JP2004321406A - ベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】電気を使わずに、寝ている人の周りの空気を浄化する、騒音のない空気清浄機を備えたベッドの提供。
【解決手段】エレクトレット化された不織布をプリーツ状の態様で矩形枠に堅牢に保持する。エレクトレット化された不織布は、布織布シートをマイナスに静電気で帯電させたものであり、空気中のプラスに帯電した埃類を吸引・保持する(つまり集塵する)ものである。このような不織布シートの空気清浄装置をマットレス20が載置されるフレーム12及び/又は前記フレーム12の隣接部材14の適所に、空気清浄装置30として着脱自在に装着したことを特徴とするベッド10を構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】エレクトレット化された不織布をプリーツ状の態様で矩形枠に堅牢に保持する。エレクトレット化された不織布は、布織布シートをマイナスに静電気で帯電させたものであり、空気中のプラスに帯電した埃類を吸引・保持する(つまり集塵する)ものである。このような不織布シートの空気清浄装置をマットレス20が載置されるフレーム12及び/又は前記フレーム12の隣接部材14の適所に、空気清浄装置30として着脱自在に装着したことを特徴とするベッド10を構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベッドに関し、特に空気清浄装置を備えたベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
フレーム上に載置されたマットレスベッドに横たわる使用者に清涼な空気を供給すべく、空気清浄装置を備えたベッドが、従来から提供されている。しかして、このベッドにおいては、空気清浄装置の吹き出し部がヘッドボードに設けられており、フィルターを介してファンにより吸引された空気が、清浄空気として、吹き出し部からマットレス上の使用者に向けて吹き出されるようになっている。そして、フィルターを介して空気を吸引するファンは、電動モータにて回転駆動される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−171067号公報 (第1〜5頁、図1〜8)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したベッドは、フィルターを介して空気を吸引するファンは、電動モータにて回転駆動されるので、騒音は不可避であり、この騒音は安眠の妨げとなる。特に、上記したベッドが病院において使用される場合は、患者に苦痛を与えることになり、改善が要求される。
【0005】
それ故に、本発明は、かような不具合が惹起されないベッドを提供することを、その技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、「マットレスが載置されるフレーム及び/又は前記フレームの隣接部材の適所に、エレクトレット化されたシートを空気清浄装置として着脱自在に装着したことを特徴とするベッド」を構成したことがある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に依拠して、本発明にかかるベッドの実施形態について説明する。
【0008】
図1及び図2に示すように、ベッド10は、フレーム12を備える。フレーム12の上にはマットレス20が載置される。フレーム12のヘッド側にはヘッドボード14が固定・立設されている。しかして、ヘッドボード14の前面(マットレス20が位置する側)には、凹所16が形成されており、この凹所16には、空気清浄装置30が着脱自在に装着されている。
【0009】
図3及び図4に示すように、空気清浄装置30は、エレクトレット化された不織布シート32を、プリーツ状の態様で、矩形枠40に堅牢に保持される。エレクトレット化された不織布シート32は、不織布シートをマイナスの静電気で帯電させたものであり、空気中のプラスに帯電した埃類を吸引・保持する(つまり集塵する)ものである。このような不織布シート32を人体に近い場所に位置するヘッドボード14に装着することで、人体に吸引される空気を、電気を使わず、騒音なく、浄化できる。
【0010】
しかして、矩形枠40は、4隅に位置するL型ブラケット42の水平舌42H及び垂直舌42Vを、夫々、水平枠44の溝及び垂直枠46の溝に挿入することにより構成される。
【0011】
エレクトレット化された不織布シート32をプリーツ状となすのは、表面積を出来る限り増加させるためである。また、プリーツ状の不織布シート32は、表面がフラットにはならないので、付着した埃が目立たない。不織布シート32は洗濯すれば、数回は、使用できる。
【0012】
尚、図5に示すように、空気清浄装置30を、奥行きが大きなヘッドボード14の天部に設置しても良いし、不織布シート32の代わりにエレクトレット化が容易な材質(例えばポリプロピレン樹脂)で作製されたシートを採用しても良い。
【0013】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図はなく、本発明の趣旨に沿った形態のベッドであれば、どのようなものでもよい。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、マットレスが載置されるフレーム及び/又は前記フレームの隣接部材の適所に、エレクトレット化されたシートを空気清浄装置として着脱自在に装着したことを特徴とするベッドを構成したので、電源を必要とせずに、騒音のない空気清浄を行うことが出来、実用上、多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるベッドの一実施態様の斜視図である。
【図2】図1に示すベッドの正面図である。
【図3】エレクトレット化された不織布シートを用いて構成される空気清浄装置の全体斜視図である。
【図4】図4に示す空気清浄装置の分解斜視図である。
【図5】本発明にかかるベッドの他の実施態様の斜視図である。
【符号の説明】
10・・・ベッド
12・・・フレーム
20・・・マットレス
30・・・空気清浄機
32・・・不織布シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベッドに関し、特に空気清浄装置を備えたベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
フレーム上に載置されたマットレスベッドに横たわる使用者に清涼な空気を供給すべく、空気清浄装置を備えたベッドが、従来から提供されている。しかして、このベッドにおいては、空気清浄装置の吹き出し部がヘッドボードに設けられており、フィルターを介してファンにより吸引された空気が、清浄空気として、吹き出し部からマットレス上の使用者に向けて吹き出されるようになっている。そして、フィルターを介して空気を吸引するファンは、電動モータにて回転駆動される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−171067号公報 (第1〜5頁、図1〜8)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したベッドは、フィルターを介して空気を吸引するファンは、電動モータにて回転駆動されるので、騒音は不可避であり、この騒音は安眠の妨げとなる。特に、上記したベッドが病院において使用される場合は、患者に苦痛を与えることになり、改善が要求される。
【0005】
それ故に、本発明は、かような不具合が惹起されないベッドを提供することを、その技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、「マットレスが載置されるフレーム及び/又は前記フレームの隣接部材の適所に、エレクトレット化されたシートを空気清浄装置として着脱自在に装着したことを特徴とするベッド」を構成したことがある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に依拠して、本発明にかかるベッドの実施形態について説明する。
【0008】
図1及び図2に示すように、ベッド10は、フレーム12を備える。フレーム12の上にはマットレス20が載置される。フレーム12のヘッド側にはヘッドボード14が固定・立設されている。しかして、ヘッドボード14の前面(マットレス20が位置する側)には、凹所16が形成されており、この凹所16には、空気清浄装置30が着脱自在に装着されている。
【0009】
図3及び図4に示すように、空気清浄装置30は、エレクトレット化された不織布シート32を、プリーツ状の態様で、矩形枠40に堅牢に保持される。エレクトレット化された不織布シート32は、不織布シートをマイナスの静電気で帯電させたものであり、空気中のプラスに帯電した埃類を吸引・保持する(つまり集塵する)ものである。このような不織布シート32を人体に近い場所に位置するヘッドボード14に装着することで、人体に吸引される空気を、電気を使わず、騒音なく、浄化できる。
【0010】
しかして、矩形枠40は、4隅に位置するL型ブラケット42の水平舌42H及び垂直舌42Vを、夫々、水平枠44の溝及び垂直枠46の溝に挿入することにより構成される。
【0011】
エレクトレット化された不織布シート32をプリーツ状となすのは、表面積を出来る限り増加させるためである。また、プリーツ状の不織布シート32は、表面がフラットにはならないので、付着した埃が目立たない。不織布シート32は洗濯すれば、数回は、使用できる。
【0012】
尚、図5に示すように、空気清浄装置30を、奥行きが大きなヘッドボード14の天部に設置しても良いし、不織布シート32の代わりにエレクトレット化が容易な材質(例えばポリプロピレン樹脂)で作製されたシートを採用しても良い。
【0013】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図はなく、本発明の趣旨に沿った形態のベッドであれば、どのようなものでもよい。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、マットレスが載置されるフレーム及び/又は前記フレームの隣接部材の適所に、エレクトレット化されたシートを空気清浄装置として着脱自在に装着したことを特徴とするベッドを構成したので、電源を必要とせずに、騒音のない空気清浄を行うことが出来、実用上、多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるベッドの一実施態様の斜視図である。
【図2】図1に示すベッドの正面図である。
【図3】エレクトレット化された不織布シートを用いて構成される空気清浄装置の全体斜視図である。
【図4】図4に示す空気清浄装置の分解斜視図である。
【図5】本発明にかかるベッドの他の実施態様の斜視図である。
【符号の説明】
10・・・ベッド
12・・・フレーム
20・・・マットレス
30・・・空気清浄機
32・・・不織布シート
Claims (1)
- マットレスが載置されるフレーム及び/又は前記フレームの隣接部材の適所に、エレクトレット化されたシートを空気清浄装置として着脱自在に装着したことを特徴とするベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003118749A JP2004321406A (ja) | 2003-04-23 | 2003-04-23 | ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003118749A JP2004321406A (ja) | 2003-04-23 | 2003-04-23 | ベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004321406A true JP2004321406A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33498212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003118749A Pending JP2004321406A (ja) | 2003-04-23 | 2003-04-23 | ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004321406A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108993961A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-12-14 | 成都菲斯普科技有限公司 | 一种用于住院病房的床单位消毒装置 |
CN110812027A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-02-21 | 浙江万物科技有限公司 | 一种多功能医用病床 |
-
2003
- 2003-04-23 JP JP2003118749A patent/JP2004321406A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108993961A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-12-14 | 成都菲斯普科技有限公司 | 一种用于住院病房的床单位消毒装置 |
CN110812027A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-02-21 | 浙江万物科技有限公司 | 一种多功能医用病床 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
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