JP2004334968A - Recording controller and its method, recording medium and program - Google Patents

Recording controller and its method, recording medium and program Download PDF

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Masato Kamata
征人 鎌田
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To confirm the quality of the sound and image to be recorded before the sound and image are recorded. <P>SOLUTION: An encoding part 13 compresses the supplied data by a prescribed encoding method or in a mode (compression rate) set at that time and supplies the compressed data to a decoding part 15 through a buffer 14. The decoding part 15 decodes the supplied data and supplies the decoded data to an outputting part 16. The data supplied to the outputting part 16 are supplied to a speaker and a display. A user confirms the sound and image quality at the time of recording in a mode set at that time before recording the data. If the confirmed quality is acceptable, the data are subsequently started to record on a recording medium 3. This invention is applicable to a recording and reproducing device that records data. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、データを記録する際、異なる圧縮率で記録を行うことができる装置に適用して好適な記録制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
入力したデータを所定の方式により圧縮し、記録媒体に記録する装置が普及している。例えば、MD(Mini Disc)(商標)プレーヤは、ミニディスクと称されるディスク状の記録媒体に記録されているデータ、例えば音楽データを再生し、音楽をユーザに提供する。
【0003】
また、MDプレーヤによっては録音機能を有しているものもあり、そのようなプレーヤでは、他の装置からの音楽データを所定の方式に基づき圧縮(符号化)し、ディスク状の記録媒体に記録することができる。その記録の際、ユーザは、圧縮率の異なるモードを選択し、そのモードで記録させることができる。モードは、録音されたデータを再生したときのトータルの再生時間や音質にかかわっており、例えば、比較的長時間分の音楽データを記録させることはできるが、音質が比較的悪いモードや、長時間分の音楽データを記録することはできないが、音質が比較的良いモードなどである。(例えば、非特許文献1参照。)
【0004】
【非特許文献1】
ソニー株式会社、ソニーeカタログサイト、[online]、[平成15年3月20日検索]、インターネット<URL:http://www.ecat.sony.co.jp/audio/walkman/products/index.cfm?PD=11300&KM=MZ−N910>
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、設定されたモードで録音された音は、そのモードに依存した音質となる。例えば、ユーザが、長時間分の音楽データが記録できるモードに設定して記録媒体に記録させた音楽データを再生したとき、その音質が気に入らなければ、再度、異なるモードに設定しなおして、同一の音楽を、記録媒体に記録し直すといったことを行わなくてはならなかった。
【0006】
同じような処理を繰り返し行わなくてはならないというのは、ユーザにとって煩わしい処理である。また、上述したMDプレーヤに用いられるディスクは、繰り返し録音できる記録媒体であるので、仮に、1度記録させた音楽データによる音が気に入らなかった場合、同じ記録媒体に、再度記録し直すということは可能である。
【0007】
しかしながら、CD−R(Compact Disc−Recordable)などの記録媒体は、1度書き込みを行うと(1度記録してしまうと)、その記録媒体に、再度、データを記録させる(上書きさせる)といったことはできない。すなわち、このような記録媒体に、ユーザが、所定のモードで、例えば、音楽データを記録させ、その記録させた音楽データを再生させたときの音の音質が気に入らないとしても、再度、その記録媒体に対して音楽データを記録させることはできず、結果として、その気に入らない音質の音データが記録された記録媒体は、破棄されるなどされる。
【0008】
そのようなことは、同じ処理を繰り返さなくてはならないといったユーザにとって煩わしい処理を行わせるだけでなく、記録媒体という資源を無駄に消費する結果になってしまう。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、記録媒体に記録されるデータを再生したときの質を、記録媒体にデータを記録する前に、ユーザが確認できるようにし、もって、ユーザが同じ処理を繰り返さなくてならない、資源を無駄に消費するなどの不都合をなくすことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録制御装置は、データを所定の方式で符号化する符号化手段と、符号化手段により符号化されたデータを、復号する復号手段と、符号化手段により符号化されたデータを、所定の記録媒体に記録する記録手段とを備え、復号手段による復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、記録手段による記録が開始されることを特徴とする。
【0011】
前記所定の方式は、所定の方式は、異なる複数の符号化方式と、同一の符号化方式における複数の異なる圧縮率の方式とを含み、それらの方式から1つの方式を選択する選択手段をさらに備え、符号化手段は、選択手段により選択された方式で符号化を行うようにすることができる。
【0012】
本発明の記録制御方法は、データを所定の方式で符号化する符号化ステップと、符号化ステップの処理で符号化されたデータを、復号する復号ステップと、符号化ステップの処理で符号化されたデータの所定の記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含み、復号ステップの処理で復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、記録制御ステップによる記録の制御が開始されることを特徴とする。
【0013】
本発明の記録媒体のプログラムは、データを所定の方式で符号化する符号化ステップと、符号化ステップの処理で符号化されたデータを、復号する復号ステップと、符号化ステップの処理で符号化されたデータの所定の記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含み、復号ステップの処理で復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、記録制御ステップによる記録の制御が開始されるを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明のプログラムは、データを所定の方式で符号化する符号化ステップと、符号化ステップの処理で符号化されたデータを、復号する復号ステップと、符号化ステップの処理で符号化されたデータの所定の記録媒体への記録を制御する記録制御ステップとを含み、復号ステップの処理で復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、記録制御ステップによる記録の制御が開始されることを特徴とする。
【0015】
本発明においては、データが所定の方式で符号化された直後に、その符号化されたデータが復号されて、ユーザに提供される。そして、その復号されたデータによる、例えば、音や映像で記録を開始するとユーザが指示すると、記録媒体に記録が開始される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0017】
請求項1に記載の記録制御装置(例えば、図2の記録再生装置4)は、データを所定の方式で符号化する符号化手段(例えば、図2の符号化部13)と、符号化手段により符号化されたデータを、復号する復号手段(例えば、図2の復号化部15)と、符号化手段により符号化されたデータを所定の記録媒体に記録する記録手段(例えば、図2の記録再生部17)とを備え、復号手段による復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、記録手段による記録が開始される(例えば、図3のフローチャートに示される処理)ことを特徴とする。
【0018】
請求項2に記載の記録制御装置における所定の方式は、異なる複数の符号化方式と、同一の符号化方式における複数の異なる圧縮率の方式とを含み、それらの方式から1つの方式を選択する選択手段(例えば、図3のステップS12の処理に含まれる処理を実行する図2の制御部12)をさらに備え、符号化手段は、選択手段により選択された方式で符号化を行うことを特徴とする。
【0019】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用した記録制御装置を含むシステムの一実施の形態の構成を示す図である。記録媒体1は、再生装置2にセットされる。再生装置2は、セットされた記録媒体1に記録されているデータを再生し、その再生したデータを記録再生装置4に供給する。
【0020】
記録再生装置4には、記録媒体3がセットされており、その記録媒体3に、再生装置2から供給されたデータを記録する。また、記録再生装置4は、セットされている記録媒体3に記録されているデータを再生し、スピーカ5に供給する。スピーカ5は、供給されたデータに基づく音を出力する。
【0021】
なお、ここでは、再生装置2と記録再生装置4は、それぞれ別体として説明するが、一体型に構成されていても良い。
【0022】
記録媒体1または記録媒体3は、それぞれ、再生装置2や記録再生装置4に対して、着脱自在のものでも良いし、内蔵されているものでも良い。
【0023】
記録媒体1または記録媒体3は、例えば、CD(Compact Disc)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(CD−ReWritable)、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、HDD(Hard Disc Drive)などの、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどに属する記録媒体である。
【0024】
また、記録媒体1は、デジタルデータではなく、アナログデータが記録されているものでも良い。例えば、レコードやカセットテープなどでも良い。
【0025】
また、再生装置2や記録再生装置4は、セットされる記録媒体1や記録媒体3を扱える装置である。例えば、記録媒体1がCDである場合、再生装置2は、CDプレーヤである。
【0026】
図2は、記録再生装置4の内部構成例を示す図である。記録再生装置4の入力部11は、再生装置2により再生された記録媒体1に記録されているデータを入力する。ここでは、再生装置2からのデータを入力するとして説明するが、ネットワークなどを介して接続されている他の装置からのデータを入力するようにしても良い。
【0027】
入力部11に入力されたデータは、制御部12の制御により、符号化部13に供給される。符号化部13は、供給されたデータを所定の符号化方式で、符号化(圧縮)する。符号化部13により符号化は、例えば、ATRAC(Advanced Transform Acoustic Coding)、MP3(MPEG−1 Audio Layer3)などの符号化方式に基づき行われる。
【0028】
符号化部13により符号化されたデータは、バッファ14に一旦記憶される。バッファ14は、必ずしも設ける必要はなく、必要に応じて設けられるようにすればよい。バッファ14に記憶されたデータは、復号化部15に供給される。復号化部15は、符号化部13による符号化に対応する復号を行う。例えば、符号化部13においてATRAC方式による符号化が行われる場合、復号化部15においてもATRAC方式による復号化が行われる。
【0029】
復号化部15において復号されたデータは、制御部12の制御のもと、出力部16に供給される。出力部16に供給されたデータは、スピーカ5(図1)に供給される。
【0030】
バッファ14に記憶されたデータは、記録再生部17に供給される場合もある。記録再生部17は、制御部12の制御のもと、バッファ14から供給されたデータを記録媒体3に記録する。また、記録再生部17は、記録媒体3に記録されているデータを、制御部12の制御のもと、読み出し、バッファ14に供給する。
【0031】
記録再生部17から供給され、バッファ14に記憶されたデータは、復号化部15に供給され、復号され、出力部16に供給される。出力部16に供給されたデータは、上述したように、スピーカ5に供給される。
【0032】
図2に示した記録再生装置4においては、出力部16に供給されるデータの経路は、2経路ある。まず第1の経路としては再生装置2から供給されたデータが符号化部13により符号化され、その直後に復号化部15により復号化されたデータが出力部16に供給される経路である。第2の経路としては、記録媒体3から読み出されたデータが、復号化部15により復号化されたデータが、出力部16に供給される経路である。
【0033】
出力部16に供給されるデータの経路の指示などは、操作部18によりユーザが指示した内容に基づき行われる。操作部18は、図示しない複数のボタンなどから構成されており、ユーザが所望の処理を、記録再生装置4に対して指示できるように構成されている。また、操作部18による操作の状況などは、表示部19に表示される。
【0034】
表示部19は、LED(Light Emitting Diode)などから構成されており、操作部18が操作されることにより指示されていることや、再生時間といったような情報などを表示する。
【0035】
なお、ここでは、記録再生部17を備える装置として、記録再生装置4を説明するが、記録を制御するための記録部のみを備える装置であっても、本発明を適用することはでき、後述する処理を実行させることはできる。
【0036】
このような構成を有する記録再生装置4の動作について説明する。ここでは、再生装置2により再生されるデータを、記録媒体3に記録する際の動作について説明する。図3は、記録再生装置4において行われる記録の動作について説明するためのフローチャートである。
【0037】
ステップS11において、制御部12は、操作部18が操作されることにより、録音または試聴が指示されたか否かを判断する。ここでは、記録再生装置4は、音のデータを扱う装置として説明するため、適宜、録音と表記するが、音のデータだけでなく、画像のデータを扱うようにしても良い。また、画像のデータを扱う場合、その画像は、動画像であっても、静止画像であっても良い。
【0038】
制御部12は、操作部18が操作されることにより、録音または試聴が指示されたか否かを判断するわけだが、操作部18と、操作部18の操作状況などの情報を表示する表示部19は、例えば、図4に示すような構成とされている。操作部18には、録音ボタン31、試聴ボタン32、モードボタン33、および、決定ボタン34が設けられている。
【0039】
図4には、説明の都合上、説明に必要なボタンのみを簡略化して図示しているが、再生を指示するボタンや、音量を設定するボタンなども備えられている。また、それらのボタンは、押下することにより操作されるボタンで構成されているようにしても良いことは勿論だが、ジョグダイヤル(商標)などを含む構成とされるようにしても良い。
【0040】
また、操作部18や表示部19は、記録再生装置4と一体型に構成されていても良いし、別体のリモートコントローラとして設けられていても良い。また、操作部18は、タッチパネルで構成されていても良い。ここでは、例えば、MDプレーヤのような装置を例に挙げて説明しているが、記録再生装置4は、パーソナルコンピュータでも良く、パーソナルコンピュータのようなものである場合、操作部18は、キーボードやマウス(いずれも不図示)などで構成され、所定の画面などを表示するディスプレイを含むGUI(Graphical User Interface)で構成される。
【0041】
録音ボタン31は、録音を指示するときに操作されるボタンである。試聴ボタン32は、後述する試聴を行うときに操作されるボタンである。モードボタン33は、録音時の符号化に関するモードを設定する際に操作されるボタンである。決定ボタン34は、必要に応じ、設定されたモードで録音などを実行する際に操作されるボタンである。
【0042】
表示部19には、操作部18に操作に対応した表示が行われる。モードボタン33が操作されることによりモードが選択されると、表示部19には、モードAのアイコン41、モードBのアイコン42、または、モードCのアイコン43のうちの1つのアイコンが表示される。
【0043】
試聴のアイコン44は、試聴ボタン32が操作されたときに表示されるアイコンである。録音のアイコン45は、録音が指示されたときや、録音が実行されているときに表示されるアイコンである。再生のアイコン46は、図示されていない再生ボタンが操作され、再生が実行されているときに表示されるアイコンである。
【0044】
モードA、モードB、および、モードCは、それぞれ、圧縮率が異なるモードである。例えば、ATRACにおいては、標準モード(例えば、モードAに該当)、標準モードの2倍の圧縮率を実現したATRAC3−LP2のモード(例えば、モードBに該当)、さらに2倍の圧縮率を実現したATRAC3−LP4のモード(例えば、モードCに該当)がある。このような圧縮率の異なるモードを選択できるようにされている。
【0045】
このようなモードは、圧縮率が異なるため、同一のデータ(データ量)を圧縮しても、その圧縮されたデータのデータ量は異なる。圧縮されたデータのデータ量が異なるということは、結果として、1枚のディスク(記録媒体)に記録されるデータの再生時間(曲数)が異なることになる。すなわち、圧縮率の高いモードを選択した場合、1枚の記録媒体に記録できる曲数は多くなり、比較的長い再生時間のデータを記録させることができる。しかしながら、圧縮率の高いモードで記録されたデータを再生したときの音は、圧縮率の低いモードで記録されたデータを再生したときの音に比べて、一般的に、音質が悪いものとなってしまう。
【0046】
このようなことを考慮して、ユーザは、録音時のモードを設定するが、例えば、再生時間を長くしたいために、圧縮率の高いモードを選択し、所定の音を録音させたが、その録音されたものを再生したときの音の音質が、気に入らない(所望の音質ではなかった)といったような場合がある。
【0047】
また、画像を録画するような場合には、モードの違いにより、ちらつきが多くなり、見づらいものとなってしまうようなことが考えられる。そのような、録音(録画)したデータを再生したものが、ユーザが許容できる音質や画質でなかったような場合、ユーザは、再度、異なるモードで記録し直す必要があった。
【0048】
そのような、基本的に同じ処理を行うといった無駄な処理をなくすために、本実施の形態においては、記録する前に、設定したモードで記録したときの音質(画質)をユーザが確認できる機能を設ける。その機能を実行させたいときに操作されるのが、試聴ボタン32である。
【0049】
記録再生装置4が、このような操作部18を備えているような場合、ステップS11において制御部12(図2)は、録音ボタン31または試聴ボタン32が操作されたか否かを判断する。または、そのようなボタンが操作された後、さらに決定ボタン34が操作されたか否かを判断するようにしても良い。
【0050】
常に、決定ボタン34が操作されなければ、実際の処理が開始されないように設定されている場合、ステップS11においては、決定ボタン34が操作されたか否かが判断されるようにすればよい。また、例えば、録音ボタン31が操作されたときには、デフォルトのモード(例えば、モードA)で録音が開始されるように設定されていたり、試聴ボタン32が操作されたときにはデフォルトのモードで録音されたときの音が試聴できるように設定されているような場合、録音ボタン31または試聴ボタン32が操作されたか否かが、ステップS11において判断されるようにすればよい。
【0051】
いずれの設定を採用し、ステップS11の判断がされるようにしても良いが、ステップS11において、録音または試聴が指示されたと判断された場合、ステップS12に処理が進められる。ステップS12において、試聴が指示されているか否かが判断される。このステップS12における判断により、すぐに録音を開始してよいのか否かが判断される。
【0052】
ステップS12において、すぐに録音を開始するのではなく、試聴してから録音を開始すると指示されていると判断された場合、ステップS13に処理が進められる。ステップS13において、試聴するモードが設定される。ユーザは、試聴するにしても、試聴せずにすぐに録音するにしても、モードボタン33を操作し、録音する際のモードを選択している。または、ユーザにより選択がされずに、録音ボタン31または試聴ボタン32が操作されたときのために、デフォルトとしてのモードが設定されている。
【0053】
そのような選択されたモードまたは設定されているモードが、ステップS13において設定される。例えば、ユーザは、試聴を指示する際の操作として、まず、モードボタン33を操作し、モードA乃至Cのうちのいづれかのモードを選択する。その操作に対応し、アイコン41乃至43のうち、ユーザにより選択されたモードに対応するアイコンのみが、表示部19に表示される。
【0054】
その表示されているモードで良ければ、ユーザは、試聴ボタン32を操作する。そのような操作がされると、表示部19には、試聴のアイコン44が、さらに表示される。そのようなモードと試聴に、それぞれ対応するアイコンが表示部19に表示されている状態で、ユーザが決定ボタン34(図4)を操作した場合、ステップS11において、録音または試聴が指示されたと判断され、さらに、ステップS12において、試聴が指示されていると判断され、ステップS13に処理が進められる。
【0055】
ステップS13において、この場合、モードA乃至Cのうちのユーザにより設定されたモードが、制御部12により、符号化部13における符号化のモードとして設定される。符号化部13は、設定されたモードで、供給されるデータを符号化するように準備を開始する。
【0056】
なお、ここでは、モードA乃至Cといったモードが設定可能なモードとして用意されているとして説明するが、例えば、記録の際のビットレートの数値、パーセンテージ(%)で示された圧縮率などで、モードが示される(モードが選択できる)ようにしても良い。さらに、ステレオの音源をステレオで記録するモードや、ステレオの音源であっても、モノラルで記憶するモードなどが備えられていても良い。
【0057】
ステップS14において、符号化部13により符号化が開始される。ユーザは、記録再生装置4側での設定を行うと共に、再生装置2(図1)に対しても、記録媒体1の再生の処理を開始させるための操作を行っている。または、記録再生装置4側からの指示により、再生装置2は、記録媒体1の再生の処理を開始する機能を有している。
【0058】
ユーザの操作または記録再生装置4の指示に対応し、再生装置2は、記録媒体1の再生を開始する。再生装置2により再生されたデータは、記録再生装置4の入力部11に入力される。さらに、入力部11に入力されたデータは、制御部12の制御のもと、符号化部13に供給される。
【0059】
符号化部13は、このようにして供給されたデータを設定されているモードで、符号化する。符号化部13により符号化が開始されると、ステップS15において、復号化部15により復号化が開始される。復号化されたデータは、バッファ14に一旦記憶される。バッファ14に記憶されたデータは、制御部12の制御に基づいて、復号化部15に供給される。
【0060】
復号化部15は、ステップS15において、供給されたデータを復号化する。この符号化部13における符号化、バッファ14のデータの記憶、および、復号化部15における復号化は、制御部12の制御に基づいて行われる。制御部12は、符号化部13により符号化されたデータがバッファ14に記憶されるタイミングと同期して、復号化部15による復号化が行われるように制御する。この同期の制御の仕方は、割り込みやポーリングなどの処理により実現される。
【0061】
復号化部15により復号化されたデータは、出力部16に供給される。出力部16に供給されたデータは、さらに、スピーカ5(図1)に供給される。
【0062】
このように、所定のモードで符号化されたデータが、符号化された直後に復号化され、その復号化されたデータがスピーカ5に提供されることにより、ユーザは、所定のモードで符号化されたデータが再生されると、どのような音質の音であるのかを、記録媒体3に、そのデータを実際に記録を開始させる前に確認することができる。
【0063】
このように、本実施の形態においては、記録再生装置4に符号化と復号化が同時に行うことができる機能を備えさせ、試聴ということが行えるようにすることにより、ユーザが、所望の音質の音を得られる圧縮率のモードを、簡便に設定することができる。
【0064】
ユーザは、スピーカ5から出力されている音の音質を確認し、その音質で録音を開始して良ければ、実際の録音を開始させる。その録音の開始が指示されたか否かが、ステップS16において判断される。この判断は、例えば、操作部18の録音ボタン31が操作されたか否かを判断することにより行われる。他の方法で、試聴が解除され、録音が開始されるように設定されている場合には、その方法に基づく操作が行われたか否かが判断されることにより、ステップS16における判断の処理が行われる。
【0065】
ステップS16において、録音ボタン31は操作されていないと判断された場合、換言すれば、ユーザが試聴を続けると意図していると判断される場合、ステップS17に進み、モードの変更が指示されたか否かが判断される。ここでは、モードは、図4を参照して説明したように、モードA乃至Cの3つのモードが用意されている。
【0066】
ステップS17に処理が進められるときには、その3つのモードのうちの1つのモードで符号化が行われているわけだが、ユーザは、その時点で設定されているモードで符号化されたデータによる音の音質が気に入らなかった場合、または、他のモードで符号化されたデータによる音の音質も試聴することを所望した場合、その時点で設定されているモードを変更することが可能とされている。
【0067】
例えば、ユーザは、モードを変更したいとき、モードボタン33(図4)を操作する。そのような操作がされたか否かが、ステップS17において判断される。ステップS17において、モードの変換が指示されたと判断された場合、ステップS13に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、ユーザが変更したモードで、上述した処理と同様の処理が行われる。このような処理が行われることにより、ユーザは、新たに設定されたモードで符号化されたデータによる音の音質を確認することができる。
【0068】
一方、ステップS17において、モードの変更は指示されていないと判断された場合、ステップS18に進み、試聴の中断(停止)が指示されたか否かが判断される。ユーザは、実際の録音を実行させずに、または、モードの変更などをせずに、試聴自体を停止する可能性があるので、そのような状況に対応するためにステップS18における処理が設けられている。
【0069】
ステップS18において、試聴の中断は指示されていないと判断された場合、換言すれば、ユーザは、試聴を継続することを意図していると判断される場合、ステップS14に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0070】
一方、ステップS18において、試聴の中断が指示されたと判断された場合、ステップS19に処理が進められる。なお、試聴の中断が指示されたと判断されるのは、例えば、操作部18の試聴ボタン32が操作されたときであるとする。試聴が行われている状況のときに、試聴ボタン32が操作されたときには、試聴の中断(停止)が指示されたと判断されるように設定しておくことにより、このような判断を行うことを実現することが可能である。
【0071】
ステップS19において、試聴の停止が行われる。すなわち、図3に示したようなフローチャートの処理は中止される。そして、ユーザが新たな指示をするまで、待機状態とされる。
【0072】
このようにして、実際の録音が開始される前の段階で、録音された後の音の音質を確認することができる。このような確認が行えることにより、以下のような不都合が発生するようなことを防ぐことが可能となる。
【0073】
すなわち、ユーザが所定のモードで符号化され、記録媒体3に記録されたデータを再生したが、その音の音質が気に入らなく、再度、同一のデータを異なるモードで符号化させ、記録媒体3に記録させたいと所望した場合、ユーザも記録再生装置4も、同じ処理を繰り返さなくてはならず、ユーザにとって煩わし処理となり、その処理にかかる時間も無駄になってしまうという不都合が発生することを防ぐことが可能となる。
【0074】
また、記録媒体3が、1度データを書き込んでしまうと、上書きできないような記録媒体3(例えば、CD−R)であるような場合、気に入らない音質の音データが記録された記録媒体3は、処分されるなどし、無駄になってしまうといった不都合があったが、そのような不都合が発生することを防ぐことが可能となる。
【0075】
図3のフローチャートの説明に戻り、ユーザが、試聴せずに録音を開始させると判断した場合や、試聴した結果、その時点で設定されているモードで録音を開始すると判断した場合、記録再生装置4では、再生装置2から供給されるデータを、記録媒体3に記録(録音)する処理が開始される。すなわち、ステップS12において、試聴が指示されていないと判断された場合、または、ステップS16において、録音が指示されたと判断された場合、ステップS20に処理が進められる。
【0076】
ステップS20において、符号化部13により符号化が開始される。再生装置2から供給されるデータは入力部11に入力され、制御部12の制御のもと、符号化部13に供給される。そして、符号化部13は、供給されたデータを、その時点で、設定されているモードで符号化を行う。符号化されたデータは、バッファ14に供給され記憶される。
【0077】
バッファ14に供給されたデータは、制御部12の制御のもと、記録再生部17に供給される。この場合、録音であるので、バッファ14からのデータは、記録再生部17に供給される。そして、記録再生部17は、ステップS21の処理として、記録媒体3に、供給されたデータを記録する(書き込む)。
【0078】
このようにして、記録媒体3へのデータの記録が行われる。
【0079】
上述した実施の形態においては、再生装置2から供給されるデータに、何らかの制限を加えることについての説明はしていないが、例えば、試聴ということを考えると、同じ音を聞き比べた方が、異なる音を聞き比べるよりも良いと考えられる。例えば、異なるモードで符号化されたデータによる音の音質を、それぞれ試聴する(聞き比べる)場合、曲の同一の部分で試聴した方が、曲の異なる部分で試聴するよりも、より的確に音質を比較することができ、ユーザが所望のモードを、より的確に選択できるようになると考えられる。
【0080】
そこで、試聴の際には、同一のデータが符号化されるようにしても良い。そのようにした場合、記録再生装置4の構成は、例えば、図5に示したようになる。図5に示した記録再生装置4と、先に説明した図2に示した記録再生装置4とを比較するに、図5に示した記録再生装置4は、図2に示した記録再生装置4に、記憶部61を追加した構成とされている。その他の構成は、図2に示した記録再生装置4と同様な構成であるので、その説明は省略する。
【0081】
記憶部61は、入力部11から制御部12に供給されたデータを記憶するように構成されている。また、記憶部61に記憶されたデータは、符号化部13に供給されるように構成されている。従ってこの記憶部61は、入力部11が入力した再生装置2からのデータが、符号化部13に供給される前に記憶される構成とされている。
【0082】
記憶部61に記憶されるデータは、例えば、再生装置2により再生された記録媒体1のデータのうちの、再生時間にして1分間に相当するデータ量、または、時間に関係ない所定のデータ量が記憶されるように構成されている。すなわち記憶部61の容量は、試聴に必要とされるデータ量が記憶できる容量であればよい。
【0083】
例えば、1分間分のデータが記憶部61に記憶されるとした場合、再生装置2により再生され、供給されるデータを1分間分だけ、ユーザに音が提供される前に記憶されるようにする。または、ユーザに試聴の音が提供されている状態のとき、すなわち符号化部13において所定のモードで符号化が行われている状態のときに、記憶部61は、データを記憶するようにしても良い。
【0084】
そのようにした場合、記憶部61は、符号化されるデータとして符号化部13に供給されるデータが、1分間分のデータ量になったか否か(データを記憶し始めてから1分が経過したか否か)を判断するようにする。そして、1分間分のデータ量になったと判断されるまで、符号化部13にデータを供給すると共に、その供給するデータの記憶が行われるようにする。
【0085】
このように、所定のデータ量のデータが記憶部61に記憶されるようにした場合においても、記録再生装置4の動作は、基本的に、図3のフローチャートを参照して説明した場合と同様に行われる。ただし、ステップS17において、モードの変更が指示されたと判断された場合、ステップS13に戻り、モードの設定が行われ、ステップS14において、符号化が行われるが、この符号化が行われるデータは、記憶部61に記憶されているデータであり、その時点で、再生装置2から供給されるデータではない。
【0086】
なお、再生装置2側で同一の部分が繰り返し再生されるように、記録再生装置4側で制御が行えるようになっている場合、再生装置2側から、同一の部分のデータを繰り返し供給されるようにすれば、記録再生装置4に記憶部61を設けなくても、基本的に、上述したような処理が行えるので、そのような場合には、記録再生装置4に記憶部61を設ける必要はない。
【0087】
このように、記憶部61を設け、その記憶部61に記憶されているデータが、異なるモードで符号化される対象のデータとされることにより、ユーザは、同じ音(所定の曲の一部分)で、異なるモードで符号化されたデータによる音を聞き比べることができるため、より的確に、所望の音質のモードを選択することができるようになる。
【0088】
上述した実施の形態においては、ユーザが試聴する際のモードを選択するとしたが、記録再生装置4側で、モードを切り換えてユーザ側に試聴させるようにしても良い。ここでは、モードA乃至Cの3つのモードが記録再生装置4には用意されているとして説明しているが、例えば、ユーザが試聴を指示したとき、まず、モードAで符号化されたデータによる音がユーザに提供され、その次に、モードBで符号化されたデータによる音がユーザに提供され、その次にさらに、モードCで符号化されたデータによる音がユーザに提供されるようにしても良い。
【0089】
このように、試聴が行われるときに記録再生装置4側でモードを切り換えるようにした場合、記録再生装置4の構成は、図2または図5に示した記録再生装置4の構成とされる。また、このように、試聴が行われるときに記録再生装置4側でモードを切り換えるようにした場合、記録再生装置4の動作は、図6に示したようなフローチャートに基づいて行われる。
【0090】
図6に示したフローチャートのうち、ステップS41乃至46は、図3に示したフローチャートのうちのステップS11乃至S16と、基本的に同様の処理なので、その説明は省略する。ステップS47において、その時点で、設定されているモードでの符号化が、所定の時間だけ経過したか否かが判断される。ここでは、所定の時間だけ経過したか否かを判断するようにしているが、所定のデータ量だけ、符号化が行われたか否かが判断されるようにしても良い。
【0091】
所定の時間が経過したか否かを判断するようにした場合、その所定の時間とは、例えば、1分間などである。このような時間を計時する必要がある場合、記録再生装置4には、計時部(不図示)が設けられており、その計時部により、この計時が行われるようにする。
【0092】
ステップS47において、所定の時間が経過したと判断された場合、ステップS43に戻り、それ以降の処理が繰り返される。試聴にかかわる処理が開始されてから、始めてステップS43に処理が進められた場合(ステップS42からステップS43に処理が進められた場合)、デフォルトとして設定されているモード(例えば、モードA)が設定される。そして、ステップS47からステップS43に処理が来た場合には、その時点で設定されているモード(例えば、モードA)の次のモード(例えば、モードB)に設定される。
【0093】
このようにして、モードが、ユーザの指示にかかわらず、順次変更される。その結果、ユーザは、順次変更されるモード毎に、符号化されたデータによる音の音質を確認することができる。
【0094】
図6に示したフローチャートに基づいて処理が行われる場合、ここではモードA、モードB、モードCの順で、順次モードが切り換えられ、モードCの後、再び、モードAにモードが切り換えられる。勿論、このように、ユーザの指示がなければ、何度でも、モードが繰り返し切り換えられるようにしても良いが、何らかの条件を設けて、記録再生装置4側で、モードの切り換えが停止されるようにしても良い。
【0095】
例えば、ステップS47において、所定の時間が経過したと判断された場合、ステップS43に戻る前に、全てのモードへ切り換えたか否かを判断する処理(不図示)を設け、全てのモードへ切り換えていないと判断された場合のみ、ステップS43に戻り、それ以降の処理が繰り返されるようにし、全てのモードへ切り換えたと判断された場合、試聴の処理は終了されるようにしても良い。
【0096】
このようにして、試聴の処理が行われる一方で、ステップS42において、試聴は指示されていないと判断された場合、すなわち、試聴の処理を行わずに、録音を開始すると判断された場合、ステップS50に処理が進められる。ステップS50,S51の処理は、図3に示したフローチャートのステップS20,S21と同様の処理なので、その説明は省略する。
【0097】
一方、ステップS46において、試聴が行われている状態のときに、録音が指示されたと判断された場合、ステップS52における処理を経て、ステップS50に処理が進められる。ステップS52において、ユーザは、試聴した結果、どのモードで録音を行うかを決定し、その決定したモードを設定する。そのような設定がユーザ側で行われると、その設定に基づくモードで、符号化が開始されるように、制御部12は、符号化部13を制御する。
【0098】
このようなモードの設定が行われた後に、ステップS50に処理が進められ、記録媒体3へのデータの記録が開始される。
【0099】
このように、本実施の形態においては、予め録音を開始する前に、所望の音質で録音が行えるか否かを確認することができるため、効率良く、所望の音質で録音を行なわせることが可能となる。
【0100】
上述した実施の形態では、ユーザに、符号化された直後に復号化されたデータのみが提供されるようにしたが、そのようなデータと、符号化される前のデータ、すなわち、再生装置2からのデータ自体が、共にユーザに、ほぼ同時に提供されるようにしても良い。
【0101】
スピーカ5(図1)が、右チャンネル用と左チャンネル用との、少なくとも2つのスピーカから構成されている場合、例えば、右チャンネルのスピーカには、符号化された直後に復号化されたデータが供給されるようにし、左チャンネルのスピーカには再生装置2からのデータが供給されるようにしても良い。換言すれば、右チャンネルのスピーカには、復号化部15から出力部16に供給されるデータが供給されるようにし、左チャンネルのスピーカには、入力部11から出力部16に直接的に供給されるデータが供給されるようにしても良い。
【0102】
このようにすることで、原音と、その原音が所定のモードで符号化されて録音されたときの音とを、同時に試聴できるようになり、ユーザにとっては音質の違いを認識しやすくなり、所望のモードを設定しやすくなる。
【0103】
音ではなく、画像の場合など、原画と、その原画が所定のモードで符号化されて記録されたときの画像を、異なるウィンドウでそれぞれ表示させることにより、より符号化されることによる画質の劣化を、ユーザが認識しやすくなり、所望の画質を得られるモードを設定しやすくなる。
【0104】
なお、このようにした場合、同時ではなく、原音(原画)と、符号化された直後に復号化されたデータの音(画像)とが、所定の間隔(例えば、10秒間隔)で、交互にユーザに提供されるようにしても良い。
【0105】
上述した実施の形態においては、1つの符号化方式内で複数の異なるモードが設定できる場合を例に挙げて説明したが、複数の符号化方式が用意され、それらの符号化方式毎に、複数の異なるモードが設定できるようにしても良い。例えば、複数の符号化方式として、ATRACとMP3が選択できるようにし(用意されているようにし)、そのATRACについて3モードが選択可能とされ、MP3について3モードが選択可能とされているようにしても良い。
【0106】
このように、複数の符号化方式が選択できるようにされている記録再生装置4においても、基本的に、上述したような処理手順で対応することが可能である。すなわち、複数の符号化方式もモードの1つと考え、そのATRACについて3モードが選択可能とされ、MP3について3モードが選択可能とされているような場合には、全部で6モードが設定されているとして処理が行われるようにすればよい。
【0107】
勿論、モードの選択の前に、符号化方式が選択できるようにしても良い。
【0108】
同じ符号化方式内では、圧縮率の高いモードの方が、音質や画質が悪いものとなってしまうが、ほぼ同じ圧縮率であっても、異なる符号化方式では、異なる音質や画質が得られる可能性があり、上述したように、複数の符号化方式を選択できるようにすることで、ユーザ側にとっては、所望の音質(画質)を得られるモードをより幅広い選択肢から選択できるようになり、より適切に、所望のモードが選択できるようになる。
【0109】
なお、複数の符号化方式が選択できるようにされており、それらの符号化方式にはモードは設定されておらず、符号化方式のみが選択できるようにしても良い。このように符号化方式のみが選択できるようにしても、符号化方式により音質や画質は異なるものとなるので、ユーザが、符号化方式を選択でき、かつ、上述したような試聴ができるということは、所望の質のデータをより容易に取得することができるようになる。
【0110】
なお、試聴が終了し、記録媒体3への記録が開始されると、復号化部15により復号が停止されるとしたが、記録媒体3への記録が行われているときでも、復号化部15による復号が行われ、ユーザに対して、音や映像が提供される状態が維持されるようにしても良い。また、そのようにした場合、記録の途中であっても、ユーザが、所望の符号化方式で符号化されていないと思ったら、その時点で、符号化方式(モード)を選択し直すことができ、その時点から、その新たに選択されたモードで符号化が行われ、記録が継続されるようにしても良い。
【0111】
上述した一連の処理は、それぞれの機能を有するハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0112】
記録媒体の説明を行う前に、簡便に、パーソナルコンピュータについて説明する。図7は、汎用のパーソナルコンピュータの内部構成例を示す図である。パーソナルコンピュータのCPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)103には、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータやプログラムなどが適宜記憶される。入出力インタフェース105は、キーボードやマウスから構成される入力部106が接続され、入力部106に入力された信号をCPU101に出力する。また、入出力インタフェース105には、ディスプレイやスピーカなどから構成される出力部107も接続されている。
【0113】
さらに、入出力インタフェース105には、ハードディスクなどから構成される記憶部108、および、インターネットなどのネットワークを介して他の装置とデータの授受を行う通信部109も接続されている。ドライブ110は、磁気ディスク121、光ディスク122、光磁気ディスク123、半導体メモリ124などの記録媒体からデータを読み出したり、データを書き込んだりするときに用いられる。
【0114】
記録媒体は、図7に示すように、パーソナルコンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク121(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク122(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク123(MD(Mini−Disc)(登録商標)を含む)、若しくは半導体メモリ124などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記憶されているROM102や記憶部108が含まれるハードディスクなどで構成される。
【0115】
なお、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0116】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0117】
【発明の効果】
本発明によれば、他の装置などから供給されるデータを所定の記録媒体に記録することができる。
【0118】
本発明によれば、所定の記録媒体にデータを記録する前に、記録されたデータが再生されたときの音や画像の音質や画質を、実際に、記録媒体に記録が行われる前に、確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置を含むシステムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】記録再生装置の内部構成例を示す図である。
【図3】記録再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】操作部と表示部の構成例を示す図である。
【図5】記録再生装置の他の内部構成例を示す図である。
【図6】記録再生装置の他の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1 記録媒体, 2 再生装置, 3 記録媒体, 4 記録再生装置, 11 入力部, 12 制御部, 13 符号化部, 14 バッファ, 15 復号化部, 16 出力部, 17 記録再生部, 18 操作部, 19 表示部, 61 記憶部
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording control device and method, a recording medium, and a program, and particularly to a recording control device and method, a recording medium, and a recording method suitable for applying to a device that can perform recording at different compression ratios when recording data. And about the program.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Devices for compressing input data by a predetermined method and recording the data on a recording medium have been widely used. For example, an MD (Mini Disc) (trademark) player reproduces data recorded on a disk-shaped recording medium called a mini-disc, for example, music data, and provides music to a user.
[0003]
Some MD players have a recording function. In such a player, music data from another device is compressed (encoded) based on a predetermined method and recorded on a disk-shaped recording medium. can do. At the time of the recording, the user can select a mode having a different compression ratio and perform recording in that mode. The mode is related to the total playback time and sound quality when playing back the recorded data.For example, it is possible to record music data for a relatively long time, but the mode with relatively poor sound quality or long It is a mode in which music data for a time cannot be recorded, but the sound quality is relatively good. (For example, see Non-Patent Document 1.)
[0004]
[Non-patent document 1]
Sony Corporation, Sony e-catalog site, [online], [searched on March 20, 2003], Internet <URL: http: // www. ecat. sony. co. jp / audio / walkman / products / index. cfm? PD = 1300 & KM = MZ-N910>
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the sound recorded in the set mode has a sound quality depending on the mode. For example, when the user sets the mode in which music data for a long time can be recorded and reproduces the music data recorded on the recording medium, if the user does not like the sound quality, the user may set the mode again to a different mode and set the same mode again. Had to be re-recorded on a recording medium.
[0006]
Repetition of the same process is a troublesome process for the user. Also, since the disk used in the MD player described above is a recording medium that can be repeatedly recorded, if the user does not like the sound of the music data that has been recorded once, it may not be possible to re-record on the same recording medium. It is possible.
[0007]
However, in a recording medium such as a CD-R (Compact Disc-Recordable), once data is written (recorded once), data is recorded (overwritten) again on the recording medium. Can not. That is, even if the user records music data in such a recording medium in a predetermined mode, for example, and does not like the sound quality of the sound when the recorded music data is reproduced, the recording is performed again. Music data cannot be recorded on a medium, and as a result, a recording medium on which sound data of unfavorable sound quality is recorded is discarded.
[0008]
Such a situation not only causes the user to perform a troublesome process such as having to repeat the same process, but also results in wasteful consumption of resources such as a recording medium.
[0009]
The present invention has been made in view of such a situation, the quality at the time of reproducing the data recorded on the recording medium, before recording the data on the recording medium, so that the user can check, It is an object of the present invention to eliminate inconveniences such as a user having to repeat the same processing and wasting resources.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The recording control device of the present invention includes an encoding unit that encodes data in a predetermined method, a decoding unit that decodes data encoded by the encoding unit, and a data that is encoded by the encoding unit. Recording means for recording on a predetermined recording medium, and in a state where decoding is being performed by the decoding means, when the user instructs to stop the decoding, recording by the recording means is started. I do.
[0011]
The predetermined scheme includes a plurality of different encoding schemes and a plurality of different compression ratio schemes in the same encoding scheme, and further includes a selection unit that selects one scheme from those schemes. In addition, the encoding means can perform the encoding in the method selected by the selection means.
[0012]
A recording control method according to the present invention includes an encoding step of encoding data in a predetermined method, a decoding step of decoding data encoded in the processing of the encoding step, and an encoding step of encoding data in the encoding step. A recording control step of controlling the recording of the decoded data on a predetermined recording medium, and in the state where the decoding is being performed in the processing of the decoding step, when the stop of the decoding is instructed by the user, the recording control step The recording control is started by the following.
[0013]
The program of the recording medium according to the present invention includes an encoding step of encoding data in a predetermined method, a decoding step of decoding data encoded in the processing of the encoding step, and an encoding step of encoding the data in the processing of the encoding step. A recording control step of controlling the recording of the decoded data on a predetermined recording medium. In a state where decoding is being performed in the processing of the decoding step, when the user instructs to stop the decoding, the recording control is performed. It is characterized in that the control of the recording by the step is started.
[0014]
A program according to the present invention includes an encoding step of encoding data in a predetermined method, a decoding step of decoding data encoded in the processing of the encoding step, and a data encoded in the processing of the encoding step. A recording control step of controlling recording on a predetermined recording medium, and in a state where decoding is being performed in the processing of the decoding step, when stop of the decoding is instructed by the user, recording by the recording control step Is started.
[0015]
In the present invention, immediately after data is encoded by a predetermined method, the encoded data is decoded and provided to the user. Then, when the user instructs to start recording with the decoded data, for example, with sound or video, recording on the recording medium is started.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described, but in order to clarify the correspondence between each means of the invention described in the claims and the following embodiments, in parentheses after each means, The characteristics of the present invention will be described as follows by adding the corresponding embodiments (one example). However, of course, this description does not mean that each means is limited to those described.
[0017]
The recording control device according to claim 1 (for example, the recording / reproducing device 4 in FIG. 2) includes an encoding unit (for example, the encoding unit 13 in FIG. 2) that encodes data by a predetermined method, and an encoding unit. A decoding unit (for example, the decoding unit 15 in FIG. 2) for decoding the data encoded by the encoding unit, and a recording unit (for example, in FIG. 2) for recording the data encoded by the encoding unit on a predetermined recording medium. Recording / reproducing unit 17), and when the decoding is stopped by the decoding means and the user instructs to stop the decoding, the recording by the recording means is started (for example, in the flowchart of FIG. 3). Indicated processing).
[0018]
The predetermined method in the recording control device according to claim 2 includes a plurality of different encoding methods and a plurality of different compression ratios in the same encoding method, and selects one of the methods. The apparatus further includes a selection unit (for example, the control unit 12 of FIG. 2 that executes the processing included in the processing of step S12 of FIG. 3), and the encoding unit performs encoding by the method selected by the selection unit. And
[0019]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an embodiment of a system including a recording control device to which the present invention has been applied. The recording medium 1 is set in the reproducing device 2. The reproducing device 2 reproduces data recorded on the set recording medium 1 and supplies the reproduced data to the recording / reproducing device 4.
[0020]
The recording medium 3 is set in the recording / reproducing apparatus 4, and the data supplied from the reproducing apparatus 2 is recorded on the recording medium 3. The recording / reproducing device 4 reproduces data recorded on the set recording medium 3 and supplies the data to the speaker 5. The speaker 5 outputs a sound based on the supplied data.
[0021]
Here, the reproducing apparatus 2 and the recording / reproducing apparatus 4 will be described as separate bodies, however, they may be integrally configured.
[0022]
The recording medium 1 or the recording medium 3 may be detachable from or embedded in the reproducing device 2 or the recording / reproducing device 4, respectively.
[0023]
The recording medium 1 or the recording medium 3 includes, for example, a CD (Compact Disc), a CD-R (Compact Disc-Recordable), a CD-RW (CD-ReWritable), a CD-ROM (Compact Disc-Read Only Memory), and a DVD (Compact Disc-Read Only Memory). It is a recording medium belonging to a magnetic disk, an optical disk, a magneto-optical disk, a semiconductor memory, or the like, such as a digital versatile disk (HDD) and a hard disk drive (HDD).
[0024]
In addition, the recording medium 1 may record analog data instead of digital data. For example, a record or a cassette tape may be used.
[0025]
The reproducing device 2 and the recording / reproducing device 4 are devices that can handle the recording medium 1 and the recording medium 3 to be set. For example, when the recording medium 1 is a CD, the reproducing device 2 is a CD player.
[0026]
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the internal configuration of the recording / reproducing device 4. The input unit 11 of the recording / reproducing device 4 inputs data recorded on the recording medium 1 reproduced by the reproducing device 2. Here, the description will be made assuming that data is input from the playback device 2, but data from another device connected via a network or the like may be input.
[0027]
The data input to the input unit 11 is supplied to the encoding unit 13 under the control of the control unit 12. The encoding unit 13 encodes (compresses) the supplied data using a predetermined encoding method. The encoding by the encoding unit 13 is performed based on an encoding method such as ATRAC (Advanced Transform Acoustic Coding) and MP3 (MPEG-1 Audio Layer 3).
[0028]
The data encoded by the encoding unit 13 is temporarily stored in the buffer 14. The buffer 14 is not necessarily provided, and may be provided as needed. The data stored in the buffer 14 is supplied to the decoding unit 15. The decoding unit 15 performs decoding corresponding to the encoding performed by the encoding unit 13. For example, when the encoding unit 13 performs encoding according to the ATRAC method, the decoding unit 15 also performs decoding according to the ATRAC method.
[0029]
The data decoded by the decoding unit 15 is supplied to the output unit 16 under the control of the control unit 12. The data supplied to the output unit 16 is supplied to the speaker 5 (FIG. 1).
[0030]
The data stored in the buffer 14 may be supplied to the recording / reproducing unit 17 in some cases. The recording and reproducing unit 17 records the data supplied from the buffer 14 on the recording medium 3 under the control of the control unit 12. The recording / reproducing unit 17 reads data recorded on the recording medium 3 under the control of the control unit 12 and supplies the data to the buffer 14.
[0031]
The data supplied from the recording / reproducing unit 17 and stored in the buffer 14 is supplied to the decoding unit 15, decoded, and supplied to the output unit 16. The data supplied to the output unit 16 is supplied to the speaker 5 as described above.
[0032]
In the recording / reproducing apparatus 4 shown in FIG. 2, there are two paths for data supplied to the output unit 16. First, the first path is a path in which the data supplied from the playback device 2 is encoded by the encoding unit 13, and immediately after that, the data decoded by the decoding unit 15 is supplied to the output unit 16. The second route is a route in which data read from the recording medium 3 and data decoded by the decoding unit 15 are supplied to the output unit 16.
[0033]
The instruction of the route of the data supplied to the output unit 16 is performed based on the content specified by the user through the operation unit 18. The operation unit 18 includes a plurality of buttons (not shown) and the like, and is configured so that a user can instruct a desired process to the recording / reproducing apparatus 4. The status of the operation by the operation unit 18 and the like are displayed on the display unit 19.
[0034]
The display unit 19 is configured by an LED (Light Emitting Diode) or the like, and displays information such as an instruction given by operating the operation unit 18 and a reproduction time.
[0035]
Here, the recording / reproducing device 4 will be described as a device including the recording / reproducing unit 17, but the present invention can be applied to a device including only a recording unit for controlling recording. Can be performed.
[0036]
The operation of the recording / reproducing apparatus 4 having such a configuration will be described. Here, an operation when data reproduced by the reproducing device 2 is recorded on the recording medium 3 will be described. FIG. 3 is a flowchart for explaining a recording operation performed in the recording / reproducing apparatus 4.
[0037]
In step S11, the control unit 12 determines whether or not recording or trial listening has been instructed by operating the operation unit 18. Here, the recording / reproducing device 4 will be described as a device that handles sound data, and will be appropriately described as a recording. However, not only sound data but also image data may be handled. When handling image data, the image may be a moving image or a still image.
[0038]
The control unit 12 determines whether a recording or a preview is instructed by operating the operation unit 18. The operation unit 18 and a display unit 19 that displays information such as an operation status of the operation unit 18 are provided. Is, for example, configured as shown in FIG. The operation unit 18 is provided with a recording button 31, a trial listening button 32, a mode button 33, and a decision button 34.
[0039]
In FIG. 4, for convenience of explanation, only buttons necessary for explanation are shown in a simplified form, but buttons for instructing reproduction, buttons for setting volume, and the like are also provided. Further, it is needless to say that these buttons may be constituted by buttons which are operated by being pressed, but may be constituted to include a jog dial (trademark) or the like.
[0040]
The operation unit 18 and the display unit 19 may be configured integrally with the recording / reproducing device 4 or may be provided as a separate remote controller. The operation unit 18 may be configured by a touch panel. Here, for example, an apparatus such as an MD player is described as an example. However, the recording / reproducing apparatus 4 may be a personal computer. It is composed of a mouse (both not shown) or the like, and is composed of a GUI (Graphical User Interface) including a display for displaying a predetermined screen or the like.
[0041]
The recording button 31 is a button operated when instructing recording. The trial listening button 32 is a button operated when performing a trial listening to be described later. The mode button 33 is a button operated when setting a mode relating to encoding at the time of recording. The decision button 34 is a button that is operated as necessary when recording or the like is performed in the set mode.
[0042]
On the display unit 19, a display corresponding to the operation is performed on the operation unit 18. When a mode is selected by operating the mode button 33, one of the icons 41 of the mode A, the icon 42 of the mode B, and the icon 43 of the mode C is displayed on the display unit 19. You.
[0043]
The preview icon 44 is an icon displayed when the preview button 32 is operated. The recording icon 45 is an icon displayed when recording is instructed or when recording is being performed. The reproduction icon 46 is an icon displayed when a reproduction button (not shown) is operated and reproduction is being executed.
[0044]
Mode A, mode B, and mode C are modes having different compression ratios. For example, in ATRAC, a standard mode (e.g., corresponding to mode A), an ATRAC3-LP2 mode (e.g., corresponding to mode B) that achieves twice the compression rate of the standard mode, and further achieves a double compression rate ATRAC3-LP4 mode (for example, corresponds to mode C). Such modes having different compression ratios can be selected.
[0045]
In such a mode, since the compression ratio is different, even if the same data (data amount) is compressed, the data amount of the compressed data is different. The difference in the data amount of the compressed data results in a difference in the reproduction time (number of songs) of the data recorded on one disk (recording medium). That is, when a mode having a high compression rate is selected, the number of pieces of music that can be recorded on one recording medium increases, and data having a relatively long reproduction time can be recorded. However, the sound when reproducing data recorded in the mode with a high compression rate generally has lower sound quality than the sound when reproducing the data recorded in the mode with a low compression rate. Would.
[0046]
In consideration of such a situation, the user sets the mode at the time of recording.For example, in order to increase the playback time, the user selects the mode with a high compression rate and records a predetermined sound. There is a case where the sound quality of the sound when the recorded one is reproduced is not preferred (not the desired sound quality).
[0047]
Further, in the case of recording an image, it is conceivable that the flicker increases and the image becomes hard to see due to the difference in the mode. In the case where such recorded data is not reproduced in a sound quality or an image quality that is acceptable to the user, the user needs to re-record in a different mode.
[0048]
In order to eliminate such useless processing such as basically performing the same processing, in the present embodiment, a function that allows the user to confirm the sound quality (image quality) when recording in the set mode before recording. Is provided. The preview button 32 is operated when the user wants to execute the function.
[0049]
If the recording / reproducing device 4 includes such an operation unit 18, the control unit 12 (FIG. 2) determines whether the record button 31 or the preview button 32 has been operated in step S11. Alternatively, after such a button is operated, it may be determined whether or not the enter button 34 is further operated.
[0050]
If it is set so that the actual processing is not started unless the enter button 34 is operated at all times, it may be determined in step S11 whether or not the enter button 34 has been operated. Further, for example, when the recording button 31 is operated, the recording is set to be started in the default mode (for example, mode A), and when the preview button 32 is operated, the recording is performed in the default mode. In a case where the sound at the time is set so as to be previewed, it may be determined in step S11 whether the record button 31 or the preview button 32 has been operated.
[0051]
Either setting may be adopted and the determination in step S11 may be made. However, if it is determined in step S11 that recording or trial listening has been instructed, the process proceeds to step S12. In step S12, it is determined whether a preview is instructed. Based on the determination in step S12, it is determined whether recording can be started immediately.
[0052]
If it is determined in step S12 that recording has not been started immediately, but has been instructed to start recording after trial listening, the process proceeds to step S13. In step S13, a mode for listening is set. The user operates the mode button 33 to select a recording mode, regardless of whether the user listens to the sample or immediately starts recording without listening to the sample. Alternatively, a mode is set as a default mode when the recording button 31 or the preview button 32 is operated without being selected by the user.
[0053]
Such a selected mode or a set mode is set in step S13. For example, the user first operates the mode button 33 to select one of the modes A to C as an operation for instructing a trial listening. Only the icon corresponding to the mode selected by the user among the icons 41 to 43 corresponding to the operation is displayed on the display unit 19.
[0054]
If the displayed mode is good, the user operates the preview button 32. When such an operation is performed, a preview icon 44 is further displayed on the display unit 19. When the user operates the enter button 34 (FIG. 4) while the icons corresponding to the mode and the preview are displayed on the display unit 19, it is determined in step S11 that the recording or the preview is instructed. Then, in step S12, it is determined that a preview is instructed, and the process proceeds to step S13.
[0055]
In step S13, in this case, the mode set by the user among the modes A to C is set by the control unit 12 as the encoding mode in the encoding unit 13. The encoding unit 13 starts preparing to encode the supplied data in the set mode.
[0056]
Here, description will be given assuming that modes such as modes A to C are prepared as configurable modes, but for example, a numerical value of a bit rate at the time of recording, a compression rate indicated by a percentage (%), etc. The mode may be indicated (the mode can be selected). Further, a mode for recording a stereo sound source in stereo, a mode for storing a stereo sound source in monaural, and the like may be provided.
[0057]
In step S14, encoding is started by the encoding unit 13. The user makes settings on the recording / reproducing device 4 side and also performs an operation on the reproducing device 2 (FIG. 1) to start the process of reproducing the recording medium 1. Alternatively, in response to an instruction from the recording / reproducing device 4, the reproducing device 2 has a function of starting a process of reproducing the recording medium 1.
[0058]
In response to a user operation or an instruction from the recording / reproducing device 4, the reproducing device 2 starts reproducing the recording medium 1. The data reproduced by the reproducing device 2 is input to the input unit 11 of the recording / reproducing device 4. Further, the data input to the input unit 11 is supplied to the encoding unit 13 under the control of the control unit 12.
[0059]
The encoding unit 13 encodes the data thus supplied in the set mode. When the encoding unit 13 starts encoding, in step S15, the decoding unit 15 starts decoding. The decrypted data is temporarily stored in the buffer 14. The data stored in the buffer 14 is supplied to the decoding unit 15 under the control of the control unit 12.
[0060]
The decoding unit 15 decodes the supplied data in step S15. The encoding in the encoding unit 13, the storage of the data in the buffer 14, and the decoding in the decoding unit 15 are performed under the control of the control unit 12. The control unit 12 controls the decoding unit 15 to perform decoding in synchronization with the timing at which the data encoded by the encoding unit 13 is stored in the buffer 14. The method of controlling the synchronization is realized by processing such as interruption and polling.
[0061]
The data decoded by the decoding unit 15 is supplied to the output unit 16. The data supplied to the output unit 16 is further supplied to the speaker 5 (FIG. 1).
[0062]
As described above, the data encoded in the predetermined mode is decoded immediately after being encoded, and the decoded data is provided to the speaker 5, so that the user can perform the encoding in the predetermined mode. When the recorded data is reproduced, it is possible to confirm what kind of sound quality the sound is before the recording of the data on the recording medium 3 is actually started.
[0063]
As described above, in the present embodiment, the recording / reproducing device 4 is provided with a function that can perform encoding and decoding at the same time so that the user can perform a trial listening, so that the user can obtain a desired sound quality. The mode of the compression ratio at which sound can be obtained can be easily set.
[0064]
The user checks the sound quality of the sound output from the speaker 5, and if the recording is started with the sound quality, the actual recording is started. It is determined in step S16 whether or not the start of the recording has been instructed. This determination is made, for example, by determining whether or not the recording button 31 of the operation unit 18 has been operated. In a case where the setting is made so that the audition is canceled and the recording is started by another method, it is determined whether or not an operation based on the method is performed, so that the determination processing in step S16 is performed. Done.
[0065]
If it is determined in step S16 that the record button 31 has not been operated, in other words, if it is determined that the user intends to continue the audition, the process proceeds to step S17, and whether a mode change instruction has been issued. It is determined whether or not. Here, as described with reference to FIG. 4, three modes A to C are prepared.
[0066]
When the process proceeds to step S17, the encoding is performed in one of the three modes. However, the user is required to perform sound encoding using the data encoded in the mode set at that time. If the user does not like the sound quality, or if he / she desires to listen to the sound quality of the sound obtained by the data encoded in another mode, the mode set at that time can be changed.
[0067]
For example, when the user wants to change the mode, he operates the mode button 33 (FIG. 4). It is determined in step S17 whether such an operation has been performed. If it is determined in step S17 that the mode conversion has been instructed, the process returns to step S13, and the subsequent processing is repeated. That is, processing similar to the above-described processing is performed in the mode changed by the user. By performing such processing, the user can confirm the sound quality of the sound based on the data encoded in the newly set mode.
[0068]
On the other hand, when it is determined in step S17 that the mode change has not been instructed, the process proceeds to step S18, and it is determined whether or not interruption (stop) of the preview has been instructed. Since the user may stop the audition itself without actually performing the recording or changing the mode, the processing in step S18 is provided to cope with such a situation. ing.
[0069]
In step S18, when it is determined that the interruption of the preview is not instructed, in other words, when it is determined that the user intends to continue the preview, the process returns to step S14, and the subsequent processing is performed. Is repeated.
[0070]
On the other hand, if it is determined in step S18 that interruption of the preview has been instructed, the process proceeds to step S19. It is assumed that the interruption of the preview is determined to be instructed, for example, when the preview button 32 of the operation unit 18 is operated. When the preview button 32 is operated in a state where the preview is being performed, it is determined that interruption (stop) of the preview is instructed, so that such determination can be performed. It is possible to realize.
[0071]
In step S19, the trial listening is stopped. That is, the processing of the flowchart as shown in FIG. 3 is stopped. Then, the system is in a standby state until the user gives a new instruction.
[0072]
In this way, it is possible to confirm the sound quality of the sound after the recording before the actual recording is started. By performing such confirmation, it is possible to prevent the following inconvenience from occurring.
[0073]
That is, the user plays back the data encoded in the predetermined mode and recorded on the recording medium 3, but does not like the sound quality of the sound, encodes the same data again in a different mode, If it is desired to record, both the user and the recording / reproducing apparatus 4 must repeat the same process, which is a troublesome process for the user, and the time required for the process is wasted. Can be prevented.
[0074]
If the recording medium 3 is a recording medium 3 (for example, a CD-R) that cannot be overwritten once data has been written, the recording medium 3 on which sound data of unfavorable sound quality is recorded However, there is an inconvenience of being disposed of and wasting, but such an inconvenience can be prevented from occurring.
[0075]
Returning to the description of the flowchart of FIG. 3, when the user determines that recording is to be started without trial listening, or when the user determines that recording is to be started in a mode set at that time as a result of the trial listening, the recording / reproducing apparatus At 4, the process of recording (recording) the data supplied from the playback device 2 on the recording medium 3 is started. That is, if it is determined in step S12 that a trial listening has not been instructed, or if it has been determined in step S16 that recording has been instructed, the process proceeds to step S20.
[0076]
In step S20, encoding is started by the encoding unit 13. Data supplied from the playback device 2 is input to the input unit 11 and supplied to the encoding unit 13 under the control of the control unit 12. Then, the encoding unit 13 encodes the supplied data in the set mode at that time. The encoded data is supplied to the buffer 14 and stored.
[0077]
The data supplied to the buffer 14 is supplied to the recording / reproducing unit 17 under the control of the control unit 12. In this case, since the recording is performed, the data from the buffer 14 is supplied to the recording / reproducing unit 17. Then, the recording / reproducing unit 17 records (writes) the supplied data on the recording medium 3 as the process of step S21.
[0078]
In this manner, data recording on the recording medium 3 is performed.
[0079]
In the above-described embodiment, although there is no description about applying any limitation to the data supplied from the playback device 2, for example, considering a trial listening, it is better to compare the same sound. It is considered better than listening to different sounds. For example, when listening to the sound quality of data coded in different modes (listening and comparing), it is more accurate to listen to the same part of the song than to listen to different parts of the song. Can be compared, and the user can select a desired mode more accurately.
[0080]
Therefore, the same data may be encoded at the time of trial listening. In such a case, the configuration of the recording / reproducing device 4 is, for example, as shown in FIG. Comparing the recording / reproducing device 4 shown in FIG. 5 with the recording / reproducing device 4 shown in FIG. 2 described above, the recording / reproducing device 4 shown in FIG. And a storage unit 61 is additionally provided. The other configuration is the same as that of the recording / reproducing device 4 shown in FIG. 2, and the description thereof is omitted.
[0081]
The storage unit 61 is configured to store data supplied from the input unit 11 to the control unit 12. Further, the data stored in the storage unit 61 is configured to be supplied to the encoding unit 13. Therefore, the storage unit 61 is configured to store data from the playback device 2 input by the input unit 11 before being supplied to the encoding unit 13.
[0082]
The data stored in the storage unit 61 is, for example, a data amount corresponding to one minute as a reproduction time or a predetermined data amount irrespective of time, of the data of the recording medium 1 reproduced by the reproduction device 2. Is stored. That is, the capacity of the storage unit 61 may be a capacity capable of storing the data amount required for the trial listening.
[0083]
For example, assuming that data for one minute is stored in the storage unit 61, the data reproduced and supplied by the reproducing device 2 is stored for one minute before the sound is provided to the user. I do. Alternatively, when the user is provided with a preview sound, that is, when the encoding unit 13 is performing encoding in a predetermined mode, the storage unit 61 stores data. Is also good.
[0084]
In such a case, the storage unit 61 determines whether the amount of data supplied to the encoding unit 13 as the data to be encoded has reached the data amount for one minute (one minute has elapsed since the start of data storage). Is done). Until it is determined that the amount of data for one minute has been reached, data is supplied to the encoding unit 13 and the supplied data is stored.
[0085]
As described above, even when a predetermined amount of data is stored in the storage unit 61, the operation of the recording / reproducing apparatus 4 is basically the same as that described with reference to the flowchart of FIG. Done in However, if it is determined in step S17 that the mode change has been instructed, the process returns to step S13, where the mode is set, and in step S14, the encoding is performed. The data is stored in the storage unit 61, and is not data supplied from the playback device 2 at that time.
[0086]
If the recording / reproducing device 4 can perform control so that the same portion is repeatedly reproduced on the reproducing device 2 side, the data of the same portion is repeatedly supplied from the reproducing device 2 side. By doing so, the above-described processing can be basically performed without providing the storage unit 61 in the recording / reproducing device 4. In such a case, the storage unit 61 needs to be provided in the recording / reproducing device 4. There is no.
[0087]
As described above, the storage unit 61 is provided, and the data stored in the storage unit 61 is the data to be encoded in different modes, so that the user can use the same sound (part of a predetermined music). Thus, it is possible to compare and hear the sound of the data encoded in different modes, so that it is possible to more accurately select a mode having a desired sound quality.
[0088]
In the above-described embodiment, the mode in which the user listens is selected. However, the recording / reproducing apparatus 4 may switch the mode so that the user listens. Here, three modes A to C are described as being prepared in the recording / reproducing apparatus 4. However, for example, when the user instructs a trial listening, first, the data encoded in the mode A is used. The sound is provided to the user, then the sound according to the data encoded in mode B is provided to the user, and then the sound according to the data encoded in mode C is further provided to the user. May be.
[0089]
As described above, when the mode is switched on the recording / reproducing device 4 side during the trial listening, the configuration of the recording / reproducing device 4 is the same as the configuration of the recording / reproducing device 4 shown in FIG. When the mode is switched on the recording / reproducing apparatus 4 side during the trial listening, the operation of the recording / reproducing apparatus 4 is performed based on the flowchart shown in FIG.
[0090]
Steps S41 to S46 in the flowchart shown in FIG. 6 are basically the same as steps S11 to S16 in the flowchart shown in FIG. 3, and a description thereof will be omitted. In step S47, it is determined whether the encoding in the set mode at that time has elapsed for a predetermined time. Here, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed. However, it may be determined whether or not encoding has been performed for a predetermined data amount.
[0091]
When it is determined whether or not a predetermined time has elapsed, the predetermined time is, for example, one minute. When it is necessary to measure such a time, the recording / reproducing device 4 is provided with a timer (not shown), and the timer measures the time.
[0092]
If it is determined in step S47 that the predetermined time has elapsed, the process returns to step S43, and the subsequent processing is repeated. When the process relating to the audition is started, and the process proceeds to step S43 for the first time (when the process proceeds from step S42 to step S43), the mode (for example, mode A) set as a default is set. Is done. Then, when the process comes from step S47 to step S43, a mode (for example, mode B) subsequent to the mode (for example, mode A) set at that time is set.
[0093]
In this way, the mode is sequentially changed regardless of the user's instruction. As a result, the user can confirm the sound quality of the sound based on the encoded data for each mode that is sequentially changed.
[0094]
When the process is performed based on the flowchart shown in FIG. 6, the mode is sequentially switched in the order of mode A, mode B, and mode C, and after mode C, the mode is switched to mode A again. Of course, as described above, the mode may be switched repeatedly as long as there is no instruction from the user. However, the mode switching is stopped on the recording / reproducing apparatus 4 side under some conditions. You may do it.
[0095]
For example, if it is determined in step S47 that the predetermined time has elapsed, before returning to step S43, a process (not shown) for determining whether or not the mode has been switched to all modes is provided, and the mode is switched to all modes. Only when it is determined that there is no mode, the process may return to step S43, and the subsequent processes may be repeated. When it is determined that all the modes have been switched, the process of the audition may be terminated.
[0096]
In this way, while the preview process is performed, if it is determined in step S42 that the preview is not instructed, that is, if it is determined that the recording is to be started without performing the preview process, step S42 is performed. The process proceeds to S50. The processing in steps S50 and S51 is the same as the processing in steps S20 and S21 in the flowchart shown in FIG.
[0097]
On the other hand, if it is determined in step S46 that recording has been instructed while the preview is being performed, the process proceeds to step S50 via the process in step S52. In step S52, as a result of the trial listening, the user determines which mode is to be used for recording, and sets the determined mode. When such setting is performed on the user side, the control unit 12 controls the encoding unit 13 so that encoding is started in a mode based on the setting.
[0098]
After such mode setting is performed, the process proceeds to step S50, and recording of data on the recording medium 3 is started.
[0099]
As described above, in the present embodiment, before starting recording, it is possible to confirm whether or not recording can be performed with a desired sound quality, so that recording can be efficiently performed with a desired sound quality. It becomes possible.
[0100]
In the above-described embodiment, only decoded data is provided to the user immediately after being encoded. However, such data and data before being encoded, that is, the playback device 2 May be provided to the user at substantially the same time.
[0101]
When the speaker 5 (FIG. 1) is composed of at least two speakers for the right channel and the left channel, for example, the right channel speaker receives decoded data immediately after encoding. The data may be supplied from the playback device 2 to the left channel speaker. In other words, the data supplied from the decoding unit 15 to the output unit 16 is supplied to the right channel speaker, and the data supplied directly from the input unit 11 to the output unit 16 is supplied to the left channel speaker. May be supplied.
[0102]
By doing so, the original sound and the sound when the original sound is encoded and recorded in the predetermined mode can be simultaneously auditioned, so that the user can easily recognize the difference in sound quality, Mode can be set easily.
[0103]
Degradation of image quality due to more encoding by displaying the original image and the image when the original image was encoded and recorded in the predetermined mode in different windows, such as an image instead of sound Is easily recognized by the user, and a mode for obtaining a desired image quality is easily set.
[0104]
In this case, the original sound (original image) and the sound (image) of the data decoded immediately after encoding are alternately arranged at predetermined intervals (for example, at intervals of 10 seconds) instead of simultaneously. May be provided to the user.
[0105]
In the above-described embodiment, a case where a plurality of different modes can be set within one encoding method has been described as an example. However, a plurality of encoding methods are prepared, and a plurality of modes are prepared for each of the encoding methods. Different modes may be set. For example, ATRAC and MP3 can be selected (prepared) as a plurality of encoding methods, and three modes can be selected for the ATRAC, and three modes can be selected for MP3. May be.
[0106]
As described above, even in the recording / reproducing apparatus 4 in which a plurality of encoding schemes can be selected, it is basically possible to cope with the above-described processing procedure. That is, a plurality of encoding schemes are considered as one of the modes, and when three modes are selectable for the ATRAC and three modes are selectable for MP3, a total of six modes are set. The processing may be performed assuming that there is.
[0107]
Of course, it is also possible to make it possible to select an encoding method before selecting a mode.
[0108]
Within the same encoding method, a mode with a high compression rate has poorer sound quality and image quality, but even with almost the same compression rate, different sound quality and image quality can be obtained with different encoding methods. As described above, there is a possibility that, as described above, a plurality of encoding schemes can be selected, so that the user can select a mode in which a desired sound quality (image quality) can be obtained from a wider range of options, A desired mode can be selected more appropriately.
[0109]
Note that a plurality of encoding methods can be selected, and a mode is not set for these encoding methods, and only the encoding method may be selected. Even if only the encoding method can be selected in this way, since the sound quality and the image quality are different depending on the encoding method, the user can select the encoding method and can perform the above-mentioned audition. Makes it easier to obtain data of a desired quality.
[0110]
Although the decoding is stopped by the decoding unit 15 when the trial listening ends and the recording on the recording medium 3 is started, the decoding unit 15 stops the recording even when the recording on the recording medium 3 is performed. 15 may be performed, and the state in which sound and video are provided to the user may be maintained. Further, in such a case, even if the user is in the middle of recording, if the user does not think that the data is encoded by the desired encoding method, the user may reselect the encoding method (mode) at that time. From that point, encoding may be performed in the newly selected mode, and recording may be continued.
[0111]
The series of processes described above can be executed by hardware having respective functions, but can also be executed by software. When a series of processing is executed by software, various functions can be executed by installing a computer in which the programs constituting the software are embedded in dedicated hardware, or by installing various programs For example, it is installed from a recording medium to a general-purpose personal computer or the like.
[0112]
Before describing the recording medium, a personal computer will be briefly described. FIG. 7 is a diagram illustrating an example of the internal configuration of a general-purpose personal computer. A CPU (Central Processing Unit) 101 of a personal computer executes various processes according to a program stored in a ROM (Read Only Memory) 102. A RAM (Random Access Memory) 103 appropriately stores data and programs necessary for the CPU 101 to execute various processes. The input / output interface 105 is connected to an input unit 106 including a keyboard and a mouse, and outputs a signal input to the input unit 106 to the CPU 101. The input / output interface 105 is also connected to an output unit 107 including a display, a speaker, and the like.
[0113]
Further, the input / output interface 105 is also connected to a storage unit 108 including a hard disk and the like, and a communication unit 109 for exchanging data with other devices via a network such as the Internet. The drive 110 is used to read data from or write data to a recording medium such as a magnetic disk 121, an optical disk 122, a magneto-optical disk 123, and a semiconductor memory 124.
[0114]
As shown in FIG. 7, the recording medium is a magnetic disk 121 (including a flexible disk) on which the program is recorded and an optical disk 122 (CD-CD) which are distributed to provide the program to the user separately from the personal computer. It is configured by a package medium including a ROM (Compact Disc-Read Only Memory), a DVD (including a Digital Versatile Disc), a magneto-optical disk 123 (including an MD (Mini-Disc) (registered trademark)), a semiconductor memory 124, or the like. Not only that, but also a hard disk including a ROM 102 and a storage unit 108 in which a program is stored, which is provided to a user in a state of being incorporated in a computer in advance.
[0115]
In this specification, the steps of describing a program provided by a medium are not necessarily performed in chronological order, but may be performed in parallel or individually according to the described order. This includes the processing to be executed.
[0116]
Also, in this specification, a system represents the entire device including a plurality of devices.
[0117]
【The invention's effect】
According to the present invention, data supplied from another device or the like can be recorded on a predetermined recording medium.
[0118]
According to the present invention, before recording data on a predetermined recording medium, the sound quality or image quality of the sound or image when the recorded data is reproduced, before the recording is actually performed on the recording medium, You can check.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an embodiment of a system including a recording / reproducing apparatus to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of an internal configuration of a recording / reproducing apparatus.
FIG. 3 is a flowchart for explaining the operation of the recording / reproducing apparatus.
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration example of an operation unit and a display unit.
FIG. 5 is a diagram illustrating another example of the internal configuration of the recording / reproducing apparatus.
FIG. 6 is a flowchart for explaining another operation of the recording / reproducing apparatus.
FIG. 7 is a diagram illustrating a medium.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 recording medium, 2 playback device, 3 recording medium, 4 recording and playback device, 11 input unit, 12 control unit, 13 encoding unit, 14 buffer, 15 decoding unit, 16 output unit, 17 recording and playback unit, 18 operation unit , 19 display unit, 61 storage unit

Claims (5)

データを所定の方式で符号化する符号化手段と、
前記符号化手段により符号化された前記データを、復号する復号手段と、
前記符号化手段により符号化された前記データを、所定の記録媒体に記録する記録手段と
を備え、
前記復号手段による復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、前記記録手段による記録が開始される
ことを特徴とする記録制御装置。
Encoding means for encoding data in a predetermined manner;
Decoding means for decoding the data encoded by the encoding means,
Recording means for recording the data encoded by the encoding means on a predetermined recording medium,
A recording control device wherein the recording by the recording means is started when the user gives an instruction to stop the decoding while the decoding by the decoding means is being performed.
前記所定の方式は、異なる複数の符号化方式と、同一の符号化方式における複数の異なる圧縮率の方式とを含み、それらの方式から1つの方式を選択する選択手段をさらに備え、
前記符号化手段は、前記選択手段により選択された方式で符号化を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の記録制御装置。
The predetermined scheme includes a plurality of different encoding schemes, and a plurality of schemes having different compression ratios in the same encoding scheme, and further includes a selection unit that selects one of the schemes,
2. The recording control device according to claim 1, wherein the encoding unit performs encoding according to a method selected by the selection unit.
データを所定の方式で符号化する符号化ステップと、
前記符号化ステップの処理で符号化された前記データを、復号する復号ステップと、
前記符号化ステップの処理で符号化された前記データの所定の記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
を含み、
前記復号ステップの処理で復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、前記記録制御ステップによる記録の制御が開始される
ことを特徴とする記録制御方法。
An encoding step of encoding the data in a predetermined manner;
A decoding step of decoding the data encoded in the processing of the encoding step,
A recording control step of controlling recording of the data encoded in the processing of the encoding step on a predetermined recording medium,
A recording control method, characterized in that, in a state where decoding is being performed in the processing of the decoding step, when a stop of the decoding is instructed by a user, control of recording by the recording control step is started.
データを所定の方式で符号化する符号化ステップと、
前記符号化ステップの処理で符号化された前記データを、復号する復号ステップと、
前記符号化ステップの処理で符号化された前記データの所定の記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
を含み、
前記復号ステップの処理で復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、前記記録制御ステップによる記録の制御が開始される
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
An encoding step of encoding the data in a predetermined manner;
A decoding step of decoding the data encoded in the processing of the encoding step,
A recording control step of controlling recording of the data encoded in the processing of the encoding step on a predetermined recording medium,
In a state where the decoding is being performed in the processing of the decoding step, when a user instructs to stop the decoding, the control of the recording by the recording control step is started. A recording medium on which a possible program is recorded.
データを所定の方式で符号化する符号化ステップと、
前記符号化ステップの処理で符号化された前記データを、復号する復号ステップと、
前記符号化ステップの処理で符号化された前記データの所定の記録媒体への記録を制御する記録制御ステップと
を含み、
前記復号ステップの処理で復号が行われている状態で、その復号の停止が、ユーザにより指示されたとき、前記記録制御ステップによる記録の制御が開始される
ことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
An encoding step of encoding the data in a predetermined manner;
A decoding step of decoding the data encoded in the processing of the encoding step,
A recording control step of controlling recording of the data encoded in the processing of the encoding step on a predetermined recording medium,
In a state where decoding is being performed in the processing of the decoding step, when the user instructs to stop the decoding, the control of recording by the recording control step is started by the computer. Program to let.
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