JP2004320572A

JP2004320572A - Discrimination program, recording medium, method

Info

Publication number: JP2004320572A
Application number: JP2003113581A
Authority: JP
Inventors: Tomohiro Uchida; 知宏内田
Original assignee: Olympus Corp
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 2003-04-18
Filing date: 2003-04-18
Publication date: 2004-11-11

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a discrimination program for discriminating whether or not a digital camera is usable by a PC before connecting the digital camera to the PC and imparting its discrimination result and an advice. <P>SOLUTION: The discrimination program, by which a computer connectable to the digital camera is allowed to execute a processing for discriminating whether or not the digital camera can be controlled, comprises: an acquisition processing (S10) for acquiring interface information of the computer; a collation processing (S11) for collating preliminarily stored interface information capable of controlling the digital camera with the interface information acquired in S10: an imparting processing (S12, S13) for imparting the collation result. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はパーソナルコンピュータと接続可能な顕微鏡デジタルカメラを制御するための制御用アプリケーションソフトウェアに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、様々な機器（外部機器）がパーソナルコンピュータ（以下、ＰＣという）に接続することが可能となり、それらの機器から入力された情報をＰＣで編集したり、またはＰＣで編集した情報をそれらの機器に出力することが容易になった。この背景には、ＰＣの処理能力の向上や、ＰＣ−外部機器間のインターフェースの整備や転送速度の向上、外部機器のドライバの開発などがある。
【０００３】
さて、ＰＣと外部機器とを接続するのが容易になり、これらの接続の親和性が向上するにつれ、ＰＣによる外部機器の管理も容易となった（例えば、特許文献１）。特許文献１では、ＰＣのデバイス設定情報をアプリケーション上に表示することができ、使用したいプリンタ等の機器の接続、設定ができる。また、各プリンタ等の装置がＰＣとどのように接続されているかを確認できる。
【０００４】
また、携帯型の情報機器とその機器専用の外部電源の接続状態を検出し、接続状態かつ、外部電源容量が不足時に警告表示をすることもできる（特許文献２）。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１１−３２８０７９号（第１−１９頁、第１−３５図）
【特許文献２】
特開平５−１８９０９２号（第１−８頁、第１−２７図）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献１では、使用したいプリンタ等の機器がそのＰＣで使用できるかどうか、実際にプリンタ等の機器を接続してみて、実際にＰＣを操作しないと分からない。また、使用できない場合になぜ使用できないかを判別することができない。
【０００７】
特許文献２では、ＰＣと機器とを接続している場合に警告表示可能であるが、接続可能な機器が情報機器とその機器用の電源というように限定されている。また、表示されている警告に対する対処方法が示されない。
上記の課題に鑑み、本発明では、デジタルカメラをＰＣに接続する前に、そのデジタルカメラがそのＰＣで使用可能か否かを判別し、その判別結果、さらには助言を通知する判別プログラム、それを記憶した記憶媒体、及びその方法を提供することにより、ＰＣ接続型のデジタルカメラ、特に顕微鏡デジタルカメラの使用勝手を向上する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項１記載の発明によれば、被写体を撮影する撮像装置と接続可能なコンピュータに、処理を実行させるプログラムであって、インターフェースに関して、前記コンピュータに備えられた資源の情報である保持資源情報を取得する取得処理と、前記撮像装置の制御のために必要とされるインターフェースに関する資源の情報である制御要求資源情報と、前記取得処理により取得した保持資源情報と、を照合する照合処理と、該照合処理による照合結果を通知する通知処理と、をコンピュータに実行させる判別プログラムを提供することによって達成できる。
【０００９】
このように構成することによって、デジタルカメラの接続の有無に関わらず、そのデジタルカメラを、そのデジタルカメラを制御しようとするＰＣで使用できるか否かを判別することができる。
また上記課題は、請求項２記載の発明によれば、前記通知処理は、前記照合結果に基づいて、前記コンピュータが前記撮像装置を制御することが可能であるか否かを通知する処理をコンピュータに実行させる請求項１記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１０】
このように構成することによって、ユーザは、そのデジタルカメラが制御可能か否かを容易に認識することができる。
また上記課題は、請求項３記載の発明によれば、前記通知処理は、前記コンピュータが前記撮像装置を制御することが不可能である場合、該制御を可能にするための助言を通知する処理をコンピュータに実行させる請求項１、または２記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１１】
このように構成することによって、正常動作しない旨の判別結果を得た場合であっても、それに対処する方法をユーザに通知することができる。
また上記課題は、請求項４記載の発明によれば、前記通知処理は、前記コンピュータが前記撮像装置を制御することが可能である場合、実際には制御することが不可能であるときのために制御可能にするための助言を通知する処理をコンピュータに実行させる請求項１、２または３記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１２】
このように構成することによって、正常動作である旨の判別結果を得た場合であっても実際にＰＣからデジタルカメラを制御できないときを想定して、予め考え得る原因に対する対処法をユーザに通知することができる。
また上記課題は、請求項５記載の発明によれば、前記通知処理は、前記通知を電子データとして保存する処理をコンピュータに実行させる請求項１、２、３または４記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１３】
このように構成することによって、保存したデータを後から見返したり、有識者に電子メールとして送信することが可能となる。
また上記課題は、請求項６記載の発明によれば、前記判別プログラムは、複数の前記撮像装置のうち所定の撮像装置を選択する選択処理を、さらに、コンピュータに実行させる請求項１記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１４】
このように構成することによって、１つの判別ソフトで複数種類のデジタルカメラの判別に対応することができる。
また上記課題は、請求項７記載の発明によれば、前記保持資源情報は、前記コンピュータの製造型名情報であり、前記制御要求資源情報は、前記予め格納されている前記撮像装置が制御可能であるコンピュータの製造型名情報であることを特徴とする請求項１記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１５】
このように構成することによって、ユーザ所有のＰＣの製造型名情報と、予め判別ソフトが備えるデジタルカメラと動作確認がとれているＰＣの製造型名情報とを照合することができる。
また上記課題は、請求項８記載の発明によれば、制御要求資源情報は、前記インターフェースを用いて前記撮像装置を制御することが可能である該インターフェースに関する情報、及び前記インターフェースを用いて前記撮像装置を制御することが不可能である該インターフェースに関する情報のうち少なくともいずれか１つを備えることを特徴とする請求項１記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１６】
このように構成することによって、ＰＣよりデジタルカメラを制御可能なインターフェース情報、またはＰＣよりデジタルカメラを制御不可能なインターフェース情報のうち少なくともいずれか１つを用いて、照合することができる。
また上記課題は、請求項９記載の発明によれば、被写体を撮影する撮像装置と接続可能なコンピュータに、処理を実行させる判別プログラムにおいて、該コンピュータに格納された情報であり、該情報は前記撮像装置を制御するための制御プログラムに関する情報である第１の制御プログラム情報を取得する取得処理と、前記制御プログラムに関する情報である第２の制御プログラム情報と、前記取得処理により取得した第１の制御プログラム情報と、を比較する比較処理と、該比較処理による比較結果を通知する通知処理と、をコンピュータに実行させる判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１７】
このように構成することによって、カメラソフトのバージョン情報の大小を確認することにより、カメラソフトが使用できるか否かを判別することができる。また上記課題は、請求項１０記載の発明によれば、前記撮像装置は、デジタルカメラ、または顕微鏡デジタルカメラであることを特徴とする請求項１記載の判別プログラムを提供することによって達成できる。
【００１８】
このように構成することによって、前記撮像装置として、デジタルカメラ、または顕微鏡デジタルカメラを用いることができる。
また上記課題は、請求項１１記載の発明によれば、被写体を撮影する撮像装置と接続可能なコンピュータに、処理を実行させる判別プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、インターフェースに関して、前記コンピュータに備えられた資源の情報である保持資源情報を取得する取得処理と、前記撮像装置の制御のために必要とされるインターフェースに関する資源の情報である制御要求資源情報と、前記取得処理により取得した保持資源情報と、を照合する照合処理と、該照合処理による照合結果を通知する通知処理と、をコンピュータに実行させるための判別プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することによって達成できる。
【００１９】
このように構成することによって、デジタルカメラの接続の有無に関わらず、そのデジタルカメラを、そのデジタルカメラを制御しようとするＰＣで使用できるか否かを判別することができる。
また上記課題は、請求項１２記載の発明によれば、前記通知処理は、前記通知を電子データとして保存する処理をコンピュータに実行させる請求項１１記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することによって達成できる。
【００２０】
このように構成することによって、保存したデータを後から見返したり、有識者に電子メールとして送信することが可能となる。
また上記課題は、請求項１３記載の発明によれば、被写体を撮影する撮像装置と接続可能なコンピュータを用いた判別方法であって、インターフェースに関して、前記コンピュータに備えられた資源の情報である保持資源情報を取得する取得ステップと、前記撮像装置の制御のために必要とされるインターフェースに関する資源の情報である制御要求資源情報と、前記取得ステップにより取得した保持資源情報と、を照合する照合ステップと、該照合ステップによる照合結果を通知する通知ステップと、からなることを特徴とする判別方法を提供することによって達成できる。
【００２１】
このように構成することによって、デジタルカメラの接続の有無に関わらず、そのデジタルカメラを、そのデジタルカメラを制御しようとするＰＣで使用できるか否かを判別することができる。
また上記課題は、請求項１４記載の発明によれば、前記通知ステップは、前記通知を電子データとして保存することを特徴とする請求項１３記載の判別方法を提供することによって達成できる。
【００２２】
このように構成することによって、保存したデータを後から見返したり、有識者に電子メールとして送信することが可能となる。
【００２３】
【発明の実施の形態】
＜第１の実施形態＞
（実施例１）
本実施例では、ＰＣにカメラ動作を制御するためのカメラソフトやデジタルカメラのドライバがインストールされているか否かに関わらず、使用予定のカメラがそのＰＣで使用可能か否かを判別する場合について説明する。本実施例では、ＰＣとカメラとを接続するインターフェースとしてＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ
ＳｅｒｉａｌＢｕｓ）を用いる。
【００２４】
図１は、本実施例における顕微鏡デジタルカメラ装置の全体構成を示している。ＬＥＤ（ＬｉｇｈｔＥｍｉｔｔｉｎｇＤｉｏｄｅ）照明ユニット１は、ＬＥＤ２の光をコレクタレンズ３で集光してステージ４上に固定された被写体５への照明を行うものである。上記ＬＥＤ２によって照明された被写体像は、結像レンズ群６，７によって、撮像素子であるＣＣＤ（ＣｈａｒｇｅＣｏｕｐｌｅｄＤｅｖｉｃｅ）８に結像され、後述する回路１０１によって電子化され、通信制御系１０２を経てＵＳＢ（ＵｎｉｖｅｒｓａｌＳｅｒｉａｌＢｕｓ）通信ケーブル１０５によりＰＣ１０３へ送信される。ＰＣ１０３は受信した電子ファイルをＰＣ１０３上のモニタ１０４に表示できる形式に変換の後、モニタ１０４へ表示する。
【００２５】
このようにすることによりステージ４上に固定された被写体５をモニタ１０４で観察できる構成となっている。また、結像される被写体像は、ズーム機構１０によって投影倍率を変化させることが可能となっている。このズーム機構１０は、ズーム軸が回転する事によって、ズームレンズ群１２が移動し、投影倍率を可変させる事が可能な構成となっている。
【００２６】
図２は、本実施例における顕微鏡デジタルカメラ装置の内部構造のブロック図である。回路１０１は、ＣＰＵ（ＣｅｎｔｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ）１６、ＬＥＤ駆動パルス発生器２１、ＡＤコンバータ１７より構成される。調光ボリューム１３は、ユーザが調光を行うためのメインのボリュームスイッチである。観察者（ユーザ）がズームボリューム１１、調光ボリューム１３を駆動させると、その駆動量がＣＰＵ１６へ入力される。
【００２７】
ＣＰＵ１６はこれらボリュームの入力を受けて、その入力に応じたＬＥＤ制御信号を出力し、ＬＥＤ駆動パルス発生器２１を経てＬＥＤ照明ユニット１の調光の制御を行う。ＬＥＤ駆動パルス発生器２１は、ＣＣＤ８の駆動制御を行うための駆動パルスを作成するとともに、ＬＥＤ照明ユニット１のＬＥＤ２への供給電圧を、ＣＣＤ８の駆動周期Ｔに同期して、通電パルス幅ｔを可変させるものとなっている。
【００２８】
通電パルス幅ｔは上記のＬＥＤ駆動パルス発生器２１へ入力される０から２５５の値に応じて、最小パルス幅から最大パルス幅である連続点灯まで行うものとなっている。ここでは、最小パルス幅はｔｍｉｎとなっている。
また、ＣＰＵ１６から通信制御系１０２を経て、ＵＳＢ通信ケーブル１０５がＵＳＢ接続端子１００１に接続されることによりＰＣ１０３と接続されている。
【００２９】
ＰＣ１０３の構成は、図２に示すように、顕微鏡デジタルカメラ装置との通信を送受信するＰＣ−通信制御系１０６をはじめとして、一時的に画像や動作中のアプリケーションソフトを保存するメモリ（ＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ））１０７や、画像やアプリケーションソフトの実行オブジェクトが格納されるハードディスク（ＨＤ（ＨａｒｄＤｉｓｋ））１０８、モニタ１０４と、メモリ１０７内等にある画像やアプリケーションソフトその他の情報をモニタ表示形式に変換するモニタ制御系１０９、これらＰＣ１０３内の処理を行うＰＣ−ＣＰＵ１１０とからなる。
【００３０】
なお、ハードディスク１０８内には、本顕微鏡デジタルカメラ装置と通信、撮影制御、撮影画像の表示、編集等が可能なカメラソフトの実行オブジェクトであるＤＣＳ．ｅｘｅが格納（以下、インストールという）されている。
次に、本実施例の顕微鏡デジタルカメラにおける動作について説明する。光量調整のために、ユーザが調光ボリューム１３を回転させると、回転角度に応じて調光ボリューム１３の抵抗値が変化する。これに伴いＣＰＵ１６へ入力する電圧値が変化し、ＣＰＵ１６内のＡ／Ｄ変換器により調光ボリューム位置に応じて数値化される。また、同様にズーム機構１０の回転によるズーム位置に応じた値がＣＰＵ１６へ入力する。ＣＰＵ１６はこれら調光ボリューム位置、ズーム位置の両者から最適なＬＥＤ光量となるように、ＬＥＤ駆動パルス発生器２１にデジタル信号を発する。
【００３１】
ＬＥＤ駆動パルス発生器２１は、入力値に応じて連続して通電パルス幅ｔを駆動周期Ｔに同期させて可変するものであるから、例えば、調光ボリューム位置が１／２、ズーム位置が１倍の時は、通電パルス幅ｔは、ＣＣＤ駆動周期Ｔの約半分となるように制御させる。
【００３２】
この時、調光ボリューム１３の回転位置を最小、ズーム位置を最小である位置にした場合は、ＬＥＤ駆動パルス発生器２１への入力値は０となるため、通電パルス幅ｔは最小幅のｔｍｉｎとなり、最小光量であるＭｉｎ光量に調光させる。図３は、調光ボリューム角度（度）とＣＣＤ上の光量（Ｌｕｘ）の関係を示す。調光ボリューム１３の回転位置（角度）を最大の位置にした場合は、パルス発生器２１への入力値は最大値２５５となり、通電パルス幅ｔは最大のＴと同じとなり連続点灯状態となるので、最大光量であるＭａｘ光量に調光される。
【００３３】
従って、図３に示すように、調光ボリューム１３の回転位置（角度）を可変させる事で照明光の連続的な調光が可能となる。同時に、ＣＣＤ８の駆動パルスと同期したパルス制御で調光を行っているため、調光を行っても色温度の変化がなく、モニタ１０４で観察可能な調光を行うことが可能となっている。
【００３４】
次に、上記顕微鏡デジタルカメラを制御するカメラソフトＤＣＳ．ｅｘｅの動作について説明する。図１のように顕微鏡デジタルカメラ（以下、ＤＣ−１という）がＰＣ１０３とＵＳＢ通信ケーブルにより接続されている。ユーザがＰＣ１０３の操作によりＤＣＳ．ｅｘｅを実行した場合、ハードディスク１０８よりＤＣＳ．ｅｘｅがＰＣ−ＣＰＵ１１０に読み込まれ、カメラソフトがモニタ１０４上に表示される。
【００３５】
ここで、このカメラソフトの起動時の動作について説明する。まず、ＤＣＳ．ｅｘｅを起動させ、ＰＣ１０３に接続したデジタルカメラ種の取得を行う。これはＰＣ−ＣＰＵ１１０からＰＣ−通信制御系１０６経由でデジタルカメラ種別取得コマンド「ＧｅｔＣａｍｅｒａ」が発行される事で行われる。ＵＳＢ通信ケーブル１０５でＰＣ−通信制御系１０６と接続されたＤＣ−１はコマンド「ＧｅｔＣａｍｅｒａ」を通信制御系１０２にて受信し、ＣＰＵ１６へ送る。ＣＰＵ１６は受信コマンド「ＧｅｔＣａｍｅｒａ」を受け、デジタルカメラ種ＤＣ−１を通信制御系１０２から送信する。
【００３６】
このときＰＣ１０３に送信する返信コマンドは、受信コマンドにスペースと応答値を付加する形式となり、例えば「ＧｅｔＣａｍｅｒａＤＣ−１」となる。ＰＣ１０３はこの返信コマンドを受信し、自身に接続されたデジタルカメラがＤＣ−１であることを認識する。ＰＣ１０３はこの受信した情報からカメラソフトを起動させ、ＰＣモニタ１０４上に表示する。
【００３７】
図４は、モニタ１０４上に表示されたカメラソフト２００を示す。デジタルカメラ種２０１には、上記の通信により取得されたデジタルカメラ種の名称であるＤＣ−１が表示されている。ライブ像２０２は現在ＤＣ−１により撮影されている標本像をリアルタイムで表示する動画像であり、１秒間に１０〜３０フレーム程度を表示更新する。
【００３８】
撮影ボタン２０３を押すと、その時の画像が静止画像としてハードディスク１０８に保存される。タイムラプス選択ボタン２１２でタイムラプスを「しない」を選択して録画ボタン２０４を押すと録画が開始され、ライブ像２０２に表示される動画が、ライブ像のフレームレートの間隔でハードディスク１０８に保存され続ける。再度録画ボタン２０４を押すと、ハードディスク１０８への保存が終了する。
【００３９】
露出バー２０６はライブ像２０２へ表示される画像の明るさを設定することができ、このバー位置に応じて、ＰＣ１０３よりＤＣ−１へ露出設定コマンド「ＳｅｔＥｘｐｎ」が送信される。ここで、ｎは露出バー２０６のバー位置に応じた数字である。
【００４０】
タイムラプス選択ボタン２１２で、タイムラプスを「する」を選択した場合に必要となる、タイムラプス撮影の間隔と撮影枚数の設定について説明する。リストアイテム「撮影間隔」２１０を押下すると、予め設定されている複数ある撮影間隔からユーザが任意で撮影間隔を選択することができる。図４では、撮影間隔として５秒が選択されている。リストアイテム「撮影枚数」２１１を押下すると、予め設定されている複数ある撮影枚数からユーザが任意で撮影枚数を選択することができる。図４では、撮影枚数として２００枚が選択されている。
【００４１】
終了ボタン２０８はカメラソフト２００を終了する場合に押すボタンである。画面切り替えボタン２０９は撮影等、顕微鏡デジタルカメラを制御する「カメラ」ボタン２０９−１と撮影した画像を閲覧する「閲覧」ボタン２０９−２とからなる。図４では、「カメラ」ボタン２０９−１が選択されている。
【００４２】
図５は、「閲覧」ボタン２０９−２を押した場合に遷移する画面である。同図では撮影画像２１３として４枚の画像が表示されており、撮影した画像の確認が可能である。
次に、本実施例におけるＰＣ制御式の顕微鏡デジタルカメラに対する判別ソフトＣｈｋ．ｅｘｅの動作について説明する。
【００４３】
図６は、顕微鏡デジタルカメラＤＣ−１と接続されていないＰＣ１０３を示す。すなわちＵＳＢ接続端子１００１にＤＣ−１が接続されていない状態である。このＰＣ１０３のハードディスク１０８内には判別ソフト「Ｃｈｋ．ｅｘｅ」がインストールされている。この時点では、ＰＣ１０３にＤＣＳ．ｅｘｅやＤＣ−１のドライバがインストールされているかどうかは必要ない。
【００４４】
図７は、本実施例におけるＰＣ制御式の顕微鏡デジタルカメラに対する判別ソフトの動作フローチャートを示す。まず、「Ｃｈｋ．ｅｘｅ」を起動すると（ステップＳ１、以下ステップをＳと称する）、ハードディスク１０８に格納されているＣｈｋ．ｅｘｅがＰＣ−ＣＰＵ１１０に読み込まれ、図８に示す言語選択画面１００２がＰＣ１０３のモニタ１０４に表示される（Ｓ２）。ここで選択した言語にて以後、Ｃｈｋ．ｅｘｅは動作することになる。
【００４５】
ここでは「Ｊａｐａｎｅｓｅ」が選択されており、以後の画面表示は日本語となる。その他「Ｅｎｇｌｉｓｈ」を選択すれば英語、同様に「Ｆｒｅｎｃｈ」でフランス語、「Ｇｅｒｍａｎ」でドイツ語が選択可能である。ＯＫボタン１００３を押すと、動作判別処理が実行される（Ｓ３）。
【００４６】
後述するＳ３の動作判別処理の後、その判別結果が結果表示画面に表示される（Ｓ４）。
図９は、結果表示画面を示す。この画面において、終了ボタン１００５を押下すると（Ｓ５）、Ｃｈｋ．ｅｘｅは終了する（Ｓ６）。なお、図９については、後に詳述する。
【００４７】
図１０は、Ｓ３の動作判別処理の詳細なフローを示す。まず、「Ｃｈｋ．ｅｘｅ」はＰＣ１０３に接続されているＵＳＢデバイスの情報を取得する（Ｓ１０）。ここで、図１１を参照する。
図１１は、本実施例におけるＰＣ１０３のＵＳＢデバイスの接続状態を示す。この図１１の画面は、ＯＳ（ＯｐｅｒａｔｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）の１つであるＷｉｎｄｏｗｓ（登録商標）で表示されるシステムのプロパティ画面である。「ユニバーサルシリアルバスコントローラ」３００をクリックすると、その配下にあるデバイス情報が表示され、本実施例では、３つの「ＡＡＡＡ・・・」３０１，３０２，３０３と、３つの「ＵＳＢルートハブ」３０４，３０５，３０６が表示されている。
【００４８】
Ｃｈｋ．ｅｘｅは、Ｓ３が実行されると、Ｓ１０で３つの「ＡＡＡＡ・・・」３０１，３０２，３０３と、３つの「ＵＳＢルートハブ」３０４，３０５，３０６とを取得する。ここで、ＵＳＢ接続端子１００１のデバイス名は「ＡＡＡＡＸＸＸ・・・１」３０１、「ＡＡＡＡＸＸＸ・・・２」３０２、「ＡＡＡＡＸＸＸ・・・３」３０３となる。
【００４９】
図１２は、Ｃｈｋ．ｅｘｅが予め所有している、ＤＣ−１が動作するデバイス名リストを示す。図１２（ａ）は動作可能デバイス名リストであり、本実施例では「ＡＡＡＡ製」が格納されている。図１２（ｂ）は動作不可能デバイス名リストであり、本実施例ではＡＡＡＡ製以外の全てのデバイス情報が格納されている。
【００５０】
図１２（ｃ）は使用カメラデバイス名リストであり、同図では、使用する顕微鏡デジタルカメラＤＣ−１のデバイス情報である「ＤＣ−１ＭＩＣＲＯＳＣＯＰＥＤＩＧＩＴＡＬＣＡＭＥＲＡＳＹＳＴＥＭ」がリスト化されている。Ｓ１０で、ＰＣ１０３のＵＳＢ接続端子１００１のデバイス名を取得した後、この取得したデバイス名と図１２（ａ）の動作可能デバイス名リストとを比較する（Ｓ１１）。ここで、動作可能デバイス名リストにある「ＡＡＡＡ製」と「ＡＡＡＡ・・・」は一致しているとみなされる。この動作可能デバイス名リストにあるデバイス名とＵＳＢ接続端子１００１のデバイス名とが一致すれば動作可能と判断する。つまり、Ｃｈｋ．ｅｘｅは、ＰＣ１０３とＤＣ−１とを接続した場合、ＰＣ１０３やＰＣ１０３に制御されるＤＣ−１の動作は正常に行われるものと判断する。
【００５１】
このとき、図７のＳ４で表示される結果表示画面（図９）に表示する表示データを「正常動作します」にする（Ｓ１３）。その後、Ｓ４でこの表示データが結果表示画面に表示される。この動作不可能デバイス名リストに含まれるデバイス名とＵＳＢ接続端子１００１のデバイス名とが一致すると動作不可能となる。
【００５２】
また、Ｓ１１において、Ｓ１０で取得したデバイス名が「ＡＡＡＡ・・・」でなかった場合、またはＳ１０で取得したデバイス名が「ＡＡＡＡ・・・」であるが、Ｓ１１で比較する動作可能デバイス名リストに「ＡＡＡＡ・・・」がない場合（すなわち、動作不可能デバイス名リストに「ＡＡＡＡ製」がリストアップされている場合）、表示データを「このＰＣでは動作できません」にして（Ｓ１２）、この表示データをモニタ１０４上に表示される結果表示画面に表示する（図７のＳ４）。
【００５３】
次に、図７のＳ４で表示される結果表示画面（図９）について説明する。図９の結果表示画面では、結果表示領域１００４には判別結果（上述した表示データ）が示される。ここでは「１：正常動作します」が示されている。終了ボタン１００５は判別ソフトを終了したい場合に使用する。最小化ボタン１００７は表示画面１００９をタスクバーに収納する。スクロールバー１００８は結果表示領域１００４に入りきらない情報を参照する場合に使用する。
【００５４】
判別ソフト名称１００９には、本判別ソフトの名称Ｃｈｋ．ｅｘｅとそのバージョン値Ｖｅｒ．１．１．１．１が示されている。「Ｒｅｓｔａｒｔ」ボタン１０１０を押すと、再度ＰＣ内の状態をチェックし（図７のＳ１〜Ｓ３を実行）、その結果を結果表示領域１００４へ示すこととなる。「Ｒｅｓｔａｒｔ」ボタン１０１０を押すと、再度判別ソフトがＰＣ内の状態をチェックしその結果を結果表示領域１００４へ示すので、ＵＳＢ機器の接続追加等をしてＰＣの状態を変更した場合等に便利である。
【００５５】
以上のように、判別ソフトは、ＤＣ−１がその接続したＰＣで使用できるかどうかというＰＣの状態を検出しその結果を表示するので、ＤＣ−１の使用者が複雑かつ困難なＰＣ操作を行って、ＤＣ−１が使用可能なＰＣかどうかの確認を行う必要がない。この判別ソフトを使用すれば、ＤＣ−１使用者がＤＣ−１をＰＣに接続前にＤＣ−１が使用可能なＰＣかどうかを容易に判別可能となる。
【００５６】
よって、ＤＣ−１を接続しなくても判別ソフトは判別可能であるから、ＤＣ−１の購入前に、ユーザの所持するＰＣでそのＤＣ−１が動作するかの検討が可能となる。また、ＤＣ−１を接続しても上記判別ソフトは同様に動作するから、ＤＣ−１接続中に判別ソフトを起動させて、動作不具合の解析に用いることも可能である。
【００５７】
（実施例２）
本実施例は実施例１の変形例である。本実施例では、判別結果を図９の結果表示領域１００４に表示するのみならず、ＰＣ１０３のスピーカから音声にて通知する。
【００５８】
図１３は、本実施例におけるＰＣ１０３の内部構成を示す。同図に示すように、ＰＣ１０３の内部構成にスピーカ１０１２が追加となっている。その他の構成は実施例１と同様である。このとき、スピーカ１０１２を通して、音声で図９の結果表示領域１００４に表示した内容を出力する。
【００５９】
したがって、判別結果を図９の結果表示領域１００４に表示する文のみならず、スピーカ１０１２から出力される音声でも確認することができる。
（実施例３）
本実施例は実施例１の変形例である。本実施例では、図９の結果表示領域１００４に検出したデバイス名や判定に利用した資料も表示する。
【００６０】
図１４は、本実施例における結果表示画面を示す。この結果表示画面の結果表示領域１００４には、「１：正常動作します」という判別結果だけでなく、より詳細な
「ユニバーサルシリアルバスコントローラはＡＡＡＡＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸです。動作可能デバイス名はＡＡＡＡです。」
が表示されている。これらの情報は、図１０のフローで用いた情報、すなわち、Ｓ１０で取得したＰＣのデバイス情報やＳ１１で用いた動作可能デバイス名リストの情報（図１２）である。
【００６１】
以上より、結果表示がより詳細になるので、ＤＣ−１使用者のＰＣ選定の検討がより容易になる。
＜第２の実施形態＞
（実施例）
本実施例では、第１の実施形態で説明した判別結果をテキストデータとしてハードディスクに保存できる場合について説明する。
【００６２】
図１５は、本実施例における結果表示画面を示す。「Ｓａｖｅ」ボタン１００６を押下すると、結果表示領域１００４に示される結果をハードディスク１０８へ保存することができる。
図１６は、本実施例におけるハードディスクに保存されたデータ「結果１．ｔｘｔ」ファイルを示す。なお、表示部１０１１には、第１の実施形態の実施例３と同様に結果表示のみならず、検出したデバイス名を追記してもよいし、さらには当該ファイル名なども追記してもよい。
【００６３】
本実施例では、判定結果をファイルとして保存することができるので、後からその判別結果を見返すことが可能となる。また、ＤＣ−１使用者が自分のＰＣでＤＣ−１が使用できるかどうかを判別するために判別ソフトを実行させ、その判別結果をテキストファイル化することで、特に結果が「このＰＣでは動作できません」である場合に、その結果を遠方の有識者に転送し、その有識者の意見を聞くことが容易となる。
【００６４】
よって、ＤＣ−１の使用者がＰＣに詳しくなくとも、ＤＣ−１を使用する際のＰＣの選定が容易になる。なお、保存するテキストデータのファイル名、保存場所は、特に制限はなく、ユーザ指定の任意値が取れるとしてもよいし、Ｃｈｋ．ｅｘｅが保存されている場所に常にファイル名「結果１．ｔｘｔ」とするように、予め設定しておいてもよい。
【００６５】
また、Ｃｈｋ．ｅｘｅに転送先の電子メールアドレスや、または閲覧用／情報収集用ＨＰアドレスを設定しておき、「Ｓａｖｅ」ボタン１００６の押下に同期して、結果テキストファイルを上記Ｃｈｋ．ｅｘｅ内に保持するアドレスに自動転送するようにしてもよい。この場合、特に結果が「このＰＣでは動作できません」の際に、有識者の意見、解決方法などがメール返信されたり、ＨＰに表示されたりするとすれば、更にＤＣ−１を使用する際のＰＣの選定が容易になる。
【００６６】
＜第３の実施形態＞
（実施例）
本実施例では、判別結果に助言を追記する場合について説明する。図１０のＳ１１の比較結果に基づいて、判別結果画面の結果表示領域１００４に表示される表示データ、すなわちメッセージ文が異なる。このメッセージ文は、Ｃｈｋ．ｅｘｅでは、メッセージＮｏ．とメッセージ（表示内容）というデータ構造で管理されている。
【００６７】
さて、第１の実施形態において、判別結果が「正常動作します。」であっても、実際には動作しない場合がある。つまり、これには、様々な要因が考えられる。すなわち、判別結果の「正常動作します。」というのは、正常動作する可能性があるという判定結果であって、全ての要因を含めた結果ではない。
【００６８】
したがって、Ｃｈｋ．ｅｘｅが保証する要因（図１０のＳ１１での判定要因）以外の要因については、実際に接続しなければ正常動作するか否かの判定は困難である。
そこで、正常動作する場合であっても、Ｃｈｋ．ｅｘｅが保証する要因以外の要因の主だったものをいくつかユーザに提示し、ユーザに確認をしてもらう。
【００６９】
図１７は、本実施例における判別結果のメッセージ文を示す。同図において、メッセージＮｏ．２の判別結果は「正常動作します。」であるが、動作しなかった際の助言として、
「動作しない場合は、次のことを確認してください。
１．現在接続中のＵＳＢ機器を外してください。
２．別のＵＳＢポートに差し替えてください。
３．ハブを使用している場合は、ハブを経由せずに直接ＰＣのＵＳＢポートに接続してください。」
というメッセージがさらに示されている。これは動作可能と判定しても、実際には個々のＰＣの設定状態等を起因とする問題からＤＣ−１を接続した時に動作しなかった際の対処方法を示している。
【００７０】
「Ｃｈｋ．ｅｘｅ」が取得したＰＣ１０３に接続されているＵＳＢデバイス情報と、Ｃｈｋ．ｅｘｅ所有のＤＣ−１動作デバイス名リストが一致した場合でも、ＰＣ１０３にＤＣ−１と異なるＵＳＢ機器が接続されている場合、ＰＣ１０３が持つＵＳＢコントローラが「ＡＡＡＡ・・・」以外にもある場合、またはＵＳＢハブが接続されていることが検出されている場合にこの助言が有効となる。
【００７１】
以上より、本来ＤＣ−１が動作すべきＰＣにおいて動作しなかった場合の対処方法が示されることで、ＤＣ−１使用者の使用勝手が向上する。また、図１７のメッセージＮｏ．３では判定結果が「このＰＣでは使用できません」となっている。この場合にＤＣ−１が動作可能なＰＣを選択する助言として、
「次のＰＣを準備してください。
１．ＵＳＢコントローラがＡＡＡＡ製のＰＣ」
が示されている。したがって、ＤＣ−１が動作するＰＣの選定が容易となる。
【００７２】
このように、正常動作しない主要な要因を予めメッセージで備えておくことで、判定結果が「正常動作します」と表示されても、実際に正常動作しない場合に、それに対処することができる。なお、この対処する助言（メッセージ）は、本実施例に限られない。
【００７３】
＜第４の実施形態＞
（実施例）
本実施例では、第３の実施形態で表示される助言がＰＣの状態により変化する場合について説明する。
【００７４】
図１８は、本実施例におけるメッセージが表示される場合のフローチャートを示す。まず、図７で示したＳ３の動作判別処理にてＰＣのデバイス情報を取得する（Ｓ２０（図１０のＳ１０に対応する処理））。次に、Ｃｈｋ．ｅｘｅが備える動作可能リストとＳ２０で取得したデバイス情報とを照合する（Ｓ２１（図１０のＳ１１に対応する処理））。Ｓ２１で一致した場合（Ｓ２１でＹｅｓに進む）、表示データＤを「正常動作します。動作しない場合は、次のことを確認して下さい。」にして（Ｓ２３）、Ｓ２４に進む。
【００７５】
また、Ｓ２１で不一致の場合（Ｓ２１でＮｏに進む）、表示データＤを「このＰＣでは使用できません。次のＰＣを準備してください。１．ＵＳＢコントローラがＡＡＡＡ製のＰＣ」にして（Ｓ２２）、Ｓ３０に進む。
次に、Ｓ２０で取得したＰＣのデバイス情報にＤＣ−１以外のその他のＵＳＢ機器が存在するか否かを判定する（Ｓ２４）。Ｓ２４では、図１２（ｃ）の使用カメラデバイス名リストを用いて判定を行う。本実施例では、ＤＣ−１のデバイス名は「ＤＣ−１ＭＩＣＲＯＳＣＯＰＥＤＩＧＩＴＡＬＣＡＭＥＲＡＳＹＳＴＥＭ」なので、これと異なる名のＵＳＢデバイス名があるかどうかで判定する。
【００７６】
Ｓ２４でその他のＵＳＢ機器が存在する場合（Ｓ２４でＹｅｓに進む）、表示データＤに「・現在接続中のＵＳＢ機器を外してください。」を追記して（Ｓ２５）、Ｓ２６に進む。また、Ｓ２４でその他のＵＳＢ機器が存在しない場合（Ｓ２４でＮｏに進む）、Ｓ２６に進む。
【００７７】
ここで、Ｓ３−Ｓ２０−Ｓ２１−Ｓ２３−Ｓ２４−Ｓ２５のフローを辿った場合、表示メッセージＤは「正常動作します。動作しない場合は、次のことを確認して下さい。・現在接続中のＵＳＢ機器を外してください。」となっている。
次にＰＣデバイスに複数種類の「ユニバーサルシリアルバスコントローラ」が存在するか否かを判定する（Ｓ２６）。複数種類のＵＳＢコントローラが存在する場合（Ｓ２６でＹｅｓに進む）、表示データＤに「・別のＵＳＢポートに差し替えてください。」を追記して（Ｓ２７）、Ｓ２８に進む。また、複数種類のＵＳＢコントローラが存在しない場合（Ｓ２６でＮｏに進む）、Ｓ２８に進む。
【００７８】
次に、ＰＣデバイスにＵＳＢハブが存在するか否かを判定する（Ｓ２８）。ＵＳＢハブが存在する場合（Ｓ２８でＹｅｓに進む）、表示データＤに「・ハブを使用している場合は、ハブを経由せずに直接ＰＣのＵＳＢポートに接続してください。」を追記し（Ｓ２９）、Ｓ３０へ進む。ＵＳＢハブが存在しない場合（Ｓ２８でＮｏに進む）、Ｓ３０に進む。
【００７９】
そして、表示データＤを結果表示領域１００４へ表示する（Ｓ３０）。Ｓ３−Ｓ２０−Ｓ２１−Ｓ２３−Ｓ２４−Ｓ２５−Ｓ２６−Ｓ２７−Ｓ２８−Ｓ２９−Ｓ３０のフローを辿った場合、表示データＤは
「正常動作します。
動作しない場合は、次のことを確認して下さい。
・現在接続中のＵＳＢ機器を外してください。
・別のＵＳＢポートに差し替えてください。
・ハブを使用している場合は、ハブを経由せずに直接ＰＣのＵＳＢポートに接続してください。」
であり、これが結果表示画面に表示されることとなる。
【００８０】
また、Ｓ３−Ｓ２０−Ｓ２１−Ｓ２３−Ｓ２４−Ｓ２６−Ｓ２７−Ｓ２８−Ｓ３０のフローを辿った場合、表示データＤは、
「正常動作します。
動作しない場合は、次のことを確認して下さい。
別のＵＳＢポートに差し替えてください。」
であり、これが結果表示画面に表示されることとなる。
【００８１】
このように、表示されるメッセージ文はＳ２１、Ｓ２４、Ｓ２６、Ｓ２８の結果により適宜切り替わる。この場合、動作しない場合の対処方法がより最適化されるので使用勝手が向上する。例えば、上記３種類の問題解決方法が示されている場合に「現在接続中のＵＳＢ機器を外してください。」に対する対処として、ＰＣからＵＳＢ機器を外してから、図９のＲｅｓｔａｒｔボタン１０１０を押して、再度判別ソフトを実行する。すると、その結果には「現在接続中のＵＳＢ機器を外してください。」が表示されなくなる。これを繰り返すことで、動作しない場合の対処を確実に実行することができ、その効果が認識できるようになる。
【００８２】
なお、Ｓ２１、Ｓ２４、Ｓ２６、Ｓ２８で示した判定処理は、第３の実施形態でも述べたように、Ｃｈｋ．ｅｘｅが保証する要因（図１０のＳ１１での判定要因）以外の要因に基づくものであり、正常動作しない場合の主要な要因についてのみ判定している。したがって、本実施例の判定処理に限られず、その他の正常動作しない要因に基づく判定処理を実行してもよい。その場合、それに判定結果に伴ったメッセージが追加される。
【００８３】
＜第５の実施形態＞
（実施例１）
本実施例では、接続する顕微鏡デジタルカメラ種を選択できる場合について説明する。
【００８４】
図１９は、本実施例における判別ソフトのフローチャートを示す。図７と同様に、Ｃｈｋ．ｅｘｅを起動させ（Ｓ４０（図７のＳ１に対応する処理））、使用言語を選択すると（Ｓ４１（図７のＳ２に対応する処理））、図２０に示す使用顕微鏡デジタルカメラ機種選択画面が表示される（Ｓ４２）。使用顕微鏡デジタルカメラ機種選択画面には、「ＤＣ−１」と「ＤＣ−１０」の２種のデジタルカメラが表示されており、本実施例では「ＤＣ−１」が選択されている。
【００８５】
ユーザはＰＣ１０３から使用したい製品を選択して「ＯＫ」ボタン３１０を押すと、動作判別処理（Ｓ４３（図７のＳ３に対応する処理））がされ、結果表示画面が表示される（Ｓ４４（図７のＳ４に対応する処理））。そして、結果表示画面（図９）の終了ボタン１００５を押下し（Ｓ４５）、Ｃｈｋ．ｅｘｅは終了する（Ｓ４６）。
【００８６】
さて、Ｃｈｋ．ｅｘｅは、使用顕微鏡デジタルカメラ機種選択画面に表示されるカメラ種類毎にそのカメラに対応するデバイス名リスト（図１２）を備えている。よって、もし、Ｓ４２で表示される使用顕微鏡デジタルカメラ機種選択画面（図２０）で「ＤＣ−１０」を選択した場合、Ｓ４３内部の判定処理（図１０のＳ１１に対応する）で使用されるデバイス名リストは、図１２のＤＣ−１用のデバイス名リストから図２１に示すＤＣ−１０用のデバイス名リストに変更される。
【００８７】
図２１は、Ｃｈｋ．ｅｘｅが予め所有している、ＤＣ−１０が動作するデバイス名リストを示す。図２１（ａ）は動作可能デバイス名リストであり、本実施例では「ＢＢＢＢ製」が格納されている。図２１（ｂ）は動作不可能デバイス名リストであり、本実施例ではＢＢＢＢ製以外の全てのデバイス情報が格納されている。
【００８８】
図２１（ｃ）は使用カメラデバイス名リストであり、同図では、使用する顕微鏡デジタルカメラＤＣ−１のデバイス情報である「ＤＣ−１０ＭＩＣＲＯＳＣＯＰＥＤＩＧＩＴＡＬＣＡＭＥＲＡＳＹＳＴＥＭ」がリスト化されている。
【００８９】
さて、話を戻して、Ｓ４２で表示される使用顕微鏡デジタルカメラ機種選択画面（図２０）で「ＤＣ−１０」を選択した場合、ＰＣ１０３のデバイスは「ＡＡＡＡ・・・」であり、一方動作可能リスト（図２１（ａ））は「ＢＢＢＢ製」であるから、Ｓ４３内部の判定処理（図１０のＳ１１に対応する）で不一致となる。したがって、Ｓ４４の判別結果表示では「このＰＣでは動作できません」となる。
【００９０】
以上より、複数のデジタルカメラの中からユーザが任意で所定のデジタルカメラを選択することができるので、１つの判別ソフトで複数種類のデジタルカメラの判別に対応することができる。
（実施例２）
本実施例は、実施例１の変形例である。本実施例では、接続する顕微鏡デジタルカメラ機種をＣｈｋ．ｅｘｅが自動選択する場合について説明する。
【００９１】
図２２は、本実施例におけるフローチャートを示す。まずＰＣ１０３と使用する顕微鏡デジタルカメラを接続（Ｓ５０）し、Ｃｈｋ．ｅｘｅを起動する（Ｓ５１（図７のＳ１に対応する処理））。例えばＤＣ−１を接続した場合、ＤＣＳ．ｅｘｅの起動と同様に、ＰＣ１０３に接続した顕微鏡デジタルカメラ種の取得を行う。これはＰＣ−ＣＰＵ１１０からＰＣ−通信制御系１０６経由でデジタルカメラ種別取得コマンド「ＧｅｔＣａｍｅｒａ」が発行される事で行われる。
【００９２】
ＵＳＢ通信ケーブル１０５でＰＣ−通信制御系１０６と接続されたＤＣ−１はコマンド「ＧｅｔＣａｍｅｒａ」を通信制御系１０２にて受信し、ＣＰＵ１６へ送る。ＣＰＵ１６は受信コマンド「ＧｅｔＣａｍｅｒａ」を受け、デジタルカメラ種ＤＣ−１を通信制御系１０２から送信する。この場合の返信コマンドは受信コマンドにスペースと応答値を付加する形式となり、「ＧｅｔＣａｍｅｒａＤＣ−１」となる。
【００９３】
ＰＣ−ＣＰＵ１１０は、この返信コマンドを受信し、接続されたデジタルカメラがＤＣ−１であることを認識する。ＰＣ−ＣＰＵ１１０はこの返信コマンドのカメラ種に基づいて、ＰＣ動作リストを図１２のものに自動設定する（Ｓ５２）。以降は、同様に、使用言語選択画面より使用言語を選択し（Ｓ５３（図７のＳ２に対応する処理））、動作判定処理がされ（Ｓ５４（図７のＳ３に対応する処理））、結果表示画面が表示される（Ｓ５５（図７のＳ４に対応する処理））。そして、結果表示画面（図９）の終了ボタン１００５を押下し（Ｓ５６）、Ｃｈｋ．ｅｘｅは終了する（Ｓ５７）。
【００９４】
この場合、使用する顕微鏡デジタルカメラをＰＣ１０３に接続しておけば、顕微鏡デジタルカメラ機種の選択をする必要がなくなる。
また、顕微鏡デジタルカメラをＰＣ１０３に接続していない場合に図２０の顕微鏡デジタルカメラ機種選択画面を表示させ、顕微鏡デジタルカメラをＰＣ１０３に接続している場合は自動選択できるようにするとさらに使用勝手が向上する。
【００９５】
また、複数種の顕微鏡デジタルカメラ、例えばＤＣ−１とＤＣ−２が接続されている場合に、まずＤＣ−１に関して判別処理を実行し、その後引き続きＤＣ−２に関して判別処理を実行、複数種分の結果を表示するとしてもよい。なお、ＤＣ−１、ＤＣ−２がＰＣに接続している場合について説明したが、ＰＣに接続されていなくてもよい。
【００９６】
＜第６の実施形態＞
（実施例１）
本実施例では、ＤＣＳ．ｅｘｅのＰＣ１０３へのインストール時に判別ソフトが自動起動する場合について説明する。ＤＣ−１などのカメラソフトＤＣＳ．ｅｘｅをＰＣ１０３へインストールする際に、前述した各実施形態に示したような判別ソフトＣｈｋ．ｅｘｅが起動する。この場合、判別ソフトを別途ＰＣにインストールせずとも、ＤＣＳ．ｅｘｅを使用するＰＣで必ず判別ソフトが実行されるので、そのＰＣでＤＣ−１などの顕微鏡デジタルカメラが使用可能かどうかを確実に判定することができる。
【００９７】
図２３は、本実施例におけるフローチャートを示す。ＤＣＳ．ｅｘｅのインストーラを起動すると（Ｓ６０（図７のＳ１に対応する処理））、Ｃｈｋ．ｅｘｅが起動し、結果表示を行う（Ｓ６１〜Ｓ６４（図７のＳ２〜Ｓ４に対応する））。結果表示画面の終了ボタン１００５を押下すると（Ｓ６５）、Ｃｈｋ．ｅｘｅが終了し、ＤＣＳ．ｅｘｅのインストールを開始する（Ｓ６６）。
【００９８】
（実施例２）
本実施例は、実施例１の変形例である。本実施例では、カメラソフトをＰＣ１０３へインストールする際に起動する判別ソフトの判別結果が、動作不可能となった場合に、インストールを自動的に中止するようにする。
【００９９】
すなわち、図２３のＳ６３内部の判定処理（図１０のＳ１１に対応する処理）で、不一致であった場合、Ｓ６６のインストール処理を実行しないようにする。このようにすることで、不要なアプリケ−ションソフトウェアのインストールを未然に防止できる。
【０１００】
（実施例３）
本実施例は、実施例１の変形例である。本実施例では、カメラソフトをＰＣ１０３へインストールする際に起動する判別ソフトの判別結果が、動作不可能となった場合に、インストールするか否かを選択可能とする。
【０１０１】
すなわち、図２３のＳ６３内部の判定処理（図１０のＳ１１に対応する処理）で不一致であった場合、Ｓ６６の処理の前にユーザにカメラソフトをインストールするか否かを図２４の画面で選択させる。
図２４は、本実施例におけるカメラソフトインストール時に表示されるインストール実施確認の表示画面である。メッセージとして、「このＰＣでは動作できません。このままインストールを続けますか」が表示されている。ここで、「続行」ボタン３２０が選択されれば、判別ソフトを終了し、ＤＣＳ．ｅｘｅのインストールを開始する。また、「中止」ボタン３２１を選択すれば、判別ソフトが終了してＤＣＳ．ｅｘｅのインストールも中止する。
【０１０２】
このようにすることで、例えば、カメラソフトＤＳＣ．ｅｘｅのカメラ制御機能は使用不能だが、画像閲覧などその他のＤＣＳ．ｅｘｅの機能を使用したい場合に、動作不可ＰＣでも上記「続行」ボタン３２０を選択すればＤＣＳ．ｅｘｅのインストールが行われるので、有用である。
【０１０３】
＜第７の実施形態＞
（実施例１）
本実施例では、ＤＣＳ．ｅｘｅの起動時に判別ソフトが自動起動する場合について説明する。
【０１０４】
図２５は、本実施例におけるフローチャートを示す。ＤＣＳ．ｅｘｅを起動すると（Ｓ７０（図７のＳ１に対応する処理処理））、Ｃｈｋ．ｅｘｅが起動し（Ｓ７１）、Ｓ７２〜Ｓ７４の処理（図７のＳ２〜Ｓ４に対応する処理）を行う。そして、結果表示画面（図９）の終了ボタン１００５を押下すると（Ｓ７５）、図４のＤＣＳ．ｅｘｅアプリケーション画面が表示される（Ｓ７６）。
【０１０５】
このようにすることで、ＤＣＳ．ｅｘｅ使用時のＰＣ状態にて動作判定が可能となる。よって、Ｃｈｋ．ｅｘｅを単独で起動させ、ＰＣ動作判定後に、ＰＣの周辺機器接続環境などを変更しても、ＤＣＳ．ｅｘｅを使用する場合に、毎回Ｃｈｋ．ｅｘｅがＰＣ動作判定を行うので、確実な判定が下せることとなる。
【０１０６】
（実施例２）
本実施例では、ＤＣＳ．ｅｘｅの起動時に判別ソフトが自動起動し、その結果が動作不可ＰＣと判別された場合、カメラソフトＤＣＳ．ｅｘｅの機能を制限する。判別ソフトにより動作不可ＰＣとなってもカメラ制御を含まない画像閲覧などの機能はそのＰＣでも操作可能であるので、動作不可ＰＣの場合に、カメラ制御部分の操作ができないようになっている場合である。
【０１０７】
具体的には図４の画面切り替えボタンである「閲覧」ボタン２０９−２を押した状態、すなわち図５の画面が表示されて、画面切り替えボタンである「カメラ」ボタン２０９−１を押しても受け付けない、つまり図４の画面が表示されないようになっている。
【０１０８】
このようにすることにより、カメラ操作ができないので、カメラ操作ができないＰＣを使用する場合、カメラ操作をしてしまうことを予め防げることができる。すなわち、使用できない機能について、使用することが未然に防げる。また、動作不可の部分を操作して、不完全に動作してしまうなどのことも防げる。さらに、どの操作は正常に動作可能な部分なのかが分かり易くなる。
【０１０９】
＜第８の実施形態＞
（実施例）
本実施例では、ＤＣＳ．ｅｘｅ起動時に判別ソフトが自動起動するか否かを設定可能とする。予めｉｎｉファイルを用意しておき（ハードディスク１０８の所定の領域に格納されている初期化ファイル）、ＤＣＳ．ｅｘｅ起動時にｉｎｉファイル（本実施例ではｄｃｓ＿ｓｔａｒｔ．ｉｎｉを用いる）は、ハードディスク１０８からＰＣ−ＣＰＵ１１０に読み込まれる。ＰＣ−ＣＰＵ１１０は、読み込んだｉｎｉファイル内容に基づいて判別ソフトＣｈｋ．ｅｘｅを自動起動するか否かを設定する。
【０１１０】
図２６は、本実施例におけるｉｎｉファイル（ｄｓｃ＿ｓｔａｒｔ．ｉｎｉ）の内容を示す。ｉｎｉファイルは、Ｃｈｋ＿ｅｘｅというデータ項目を備えており、ここには例えば、１または０で示されるフラグ情報が設定される。同図では「Ｃｈｋ＿ｅｘｅ＝０」となっている。
【０１１１】
図２７は、本実施例におけるフローチャートを示す。まず、ＤＣＳ．ｅｘｅを起動させると（Ｓ８０）、ＰＣ−ＣＰＵ１１０によってｉｎｉファイルが読み込まれ（Ｓ８１）、ｉｎｉファイルのＣｈｋ＿ｅｘｅの値が判断される（Ｓ８２）。Ｓ８２でＣｈｋ＿ｅｘｅ＝０であれば、Ｃｈｋ．ｅｘｅを起動させる（Ｓ８３）。Ｓ８３では、図７に対応するＳ１からＳ５の処理を行い、図４のＤＣＳアプリケーション画面の表示する（Ｓ８４）。
【０１１２】
Ｓ８２でＣｈｋ＿ｅｘｅ＝１であれば、Ｃｈｋ．ｅｘｅは起動せずに図４のＤＣＳアプリケーション画面の表示する（Ｓ８４）。ＰＣの周辺機器接続環境を変更せずにＰＣを使用する場合など、１度Ｃｈｋ．ｅｘｅを実行すれば充分な場合にＣｈｋ．ｅｘｅを実行しないようにできる。また、簡単な操作でＣｈｋ．ｅｘｅが起動するようにも再変更出来るので、使用勝手が向上する。
【０１１３】
（実施例２）
本実施例では、ＤＣＳ．ｅｘｅのアプリケーション画面からＣｈｋ．ｅｘｅが起動することが可能となる。
図２８は、本実施例におけるＤＣＳ．ｅｘｅのアプリケーション画面を示す。図４の画面と比較して、「Ｃｈｋ．ｅｘｅ起動」ボタン１０１３が追加されている。この「Ｃｈｋ．ｅｘｅ」起動ボタン１０１３を押下すると、Ｃｈｋ．ｅｘｅが起動する。この場合、例えば、ｉｎｉファイルによってＤＣＳ．ｅｘｅ起動時に判別ソフトが自動起動しないように設定されていても、ＤＣＳ．ｅｘｅアプリケーション画面から簡単にＣｈｋ．ｅｘｅを起動することができるようになる。
【０１１４】
＜第９の実施形態＞
（実施例１）
本実施例では、判別ソフトの動作判別処理の対象が、デバイスではなく、カメラソフトの状態である場合について説明する。
【０１１５】
図２９は、本実施例におけるＣｈｋ．ｅｘｅの備える動作可能リストを示す。図２９（ａ）は、動作可能アプリケーション名と動作可能アプリケーションバージョン最小値とからなるリストである。また、図２９（ｂ）は、使用カメラデバイス名のリストである。
【０１１６】
図３０は、本実施例におけるフローチャートを示す。同図は、図７の動作判別処理（Ｓ３）を示す。例えば、ＰＣ１０３にＤＣＳ．ｅｘｅの「Ｖｅｒ．１．１．１．１」がインストールされている場合について、以下に示す。まず、Ｃｈｋ．ｅｘｅを起動させて、図７のＳ１〜Ｓ３の処理を行う。ＰＣ１０３のアプリケーション情報（インストールされているＤＣＳ．ｅｘｅの情報）を取得する（Ｓ９０）。ここでは、アプリケーション名＝「ＤＣＳ．ｅｘｅ」、そのバージョン情報＝「．１．１．１．１」という情報を取得することができる。
【０１１７】
次に、これらの取得した情報とＣｈｋ．ｅｘｅが備える動作可能リスト（図２９）とを比較する（Ｓ９１）。図２９（ａ）の動作可能リストでは動作可能アプリケーション名が「ＤＣＳ．ｅｘｅ」であり、Ｓ９０で取得したアプリケーション名は「ＤＣＳ．ｅｘｅ」であるので、アプリケーションソフトウェアの種類は一致する。
【０１１８】
さらに、バージョン情報について照合する。図２９（ａ）の動作可能リストでは動作可能バージョン最小値は「１．１．１．１０」であるが、Ｓ９０で取得したバージョンは「１．１．１．１」であり、動作可能リストにある動作可能バージョン最小値よりも小さい。この場合、動作不可能と判別されるので、Ｓ９１でＮｏに進み、表示データを「このＰＣでは動作できません」にし（Ｓ９２）、図３０の処理を終了して（Ｓ９４）、図７のＳ４の処理をする。つまり、結果表示画面に当該表示データを表示する。
【０１１９】
また、Ｓ９１で動作可能アプリケーション名とＳ９０で取得したアプリケーション名とが異なる場合も、Ｓ９１でＮｏに進み、表示データを「このＰＣでは動作できません」にし（Ｓ９２）、図３０の処理を終了して（Ｓ９４）、図７のＳ４の処理をする。つまり、結果表示画面に当該表示データを表示する。
【０１２０】
また、Ｓ９１で動作可能リストのバージョン≦Ｓ９０で取得したバージョンを満たした場合（Ｓ９１でＹｅｓに進む）、表示データを「正常動作します」にし（Ｓ９３）、図３０の処理を終了して（Ｓ９４）、図７のＳ４の処理をする。つまり、結果表示画面に当該表示データを表示する。
【０１２１】
このように、使用するカメラソフトの状態を検出して動作の判別が可能なので、使用勝手が向上する。
（実施例２）
本実施例では、判別ソフトの動作判別処理の対象が、デバイスとカメラソフト状態両方の場合について説明する。この場合、動作判別処理において、デバイスとカメラソフトの両方のＰＣ状態と動作可能リストから動作判別を行う。よって、より詳細に動作の判別が可能なので、使用勝手が向上する。
＜第１０の実施形態＞
（実施例１）
本実施例では、判別ソフトの判別基準がＰＣのデバイス名ではなく、ＰＣの型名である場合について説明する。
【０１２２】
図３１は、本実施例における動作判別リストを示す。図３１（ａ）は、動作可能なＰＣのＰＣ型名がリスト化されている。図３１（ｂ）は、動作不可能なＰＣのＰＣ型名がリスト化されている。本実施例の判別ソフト「Ｃｈｋ．ｅｘｅ」を起動すると、ＰＣ１０３の型名を取得する。この取得したＰＣ型名と図３１のリストに含まれるＰＣ型名とを照合することにより動作判定を行う。
【０１２３】
この場合、ＰＣが備えるデバイス名でなくＰＣ型名から動作判別するので、動作判定と実際に動作するかの結果の差がより小さくできる。特に動作可能リスト、動作不可能リスト上のＰＣ１台１台について、予め動作するか否かを確認した上でリスト化すれば、判別ソフトでの判別結果の精度が更に向上する。
【０１２４】
（実施例２）
本実施例では、判別ソフトの判別基準にＰＣのデバイス名とＰＣの型名の両方を用いる場合について説明する。
図３２は、本実施例におけるフローチャートを示す。同図のフローは、図７のＳ３の詳細なフローである。まず、ＰＣ１０３にインストールされている判別ソフト「Ｃｈｋ．ｅｘｅ」を起動させて、ＰＣ１０３の型名、デバイス名を取得する（Ｓ１００）。取得したＰＣ型名と図３１に示す動作可能ＰＣ名リストとを比較する（Ｓ１０１）。Ｓ１０１で、取得したＰＣ１０３の型名と動作可能ＰＣ名リストに含まれるＰＣ型名とが一致した場合（Ｓ１０１でＹｅｓに進む）は、図１２で示したデバイスリストと比較する（Ｓ１０３（図１０のＳ１１に対応する処理））。Ｓ１０３で一致すれば（Ｓ１０３でＹｅｓに進む）、正常動作すると判断し、表示データを「正常動作します」にし（Ｓ１０５）、図７のＳ４以降の処理を行う。
【０１２５】
Ｓ１０１で動作可能ＰＣ名と一致しなかった場合（Ｓ１０１でＮｏに進む）は、動作不可能ＰＣ名リストと比較する（Ｓ１０２）。Ｓ１０２で一致した場合（Ｓ１０２でＹｅｓに進む）、ＰＣ１０３は動作しないＰＣとなるので、表示データを「このＰＣでは動作できません」にし（Ｓ１０４）、図７のＳ４以降の処理を行う。
【０１２６】
Ｓ１０２で不一致である場合（Ｓ１０２でＮｏに進む）は、図１２のデバイス名リストと比較する（Ｓ１０３（図１０のＳ１１に対応する処理））。Ｓ１０３で一致すれば（Ｓ１０３でＹｅｓに進む）、正常動作すると判断し、表示データを「正常動作します」にする（Ｓ１０５）。
【０１２７】
Ｓ１０３で不一致の場合（Ｓ１０３でＮｏに進む）、ＰＣ１０３は動作しないＰＣとなるので、表示データを「このＰＣでは動作できません」にし（Ｓ１０４）、図７のＳ４以降の処理を行う。
このように２重にチェックするので判別の信頼性が向上する。また、動作ＰＣリストにあるＰＣでも、使用者により改造した場合などもデバイス名のチェックにより確実に判別することが可能となる。なお、「正常動作」となるケースでも、デバイス名だけが一致した場合は「正常動作」とし、デバイス名と動作可能ＰＣ名との両方が一致した場合は「確実に正常動作」とするなどして、表示する結果を違えても良い。
【０１２８】
以上、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実地が可能である。例えば、第１〜第１０の実施形態では、顕微鏡デジタルカメラとＰＣがＵＳＢ接続される場合としたが、その他の通信インターフェースとしてもよい。この場合、判別ソフトで判別されるデバイス対象が、ＵＳＢから着目インターフェースのデバイスになるのは言うまでもない。
【０１２９】
また、１台の顕微鏡デジタルカメラとＰＣとの接続に関して判別ソフトを使用しているが、複数の顕微鏡デジタルカメラとＰＣの接続に関して判別ソフトを使用できるとしてもよい。
【０１３０】
【発明の効果】
判別ソフトは、顕微鏡デジタルカメラが所望のＰＣで使用できるかどうか、そのＰＣ状態を検出し、その結果を表示する。よって、顕微鏡デジタルカメラの使用者が複雑かつ困難なＰＣ操作を行って、顕微鏡デジタルカメラが使用可能なＰＣかどうかの確認を行う必要がない。この判別ソフトを使用すれば、顕微鏡デジタルカメラ使用者が顕微鏡デジタルカメラをＰＣに接続前に顕微鏡デジタルカメラが使用可能なＰＣかどうかを容易に判別可能となる。この判別ソフトを使用すれば、顕微鏡デジタルカメラを使用するＰＣの選択が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施形態の実施例１における顕微鏡デジタルカメラ装置の全体構成を示す図である。
【図２】第１の実施形態の実施例１における顕微鏡デジタルカメラ装置の全体構成の内部構造のブロック図である。
【図３】第１の実施形態の実施例１における調光ボリューム角度（度）とＣＣＤ上の光量（Ｌｕｘ）の関係を示す図である。
【図４】第１の実施形態の実施例１におけるモニタ上に表示されたカメラソフトを示す図である。
【図５】第１の実施形態の実施例１における「閲覧」用画面を示す図である。
【図６】第１の実施形態の実施例１における顕微鏡デジタルカメラと接続されていないＰＣを示す図である。
【図７】第１の実施形態の実施例１における判別ソフトの動作フローチャートを示す図である。
【図８】第１の実施形態の実施例１における言語選択画面を示す図である。
【図９】第１の実施形態の実施例１における結果表示画面を示す図である。
【図１０】第１の実施形態の実施例１における図７で示したＳ３の動作判別処理の詳細なフローを示す図である。
【図１１】第１の実施形態の実施例１におけるＰＣのＵＳＢデバイスの接続状態を示す図である。
【図１２】第１の実施形態の実施例１における判別ソフトが備える、顕微鏡デジタルカメラが動作するデバイス名リストを示す。
【図１３】第１の実施形態の実施例２におけるＰＣの内部構成を示す図である。
【図１４】第１の実施形態の実施例３における結果表示画面を示す図である。
【図１５】第１の実施形態の実施例３における結果表示画面を示す図である。
【図１６】第２の実施形態の実施例における「結果１．ｔｘｔ」ファイルを示す図である。
【図１７】第３の実施形態の実施例における判別結果のメッセージ文を示す図である。
【図１８】第４の実施形態の実施例におけるメッセージが表示される場合のフローチャートを示す図である。
【図１９】第５の実施形態の実施例１における判別ソフトのフローチャートを示す図である。
【図２０】第５の実施形態の実施例１における使用顕微鏡デジタルカメラ機種選択画面を示す図である。
【図２１】第５の実施形態の実施例１における判別ソフトが備える、顕微鏡デジタルカメラが動作するデバイス名リストを示す。
【図２２】第５の実施形態の実施例２におけるフローチャートを示す図である。
【図２３】第６の実施形態の実施例１におけるフローチャートを示す図である。
【図２４】第６の実施形態の実施例３におけるカメラソフトインストール時に表示されるインストール実施確認の表示画面を示す図である。
【図２５】第７の実施形態の実施例１におけるフローチャートを示す図である。
【図２６】第８の実施形態の実施例１におけるｉｎｉファイルの内容を示す図である。
【図２７】第８の実施形態の実施例１におけるフローチャートを示す図である。
【図２８】第８の実施形態の実施例２におけるＤＣＳ．ｅｘｅのアプリケーション画面を示す図である。
【図２９】第９の実施形態の実施例１におけるＣｈｋ．ｅｘｅの備える動作可能リストを示す。
【図３０】第９の実施形態の実施例１におけるフローチャートを示す図である。
【図３１】第１０の実施形態の実施例１における動作判別リストを示す図である。
【図３２】第１０の実施形態の実施例２におけるフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
１照明ユニット
２ＬＥＤ
３コレクタレンズ
４ステージ
５被写体
６，７結像レンズ群
８ＣＣＤ
１０ズーム機構
１１ズームボリューム
１２ズームレンズ群
１３調光ボリューム
１６ＣＰＵ
１７ＡＤコンバータ
２１ＬＥＤ駆動パルス発生器
１０１回路
１０２通信制御系
１０３ＰＣ
１０４モニタ
１０５ＵＳＢ通信ケーブル
１０６ＰＣ−通信制御系
１０７ＲＡＭ
１０８ハードディスク
１０９モニタ制御系
１１０ＰＣ−ＣＰＵ
１００１ＵＳＢ接続端子[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to control application software for controlling a microscope digital camera connectable to a personal computer.
[0002]
[Prior art]
In recent years, various devices (external devices) can be connected to personal computers (hereinafter, referred to as PCs), and information input from those devices can be edited by a PC, or information edited by a PC can be connected to those devices. Outputting to devices has become easier. Behind this are improvements in the processing capability of PCs, improvements in interfaces between PCs and external devices, improvements in transfer speeds, and development of drivers for external devices.
[0003]
Now, it is easy to connect a PC to an external device, and as the affinity of these connections is improved, the management of the external device by the PC is also easy (for example, Patent Document 1). In Patent Literature 1, device setting information of a PC can be displayed on an application, and a device such as a printer to be used can be connected and set. In addition, it is possible to confirm how devices such as printers are connected to the PC.
[0004]
It is also possible to detect a connection state between a portable information device and an external power supply dedicated to the device, and display a warning when the connection state is insufficient and the external power supply capacity is insufficient (Patent Document 2).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-11-328079 (page 1-19, FIG. 1-35)
[Patent Document 2]
JP-A-5-189092 (pages 1-8, Fig. 1-27)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in Patent Literature 1, it is difficult to determine whether a device such as a printer that the user wants to use can be used with the PC, by actually connecting the device such as a printer and operating the PC. In addition, when it cannot be used, it cannot be determined why it cannot be used.
[0007]
In Patent Literature 2, a warning can be displayed when a PC and a device are connected, but the connectable devices are limited to information devices and a power supply for the device. In addition, a method for coping with the displayed warning is not shown.
In view of the above problems, the present invention provides a determination program for determining whether or not a digital camera can be used with the PC before connecting the digital camera to the PC, and for notifying the determination result and further advice, By providing a storage medium in which is stored and a method thereof, the usability of a PC-connected digital camera, particularly a microscope digital camera, is improved.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a program for causing a computer connectable to an imaging apparatus for photographing a subject to execute a process, and information on resources provided in the computer regarding an interface. An acquisition process for acquiring held resource information, and a collation for collating control request resource information, which is information on resources related to an interface required for control of the imaging apparatus, with held resource information acquired by the acquisition process. This can be achieved by providing a discriminating program for causing a computer to execute a process and a notification process of notifying a result of the matching by the matching process.
[0009]
With this configuration, it is possible to determine whether or not the digital camera can be used by a PC that attempts to control the digital camera, regardless of whether or not the digital camera is connected.
According to the second aspect of the present invention, the notifying process includes a process of notifying whether or not the computer can control the imaging device based on the result of the comparison. The present invention can be attained by providing the discrimination program according to claim 1 to be executed.
[0010]
With this configuration, the user can easily recognize whether or not the digital camera can be controlled.
According to a third aspect of the present invention, in the notification process, when the computer cannot control the imaging device, the process of notifying an advice to enable the control is performed. Can be achieved by providing a discriminating program according to claim 1 or 2 which causes a computer to execute.
[0011]
With such a configuration, even when the result of the determination that the operation does not operate properly is obtained, the user can be notified of a method for coping with the result.
According to the fourth aspect of the present invention, the notification process is performed when the computer can control the imaging device and when the computer cannot actually control the imaging device. The present invention can be attained by providing a discriminating program according to any one of claims 1 to 3, which causes a computer to execute a process of notifying a user of an instruction to enable control.
[0012]
With this configuration, even when the result of the determination that the operation is normal is obtained, the user is notified of a measure for a possible cause in advance, assuming that the PC cannot actually control the digital camera. can do.
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the discrimination program according to the first, second, third, or fourth aspect, wherein the notification process causes a computer to execute a process of storing the notification as electronic data. Can be achieved by:
[0013]
With this configuration, it becomes possible to review the stored data later or to send it to an expert as an e-mail.
According to a sixth aspect of the present invention, the determination program causes the computer to further execute a selection process of selecting a predetermined imaging device from the plurality of the imaging devices. This can be achieved by providing a program.
[0014]
With this configuration, it is possible to deal with the determination of a plurality of types of digital cameras with one determination software.
According to a seventh aspect of the present invention, the holding resource information is manufacturing type name information of the computer, and the control request resource information is controllable by the previously stored imaging device. The present invention can be attained by providing the discrimination program according to claim 1, wherein the information is manufacturing model name information of a computer.
[0015]
With this configuration, it is possible to collate the production model name information of the PC owned by the user with the production model name information of the PC whose operation has been confirmed with the digital camera provided in advance with the determination software.
According to another aspect of the present invention, the control request resource information includes information on the interface capable of controlling the imaging device using the interface, and the imaging using the interface. The present invention can be attained by providing at least one of information on the interface that cannot control the apparatus.
[0016]
With this configuration, the collation can be performed using at least one of the interface information that can control the digital camera from the PC and the interface information that cannot control the digital camera from the PC.
Further, according to the ninth aspect of the present invention, in a discriminating program for causing a computer connectable to an imaging device for photographing a subject to execute processing, the information is information stored in the computer, and the information is the information. An acquisition process for acquiring first control program information that is information relating to a control program for controlling the imaging device; a second control program information that is information relating to the control program; and a first process acquired by the acquisition process. This can be achieved by providing a discriminating program for causing a computer to execute a comparison process of comparing control program information with the control program information and a notification process of notifying a comparison result by the comparison process.
[0017]
With this configuration, it is possible to determine whether the camera software can be used by checking the size of the version information of the camera software. According to the tenth aspect of the present invention, the above object can be achieved by providing a discriminating program according to the first aspect, wherein the imaging device is a digital camera or a microscope digital camera.
[0018]
With this configuration, a digital camera or a microscope digital camera can be used as the imaging device.
According to the eleventh aspect of the present invention, there is provided a computer-readable recording medium storing a discrimination program for causing a computer connectable to an imaging device for photographing a subject to execute a process. An acquisition process of acquiring held resource information that is information of resources provided in the computer, control request resource information that is information of resources related to an interface required for control of the imaging device, and the acquisition process. By providing a computer-readable recording medium on which a discrimination program for causing a computer to execute a collation process for collating the acquired held resource information with a collation process and a notification process for notifying a collation result by the collation process is provided. Can be achieved.
[0019]
With this configuration, it is possible to determine whether or not the digital camera can be used by a PC that attempts to control the digital camera, regardless of whether or not the digital camera is connected.
According to a twelfth aspect of the present invention, there is provided a computer-readable recording medium according to the eleventh aspect, wherein the notification process causes a computer to execute a process of storing the notification as electronic data. Can be achieved.
[0020]
With this configuration, it becomes possible to review the stored data later or to send it to an expert as an e-mail.
According to a thirteenth aspect of the present invention, there is provided a discriminating method using a computer connectable to an image pickup apparatus for photographing a subject, wherein information on an interface is information on resources provided in the computer. An acquisition step of acquiring resource information; a collation step of collating control request resource information, which is information of resources relating to an interface required for control of the imaging apparatus, with held resource information acquired by the acquisition step; And a notifying step of notifying a result of the collation by the collating step.
[0021]
With this configuration, it is possible to determine whether or not the digital camera can be used by a PC that attempts to control the digital camera, regardless of whether or not the digital camera is connected.
According to a fourteenth aspect of the present invention, the notification step saves the notification as electronic data, thereby providing a determination method according to the thirteenth aspect.
[0022]
With this configuration, it becomes possible to review the stored data later or to send it to an expert as an e-mail.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
<First embodiment>
(Example 1)
In this embodiment, it is determined whether or not a camera to be used can be used on the PC, regardless of whether camera software for controlling the camera operation or a driver for the digital camera is installed on the PC. explain. In this embodiment, a USB (Universal) is used as an interface for connecting the PC and the camera.
Serial Bus) is used.
[0024]
FIG. 1 shows the overall configuration of the microscope digital camera device according to the present embodiment. The LED (Light Emitting Diode) lighting unit 1 condenses the light of the LED 2 with the collector lens 3 and illuminates the subject 5 fixed on the stage 4. The subject image illuminated by the LED 2 is formed on a CCD (Charge Coupled Device) 8 as an image sensor by the imaging lens groups 6 and 7, digitized by a circuit 101 described later, and passed through a communication control system 102 and a USB. (Universal Serial Bus) transmitted to the PC 103 via the communication cable 105. The PC 103 converts the received electronic file into a format that can be displayed on the monitor 104 on the PC 103, and then displays it on the monitor 104.
[0025]
With this configuration, the subject 5 fixed on the stage 4 can be observed on the monitor 104. Further, the projection magnification of the formed subject image can be changed by the zoom mechanism 10. The zoom mechanism 10 has a configuration in which the zoom lens group 12 moves by rotating the zoom axis, and the projection magnification can be changed.
[0026]
FIG. 2 is a block diagram of the internal structure of the microscope digital camera device according to the present embodiment. The circuit 101 includes a CPU (Central Processing Unit) 16, an LED drive pulse generator 21, and an AD converter 17. The light control volume 13 is a main volume switch for the user to perform light control. When the observer (user) drives the zoom volume 11 and the light control volume 13, the drive amount is input to the CPU 16.
[0027]
The CPU 16 receives these volume inputs, outputs an LED control signal corresponding to the input, and controls the dimming of the LED lighting unit 1 via the LED drive pulse generator 21. The LED drive pulse generator 21 generates a drive pulse for controlling the drive of the CCD 8 and adjusts the supply voltage to the LED 2 of the LED lighting unit 1 to the energization pulse width t in synchronization with the drive cycle T of the CCD 8. It is made to be variable.
[0028]
The energizing pulse width t is set so as to perform from the minimum pulse width to the continuous lighting of the maximum pulse width according to the value of 0 to 255 input to the LED drive pulse generator 21. Here, the minimum pulse width is tmin.
Further, a USB communication cable 105 is connected to the PC 103 by connecting the USB communication cable 105 to the USB connection terminal 1001 via the communication control system 102 from the CPU 16.
[0029]
As shown in FIG. 2, the configuration of the PC 103 includes a PC (communication control system) 106 for transmitting and receiving communication with the microscope digital camera device, and a memory (RAM (Random) for temporarily storing images and application software in operation. Access Memory) 107, a hard disk (HD (Hard Disk)) 108 in which images and execution objects of application software are stored, a monitor 104, and images, application software, and other information in the memory 107 and the like are displayed in a monitor display format. It comprises a monitor control system 109 for conversion, and a PC-CPU 110 for performing processing in the PC 103.
[0030]
The hard disk 108 includes a DCS.DCS, which is an execution object of camera software capable of communicating with the microscope digital camera device, controlling shooting, displaying and editing a shot image, and the like. exe is stored (hereinafter referred to as “install”).
Next, the operation of the microscope digital camera according to the present embodiment will be described. When the user rotates the light control knob 13 for light amount adjustment, the resistance value of the light control knob 13 changes according to the rotation angle. Accordingly, the voltage value input to the CPU 16 changes and is digitized by the A / D converter in the CPU 16 according to the dimming volume position. Similarly, a value corresponding to the zoom position due to the rotation of the zoom mechanism 10 is input to the CPU 16. The CPU 16 issues a digital signal to the LED drive pulse generator 21 so that the optimum LED light quantity is obtained from both the light control volume position and the zoom position.
[0031]
Since the LED drive pulse generator 21 continuously varies the energizing pulse width t in synchronization with the drive cycle T according to the input value, for example, the dimming volume position is １／ and the zoom position is 1 In the case of double, the energizing pulse width t is controlled to be about half of the CCD driving cycle T.
[0032]
At this time, when the rotation position of the light control knob 13 is set to the minimum position and the zoom position is set to the minimum position, the input value to the LED drive pulse generator 21 is 0, and the energization pulse width t is the minimum width tmin. , And the light is adjusted to the minimum light amount Min. FIG. 3 shows the relationship between the dimming volume angle (degree) and the amount of light (Lux) on the CCD. When the rotation position (angle) of the light control volume 13 is set to the maximum position, the input value to the pulse generator 21 becomes the maximum value 255, and the energization pulse width t becomes the same as the maximum T, so that a continuous lighting state is obtained. , The light amount is adjusted to the maximum light amount, which is the maximum light amount.
[0033]
Therefore, as shown in FIG. 3, by varying the rotation position (angle) of the light control volume 13, continuous light control of the illumination light becomes possible. At the same time, dimming is performed by pulse control synchronized with the driving pulse of the CCD 8, so that even if dimming is performed, there is no change in color temperature, and dimming that can be observed on the monitor 104 can be performed. .
[0034]
Next, the camera software DCS. The operation of exe will be described. As shown in FIG. 1, a microscope digital camera (hereinafter referred to as DC-1) is connected to the PC 103 by a USB communication cable. The user operates DCS. exe, the DCS. exe is read by the PC-CPU 110, and the camera software is displayed on the monitor 104.
[0035]
Here, an operation at the time of starting the camera software will be described. First, DCS. exe is started, and the type of digital camera connected to the PC 103 is obtained. This is performed by issuing a digital camera type acquisition command “GetCamera” from the PC-CPU 110 via the PC-communication control system 106. The DC-1 connected to the PC-communication control system 106 via the USB communication cable 105 receives the command “GetCamera” in the communication control system 102 and sends it to the CPU 16. The CPU 16 receives the reception command “GetCamera” and transmits the digital camera type DC-1 from the communication control system 102.
[0036]
At this time, the reply command transmitted to the PC 103 has a format in which a space and a response value are added to the received command, for example, “GetCamera DC-1”. The PC 103 receives this reply command and recognizes that the digital camera connected to itself is DC-1. The PC 103 activates the camera software based on the received information and displays it on the PC monitor 104.
[0037]
FIG. 4 shows the camera software 200 displayed on the monitor 104. In the digital camera type 201, DC-1 which is the name of the digital camera type obtained by the above communication is displayed. The live image 202 is a moving image that displays a sample image currently captured by the DC-1 in real time, and updates the display of about 10 to 30 frames per second.
[0038]
When the photograph button 203 is pressed, the image at that time is stored in the hard disk 108 as a still image. When the user selects “NO” for the time lapse with the time lapse selection button 212 and presses the recording button 204, recording is started, and the moving image displayed on the live image 202 is kept stored on the hard disk 108 at the interval of the frame rate of the live image. When the recording button 204 is pressed again, the saving to the hard disk 108 ends.
[0039]
The exposure bar 206 can set the brightness of the image displayed on the live image 202, and the PC 103 transmits an exposure setting command “SetExp n” to the DC-1 according to the position of the bar. Here, n is a number corresponding to the bar position of the exposure bar 206.
[0040]
The setting of the time-lapse shooting interval and the number of shots required when the user selects “ON” for the time-lapse in the time-lapse selection button 212 will be described. When the user presses a list item “imaging interval” 210, the user can arbitrarily select an imaging interval from a plurality of preset imaging intervals. In FIG. 4, 5 seconds is selected as the photographing interval. When the list item “number of shots” 211 is pressed, the user can arbitrarily select the number of shots from a plurality of preset number of shots. In FIG. 4, 200 images are selected as the number of photographed images.
[0041]
An end button 208 is a button that is pressed when the camera software 200 ends. The screen switching button 209 includes a “camera” button 209-1 for controlling the microscope digital camera, such as photographing, and a “browse” button 209-2 for browsing the captured image. In FIG. 4, the “camera” button 209-1 has been selected.
[0042]
FIG. 5 is a screen to which a transition is made when the “view” button 209-2 is pressed. In the figure, four images are displayed as captured images 213, and the captured images can be confirmed.
Next, the discrimination software Chk. The operation of exe will be described.
[0043]
FIG. 6 shows the PC 103 not connected to the microscope digital camera DC-1. That is, DC-1 is not connected to the USB connection terminal 1001. The discrimination software “Chk.exe” is installed in the hard disk 108 of the PC 103. At this time, the DCS. It is not necessary to determine whether the exe or DC-1 driver is installed.
[0044]
FIG. 7 shows an operation flowchart of the discrimination software for the PC-controlled microscope digital camera in the present embodiment. First, when “Chk.exe” is started (Step S1, hereinafter, the steps are referred to as S), Chk.exe stored in the hard disk 108 is started. exe is read by the PC-CPU 110, and the language selection screen 1002 shown in FIG. 8 is displayed on the monitor 104 of the PC 103 (S2). In the language selected here, Chk. exe will work.
[0045]
Here, "Japanese" is selected, and the subsequent screen display is in Japanese. In addition, if "English" is selected, English can be selected, similarly, "French" can select French and "German" can select German. When the OK button 1003 is pressed, an operation determining process is executed (S3).
[0046]
After the operation determination processing in S3 described later, the determination result is displayed on the result display screen (S4).
FIG. 9 shows a result display screen. When the end button 1005 is pressed on this screen (S5), the Chk. exe ends (S6). FIG. 9 will be described later in detail.
[0047]
FIG. 10 shows a detailed flow of the operation determining process in S3. First, “Chk.exe” acquires information on the USB device connected to the PC 103 (S10). Here, reference is made to FIG.
FIG. 11 shows a connection state of a USB device of the PC 103 in the present embodiment. The screen shown in FIG. 11 is a system property screen displayed in Windows (registered trademark), which is one of OSs (Operating System). Clicking on "Universal Serial Bus Controller" 300 displays the device information under the "Universal Serial Bus Controller" 300. In this embodiment, three "AAAAA ..." 301, 302, 303 and three "USB root hubs" 304, 305 , 306 are displayed.
[0048]
Chk. exe acquires three “AAAAA...” 301, 302, and 303 and three “USB root hubs” 304, 305, and 306 in S10 when S3 is executed. Here, the device names of the USB connection terminals 1001 are "AAAXXX ... 1" 301, "AAAXXX ... 2" 302, and "AAAXXX ... 3" 303.
[0049]
FIG. exe shows in advance a device name list on which DC-1 operates. FIG. 12A shows an operable device name list in which “made by AAAA” is stored in the present embodiment. FIG. 12B shows an inoperable device name list. In this embodiment, all device information other than those manufactured by AAAA is stored.
[0050]
FIG. 12C shows a used camera device name list. In FIG. 12C, “DC-1 MICROSCOPE DIGITAL CAMERA SYSTEM” which is device information of the microscope digital camera DC-1 to be used is listed. After acquiring the device name of the USB connection terminal 1001 of the PC 103 in S10, the acquired device name is compared with the operable device name list of FIG. 12A (S11). Here, “made by AAAA” and “AAAAA...” In the operable device name list are regarded as matching. If the device name in the operable device name list matches the device name of the USB connection terminal 1001, it is determined that operation is possible. That is, Chk. exe determines that when the PC 103 is connected to the DC-1, the operation of the PC 103 and the DC-1 controlled by the PC 103 is performed normally.
[0051]
At this time, the display data displayed on the result display screen (FIG. 9) displayed in S4 of FIG. 7 is set to “normal operation” (S13). Thereafter, in S4, the display data is displayed on the result display screen. If the device name included in the inoperable device name list and the device name of the USB connection terminal 1001 match, the device becomes inoperable.
[0052]
In S11, if the device name acquired in S10 is not “AAAAA...” Or the device name acquired in S10 is “AAAAA...”, An operable device name list to be compared in S11 If there is no “AAAAA...” (That is, if “AAAAA” is listed in the inoperable device name list), the display data is set to “Cannot operate on this PC” (S12). The display data is displayed on the result display screen displayed on the monitor 104 (S4 in FIG. 7).
[0053]
Next, the result display screen (FIG. 9) displayed in S4 of FIG. 7 will be described. In the result display screen of FIG. 9, a result of determination (display data described above) is shown in a result display area 1004. Here, "1: Normal operation" is shown. An end button 1005 is used when the user wants to end the determination software. The minimize button 1007 stores the display screen 1009 in the task bar. A scroll bar 1008 is used when referring to information that does not fit in the result display area 1004.
[0054]
The identification software name 1009 includes the name Chk. exe and its version value Ver. 1.1.1.1 is shown. When the “Restart” button 1010 is pressed, the state in the PC is checked again (S1 to S3 in FIG. 7 are executed), and the result is displayed in the result display area 1004. When the “Restart” button 1010 is pressed, the discrimination software checks the state in the PC again and the result is displayed in the result display area 1004, which is convenient when the state of the PC is changed by adding a USB device connection or the like. It is.
[0055]
As described above, since the discrimination software detects the state of the PC as to whether the DC-1 can be used with the connected PC and displays the result, the user of the DC-1 can perform complicated and difficult PC operations. It is not necessary to check whether the DC-1 is a usable PC. By using this determination software, the DC-1 user can easily determine whether or not the DC-1 can be used before connecting the DC-1 to the PC.
[0056]
Therefore, the discrimination software can discriminate without connecting the DC-1, so that it is possible to examine whether the DC-1 operates on the PC owned by the user before purchasing the DC-1. In addition, since the above-described discrimination software operates in the same manner even when DC-1 is connected, it is possible to activate the discrimination software while the DC-1 is connected, and use it for analyzing an operation defect.
[0057]
(Example 2)
This embodiment is a modification of the first embodiment. In the present embodiment, not only the determination result is displayed in the result display area 1004 of FIG.
[0058]
FIG. 13 shows an internal configuration of the PC 103 in the present embodiment. As shown in the figure, a speaker 1012 is added to the internal configuration of the PC 103. Other configurations are the same as in the first embodiment. At this time, the content displayed in the result display area 1004 of FIG.
[0059]
Therefore, the discrimination result can be confirmed not only by the sentence displayed in the result display area 1004 of FIG. 9 but also by the voice output from the speaker 1012.
(Example 3)
This embodiment is a modification of the first embodiment. In the present embodiment, the detected device name and the data used for the determination are also displayed in the result display area 1004 of FIG.
[0060]
FIG. 14 shows a result display screen in this embodiment. In the result display area 1004 of the result display screen, not only the determination result of “1: normal operation” but also a more detailed
"The universal serial bus controller is AAAAAXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX. The operable device name is AAAAA."
Is displayed. These pieces of information are the information used in the flow of FIG. 10, that is, the device information of the PC acquired in S10 and the information of the operable device name list used in S11 (FIG. 12).
[0061]
As described above, since the result display becomes more detailed, the examination of the PC selection by the DC-1 user becomes easier.
<Second embodiment>
(Example)
In this embodiment, a case will be described in which the determination result described in the first embodiment can be stored as text data on a hard disk.
[0062]
FIG. 15 shows a result display screen in the present embodiment. When a “Save” button 1006 is pressed, the result shown in the result display area 1004 can be stored in the hard disk 108.
FIG. 16 shows a data “result 1.txt” file stored on the hard disk in the present embodiment. In the display unit 1011, not only the result display but also the detected device name may be added, or the file name or the like may be additionally written, similarly to the third embodiment of the first embodiment. .
[0063]
In the present embodiment, since the determination result can be stored as a file, the determination result can be reviewed later. In addition, the DC-1 user is allowed to execute determination software to determine whether or not DC-1 can be used on his / her PC, and the determination result is converted into a text file. If it is not possible, the result is easily transferred to a distant expert and the opinion of the expert can be heard easily.
[0064]
Therefore, even if the user of the DC-1 is not familiar with the PC, the selection of the PC when using the DC-1 becomes easy. The file name and storage location of the text data to be saved are not particularly limited, and may take an arbitrary value specified by the user. The file name “result 1.txt” may always be set in the location where the exe is stored.
[0065]
Also, Chk. exe, an e-mail address of a transfer destination or an HP address for browsing / information collection is set, and in synchronization with the pressing of the “Save” button 1006, the result text file is stored in the Chk.exe. The address may be automatically transferred to the address held in the exe. In this case, especially when the result is "This PC cannot be operated", if the opinion and solution of the expert are returned by e-mail or displayed on the HP, if the PC is used when using DC-1 Selection becomes easy.
[0066]
<Third embodiment>
(Example)
In this embodiment, a case will be described in which an advice is added to the determination result. Based on the comparison result of S11 in FIG. 10, the display data displayed in the result display area 1004 of the determination result screen, that is, the message text is different. This message is Chk. exe, the message No. And messages (display contents).
[0067]
By the way, in the first embodiment, even if the determination result is “normal operation”, the operation may not actually be performed. That is, various factors can be considered for this. In other words, "normal operation" in the determination result is a determination result indicating that there is a possibility of normal operation, and is not a result including all factors.
[0068]
Therefore, Chk. For factors other than the factors guaranteed by exe (determination factors in S11 in FIG. 10), it is difficult to determine whether or not to operate normally unless actually connected.
Therefore, even when the normal operation is performed, Chk. The main factors other than those guaranteed by exe are presented to the user, and the user is asked to confirm.
[0069]
FIG. 17 shows a message text of the determination result in the present embodiment. In FIG. The result of the determination of 2 is "works normally." However, as advice when it does not work,
"If it doesn't work, check the following:
1. Remove the currently connected USB device.
2. Please change to another USB port.
3. If you are using a hub, connect directly to the USB port of your PC without going through the hub. "
Is further indicated. This indicates a countermeasure to be taken when the operation is not performed when the DC-1 is connected due to a problem caused by the setting state of each PC even if it is determined that the operation is possible.
[0070]
USB device information connected to the PC 103 obtained by “Chk.exe” and Chk.exe. If the USB device different from DC-1 is connected to the PC 103 even if the DC-1 operating device name list owned by the exe matches, the PC 103 has a USB controller other than “AAAAA. Alternatively, this advice is effective when it is detected that a USB hub is connected.
[0071]
As described above, the method of coping with the case where the DC-1 does not operate on the PC which should operate originally is shown, thereby improving the usability of the DC-1 user. The message No. in FIG. In the case of No. 3, the judgment result is "This PC cannot be used". In this case, as advice for selecting a PC capable of operating DC-1,
"Please prepare the next PC.
1. PC with USB controller made by AAAA "
It is shown. Therefore, it becomes easy to select a PC on which DC-1 operates.
[0072]
In this way, by preparing the main cause of the malfunction in the message in advance, it is possible to cope with the case where the determination result indicates "normal operation" when the malfunction does not actually occur. The advice (message) to deal with this is not limited to the present embodiment.
[0073]
<Fourth embodiment>
(Example)
In the present embodiment, a case will be described in which the advice displayed in the third embodiment changes depending on the state of the PC.
[0074]
FIG. 18 shows a flowchart when a message is displayed in the present embodiment. First, the device information of the PC is acquired in the operation determination process in S3 shown in FIG. 7 (S20 (process corresponding to S10 in FIG. 10)). Next, Chk. The executable list included in the exe is compared with the device information acquired in S20 (S21 (process corresponding to S11 in FIG. 10)). If they match in S21 (Yes in S21), the display data D is set to "normally operate. If not, check the following" (S23), and the flow proceeds to S24.
[0075]
If the data does not match in S21 (No in S21), the display data D is set to "This PC cannot be used. Prepare the next PC. 1. The USB controller is a AAA PC" (S22). , S30.
Next, it is determined whether there is any other USB device other than DC-1 in the device information of the PC acquired in S20 (S24). In S24, the determination is performed using the used camera device name list in FIG. In this embodiment, since the device name of DC-1 is “DC-1 MICROSCOPE DIGITAL CAMERA SYSTEM”, it is determined whether there is a USB device name different from this.
[0076]
If another USB device is present in S24 (Yes in S24), “・ Please remove the currently connected USB device” is added to the display data D (S25), and the process proceeds to S26. If there is no other USB device in S24 (No in S24), the process proceeds to S26.
[0077]
Here, when following the flow of S3-S20-S21-S23-S24-S25, the display message D is "Normal operation. If it does not operate, check the following. Please disconnect the USB device. "
Next, it is determined whether or not a plurality of types of “universal serial bus controllers” exist in the PC device (S26). If there are a plurality of types of USB controllers (S26: Yes), the display data D is additionally written with ". Replace with another USB port" (S27), and the process proceeds to S28. If a plurality of types of USB controllers do not exist (No in S26), the process proceeds to S28.
[0078]
Next, it is determined whether a USB hub exists in the PC device (S28). If there is a USB hub (Yes in S28), add "If a hub is used, connect directly to the USB port of the PC without using a hub" in the display data D. (S29), proceed to S30. If there is no USB hub (No in S28), the process proceeds to S30.
[0079]
Then, the display data D is displayed in the result display area 1004 (S30). When following the flow of S3-S20-S21-S23-S24-S25-S26-S27-S28-S29-S30, the display data D is
"It works normally.
If it does not work, check the following:
-Remove the currently connected USB device.
・ Please change to another USB port.
-If you are using a hub, connect directly to the USB port of your PC without going through the hub. "
This will be displayed on the result display screen.
[0080]
When the flow of S3-S20-S21-S23-S24-S26-S27-S28-S30 is followed, the display data D is
"It works normally.
If it does not work, check the following:
Please change to another USB port. "
This will be displayed on the result display screen.
[0081]
As described above, the displayed message is appropriately switched according to the results of S21, S24, S26, and S28. In this case, the method of coping with the non-operation is further optimized, so that the usability is improved. For example, when the above three types of problem solving methods are indicated, as a measure against "Please disconnect the currently connected USB device.", Disconnect the USB device from the PC, and then press the Restart button 1010 in FIG. Then, the determination software is executed again. Then, "Please disconnect the currently connected USB device." Is not displayed in the result. By repeating this, it is possible to reliably execute a countermeasure in the case where the operation is not performed, and to recognize the effect.
[0082]
Note that the determination processes shown in S21, S24, S26, and S28 are performed in Chk. exe is based on factors other than the factors guaranteed by exe (determination factors in S11 in FIG. 10), and only the main factors in the case where normal operation is not performed are determined. Therefore, the determination process is not limited to the determination process of the present embodiment, and may be performed based on other factors that cause a malfunction. In that case, a message accompanying the determination result is added thereto.
[0083]
<Fifth embodiment>
(Example 1)
In this embodiment, a case will be described in which the type of microscope digital camera to be connected can be selected.
[0084]
FIG. 19 shows a flowchart of the determination software in the present embodiment. As in FIG. exe is activated (S40 (process corresponding to S1 in FIG. 7)), and when the language to be used is selected (S41 (process corresponding to S2 in FIG. 7)), the used microscope digital camera model selection screen shown in FIG. 20 is displayed. Is performed (S42). Two types of digital cameras, “DC-1” and “DC-10”, are displayed on the used microscope digital camera model selection screen, and “DC-1” is selected in the present embodiment.
[0085]
When the user selects a product to be used from the PC 103 and presses an “OK” button 310, an operation determination process (S43 (a process corresponding to S3 in FIG. 7)) is performed, and a result display screen is displayed (S44 (FIG. 7 corresponding to S4)). Then, the end button 1005 on the result display screen (FIG. 9) is pressed (S45), and the Chk. exe ends (S46).
[0086]
By the way, Chk. exe has a device name list (FIG. 12) corresponding to each camera type displayed on the used microscope digital camera model selection screen. Therefore, if "DC-10" is selected on the used microscope digital camera model selection screen (FIG. 20) displayed in S42, the device used in the determination process in S43 (corresponding to S11 in FIG. 10). The name list is changed from the device name list for DC-1 in FIG. 12 to the device name list for DC-10 shown in FIG.
[0087]
FIG. exe shows a device name list that DC-10 operates in advance, owned by exe. FIG. 21A shows an operable device name list, in which "BBBB" is stored in this embodiment. FIG. 21B shows an inoperable device name list. In this embodiment, all device information other than those made by BBBB is stored.
[0088]
FIG. 21C shows a used camera device name list. In FIG. 21C, “DC-10 MICROSCOPE DIGITAL CAMERA SYSTEM” which is device information of the microscope digital camera DC-1 to be used is listed.
[0089]
Now, returning to the description, when “DC-10” is selected on the used microscope digital camera model selection screen (FIG. 20) displayed in S42, the device of the PC 103 is “AAAAA. Since the list (FIG. 21 (a)) is "made of BBBB", the list does not match in the judgment processing in S43 (corresponding to S11 in FIG. 10). Therefore, in the determination result display of S44, "this PC cannot be operated" is displayed.
[0090]
As described above, since the user can arbitrarily select a predetermined digital camera from a plurality of digital cameras, it is possible to cope with the discrimination of a plurality of types of digital cameras with one discrimination software.
(Example 2)
This embodiment is a modification of the first embodiment. In this embodiment, the microscope digital camera model to be connected is Chk. The case where exe is automatically selected will be described.
[0091]
FIG. 22 shows a flowchart in this embodiment. First, the PC 103 and the microscope digital camera to be used are connected (S50), and the Chk. exe is started (S51 (process corresponding to S1 in FIG. 7)). For example, when DC-1 is connected, DCS. In the same manner as when exe is started, the type of the microscope digital camera connected to the PC 103 is acquired. This is performed by issuing a digital camera type acquisition command “GetCamera” from the PC-CPU 110 via the PC-communication control system 106.
[0092]
The DC-1 connected to the PC-communication control system 106 via the USB communication cable 105 receives the command “GetCamera” in the communication control system 102 and sends it to the CPU 16. The CPU 16 receives the reception command “GetCamera” and transmits the digital camera type DC-1 from the communication control system 102. The reply command in this case has a format in which a space and a response value are added to the received command, and is “GetCamera DC-1”.
[0093]
The PC-CPU 110 receives this reply command and recognizes that the connected digital camera is DC-1. The PC-CPU 110 automatically sets the PC operation list to that of FIG. 12 based on the camera type of the reply command (S52). Thereafter, similarly, the language to be used is selected from the language selection screen (S53 (process corresponding to S2 in FIG. 7)), and the operation determination process is performed (S54 (process corresponding to S3 in FIG. 7)). A display screen is displayed (S55 (process corresponding to S4 in FIG. 7)). Then, the end button 1005 on the result display screen (FIG. 9) is pressed (S56), and the Chk. exe ends (S57).
[0094]
In this case, if the microscope digital camera to be used is connected to the PC 103, there is no need to select a microscope digital camera model.
Further, when the microscope digital camera is not connected to the PC 103, the microscope digital camera model selection screen shown in FIG. 20 is displayed, and when the microscope digital camera is connected to the PC 103, automatic selection can be performed. I do.
[0095]
Further, when a plurality of types of microscope digital cameras, for example, DC-1 and DC-2, are connected, a determination process is first performed on DC-1 and then a determination process is continuously performed on DC-2. May be displayed. Although the case where DC-1 and DC-2 are connected to the PC has been described, they need not be connected to the PC.
[0096]
<Sixth embodiment>
(Example 1)
In the present embodiment, DCS. A case will be described in which the determination software is automatically started when the exe is installed in the PC 103. DCS. exe is installed in the PC 103, the determination software Chk. exe starts. In this case, the DCS. Since the discrimination software is always executed on the PC using the exe, it is possible to reliably determine whether the microscope digital camera such as DC-1 can be used on the PC.
[0097]
FIG. 23 shows a flowchart in this embodiment. DCS. exe (S60 (process corresponding to S1 in FIG. 7)), the Chk.exe installer starts. exe is activated and the result is displayed (S61 to S64 (corresponding to S2 to S4 in FIG. 7)). When the end button 1005 on the result display screen is pressed (S65), the Chk. exe ends, and DCS. exe is started (S66).
[0098]
(Example 2)
This embodiment is a modification of the first embodiment. In the present embodiment, when the determination result of the determination software activated when the camera software is installed on the PC 103 becomes inoperable, the installation is automatically stopped.
[0099]
That is, if there is a mismatch in the determination process in S63 in FIG. 23 (the process corresponding to S11 in FIG. 10), the installation process in S66 is not executed. By doing so, unnecessary installation of application software can be prevented.
[0100]
(Example 3)
This embodiment is a modification of the first embodiment. In the present embodiment, when the determination result of the determination software activated when the camera software is installed on the PC 103 indicates that the operation becomes inoperable, it is possible to select whether or not to install the software.
[0101]
That is, if there is a mismatch in the determination process in S63 in FIG. 23 (the process corresponding to S11 in FIG. 10), whether to install the camera software for the user before the process in S66 is selected on the screen in FIG. Let it.
FIG. 24 shows an installation execution confirmation display screen displayed at the time of camera software installation in the present embodiment. The message "Cannot run on this PC. Do you want to continue with the installation?" Is displayed. Here, if the “continue” button 320 is selected, the determination software ends, and the DCS. exe installation starts. If the “Cancel” button 321 is selected, the discrimination software ends and the DCS. exe installation is also stopped.
[0102]
By doing so, for example, the camera software DSC. exe cannot be used, but other DCS. If the user wants to use the function of the PCS.exe, the user selects the “Continue” button 320 even on the inoperable PC, and the DCS. This is useful because exe is installed.
[0103]
<Seventh embodiment>
(Example 1)
In the present embodiment, DCS. A case will be described in which the discrimination software is automatically activated when exe is activated.
[0104]
FIG. 25 shows a flowchart in this embodiment. DCS. exe (S70 (processing corresponding to S1 in FIG. 7)), Chk.exe is started. exe is activated (S71), and performs the processing of S72 to S74 (processing corresponding to S2 to S4 in FIG. 7). When the end button 1005 on the result display screen (FIG. 9) is pressed (S75), the DCS. The exe application screen is displayed (S76).
[0105]
By doing so, DCS. The operation can be determined in the PC state when the exe is used. Therefore, Chk. exe alone, and after the PC operation is determined, the DCS. exe, Chk. Since exe makes a PC operation determination, a reliable determination can be made.
[0106]
(Example 2)
In the present embodiment, DCS. exe starts automatically, and when the result is determined to be an inoperable PC, the camera software DCS. exe function is restricted. Even if it becomes inoperable PC by the discrimination software, functions such as image browsing that do not include camera control can be operated on that PC, so if the inoperable PC is not able to operate the camera control part It is.
[0107]
Specifically, a state in which the "view" button 209-2 which is the screen switching button in FIG. 4 is pressed, that is, the screen in FIG. 5 is displayed, and even if the "camera" button 209-1 which is the screen switching button is pressed, it is accepted. No, that is, the screen of FIG. 4 is not displayed.
[0108]
By doing so, since the camera cannot be operated, when using a PC that cannot operate the camera, it is possible to prevent the camera from being operated in advance. That is, it is possible to prevent a function that cannot be used from being used. In addition, it is possible to prevent an incomplete operation by operating an inoperable part. Further, it becomes easy to understand which operation is a part which can operate normally.
[0109]
<Eighth embodiment>
(Example)
In the present embodiment, DCS. It is possible to set whether or not the discrimination software is automatically activated at the time of exe activation. An ini file is prepared in advance (an initialization file stored in a predetermined area of the hard disk 108), and the DCS. When exe is started, the ini file (using dcs_start.ini in this embodiment) is read from the hard disk 108 to the PC-CPU 110. The PC-CPU 110 determines the discrimination software Chk. exe is automatically started or not.
[0110]
FIG. 26 shows the contents of the ini file (dsc_start.ini) in this embodiment. The ini file includes a data item called Chk_exe, in which flag information indicated by, for example, 1 or 0 is set. In the drawing, “Chk_exe = 0” is set.
[0111]
FIG. 27 shows a flowchart in this embodiment. First, DCS. When the exe is started (S80), the PC-CPU 110 reads the ini file (S81), and determines the value of Chk_exe of the ini file (S82). If Chk_exe = 0 in S82, Chk.exe is Chk.exe. exe is started (S83). In S83, the processing of S1 to S5 corresponding to FIG. 7 is performed, and the DCS application screen of FIG. 4 is displayed (S84).
[0112]
If Chk_exe = 1 in S82, Chk.exe is Chk.exe. exe is not activated and the DCS application screen of FIG. 4 is displayed (S84). For example, when using the PC without changing the peripheral device connection environment of the PC, once the Chk. exe is sufficient, Chk. exe is not executed. In addition, Chk. Since exe can be changed again to start, the usability is improved.
[0113]
(Example 2)
In the present embodiment, DCS. exe from the application screen of Chk.exe. exe can be started.
FIG. 28 shows the DCS. exe shows an application screen. Compared to the screen of FIG. 4, a “Chk.exe start” button 1013 is added. When the “Chk.exe” start button 1013 is pressed, the Chk.exe is pressed. exe starts. In this case, for example, the DCS. exe, the DCS. exe application screen, Chk. exe can be started.
[0114]
<Ninth embodiment>
(Example 1)
In this embodiment, a case will be described in which the operation determination processing of the determination software is not a device but a camera software state.
[0115]
FIG. 29 shows the Chk. exe shows an operable list included in exe. FIG. 29A is a list including an operable application name and an operable application version minimum value. FIG. 29B is a list of used camera device names.
[0116]
FIG. 30 shows a flowchart in this embodiment. This figure shows the operation determination processing (S3) of FIG. For example, the DCS. exe "Ver.1.1.1.1" is installed as follows. First, Chk. exe is started, and the processing of S1 to S3 in FIG. 7 is performed. The application information of the PC 103 (information of the installed DCS.exe) is acquired (S90). Here, it is possible to acquire information that the application name = “DCS.exe” and its version information = “. 1.1.1.1.1.”
[0117]
Next, the obtained information and Chk. exe is compared with the operable list (FIG. 29) (S91). In the operable list of FIG. 29A, the operable application name is “DCS.exe” and the application name acquired in S90 is “DCS.exe”, so that the types of application software match.
[0118]
Further, the version information is collated. In the operable list of FIG. 29A, the operable version minimum value is “1.1.1.10.”, But the version acquired in S90 is “1.1.1.1”, and the operable list Is less than the minimum operational version in. In this case, since it is determined that the operation is not possible, the process proceeds to No in S91, the display data is set to “the operation is not possible with this PC” (S92), and the processing in FIG. 30 is terminated (S94). Do the processing. That is, the display data is displayed on the result display screen.
[0119]
Also, if the operable application name in S91 is different from the application name acquired in S90, the process proceeds to No in S91, and the display data is set to "cannot operate on this PC" (S92), and the processing in FIG. (S94), the process of S4 in FIG. 7 is performed. That is, the display data is displayed on the result display screen.
[0120]
When the version of the operable list satisfies the version acquired in S91 ≦ S90 in S91 (Yes in S91), the display data is set to “normally operate” (S93), and the processing in FIG. S94), the process of S4 in FIG. 7 is performed. That is, the display data is displayed on the result display screen.
[0121]
As described above, since the state of the camera software to be used can be detected to determine the operation, the usability is improved.
(Example 2)
In the present embodiment, a case will be described in which the target of the operation determination processing of the determination software is both the device and the camera software state. In this case, in the operation determination process, the operation is determined from the PC state and the operable list of both the device and the camera software. Therefore, the operation can be determined in more detail, and the usability is improved.
<Tenth embodiment>
(Example 1)
In this embodiment, a case will be described in which the determination criterion of the determination software is not the device name of the PC but the model name of the PC.
[0122]
FIG. 31 shows an operation determination list in the present embodiment. FIG. 31A lists the PC model names of operable PCs. FIG. 31B lists the PC model names of inoperable PCs. When the discrimination software “Chk.exe” of this embodiment is started, the model name of the PC 103 is acquired. The operation is determined by comparing the acquired PC model name with the PC model names included in the list of FIG.
[0123]
In this case, since the operation is determined based on the PC model name instead of the device name of the PC, the difference between the operation determination and the result of whether the operation is actually performed can be further reduced. In particular, if each PC on the operable list and the inoperable list is checked beforehand whether or not it operates, the accuracy of the determination result by the determination software is further improved.
[0124]
(Example 2)
In the present embodiment, a case will be described in which both the device name of the PC and the model name of the PC are used as the determination criteria of the determination software.
FIG. 32 shows a flowchart in this embodiment. The flow in the figure is a detailed flow of S3 in FIG. First, the determination software “Chk.exe” installed in the PC 103 is activated, and the model name and device name of the PC 103 are acquired (S100). The acquired PC model name is compared with the operable PC name list shown in FIG. 31 (S101). In S101, if the acquired model name of the PC 103 matches the PC model name included in the operable PC name list (the process proceeds to Yes in S101), it is compared with the device list shown in FIG. 12 (S103 (FIG. 10)). Corresponding to S11))). If they match in S103 (Yes in S103), it is determined that normal operation is performed, the display data is set to “normally operate” (S105), and the processes in and after S4 in FIG. 7 are performed.
[0125]
If it does not match the operable PC name in S101 (No in S101), it is compared with the inoperable PC name list (S102). If they match in S102 (Yes in S102), the PC 103 becomes an inoperable PC, so the display data is set to "cannot operate on this PC" (S104), and the processing from S4 onward in FIG. 7 is performed.
[0126]
If there is no match in S102 (the processing proceeds to No in S102), it is compared with the device name list in FIG. 12 (S103 (processing corresponding to S11 in FIG. 10)). If they match in S103 (Yes in S103), it is determined that the operation is normal, and the display data is set to “normal operation” (S105).
[0127]
If there is no match in S103 (No in S103), the PC 103 is a PC that does not operate, so the display data is set to "cannot operate on this PC" (S104), and the processing from S4 in FIG. 7 is performed.
Since the check is performed twice in this manner, the reliability of the determination is improved. In addition, even if the PC is in the operating PC list, it can be surely determined by checking the device name even if the PC is modified by the user. Even in the case of “Normal operation”, if only the device name matches, “Normal operation” is performed. If both the device name and the operable PC name match, “Sure normal operation” is performed. Thus, the displayed result may be different.
[0128]
As described above, various modifications can be made without departing from the scope of the present invention. For example, in the first to tenth embodiments, the microscope digital camera and the PC are connected by USB, but other communication interfaces may be used. In this case, it goes without saying that the device target determined by the determination software is the device of the interface of interest from USB.
[0129]
In addition, although the discrimination software is used for connection between one microscope digital camera and a PC, the discrimination software may be used for connection between a plurality of microscope digital cameras and a PC.
[0130]
【The invention's effect】
The discrimination software detects whether the microscope digital camera can be used with a desired PC, detects the state of the PC, and displays the result. Therefore, there is no need for the user of the microscope digital camera to perform a complicated and difficult PC operation to check whether the microscope digital camera is a usable PC. By using this determination software, the user of the microscope digital camera can easily determine whether or not the microscope digital camera is a usable PC before connecting the microscope digital camera to the PC. Use of this determination software facilitates selection of a PC using a microscope digital camera.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an overall configuration of a microscope digital camera device in Example 1 of a first embodiment.
FIG. 2 is a block diagram of the internal structure of the entire configuration of the microscope digital camera device in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing a relationship between a dimming volume angle (degree) and a light amount (Lux) on a CCD in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing camera software displayed on a monitor in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a “browsing” screen in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram illustrating a PC that is not connected to the microscope digital camera in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 7 is a diagram illustrating an operation flowchart of discrimination software in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing a language selection screen in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing a result display screen in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing a detailed flow of an operation determining process in S3 shown in FIG. 7 in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 11 is a diagram illustrating a connection state of a USB device of the PC in Example 1 of the first embodiment.
FIG. 12 shows a device name list for operating the microscope digital camera, provided in the determination software according to the first embodiment of the first embodiment.
FIG. 13 is a diagram illustrating an internal configuration of a PC in Example 2 of the first embodiment.
FIG. 14 is a diagram showing a result display screen in Example 3 of the first embodiment.
FIG. 15 is a diagram showing a result display screen in Example 3 of the first embodiment.
FIG. 16 is a diagram showing a “result 1.txt” file in the example of the second embodiment.
FIG. 17 is a diagram showing a message text of a determination result in the example of the third embodiment.
FIG. 18 is a diagram illustrating a flowchart when a message is displayed in the example of the fourth embodiment.
FIG. 19 is a diagram illustrating a flowchart of determination software in Example 1 of the fifth embodiment.
FIG. 20 is a diagram showing a used microscope digital camera model selection screen in Example 1 of the fifth embodiment.
FIG. 21 shows a device name list on which a microscope digital camera operates, which is included in determination software according to Example 1 of the fifth embodiment.
FIG. 22 is a diagram showing a flowchart in Example 2 of the fifth embodiment.
FIG. 23 is a diagram showing a flowchart in Example 1 of the sixth embodiment.
FIG. 24 is a view showing a display screen for installation confirmation displayed at the time of camera software installation in Example 3 of the sixth embodiment.
FIG. 25 is a diagram illustrating a flowchart in Example 1 of the seventh embodiment.
FIG. 26 is a diagram showing the contents of an ini file in Example 1 of the eighth embodiment.
FIG. 27 is a diagram illustrating a flowchart in Example 1 of the eighth embodiment.
FIG. 28 illustrates the DCS. In Example 2 of the eighth embodiment. exe is a diagram showing an application screen of exe. FIG.
FIG. 29 is a diagram showing Chk. exe shows an operable list included in exe.
FIG. 30 is a diagram showing a flowchart in Example 1 of the ninth embodiment.
FIG. 31 is a diagram showing an operation determination list in Example 1 of the tenth embodiment.
FIG. 32 is a view illustrating a flowchart in Example 2 of the tenth embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Lighting unit
2 LED
3 Collector lens
4 stages
5 subject
6,7 Imaging lens group
8 CCD
10. Zoom mechanism
11 Zoom volume
12 zoom lens group
13 Light control volume
16 CPU
17 AD converter
21 LED drive pulse generator
101 circuit
102 Communication control system
103 PC
104 monitor
105 USB communication cable
106 PC-communication control system
107 RAM
108 Hard Disk
109 Monitor control system
110 PC-CPU
1001 USB connection terminal

Claims

A program that causes a computer connectable to an imaging device that captures an object to execute a process,
Regarding the interface, an acquisition process of acquiring retained resource information that is information of resources provided in the computer;
Control request resource information, which is information of resources related to an interface required for control of the imaging device, and held resource information acquired by the acquisition process, a collation process,
A notification process of notifying a result of the matching by the matching process;
Program that causes a computer to execute

The discrimination program according to claim 1, wherein the notifying process causes the computer to execute a process of notifying whether or not the computer can control the imaging device based on the collation result.

3. The discrimination program according to claim 1, wherein when the computer cannot control the imaging device, the notification process causes the computer to execute a process of notifying an advice for enabling the control. 4. .

The notifying process, when the computer is capable of controlling the imaging device, a process of notifying the computer of an advice for enabling control when the control is not actually possible. 4. The discriminating program according to claim 1, which is executed.

5. The discrimination program according to claim 1, wherein the notification process causes a computer to execute a process of storing the notification as electronic data.

The storage medium according to claim 1, wherein the determination program further causes a computer to execute a selection process of selecting a predetermined imaging device from among the plurality of imaging devices.

The holding resource information is manufacturing type name information of the computer, and the control request resource information is manufacturing type name information of a computer that can control the imaging device stored in advance. The discriminating program according to claim 1.

The control request resource information includes information on the interface that can control the imaging device using the interface, and information on the interface that cannot control the imaging device using the interface. 2. The discriminating program according to claim 1, further comprising at least one of them.

In a discriminating program for causing a computer connectable to an imaging device for photographing a subject to execute processing,
Acquisition processing for acquiring first control program information, which is information stored in the computer, wherein the information is information relating to a control program for controlling the imaging apparatus;
A comparison process of comparing second control program information that is information on the control program with first control program information acquired by the acquisition process;
Notification processing for notifying a comparison result by the comparison processing;
Program that causes a computer to execute

2. The discrimination program according to claim 1, wherein the imaging device is a digital camera or a microscope digital camera.

A computer-readable recording medium that stores a determination program that causes a computer to be connected to an imaging device that captures an object, and that performs processing.
Regarding the interface, an acquisition process of acquiring retained resource information that is information of resources provided in the computer;
Control request resource information, which is information of resources related to an interface required for control of the imaging device, and held resource information acquired by the acquisition process, a collation process,
A notification process of notifying a result of the matching by the matching process;
And a computer-readable recording medium storing a discrimination program for causing a computer to execute the program.

The computer-readable recording medium according to claim 11, wherein the notification process causes a computer to execute a process of storing the notification as electronic data.

A determination method using a computer that can be connected to an imaging device that captures an object,
An acquisition step of acquiring held resource information, which is information of resources provided in the computer, with respect to the interface;
A control request resource information, which is information of a resource related to an interface required for control of the imaging device, and a held resource information acquired by the acquiring step,
A notification step of notifying a result of the matching by the matching step,
A discrimination method characterized by comprising:

14. The method according to claim 13, wherein the notification step stores the notification as electronic data.