JP2004312540A - Electronic device and power supply controller - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源供給により動作するデバイスを有した電子装置、所望の電源供給対象に対して電源を供給する電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年は、省エネルギーの観点から各種の電子装置の省電力化が盛んに行われている。
【0003】
ここで、省電力化を可能とする従来の電子装置の一例として、待機状態で間欠受信状態にあるときにはCPU(中央処理ユニット)及びそのCPUへクロックを供給するクロック発振器の動作を共に停止してスリープモードにすることにより、電力消費量を下げるようにした携帯電話端末が知られている。また当該携帯電話端末は、一定周期毎に上記スリープモードから通常の動作モードへ復帰し、その通常動作モードにおいてキーボード(番号入力用のテンキー等)が押下されたか否かの検出動作を行っている。(例えば特許文献1参照)
【特許文献1】
特開平10−161780号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように一定周期毎にスリープモードから通常動作モードへ復帰する電子装置の場合、上記通常動作モード時にはやはり電力が消費されることになる。したがって、当該電子装置において更に消費電力を抑えるためには、上記スリープモードの持続時間を長くすること、つまりスリープモードから通常動作モードへ復帰する上記一定周期を長くすれば良いことになる。しかしながら、上記一定周期が長すぎると、そのスリープモードの間に、例えばユーザ操作のような検出すべき動作や情報等を電子装置が見逃してしまう虞がある。このように、スリープモードと通常動作モードを切り替え可能な従来の電子装置は、上記一定周期が長すぎると動作検出や情報検出の反応性が悪くなり、逆に、上記一定周期が短いと消費電力が増大してしまうという、トレードオフの問題を抱えている。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、動作検出や情報検出の反応性を確保しつつ、消費電力を削減可能な、電子装置、電源制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電源が供給されている状態で使用者からの入力操作を検知する入力操作検知手段に対して、少なくとも電源を供給する第1の時間と電源を供給しない第2の時間とを繰り返す間欠的な電源供給を行う際に、第1の時間と第2の時間との比率を所定の時間毎に調整する。
【0007】
また本発明は、電源を供給する電源供給対象に対して、少なくとも、電源を供給する第1の時間と電源を供給しない第2の時間とを繰り返す間欠的な電源供給を行う際に、第1の時間と第2の時間との比率を所定の時間毎に調整する。
【0008】
本発明によれば、電源を供給する第1の時間と電源を供給しない第2の時間との比率を調整すること、つまり、電源を供給する第1の時間を長く若しくは短くすること、或いは、電源を供給しない第2の時間を長く若しくは短くすることにより、消費電力量を調整可能とし、また、電源供給時に行われる各種の動作検出や情報検出の反応性を確保している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1及び図2は、本発明の電子装置の一本実施の形態としての折り畳み式携帯電話端末の外観を示す。なお、本実施の形態では、携帯電話端末を例に挙げて説明するが、本発明の電子装置は携帯電話端末に限定されず、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)、各種のリモートコントローラ、コンピュータマウスなどにも適用できることは言うまでもない。
【0011】
本実施の形態の携帯電話端末は、第1の筐体1と、この第1の筐体1に対して折り重なるように二つ折りにされる第2の筐体2とを有している。また、本実施の形態の携帯電話端末は、一般の携帯電話端末と同様に、電話番号表示や待ち受け画像の表示,電子メールの文章表示等を行うためのディスプレイ4、電話番号入力や電子メール文章の入力等の際にユーザにより操作されるキー操作部(キーボード)9、内部メモリに記憶されている電話帳,アドレス帳,辞書から所望の電話番号,アドレス,語句を選択したり、ディスプレイ4上に表示された各種の設定メニューから所望のメニューをユーザが選択等する際に操作されるディスク型ジョグダイヤル部5、映像を撮影するためのカメラ用レンズ11、赤外線通信を行うための赤外線通信部10等を備えている。なお、ディスク型ジョグダイヤル部5は、図1中の矢印7方向に回転自在に構成されたディスク8を備えている。このディスク型ジョグダイヤル部5はその内部にホール素子(図1,2では図示を省略)を備えており、本実施の形態の携帯電話端末は、当該ホール素子から出力されたパルス信号により、ユーザがディスク8を何れの方向にどの程度回転させたのか等のユーザ入力操作を検出する。また、当該ディスク型ジョグダイヤル部5は、上記ディスク8上に刻印された上下左右方向を表す4つの各マーク12と対応する位置に、それぞれ図示しない押下スイッチを備えている。なお、これら4つの押下スイッチは、一例として、ディスプレイ画面上に表示されているカーソルを当該画面上で上下左右に移動させる際などに、ユーザにより操作されるスイッチである。さらに、上記ディスク8の中央部には、プッシュ型スイッチ6が備えられている。当該プッシュ型スイッチ6は、一例として、選択状態(未決定状態)となっているメニューを決定する際などに、ユーザにより押下操作されるスイッチである。本実施の形態の携帯電話端末は、上記4つの押下スイッチやプッシュ型スイッチ6からの出力信号により、ユーザがそれら押下スイッチやプッシュ型スイッチ6を押下操作したか否かを検出する。
【0012】
第1の筐体1と第2の筐体2は、互いの一端側を連結部(ヒンジ部)3を介して互いに回動自在とされており、図1の開いた状態(以下、端末開状態と表記する)と図2の折り畳んだ状態(第1の筐体1と第2の筐体2が重ね合わされた状態、以下、端末閉状態と表記する)で使用される。例えば、この折り畳み式の携帯電話端末は、電話をかけたり電子メールの作成や送受信を行う場合には図1の端末開状態とし、充電時や電話をかけない時或いは着信待ちの場合等には図2の端末閉状態として使用される。また、本実施の形態の携帯電話端末は、一般的な折り畳み式携帯電話端末と同様に、上記端末閉状態と端末開状態を検知するための開閉検知スイッチ(図1,2では図示を省略)を備えている。そして、当該携帯電話端末は、上記開閉検知スイッチの開検知信号により端末開状態であることを検知した場合、ディスプレイ4上に例えば待ち受け画面等を表示させると共に、キー操作部9やディスク型ジョグダイヤル部5等からのユーザ操作を受け付け可能な状態とする。一方、携帯電話端末は、上記開閉検知スイッチの閉検知信号により端末閉状態となされたことを検知した場合、ディスプレイ4やキー操作部9、ディスク型ジョグダイヤル部5等を停止状態として電力消費を削減する。
【0013】
[ディスク型ジョグダイヤル部の具体例]
ところで、上述したように、本実施の形態の携帯電話端末のディスク型ジョグダイヤル部5は、ユーザによるディスク8の回転操作を上記ホール素子によりパルス信号へ変換し、そのパルス信号からユーザの入力操作を検出(つまりユーザ入力操作信号を出力)する構成となされている。そして、当該ホール素子を備えたディスク型ジョグダイヤル部5は、電気接点同士の機械的接触を伴わずにユーザの入力操作を検出可能な入力操作検出デバイスであるため、例えば電気接点同士が機械的に接触した時の電気的導通状態により発生した電気信号をユーザ入力操作信号として出力するようなデバイスと比較して、メカ的な摩耗等が少なく、信頼性と耐久性に優れるという特徴がある。
【0014】
しかしながら、上記ホール素子は、一般に、電流を加えた半導体が磁界内を通過したときに発生するホール電圧を出力する構成となされている。したがって、このようなホール素子を備えたディスク型ジョグダイヤル部5において、上記ユーザによるディスク8の回転操作を当該ホール素子によりパルス信号へ変換するためには、常にホール素子へ電力を供給しておかなければならず、省電力化が難しいという問題がある。
【0015】
このため、本実施の形態の携帯電話端末は、端末開状態の時に、常時電源供給を行う通常動作モードの他に、上記ディスク型ジョグダイヤル部5のホール素子への電源供給を間欠的に行うスリープモードでも動作可能となされている。すなわち、本実施の形態の携帯電話端末は、端末開状態の時に上記スリープモードで動作することにより、消費電力を削減可能となっている。また、本実施の形態の携帯電話端末は、端末閉状態の時には、ディスク型ジョグダイヤル部5のホール素子への電源供給を完全に止めて電力消費を削減する停止モードをも備えている。そして、本実施の形態の携帯電話端末は、端末閉状態から端末開状態になされたとき、上記停止モードから通常動作モードに切り替わる。また、本実施の形態の携帯電話端末は、上記通常動作モード時にユーザから何も入力操作がなされない状態が所定時間続いた場合にスリープモードに切り替わり、一方、スリープモード時にユーザから何らかの入力操作がなされた場合に通常動作モードへ復帰する。
【0016】
ここで、上述のようにホール素子への電力供給を間欠的に行うスリープモードにより消費電力を削減することにした場合、上記ホール素子へ電力を間欠的に供給する周期(以下適宜、間欠周期、若しくはスリーピングタイムと表記する)が長すぎるとユーザの入力操作を検出する際の反応性が悪くなり、逆に、間欠周期(スリーピングタイム)が短すぎると電力消費の削減効果が少なくなってしまう。
【0017】
このようなことから、本実施の形態において、上記スリープモード時の携帯電話端末は、ユーザから何も入力操作がなされていない時間の長さに応じて、上記ホール素子への電力供給の間欠周期(つまりスリーピングタイム)を適宜調整することにより、ユーザの入力操作の検出反応性を確保しつつ、消費電力量を効率的に低減可能としている。すなわち例えば、上記通常動作モードからスリープモードに切り替わった直後はユーザから再度入力操作が行われる可能性が高く、一方、ユーザからの入力操作が無い時間が長くなればなるほどユーザから再度入力操作が行われる可能性が低くなると考えられるため、本実施の形態の携帯電話端末は、上記通常動作モードからスリープモードに切り替わった直後はスリーピングタイム(間欠周期)を短めに設定することで、ユーザからの入力操作に対する反応性を確保し、一方、ユーザからの入力操作が無い時間が長くなるにつれてスリーピングタイム(間欠周期)を長く調整していくことで、消費電力の削減量を増やすようにしている。また、本実施の形態の携帯電話端末は、スリーピングタイムが無限に延びることでユーザからの入力操作に全く反応しなくなってしまうことを避けるために、スリーピングタイムに上限値を設けている。
【0018】
[ディスク型ジョグダイヤル部の内部構成と動作モードの説明]
図3には、本実施の形態の携帯電話端末が備える内部回路構成のうち、ディスク型ジョグダイヤル部5への電源供給を、動作モードに応じて制御する主要部の構成を示している。また、図4には、本実施の形態の携帯電話端末が、ディスク型ジョグダイヤル部5のホール素子37へ供給する電源のオン/オフ制御のタイミングを示す。
【0019】
図3において、ディスク型ジョグダイヤル部5は、その内部の電気的構成として、少なくとも、ホール素子37と、電源供給回路35と、電源供給オン/オフスイッチ36とを有している。なお、図3は、ディスク型ジョグダイヤル部5の内部のうち本発明にかかる主要な部分のみを示しており、前記ディスク8やプッシュ型スイッチ6、4つの押下スイッチ等のメカ的及び電気的構成ついての図示は省略している。
【0020】
上記電源供給回路35は、電源部28からの電源電圧及び電流をホール素子37の動作電圧及び電流に調整するために設けられている。なお、本実施の形態の場合、電源供給回路35は、例えば、電源部28から供給される電力を非常に短い一定周期で間欠的にオン/オフして出力することにより、消費電力の削減を可能とするものであっても良い。電源供給オン/オフスイッチ36は、電源供給回路35からホール素子37までの間の電源供給経路内に挿入接続され、電源制御部25からの電源オン/オフ制御信号によりオン(閉成)/オフ(開成)制御される。
【0021】
ここで、上記電源制御部25から送られてくる電源オン/オフ制御信号は、上記停止モード時には図4の(a)に示すように電源供給オン/オフスイッチ36を常時オフ(開成)制御する信号となり、上記通常動作モード時には図4の(b)に示すように電源供給オン/オフスイッチ36を常時オン(閉成)制御する信号となる。なお、図4の(b)は、端末閉状態の停止モード中に、図中矢印OPで示される時点で端末が開かれて端末開状態となり、通常動作モードに移行したときの電源オン/オフ制御信号を示している。また、上記通常動作モード時の電源オン/オフ制御信号は、常時オン(ハイ:H)状態となる信号である。
【0022】
次に、上記通常動作モード時に、ユーザからの入力操作が所定時間Tcm内になされなかった場合、上記電源制御部25からの電源オン/オフ制御信号は、図4の(c)に示すように、スリーピングタイムTs毎(本発明の第2の時間)に電源供給オン/オフスイッチ36を所定時間Ton(本発明の第1の時間)だけオン(閉成)制御する信号となる。なお、上記通常動作モードからスリープモードに切り替わった直後の電源オン/オフ制御信号は、スリーピングタイムTsが、図4の(c)に示すデフォルトスリーピングタイムTdsに設定される。そして、当該図4の(c)の状態のスリープモード時において、ユーザからの入力操作が所定時間Tca内になされなかった場合、上記電源制御部25からの電源オン/オフ制御信号は、図4の(d)に示すように上記デフォルトスリーピングタイムTdsにさらにアディッショナルスリーピングタイムTas(本発明の加算値)を加算したスリーピングタイムTs毎に電源供給オン/オフスイッチ36を所定時間Tonだけオン(閉成)制御する信号となる。また更に、当該図4の(d)の状態のスリープモード時において、ユーザからの入力操作が所定時間Tca内になされなかった場合、上記電源制御部25からの電源オン/オフ制御信号は、図4の(e)に示すように上記図4の(c)のスリーピングタイムTs(=Tds+Tas)にさらにアディッショナルスリーピングタイムTasを加算したスリーピングタイムTs(=Tds+2Tas)毎に電源供給オン/オフスイッチ36を所定時間Tonだけオン(閉成)制御する信号となる。その後、当該図4の(e)の状態のスリープモード時に、ユーザからの入力操作が所定時間Tca内になされた場合、上記電源制御部25からの電源オン/オフ制御信号は、図4の(f)に示すようにスリーピングタイムTsがデフォルトスリーピングタイムTdsに戻され、そのスリーピングタイムTs(=Tds)毎に電源供給オン/オフスイッチ36を所定時間Tonだけオン(閉成)制御する信号となる。
【0023】
なお、本実施の形態において、上記デフォルトスリーピングタイムTdsは例えば300m秒を挙げることができ、上記アディッショナルスリーピングタイムTasは上記デフォルトスリーピングタイムTdsと同じでも或いは異なった値(時間)でも良い。また、上記スリーピングタイムTsに加算される各アディッショナルスリーピングタイムTasは、必ずしも毎回同じ値(時間)である必要はなく、加算毎に異なる値であっても良い。また、上記通常動作モードからスリープモードに切り替えがなされる際の所定時間Tcmは例えば10秒を挙げることができ、上記スリーピングタイムTsにアディッショナルスリーピングタイムTasが加算される所定時間Tcaは、上記所定時間Tcmと同じでも或いは異なった値(時間)でも良い。更に、アディッショナルスリーピングタイムTasがスリーピングタイムTsに加算される回数は、図4の例のように2回に限定されず、例えば1回,3回,4回等の所定回数であっても良い。なお、本実施の形態の携帯電話端末は、上述のようにアディッショナルスリーピングタイムTasがスリーピングタイムTsに加算される回数に制限を設けている。つまり、本実施の形態の携帯電話端末は、スリーピングタイムTsに上限値としての最大スリーピングタイム(Tmax)を設けることで、スリーピングタイムTsが無制限に延びてしまってディスク型ジョグダイヤル部5がユーザの入力操作に反応できなくなる状態になってしまうことを避けている。この最大スリーピングタイムTmaxは、例えば3秒を挙げることができる。また、本実施の形態において、上記デフォルトスリーピングタイムTdsやアディッショナルスリーピングタイムTas、上記所定時間TcmやTca、上記アディッショナルスリーピングタイムTasがスリーピングタイムTsに加算される回数(つまり最大スリーピングタイムTmax)等のパラメータは、工場出荷時に決められていても、或いは、それぞれユーザにより任意に設定可能であっても良い。その他、本実施の形態の携帯電話端末は、ユーザから入力操作の無い時間が続いた場合、スリーピングタイムTs(間欠周期)を線形的に増加させているが、例えば、スリーピングタイムTsを指数的に増加させるようにしても良い。本実施の形態の携帯電話端末は、上記デフォルトスリーピングタイムTds、アディッショナルスリーピングタイムTas、所定時間Tcm,Tca、アディッショナルスリーピングタイムTasがスリーピングタイムTsに加算される回数(最大スリーピングタイムTmax)、スリーピングタイムTsを線形的に増加させるか或いは指数的に増加させるか等のパラメータが、それぞれユーザにより設定可能となされており、それらユーザによる設定値は例えば図3のメモリ22に保存される。このように、本実施の形態では、それら全てのパラメータがユーザにより任意に設定可能となされているため、ユーザは、自己の感覚に最も適合する操作感を自ら調整可能となる。
【0024】
回転検出部26は、前記ディスク8がユーザにより回転操作されることにより上記ホール素子37から出力されるパルス信号が入力され、そのパルス信号から、ディスク8の回転数と回転方向を表すユーザ入力操作信号を生成して出力する。具体的に説明すると、前記ディスク8がユーザにより回転操作されると、上記ホール素子37からは、互いに位相の異なる二つのパルス信号が出力される。それら二つのパルス信号は共に回転方向検出回路34へ送られ、また何れか一方のパルス信号は回転数検出回路33へ送られる。回転数検出回路33は、供給されたパルス信号のパルス数をカウントすることで、上記ディスク8の回転数を検出する。一方、回転方向検出回路34は、二つのパルス信号のうち何れのパルス信号の位相が進んでいるのかを判定することにより、ディスク8の回転方向を検出する。上記回転数検出回路33からの回転数検出信号と、回転方向検出回路34からの回転方向検出信号は、ディスク型ジョグダイヤル部5からのユーザ入力操作信号としてCPU23へ送られる。
【0025】
電源制御部25は、CPU23からの制御コマンドに応じて、図4で説明したスリープモード、通常動作モード、停止モードの各動作モードに応じた電源オン/オフ制御信号を生成し、電源供給オン/オフスイッチ36へ出力することにより、ホール素子37への電源供給を制御する。具体的には、電源制御部25の電源オン/オフ制御信号発生回路32は、上記停止モードの制御コマンドをCPU23から受け取った場合、図4の(a)に示したように電源供給オン/オフスイッチ36を常時オフ(開成)制御するための電源オン/オフ制御信号を生成し、また、通常動作モードの制御コマンドをCPU23から受け取った場合、図4の(b)に示したように電源供給オン/オフスイッチ36を常時オン(閉成)制御するための電源オン/オフ制御信号を生成し、スリープモードの制御コマンドをCPU23から受け取った場合、図4の(c)〜(f)に示したようにスリーピングタイムTs毎に電源供給オン/オフスイッチ36を所定時間Tonだけオン(閉成)制御するための電源オン/オフ制御信号を生成して、前記電源供給オン/オフスイッチ36へ出力する。また、レジスタ30は、前記スリーピングタイムTsを決めるための設定値が、CPU23により書き込まれる。そして、電源オン/オフ制御信号発生回路32は、上記スリープモードの時には、上記レジスタ30に書き込まれている設定値に応じて、タイマ31のカウント周期(スリーピングタイム、間欠周期)を設定すると共に、当該タイマ31のカウント周期に対応した電源オン/オフ制御信号を発生する。すなわち、当該スリーピングモード時の電源オン/オフ制御信号発生回路32は、上記タイマ31のカウント周期毎(前記スリーピングタイムTs毎)に電源供給オン/オフスイッチ36を前記所定時間Tonだけオン(閉成)させる電源オン/オフ制御信号を発生する。
【0026】
ここで、本実施の形態の携帯電話端末が停止モードや通常動作モードの時、上記CPU23によりレジスタ30に書き込まれる設定値は、前記デフォルトスリーピングタイムTdsに上記タイマ31のカウント周期を設定するための複数ビット値となされる。また、当該携帯電話端末が上記スリープモードであり且つユーザからの入力操作がなされなかった場合、CPU23によりレジスタ30に書き込まれる設定値は、前記所定時間Tca毎に書き換えられる。すなわち、スリープモードでユーザからの入力操作がない状態が続いた場合、図4の(c)〜(e)で説明したように、所定時間Tca毎にアディッショナルスリーピングタイムTasが加算される状態を実現するために、CPU23は、所定時間Tcaが経過する毎にレジスタ30に書き込まれる複数ビット値を書き換える。このように、本実施の形態の携帯電話端末は、レジスタ30に書き込まれるビット値により、タイマ31のカウント周期を設定すること、すなわちレジスタ30へ書き込むビット値により、スリーピングタイムTsが制御可能となされている。なお、本実施の形態の携帯電話端末は、レジスタ30に書き込む複数ビットの値を調整することでスリーピングタイムTsを制御可能にしているため、例えばユーザの設定に応じてスリーピングタイムTsを変更することなどが容易となる。また、本実施の形態の携帯電話端末は、スリーピングタイムTsを指数的に増加させるようなことも、上記ビット値の左シフトのみで容易に実現でき、実装上のコスト上昇を抑えることが可能である。すなわち例えば、所定時間Tcaが経過する毎にスリーピングタイムTs(間欠周期)を2倍にするような制御は、上記レジスタ30内のビット値を1ビット左シフトするのみで実現可能である。
【0027】
CPU23は、上記電源制御部25の電源オン/オフ制御信号発生回路32へ停止モード、通常動作モード、スリープモードの各動作モードに応じた制御コマンドを供給し、また、前記スリーピングタイムTsを決めるための設定値を上記レジスタ30に書き込む。すなわち、CPU23は、開閉検知スイッチ20からの開/閉検知信号により端末開状態か端末閉状態かを判断し、端末閉状態のときには上記図4の(a)に示した停止モードとするための制御コマンドを上記電源オン/オフ制御信号発生回路32へ送る。一方、開閉検知スイッチ20からの開/閉検知信号により端末閉状態から端末開状態になされたと判断した場合、CPU23は、上記図4の(b)に示した通常動作モードとするための制御コマンドを上記電源オン/オフ制御信号発生回路32へ送る。また、通常動作モードであるとき、CPU23は、時計24から得られる経過時間の情報と、例えばメモリ22内に予め設定されている所定時間Tcmの情報と、キー操作部9やディスク型ジョグダイヤル部5からのユーザ入力操作信号とを参照し、上記ユーザ入力操作信号の無い状態が所定時間Tcm以上続いたと判断した場合、上記図4の(c)に示したスリープモードにするための制御コマンドを上記電源オン/オフ制御信号発生回路32へ送る。さらに、当該スリープモードの時、CPU23は、時計24から得られる経過時間の情報と、メモリ22内に予め設定されている所定時間Tcaの情報と、キー操作部9やディスク型ジョグダイヤル部5からのユーザ入力操作信号と参照し、上記ユーザ入力操作信号の無い状態が所定時間Tca以上続いたと判断する毎に、上記レジスタ30の設定値を前記図4の(c)〜(f)の各スリーピングタイムTsに相当する値に順次書き換える。
【0028】
[CPUの処理フローチャート]
図5には、上記CPU23が上記動作モードを制御したり、スリーピングタイムTsを設定する処理のフローチャートを示す。なお、この図5のフローチャートは、上記停止モードから通常動作モードへの移行、通常動作モード或いはスリープモードから停止モードへの移行についての処理ステップについては図示を省略している。特に、CPU23は、端末開状態のときに開閉検知スイッチ20から閉検知信号を受け取った場合、この図5のフローチャートの何れのステップの処理中であっても、当該端末の動作モードを直ちに停止モードに移行させる。
【0029】
図5において、CPU23は、携帯電話端末の電源ボタンがオンされて動作可能になった時、先ず、ステップS1の処理として、メモリ22に保存されている設定値を読み出す。なお、メモリ22から読み出される設定値とは、前述したデフォルトスリーピングタイムTds、アディッショナルスリーピングタイムTas、所定時間Tcm,Tca、アディッショナルスリーピングタイムTasがスリーピングタイムTsに加算される回数(最大スリーピングタイムTmax)、スリーピングタイムTsを線形的に増加させるか或いは指数的に増加させるか等のパラメータの情報である。そして、CPU23は、ステップS2の処理として、電源制御部25のレジスタ30に対して、デフォルトスリーピングタイムTdsに相当するビット値(タイマ31のカウント周期を設定するための値)を書き込む。さらに、CPU23は、ステップS3の処理として、電源制御部25の電源オン/オフ制御信号発生回路32に対して、動作モードを通常動作モードに設定するための制御コマンドを送る。これにより、当該携帯電話端末は、通常動作モードにより動作することになる。
【0030】
当該通常動作モードの時、CPU23は、ステップS4の処理として、回転検出部26やキー操作部9からユーザ入力操作信号が供給されたか否かを判定すると共に、ステップS5の処理として、ユーザ入力操作信号が供給されていない時間が前記所定時間Tcm続いたか否かを判定する。すなわち、CPU23は、ステップS4,ステップS5の処理において、ユーザによりディスク型ジョグダイヤル部5やキー操作部9が操作されていない時間が、通常動作モードからスリープモードへ移行する待ち時間だけ経過したか否かを判定している。そして、ステップS4にてユーザからの入力が無く、且つ、その状態がステップS5にて所定時間Tcm続いたと判定した場合、CPU23は、ステップS6の処理として、電源制御部25の電源オン/オフ制御信号発生回路32へ動作モードをスリープモードに設定するための制御コマンドを送る。これにより、当該携帯電話端末は、スリープモードに移行することになる。
【0031】
当該スリープモードの時、CPU23は、ステップS7の処理として、回転検出部26やキー操作部9からユーザ入力操作信号が供給されたか否かを判定すると共に、ステップS8の処理として、ユーザ入力操作信号が供給されていない時間が前記所定時間Tca続いたか否かを判定する。すなわち当該スリープモード時のCPU23は、ステップS7,ステップS8の処理において、ユーザによりディスク型ジョグダイヤル部5やキー操作部9が操作されていない時間が、スリーピングタイムの周期を変更する待ち時間だけ経過したか否かを判定している。そして、ステップS7にてユーザからの入力が無く、且つ、その状態がステップS8にて所定時間Tca続いたと判定した場合、CPU23は、ステップS9の処理として、現在のスリーピングタイムTsは最大スリーピングタイムTmaxか否か判定し、現在のスリーピングタイムTsが最大スリーピングタイムTmaxになっていると判定した場合はステップS7に戻る。一方、ステップS9にて、現在のスリーピングタイムTsが最大スリーピングタイムTmaxになっていないと判定した場合、CPU23は、ステップS10の処理として、スリーピングタイムTsにアディッショナルスリーピングタイムTasを加えた時間に相当するビット値(タイマ31のカウント周期を設定するための値)を、レジスタ30に書き込む。
【0032】
一方、ステップS7にてユーザ入力操作信号が供給されたと判定した場合、CPU23は、ステップS11にてスリーピングタイムTsをデフォルトスリーピングタイムTdsに設定する。つまり、CPU23は、電源制御部25のレジスタ30に対して、デフォルトスリーピングタイムTdsに相当するビット値(タイマ31のカウント周期を設定するための値)を書き込む。その後、CPU23の処理は、ステップS3へ戻る。
【0033】
[まとめ]
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話端末によれば、スリープモード時に、ユーザによる入力操作がなされていない状態の継続時間に応じて、スリーピングタイムを適宜調整することにより、ユーザの入力操作の検出反応性を確保しつつ、消費電力量を効率的に低減可能となっている。また、本実施の形態によれば、デフォルトスリーピングタイムTds、アディッショナルスリーピングタイムTas、所定時間Tcm,Tca、最大スリーピングタイムTmax等の各種のパラメータを、ユーザが任意に設定可能となされている。このため、ユーザは、自分の感覚に最も適合する操作感を得ることができる。すなわち、ユーザは、一例として、前記所定時間Tcm、Tcaのパラメータを変更することで、ユーザ入力操作に対する反応性を遅くしてゆくときの時間間隔を調整でき、また、最大スリーピングタイムTmaxのパラメータを変更することで、ユーザ入力操作に対する反応性をどの程度まで遅くしても良いのかを設定できる。
【0034】
なお、上述した実施の形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
【0035】
本実施の形態では、折り畳み式の携帯電話端末を例に挙げているが、例えば、第1の筐体と第2の筐体が所謂ジャックナイフのように開いた状態と重ね合わせた状態へ変更可能な携帯電話端末などにも適用可能である。
【0036】
また、本発明は、特に一次或いは二次電池等からの電力供給により動作する携帯型の電子装置に好適であるが、それらには限定されない。
【0037】
また、本発明において、電子装置の反応性は、上記ユーザの入力操作に対する反応性だけでなく、各種のセンサ等の出力に対する検出反応性や、入力信号或いは受信した情報に対する検出の反応性などであっても良い。
【0038】
その他、本実施の形態はハードウェア構成を例に挙げて説明したが、ソフトウェアにより実現しても良い。
【0039】
【発明の効果】
本発明においては、電源が供給されている状態で使用者からの入力操作を検知する入力操作検知手段若しくは電源を供給すべき電源供給対象に対して、電源を供給する第1の時間と電源を供給しない第2の時間とを繰り返す間欠的な電源供給を行う際に、第1の時間と第2の時間との比率を所定の時間毎に調整することにより、消費電力を削減しつつ、動作検出や情報検出の反応性を確保可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の携帯電話端末を開いた状態の外観図である。
【図2】本発明実施の形態の携帯電話端末を折り畳んだ状態の外観図である。
【図3】ディスク型ジョグダイヤル部への電源供給を動作モードに応じて制御する主要部の構成を示すブロック回路図である。
【図4】ディスク型ジョグダイヤル部のホール素子へ供給される電源のオン/オフ制御のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】CPUによる動作モードの制御及びスリーピングタイムの設定処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…第1の筐体、2…第2の筐体、5…ディスク型ジョグダイヤル部、6…プッシュ型スイッチ、8…ディスク、9…キー操作部、20…開閉検知スイッチ、22…メモリ、23…CPU、24…時計、25…電源制御部、26…回転検出部、28…電源部、30…レジスタ、31…タイマ、32…電源オン/オフ制御信号発生回路、33…回転数検出回路、34…回転方向検出回路、35…電源供給回路、36…電源供給オン/オフスイッチ、37…ホール素子[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic device having a device that operates by power supply, and a power supply control device that supplies power to a desired power supply target.
[0002]
[Prior art]
In recent years, power saving of various electronic devices has been actively performed from the viewpoint of energy saving.
[0003]
Here, as an example of a conventional electronic device capable of saving power, when a standby state is in an intermittent reception state, both operations of a CPU (central processing unit) and a clock oscillator for supplying a clock to the CPU are stopped. 2. Description of the Related Art There is known a mobile phone terminal in which power consumption is reduced by setting a sleep mode. Further, the mobile phone terminal returns from the sleep mode to the normal operation mode at regular intervals, and performs an operation of detecting whether or not a keyboard (such as a numeric keypad) is pressed in the normal operation mode. . (For example, see Patent Document 1)
[Patent Document 1]
JP-A-10-161780 (FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the case of an electronic device that returns from the sleep mode to the normal operation mode at regular intervals as described above, power is still consumed in the normal operation mode. Therefore, in order to further reduce the power consumption of the electronic device, the duration of the sleep mode should be lengthened, that is, the constant period for returning from the sleep mode to the normal operation mode should be lengthened. However, if the predetermined period is too long, the electronic device may miss an operation or information to be detected, such as a user operation, during the sleep mode. As described above, in the conventional electronic device capable of switching between the sleep mode and the normal operation mode, if the predetermined period is too long, the responsiveness of operation detection and information detection becomes poor, and conversely, if the predetermined period is short, the power consumption becomes low. Have a trade-off problem of increasing
[0005]
The present invention has been made in view of such a problem, and an object of the present invention is to provide an electronic device and a power supply control device capable of reducing power consumption while ensuring responsiveness of operation detection and information detection. I do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, at least a first time for supplying power and a second time for not supplying power are repeated for input operation detecting means for detecting an input operation from a user in a state where power is supplied. When intermittent power supply is performed, the ratio between the first time and the second time is adjusted every predetermined time.
[0007]
In addition, the present invention provides a method for performing intermittent power supply to a power supply target for supplying power at least by repeating at least a first time for supplying power and a second time for not supplying power. And the ratio of the second time to the second time is adjusted at predetermined time intervals.
[0008]
According to the present invention, adjusting the ratio of the first time for supplying power and the second time for not supplying power, that is, increasing or decreasing the first time for supplying power, or By lengthening or shortening the second time during which power is not supplied, the amount of power consumption can be adjusted, and the responsiveness of various operation detections and information detection performed at the time of power supply is ensured.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
1 and 2 show the appearance of a foldable portable telephone terminal as one embodiment of the electronic device of the present invention. In the present embodiment, a mobile phone terminal will be described as an example, but the electronic device of the present invention is not limited to the mobile phone terminal, and may be, for example, a PDA (Personal Digital Assistants), various remote controllers, and a computer mouse. Needless to say, the present invention can be applied to such a case.
[0011]
The mobile phone terminal according to the present embodiment has a
[0012]
The
[0013]
[Specific example of disc type jog dial section]
By the way, as described above, the disc-type
[0014]
However, the Hall element is generally configured to output a Hall voltage generated when a semiconductor to which a current is applied passes through a magnetic field. Therefore, in the disc type
[0015]
For this reason, the mobile phone terminal according to the present embodiment has a sleep mode in which the power supply to the Hall element of the disc-type
[0016]
Here, when the power consumption is to be reduced by the sleep mode in which the power supply to the Hall element is intermittently performed as described above, a cycle in which the power is intermittently supplied to the Hall element (hereinafter, an intermittent cycle, If the intermittent period (sleeping time) is too short, the effect of reducing the power consumption will be reduced.
[0017]
For this reason, in the present embodiment, the intermittent period of the power supply to the Hall element is controlled according to the length of time during which no input operation is performed by the user. By appropriately adjusting (that is, the sleeping time), the power consumption can be efficiently reduced while ensuring the detection responsiveness of the user's input operation. That is, for example, immediately after switching from the normal operation mode to the sleep mode, there is a high possibility that an input operation is performed again by the user. On the other hand, the longer the time during which no input operation is performed by the user, the more the input operation is performed by the user. Since it is considered that the likelihood of being input to the mobile phone terminal is reduced, the sleep time (intermittent cycle) is set to be short immediately after switching from the normal operation mode to the sleep mode, so that the input from the user can be performed. The responsiveness to the operation is secured, and the amount of reduction in power consumption is increased by adjusting the sleeping time (intermittent cycle) longer as the time during which there is no input operation from the user becomes longer. In addition, the mobile phone terminal of the present embodiment has an upper limit value for the sleeping time in order to avoid that the sleeping time does not react at all to an input operation from the user due to the infinite extension of the sleeping time.
[0018]
[Explanation of internal configuration and operation mode of disc type jog dial section]
FIG. 3 shows a configuration of a main part of the internal circuit configuration provided in the mobile phone terminal of the present embodiment, which controls power supply to the disc-type
[0019]
3, the disc-type
[0020]
The
[0021]
Here, the power on / off control signal sent from the
[0022]
Next, in the normal operation mode, when an input operation from the user is not performed within the predetermined time Tcm, the power on / off control signal from the
[0023]
In the present embodiment, the default sleeping time Tds may be, for example, 300 ms, and the additional sleeping time Tas may be the same as or different from the default sleeping time Tds. Further, the additional sleeping times Tas added to the sleeping time Ts do not necessarily have to be the same value (time) every time, and may be different values for each addition. The predetermined time Tcm when switching from the normal operation mode to the sleep mode is, for example, 10 seconds, and the predetermined time Tca in which the additional sleeping time Tas is added to the sleeping time Ts is the predetermined time Tca. It may be the same as the time Tcm or a different value (time). Further, the number of times the additional sleeping time Tas is added to the sleeping time Ts is not limited to two as in the example of FIG. 4, but may be a predetermined number such as one, three, or four. . Note that, in the mobile phone terminal of the present embodiment, the number of times the additional sleeping time Tas is added to the sleeping time Ts is limited as described above. That is, in the mobile phone terminal of the present embodiment, by providing the maximum sleeping time (Tmax) as the upper limit to the sleeping time Ts, the sleeping time Ts is extended indefinitely, and the disc-type
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
Here, when the mobile phone terminal of the present embodiment is in the stop mode or the normal operation mode, the set value written to the
[0027]
The
[0028]
[Processing Flowchart of CPU]
FIG. 5 shows a flowchart of a process in which the
[0029]
In FIG. 5, when the power button of the mobile phone terminal is turned on to be operable, the
[0030]
In the normal operation mode, the
[0031]
In the sleep mode, the
[0032]
On the other hand, if it is determined in step S7 that the user input operation signal has been supplied, the
[0033]
[Summary]
As described above, according to the mobile phone terminal of the present embodiment, in the sleep mode, the user's input is adjusted by appropriately adjusting the sleeping time according to the duration of the state in which no input operation is performed by the user. The power consumption can be efficiently reduced while ensuring the detection reactivity of the operation. According to the present embodiment, the user can arbitrarily set various parameters such as the default sleeping time Tds, the additional sleeping time Tas, the predetermined times Tcm and Tca, and the maximum sleeping time Tmax. For this reason, the user can obtain an operation feeling most suited to his / her own sense. That is, as an example, the user can adjust the time interval when the responsiveness to the user input operation is delayed by changing the parameters of the predetermined times Tcm and Tca, and change the parameter of the maximum sleeping time Tmax. By changing, it is possible to set how much the responsiveness to the user input operation may be delayed.
[0034]
The description of the above embodiment is an example of the present invention. For this reason, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is needless to say that various changes can be made according to the design and the like within a range not departing from the technical idea according to the present invention. .
[0035]
In this embodiment, a foldable mobile phone terminal is taken as an example. For example, the first housing and the second housing are changed to an open state like a so-called jackknife and a state where they are overlapped. It is also applicable to possible mobile phone terminals.
[0036]
In addition, the present invention is particularly suitable for a portable electronic device that operates by supplying power from a primary or secondary battery or the like, but is not limited thereto.
[0037]
In the present invention, the responsiveness of the electronic device is not only the responsiveness to the user's input operation, but also the detection responsiveness to the output of various sensors and the like, and the detection responsiveness to the input signal or the received information. There may be.
[0038]
In addition, although the present embodiment has been described by taking the hardware configuration as an example, it may be realized by software.
[0039]
【The invention's effect】
In the present invention, a first time for supplying power and a first time for supplying power to the input operation detecting means for detecting an input operation from the user or a power supply target to which power is to be supplied while power is supplied are provided. When performing intermittent power supply that repeats the second time during which power is not supplied, the operation is performed while reducing power consumption by adjusting the ratio between the first time and the second time at predetermined time intervals. The reactivity of detection and information detection can be secured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a mobile phone terminal according to an embodiment of the present invention in an open state.
FIG. 2 is an external view of the mobile phone terminal according to the embodiment of the present invention in a folded state.
FIG. 3 is a block circuit diagram illustrating a configuration of a main part that controls power supply to a disc-type jog dial unit according to an operation mode.
FIG. 4 is a timing chart showing on / off control timing of power supplied to a hall element of the disc type jog dial unit.
FIG. 5 is a flowchart showing a flow of a process of controlling an operation mode and setting a sleeping time by a CPU.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
上記入力操作検知手段の検知結果に応じて、その入力操作検知手段へ、電源を供給する第1の時間と電源を供給しない第2の時間とを繰り返す間欠的な電源供給を行う電源供給手段と、
上記電源供給手段が上記入力操作検知手段へ間欠的に電源を供給する際の、上記第1の時間と第2の時間との比率を、所定の時間毎に調整する制御手段とを有する
ことを特徴とする電子装置。An input operation detecting means for detecting an input operation from a user while power is supplied;
Power supply means for intermittently supplying power to the input operation detection means by repeating a first time for supplying power and a second time for not supplying power to the input operation detection means in accordance with a detection result of the input operation detection means; ,
Control means for adjusting the ratio between the first time and the second time at predetermined time intervals when the power supply means intermittently supplies power to the input operation detection means. An electronic device characterized by:
上記制御手段は、上記第1の時間を一定時間とし、上記所定の時間毎に上記第2の時間を変更することにより上記第1の時間と第2の時間の比率を調整することを特徴とする電子装置。The electronic device according to claim 1,
The control means adjusts a ratio between the first time and the second time by changing the first time to a fixed time and changing the second time at every predetermined time. Electronic device.
上記制御手段は、上記第2の時間の初期値と加算値と上限値を管理し、上記第2の時間の変更の際には、上記初期値から上記所定の時間毎に上記加算値を順次累積加算すると共に、上記累積加算された第2の時間が上限値を超えないよう制御することを特徴とする電子装置。3. The electronic device according to claim 2, wherein
The control means manages an initial value, an added value, and an upper limit value of the second time, and when changing the second time, sequentially adds the added value at predetermined time intervals from the initial value. An electronic device which performs cumulative addition and controls so that the cumulatively added second time does not exceed an upper limit value.
使用者から入力された、上記第2の時間の初期値と加算値と上限値の少なくとも何れかに対応した設定値を保持する保持手段を有し、
上記制御手段は、上記保持手段が保持している設定値に応じて、上記第2の時間の初期値と加算値と上限値の何れかを設定することを特徴とする電子装置。The electronic device according to claim 3, wherein
Holding means for holding a set value corresponding to at least one of the initial value, the added value, and the upper limit value of the second time input by the user,
The electronic device according to claim 1, wherein the control unit sets an initial value, an added value, or an upper limit value of the second time according to the set value held by the holding unit.
少なくとも上記入力操作検知手段が上記使用者からの入力操作を検知したとき、上記制御手段は、上記第2の時間を上記初期値に設定することを特徴とする電子装置。The electronic device according to claim 3, wherein
The electronic device, wherein at least when the input operation detecting means detects an input operation from the user, the control means sets the second time to the initial value.
それぞれ一端部に設けられた連結部を介して互いに回動自在とされた第1の筐体及び第2の筐体と、
上記連結部を介して第1の筐体若しくは第2の筐体を回動させることで上記第1の筐体と第2の筐体が重ね合わされた状態を検知可能な検知手段と、
上記第1の筐体と第2の筐体が重ね合わされたことを上記検知手段が検知したとき、上記制御手段は、上記入力操作検知手段への電源供給を停止することを特徴とする電子装置。The electronic device according to claim 1,
A first housing and a second housing that are rotatable with respect to each other via a connection portion provided at one end,
Detecting means for detecting a state in which the first housing and the second housing are overlapped by rotating the first housing or the second housing via the connecting portion;
The electronic device according to claim 1, wherein the control unit stops supplying power to the input operation detection unit when the detection unit detects that the first housing and the second housing are overlapped. .
上記制御手段は、上記第2の時間を一定時間とし、上記第1の時間を上記所定の時間毎に変更することにより上記第1の時間と第2の時間の比率を調整することを特徴とする電子装置。The electronic device according to claim 1,
The control means adjusts a ratio between the first time and the second time by changing the second time to a fixed time and changing the first time at every predetermined time. Electronic device.
上記電源供給手段が上記電源供給対象へ間欠的に電源を供給する際の、上記第1の時間と第2の時間との比率を、所定の時間毎に調整する制御手段とを有する
ことを特徴とする電源制御装置。Power supply means capable of intermittently supplying power to a power supply target to be supplied with power at least by repeating a first time for supplying power and a second time for not supplying power;
Control means for adjusting the ratio between the first time and the second time when the power supply means intermittently supplies power to the power supply target at predetermined time intervals. Power control device.
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---|---|---|---|---|
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- 2003-04-09 JP JP2003105499A patent/JP2004312540A/en not_active Withdrawn
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