JP2004316834A - Transmission for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速操作時、常時噛み合いの一対のメインギアとカウンターギアのうち一方のギアを同期噛合機構を介してシャフトにロックすることで変速を行う車両用変速機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来の手動変速機は、各変速位置毎に同期噛合機構を設定している。例えば、1速位置ではダブルコーン同期噛合機構を設定し、2速位置ではダブルコーン同期噛合機構を設定し、3速位置ではシングルコーン同期噛合機構を設定し、4速位置ではシングルコーン同期噛合機構を設定し、5速位置ではシングルコーン同期噛合機構を設定している。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−167158号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の手動変速機にあっては、変速操作力が大きくなる1速位置や2速位置では、同期噛合機構のダブルコーン化によりシンクロ容量を増大することで変速操作力の軽減を図るものであるため、変速操作力をさらに軽減させたい場合や変速操作力軽減要求がある場合には、軽減させたい変速位置毎に、コーン摩擦面が二つのダブルコーン同期噛合機構や、コーン摩擦面が三つのマルチコーン同期噛合機構を採用せざるを得ず、コストの大幅上昇を招くという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、全ての変速操作時に回転同期作動をする補助同期機構を追加するだけで、全ての変速位置で変速操作力の軽減を図ることができる車両用変速機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、
各変速位置毎に同期噛合機構を備えた車両用変速機において、
前記メインシャフトとカウンターシャフトとに、常時噛合のメインギアとカウンターギアの組み合わせによるシフトアップ用補助ギア対とシフトダウン用補助ギア対を設け、
前記シフトアップ用補助ギア対とシフトダウン用補助ギア対に、シフトアップとシフトダウンを含めた全ての変速操作時、コーン面摩擦力により回転同期を補助する補助同期機構を設けた。
【0007】
ここで、「同期噛合機構」とは、動力伝達に関与するギア対を切り替える変速操作時、一対のメインギアとカウンターギアのうち、一方のギアとシャフトを、コーン面摩擦力により回転同期させた上で、カップリングスリーブとのギア噛み合いによりロックするものをいう。
【0008】
また、「補助同期機構」とは、動力伝達に関与するギア対を切り替える変速操作時、補助ギア対のうち、一方のギアとシャフトを、コーン面摩擦力により回転同期のみ行うものをいう。つまり、「補助同期機構」は、ギア噛み合いによりロックする機能を持たない点で「同期噛合機構」と異なる。
【0009】
【発明の効果】
よって、本発明の車両用変速機にあっては、シフトアップ用補助ギア対とシフトダウン用補助ギア対に、シフトアップとシフトダウンを含めた全ての変速操作時、コーン面摩擦力により回転同期を補助する補助同期機構を設けたため、全ての変速操作時に回転同期作動をする補助同期機構を追加するだけで、全ての変速位置で変速操作力の軽減を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両用変速機を実現する実施の形態を、図面に示す第1実施例に基づいて説明する。
【0011】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の車両用変速機を示す全体断面図である。第1実施例の車両用変速機は、FF車に搭載される横置きの前進6速・後退1速の手動変速機Tである。図1において、20はトランスミッションケース、21はフロントケース、22はリアケースであり、これらのケース20,21,22内には、メインシャフト23と、カウンターシャフト24と、リバースアイドラーシャフト25と、の3軸が互いに平行に配置されている。
【0012】
前記メインシャフト23は、トランスミッションケース20のリアプレート部20aに設けられたベアリング26と、フロントケース21のフロントプレート部21aに設けられたベアリング27と、によって両端支持されている。このメインシャフト23は、エンジン側端部に設けられた出力ギア28を介して、フロントディファレンシャル装置29に連結されている。つまり、メインシャフト23は、図外のフロントドライブシャフトと共に回転する。
【0013】
そして、このメインシャフト23には、リバースメインギア30,1速メインギア31,2速メインギア32,3速メインギア33,4速メインギア34,5速メインギア35,6速メインギア36が取り付けられている。
【0014】
前記カウンターシャフト24は、トランスミッションケース20のリアプレート部20aに設けられたベアリング37と、フロントケース21のフロントプレート部21aに設けられたベアリング38と、によって両端支持されている。このカウンターシャフト24は、図外のエンジンと共に回転する。
【0015】
そして、このカウンターシャフト24には、リバースカウンターギア39,1速カウンターギア40,2速カウンターギア41,3速カウンターギア42,4速カウンターギア43,5速カウンターギア44,6速カウンターギア45が取り付けられている。
【0016】
前記リバースアイドラーシャフト25には、前記リバースカウンターギア39と噛み合う第1リバースアイドラーギア46と、前記リバースメインギア30と噛み合う第2リバースアイドラーギア47とが取り付けられている。
【0017】
前記1速メインギア31と2速メインギア32との間には、シングルコーンタイプの1−2速同期噛合機構48(同期噛合機構)が配置され、前記3速カウンターギア42と4速カウンターギア43との間には、シングルコーンタイプの3−4速同期噛合機構49(同期噛合機構)が配置され、前記5速カウンターギア44と6速カウンターギア45との間には、シングルコーンタイプの5−6速同期噛合機構50(同期噛合機構)が配置されている。また、前記第1リバースアイドラーギア46と第2リバースアイドラーギア47との間には、リバース同期噛合機構51が配置されている。
【0018】
なお、図1において、52はシフトアップ用補助メインギア、53はシフトダウン用補助メインギア、54はシフトアップ用補助カウンターギア、55はシフトダウン用補助カウンターギア、56は補助同期機構である。
【0019】
図2は第1実施例の車両用変速機の補助同期機構部を示す断面図である。前記メインシャフト23とカウンターシャフト24は、リアプレート部20aから外方に飛び出していて、リアケース22との間に形成されるシャフト突出空間57に補助同期機構56等が配置されている。
【0020】
前記メインシャフト23の突出部には、一体成形されたシフトアップ用補助メインギア52とシフトダウン用補助メインギア53とがスプライン嵌合により固定されている。
【0021】
前記カウンターシャフト24の突出部には、コーン面が形成されたシフトアップ用補助カウンターギア54と、コーン面が形成されたシフトダウン用補助カウンターギア55と、が回転可能に取り付けられていいる。そして、両補助カウンターギア54,55との間の位置に、シフトアップとシフトダウンを含めた全ての変速操作時、コーン面摩擦力により回転同期を補助するシングルコーンタイプの補助同期機構56が配置されている。
【0022】
前記シフトアップ用補助メインギア52とシフトアップ用補助カウンターギア54によりシフトアップ用補助ギア対が構成され、シフトアップ用補助ギア対の変速比(ギア比)は、1速〜6速の変速比のうち最も高い6速変速比と同じ変速比に設定されている。
【0023】
前記シフトダウン用補助メインギア53とシフトダウン用補助カウンターギア55によりシフトダウン用補助ギア対が構成され、シフトダウン用補助ギア対の変速比(ギア比)は、1速〜6速の変速比のうち最も低い1速変速比と同じ変速比に設定されている。
【0024】
前記補助同期機構56は、前記補助カウンターギア54,55のコーン面と接する2つのコーン面が内側両面に形成されたカップリングスリーブ56aと、該カップリングスリーブ56aとスプライン嵌合すると共にカウンターシャフト24とスプライン嵌合するシンクロハブ56bと、を有して構成されている。
【0025】
尚、補助同期機構56のカップリングスリーブ56aが、図2に示すニュートラル位置にある状態では、コーン面間に僅かのクリアランスが介在し、シフトアップ操作やシフトダウン操作に伴いカップリングスリーブ56aが一方向に僅かにストロークすることでコーン面が互いに摩擦接触するように設定している。
【0026】
図3〜図7は第1実施例の車両変速機において補助同期機構56のカップリングスリーブ56aの凹溝に嵌合するシフトフォーク14を、全てのシフトアップ時にはシフトアップ用補助ギア対52,54側にストロークさせ、全てのシフトダウン時にはシフトダウン用補助ギア対53,55側にストロークさせるシフトパターン対応動作変換機構を説明する図である。以下、シフトパターン対応動作変換機構を説明する。
【0027】
図3は第1実施例の手動変速機Tを変速操作系を外側から視た図であり、変速レバー1を有する車体側変速ユニット2と、手動変速機Tの変速操作用アウターレバー18aとは、変速操作用ケーブル3により連結され、変速レバー1を有する車両側変速ユニット2と、手動変速機Tのセレクト操作用アウターレバー18bとは、セレクト操作用ケーブル4により連結されている。
【0028】
前記変速操作用アウターレバー18aは、変速レバー1へのシフト方向操作により回動し、この回動に連動するストライキングロッド16が回動する。なお、ストライキングロッド16は、図4に示すように、変速レバー1への1,3,5速へのシフト方向操作により左回動し、変速レバー1への2,4,6速へのシフト方向操作により右回動する。
【0029】
前記セレクト操作用アウターレバー18bは、操作レバー1へのセレクト方向操作により回動し、この回動に連動するストライキングロッド16が軸方向に摺動する。なお、ストライキングロッド16は、図4に示すように、変速レバー1へのシフトアップ方向のセレクト操作により右へ摺動し、変速レバー1へのシフトダウン方向のセレクト操作により左へ摺動する。
【0030】
図4は前記ストライキングロッド16から前記シフトフォーク14までの動作変換機構を示す全体斜視図であり、前記ストライキングロッド16のシフト方向操作による回動とセレクト方向操作による摺動は、シフター9とシフトブラケット8とシフトロッド13と、を介してシフトフォーク14に伝達される。
【0031】
そして、全てのシフトアップ操作時には、シフトフォーク14がシフトアップ方向(図4の上方)にストロークし、全てのシフトダウン操作時には、シフトフォーク14をシフトダウン方向(図4の下方)にストロークするように、ストライキングロッド16の動作をシフトフォーク14の動作に変換する。なお、実際にはコーン面を押し付けるのみであるため、シフトフォーク14は僅かな量だけストロークするだけで、外観上は、ほとんど移動しない。
【0032】
前記シフトブラケット8とシフトロッド13とは、スプリングピン15aにより固定され、前記シフトフォーク14とシフトロッド13とは、スプリングピン15bにより固定されているため、シフトブラケット8とシフトロッド13とシフトフォーク14の3部材は一体に動作する。
【0033】
図5はストライキングロッド16とシフター9とシフトブラケット8との動作変換機構を説明する図であり、図6はシフトブラケット8を示す図であり、図7はシフターを示す図である。
【0034】
前記ストライキングロッド16とシフター9とシフトブラケット8との動作変換機構は、まず、
▲1▼ストライキングロッド16がシフトアップ方向のセレクト操作により右へ摺動した場合
▲2▼ストライキングロッド16がセレクト操作を含まずシフトアップ方向またはシフトダウン方向のシフト操作により回動した場合
▲3▼ストライキングロッド16がシフトダウン方向のセレクト操作により左へ摺動した場合
の3通りのパターンに分けた。
【0035】
そして、▲1▼については、シフトアップ方向のシフト操作時かシフトダウン方向のシフト操作時かにかかわらず、シフトフォーク14をシフトアップ方向(図4の上方)にストロークさせるようにしている。▲2▼については、シフトアップ方向のシフト操作時には、シフトフォーク14をシフトアップ方向(図4の上方)にストロークさせ、シフトダウン方向のシフト操作時には、シフトフォーク14をシフトダウン方向(図4の下方)にストロークさせるようにしている。▲3▼については、シフトアップ方向のシフト操作時かシフトダウン方向のシフト操作時かにかかわらず、シフトフォーク14をシフトダウン方向(図4の下方)にストロークさせるようにしている。
【0036】
前記ストライキングロッド16は、図5(b)に示すように、直径方向に穴を貫通し、この穴位置にチェックスプリング11を配置し、該チェックスプリング11の両端位置にスプリング付勢されるチェックボール10,10を配置することで、構成される。
【0037】
前記シフター9は、図7に示すように、外周面の両側位置にブラケット作動突起9a,9bを形成し、一方のブラケット作動突起9aに対応する内周面位置に3個のチェックボール溝9c,9d,9eを軸方向に配列し、他方のブラケット作動突起9bに対応する内周面位置にボール係合条溝9fを軸方向に形成することで構成されている。
【0038】
前記シフトブラケット8は、図6に示すように、シフトロッド挿通穴8aと、前記シフター9のブラケット作動突起9a,9bがシフトアップ列(up列)の位置にあるときシフター9の回動方向にかかわらずブラケット作動突起9a,9bと係合するシフトアップ列係合溝8bと、前記シフター9のブラケット作動突起9a,9bがニュートラル列(N列)の位置にあるときシフター9の回動方向に応じてブラケット作動突起9bと係合するニュートラル列係合溝8cと、前記シフター9のブラケット作動突起9a,9bがシフトダウン列(down列)の位置にあるときシフター9の回動方向にかかわらずブラケット作動突起9a,9bと係合するシフトアップ列係合溝8dと、を有して構成されている。
【0039】
そして、前記シフター9は、図5(a),(b)に示すように、ストライキングロッド16に対し、シフター9の両端面とスプリング受け5a,5bとの間に、シフタースプリング12a,12bが介装され、該シフタースプリング12a,12bによりニューラル列位置に復帰する付勢力を受けながら、2つのチェックボール10,10がチェックボール溝9dとボール係合条溝9fとにそれぞれ係合する状態で設けられる。
【0040】
この構成によって、図5(c)に示すように、変速操作が完了するまでは、2つのチェックボール10,10が、チェックボール溝9c,9d,9eのいずれかとボール係合条溝9fとにそれぞれ係合しているシフター固定時の状態にある。しかし、変速操作が完了すると同時に、チェックスプリング11による設定荷重を超える力が作用し、シフター9に対しストライキングロッド16が相対回転し、2つのチェックボール10,10の溝係合が解除され、シフター固定解除時の状態となる。このシフター固定解除状態では、シフタースプリング12a,12bによる付勢力がシフター9に作用し、シフター9がニュートラル列位置にない場合にはニュートラル列位置に復帰させる中立戻し機能を有し、次の変速操作に備える。
【0041】
次に、作用を説明する。
【0042】
[シフトアップ変速作用]
シフトアップ操作例として、図8(b)に示すように、N→1速→2速→3速→4速→5速→6速のシフトパターンでの作用を説明する。
【0043】
変速レバー1を図8(a)に示すN位置から1速位置へ操作したときには、NからNLoへの左側へのセレクト方向操作により、シフター9はN列からdown列に左側に摺動し、次のNLoから1速へのシフト方向操作により、図9(c)に示すように、シフトブラケット8をダウン側に押し付け、シフトブラケット8と連動する補助同期機構56のコーン摩擦面がシフトダウン用補助カウンターギア55のコーン摩擦面に圧接する。
これにより、入力軸であるカウンターシャフト24の回転数と同一回転数である補助同期機構56のカップリングスリーブ56aのコーン摩擦面を、停止しているシフトダウン用補助カウンターギア55のコーン摩擦面に押し付けることで、メインシャフト23を回転させようとする補助回転同期作用が実施される。その後、1−2回転同期噛合機構48が1速メインギア31側にストロークし、コーン面摩擦力により回転同期させた上でカップリングスリーブのギア噛み合いによりメインシャフト23と1速メインギア31とをロックして1速への変速が完了する。
1速への変速が完了すると同時に、シフター9とストライキングロッド16との固定が解除され、シフタースプリング12a,12bの付勢力によりシフター9はN列へ戻る。
【0044】
変速レバー1を図8(a)に示す1速位置から2速位置へ操作したときには、1速からNLoへ戻すシフト方向操作により、シフター9はチェックボール10,10が係合するシフター固定状態に戻り、次のNLoから2速へのシフト方向操作により、図9(b)に示すように、シフトブラケット8をアップ側に押し付け、シフトブラケット8と連動する補助同期機構56のコーン摩擦面がシフトアップ用補助カウンターギア54のコーン摩擦面に圧接する。
これにより、入力軸であるカウンターシャフト24の回転数と同一回転数である補助同期機構56のカップリングスリーブ56aのコーン摩擦面を、より遅い速度で回転しているシフトアップ用補助カウンターギア54のコーン摩擦面に押し付けることで、カウンターシャフト24の回転速度を減速する補助回転同期作用が実施される。その後、1−2回転同期噛合機構48が2速メインギア32側にストロークし、コーン面摩擦力により回転同期させた上でカップリングスリーブのギア噛み合いによりメインシャフト23と2速メインギア32とをロックして2速への変速が完了する。
【0045】
変速レバー1を図8(a)に示す2速位置から3速位置へ操作したときには、2速からNLoへ戻すシフト方向操作により、シフター9はチェックボール10,10が係合するシフター固定状態に戻り、次のNLoからNへ向かう右側へのセレクト方向操作により、シフター9はN列からup列へ摺動し、次のNから3速へのシフト方向操作により、図9(a)に示すように、シフトブラケット8をアップ側に押し付け、シフトブラケット8と連動する補助同期機構56のコーン摩擦面がシフトアップ用補助カウンターギア54のコーン摩擦面に圧接する。
これにより、入力軸であるカウンターシャフト24の回転数と同一回転数である補助同期機構56のカップリングスリーブ56aのコーン摩擦面を、より遅い速度で回転しているシフトアップ用補助カウンターギア54のコーン摩擦面に押し付けることで、カウンターシャフト24の回転速度を減速する補助回転同期作用が実施される。その後、2−3回転同期噛合機構49が3速カウンターギア42側にストロークし、コーン面摩擦力により回転同期させた上でカップリングスリーブのギア噛み合いによりカウンターシャフト24と3速カウンターギア42とをロックして3速への変速が完了する。
3速への変速が完了すると同時に、シフター9とストライキングロッド16との固定が解除され、シフタースプリング12a,12bの付勢力によりシフター9はN列へ戻る。
【0046】
次に、変速レバー1を図8(a)に示す3速位置から4速位置へ操作したときには、上記1速位置から2速位置への変速操作時と同様の作用を示す。
【0047】
次に、変速レバー1を図8(a)に示す4速位置から5速位置へ操作したときには、上記2速位置から3速位置への変速操作時と同様の作用を示す。
【0048】
次に、変速レバー1を図8(a)に示す5速位置から6速位置へ操作したときには、上記1速位置から2速位置への変速操作時と同様の作用を示す。
【0049】
なお、シフトアップ飛び変速時(1速→3速、2速→4速、3速→5速、4速→6速)には、セレクト方向操作によりシフター9がup列(右列)に摺動する動作が入ると共に、図9(a)に示すように、シフター9はどちらに回転してもシフトブラケット8をup側に移動させるため、シフトアップ飛び変速操作時においても、上記同様に、補助同期機構56を作動させることができる。
【0050】
[シフトダウン変速作用]
シフトダウン操作例として、図8(c)に示すように、6速→5速→4速→3速→2速→1速のシフトパターンでの作用を説明する。
【0051】
変速レバー1を図8(a)に示す6速位置から5速位置へ操作したときには、6速からNHiへ戻すシフト方向操作により、シフター9はチェックボール10,10が係合するシフター固定状態に戻り、次のNHiから5速へのシフト方向操作により、図9(b)に示すように、シフトブラケット8をダウン側に押し付け、シフトブラケット8と連動する補助同期機構56のコーン摩擦面がシフトダウン用補助カウンターギア55のコーン摩擦面に圧接する。
これにより、入力軸であるカウンターシャフト24の回転数と同一回転数である補助同期機構56のカップリングスリーブ56aのコーン摩擦面を、より速い速度で回転しているシフトダウン用補助カウンターギア55のコーン摩擦面に押し付けることで、カウンターシャフト24の回転速度を増速する補助回転同期作用が実施される。その後、5−6回転同期噛合機構50が5速カウンターギア45側にストロークし、コーン面摩擦力により回転同期させた上でカップリングスリーブのギア噛み合いによりカウンターシャフト24と5速カウンターギア45とをロックして5速への変速が完了する。
【0052】
変速レバー1を図8(a)に示す5速位置から4速位置へ操作したときには、5速からNHiへ戻すシフト方向操作により、シフター9はチェックボール10,10が係合するシフター固定状態に戻り、次のNHiからNへ向かう左側へのセレクト方向操作により、シフター9はN列からdown列へ摺動し、次のNから4速へのシフト方向操作により、図9(c)に示すように、シフトブラケット8をダウン側に押し付け、シフトブラケット8と連動する補助同期機構56のコーン摩擦面がシフトダウン用補助カウンターギア55のコーン摩擦面に圧接する。
これにより、入力軸であるカウンターシャフト24の回転数と同一回転数である補助同期機構56のカップリングスリーブ56aのコーン摩擦面を、より速い速度で回転しているシフトダウン用補助カウンターギア55のコーン摩擦面に押し付けることで、カウンターシャフト24の回転速度を増速する補助回転同期作用が実施される。その後、5−6回転同期噛合機構50が4速カウンターギア44側にストロークし、コーン面摩擦力により回転同期させた上でカップリングスリーブのギア噛み合いによりカウンターシャフト24と4速カウンターギア44とをロックして4速への変速が完了する。
4速への変速が完了すると同時に、シフター9とストライキングロッド16との固定が解除され、シフタースプリング12a,12bの付勢力によりシフター9はN列へ戻る。
【0053】
次に、変速レバー1を図8(a)に示す4速位置から3速位置へ操作したときには、上記6速位置から5速位置への変速操作時と同様の作用を示す。
【0054】
次に、変速レバー1を図8(a)に示す3速位置から2速位置へ操作したときには、上記5速位置から4速位置への変速操作時と同様の作用を示す。
【0055】
次に、変速レバー1を図8(a)に示す2速位置から1速位置へ操作したときには、上記6速位置から5速位置への変速操作時と同様の作用を示す。
【0056】
なお、シフトダウン飛び変速時(6速→4速、5速→3速、4速→2速、3速→1速)には、セレクト方向操作によりシフター9がdown列(左列)に摺動する動作が入ると共に、図9(c)に示すように、シフター9はどちらに回転してもシフトブラケット8をdown側に移動させるため、シフトダウン飛び変速操作時においても、上記同様に、補助同期機構56を作動させることができる。
【0057】
[現状技術との対比作用]
同期噛合機構のダブルコーン化やトリプルコーン化によりシンクロ容量を増大することで変速操作力の軽減を図ることができることは、従来技術でも述べた通りである。そこで、現状の手動変速機と第1実施例の車両用変速機とのシンクロ容量の比較と、現状に対する操作力低減効果を、図10により説明する。
【0058】
まず、現状の手動変速機では、1速位置にダブルコーンタイプの同期噛合機構を採用し、2速位置にトリプルコーンタイプの同期噛合機構を採用し、3速位置〜6速位置にシングルコーンタイプの同期噛合機構を採用している。そのコーン径およびコーン角は図10に示す通りであり、シンクロ容量は、1速位置で56.69、2速位置で80.83、3速位置で34.90、4速位置で34.90、5速位置で27.97、6速位置で27.97を得ている。
【0059】
これに対し、第1実施例の車両用変速機は、全ての変速操作時に回転同期を補助するシングルコーンタイプの補助同期機構56を採用し、その代わりに、1速位置から6速位置までの全ての同期噛合機構48,49,50をシングルコーンタイプの同期噛合機構とした。
【0060】
なお、図10のサポート▲1▼〜サポート▲5▼は、シングルコーンタイプの補助同期機構56のコーン角は一定で、コーン径を異ならせたときのシンクロ容量を示している。
【0061】
例えば、コーン径がφ100.0のときの現状に対する操作力低減効果をみると、現状の1速位置ではシンクロ容量が56.69である。これに対し、第1実施例変速機の1速位置では、同期噛合機構はダブルコーンからシングルコーンに変更したことに伴いシンクロ容量は34.90(−21.79)に低下しているものの、補助同期機構56によるシンクロ容量45.33が加算されることで、トータルシンクロ容量は80.23となり、現状の1速位置でのシンクロ容量56.69を遙かに上回り、現状に対する操作力低減効果として、−29.3%を得ている。
【0062】
また、現状の2速位置ではシンクロ容量が80.83である。これに対し、第1実施例変速機の2速位置では、同期噛合機構はトリプルコーンからシングルコーンに変更したことに伴いシンクロ容量は34.90(−45.93)に低下しているものの、補助同期機構56によるシンクロ容量45.33が加算されることで、トータルシンクロ容量は80.23となり、トリプルコーンを採用した現状の2速位置でのシンクロ容量80.83とほぼ同じ操作力を達成している。
【0063】
さらに、3速位置から6速位置までは、全てについて補助同期機構56によるシンクロ容量45.33が加算されることで、現状に対し操作力の大幅な低減効果を達成している。
【0064】
この結果、(コーン径φ100.0のシングルコーンの補助同期機構56)+(シングルコーンの同期噛合機構)を採用することにより、2速位置では現状の手動変速機と同等の操作力で、それ以外の位置では操作力を大幅に低減できることが立証された。勿論、ダブルコーンの補助同期機構を採用したり、シングルコーンの補助同期機構であるが、2速位置でのみダブルコーンの同期噛合機構を採用することで、全ての変速位置で、操作力を大幅に低減することも可能である。
【0065】
次に、効果を説明する。
第1実施例の車両用変速機にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0066】
(1) 変速機のメインシャフト23に設けられた複数のメインギア31,32,33,34,35,36と、前記メインシャフト23とは平行配置のカウンターシャフト24に設けられた複数のカウンターギア40,41,42,43,44,45とを常時噛み合いとし、各変速位置毎に同期噛合機構48,49,50を備えた車両用変速機において、前記メインシャフト23とカウンターシャフト24とに、常時噛合のメインギアとカウンターギアの組み合わせによるシフトアップ用補助ギア対52,54とシフトダウン用補助ギア対53,55を設け、前記シフトアップ用補助ギア対52,54とシフトダウン用補助ギア対53,55に、シフトアップとシフトダウンを含めた全ての変速操作時、コーン面摩擦力により回転同期を補助する補助同期機構56を設けたため、全ての変速操作時に回転同期作動をする補助同期機構56を追加するだけで、全ての変速位置で変速操作力の軽減を図ることができる。
【0067】
(2) 前記シフトアップ用補助ギア対52,54を、変速機の最も高い変速比と同じ変速比に設定し、前記シフトダウン用補助ギア対53,55を、変速機の最も低い変速比と同じ変速比に設定したため、全シフトアップ時には必ず入力軸回転数であるカウンターシャフト24の回転数を下げることができ、全シフトダウン時には必ず入力軸回転数であるカウンターシャフト24の回転数を上げることができる。
【0068】
(3) 前記メインシャフト23とカウンターシャフト24の端部位置に、前記シフトアップ用補助ギア対52,54とシフトダウン用補助ギア対53,55を配置すると共に、シフトアップ用コーン面とシフトダウン用コーン面とを有する1つの補助同期機構56を両補助ギア対52,54と53,55の間の位置に配置したため、既存の変速機の設計変更を最小限にとどめながら、低コストによる1つの補助同期機構56を追加するだけで、全ての変速位置で変速操作力の軽減を図ることができる。
【0069】
(4) 前記同期噛合機構48,49,50および前記補助同期機構56を、いずれもコーン摩擦面が1つのシングルコーンタイプの同期機構としたため、低コストの同期機構のみを用いながら、全ての変速位置でシングルコーン+シングルコーンによる効果的な変速操作力の軽減を達成することができる。
【0070】
(5) 前記変速機は、ドライバが変速レバー1へ操作力を加えることにより変速操作を行う多段手動変速機であり、前記変速レバー1と前記補助同期機構56のシフトフォーク14との間の操作力伝達系に、全てのシフトアップ時にはシフトアップ用補助ギア対52,54側にシフトフォーク14をストロークさせ、全てのシフトダウン時にはシフトダウン用補助ギア対53,55側にシフトフォーク14をストロークさせるシフトパターン対応動作変換機構を設けたため、現状の手動変速機にシフトパターン対応動作変換機構を追加するだけで、全てのシフトアップ時と全てのシフトダウン時に補助同期機構56による補助同期作用(サポートシンクロ作用)を発揮させることができる。
【0071】
(6) 前記シフトパターン対応動作変換機構は、変速レバー1へのシフト方向操作により回動し、セレクト方向操作により摺動するストライキングロッド16と、前記ストライキングロッド16に設けられ、シフトブラケット作動用突起9a,9bを有し、セレクト方向操作によりシフトアップ列とニュートラル列とシフトダウン列との3位置への摺動が可能で、設定荷重を超えるとニュートラル列に戻される機能を有するシフター9と、前記シフター9のシフトブラケット作動用突起9a,9bが、アップシフト列にあるときに係合するシフトアップ列係合溝8bと、ニュートラル列の位置にあるときに係合するニュートラル列係合溝8cと、シフトダウン列の位置にあるときに係合するシフトアップ列係合溝8dとを有するシフトブラケット8と、前記シフトブラケット8を固定すると共に、上記補助同期機構56をストロークさせるシフトフォーク14を固定したシフトロッド13と、により構成されているため、変速レバー1のシフト方向操作に伴うストライキングロッド16の回動と、変速レバー1のセレクト方向操作に伴う摺動を利用しつつ、変速完了と同時にシフター9をニュートラル列に復帰させる機能を持たせることで、全てのシフトアップ時にシフトフォーク14を一方向へ確実にストロークさせ、また、全てのシフトダウン時にシフトフォーク14を他方向へ確実にストロークさせることができる。
【0072】
以上、本発明の車両用変速機を第1実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この第1実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0073】
例えば、第1実施例では、車両用変速機としてドライバの手動操作により変速操作力を得る手動変速機への適用例を示したが、モータや液圧シリンダ等によるアクチュエータ操作により変速操作力を得る自動変速機や半自動変速機等にも適用することもできる。この場合、操作力の軽減によりアクチュエータの小型化等を達成することができる。
【0074】
第1実施例では、シフトパターン対応動作変換機構として、ストライキングロッド、シフター、シフトブラケットによる例を示したが、具体的な構成はこれに限られるものではない。また、アクチュエータ操作により変速操作力を得る場合は、シフトパターン対応動作変換機構に代え、シフトアップパターンかシフトダウンパターンかを判別し、アクチュエータに判別に応じた駆動指令を出力することになる。
【0075】
第1実施例では、シフトアップ用補助ギア対を、変速機の最も高い変速比と同じ変速比に設定し、シフトダウン用補助ギア対を、変速機の最も低い変速比と同じ変速比に設定した例を示したが、シフトアップ用補助ギア対を、変速機の最も高い変速比より高い変速比に設定しても良いし、シフトダウン用補助ギア対を、変速機の最も低い変速比より低い変速比に設定しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両用変速機を示す全体断面図である。
【図2】第1実施例の車両用変速機の補助同期機構の部分を示す要部断面図である。
【図3】第1実施例の車両用変速機における変速レバーから手動変速機の外部に配置されたアウターレバーまでの構成を示す図である。
【図4】第1実施例の車両用変速機におけるシフトパターン対応動作変換機構を示す全体斜視図である。
【図5】第1実施例の車両用変速機におけるシフトパターン対応動作変換機構の要部を示す図である。
【図6】第1実施例の車両用変速機におけるシフトパターン対応動作変換機構の構成部品であるシフトブラケットを示す図である。
【図7】第1実施例の車両用変速機におけるシフトパターン対応動作変換機構の構成部品であるシフターを示す図である。
【図8】第1実施例の車両用変速機における変速レバー位置とシフトアップパターンとシフトダウンパターンを示す図である。
【図9】第1実施例の車両用変速機において右側にセレクトした場合とセレクトを含まない操作の場合と左側にセレクトした場合とでの変速作用説明図である。
【図10】現状の手動変速機と第1実施例の車両用変速機とのシンクロ容量対比による操作力低減効果表を示す図である。
【符号の説明】
1 変速レバー
8 シフトブラケット
8b シフトアップ列係合溝
8c ニュートラル列係合溝
8d シフトアップ列係合溝
9 シフター
9a,9b シフトブラケット作動用突起
13 シフトロッド
14 シフトフォーク
16 ストライキングロッド
23 メインシャフト
24 カウンターシャフト
31,32,33,34,35,36 メインギア
40,41,42,43,44,45 カウンターギア
48,49,50 同期噛合機構
52,54 シフトアップ用補助ギア対
53,55 シフトダウン用補助ギア対
56 補助同期機構[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
In a conventional manual transmission, a synchronous meshing mechanism is set for each shift position. For example, a double cone synchronous meshing mechanism is set at the first speed position, a double cone synchronous meshing mechanism is set at the second speed position, a single cone synchronous meshing mechanism is set at the third speed position, and a single cone synchronous meshing mechanism is set at the fourth speed position. , And a single cone synchronous meshing mechanism is set at the fifth speed position. (For example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-7-167158.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional manual transmission, in the first-speed position and the second-speed position where the shift operation force is large, the shift operation force is reduced by increasing the synchro capacity by using a double cone of the synchronous meshing mechanism. Therefore, if it is desired to further reduce the shift operation force or if there is a shift operation force reduction request, the cone friction surface has two double cone synchronous meshing mechanisms or cone friction surfaces for each shift position to be reduced. There is a problem that three multi-cone synchronous meshing mechanisms have to be employed, resulting in a significant increase in cost.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described problem, and a vehicle capable of reducing a shift operation force at all shift positions only by adding an auxiliary synchronization mechanism that performs rotation synchronization operation at all shift operations. It is intended to provide a transmission for a vehicle.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention,
In a vehicle transmission provided with a synchronous meshing mechanism for each shift position,
The main shaft and the counter shaft are provided with a pair of a shift-up auxiliary gear and a shift-down auxiliary gear by a combination of a main gear and a counter gear that are always meshed,
An auxiliary synchronizing mechanism for assisting rotation synchronization by a cone surface frictional force at the time of all shift operations including upshifting and downshifting is provided in the upshifting auxiliary gear pair and the downshifting auxiliary gear pair.
[0007]
Here, the "synchronous meshing mechanism" means that one of a pair of a main gear and a counter gear and a shaft are rotationally synchronized by a cone surface frictional force during a gear shifting operation for switching a gear pair involved in power transmission. Above, what is locked by gear engagement with the coupling sleeve.
[0008]
The "auxiliary synchronization mechanism" refers to one of the auxiliary gear pairs that performs only rotation synchronization by cone surface frictional force during a gear shifting operation for switching gear pairs involved in power transmission. That is, the "auxiliary synchronization mechanism" is different from the "synchronous engagement mechanism" in that it does not have a function of locking by gear engagement.
[0009]
【The invention's effect】
Therefore, in the vehicular transmission of the present invention, the rotationally synchronized by the cone surface frictional force is applied to the upshifting auxiliary gear pair and the downshifting auxiliary gear pair during all shifting operations including upshifting and downshifting. The auxiliary synchronizing mechanism for assisting the gear shifting is provided, so that the gearshift operating force can be reduced at all gearshift positions only by adding an auxiliary synchronizing mechanism that performs rotation synchronization operation at all gearshift operations.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment for realizing a vehicle transmission according to the present invention will be described based on a first embodiment shown in the drawings.
[0011]
(First embodiment)
First, the configuration will be described.
FIG. 1 is an overall sectional view showing a vehicle transmission according to a first embodiment. The vehicular transmission of the first embodiment is a manual transmission T which is mounted on a front-wheel drive vehicle and has six forward speeds and one reverse speed. In FIG. 1,
[0012]
The
[0013]
On the
[0014]
The
[0015]
On the
[0016]
A first
[0017]
A single cone type 1-2 speed synchronous meshing mechanism 48 (synchronous meshing mechanism) is disposed between the first speed main gear 31 and the second speed
[0018]
In FIG. 1,
[0019]
FIG. 2 is a sectional view showing an auxiliary synchronization mechanism of the vehicle transmission according to the first embodiment. The
[0020]
A shift-up auxiliary
[0021]
A shift-up auxiliary counter gear 54 having a cone surface and a shift-down
[0022]
The upshifting auxiliary
[0023]
The downshifting auxiliary
[0024]
The
[0025]
When the
[0026]
FIGS. 3 to 7 show the vehicle transmission of the first embodiment in which the shift fork 14 fitted in the concave groove of the
[0027]
FIG. 3 is a view of the manual transmission T of the first embodiment when the shift operation system is viewed from the outside. The vehicle-body-
[0028]
The shift operation
[0029]
The
[0030]
FIG. 4 is an overall perspective view showing an operation conversion mechanism from the striking rod 16 to the shift fork 14. The rotation of the striking rod 16 by the shift direction operation and the sliding by the select direction operation are performed by the
[0031]
The shift fork 14 strokes in the shift-up direction (upward in FIG. 4) during all shift-up operations, and the shift fork 14 strokes in the shift-down direction (downward in FIG. 4) during all shift-down operations. Next, the operation of the striking rod 16 is converted into the operation of the shift fork 14. Since the shift fork 14 only strokes by a small amount since the cone surface is actually pressed, the shift fork 14 hardly moves in appearance.
[0032]
The
[0033]
FIG. 5 is a diagram for explaining an operation conversion mechanism of the striking rod 16, the
[0034]
The motion converting mechanism of the striking rod 16, the
(1) When the striking rod 16 slides to the right by a select operation in the upshift direction
(2) When the striking rod 16 is rotated by a shift operation in a shift-up direction or a shift-down direction without including a select operation.
(3) When the striking rod 16 slides to the left due to a select operation in the downshift direction
Of the three patterns.
[0035]
Regarding (1), the shift fork 14 is caused to stroke in the shift-up direction (upward in FIG. 4) regardless of whether the shift operation is in the shift-up direction or the shift-down direction. Regarding (2), the shift fork 14 is stroked in the shift-up direction (upward in FIG. 4) during the shift operation in the shift-up direction, and the shift fork 14 is shifted in the shift-down direction (in FIG. (Downward). Regarding (3), the shift fork 14 is caused to stroke in the shift-down direction (downward in FIG. 4) regardless of the shift operation in the shift-up direction or the shift operation in the shift-down direction.
[0036]
The striking rod 16 penetrates a hole in the diameter direction as shown in FIG. 5 (b), and a check spring 11 is disposed at the hole position. It is configured by arranging 10, 10.
[0037]
As shown in FIG. 7, the
[0038]
As shown in FIG. 6, the
[0039]
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
[0040]
With this configuration, as shown in FIG. 5 (c), the two
[0041]
Next, the operation will be described.
[0042]
[Upshift operation]
As an example of a shift-up operation, an operation in a shift pattern of N → first speed → second speed → third speed → fourth speed → fiveth speed → sixth speed as shown in FIG. 8B will be described.
[0043]
When the
Thus, the cone friction surface of the
Simultaneously with the completion of shifting to the first speed, the fixation of the
[0044]
When the
Thus, the cone friction surface of the
[0045]
When the
Thus, the cone friction surface of the
Simultaneously with the shift to the third speed, the
[0046]
Next, when the
[0047]
Next, when the
[0048]
Next, when the
[0049]
At the time of a shift-up jump shift (first speed → 3rd speed, 2nd speed → 4th speed, 3rd speed → 5th speed, 4th speed → 6th speed), the
[0050]
[Shift down shift action]
As an example of the shift-down operation, the operation in the shift pattern of 6th gear → 5th gear → 4th gear → 3rd gear → 2nd gear → 1st gear as shown in FIG. 8C will be described.
[0051]
When the
Accordingly, the cone friction surface of the
[0052]
When the
Accordingly, the cone friction surface of the
At the same time as the shift to the fourth speed is completed, the fixation between the
[0053]
Next, when the
[0054]
Next, when the
[0055]
Next, when the
[0056]
At the time of a downshift jump shift (6th-speed → 4th-speed, 5th-speed → 3rd-speed, 4th-speed → 2nd-speed, 3rd-speed → 1st-speed), the
[0057]
[Comparison with current technology]
As described in the related art, the shift operation force can be reduced by increasing the synchro capacity by using a double cone or triple cone of the synchronous meshing mechanism. A comparison of the synchro capacity between the current manual transmission and the vehicle transmission of the first embodiment and the effect of reducing the operating force with respect to the current situation will be described with reference to FIG.
[0058]
First, the current manual transmission employs a double-cone type synchronous meshing mechanism at the first speed position, a triple cone type synchronous meshing mechanism at the second speed position, and a single cone type at the third to sixth speed positions. Is adopted. The cone diameter and cone angle are as shown in FIG. 10, and the synchro capacity is 56.69 at the first speed position, 80.83 at the second speed position, 34.90 at the third speed position, and 34.90 at the fourth speed position. The result is 27.97 at the 5th speed position and 27.97 at the 6th speed position.
[0059]
On the other hand, the vehicular transmission of the first embodiment employs a single cone type
[0060]
Supports (1) to (5) in FIG. 10 show the synchro capacity when the cone angle of the single cone type
[0061]
For example, looking at the effect of reducing the operating force with respect to the current state when the cone diameter is φ100.0, the synchro capacity at the current first speed position is 56.69. On the other hand, at the first speed position of the transmission of the first embodiment, although the synchromesh capacity is reduced to 34.90 (-21.79) due to the change of the synchronous meshing mechanism from the double cone to the single cone, By adding the synchronizing capacity 45.33 by the
[0062]
The synchro capacity is 80.83 at the current second speed position. On the other hand, at the second speed position of the transmission of the first embodiment, the synchronization capacity is reduced to 34.90 (−45.93) due to the change of the synchronous meshing mechanism from the triple cone to the single cone. By adding the synchronizing capacity 45.33 by the
[0063]
Further, from the third speed position to the sixth speed position, the synchronizing capacity 45.33 by the
[0064]
As a result, by employing (single cone
[0065]
Next, effects will be described.
In the vehicle transmission according to the first embodiment, the following effects can be obtained.
[0066]
(1) A plurality of
[0067]
(2) The shift-up
[0068]
(3) The shift-up auxiliary gear pairs 52 and 54 and the shift-down auxiliary gear pairs 53 and 55 are disposed at the end positions of the
[0069]
(4) Since the
[0070]
(5) The transmission is a multi-stage manual transmission in which a driver performs a shift operation by applying an operating force to the
[0071]
(6) The shift-pattern-compatible operation converting mechanism is provided with a striking rod 16 that is rotated by a shift direction operation on the
[0072]
As described above, the vehicle transmission according to the present invention has been described based on the first embodiment. However, the specific configuration is not limited to the first embodiment, but includes the claims according to the claims. Changes and additions to the design are permitted without departing from the spirit of the invention.
[0073]
For example, in the first embodiment, an example in which the vehicle transmission is applied to a manual transmission that obtains a shift operation force by a manual operation of a driver has been described, but a shift operation force is obtained by an actuator operation using a motor, a hydraulic cylinder, or the like. The present invention can also be applied to an automatic transmission, a semi-automatic transmission, and the like. In this case, downsizing of the actuator can be achieved by reducing the operating force.
[0074]
In the first embodiment, an example in which the striking rod, the shifter, and the shift bracket are used as the shift pattern-compatible operation conversion mechanism has been described, but the specific configuration is not limited to this. When a shift operation force is obtained by operating the actuator, a shift pattern corresponding to a shift-up pattern or a shift-down pattern is determined instead of the shift pattern corresponding operation conversion mechanism, and a drive command corresponding to the determination is output to the actuator.
[0075]
In the first embodiment, the upshift auxiliary gear pair is set to the same speed ratio as the highest transmission ratio of the transmission, and the downshift auxiliary gear pair is set to the same speed ratio as the lowest transmission ratio of the transmission. Although the above example has been described, the upshift auxiliary gear pair may be set to a transmission ratio higher than the highest transmission ratio of the transmission, or the downshift auxiliary gear pair may be set to a lower transmission ratio than the transmission. A lower gear ratio may be set.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall sectional view showing a vehicle transmission according to a first embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating a main part of an auxiliary synchronization mechanism of the vehicle transmission according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration from a shift lever to an outer lever disposed outside a manual transmission in the vehicle transmission according to the first embodiment.
FIG. 4 is an overall perspective view showing a shift pattern corresponding operation conversion mechanism in the vehicle transmission according to the first embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a main part of a shift pattern corresponding operation conversion mechanism in the vehicle transmission according to the first embodiment.
FIG. 6 is a view showing a shift bracket which is a component of the shift pattern corresponding operation conversion mechanism in the vehicle transmission according to the first embodiment.
FIG. 7 is a view showing a shifter which is a component of a shift pattern corresponding operation conversion mechanism in the vehicle transmission according to the first embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing a shift lever position, a shift-up pattern, and a shift-down pattern in the vehicle transmission according to the first embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a shift operation in the case where the vehicle transmission of the first embodiment is selected to the right, in the case of an operation not including the selection, and in the case of being selected to the left.
FIG. 10 is a diagram showing an operating force reduction effect table based on a synchro capacity comparison between the current manual transmission and the vehicle transmission of the first embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Shift lever
8 shift bracket
8b Shift up row engagement groove
8c Neutral row engagement groove
8d shift up row engagement groove
9 Shifter
9a, 9b Projection for operating shift bracket
13 Shift rod
14 shift fork
16 Striking rod
23 Main shaft
24 counter shaft
31, 32, 33, 34, 35, 36 Main gear
40, 41, 42, 43, 44, 45 Counter gear
48, 49, 50 Synchronous meshing mechanism
52,54 auxiliary gear pair for upshift
53,55 Downshift auxiliary gear pair
56 Auxiliary synchronization mechanism
Claims (6)
前記メインシャフトとカウンターシャフトとに、常時噛合のメインギアとカウンターギアの組み合わせによるシフトアップ用補助ギア対とシフトダウン用補助ギア対を設け、
前記シフトアップ用補助ギア対とシフトダウン用補助ギア対に、シフトアップとシフトダウンを含めた全ての変速操作時、コーン面摩擦力により回転同期を補助する補助同期機構を設けたことを特徴とする車両用変速機。A plurality of main gears provided on a main shaft of the transmission and a plurality of counter gears provided on a counter shaft arranged in parallel with the main shaft are always meshed with each other, and a synchronous meshing mechanism is provided for each shift position. In a vehicle transmission,
The main shaft and the counter shaft are provided with a pair of a shift-up auxiliary gear and a shift-down auxiliary gear by a combination of a main gear and a counter gear that are always meshed,
The shift-up auxiliary gear pair and the shift-down auxiliary gear pair are provided with an auxiliary synchronization mechanism that assists rotation synchronization by cone surface frictional force during all shift operations including shift-up and shift-down. Vehicle transmission.
前記シフトアップ用補助ギア対を、変速機の最も高い変速比と同じ変速比、もしくは、それより高い変速比に設定し、
前記シフトダウン用補助ギア対を、変速機の最も低い変速比と同じ変速比、もしくは、それより低い変速比に設定したことを特徴とする車両用変速機。The vehicle transmission according to claim 1,
The shift-up auxiliary gear pair is set to the same speed ratio as the highest speed ratio of the transmission, or to a higher speed ratio,
A transmission for a vehicle, wherein the shift-down auxiliary gear pair is set to the same speed ratio as the lowest speed ratio of the transmission or to a lower speed ratio.
前記メインシャフトとカウンターシャフトの端部位置に、前記シフトアップ用補助ギア対とシフトダウン用補助ギア対を配置すると共に、シフトアップ用コーン面とシフトダウン用コーン面とを有する1つの補助同期機構を両補助ギア対の間の位置に配置したことを特徴とする車両用変速機。The vehicle transmission according to claim 1 or 2,
One auxiliary synchronization mechanism having the shift-up auxiliary gear pair and the shift-down auxiliary gear pair arranged at end positions of the main shaft and the counter shaft, and having a shift-up cone surface and a shift-down cone surface. Is disposed at a position between the pair of auxiliary gears.
前記同期噛合機構および前記補助同期機構を、いずれもコーン摩擦面が1つのシングルコーンタイプの同期機構としたことを特徴とする車両用変速機。The vehicle transmission according to any one of claims 1 to 3,
A transmission for a vehicle, wherein each of the synchronous meshing mechanism and the auxiliary synchronous mechanism is a single cone type synchronous mechanism having one cone friction surface.
前記変速機は、ドライバが変速レバーへ操作力を加えることにより変速操作を行う多段手動変速機であり、
前記変速レバーと前記補助同期機構のシフトフォークとの間の操作力伝達系に、全てのシフトアップ時にはシフトアップ用補助ギア対側にシフトフォークをストロークさせ、全てのシフトダウン時にはシフトダウン用補助ギア対側にシフトフォークをストロークさせるシフトパターン対応動作変換機構を設けたことを特徴とする車両用変速機。The vehicle transmission according to any one of claims 1 to 4,
The transmission is a multi-stage manual transmission in which a driver performs a shift operation by applying an operation force to a shift lever,
The operating force transmission system between the shift lever and the shift fork of the auxiliary synchronization mechanism causes the shift fork to stroke on the opposite side of the shift-up auxiliary gear at all upshifts, and the shift-down auxiliary gear at all downshifts A transmission for a vehicle, comprising a shift pattern-compatible operation conversion mechanism for causing a shift fork to stroke on the opposite side.
前記シフトパターン対応動作変換機構は、
変速レバーへのシフト方向操作により回動し、セレクト方向操作により摺動するストライキングロッドと、
前記ストライキングロッドに設けられ、シフトブラケット作動用突起を有し、セレクト方向操作によりシフトアップ列とニュートラル列とシフトダウン列との3位置への摺動が可能で、設定荷重を超えるとニュートラル列に戻される機能を有するシフターと、
前記シフターのシフトブラケット作動用突起が、アップシフト列にあるときに係合するシフトアップ列係合溝と、ニュートラル列の位置にあるときに係合するニュートラル列係合溝と、シフトダウン列の位置にあるときに係合するシフトアップ列係合溝とを有するシフトブラケットと、
前記シフトブラケットを固定すると共に、上記補助同期機構をストロークさせるシフトフォークを固定したシフトロッドと、
により構成されていることを特徴とする車両用変速機。The vehicle transmission according to claim 5,
The shift pattern corresponding operation conversion mechanism,
A striking rod that is rotated by a shift direction operation to a shift lever and slides by a select direction operation;
The striking rod is provided with a shift bracket operating projection, and can be slid to three positions of a shift-up row, a neutral row, and a shift-down row by a select direction operation. A shifter having a function to be returned,
A shift-up row engaging groove engaged when the shift bracket operating projection of the shifter is in the up-shift row, a neutral row engaging groove engaged when in the neutral row position, and a shift-down row A shift bracket having a shift-up row engagement groove that engages when in a position;
A shift rod fixing the shift bracket and fixing a shift fork that causes the auxiliary synchronization mechanism to stroke,
A transmission for a vehicle, comprising:
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2003
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