切載正面図である。
【図4】設定器26を拡大して上方からみた横断面図である。
【図5】第2実施例の操作部12を拡大して示す正面図である。
【図6】第2実施例の制御回路56が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】図6の処理に続いて制御回路56が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 燃料供給機
12 操作部
20 電磁弁
21 ポンプモータ
22 給液ポンプ
24 流量計
26 設定器
28 自動支払機
34 タッチパネル
40 人検知センサ
42 紙幣挿入部
44 カード挿入部
46 レシート発行部
50 給液ノズル
52 ノズル掛け
56 制御回路
58 ノズルスイッチ
66 プリンタ
68,72 電源ユニット
70 回路基板
74,76 ヒートパイプ
80 ファンヒータ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel supply system, and more particularly, to a fuel supply system configured to issue a slip when fuel supply from a fuel supply device to a vehicle is completed.
[0002]
[Prior art]
For example, a fuel supply system that supplies an oil liquid such as gasoline or light oil to a fuel tank of a vehicle will be described below as an example.
[0003]
In a filling station equipped with a full-service metering machine (fuel supply machine) where the filling station workers perform the filling operation, the worker sets the filling mode, sets the filling operation, and sets the charging rate. The payment is made. For this reason, the customer (driver) specifies the liquidation fee settlement method (cash payment or credit card payment), receives the slip issued from the slip issuing machine provided in the weighing machine after the liquid supply is completed, and Will be paid.
[0004]
Also, in the case of a so-called island settlement method in which a setting device for setting a liquid supply amount or a liquid supply amount to a self-service weighing machine and an automatic payment machine in which bills are deposited are provided, the liquid is supplied at a liquid supply place. Liquid fee can be settled. This automatic payment machine is provided with a bill insertion part and a bill storage part, and has a bill discriminating part for discriminating the type of inserted bill and a display part for displaying the inserted bill amount (payment amount).
Then, in the fuel supply system of the island settlement method, when presetting a liquid supply amount or a liquid supply amount before liquid supply, a customer (driver) first inserts a bill into a bill insertion portion of the automatic teller machine, and deposits the bill. After the billed amount is read by the bill reader and the deposit amount is displayed on the display unit, the desired oil type and the amount of liquid supply or the amount of liquid supply are input, so that the weighing machine is ready for liquid supply.
[0005]
After the liquid supply is completed, when the receipt is issued from the automatic teller machine, the customer (driver) receives the receipt issued from the automatic teller machine and the change slip on which the barcode indicating the slip number is printed, Move to the change machine installation location. Then, the customer (driver) inserts the change slip into the slip reader of the change machine. The change machine reads the bar code indicating the slip number printed on the change slip, recognizes the weighing machine number, and pays out the change amount corresponding to the weighing machine (for example, see Patent Document 1).
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-2003-54699
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional fuel supply system, a printer built in a slip issuing machine prints on a recording sheet and issues a slip.For example, in a cold region where the temperature is low, the printer prints. Since the temperature of the head is lowered, a slip is issued after the liquid supply is completed, but there is a problem that characters are blurred.
[0008]
In addition, it is conceivable to solve the above problem by heating the printer.However, if heating is performed constantly, power consumption increases, and the printer is continuously heated even when the vehicle does not come to the liquid supply station. Therefore, there is a problem that there is much waste.
[0009]
Therefore, an object of the present invention is to provide a fuel supply system that solves the above-mentioned problems.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has the following features to solve the above problems.
According to the first aspect of the present invention, there is provided a fuel supply device comprising: a fuel supply device for supplying fuel to a supply target; and a slip issuing device for issuing a slip after the fuel supply to the supply target is completed. In the system, by providing a heat conducting means for conducting heat from the heat generating portion mounted on the fuel supply device to the slip issuing machine, it is not necessary to consume electric power for heating the slip issuing machine.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a fuel supply device comprising: a fuel supply device for supplying fuel to a supply target; and a slip issuing device for issuing a slip after the fuel supply to the supply target is completed. The system comprises a heating means for heating the slip issuing machine, and a switching means for switching the heating means to a heating state between the start and the end of the fuel supply operation, for heating the slip issuing machine. Power consumption can be saved.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a partially cutaway front view of a fuel supply apparatus to which a first embodiment of a fuel supply system according to the present invention is applied.
As shown in FIG. 1, the fuel supply device 10 is, for example, a weighing device of a self-service type, and includes an
[0013]
Inside the
[0014]
The
[0015]
A
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
When a prepaid card or a credit card issued by the liquid supply station is inserted, the
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of each device of the fuel supply device 10.
As shown in FIG. 2, the
[0022]
The
[0023]
FIG. 3 is a partially cutaway front view showing the
As shown in FIGS. 3 and 4, the
[0024]
The
[0025]
Further, since the
[0026]
In the above description, a configuration for transmitting the heat of the
[0027]
Further, in the above description, the configuration using the
[0028]
Here, a second embodiment will be described. The same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
FIG. 5 is an enlarged front view showing the
[0029]
As shown in FIG. 5, a fan heater (heating means) 80 is attached to a lower portion of the
[0030]
Further, in the present embodiment, the configuration using the
[0031]
FIG. 6 is a flowchart for explaining the control processing executed by the
As shown in FIG. 6, the
[0032]
In the next S14, it is checked whether or not a detection switch (not shown) provided on the back surface of the static
[0033]
In the next step S15, an all oil type lamp (not shown) blinks. Then, the process proceeds to S16, and an announcement such as “Please select an oil type” is made from the
[0034]
In the next S17, it is checked whether or not the oil type information has been input. Then, the process proceeds to S18, where the designated oil type lamp (not shown) is flickered.
[0035]
In the next step S19, a total liquid supply amount lamp (not shown) is blinked. Subsequently, the process proceeds to S20, and an announcement such as “Please select the liquid supply amount” is made from the
[0036]
In the next S21, it is checked whether or not the liquid supply amount information has been input. Then, the process proceeds to S22, and the setting information such as the set oil type and the supplied liquid amount is stored in the
[0037]
In the next step S23, a designated lamp (not shown) for the designated oil type and liquid supply amount is turned on. Then, the process proceeds to S24, and an announcement such as "Oil type and liquid supply amount is set. Open the liquid supply cap. Please insert the nozzle into the liquid supply port" is output from the
[0038]
Then, in S25, it is checked whether or not the nozzle disconnection signal is input (
[0039]
In S26, a liquid supply request signal is output to a management computer (not shown) of the liquid supply station. In the next step S27, it is checked whether a permission signal has been input from the management computer. When the permission signal is input in S27, the process proceeds to S28 shown in FIG. 7, and the
[0040]
In the next S30, it is checked whether or not a flow pulse from the
[0041]
Subsequently, in S32, the calculation of the flow rate is performed to calculate and display the integrated liquid supply amount. If there is no input of the flow rate pulse in S30, the process proceeds to S33, and it is checked whether or not the nozzle disconnection signal is input (
[0042]
Further, in S33, when the nozzle disconnection signal is not input (
[0043]
In S34, if the integrated liquid supply amount has not reached the specified liquid supply amount, the process returns to S30, and the processing after S30 is performed again. In S34, when the integrated liquid supply amount has reached the specified liquid supply amount, or when the liquid supply amount is set to the full tank liquid supply, the process proceeds to S35.
[0044]
In the next step S35, for example, an announcement such as "The liquid supply has been completed. Please return the nozzle." Subsequently, in S36, it is checked whether or not the nozzle disconnection signal is input (
[0045]
In S36, when the nozzle disconnection signal is input (
[0046]
Further, in S36, when the nozzle detachment signal is not input (
[0047]
In the next S39, the slip issue lamp (not shown) is turned on and off, and in S40, the
[0048]
In the next step S41, the power supply to the
[0049]
As described above, since the
[0050]
Further, in the above description, the case where the energization to the
[0051]
The timings (A1) to (A5) for starting energization of the
[0052]
The timing at which the fan heater energization start process is performed is set based on the relationship between the amount of heating by the
[0053]
Note that, in the above-described embodiment, the configuration attached to the ground-mounted weighing machine is described as an example, but the present invention is not limited to this, and it is needless to say that the present invention can be applied to a suspension type liquid supply device.
[0054]
Further, in the above-described embodiment, the case where the oil liquid such as gasoline or light oil is supplied to the fuel tank of the vehicle is described as an example. However, the present invention is not limited to this, and the fuel other than the oil liquid (for example, consumed by a fuel cell vehicle). Of course, the present invention can also be applied to a system for supplying hydrogen that is generated or gas consumed as fuel in an LPG vehicle or a CNG vehicle.
[0055]
Further, in the above-described embodiment, the case where the setting device is provided with the touch panel also serving as the flow rate display device and the case where the touch panel is incorporated in the weighing machine is given as an example. Needless to say, the present invention can be applied even to a push button type having no push button.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, a fuel supply device for supplying fuel to a supply target, and a slip issuing device for issuing a slip after the fuel supply to the supply target is completed. In the fuel supply system having the above, the heat transfer means for transferring the heat from the heat generating portion mounted on the fuel feeder to the slip issuing machine is provided, so that the power for heating the slip issuing machine is not consumed. Therefore, it is possible to cope with power saving.
[0057]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a fuel supply device comprising: a fuel supply device for supplying fuel to a supply target; and a slip issuing device for issuing a slip after the fuel supply to the supply target is completed. Since the system includes a heating means for heating the slip issuing machine and a switching means for switching the heating means to a heating state during the period from the start to the end of the fuel supply operation, power consumption for heating the slip issuing machine is provided. The amount can be saved, and power can be saved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway front view of a fuel supply device to which a first embodiment of a fuel supply system according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of each device of the fuel supply device 10.
FIG. 3 is a partially cutaway front view showing the
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view of the
FIG. 5 is an enlarged front view showing an
FIG. 6 is a flowchart illustrating a control process executed by a control circuit according to a second embodiment.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a control process performed by a control circuit subsequent to the process of FIG. 6;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10
Claims (2)
該燃料供給機による前記被供給体への燃料供給が終了した後に伝票を発行する伝票発行機と、を有する燃料供給システムにおいて、
前記燃料供給機に搭載された発熱部からの熱を前記伝票発行機に伝導させる熱伝導手段を設けたことを特徴とする燃料供給システム。A fuel supply device for supplying fuel to the supply target,
A voucher issuing a voucher after the supply of fuel to the supplied object by the fuel supply device is completed, and a fuel supply system comprising:
A fuel supply system, further comprising a heat conducting means for conducting heat from a heat generating portion mounted on the fuel supply device to the slip issuing device.
該燃料供給機による前記被供給体への燃料供給が終了した後に伝票を発行する伝票発行機と、を有する燃料供給システムにおいて、
前記伝票発行機を加熱する加熱手段と、
燃料供給作業の開始から終了までの間に前記加熱手段を加熱状態に切り替える切替手段と、
を備えたことを特徴とする燃料供給システム。A fuel supply device for supplying fuel to the supply target,
A voucher issuing a voucher after the supply of fuel to the supplied object by the fuel supply device is completed, and a fuel supply system comprising:
Heating means for heating the slip issuing machine,
Switching means for switching the heating means to a heating state between the start and the end of the fuel supply operation,
A fuel supply system comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003152334A JP2004352299A (en) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | Fuel supply system |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003152334A JP2004352299A (en) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | Fuel supply system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004352299A true JP2004352299A (en) | 2004-12-16 |
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ID=34047576
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JP2003152334A Pending JP2004352299A (en) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | Fuel supply system |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111394A (en) * | 1984-06-20 | 1986-01-18 | 株式会社東京タツノ | Slip dispenser for oil station |
JPH10333766A (en) * | 1997-06-03 | 1998-12-18 | Hitachi Ltd | Portable information terminal |
-
2003
- 2003-05-29 JP JP2003152334A patent/JP2004352299A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111394A (en) * | 1984-06-20 | 1986-01-18 | 株式会社東京タツノ | Slip dispenser for oil station |
JPH10333766A (en) * | 1997-06-03 | 1998-12-18 | Hitachi Ltd | Portable information terminal |
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