JP2004333828A

JP2004333828A - Imaging apparatus with focusing indicator

Info

Publication number: JP2004333828A
Application number: JP2003128945A
Authority: JP
Inventors: Takashi Kajiyama; 貴司梶山
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2003-05-07
Filing date: 2003-05-07
Publication date: 2004-11-25

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To successively inform a user of the degree of focusing and to effectively express focusing information especially at the time of manual focus. <P>SOLUTION: A controller 105 calculates the focusing degree of an image formed on a CCD 103 by receiving light through a photographic lens 101 and a focus lens 102A based on the difference of luminance between adjacent pixels in the CCD 103. Under the control of the controller 103, a buzzer 57 generates buzzer sound having sound characteristic in accordance with the calculated focusing degree so as to inform the user of the focusing degree. The buzzer 57 transmits the buzzer sound so that frequency may be higher, sound volume may be larger and a transmission interval (pitch) may be shorter as the focusing degree gets higher. Then, an LED 56b emits light so that the luminance may be higher and a light emitting interval may be shorter as the focusing degree gets higher. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラなどの撮像装置における合焦インジケータ付き撮像装置に関し、特にマニュアルフォーカスにおけるインタフェースとして好適な合焦インジケータ付き撮像装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、ＬＣＤディスプレイを有し、光学式ファインダを用いることなく合焦、撮像操作を行うことができる撮像装置が知られている。
また、近年、可搬性を重視した小型軽量を特徴とする撮像装置が多く市場に流通している。これらの撮像装置は、可搬性を重視した小型軽量の特徴を実現するため、画面サイズの小さいＬＣＤディスプレイを用いるものが大半である。
【０００３】
一方、こうした撮像装置のなかには、使用者が合焦レンズを駆動する操作を直接行うことによって合焦位置を調節する、いわゆるマニュアルフォーカス機能を有する撮像装置もある。
【０００４】
また、特開平６−２０５２５８号公報（特許文献１）のものは、ビューファインダ画面の合焦位置に対応するブロックの表示を点滅させることで、ビューファインダ画面における合焦位置を知らせるものである。
【０００５】
また、特開２０００−９２３５４号公報（特許文献２）のものは、合焦、非合焦、センターパララックスの保証外、の合焦状態に応じて、フォーカス枠の色彩、枠線、形状を変更させることで、合焦状態を知らせるものである。
【０００６】
【特許文献１】
特開平６−２０５２５８号公報
【特許文献２】
特開２０００−９２３５４号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の撮像装置では、使用者がマニュアルフォーカスによる合焦操作を実行した際、ＬＣＤディスプレイでの表示を拡大すると撮像すべき画像全体の構図を同時に捉えることができなくなってしまう。
加えてＬＣＤディスプレイを用いた晴天下の屋外での撮影時など、ＬＣＤディスプレイの画像が目視しにくい環境では、画像のわずかなコントラスト変化を判別することは困難である。
また拡大画像でも、コントラストの低い被写体などＬＣＤディスプレイの解像限界により、画像から合焦しているか判別するのが困難な被写体や撮影条件が存在する。また、合焦距離を表示する方法の場合、使用者が撮像装置と被写体との距離を使用者がある程度把握する必要がある点が課題となっている。
【０００８】
また、上述した特許文献１、２のものは、自動合焦の合焦時に合焦を告知することができる好適なものであるが、合焦の度合いを使用者に逐次知らせるものにはなってはいない。
【０００９】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、使用者に合焦の度合いを逐次知らせることができ、特にマニュアルフォーカス時において効果的に合焦情報を表現することができる合焦インジケータ付き撮像装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記に掲げる課題を解決する為に、請求項１記載の発明は、合焦レンズを有する撮像レンズと、撮像レンズを介して受光した画像を光電変換により電気信号に変換する撮像素子と、撮像レンズによりマニュアルフォーカスする手段とを有する撮像装置において、撮像レンズを介して受光した画像の合焦度を定量的に算出する合焦度算出手段と、上記合焦度算出手段により算出された合焦度に応じた音特性の音を発生させて該合焦度を報知する鳴音報知手段とを備えたことを特徴とする。
このことにより、被写体の合焦度をファインダやＬＣＤモニタによるスルー画による視覚的情報とブザー音による聴覚的情報を合焦度に関して連結させることで、使用者のマニュアルフォーカス操作を補助することができる。
【００１１】
請求項２記載の発明は、請求項１記載の発明として、上記した合焦度算出手段が、上記撮像素子上の所定範囲における受光画像のコントラストに比例する定量値により算出することを特徴とする。
このことにより、合焦度とコントラストが強い相関を有するため、合焦度の代用値としてコントラスト値を適用することで、計算負荷を軽減することができる。
【００１２】
請求項３記載の発明は、請求項１記載の発明として、上記した合焦度算出手段が、三角測量方式に基づく測距素子を有し、合焦度は測距素子による測距距離と、撮像素子面における合焦距離との差に依存する値であることを特徴とする。
このことにより、本来ＡＦのみに用いる測距素子を用いて、合焦度を簡便に導出することができる。
【００１３】
請求項４記載の発明は、請求項１から３の何れか１項に記載の発明として、上記した鳴音報知手段が、所定の範囲内で任意の周波数かつ任意の音量を発信できるブザーを備え、上記した音特性とは、周波数であることを特徴とする。
同じ音量でも、周波数の高低で聞こえ方が明確に異なる為、合焦度を認識させる有用な方法を用いている。
【００１４】
請求項５記載の発明は、請求項４記載の発明として、上記した鳴音報知手段が、合焦度が高いほど周波数が高くなることを特徴とする。
一般に、同じ音量の可聴域正弦音波は、高周波ほど特徴的に聞こえる為、合焦位置を最も高い周波数に、合焦位置に遠ざかるほど低い周波数にすることで、合焦度を使用者が聴覚で直感的に確認できるようにすることができる。
【００１５】
請求項６記載の発明は、請求項１から３の何れか１項に記載の発明として、上記した鳴音報知手段が、所定の範囲内で任意の周波数かつ任意の音量を発信できるブザーを備え、上記した音特性とは、音量であることを特徴とする。
音量の大小は聞こえ方が明確に異なる為、合焦度を認識させる有用な方法を用いている。
【００１６】
請求項７記載の発明は、請求項６記載の発明として、上記した鳴音報知手段が、合焦度が高いほど音量が大きくなることを特徴とする。
一般に、同じ周波数の可聴域正弦音波は、音量が大きいほど特徴的に聞こえる為、合焦位置を最も大音量に、合焦位置に遠ざかるほど低音量にすることで、合焦度を使用者が聴覚で直感的に確認できるようにすることができる。
【００１７】
請求項８記載の発明は、請求項１から３の何れか１項に記載の発明として、上記した鳴音報知手段が、所定の範囲内で任意の周波数かつ任意の音量を発信できるブザーを備え、上記した音特性とは、単音短拍である発信音の発信間隔であることを特徴とする。
発信間隔の長短は、聞こえ方が明確に異なる為、合焦度を認識させる有用な方法を用いている。
【００１８】
請求項９記載の発明は、請求項８記載の発明として、上記した鳴音報知手段が、合焦度が高いほど発信間隔が短くなることを特徴とする。
一般に、同じ周波数の可聴域正弦音波は、発信間隔が短いほど特徴的に聞こえる為、合焦位置においては発信間隔を短く（或いは時間隔０＝連続音）に、合焦位置に遠ざかるほど発信間隔を長くすることで、合焦度を使用者が聴覚で直感的に把握できるようにすることができる。
【００１９】
請求項１０記載の発明は、請求項１から９の何れか１項に記載の発明として、上記した音特性が、周波数、音量、単音短拍発信音間隔のいずれかの属性であり、属性を選択する手段を有することを特徴とする。
このことにより、撮影環境や使用者の感性あるいは嗜好により、最適な属性を任意に設定できるようにし、利便性を向上させることができる。
【００２０】
請求項１１記載の発明は、請求項１から１０の何れか１項に記載の発明として、上記した鳴音報知手段による音を発信禁止にする手段を有することを特徴とする。
このことにより、撮影環境等の要因により、音声を発信することが使用者に好まれない、あるいは好ましくない状況に対応することができる。
【００２１】
請求項１２記載の発明は、合焦レンズを有する撮像レンズと、撮像レンズを介して受光した画像を光電変換により電気信号に変換する撮像素子と、撮像レンズによりマニュアルフォーカスする手段とを有する撮像装置において、撮像レンズを介して受光した画像の合焦度を定量的に算出する合焦度算出手段と、上記の合焦度算出手段により算出された合焦度に応じた発光特性により発光して該合焦度を報知する発光報知手段とを備えたことを特徴とする。
このことにより、ファインダやＬＣＤモニタでは認識しきれない解像の有無を、正確に示す情報を使用者が直感的に認識できるインタフェースを提供することができる。
【００２２】
請求項１３記載の発明は、請求項１２記載の発明として、上記した合焦度算出手段が、撮像素子上の所定範囲における受光画像のコントラストに比例する定量値により算出することを特徴とする。
このことにより、合焦度とコントラストは強い相関を有するため、合焦度の代用値としてコントラスト値を適用することで、計算負荷を軽減することができる。
【００２３】
請求項１４記載の発明は、請求項１２記載の発明として、上記した合焦度算出手段が、三角測量方式に基づく測距素子を有し、合焦度は測距素子による測距距離と、撮像素子面における合焦距離との差に依存する値であることを特徴とする。
このことにより、一般にＡＦのみに用いられる測距素子を用いて、合焦度を簡便に導出することができる。
【００２４】
請求項１５記載の発明は、請求項１２から１４の何れか１項に記載の発明として、上記した発光報知手段が、所定の範囲内で任意の輝度に発信できる発光素子を備え、上記した発光特性とは、輝度であることを特徴とする。
この技術的手段では、ＬＥＤなどを用いることで輝度の変化が電流の強弱によって任意に変更できることに加え、視覚が輝度の強弱に敏感に反応できる為、合焦度を使用者に認識させる有用な方法を用いている。
【００２５】
請求項１６記載の発明は、請求項１５記載の発明として、上記した発光報知手段が、合焦度が高いほど輝度が高くなることを特徴とする。
一般に、輝度が高いほど特徴的に感じる為、合焦位置を最も高輝度に、合焦位置から遠ざかるほど低輝度にすることで、合焦度を使用者に直感的に確認させることができる。
【００２６】
請求項１７記載の発明は、請求項１２から１４の何れか１項に記載の発明として、上記した発光報知手段が、所定の範囲内で任意の輝度に発信できる発光素子を備え、上記した発光特性とは、発光間隔であることを特徴とする。
点滅の頻度と間隔が、感覚的に大きな差異を感じるものである為、合焦度を認識させる有用な方法を用いている。
【００２７】
請求項１８記載の発明は、請求項１７記載の発明として、上記した発光報知手段が、合焦度が高いほど発光間隔が短くなることを特徴とする。
一般に、発光間隔が短いほど特徴的に感じる為、合焦位置において発光間隔を最も短く（或いは連続発光）、合焦位置から遠ざかるほど発光間隔を長くすることで、合焦度を使用者に直感的に確認させることができる。
【００２８】
請求項１９記載の発明は、請求項１２から１８の何れか１項に記載の発明として、上記した発光特性が、輝度、発光間隔のいずれかの属性であり、属性を選択する手段を有することを特徴とする。
このことにより、撮影環境や使用者の感性あるいは嗜好により、最適な属性を任意に設定できるようにし、利便性を向上させることができる。
【００２９】
請求項２０記載の発明は、請求項１２から１９の何れか１項に記載の発明として、上記した発光報知手段による発光を禁止する手段を有することを特徴とする。
このことにより、撮影環境等の要因での、発光することが好まれない、あるいは好ましくない状況に対応することができる。
【００３０】
請求項２１記載の発明は、請求項１から１１の何れか１項に記載の発明として、音声出力手段を外部から接続されることで鳴音報知手段としての音声信号を該音声出力手段に出力すると共に、鳴音報知手段としての発信を無音にする音声出力端子を有することを特徴とする。
このことにより、ブザー音を頼りにマニュアルフォーカスを行いたいが、撮影に静粛を要求される場合、出力端子にイヤホンなどの音声出力手段が接続されることで、使用者だけにブザー音を体感させることができる。
【００３１】
請求項２２記載の発明は、請求項１から１１及び請求項２１の何れか１項に記載の発明として、上記した鳴音報知手段が、合焦時、合焦の旨を伝える別の音声を発信することを特徴とする。
このことにより、撮像素子の解像能力に比して十分な合焦精度を得られている場合、無用な微調整を煩わせないよう示唆することができる。
【００３２】
請求項２３記載の発明は、請求項１５から２０の何れか１項に記載の発明として、上記した発光報知手段が、別色の発光素子を有し、合焦時に該別色の発光素子を点灯させることを特徴とする。
このことにより、撮像素子の解像能力に比して十分な合焦精度を得られている場合、無用な微調整を煩わせないよう示唆することができる。
【００３３】
請求項２４記載の発明は、請求項１０，１１，１９，２０の何れか１項に記載の発明として、上記した属性を選択する手段が、正方向及び逆方向の指向性を有する２つのボタンと、選択機能を呼び出すおよび属性を決定する機能を持つ１つ以上のボタンと、表示部とを有することを特徴とする。
このことにより、本発明の設定を感覚的に行うための簡易な操作、出力環境を提供することができ、使用者の負担を軽減することができる。
【００３４】
請求項２５記載の発明は、請求項２４記載の発明として、上記した属性を選択する手段が、オートフォーカス／マニュアルフォーカスを選択する設定機能を含意することを特徴とする。
このことにより、使用者がＡＦを望むときに容易に切り替える手段を提供することができる。
【００３５】
請求項２６記載の発明は、請求項２４または２５記載の発明として、上記した属性を選択する手段が、ブザー、および発光素子の属性を独立に選択できる機能を有することを特徴とする。
このことにより、ブザー及び発光素子を併用するインジケータにおいて、いずれか一方、或いは両方の適用をする使用者の要求に応えることができる。
【００３６】
請求項２７記載の発明は、請求項２４から２６の何れか１項に記載の発明として、上記した属性を選択する手段が、周波数、音量、発信間隔、光度、発光間隔の属性を独立に選択できる機能を有することを特徴とする。
このことにより、上記した各属性のうち複数を組み合わせて適用しようとする使用者の要求に応えることができる。
【００３７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の合焦インジケータ付き撮像装置の好適な一実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【００３８】
〔物理構成〕
図１は、本発明の実施形態としてのモニタつき撮像装置の構成の概要を示すブロック図である。図中、符号１０１は撮像レンズであり、被写界を集光する。フォーカスレンズ１０２Ａはフォーカスモータ１０２Ｂによって光軸方向に駆動し、ＣＣＤ（１０３）面を合焦面とするべく位置へ移動することを可能にしている。このＣＣＤ１０３は、受光した画像を光電変換により電気信号に変換する撮像素子である。
【００３９】
イメージプロセッサは、ＡＤ変換器、ディジタル画像処理装置及び制御信号ポートで構成され、制御装置１０５の命令により、ＣＣＤの画像情報を電気信号に変換し、ＶＲＡＭ１０６へ蓄積する。制御装置１０５は、ＣＰＵとプログラムを格納した格納手段（ＲＯＭ）とによって構成され、各構成要素の制御を行う。また、ＶＲＡＭ１０６へテキスト情報をドットキャラクタにして記憶させる機能を有する。
【００４０】
〔出力インタフェース〕
また、表示装置として、ＬＣＤモニタ１０７と、赤色ＬＥＤ５６ａと、緑色ＬＥＤ５６ｂとを備える。
ＬＣＤモニタ１０７は、制御装置１０５からの同期信号の度に受信するＶＲＡＭ１０６に蓄積されている画像情報を表示する。操作部１０８は、自動合焦ボタン（図２の５１）や、フォーカスレンズの駆動ボタン（図２の５２）を備え、自動合焦させたり、フォーカスレンズを駆動させたりすることができる。
【００４１】
赤色ＬＥＤ５６ａおよび緑色ＬＥＤ５６ｂは、フォーカスの状態を表示する。例えば、ＡＦ合焦時には５６ｂを点灯状態に、ＡＦ非合焦時には５６ｂを点滅させる。
このように、制御装置１０５からの制御信号により、合焦度に応じて発光特性が算数的に多段階または無段階に変化するようにＬＥＤ（所定の範囲内で任意の輝度に発信できる発光素子）が発光することで、算出された合焦度に応じた発光特性により発光して該合焦度を報知する発光報知手段として機能する。
この発光による合焦インジケータを備えることにより、ファインダやＬＣＤモニタでは認識しきれない解像度での合焦度を、使用者に正確かつ直感的に認識させるインタフェースを提供することができる。
【００４２】
また、ブザー５７は、制御装置１０５からの制御信号により、５０Ｈｚ〜２０ｋＨｚの周波数の正弦音波を任意の時間、任意の音量で発生する。
ここで、上述した制御装置１０５は、撮影レンズ１０１およびフォーカスレンズ１０２Ａを介して受光してＣＣＤ１０３に結像された画像の合焦度を、後述するようにＣＣＤ１０３における隣接画素同士の輝度差により算出することで、合焦度算出手段として機能する。
こうして合焦度が算出されると、制御装置１０５の制御により上記のブザー５７が、算出された合焦度に応じた音特性のブザー音を発生させて合焦度を使用者に報知し、鳴音報知手段として機能する。
【００４３】
上記のブザー５７による合焦度の報知は、発生するブザー音の音特性が算数的に多段階（デジタル的）または無段階（アナログ的）に変化することで行われる。
この変化の要素は、数的大小関係（ｅｎｕｍｅｒａｔｉｏｎ）があるブザー音の音特性に対して、合焦度を、その大小関係を維持したまま反映させることを指す。上記のある特性とは、例えば周波数や音量などである。
例えば、合焦度の定義域を示す集合
Ｃ＝｛ｘ｜ｍ≦ｘ≦ｎ｝、
周波数の定義域を示す集合
Ｆ＝｛ｙ｜ｐ≦ｙ≦ｑ｝
とすると、全写の関数ｇ：Ｃ→Ｆを有する処理プログラムがあり、合焦度ｘを入力すれば、処理プログラムにより周波数ｙ＝ｇ（ｘ）が求まる。このことにより、上述した制御装置１０５は、ブザー５７により、合焦度ｘに応じて周波数ｙのブザー音を鳴らさせる機能をもち、上述したように、制御装置１０５とブザー５７とが、鳴音報知手段として機能する。
なお、全写の関数ｇは写像前の大小関係を写像後も維持する。すなわち、
∀ｘ∈Ｃ｛ｘ１≦ｘ２ ⇒ ｇ（ｘ１）≦ｇ（ｘ２）｝
を満たすものである。
【００４４】
〔操作部と概観〕
図２は、本実施形態としての合焦インジケータを有するマニュアルフォーカス可能な撮像装置の操作部廻りにおける概観を示す図である。
【００４５】
操作部１０８は、２段階に押下するレリーズボタン５１と、マニュアルフォーカスの操作や、メニューの指向性操作を行う方向ボタン５２と、決定と取り消しおよびメニュー呼び出しを行う多目的ボタン５３とを備えて構成される。
【００４６】
また、光学ファインダ５５は、ＬＥＤ５６ａおよび５６ｂが隣接して設けられ、使用者が光学ファインダ５５を覗きながら操作しても、５６ａ・５６ｂの点光が視界に入るようになっている。
【００４７】
〔合焦度≒コントラスト値の算出〕
合焦度の算出には画角の一部領域における隣接画素同士の輝度差により算出する。まず図３（ａ）は、撮像素子が捕らえる画角に対する、特定領域の概形を示したもので、網掛けの矩形が特定領域となる。この特定領域のサイズは横２４０×縦１８０ピクセルとする。
特定領域の各ピクセルに座標を割り振ったものが図３（ｂ）で、左上から右下へかけて、（０，０），（０，１），（０，２），…，（０，１７９），（１，０），…，（１，１７９），…，（２３９，１７９）と割り当てる。各ピクセルは受光量に応じて０から２５５の値に量子化した輝度値Ｌ（ｘ，ｙ）を持つ。
また、この特定領域の部分集合Ａを、以下の数式１のように定義する。この数式１は、特殊領域の部分集合Ａの定義である。
【００４８】
【数１】

【００４９】
〔ブザー鳴らし方とＬＥＤの光らせ方〕
以下に、マニュアルフォーカス時におけるＬＥＤ５６ｂおよびブザー５７の挙動を示す５つのパラメータを、以下の数式２ないし数式６を用いて示す。
数式２は、コントラスト値Ｖｃの導出式である。数式３は、合焦度追随時におけるブザーの周波数ｆを導出する式である。数式４は、合焦度追随時におけるブザーの音量ｗを導出する式である。数式５は、合焦度追随時におけるブザーの発信間隔およびＬＥＤの発光間隔ｐを導出する式である。数式６は、合焦度追随時におけるＬＥＤの光度Ｕを導出する式である。
【００５０】
【数２】

【００５１】
【数３】

【００５２】
【数４】

【００５３】
【数５】

【００５４】
【数６】

【００５５】
ＬＥＤ５６ｂの発光およびブザー５７の発信は、このパラメータに応じて行われる。パラメータを決定する唯一の依存変数として、コントラスト値Ｖｃを用いる。Ｖｃは数式１、数式２により算出する。
【００５６】
ＬＥＤ５６ｂは、発光光度Ｕ［ｃｄ］（角括弧は単位）で発光間隔Ｐ［ｓ］ごとに瞬時発光する。Ｐは数式５により、Ｕは数式６により求める。数式６において、Ｍ（Ｌ）はＬＥＤ５６ｂの仕様最大光度である。
【００５７】
このように、ＬＥＤ５６ｂは、合焦度が高いほど輝度が高くなるように発光する。一般に、輝度が高いほど特徴的に感じる為、合焦位置を最も高輝度に、合焦位置から遠ざかるほど低輝度にすることで、合焦度を使用者に直感的に確認させることができる。
【００５８】
また、ＬＥＤ５６ｂは、合焦度が高いほど発光間隔が短くなるように発光する。一般に、発光間隔が短いほど特徴的に感じる為、合焦位置において発光間隔を最も短く（或いは連続発光）、合焦位置から遠ざかるほど発光間隔を長くすることで、合焦度を使用者に直感的に確認させることができる。
【００５９】
一方、ブザー５７は、周波数ｆ［Ｈｚ］で音量ｗ［ｄＢ］の正弦音波を発信間隔ｐ［ｓ］ごとに瞬時発信する。ｆは数式３より、ｗは数式４より、ｐは数式５より求める。数式４において、Ｍｖはブザー５７の仕様最大音量である。
【００６０】
このように、ブザー５７は、合焦度が高いほど周波数が高くなるように発信する。一般に、同じ音量の可聴域正弦音波は、高周波ほど特徴的に聞こえる為、合焦位置を最も高い周波数に、合焦位置に遠ざかるほど低い周波数にすることで、合焦度を使用者が聴覚で直感的に確認できるようにすることができる。
【００６１】
また、ブザー５７は、合焦度が高いほど音量が大きくなるように発信する。一般に、同じ周波数の可聴域正弦音波は、音量が大きいほど特徴的に聞こえる為、合焦位置を最も大音量に、合焦位置に遠ざかるほど低音量にすることで、合焦度を使用者が聴覚で直感的に確認できるようにすることができる。
【００６２】
また、合焦度が高いほど発信間隔（ピッチ）が短くなるようにブザー５７が発信する。この発信間隔の長短は、聞こえ方が明確に異なる為、合焦度を認識させる有用な方法である。一般に、同じ周波数の可聴域正弦音波は、発信間隔が短いほど特徴的に聞こえる為、合焦位置においては発信間隔を短く（或いは時間隔０＝連続音に）、合焦位置に遠ざかるほど発信間隔を長くすることにより、合焦度を使用者が聴覚で直感的に把握できるようにすることができる。
【００６３】
〔ＭＦインジケータの設定インタフェース〕
図４は、メニューキー５３を押下することでＬＣＤモニタ１０７に表示されるフォーカスモードの設定画面の例を示す。フォーカスモードの設定画面には、フォーカスモードウインドウ６１，ブザー設定ウインドウ６２およびＬＥＤ設定ウインドウ６３があり、方向キー５２でカーソルを動かし、ＯＫボタン５３を押下することで、ウインドウ６１，６２，６３の順で設定を決定する。
【００６４】
ウインドウ６１は、オートフォーカスか、マニュアルフォーカスかを択一選択する設定を行い、ＡＦが選択された場合、ウインドウ６２，６３を開示することなくメニューを抜ける。
【００６５】
ウインドウ６２は、マニュアルフォーカスにおけるブザー５７の設定を使用者から受けるものであり、ウインドウ６３は、マニュアルフォーカスにおけるＬＥＤ５６ｂの設定を使用者から受けるものである。
各ウインドウには「有効」「無効」の択一選択欄（いわゆるラジオボタン）があり、「無効」が選択された場合、ＬＥＤが消灯、あるいはブザーが無音になる。
このブザーを発信禁止にする機能を有することで、撮影環境等の要因により、音声を発信することが好まれない、あるいは好ましくない状況に対応することができる。
また、発光禁止にする機能を有することで、撮影環境等の要因により、発光することが好まれない、あるいは好ましくない状況に対応することができる。
【００６６】
ウインドウ６２では、周波数、音量、発信時間隔の合焦度追従有効／無効をそれぞれチェックボタンにより使用者が設定でき、無効に設定されると、該当する属性は常に所定値（初期値）となる。たとえば周波数ｆは６６０Ｈｚ、音量ｗはＭｖ（最大）、発信時間隔ｐは０（連続発信）とする。
【００６７】
ウインドウ６３では、ＬＥＤ５６ｂにおける光度、発光間隔の合焦度追従有効／無効をそれぞれチェックボタンにより使用者が設定でき、無効に設定されると、該当する属性は常に所定値（初期値）となる。例えば光度ＵはＭ（Ｌ）（最大）、発光間隔ｐは０（連続発光）とする。
【００６８】
このように、本実施形態としての撮像装置は、属性を選択する手段として、正方向及び逆方向の指向性を有する２つのボタン５２と、選択手段を呼び出す・属性を決定する機能を持つ１つ以上のボタン５３と、ＬＣＤモニタ（表示部）１０７とを有する。このことにより、本発明による設定を感覚的に行うための簡易な操作、出力環境を提供することができ、使用者の負担を軽減することができる。
【００６９】
〔実施形態の効果〕
以上のように、本発明の実施形態によれば、撮像装置が備えるファインダやＬＣＤの解像限界で目視できない精度の解像度での合焦度を、使用者がオンタイムで把握することができる情報提供手段（何らかの報知手段）を、ブザーやＬＥＤといった補助情報による低コストの物理構成で実現することができる。
【００７０】
また、実数的な特性をもつ合焦度を、同様に実数的な要素をもつ周波数や、時間、光度といった、基本的であり、かつ感覚的に大小を判断できる物理的な定量属性による報知手段に連結させることで、操作を煩雑にすることなく、曖昧さを含めて合焦度を使用者が直感的に把握できるようにすることができ、使用者が感覚的に合焦度を把握しながらスムーズに合焦操作を行うことができるように合焦度の情報を提供することができる。
【００７１】
また、使用者の用途、状況により、予め定められた範囲内で任意に情報提供手段（何らかの報知手段）における設定を使用者が変更できるようにすることにより、使用者の要求に対し、柔軟に対応することができる。
【００７２】
〔他の実施形態〕
また、他の実施形態として、図５のように、ＡＦモジュール６０や、ブザー５７と排他的に音声出力するミニジャック（音声出力端子）５８を、上述した実施形態にさらに加えた構成としてもよい。
【００７３】
この実施形態による概観は、図６のようになる。ブザー５７の下にミニジャックがあり、イヤホン（音声出力手段）５９を接続すると、ブザーの音声信号がイヤホン５９に出力される。
【００７４】
また、ＡＦモジュール（三角測量方式に基づく測距素子）６０は測定結果として焦点距離の逆数ｄ（ｘ）を制御装置１０５に随時出力する。また、制御部１０５はＣＣＤ１０３の面における焦点距離の逆数ｄ（ｔ）の情報を保持している。
【００７５】
この場合、以下の数式７Ａ、数式７Ｂによって、コントラストＶｃ値を擬似的に導出する。この数式７は、外部ＡＦの測距距離とＣＣＤ面における合焦距離を用いてコントラスト値Ｖｃを擬似的に導出する式である。
このことにより、制御装置１０５にかかる負担を軽減することができる。
【００７６】
【数７】

【００７７】
また、ｄ（ｘ）≒ｄ（ｔ）である場合、合焦と見なし、合焦ブザー音を鳴らすとともに、ブザー音に同期して赤色ＬＥＤ５６ａを点灯させ、合焦を知らせる。
【００７８】
〔他の実施形態の効果〕
上述した他の実施形態の構成によれば、ブザー出力の出力先が選択できることになり、より幅広い使用状況で合焦補助情報を使用者に提供することができる。また、ＡＦモジュールを利用することで、制御装置の負荷軽減ができる。
【００７９】
〔実施形態の変形例〕
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、合焦度を、周波数や、時間、光度といった物理的な定量属性による報知手段に連結させる際に、単にその物理的な定量の大小を合焦度に連動させるだけでなく、ピントが手前側にずれているか遠方側にずれているかによって、報知手段による報知での周波数や、時間、光度などを変化させることとしてもよい。この構成によれば、使用者による合焦度の直感的な把握を、さらに容易にさせることができる。
【００８０】
また、ブザー５７は、合焦時、合焦の旨を伝える別の音声を発信することとしてもよい。このことにより、ＣＣＤ１０３の解像能力に比して十分な合焦精度を得られている場合、使用者に無用な微調整を煩わせないよう示唆することができる。
【００８１】
また、合焦度を、緑色ＬＥＤ５６ｂの点灯／点滅により使用者に報知することとして説明したが、合焦時に、制御装置１０５が別色の発光素子である赤色ＬＥＤ５６ａを点灯させる構成としてもよい。このことにより、ＣＣＤ１０３の解像能力に比して十分な合焦精度を得られている場合、使用者に無用な微調整を煩わせないよう示唆することができる。
【００８２】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、使用者に合焦の度合いを逐次知らせることができるため、曖昧さを含めて合焦度を使用者が直感的に把握できるようにすることができ、使用者が感覚的に合焦度を把握しながらスムーズに合焦操作を行うことができるように合焦度の情報を提供することができる。
このため、特にマニュアルフォーカス時において効果的に合焦情報を表現することができる
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態としての撮像装置の物理構成と制御信号の流れを示すブロック図である。
【図２】本発明の実施形態としての撮像装置の操作部と出力部の形状と配置の概観を示す斜視図である。ただしブザー５７はブザー本体を外装で覆い、複数の出力孔を空けている。
【図３】（ａ）は、撮像素子の画角における（コントラスト値Ｖｃを求める為の）特殊領域（網掛け部）を示し、（ｂ）は、特殊領域の画素配列とＸＹ座標の対応を示した図である。
【図４】フォーカスモードを設定するメニュー画面のインタフェース例を示した図である。ウインドウ６１，６２，６３により構成されている。
【図５】本発明の他の実施形態としての撮像装置の物理構成と制御信号の流れを示すブロック図である。
【図６】本発明の他の実施形態としての撮像装置の操作部と出力部の形状と配置の概観を示す斜視図である。
【符号の説明】
１０１撮像レンズ
１０２Ａフォーカスレンズ（合焦レンズ）
１０２Ｂフォーカスモータ
１０３ＣＣＤ（撮像素子）
１０５制御装置（ＣＰＵ＋プログラム）
５１レリーズボタン
５２方向ボタン
５３多目的ボタン
５５光学ファインダ
５６ａ赤色ＬＥＤ
５６ｂ緑色ＬＥＤ
５７ブザー
５８ミニジャック（音声出力端子）
５９イヤホン（音声出力手段）
１０７ＬＣＤモニタ（表示部）
１０８操作部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an imaging device with a focusing indicator in an imaging device such as a digital camera, and particularly to an imaging device with a focusing indicator suitable as an interface in manual focusing.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, an imaging apparatus that has an LCD display and can perform focusing and imaging operations without using an optical finder is known.
In recent years, many imaging devices characterized by small size and light weight with emphasis on portability have been distributed on the market. Most of these imaging devices use an LCD display with a small screen size in order to realize a small and lightweight feature that emphasizes portability.
[0003]
On the other hand, among such imaging devices, there is an imaging device having a so-called manual focus function in which a user directly performs an operation of driving a focusing lens to adjust a focus position.
[0004]
In Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-205258 (Patent Document 1), the focus position on the viewfinder screen is notified by blinking the display of a block corresponding to the focus position on the viewfinder screen.
[0005]
In Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-92354 (Patent Document 2), the color, frame line, and shape of the focus frame are changed according to the in-focus state of in-focus, out-of-focus, and out of warranty of the center parallax. By changing it, the in-focus state is notified.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-6-205258
[Patent Document 2]
JP-A-2000-92354
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional imaging apparatus, when the user performs a focusing operation by manual focusing, if the display on the LCD display is enlarged, it is impossible to simultaneously capture the composition of the entire image to be captured.
In addition, in an environment where the image on the LCD display is difficult to see, such as when shooting outdoors under the fine weather using the LCD display, it is difficult to determine a slight change in the contrast of the image.
Further, even in an enlarged image, there are subjects such as subjects with low contrast and shooting conditions, for which it is difficult to determine whether or not the subject is in focus, due to the resolution limit of the LCD display. Further, in the method of displaying the focusing distance, there is a problem in that the user needs to know the distance between the imaging device and the subject to some extent.
[0008]
Also, the above-mentioned Patent Documents 1 and 2 are suitable for informing the user of in-focus at the time of auto-focusing, but are for sequentially informing the user of the degree of focusing. Not.
[0009]
The present invention has been made in view of such a situation, and a focus indicator that can sequentially inform a user of a degree of focus, and can particularly effectively express focus information during manual focus. It is an object of the present invention to provide an image pickup device with a tag.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, an invention according to claim 1 includes an imaging lens having a focusing lens, an imaging element that converts an image received via the imaging lens into an electric signal by photoelectric conversion, and an imaging lens. A focusing degree calculating means for quantitatively calculating a focusing degree of an image received through an imaging lens, and a focusing degree calculated by the focusing degree calculating means. Sounding means for generating a sound having a sound characteristic corresponding to the sound level and notifying the degree of focus.
Thus, the user can assist the manual focus operation by linking the degree of focus of the subject to the visual information based on the through image on the finder or the LCD monitor and the auditory information based on the buzzer sound with respect to the degree of focus. .
[0011]
According to a second aspect of the present invention, as the first aspect of the present invention, the focus degree calculating means calculates the focus degree based on a quantitative value proportional to a contrast of a received image in a predetermined range on the image sensor. .
As a result, the degree of focus and the contrast have a strong correlation, and the calculation load can be reduced by applying the contrast value as a substitute value of the degree of focus.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, as the first aspect of the present invention, the focusing degree calculating means has a distance measuring element based on a triangulation method, and the focusing degree is a distance measuring distance by the distance measuring element; It is characterized in that the value depends on the difference from the focal distance on the imaging element surface.
As a result, it is possible to easily derive the degree of focus by using a distance measuring element that is originally used only for AF.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, as the first aspect of the present invention, the ringing sound notification means includes a buzzer capable of transmitting an arbitrary frequency and an arbitrary volume within a predetermined range. The sound characteristics described above are characterized in that they are frequencies.
Even at the same volume, the way of hearing is clearly different depending on the level of the frequency, so a useful method for recognizing the degree of focus is used.
[0014]
According to a fifth aspect of the present invention, in the fourth aspect of the present invention, the above-mentioned sounding sound notifying means has a higher frequency as the degree of focus is higher.
In general, audible sine sound waves of the same volume can be heard more characteristically at higher frequencies.Therefore, by setting the focus position to the highest frequency and lowering the distance to the focus position to lower the focus, the user can adjust the degree of focus by hearing. It can be intuitively confirmed.
[0015]
According to a sixth aspect of the present invention, as described in any one of the first to third aspects, the ringing sound notifying means includes a buzzer capable of transmitting an arbitrary frequency and an arbitrary volume within a predetermined range. The sound characteristics described above are characterized in that they are sound volumes.
Since the volume is clearly different in how to hear, a useful method for recognizing the degree of focus is used.
[0016]
According to a seventh aspect of the present invention, in the sixth aspect of the present invention, the sound notification unit increases the volume as the degree of focus is higher.
In general, the audible sine sound wave of the same frequency can be heard characteristically as the volume increases, so that the focus position is set to the loudest volume, and the volume becomes lower as the distance from the focus position increases, so that the user can adjust the degree of focus. It can be intuitively confirmed by hearing.
[0017]
According to an eighth aspect of the present invention, as the invention according to any one of the first to third aspects, the ringing sound notifying means includes a buzzer capable of transmitting an arbitrary frequency and an arbitrary volume within a predetermined range. The above-mentioned sound characteristic is characterized in that it is a transmission interval of a transmission sound which is a single short beat.
Since the length of the transmission interval is clearly different from the way of hearing, a useful method for recognizing the degree of focus is used.
[0018]
A ninth aspect of the present invention is the invention according to the eighth aspect, characterized in that the sounding sound notification means shortens the transmission interval as the degree of focus is higher.
In general, the audible range sine sound wave of the same frequency is more distinctive as the transmission interval is shorter, so the transmission interval is shorter (or time interval 0 = continuous sound) at the in-focus position, and the transmission interval is more distant from the in-focus position. , The user can intuitively grasp the degree of focus by hearing.
[0019]
According to a tenth aspect of the present invention, as the invention according to any one of the first to ninth aspects, the sound characteristic is any one of a frequency, a volume, and a single-tone short-beat transmission sound interval. It is characterized by having means for selecting.
As a result, it is possible to arbitrarily set an optimal attribute according to the shooting environment and the user's sensitivity or preference, thereby improving convenience.
[0020]
According to an eleventh aspect of the present invention, there is provided the invention as set forth in any one of the first to tenth aspects, further comprising means for prohibiting transmission of a sound by the above-mentioned sounding sound notifying means.
As a result, it is possible to cope with a situation in which it is not preferable or unfavorable for the user to transmit voice due to factors such as a shooting environment.
[0021]
An image pickup apparatus comprising: an image pickup lens having a focusing lens; an image pickup element for converting an image received via the image pickup lens into an electric signal by photoelectric conversion; and a means for manually focusing by the image pickup lens. A focusing degree calculating means for quantitatively calculating a focusing degree of an image received through the imaging lens; and a light emitting device which emits light with a light emission characteristic corresponding to the focusing degree calculated by the focusing degree calculating means. And a light emission notifying unit for notifying the degree of focus.
As a result, it is possible to provide an interface that allows the user to intuitively recognize information that accurately indicates the presence or absence of a resolution that cannot be recognized by the viewfinder or the LCD monitor.
[0022]
According to a thirteenth aspect of the present invention, in the twelfth aspect, the above-mentioned degree-of-focus calculation means calculates a quantitative value proportional to a contrast of a received image in a predetermined range on the image sensor.
As a result, since the degree of focus and the contrast have a strong correlation, the calculation load can be reduced by applying the contrast value as a substitute value of the degree of focus.
[0023]
According to a fourteenth aspect of the present invention, as the twelfth aspect of the present invention, the focus degree calculating means has a distance measuring element based on a triangulation method, and the focus degree is a distance measured by the distance measuring element. It is characterized in that the value depends on the difference from the focal distance on the imaging element surface.
This makes it possible to easily derive the degree of focus by using a distance measuring element generally used only for AF.
[0024]
According to a fifteenth aspect of the present invention, as the invention according to any one of the twelfth to fourteenth aspects, the light emission notifying means includes a light emitting element capable of transmitting light with an arbitrary luminance within a predetermined range. The characteristic is characterized by brightness.
In this technical means, the change in luminance can be arbitrarily changed depending on the intensity of the current by using an LED or the like. In addition, since the visual sense can respond sensitively to the intensity of the luminance, it is useful for the user to recognize the degree of focus. Method.
[0025]
The invention according to claim 16 is the invention according to claim 15, characterized in that the above-mentioned light emission notifying means increases in luminance as the degree of focus is higher.
In general, the higher the luminance, the more distinctive the feel is. Therefore, the user can intuitively check the degree of focus by setting the focal position to the highest luminance and setting the luminance farther away from the focal position to the lower luminance.
[0026]
According to a seventeenth aspect of the present invention, as the invention according to any one of the twelfth to fourteenth aspects, the light emission notifying means includes a light emitting element capable of transmitting light with an arbitrary brightness within a predetermined range. The characteristic is a light emission interval.
Since the frequency and interval of the blinking have a large sensory difference, a useful method for recognizing the degree of focus is used.
[0027]
An eighteenth aspect of the present invention is the invention according to the seventeenth aspect, wherein the light emission notifying means is configured such that the light emission interval becomes shorter as the degree of focus is higher.
In general, the shorter the light emission interval, the more distinctive the feel is. Therefore, the light emission interval is the shortest (or continuous light emission) at the focus position, and the light emission interval is increased as the distance from the focus position increases, so that the user can intuitively sense the degree of focus. Can be confirmed.
[0028]
According to a nineteenth aspect of the present invention, as the invention according to any one of the twelfth to twelfth aspects, the light emission characteristic is one of an attribute of luminance and a light emission interval, and has means for selecting the attribute. It is characterized by.
As a result, it is possible to arbitrarily set an optimal attribute according to the shooting environment and the user's sensitivity or preference, thereby improving convenience.
[0029]
According to a twentieth aspect of the present invention, there is provided any one of the twelfth to nineteenth aspects of the present invention, further comprising means for prohibiting light emission by the light emission notifying means.
This makes it possible to cope with a situation where light emission is not preferable or not preferable due to factors such as a shooting environment.
[0030]
According to a twenty-first aspect of the present invention, as in any one of the first to eleventh aspects, an audio signal serving as a sound notification means is output to the audio output means by connecting the audio output means from outside. And a voice output terminal as a ringing sound notifying means for silencing transmission.
By this, it is desired to perform manual focus relying on the buzzer sound, but when quietness is required for shooting, audio output means such as an earphone is connected to the output terminal so that only the user can experience the buzzer sound. be able to.
[0031]
According to a twenty-second aspect of the present invention, as the invention according to any one of the first to eleventh and twenty-first aspects, the sounding sound notification means described above outputs another sound for informing that the subject is in focus at the time of focusing. It is characterized by transmitting.
Thus, when sufficient focusing accuracy is obtained compared to the resolution capability of the imaging element, it can be suggested that unnecessary fine adjustment is not troublesome.
[0032]
According to a twenty-third aspect of the present invention, as described in any one of the fifteenth to twentieth aspects, the above-mentioned light emission notifying means has a light emitting element of another color, and the light emitting element of another color is used at the time of focusing. It is characterized by lighting.
Thus, when sufficient focusing accuracy is obtained compared to the resolution capability of the imaging element, it can be suggested that unnecessary fine adjustment is not troublesome.
[0033]
The invention according to claim 24 is the invention according to any one of claims 10, 11, 19, and 20, wherein the means for selecting the attribute includes two buttons having directivity in forward and reverse directions. And one or more buttons having a function of calling a selection function and determining an attribute, and a display unit.
As a result, a simple operation and output environment for intuitively performing the setting of the present invention can be provided, and the burden on the user can be reduced.
[0034]
According to a twenty-fifth aspect of the present invention, in the invention of the twenty-fourth aspect, the means for selecting an attribute includes a setting function of selecting auto focus / manual focus.
This provides a means for easily switching when the user desires AF.
[0035]
According to a twenty-sixth aspect of the present invention, the means for selecting an attribute has a function of independently selecting an attribute of a buzzer and a light emitting element.
This makes it possible to meet the demands of the user who applies one or both of the indicators using the buzzer and the light emitting element together.
[0036]
The invention according to claim 27 is the invention according to any one of claims 24 to 26, wherein the means for selecting the attribute independently selects attributes of frequency, volume, transmission interval, luminous intensity, and emission interval. It is characterized by having a function which can be performed.
Thus, it is possible to meet a user's request to apply a combination of a plurality of attributes described above.
[0037]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, a preferred embodiment of an imaging device with a focusing indicator of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0038]
(Physical configuration)
FIG. 1 is a block diagram illustrating an outline of a configuration of an imaging device with a monitor as an embodiment of the present invention. In the figure, reference numeral 101 denotes an imaging lens, which collects an object field. The focus lens 102A is driven in the optical axis direction by a focus motor 102B, and can be moved to a position so that the CCD (103) surface becomes a focusing surface. The CCD 103 is an image sensor that converts a received image into an electric signal by photoelectric conversion.
[0039]
The image processor includes an AD converter, a digital image processing device, and a control signal port, and converts image information of the CCD into an electric signal according to a command from the control device 105 and stores the electric signal in the VRAM 106. The control device 105 includes a CPU and a storage unit (ROM) storing a program, and controls each component. In addition, the VRAM 106 has a function of storing text information as dot characters.
[0040]
[Output interface]
The display device includes an LCD monitor 107, a red LED 56a, and a green LED 56b.
The LCD monitor 107 displays the image information stored in the VRAM 106 received every time the synchronization signal from the control device 105 is received. The operation unit 108 includes an automatic focus button (51 in FIG. 2) and a focus lens drive button (52 in FIG. 2), and can perform automatic focus and drive the focus lens.
[0041]
The red LED 56a and the green LED 56b indicate a focus state. For example, 56b is turned on at the time of AF focusing, and blinks at the time of AF non-focusing.
As described above, the LED (light emitting element capable of transmitting light with an arbitrary brightness within a predetermined range) so that the light emitting characteristic arithmetically changes in multiple steps or steplessly according to the degree of focus according to the control signal from the control device 105. ) Emits light with light emission characteristics corresponding to the calculated focus degree, and functions as a light emission notifying unit for notifying the focus degree.
The provision of the focusing indicator by the light emission can provide an interface that allows the user to accurately and intuitively recognize the degree of focusing at a resolution that cannot be recognized by the viewfinder or the LCD monitor.
[0042]
Further, the buzzer 57 generates a sine wave having a frequency of 50 Hz to 20 kHz at an arbitrary volume for an arbitrary time in accordance with a control signal from the control device 105.
Here, the control device 105 calculates the degree of focus of the image received on the CCD 103 through the photographing lens 101 and the focus lens 102A based on the luminance difference between adjacent pixels in the CCD 103 as described later. By doing so, it functions as a focusing degree calculating means.
When the degree of focus is calculated in this manner, the buzzer 57 generates a buzzer sound having a sound characteristic corresponding to the calculated degree of focus under the control of the control device 105, and notifies the user of the degree of focus, It functions as ringing sound notifying means.
[0043]
The notification of the degree of focus by the buzzer 57 is performed by arithmetically changing the sound characteristics of the generated buzzer sound in multiple stages (digital) or steplessly (analog).
The factor of this change indicates that the degree of focus is reflected on the sound characteristic of the buzzer sound having a numerical magnitude relationship (enumeration) while maintaining the magnitude relationship. The certain characteristic is, for example, a frequency, a volume, or the like.
For example, a set indicating the domain of the degree of focus
C = {x | m ≦ x ≦ n},
Set indicating frequency domain
F = {y | p ≦ y ≦ q}
Then, there is a processing program having a function g: C → F of the whole shooting, and if the degree of focus x is input, the frequency y = g (x) is obtained by the processing program. Accordingly, the control device 105 has a function of causing the buzzer 57 to sound the buzzer sound of the frequency y in accordance with the degree of focus x, and as described above, the control device 105 and the buzzer 57 Functions as notification means.
The function g of the full mapping maintains the magnitude relationship before the mapping even after the mapping. That is,
{X∈C ｛x1 ≦ x2⇒g (x1) ≦ g (x2)}
It satisfies.
[0044]
[Operations and overview]
FIG. 2 is a diagram illustrating an overview around an operation unit of an imaging device capable of manual focusing having a focusing indicator according to the present embodiment.
[0045]
The operation unit 108 includes a release button 51 that is pressed in two stages, a direction button 52 that performs a manual focus operation and a directional operation of a menu, and a multipurpose button 53 that performs determination, cancellation, and menu call. You.
[0046]
The optical finder 55 is provided with

LEDs

56a and 56b adjacent to each other, so that even if a user operates the optical finder 55 while looking through the optical finder 55, point lights of 56a and 56b enter the field of view.
[0047]
[Calculation of focus degree / contrast value]
The degree of focus is calculated based on the luminance difference between adjacent pixels in a partial area of the angle of view. First, FIG. 3A shows an outline of the specific area with respect to the angle of view captured by the image sensor, and the shaded rectangle is the specific area. The size of this specific area is 240 pixels wide by 180 pixels high.
FIG. 3 (b) is a diagram in which coordinates are assigned to each pixel of the specific area. From the upper left to the lower right, (0, 0), (0, 1), (0, 2),. 179), (1, 0), ..., (1,179), ..., (239, 179). Each pixel has a luminance value L (x, y) quantized to a value from 0 to 255 according to the amount of received light.
The subset A of the specific area is defined as in the following Expression 1. Equation 1 defines the subset A of the special area.
[0048]
(Equation 1)

[0049]
[How to sound the buzzer and make the LED light up]
Hereinafter, five parameters indicating the behavior of the LED 56b and the buzzer 57 during manual focusing will be described using the following Expressions 2 to 6.
Formula 2 is a formula for deriving the contrast value Vc. Equation 3 is an equation for deriving the frequency f of the buzzer when following the degree of focus. Equation 4 is an equation for deriving the volume w of the buzzer when following the degree of focus. Equation 5 is an equation for deriving a transmission interval of the buzzer and a light emission interval p of the LED at the time of following the degree of focus. Equation 6 is an equation for deriving the luminosity U of the LED at the time of following the degree of focus.
[0050]
(Equation 2)

[0051]
[Equation 3]

[0052]
(Equation 4)

[0053]
(Equation 5)

[0054]
(Equation 6)

[0055]
Light emission of the LED 56b and transmission of the buzzer 57 are performed according to this parameter. The contrast value Vc is used as the only dependent variable for determining the parameter. Vc is calculated by Expressions 1 and 2.
[0056]
The LED 56b emits light instantaneously at a light emission interval P [s] with a light emission intensity U [cd] (units in square brackets). P is obtained by Expression 5, and U is obtained by Expression 6. In Equation 6, M (L) is the maximum specified luminous intensity of the LED 56b.
[0057]
Thus, the LED 56b emits light such that the higher the degree of focusing, the higher the luminance. In general, the higher the luminance, the more distinctive the feel is. Therefore, the user can intuitively check the degree of focus by setting the focal position to the highest luminance and setting the luminance farther away from the focal position to the lower luminance.
[0058]
The LED 56b emits light such that the light emission interval becomes shorter as the degree of focus is higher. In general, the shorter the light emission interval, the more distinctive the feel is. Therefore, the light emission interval is the shortest (or continuous light emission) at the focus position, and the light emission interval is increased as the distance from the focus position increases, so that the user can intuitively sense the degree of focus. Can be confirmed.
[0059]
On the other hand, the buzzer 57 instantaneously transmits a sine wave having a frequency f [Hz] and a volume w [dB] at each transmission interval p [s]. f is obtained from Expression 3, w is obtained from Expression 4, and p is obtained from Expression 5. In Equation 4, Mv is the specified maximum volume of the buzzer 57.
[0060]
In this way, the buzzer 57 emits a signal so that the frequency becomes higher as the degree of focus is higher. In general, audible sine sound waves of the same volume can be heard more characteristically at higher frequencies.Therefore, by setting the focus position to the highest frequency and lowering the distance to the focus position to lower the focus, the user can adjust the degree of focus by hearing. It can be intuitively confirmed.
[0061]
In addition, the buzzer 57 emits the sound so that the sound volume increases as the degree of focusing increases. In general, the audible sine sound wave of the same frequency can be heard characteristically as the volume increases, so that the focus position is set to the loudest volume, and the volume becomes lower as the distance from the focus position increases, so that the user can adjust the degree of focus. It can be intuitively confirmed by hearing.
[0062]
Also, the buzzer 57 emits a signal so that the transmission interval (pitch) becomes shorter as the degree of focus is higher. The length of the transmission interval is a useful method for recognizing the degree of focus because the way of hearing is clearly different. In general, the audible sine sound wave of the same frequency is more distinctive as the transmission interval is shorter. Therefore, the transmission interval is shorter (or time interval 0 = continuous sound) at the focus position, and the transmission interval becomes longer as the distance to the focus position increases. , The user can intuitively grasp the degree of focus by hearing.
[0063]
[MF indicator setting interface]
FIG. 4 shows an example of a focus mode setting screen displayed on the LCD monitor 107 when the menu key 53 is pressed. The focus mode setting screen includes a focus mode window 61, a buzzer setting window 62, and an LED setting window 63. When the cursor is moved with the direction keys 52 and the OK button 53 is pressed, the

windows

61, 62, and 63 are displayed in that order. Use to determine the setting.
[0064]
The window 61 is set to select between auto focus and manual focus. When the AF is selected, the menu is exited without disclosing the

windows

62 and 63.
[0065]
The window 62 receives the setting of the buzzer 57 in the manual focus from the user, and the window 63 receives the setting of the LED 56b in the manual focus from the user.
Each window has a selection field (a so-called radio button) of “valid” or “invalid”. When “invalid” is selected, the LED is turned off or the buzzer is muted.
By having the function of prohibiting the transmission of the buzzer, it is possible to cope with a situation where it is not preferable to transmit a voice or an undesirable transmission of a voice due to factors such as a shooting environment.
In addition, by having a function of prohibiting light emission, it is possible to cope with a situation where light emission is not preferable or is not preferable due to factors such as a photographing environment.
[0066]
In the window 62, the user can set the validity / invalidity of the frequency, the volume, and the focusing degree tracking of the transmission time interval by using the check buttons. When the invalidity is set, the corresponding attribute is always a predetermined value (initial value). . For example, the frequency f is 660 Hz, the volume w is Mv (maximum), and the transmission interval p is 0 (continuous transmission).
[0067]
In the window 63, the user can set the luminous intensity of the LED 56b and the focus degree validity / invalidity of the light emission interval by a check button. When the invalidity is set, the corresponding attribute always becomes a predetermined value (initial value). For example, the luminous intensity U is M (L) (maximum), and the light emission interval p is 0 (continuous light emission).
[0068]
As described above, the imaging apparatus according to the present embodiment includes two buttons 52 having directivity in the forward direction and the reverse direction as means for selecting the attribute, and one button having a function of calling the selection means and determining the attribute. The above-described buttons 53 and an LCD monitor (display unit) 107 are provided. Thus, a simple operation and output environment for intuitively performing the setting according to the present invention can be provided, and the burden on the user can be reduced.
[0069]
[Effects of Embodiment]
As described above, according to the embodiment of the present invention, the information that enables the user to grasp the on-time focusing degree at a resolution that cannot be visually recognized due to the resolution limit of the finder or LCD included in the imaging device. The providing means (some kind of notification means) can be realized with a low-cost physical configuration using auxiliary information such as a buzzer or an LED.
[0070]
In addition, a means of notifying the degree of focusing having a real number characteristic by means of a physical quantitative attribute which can judge the magnitude in a basic and intuitive manner, such as frequency, time, and luminous intensity also having a real number element. By connecting to, the user can intuitively grasp the degree of focus including ambiguity without complicating the operation, and the user can intuitively grasp the degree of focus. The information on the degree of focus can be provided so that the focus operation can be performed smoothly.
[0071]
In addition, by allowing the user to change the settings in the information providing means (some kind of notification means) within a predetermined range according to the user's purpose and situation, the user can flexibly respond to the user's request. Can respond.
[0072]
[Other embodiments]
Further, as another embodiment, as shown in FIG. 5, a configuration in which an AF module 60 and a mini jack (audio output terminal) 58 that exclusively outputs audio with the buzzer 57 may be added to the above-described embodiment. .
[0073]
An overview according to this embodiment is as shown in FIG. When a mini jack is provided below the buzzer 57 and an earphone (audio output means) 59 is connected, an audio signal of the buzzer is output to the earphone 59.
[0074]
Further, the AF module (distance measuring element based on the triangulation method) 60 outputs a reciprocal d (x) of the focal length to the control device 105 as needed as a measurement result. Further, the control unit 105 holds information on a reciprocal d (t) of the focal length on the surface of the CCD 103.
[0075]
In this case, the contrast Vc value is derived in a pseudo manner by the following Expressions 7A and 7B. Equation 7 is an equation for simulating the contrast value Vc using the distance measurement distance of the external AF and the focusing distance on the CCD surface.
Thus, the load on the control device 105 can be reduced.
[0076]
(Equation 7)

[0077]
When d (x) ≒ d (t), it is regarded as in-focus, a buzzer sound is emitted, and the red LED 56a is turned on in synchronization with the buzzer sound to notify the in-focus.
[0078]
[Effects of Other Embodiments]
According to the configuration of the other embodiment described above, the output destination of the buzzer output can be selected, and the focusing auxiliary information can be provided to the user in a wider use situation. Further, by using the AF module, the load on the control device can be reduced.
[0079]
[Modification of Embodiment]
Each of the above-described embodiments is a preferred embodiment of the present invention, and can be variously modified and implemented without departing from the gist of the present invention.
For example, when connecting the degree of focus to the notification means based on physical quantitative attributes such as frequency, time, and luminosity, not only the magnitude of the physical quantity is linked to the degree of focus but also the focus The frequency, time, luminous intensity, and the like in the notification by the notification means may be changed depending on whether it is shifted to the side or to the far side. According to this configuration, it is possible to make it easier for the user to intuitively grasp the degree of focus.
[0080]
In addition, the buzzer 57 may transmit another sound indicating that the subject is in focus at the time of focusing. Accordingly, when sufficient focusing accuracy is obtained compared to the resolution capability of the CCD 103, it is possible to suggest that the user does not bother with unnecessary fine adjustment.
[0081]
In addition, the focus degree is described as notifying the user by turning on / off the green LED 56b, but the control device 105 may turn on the red LED 56a, which is a light emitting element of another color, at the time of focusing. Accordingly, when sufficient focusing accuracy is obtained compared to the resolution capability of the CCD 103, it is possible to suggest that the user does not bother with unnecessary fine adjustment.
[0082]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to sequentially inform the user of the degree of focus, so that the user can intuitively grasp the degree of focus including ambiguity, It is possible to provide information on the degree of focus so that the user can smoothly perform the focusing operation while grasping the degree of focus sensuously.
Therefore, it is possible to express the focusing information effectively especially at the time of manual focusing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a physical configuration of an imaging apparatus and a flow of control signals according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view illustrating an outline of shapes and arrangements of an operation unit and an output unit of the imaging apparatus according to the embodiment of the present invention. However, the buzzer 57 covers the buzzer body with an exterior, and has a plurality of output holes.
3A shows a special region (shaded portion) (for obtaining a contrast value Vc) at an angle of view of an image sensor, and FIG. 3B shows a correspondence between a pixel array of the special region and XY coordinates. FIG.
FIG. 4 is a diagram showing an example of an interface of a menu screen for setting a focus mode.

Windows

61, 62, and 63 are provided.
FIG. 5 is a block diagram illustrating a physical configuration of an imaging device and a flow of control signals as another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing an outline of shapes and arrangements of an operation unit and an output unit of an imaging apparatus as another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
101 Imaging lens
102A focus lens (focusing lens)
102B focus motor
103 CCD (image sensor)
105 control unit (CPU + program)
51 Release button
52 direction buttons
53 Multi-purpose button
55 Optical Finder
56a Red LED
56b green LED
57 Buzzer
58 mini jack (audio output terminal)
59 earphones (audio output means)
107 LCD monitor (display unit)
108 Operation unit

Claims

An image pickup lens having a focusing lens, an image pickup device for converting an image received through the image pickup lens into an electric signal by photoelectric conversion, and an image pickup apparatus having means for manually focusing with the image pickup lens,
Focusing degree calculating means for quantitatively calculating the focusing degree of the image received through the imaging lens,
An image pickup device with a focus indicator, comprising: a sound notification unit that generates a sound having a sound characteristic corresponding to the focus degree calculated by the focus degree calculation unit and notifies the focus degree. .

2. The imaging device with a focus indicator according to claim 1, wherein the focus degree calculation unit calculates a quantitative value that is proportional to a contrast of a received image in a predetermined range on the image sensor.

The focusing degree calculating means has a distance measuring element based on a triangulation method, and the degree of focusing is a value dependent on a difference between a distance measured by the distance measuring element and a focusing distance on an imaging element surface. The imaging device with a focus indicator according to claim 1.

The sound alerting means includes a buzzer capable of transmitting an arbitrary frequency and an arbitrary volume within a predetermined range,
The imaging device with a focusing indicator according to claim 1, wherein the sound characteristic is a frequency.

5. The imaging device with a focusing indicator according to claim 4, wherein the sound notification unit increases the frequency as the degree of focusing increases.

The sound alerting means includes a buzzer capable of transmitting an arbitrary frequency and an arbitrary volume within a predetermined range,
The imaging device with a focus indicator according to claim 1, wherein the sound characteristic is a sound volume.

7. The imaging device with a focus indicator according to claim 6, wherein the sound notification unit increases the volume as the degree of focus increases.

The sound alerting means includes a buzzer capable of transmitting an arbitrary frequency and an arbitrary volume within a predetermined range,
The imaging device with a focus indicator according to any one of claims 1 to 3, wherein the sound characteristic is a transmission interval of a transmission sound which is a single short beat.

9. The imaging device with a focusing indicator according to claim 8, wherein the sounding notification unit shortens the transmission interval as the degree of focusing increases.

The focusing apparatus according to claim 1, wherein the sound characteristic is one of attributes of a frequency, a sound volume, and a single-tone short-sound transmission sound interval, and further includes means for selecting an attribute. Imaging device with indicator.

The imaging device with a focusing indicator according to any one of claims 1 to 10, further comprising a unit that prohibits transmission of a sound by the ringing sound notification unit.

An image pickup lens having a focusing lens, an image pickup device for converting an image received through the image pickup lens into an electric signal by photoelectric conversion, and an image pickup apparatus having means for manually focusing with the image pickup lens,
Focusing degree calculating means for quantitatively calculating the focusing degree of the image received through the imaging lens,
An imaging device with a focus indicator, comprising: a light emission notifying unit that emits light with a light emission characteristic corresponding to the focus degree calculated by the focus degree calculation unit and notifies the focus degree.

13. The imaging device with a focus indicator according to claim 12, wherein the focus degree calculation unit calculates the focus degree using a quantitative value proportional to a contrast of a received image in a predetermined range on the image sensor.

The focusing degree calculating means has a distance measuring element based on a triangulation method, and the degree of focusing is a value dependent on a difference between a distance measured by the distance measuring element and a focusing distance on an imaging element surface. The imaging device with a focus indicator according to claim 12.

The light emission notifying unit includes a light emitting element that can emit light at an arbitrary brightness within a predetermined range,
The imaging device with a focus indicator according to any one of claims 12 to 14, wherein the light emission characteristic is luminance.

16. The imaging device with a focusing indicator according to claim 15, wherein the light emission notifying unit increases the luminance as the degree of focusing increases.

The light emission notifying unit includes a light emitting element that can emit light at an arbitrary brightness within a predetermined range,
The imaging device with a focus indicator according to claim 12, wherein the light emission characteristic is a light emission interval.

18. The imaging device with a focus indicator according to claim 17, wherein the light emission notifying unit makes the light emission interval shorter as the degree of focus is higher.

The imaging device with a focus indicator according to any one of claims 12 to 18, wherein the light emission characteristic is an attribute of one of luminance and a light emission interval, and has means for selecting an attribute.

20. The imaging device with a focusing indicator according to claim 12, further comprising a unit that prohibits light emission by the light emission notifying unit.

An audio output terminal that is connected to the outside from the outside to output a sound signal as the ringing sound notifying means to the sound outputting means and has a sound output terminal for silencing transmission as the ringing sound notifying means. The imaging device with a focusing indicator according to any one of claims 1 to 11.

22. The imaging device with a focus indicator according to claim 1, wherein the sounding sound notification unit emits another sound indicating that the subject is in focus at the time of focusing. apparatus.

21. The imaging device with a focus indicator according to claim 15, wherein the light emission notifying unit has a light emitting element of another color, and turns on the light emitting element of another color at the time of focusing. apparatus.

The means for selecting an attribute includes two buttons having directivity in forward and reverse directions, one or more buttons having a function of calling a selection function and determining an attribute, and a display unit. The imaging device with a focusing indicator according to any one of claims 10, 11, 19, and 20.

25. The imaging device with a focus indicator according to claim 24, wherein the means for selecting the attribute includes a setting function of selecting auto focus / manual focus.

26. The imaging device with a focusing indicator according to claim 24, wherein the means for selecting the attribute has a function of independently selecting the attribute of the buzzer and the light emitting element.

The focusing indicator according to any one of claims 24 to 26, wherein the means for selecting the attribute has a function of independently selecting attributes of frequency, volume, transmission interval, luminous intensity, and emission interval. With imaging device.