JP2004335113A - Light source device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投射型表示装置等に搭載される光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクター等の投射型表示装置に搭載される光源装置の発光源としては、高圧水銀ランプやメタルハライドランプといった高圧放電ランプが多く使用されている。この種の高圧放電ランプは、点灯中の内圧が非常に高いため、点灯中稀に破裂することがある。高圧放電ランプが破裂したときにその破片が光源装置の外部や投射型表示装置の外部にまで飛散してしまうため、このような光源装置には破片飛散防止構造が従来から導入されている。
【0003】
従来の破片飛散防止構造として、光照射ユニットにおける冷却風の通路を、ランプの破片が通過不能な網目部材で覆ったものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、従来における他の破片飛散防止構造として、光源装置における通気口を、光源ランプ破裂時の爆風による風圧を利用して駆動するシャッタ機構によって閉塞するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−223023号公報
【特許文献2】
特開2002−352604公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、網目部材の網目サイズよりも小さな破片は、網目部材を通って外部に飛散してしまう。このため、高圧放電ランプが破裂したときの破片を光源装置内部に完全に閉じ込めることができない。また、網目部材は冷却風の通路を覆っているため、網目部材の網目サイズを細かくしてしまうと冷却を阻害してしまうこととなる。
【0007】
また、特許文献2に開示の技術では、ランプの爆風を受けて通気口を閉塞する回動部材が、通気口に設けられているため、通常の使用状態においても、回動部材が通風口を一部遮ることとなり、やはり冷却を阻害してしまうこととなっていた。
【0008】
そこで、この発明の課題は、通常使用状態においては冷却を妨げることなく、また、ランプが破裂した場合にあっては、その破片を光源装置内により完全に封じ込めることができる、光源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明は、ランプと、前記ランプ冷却用の通気口と内部からの圧力波を伝搬するための開口とを有し、前記ランプを取囲むようにして配設された容器と、前記通気口を避けた開放位置と前記通気口を閉塞する閉塞位置との間で移動自在な可動体と、前記開口に設けられ前記開口を通る圧力波を受ける検知部とを有し、前記検知部が前記圧力波を受けた動作に連動して前記可動体を前記閉塞位置に向けて移動させる通気口遮断機構と、を備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光源装置を示す平面図であり、図2は同光源装置を示す側面図であり、図3は光源装置の分解斜視図である。
【0011】
この光源装置は、例えば、液晶プロジェクター装置やデジタル・ライト・プロセシング方式を採用したDLPプロジェクター装置等の光源として用いられるものであり、ランプ12を内蔵したランプユニット10と、交換側ランプハウジング20と、通気口遮断機構40とを主として備えている。
【0012】
ランプユニット10は、ランプ12と、内面が凹面反射鏡に形成された略半円球状の反射部材14と、透光性材料により形成された前面板18とを備えている。
【0013】
ランプ12としては、高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の高圧放電ランプが用いられている。このランプ12は、反射部材14内部のネック部15aに挿入固定されている。そして、該ランプ12より照射された光が、直接又は凹面反射鏡で反射されて、前面板18を透過してランプユニット10の前方に照射されるようになっている。
【0014】
また、このランプユニット10には、通気口16が形成されている。本実施の形態では、ランプユニット10の反射部材14の両側部に、それぞれ略矩形状の通気口16が形成されている。この通気口16を介して、本ランプユニット10の内部空間と外部空間との間で冷却風の導入や排気が行われ、ランプ12の冷却が行われる。
【0015】
さらに、このランプユニット10には、通気口16とは別の開口17が形成されている(図1参照)。本実施の形態では、反射部材14の下部に、略矩形状の開口17が形成されている。この開口17は、後述する開口26(図3参照)と対向する位置に形成されている。そして、ランプ12の破裂による圧力波が当該開口17にも伝わるようになっている。
【0016】
交換側ランプハウジング20は、上記ランプユニット10を取囲むようにして配設された容器として構成されている。本実施の形態では、交換側ランプハウジング20は、上方が開口する筺状体に形成されており、ランプユニット10の下方及び前後左右側方を囲んでいる。結局、反射部材14及び本交換側ランプハウジング20は、ランプ12を取囲むようにして配設された容器ともいえる。
【0017】
本実施の形態では、これらランプユニット10及び交換側ランプハウジング20によって、交換ランプユニット22が構成されている。
【0018】
この交換ランプユニット22は、装置本体側に固定された固定側ランプハウジング30に対して専用金具により着脱自在に固定されている。そして、本光源装置の光源としての通常使用状態においては、当該交換ランプユニット22が固定側ランプハウジング30に取付固定されている。また、ランプ12の消耗時又は破裂時等には、交換ランプユニット22全体が他の新しい交換ランプユニット22に交換される。
【0019】
また、交換側ランプハウジング20は、ランプ12を冷却するための通気口24と、この通気口24とは別の開口26とを有している。
【0020】
通気口24は、上記ランプユニット10の2つの通気口16と対応する位置に2つ形成されている。すなわち、交換側ランプハウジング20の両側部前よりの位置にそれぞれ略矩形状の通気口24が形成されている。
【0021】
上記固定側ランプハウジング30は、通気口24に対向する開口を持つ冷却用ダクト19を備えており、各通気口24は当該冷却用ダクト19を介して外部に設けられた図示省略の送風ファン等に接続されている。
【0022】
また、開口26は、上記ランプユニット10の開口17と対応する位置に形成されている。すなわち、交換側ランプハウジング20の底部前よりの位置に略矩形状の開口26が形成されている。
【0023】
図4は通気口遮断機構40を示す斜視図、図5は通気口遮断機構40を示す平面図、図6は通気口遮断機構40を示す側面図、図7は通気口遮断機構40を示す正面図である。
【0024】
この通気口遮断機構40は、可動体42と検知板50と伝達機構60とを備えている。これら可動体42及び検知板50は、支持ケース部材46に取付けられている。なお、本実施の形態では、通気口遮断機構40は、支持ケース部材46等を介して交換側ランプハウジング20に取付固定されているが、固定側ランプハウジング30或はランプユニット10に取付固定される構成であってもよい。
【0025】
可動体42は、前記通気口24を避けた開放位置(図2,図8参照)と、通気口24を閉塞する閉塞位置(図11,図12参照)との間で移動自在に構成されている。本実施の形態では、各可動体42は、通気口24よりも大きな広がりを持つ長尺板形状に形成されている。2つの可動体42の一端部(下端部)は、第1シャフト(第1の軸部)44によって固定連結されており、両可動体42は一体となって開放位置と閉塞位置との間を移動する。
【0026】
支持ケース部材46は、上記開口26よりも大きな開口を持つ筺状体に形成されている。そして、その開口を当該開口26に対向させて当該開口26を覆うようにした状態で、支持ケース部材46が交換側ランプハウジング20の底部下面にねじ止等により取付固定されている。なお、この支持ケース部材46内には、後述する検知板50が閉塞姿勢と傾き姿勢との間で姿勢変更するのを妨げない程度の空間が、形成されている。
【0027】
そして、上記第1シャフト44が支持ケース部材46に挿通されて回転自在に支持されることで、上記各可動体42が交換側ランプハウジング20の側方で移動自在に支持されている。
【0028】
検知板50は、前記開口26に設けられており、ランプ12の破裂による圧力波を受けて所定の検知動作を行うようになっている。本実施の形態では、検知板50は、開口26に対応する平面視形状及び大きさを持つ板状に形成されている。また、検知板50の両側部に一対の支持片52,52が延設され、該各延設片52に第2シャフト(第2の軸部)54が回り止状態に固定されている。この第2シャフト54は支持ケース部材46に回転自在に支持されている。これにより、検知板50が、開口26を閉塞した姿勢(図8参照、以下閉塞姿勢という)と圧力波を受けて外方に突出するように回転し傾いた姿勢(図11参照、以下傾き姿勢という)との間で姿勢変更自在に支持されることとなる。そして、検知板50は、所定の検知動作として、前記閉塞姿勢から前記傾き姿勢に向けて回転し姿勢変更する動作を行う。
【0029】
なお、第1シャフト44の回転軸は第2シャフト54の回転軸から外れた位置、ここでは、斜め下方に外れた位置にある。
【0030】
伝達機構60は、検知板50が圧力波を受けた動作に連動して可動体42を閉塞位置に向けて移動させる機能、より具体的には、検知板50が圧力波を受けて回転する動作を、可動体42を前記閉塞位置に向けて回転移動させる動作として伝達する機能を有している。
【0031】
ここでは、伝達機構60は、第2シャフト54の一端部に回り止状態で取付固定されたカム板62と、可動体42の基端側に突設されたカムフォロア64とを備えている。
【0032】
カム板62は、平面視略扇形の板状に形成されており、その一頂点部分が第2シャフト54の一端部に回り止状態で取付固定されている。カム板62は、一方側の可動体42の内側で、上記検知板50と同期して回転する。
【0033】
このカム板62には、第2シャフト54の回転軸を中心とする弧状に沿った第1の溝部分と、カム板62の外周側から内周側(第2シャフト54)に向う第2の溝部分とを有する略L字状のカム溝63が形成されている(図8〜図11参照)。
【0034】
カムフォロア64は、一方側の可動体42の基端側の内面よりその内方に向けて突設され、上記カム溝63内に挿入配置されている。
【0035】
そして、検知板50の回転動作が、カム板62のカム溝63からカムフォロア64を介して可動体42に伝達されるようになっている。この動作については後に詳述する。
【0036】
また、通気口遮断機構40には、可動体42が閉塞位置に移動した状態で当該可動体42を閉塞位置に向けて付勢する第1の付勢手段、及び、検知板50が圧力波を受ける前の通常使用状態で可動体42を開放位置側に付勢する第2の付勢手段として機能する付勢手段として、単一のコイルバネ70を備えている。
【0037】
コイルバネ70は、その一端部を交換側ランプハウジング20の一側部であって可動体42の前方位置に連結固定すると共に(図2参照)、その他端部をカム板62の外周部であってカム溝63の外側部分に連結固定した状態で、伸長状態で取付けられている。そして、検知板50が前記閉塞姿勢に位置する状態では、コイルバネ70は検知板50及びカム板62の回転軸(第2シャフト54)よりも下方位置にて張設されており、検知板50を前記閉塞姿勢に向けて付勢している(図8参照)。一方、検知板50が前記傾き姿勢に位置する状態では、コイルバネ70は検知板50及びカム板62の回転軸よりも上方位置にて張設されており、検知板50を前記傾き姿勢に向けて付勢している(図12等参照)。
【0038】
すなわち、検知板50が前記閉塞姿勢と前記傾き姿勢との間の所定位置よりも前記閉塞姿勢よりの位置にあるときには、コイルバネ70は検知板50を当該閉塞姿勢に向けて付勢し、これにより、可動体42を開放位置に向けて付勢する。逆に、検知板50が前記傾き姿勢よりの位置にあるときには、コイルバネ70は検知板50を傾き姿勢に向けて付勢し、これにより、可動体42を閉塞位置に向けて付勢する。
【0039】
なお、このようなコイルバネ70に代えて、可動体42を閉塞位置に向けて付勢する第1の付勢手段としての機能だけを持つコイルバネ、又は、可動体42を開放位置側に付勢する第2の付勢手段としての機能だけをもつコイルバネを備えた構成であってもよい。
【0040】
さらに、通気口遮断機構40には、可動体42を常時閉塞位置に向けて付勢する付勢手段としてコイルバネ72が設けられている。
【0041】
コイルバネ72は、その一端部を交換側ランプハウジング20の一側部であって可動体42の前側位置に連結固定すると共に(図2参照)、その他端部を可動体42の長手方向略中間部に連結固定した状態で、伸長状態にて取付けられている。なお、コイルバネ72の付勢力は、コイルバネ70の付勢力よりも小さい。
【0042】
このコイルバネ72は、可動体42を常時閉塞位置に向けて付勢することにより、カムフォロア64とカム溝63とのクリアランスに起因する可動体42のがたつきを防止する役割を果す。
【0043】
次に、この光源装置の動作について図8〜図11を参照して説明する。
【0044】
図8は正常点灯状態における通気口遮断機構40の位置関係を示す図である。
【0045】
正常点灯状態では、検知板50は交換側ランプハウジング20の底部に沿って略平行な姿勢であり、開口17,26を閉塞した閉塞姿勢となっている。この状態では、コイルバネ70は、カム板62を所定の回転方向に向けて引張っており、この力が第1シャフト44を介して検知板50に伝達され、検知板50が閉塞姿勢に向けて付勢され、前記閉塞姿勢に保たれる。
【0046】
また、この状態では、カムフォロア64とカム溝63との係合により、可動体42も開放位置に向けて付勢される。この際、カムフォロア64とカム溝63とのクリアランスに起因する、可動体42のがたつきは、上記コイルバネ72によって可動体42を一方向へ付勢することにより抑止される。
【0047】
図9は、検知板50が交換側ランプハウジング20の底部に対してa゜傾いた状態を示す図である。
【0048】
カム溝63の第1溝部分は、第2シャフト54の回転軸を中心とする弧状に形成されており、この範囲内では当該第1溝部分は第2シャフト54の回転軸に対して等距離にある。このため、検知板50及びカム板62の回転角度が所定の回転角度b゜(b>a;図10参照)以内であるとき、即ち、検知板50及びカム板62の回転角度が、カムフォロア64がカム溝63の第1溝部分内を移動する範囲内であるときには、可動体42は移動しない。
【0049】
また、検知板50及びカム板62の回転角度がb゜回転した状態で、コイルバネ70の長さ寸法が最大になるように(中立点となるように)、該コイルバネ70の取付位置が設定されている。このため、カム板62の回転角度がb゜未満であるときには、コイルバネ70は検知板50を閉塞姿勢に向けて付勢する。また、カム板62の回転角度がb゜を越えたときには、コイルバネ70は検知板50を傾き姿勢に向けて付勢する。すなわち、検知板50及びカム板62は、b゜の回転角度を境にして、図8に示す閉塞姿勢か、又は、図11に示す最大に傾いた傾き姿勢のうち何れか一方の状態に遷移する。
【0050】
このため、光源装置の運搬時に衝撃が加わった場合等において、検知板50が多少傾いたとしても、可動体42の閉塞位置への移動を防止することができる。換言すれば、ランプ12の破裂の圧力波以外による、可動体42の閉塞位置への移動を防止することができる。
【0051】
なお、コイルバネ70の力は、ランプ12の破裂の圧力波によって検知板50及びカム板62の回転角度が上記b゜を越えることができる程度に適宜調整されている。本実施の形態では、コイルバネ72も常時可動体42を一方向へ付勢しているので、該コイルバネ72による付勢力をも考慮して、コイルバネ70の力を調整している。
【0052】
図10は、検知板50が交換側ランプハウジング20の底部に対してb゜回転した状態を示す図である。
【0053】
すなわち、ランプ12の破裂による圧力波が開口17,26に伝わると、該圧力波を受けて検知板50が回転するように傾く。これにより、検知板50の回転角度がb゜を越えると、コイルバネ70は、検知板50が傾き姿勢となるように、カム板62を付勢する。そして、検知板50の傾き角度がさらに大きくなって、カムフォロア64がカム溝63の第2溝部分内に達すると、カムフォロア64とカム溝63との係合により、閉塞位置に向けて移動させる力が可動体42に作用し、各可動体42が閉塞位置に移動して通気口16,24を閉塞する。
【0054】
すなわち、ランプ12の圧力波を受けた検知板50の動作に連動して、可動体42が高速に閉塞位置に移動する。これにより、ランプ12の破片の飛散が通気口16,24に達するのに遅れることなく、通気口16,24を閉塞することができる。
【0055】
なお、開口17,26は、支持ケース部材46によって覆われている。このため、開口17,26に達したランプ12の破片は、該支持ケース部材46によって受止められ、外部への飛散は防止される。
【0056】
図11は、可動体42が通気口16,24を完全に閉塞した状態を示す図であり、図12は同状態における光源装置の全体を示す側面図である。
【0057】
この状態では、コイルバネ72は、可動体42を閉塞位置に向けて付勢している。また、この付勢力は、カムフォロア64とカム溝63との係合構造からカム板62を介して検知板50に伝達され、検知板50は前記傾き姿勢に向けて付勢されることとなる。また、コイルバネ70も検知板50を傾き姿勢に向けて付勢している。これにより、可動体42が閉塞位置に位置し、検知板50が傾き姿勢に位置する状態が保たれる。
【0058】
以上のように構成された光源装置によると、通常の使用状態においては、通気口16,24を通った空気の流出を妨げない位置に、可動体42及び検知板50が配設されているため、冷却の妨げを防止することができる。また、ランプ12が破裂した場合にあっては、検知板50がランプ12の破裂による圧力波を受けた動作に連動して可動体42が通気口16,24を閉塞するため、ランプ12の破片を光源装置内により完全に封じ込めることができる。
【0059】
また、ランプ12の破裂を検知するための検知板50等の検知機構を、通気口16,24近辺に配置する必要がないため、構造上の自由度を得ることができる。
【0060】
さらに、圧力波を受けた検知板50が回転すると、可動体42が閉塞位置に向けて移動し通気口16,24を閉塞する。このため、検知板50の動きに対して高速追随させて、可動体42を閉塞位置に動かすことができる。従って、ランプ12の破片の飛散に遅れることなく、可及的速やかに通気口16,24を閉塞することができ、外部空間への破片飛散を防止することができる。
【0061】
また、可動体42が閉塞位置に移動した状態で、コイルバネ70により閉塞位置側に付勢されている。このため、例えば、可動体42が高速移動したことによって該可動体42を跳ね返させる力が作用したとしても、可動体42が開放方向に移動し難く、従って、通気口16,24の再開放が防止される。このため、ランプ12の破裂後において、可動体42を下方位置に保つことができ、ランプ12の破裂に遅れて飛散した破片についても、光源装置内に封じ込めることができる。
【0062】
さらに、通常使用状態では、コイルバネ70により、可動体42が開放位置側に付勢されているため、ランプ12の破裂による圧力以外、例えば、輸送による振動等によっては、可動体42が閉塞位置側に移動し難く、開放位置に保たれる。このため、本通気口遮断機構40の誤動作を防止することができる。
【0063】
しかも、可動体42が閉塞位置に移動した状態で当該可動体42を閉塞位置に向けて付勢する機能、及び、検知板50が圧力波を受ける前の通常使用状態で可動体42を開放位置側に付勢する機能を単一のコイルバネ70により実現しているため、構成の簡易化を図ることができる。
【0064】
また、通常状態では、検知板50は開口17,26を閉塞しているので、冷却に不必要な開口が該検知板50で閉塞されることとなり、十分な冷却効果を得ることができる。
【0065】
ところで、図13は、この実施の形態1に係る光源装置の変形例を示す要部拡大斜視図である。
【0066】
この変形例では、ランプ12を取囲む容器である交換側ランプハウジング20の外部からの操作により、可動体42を開放位置に移動させるための開放機構80を備えている。
【0067】
開放機構80は、外部より操作可能な操作部であるハンドル82と、ハンドル82に加えられた操作力を、可動体42を開放位置に移動させる力として伝達する操作力伝達機構としてのワイヤー84とを備えている。
【0068】
より具体的には、本光源装置が組込まれた装置(例えば、液晶プロジェクタ)の外観を構成する意匠体88に交換ランプユニット22交換用の開口部88hが形成され、この開口部88hに交換用フタ89が着脱自在に取付けられている。上記ハンドル82は、該交換用フタ89の外面に配設されている。なお、ハンドル82は、交換用フタ89の外面上を移動自在に取付けられたものであってもよい。また、ハンドル82は、交換用フタ89に対して着脱自在に取付けられており、該ハンドル82を交換用フタ89から取外して引張ることができる構成であってもよい。
【0069】
ワイヤー84は、線状体であり、その一端部がカム板62に接続固定されると共に他端部が上記意匠体88の外部に引出されて上記ハンドル82に接続固定された構成となっている。なお、ワイヤー84の一端部は、可動体42等に連結されていてもよく、要するに、通気口遮断機構40の諸構成要素のうち、引張ることで可動体42を開放位置に移動させることができる部分に接続固定されていればよい。
【0070】
そして、可動体42が閉塞位置に位置する状態で、意匠体88の外部において、上記ハンドル82を引張ると、可動体42が強制的に開放位置に移動する。
【0071】
なお、開放機構80としては、上述のようなハンドル82やワイヤー84を用いた構成に代えて、外部から可動体42を強制的に移動させることができる他の機構を用いてもよい。
【0072】
この変形例では、たとえ、本光源装置が組込まれた装置(例えば、投射型表示装置)の輸送時の振動・衝撃等により通気口遮断機構40が動作した場合であっても、該装置を開けることなく、通気口遮断機構40を開放状態にすることができる。また、逆の捉え方をすれば、装置のセット使用時等に、本開放機構80を用いて通気口遮断機構40を開放状態にすることで、装置の輸送による振動や衝撃への配慮を無くすことができる。
【0073】
勿論、本変形例は、後述する実施の形態2にも適用できる。
【0074】
実施の形態2.
図14及び図15はこの発明の実施の形態2に係る光源装置を示す側面図であり、図14は通気口を開放した状態を示しており、図15は通気口を閉塞した状態を示している。なお、本実施の形態2では、上記実施の形態1における光源装置の構成要素と同様の構成要素については同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
【0075】
この光源装置では、通気口16に代えて、上記ランプユニット10に相当するランプユニット10Bの前方上部に空気導入用の通気口90が設けられると共に、該ランプユニット10Bの後側のネック部15Baに空気吹出し用の通気口91が設けられている。
【0076】
上記通気口90には、導風路98が接続されており、図示省略の冷却ファン等により吸込まれる空気は導風路98から通気口90を通ってランプユニット10B内に導入される。また、ランプユニット10B内に導入される空気は、通気口91を通って外部に吹出されるようになっている。
【0077】
この光源装置では、吹出し側の通気口91に、破片飛散防止用の網92が設けられている。ランプ12の破裂時の破片飛散は、当該網92によって防止される。
【0078】
この実施の形態における通気口遮断機構40Bでは、上記一対の可動体42に代えて、一対の支持用可動体42B及び閉塞用可動体43Bが用いられている。
【0079】
各支持用可動体42Bは、ランプユニット10Bの上方に突出する程度の長さ寸法を有している。その他の構成は、可動体42と同様構成となっている。
【0080】
また、閉塞用可動体43Bは、前記通気口90を閉塞可能な細長板状に形成されており、上記一対の支持用可動体42Bの端部間に掛渡すようにして取付けられている。
【0081】
また、閉塞用可動体43Bは、一対の支持用可動体42Bの端部に揺動自在に連結固定されている。さらに、交換側ランプハウジング20に対応する交換側ランプハウジング20Bの上部に延設ガイド片20Baが延設形成されている。この延設ガイド片20Baとランプユニット10Bの上面との間に、閉塞用可動体43Bの厚み寸法に対応するガイド空間20Bbが形成されている。上記閉塞用可動体43Bは、ガイド空間20Bb内に配設されている。そして、支持用可動体42Bの回転に伴って、閉塞用可動体43Bは、ランプユニット10Bの上面に対して略平行な姿勢を保った状態で、当該ガイド空間20Bb内を移動するようになっている。閉塞用可動体43Bがガイド空間20Bb内の後方位置に配設された状態では、該閉塞用可動体43Bは通気口90を避けた開放位置に位置する。また、閉塞用可動体43Bがガイド空間20Bb内の最前部に配設された状態で、通気口90を閉塞する閉塞位置に位置する状態となる。
【0082】
その他の構成に関しては、通気口遮断機構40Bは、上記通気口遮断機構40と同様構成となっている。
【0083】
この光源装置では、通常の使用状態では、閉塞用可動体43Bは図14に示す開放位置に配設されている。そして、ランプ12が破裂すると、その破裂による圧力波を受けて、第1の実施の形態における通気口遮断機構40と同様の動作が行われる。これにより、一対の支持用可動体42Bが回転し、図15に示すように、閉塞用可動体43Bが閉塞位置に移動し、通気口90を閉塞する。
【0084】
この実施の形態2に係る光源装置によっても、上記実施の形態1に係る光源装置と同様の効果を得ることができる。
【0085】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、通常の使用状態においては、通気口を通った空気の流出を妨げない位置に、可動体及び検知部を配設することができ、従って、冷却の妨げを防止することができる。また、ランプが破裂した場合にあっては、検知部が圧力波を受けた動作に連動して可動体が通気口を閉塞するため、ランプの破片を光源装置内により完全に封じ込めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る光源装置を示す平面図である。
【図2】同上の光源装置を示す側面図である。
【図3】同上の光源装置の要部分解斜視図である。
【図4】通気口遮断機構を示す斜視図である。
【図5】通気口遮断機構を示す平面図である。
【図6】通気口遮断機構を示す側面図である。
【図7】通気口遮断機構を示す正面図である。
【図8】正常点灯状態における通気口遮断機構の位置関係を示す図である。
【図9】検知板がa゜回転した状態を示す図である。
【図10】検知板がb゜回転した状態を示す図である。
【図11】可動体が通気口を閉塞した状態を示す図である。
【図12】可動体が通気口を閉塞した状態おける光源装置の全体を示す側面図である。
【図13】変形例を示す要部拡大斜視図である。
【図14】この発明の実施の形態2に係る光源装置を示す側面図である。
【図15】通気口を閉塞した状態における光源装置を示す側面図である。
【符号の説明】
10,10B ランプユニット、12 ランプ、16 通気口、17 開口、20,20Ba 交換側ランプハウジング、24 通気口、26 開口、40 通気口遮断機構、42 可動体、42B 支持用可動体、43B 閉塞用可動体、50 検知板、60 伝達機構、62 カム板、63 カム溝、64 カムフォロア、70 コイルバネ、80 開放機構、90,91 通気口。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a light source device mounted on a projection display device or the like.
[0002]
[Prior art]
As a light source of a light source device mounted on a projection display device such as a liquid crystal projector, a high-pressure discharge lamp such as a high-pressure mercury lamp or a metal halide lamp is often used. This type of high-pressure discharge lamp has a very high internal pressure during operation, and may occasionally burst during operation. When the high-pressure discharge lamp ruptures, the fragments are scattered to the outside of the light source device and the projection type display device. Therefore, such a light source device has been conventionally provided with a fragment scatter prevention structure.
[0003]
As a conventional debris scattering prevention structure, there is one in which a cooling air passage in a light irradiation unit is covered by a mesh member through which debris of a lamp cannot pass (for example, see Patent Document 1).
[0004]
As another conventional debris scattering prevention structure, there is a structure in which a vent in a light source device is closed by a shutter mechanism that is driven by using wind pressure generated by a blast when a light source lamp ruptures (for example, Patent Document 2). reference.).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-10-223203
[Patent Document 2]
JP 2002-352604 A
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the technology disclosed in Patent Document 1, fragments smaller than the mesh size of the mesh member fly outside through the mesh member. For this reason, the fragments when the high-pressure discharge lamp bursts cannot be completely confined inside the light source device. Further, since the mesh member covers the passage of the cooling air, if the mesh size of the mesh member is reduced, cooling will be hindered.
[0007]
Further, in the technology disclosed in Patent Document 2, since the rotating member that closes the ventilation hole in response to the blast of the lamp is provided in the ventilation hole, the rotating member closes the ventilation hole even in a normal use state. Part of it was blocked, which also hindered cooling.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to provide a light source device that does not hinder cooling in a normal use state, and that when a lamp ruptures, the fragments can be completely enclosed in the light source device. It is in.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a lamp, a vessel having a vent for cooling the lamp and an opening for transmitting pressure waves from the inside, and disposed so as to surround the lamp. A movable body movable between an open position avoiding the vent and a closed position closing the vent, and a detecting unit provided at the opening and receiving a pressure wave passing through the opening, And a vent blocking mechanism for moving the movable body toward the closed position in response to an operation in which the detection unit receives the pressure wave.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a plan view showing a light source device according to Embodiment 1 of the present invention, FIG. 2 is a side view showing the same light source device, and FIG. 3 is an exploded perspective view of the light source device.
[0011]
This light source device is used, for example, as a light source of a liquid crystal projector device or a DLP projector device employing a digital light processing method, and includes a
[0012]
The
[0013]
As the lamp 12, a high-pressure discharge lamp such as a high-pressure mercury lamp or a metal halide lamp is used. The lamp 12 is inserted and fixed to a
[0014]
The
[0015]
Further, an
[0016]
The replacement-
[0017]
In the present embodiment, the
[0018]
The
[0019]
The replacement-
[0020]
Two
[0021]
The fixed-
[0022]
The
[0023]
4 is a perspective view showing the
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
Note that the rotation axis of the
[0030]
The
[0031]
Here, the
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The rotation of the detecting
[0036]
Further, the ventilation
[0037]
One end of the
[0038]
That is, when the
[0039]
Note that, instead of such a
[0040]
Further, the ventilation
[0041]
One end of the
[0042]
The
[0043]
Next, the operation of the light source device will be described with reference to FIGS.
[0044]
FIG. 8 is a diagram showing a positional relationship of the
[0045]
In the normal lighting state, the
[0046]
In this state, the
[0047]
FIG. 9 is a diagram showing a state in which the
[0048]
The first groove portion of the
[0049]
Further, the mounting position of the
[0050]
For this reason, even if the
[0051]
The force of the
[0052]
FIG. 10 is a diagram illustrating a state in which the
[0053]
That is, when the pressure wave due to the rupture of the lamp 12 is transmitted to the
[0054]
That is, the
[0055]
The
[0056]
FIG. 11 is a diagram showing a state in which the
[0057]
In this state, the
[0058]
According to the light source device configured as described above, in the normal use state, the
[0059]
In addition, since it is not necessary to dispose a detection mechanism such as the
[0060]
Further, when the
[0061]
In a state where the
[0062]
Further, in the normal use state, the
[0063]
Moreover, the function of urging the
[0064]
In the normal state, since the
[0065]
FIG. 13 is an enlarged perspective view of a main part showing a modification of the light source device according to the first embodiment.
[0066]
In this modification, an
[0067]
The
[0068]
More specifically, an
[0069]
The
[0070]
When the
[0071]
Note that, instead of the configuration using the
[0072]
In this modification, even if the
[0073]
Of course, this modification can be applied to a second embodiment described later.
[0074]
Embodiment 2 FIG.
14 and 15 are side views showing a light source device according to Embodiment 2 of the present invention. FIG. 14 shows a state in which a vent is opened, and FIG. 15 shows a state in which the vent is closed. I have. In the second embodiment, the same components as those of the light source device in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, the description thereof will be omitted, and the description will focus on differences.
[0075]
In this light source device, instead of the
[0076]
An
[0077]
In this light source device, a net 92 for preventing fragments from being scattered is provided in the
[0078]
In the
[0079]
Each of the supporting
[0080]
The closing
[0081]
Further, the closing
[0082]
In other respects, the
[0083]
In this light source device, the closing
[0084]
According to the light source device according to the second embodiment, the same effect as the light source device according to the first embodiment can be obtained.
[0085]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a normal use state, the movable body and the detection unit can be disposed at a position where the outflow of air through the ventilation hole is not prevented, and therefore, the hindrance of cooling is prevented. can do. Further, when the lamp is ruptured, the movable body closes the ventilation hole in conjunction with the operation of the detecting unit receiving the pressure wave, so that the lamp fragments can be more completely sealed in the light source device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a light source device according to Embodiment 1 of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the above light source device.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a main part of the above light source device.
FIG. 4 is a perspective view showing a vent blocking mechanism.
FIG. 5 is a plan view showing a vent blocking mechanism.
FIG. 6 is a side view showing a vent blocking mechanism.
FIG. 7 is a front view showing a vent blocking mechanism.
FIG. 8 is a diagram showing a positional relationship of a vent blocking mechanism in a normal lighting state.
FIG. 9 is a diagram illustrating a state in which the detection plate is rotated by a ゜.
FIG. 10 is a diagram showing a state where the detection plate has rotated by b ゜.
FIG. 11 is a diagram showing a state in which a movable body closes an air vent.
FIG. 12 is a side view showing the entire light source device in a state where a movable body closes a vent.
FIG. 13 is an enlarged perspective view of a main part showing a modification.
FIG. 14 is a side view showing a light source device according to Embodiment 2 of the present invention.
FIG. 15 is a side view showing the light source device in a state where the vent is closed.
[Explanation of symbols]
10, 10B lamp unit, 12 lamps, 16 vents, 17 openings, 20, 20Ba exchange-side lamp housing, 24 vents, 26 openings, 40 vent blocking mechanism, 42 movable body, 42B supporting movable body, 43B closing Movable body, 50 detection plate, 60 transmission mechanism, 62 cam plate, 63 cam groove, 64 cam follower, 70 coil spring, 80 opening mechanism, 90, 91 vent.
Claims (7)
前記ランプ冷却用の通気口と内部からの圧力波を伝搬するための開口とを有し、前記ランプを取囲むようにして配設された容器と、
前記通気口を避けた開放位置と前記通気口を閉塞する閉塞位置との間で移動自在な可動体と、前記開口に設けられ前記開口を通る圧力波を受ける検知部とを有し、前記検知部が前記圧力波を受けた動作に連動して前記可動体を前記閉塞位置に向けて移動させる通気口遮断機構と、
を備えた光源装置。Lamp and
A vessel having a vent for cooling the lamp and an opening for transmitting pressure waves from the inside, and a vessel arranged to surround the lamp;
A movable body movable between an open position avoiding the vent and a closed position closing the vent, and a detecting unit provided at the opening and receiving a pressure wave passing through the opening; A vent blocking mechanism for moving the movable body toward the closed position in conjunction with the operation of the unit receiving the pressure wave,
Light source device provided with.
前記通気口遮断機構は、
前記可動体を前記開放位置と前記閉塞位置との間で回転自在に支持するための第1の軸部と、前記検知部を回転自在に支持するための第2の軸部と、前記検知部が前記圧力波を受けて回転する動作を、前記閉塞位置に向けて前記可動体を回転移動させる動作として伝達する伝達機構と、
を備えた光源装置。The light source device according to claim 1,
The vent blocking mechanism,
A first shaft for rotatably supporting the movable body between the open position and the closed position, a second shaft for rotatably supporting the detection unit, and the detection unit A transmission mechanism that transmits the operation of receiving the pressure wave and rotating as the operation of rotating the movable body toward the closed position,
Light source device provided with.
前記通気口遮断機構は、
前記検知部が前記圧力波を受けた動作に連動して前記可動体が前記閉塞位置に移動した状態で、前記可動体を前記閉塞位置側に付勢する第1の付勢手段をさらに有している、光源装置。The light source device according to claim 1 or 2, wherein
The vent blocking mechanism,
A first urging unit that urges the movable body to the closed position side in a state where the movable body has moved to the closed position in response to the operation in which the detection unit receives the pressure wave. The light source device.
前記通気口遮断機構は、
前記検知部が前記圧力波を受ける前の通常使用状態で、前記可動体を前記開放位置側に付勢する第2の付勢手段をさらに有している、光源装置。The light source device according to claim 1, wherein:
The vent blocking mechanism,
The light source device further includes a second urging unit that urges the movable body toward the open position in a normal use state before the detection unit receives the pressure wave.
前記通気口遮断機構は、
前記検知部が前記圧力波を受けた動作に連動して前記可動体が前記閉塞位置に移動した状態で前記可動体を前記閉塞位置側に付勢すると共に、前記検知部が前記圧力波を受ける前の通常使用状態で前記可動体を前記開放位置側に付勢する単一のコイルバネを有する付勢手段を備えている、光源装置。The light source device according to claim 1 or 2, wherein
The vent blocking mechanism,
The detecting unit urges the movable body toward the closed position in a state where the movable body is moved to the closed position in conjunction with the operation of receiving the pressure wave, and the detecting unit receives the pressure wave. A light source device comprising: a biasing unit having a single coil spring for biasing the movable body toward the open position in a previous normal use state.
前記検知部が前記圧力波を受ける前の通常使用状態で、前記検知部が前記開口を閉塞している、光源装置。The light source device according to claim 1, wherein:
The light source device, wherein the detection unit closes the opening in a normal use state before the detection unit receives the pressure wave.
前記容器外からの操作により、前記可動体を前記開放位置に移動させるための開放機構をさらに備えた、光源装置。The light source device according to any one of claims 1 to 6, wherein
The light source device further includes an opening mechanism for moving the movable body to the opening position by an operation from outside the container.
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