JP2004343646A

JP2004343646A - Portable communication device

Info

Publication number: JP2004343646A
Application number: JP2003140646A
Authority: JP
Inventors: Osamu Otaka; 理大鷹; Mineko Moroto; 美年子諸戸; Koki Watanabe; 工起渡邊; Satoshi Ogawa; 智小川; Kentaro Kida; 健太郎喜田
Original assignee: Vodafone KK
Current assignee: SoftBank Corp
Priority date: 2003-05-19
Filing date: 2003-05-19
Publication date: 2004-12-02
Anticipated expiration: 2023-05-19
Also published as: JP4022168B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a portable communication device capable of displaying a clock during the execution of an application program, even if the application program does not have a clock display function. <P>SOLUTION: This portable communication device is a portable communication device in which an application program execution environment is equipped on a mobile station platform, and an application program can be executed on the application program execution environment. In this device, if the application program does not have a clock function, an image A by the application program is displayed on an execution region 35 of a display screen 34, and a clock B which is superimposed on the image A and set by native software is displayed during execution of the application program. In this way, a user can know a time without carrying a clock such as a wrist watch, even during execution of the application program. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機などの携帯通信機器、特に、アプリケーションプログラム実行機能を有する携帯通信機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、Ｊａｖａ（ＴＭ）などのアプリケーションプログラム実行機能を搭載した携帯通信機器が実用化されるようになった。このようなＪａｖａ（ＴＭ）搭載機器においては、アプリケーションプログラムの起動中（実行中）の表示画面の実行領域は、アプリケーションプログラムからの制御により描画されており、アプリケーションプログラムが一時停止しているときや、アプリケーションプログラムが終了しているときのみネイティブソフトウェアで描画を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、携帯電話機などの携帯通信機器を携帯する人、特に若者においては、腕時計などの時計を携帯することなく、携帯電話機などの携帯通信機器に表示された時計により時間を知るようになった。このため、このような携帯電話機などの携帯通信機器に、常時、時計を表示できるようにすることが強く要望されるようになった。
【０００４】
ところが、上述したＪａｖａ（ＴＭ）などのアプリケーションプログラム実行機能を搭載した携帯通信機器において、当該アプリケーションプログラムに時計表示機能がなかった場合には、アプリケーションプログラムの実行中は時計が表示されることがないこととなる。このため、このようなＪａｖａ（ＴＭ）などのアプリケーションプログラム実行機能を搭載した携帯通信機器を携帯する人はアプリケーションプログラムの実行中に現在の時間を知ることができないという不都合が生じた。
【０００５】
そこで、本発明は、アプリケーションプログラムに時計表示機能がなくても、アプリケーションプログラムの実行中に時計を表示することができる携帯通信機器を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯通信機器は、移動局プラットフォーム上にアプリケーションプログラム実行環境を実装し、このアプリケーションプログラム実行環境上でアプリケーションプログラムを実行することが可能な携帯通信機器であって、このアプリケーションプログラムに時計表示機能がなかった場合に、このアプリケーションプログラムの実行中にネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示できるようになされている。
【０００７】
このように、アプリケーションプログラムの実行中にネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示できるようになされていると、アプリケーションプログラムを実行中に時計を表示できるようになる。これにより、アプリケーションプログラムの実行中であっても、腕時計などの時計を携帯することなく、携帯する携帯通信機器により現在の時間を知ることが可能となる。
【０００８】
この場合、アプリケーションプログラムに記載された属性に応じてアプリケーションプログラムの実行中にネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示できるようにすると、アプリケーションプログラムに時計表示機能がなかった場合に、簡単に該アプリケーションプログラムの実行中にネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示することが可能となるとともに、アプリケーションプログラムに時計表示機能がある場合は、アプリケーションプログラムの時計表示機能により時計を表示することが可能となる。
【０００９】
また、アプリケーションプログラムに記載された属性が時計表示機能有りの場合において、ユーザーが重ね表示を選択した場合のみに、アプリケーションプログラムの実行中にネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示できるようになされていると、ユーザーの好みに応じてネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示させたり、あるいは表示させなかったりすることが可能となる。
【００１０】
また、ユーザの選択によりアプリケーションプログラムの実行中にネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示できるようにすると、アプリケーションプログラムに時計表示機能が有っても、無くても常に時計を表示できるようになる。即ち、アプリケーションプログラムに時計表示機能が無かった場合においては、ユーザが時計の重ね表示を選択すれば、アプリケーションプログラムの実行中にネイティブソフトウェアで設定されている時計を重ねて表示できるようになる。逆に、アプリケーションプログラムに時計表示機能が有る場合においては、ユーザが時計の重ね表示を選択しなければ、アプリケーションプログラムの時計機能により時計を表示できるので、ネイティブソフトウェアによる時計とアプリケーションによる時計の二重表示を防止できるようになる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を図１〜図６に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。なお、図１は本発明の携帯通信機器の一実施の形態におけるハードウェア構成の概略を示すブロック図である。図２は本発明の携帯通信機器の一実施の形態におけるソフトウェア構成を示す図である。図３はＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行制御について説明するための図である。図４はＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの種類について説明するための図である。
【００１２】
また、図５はＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行中にネイティブソフトウェアに設定された時計を重ね合わせて表示するか否かの処理動作を示すフローチャートである。図６は時計表示の表示画面を模式的に示す図であり、図６（ａ）はＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行中の画面にネイティブソフトウェアにより設定された時計を重ね合わせて表示した画面を示す図であり、図６（ｂ）はＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行中の画面のみを示す図であり、図６（ｃ）はネイティブソフトウェアにより設定された時計のみの画面を示す図である。
【００１３】
本発明の携帯通信機器（以下、「移動局」という。）は、図１に示すよう、この移動局全体の制御を行うＣＰＵ（中央処理装置）１と、オペレーティングシステムやネイティブプログラムなど各種制御プログラム、Ｊａｖａ（ＴＭ）実行環境プログラム、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムおよび各種データなどを記憶するＲＯＭやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリおよびＤＲＡＭなどの揮発性メモリから構成される記憶部（ＲＯＭ／ＲＡＭ）２と、表示部３と、キー入力部４とを備えている。
【００１４】
また、アンテナ５、高周波増幅器、受信ミキサ、中間周波増幅器および復調部などからなる受信部６と、変調部、送信ミキサおよび送信電力増幅部などからなる送信部７と、受信ミキサおよび送信ミキサに高周波信号を供給する周波数シンセサイザ８と、音声信号処理などを行う信号処理部９と、受話用マイク（ＭＩＣ）１０と、送話スピーカ（ＳＰ）１１とを備えている。
【００１５】
本発明においては、このように構成された移動局上にＪａｖａ（ＴＭ）仮想マシン環境を実装し、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムを動作させることができるようになされている。図２はこのようなＪａｖａ（ＴＭ）仮想マシン機能を持つ移動局（Ｊａｖａ（ＴＭ）移動局）のソフトウェア構成を示す図であり、図２に示すように、移動局プラットフォーム１３の上にＪａｖａ（ＴＭ）実行環境１４が実装されており、その上でＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラム１５が実行されることとなる。
【００１６】
移動局プラットフォーム１３は、移動局ハードウェア、オペレーティングシステム、および、ブラウザやネットワーキングコンポーネントなどのネイティブソフトウェアが含まれる移動局プラットフォームライブラリからなる。通常の電話機能やウェブサービスは、これらを使用して実行される。
【００１７】
Ｊａｖａ（ＴＭ）実行環境１４は、Ｊａｖａ（ＴＭ）移動局ソフトウェア構造のミドルウェアに位置し、上位のＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラム１５と下位の移動局プラットフォーム・プログラム１３の実行と管理に必要なライブラリとプログラムを提供する。ここでは、組み込み機器をターゲットにしたＪａｖａ２ＰｌａｔｆｏｒｍＭｉｃｒｏＥｄｉｔｉｏｎ（Ｊ２ＭＥ）が採用されており、Ｊａｖａ（ＴＭ）仮想マシンであるＫＶＭ（ＫＶｉｒｔｕａｌＭａｃｈｉｎｅ）１６、クラスライブラリ１７、および、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムの実行制御機能および管理機能を有するアプリケーションマネージャ１８が含まれている。
【００１８】
クラスライブラリ１７には、コンフィギュレーションと呼ばれるコアクラスライブラリ（ＣＬＤＣ：ＣｏｎｎｅｃｔｅｄＬｉｍｉｔｅｄＤｅｖｉｃｅＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）とプロファイルと呼ばれる機器の種別に応じたクラスライブラリが含まれており、ＣＬＤＣ標準ライブラリ、携帯電話用プロファイルの標準であるＭＩＤＰ（ＭｏｂｉｌｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＤｅｖｉｃｅＰｒｏｆｉｌｅ）、拡張クラスライブラリ、および、移動局プラットフォーム１３への組み込み用に特化した実行環境管理ライブラリが含まれている。
【００１９】
この実行環境管理ライブラリには、メモリ管理機能、ストレージ管理機能、低レベルグラフィック機能、イベント制御機能、タイマ機能、時間管理機能、ネットワーク通信機能、システムプロパティ機能などが標準機能として含まれており、デバイスコントロール機能、メディアコンポーネント機能（メディアプレイヤ）、サウンド機能、スプライト機能、３Ｄポリゴン機能などが拡張機能として含まれている。
【００２０】
Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５は、１つのＪＡＲ（ＪａｖａＡｒｃｈｉｖｅ）ファイルとそれに対応する１つのＪＡＤ（ＪａｖａＡｐｐｌｉｃａｔｉｏｎＤｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）ファイル（記述子ファイル）で構成されている。
【００２１】
ＪＡＲファイルは、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行に使用される圧縮／非圧縮のバイナリファイルであり、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションで使用される全クラスファイル、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションが使用する画像や音声などのリソースファイルおよびマニフェストファイルがまとめられたものである。マニフェストファイルは、アプリケーション名、バージョン、ベンダ名、クラス名、プログラムファイル名、コンフィギュレーション名、アプリケーションの説明などを記述したテキストファイルであり、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの識別、インストール、および、ＪＡＤファイルに記載されていない属性を使用するためにＪＡＲファイルに含まれているものである。
【００２２】
ＪＡＤファイルは、対応するＪＡＲファイルの説明（属性）が記述されたテキストファイルであり、アプリケーション名、アプリケーションのバージョン、べンダ名、ＪＡＲファイルの存在する位置、ＪＡＲファイルのサイズ、時計表示機能の有無の属性、時計表示のユーザー選択機能の有無の属性などの各種情報が記述されている。
【００２３】
アプリケーションマネージャ１８は、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行制御機能を有しており、移動局プラットフォーム１３は、このアプリケーションマネージャ１８を使用してＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行を制御する。このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行制御について図３を参照して説明する。
Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５を起動するとき、移動局プラットフォーム１３は、Ｊａｖａ（ＴＭ）実行環境を立ち上げ、アプリケーションマネージャ・インターフェースで定められるアプリケーション起動関数を呼び出すことにより、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５を起動する。
【００２４】
Ｊａｖａ（ＴＭ）実行環境１４およびＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５を外部からの何らかの理由（着信イベントなど）で一時停止させるときには、移動局プラットフォーム１３は、アプリケーションマネージャ・インターフェースで定められるアプリケーションー時停止関数を呼び出してＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５を一時停止させる。一時停止中のＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５を再開させるときは、移動局プラットフォーム１３は、アプリケーションマネージャ・インターフェースで定められるアプリケーション再開関数を呼び出し、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５の実行を再開させる。
【００２５】
ユーザからの終了要求などにより、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５を終了させるときは、移動局プラットフォーム１３が、アプリケーションマネージャ・インターフェースで定められるアプリケーション終了関数を呼び出し、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーション１５を終了させる。
さらにまた、終了要求、一時停止要求などに対してＪａｖａ（ＴＭ）実行環境から応答がない場合等には、移動局プラットフォーム１３は、アプリケーションマネージャ・インターフェースで定められるアプリケーション強制終了関数を呼び出すことにより強制終了処理を行う。
【００２６】
次に、本発明のＪａｖａ（ＴＭ）移動局でサポートされるＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの種類について、図４を参照して説明する。
図４に示すように、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションは、ブラウザを用いてダウンロードサーバ２０からＪａｖａ（ＴＭ）移動局にダウンロードされる。ダウンロードされるＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションには、インストールアプリケーション２１と即時起動アプリケーション２２がある。インストールアプリケーション２１は、移動局内の不揮発性メモリ２にＪＡＤファイルとＪＡＲファイルが一対となって保存されるアプリケーションであり、ユーザはインストールアプリケーション２１の中から所望のアプリケーションを選択して実行することができる。また、即時起動アプリケーション２２は、ダウンロード後ブラウザ上で即時実行されるアプリケーションである。
【００２７】
また、ユーザは、インストールアプリケーション２１のうちの選択したものを、常駐アプリケーション２１ａやタイマ起動アプリケーション２１ｂとして設定することができる。常駐アプリケーション２１ａは、所謂、壁紙が待ち受け時に常に表示されているのと同様に、待ち受け時に常時起動しているＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーション（待ち受けアプリともいわれる）である。また、タイマ起動アプリケーション２１ｂは、ユーザにより設定されたスケジュールに従って起動、実行、終了されるアプリケーションである。
【００２８】
このようなＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションのダウンロードや実行などの制御は、移動局プラットフォーム１３を介して行われる。ここで、ユーザがメインメニュー（図示せず）で「ウエブ」を選択したときは、ウエブサービスのメインメニューが表示される。このとき、移動局プラットフォーム１３はウェブサービスに接続し、ウエブサービスのメインメニューを表示する。ユーザが表示されたウェブサービスのメインメニューからＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションのコンテンツを選択したときには、そのＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションがダウンロードされる。
【００２９】
すなわち、移動局プラットフォーム１３に実装されるブラウザから、ウェブコンテンツに遷移し、ユーザがアプリケーションを選択すると、ダウンロードサーバ２０から、選択されたＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションのＪＡＤファイルをダウンロードする。そして、ＪＡＤファイルをダウンロードした後、Ｊａｖａ（ＴＭ）実行環境１４がそのＪＡＤファイルの内容をチェックして、そのＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションを移動局に正常にインストールできるか否かを判断し、その結果（正常／異常）を移動局プラットフォーム１３に返す。移動局プラットフォーム１３は結果が正常である場合にのみ、ユーザにＪＡＲファイルのダウンロードの確認を行った後、そのＪＡＲファイルのダウンロードを開始する。一方、異常が返ってきたときは、ユーザにその旨を通知する。
【００３０】
移動局プラットフォーム１３は、ＪＡＲファイルを全て受信した後、ＪＡＲ解析を行う。このときエラーがあれば、エラーメッセージを表示し、受信したＪＡＤファイルとＪＡＲファイルを削除する。正常であれば、即時実行アプリケーションの場合はダウンロードしたＪＡＲファイルを即時起動し、そうでない場合は受信したＪＡＤファイルとＪＡＲファイルを移動局内（図１のメモリ２中）に保存する（インストールアプリケーション）。
【００３１】
ユーザが「常駐設定」を選択したときは、まず、常駐設定をオンにするかオフとするかを選択する画面（図示せず）が表示される。ここで、常駐設定オンを選択すると、移動局にインストールされているＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションのうち常駐アプリケーションとして設定可能なアプリケーションのアイコンとその名称が表示される。ここで、ユーザが選択したアプリケーションが常駐アプリケーションとして設定されることとなる。
【００３２】
ここで、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションをダウンロードした後、ダウンロードしたＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの起動中（実行中）に時計表示させる例を図５のフローチャートに基づいて説明する。まず、移動局プラットフォーム１３からダウンロードしたＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションに起動要求が発せられ（アプリケーション起動関数が呼び出され）、そのアプリケーションを起動させる。すると、移動局プラットフォーム１３は、ダウンロードしたＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションのＪＡＤファイルの内容をチェックして、時計表示機能の属性の有無、即ち、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ（ＯｎＳｃｒｅｅｎＤｉｓｐｌａｙ）−ＹｅｓあるいはＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｎｏのどちらの識別子が付与されているかの判定をステップＳ３１にて行う。
【００３３】
この場合、ＪＡＤファイルに記述された属性が時計表示機能が有りで、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｙｅｓの識別子が付与されていると、ステップＳ３１にて「Ｙｅｓ」と判定して、次のステップＳ３２にて、このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムの実行中の画面に、ネイティブプログラムにて設定されている時計の文字を重ね合わせて表示させる。具体的には、仮想画面にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムの画像などを描画した上から、ネイティブプログラムにて設定されている時計の文字を上書きさせる。そして、重ね合わさったものを実画面に転送することにより、スーパーインポーズされた画像が表示されることとなる。
【００３４】
これにより、図６（ａ）に示すように、表示部３（図１参照）の表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像Ａが表示されるとともに、これにスーパーインポーズされたネイティブの時計の文字Ｂが表示されることとなる。なお、表示画面３４は実行領域３５とピクト領域３６とに分割されており、ピクト領域３６は移動局プラットフォーム１３により制御される領域であって、図示するように電池状態や電波状態が表示される。
【００３５】
一方、ＪＡＤファイルに記述された属性が時計表示機能が無しで、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｎｏの識別子が付与されていると、ステップＳ３１にて「Ｎｏ」と判定して、次のステップＳ３３にて、このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムを実行させる。これにより、図６（ｂ）に示すように、表示部３（図１参照）の表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像Ａが表示されることとなる。
【００３６】
この場合、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションに時計機能がある場合は、通常は、ＪＡＤファイルに時計表示機能無しの属性（識別子はＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｎｏ）が記述されている。このため、図６（ｂ）のようにネイティブソフトウェアにより設定された時計の文字Ｂが表示されることはないが、実際は、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションに備えられた時計機能により、表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像とともに時計も表示されることとなる。
【００３７】
なお、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションが起動していない場合は、図６（ｃ）に示すように、移動局プラットフォーム１３は、ネイティブソフトウェアにて設定されている時計の文字Ｂを表示画面３４の実行領域３５に表示することとなる。
【００３８】
このようにして、常駐アプリケーションが実行されている状態で、ユーザが操作ボタンなどにより常駐アプリケーションの一時停止操作を行なうと、移動局プラットフォーム１３は、常駐アプリケーションに対して一時停止要求を発する（アプリケーションー時停止関数を呼び出す）とともに、表示画面３４の実行領域３５にネイティブソフトウェアにより設定された時計の文字Ｂを表示する。この一時停止要求に応じて、常駐アプリケーションは一時停止状態となる。
【００３９】
また、ユーザが常駐アプリケーションの終了操作をしたときには、アプリケーション終了関数を呼び出し、常駐アプリケーションを終了状態とする。ここで、ユーザは、例えばメールやウェブなどのネイティブ操作、あるいは、他のＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションを実行させることができる。そして、該ユーザ操作が終了すると、待ち受け画面表示状態となり、それから所定時間（例えば、３秒間）経過すると、自動的に常駐アプリケーションが再開される。すなわち、移動局プラットフォーム１３は常駐アプリケーションの再開要求を発し（アプリケーション再開関数を呼び出し）、常駐アプリケーションの動作を再開させる。
【００４０】
このように、ユーザが常駐アプリケーションを一時停止状態あるいは終了状態としたときであっても、ユーザの操作が終了してから所定時間経過すると、常駐アプリケーションは自動的にその実行を再開される。また、ユーザが一時停止操作あるいは終了操作をして待ち受け画面表示状態となった後、所定時間（例えば、３秒）以内に電源オフ操作をしたときは、該操作を検知した移動局プラットフォーム１３から終了要求が発せられ（アプリケーション終了関数が呼び出され）、常駐アプリケーションの実行が終了される。そして、移動局プラットフォーム１３も電源オフのための処理を行った後、電源オフ状態となる。
【００４１】
その後、ユーザが電源をオンとする操作を行なうと、移動局プラットフォーム１３が動作を開始し、表示画面３４の実行領域３５に待ち受け画面（ネイティブソフトウェアにより設定された時計の文字Ｂ）が表示される。そして、所定時間（例えば、３秒間）経過すると、移動局プラットフォーム１３は常駐アプリケーションの起動要求を発生し（アプリケーション起動関数を呼び出し）、常駐アプリケーションを起動する。このように、常駐アプリケーションに設定されたＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションは、電源投入時に自動的に起動される。
【００４２】
なお、本発明においては、上述した時計表示機能のみに限られず、種々の変形を施すことが可能である。例えば、ＪＡＤファイルに記述された属性が時計表示機能が有りで、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｙｅｓの識別子が付与されていると、選択画面を表示するようにして、ユーザーの選択によりネイティブの時計を重ね表示するようにしてもよい。この場合、図７に示すように、このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムのＪＡＤファイルに記述された属性が時計表示機能が有りで、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｙｅｓの識別子が付与されていると、ステップＳ４１にて「Ｙｅｓ」と判定して、次のステップＳ４２にて、図８に示すような選択画面を表示させる。
【００４３】
ここで、図８の選択画面で「Ｙｅｓ」が選択されると、次のステップＳ４３にて「Ｙｅｓ」と判定して、次のステップＳ４４に進め、このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムの実行中に、ネイティブプログラムにて設定されている時計を重ね合わせて表示させる。これにより、図６（ａ）に示すように、表示部３（図１参照）の表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムによる画像Ａが表示されるとともに、これにスーパーインポーズされたネイティブソフトウェアで設定された時計の文字Ｂが表示されることとなる。
【００４４】
一方、図８の選択画面で「Ｎｏ」が選択されると、次のステップＳ４３にて「Ｎｏ」と判定して、次のステップＳ４５にて、このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムの実行させる。また、ＪＡＤファイルに記述された属性が時計表示機能が無しで、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｎｏの識別子が付与されていると、ステップＳ４１にて「Ｎｏ」と判定して、次のステップＳ４５にて、このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムの実行させる。これにより、図６（ｂ）に示すように、表示部３（図１参照）の表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムによる画像Ａのみが表示されることとなる。
【００４５】
また、ＪＡＤファイルに記述する属性を時計表示機能の有無（ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｙｅｓ／Ｎｏ）以外に、ユーザーによる選択の属性（ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｓｅｌｅｃｔ）を設けるようにしてもよい。この場合、このＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムのＪＡＤファイルに記述された属性が時計表示機能が有りで、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｙｅｓの識別子が付与されていると、必ず、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムの実行中に、ネイティブプログラムにて設定されている時計を重ね合わせて表示させる。また、ＪＡＤファイルに記述された属性が時計表示機能が無しで、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｎｏの識別子が付与されていると、必ず、ネイティブプログラムにて設定されている時計を表示させることなく、Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションプログラムを実行させる。
【００４６】
さらに、ＪＡＤファイルに記述された属性がユーザーによる選択で、ＭＩＤｌｅｔ−ＯＳＤ−Ｓｅｌｅｃｔの識別子が付与されていると、図８に示すような選択画面を表示させて、「Ｙｅｓ」が選択されると、図６（ａ）に示すように、表示部３（図１参照）の表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像Ａが表示されるとともに、これにスーパーインポーズされたネイティブソフトウェアで設定された時計の文字Ｂが表示させる。一方、選択画面で「Ｎｏ」が選択されると、図６（ｂ）に示すように、表示部３（図１参照）の表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像Ａのみを表示させる。
【００４７】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯通信機器によれば、図６（ａ）に示すように、表示部３の表示画面３４の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像Ａが表示されるとともに、これにスーパーインポーズされたネイティブソフトウェアで設定された時計の文字Ｂが表示されるようになされている。これにより、アプリケーションプログラムの実行中であっても、腕時計などの時計を携帯することなく現在の時間を知ることが可能となる。
【００４８】
なお、本発明の携帯通信機器が折畳型の携帯電話であって、折り畳まれていない場合は、主画面の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像Ａが表示させるとともに、これにスーパーインポーズされたネイティブソフトウェアで設定された時計の文字Ｂを表示させるようにすればよい。また、折り畳まれている場合は、副画面（背面画面ともいう）の実行領域３５にＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションによる画像Ａが表示させるとともに、これにスーパーインポーズされたネイティブソフトウェアで設定された時計の文字Ｂを表示させるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の携帯通信機器の一実施の形態におけるハードウェア構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の携帯通信機器の一実施の形態におけるソフトウェア構成を示す図である。
【図３】Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行制御について説明するための図である。
【図４】Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの種類について説明するための図である。
【図５】Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行中にネイティブの時計を重ね合わせて表示するか否かの処理動作を示すフローチャートである。
【図６】時計表示の表示画面を模式的に示す図であり、図６（ａ）はＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行中の画面のみを示す図であり、図６（ｂ）はＪａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行中の画面にネイティブソフトウェアにより設定された時計を重ね合わせて表示した画面を示す図であり、図６（ｃ）はネイティブソフトウェアにより設定された時計の画面のみを示す図である。
【図７】Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーションの実行中にネイティブの時計を重ね合わせて表示するか否かの変形例の処理動作を示すフローチャートである。
【図８】ユーザーの選択画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
１…ＣＰＵ、２…記憶部、３…表示部、４…キー入力部、５…アンテナ、６…受信部、７…送信部、８…周波数シンセサイザ、９…信号処理部、１０…受話用マイク、１１…送話スピーカ、１３…移動局プラットフォーム、１４…Ｊａｖａ（ＴＭ）実行環境、１５…Ｊａｖａ（ＴＭ）アプリケーション、１６…ＫＶＭ、１７…クラスライブラリ、１８…アプリケーションマネージャー、３４…表示画面、３５…表示画面の実行領域、３６…表示画面のピクト領域、Ａ…アプリケーションプログラムによる画像、Ｂ…ネイティブソフトウェアで設定された時計[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a mobile communication device such as a mobile phone, and more particularly, to a mobile communication device having an application program execution function.
[0002]
[Prior art]
In recent years, portable communication devices equipped with an application program execution function such as Java (TM) have come into practical use. In such a Java (TM) -equipped device, the execution area of the display screen when the application program is being started (executed) is drawn under the control of the application program, and when the application program is temporarily stopped, However, drawing was performed by native software only when the application program was terminated.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, a person carrying a portable communication device such as a mobile phone, particularly a young person, has come to know the time by a clock displayed on the portable communication device such as a mobile phone without carrying a clock such as a wristwatch. For this reason, it has been strongly demanded that a clock can be always displayed on a portable communication device such as a portable telephone.
[0004]
However, in a portable communication device equipped with an application program execution function such as Java (TM) described above, if the application program does not have a clock display function, a clock is not displayed during execution of the application program. It will be. For this reason, there is an inconvenience that a person carrying a portable communication device equipped with such an application program execution function such as Java (TM) cannot know the current time during execution of the application program.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide a portable communication device capable of displaying a clock during execution of an application program even if the application program does not have a clock display function.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a portable communication device of the present invention is a portable communication device capable of implementing an application program execution environment on a mobile station platform and executing an application program on the application program execution environment. If the application program does not have a clock display function, the clock set by the native software can be displayed while the application program is running.
[0007]
As described above, if the clock set by the native software can be displayed while being overlapped during the execution of the application program, the clock can be displayed while the application program is being executed. Thereby, even while the application program is being executed, the current time can be known by the portable communication device carried without carrying a clock such as a wristwatch.
[0008]
In this case, if the clock set by the native software can be superimposed and displayed during the execution of the application program in accordance with the attribute described in the application program, if the application program does not have a clock display function, it can be easily displayed. The clock set by the native software can be superimposed and displayed during the execution of the application program, and if the application program has a clock display function, the clock is displayed by the clock display function of the application program. Becomes possible.
[0009]
In addition, when the attribute described in the application program has the clock display function, the clock set by the native software can be displayed while the application program is being executed only when the user selects the overlap display. If so, the clock set by the native software can be displayed in a superimposed manner or not displayed according to the user's preference.
[0010]
In addition, if the clock set by the native software can be displayed in a superimposed manner during the execution of the application program by the user's selection, the clock can always be displayed whether or not the application program has a clock display function. become. That is, when the application program does not have the clock display function, if the user selects the clock display, the clock set by the native software can be displayed while the application program is being executed. Conversely, if the application program has a clock display function, the clock can be displayed by the clock function of the application program unless the user selects the overlapping display of the clock. The display can be prevented.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 to 6, but the present invention is not limited to this, and is implemented by appropriately changing the scope without changing the gist. be able to. FIG. 1 is a block diagram schematically illustrating a hardware configuration of a mobile communication device according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a software configuration in one embodiment of the portable communication device of the present invention. FIG. 3 is a diagram for explaining execution control of a Java (TM) application. FIG. 4 is a diagram for explaining types of Java (TM) applications.
[0012]
FIG. 5 is a flowchart showing a processing operation for determining whether or not a clock set in native software is displayed while being superimposed during execution of a Java (TM) application. FIG. 6 is a diagram schematically showing a display screen of a clock display, and FIG. 6A shows a screen in which a clock set by native software is displayed on a screen during execution of a Java ™ application. FIG. 6B is a diagram showing only a screen during execution of the Java ™ application, and FIG. 6C is a diagram showing a clock-only screen set by native software.
[0013]
As shown in FIG. 1, a mobile communication device (hereinafter, referred to as a “mobile station”) of the present invention includes a CPU (central processing unit) 1 that controls the entire mobile station, and various control programs such as an operating system and a native program. , A storage unit (ROM / RAM) 2 including a nonvolatile memory such as a ROM or a flash memory and a volatile memory such as a DRAM for storing a Java ™ execution environment program, a Java ™ application program and various data. And a display unit 3 and a key input unit 4.
[0014]
Further, a receiving unit 6 including an antenna 5, a high-frequency amplifier, a receiving mixer, an intermediate frequency amplifier, and a demodulating unit, a transmitting unit 7 including a modulating unit, a transmitting mixer, a transmitting power amplifying unit, and the like; The apparatus includes a frequency synthesizer 8 that supplies signals, a signal processing unit 9 that performs audio signal processing and the like, a receiving microphone (MIC) 10, and a transmitting speaker (SP) 11.
[0015]
In the present invention, a Java (TM) virtual machine environment is implemented on the mobile station configured as described above, and a Java (TM) application program can be operated. FIG. 2 is a diagram showing a software configuration of a mobile station having such a Java (TM) virtual machine function (Java (TM) mobile station). As shown in FIG. A TM (TM) execution environment 14 is implemented, and a Java (TM) application program 15 is executed on the TM.
[0016]
The mobile station platform 13 comprises a mobile station platform library that includes mobile station hardware, an operating system, and native software such as browsers and networking components. Normal telephone functions and web services are performed using these.
[0017]
The Java (TM) execution environment 14 is located in middleware of the Java (TM) mobile station software structure, and includes libraries required for executing and managing the upper Java (TM) application program 15 and the lower mobile station platform program 13. Provide a program. Here, a Java 2 Platform Micro Edition (J2ME) targeting an embedded device is adopted, and a KVM (K Virtual Machine) 16, a class library 17, and a Java (TM) application, which are Java (TM) virtual machines. An application manager 18 having a program execution control function and a management function is included.
[0018]
The class library 17 includes a core class library (CLDC: Connected Limited Device Configuration) called a configuration and a class library corresponding to a device type called a profile. The CLDC standard library and a profile of a mobile phone profile are included in the standard. A certain MIDP (Mobile Information Device Profile), an extension class library, and an execution environment management library specialized for incorporation into the mobile station platform 13 are included.
[0019]
This execution environment management library includes memory management function, storage management function, low-level graphic function, event control function, timer function, time management function, network communication function, system property function, etc. as standard functions. Control functions, media component functions (media players), sound functions, sprite functions, 3D polygon functions, and the like are included as extended functions.
[0020]
The Java (TM) application 15 is composed of one JAR (Java Archive) file and one corresponding JAD (Java Application Descriptor) file (descriptor file).
[0021]
A JAR file is a compressed / uncompressed binary file used to execute a Java (TM) application, and includes all class files used in the Java (TM) application, images and sounds used by the Java (TM) application, and the like. Resource files and manifest files. The manifest file is a text file that describes an application name, a version, a vendor name, a class name, a program file name, a configuration name, a description of the application, and the like. It is included in the JAR file to use attributes not described.
[0022]
The JAD file is a text file in which the description (attribute) of the corresponding JAR file is described. The application name, the application version, the vendor name, the location where the JAR file exists, the size of the JAR file, and the presence / absence of the clock display function Various information such as the attribute of the user and the attribute of the presence or absence of the user selection function of the clock display are described.
[0023]
The application manager 18 has a function of controlling the execution of a Java (TM) application, and the mobile station platform 13 controls the execution of the Java (TM) application by using the application manager 18. The execution control of the Java (TM) application will be described with reference to FIG.
When the Java (TM) application 15 is started, the mobile station platform 13 starts up the Java (TM) execution environment and starts the Java (TM) application 15 by calling an application start function defined by the application manager interface. I do.
[0024]
When the Java (TM) execution environment 14 and the Java (TM) application 15 are suspended for some reason from the outside (such as an incoming event), the mobile station platform 13 executes an application stop function defined by the application manager interface. Call to suspend the Java (TM) application 15. When resuming the suspended Java (TM) application 15, the mobile station platform 13 calls an application resuming function defined by the application manager interface, and resumes the execution of the Java (TM) application 15.
[0025]
When terminating the Java (TM) application 15 in response to a termination request or the like from the user, the mobile station platform 13 calls an application termination function defined by the application manager interface, and terminates the Java (TM) application 15.
Furthermore, when there is no response from the Java (TM) execution environment to a termination request, a suspension request, or the like, the mobile station platform 13 forcibly calls the application forcible termination function defined by the application manager interface. Perform end processing.
[0026]
Next, the types of Java (TM) applications supported by the Java (TM) mobile station of the present invention will be described with reference to FIG.
As shown in FIG. 4, the Java (TM) application is downloaded from the download server 20 to the Java (TM) mobile station using a browser. The Java (TM) application to be downloaded includes an install application 21 and an immediate start application 22. The install application 21 is an application in which a JAD file and a JAR file are stored as a pair in the nonvolatile memory 2 in the mobile station, and the user can select a desired application from the install applications 21 and execute it. . The immediate start application 22 is an application that is immediately executed on the browser after downloading.
[0027]
Further, the user can set a selected one of the installation applications 21 as the resident application 21a or the timer activation application 21b. The resident application 21a is a Java (TM) application (also referred to as a standby application) that is always running at the time of standby, similarly to a so-called wallpaper that is always displayed at the time of standby. The timer activation application 21b is an application that is activated, executed, and terminated according to a schedule set by the user.
[0028]
Control such as download and execution of the Java (TM) application is performed via the mobile station platform 13. Here, when the user selects “Web” in a main menu (not shown), a main menu of the web service is displayed. At this time, the mobile station platform 13 connects to the web service and displays the main menu of the web service. When the user selects the content of the Java (TM) application from the displayed web service main menu, the Java (TM) application is downloaded.
[0029]
That is, a transition is made from the browser mounted on the mobile station platform 13 to web content, and when the user selects an application, the JAD file of the selected Java (TM) application is downloaded from the download server 20. Then, after downloading the JAD file, the Java (TM) execution environment 14 checks the contents of the JAD file, and determines whether or not the Java (TM) application can be normally installed in the mobile station. (Normal / abnormal) is returned to the mobile station platform 13. Only when the result is normal, the mobile station platform 13 confirms the download of the JAR file to the user, and then starts downloading the JAR file. On the other hand, when an abnormality is returned, the user is notified of that.
[0030]
After receiving all JAR files, the mobile station platform 13 performs JAR analysis. If there is an error at this time, an error message is displayed and the received JAD file and JAR file are deleted. If normal, the downloaded JAR file is immediately started in the case of an immediate execution application, and if not, the received JAD file and JAR file are stored in the mobile station (in the memory 2 in FIG. 1) (installation application).
[0031]
When the user selects “resident setting”, first, a screen (not shown) for selecting whether to turn on or off the resident setting is displayed. Here, when the resident setting is selected, an icon of an application that can be set as a resident application among the Java (TM) applications installed in the mobile station and its name are displayed. Here, the application selected by the user is set as the resident application.
[0032]
Here, an example will be described based on the flowchart of FIG. 5 in which after the Java (TM) application is downloaded, a clock is displayed while the downloaded Java (TM) application is being activated (during execution). First, an activation request is issued to the Java (TM) application downloaded from the mobile station platform 13 (an application activation function is called), and the application is activated. Then, the mobile station platform 13 checks the content of the JAD file of the downloaded Java (TM) application, and determines whether or not there is an attribute of the clock display function, that is, MIDlet-OSD (On Screen Display) -Yes or MIDlet-OSD-. It is determined in step S31 which identifier of No is assigned.
[0033]
In this case, if the attribute described in the JAD file has the clock display function and the identifier of MIDlet-OSD-Yes is given, it is determined to be “Yes” in step S31, and in the next step S32 The character of the clock set by the native program is displayed superimposed on the screen during execution of the Java (TM) application program. Specifically, after drawing an image of the Java (TM) application program on the virtual screen, the character of the clock set by the native program is overwritten. Then, the superimposed image is displayed by transferring the superimposed image to the actual screen.
[0034]
Thereby, as shown in FIG. 6A, the image A by the Java (TM) application is displayed in the execution area 35 of the display screen 34 of the display unit 3 (see FIG. 1), and is superimposed on the image A. The character B of the native clock is displayed. The display screen 34 is divided into an execution area 35 and a pictogram area 36. The pictogram area 36 is an area controlled by the mobile station platform 13, and displays a battery state and a radio wave state as illustrated. .
[0035]
On the other hand, if the attribute described in the JAD file does not have the clock display function and the identifier of MIDlet-OSD-No is assigned, it is determined as “No” in step S31, and in the next step S33, The Java (TM) application program is executed. As a result, as shown in FIG. 6B, the image A by the Java (TM) application is displayed in the execution area 35 of the display screen 34 of the display unit 3 (see FIG. 1).
[0036]
In this case, if the Java (TM) application has a clock function, an attribute without a clock display function (the identifier is MIDlet-OSD-No) is usually described in the JAD file. Therefore, the clock character B set by the native software is not displayed as shown in FIG. 6B, but the execution of the display screen 34 is actually performed by the clock function provided in the Java ™ application. In the area 35, a clock is displayed together with the image by the Java (TM) application.
[0037]
When the Java (TM) application is not running, the mobile station platform 13 displays the clock character B set by the native software on the execution area of the display screen 34, as shown in FIG. 35 will be displayed.
[0038]
In this way, when the user performs a temporary stop operation of the resident application with the operation button or the like while the resident application is being executed, the mobile station platform 13 issues a pause request to the resident application (the application The time stop function is called), and the character B of the clock set by the native software is displayed in the execution area 35 of the display screen 34. In response to the suspension request, the resident application is suspended.
[0039]
Further, when the user performs an operation for terminating the resident application, an application termination function is called, and the resident application is brought to a termination state. Here, the user can execute native operations such as e-mail and the web, or other Java (TM) applications. Then, when the user operation is completed, the standby screen is displayed, and when a predetermined time (for example, three seconds) elapses, the resident application is automatically restarted. That is, the mobile station platform 13 issues a request to restart the resident application (calls an application restart function) and restarts the operation of the resident application.
[0040]
As described above, even when the user puts the resident application in the suspended state or the terminated state, the execution of the resident application is automatically resumed after a predetermined time has elapsed after the user's operation is completed. When the user performs a power-off operation within a predetermined time (for example, 3 seconds) after the user enters a standby screen display state by performing a pause operation or an end operation, the mobile station platform 13 that has detected the operation performs a power-off operation. A termination request is issued (an application termination function is called), and the execution of the resident application is terminated. Then, the mobile station platform 13 also performs a process for turning off the power, and then enters the power-off state.
[0041]
Thereafter, when the user performs an operation of turning on the power, the mobile station platform 13 starts operating, and a standby screen (the clock character B set by the native software) is displayed in the execution area 35 of the display screen 34. . Then, after a predetermined time (for example, 3 seconds) elapses, the mobile station platform 13 issues a request to start the resident application (calls an application start function) and starts the resident application. As described above, the Java (TM) application set as the resident application is automatically started when the power is turned on.
[0042]
In the present invention, the present invention is not limited to the above-described clock display function, and various modifications can be made. For example, if the attribute described in the JAD file has a clock display function and the identifier of MIDlet-OSD-Yes is given, the selection screen is displayed, and the native clock is overlaid by the user's selection. You may make it. In this case, as shown in FIG. 7, if the attribute described in the JAD file of the Java (TM) application program has the clock display function and the identifier of MIDlet-OSD-Yes is assigned, the process proceeds to step S41. Is determined to be "Yes", and in the next step S42, a selection screen as shown in FIG. 8 is displayed.
[0043]
Here, if “Yes” is selected on the selection screen of FIG. 8, “Yes” is determined in the next step S43, and the process proceeds to the next step S44, during which the Java (TM) application program is being executed. , The clock set in the native program is displayed in a superimposed manner. As a result, as shown in FIG. 6A, the image A by the Java (TM) application program is displayed in the execution area 35 of the display screen 34 of the display unit 3 (see FIG. 1), and the image A is superimposed thereon. The character B of the clock set by the specified native software is displayed.
[0044]
On the other hand, if "No" is selected on the selection screen in FIG. 8, the determination is "No" in the next step S43, and the Java (TM) application program is executed in the next step S45. If the attribute described in the JAD file does not have the clock display function and the identifier of MIDlet-OSD-No is assigned, it is determined as “No” in step S41, and in the next step S45, The Java (TM) application program is executed. Thus, as shown in FIG. 6B, only the image A by the Java (TM) application program is displayed in the execution area 35 of the display screen 34 of the display unit 3 (see FIG. 1).
[0045]
Further, the attribute described in the JAD file may be provided with a user-selected attribute (MIDlet-OSD-Select) in addition to the presence / absence of the clock display function (MIDlet-OSD-Yes / No). In this case, if the attribute described in the JAD file of the Java (TM) application program has the clock display function and the identifier of MIDlet-OSD-Yes is assigned, the execution of the Java (TM) application program must be executed. During this, the clock set by the native program is superimposed and displayed. Further, if the attribute described in the JAD file does not have the clock display function and the identifier of MIDlet-OSD-No is assigned, the clock set in the native program is always displayed without Java ( TM) Execute the application program.
[0046]
Further, when the attribute described in the JAD file is selected by the user and the identifier of MIDlet-OSD-Select is given, a selection screen as shown in FIG. 8 is displayed, and when “Yes” is selected. As shown in FIG. 6A, an image A by the Java ™ application is displayed in the execution area 35 of the display screen 34 of the display unit 3 (see FIG. 1), and the native image superimposed on the image A is displayed. The clock letter B set by the software is displayed. On the other hand, when "No" is selected on the selection screen, as shown in FIG. 6B, only the image A by the Java (TM) application is displayed in the execution area 35 of the display screen 34 of the display unit 3 (see FIG. 1). Is displayed.
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the portable communication device of the present invention, as shown in FIG. 6A, the image A by the Java (TM) application is displayed in the execution area 35 of the display screen 34 of the display unit 3. At the same time, a clock letter B set by the superimposed native software is displayed. Thus, even while the application program is being executed, it is possible to know the current time without carrying a clock such as a wristwatch.
[0048]
When the portable communication device of the present invention is a foldable mobile phone and is not folded, an image A by the Java (TM) application is displayed in the execution area 35 of the main screen and a super The character B of the clock set by the paused native software may be displayed. In the case of being folded, the image A by the Java (TM) application is displayed in the execution area 35 of the sub-screen (also called the back screen), and the clock A set by the native software superimposed on this is displayed. Character B may be displayed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a hardware configuration of a mobile communication device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a software configuration in one embodiment of the portable communication device of the present invention.
FIG. 3 is a diagram for describing execution control of a Java (TM) application.
FIG. 4 is a diagram for describing types of Java (TM) applications.
FIG. 5 is a flowchart showing a processing operation for determining whether or not a native clock is superimposed and displayed during execution of a Java (TM) application.
6 is a diagram schematically showing a display screen of a clock display, FIG. 6 (a) is a diagram showing only a screen during execution of a Java (TM) application, and FIG. 6 (b) is a diagram showing a Java (TM) application; FIG. 6C is a diagram showing a screen in which a clock set by native software is superimposed on a screen during execution of an application, and FIG. 6C is a diagram showing only a screen of a clock set by native software.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a processing operation of a modified example of whether or not to display a native clock superimposed during execution of a Java (TM) application.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a user selection screen.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... CPU, 2 ... storage part, 3 ... display part, 4 ... key input part, 5 ... antenna, 6 ... reception part, 7 ... transmission part, 8 ... frequency synthesizer, 9 ... signal processing part, 10 ... microphone for reception , 11: speaker, 13: mobile station platform, 14: Java (TM) execution environment, 15: Java (TM) application, 16: KVM, 17: class library, 18: application manager, 34: display screen, 35 ... Execution area of display screen, 36 ... Pict area of display screen, A: Image by application program, B: Clock set by native software

Claims

A mobile communication device capable of implementing an application program execution environment on a mobile station platform and executing the application program on the application program execution environment,
A portable communication device characterized in that, when the application program does not have a clock display function, a clock set by native software can be superimposed and displayed during execution of the application program.

A mobile communication device capable of implementing an application program execution environment on a mobile station platform and executing the application program on the application program execution environment,
A portable communication device characterized in that a clock set by native software can be superimposed and displayed during execution of the application program in accordance with an attribute described in the application program.

In the case where the attribute described in the application program has a clock display function, the clock set by the native software can be overlapped and displayed during execution of the application program only when the user selects the overlap display. 3. The portable communication device according to claim 2, wherein the communication is performed.

A mobile communication device capable of implementing an application program execution environment on a mobile station platform and executing the application program on the application program execution environment,
In the case where the attribute described in the application program is a user selection, the clock set in the native software can be superimposed and displayed during the execution of the application program according to the user's selection. Characteristic mobile communication device.