JP2004316175A - Frame structure of rigid frame building - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラーメン構造の建物の架構体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から図7に示すように、基礎1の上に立設した通し柱2間に下階の梁3、上階の梁3を架設したラーメン構造の架構体A(図7においては上階の梁3を図面上省略している)において、架構体Aの補強を行うために耐力壁パネル20を下階の梁3と基礎1との間乃至上下階の梁3間に取付けるようにしている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)
ところが、上記のような従来例にあっては、耐力壁パネル20を下階の梁3と基礎1との間乃至上下階の梁3間に取付けるため、耐力壁パネル20により補強はできるが、図7に示すように開口巾Lが狭くなってしまうという問題があった。
【0003】
特に、間口が狭小の建物(例えば6P;ここでPはモジュール寸法で、一例を示せば900mm)において、間口の1階部分において通し柱2間に大開口を形成してこの大開口部分に玄関とガレージを連続して形成しようとしても、上記のように間口の1階部分に耐力壁パネル20を設けると、実質的な開口巾が狭くなってガレージと玄関を連続して形成することができないという問題がある。そこで、このような場合には狭小間口の両側の通し柱2として断面が大きくて強度の強い特別な通し柱2を用いることで耐力壁パネル20を無くして間口の1階部分に大開口を実現する必要があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−131386号公報
【特許文献2】
特開平10−280527号公報
【特許文献3】
特開2001−152577号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、通し柱間を大スパンとしたものにおいて簡単な構成で補強をして大開口を実現できるラーメン構造の建物の架構体を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るラーメン構造の建物の架構体は、基礎1の上に立設した通し柱2間に下階の梁3、上階の梁3を架設したラーメン構造の架構体Aであって、下階又は上階において通し柱2の側方に隣接して補強柱4を立設し、補強柱4の上下端部を下階の梁3と基礎1又は上下階の梁3に固着し、隣接する通し柱2と補強柱4とを連結金具5により連結して成ることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成とすることで、通し柱2間を大スパンとした場合に通し柱2に隣接して補強柱4を立設すると共に連結金具5で連結することで、従来の耐力壁パネルで補強するものに比べて大開口を実現できるものである。しかも、隣接する通し柱2と補強柱4とを連結金具5により連結してあるので、通し柱2又は補強柱4に一定以上の力が作用すると連結金具5が変形することでこの力を吸収できて、通し柱2又は補強柱4が破損するのを防止できるものである。
【0008】
また、通し柱2の側方に複数の補強柱4を隣接して並設し、隣接する通し柱2と補強柱4同士を連結金具5により連結すると共に隣接する補強柱4同士を別の連結金具5により連結することが好ましい。
【0009】
このように通し柱2に隣接して複数の補強柱4を並設することで、必要とする補強が簡単に行え、しかも大開口を実現することができるものである。
【0010】
また、縦片10の上乃至下に横片6を設けると共に縦片10の両側に通し柱2又は補強柱4に固着するための固定用垂直片12を設けて縦片10の上乃至下と両側を横片6及び両側の固定用垂直片12で一体に囲んで連結金具5を形成し、該連結金具5の縦片10が、通し柱2又は補強柱4から連結金具5に作用する力が一定以上となると塑性変形をする過大力吸収部7となっていることが好ましい。
【0011】
このような構成とすることで、通し柱2又は補強柱4に一定以上の力が作用すると連結金具5の過大力吸収部7である縦片10がせん断力により塑性変形してこの力を吸収するものであって、簡単な構成で通し柱2又は補強柱4に一定以上の力が作用すると変形して該力を吸収する連結金具5を構成できるものであり、また、せん断力により塑性変形可能を得る場合、座屈による荷重低下が懸念されるが、連結金具5の縦片10の周囲が上乃至下の横片6と両側の固定用垂直片12により一体に囲われており、また、通し柱2と補強柱4との間隔が小さいため、縦片10がせん断力により座屈しても、周囲の横片6、固定用垂直片12による拘束力により荷重低下を生じることなく、繰り返し変形に対しても安定した塑性変形性能を得ることができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0013】
基礎1上には通し柱2が立設してある。通し柱2は断面ロ字状をした角鋼管により構成してあり、角型鋼管の下端部に柱脚部8が固着してあって、柱脚部8を基礎1に植設したアンカーボルトに固着することで、基礎1上に立設してある。通し柱2の上下方向の中間部間には断面H状をした鋼材よりなる下階の梁3の両端部がボルト、ナットのような固着手段により固着してあり、また、通し柱2の上端部間には上階の梁3の両端部がボルト、ナットのような固着手段により固着してあって、ラーメン構造の架構体Aを構成してある。
【0014】
下階又は上階において通し柱2の側方に隣接して後述の連結金具5の横巾と同じ小隙間9を介して補強柱4が立設してあり、この補強柱4の上下端部を下階の梁3と基礎1又は上下階の梁3に固着してある。
【0015】
補強柱4は通し柱2と同じ断面の角鋼管により構成してあり、図4の実施形態では角型鋼管の下端部に柱脚部8’が固着してある。図1に示す実施形態は下階において通し柱2の側方に隣接して補強柱4を立設する例が示してあり、補強柱4の下端部の柱脚部8’を基礎1に植設したアンカーボルトに固着し、また、補強柱4の上端部を下階の梁3にボルトのような固着手段により固着してある。
【0016】
通し柱2と隣接する補強柱4との間の小隙間9には連結金具5が配置してあって、この連結金具5により通し柱2と補強柱4とを連結してある。連結金具5は図3に示すようなもので、縦片10の上下に横片6を設け(実施形態では上下に横片6を設けているが上下のいずれかに横片6を設けてもよい)て縦断面エ字状をしており、更に縦片10の両側に縦片10及び上下の横片6に対して直角となった固定用垂直片12を縦片10及び横片6に一体に設け、該固定用垂直片12が上下の横片6及び縦片10に固着してあり、上記固定用垂直片12にはボルト挿入孔13が設けてある。
【0017】
両固定用垂直片12間の巾寸法は両固定用垂直片12間においてボルト14による連結金具5と通し柱2との連結作業、ボルト14による連結金具5と補強柱4との連結作業が行うことができる程度の巾寸法となっていて、該連結金具5の両端部の固定用垂直片12をそれぞれ通し柱2と補強柱4の側面部に図2(a)に示すようにボルト14により固着することで上下両端部を下階の梁3と基礎1又は上下階の梁3に固着した補強柱4の上下方向の途中の部分を通し柱2に連結している。
【0018】
ここで、施工に当たっては、あらかじめ連結金具5を固着した通し柱2を立設した後(または、立設した通し柱2に連結金具5をボルト14により固着した後)、補強柱4を立設する際に連結金具5に補強柱4をボルト14により固着したり、あるいは連結金具5をボルト14によりあらかじめ固着した補強柱4を通し柱2に隣接して立設する際に、通し柱2に連結金具5を固着したり、あるいは、通し柱2、補強柱4を立設した後に通し柱2と補強柱4との間の小隙間9に連結金具5をはめ込んで連結金具5をそれぞれ通し柱2と補強柱4とのボルト14により固着するようにしてもよい。
【0019】
上記のように、下階又は上階において通し柱2の側方に隣接して補強柱4を立設し、補強柱4の上下端部を下階の梁3と基礎1又は上下階の梁3に固着し、隣接する通し柱2と補強柱4とを連結金具5により連結することで、対向する通し柱2間のスパンを大スパンとしても補強柱4により補強できるものであり、しかも、地震などにより通し柱2又は補強柱4に一定以上の力が作用すると連結金具5が塑性変形をして地震エネルギーを吸収して通し柱2、補強柱4が破損するのを防止している。図に示す実施形態においては、連結金具5の縦片10が通し柱2又は補強柱4に一定以上の力が作用するとせん断力により塑性変形する過大力吸収部7となっている。
【0020】
図5には図1に示す本発明の架構体Aにおける水平加圧力試験の結果を示すグラフが示してあり、該水平加圧力試験により連結金具5の過大力吸収部7を構成する縦片10がせん断力により塑性変形した結果を図2(b)に示す。図5、図2(b)から明らかなように図5のイ点を過ぎても一気に強度が低下することなく、図2(b)のように過大力吸収部7を構成する縦片10が塑性変形することで過大力を吸収するものである。ここで、更に、せん断力により塑性変形可能を得る場合、座屈による荷重低下が懸念されるが、連結金具5の縦片10の周囲が上乃至下の横片6と両側の固定用垂直片12により一体に囲われており、また、通し柱2と補強柱4との間隔が小さいため、縦片10がせん断力により座屈しても、周囲の横片6、固定用垂直片12による拘束力により荷重低下を生じることなく、繰り返し変形に対しても安定した塑性変形性能を得ることができるものであり、これらの結果、架構体Aを構成する通し柱2、補強柱4の変形能力(ねばり)を向上させ、地震エネルギーを吸収しやすい、靭性のある構造とすることができるのである。
【0021】
しかして本発明においては、従来のように耐力壁パネルにより補強をするのではなく、下階又は上階において通し柱2の側方に隣接して補強柱4を立設して補強柱4の上下端部を下階の梁3と基礎1又は上下階の梁3に固着し、更に隣接する通し柱2と補強柱4とを連結金具5により連結するので、例えば、間口が狭小の建物などにおいて通し柱2間を大スパン(例えば6P=5400mm)として上記のように補強柱4により補強したとしても、通し柱2に隣接して立設した補強柱4間の巾寸法が実際の開口の巾寸法となり、大開口を実現できるものである。例えば、図1における実際の開口巾Lを5.5Pとすることができ、間口が狭小な建物において、例えば、間口の正面に玄関とガレージを連続して形成することが可能となるものである。
【0022】
図6には本発明の他の実施形態が示してある。本実施形態においては、通し柱2の側方に複数の補強柱4を隣接して並設したもので、隣接する通し柱2と補強柱4同士を連結金具5により連結すると共に隣接する補強柱4同士を別の連結金具5により連結してある。このように、補強柱4を複数並設し、隣接する通し柱2と補強柱4同士を連結金具5により連結すると共に隣接する補強柱4同士を別の連結金具5により連結することで、必要とする補強が簡単に行え、しかも耐力壁パネルを用いる場合に比べて大開口を実現することができるものである。
【0023】
上記図1や図6に示す実施形態においては、対向する両通し柱2にそれぞれ隣接して1乃至複数の補強柱4を立設した例を示したが、対向する両通し柱2のうち片側の通し柱2のみに隣接して1乃至複数の補強柱4を立設すると共に通し柱2と補強柱4(及び隣接する補強柱4同士)を連結金具5により連結してもよい。
【0024】
また、上記各実施形態においては下階において通し柱2の側方に隣接して補強柱4を立設して連結金具5により連結することで、下階において通し柱2間を大スパンとして補強柱4により補強して大開口を実現するようにした例を示したが、上階において通し柱2の側方に隣接して1乃至複数の補強柱4を立設し、通し柱2と補強柱4(及び隣接する補強柱4同士)を連結金具5により連結して補強を行って上階部分に大開口を実現するようにしてもよいものである。
【0025】
なお、ラーメン構造の架構体Aとしては2階建てのものにのみ限定されず、3階建て以上のラーメン構造の架構体Aの場合において、3階以上の階においても上記と同様にして大開口を実現することができるものである。
【0026】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、基礎の上に立設した通し柱間に下階の梁、上階の梁を架設したラーメン構造の架構体であって、下階又は上階において通し柱の側方に隣接して補強柱を立設し、補強柱の上下端部を下階の梁と基礎又は上下階の梁に固着し、隣接する通し柱と補強柱とを連結金具により連結するので、従来の耐力壁パネルを用いて補強するものに比べて大開口を実現できるものであり、しかも、隣接する通し柱と補強柱とを連結金具により連結することで、通し柱又は補強柱に一定以上の力が作用すると連結金具が塑性変形してこの力を吸収し、これにより通し柱又は補強柱の変形能力(ねばり)が向上して大きな地震力等が作用しても破損するのを防止できるものである。
【0027】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、通し柱の側方に複数の補強柱を隣接して並設し、隣接する通し柱と補強柱同士を連結金具により連結すると共に隣接する補強柱同士を別の連結金具により連結しているので、必要とする補強が簡単に行え、しかも従来の耐力壁パネルを用いて補強するものに比べて大開口を実現することができるものである。
【0028】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、縦片の上乃至下に横片を設けると共に縦片の両側に通し柱又は補強柱に固着するための固定用垂直片を設けて縦片の上乃至下と両側を横片及び両側の固定用垂直片で一体に囲んで連結金具を形成し、該連結金具の縦片が、通し柱又は補強柱から連結金具に作用する力が一定以上となると塑性変形をする過大力吸収部となっているので、簡単な構成で通し柱又は補強柱に一定以上の力が作用すると縦片がせん断力により塑性変形して該力を吸収すると共に、縦片の周囲に一体に設けた横片、固定用垂直片による拘束力により荷重低下を生じることなく、繰り返し変形に対しても安定した塑性変形性能を有する連結金具を構成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の正面図である。
【図2】(a)は同上の通し柱と該通し柱に隣接して立設した補強柱とを連結金具で連結している部分の拡大正面図であり、(b)は通し柱や補強柱から連結金具に一定以上の力が作用して連結金具の縦片が塑性変形した状態を示す説明のための拡大正面図である。
【図3】同上に用いる連結金具を示し、(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)は(a)のX−X線断面図である。
【図4】同上に用いる補強柱を示し、(a)は側面図であり、(b)は平面図であり、(c)は下面図である。
【図5】同上のラーメン構造の架構体の水平加力試験の結果を示すグラフである。
【図6】本発明の他の実施形態の正面図である。
【図7】従来例の正面図である。
【符号の説明】
A 架構体
1 基礎
2 通し柱
3 梁
4 補強柱
5 連結金具
6 横片
7 過大力吸収部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a frame structure of a building having a ramen structure.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in FIG. 7, a frame A having a ramen structure in which a
However, in the above-described conventional example, since the load-bearing
[0003]
In particular, in a building with a small frontage (for example, 6P; P is a module size, 900 mm in an example), a large opening is formed between the through
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-10-131386 [Patent Document 2]
JP-A-10-280527 [Patent Document 3]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-152577
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above point, and an object of the present invention is to provide a frame structure of a building having a ramen structure capable of realizing a large opening by reinforcing with a simple configuration in a case where a large span is provided between through columns. It is assumed that.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a frame structure of a building having a ramen structure according to the present invention is a frame having a ramen structure in which a
[0007]
With such a configuration, when a large span is provided between the through
[0008]
Also, a plurality of
[0009]
By arranging a plurality of reinforcing
[0010]
Also, a
[0011]
With such a configuration, when a certain force or more acts on the through
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0013]
On the
[0014]
On the lower floor or the upper floor, a reinforcing
[0015]
The reinforcing
[0016]
A connecting
[0017]
The width between the two fixing
[0018]
Here, in the construction, after erecting the through
[0019]
As described above, the reinforcing
[0020]
FIG. 5 is a graph showing the results of a horizontal pressure test on the frame A of the present invention shown in FIG. 1, and the
[0021]
Therefore, in the present invention, the reinforcing
[0022]
FIG. 6 shows another embodiment of the present invention. In the present embodiment, a plurality of reinforcing
[0023]
In the embodiment shown in FIGS. 1 and 6 described above, an example is shown in which one or a plurality of reinforcing
[0024]
In each of the above embodiments, the reinforcing
[0025]
The frame A having a ramen structure is not limited to a two-story structure. In the case of a frame A having a three-story or more ramen structure, a large opening is also provided on three or more floors in the same manner as described above. Can be realized.
[0026]
【The invention's effect】
As described above, in the invention according to
[0027]
Further, in the invention according to
[0028]
According to the third aspect of the invention, in addition to the effects of the first or second aspect of the invention, a horizontal piece is provided above or below the vertical piece, and through columns or reinforcements are provided on both sides of the vertical piece. A fixing vertical piece for fixing to the column is provided, and the upper to lower sides and both sides of the vertical piece are integrally surrounded by the horizontal piece and the fixing vertical pieces on both sides to form a connecting fitting, and the vertical piece of the connecting fitting is If the force acting on the connecting bracket from the through column or the reinforcing column becomes more than a certain level, it becomes an excessive force absorbing part that plastically deforms, so if a certain amount of force acts on the through column or the reinforcing column with a simple configuration, the vertical piece will shear. It is plastically deformed by the force to absorb the force, and the plastic deformation is stable against repeated deformation without reducing the load due to the restraining force of the horizontal piece and the vertical piece for fixing provided around the vertical piece. It is possible to construct a connection fitting having high performance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 (a) is an enlarged front view of a portion where the through column and the reinforcing column erected adjacent to the through column are connected by connecting metal fittings, and (b) is connected from the through column and the reinforcing column. FIG. 5 is an enlarged front view for illustrating a state in which a vertical piece of the connecting fitting is plastically deformed by a force of a predetermined value or more acting on the fitting.
FIGS. 3A and 3B show a connection fitting used in the above, wherein FIG. 3A is a front view, FIG. 3B is a plan view, and FIG. 3C is a sectional view taken along line XX of FIG.
FIGS. 4A and 4B show a reinforcing column used in the embodiment, in which FIG. 4A is a side view, FIG. 4B is a plan view, and FIG. 4C is a bottom view.
FIG. 5 is a graph showing a result of a horizontal force test of the frame having the rigid frame structure according to the first embodiment.
FIG. 6 is a front view of another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a front view of a conventional example.
[Explanation of symbols]
A
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003109456A JP2004316175A (en) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | Frame structure of rigid frame building |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003109456A JP2004316175A (en) | 2003-04-14 | 2003-04-14 | Frame structure of rigid frame building |
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ID=33470612
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015055038A (en) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 大和ハウス工業株式会社 | Rigid-frame of building |
-
2003
- 2003-04-14 JP JP2003109456A patent/JP2004316175A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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