JP2004337147A

JP2004337147A - Fishing tackle and fishing hook

Info

Publication number: JP2004337147A
Application number: JP2003209412A
Authority: JP
Inventors: Ryoji Matsumoto; 良治松本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2003-03-18
Filing date: 2003-08-28
Publication date: 2004-12-02

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a fishing tackle maintaining a fitted state of a fitting frame body with a core body on throwing the tackle onto water, and releasing the fitted state of the fitting frame body with the core body. <P>SOLUTION: This fishing tackle is equipped with the core body 2 having a prescribed fishing line hole for passing through the fishing line 14 and a fitting frame body 4 mounted with the core body 2 as freely attachable and detachable, joining one end side of the fishing line passing through the core 2 with a fishing rod and the other end side of the fishing line passing through the fitting frame body 4 with a fishing hook, and setting a fitting-maintaining force for keeping the core 2 and the fitting frame body 4 in their fitted state is larger than a throwing load effected to the fitting frame body 4 on throwing a raw body bait onto the surface of the water and smaller than a striking force delivered by the fishing rod. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イカ釣りなどに用いる釣具仕掛け及び釣針に関する。
【０００２】
【従来の技術】
イカ釣りに用いる釣具仕掛けとして種々のものが提案されており、例えば釣糸に装着された係止部材と、この釣糸に移動自在に装着され、係止部材に着脱自在に係合される摺動部材とを備えたものが提案されている（例えば、特許文献１参照）。この仕掛けでは、釣糸の下端部に釣針が取り付けられ、また摺動部材に餌用釣針が取り付けられ、この餌用釣針に生身餌が付けられる。このような釣具仕掛けでは、イカなどの釣魚が生身餌に食い付くと、釣魚の引きによって係止部材と摺動部材との係合が解除され、摺動部材が釣糸に沿って釣針に向けて摺動し、かく摺動して摺動部材の下端部が釣針の心軸に衝突することによって、釣針の針部が生身餌に食い付いた釣魚に針掛かりするようになる。
【０００３】
また、他の釣具仕掛けとして、例えば釣糸に装着された掛具と、この釣糸に移動自在に装着され、掛具の突起部に保持されるリング状移動体と、を備えたものが提案されている（例えば、特許文献２参照）。この仕掛けでは、釣糸の下端部に釣針が取り付けられ、また移動体に餌用釣針が取り付けられ、この餌用釣針に生身餌が付けられる。このような釣具仕掛けでは、イカなどの釣魚が生身餌に食い付いたときに釣竿を引くと、このときの合せ力によって移動体が掛具の突起部から外れ、移動体が釣糸に沿って相対的に釣針に向けて移動し、かく移動して移動体が釣針の心軸に衝突することによって、釣針の針部が生身餌に食い付いた釣魚に針掛かりするようになる。
【０００４】
【特許文献１】
特開平１１−１６９０３９号公報
【特許文献２】
特開平１０−２９５２２４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１に開示された釣具仕掛けでは、係止部材と摺動部材との係合解除がどの程度の大きさの力で行われるかが明確でなく、この係合状態の解除力が小さいと、仕掛けの水上振り込み時点（即ち、生身餌を餌用釣針に付けて投げ込む時）に、生身餌の遠心力によって、係止部材と摺動部材との係合状態が解除され、それ故に、この水上振り込み時点で摺動部材が釣糸に沿って摺動して釣針の針部に生身餌が針掛かりし、釣魚（例えば、イカ）を釣る前に生身餌を釣ってしまうことになる。一方、この係合状態の解除力が大きいと、釣魚の引きによっても係止部材と摺動部材との係合状態が解除されず、釣魚を釣針の針部に針掛かりすることができなくなる。
【０００６】
また、特許文献２に開示された釣具仕掛けでも、上述したと同様の問題がある。即ち、この特許文献２においても、リング状移動体がどの程度の解除力で掛具の突起部から外れるかが明確でなく、この解除力が小さいと、仕掛けの水上振り込み時に移動体が掛具の突起部から外れて生身餌釣りになってしまう一方、この解除力が大きいと、生身餌に食い付いたときに釣竿を引いても移動体が掛具の突起部から外れず、釣魚を釣ることができなくなる。このとき、移動体を掛具の突起部から外そうとして更に大きい合せ力を加えると、釣竿や釣糸に大きな負荷が作用し、釣糸が切れたり、釣竿が折れたりする原因となる。
【０００７】
本発明の目的は、水上振り込み時には嵌合枠体と中子体との嵌合状態が保たれ、釣竿を引く合せ時には嵌合枠体と中子体との嵌合状態が解除される釣具仕掛けを提供することである。
【０００８】
本発明の他の目的は、嵌合枠体と中子体を備えた釣具仕掛けを用いて釣るときに好都合に適用することができる釣針を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に記載の釣具仕掛けは、釣糸を通す釣糸穴が規定された中子体と、この中子体に着脱自在に取り付けられる嵌合枠体とを備え、前記釣糸の前記中子体を通る一端側が釣竿に接続され、前記釣糸の前記嵌合枠体を通る他端側が釣針に接続される釣具仕掛けであって、
前記中子体と前記嵌合枠体とを嵌合状態に保持する嵌合保持力は、生身餌を水上振り込みする時に前記嵌合枠体に作用する振込み負荷よりも大きく、且つ釣竿により加えられる合せ力よりも小さくなるように設定されており、かくして、釣竿を引いて合せ力を加えると、前記中子体と前記嵌合枠体との嵌合状態が解除されることを特徴とする。
【００１０】
この釣具用仕掛けにおいては、釣糸は中子体の釣糸穴を通して導かれ、この釣糸の一端側が釣竿に接続され、その他端側が嵌合枠体を通して釣針に接続され、中子体と嵌合枠体とは着脱自在に嵌合される。そして、中子体と嵌合枠体との嵌合保持力が生身餌を水上振り込みする時の振り込み負荷よりも大きく設定されるので、生身餌を付けて水上振り込みしても中子体と嵌合枠体との嵌合状態が外れず、これによって、生身餌が釣針に掛かるのを確実に防止することができる。また、この嵌合保持力は釣竿により加えられる合せ力よりも小さく設定されるので、釣魚、例えばイカが生身餌に食い付いたときに釣竿を引くと、釣魚自体の重量及びこの釣魚の水中での抵抗によって、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除され、中子体及び釣針が嵌合枠体に対して相対的に急上昇し、かくして、食い付いた釣魚を瞬間的に釣針にかけることができる。
【００１１】
この中子体は、手指で力を加えてスリップ移動させることができるように釣糸に取り付けるようにしてもよく、或いは釣糸に固定的に取り付けるようにしてもよい。また、生身餌（例えば活魚）は、例えば、次のようにして取り付けることができる。中子体よりも上側の釣糸に移動リングを中通し、この移動リングに短い釣糸を介して餌用釣針を取り付け、この餌用釣針に生身餌を付けるようにすることができ、この場合、生身餌に釣魚が食い付くと、移動リングは釣糸に沿って移動して嵌合枠体に係合するようになる。
【００１２】
また、本発明の請求項２に記載の釣具仕掛けでは、前記中子体は前記釣糸にスリップ移動可能に取り付けられ、前記中子体と前記釣糸との間の摩擦保持力は、前記嵌合枠体と前記中子体との嵌合状態が解除される嵌合解除力よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする。
【００１３】
この釣具仕掛けにおいては、中子体が手指の力でもってスリップ移動可能に釣糸に取り付けられているので、手指で力を加えることによって、釣糸に対して中子体を移動させ、中子体の位置、換言すると、釣針に対する嵌合枠体の位置を調整することができる。また、中子体と釣糸との間の摩擦保持力が嵌合枠体と中子体との嵌合解除力よりも大きく設定されているので、釣竿を引いて合せ力を加えると、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除されるが、このとき、中子体が釣糸に対して相対的に移動することがなく、中子体は取り付けた位置に保持される。
【００１４】
また、本発明の請求項３に記載の釣具仕掛けでは、前記中子体の外周面には、前記中子体を前記嵌合枠体に嵌合したときにその一端に当接する位置決め突部が設けられていることを特徴とする。
【００１５】
この釣具仕掛けにおいては、中子体の外周面に位置決め突部が設けられているので、中子体を嵌合枠体に嵌合する際に、中子体の位置決め突部を嵌合枠体の一端に当接させればよく、かく当接させて位置決めすることによって、中子体と嵌合枠体との嵌合状態を一定に保つことができ、これによって、中子体及び嵌合枠体の嵌合状態を解除するための嵌合解除力をほぼ一定にすることができる。尚、この位置決め突部は、例えば、中子体の外周面に環状に設けることができる。
【００１６】
また、本発明の請求項４に記載の釣具仕掛けでは、前記嵌合枠体は、保持管と前記保持管に装着された鍔短管とから構成され、前記鍔短管の一端が位置決め突部として機能し、前記中子体を前記嵌合枠体に嵌合させたときに前記中子体の基部が前記鍔短管の一端に当接することを特徴する。
【００１７】
この釣具仕掛けにおいては、嵌合枠体は保持管及びこれに装着された鍔短管から構成され、鍔短管の一端が位置決め突部として機能するので、中子体を嵌合枠体に嵌合する際に、中子体を鍔短管の一端に当接するように嵌合させればよく、このように当接させて位置決めすることによって、中子体と嵌合枠体との嵌合状態を一定に保つことができ、このようにしても、中子体及び嵌合枠体の嵌合状態を解除するための嵌合解除力をほぼ一定にすることができる。
【００１８】
また、本発明の請求項５に記載の釣具仕掛けでは、前記中子体は細い中空筒状の中子本体を有し、前記中子本体の一端部に小内径部が設けられており、また前記釣糸には弾性粒及び／又は撚糸粒と押圧粒とが装着されており、前記押圧粒により前記弾性粒及び／又は撚糸粒を前記小内径部に押圧することによって、前記中子体が前記釣糸に取り付けられることを特徴とする。
【００１９】
この釣具仕掛けにおいては、釣糸に弾性粒及び／又は撚糸粒と押圧粒とが装着され、弾性粒及び／又は撚糸粒を中子本体内に挿入して押圧粒により小内径部に押圧することによって、中子体が釣糸に取り付けられるので、中子体と釣糸との間の摩擦保持力を充分なものとすることができ、この摩擦保持力を嵌合枠体と中子体との嵌合解除力よりも大きくすることができる。弾性粒は１個又は２個以上設けることができ、この弾性粒として、例えば汎用のウキ止めゴムの小粒を用いることができる。また、弾性粒に代えて、或いは弾性粒とともに撚糸粒１個又は２個以上設けることができ、撚糸粒としては、例えば、絹糸、綿糸、ナイロン糸などを使用することができ、また押圧粒としては、例えば、金属管、合成樹脂管、ビーズなどを使用することができる。
【００２０】
また、本発明の請求項６に記載の釣具仕掛けでは、前記中子体は細長い中空筒状の中子本体を有し、前記中子本体の一端部に小内径部を規定する小径短管が装着されその他端部に挿入短管が装着されており、また前記釣糸には弾性粒及び／又は撚糸粒が装着されており、前記小径短管を前記中子本体に装着する際に、前記小径短管により前記弾性粒及び／又は撚糸粒を前記挿入短管に押圧することによって、前記中子体が前記釣糸に取り付けられることを特徴とする。
【００２１】
この釣具仕掛けにおいては、中子本体の一端部に小径短管が装着され、その他端部に挿入短管が装着され、また釣糸には弾性粒及び／又は撚糸粒が装着される。この釣具仕掛けでは、中子本体の他端部に挿入短管が装着され、この状態で弾性粒及び／又は撚糸粒を中子本体内にその一端側から挿入して小径短管を中子本体に装着することによって、弾性粒及び／又は撚糸粒を挿入短管に押圧することにより、中子体が釣糸に取り付けられ、これによって、中子体と釣糸との間の摩擦保持力をより大きくて充分なものとすることができ、この摩擦保持力を嵌合枠体と中子体との嵌合解除力よりも大きくすることができる。弾性粒は１個又は２個以上設けることができ、この弾性粒に代えて、或いはこの弾性粒とともに撚糸粒を１個又は２個以上設けることができ、弾性粒及び撚糸粒の個数が多くなるほど釣糸との間の摩擦保持力が大きくなる。また、このように小径短管の装着により弾性粒及び／又は撚糸粒を押圧するので、その作業が容易となり、中子体を簡単に釣糸に取り付けることができる。
【００２２】
また、本発明の請求項７に記載の釣具仕掛けは、釣針の心軸を通す穴が規定された中子体と、この中子体に着脱自在に取り付けられる嵌合枠体とを備え、前記心軸の前記中子体を通る一端側が釣糸を介して釣竿に接続される釣具仕掛けであって、
前記中子体と前記嵌合枠体とを嵌合状態に保持する嵌合保持力は、生身餌を水上振り込みする時に前記嵌合枠体に作用する振込み負荷よりも大きく、且つ釣竿により加えられる合せ力よりも小さくなるように設定されており、かくして、釣竿を引いて合せ力を加えると、前記中子体と前記嵌合枠体との嵌合状態が解除されることを特徴とする。
【００２３】
この釣具仕掛けにおいては、釣針の心軸に中子体が取り付けられる。即ち、中子体には心軸を通す穴が設けられ、この穴を通して中子体が心軸に取り付けられる。この中子体は、心軸に固定的に取り付けてもよく、或いは手指の力により移動させることができるように取り付けてもよい。釣針の心軸は釣糸を介して釣竿に接続され、中子体に嵌合枠体が着脱自在に取り付けられる。このような形態のものにおいても、中子体と嵌合枠体との嵌合保持力は、生身餌を水上振り込みする時の振り込み負荷よりも大きく、且つ釣竿により加えられる合せ力よりも小さく設定されるので、生身餌を付けて水上振り込みする時には中子体と嵌合枠体との嵌合状態が外れることがなく、一方、釣魚が生身餌に食い付いたときに釣竿を引いて合せを行うと、釣魚自体の重量及びこの釣魚の水中での抵抗によって、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除され、中子体及び釣針が嵌合枠体に対して相対的に急上昇し、食い付いた釣魚を瞬間的に釣針にかけることができる。
【００２４】
また、本発明の請求項８に記載の釣具仕掛けでは、前記中子体は前記釣針の前記心軸にスリップ移動可能に取り付けられ、前記中子体と前記釣糸との間の摩擦保持力は、前記嵌合枠体と前記中子体との嵌合状態が解除される嵌合解除力よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする。
【００２５】
この釣具仕掛けにおいては、中子体が手指の力でもってスリップ移動可能に釣針の心軸に取り付けられているので、手指で力を加えることによって、釣針に対して中子体を移動させ、釣針に対する嵌合枠体の位置を調整することができる。また、中子体と釣針との間の摩擦保持力が嵌合枠体と中子体との嵌合解除力よりも大きく設定されているので、釣竿を引いて合せ力を加えると、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除されるが、このとき、中子体が釣針に対して相対的に移動することがなく、中子体は取り付けた位置に保持される。
【００２６】
また、本発明の請求項９に記載の釣針は、針部と、この針部から延びる心軸と、前記心軸の先端部に設けられた接続部とを有し、釣糸が前記接続部に接続される釣針であって、
前記接続部は、弾性を有する単一針金から形成され、この単一針金を二分して折り曲げることによって、一端部に前記釣糸に接続される頂部環が設けられており、前記心軸の先端部は前記接続部の他端部の一対の自由端部間に挟持され、この心軸の先端部と前記接続部の他端部とが固着されることを特徴とする。
【００２７】
この釣針においては、釣糸に接続される接続部には、弾性を有する単一針金を二分して折り曲げて頂部環が設けられるので、この接続部自体に弾性を持たせることができるとともに、この頂部環を小さくすることができる。従って、この釣針と組み合わせて釣具仕掛け（中子体と嵌合枠体から構成されるもの）用いる場合に、嵌合枠体を小さくすることが可能となる。また、この接続部の他端部の一対の自由端部間に心軸を挟持して両者を固着するので、接続部と心軸とを確実に固定することできる。この接続部は、単一針金を折り曲げた後に緩くねじって撚るようにするのが好ましい。尚、両者の固着に際して、金属細線で巻締めて固定するようにしてもよい。
【００２８】
また、本発明の請求項１０に記載の釣針は、針部と、この針部から延びる接続部とを有し、釣糸が前記接続部に接続される釣針であって、
前記接続部は、弾性を有する単一針金から形成され、この単一針金を二分して折り曲げることによって、一端部に前記釣糸に接続される頂部環が設けられており、前記針部は前記接続部の一対の自由端部に固着されることを特徴とする。
【００２９】
この釣針においては、釣糸に接続される接続部には、弾性を有する単一針金を二分して折り曲げて頂部環が設けられるので、この接続部自体に弾性を持たせることができるとともに、この頂部環を小さくすることができる。また、この接続部の一対の自由端部に針部を固着するので、接続部と針部とを確実に固定することできる。この接続部は、上述したと同様に、単一針金を二分して折り曲げた後に緩くねじって撚るようにするのが好ましい。また、この場合においても、接続部の他端部と針部とを金属細線で巻締めて固着するようにしてもよい。
【００３０】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、更に詳細に説明する。
第１の実施形態の釣具仕掛け
まず、図１〜図７を参照して、第１の実施形態の釣具仕掛けについて説明する。図１は、第１の実施形態の釣具仕掛けを示す断面図であり、図２は、図１の釣具仕掛けの中子体を示す断面図であり、図３は、図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ線による断面図であり、図４は、図１の釣具仕掛けの嵌合枠体を示す断面図であり、図５は、図４におけるＶ−Ｖ線による断面図であり、図６は、釣糸に装着された弾性粒、撚糸粒及び押圧粒を示す図であり、図７は、図２に示す中子体に弾性粒などを挿入する際の挿入方法を説明するための図である。
【００３１】
図１において、図示の釣具仕掛けは、中子体２と、この中子体２に着脱自在に取り付けられる嵌合枠体４とから構成される。図１とともに図２及び図３を参照して、この中子体２は細い中空円筒状の中子本体６を備え、この中子本体６の一端部（図１及び図２において上側端部）に小径短管８が例えば圧入と接着剤の併用により固着されている。このように小径短管８を設けることによって、中子本体６の一端部に小内径部が設けられる。
【００３２】
中子本体６は例えば合成樹脂などから形成され、その一端部は、その外周面に研削加工を施すことによって、一端に向けてその外径がテーパ状に小さくなっている。このようにテーパ状に形成することによって、後述するように、移動リング１００（図２１及び図２２参照）が嵌合枠体４の鍔短管１８の鍔部２０（後述する）まで移動する際に、中子本体６の一端に当接することがなく、移動リング１００の移動がスムースに行われる。また、小径短管８は合成樹脂、金属などから形成される。このような中子体２では、図１に示すように、小径短管８の小孔１０（小内径部）及び中子本体６の内部空間１２を通して釣糸１４が導かれ、この小孔１０（小内径部）が釣糸穴を構成する。
【００３３】
次に、図１とともに図４及び図５を参照して嵌合枠体４について説明すると、図示の嵌合枠体４は、保持管１６と、この保持管１６の径方向内側に取り付けられた鍔短管１８とから構成されている。中子体２は、後述するように、保持管１６の一端側（図１及び図４において上側）から嵌合され、このことに関連して、鍔短管１８は保持管１６の他端部（図１及び図４において下側端部）に取り付けられる。保持管１６は径方向に拡径及び縮径可能な弾性を有する管部材から構成するのが好ましく、例えば合成ゴム管から構成される。この保持管１６の内径は鍔短管１８の一端側の外径よりも小さく、従って、鍔短管１８は保持管１６の他端側から圧入によって装着固定され（接着剤と併用して確実に固定するのが好ましい）、縮径しようとする弾性復元力によって保持管１６に保持される。鍔短管１８の筒部２２の外径は中子本体６の外径と実質上等しく、保持管１６は中子本体６をその弾性復元力によって保持する。
【００３４】
鍔短管１８の他端部には環状の鍔部２０が一体的に設けられ、かかる鍔部２０が半径方向外方に延び、鍔短管１８の装着状態において保持管１６を越えて突出している。この鍔短管１８は、鍔部２０が保持管１６の他端に当接するように取り付けられ、このように取り付けることによって、鍔短管１８を保持管１６に所定の位置関係で取り付けることができる。このような鍔短管１８は硬質の合成樹脂又は金属から形成することができ、例えば合成樹脂の一体成型によって、又は金属短管をプレス加工することによって形成される。この鍔短管１８は、市販されているブラインドリベットにおける外枠の円筒部を切断して簡易的に用いることもでき、このようなものを利用することによって、個人的に簡単に製作することが可能となる。
【００３５】
中子体２は、次の通りにして釣糸１４に取り付けられる。図１とともに図６及び図７を参照して、この実施形態では、中子体２を取り付けるに際し、釣糸１４に弾性粒２４、撚糸粒２６及び押圧粒２８が取り付けられる。弾性粒２４は例えばウキ止めゴムなどから形成され、撚糸粒２４は例えば絹糸、綿糸、ナイロン糸などから形成され、押圧粒２８は例えば金属管、合成樹脂管、ビーズなどから形成され、弾性粒２４及び押圧粒２８は釣糸１４を通して導くことによって取り付けられ、撚糸粒２６は釣糸１４を中心に巻き付けて締め付けることによって取り付けられる。撚糸粒２６については、切断した残り耳が綿毛状となるナイロン系撚糸が好ましく、釣糸１４への巻付け方法については、釣りにおいて一般的に使用する所謂「ウキ止め糸コブ作り」の方法を用いることができる。撚糸粒２６については、撚糸の径が太くなるほど、また一粒の巻付け回数が多くなるほど、使用する釣糸１４の号数が大きくなる（即ち、釣糸径が太くなる）ほど、後述する摩擦保持力（中子体２と釣糸１４との間の摩擦保持力）が大きくなる。また、弾性粒２４及び撚糸粒２６の取付個数は適宜の個数でよく、例えば弾性粒２４を１個、撚糸粒２６を２個取り付けようにすることができ、弾性粒２４及び撚糸粒２６の取付個数が多くなるほど上記摩擦保持力が大きくなる。また、弾性粒２４及び撚糸粒２６の取付順序は適宜の順序でよく、図１及び図６に示すように、弾性粒２４の次に撚糸粒２６を取り付けるようにしてもよく、これとは反対に、撚糸粒２６の次に弾性粒２４を取り付けるようにしてもよく、或いは撚糸粒２６の間に弾性粒２４を取り付けるようにしてもよい。弾性粒２４及び撚糸粒２６はいずれか一方のみを用いるようにしてもよい。
【００３６】
中子体２に弾性粒２４などを取り付けるには、図７に示すように、例えば、裁縫用のまち針３０の先端部を切断除去したものを利用し、押圧粒２８に隣接する撚糸粒２６の残り耳綿毛をわずかに押圧粒２８の外周面に被せ、中子本体６の他端開口３２から弾性粒２４、撚糸粒２６及び押圧粒２８を順次強く挿入して固定する。かく挿入すると、図１に示すように、押圧粒２８及び撚糸粒２６を介してに弾性粒２４が中子体２の小径短管８の内側端に圧接され、これら弾性粒２４、撚糸粒２６及び押圧粒２８は中子本体６に密封して内蔵される。従って、中子体２と釣糸１４との間に大きな摩擦保持力が生じ、そして弾性粒２４及び撚糸粒２６に残留した応力によってこの摩擦保持力が維持される。加えて、この摩擦保持力よりも大きな力を中子体２に手指で加えることによって、釣糸１４に対して中子体２を相対的に移動させることができる。このとき、弾性粒２４及び撚糸粒２６は弾性的に作用するので、移動させたとしても釣糸１４にカールなどが発生することがなく、また中子体２を上方に移動させたとしても、弾性粒２４及び撚糸粒２６などが中子本体６の他端開口３２から露出することがなく、更に、この中子本体６の軸線方向の長さを利用して中子体２と嵌合枠体４との嵌合を容易に行うことができる。
【００３７】
中子体の変形形態
次に、図８〜図１２を参照して、中子体の変形形態について説明する。これら変形形態の中子体は、上述した中子体２に代えて用いることができる。図８は、第１の変形形態の中子体を示す断面図であり、図９は、図８におけるＩＸ−ＩＸ線による断面図である。図８及び図９において、第１の変形形態の中子体２Ａは、細長い中空円筒状の中子本体６Ａを備え、この中子本体６Ａの一端部に弾性部材８Ａが取り付けられている。中子本体６Ａは例えば合成樹脂から形成され、その一端部に略逆円錐状の凹部４２が設けられている。この凹部４２は小さいＶ字状の砥石などで研削加工することによって形成され、略卵形状の弾性部材８Ａがこの凹部４２に接着剤により固着される。弾性部材８Ａをこのような形状にすることによって、移動リング１００（図２１及び図２２参照）の中子体２Ａを通過する移動がスムースとなる。弾性部材８Ａは、また、釣糸１４との摩擦保持力を高める作用をする。この弾性部材８Ａは、汎用のウキ止めゴムの中から適当な形状のものを選んで使用することができ、その中央部に小孔４４が設けられている。
【００３８】
釣糸１４は、次のようにして中子体２Ａを通すことができる。即ち、図２に示すように、弾性部材８Ａの頂部から外部に突出する輪状部４８に釣糸１４を通して引っ掛け、かく引っ掛けた状態でガイド糸４６を中子本体６Ａの内部空間１２を通して引き出せばよく、このようにして釣糸１４を弾性部材８Ａの小孔４４及び中子本体６Ａの内部空間１２を通して導くことができる。
図１０は、第２の変形形態の中子体を示す断面図であり、図１１は、図１０におけるＸＩ−ＸＩ線による断面図であり、図１２は、図１０の中子体の使用状態を示す断面図である。図１０及び図１１において、第２の変形形態の中子体２Ｂは、細長い中空円筒状の中子本体６Ｂを備え、この中子本体６Ｂの半径方向内側に内細管５０が取り付けられている。中子本体６Ｂは例えば軟質の合成樹脂、合成ゴムなどから形成され、幾分拡径及び縮径可能に形成されている。また、内細管５０は金属、硬質の合成樹脂などから形成され、その中央部に軸線方向に貫通する小孔５２（釣糸穴として機能する）が設けられている。内細管５０は、例えば中子本体２Ｂの一端側（図１０において上端側）から圧入により装着され、内細管５０の一端部が中子本体６Ｂの一端から軸線方向外方に突出している。
【００３９】
このような中子体２Ｂにおいて、移動リング１００（図２１及び図２２参照）が中子本体６Ｂの一端部に引っ掛かるおそれがある場合、図２に示す実施形態と同様に、中子本体６Ｂの一端部を、外径が一端に向けてテーパ状に小さくなるように研削するのが好ましい。このような中子体２Ｂでは、内細管５０を硬質の合成樹脂パイプから形成し、中子本体６Ｂをこの合成樹脂パイプの外径とほぼ等しい内径を有する中硬質の合成ゴムパイプから形成し、中硬質の合成ゴムパイプの内周面に硬質の合成樹脂パイプの外周面を接着剤により固着するようにして形成することができる。
【００４０】
この中子体２Ｂは、図１２に示すようにして釣糸１４に取り付けられる。図１２において、中子体２Ｂの内細管５０を下方に通過した直後の釣糸１４の下側部位に下釣糸粒５４が設けられ、また内細管５０を上方に通過した直後の釣糸１４の上側部位に上釣糸粒５６が設けられ、下釣糸粒５４及び上釣糸粒５６は釣糸１４自体を空結びすることによって形成される。下釣糸粒５４により中子体２Ｂの下方への相対的移動が阻止され、また上釣糸粒５６により中子体２Ｂの上方への相対的移動が阻止され、従って、中子体２Ｂは下釣糸粒５４及び上釣糸粒５６との間に確実に保持され、このようにすることによって、中子体２Ｂが固定的に取り付けられて移動しなくなり、中子体２Ｂと嵌合枠体４との嵌合が容易となる。
【００４１】
尚、第１の変形形態の中子体２Ａにおいては、弾性部材８Ａによって、釣糸１４との間の摩擦保持力を大きくすることができるので、例えば、図６に示すような弾性粒２４を省き、撚糸粒２６及び押圧粒２８をそれぞれ一つずつとしても充分な内部応力を得ることができる。また、第２の変形形態の中子体２Ｂにおいては、下釣糸粒５４及び上釣糸粒５６によって釣糸１４に固定的に設けられるので、弾性粒２４及び撚糸粒２６などを省くことができる。
【００４２】
第２の実施形態の釣具仕掛け
次に、図１３〜図１７を参照して、第２の実施形態の釣具仕掛けについて説明する。図１３は、第２の実施形態の釣具仕掛けを示す断面図であり、図１４は、図１３におけるＸＩＶ−ＸＩＶ線による断面図であり、図１５は、図１４の釣具仕掛けの中子体を示す断面図であり、図１６は、図１５におけるＸＶＩ−ＸＶＩ線による断面図であり、図１７は、釣糸に装着された撚糸粒及び押圧粒を示す図である。
【００４３】
図１３及び図１４において、第２の実施形態の釣具仕掛けは、中子体１０２と、この中子体１０２に着脱自在に取り付けられる嵌合枠体１０４とから構成される。図１５及び図１６も参照して、この中子体１０２は、中空円筒状の中子本体１０６と、この中子本体１０６の一端部に取り付けられた小径短管１０８とを備え、その基本的構成は図２及び図３に示す中子体２と実質上同一である。
【００４４】
この中子体１０２では、中子本体１０６の軸線方向中間部の外周面に位置決め突部１１１が設けられ、この例ではその外周面に環状に設けられている。中子本体１０６は例えば合成樹脂から形成され、位置決め突部１１１はこの中子本体１０６と一体的に成形により形成することができる。尚、位置決め突部１１１として汎用品のヘラ鮒釣用の合せクッション用の微小小径ゴムリングを用い、このゴムリングを接着剤で中子本体１０６の外周面に固着するようにしてもよい。
【００４５】
嵌合枠体１０４は、一端側（図１４において上端側）から中子体１０２を受け入れる筒状部１１５と、この筒状部１１５の他端部に設けられた鍔部１１７とを有し、環状の鍔部１１７が半径方向外方に延びている。嵌合枠体１０４は硬質の合成樹脂から形成され、その内径は中子本体１０６の外径よりも若干小さく、中子本体１０６は、その外周面が嵌合枠体１０４の筒状部１１５の内周面に擦れながら着脱自在に嵌合される。
【００４６】
中子体１０２は、図１３に示すように、嵌合枠体１０４の一端側から、その位置決め突部１１１が嵌合枠体１０４の一端（図１４において上端）に当接するように挿入され、このように位置決め突部１１１が嵌合枠体１０４に当接することによって、中子体１０２を嵌合枠体１０４に所定の位置関係で取り付けることができる。このような嵌合枠体１０４は、例えば、金属短管をプレス加工することによって形成することができ、例えば市販されているブラインドリベット外枠を用いることができる。
【００４７】
この中子体１０２は、例えば次のようにして釣糸１４に取り付けられる。図１３とともに図１７を参照して、第２の実施形態では、中子体１０２を取り付けるに際し、釣糸１４に撚糸粒１２６及び押圧粒１２８が取り付けられる。上述したと同様に、撚糸粒１２６は例えば絹糸、ナイロン糸などから形成され、押圧粒１２８は例えば金属管、合成樹脂管などから形成され、撚糸粒１２６が２個設けられている。撚糸粒１２６などを取り付けるには、上述したと同様に、例えば、押圧粒１２８に隣接する撚糸粒１２６の残り耳綿毛をわずかに押圧粒１２８の外周面に被せ、中子本体１０６の他端開口１３２から一対の撚糸粒１２６及び押圧粒１２８を順次強く挿入して固定する。かく挿入すると、図１３に示すように、押圧粒１２８を介して撚糸粒１２６が中子体１０２の小径短管１０８の内側端に圧接され、これら撚糸粒１２６及び押圧粒１２８は中子本体１０６に密封して内蔵される。従って、こようにしても、中子体１０２と釣糸１４との間に大きな摩擦保持力が生じ、そして撚糸粒１２６に残留した応力によってこの摩擦保持力が維持される。このとき、上述したと同様に、撚糸粒１２６は弾性的に作用するので、中子体１０２を移動させたとしても釣糸１４にカールなどが発生することがなく、また中子体１０２を上方に移動させたとしても、撚糸粒１２６などが中子本体１０６の他端開口１３２から露出することがない。
【００４８】
尚、図８及び図９に示す中子体２Ａ及び図１０〜図１２に示す中子体２Ｂへの嵌合枠体の装着については、上述したと同様に、中子本体６Ａ，６Ｂの外周面に位置決め突部を設け、嵌合枠体の一端をこの位置決め突部に当接させるようにすることができる。
【００４９】
中子体の他の変形形態
次に、図１８〜図２０を参照して、中子体の更に他の変形形態について説明する。この変形形態の中子体は、図１３〜図１６の中子体に代えて用いることができる。図１８及び図１９において、この中子体１０２Ａは、中空円筒状の中子本体１０６Ａと、中子本体１０６Ａの一端部に取り付けられた小径短管１０８Ａと、その他端部に取り付けられた挿入短管１５２とを備え、中子本体１０６Ａ及び小径短管１０８Ａに関する基本的構成は、図１３〜図１６に示す第２の実施形態のものと実質上同一である。挿入短管１５２は、例えば硬質の合成樹脂から形成され、例えば接着剤によって中子本体１０６Ａの内周面に固着される。
【００５０】
このような中子体１０２Ａにおいては、図１４と対比することによって理解される如く、中子本体１０６Ａの他端部（図１８において下端部）が位置決め突部として機能し、中子体１０２Ａの挿入短管１５２が一端側から嵌合枠体１０４内に、中子本体１０６Ａの他端が嵌合枠体１０４の一端に当接するまで挿入され、このように挿入することによって、中子本体１０６Ａを嵌合枠体１０４に対して所定の位置関係に着脱自在に取り付けることができる。
【００５１】
この中子体１０２Ａは、図２０に示すようにして釣糸１４に取り付けられる。即ち、中子本体１０６Ａの他端部に挿入短管１５２を取り付け、この状態で中子本体１０２Ａの一端側から他端側に釣糸１４を通し、釣糸１４に取り付けられた撚糸粒２６及び弾性粒２４を一端側から矢印１０５で示すように中子本体１０６Ａ内に挿入し、その後、図１の実施形態と同様に、中子本体１０６Ａの一端部に小径短管１０８Ａを例えば圧入し、この圧力部を接着することによって釣糸１４に取り付けることができ、この場合、小径短管１０８Ａは図１の実施形態における押圧粒２８と同様の機能の働きを有し、図７に示す取付方法よりも簡単に中子体１０２Ａを釣糸１４に取り付けることができる。
【００５２】
釣具仕掛けの使用態様
このような釣具仕掛け（図１４に示す第２の形態ものを適用して説明するが、第１の形態のものでも同様に適用することができる）は、図２１及び図２２に示すように用いることができる。図２１において、釣竿２０２から延びる釣糸１４の第１部分（所謂「道糸」と呼ばれる）の一端側はサルカン２０４に接続され、その他端側はリール装置（図示せず）に巻かれ、サルカン２０４に接続される第１部分にウキ２０６が取り付けられる。このサルカン２０４には釣糸１４の第２部分の一端側が接続され、その他端側は釣針２０８の頂部に接続され、この第２部分に移動リング１００及び釣具仕掛け２０７が取り付けられる。即ち、釣糸１４の第２部分は上方リング止め２１０のセンター穴を通り（この上方リング止め２１０はピンなどを用いてセンター穴に仮固定される）、移動リング１００内を通り、更に、相互に嵌合された中子体１０２の小孔１１０及び嵌合枠体１０４の内部空間１１２を通して釣針２０８に接続される。
【００５３】
図２２をも参照して、移動リング１００はリング状に形成され、この移動リング１００には短い釣糸２１２（所謂「連結糸」と呼ばれる）を介して餌用釣針２１４が取り付けられ、この餌用釣針２１４に釣魚、例えばイカ用の生身餌用活魚２１６、例えばアジが付けられる。生身餌用活魚２１６は餌用釣針２１４に付いた状態で泳ぐことができ、移動リング１００が上方リング止め２１０及び釣具仕掛け２０７の嵌合枠体１０４の鍔部１１７に当接する範囲内において上下に、また回転して自由に泳ぐことができる。
【００５４】
この移動リング１００を用いる場合、移動リング１００の内径は、中子体１０２の中子本体１０６の外径よりも大きく、また嵌合枠体１０４の筒状部１１５の外径よりも大きく、この嵌合枠体１０４の鍔部１１７の外径よりも小さく設定され、更に、上方リング止め２１０の外径よりも小さく設定され、このように設定することによって、移動リング１００は上方リング止め２１０と嵌合枠体１４の鍔部１１７との間の移動が許容される。この移動リング１００及び餌用釣針２１４などの構成については、特開２００２−２２３６８０号の明細書及び図面を参照されたい。
【００５５】
釣魚、例えばイカを釣るときには、餌用釣針２１４に生身餌用活魚２１６を付けて釣り場のポイントに投入する（このとき、釣具仕掛け２０７の中子体１０２と嵌合枠体１０４とは嵌合状態に保たれている）。そして、釣魚、例えばイカ２２０が活魚２１６に食い付くと、食い付いた活魚２１６を抱いて安全な所へと急速に移動しようとするので、移動リング１００が釣糸１４に沿って釣針２０８の方向に移動し、釣具仕掛け２０７の嵌合枠体１０４の鍔部１１７に係合する。ここで、釣竿２０２により合せを入れると、釣魚（例えばイカ）自体の重量及び釣魚の水中での抵抗によって、中子体１０２と嵌合枠体１０４との嵌合状態が瞬間的に解除され、この嵌合枠体１０４に対して釣針２０８が瞬間的に上昇し、釣魚、例えばイカを釣針２０８に掛けることができる。
【００５６】
釣針の各種実施形態
釣針としては、図２３〜図２７に示すものを好都合に用いることができる。図２３は、第１実施形態の釣針を示す正面図であり、図２４は、図２３の釣針の針部を製作するときに用いる結束工具を示す断面図であり、図２５は、下段の針部を束ねる作業を説明する図であり、図２６は上段の針部を束ねる作業を説明する図であり、図２７は、心軸を有する針本体を示す図である。
【００５７】
図２３において、この釣針２０８は、針本体２５２と、この針本体２５２に接続された接続部２５４を備え、この接続部２５４が、例えば図２１の使用形態における釣糸１４の第２部分の下端部に接続される。図示の針本体２５２は、下段針部２５６、上段針部２５８及び心軸２６０を有し、心軸２６０の端部（図２３において上端部）が接続部２５４に後述するように接続される。
【００５８】
この釣針２０８は、例えば、次の通りにして製作することができる。下段針部２５６の一つの針２６２は、主にメバル針８〜１２号の耳を切断して使用し、釣魚、例えばイカを掛けるための鈎を有している。釣針２０８を製作するには、図２４で示す針部製作治具２６４を用いる。針部製作治具２６４は、中央部に軸線方向に延びる貫通孔２６６を有し、この貫通孔２６６の周囲に複数個、例えば６個の針収容部２６８が設けられている。釣針２０８を製作するには、まず、針製作治具２６４の貫通孔２６６を通して心軸２６０となる細い軸部材２７０を挿入し、そして、挿入した軸部材２７０の周囲の針収容部２６８に針２６２を挿入し、このようにして軸部材２７０の一端部に複数本、この形態では６本の針２６２を放射状に配置する。
【００５９】
次いで、図２５に示すように、軸部材２７０とその周囲に配置された針２６２とをこの状態を維持しながらこれらの重なり部分を毛細線２７２で巻き付けた後にこの部分を合金溶着し、その後、針製作治具２６４から外す。このように細線２７２で巻き付けて固定することによって合金溶着を容易に行うことができ、このようにして下段針部２５６を製作することができる。
【００６０】
次に、再度、軸部材２７０を針製作治具２６４の貫通孔２６６に所定位置まで挿入し、上述したと同様にして軸部材２７０の周囲に複数本、この形態では６本の針２６２を配置し、この状態を維持しながらこれらの重なり部分を毛細線２７２で巻き付けた後にこの部分を合金溶着し、その後、針製作治具２６４から外す。このようにして上段針部２５８を容易に製作することができる。
【００６１】
このようにして軸部材２７０（心軸２６０を構成する）に下段針部２５６及び上段針部２５８を取り付けることによって、図２７に示す針本体２５２を製作することができる。その後、軸部材２７０の一端部に接続部２５４を接続する。この接続は、単一の細い針金を任意の長さで２分して折り曲げ、手指により撚りを掛けて形成される頂部環２７４の直下の２線の接触部を合金溶着し、続いて針金全体に緩い撚りを掛ける。そして、接続部２５４の他端部の一対の自由端部間に軸部材２７０（心軸２６０）の一端部を位置付けて両自由端部間に挟持し、この挟持状態において、金属毛細線２７２の一部（下方巻き付け分）を残して、軸部材２７０を挟持する部位を、その軸線方向中央部から上方に向けて巻き、軸部材２７０の一端（図２３において上端）をわずかに過ぎて巻き締め、その後、かかる部位を合金溶着し、毛細線を２７２を切断する。このように毛細線２７２で巻締めて合金溶着することによって、比較的容易に且つ確実に固着することができる。
【００６２】
続いて、残した毛細線２７２を用いて上段針部２５８側に向けて巻き付け、巻き付けた部位を合金溶着し、毛細線２７２を切断する。このようにして図２３に示す釣針２０８を製作することができ、軸部材２７０と接続部２５４を確実に固着することができる。尚、軸部材２７０及び接続部２５４としての針金は、例えば、ステンレス鋼条線を好都合に用いることができる。
【００６３】
このような釣針２０８では、針本体２５２の軸部材２７０（心軸２６０）の一端（上端）をわずかに越えて毛細線２７２を巻き付けることが好ましく、このように構成することによって、瞬間貫通の際に発生する衝撃により軸部材２７０と接続部２５４とが剥離することが防止することができる。
【００６４】
釣魚がイカである場合、小型の３００ｇを超えるころから、図２１に示すように、下方リング止め２８２を設けるのが好ましい。この下方リング止め２８２は、その外径が移動リング１００の内径よりも大きく設定され、その中心貫通孔に釣針２０８の心軸２６０が挿通される。下方リング止め２８２は、例えば、プラスチック球から形成することができ、その直下を釣糸３号程度を心軸２６０に編み付けてコブを作ることによって取り付けられ、このようにすることによって、下方リング止め２８２の位置を上下方向に移動可能にすることができる。尚、下方リング止め２８２は、小型のイカ仕掛け組み付けには使用しないことがある。
【００６５】
このような釣針２０８は、更に、次の通りの特徴を有する。従来の釣針は、図２８に示す通りの構成を有しており、次の通りの問題がある。心軸の一端部に頂部環が設けられた形態の釣針で、頂部環の最小径のものとして、株式会社ささめ針から販売されているもの（商品名：のりのり天国誘導向う合わせ）がある。この釣針では、頂部環の外径が２．４ｍｍである。これを取り外し、内径３ｍｍのアルミニウム製の管を使った嵌合枠体の試験品を作り、これを使って実験した。以下、特に、心軸部分の動きについて説明する。
【００６６】
釣針３０２の心軸３０４の進入角度が嵌合枠体３０６の水平線と９０度の角度位置で進入する場合、環状管３０８が点Ｐにおいて嵌合枠体３０６に激しく衝突するようになる。また、水平線から例えば約４５度の角度位置３０４Ａで進入する場合においても、環状管３０８は点Ｑにおいて嵌合枠体３０６に衝突し、心軸３０４は矢印で示す方向に回動して角度位置３０４Ｂに一旦戻るようになる（心軸３０４が点Ｑをテコにして進むためである）。このような状態から更に進入して角度位置３０４Ｃになると、環状管３０８は嵌合枠体３０６の筒状部３１０の点Ｒで衝突するようになる（心軸３０４の下端部にある針部が水の抵抗を受けるからである）。このようなことから、嵌合枠体３０６の鍔部３１２の外径は、移動リング１００の掛かり余裕寸法Ｓを最小に抑えたとしても７ｍｍ程度となり、仕掛けの部品としては大き過ぎ、これ以上大きくはできない寸法となる。尚、図２８における符号Ｔは、水中の抵抗に相当する重りである。
【００６７】
実際の釣りにおいては、嵌合枠体３０４に進入する直前の心軸３０４の角度は、図２１に示す通りとなることが多く、従来の釣針の心軸構造（頂部環３０８を形成する構造）では、釣糸は合せ切れを起こすおそれがあり、合せ切れを起こさなくても心軸３０４が嵌合枠体３０６を貫通せずにイカが逃げるおそれがある。これを楕円形にしたとしても心軸３０４が直軸であるために、瞬間の合せ掛けには使用不適合である。
【００６８】
これに対して、上述した釣針２０８では、図２９に示すように、心軸２６０の進入角度が水平線から９０度の角度位置である場合、その頂部環２７４は既に点Ｐでの衝突を外れ、その後の進入での衝突も発生することがない（例えば、図２８における点Ｑ及び点Ｒに相当する点においても衝突は発生しない）。これは、接続部２５４の頂部環２７４の形状が舟底外郭線状で、頂部環２７４の径が小さく、また接続部２５４が釣糸と心軸２６０との間で弾性を有し、頂部環２７４が嵌合枠体３０６内に進入する際に中間弾性の連係機能として働くからである。図２９は、心軸２６０の上方の接続部２７４での湾曲状態を示し、接続部２５４が角度位置２６０Ｃとなるまで進むと、釣針２０８の心軸２５４が点Ｑをテコに下端部に結束された針部をはね上げ、釣魚、例えばイカに針掛かりさせるに良好な状態に動かす。
【００６９】
例えば、釣糸として２号のもの使用する場合を考えると、その直径は０．２３５ｍｍである。このような場合、これに対して鋭角とならない直径０．３ｍｍの単一線針金を用いることができ、この針金を二等分して折り曲げ、その一対の自由端部間に心軸２６０の上端部を挟持して固着して釣針２０８を製作すると、その頂部環２７４の外径は０．９ｍｍ程度となる。その結果、図２９に破線で示すように、嵌合枠体３０６の内径を例えば１．５ｍｍ程度まで小さくすることができ、従って、上述した釣針２０８を用いるようにすれば、嵌合枠体３０６の筒状部３１０をスリムにすることができる。
【００７０】
釣針は、図３０に示すように構成することもできる。釣針の他の形態を示す図３０において、この変形形態の釣針３５０では、複数個の針３５２からなる針部３５４に、単一の針金からなる接続部３５６が直接的に接続され、心軸（図２３における軸部材２７０）が省略されている。このような釣針３５０も、上述したと略同様に、単一の細長い針金を二等分して折り曲げ、手指により撚りを掛け、２線が変わった最初の接融点を合金溶着して頂部環３５６を形成し、その後、折り曲げた針金全体に緩い撚りを掛け、その他端部である一対の自由端部も合金溶着する。次いで、図２４に示す針部制作治具２６４を用い、接続部３５０の他端部（一対の自由端部）を針制作治具２６４の貫通孔２６６内に挿入し、挿入した他端部の周囲に複数本の針３５２を放射状に配置する。そして、接続部３５８の他端部と針部３５４を金属細線で巻いて合金溶着することによって製作される。このような釣針３５０においても、接続部３５８が弾性を有するので、上述したと同様の作用効果が達成される。尚、金属細線で巻くことなく、直接合金溶着するようにしてもよい。
【００７１】
以上、本発明に従う釣具仕掛け及び釣針の各種実施形態について説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【００７２】
例えば、上述した釣具仕掛けでは、中子体を釣糸に取り付ける形態のものに適用して説明したが、これに限定されず、中子体を釣針の心軸に取り付ける形態のものにも同様に適用することができる。この場合、上述したと同様に、図６又は図１７に示すように弾性粒、撚糸粒、押圧粒などを用いて中子体を釣針の心軸に取り付けることができる。
【００７３】
各種実験
上述した釣具仕掛けの作用効果を確認するために、次の通りの実験を行った。次の試験品及び測定器具を製作し、この測定値に基づいて釣魚（例えば、イカ）用生身餌の遠投が可能で、合せの際に瞬間的に離脱が可能な釣具仕掛けの仕様を求めるとともに、各種製作した釣具仕掛けがこの仕様を満たすかを確認実験した。
【００７４】
振り込み負荷（生身餌を付けて水上振り込みする時に作用する負荷）を計測するために、図３１に示す振り込み負荷計測器４０２を用いた。この負荷計測器４０２は中空円筒状の計測器ハウジング４０４を備え、このハウジング４０４に軸線方向に延びるスリット４０６が設けられ、このスリット４０６に沿って記録用の白紙４０８が貼付される。計測器ハウジング４０４内には計測用コイルばね４１０が内蔵され、コイルばね４１０の一端部が計測器ハウジング４０４の一端部に固定された連結軸４１２に連結され、その他端部に釣糸４１４を介して餌用釣針４１６が取り付けられ、生身餌はこの餌用釣針４１６に付けられる。また、コイルばね４１０には取付部材を介して赤インクの綿玉４２０が取り付けられ、綿玉４２０がカーソル４２２によって計測器ハウジング４０４に沿って軸線方向に往復移動可能に支持されている。更に、連結軸４１２には、釣竿４２４に取り付けられたリール装置（図示せず）から延びる釣糸４２６が取り付けられる。
【００７５】
この振り込み負荷計測器４０４を用い、遠投時（水上振り込みの投入時）に釣糸４２６に作用する振り込み負荷を計測した。餌用釣針４１６に各種大きさの真アジを付け、遠投した時のコイルばね４１０の延びを赤インクの綿玉４２０で印を付けた。その後、ばね計りを用いてカーソル４２２を引っ張り、綿玉４２０で印が付いた位置まで移動させたときのばね計りの力を計測した。ばね計りによるこの計測値が振り込み負荷に相当する。遠投は河川の芝生上で行い、このときの天候は、晴れの無風であった。釣糸としてフロロカーボン２号を用いた。また、釣竿は大和精工株式会社製のＨＳリーガルＩＳＯ５．３〜１．５号、リール装置は株式会社シマノのアルテグラ４０００、ウキは自立３号を用い、遠投距離１６ｍ（＋３ｍ、−０ｍ）に設定した。生身餌として大きさが異なる３種類の真アジを用いた。真アジの大きさとその振り込み負荷との関係は、表１に示す通りであった。表１の振り込み負荷は、各真アジについて３回計測したときの最大振り込み負荷と最小振り込み負荷を示している。
【００７６】
【表１】

次に、図３２に示すように、ばね計り４３２を用いて釣具仕掛け４３４の離隔点（中子体４３６と嵌合枠体２３８とが離隔するときの力）を計測した。釣具仕掛け４３４としては図１３〜図１６に示す形態のものを各種製作した。離隔点の計測は、図３２に示すように、釣具仕掛け４３４を取り付けた釣糸４４０の一端側を手指で持つとともに、移動リング１００を嵌合枠体４３８の鍔部４４２に係合させ、移動リング１００に取り付けられた糸４４４をばね計り４３２に取り付けて引っ張り、中子体４３６と嵌合枠体４３８が離脱したときの力を計測した。この計測値が、釣具仕掛けの離隔点であって、釣具仕掛け４３４の中子体４３６と嵌合枠体４３８との嵌合状態が解除される嵌合解除力に相当する。
【００７７】
嵌合枠体４３８の材質、嵌合枠体４３８の内径、中子体４３６の材質、両者の嵌合深度（嵌合長さ）が異なる各種釣具仕掛けを用い、計測に際して釣具仕掛け４３４を水に濡らした状態で計測した。各種釣具仕掛けと離隔点との関係は、表２に示す通りであった。表２の離隔点は、各釣具仕掛けについて４回計測したときの最大離隔点と最小離隔点を示している。尚、表２中の嵌合枠体材質欄及び中子体材質欄における「○」印は、使用した材質別を示している。
【００７８】
【表２】

このような釣具仕掛けにおいては、遠投時（水上振り込み時）には中子体と嵌合枠体との嵌合状態が外れないようにする必要があり、この嵌合状態が外れると、遠投時に生身餌が釣針の方向に移動し、生身餌が釣針の針部に掛かり、所謂餌釣りになってしまう。このようなことから、振り込み負荷（換言すると、設定基準距離内の生身餌飛翔遠心重力）よりも釣具仕掛けの離隔点（換言すると、生身餌を係留し、嵌合枠体と嵌合してその嵌合状態を保持する中子体の嵌合保持力であって、この嵌合保持力の最大値が離隔点となる）の方が大きくなるようにすることが重要であり（説明を理解し易くするために、「第１の力バランス」という）、上述した各種釣具仕掛けＡ〜Ｈは、生身餌として適当な大きさのものを選定することによって、この第１の力バランスを満たすことが確認できた。
【００７９】
尚、中子体４３６と嵌合枠体４３８との離脱の際には、図３２で示すように、中子体４３６の端部と嵌合枠体４３８の筒状部との間にテコの作用が働き、このテコの作用によって、中子体４３６と嵌合枠体４３８との間の接触面に微妙な不均衡の力が発生し、このような力が、中子体４３６及び嵌合枠体４３８の離隔の際の緩やかさを生んでいる。
【００８０】
次いで、ばね計りを用いて釣具仕掛け４３４のスリップ点（釣糸に取り付けられた中子体が釣糸上を移動するときの力）を計測した。釣具仕掛けの中子体としては図２及び図３に示す形態のもの並びに図８及び図９に示す形態のものを製作し、中子体４３６に取り付ける際に、弾性粒、撚糸粒及び押圧粒を各種組み合せて取り付けた。スリップ点の計測は、水に濡らした中子体を左手親指と人差し指との間に挟み、釣糸輪をばね計りにかけて引き、釣糸に対して中子体を一度スリップさせ、続く二度目にスリップしたときの力を計測した。この計測値が中子体の釣糸に対するスリップ点に相当する。
【００８１】
中子体の各種取付様式と中子体のスリップ点との関係は、表３に示す通りであった。表３のスリップ点は、各取付様式について５回計測したときの最大スリップ点と最小スリップ点を示している。尚、表３中の弾性体欄における「○」印は、使用した中子体が弾性体を備えているか否かを示し（換言すると、「○」印が付されているのは、図８及び図９の中子体を用いたということであり、「○」印の付されていないのは、図２及び図３の中子体を用いたということである）、また釣糸締付け粒類欄における「○」印は、弾性粒、撚糸粒及び押圧粒を何個用いたかを示している（換言すると、「○」印が付されていないのは、用いていないということであり、「○」印が１個付されているものは、１個用いたということであり、「○」印が２個付されているものは、２個用いたということである。）
【表３】

【００８２】
このような中子体を備えた釣具仕掛けにおいては、中子体が釣糸に対して相対的に移動する前に、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除される必要があり、この嵌合状態が外れないと、後述する合せ時に釣糸に対して中子体及び嵌合枠体が一体的に移動し、釣具仕掛けとしての所望の機能が達成されなくなる。このようなことから、中子体のスリップ力（換言すると、釣糸に対して中子体を保持する摩擦保持力）は釣具仕掛けの離隔点（換言すると、生身餌を係留し、嵌合枠体と嵌合してその嵌合状態を保持する中子体の嵌合保持力であって、この嵌合保持力の最大値が、嵌合枠体と中子体との嵌合状態が解除される嵌合解除力となる）よりも大きくなるようにすることが重要であり（説明を理解し易くするために、「第２の力バランス」という）、上述した中子体の各種取付様式ｉ〜ｓは、中子体の形態、弾性粒、撚糸粒及び押圧粒を適当に組み合わせることによって、この第２の力バランスを満たすことが確認できた。
【００８３】
次に、ばね計りを用いて合せ力（釣竿を引いたときに釣糸に加えられる力）を計測した。この合せ力の計測は、上述した振り込み負荷の計測と同様に行ったが、この計測に際し、振り込み負荷よりも大きな力が作用するので、より強い引きばねを備えたばね計りを用いるとともに、釣竿をシマノ株式会社製のＤＸ２．５−５．３を用いた。イカの基準値をアオリイカとして計測を行った。疑似物体としてタオル布を用い、このタオル布をタコ糸で巻き締め、充分に水分を含ませて表体面積をほぼ揃えて計量し、体重別３段階のものを作り、これを直接釣糸に連結して水槽に沈めて合せを入れた。合せの上限は、リールドラッグをわずかに緩めて、音を出してスプールが釣糸をはき出したときの力を計測した。この計測値が釣竿を引いたときの合せ力に相当する。
【００８４】
疑似物体の重さ（疑似アオリイカ）の重さと合せ力との関係は、表４に示す通りであった。表４の合せ力は、各疑似物体について２回計測したときの最大合せ力を示している。
【００８５】
【表４】

この釣具仕掛けを用いたときにおいては、合せ力を加えたときに中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除される必要があり、この嵌合状態が外れないと、合せを入れたときに釣具仕掛けの嵌合枠体が釣針の方向に相対的に移動せず、釣魚（例えばイカ）を釣ることができなくなる。加えて、この合せ力を加えたときに中子体が釣糸上を相対的に移動しないことが必要であり、相対的に移動すると、中子体及び嵌合枠体が一体的に移動し、釣具仕掛けとしての所望の機能が達成されなくなる。このようなことから、合せ力は中子体のスリップ力（換言すると、釣糸に対して中子体を保持する摩擦保持力）より小さく、且つ釣具仕掛けの離隔点（換言すると、嵌合枠体と中子体とを嵌合状態に保持する嵌合保持力であり、別の表現をすると嵌合枠体と中子体の嵌合状態を解除する嵌合解除力）よりも大きくなるようにすることが重要である（説明を理解し易くするために、「第３の力バランス」という）。尚、合せ力の計測の際にリールを緩めておくのは、この実験の釣具仕掛けの組付けでは瞬間的にもっと大きな力が作用して釣竿が折れる危険性があるからである。
【００８６】
合せ力と離隔点については、第３の力バランスが保たれる必要があるが、実際の釣りにおいては、合せ力が中子体と嵌合枠体との離隔点（嵌合解除力）を超えると、両者の嵌合状態が外れて離隔点を超える大きな合せ力が作用しないので、離隔点と合せ力とはほぼ同じ大きさとなる。
【００８７】
上述した振り込み負荷、離隔点（嵌合解除力）、スリップ力（摩擦保持力）及び合せ力による第１〜第３力バランスや釣現場での使用における安全巾などを考慮すると、表５に示す結果となる。
【００８８】
【表５】

表５におけるスリム性欄及び構成良否欄における「◎」印は良好であり、「○」印は良であり、「△」印は一定の条件下において使用可能であり、「×」印は構成不可を示している。この表５にまとめた結果に基づき、生身餌（例えば活き小アジ）の大きさにより釣具仕掛けの形態を選択することによって、上述した所望の効果が達成され、釣魚を釣ることができる。
【００８９】
表５において、釣具仕掛けがスリム、シンプル、コンパクト性を有するものは、中子体の外径が１．５ｍｍ程度、嵌合枠体の外径が２．３ｍｍ程度、嵌合枠体の鍔部の外径が４．７ｍｍ程度、中子体と嵌合枠体との嵌合部の高さが１６ｍｍ程度、移動リングの外径が６．０ｍｍ程度である。
【００９０】
上述した実験結果を示す表１〜表５における計測値は、使用する材料、寸法、個数、嵌合面の態様、釣糸の太さ（号数）、取付様式などによって変化し、例えばその一つのパラメータを変えても計測値は変化し、実際の製作においてはそれらの組合せは無数となる。この実験では、生身餌に食い付いたイカを係留し、合せによって水中のイカに生じる水の抗力を利用し、中子体と嵌合枠体との瞬間的離隔が行われることを確認するために行ったものである。
【００９１】
釣り現場での適用
釣り現場で、図２及び図３に示す中子体（外径が約３．０ｍｍ）と、図４及び図５に示す嵌合枠体を用い、図１に示す通りに組み合わせた釣具仕掛けを用い、図２１で示す通りに適用してイカ釣りに用いた。この釣仕掛けはスリム性は劣るが、大型のイカには異物とならない。このような釣仕掛けでは、１８ｃｍ程度の活アジを遠投する南紀、四国瀬戸内、九州を代表とする大型のアオリイカの泳がせ釣りに好都合に用いることができる。
【００９２】
【発明の効果】
本発明の請求項１に記載の釣具仕掛けによれば、中子体と嵌合枠体との嵌合保持力が生身餌を水上振り込みする時の振り込み負荷よりも大きく設定されるので、生身餌を付けて投入しても中子体と嵌合枠体との嵌合状態が外れず、これによって、生身餌が釣針に掛かるのを確実に防止することができる。また、この嵌合保持力は釣竿により加えられる合せ力よりも小さく設定されるので、釣魚、例えばイカが生身餌に食い付いたときに釣竿を引くと、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除され、中子体及び釣針が嵌合枠体に対して相対的に急上昇し、食い付いた釣魚を釣針にかけることができる。
【００９３】
また、本発明の請求項２に記載の釣具仕掛けによれば、中子体と釣糸との間の摩擦保持力が釣竿により加えられる嵌合解除力よりも大きく設定されているので、釣竿を引いて合せ力を加えると、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除されるが、このとき、中子体が釣糸上を相対的に移動することがなく、中子体は取り付けた位置に保持される。
【００９４】
また、本発明の請求項３に記載の釣具仕掛けによれば、中子体の外周面に位置決め突部が設けられているので、中子体を嵌合枠体に嵌合する際に、中子体の位置決め突部を嵌合枠体の一端に当接させればよく、かく当接させて位置決めすることによって、中子体と嵌合枠体との嵌合状態を一定に保つことができる。
【００９５】
また、本発明の請求項４に記載の釣具仕掛けによれば、鍔短管の一端が位置決め突部として機能するので、中子体を嵌合枠体に嵌合する際に、中子体を鍔短管の一端に当接するように嵌合させればよく、このように当接させて位置決めすることによって、中子体と嵌合枠体との嵌合状態を一定に保つことができる。
【００９６】
また、本発明の請求項５に記載の釣具仕掛けによれば、釣糸に弾性粒及び／又は撚糸粒と押圧粒とが装着され、押圧粒により弾性粒及び／又は撚糸粒を中子本体内に挿入して小内径部に押圧することによって、中子体が釣糸に取り付けられるので、中子体と釣糸との間の摩擦保持力を充分なものとすることができ、この摩擦保持力を釣竿により加えられる合せ力よりも大きくすることができる。
【００９７】
また、本発明の請求項６に記載の釣具仕掛けによれば、釣糸に弾性粒及び／又は撚糸粒が装着され、弾性粒及び／又は撚糸粒を中子本体内に挿入し、小径短管を中子本体に取り付ける際に、この小径短管により弾性粒及び／又は撚糸粒を挿入短管に押圧することによって、中子体が釣糸に取り付けられるので、中子体と釣糸との間の摩擦保持力をより大きくて充分なものとすることができ、この摩擦保持力を釣竿により加えられる合せ力よりも大きくすることができる。
【００９８】
また、本発明の請求項７に記載の釣具仕掛けによれば、釣針の心軸に中子体が取り付けられ、中子体に嵌合枠体が着脱自在に取り付けられ、中子体と嵌合枠体との嵌合保持力は、生身餌を水上振り込みする時の振り込み負荷よりも大きく、且つ釣竿により加えられる合せ力よりも小さく設定されるので、生身餌を付けて投入する際には中子体と嵌合枠体との嵌合状態が外れることがなく、一方、釣魚が生身餌に食い付いたときに釣竿を引くと、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除され、釣魚を釣針にかけることができる。
【００９９】
また、本発明の請求項８に記載の釣具仕掛けによれば、中子体が手指の力でもってスリップ移動可能に釣針の心軸に取り付けられているので、手指で力を加えることによって、釣針に対して中子体を移動させ、釣針に対する嵌合枠体の位置を調整することができる。また、中子体と釣針との間の摩擦保持力が嵌合枠体と中子体との嵌合解除力よりも大きく設定されているので、釣竿を引いて合せ力を加えると、中子体と嵌合枠体との嵌合状態が解除されるが、このとき、中子体が釣針に対して相対的に移動することがない。
【０１００】
また、本発明の請求項９及び請求項１０に記載の釣針によれば、釣糸に接続される接続部には、弾性を有する単一針金を折り曲げて頂部環が設けられるので、この接続部自体に弾性を持たせることができるとともに、この頂部環を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施形態の釣具仕掛けを示す断面図である。
【図２】図１の釣具仕掛けの中子体を示す断面図である。
【図３】図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ線による断面図である。
【図４】図１の釣具仕掛けの嵌合枠体を示す断面図である。
【図５】図４におけるＶ−Ｖ線による断面図である。
【図６】釣糸に装着された弾性粒、撚糸粒及び押圧粒を示す図である。
【図７】図２に示す中子体に弾性粒などを挿入する際の挿入方法を説明するための図である。
【図８】第１の変形形態の中子体を示す断面図である。
【図９】図８におけるＩＸ−ＩＸ線による断面図である。
【図１０】第２の変形形態の中子体を示す断面図である。
【図１１】図１０におけるＸＩ−ＸＩ線による断面図である。
【図１２】図１０の中子体の使用状態の例を示す断面図である。
【図１３】第２の実施形態の釣具仕掛けを示す断面図である。
【図１４】図１３におけるＸＩＶ−ＸＩＶ線による断面図である。
【図１５】図１３の釣具仕掛けの中子体を示す断面図である。
【図１６】図１５におけるＸＶＩ−ＸＶＩ線による断面図である。
【図１７】釣糸に装着された撚糸粒及び押圧粒を示す図である。
【図１８】中子体の更に他の変形形態を示す断面図である。
【図１９】図１８におけるＸＩＸ−ＸＩＸ線による断面図である。
【図２０】図１７の中子体の釣糸への取付方法を説明するための断面図である。
【図２１】釣り仕掛けを釣竿から延びる釣糸に取り付けた状態を示す簡略図である。
【図２２】図２１における移動リング及びこれに関連する構成を示す図である。
【図２３】第１実施形態の釣針を示す正面図である。
【図２４】図２３の釣針の針部を製作するとに用いる結束工具を示す断面図である。
【図２５】下段の針部を束ねる作業を説明する図である。
【図２６】上段の針部を束ねる作業を説明する図である。
【図２７】心軸を有する針本体を示す図である。
【図２８】従来の釣針の頂部環が嵌合枠体を通過するときの動きを説明するための部分拡大図である。
【図２９】実施形態の釣針の環状環が嵌合枠体を通過するときの動きを説明するための部分拡大断面図である。
【図３０】変形体の釣針を示す図である。
【図３１】振り込み負荷を計測するための計測方法を説明するための簡略図である。
【図３２】釣具仕掛けの離隔点を計測するための計測方法を説明するための簡略図である。
【符号の説明】
２，２Ａ，２Ｂ，１０２，１０２Ａ中子体
４，１０４嵌合枠体
６，６Ａ，６Ｂ，１０６，１０６Ａ中子本体
１４釣糸
１６保持管
１８鍔短管
２４弾性粒
２６，１２６撚糸粒
２８，１２８押圧粒
１００移動リング
２０２釣竿
２０７釣具仕掛け
２０８釣針
２６０心軸[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fishing tackle and a hook used for squid fishing and the like.
[0002]
[Prior art]
Various fishing tackle devices used for squid fishing have been proposed, for example, a locking member mounted on a fishing line, and a sliding member movably mounted on the fishing line and detachably engaged with the locking member. A device having the following is proposed (for example, see Patent Document 1). In this device, a hook is attached to a lower end of a fishing line, a bait hook is attached to a sliding member, and a raw bait is attached to the bait hook. In such a fishing tackle, when a fishing fish such as a squid bites on the raw food, the engagement between the locking member and the sliding member is released by pulling of the fishing fish, and the sliding member is directed toward the hook along the fishing line. When the lower end portion of the sliding member slides and thus collides with the mandrel of the fishing hook, the hook portion of the fishing hook comes to hook the fishing fish that has bitten the raw food.
[0003]
Further, as another fishing tackle device, there has been proposed a fishing tackle equipped with, for example, a hook attached to a fishing line, and a ring-shaped moving body movably attached to the fishing line and held by a projection of the hook. (For example, see Patent Document 2). In this device, a hook is attached to the lower end of the fishing line, a bait hook is attached to the moving body, and a raw bait is attached to the bait hook. In this type of fishing tackle, when a fishing rod such as a squid bites on a live bait, pulling the fishing rod causes the moving body to come off from the projection of the hanging tool due to the matching force at this time, and the moving body moves relatively along the fishing line. When the moving body collides with the mandrel of the fishhook, and the moving body collides with the mandrel of the fishhook, the hook portion of the hook comes to hook the fishing fish that has bitten the raw food.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-169039
[Patent Document 2]
JP-A-10-295224
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the fishing tackle disclosed in Patent Literature 1, it is not clear how much force is used to release the engagement between the locking member and the sliding member. If the releasing force in this engaged state is small, At the time of the water transfer of the device (i.e., when the raw food is attached to the bait hook and thrown), the engagement between the locking member and the sliding member is released by the centrifugal force of the raw food, and therefore, At the time of the water transfer, the sliding member slides along the fishing line, and the raw bait is hooked on the needle portion of the fishing hook, and the raw bait is caught before catching the fishing fish (for example, squid). On the other hand, if the releasing force of the engaged state is large, the engaged state between the locking member and the sliding member is not released even by pulling the fishing fish, so that the fishing fish cannot be hooked on the needle portion of the fishing hook.
[0006]
The fishing tackle disclosed in Patent Document 2 also has the same problem as described above. That is, even in this Patent Document 2, it is not clear how much releasing force of the ring-shaped moving body comes off from the projection of the hanging tool. If the release force is large, the moving body does not come off from the projection of the hook and catches the fishing fish if the release power is large, even if it comes off from the projection of the hook. You can't do that. At this time, if a larger mating force is applied to remove the moving body from the projection of the hanging tool, a large load acts on the fishing rod or the fishing line, causing the fishing line to break or the fishing rod to break.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a fishing tackle in which a fitted state of a fitting frame and a core body is maintained at the time of water transfer and a fitted state of the fitting frame body and the core body is released when a fishing rod is pulled. It is to provide.
[0008]
It is another object of the present invention to provide a fishing hook which can be conveniently applied when fishing using a fishing tackle provided with a fitting frame and a core.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The fishing tackle device according to claim 1 of the present invention includes a core body in which a fishing line hole for passing a fishing line is defined, and a fitting frame body detachably attached to the core body. One end of the fishing line is connected to a fishing rod, and the other end of the fishing line passing through the fitting frame is a fishing tackle connected to a hook.
A fitting holding force for holding the core and the fitting frame in a fitted state is larger than a transfer load acting on the fitting frame when the live food is transferred over water, and is applied by a fishing rod. The fitting force is set to be smaller than the fitting force, and thus, when the fishing rod is pulled and the fitting force is applied, the fitting state between the core body and the fitting frame body is released.
[0010]
In this fishing tackle, the fishing line is guided through a fishing line hole in the core, one end of the fishing line is connected to the fishing rod, and the other end is connected to the fishing hook through the fitting frame, and the core and the fitting frame are connected. Is detachably fitted. And since the fitting holding force between the core body and the fitting frame body is set to be larger than the transfer load when the raw food is transferred to the water, even if the raw food is attached and transferred to the water, the fitting with the core body is performed. The fitted state with the mat frame body is not disengaged, whereby it is possible to reliably prevent the raw food from catching on the fishing hook. Also, since the fitting holding force is set smaller than the mating force applied by the fishing rod, if the fishing rod, for example, a squid bites the raw bait, pulling the fishing rod causes the weight of the fishing fish itself and the underwater of the fishing fish. The resistance of the core body and the fitting frame body is released by the resistance of the core body, and the core body and the fishing hook rise rapidly relative to the fitting frame body, and thus the biting fishing fish is instantaneously moved. Can be hooked.
[0011]
The core may be attached to the fishing line so that it can be slipped by applying a force with a finger, or may be fixedly attached to the fishing line. In addition, live food (for example, live fish) can be attached, for example, as follows. A feed ring can be passed through a transfer ring through a fishing line above the core body, and a short feed line can be used to attach a bait hook to the feed ring, so that the bait hook can be fed with raw food. When the fishing fish bites the bait, the moving ring moves along the fishing line and comes into engagement with the fitting frame.
[0012]
In the fishing tackle device according to claim 2 of the present invention, the core is attached to the fishing line so as to be able to slip, and a friction holding force between the core and the fishing line is determined by the fitting frame. It is characterized in that it is set so as to be larger than a fitting release force at which the fitting state between the body and the core body is released.
[0013]
In this fishing tackle, since the core is attached to the fishing line so as to be able to slip with the force of fingers, the core is moved with respect to the fishing line by applying force with fingers, and The position, in other words, the position of the fitting frame with respect to the hook can be adjusted. Further, since the friction holding force between the core and the fishing line is set to be larger than the force for releasing the engagement between the fitting frame and the core, when the fishing rod is pulled to apply the mating force, the core is The fitting state between the body and the fitting frame is released, but at this time, the core does not move relative to the fishing line, and the core is held at the attached position.
[0014]
In the fishing tackle device according to claim 3 of the present invention, a positioning projection that abuts on one end of the core body when the core body is fitted to the fitting frame body is provided on an outer peripheral surface of the core body. It is characterized by being provided.
[0015]
In this fishing tackle, since the positioning projection is provided on the outer peripheral surface of the core, when the core is fitted to the fitting frame, the positioning projection of the core is fitted to the fitting frame. Can be maintained in a fixed state between the core body and the fitting frame body by positioning the core body and the fitting frame body. The fitting release force for releasing the fitted state of the frame can be made substantially constant. In addition, this positioning protrusion can be provided annularly on the outer peripheral surface of the core body, for example.
[0016]
Further, in the fishing tackle device according to claim 4 of the present invention, the fitting frame body includes a holding tube and a flange short tube attached to the holding tube, and one end of the flange short tube has a positioning protrusion. And the base of the core abuts one end of the short flange when the core is fitted to the fitting frame.
[0017]
In this fishing tackle, the fitting frame is composed of a holding tube and a flange short tube attached to the holding tube, and one end of the flange short tube functions as a positioning projection, so that the core body is fitted to the fitting frame. At the time of fitting, the core may be fitted so as to abut one end of the short collar tube, and by abutting and positioning in this way, the fitting between the core and the fitting frame body is performed. The state can be kept constant, and even in this case, the fitting release force for releasing the fitted state of the core body and the fitting frame body can be made substantially constant.
[0018]
In the fishing tackle device according to claim 5 of the present invention, the core body has a thin hollow cylindrical core body, and a small inner diameter portion is provided at one end of the core body. An elastic grain and / or a twisted grain and a pressing grain are attached to the fishing line, and the core is pressed by pressing the elastic grain and / or the twisted grain against the small inner diameter portion by the pushing grain. It is characterized by being attached to a fishing line.
[0019]
In this fishing tackle, an elastic grain and / or a twisted grain and a pressing grain are attached to a fishing line, and the elastic grain and / or the twisted grain are inserted into the core body and pressed against the small inner diameter portion by the pressing grain. Since the core body is attached to the fishing line, the friction holding force between the core body and the fishing line can be made sufficient, and this friction holding force can be used to fit the fitting frame and the core body. It can be greater than the release force. One or two or more elastic particles can be provided, and as the elastic particles, for example, small particles of a general-purpose anti-rubbing rubber can be used. In addition, one or two or more twisted yarn grains can be provided instead of or together with the elastic grains. As the twisted grain, for example, a silk thread, a cotton thread, a nylon thread, or the like can be used. For example, a metal tube, a synthetic resin tube, beads or the like can be used.
[0020]
In the fishing tackle device according to claim 6 of the present invention, the core body has an elongated hollow cylindrical core body, and a small-diameter short tube that defines a small inner diameter portion at one end of the core body. An insertion short tube is mounted on the other end thereof, and an elastic grain and / or a twist line particle is mounted on the fishing line. When the small diameter short tube is mounted on the core body, the small diameter is small. The core is attached to the fishing line by pressing the elastic particles and / or twisted yarn particles against the inserted short tube with a short tube.
[0021]
In this fishing tackle, a small-diameter short tube is attached to one end of a core body, an insertion short tube is attached to the other end, and elastic grains and / or twisted-line grains are attached to a fishing line. In this fishing tackle device, an insertion short tube is attached to the other end of the core body, and in this state, elastic particles and / or twisted yarn particles are inserted into the core body from one end thereof, and the small-diameter short tube is inserted into the core body. The core is attached to the fishing line by pressing the elastic grains and / or the twisted grains against the insertion short tube by attaching the core to the fishing line, thereby increasing the friction holding force between the core and the fishing line. The friction holding force can be made larger than the force for releasing the fitting between the fitting frame and the core. One or two or more elastic grains can be provided, and one or two or more twisted yarn grains can be provided instead of or together with the elastic grains. The friction holding force with the fishing line is increased. In addition, since the elastic grains and / or the twisted grains are pressed by the attachment of the small-diameter short pipe, the work becomes easy, and the core body can be easily attached to the fishing line.
[0022]
Further, the fishing tackle device according to claim 7 of the present invention includes a core body in which a hole through which the center axis of the hook is passed is provided, and a fitting frame body detachably attached to the core body, One end of the mandrel passing through the core is a fishing tackle connected to a fishing rod via a fishing line,
A fitting holding force for holding the core and the fitting frame in a fitted state is larger than a transfer load acting on the fitting frame when the live food is transferred over water, and is applied by a fishing rod. The fitting force is set to be smaller than the fitting force, and thus, when the fishing rod is pulled and the fitting force is applied, the fitting state between the core body and the fitting frame body is released.
[0023]
In this fishing tackle, a core body is attached to the center axis of the hook. That is, the core is provided with a hole through which the mandrel passes, and the core is attached to the mandrel through this hole. The core may be fixedly attached to the mandrel or may be attached so that it can be moved by the force of a finger. The center axis of the hook is connected to the fishing rod via a fishing line, and the fitting frame is detachably attached to the core. Also in such a form, the fitting holding force between the core body and the fitting frame body is set to be larger than the transfer load when the live food is transferred to the water and smaller than the mating force applied by the fishing rod. Therefore, the core and the fitting frame are not disengaged from each other when the raw fish is attached and the water is transferred to the water.On the other hand, when the fishing fish bites the raw food, the fishing rod is pulled to join. When this is done, the fitted state of the core and the fitting frame is released by the weight of the fishing fish itself and the resistance of this fishing fish in water, and the core and the fishing hook move relative to the fitting frame. The fish that soars and bites can be hooked onto the hook instantaneously.
[0024]
In the fishing tackle device according to claim 8 of the present invention, the core body is attached to the mandrel of the fishing hook so as to be able to slip, and a friction holding force between the core body and the fishing line is: It is characterized in that it is set so as to be larger than a fitting release force at which the fitting state between the fitting frame body and the core body is released.
[0025]
In this fishing tackle, the core is attached to the mandrel of the hook so as to be able to slip with the force of the finger, so that the core is moved with respect to the hook by applying force with the finger, and Can be adjusted with respect to the position of the fitting frame. Further, since the friction holding force between the core body and the fishing hook is set to be larger than the disengagement force between the fitting frame body and the core body, when the fishing rod is pulled to apply the mating force, the core is The fitted state of the body and the fitting frame body is released, but at this time, the core body does not move relative to the fishing hook, and the core body is held at the attached position.
[0026]
A fishing hook according to a ninth aspect of the present invention has a needle portion, a shaft extending from the needle portion, and a connecting portion provided at a tip portion of the shaft, and a fishing line is connected to the connecting portion. A hook to be connected,
The connecting portion is formed of a single wire having elasticity, and the single wire is bisected and bent, so that a top ring connected to the fishing line is provided at one end, and a tip portion of the mandrel is provided. Is sandwiched between a pair of free ends at the other end of the connecting portion, and the tip of the mandrel and the other end of the connecting portion are fixed.
[0027]
In this fishing hook, the connecting portion connected to the fishing line is provided with a top ring by bending a single wire having elasticity into two parts, so that the connecting portion itself can have elasticity. The ring can be made smaller. Therefore, when a fishing tackle (consisting of a core and a fitting frame) is used in combination with this fishing hook, the fitting frame can be made smaller. In addition, since the mandrel is fixed between the pair of free ends at the other end of the connecting portion, the connecting portion and the mandrel can be reliably fixed. Preferably, the connection is twisted loosely after the single wire is folded. When the two are fixed, they may be fixed by winding them with a thin metal wire.
[0028]
The fishing hook according to claim 10 of the present invention has a hook portion and a connecting portion extending from the hook portion, and a fishing line is connected to the connecting portion,
The connection portion is formed of a single wire having elasticity, and a single top wire connected to the fishing line is provided at one end portion by bending the single wire in two, and the needle portion is connected to the connection portion. It is characterized by being fixed to a pair of free ends of the part.
[0029]
In this fishing hook, the connecting portion connected to the fishing line is provided with a top ring by bending a single wire having elasticity into two parts, so that the connecting portion itself can have elasticity. The ring can be made smaller. Further, since the needle portion is fixed to the pair of free ends of the connection portion, the connection portion and the needle portion can be securely fixed. Preferably, this connection is twisted loosely by twisting a single wire in half and bending it, as described above. Also in this case, the other end of the connecting portion and the needle portion may be fixed by winding with a thin metal wire.
[0030]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to the accompanying drawings.
Fishing tackle of the first embodiment
First, the fishing tackle of the first embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating a fishing tackle according to the first embodiment, FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating a fishing tackle core of FIG. 1, and FIG. 3 is a line III-III in FIG. 2. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a fitting frame of the fishing tackle of FIG. 1, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG. 4, and FIG. FIG. 7 is a view showing the attached elastic grains, twisted yarn grains and pressed grains, and FIG. 7 is a view for explaining an insertion method when inserting the elastic grains and the like into the core shown in FIG. 2.
[0031]
In FIG. 1, the illustrated fishing tackle comprises a core 2 and a fitting frame 4 detachably attached to the core 2. Referring to FIGS. 2 and 3 together with FIG. 1, the core body 2 includes a thin hollow cylindrical core body 6, and one end of the core body 6 (the upper end in FIGS. 1 and 2). A small-diameter short tube 8 is fixed to the tube by, for example, a combination of press-fitting and an adhesive. By providing the small-diameter short tube 8 in this way, a small-diameter portion is provided at one end of the core body 6.
[0032]
The core body 6 is made of, for example, a synthetic resin. One end of the core body 6 has its outer diameter tapered toward one end by grinding the outer peripheral surface. By forming the tapered shape in this manner, as described later, when the moving ring 100 (see FIGS. 21 and 22) moves to the flange portion 20 (described later) of the flange short tube 18 of the fitting frame 4. In addition, the moving ring 100 is smoothly moved without contacting one end of the core body 6. The small-diameter short tube 8 is formed of a synthetic resin, metal, or the like. In such a core body 2, as shown in FIG. 1, a fishing line 14 is guided through a small hole 10 (small inner diameter portion) of a small diameter short tube 8 and an internal space 12 of a core body 6. (Small inner diameter portion) constitutes a fishing line hole.
[0033]
Next, the fitting frame 4 will be described with reference to FIGS. 4 and 5 together with FIG. 1. The illustrated fitting frame 4 is attached to a holding tube 16 and a radial inside of the holding tube 16. And a brim short tube 18. The core body 2 is fitted from one end side (the upper side in FIGS. 1 and 4) of the holding tube 16 as described later, and in this connection, the short flange tube 18 is connected to the other end of the holding tube 16. (Lower end in FIGS. 1 and 4). The holding tube 16 is preferably formed of a tube member having elasticity capable of expanding and contracting in the radial direction, for example, a synthetic rubber tube. The inner diameter of the holding tube 16 is smaller than the outer diameter of one end of the short flange tube 18. Therefore, the short flange tube 18 is mounted and fixed from the other end side of the holding tube 16 by press-fitting. It is preferably fixed), and is held by the holding tube 16 by an elastic restoring force which is about to reduce the diameter. The outer diameter of the cylindrical portion 22 of the short collar tube 18 is substantially equal to the outer diameter of the core body 6, and the holding tube 16 holds the core body 6 by its elastic restoring force.
[0034]
An annular flange 20 is integrally provided at the other end of the short flange tube 18, and the flange 20 extends radially outward and projects beyond the holding tube 16 when the short flange tube 18 is mounted. I have. The short flange tube 18 is attached so that the flange portion 20 abuts on the other end of the holding tube 16, and by attaching in this manner, the short flange tube 18 can be attached to the holding tube 16 in a predetermined positional relationship. . Such a flange short tube 18 can be formed of a hard synthetic resin or metal, and is formed by, for example, integrally molding a synthetic resin or by pressing a short metal tube. This short flange tube 18 can also be used simply by cutting the cylindrical portion of the outer frame of a commercially available blind rivet, and by using such a material, it is possible to easily produce it individually. It becomes possible.
[0035]
The core 2 is attached to the fishing line 14 as follows. Referring to FIGS. 6 and 7 together with FIG. 1, in this embodiment, when attaching the core body 2, the elastic grain 24, the twisted grain 26, and the pressing grain 28 are attached to the fishing line 14. The elastic grains 24 are formed of, for example, rubber stopper, the twisted yarn grains 24 are formed of, for example, silk thread, cotton thread, nylon thread, and the like, and the pressing grains 28 are formed of, for example, a metal pipe, a synthetic resin pipe, beads, or the like. The pressing grain 28 is attached by guiding it through the fishing line 14, and the twisting grain 26 is attached by winding and tightening the fishing line 14 around the center. The twist yarn 26 is preferably a nylon twisted yarn in which the cut remaining ears are fluffy, and the method for winding the fishing line around the fishing line 14 is a so-called "making a knitting thread" generally used in fishing. be able to. As for the twisted yarn grain 26, the larger the diameter of the twisted yarn, the larger the number of times of winding one grain, and the larger the number of the fishing line 14 to be used (that is, the larger the fishing line diameter), the more the friction holding force described later. (Friction holding force between the core 2 and the fishing line 14) increases. The number of the elastic grains 24 and the twisted yarns 26 may be any appropriate number. For example, one elastic grain 24 and two twisted yarns 26 can be attached. The friction holding force increases as the number increases. The order of attaching the elastic grains 24 and the twisted grains 26 may be an appropriate order, and the twisted grains 26 may be attached next to the elastic grains 24 as shown in FIGS. 1 and 6. Next, the elastic grains 24 may be attached next to the twisted grains 26, or the elastic grains 24 may be attached between the twisted grains 26. Only one of the elastic grains 24 and the twisted grains 26 may be used.
[0036]
In order to attach the elastic grains 24 and the like to the core 2, as shown in FIG. 7, for example, the tip of a sewing town needle 30 is cut and removed, and the twisted yarn grains 26 adjacent to the pressing grains 28 are used. The remaining ear fluff is slightly covered on the outer peripheral surface of the pressing grain 28, and the elastic grain 24, the twist yarn grain 26, and the pressing grain 28 are sequentially and strongly inserted from the other end opening 32 of the core body 6 and fixed. 1, the elastic particles 24 are pressed against the inner end of the small-diameter short tube 8 of the core body 2 via the pressing particles 28 and the twist yarn particles 26, and the elastic particles 24 and the twist yarn particles 26 are pressed. The pressing particles 28 are hermetically sealed in the core body 6. Therefore, a large frictional holding force is generated between the core 2 and the fishing line 14, and the frictional holding force is maintained by the stress remaining in the elastic grains 24 and the twisted yarn grains 26. In addition, by applying a force larger than the friction holding force to the core body 2 with a finger, the core body 2 can be relatively moved with respect to the fishing line 14. At this time, since the elastic grains 24 and the twisting grains 26 act elastically, no curl or the like occurs on the fishing line 14 even when the fishing line 14 is moved, and even when the core 2 is moved upward, The grains 24 and the twisted yarn grains 26 are not exposed from the other end opening 32 of the core body 6, and the core body 2 and the fitting frame are further utilized by utilizing the axial length of the core body 6. 4 can be easily fitted.
[0037]
Deformation of core
Next, a modified embodiment of the core will be described with reference to FIGS. These modified cores can be used in place of the core 2 described above. FIG. 8 is a cross-sectional view showing the core of the first modification, and FIG. 9 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in FIG. In FIGS. 8 and 9, the core body 2A of the first modified example includes an elongated hollow cylindrical core body 6A, and an elastic member 8A is attached to one end of the core body 6A. The core body 6A is made of, for example, a synthetic resin, and has a substantially inverted conical recess 42 at one end thereof. The recess 42 is formed by grinding with a small V-shaped grindstone or the like, and the substantially egg-shaped elastic member 8A is fixed to the recess 42 with an adhesive. By forming the elastic member 8A in such a shape, the movement of the moving ring 100 (see FIGS. 21 and 22) passing through the core body 2A becomes smooth. The elastic member 8 </ b> A also acts to increase the friction holding force with the fishing line 14. The elastic member 8A can be used by selecting an appropriate shape from a general-purpose rubber pad, and a small hole 44 is provided at the center thereof.
[0038]
The fishing line 14 can be passed through the core 2A as follows. That is, as shown in FIG. 2, the fishing line 14 is hooked on the loop portion 48 protruding outward from the top of the elastic member 8A, and the guide line 46 may be pulled out through the internal space 12 of the core body 6A in the hooked state. Thus, the fishing line 14 can be guided through the small hole 44 of the elastic member 8A and the internal space 12 of the core body 6A.
10 is a cross-sectional view showing a core of the second modification, FIG. 11 is a cross-sectional view taken along line XI-XI in FIG. 10, and FIG. 12 is a usage state of the core of FIG. FIG. 10 and 11, the core body 2B of the second modified example includes an elongated hollow cylindrical core body 6B, and an inner thin tube 50 is attached radially inside the core body 6B. The core body 6B is made of, for example, a soft synthetic resin, synthetic rubber, or the like, and is formed so as to be somewhat expandable and contractible. The inner thin tube 50 is formed of a metal, a hard synthetic resin, or the like, and has a small hole 52 (functioning as a fishing line hole) penetrating in the axial direction at the center thereof. The inner thin tube 50 is mounted, for example, by press-fitting from one end side (upper end side in FIG. 10) of the core main body 2B, and one end of the inner thin tube 50 protrudes axially outward from one end of the core main body 6B.
[0039]
In such a core body 2B, when there is a possibility that the moving ring 100 (see FIGS. 21 and 22) may be caught on one end of the core main body 6B, as in the embodiment shown in FIG. Preferably, one end is ground such that the outer diameter tapers toward the one end. In such a core body 2B, the inner thin tube 50 is formed from a hard synthetic resin pipe, and the core body 6B is formed from a medium-hard synthetic rubber pipe having an inner diameter substantially equal to the outer diameter of the synthetic resin pipe. The outer peripheral surface of the hard synthetic resin pipe can be fixed to the inner peripheral surface of the hard synthetic rubber pipe with an adhesive.
[0040]
The core 2B is attached to the fishing line 14 as shown in FIG. In FIG. 12, a lower fishing line grain 54 is provided at a lower portion of the fishing line 14 immediately after passing the inner thin tube 50 of the core 2B downward, and an upper portion of the fishing line 14 immediately after passing the inner thin tube 50 upward. Is provided with an upper fishing line grain 56, and the lower fishing line grain 54 and the upper fishing line grain 56 are formed by knotting the fishing line 14 itself. The lower fishing line grain 54 prevents the relative movement of the core body 2B downward, and the upper fishing line grain 56 prevents the relative movement of the core body 2B upward, so that the core body 2B becomes lower fishing line. The core 2B is securely held between the grain 54 and the upper fishing line grain 56, so that the core 2B is fixedly attached and does not move. Fitting becomes easy.
[0041]
In the core 2A of the first modified embodiment, the elastic member 8A can increase the friction holding force between the fishing line 14 and the elastic member 8A. Therefore, for example, the elastic particles 24 as shown in FIG. A sufficient internal stress can be obtained even when the twist yarn 26 and the pressing particle 28 are each one. In the core 2B of the second modified embodiment, since the lower fishing line grains 54 and the upper fishing line grains 56 are fixedly provided on the fishing line 14, the elastic grains 24, the twisted yarn grains 26, and the like can be omitted.
[0042]
Fishing tackle of the second embodiment
Next, a fishing tackle according to the second embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 13 is a cross-sectional view showing a fishing tackle according to the second embodiment, FIG. 14 is a cross-sectional view taken along line XIV-XIV in FIG. 13, and FIG. 16 is a cross-sectional view taken along the line XVI-XVI in FIG. 15, and FIG. 17 is a diagram illustrating twisted yarn grains and pressed grains mounted on a fishing line.
[0043]
13 and 14, the fishing tackle device of the second embodiment includes a core body 102 and a fitting frame 104 detachably attached to the core body 102. 15 and 16, the core body 102 includes a hollow cylindrical core body 106 and a small-diameter short tube 108 attached to one end of the core body 106. The configuration is substantially the same as the core 2 shown in FIGS.
[0044]
In the core body 102, a positioning projection 111 is provided on an outer peripheral surface of an intermediate portion of the core body 106 in the axial direction, and in this example, the positioning protrusion 111 is provided annularly on the outer peripheral surface. The core body 106 is formed of, for example, a synthetic resin, and the positioning projection 111 can be formed integrally with the core body 106 by molding. Note that, as the positioning protrusion 111, a small-sized rubber ring for a matching cushion for fishing of spatula, which is a general-purpose product, may be used, and this rubber ring may be fixed to the outer peripheral surface of the core body 106 with an adhesive.
[0045]
The fitting frame 104 has a tubular portion 115 that receives the core body 102 from one end (the upper end in FIG. 14), and a flange 117 provided at the other end of the tubular portion 115. An annular collar 117 extends radially outward. The fitting frame 104 is formed of a hard synthetic resin, and the inner diameter thereof is slightly smaller than the outer diameter of the core body 106, and the outer peripheral surface of the core body 106 is formed of the cylindrical portion 115 of the fitting frame 104. It is detachably fitted while rubbing against the inner peripheral surface.
[0046]
As shown in FIG. 13, the core body 102 is inserted from one end side of the fitting frame 104 so that the positioning projection 111 abuts on one end (the upper end in FIG. 14) of the fitting frame 104. Thus, the core body 102 can be attached to the fitting frame 104 in a predetermined positional relationship by the positioning projection 111 abutting on the fitting frame 104. Such a fitting frame 104 can be formed by, for example, pressing a short metal tube, and for example, a commercially available blind rivet outer frame can be used.
[0047]
The core body 102 is attached to the fishing line 14 as follows, for example. Referring to FIG. 17 together with FIG. 13, in the second embodiment, when attaching the core body 102, the twisted grain 126 and the pressed grain 128 are attached to the fishing line 14. As described above, the twisted grain 126 is formed of, for example, a silk thread, a nylon thread, or the like, the pressing grain 128 is formed of, for example, a metal pipe, a synthetic resin pipe, or the like, and two twisted grain 126 are provided. In order to attach the twisting grain 126 or the like, for example, as described above, for example, the remaining ear fluff of the twisting grain 126 adjacent to the pressing grain 128 is slightly covered on the outer peripheral surface of the pressing grain 128, and the other end opening of the core body 106 is opened. From 132, a pair of twisted yarn particles 126 and pressed particles 128 are sequentially and strongly inserted and fixed. As shown in FIG. 13, the twisted yarn 126 is pressed against the inner end of the small-diameter short tube 108 of the core body 102 through the pressed particle 128 as shown in FIG. Sealed inside. Therefore, even in this case, a large frictional holding force is generated between the core body 102 and the fishing line 14, and the frictional holding force is maintained by the stress remaining in the twisted yarn grains 126. At this time, as described above, the twisted grain 126 acts elastically, so that even if the core body 102 is moved, no curl or the like occurs on the fishing line 14 and the core body 102 is moved upward. Even if it is moved, the twisted yarn particles 126 and the like are not exposed from the other end opening 132 of the core body 106.
[0048]
In addition, about the mounting of the fitting frame to the core body 2A shown in FIGS. 8 and 9 and the core body 2B shown in FIGS. 10 to 12, the outer periphery of the core

main bodies

6A and 6B, as described above. A positioning protrusion may be provided on the surface, and one end of the fitting frame may be brought into contact with the positioning protrusion.
[0049]
Other variants of the core
Next, another modification of the core will be described with reference to FIGS. The core of this modified embodiment can be used in place of the core of FIGS. In FIGS. 18 and 19, the core body 102A has a hollow cylindrical core body 106A, a small-diameter short tube 108A attached to one end of the core body 106A, and a short insertion tube attached to the other end. A basic structure of the core body 106A and the small-diameter short pipe 108A is substantially the same as that of the second embodiment shown in FIGS. The short insertion tube 152 is formed of, for example, a hard synthetic resin, and is fixed to the inner peripheral surface of the core body 106A with, for example, an adhesive.
[0050]
In such a core body 102A, the other end (the lower end in FIG. 18) of the core body 106A functions as a positioning projection, as understood from comparison with FIG. The insertion short tube 152 is inserted into the fitting frame 104 from one end side until the other end of the core body 106A comes into contact with one end of the fitting frame 104. By inserting in this manner, the core body 106A is inserted. Can be removably attached to the fitting frame 104 in a predetermined positional relationship.
[0051]
The core body 102A is attached to the fishing line 14 as shown in FIG. That is, the insertion short tube 152 is attached to the other end of the core body 106A, and in this state, the fishing line 14 is passed from one end side to the other end side of the core body 102A, and the twisted grain 26 and the elastic grain attached to the fishing line 14 are attached. 24 is inserted into the core body 106A from one end side as shown by an arrow 105, and then, as in the embodiment of FIG. 1, a small-diameter short tube 108A is press-fitted into one end of the core body 106A, for example. The small diameter short tube 108A has a function similar to that of the pressing grain 28 in the embodiment of FIG. 1 and is simpler than the mounting method shown in FIG. The core body 102A can be attached to the fishing line 14.
[0052]
Usage of fishing tackle
Such a fishing tackle (the second embodiment shown in FIG. 14 will be described, but the first embodiment can be similarly applied) is used as shown in FIGS. 21 and 22. be able to. In FIG. 21, one end of a first portion (called a so-called “line”) of a fishing line 14 extending from a fishing rod 202 is connected to a sulkan 204, and the other end is wound around a reel device (not shown). The hook 206 is attached to the first portion connected to. One end of a second portion of the fishing line 14 is connected to the sarkan 204, the other end is connected to the top of a fishing hook 208, and the moving ring 100 and a fishing tackle 207 are attached to the second portion. That is, the second portion of the fishing line 14 passes through the center hole of the upper ring stopper 210 (the upper ring stopper 210 is temporarily fixed to the center hole using a pin or the like), passes through the moving ring 100, and further mutually. It is connected to the hook 208 through the small hole 110 of the fitted core body 102 and the internal space 112 of the fitted frame 104.
[0053]
Referring also to FIG. 22, the moving ring 100 is formed in a ring shape, and a bait fishing hook 214 is attached to the moving ring 100 via a short fishing line 212 (so-called “connecting line”). The hook 214 is provided with a fishing fish, for example, a live fish 216 for squid, for example, horse mackerel. The live fish for live feed 216 can swim while being attached to the hook for bait 214, and move up and down within a range where the moving ring 100 contacts the upper ring stopper 210 and the flange 117 of the fitting frame 104 of the fishing tackle 207. You can also swim freely, spinning again.
[0054]
When the moving ring 100 is used, the inner diameter of the moving ring 100 is larger than the outer diameter of the core body 106 of the core body 102 and larger than the outer diameter of the cylindrical portion 115 of the fitting frame 104. The outer diameter of the flange portion 117 of the fitting frame 104 is set smaller than the outer diameter of the upper ring stopper 210, and the moving ring 100 is set to be smaller than the outer diameter of the upper ring stopper 210. Movement between the fitting frame 14 and the flange 117 is allowed. Refer to the specification and drawings of Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-223680 for the configuration of the moving ring 100 and the bait hook 214 and the like.
[0055]
When catching a fishing fish, for example, a squid, a live fish 216 for live food is attached to a bait hook 214 and thrown into a point of a fishing spot (at this time, the core body 102 of the fishing tackle 207 and the fitting frame 104 are in a fitted state. Is kept in Then, when a fishing fish, for example, a squid 220 digs into the live fish 216, the moving ring 100 moves quickly to a safe place with the biting live fish 216, so that the moving ring 100 moves in the direction of the fishing hook 208 along the fishing line 14. It moves and engages with the flange 117 of the fitting frame 104 of the fishing tackle device 207. Here, when the fishing rod 202 is fitted, the fitted state of the core body 102 and the fitting frame 104 is instantaneously released due to the weight of the fishing fish (for example, squid) itself and the resistance of the fishing fish in water, The hook 208 rises instantaneously with respect to the fitting frame 104, and a fishing fish, for example, a squid can be hooked on the hook 208.
[0056]
Various embodiments of fishing hook
As the hook, those shown in FIGS. 23 to 27 can be conveniently used. FIG. 23 is a front view showing the hook of the first embodiment, FIG. 24 is a cross-sectional view showing a binding tool used when manufacturing the needle portion of the hook of FIG. 23, and FIG. 26A and 26B are diagrams illustrating an operation of bundling the needle portions, FIG. 26 is a diagram illustrating an operation of bundling the upper needle portions, and FIG. 27 is a diagram illustrating a needle main body having a center axis.
[0057]
23, the hook 208 includes a hook body 252 and a connecting portion 254 connected to the hook body 252. The connecting portion 254 is, for example, a lower end portion of the second portion of the fishing line 14 in the use mode of FIG. Connected to. The illustrated needle main body 252 has a lower needle portion 256, an upper needle portion 258, and a mandrel 260, and the end (the upper end in FIG. 23) of the mandrel 260 is connected to the connection portion 254 as described later.
[0058]
This hook 208 can be manufactured, for example, as follows. One needle 262 of the lower needle portion 256 is mainly used by cutting the ears of the fish needles 8 to 12 and has hooks for catching fishing fish, for example, squid. To manufacture the fishing hook 208, a needle part manufacturing jig 264 shown in FIG. 24 is used. The needle part manufacturing jig 264 has a through hole 266 extending in the axial direction at the center, and a plurality of, for example, six, needle accommodating parts 268 are provided around the through hole 266. In order to manufacture the fishing hook 208, first, a thin shaft member 270 serving as the mandrel 260 is inserted through the through hole 266 of the needle manufacturing jig 264, and the needle 262 is inserted into the needle accommodating portion 268 around the inserted shaft member 270. Is inserted, and a plurality of, in this embodiment, six needles 262 are radially arranged at one end of the shaft member 270 in this manner.
[0059]
Next, as shown in FIG. 25, while maintaining the state of the shaft member 270 and the needle 262 disposed around the shaft member 270, the overlapping portion is wound with the capillary wire 272, and then this portion is alloy-welded. Remove from needle making jig 264. By winding and fixing the thin wire 272 in this manner, alloy welding can be easily performed, and thus the lower needle portion 256 can be manufactured.
[0060]
Next, the shaft member 270 is again inserted into the through-hole 266 of the needle manufacturing jig 264 to a predetermined position, and a plurality of needles 262 are arranged around the shaft member 270 in the same manner as described above. Then, while maintaining this state, these overlapping portions are wound with a capillary wire 272, and then this portion is alloy-welded, and then removed from the needle manufacturing jig 264. In this way, the upper needle part 258 can be easily manufactured.
[0061]
By attaching the lower needle portion 256 and the upper needle portion 258 to the shaft member 270 (constituting the shaft 260) in this way, the needle main body 252 shown in FIG. 27 can be manufactured. After that, the connecting portion 254 is connected to one end of the shaft member 270. This connection is performed by bending a single thin wire into two parts of an arbitrary length, bending the wire, twisting it by hand, and welding the two wire contact points directly below the top ring 274, and then welding the entire wire. Put a loose twist on. Then, one end of the shaft member 270 (the mandrel 260) is positioned between a pair of free ends of the other end of the connecting portion 254 and sandwiched between the two free ends. The part holding the shaft member 270 is wound upward from the center in the axial direction, leaving a part (for the lower winding), and slightly tightened at one end (the upper end in FIG. 23) of the shaft member 270. Then, such a portion is alloy-welded, and the capillary 272 is cut. In this manner, by winding the wire around the capillary wire 272 and welding the alloy, it is possible to relatively easily and reliably fix the wire.
[0062]
Subsequently, the capillary wire 272 is cut using the remaining capillary wire 272 toward the upper needle portion 258 side, and the wound portion is welded with an alloy. Thus, the fishing hook 208 shown in FIG. 23 can be manufactured, and the shaft member 270 and the connection portion 254 can be securely fixed. In addition, as the wire as the shaft member 270 and the connection portion 254, for example, a stainless steel strip can be conveniently used.
[0063]
In such a fishing hook 208, it is preferable that the capillary 272 be wound slightly beyond one end (upper end) of the shaft member 270 (center shaft 260) of the needle main body 252. The shaft member 270 and the connection portion 254 can be prevented from being separated from each other due to an impact generated in the shaft member 270.
[0064]
When the fishing fish is a squid, it is preferable to provide a lower ring stopper 282 as shown in FIG. The outer diameter of the lower ring stopper 282 is set to be larger than the inner diameter of the moving ring 100, and the center shaft 260 of the fishing hook 208 is inserted into the center through hole. The lower ring stopper 282 can be formed, for example, from a plastic ball, and is attached by directly knitting about 3 fishing lines to the mandrel 260 to form a hump. The position 282 can be made movable vertically. The lower ring stopper 282 may not be used for assembling a small squid.
[0065]
Such a hook 208 further has the following features. The conventional hook has a configuration as shown in FIG. 28, and has the following problem. A fishing hook in the form of a top ring provided at one end of the mandrel, with the smallest diameter of the top ring being sold by Sasame Needle Co., Ltd. (Product name: Noriori Heaven Guidance Matching) . In this hook, the outer diameter of the top ring is 2.4 mm. This was removed, and a test piece of a fitting frame using an aluminum pipe having an inner diameter of 3 mm was prepared, and an experiment was performed using this. In the following, particularly, the movement of the mandrel will be described.
[0066]
When the entry angle of the center axis 304 of the fishing hook 302 enters at an angle of 90 degrees with the horizontal line of the fitting frame 306, the annular pipe 308 violently collides with the fitting frame 306 at the point P. Further, even when entering at an angular position 304A of, for example, about 45 degrees from the horizontal line, the annular pipe 308 collides with the fitting frame 306 at the point Q, and the mandrel 304 rotates in the direction indicated by the arrow to rotate the angular position. It returns to 304B once (because the center axis 304 advances with the point Q as a lever). When further entering from such a state and reaching the angular position 304C, the annular pipe 308 comes to collide at the point R of the cylindrical part 310 of the fitting frame 306 (the needle part at the lower end of the mandrel 304 is not Because of the resistance of the water). For this reason, the outer diameter of the flange portion 312 of the fitting frame body 306 is about 7 mm even if the hanging allowance S of the moving ring 100 is kept to a minimum. Cannot be measured. The symbol T in FIG. 28 is a weight corresponding to the resistance in water.
[0067]
In actual fishing, the angle of the mandrel 304 immediately before entering the fitting frame 304 is often as shown in FIG. 21, and the mandrel structure of the conventional fishing hook (structure forming the top ring 308) In this case, the fishing line may be broken, and the squid may escape without the mandrel 304 penetrating through the fitting frame 306 even if the fishing line is not broken. Even if this is made into an elliptical shape, the center axis 304 is a straight axis, so that it is unsuitable for use in instantaneous joining.
[0068]
On the other hand, in the hook 208 described above, as shown in FIG. 29, when the approach angle of the spindle 260 is at an angle position of 90 degrees from the horizontal line, the top ring 274 has already missed the collision at the point P, No collision occurs in the subsequent approach (for example, no collision occurs at points corresponding to points Q and R in FIG. 28). This is because the shape of the top ring 274 of the connecting portion 254 is a contour line of the bottom of the boat, the diameter of the top ring 274 is small, and the connecting portion 254 has elasticity between the fishing line and the mandrel 260. This serves as a linking function of intermediate elasticity when entering the fitting frame 306. FIG. 29 shows a curved state at the connecting portion 274 above the mandrel 260. When the connecting portion 254 advances to the angular position 260C, the mandrel 254 of the hook 208 is bound to the lower end at the point Q and lever. The needle part is flipped up and moved to a good condition for hooking a fishing fish such as squid.
[0069]
For example, considering the case where No. 2 fishing line is used, its diameter is 0.235 mm. In such a case, a single-wire wire having a diameter of 0.3 mm that does not become an acute angle with respect to the wire can be used. This wire is bisected and bent, and the upper end of the mandrel 260 is interposed between the pair of free ends. When the fishing hook 208 is manufactured by holding and fixing the hook, the outer diameter of the top ring 274 is about 0.9 mm. As a result, as shown by a broken line in FIG. 29, the inner diameter of the fitting frame 306 can be reduced to, for example, about 1.5 mm. Therefore, if the above-described fishing hook 208 is used, the fitting frame 306 Can be made slim.
[0070]
The fishing hook may be configured as shown in FIG. In FIG. 30 showing another form of a fishing hook, in this modified fishing hook 350, a connecting portion 356 made of a single wire is directly connected to a needle portion 354 made up of a plurality of needles 352, and a mandrel ( The shaft member 270 in FIG. 23 is omitted. In a manner similar to that described above, such a fishing hook 350 is also formed by dividing a single elongated wire into two equal parts, bending the same, twisting them by hand, welding the first melting point where the two lines are changed, and welding the top ring 356. Then, a loose twist is applied to the entire folded wire, and a pair of free ends, which are the other ends, are also alloy-welded. Next, the other end (a pair of free ends) of the connecting portion 350 is inserted into the through hole 266 of the needle making jig 264 by using the needle making jig 264 shown in FIG. A plurality of needles 352 are arranged radially around. Then, it is manufactured by winding the other end of the connecting portion 358 and the needle portion 354 with a thin metal wire and welding the alloy. Also in such a fishing hook 350, since the connecting portion 358 has elasticity, the same operation and effect as described above are achieved. The alloy may be directly welded without being wound with a thin metal wire.
[0071]
As described above, various embodiments of the fishing tackle device and the hook according to the present invention have been described, but the present invention is not limited to these embodiments, and various changes and modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0072]
For example, in the fishing tackle described above, the core is attached to the fishing line, and the core is attached to the fishing line. However, the present invention is not limited to this. can do. In this case, the core body can be attached to the mandrel of the hook by using elastic particles, twisted yarn particles, pressed particles, or the like, as shown in FIG. 6 or FIG. 17, as described above.
[0073]
Various experiments
The following experiment was conducted to confirm the effects of the fishing tackle mechanism described above. The following test items and measuring equipment were manufactured, and based on the measured values, the specifications of a fishing tackle that allows long-distance throwing of raw food for fishing fish (for example, squid) and that can be instantaneously detached during matching are obtained. At the same time, an experiment was conducted to confirm whether various types of fishing tackle devices met this specification.
[0074]
A transfer load measuring device 402 shown in FIG. 31 was used to measure a transfer load (a load acting when water is transferred with water attached). The load measuring device 402 includes a hollow cylindrical measuring device housing 404, a slit 406 extending in the axial direction is provided in the housing 404, and a blank white paper 408 for recording is attached along the slit 406. A measuring coil spring 410 is built in the measuring instrument housing 404, and one end of the coil spring 410 is connected to a connecting shaft 412 fixed to one end of the measuring instrument housing 404, and the other end is connected via a fishing line 414. A bait hook 416 is attached and the raw bait is attached to the bait hook 416. A red ink cotton ball 420 is mounted on the coil spring 410 via a mounting member, and the cotton ball 420 is supported by the cursor 422 so as to be reciprocally movable in the axial direction along the measuring instrument housing 404. Further, a fishing line 426 extending from a reel device (not shown) attached to the fishing rod 424 is attached to the connecting shaft 412.
[0075]
Using this transfer load measuring device 404, the transfer load acting on the fishing line 426 at the time of long throw (at the time of water transfer) was measured. A fishing rod 416 of various sizes was attached to the bait fishing hook 416, and the extension of the coil spring 410 when the fishing hook 416 was cast far away was marked with a cotton ball 420 of red ink. Thereafter, the cursor 422 was pulled using a spring meter, and the force of the spring meter when the cursor 422 was moved to the position marked with the cotton ball 420 was measured. This measured value by the spring measurement corresponds to the transfer load. The long cast was performed on the river lawn, and the weather was clear and calm. Fluorocarbon No. 2 was used as a fishing line. In addition, the fishing rod uses HS Regal ISO 5.3-1.5 manufactured by Daiwa Seiko Co., Ltd., the reel device uses Artegra 4000 manufactured by Shimano Co., Ltd., and the uki uses self-supporting No. 3 for long throw distance of 16 m (+3 m, −0 m). Set. Three kinds of true horse mackerel having different sizes were used as raw food. The relationship between the size of the horse mackerel and the transfer load was as shown in Table 1. The transfer loads in Table 1 show the maximum transfer load and the minimum transfer load when three measurements were made for each of the true horse mackerel.
[0076]
[Table 1]

Next, as shown in FIG. 32, a separation point (force when the core body 436 and the fitting frame 238 are separated) of the fishing tackle 434 was measured using a spring gauge 432. Various fishing tackle devices 434 having the forms shown in FIGS. 13 to 16 were manufactured. As shown in FIG. 32, the separation point is measured by holding one end side of a fishing line 440 to which a fishing tackle 434 is attached by a finger and engaging the moving ring 100 with the flange 442 of the fitting frame 438. The thread 444 attached to 100 was attached to the spring gauge 432 and pulled, and the force when the core 436 and the fitting frame 438 were detached was measured. This measured value is a separation point of the fishing tackle, and corresponds to a fitting release force at which the fitted state of the core body 436 and the fitting frame 438 of the fishing tackle 434 is released.
[0077]
Using various fishing tackles with different materials of the fitting frame 438, the inner diameter of the fitting frame 438, the material of the core body 436, and the fitting depth (fitting length) of the two, the fishing tackle 434 is placed in water during measurement. The measurement was performed in a wet state. The relationship between the various fishing tackle devices and the separation points was as shown in Table 2. The separation points in Table 2 indicate the maximum separation point and the minimum separation point when four measurements were made for each fishing tackle. Note that, in Table 2, "O" marks in the fitting frame material column and the core material column indicate the materials used.
[0078]
[Table 2]

In such a fishing tackle, it is necessary to prevent the fitting state of the core body and the fitting frame from being disengaged at the time of long throw (at the time of water transfer). At the time of throwing, the raw bait moves in the direction of the fishhook, and the raw bait catches on the hook of the hook, resulting in so-called bait fishing. For this reason, the transfer point (in other words, the live bait flying centrifugal gravity within the set reference distance) is less than the separation point of the fishing tackle (in other words, the live bait is moored, fitted to the fitting frame, and It is important that the larger the holding force of the core that holds the fitted state, the maximum value of the holding force being the separation point), is greater (see the explanation. For the sake of simplicity, the first force balance is referred to as "the first force balance"), and the various fishing tackle devices A to H can satisfy the first force balance by selecting an appropriate size as raw food. It could be confirmed.
[0079]
When the core 436 and the fitting frame 438 are separated from each other, as shown in FIG. 32, a lever is inserted between the end of the core 436 and the cylindrical portion of the fitting frame 438. The action of the lever causes a slight unbalanced force to be generated on the contact surface between the core body 436 and the fitting frame body 438, and such a force is applied to the core body 436 and the fitting body 436. This produces gradual looseness when the frame 438 is separated.
[0080]
Next, the slip point of the fishing tackle 434 (the force when the core attached to the fishing line moves on the fishing line) was measured using a spring meter. As the core of the fishing tackle, the core shown in FIGS. 2 and 3 and the core shown in FIGS. 8 and 9 are manufactured. Were mounted in various combinations. The slip point was measured by holding the core wet with water between the left thumb and forefinger, pulling the fishing line with a spring gauge, slipping the core once against the fishing line, and then slipping the second time The force at that time was measured. This measured value corresponds to the slip point of the core with respect to the fishing line.
[0081]
Table 3 shows the relationship between the various types of mounting of the core and the slip point of the core. The slip points in Table 3 show the maximum slip point and the minimum slip point when five measurements were made for each mounting style. It should be noted that the mark “○” in the elastic body column in Table 3 indicates whether or not the used core body has an elastic body (in other words, the mark “○” indicates that the core is used in FIG. 8). And that the core of FIG. 9 was used, and that the one without the mark “○” means that the core of FIGS. 2 and 3 was used.) The mark “」 ”in the column indicates how many elastic grains, twisted yarn grains, and pressed grains were used (in other words, the absence of the mark“ ○ ”means that they were not used. The one with one “○” indicates that one was used, and the one with two “○” indicates that two were used.)
[Table 3]

[0082]
In a fishing tackle equipped with such a core, it is necessary to release the fitting state between the core and the fitting frame before the core moves relative to the fishing line. If this fitting state is not disengaged, the core and the fitting frame body move integrally with the fishing line at the time of fitting described later, and the desired function as a fishing tackle device cannot be achieved. For this reason, the slip force of the core body (in other words, the friction holding force for holding the core body against the fishing line) is determined by the separation point of the fishing tackle (in other words, the mooring of the raw food and the fitting frame body). Is the fitting holding force of the core body that holds the fitted state by fitting the holding frame, and the maximum value of the fitting holding force is such that the fitting state between the fitting frame body and the core body is released. It is important to make it larger than the above (which will be referred to as a “second force balance” for easy understanding of the description), and the above-described various mounting modes i of the core body will be described. Ｓs can be confirmed to satisfy the second force balance by appropriately combining the form of the core body, the elastic grains, the twisted yarn grains, and the pressed grains.
[0083]
Next, the matching force (the force applied to the fishing line when the fishing rod was pulled) was measured using a spring meter. The measurement of this mating force was performed in the same manner as the measurement of the transfer load described above. However, in this measurement, a force greater than the transfer load was applied. DX2.5-5.3 manufactured by Co., Ltd. was used. The measurement was performed using the standard value of squid as squid. Using a towel cloth as a simulated object, wrap this towel cloth with an octopus thread, weigh it so that the surface area is almost equal with sufficient moisture, make three levels of different weights, and connect this directly to the fishing line Then it was sunk in the aquarium and put together. The upper limit of the alignment was measured by loosening the reel drag slightly, making a sound, and measuring the force when the spool pulled out the fishing line. This measured value corresponds to the matching force when the fishing rod is pulled.
[0084]
The relationship between the weight of the simulated object (pseudo squid) and the matching force was as shown in Table 4. The mating force in Table 4 indicates the maximum mating force when measuring twice for each pseudo object.
[0085]
[Table 4]

When this fishing tackle is used, it is necessary to release the fitting state between the core body and the fitting frame when a fitting force is applied. When this happens, the fitting frame of the fishing tackle does not relatively move in the direction of the fishhook, making it impossible to catch fishing fish (for example, squid). In addition, it is necessary that the core body does not relatively move on the fishing line when this mating force is applied. When the core body moves relatively, the core body and the fitting frame body move integrally, The desired function as a fishing tackle will not be achieved. For this reason, the fitting force is smaller than the slip force of the core body (in other words, the friction holding force for holding the core body against the fishing line), and the separation point of the fishing tackle (in other words, the fitting frame body). Is a holding force that holds the core and the core in a fitted state. In other words, the fitting holding force is larger than the fitting releasing force that releases the fitted state of the fitting frame and the core. It is important to do so (called "third force balance" to make the description easier to understand). The reason why the reel is loosened during the measurement of the joining force is that there is a risk that the fishing rod may be broken by a momentarily larger force acting in the assembling of the fishing tackle in this experiment.
[0086]
The third force balance needs to be maintained for the fitting force and the separation point. However, in actual fishing, the fitting force determines the separation point (fitting release force) between the core body and the fitting frame. If it exceeds, the large fitting force exceeding the separation point does not act due to the disengaged state of the two, so that the separation point and the matching force have substantially the same magnitude.
[0087]
Table 5 shows the consideration of the above-described transfer load, separation point (mating release force), slip force (friction holding force), first to third force balances due to mating force, and a safety width in use at a fishing spot. Results.
[0088]
[Table 5]

In the slimness column and the configuration pass / fail column in Table 5, “◎” is good, “○” is good, “△” is usable under certain conditions, and “×” is structure. Indicates that it is not possible. Based on the results summarized in Table 5, by selecting a fishing tackle configuration according to the size of the raw food (for example, live small horse mackerel), the above-described desired effects can be achieved and a fishing fish can be caught.
[0089]
In Table 5, the fishing tackle having a slim, simple, and compact design has an outer diameter of the core of about 1.5 mm, an outer diameter of the fitting frame of about 2.3 mm, and a flange of the fitting frame. Has an outer diameter of about 4.7 mm, a height of a fitting portion between the core body and the fitting frame body is about 16 mm, and an outer diameter of the moving ring is about 6.0 mm.
[0090]
The measured values in Tables 1 to 5 showing the experimental results described above vary depending on the material used, dimensions, the number, the shape of the fitting surface, the thickness (number) of the fishing line, the mounting style, and the like. Even if the parameters are changed, the measured values change, and in actual production, the number of combinations is infinite. In this experiment, mooring the squid that bites the raw food, and using the drag of the water generated by the squid in the water during the combination, to confirm that instantaneous separation between the core and the fitting frame is performed. It is what went to.
[0091]
Application on fishing site
At the fishing site, using the core shown in FIGS. 2 and 3 (outer diameter is about 3.0 mm) and the fitting frame shown in FIGS. 4 and 5, a fishing tackle combined as shown in FIG. It was used as shown in FIG. 21 and used for squid fishing. Although this fishing device is inferior in slimness, it does not become a foreign substance for large squid. Such a fishing device can be conveniently used for large-sized squid swimming such as Nanki, Shikoku-Setouchi, and Kyushu, where long-lived horse mackerel of about 18 cm is cast.
[0092]
【The invention's effect】
According to the fishing tackle device of the first aspect of the present invention, since the fitting holding force between the core body and the fitting frame is set to be larger than the transfer load when the raw food is transferred to the water, the raw food is set. Even when inserted, the fitted state between the core body and the fitted frame body does not come off, whereby it is possible to reliably prevent the raw food from catching on the fishing hook. Further, since this fitting holding force is set to be smaller than the fitting force applied by the fishing rod, when a fishing fish, for example, a squid bites the raw bait, the fishing rod is pulled out of the core and the fitting frame. The fitted state is released, the core body and the fishing hook rise rapidly relative to the fitting frame body, and the bitten fishing fish can be hooked on the hook.
[0093]
Further, according to the fishing tackle device of the second aspect of the present invention, the friction holding force between the core body and the fishing line is set to be larger than the fitting releasing force applied by the fishing rod, so that the fishing rod is pulled. When the fitting force is applied, the fitted state between the core body and the fitting frame body is released, but at this time, the core body does not relatively move on the fishing line, and the core body is attached. Is held in the position.
[0094]
Further, according to the fishing tackle device of the third aspect of the present invention, since the positioning projection is provided on the outer peripheral surface of the core body, when the core body is fitted to the fitting frame body, the centering projection is provided. What is necessary is just to make the positioning projecting part of the core body abut on one end of the fitting frame body, and by thus abutting and positioning, the fitting state between the core body and the fitting frame body can be kept constant. it can.
[0095]
Further, according to the fishing tackle device of claim 4 of the present invention, one end of the flange short tube functions as a positioning projection, so that when the core is fitted to the fitting frame, the core is engaged. What is necessary is just to fit so that it may be in contact with one end of the brim short tube, and by making such contact and positioning, the fitting state between the core body and the fitting frame body can be kept constant.
[0096]
According to the fishing tackle set forth in claim 5 of the present invention, the fishing line is provided with the elastic grains and / or twisted grains and the pressing grains, and the elastic grains and / or twisted grains are placed in the core body by the pressing grains. Since the core is attached to the fishing line by inserting and pressing against the small inner diameter portion, the friction holding force between the core and the fishing line can be made sufficient, and this friction holding force is used for a fishing rod. Can be made larger than the mating force applied.
[0097]
According to the fishing tackle device of claim 6 of the present invention, elastic grains and / or twisted grains are attached to the fishing line, the elastic grains and / or twisted grains are inserted into the core body, and the small-diameter short pipe is inserted. When the elastic core and / or twisted yarn core are pressed against the inserted short tube by the small-diameter short tube when attached to the core body, the core is attached to the fishing line, so that the friction between the core and the fishing line is reduced. The holding force can be made larger and sufficient, and the friction holding force can be made larger than the fitting force applied by the fishing rod.
[0098]
Further, according to the fishing tackle device of the present invention, the core is attached to the mandrel of the hook, the fitting frame is detachably attached to the core, and the core is fitted to the core. The holding force of the fitting with the frame is set to be larger than the transfer load when the raw food is transferred to the water and smaller than the mating force applied by the fishing rod. When the fishing rod bites when the fishing fish bites the raw bait, the fitting state between the core body and the fitting frame is released. The fish can be hooked on the hook.
[0099]
According to the fishing tackle device of the eighth aspect of the present invention, the core is attached to the mandrel of the hook so as to be able to slip by the force of the finger. , The core body can be moved to adjust the position of the fitting frame with respect to the fishing hook. Further, since the friction holding force between the core body and the fishing hook is set to be larger than the disengagement force between the fitting frame body and the core body, when the fishing rod is pulled to apply the mating force, the core is The fitted state of the body and the fitting frame is released, but at this time, the core does not move relative to the hook.
[0100]
According to the fishing hook according to the ninth and tenth aspects of the present invention, since the connecting portion connected to the fishing line is provided with the top ring by bending a single elastic wire, the connecting portion itself is provided. And the top ring can be made smaller.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view illustrating a fishing tackle according to a first embodiment.
FIG. 2 is a sectional view showing the fishing tackle core of FIG. 1;
FIG. 3 is a sectional view taken along line III-III in FIG. 2;
FIG. 4 is a sectional view showing a fitting frame of the fishing tackle of FIG. 1;
FIG. 5 is a sectional view taken along line VV in FIG.
FIG. 6 is a diagram showing elastic grains, twisted grains, and pressed grains attached to a fishing line.
FIG. 7 is a view for explaining an insertion method when inserting elastic particles or the like into the core shown in FIG. 2;
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a core body of a first modified embodiment.
FIG. 9 is a sectional view taken along line IX-IX in FIG. 8;
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a core body of a second modification.
FIG. 11 is a sectional view taken along line XI-XI in FIG. 10;
12 is a cross-sectional view showing an example of a use state of the core of FIG. 10;
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a fishing tackle according to a second embodiment.
14 is a sectional view taken along line XIV-XIV in FIG.
FIG. 15 is a sectional view showing the fishing tackle core of FIG. 13;
16 is a sectional view taken along line XVI-XVI in FIG.
FIG. 17 is a diagram showing twisted yarn grains and pressed grains mounted on a fishing line.
FIG. 18 is a sectional view showing still another modified example of the core body.
19 is a sectional view taken along line XIX-XIX in FIG.
20 is a cross-sectional view for explaining a method of attaching the core body of FIG. 17 to a fishing line.
FIG. 21 is a simplified diagram showing a state in which a fishing tackle is attached to a fishing line extending from a fishing rod.
FIG. 22 is a diagram showing a moving ring and a configuration related thereto in FIG. 21;
FIG. 23 is a front view showing the hook of the first embodiment.
FIG. 24 is a cross-sectional view showing a binding tool used for manufacturing the hook portion of the fishing hook of FIG. 23;
FIG. 25 is a diagram illustrating an operation of bundling the lower needle portions.
FIG. 26 is a diagram illustrating an operation of bundling upper needle portions.
FIG. 27 is a view showing a needle main body having a mandrel.
FIG. 28 is a partially enlarged view for explaining the movement when the top ring of the conventional fishing hook passes through the fitting frame.
FIG. 29 is a partially enlarged cross-sectional view for explaining the movement when the annular ring of the fishing hook of the embodiment passes through the fitting frame.
FIG. 30 is a diagram showing a modified fishing hook.
FIG. 31 is a simplified diagram for explaining a measuring method for measuring a transfer load.
FIG. 32 is a simplified diagram for explaining a measuring method for measuring a separation point of a fishing tackle.
[Explanation of symbols]
2,2A, 2B, 102,102A core
4,104 Fitting frame
6,6A, 6B, 106,106A Core body
14 Fishing line
16 Holding tube
18 Tsuba Short Tube
24 elastic grains
26,126 twisted yarn
28,128 pressed grain
100 moving ring
202 fishing rod
207 Fishing tackle
208 Fishing hook
260 mandrel

Claims

A core body in which a fishing line hole is defined, and a fitting frame detachably attached to the core body; one end of the fishing line passing through the core body is connected to a fishing rod; The other end side passing through the fitting frame body is a fishing tackle connected to a fishing hook,
A fitting holding force for holding the core and the fitting frame in a fitted state is larger than a transfer load acting on the fitting frame when the live food is transferred over water, and is applied by a fishing rod. The fishing tackle is set to be smaller than the fitting force, and thus, when the fishing rod is pulled and the fitting force is applied, the fitting state between the core body and the fitting frame body is released. Gimmicks.

The core is attached to the fishing line slidably, and the friction holding force between the core and the fishing line is released from the fitting state between the fitting frame and the core. The fishing tackle according to claim 1, wherein the fishing tackle is set to be larger than the disengagement force.

3. The fishing tackle according to claim 1, wherein a positioning protrusion is provided on an outer peripheral surface of the core body when the core body is fitted to the fitting frame body, and the positioning protrusion contacts an end of the core body. 4.

The fitting frame body includes a holding tube and a short flange tube attached to the holding tube, and one end of the short flange tube functions as a positioning protrusion, and the core body is attached to the fitting frame body. 3. The fishing tackle according to claim 1, wherein the base of the core abuts on one end of the collar short tube when fitted. 4.

The core body has a thin hollow cylindrical core body, a small inner diameter portion is provided at one end of the core body, and the fishing line has elastic grains and / or twisted grains and pressed grains. The core according to any one of claims 1 to 4, wherein the core is attached to the fishing line by pressing the elastic particles and / or twisted yarn particles against the small inner diameter portion by the pressing particles. Fishing tackle device.

The core body has an elongated hollow cylindrical core body, a small diameter short tube that defines a small inner diameter portion is mounted at one end of the core body, and an insertion short tube is mounted at the other end. The fishing line is provided with elastic grains and / or twisted yarn grains. When the small-diameter short pipe is mounted on the core body, the small-diameter short pipe inserts the elastic grains and / or twisted-line grains into the insertion short. The fishing tackle according to any one of claims 1 to 4, wherein the core is attached to the fishing line by pressing against a pipe.

A core body in which a hole through which the shaft of the fishing hook passes is defined, and a fitting frame body detachably attached to the core body, and one end side of the shaft passing through the core body through a fishing line. Fishing tackle connected to a fishing rod,
A fitting holding force for holding the core and the fitting frame in a fitted state is larger than a transfer load acting on the fitting frame when the live food is transferred over water, and is applied by a fishing rod. The fishing tackle is set to be smaller than the fitting force, and thus, when the fishing rod is pulled and the fitting force is applied, the fitting state between the core body and the fitting frame body is released. Gimmicks.

The core is attached to the center axis of the fishing hook so as to be able to slip, and a friction holding force between the core and the fishing line is determined by a fitting state between the fitting frame and the core. The fishing tackle according to claim 7, wherein the fishing tackle is set so as to be larger than the disengagement force for canceling.

A needle portion, a mandrel extending from the needle portion, and a connecting portion provided at a tip portion of the mandrel, wherein a fishing line is connected to the connecting portion,
The connecting portion is formed of a single wire having elasticity, and the single wire is bisected and bent, so that a top ring connected to the fishing line is provided at one end, and a tip portion of the mandrel is provided. A fishing hook is sandwiched between a pair of free ends at the other end of the connecting portion, and a tip of the mandrel is fixed to the other end of the connecting portion.

A hook having a needle portion and a connecting portion extending from the needle portion, wherein the fishing line is connected to the connecting portion;
The connection portion is formed of a single wire having elasticity, and a single top wire connected to the fishing line is provided at one end portion by bending the single wire in two, and the needle portion is connected to the connection portion. Fishing hook secured to a pair of free ends of the portion.