JP2004321361A - Line on palm forming device, line on sole forming device, and facial feature forming device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,手相,足裏相及び人相を改善する器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
人の掌の皺,肉付き,形状等は,個人によって異なる特徴があり,手相学において,人の運勢等が現れていると考えられている特徴を手相という。手相を鑑定することにより,運勢など種々の事柄を占うことができるとされている。特に,掌の皺によって形成された線(以下,「手相線」という。)には,人生で起こる様々な事柄の内容や,その事柄が起こる年齢等が現れていると考えられており,手相鑑定において重視される。また,人の運勢等が現れていると考えられている足裏の皺,肉付き,形状等の特徴は,足裏相と呼ばれ,足裏相による占いも行われている。一方,人の性格等が現れていると考えられている鼻,口,耳等の形状等の特徴は,人相と呼ばれており,人相による占いも行われている。
【0003】
手相や,足裏相,人相が悪い場合,不安,絶望感,自信喪失,否定的暗示等の心理的反応が生じ,希望,自信等の心理状態を得ることが困難となる人が少なくない。このような問題を解決する手段として,従来,掌や足裏の外観を変える方法が提案されている。例えば,掌や足裏の皮膚に直接的に針治療,メス治療,電磁波治療,薬物治療,摩擦治療,電子振動,圧迫刺激等を行い,傷痕等による線を付ける侵襲的な方法が提案されている(例えば,特許文献1,2参照。)。さらに,掌にペンなどで線を描いたり,掌の線をシールによって覆い隠したりすることにより,良い手相が現れているという暗示を得る方法が提案されている(例えば,特許文献3参照。)。
【0004】
【先行技術文献】
【特許文献1】
特開2002−128662号公報
【特許文献2】
特開2002−200138号公報
【特許文献3】
特開平11−139089号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,侵襲的な方法で皮膚に付いた傷痕等は,手相学上,基本的には良くないものと考えられている。また,侵襲的な方法を行う場合,体質によっては,ケロイド,血流障害等を起こす可能性が極めて高いので,十分な注意が必要である。一方,ペンやシールを用いる場合,実際の手相線は変化していないので,良い手相が現れているという暗示を得ることが難しいと考えられる。また,鼻,口,耳の形状を変える場合,整形手術等の侵襲的な方法を用いなければならず,手軽に利用できない難点があった。
【0006】
従って,本発明の目的は,非侵襲的な方法で手相,足裏相又は人相を改善することができる器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明によれば,手相を形成するための器具であって,手に巻き付けるバンド状部材を備え,前記バンド状部材を手に巻き付けた状態で係止自在な構成であることを特徴とする,手相形成器具が提供される。この手相形成器具によれば,バンド状部材を手に巻き,締め付けることにより,掌の親指側と掌の小指側を互いに近づけて,手首から指先に向かう縦皺を掌に形成した状態で,手を固定できる。そして,毎日数分間ずつ継続して使用することによって,縦方向の手相線を次第に増強させることができる。即ち,良い手相を形成することができる。特に,生命線や運命線を改善することができる。また,掌の微細な横皺を減少させた状態で手を固定するので,凶相とされる微細な横方向の手相線を減少させることができる。
【0008】
また,本発明によれば,手相を形成するための器具であって,手の甲にあてがわれる手甲当接部材と,前記手甲当接部材を手の甲にあてがった状態で手に巻き付けるバンド状部材を備えることを特徴とする,手相形成器具が提供される。この手相形成器具によれば,手を確実に固定できる。
【0009】
前記手甲当接部材を手の甲にあてがったときに第3指と第4指の手の甲側に沿って配置される指当接部と,前記指当接部に第3指と第4指を固定する当接部指固定ベルトを備えることが好ましい。この場合,第3指と第4指を揃えて固定することにより,運命線をより効果的に増強させることができる。さらに,第3指と第4指の間に挟むスペーサを備えても良い。これにより,第3指と第4指の間が圧迫されることを防止でき,装着感を良好にすることができる。
【0010】
折り曲げた第2指又は第5指の手の甲側に巻き付けた状態で固定する指固定ベルトを備えることとしても良い。この場合,第2指を折り曲げた状態で固定することにより,頭脳線を増強させることができる。また,第5指を折り曲げた状態で固定することにより,結婚線を増強させることができる。
【0011】
また,本発明によれば,足裏相を形成するための器具であって,足に巻き付けるバンド状部材を備え,前記バンド状部材を足に巻き付けた状態で係止自在な構成であることを特徴とする,足裏相形成器具が提供される。この足裏相形成器具によれば,バンド状部材を足に巻回させ,締め付けることにより,足の裏の親指側と小指側を互いに近づけて,踵から趾に向かう縦皺を足の裏に形成した状態で,足を固定できる。これにより,縦方向の線を次第に増強させることができる。即ち,良い足裏相を形成することができる。
【0012】
さらに,本発明によれば,足裏相を形成するための器具であって,足の甲にあてがわれる足甲当接部材と,前記足甲当接部材を足の甲にあてがった状態で足に巻き付けるバンド状部材を備えることを特徴とする,足裏相形成器具が提供される。この足裏相形成器具によれば,足を確実に固定できる。
【0013】
前記足甲当接部材を足の甲にあてがったときに第3趾と第4趾の足の甲側に沿って配置される趾当接部と,前記趾当接部に第3趾と第4趾を固定する趾固定ベルトを備えることが好ましい。この場合,縦の線をより効果的に増強させることができる。また,第3趾と第4趾の間に挟むスペーサを備えても良い。これにより,第3趾と第4趾の間が圧迫されることを防止でき,装着感を良好にすることができる。
【0014】
さらに,本発明によれば,人相を形成するための器具であって,頭部にあてがうバンド状部材を備え,前記バンド状部材の両端に,鼻翼,口角又は耳殻を保持する保持部材をそれぞれ備えることを特徴とする,人相形成器具が提供される。この人相形成器具によれば,例えば,左右の鼻翼を後頭部側へ向かって引いた状態で固定して,毎日数分間ずつ継続して使用すると,鼻翼が左右に開いた形状となり,財産運が良い人相になる。左右の口角を後頭部側へ向かって引いた状態で固定して継続使用すると,「迎舟口」と呼ばれる口角が上がった状態となり,運勢が良い人相になる。左右の耳殻の耳輪を後頭部側へ向かって引いた状態で固定して継続使用すると,対輪がはっきりと出て,積極的な性格の人相になる。
【0015】
また,後頭部に後頭部当接部材をあてがった状態で前記バンド状部材を頭部にあてがう構成であることが好ましい。この場合,顔面を確実に固定できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の好ましい実施の形態を説明する。図1に示すように,本発明にかかる手相形成器具1は,手の甲にあてがう手甲当接部材2を備えている。手甲当接部材2の掌側には,手甲当接部材2を手の甲にあてがった状態で手に巻き付けるベルト3が備えられている。
【0017】
手甲当接部材2には,手甲当接部材2を手の甲にあてがったときに第3指と第4指の手の甲側に沿って配置される指当接部5が形成されている。指当接部5は,図2に示すように,揃えて屈曲させた第3指と第4指の手の甲側に沿った形状で形成されている。具体的には,例えば,第3指と第4指の各DIP関節を約5°程度,各PIP関節を約15°程度,各MP関節を約30°程度曲げて屈曲させた形に沿って形成されている。
【0018】
また,手甲当接部材2は,柔軟性のあるプラスチック体6と,プラスチック体6の手の甲に当接させる面に沿って貼り付けられたスポンジ状のクッション材7によって構成されている。クッション材7は,多数の孔が形成されたメッシュ構造となっており,通気性が良く,手甲当接部材2を手の甲にあてがったときの装着感が良好である。
【0019】
なお,手甲当接部材2のプラスチック体6の成形は,溶解させた石膏に手を入れて石膏を固化させることにより,手型を作成し,この手型に合わせてプラスチックを成形することにより行う。手型は,第3指と第4指を互いに近接させ,第3指と第4指の各DIP関節を約5°程度,各PIP関節を約15°程度,各MP関節を約30°程度曲げて屈曲させた状態とし,掌を自然に広げた状態で作成する。このようにして,第3指と第4指を揃えて屈曲させた手の甲に沿った形状の手甲当接部材2を成形する。
【0020】
指当接部5には,指当接部5に第3指と第4指を固定する当接部指固定ベルト10が備えられている。当接部指固定ベルト10の基端は,留め具11によって,指当接部5の第3指側の外面に留め付けられている。当接部指固定ベルト10の内面は,パイル状の雌面ファスナー12となっている。指当接部5の第4指側の外面には,鉤状の雄面ファスナー13が貼り付けられている。即ち,雄面ファスナー13に雌面ファスナー12を係合させることにより,掌側に延接した当接部指固定ベルト10の先端側を,指当接部5の外面に係止させるようになっている。
【0021】
図1に示すように,ベルト3の基端は,留め具15によって,手甲当接部材2の第5指側の外面に留め付けられている。ベルト3の外面は,鉤状の雄面ファスナー16となっている。また,手甲当接部材2の第1指側に,手首側から第1指の付け根側に向かうスリット状の通過口17が形成されている。即ち,第5指側から第1指側に延設したベルト3を掌側から通過口17に挿入させ,手の甲側に引き出し,引き出した部分を第5指側の外側から掌側に折り返し,折り返した部分を雄面ファスナー16よってベルト3の外面に係止させるようになっている。なお,図3に示すように,ベルト3の内面には,フェルト状のクッション材18が貼り付けられている。
【0022】
次に,以上のように構成された手相形成器具1の使用方法を説明する。先ず,通過口17から手の甲側に引き出す部分を短くしてベルト3を緩め,ベルト3と手甲当接部材2との間に手を挿入する。そして,手の甲に手甲当接部材2をあてがい,第1指側の手の甲側,掌の外側,第5指側の手の甲側にベルト3が延設されるように配置し,通過口17から引き出す部分を長くしてベルト3を締め付ける。即ち,手甲当接部材2を湾曲させながら,図4に示すように,手の第1指側を第5指側に向かって移動させ,また,手の第5指側を第1指側に向かって移動させる。これにより,掌の第1指側と第5指側が互いに近接して,第1指側の肉と第5指側の肉との間に,手首から指先に向かう方向の多数の縦皺が現れる。ベルト3を締め付けたら,手の甲側に引き出した部分を第1指側の外側から掌側に折り返し,折り返した部分の雄面ファスナー16を,掌に当接しているベルト3の雄面ファスナー16に係合させ,ベルト3を係止させる。こうして,手甲当接部材2を手の甲に沿って湾曲させた状態とすることによって,手の甲が広がることを防止でき,手を窄めた状態で固定できる。
【0023】
このように,湾曲させた手甲当接部材2と締め付けたベルト3によって,手を窄めた状態で固定すると,手首から指先に向かう種々の縦皺が現れた状態に維持される。具体的には,一般に第1指と第2指との間から手首側に向かって形成されている皺,即ち,図5に示す生命線L1に沿って,掌の肉が寄り合った状態になる。また,一般に手首側から第3指の付け根側に向かって形成されている皺,即ち,運命線L2に沿って,掌の肉が寄り合った状態になる。微細な縦皺は深く長くなり,微細な横皺は消滅した状態になる。
【0024】
上記のように手甲当接部材2及びベルト3によって手を固定する一方で,第3指と第4指の手の甲側に沿って配置された指当接部5に,第3指及び第4指を固定する。先ず,当接部指固定ベルト10の雌面ファスナー12と雄面ファスナー13を離し,当接部指固定ベルト10を指当接部5から離隔させ,第3指と第4指の手の甲側を指当接部5に当接させる。そして,当接部指固定ベルト10を第3指と第4指の掌側に接触させ,雌面ファスナー12と雄面ファスナー13を係合させる。こうして,第3指と第4指をやや屈曲させた状態で固定すると,縦皺がより深く長く現れ,横皺が現れ難くなる。特に,掌の肉を寄り合わせたのみの場合と比較して,運命線L2がより深く長く現れる。第3指と第4指は,指当接部5の形状に沿って屈曲させた状態,即ち,第3指と第4指の各DIP関節を約5°程度,各PIP関節を約15°程度,各MP関節を約30°程度曲げて屈曲させた状態で固定される。これらの角度は,本発明者が手の解剖学的見地から検討し,実験を行った結果,良い手相が最も現れやすい角度として決定したものである。
【0025】
なお,手甲当接部材2及びベルト3による手の固定と,指当接部5及び当接部指固定ベルト10による第3指及び第4指の固定は,どちらを先に行っても良い。
【0026】
手の固定は,手甲当接部材2,ベルト3,指当接部5及び当接部指固定ベルト10の各配置や,ベルト3,当接部指固定ベルト10を締める力の強さ等を調節することにより,形成したいと希望する縦皺の形状等が現れるように調整しながら行う。例えば,手甲当接部材2及びベルト3による手の甲の固定と,指当接部5及び当接部指固定ベルト10による第3指及び第4指の固定を行っても,形成したいと希望する形状に縦皺が現れていない場合は,手甲当接部材2,ベルト3,指当接部5及び当接部指固定ベルト10の各配置や,ベルト3,当接部指固定ベルト10を締め付ける力の強さ等を直して,希望する縦皺の形状等が確実に現れるように調整し直す。ここで,ベルト3においては,通過口17から引き出す部分の長さを調節することにより,手を締め付ける力の強さを調節するようになっている。また,折り返した部分は,掌に当接している部分の雄面ファスナー16に係合させる位置をずらして固定することができる。当接部指固定ベルト10は,雌面ファスナー12を雄面ファスナー13に係合させる位置をずらして固定することにより,第3指及び第4指を締め付ける力の強さを調節することができる。
【0027】
手甲当接部材2,ベルト3,指当接部5及び当接部指固定ベルト10の各配置の調節,ベルト3の締め付け具合の調節,雄面ファスナー16の係合と剥離,雌面ファスナー12と雄面ファスナー13の係合と剥離等は,手相形成器具1を装着しない側の片手で簡単に操作することができる。従って,手相形成器具1の装着は手間が掛からない。
【0028】
手相形成器具1の各部の調節が完了したら,数分間,例えば約10分間程度の間,手相形成器具1を装着したままにして,手を固定した状態にする。手甲当接部材2は,手の甲の型に沿った形状で形成されており,指当接部5は,揃えて屈曲させた第3指と第4指の手の甲側の型に沿った形状で形成されているので,装着感が良好である。手甲当接部材2にはメッシュ構造のクッション材7が貼り付けられているので,肌触り,通気性,装着感が良い。さらに,ベルト3の内面に,クッション材18が貼り付けられているので,肌触りや装着感が良い。手首,第2指,第5指は,自由に動かすことができ,例えば,第1指と第2指によってペン等の筆記具を持ち,文字等を書くような作業を行うことは可能である。従って,長時間装着しても使用者に不快感を与えない。
【0029】
手相形成器具1の装着後,数分間経過したら,手相形成器具1を取り外す。ベルト3の折り返した部分の雄面ファスナー16を,掌に当接しているベルト3の雄面ファスナー16から剥離して,ベルト3を緩める。また,雌面ファスナー12を雄面ファスナー13から剥離して,当接部指固定ベルト10を第3指及び第4指から離隔させる。ここで,雄面ファスナー16の剥離,雌面ファスナー12と雄面ファスナー13の剥離は,手相形成器具1を装着しない側の片手で簡単に操作することができる。従って,手相形成器具1の取り外しに手間が掛からない。
【0030】
以上に示した手相形成器具1による手の固定を,毎日数分間ずつ継続して行うと,既存の縦方向の手相線が次第に深く長くなる。さらに,新たな縦方向の手相線が形成される。即ち,吉相とされる縦方向の手相線を明確にしたり,長くしたり,増加させたりすることができる。また,凶相とされる横方向の微細な手相線を次第に減少させることができる。手の固定を行う時間や期間は,個人によって差があるが,例えば,1日約10分間ずつ継続して行うことで,好ましい効果を得ることができる。
【0031】
例えば,図5に示す生命線L1は,手相学上,寿命や健康等に関する事柄が示されていると考えられており,この生命線L1が明確になったり,長くなったりすることで,寿命や健康に関する希望,自信等を得ることができる。運命線L2は,運命等に関する事柄が示されていると考えられており,この運命線L2が明確になったり,長くなったりすることで,運命に関する希望,自信等を得ることができる。また,第4指の付け根側から手首側に向かう皺,即ち,太陽線L3や,第5指の付け根側から手首側に向かう皺,即ち,財運線L4を明確に形成することが可能である。太陽線L3は,地位や名声等に関する事柄が示されていると考えられており,この太陽線L3が明確になったり,長くなったりすることで,地位や名声に関する希望,自信等を得ることができる。財運線L4は,財運等に関する事柄が示されていると考えられており,この財運線L4が明確になったり,長くなったりすることで,財運に関する希望,自信等を得ることができる。なお,横方向の手相線であっても,一般に第1指と第2指との間から第5指と手首との間に向かって形成されている皺,即ち,頭脳線L5や,一般に第5指の付け根付近から第1指又は第2指に向かって形成されている皺,即ち,感情線L6等は,深く形成されているものであり,手相形成器具1による手の固定を継続して行うことによって浅くなったり,短くなったり,消滅したりする虞は無い。
【0032】
また,この手相形成器具1にあっては,装着感が良好であり,容易に脱着できるため,装着に対する抵抗感を使用者に与えることが無い。従って,使用者は,手甲当接部材2の装着を無理なく継続することができ,手相を確実に改善することができる。また,循環不全,皮膚への障害が起こる心配が無く,安全である。
【0033】
かかる手相形成器具1によれば,手の固定を毎日数分間ずつ継続して行うことにより,縦方向の手相線を明確にし,増加させることができる。また,凶相とされる横方向の微細な手相線を次第に減少させることができる。即ち,侵襲的な方法を用いることなく,簡単に手相を改善することができる。使用者は,運勢が良い手相,即ち,ラッキーハンドを所有することで,希望,自信を得ることができる。
【0034】
以上,本発明の好適な実施の形態の一例を示したが,本発明はここで説明した形態に限定されない。例えば,手甲当接部材2はプラスチック製としたが,プラスチック以外の種々の材料を使用しても良い。なお,手甲当接部材2の材質は,例えばシリコンや布等,湾曲させる柔軟性のあるものとすることが好ましい。
【0035】
手甲当接部材2の手の甲側に貼るクッション材7は,スポンジ状のメッシュ構造を有するものに限定されないが,例えば,ラバー材,フェルト等,肌触りを良好にする素材を使用することが好ましい。また,クッション材7に小穴を多数空けて通気性を良好にすることが好ましい。
【0036】
ベルト3の内面に貼るクッション材18は,フェルト状のものに限定されないが,例えば,スポンジ,ラバー材等,肌触りを良好にする素材を使用することが好ましい。また,クッション材18に小穴を多数空けて通気性を良好にすることが好ましい。
【0037】
手甲当接部材2のプラスチック体6の成形は,石膏による手型に基づいて行うものに限定されず,石膏の他,シリコン樹脂,ゴム類等,石膏以外の溶剤等を使用して手型を成形することができる。また,スキャナ,レントゲン,CT装置(二次元又は三次元),MRI装置(二次元又は三次元)等によって手の形状を測定し,測定結果をコンピュータに読み込ませ,手の形状を数値化しても良い。この場合,コンピュータによる制御に基づいて,手型を成形したり,プラスチック体6を成形することができる。
【0038】
手甲当接部材2の製造においては,標準的な形状の手を想定して手型の成形を行い,又は,複数人の手について形状測定を行って平均的な数値を算出し,これを利用してプラスチック体6を量産しても良い。この場合,製造に要する費用が少なく,低価格で販売できる。また,各使用者の手について手型の成形又は形状測定を行い,これに基づきプラスチック体6を生産する受注生産(オーダーメイド)としても良い。この場合,装着感が優れた手相形成器具1を提供することができる。
【0039】
ベルト3として使用するバンド状部材は,紐状や,伸縮性のあるゴムベルト等であっても良い。ベルト3の両端を保持する構成は,留め具15と通過口17によるものに限定されない。例えば,第1指側に鉤状の雄面ファスナーを設け,ベルト3の先端側に,パイル状の雌面ファスナーを設けることとし,これらを係合させることにより,ベルト3の先端を係止させる構成としても良い。
【0040】
ベルト3は,外面に設けられた鉤状の雄面ファスナー16同士を係合させて係止させることとしたが,かかる構成に限定されない。例えば,掌に当接させるベルト3の外面に雌面ファスナーを設け,通過口17から折り返す部分の先端に雄面ファスナーを設け,雌面ファスナーと雄面ファスナーを係合させることにより,ベルト3を係止させるようにしても良い。
【0041】
本実施の形態では,ベルト3の締め付ける力の強さの調節は,通過口17から引き出す部分の長さを調節することにより行うこととしたが,かかる構成に限定されない。例えば,図6に示すように,ベルト3の途中にバックル30を介設して,バックル30から突出させたベルト3の余り部3aを引き出すことにより,ベルト3を締め付けるようにしても良い。
【0042】
第3指と第4指の各DIP関節,各PIP関節及び各MP関節を曲げる角度は,本実施の形態に示したものに限定されない。また,第3指と第4指の各DIP関節,各PIP関節及び各MP関節を曲げる角度を変更可能な構成としても良い。例えば,手甲当接部材2を,手首と第1指から第5指までの各MP関節との間に当接させる主当接部材,第3指と第4指の各MP関節と各PIP関節との間に当接させる第一の指当接部材,第3指と第4指の各PIP関節と各DIP関節との間に当接させる第二の指当接部材,第3指と第4指の各PIP関節と指先との間に当接させる第三の指当接部材によって構成し,主当接部材と第一の指当接部材,第一の指当接部材と第二の指当接部材,第二の指当接部材と第三の指当接部材との間に,角度を調節して固定できるヒンジをそれぞれ備える。この場合,第3指と第4指の各DIP関節の近傍,各PIP関節の近傍,及び,各MP関節の近傍で,それぞれ手甲当接部材2を屈曲させることにより,第3指と第4指の各DIP関節,各PIP関節及び各MP関節の角度を変えて固定できる。従って,使用者の手の形状,肉質,使用者が希望する手相等に応じて,手相が現れやすい最適な角度に調節することができる。また,手に負担を感じないような,装着感の良い角度を選択することもできる。
【0043】
当接部指固定ベルト10として使用する部材は,紐状や,伸縮性のあるゴムベルト等であっても良い。当接部指固定ベルト10の両端を保持する構成は,留め具11と,雌面ファスナー12及び雄面ファスナー13によるものに限定されない。例えば,指当接部5の第3指側の外面に,留め具11と代えて,鉤状の雄面ファスナーを設け,当接部指固定ベルト10の第3指側の雌面ファスナー12と係合させることにより,当接部指固定ベルト10の第3指側の基端を係止させる構成としても良い。また,当接部指固定ベルト10の途中にバックルを介設して,バックルから突出させた当接部指固定ベルト10の余り部を引き出すことにより,当接部指固定ベルト10を締め付けるようにしても良い。
【0044】
図7に示すように,当接部指固定ベルト10によって固定される第3指と第4指の間に,スペーサ31を挟むようにしても良い。この場合,第3指と第4指の間が圧迫されることを防止でき,皮膚への刺激を弱めることができ,装着感を更に良好にすることができる。また,長時間装着しても負担が少ない。スペーサ31は,例えばシリコンやウレタン等,弾力性のある材料によって,楕円型の薄板状等に形成すると良い。
【0045】
図8に示すように,折り曲げた第2指の手の甲側に巻き付けた状態で固定する第2指固定ベルト35を備えても良い。例えば,手甲当接部材2に,第2指固定ベルト35の両端をそれぞれ保持する雄面ファスナー36,37を備える。また,第2指固定ベルト35の内面に,雌面ファスナー38を備える。手相形成器具1を装着するときは,図9に示すように,第2指のMP関節を約90°程度に近い大きな角度で曲げ,PIP関節を約90°程度曲げ,DIP関節を約0°に伸ばした状態にすることにより,指先が第2指の付け根付近に対向するように第2指を屈曲させて,第2指固定ベルト35を第2指のMP関節,PIP関節に当接させた状態で,第2指のMP関節側から第5指側に向かって第2指固定ベルト35を延設する。そして,第2指固定ベルト35の両端の雌面ファスナー38を,それぞれ雄面ファスナー36,37に係合させる。こうして,第2指固定ベルト35を第2指に巻き付けることにより,第2指を屈曲させたまま手を固定すると,図5に示す頭脳線L5が深くなった状態に維持することができる。従って,この固定を毎日数分間ずつ継続して行うと,頭脳線L5を明確に形成することができる。
【0046】
また,図10に示すように,折り曲げた第5指の手の甲側に巻き付けた状態で固定する第5指固定ベルト40を延設しても良い。例えば,手甲当接部材2に,第5指固定ベルト40の両端をそれぞれ保持する雄面ファスナー41,42を備える。また,第5指固定ベルト40の内面に,雌面ファスナー43を備える。手相形成器具1を装着するときは,図11に示すように,第5指のMP関節を約90°程度に近い大きな角度で曲げ,PIP関節を約90°程度曲げ,DIP関節を約0°に伸ばした状態にすることにより,指先が第5指の付け根付近に対向するように第5指を屈曲させて,第5指固定ベルト40を第5指のMP関節,PIP関節に当接させた状態で,第5指のMP関節側から第1指側に向かって第5指固定ベルト40を延設する。そして,第5指固定ベルト40の両端の雌面ファスナー43を,それぞれ雄面ファスナー41,42に係合させる。こうして,第5指固定ベルト40を第5指に巻き付けることにより,第5指を屈曲させたまま手を固定すると,図5に示す第5指の付け根より手首側に形成される皺,即ち,結婚線L7が深くなった状態に維持することができる。従って,この固定を毎日数分間ずつ継続して行うと,結婚線L7を明確に形成することができる。
【0047】
本実施の形態では,指当接部5によって第3指と第4指を揃えて屈曲させることとしたが,指当接部5を備えず,手首と各指のMP関節の間の部分にのみ,手甲当接部材2をあてがうこととしても良い。この場合も,縦の手相線を増強することができる。また,第3指と第4指を自由に動かせるので,例えば,第1指,第2指,第3指によってペン等の筆記具を持ち,文字等を書くような作業を行いやすい。
【0048】
本実施の形態では,第1指から第5指のうち,第3指と第4指のみを揃えて屈曲させることとしたが,第2指から第5指までを屈曲させるようにしても良い。例えば,手甲当接部材2に,手甲当接部材2を手の甲にあてがったときに第2指から第5指までの各指の手甲側に沿って配置される指当接部を形成する。また,指当接部に第2指から第5指までの各指を固定する当接部指固定ベルトを備える。指当接部には,指固定ベルトの両端をそれぞれ保持する保持部を備える。そして,手相形成器具1を装着するときは,第2指から第5指までの各指を揃えて,第2指から第5指までの各指のMP関節を曲げるようにして,第2指から第5指までの各指の手の甲側を指当接部に沿って当接させる。そして,指固定ベルトを第2指から第5指までの各指の掌側に当接させた状態で,指固定ベルトを巻き付けて,指当接部に第2指から第5指までの各指を固定する。このように,第2指から第5指までの各指のMP関節を曲げた状態で固定すると,図5に示す第2指の付け根より手首側から第5指の付け根より手首側に向かって形成される皺,即ち,ますかけ線L8が深くなった状態で,手を固定できる。従って,ますかけ線L8を明確に形成することができる。
【0049】
また,第2指から第5指の各MP関節を曲げる角度を変更可能な構成としても良い。例えば,手甲当接部材2を,手首と第1指から第5指までの各MP関節との間に当接させる主当接部材,第2指と第5指の各MP関節と指先との間に当接させる指当接部材によって構成し,主当接部材と指当接部材との間に,角度を調節して固定できるヒンジを備える。この場合,第2指から第5指の各MP関節の近傍で,それぞれ手甲当接部材2を屈曲させることにより,第2指から第5指の各MP関節の角度を変えて固定できる。従って,使用者の手の形状,肉質,使用者が希望する手相等に応じて,ますかけ線L8が現れやすい最適な角度に調節することができる。また,手に負担を感じないような,装着感の良い角度を選択することもできる。さらにまた,指当接部材の途中にヒンジを設け,指当接部材を屈曲させることが可能な構成とし,第2指から第5指の各DIP関節と各PIP関節を曲げる角度を変更して,指に負担を感じないような,装着感の良い角度を選択できるようにしても良い。
【0050】
ベルト3は,第1指のMP関節より手首側の部分に当接させて締め付けることとしたが,図12に示すように,第1指と第2指との間に当接させて締め付ける構成としても良い。この場合も,縦皺を出現させることができる。また,第1指を自由に動かすことができるので,例えば,第1指と第2指によってペン等の筆記具を持ち,文字等を書くような作業を行いやすい。
【0051】
手相形成器具1に付す色彩や,模様,刻印等のデザインは,各種の占いに関係のあるものとすることが好ましい。例えば,風水においては,縁起の良い色,即ち,いわゆるラッキーカラーが各年によって異なる。従って,使用者が風水における開運を希望する場合は,その年のラッキーカラーが付された手相形成器具1を使用することが好ましい。この場合,手甲当接部材2のプラスチック体6を透明又は半透明にして,クッション材7の色彩をラッキーカラーにすると,プラスチック体6側からラッキーカラーが透けて見えるスケルトンデザインにすることができる。
【0052】
次に,本発明の第2の実施の形態としての手相形成器具50について説明する。図13に示すように,手に巻き付けるバンド状部材51の裏側には,雌面ファスナー52を形成する。また,バンド状部材51の表側に,雌面ファスナー52を係合させる係止部としての雄面ファスナー53を備える。手相形成器具50を装着するときは,図14に示すように,手の第1指側を第5指側に向かって移動させ,また,手の第5指側を第1指側に向かって移動させた状態として,手にバンド状部材51を巻き付ける。そして,バンド状部材51を手の周囲にしっかりと接触させ,一端の雌面ファスナー52を他端の雄面ファスナー53に係合させることでバンド状部材51を係止させ,手を固定する。これにより,掌の第1指側と第5指側を互いに近接させ,手を窄めた状態で固定できる。この手相形成器具50は,バンド状部材51と雌面ファスナー52,雄面ファスナー53のみによって構成される簡素な構成であるため,製造に要する費用が少なく,低価格で販売できる。
【0053】
手相形成器具50においては,図15に示すように,手の甲に当接させる手甲当接部材55を備えても良い。この場合,手の甲を更に確実に固定できる。手甲当接部材55は,柔軟性のあるプラスチックによって構成し,バンド状部材51の雌面ファスナー52を保持する雄面ファスナー56を備えることが好ましい。手相形成器具50を装着するときは,手甲当接部材55を手の甲に当接させ,雌面ファスナー52の一部を手甲当接部材55の雄面ファスナー56に係合させ,バンド状部材51を手及び手甲当接部材55の周囲に巻き付けて,バンド状部材51を手の周囲にしっかりと接触させ,雌面ファスナー52を雄面ファスナー53に係合させ,手を固定する。これにより,手甲当接部材2を手の甲に沿って湾曲させた状態とすることによって,手の甲が広がることを防止でき,掌の第1指側と第5指側を互いに近接させ,手を窄めた状態で更に確実に固定できる。さらに,手甲当接部材55を手の甲にあてがったときに第3指と第4指の手の甲側に沿って配置される指当接部と,指当接部に第3指と第4指を固定する当接部指固定ベルトを備えて,より確実に縦皺が形成されるようにしても良い。
【0054】
次に,別の発明にかかる足裏相形成器具60について説明する。図16に示すように,本発明にかかる足裏相形成器具60は,足の甲にあてがう足甲当接部材62を備えている。足甲当接部材62の足裏側には,足甲当接部材6を足の甲にあてがった状態で足に巻き付けるベルト63が備えられている。足甲当接部材62には,足甲当接部材62を足の甲にあてがったときに第3趾と第4趾の足の甲側に沿って配置される趾当接部65が形成されている。趾当接部65は,揃えて屈曲させた第3趾と第4趾の足の甲側に沿った形状で形成されている。
【0055】
足甲当接部材62は,プラスチック等の柔軟性のある材料と装着感を良好にするクッション材によって構成されている点や,プラスチックの成形方法において,手甲当接部材2と共通するので,説明を省略する。
【0056】
趾当接部65には,趾当接部65に第3趾と第4趾を固定する当接部趾固定ベルト66が備えられている。当接部趾固定ベルト66の基端は,留め具67によって,趾当接部65の第3趾側の外面に留め付けられている。当接部趾固定ベルト66の内面には,パイル状の雌面ファスナー68が設けられている。趾当接部65の第4趾側の外面には,鉤状の雄面ファスナー69が貼り付けられている。即ち,足裏側に延接した当接部趾固定ベルト66の先端側を,雄面ファスナー69に雌面ファスナー68を係合させることにより,趾当接部65の外面に係止させるようになっている。
【0057】
ベルト63の基端は,留め具70によって,足甲当接部材62の第1趾側の外面に留め付けられている。足甲当接部材62の外面は,鉤状の雄面ファスナー71となっている。また,足甲当接部材62の第5趾側に,足首側から第5趾の付け根側に向かうスリット状の通過口73が形成されている。即ち,第1趾側から第5趾側に延設したベルト63を足裏側から通過口73に挿入させ,足の甲側に引き出し,引き出した部分を第5趾側の外側から足裏側に折り返し,図17に示すように,折り返した部分を雄面ファスナー71よってベルト63の外面に係止させるようになっている。図17に示すように,ベルト63の内面には,足裏での肌触り,装着感が良好になるように,フェルト状のクッション材74が貼り付けられている。
【0058】
足裏相形成器具60を足に装着するときは,ベルト63と足甲当接部材62との間に足を挿入する。そして,足の甲に足甲当接部材62をあてがい,通過口73から引き出す部分を長くしてベルト63を締め付ける。即ち,足甲当接部材62を湾曲させながら,図17に示すように,足の第1趾側を第5趾側に向かって移動させ,また,足の第5趾側を第1趾側に向かって移動させる。これにより,足裏の第1趾側と第5趾側が互いに近接して,第1趾側の肉と第5趾側の肉との間に,踵から爪先に向かう方向の多数の縦皺が現れる。
【0059】
ベルト63を締め付けたら,足の甲側に引き出した部分を第5趾側の外側から掌側に折り返し,折り返した部分の雄面ファスナー71を,足裏に当接しているベルト63の雄面ファスナー71に係合させ,ベルト63を係止させる。こうして,足甲当接部材62を足の甲に沿って湾曲させた状態とすることによって,足の甲が広がることを防止でき,足を窄めた状態で固定できる。即ち,縦皺が深く長くなり,横皺が減少し又は浅くなった状態にして,足を固定できる。
【0060】
上記のように足甲当接部材62及びベルト63によって手を固定する一方で,趾当接部65に,第3趾及び第4趾を固定する。先ず,当接部趾固定ベルト66の雌面ファスナー68と雄面ファスナー69を離し,当接部趾固定ベルト66を趾当接部65から離隔させ,第3趾と第4趾の足の甲側を趾当接部65に当接させる。そして,当接部趾固定ベルト66を第3指と第4指の掌側に接触させ,雌面ファスナー68と雄面ファスナー69を係合させる。こうして,第3趾と第4趾を屈曲させた状態で固定すると,縦皺がより深く長く現れ,横皺が現れ難くなる。
【0061】
なお,足甲当接部材62及びベルト63による足の固定と,趾当接部65及び当接部趾固定ベルト66による第3趾及び第4趾の固定は,どちらを先に行っても良い。足の固定は形成したいと希望する縦皺の形状等が現れるように調節しながら行う点,足裏相形成器具60の取り外しは,手相形成器具1とほぼ同様であるので,説明を省略する。
【0062】
このような足裏相形成器具60による足の固定を,毎日数分間ずつ継続して行うと,既存の縦方向の足裏の線が次第に深く長くなる。さらに,新たな縦方向の線が形成される。即ち,吉相とされる縦方向の線を明確にしたり,長くしたり,増加させたりすることができる。また,凶相とされる横方向の微細な線を次第に減少させることができる。即ち,侵襲的な方法を用いることなく,簡単に足裏相を改善することができる。使用者は,運勢が良い足裏相,即ち,ラッキーフットを所有することで,希望,自信を得ることができる。
【0063】
また,この足裏相形成器具60にあっては,足甲当接部材62,ベルト63にクッション材が備えられているため,装着感が良好であるとともに,容易に脱着できるため,装着に対する抵抗感を使用者に与えることが無い。従って,使用者は,足裏相形成器具60の装着を無理なく継続することができ,足裏相を確実に改善することができる。また,循環不全,皮膚への障害が起こる心配が無く,安全である。
【0064】
以上,足裏相形成器具の好適な実施の形態の一例を示したが,本発明はここで説明した形態に限定されない。例えば,足甲当接部材62の材質,クッション材の材質,プラスチック体の成形,ベルト63の材質,ベルト63を係止させる構成,ベルト63の両端を保持する構成,当接部趾固定ベルト66の材質,当接部趾固定ベルト66の両端を保持する構成等は,手相形成器具1と同様に,種々の形態とすることができる。
【0065】
また,第3趾と第4趾の間に挟むスペーサを備えても良い。この場合,第3趾と第4趾の間が圧迫されることを防止でき,皮膚への刺激を弱めることができ,装着感を更に良好にすることができる。また,長時間装着しても負担が少ない。スペーサは,例えばシリコンやウレタン等,弾力性のある材料によって,楕円型の薄板状等に形成すると良い。
【0066】
次に,本発明の第2の実施の形態としての足裏相形成器具80について説明する。足裏相形成器具80は,図13に示す手相形成器具50とほぼ同様の構成を有するので,構成について説明を省略する。図18に示すように,足裏相形成器具80を装着するときは,足の第1趾側を第5趾側に向かって移動させ,また,足の第5趾側を第1趾側に向かって移動させた状態として,足にバンド状部材51を巻き付ける。そして,バンド状部材51を足の周囲にしっかりと接触させ,雌面ファスナー52を雄面ファスナー53に係合させ,足を固定する。これにより,足の第1趾側と第5趾側を互いに近接させ,足を窄めた状態で固定できる。この足裏相形成器具80は,バンド状部材51と雌面ファスナー52,雄面ファスナー53のみによって構成される簡素な構成であるため,製造に要する費用が少なく,低価格で販売できる。
【0067】
足裏相形成器具80においては,足の甲に当接させる足甲当接部材を備えても良い。この場合,足の甲を更に確実に固定できる。足甲当接部材は,足の甲に沿った形状で形成されている点を除けば,図15に示す手甲当接部材55とほぼ同様の構成を有するので,構成について説明を省略する。足裏相形成器具80を装着するときは,足甲当接部材を足の甲に当接させ,雌面ファスナーの一部を足甲当接部材の雄面ファスナーに係合させ,バンド状部材51を足及び足甲当接部材の周囲に巻き付けて,バンド状部材51を足の周囲にしっかりと接触させ,雌面ファスナーを雄面ファスナーに係合させ,足を固定する。これにより,足甲当接部材を足の甲に沿って湾曲させた状態とすることによって,足の甲が広がることを防止でき,足を窄めた状態で更に確実に固定できる。さらに,足甲当接部材を足の甲にあてがったときに第3趾と第4趾の足の甲側に沿って配置される趾当接部と,趾当接部に第3趾と第4趾を固定する当接部趾固定ベルトを備えて,より確実に縦皺が形成されるようにしても良い。
【0068】
次に,別の発明にかかる人相形成器具85について説明する。図19に示すように,本発明にかかる人相形成器具85は,後頭部にあてがう後頭部当接部材86を備えている。後頭部当接部材86の左側には,左側頭部にあてがうバンド状部材87,88,89の各基端が固定されており,後頭部当接部材86の右側には,右側頭部にあてがうバンド状部材91,92,93の各基端が固定されている。バンド状部材87,88,89,91,92,93は,伸縮性のあるゴム状のバンドである。左側のバンド状部材87,88,89の各先端には,左側の耳輪を保持する保持部材95,左側の鼻翼を保持する保持部材96,左側の口角を保持する保持部材97がそれぞれ取り付けられている。右側のバンド状部材91,92,93の各先端には,右側の耳輪を保持する保持部材98,右側の鼻翼を保持する保持部材99,右側の口角を保持する保持部材100,がそれぞれ取り付けられている。各保持部材95,96,97,98,99,100は,フック状になっており,耳輪,鼻翼又は口角に引掛かるようになっている。
【0069】
人相形成器具85を装着するときは,図20に示すように,後頭部を後頭部当接部材86に当接させ,バンド状部材87,88,89を顔面側に引き伸ばして,左側の保持部材95,96,97をそれぞれ左側の耳殻の耳輪,左側の鼻翼及び左側の口角に引掛け,バンド状部材87,88,89を顔面側に引き伸ばして,右側の保持部材98,99,100をそれぞれ右側の耳殻の耳輪,右側の鼻翼及び右側の口角に引掛ける。このようにすると,左右の耳輪を後頭部側へ向かって引いた状態で,左右の鼻翼を後頭部側へ向かって引いた状態で,また,左右の口角を後頭部側へ向かって引いた状態で,顔面が固定される。
【0070】
以上に示した人相形成器具85による顔面の固定を,毎日数分間ずつ継続して行うと,対輪(対耳輪)がはっきりと出て,積極的な性格の人相になる。また,鼻翼が左右に開いた形状になり,財産運が良い人相になる。さらに,口角が上がり,運勢が良い人相になる。即ち,侵襲的な方法を用いることなく,簡単に人相を改善することができる。使用者は,運勢が良い人相,即ち,ラッキーフェイスを所有することで,希望,自信を得ることができる。
【0071】
以上,人相形成器具の好適な実施の形態の一例を示したが,本発明はここで説明した形態に限定されない。例えば,実施の形態では,フックを備えたバンド状部材を6本備え,耳殻,鼻翼及び口角を改善する人相形成器具について説明したが,バンド状部材の数は6本に限定されない。例えば,後頭部当接部材86の左右にバンド状部材をそれぞれ1本ずつ備え,鼻翼専用,口角専用,又は耳殻専用の人相形成器具としても良い。勿論,後頭部当接部材86の左右にバンド状部材をそれぞれ2本ずつ備え,鼻翼と口角,鼻翼と耳殻,又は耳殻と口角を改善する人相形成器具としても良い。
【0072】
各保持部材95,96,97,98,99,100は,フック状としたが,クリップ状にして,耳輪,鼻翼,又は口角を挟んで保持するようにしても良い。
【0073】
次に,本発明の第2の実施の形態としての人相形成器具105について説明する。図21に示すように,後頭部から側頭部にあてがうバンド状部材106の両端に,鼻翼を保持する保持部材107,108をそれぞれ備える。人相形成器具105を装着するときは,バンド状部材106の中央部を後頭部に当接させ,バンド状部材106の両端を頭の左右から顔面側に引き伸ばして,保持部材107,108によってそれぞれ左右の鼻翼を保持する。このようにすると,左右の鼻翼を後頭部側へ向かって引いた状態で,顔面が固定される。従って,人相形成器具105による顔面の固定を,毎日数分間ずつ継続して行うと,鼻翼が左右に開いた形状になり,財産運が良い人相になる。なお,保持部材107,108によって,左右の口角を保持すれば,口角が上がり,運勢が良い人相になる。保持部材107,108によって,左右の耳輪を保持すれば,対輪がはっきりと出て,積極的な性格の人相になる。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば,手の固定を毎日数分間ずつ継続して行うことにより,縦方向の手相線を明確にし,増加させることができる。また,凶相とされる横方向の微細な手相線を次第に減少させることができる。即ち,侵襲的な方法を用いることなく,簡単に手相を改善することができる。使用者は,運勢が良い手相,即ち,ラッキーハンドを所有することで,希望,自信を得ることができる。また,足の固定を毎日数分間ずつ継続して行うことにより,足裏の縦方向の線を明確にし,増加させることができる。また,凶相とされる横方向の微細な線を次第に減少させることができる。即ち,侵襲的な方法を用いることなく,簡単に足裏相を改善することができる。また,顔面の固定を1日数分間ずつ,数日間継続して行うことにより,対輪がはっきりと出て,鼻翼が左右に開き,口角が上がる。即ち,侵襲的な方法を用いることなく,簡単に人相を改善することができる。使用者は,運勢が良い手相,足裏相,又は,人相を所有することで,希望,自信を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる手相形成器具の背面図である。
【図2】手相形成器具の側面図である。
【図3】手相形成器具の正面図である。
【図4】手相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図5】手相を説明する説明図である。
【図6】バックルを備えた手相形成器具の正面図である。
【図7】スペーサを備えた手相形成器具の正面図である。
【図8】第2指固定ベルトを備えた手相形成器具の背面図である。
【図9】第2指固定ベルトを備えた手相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図10】第5指固定ベルトを備えた手相形成器具の背面図である。
【図11】第5指固定ベルトを備えた手相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図12】ベルトを当接させる位置を変えた手相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図13】別の実施の形態にかかる手相形成器具の斜視図である。
【図14】別の実施の形態にかかる手相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図15】手甲当接部材を備えた別の実施の形態にかかる手相形成器具の斜視図である。
【図16】足裏相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図17】足裏相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図18】別の実施の形態にかかる足裏相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図19】人相形成器具の背面図である。
【図20】人相形成器具を装着した状態を説明する説明図である。
【図21】別の実施の形態にかかる人相形成器具の正面図である。
【符号の説明】
L1 生命線
L2 運命線
1 手相形成器具
2 手甲当接部材
3 ベルト
5 指当接部
10 当接部指固定ベルト
35 第2指固定ベルト
40 第5指固定ベルト
60 足裏相形成器具
62 足甲当接部材
63 ベルト
65 趾当接部
85 人相形成器具
87,88,89,91,92,93 バンド状部材
95,96,97,98,99,100 保持部材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a device for improving palm, sole and human phase.
[0002]
[Prior art]
The wrinkles, flesh, shape, etc. of the palm of a person have different characteristics depending on the individual. In palmology, a feature that is considered to show the fortune of a person is called palm. It is said that by assessing the palm, various matters such as fortunes can be fortuned. In particular, the line formed by the wrinkles of the palm (hereinafter referred to as the "palm line") is thought to show the content of various things that occur in life and the age at which the matter occurs, and so on. Emphasis is placed on appraisal. In addition, the characteristics such as wrinkles, flesh, and shape of the soles, which are considered to indicate human fortunes, are referred to as sole soles, and fortune-telling based on sole soles is also performed. On the other hand, features such as the shape of the nose, mouth, and ears, which are considered to reflect the personality of a person, are called a human phase, and fortune-telling by the human phase is also performed.
[0003]
When the palm, sole, and human phase are bad, psychological reactions such as anxiety, despair, loss of self-confidence, and negative suggestions occur, and there are many people who have difficulty in obtaining psychological states such as hope and self-confidence. . As a means for solving such a problem, a method of changing the appearance of the palm or sole has been conventionally proposed. For example, an invasive method has been proposed in which needle treatment, scalpel treatment, electromagnetic wave treatment, drug treatment, friction treatment, electronic vibration, compression stimulation, etc. are performed directly on the skin of the palm or sole, and lines are formed by scars. (For example, see
[0004]
[Prior art documents]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-128662
[Patent Document 2]
JP 2002-200138 A
[Patent Document 3]
JP-A-11-139089
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, scars and the like made on the skin in an invasive manner are considered to be basically bad from a palmological point of view. In addition, when performing an invasive method, due to the extremely high possibility of causing keloids, impaired blood flow, or the like depending on the constitution, sufficient caution is required. On the other hand, when a pen or a sticker is used, the actual palm line does not change, so it is difficult to obtain an indication that a good palm appears. In addition, when changing the shape of the nose, mouth, and ear, an invasive method such as plastic surgery must be used, and there is a drawback that the method cannot be easily used.
[0006]
Accordingly, it is an object of the present invention to provide a device that can improve a palm, sole or human phase in a non-invasive manner.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, according to the present invention, there is provided an instrument for forming a palm, comprising a band-shaped member wound around a hand, wherein the band-shaped member can be locked in a state wound around the hand. A palm forming device is provided, characterized in that: According to this palm-forming device, the band-shaped member is wrapped around the hand and tightened, so that the thumb side of the palm and the little finger side of the palm are close to each other, and a vertical wrinkle from the wrist to the fingertip is formed on the palm. Can be fixed. Then, by continuously using for several minutes every day, the palm line in the vertical direction can be gradually enhanced. That is, a good palm can be formed. In particular, lifelines and fate lines can be improved. Further, since the hand is fixed in a state in which the fine horizontal wrinkles of the palm are reduced, it is possible to reduce the fine horizontal palm line which is regarded as a bad luck.
[0008]
Further, according to the present invention, there is provided an apparatus for forming a palm, comprising a back abutment member applied to the back of the hand, and a band-shaped member wound around the hand with the back abutment member applied to the back of the hand. A hand forming device is provided. According to this palm forming device, the hand can be fixed securely.
[0009]
A finger contact portion disposed along the back side of the third finger and the fourth finger when the back contact member is applied to the back of the hand, and a third finger and a fourth finger fixed to the finger contact portion It is preferable to provide a contact finger fixing belt. In this case, the fate line can be more effectively enhanced by aligning and fixing the third finger and the fourth finger. Further, a spacer may be provided between the third finger and the fourth finger. This can prevent the space between the third finger and the fourth finger from being pressed, and can improve the feeling of wearing.
[0010]
It is also possible to provide a finger fixing belt that is fixed in a state of being wound around the back of the hand of the bent second or fifth finger. In this case, the brain line can be enhanced by fixing the second finger in a folded state. Also, by fixing the fifth finger in a folded state, the marriage line can be strengthened.
[0011]
Further, according to the present invention, there is provided an instrument for forming a sole phase, comprising a band-shaped member wound around a foot, wherein the band-shaped member can be locked with the band wound around the foot. A device for forming a sole phase is provided. According to this device for forming a sole phase, the band-shaped member is wound around the foot and tightened, so that the thumb side and the little finger side of the sole are brought closer to each other, and vertical wrinkles from the heel to the toe are placed on the sole of the foot. Once formed, the foot can be fixed. As a result, the vertical lines can be gradually increased. That is, a good sole phase can be formed.
[0012]
Further, according to the present invention, there is provided an instrument for forming a sole phase, wherein the instep contact member is applied to the instep, and the instep contact member is applied to the instep. An apparatus for forming a sole phase is provided, comprising a band-shaped member wound around a foot. According to this sole phase forming device, the foot can be fixed securely.
[0013]
A toe contact portion arranged along the instep side of the third and fourth toes when the instep contact member is applied to the instep, and a third toe and a third toe at the toe contact portion It is preferable to include a toe fixing belt for fixing the four toes. In this case, the vertical line can be enhanced more effectively. Further, a spacer may be provided between the third and fourth toes. Thereby, it can be prevented that the space between the third toe and the fourth toe is compressed, and the wearing feeling can be improved.
[0014]
Further, according to the present invention, there is provided a device for forming a human phase, comprising a band-shaped member applied to a head, and holding members for holding a nasal wing, a mouth corner or an ear shell at both ends of the band-shaped member. There is provided a human-phase forming device, each of which is provided. According to this human phase forming device, for example, when the left and right nose wings are fixed in a state of being pulled toward the occipital region and used continuously for several minutes every day, the nose wings will open to the left and right, and property luck will be reduced. Be a good person. If the left and right mouth corners are pulled toward the back of the head and fixed and used continuously, the mouth angle called the "Yingshuu mouth" will be raised and a good luck person will be obtained. If the ear rings of the left and right ear shells are pulled toward the occipital region and fixed and used continuously, the opposite ring will come out clearly and become a person with a positive personality.
[0015]
Further, it is preferable that the band-shaped member is applied to the head in a state where the occipital contact member is applied to the occiput. In this case, the face can be securely fixed.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described. As shown in FIG. 1, a
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 1, the base end of the
[0022]
Next, a method of using the
[0023]
As described above, when the hand is narrowed and fixed by the curved
[0024]
While the hand is fixed by the
[0025]
Note that either of the hand fixing by the
[0026]
To fix the hand, the arrangement of the
[0027]
Adjustment of each arrangement of the
[0028]
When the adjustment of each part of the
[0029]
When a few minutes have passed after the attachment of the palm-forming
[0030]
When the fixation of the hand by the
[0031]
For example, the lifeline L1 shown in FIG. 5 is considered to indicate matters related to life span, health, and the like due to palmistry, and when the lifeline L1 becomes clear or prolonged, the life span and health become clear. You can gain hope, confidence, and so on. The fate line L2 is considered to indicate matters related to fate and the like. By making the fate line L2 clear or long, hope and confidence regarding fate can be obtained. In addition, it is possible to clearly form wrinkles from the base of the fourth finger toward the wrist, that is, the sun ray L3, and wrinkles from the base of the fifth finger toward the wrist, that is, the fortune line L4. . It is thought that the sun ray L3 indicates matters related to the status and reputation, etc., and the hope and confidence regarding the status and the reputation are obtained by making the sun ray L3 clear or long. Can be. The fortune line L4 is considered to indicate matters related to fortune and the like. By making the fortune line L4 clear or long, hope and confidence regarding fortune can be obtained. In addition, even in the case of a horizontal palm line, wrinkles generally formed between the first finger and the second finger and between the fifth finger and the wrist, that is, the brain line L5 and the The wrinkles formed from the vicinity of the base of the five fingers toward the first finger or the second finger, that is, the emotion line L6 and the like are deeply formed and continue to fix the hand with the
[0032]
In addition, the hand-
[0033]
According to the palm-forming
[0034]
As described above, an example of the preferred embodiment of the present invention has been described, but the present invention is not limited to the embodiment described here. For example, although the
[0035]
The
[0036]
The cushioning
[0037]
The molding of the
[0038]
In the manufacture of the
[0039]
The band-shaped member used as the
[0040]
The
[0041]
In the present embodiment, the strength of the tightening force of the
[0042]
The angles at which the DIP joints, the PIP joints, and the MP joints of the third and fourth fingers are bent are not limited to those shown in the present embodiment. Further, the configuration may be such that the angles at which the DIP joints, the PIP joints, and the MP joints of the third and fourth fingers are bent can be changed. For example, a main contact member for contacting the
[0043]
The member used as the abutment part
[0044]
As shown in FIG. 7, a
[0045]
As shown in FIG. 8, a second
[0046]
In addition, as shown in FIG. 10, a fifth
[0047]
In the present embodiment, the third and fourth fingers are aligned and bent by the
[0048]
In the present embodiment, of the first to fifth fingers, only the third and fourth fingers are aligned and bent, but the second to fifth fingers may be bent. . For example, a finger contact portion is formed on the
[0049]
In addition, the angle at which each MP joint of the second finger to the fifth finger is bent may be changed. For example, a main contact member for contacting the
[0050]
The
[0051]
It is preferable that the design such as the color, the pattern, the engraving, and the like attached to the
[0052]
Next, a
[0053]
As shown in FIG. 15, the
[0054]
Next, a sole
[0055]
The
[0056]
The toe contact part 65 is provided with a contact part
[0057]
The base end of the
[0058]
When the sole
[0059]
After the
[0060]
While the hand is fixed by the
[0061]
Either the fixing of the foot by the
[0062]
When the fixing of the foot by the sole
[0063]
In addition, in the sole
[0064]
As described above, an example of the preferred embodiment of the sole phase forming device has been described, but the present invention is not limited to the embodiment described here. For example, the material of the
[0065]
Further, a spacer may be provided between the third and fourth toes. In this case, the space between the third and fourth toes can be prevented from being compressed, the irritation to the skin can be reduced, and the feeling of wearing can be further improved. Also, even if worn for a long time, the burden is small. The spacer is preferably formed in an elliptical thin plate shape using an elastic material such as silicon or urethane.
[0066]
Next, a sole
[0067]
The foot sole forming
[0068]
Next, a human
[0069]
When the human
[0070]
If the fixation of the face by the above-described human-
[0071]
As described above, an example of the preferred embodiment of the human-phase forming device has been described, but the present invention is not limited to the embodiment described here. For example, in the embodiment, the human-phase forming device provided with six band-shaped members having hooks to improve the ear shell, the nasal wing, and the corner of the mouth is described, but the number of band-shaped members is not limited to six. For example, one band-shaped member may be provided on each of the left and right sides of the
[0072]
Each of the holding
[0073]
Next, a human
[0074]
【The invention's effect】
According to the present invention, by holding the hand continuously for several minutes every day, the palm line in the vertical direction can be clarified and increased. Further, fine horizontal palm lines, which are regarded as bad phases, can be gradually reduced. That is, the palm can be easily improved without using an invasive method. The user can obtain hope and self-confidence by owning a hand with good fortune, that is, a lucky hand. Further, by continuously fixing the foot for several minutes every day, the vertical line of the sole can be clarified and increased. In addition, fine horizontal lines, which are considered as bad phases, can be gradually reduced. That is, the sole phase can be easily improved without using an invasive method. In addition, by fixing the face for several minutes a day, continuously for several days, the opposite ring appears clearly, the nose wing opens left and right, and the mouth angle rises. That is, the human phase can be easily improved without using an invasive method. Employers can gain hope and self-confidence by possessing a good fortune palm, sole, or human face.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear view of a palm forming device according to the present embodiment.
FIG. 2 is a side view of a hand forming device.
FIG. 3 is a front view of the hand forming device.
FIG. 4 is an explanatory view illustrating a state in which a hand forming device is mounted.
FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating a palm.
FIG. 6 is a front view of a palm forming device provided with a buckle.
FIG. 7 is a front view of a palm forming device including a spacer.
FIG. 8 is a rear view of the palm formation device provided with the second finger fixing belt.
FIG. 9 is an explanatory diagram illustrating a state in which a palm formation device including a second finger fixing belt is mounted.
FIG. 10 is a rear view of the palm formation device provided with the fifth finger fixing belt.
FIG. 11 is an explanatory view illustrating a state in which a palm forming device provided with a fifth finger fixing belt is mounted.
FIG. 12 is an explanatory diagram illustrating a state in which a hand forming device in which a position at which the belt abuts is changed is mounted.
FIG. 13 is a perspective view of a palm forming device according to another embodiment.
FIG. 14 is an explanatory diagram illustrating a state in which a hand forming device according to another embodiment is mounted.
FIG. 15 is a perspective view of a palm formation device according to another embodiment including a back abutment member.
FIG. 16 is an explanatory view illustrating a state in which the sole phase forming device is mounted.
FIG. 17 is an explanatory view illustrating a state in which the sole phase forming device is mounted.
FIG. 18 is an explanatory view illustrating a state in which a sole phase forming device according to another embodiment is mounted.
FIG. 19 is a rear view of the human phase forming device.
FIG. 20 is an explanatory diagram illustrating a state in which the human phase forming device is mounted.
FIG. 21 is a front view of a human-phase forming device according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
L1 lifeline
L2 fate line
1 palm formation device
2 Back contact material
3 belt
5 finger contact part
10 Abutment finger fixing belt
35 Second finger fixing belt
40 5th finger fixing belt
60 Foot sole forming device
62 Instep abutment members
63 belt
65 Toe abutment
85 Human-phase forming device
87, 88, 89, 91, 92, 93 band-shaped members
95, 96, 97, 98, 99, 100 Holding member
Claims (11)
手に巻き付けるバンド状部材を備え,
前記バンド状部材を手に巻き付けた状態で係止自在な構成であることを特徴とする,手相形成器具。An instrument for forming a palm,
Equipped with a band-shaped member to be wound around the hand
A hand-phase forming device characterized in that the band-shaped member is configured to be able to be locked while being wound around a hand.
手の甲にあてがわれる手甲当接部材と,前記手甲当接部材を手の甲にあてがった状態で手に巻き付けるバンド状部材を備えることを特徴とする,手相形成器具。An instrument for forming a palm,
A palm forming device, comprising: a back abutment member applied to a back of a hand; and a band-shaped member wound around the hand with the back abutment member applied to the back of the hand.
足に巻き付けるバンド状部材を備え,
前記バンド状部材を足に巻き付けた状態で係止自在な構成であることを特徴とする,足裏相形成器具。A device for forming a sole phase,
Equipped with a band-shaped member that wraps around the foot,
A device for forming a sole phase, wherein the band-shaped member is configured to be able to be locked while being wound around a foot.
足の甲にあてがわれる足甲当接部材と,前記足甲当接部材を足の甲にあてがった状態で足に巻き付けるバンド状部材を備えることを特徴とする,足裏相形成器具。A device for forming a sole phase,
An apparatus for forming a sole phase, comprising: an instep contact member applied to the instep; and a band-shaped member wound around the foot while the instep contact member is in contact with the instep.
頭部にあてがうバンド状部材を備え,
前記バンド状部材の両端に,鼻翼,口角又は耳殻を保持する保持部材をそれぞれ備えることを特徴とする,人相形成器具。A device for forming a human phase,
With a band-shaped member applied to the head,
A human-phase forming device, characterized in that the band-shaped member is provided at both ends with holding members for holding a nose wing, a corner of the mouth, or an ear shell.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003118130A JP2004321361A (en) | 2003-04-23 | 2003-04-23 | Line on palm forming device, line on sole forming device, and facial feature forming device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003118130A JP2004321361A (en) | 2003-04-23 | 2003-04-23 | Line on palm forming device, line on sole forming device, and facial feature forming device |
Publications (1)
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ID=33497761
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004321361A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312011A (en) * | 2005-04-05 | 2006-11-16 | Fusami Toda | Nursing care instrument |
JP2018102492A (en) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 東洋アルミニウム株式会社 | Orthopedic fixation material |
-
2003
- 2003-04-23 JP JP2003118130A patent/JP2004321361A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018102492A (en) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 東洋アルミニウム株式会社 | Orthopedic fixation material |
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