JP2004345651A - Volume-reducible paper cup - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用後、廃棄する時に減容化が可能な減容化紙カップに関し、詳しくは、使用後、胴部材と底部材とに分解して、胴部材を潰すことにより減容化が可能な減容化紙カップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動販売機などで熱い飲料用、即席食品用などに紙カップが広く使用されている。また、一般的ではないものの、キャンデー等の菓子類、ギフト商品等の容器としても使用している。一般的な紙カップPは、図1に示すように、胴部材1と底部材2とからなり、胴部材1は主に胴部11を形成し、上端を外側にカールしてトップカール部12とし、下端を内側に折り返して折り返し部13としている。一方、底部材2は主に底面部21を形成し、外周縁部を下方へ略直角に屈曲して屈曲部22としている。胴部材1と底部材2の接合は、底部材2の屈曲部22を、胴部材1の折り返し部13と、胴部11の下端部とで挟んで加熱圧着している。この底部材2の屈曲部22を挟み込んで接合した部分を接合部3として、底面部21を上げ底にしている。また、使用後に、減容化することができる紙カップとして、底面部21の外周縁部に外面側から内面側に向けて底部材2の材料の略中間部分にまで達するハーフカット線が刻設された形態が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−68163号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の紙カップは、胴部材と底部材とが接合部により強く接合され、胴部の上端縁はトップカール部が形成されており、保形性がよく、耐押し潰し性に優れた容器である。その反面、使用された後の紙カップは、簡単には潰すことができず、廃棄後の容積が非常に嵩張ってしまうという問題がある。また、上記の底面部21の外周縁部に外面側から内面側に向けて底部材2の材料の略中間部分にまで達するハーフカット線が刻設された形態の紙カップは、実際にハーフカット線だけでは潰す力を弱くするのに不充分であり、また、ハーフカット線を刻設する工程が必要であるという問題がある。
【0005】
本発明は、紙カップに関する以上のような問題点に着目してなされたもので、従来の紙カップの製造工程で製造することができ、使用後、廃棄する時に、簡単に減容化することができる減容化紙カップを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決すべく検討した結果、本発明の減容化紙カップは、紙を主材料とし、胴部材と底部材とが接合部により接合されている紙カップにおいて、胴部材ブランクを筒状に巻き回して逆円錐台形状の前記胴部材を形成し、底部材ブランクの外周縁部を下方に折り曲げて底面部の外周に屈曲部を有する前記底部材を形成し、前記胴部材の下端部を折り返した折り返し部と前記胴部材の胴部とで前記底部材の前記屈曲部を挟み込むことにより、前記胴部材と前記底部材が、前記底部材の前記底面部の中央部の外面側から内面側に押圧した時、前記底部材が前記胴部材から外れる接合強度を有する仮着状態に接合されていることを特徴とする減容化紙カップである。
【0007】
このように、本発明によれば、従来の紙カップの製造工程において、胴部材と底部材とを接合する接合部の強度を弱くして仮着状態とすることにより、使用後、廃棄する時に、容易に胴部材と底部材とを分解することができ、潰し易くなった胴部材を潰すことにより減容化が容易にできる減容化紙カップを提供することができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。なお、異なる図の同一部位には同一の符号を付与している。
【0009】
図1は、本発明による減容化紙カップの実施の形態の一実施例の左半分及び右半分をそれぞれ断面図と正面図で示す一部切り欠け正面図である。減容化紙カップAは、胴部材1と底部材2とからなり、胴部材1は主に胴部11を形成し、上端を外側にカールしてトップカール部12とし、下端を内側に折り返して折り返し部13としている。一方、底部材2は主に底面部21を形成し、外周縁部を下方へ略直角に屈曲して屈曲部22としている。胴部材1と底部材2の接合は、底部材2の屈曲部22を、胴部材1の折り返し部13と、胴部11の下端部とで挟んで加熱圧着し、接合強度が弱い仮着状態に接合されている接合部3を形成している。
【0010】
すなわち、この加熱圧着を所定の条件で行なうことにより、胴部材1と底部材2との接合部3の接合強度を0.5〜5.0kgfの範囲としていることが特徴である。接合強度が0.5kgf未満の場合には、紙カップ成形工程、あるいは、内容物の充填工程等で外れてしまう危険性があり、5.0kgfを超える場合には、底部材2を胴部材1から外して分離することが難しい。
【0011】
ここでいう接合強度は、底部材2の底面部21の外面側から内面側に押圧を加え、底部材2が胴部材1から外れることに抵抗する最大強度であり、押圧面積は指で押すこと等を想定して、50〜500mm2の範囲とする。具体的には、直径20mmの円柱棒T(押圧面積約314mm2)を用いて、底部材2の底面部21の外面側から内面側に押圧を加え、底部材2が胴部材1から外れる強度としている。図2は、接合強度を測定する方法の一例を示す図であり、強度測定機であるテンシロンを使用して、20mm直径の円注棒T(押圧面積約314mm2)を、底部材2の底面部21の外面側から内面側に押圧して、底部材2が胴部材1から外れる時に抵抗する最大強度を測定している。
【0012】
つぎに、本発明による減容化紙カップAの胴部材1および底部材2に使用する材料は、紙を主強度材とし、最内層に熱可塑性樹脂を有することを基本としている。
【0013】
主強度材となる紙としては、紙カップ成形適性の良いカップ原紙を使用することが好ましい。坪量は、とくに限定されないが、紙カップ成形適性上、150〜500g/m2の範囲がより好ましい。
【0014】
最内層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物の保護、熱シールにより胴部材1の逆円錐台形状にする貼り合わせ、そして胴部材1と底部材2の接着を可能にする機能を持っている必要がある。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロンなどが挙げられる。厚さとしては、15〜60μmの範囲が好ましい。これらの熱可塑性樹脂は、押し出し加工あるいはラミネート加工によって、最内層に形成される。
【0015】
例えば、具体的な材料の構成としては、表面側から紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、紙層/ポリプロピレン樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン樹脂層、紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、紙層/ナイロン樹脂層、ナイロン樹脂層/紙層/ナイロン樹脂層などが挙げられる。
【0016】
つぎに、本発明の減容化紙カップの製造方法について、説明する。
【0017】
本発明の減容化紙カップは、図3−aに示すようにな扇形状の胴部材1のブランク1Aの一方の端縁をもう一方の端縁に重ね合わせて接合して、図3−bに示すような下方に向かって先細る逆円錐台形形状の胴部材1とする胴部材形成工程(a)、底部材用紙ロールから円形状に打ち抜かれた図3−cに示すような底部材2のブランク2Bを絞って外周縁部を下向きに起立させて、図3−dに示すように、底面部21の周辺部に屈曲部22を有する底部材2を形成する底部材形成工程(b)、胴部材1の下部内面に底部材2の屈曲部22の内面を接合し、さらに、図4−eに示すように、屈曲部22を覆うように胴部材1の下端縁部を内方に折り曲げて折り返し部13とし、底部材2の屈曲部22を挟み込みその外面に接合して接合部3を形成する紙カップ形成工程(c)、最後に胴部材1の上端部周縁を外方に向けて巻き込み、開口縁部にトップカール部12を形成するトップカール部形成工程(d)の各工程を経て作製されている。
【0018】
本発明の減容化紙カップにおいては、胴部材1と底部材2を接合して接合部3を形成する紙カップ成形工程において、加熱圧着の条件である温度、圧力、時間を、接合部3を仮着状態、すなわち、接合部3の接合強度が0.5〜5.0kgfの範囲となるように設定する。これらの条件は、胴部材1および底部材2に使用する材料によってそれぞれ異なるため、それぞれの材料に合わせて適宜設定する。
【0019】
実際に、本発明の減容化紙カップAは、使用した後に、廃棄する時には、図4−aに示すように、底部材2の底面部21の外面側から指で押すことにより、図4−bに示すように、簡単に底部材2を胴部材1から外すことができ、そして、図4−cに示すように、底部材2を外した胴部材1は容易に潰すことができることによって、減容化を容易に行なうことができる。なお、胴部材1から底部材2を外す場合、胴部材1と底部材2が完全に分離せずに一部接着していても、胴部材1を潰す時に支障にはならない。
【0020】
【実施例】
つぎに、本発明について実施例をあげて、さらに具体的に説明する。
【0021】
〔実施例〕
胴部材の材料として、表面から低密度ポリエチレン樹脂層20μm/カップ原紙260g/m2/低密度ポリエチレン樹脂層40μmの構成の材料を使用し、底部材の材料として、表面から低密度ポリエチレン樹脂層15μm/カップ原紙260g/m2/低密度ポリエチレン樹脂40μmの構成の材料を使用した。まず、図3−aに示すのような胴部材のブランクに打ち抜き、この胴部材のブランクをマンドレルに巻き付け、図3−bに示すような筒状の胴部材に形成した。つぎに、胴部材の下方から底部材のブランクを嵌め込み、接着部分を熱風で加熱し、胴部材の下端を内側に折り返した折り返し部と胴部の下端部とで底部材の屈曲部を挟んで加熱圧着し、仮着状態に接合されている接合部を形成した。この時の加熱圧着条件としては、ホットエアーの温度を250°C、加圧を800kg/cm2、加圧時間を0.3秒とした。さらに、胴部材の上端を外側にカールしてトップカール部を形成して本発明の減容化紙カップを作成した。
【0022】
〔比較例〕
胴部材の材料および底部材の材料として、上記の実施例と同様の材料を使用し、そして製造工程も、実施例と同様の工程で作製し、胴部材と底部材を加熱圧着して接合して接合部を形成する時の加熱圧着条件としては、上記の実施例の条件とは異なり、従来の紙カップの製造条件であるホットエアーの温度を450°C、加圧を800kg/cm2、加圧時間を0.3秒とした。そして、胴部材の上端を外側にカールしトップカール部を形成して従来の紙カップを作成した。
【0023】
この実施例の減容化紙カップと比較例の従来の紙カップの胴部材と底部材の接合強度を前記の測定方法により測定した結果、比較例の従来の紙カップでは、20kgfの押圧でもって、底部材が胴部材から外れずに紙カップ全体が座屈した。一方、実施例の減容化紙カップでは、1.5kgfの押圧でもって、底部材が胴部材から外れた。実際に、実施例の減容化紙カップでは、指で押すことによって、簡単に底部材を胴部材から外すことができたのに対して、比較例の従来の紙カップでは、指の力で底部材を胴部材から外すことは難しく、紙カップ全体を潰すことになり、減容化が難しかった。
【0024】
【発明の効果】
このように、本発明の減容化紙カップは、胴部材と底部材とを接合する接合部の強度を弱くして仮着状態とすることにより、使用後、廃棄する時に、容易に胴部材と底部材とを分解して分離することができ、底部材を外して潰し易くなった胴部材を潰すことができ、減容化が容易にできるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の減容化紙カップの一実施例を示す一部切り欠け正面図である。
【図2】本発明の減容化紙カップの胴部材と底部材の接合部の接合強度を測定する方法の一例を示す概略図である。
【図3】本発明の減容化紙カップの製造する過程を説明する模式説明図である。
【図4】本発明の減容化紙カップを実際に使用後に減容化する方法を説明する模式説明図である。
【符号の説明】
A 減容化紙カップ
P 従来の紙カップ
1 胴部材
1A ブランク(胴部材)
11 胴部
12 トップカール部
13 折り返し部
2 底部材
2A ブランク(底部材)
21 底面部
22 屈曲部
3 接合部
T 円柱棒[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a volume-reduced paper cup that can be reduced in volume at the time of disposal after use, and more particularly, after use, can be disassembled into a trunk member and a bottom member, and the volume can be reduced by crushing the trunk member. The present invention relates to a volume-reduced paper cup.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, paper cups have been widely used for hot beverages and instant foods in vending machines and the like. Although not common, they are also used as containers for confectionery such as candy and gift products. As shown in FIG. 1, a general paper cup P includes a
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-68163
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional paper cup, the trunk member and the bottom member are strongly joined to each other by the joint portion, and the top edge of the trunk portion is formed with the top curl portion, and has good shape retention and excellent crush resistance. Container. On the other hand, there is a problem that the used paper cup cannot be easily crushed and the volume after disposal becomes very bulky. Further, a paper cup having a form in which a half-cut line extending from the outer surface side to the inner surface side to a substantially intermediate portion of the material of the
[0005]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems relating to paper cups, and can be manufactured in a conventional paper cup manufacturing process, and can be easily reduced in volume when used and discarded. It is an object of the present invention to provide a reduced volume paper cup.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of studying to solve the above problems, the volume-reduced paper cup of the present invention is a paper cup in which paper is used as a main material, and a body member and a bottom member are joined by a joining portion. Forming the bottom member having an inverted truncated cone shape, bending the outer peripheral edge of the bottom member blank downward to form the bottom member having a bent portion on the outer periphery of the bottom portion, and forming a lower end of the trunk member. By sandwiching the bent portion of the bottom member between the folded portion where the portion is folded and the trunk of the trunk member, the trunk member and the bottom member are positioned from the outer surface side of the center of the bottom surface of the bottom member. A volume-reduced paper cup, wherein the bottom member is joined in a temporarily attached state having a joining strength that is detached from the body member when pressed toward an inner surface side.
[0007]
As described above, according to the present invention, in the conventional paper cup manufacturing process, by reducing the strength of the joining portion that joins the trunk member and the bottom member to the temporary attachment state, after use, when discarding An object of the present invention is to provide a volume-reduced paper cup in which a body member and a bottom member can be easily disassembled, and the volume can be easily reduced by crushing the body member which has been easily crushed.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings. The same parts in different drawings are denoted by the same reference numerals.
[0009]
FIG. 1 is a partially cutaway front view showing a left half and a right half of an embodiment of a volume-reduced paper cup according to the present invention in a sectional view and a front view, respectively. The volume-reduced paper cup A includes a
[0010]
That is, it is characterized in that the bonding strength of the
[0011]
The bonding strength here is the maximum strength that applies pressure from the outer surface side to the inner surface side of the
[0012]
Next, the material used for the
[0013]
As the paper as the main strength material, it is preferable to use cup base paper having good suitability for paper cup molding. The basis weight is not particularly limited, but is more preferably in the range of 150 to 500 g / m 2 in view of suitability for paper cup molding.
[0014]
The thermoplastic resin used for the innermost layer has a function of protecting the contents, bonding the
[0015]
For example, specific material configurations include a paper layer / polyethylene resin layer, a polyethylene resin layer / paper layer / polyethylene resin layer, a foamed polyethylene resin layer / paper layer / polyethylene resin layer, and a paper layer / polypropylene resin layer from the surface side. , Polypropylene resin layer / paper layer / polypropylene resin layer, paper layer / polyester resin layer, polyester resin layer / paper layer / polyester resin layer, paper layer / nylon resin layer, nylon resin layer / paper layer / nylon resin layer, and the like. Can be
[0016]
Next, a method for producing the reduced volume paper cup of the present invention will be described.
[0017]
The volume-reduced paper cup of the present invention overlaps one edge of the blank 1A of the fan-shaped
[0018]
In the volume-reduced paper cup of the present invention, in the paper cup forming step of joining the
[0019]
Actually, when the volume-reduced paper cup A of the present invention is discarded after use, as shown in FIG. 4A, the paper cup A is pressed by a finger from the outer surface side of the
[0020]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
[0021]
〔Example〕
As the material of the body member, a low-density polyethylene resin layer of 20 μm / cup base paper 260 g / m 2 / low-density polyethylene resin layer 40 μm was used from the surface, and as the material of the bottom member, a low-density polyethylene resin layer of 15 μm from the surface. / Cup base paper 260 g / m 2 / low-density polyethylene resin 40 μm. First, a blank of a trunk member as shown in FIG. 3A was punched out, and the blank of the trunk member was wound around a mandrel to form a tubular trunk member as shown in FIG. Next, a blank of the bottom member was fitted from below the trunk member, the adhesive portion was heated with hot air, and a bent portion of the bottom member was sandwiched between a folded portion in which the lower end of the trunk member was folded inward and a lower end portion of the trunk portion. Heat bonding was performed to form a bonded portion that was bonded in a temporarily attached state. The heating and pressing conditions at this time were a hot air temperature of 250 ° C., a pressure of 800 kg / cm 2 , and a pressure time of 0.3 seconds. Further, the upper end of the body member was curled outward to form a top curled portion, thereby producing a volume-reduced paper cup of the present invention.
[0022]
(Comparative example)
As the material of the body member and the material of the bottom member, the same material as in the above embodiment was used, and the manufacturing process was also made in the same process as in the embodiment, and the body member and the bottom member were joined by heating and pressing. Unlike the conditions in the above-described embodiment, the conditions of the heat-press bonding when forming the joints by heating are as follows: hot air temperature of 450 ° C. and pressurization of 800 kg / cm 2 , which are the conventional paper cup manufacturing conditions. The pressure time was 0.3 seconds. Then, the upper end of the body member was curled outward to form a top curled portion, thereby producing a conventional paper cup.
[0023]
As a result of measuring the joint strength between the body member and the bottom member of the volume-reduced paper cup of this embodiment and the conventional paper cup of the comparative example by the above-described measuring method, the conventional paper cup of the comparative example showed that the bottom member was pressed by 20 kgf. However, the entire paper cup buckled without coming off the trunk member. On the other hand, in the volume-reduced paper cup of the example, the bottom member was detached from the body member by a pressure of 1.5 kgf. In fact, in the volume-reduced paper cup of the embodiment, the bottom member could be easily removed from the body member by pushing with a finger, whereas in the conventional paper cup of the comparative example, the bottom member was pressed by the finger. It was difficult to remove the paper cup from the body member, and the entire paper cup was crushed, making it difficult to reduce the volume.
[0024]
【The invention's effect】
As described above, the volume-reduced paper cup of the present invention is configured such that the strength of the joining portion that joins the trunk member and the bottom member is weakened to be in a temporarily attached state. This has the effect that the bottom member can be disassembled and separated, the bottom member can be removed, and the body member that has been easily crushed can be crushed, and the volume can be easily reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway front view showing one embodiment of a reduced volume paper cup of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing an example of a method for measuring a joining strength of a joining portion between a body member and a bottom member of a volume-reduced paper cup according to the present invention.
FIG. 3 is a schematic explanatory view illustrating a process of manufacturing the volume-reduced paper cup of the present invention.
FIG. 4 is a schematic explanatory view for explaining a method for reducing the volume of a volume-reduced paper cup of the present invention after actually using the cup.
[Explanation of symbols]
A Volume-reduced paper cup P
DESCRIPTION OF
21
Claims (1)
Priority Applications (1)
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JP2003142437A JP2004345651A (en) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | Volume-reducible paper cup |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004345651A true JP2004345651A (en) | 2004-12-09 |
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Family Applications (1)
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JP2003142437A Pending JP2004345651A (en) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | Volume-reducible paper cup |
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Country | Link |
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2003
- 2003-05-20 JP JP2003142437A patent/JP2004345651A/en active Pending
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