JP2004337304A - 留守番ロッカー管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各集合住宅で分散して提供していた情報提供機能を一元管理し、居住者情報のセキュリティー性に優れた留守番ロッカー管理装置を提供する。
【解決手段】各集合住宅1a〜1nに設置される留守番ロッカー装置2a〜2nと、この留守番ロッカー装置2a〜2nと通信回線を介して接続されるセンター装置10と、このセンター装置10と通信回線を介して接続される各集合住宅の居住者端末20a〜20cとから構成され、前記センター装置10に、情報記憶手段16と、情報提供手段17と、認証機能手段15とを備え、アクセス用情報画面にて各居住者が入力した認証用ユーザーIDとパスワードの組合せから各居住者が使用する留守番ロッカー装置2a〜2nと居室番号を判断し、当該居住者に対する留守番ロッカー装置2a〜2nの着荷情報を提供するようにした構成。
【選択図】 図1
【解決手段】各集合住宅1a〜1nに設置される留守番ロッカー装置2a〜2nと、この留守番ロッカー装置2a〜2nと通信回線を介して接続されるセンター装置10と、このセンター装置10と通信回線を介して接続される各集合住宅の居住者端末20a〜20cとから構成され、前記センター装置10に、情報記憶手段16と、情報提供手段17と、認証機能手段15とを備え、アクセス用情報画面にて各居住者が入力した認証用ユーザーIDとパスワードの組合せから各居住者が使用する留守番ロッカー装置2a〜2nと居室番号を判断し、当該居住者に対する留守番ロッカー装置2a〜2nの着荷情報を提供するようにした構成。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンション等の集合住宅に配設され、宅配業者と居住者間で荷物の受け渡しを行うことができる留守番ロッカー管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の集合住宅で使用する留守番ロッカー装置は、エントランスに留守番ロッカーを設置し、この留守番ロッカーを利用して宅配荷物を留守中の居住者に配達したり、居住者が発送したい荷物を留守番ロッカーを利用して宅配業者に渡したりする形態が一般的である。この様な留守番ロッカー装置は、複数の荷物収納手段と、これらの荷物収納手段を集中管理する制御手段と、宅配業者や居住者が操作するタッチパネル付き液晶表示部等の操作手段を有し、この操作手段から入力される操作情報に基づいて、各荷物収納手段の電気錠を解錠/施錠制御したり、長期不在時に備えての受取り拒否設定を実施したりしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、最近の集合住宅には通信回線としてインターネットの普及に相まって集合住宅内共有部と専有部との間にLAN通信回線を配設したものが多々見受けられ、このインフラを活用して留守番ロッカーに情報提供手段を付加し、留守番ロッカーの着荷情報等を集合住宅内から利用可能とする集合住宅も見受けられる。ところでLAN通信回線を備える集合住宅の殆どは、インターネット網への接続も可能であり、各居室内で個人所有パソコン等の通信機器を接続すれば、インターネットを介して外部との間でデータ通信を行うこともできることから、このインフラを活用し、居住者が指定したE−mailアドレスに対して着荷情報を送信する留守番ロッカーも見受けられる(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平10−59487号公報
(段落番号0009、図1〜図3)
【0005】
【特許文献2】特開2001−175555号公報
(段落番号0011〜段落番号0015、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記後者の従来技術においては、留守番ロッカー情報を提供する為の情報提供手段を各集合住宅内部で保持していることから、常にインターネット上の悪意を持った不特定多数から不正アクセスの脅威にさらされており、情報提供手段を構成するアプリケーションソフトに重大なセキュリティーの欠陥が発見されると、個人情報保護の意味からも即座に各集合住宅毎にアプリケーションソフトの対策を実施しなければならず、その対策作業に多大な時間をかけなければならないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、その目的は、各集合住宅で分散して提供していた情報提供機能を一元管理し、居住者情報のセキュリティー性に優れた留守番ロッカー管理装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、各集合住宅に設置される留守番ロッカー装置と、この留守番ロッカー装置と通信回線を介して接続されるセンター装置と、このセンター装置と通信回線を介して接続される各集合住宅の居住者端末とから構成され、前記センター装置に、各集合住宅に設置される留守番ロッカーの着荷状態や居室番号そして居住者がアクセス情報画面で使用する認証用ユーザーIDとパスワードとを予め記憶する情報記憶手段と、各集合住宅の居住者が使用する端末からのアクセス情報画面を一元管理する情報提供手段と、居住者がアクセス用情報画面から入力した認証用ユーザーIDとパスワードの有効性を判断する認証機能手段とを備え、前記アクセス用情報画面にて各居住者が入力した認証用ユーザーIDとパスワードの組合せから各居住者が使用する留守番ロッカー装置と居室番号を判断し、当該居住者に対する留守番ロッカー装置の着荷情報を提供するように構成した。
【0009】
上記構成により、各集合住宅の設置される留守番ロッカーシステムの着荷確認や着荷拒否などを一元管理することができ、従来通りの通信回線を介した着荷確認等のサービスを実施できると同時に、情報画面のセキュリティー性の脆弱性が発見された場合の対策コストを必要最小限にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の留守番ロッカー管理装置の実施形態を図に基づき説明する。
【0011】
図1は本発明の留守番ロッカー管理装置の一実施形態を示すブロック図である。
【0012】
図1において、1〜1nは集合住宅で、この集合住宅1〜1nには、留守番ロッカー装置2a〜2nが設けられている。留守番ロッカー装置2a〜2nには、宅配業者や居住者等が操作する操作手段3、荷物を収納する複数の荷物収納手段6、この荷物収納手段6に荷物が収納されているかどうかを検出する荷物検出手段5、荷物の有無の状態やいつから保管しているかなどの情報を記憶している状態記憶手段8、全体の装置の制御を司る制御手段4、インターネット等の通信回線9を介してセンター装置10と接続する通信手段7とから構成されている。前記センター装置10は、前記留守番ロッカー装置2a〜2nや居住者端末20a〜21cと接続される通信手段11、通信回線を経由して各集合住宅1〜1nに設置される留守番ロッカー装置2a〜2nの情報を取得する際、留守番ロッカー装置2a〜2n側の通信回線の異常等により情報の取得が正常にできなかった場合、その異常を検出し、当該留守番ロッカー装置を特定する異常検出手段12、通信回線を経由して各集合住宅1〜1nに設置される留守番ロッカー装置2a〜2nの情報を取得する際、留守番ロッカー装置2a〜2n側の通信回線の異常等により情報の取得が正常にできなかった場合、当該留守番ロッカー装置2a〜2nを特定して表示する警報表示手段13、当該留守番ロッカー装置2a〜2nを利用する居住者端末20a〜20cに、自動的にサービス異常のメッセージを通知する異常通知手段14、居住者21a〜21cのユーザーIDやパスワードを認証する認証機能手段15、前記留守番ロッカー装置2a〜2nの状態を記憶する情報記憶手段16、留守番ロッカー装置2a〜2nを利用する居住者端末20a〜20cにユーザーIDやパスワードを入力する画面や、留守番ロッカーの着荷画面、操作画面等を提供する情報提供手段17、定期的に留守番ロッカー装置2a〜2nの着荷情報を取得したり、情報画面からの入力結果を留守番ロッカー装置に反映する留守番ロッカー状態取得/設定手段18、センター装置全体の制御を司る制御手段19とにより構成される。
【0013】
まず最初に、図1を用いて着荷の確認方法について説明する。
【0014】
今、集合住宅1に住み留守番ロッカー装置2aを利用する居住者21aが、自分宛ての荷物の着荷状況を確認するものとする。居住者21aは居住者端末20aを使用し、インターネット回線を介して、情報提供手段17内に格納された情報画面を、予め指定されたURLを居住者端末20aに入力してアクセスする。この時表示される情報画面にはユーザーIDとパスワードとの入力要求が表示されている。居住者21aは予め情報記憶手段16に保持され、自居室用に発行されたユーザーIDとパスワードの組合せを入力する。当該情報は即座に通信手段11を介して認証機能手段15に送られ、情報記憶手段16が保持するユーザーIDとパスワードの組合せとを比較する。この時、もし居住者21aが入力したユーザーIDとパスワードの組合せが存在しなければ、認証装置11は当該ユーザーIDとパスワードの組合せは存在しないことを情報提供手段17に通知し、当該通知を受けた情報提供手段17は、入力したユーザーIDとパスワードの組合せが間違っているとの情報画面を作成し、通信手段11を介して居住者端末20aに表示する。
【0015】
ここでは当該ユーザーIDとパスワードの組合せが存在したとして、認証機能手段15は次に当該ユーザーIDとパスワードに対する集合住宅と留守番ロッカーシステムそして居室番号を情報記憶手段16から特定する。居住者21aは集合住宅1に住み、使用している留守番ロッカー装置は留守番ロッカー装置2aであり居室番号は101号室であることを特定した認証機能手段15は、留守番ロッカー状態取得/設定手段18が予め決められた間隔で定期的に取得し、情報記憶手段16に保持しておいた全ての留守番ロッカー装置2a〜2nに関する着荷情報の中から、留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室に関する着荷情報のみを取出し情報提供手段17に通知する。情報提供手段17は、当該情報に基づき留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室に関する着荷情報画面を作成し、居住者端末20aに表示する。
【0016】
次に居住者21Cが自分宛ての荷物の着荷状況を確認するものとする。居住者21Cは居住者21aと同様、居住者端末20Cを使用し、インターネット回線を介して、情報提供手段17内に格納された情報画面を、予め指定されたURLを居住者端末20Cに入力してアクセスする。この時表示される情報画面にはユーザーIDとパスワードとの入力要求が表示され、居住者21Cは予め情報記憶手段16に保持され、自居室用に発行されたユーザーIDとパスワードの組合せを入力する。当該情報は即座に通信手段11を介して認証機能手段15に送られ、情報記憶手段16が保持するユーザーIDとパスワードの組合せと比較される。
【0017】
ここでは当該ユーザーIDとパスワードの組合せが存在したとして、認証機能手段15は次に当該ユーザーIDとパスワードに対する集合住宅と留守番ロッカーシステムそして居室番号を情報記憶手段16から特定する。居住者21Cは集合住宅1nに住み、使用している留守番ロッカー装置は留守番ロッカー装置2nであり居室番号は901号室であることを特定した認証機能手段15は、留守番ロッカー状態取得/設定手段18が予め決められた間隔で定期的に取得し、情報記憶手段16に保持しておいた全ての留守番ロッカー装置2a〜2nに関する着荷情報の中から、留守番ロッカー装置2n、居室番号901号室に関する着荷情報のみを取出し、情報提供手段17に通知する。情報提供手段17は、当該情報に基づき留守番ロッカー装置2n、居室番号901号室に関する着荷情報画面を作成し、居住者端末20Cに表示する。
【0018】
以上のような構成とすることで、従来通のサービスを提供すると同時にセンター装置内に着荷確認用情報画面を一元管理できるので、情報画面のセキュリティー欠陥の管理ならびに対策にかかる作業量を軽減することができる。
【0019】
次に、図1を用いて留守番ロッカー装置の設定の方法について説明する。
【0020】
今、集合住宅1に住み留守番ロッカー装置2aを利用する居住者21aが、旅行により長期に渡り自宅を留守にするものとする。居住者21aは宅配業者による留守番ロッカーへの預入れを拒否する為、居住者端末20aを使用し、インターネット回線を介して、情報提供手段17の情報画面を、予め指定されたURLを居住者端末20aに入力してアクセスする。ここでは当該ユーザーIDとパスワードの組合せを正しく入力したものとし、認証機能手段15は当該ユーザーIDとパスワードに対する留守番ロッカー装置情報と居室番号を情報記憶手段16から特定する。
【0021】
ここでは居住者21aが使用している留守番ロッカー装置は留守番ロッカー装置2aであり居室番号は101号室であることを特定できたものとし、認証機能手段15は情報記憶手段16内に格納される留守番ロッカー装置2aにおける101号室の現在設定状況が、着荷拒否中か着荷受付中か判断する。この時、もし既に着荷拒否設定が実施されていた場合は、情報提供手段17に既に着荷拒否設定中であることを通知し、情報装置13は着荷拒否設定中である情報画面を作成して居住者端末20aに表示することは言うまでもない。ここでは着荷拒否設定が未実施だったとして、認証機能手段15は情報提供手段17に着荷拒否未実施を通知し、情報提供手段17は留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室の着荷拒否設定画面を居住者端末20aに表示する。
【0022】
当該情報画面を見た居住者21aは当該情報画面の中から着荷拒否設定を実施し、認証機能手段15は、留守番ロッカー状態取得/設定手段18に対して留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室分の着荷拒否指令を出す。留守番ロッカー状態取得/設定手段18は、通信手段11を経由して、留守番ロッカー装置2aに対して居室番号101号室分の着荷拒否要求を送信する。この時着荷拒否要求を受け取った留守番ロッカー装置2aでは、制御装置3が状態記憶手段8内に格納された101号室の着荷許可状態を着荷拒否状態として書替えを実施し、通信手段7を経由してセンター装置10に状態書替え成功結果を送信する。状態書替えの成功結果を受信したセンター装置10では、通信手段11を経由して認証機能手段15が情報記憶手段16内の留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室の着荷許可状態を着荷不可能状態に書換える。書替え処理が完了すると、認証機能手段15は情報提供装置に着荷拒否処理が完了したことを通知し、情報提供手段17は留守番ロッカー装置2aにおける当該居室が着荷拒否設定となっている情報画面を作成し、通信手段11を介して居住者端末20aに表示する。
【0023】
尚、留守番ロッカーの着荷拒否設定を実施する際、センター装置10内の情報記憶手段16ならびに、留守番ロッカー装置2a内の状態記憶手段8それぞれの格納内容を書替える処理を実施するが、万が一どちらかの状態書替えが失敗した場合は、速やかにセンター装置10に失敗を通知して、情報提供手段17にて書替失敗の情報画面を作成し居住者端末20aに表示するものとする。
【0024】
では次に、センター装置による異常検出と通知について説明する。
【0025】
留守番ロッカー状態取得/設定手段18は、情報記憶手段16に保持された各留守番ロッカー装置の状態取得間隔に基づき、通信手段11を介して留守番ロッカー装置2a〜2n内の状態記憶手段8内に格納された着荷情報ならびに各種設定情報を取得している。この時何らかの理由により留守番ロッカー装置2aの着荷情報ならびに各種設定情報の取得に失敗したとする。留守番ロッカー状態取得/設定手段18は、留守番ロッカー装置2aとの通信が不通であった結果を、異常検出手段12に通知する。一方留守番ロッカー状態取得/設定手段18は所定の間隔で継続して通信手段11を介して留守番ロッカー装置2aの着荷情報ならびに各種設定情報取得を試みる。この時所定の回数分連続して留守番ロッカー装置2aの着荷情報ならびに各種設定情報の取得に失敗すると、異常検出手段12は警報表示手段14に異常を知らせる画面表示ならびにブザー鳴動を実施すると同時に情報記憶手段16に当該留守番ロッカー装置2aに通信異常が発生していることを記憶する。この報知に気づいた図示しないセンター員は予め決められた対応手順により対応を行うこととなる。
【0026】
またその一方では、異常検出手段12は異常通知手段13に留守番ロッカー装置2aとの通信が不通状態であることを通知し、異常通知手段13は留守番ロッカー装置2aの利用者を情報記憶手段16から特定し、当該居住者全てに対して異常を示すE−mailを送信する。この通知を受けた居住者21a〜21cが居住者端末20a〜20cを使用して情報提供手段17内の情報画面をアクセスした場合、認証機能手段15は情報画面から入力されたユーザーIDとパスワードにて留守番ロッカー装置2aの状態取得失敗情報を検索し、センター装置10は、留守番ロッカー装置2aの情報取得に失敗していることから、認証機能手段15は情報提供手段17に当該情報を通知し、情報提供手段17は障害により留守番ロッカー装置2aとの通信に不具合が発生した為、現在着荷情報が正確に取得できない旨の画面を作成して居住者端末20a〜20cに表示させることができる。
【0027】
尚、本実施例では、全ての居住者がアクセスするURLは集合住宅全てで共通としているが、集合住宅毎に別々のURLとしても構わないし、また留守番ロッカー装置の着荷/設定情報は、留守番ロッカー状態取得/設定装置が定期的に取得することとしているが、その間隔は任意に設定可能であり、居住者が情報画面をアクセスする際に即座に最新情報を取得するものとしてもかまわない。また、留守番ロッカー装置の通信異常発生時、当該留守番装置利用者への連絡方法をE−mailとしているが、電話を使った音声案内によるものとしても構わない。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の留守番ロッカー装置では、居住者がアクセスする情報画面が、センター装置内に一元管理されているため、情報画面に万が一セキュリティー上の脆弱性が発見された場合でも、迅速にセキュリティー対策が可能であり、対策コストの削減を図ることができる。
【0029】
また、集合住宅側に設置される通信装置や通信回線に異常が発生した場合、迅速に異常を検知、報知すると同時に当該留守番ロッカー装置を利用する居住者にサービス停止の案内を通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留守番ロッカー管理装置の一実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1n 集合住宅
2a〜2n 留守番ロッカー装置
3 操作手段
4、19 制御手段
5 荷物検出手段
6 荷物収納手段
7、11 通信手段
8 状態記憶手段
10 センター装置
12 異常検出手段
13 異常通知手段
14 警報表示手段
15 認証機能手段
16 情報記憶手段
17 情報提供手段
18 留守番ロッカー状態取得/設定手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンション等の集合住宅に配設され、宅配業者と居住者間で荷物の受け渡しを行うことができる留守番ロッカー管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の集合住宅で使用する留守番ロッカー装置は、エントランスに留守番ロッカーを設置し、この留守番ロッカーを利用して宅配荷物を留守中の居住者に配達したり、居住者が発送したい荷物を留守番ロッカーを利用して宅配業者に渡したりする形態が一般的である。この様な留守番ロッカー装置は、複数の荷物収納手段と、これらの荷物収納手段を集中管理する制御手段と、宅配業者や居住者が操作するタッチパネル付き液晶表示部等の操作手段を有し、この操作手段から入力される操作情報に基づいて、各荷物収納手段の電気錠を解錠/施錠制御したり、長期不在時に備えての受取り拒否設定を実施したりしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、最近の集合住宅には通信回線としてインターネットの普及に相まって集合住宅内共有部と専有部との間にLAN通信回線を配設したものが多々見受けられ、このインフラを活用して留守番ロッカーに情報提供手段を付加し、留守番ロッカーの着荷情報等を集合住宅内から利用可能とする集合住宅も見受けられる。ところでLAN通信回線を備える集合住宅の殆どは、インターネット網への接続も可能であり、各居室内で個人所有パソコン等の通信機器を接続すれば、インターネットを介して外部との間でデータ通信を行うこともできることから、このインフラを活用し、居住者が指定したE−mailアドレスに対して着荷情報を送信する留守番ロッカーも見受けられる(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平10−59487号公報
(段落番号0009、図1〜図3)
【0005】
【特許文献2】特開2001−175555号公報
(段落番号0011〜段落番号0015、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記後者の従来技術においては、留守番ロッカー情報を提供する為の情報提供手段を各集合住宅内部で保持していることから、常にインターネット上の悪意を持った不特定多数から不正アクセスの脅威にさらされており、情報提供手段を構成するアプリケーションソフトに重大なセキュリティーの欠陥が発見されると、個人情報保護の意味からも即座に各集合住宅毎にアプリケーションソフトの対策を実施しなければならず、その対策作業に多大な時間をかけなければならないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、その目的は、各集合住宅で分散して提供していた情報提供機能を一元管理し、居住者情報のセキュリティー性に優れた留守番ロッカー管理装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、各集合住宅に設置される留守番ロッカー装置と、この留守番ロッカー装置と通信回線を介して接続されるセンター装置と、このセンター装置と通信回線を介して接続される各集合住宅の居住者端末とから構成され、前記センター装置に、各集合住宅に設置される留守番ロッカーの着荷状態や居室番号そして居住者がアクセス情報画面で使用する認証用ユーザーIDとパスワードとを予め記憶する情報記憶手段と、各集合住宅の居住者が使用する端末からのアクセス情報画面を一元管理する情報提供手段と、居住者がアクセス用情報画面から入力した認証用ユーザーIDとパスワードの有効性を判断する認証機能手段とを備え、前記アクセス用情報画面にて各居住者が入力した認証用ユーザーIDとパスワードの組合せから各居住者が使用する留守番ロッカー装置と居室番号を判断し、当該居住者に対する留守番ロッカー装置の着荷情報を提供するように構成した。
【0009】
上記構成により、各集合住宅の設置される留守番ロッカーシステムの着荷確認や着荷拒否などを一元管理することができ、従来通りの通信回線を介した着荷確認等のサービスを実施できると同時に、情報画面のセキュリティー性の脆弱性が発見された場合の対策コストを必要最小限にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の留守番ロッカー管理装置の実施形態を図に基づき説明する。
【0011】
図1は本発明の留守番ロッカー管理装置の一実施形態を示すブロック図である。
【0012】
図1において、1〜1nは集合住宅で、この集合住宅1〜1nには、留守番ロッカー装置2a〜2nが設けられている。留守番ロッカー装置2a〜2nには、宅配業者や居住者等が操作する操作手段3、荷物を収納する複数の荷物収納手段6、この荷物収納手段6に荷物が収納されているかどうかを検出する荷物検出手段5、荷物の有無の状態やいつから保管しているかなどの情報を記憶している状態記憶手段8、全体の装置の制御を司る制御手段4、インターネット等の通信回線9を介してセンター装置10と接続する通信手段7とから構成されている。前記センター装置10は、前記留守番ロッカー装置2a〜2nや居住者端末20a〜21cと接続される通信手段11、通信回線を経由して各集合住宅1〜1nに設置される留守番ロッカー装置2a〜2nの情報を取得する際、留守番ロッカー装置2a〜2n側の通信回線の異常等により情報の取得が正常にできなかった場合、その異常を検出し、当該留守番ロッカー装置を特定する異常検出手段12、通信回線を経由して各集合住宅1〜1nに設置される留守番ロッカー装置2a〜2nの情報を取得する際、留守番ロッカー装置2a〜2n側の通信回線の異常等により情報の取得が正常にできなかった場合、当該留守番ロッカー装置2a〜2nを特定して表示する警報表示手段13、当該留守番ロッカー装置2a〜2nを利用する居住者端末20a〜20cに、自動的にサービス異常のメッセージを通知する異常通知手段14、居住者21a〜21cのユーザーIDやパスワードを認証する認証機能手段15、前記留守番ロッカー装置2a〜2nの状態を記憶する情報記憶手段16、留守番ロッカー装置2a〜2nを利用する居住者端末20a〜20cにユーザーIDやパスワードを入力する画面や、留守番ロッカーの着荷画面、操作画面等を提供する情報提供手段17、定期的に留守番ロッカー装置2a〜2nの着荷情報を取得したり、情報画面からの入力結果を留守番ロッカー装置に反映する留守番ロッカー状態取得/設定手段18、センター装置全体の制御を司る制御手段19とにより構成される。
【0013】
まず最初に、図1を用いて着荷の確認方法について説明する。
【0014】
今、集合住宅1に住み留守番ロッカー装置2aを利用する居住者21aが、自分宛ての荷物の着荷状況を確認するものとする。居住者21aは居住者端末20aを使用し、インターネット回線を介して、情報提供手段17内に格納された情報画面を、予め指定されたURLを居住者端末20aに入力してアクセスする。この時表示される情報画面にはユーザーIDとパスワードとの入力要求が表示されている。居住者21aは予め情報記憶手段16に保持され、自居室用に発行されたユーザーIDとパスワードの組合せを入力する。当該情報は即座に通信手段11を介して認証機能手段15に送られ、情報記憶手段16が保持するユーザーIDとパスワードの組合せとを比較する。この時、もし居住者21aが入力したユーザーIDとパスワードの組合せが存在しなければ、認証装置11は当該ユーザーIDとパスワードの組合せは存在しないことを情報提供手段17に通知し、当該通知を受けた情報提供手段17は、入力したユーザーIDとパスワードの組合せが間違っているとの情報画面を作成し、通信手段11を介して居住者端末20aに表示する。
【0015】
ここでは当該ユーザーIDとパスワードの組合せが存在したとして、認証機能手段15は次に当該ユーザーIDとパスワードに対する集合住宅と留守番ロッカーシステムそして居室番号を情報記憶手段16から特定する。居住者21aは集合住宅1に住み、使用している留守番ロッカー装置は留守番ロッカー装置2aであり居室番号は101号室であることを特定した認証機能手段15は、留守番ロッカー状態取得/設定手段18が予め決められた間隔で定期的に取得し、情報記憶手段16に保持しておいた全ての留守番ロッカー装置2a〜2nに関する着荷情報の中から、留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室に関する着荷情報のみを取出し情報提供手段17に通知する。情報提供手段17は、当該情報に基づき留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室に関する着荷情報画面を作成し、居住者端末20aに表示する。
【0016】
次に居住者21Cが自分宛ての荷物の着荷状況を確認するものとする。居住者21Cは居住者21aと同様、居住者端末20Cを使用し、インターネット回線を介して、情報提供手段17内に格納された情報画面を、予め指定されたURLを居住者端末20Cに入力してアクセスする。この時表示される情報画面にはユーザーIDとパスワードとの入力要求が表示され、居住者21Cは予め情報記憶手段16に保持され、自居室用に発行されたユーザーIDとパスワードの組合せを入力する。当該情報は即座に通信手段11を介して認証機能手段15に送られ、情報記憶手段16が保持するユーザーIDとパスワードの組合せと比較される。
【0017】
ここでは当該ユーザーIDとパスワードの組合せが存在したとして、認証機能手段15は次に当該ユーザーIDとパスワードに対する集合住宅と留守番ロッカーシステムそして居室番号を情報記憶手段16から特定する。居住者21Cは集合住宅1nに住み、使用している留守番ロッカー装置は留守番ロッカー装置2nであり居室番号は901号室であることを特定した認証機能手段15は、留守番ロッカー状態取得/設定手段18が予め決められた間隔で定期的に取得し、情報記憶手段16に保持しておいた全ての留守番ロッカー装置2a〜2nに関する着荷情報の中から、留守番ロッカー装置2n、居室番号901号室に関する着荷情報のみを取出し、情報提供手段17に通知する。情報提供手段17は、当該情報に基づき留守番ロッカー装置2n、居室番号901号室に関する着荷情報画面を作成し、居住者端末20Cに表示する。
【0018】
以上のような構成とすることで、従来通のサービスを提供すると同時にセンター装置内に着荷確認用情報画面を一元管理できるので、情報画面のセキュリティー欠陥の管理ならびに対策にかかる作業量を軽減することができる。
【0019】
次に、図1を用いて留守番ロッカー装置の設定の方法について説明する。
【0020】
今、集合住宅1に住み留守番ロッカー装置2aを利用する居住者21aが、旅行により長期に渡り自宅を留守にするものとする。居住者21aは宅配業者による留守番ロッカーへの預入れを拒否する為、居住者端末20aを使用し、インターネット回線を介して、情報提供手段17の情報画面を、予め指定されたURLを居住者端末20aに入力してアクセスする。ここでは当該ユーザーIDとパスワードの組合せを正しく入力したものとし、認証機能手段15は当該ユーザーIDとパスワードに対する留守番ロッカー装置情報と居室番号を情報記憶手段16から特定する。
【0021】
ここでは居住者21aが使用している留守番ロッカー装置は留守番ロッカー装置2aであり居室番号は101号室であることを特定できたものとし、認証機能手段15は情報記憶手段16内に格納される留守番ロッカー装置2aにおける101号室の現在設定状況が、着荷拒否中か着荷受付中か判断する。この時、もし既に着荷拒否設定が実施されていた場合は、情報提供手段17に既に着荷拒否設定中であることを通知し、情報装置13は着荷拒否設定中である情報画面を作成して居住者端末20aに表示することは言うまでもない。ここでは着荷拒否設定が未実施だったとして、認証機能手段15は情報提供手段17に着荷拒否未実施を通知し、情報提供手段17は留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室の着荷拒否設定画面を居住者端末20aに表示する。
【0022】
当該情報画面を見た居住者21aは当該情報画面の中から着荷拒否設定を実施し、認証機能手段15は、留守番ロッカー状態取得/設定手段18に対して留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室分の着荷拒否指令を出す。留守番ロッカー状態取得/設定手段18は、通信手段11を経由して、留守番ロッカー装置2aに対して居室番号101号室分の着荷拒否要求を送信する。この時着荷拒否要求を受け取った留守番ロッカー装置2aでは、制御装置3が状態記憶手段8内に格納された101号室の着荷許可状態を着荷拒否状態として書替えを実施し、通信手段7を経由してセンター装置10に状態書替え成功結果を送信する。状態書替えの成功結果を受信したセンター装置10では、通信手段11を経由して認証機能手段15が情報記憶手段16内の留守番ロッカー装置2a、居室番号101号室の着荷許可状態を着荷不可能状態に書換える。書替え処理が完了すると、認証機能手段15は情報提供装置に着荷拒否処理が完了したことを通知し、情報提供手段17は留守番ロッカー装置2aにおける当該居室が着荷拒否設定となっている情報画面を作成し、通信手段11を介して居住者端末20aに表示する。
【0023】
尚、留守番ロッカーの着荷拒否設定を実施する際、センター装置10内の情報記憶手段16ならびに、留守番ロッカー装置2a内の状態記憶手段8それぞれの格納内容を書替える処理を実施するが、万が一どちらかの状態書替えが失敗した場合は、速やかにセンター装置10に失敗を通知して、情報提供手段17にて書替失敗の情報画面を作成し居住者端末20aに表示するものとする。
【0024】
では次に、センター装置による異常検出と通知について説明する。
【0025】
留守番ロッカー状態取得/設定手段18は、情報記憶手段16に保持された各留守番ロッカー装置の状態取得間隔に基づき、通信手段11を介して留守番ロッカー装置2a〜2n内の状態記憶手段8内に格納された着荷情報ならびに各種設定情報を取得している。この時何らかの理由により留守番ロッカー装置2aの着荷情報ならびに各種設定情報の取得に失敗したとする。留守番ロッカー状態取得/設定手段18は、留守番ロッカー装置2aとの通信が不通であった結果を、異常検出手段12に通知する。一方留守番ロッカー状態取得/設定手段18は所定の間隔で継続して通信手段11を介して留守番ロッカー装置2aの着荷情報ならびに各種設定情報取得を試みる。この時所定の回数分連続して留守番ロッカー装置2aの着荷情報ならびに各種設定情報の取得に失敗すると、異常検出手段12は警報表示手段14に異常を知らせる画面表示ならびにブザー鳴動を実施すると同時に情報記憶手段16に当該留守番ロッカー装置2aに通信異常が発生していることを記憶する。この報知に気づいた図示しないセンター員は予め決められた対応手順により対応を行うこととなる。
【0026】
またその一方では、異常検出手段12は異常通知手段13に留守番ロッカー装置2aとの通信が不通状態であることを通知し、異常通知手段13は留守番ロッカー装置2aの利用者を情報記憶手段16から特定し、当該居住者全てに対して異常を示すE−mailを送信する。この通知を受けた居住者21a〜21cが居住者端末20a〜20cを使用して情報提供手段17内の情報画面をアクセスした場合、認証機能手段15は情報画面から入力されたユーザーIDとパスワードにて留守番ロッカー装置2aの状態取得失敗情報を検索し、センター装置10は、留守番ロッカー装置2aの情報取得に失敗していることから、認証機能手段15は情報提供手段17に当該情報を通知し、情報提供手段17は障害により留守番ロッカー装置2aとの通信に不具合が発生した為、現在着荷情報が正確に取得できない旨の画面を作成して居住者端末20a〜20cに表示させることができる。
【0027】
尚、本実施例では、全ての居住者がアクセスするURLは集合住宅全てで共通としているが、集合住宅毎に別々のURLとしても構わないし、また留守番ロッカー装置の着荷/設定情報は、留守番ロッカー状態取得/設定装置が定期的に取得することとしているが、その間隔は任意に設定可能であり、居住者が情報画面をアクセスする際に即座に最新情報を取得するものとしてもかまわない。また、留守番ロッカー装置の通信異常発生時、当該留守番装置利用者への連絡方法をE−mailとしているが、電話を使った音声案内によるものとしても構わない。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の留守番ロッカー装置では、居住者がアクセスする情報画面が、センター装置内に一元管理されているため、情報画面に万が一セキュリティー上の脆弱性が発見された場合でも、迅速にセキュリティー対策が可能であり、対策コストの削減を図ることができる。
【0029】
また、集合住宅側に設置される通信装置や通信回線に異常が発生した場合、迅速に異常を検知、報知すると同時に当該留守番ロッカー装置を利用する居住者にサービス停止の案内を通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留守番ロッカー管理装置の一実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1n 集合住宅
2a〜2n 留守番ロッカー装置
3 操作手段
4、19 制御手段
5 荷物検出手段
6 荷物収納手段
7、11 通信手段
8 状態記憶手段
10 センター装置
12 異常検出手段
13 異常通知手段
14 警報表示手段
15 認証機能手段
16 情報記憶手段
17 情報提供手段
18 留守番ロッカー状態取得/設定手段
Claims (3)
- 各集合住宅に設置される留守番ロッカー装置と、この留守番ロッカー装置と通信回線を介して接続されるセンター装置と、このセンター装置と通信回線を介して接続される各集合住宅の居住者端末とから構成され、前記センター装置に、各集合住宅に設置される留守番ロッカーの着荷状態や居室番号そして居住者がアクセス情報画面で使用する認証用ユーザーIDとパスワードとを予め記憶する情報記憶手段と、各集合住宅の居住者が使用する端末からのアクセス情報画面を一元管理する情報提供手段と、居住者がアクセス用情報画面から入力した認証用ユーザーIDとパスワードの有効性を判断する認証機能手段とを備え、前記アクセス用情報画面にて各居住者が入力した認証用ユーザーIDとパスワードの組合せから各居住者が使用する留守番ロッカー装置と居室番号を判断し、当該居住者に対する留守番ロッカー装置の着荷情報を提供するようにした留守番ロッカー管理装置。
- 前記センター装置に、通信回線を経由して各集合住宅に設置される留守番ロッカー装置の情報を取得する際、留守番ロッカー装置側の通信回線の異常等により情報の取得が正常にできなかった場合、その異常を検出し、当該留守番ロッカー装置を特定する異常検出手段を備えた請求項1記載の留守番ロッカー管理装置。
- 前記センター装置に、通信回線を経由して各集合住宅に設置される留守番ロッカー装置の情報を取得する際、留守番ロッカー装置側の通信回線の異常等により情報の取得が正常にできなかった場合、当該留守番ロッカー装置を特定して表示する警報表示手段を設けると共に、当該留守番ロッカー装置を利用する居住者端末に、自動的にサービス異常のメッセージを通知する異常通知手段を備えた請求項1又は請求項2記載の留守番ロッカー管理装置。
Priority Applications (1)
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JP2003136203A JP2004337304A (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 留守番ロッカー管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2004337304A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009137732A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Hitachi Ltd | エレベーターシステム |
-
2003
- 2003-05-14 JP JP2003136203A patent/JP2004337304A/ja active Pending
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