JP2004308351A

JP2004308351A - Opening and closing handle device

Info

Publication number: JP2004308351A
Application number: JP2003106226A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Hoshimoto; 康雄星本
Original assignee: HOSHIMOTO KK
Current assignee: HOSHIMOTO KK
Priority date: 2003-04-10
Filing date: 2003-04-10
Publication date: 2004-11-04
Anticipated expiration: 2023-04-10
Also published as: CN1285811C; TW200420821A; KR20040089471A; JP4018022B2; CN1536188A; KR100550586B1; TWI259228B

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To solve the problem that a retractable spring comes off in an opening and closing handle device raising a lever 2 by operation of a button 3. <P>SOLUTION: The opening and closing handle device comprises a casing 1, the retractable lever 2, the button 3, and the retractable spring 5 urging the lever 2. The opening and closing handle device raises the lever 2 urged with the retractable spring 5 by operating the button 3. The opening and closing handle device is provided with a spring support part at two before and behind parts on the bottom part of the casing 1, and urges a part to be urged 24 of the lever 2 by elastically deforming the retractable spring 5 supported at the two parts. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、配電盤収納ボックス等の扉に取り付けられて使用される開閉用ハンドル装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、配電盤収納ボックス等の扉に取り付けられて使用される開閉用ハンドル装置が知られている。この従来の扉開閉用ハンドル装置としては、特許文献１にも示されているように、例えば図１０（Ａ）（Ｂ）及び図１１（Ａ）（Ｂ）に示すようなものがある。
【０００３】
この扉開閉用ハンドル装置は、配電盤収納ボックス等の扉に支持されるケーシングａと、レバーｂと、レバーｂを操作する押圧部ｃ１を有するボタンｃとを備え、ケーシングａの上面側に、レバーｂを収納するレバー収納凹部ａ１と、ボタンｃを上下方向移動可能に収納する上下両面開口のボタン収納凹部ａ２とを備える。レバーｂは、レバー収納凹部ａ１に軸支され、倒起バネｅによって付勢されており、ボタンｃは、コイルスプリングｄによって常時上方に付勢されている。そして、ボタンｃを、上方側から下方側に押圧操作することにより、ボタンｃの押圧部ｃ１が、レバー収納凹部ａ１に倒状態で収納したレバーｂの上端を下方側に押圧し、その押圧によって、レバーｂの下端側が上方側に回動し、これにより、レバーｂをケーシングａの上方側に起こし得るようにしたものである。又、レバーｂをケーシングａの上方側に起こした後は、押圧しているボタンｃの押圧を止めればコイルバネｄの付勢力によってボタンｃを上方側の元の位置に戻すようにしたものである。
【０００４】
ここで、倒起バネｅには、一般に板バネが採用され、レバーｂが所定の倒起角度から倒れた状態に近づいた際には、レバーｂを倒れる方向に付勢し、他方、同倒起角度から起きる状態に近づいた時には、レバーｂを起きる方向に付勢するようになっている。この倒起バネｅにあっては、一端ｅ１がケーシングａの底に当接し、他端ｅ２がレバーｂの下面に当接しており、倒起バネｅの両端ｅ１、ｅ２がそれぞれケーシングａとレバーｂとの間で突っ張るようにして、支持されセットされている。そのため、レバーｂの倒起によって、レバーｂ側の支持端ｅ２は、常にその位置が変化してしまう。その結果、レバーｂが動く際に、レバーｂと、倒起バネの他端ｅ２との当接が外れてしまい、倒起バネｅがケーシングａから飛び出してしまうという事故が生ずる場合がある。そのため、倒起バネの他端ｅ２には、波状の凹凸を設けて、レバーｂに食い込ませるようにして外れを防止しているものもあるが、構造上の欠陥を完全に解決するものと言えるものではなかった。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００１−３１７２４０号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、以上の実情に鑑み提案されたもので、ケーシング１と、このケーシング１の上面側に後端側を中心として回動することにより倒起可能とされたレバー２と、同じくケーシング１の上面側であってレバー２の後端側に配位されたボタン３と、レバー２に対して起きる方向と倒れる方向との少なくとも何れか一方の方向に付勢する倒起バネ５とを備え、ボタン３の操作によりレバー２を起こすようにした開閉用ハンドル装置において、倒起バネが外れるという課題を根本的に解決することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項１に係る発明は、ケーシング１と、このケーシング１の上面側に後端側を中心として回動することにより倒起可能とされたレバー２と、同じくケーシング１の上面側であってレバー２の後端側に配位されたボタン３と、レバー２に対して起きる方向と倒れる方向との少なくとも何れか一方の方向に付勢する倒起バネ５とを備え、ボタン３の操作によりレバー２を起こすようにした開閉用ハンドル装置において、レバー２に倒起バネ５による付勢を受ける被付勢部２４が設けられ、ケーシング１にバネ支持部１ａ，１ｂが設けられ、このバネ支持部１ａ，１ｂは、レバー２の上記の被付勢部２４より後端側に設けられた後端側支持部１ａと、レバー２の上記の被付勢部２４より前端側に設けられた前端側支持部１ｂとの少なくとも２カ所の支持部を備え、後端側支持部１ａと前端側支持部１ｂとの間に位置する倒起バネ５が弾性変形することにより、上記レバー２の被付勢部２４が付勢されたものであることを特徴とする開閉用ハンドル装置を提供することにより上記の課題を解決する。
本願の請求項２に係る発明は、倒起バネ５が線材により構成され、上記の被付勢部２４がレバー２の素材より硬質な素材により形成されたカバー６により被覆されていることを特徴とする請求項１記載の開閉用ハンドル装置を提供する。
本願の請求項３に係る発明は、倒起バネ５が、２つの挿入端５１，５１と、それぞれの挿入端５１，５１から前後方向に伸びる変形部５２，５２と、変形部５２，５２の間を結ぶ連絡部５３とを備え、後端側支持部１ａと前端側支持部１ｂとの何れか一方１ａは、上記の２つの挿入端５１，５１がそれぞれ挿入される受容孔であることを特徴とする請求項１又は２記載の開閉用ハンドル装置を提供するものである。
本願の請求項４に係る発明は、倒起バネ５が、固定端５１と、固定端５１から前後方向に伸びる変形部５２と、変形部５２の他端側に設けられた自由端５３とを備え、後端側支持部１ａと前端側支持部１ｂとの何れか一方１ａは、上記の固定端５１を前後に移動不能に固定するものであり、何れか他方１ｂは、上記自由端５３を摺動可能に支持するものであることを特徴とする請求項１又は２記載の開閉用ハンドル装置を提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図を基に本願発明の一実施形態を具体的に説明する。図１は、本願発明の一実施形態の扉開閉用ハンドル装置の平面図、図２同ハンドル装置のレバーの正面図、図３はレバーの背面図、図４はレバーの側面図である。図５は同ハンドル装置の断面図であり、図６は同ハンドル装置の倒起バネの斜視図であり、図７乃至図９は同ハンドル装置の要部拡大図である。
【０００９】
本願発明の扉開閉用ハンドル装置は、ケーシング１と、レバー２と、レバー２を操作するボタン３とを備えている。ケーシング１は、略直方体状のものから構成され、図５に示すように、上面が開放しており、上面側から下方側に窪まされた収納凹部１１が備えられている。この収納凹部１１は、底部１１ａを備えたもので、前端側（図１〜図５において左側）がレバー２を収納するためのレバー収納凹部１２をなし、後端側（図１〜図５において右側）がボタン３を収納するためのボタン収納凹部１３をなす。両収納凹部１２，１３は上面においては仕切り部１４で区分されているが、区分する必要はなく、連続して形成してもよい。
【００１０】
レバー２は、前端側に設けられた錠装置４と、後端側に設けられた軸支部２１と、さらに後端側に設けられた被操作部２２とを備える。この例では、被操作部２２は、下方に延設された延設部２３を備えるが、この延設部２３は、レバー２の倒起に伴い扉等に対する係止を行うための係止板ｋ（図１に図示）等を動かすためのもので、係止板ｋを用いずに実施する場合には必要ではない。軸支部２１は、ケーシング１に対してレバー２を回動可能に支持するものであれば足り、例えば、図示は省略するが、レバーの軸孔に軸体を回動可能に挿通したもので、軸体はケーシングの左右の側壁に設けられた軸挿通孔に両端が支持されるようにする等、その構造は適宜変更できる。レバー２は、この軸支部２１を中心に前端側が上下に回動して倒起する。
そして、図７に示すように、レバー２の軸支部２１付近には被付勢部２４が設けられ、被付勢部２４に対して後述の倒起バネ５が付勢することによって、レバー２がその弾性を受けて回動する。この例では、被付勢部２４は、レバー２の左右２カ所に対称に設けられている。
【００１１】
レバー２の前端側の施錠装置４は、鍵（図示せず）によってロック部材（図示せず）が回動し、この回動によって、ロック部材が、ケーシング１の前端側の側壁に設けられた係合部（図示せず）に係合し、レバー２が起きることができないように施錠する。この施錠装置４は必ずしも設ける必要はなく、弾性体の付勢により出没可能な突起等で、レバー２の前端側とケーシング１とを一時的に支持するものとして実施してもよい。
【００１２】
ボタン３は、図５に示すように、その上面を人の指で下方に押すことによって、レバー２を起こすものである。即ち、この上面がボタン３の操作部となる。このボタン３には、上面を押すことにより、ボタン３が所定長さ上下動作を行うようにしたもので、その際に、レバー２を起こす動作を行う動作部３１を備える。さらに、ボタン３とケーシング１との間には、ボタン３から指を離した際に、ボタン３が自動復帰するように上方へ付勢する付勢部材（復帰バネ３２）が配位されている。この例では、復帰バネ３２はコイルスプリングが用いられているが、他のバネや弾性体であってもよい。
【００１３】
より詳しくは、まず動作部３１は、ボタン３の前方側に設けられ、ボタン３の押し込みにより、レバー２の被操作部２２に力を加えて、レバー２の前端側を上方に回動させ、レバー２を起こすものである。なお、ボタン３が復帰バネ３２の付勢によってケーシング１から飛び出してしまわないように、抜け止め部を設けておくことが望ましいが、この例では、上記の仕切り部１４がその機能を果たす。即ち、仕切り部１４の下面と動作部３１とが係合することにより、ボタン３の抜けを防止している。
【００１４】
次に、レバー２の倒起を行わせるための倒起バネ５について説明する。この倒起バネ５は、レバー２の倒起動作を少ない力で行えるように、レバー２とケーシング１との間に配位して、レバー２を付勢するものである。倒起バネ５は、常時トンドルを起きる方向にのみ付勢してもよいが、回動の中間点を起立方向に過ぎると起方向に付勢し、回動の中間点を倒れる方向に過ぎると倒方向に付勢するものとして実施することが望ましい。
【００１５】
この倒起バネ５は、図６に示すように、線材（線状のバネ材）を曲げ加工して形成され、略ｕ字状をなす。詳しくは、２つの固定端５１、５１と、それぞれの固定端５１，５１から前後方向に伸びる変形部５２，５２と、変形部５２，５２の端部間を結ぶ自由端５３（端部間を結ぶという意味では連絡部５３とも言える）とを備える。より詳しくは、各固定端５１は、上下方向に伸びるもので、その上端から各変形部５２が後端方向に伸びる。各変形部５２は、最も上方に突出した頂部５２ａと、頂部５２ａから後方且つ下方に傾斜する後斜辺５２ｂと、頂部５２ａから前方且つ下方に傾斜する前斜辺５２ｃとを備える。後斜辺５２ｂと前斜辺５２ｃとのそれぞれは、必要に応じて設けられた仲介部５２ｄ，５２ｅを経て固定端５１及び自由端５３に連続する。これらの各部は一本の線材を加工して形成することができるが、適宜複数の部材を接合して形成することを妨げるものではない。また、この例では、図５、図７に示すように、固定端５１側を後端側に配位し、自由端５３側を前端側に配位しているが、前後を逆にして実施してもよい。
【００１６】
この倒起バネ５は、図７に示すように、ケーシング１に支持される。即ち、ケーシング１には、レバー２の上記の被付勢部２４を中心として、それより前端側に前端側支持部１ｂが設けられ、それより後端側に後端側支持部１ａが設けられ、前後２カ所にて倒起バネ５の支持を図る。
より詳しくは、後端側支持部１ａは、上記の２つの固定端５１，５１がそれぞれ挿入される受容孔１ａとして実施され、前端側支持部１ｂは、上記自由端５３が摺動可能に当接する平面１ｂとして実施されているが、前述のように、倒起バネ５において前後を逆にして実施した場合には、前後の支持部１ａ，１ｂも逆にして実施される。
【００１７】
受容孔１ａは、各固定端５１を挿入して前後に移動不可能に支持するもので、この実施例では、支持板７をケーシング１の底部１１ａに取り付けて、この支持板７に受容孔１ａを形成したものであるが、ケーシング１の底部１１ａに直接孔を形成してもよい。他方、自由端５３に対して摺動可能に当接する平面１ｂは、ケーシング１の底部１１ａに対して自由端５３を当接させ、変形部５２が変形する際、その変形に応じて、僅かに摺動できるよう状態で支持するものである。これにより、倒起バネ５が変形する際にも、無理な力がかからず、倒起バネ５の外れをより確実に防止できると共に、バネの寿命を伸ばすことができる。なおこの例では、底部１１ａに対して自由端５３を直接当接させたが、ケーシング１に別体の支持板を設けて、この支持板に自由端５３を当接させてもよい。
【００１８】
ここで、図７〜図９を参照して、倒起バネ５の作用について説明する。まず、図７は倒起バネ５が倒れた状態を示すもので、この状態では、レバー２の被付勢部２４が倒起バネ５の後斜面５２ｂに当接している。（なお、図７〜図９においては、倒起バネ５とレバー２の被付勢部２４との当接箇所を黒く示すに止め、倒起バネ５の弾性変形状態は図示していない。即ち、倒起バネ５は当接によって弾性変形するが、変形前の状態で描いている。）このとき、後斜面５２ｂはレバー２の軸支部２１より後方側に位置しており、この後方側から、後斜面５２ｂが上方に被付勢部２４を付勢することによって、レバー２の前端側が下方に下がるように回動する力を受ける。従って、レバー２は、倒起バネ５の付勢を受けた状態で、収納凹部１２内に納まる。
【００１９】
次に、ボタン３を押すことにより、その動作部３１がレバー２の被操作部２２に力を加えることにより、倒起バネ５の付勢に抗してレバー２の前端側を上方に回動させる。すると、レバー２の被付勢部２４も回動して、倒起バネ５の頂部５２ａに当接することとなる（図８）。これが中間点であり、この頂部５２ａが軸支部２１と前後方向において同一位置に位置することによって、レバー２はいずれにも回動しない状態となる。
【００２０】
この中間点を過ぎてさらにボタン３を押し込むと、レバー２の被付勢部２４が倒起バネ５の前斜面５２ｃに当接する。このとき、前斜面５２ｃはレバー２支部２１より前方側に位置しており、この前方側から、前斜面５２ｂが上方に被付勢部２４を付勢することによって、レバー２の前端側が上方に上がるように回動する力を受ける。従って、レバー２は、楽に起き上がることとなる。そして、図９に示すように、レバー２が大きく起き上がり、所定の角度で停止する。この停止のために、レバー２には、第２被付勢部２５が設けられている。この第２被付勢部２５は、レバー２が所定角度にまで起き上がった状態で、後斜面５２ｂに当接するもので、これにより、レバー２は、軸支部２１の前後から付勢力を受けることとなり、レバー２の回動が停止する。なお、この第２被付勢部２５は省略して実施することもできるが、その場合には、レバー２がケーシング１の適宜箇所に当たるなどして、所定の角度で停止することとなる。
【００２１】
以上のように、倒起バネ５は、レバー２が何れの角度にあっても、上方にレバー２を付勢しており、その付勢力は軸支部２１が最終的に受けることになる。そして、倒起バネ５は、軸支部２１の前と後とに位置する前後のバネ支持部１ａ，１ｂでケーシング１に支持されている。その結果、レバー２が何れの角度にあっても、倒起バネ５の弾性によって倒起バネ５のが外れてしまうことがない。このように、構造上、倒起バネ５が外れにくい構造とすることによって、倒起バネ５が外れると言った問題を根本的に解決し得たものである。また、従来の板バネによる倒起バネにあっては、複雑な動きをするために、板バネを所定の湾曲形状下にて熱処理を行い、熱処理の条件も厳しく設定する必要があったが、本願発明の場合には、その熱処理の条件が緩和され、低コストでの生産が可能となった。また、本願の倒起バネ５にあっては、受容孔に挿入部５１を固定するだけで、固定が完了するため、組付けが簡単であり生産能率も向上する。
【００２２】
なお、倒起バネ５を線材によって構成した結果、レバーが柔らかい素材（例えば鋳鉄）の場合には、線材が食い込んでしまうおそれがある。そのため、この食い込みを防止して、長期間確実な作動を実現するために、レバー２の被付勢部２４をカバー６で覆うようにしてもよい（図２〜図４参照）。このカバー６は、ステンレス等のレバー２の素材より硬質な素材により形成すればよいが、カバー６の他に、被付勢部２４を別素材で構成したりする等、適宜変更して線材の食い込みを防止すればよい。また、倒起バネ５を線材によって構成するものに限らず、同様な形態（頂部と前後の斜面とを備え、前後端がケーシングに支持される構造）を板バネ等の他の弾性体で実現することも可能である。
【００２３】
【発明の効果】
以上、本願発明は、以上の実情に鑑み提案されたもので、ケーシングと、このケーシングの上面側に後端側を中心として回動することにより倒起可能とされたレバーと、同じくケーシングの上面側であってレバーの後端側に配位されたボタンと、レバーに対して起きる方向と倒れる方向との少なくとも何れか一方の方向に付勢する倒起バネとを備え、ボタンの操作によりレバーを起こすようにした開閉用ハンドル装置において、倒起バネによるレバーの付勢構造を根本的に改めることによって、倒起バネが外れるという課題を、構造上から解消することができたものである。しかも、線材を倒起バネとして用いることによって、コストダウンを実現すると共に、線材を用いる弊害をも解消したものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明の一実施形態の扉開閉用ハンドル装置の平面図である。
【図２】同ハンドル装置のレバーの正面図である。
【図３】レバーの背面図である。
【図４】レバーの側面図である。
【図５】同ハンドル装置の断面図である。
【図６】同ハンドル装置の倒起バネの斜視図である。
【図７】レバーが倒状態のハンドル装置の要部拡大図である。
【図８】レバーが半起立状態のハンドル装置の要部拡大図である。
【図９】レバーが起立状態のハンドル装置の要部拡大図である。
【図１０】（Ａ）は従来のハンドル装置の正面図であり、（Ｂ）は同背面図である。
【図１１】（Ａ）は従来のハンドル装置の断面図であり、（Ｂ）はレバーが起立した状態の断面図である。
【符号の説明】
１ケーシング
２レバー
３ボタン
５倒起バネ
６カバー
１ａ後端側支持部
１ｂ前端側支持部
２４被付勢部
５１固定端
５２変形部
５３自由端（連絡部）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of an opening / closing handle device used by being attached to a door of a switchboard storage box or the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known an opening / closing handle device which is used by being attached to a door such as a switchboard storage box. As this conventional door opening / closing handle device, as shown in Patent Document 1, there are, for example, those shown in FIGS. 10 (A) and 10 (B) and FIGS. 11 (A) and 11 (B).
[0003]
This door opening / closing handle device includes a casing a supported by a door such as a switchboard storage box, a lever b, and a button c having a pressing portion c1 for operating the lever b. and a button storage recess a2 having upper and lower openings on both upper and lower sides for storing the button c so as to be vertically movable. The lever b is rotatably supported by the lever accommodating recess a1, and is urged by an inverting spring e. The button c is always urged upward by a coil spring d. Then, by pressing the button c from the upper side to the lower side, the pressing portion c1 of the button c presses the upper end of the lever b stored in the lever storing recessed part a1 in a downward state, and the pressing portion c1 is pressed. , The lower end of the lever b rotates upward, whereby the lever b can be raised above the casing a. After the lever b is raised above the casing a, if the pressing of the button c is stopped, the button c is returned to the original position on the upper side by the urging force of the coil spring d. .
[0004]
Here, a leaf spring is generally adopted as the inverting spring e, and when the lever b approaches a state of inclining from a predetermined inclining angle, the lever b is urged in the direction of inclining. When approaching the state of rising from the rising angle, the lever b is urged in the rising direction. In this inverting spring e, one end e1 contacts the bottom of the casing a, the other end e2 contacts the lower surface of the lever b, and both ends e1 and e2 of the inverting spring e are connected to the casing a and the lever, respectively. b and is supported and set so as to be stretched between them. Therefore, the position of the support end e2 on the lever b side always changes due to the inversion of the lever b. As a result, when the lever b moves, the contact between the lever b and the other end e2 of the inverting spring may be released, and an accident may occur in which the inverting spring e jumps out of the casing a. Therefore, the other end e2 of the inverting spring is provided with a wavy unevenness to prevent it from being disengaged by engaging the lever b. However, it can be said that the structural defect is completely solved. It was not something.
[0005]
[Patent Document 1]
JP, 2001-317240, A
[Problems to be solved by the invention]
The invention of the present application has been proposed in view of the above situation, and includes a casing 1, a lever 2 that can be turned upside down by rotating about the rear end side on the upper surface side of the casing 1, and a casing 1. A button 3 arranged on the upper surface side of the lever 2 and on the rear end side of the lever 2, and an inverting spring 5 for urging the lever 2 in at least one of a rising direction and a falling direction with respect to the lever 2. It is an object of the present invention to fundamentally solve the problem that the inverting spring comes off in the opening / closing handle device in which the lever 2 is raised by operating the button 3.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 of the present application comprises a casing 1, a lever 2 that can be turned upside down on the upper surface side of the casing 1 by pivoting around a rear end side, and the upper surface side of the casing 1. A button 3 arranged on the rear end side of the lever 2 and an inverting spring 5 for urging the lever 2 in at least one of a rising direction and a falling direction with respect to the lever 2. In the opening / closing handle device in which the lever 2 is raised, the lever 2 is provided with a biased portion 24 which is biased by the inverting spring 5, and the casing 1 is provided with spring support portions 1a and 1b. The support portions 1a and 1b are provided on the rear end side of the lever 2 on the rear end side of the biased portion 24 and on the rear end side of the lever 2 on the front end side of the biased portion 24. At least with the front end side support portion 1b The supporting portion 24 of the lever 2 is urged by elastically deforming the inverted spring 5 located between the rear end supporting portion 1a and the front end supporting portion 1b. The above object is achieved by providing an opening / closing handle device characterized in that:
The invention according to claim 2 of the present application is characterized in that the inverting spring 5 is formed of a wire, and the biased portion 24 is covered with a cover 6 formed of a material harder than the material of the lever 2. The opening and closing handle device according to claim 1 is provided.
The invention according to claim 3 of the present application is characterized in that the upright spring 5 has two insertion ends 51, 51, deformed portions 52, 52 extending in the front-rear direction from the respective inserted ends 51, 51, and the deformed portions 52, 52. A connecting portion 53 is provided to connect between the two, and one of the rear end side support portion 1a and the front end side support portion 1b is a receiving hole into which the two insertion ends 51, 51 are inserted. An opening and closing handle device according to claim 1 or 2 is provided.
In the invention according to claim 4 of the present application, the inverting spring 5 includes the fixed end 51, the deformed portion 52 extending in the front-rear direction from the fixed end 51, and the free end 53 provided on the other end side of the deformed portion 52. One of the rear end-side support portion 1a and the front end-side support portion 1b is for fixing the fixed end 51 immovably back and forth, and the other 1b is for the free end 53. The opening / closing handle device according to claim 1 or 2, wherein the opening / closing handle device is slidably supported.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. 1 is a plan view of a handle device for opening and closing a door according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a front view of a lever of the handle device, FIG. 3 is a rear view of the lever, and FIG. 4 is a side view of the lever. FIG. 5 is a cross-sectional view of the handle device, FIG. 6 is a perspective view of an inverting spring of the handle device, and FIGS. 7 to 9 are enlarged views of main parts of the handle device.
[0009]
The door opening / closing handle device of the present invention includes a casing 1, a lever 2, and a button 3 for operating the lever 2. The casing 1 has a substantially rectangular parallelepiped shape, and as shown in FIG. 5, has an open upper surface, and is provided with a storage recess 11 recessed from the upper surface side to the lower side. The storage recess 11 has a bottom 11a, and a front end side (left side in FIGS. 1 to 5) forms a lever storage recess 12 for housing the lever 2, and a rear end side (in FIGS. 1 to 5). The right side) forms a button storage recess 13 for storing the button 3. Although the two storage recesses 12 and 13 are separated from each other by the partition part 14 on the upper surface, the storage recesses 12 and 13 need not be separated and may be formed continuously.
[0010]
The lever 2 includes a lock device 4 provided on the front end side, a shaft support 21 provided on the rear end side, and an operated part 22 provided on the rear end side. In this example, the operated portion 22 includes an extending portion 23 extending downward, and the extending portion 23 is provided with a locking plate for locking the door 2 or the like when the lever 2 is turned upside down. k (shown in FIG. 1) or the like, and is not necessary when the operation is performed without using the locking plate k. It is sufficient that the shaft support portion 21 rotatably supports the lever 2 with respect to the casing 1. For example, although not shown, a shaft body is rotatably inserted into a shaft hole of the lever. The structure of the shaft body can be changed as appropriate such that both ends are supported by shaft insertion holes provided in the left and right side walls of the casing. The front end side of the lever 2 pivots up and down around the shaft support portion 21 and falls.
As shown in FIG. 7, a biased portion 24 is provided in the vicinity of the shaft support portion 21 of the lever 2, and a biasing spring 5, which will be described later, biases the biased portion 24, thereby causing the lever 2 to move. Rotates due to the elasticity. In this example, the biased portions 24 are provided symmetrically at two positions on the left and right of the lever 2.
[0011]
In the locking device 4 on the front end side of the lever 2, a lock member (not shown) is rotated by a key (not shown), and by this rotation, the lock member is provided on the side wall on the front end side of the casing 1. The lever 2 is engaged with an engaging portion (not shown) and locked so that the lever 2 cannot be raised. The locking device 4 does not necessarily need to be provided, and may be implemented as a device that temporarily supports the front end side of the lever 2 and the casing 1 with a protrusion or the like that can be protruded and retracted by the bias of the elastic body.
[0012]
As shown in FIG. 5, the button 3 raises the lever 2 by pressing the upper surface of the button 3 downward with a human finger. That is, the upper surface is an operation unit of the button 3. The button 3 is configured to perform an up / down operation for a predetermined length by pressing an upper surface, and includes an operation unit 31 that performs an operation of raising the lever 2 at that time. Further, between the button 3 and the casing 1, an urging member (return spring 32) for urging upward so that the button 3 automatically returns when the finger is released from the button 3 is arranged. . In this example, the return spring 32 is a coil spring, but may be another spring or an elastic body.
[0013]
More specifically, first, the operating unit 31 is provided on the front side of the button 3, and when the button 3 is pressed, a force is applied to the operated portion 22 of the lever 2 to rotate the front end side of the lever 2 upward, The lever 2 is raised. It is desirable to provide a retaining portion so that the button 3 does not jump out of the casing 1 due to the bias of the return spring 32. In this example, the above-mentioned partition portion 14 fulfills its function. That is, the lower surface of the partition part 14 and the operation part 31 are engaged with each other, thereby preventing the button 3 from coming off.
[0014]
Next, an upright spring 5 for causing the lever 2 to incline will be described. The inverting spring 5 is arranged between the lever 2 and the casing 1 so as to bias the lever 2 so that the inverting operation of the lever 2 can be performed with a small force. The inverting spring 5 may always be urged only in the direction in which the tondle is raised. However, when the intermediate point of rotation is in the upright direction, the spring 5 is urged in the upright direction. It is desirable to carry out the operation in such a manner as to be biased in the tilting direction.
[0015]
As shown in FIG. 6, the inverted spring 5 is formed by bending a wire (a linear spring), and has a substantially u-shape. Specifically, two fixed ends 51, 51, deformed portions 52, 52 extending in the front-rear direction from the respective fixed ends 51, 51, and a free end 53 (an end-to-end In the sense that they are tied together, they can also be referred to as the communication unit 53). More specifically, each fixed end 51 extends in the vertical direction, and each deformed portion 52 extends from its upper end in the rear end direction. Each deforming portion 52 includes a top portion 52a projecting most upward, a rear oblique side 52b inclined backward and downward from the top portion 52a, and a front oblique side 52c inclined forward and downward from the top portion 52a. Each of the rear oblique side 52b and the front oblique side 52c is connected to the fixed end 51 and the free end 53 via intermediary portions 52d and 52e provided as necessary. Each of these parts can be formed by processing a single wire, but this does not preclude the formation by joining a plurality of members as appropriate. Further, in this example, as shown in FIGS. 5 and 7, the fixed end 51 is located at the rear end and the free end 53 is located at the front end. May be.
[0016]
The upright spring 5 is supported by the casing 1 as shown in FIG. That is, the casing 1 is provided with the front end side support portion 1b at the front end side of the biased portion 24 of the lever 2 and the rear end side support portion 1a at the rear end side. , The up-and-down spring 5 is supported in two places before and after.
More specifically, the rear end side support portion 1a is embodied as a receiving hole 1a into which the two fixed ends 51, 51 are respectively inserted, and the front end side support portion 1b is slidable by the free end 53. Although it is implemented as the contacting flat surface 1b, as described above, when the implementation is performed upside down in the inverting spring 5, the front and rear support portions 1a and 1b are also implemented in reverse.
[0017]
The receiving holes 1a are used to insert the respective fixed ends 51 so as to support them so that they cannot move back and forth. In this embodiment, the supporting plate 7 is attached to the bottom 11a of the casing 1 and the receiving holes 1a are formed in the supporting plate 7. However, a hole may be directly formed in the bottom 11a of the casing 1. On the other hand, the flat surface 1b slidably abutting against the free end 53 allows the free end 53 to abut against the bottom 11a of the casing 1 and slightly deforms the deformed portion 52 according to the deformation. It is supported so that it can slide. Thereby, even when the inverting spring 5 is deformed, an excessive force is not applied, the detachment of the inverting spring 5 can be more reliably prevented, and the life of the spring can be extended. In this example, the free end 53 is directly in contact with the bottom 11a. However, a separate support plate may be provided in the casing 1 and the free end 53 may be in contact with this support plate.
[0018]
Here, the operation of the upright spring 5 will be described with reference to FIGS. First, FIG. 7 shows a state in which the spring 5 has fallen. In this state, the biased portion 24 of the lever 2 is in contact with the rear slope 52 b of the spring 5. (Note that in FIGS. 7 to 9, the contact point between the upright spring 5 and the biased portion 24 of the lever 2 is shown in black, and the elastic deformation state of the upright spring 5 is not shown. The upstanding spring 5 is elastically deformed by the contact, but is drawn in a state before the deformation.) At this time, the rear inclined surface 52b is located on the rear side of the shaft support portion 21 of the lever 2, and from the rear side. When the rear slope 52b urges the urging portion 24 upward, the front end side of the lever 2 receives a rotating force such that the front end side of the lever 2 moves downward. Therefore, the lever 2 is accommodated in the storage recess 12 in a state in which the lever 2 is biased by the spring 5.
[0019]
Next, when the button 3 is pressed, the operating portion 31 applies a force to the operated portion 22 of the lever 2, thereby turning the front end side of the lever 2 upward against the bias of the inverting spring 5. Let it. Then, the biased portion 24 of the lever 2 also rotates and comes into contact with the top portion 52a of the inverting spring 5 (FIG. 8). This is an intermediate point, and since the top portion 52a is located at the same position in the front-rear direction as the shaft support portion 21, the lever 2 does not rotate in any direction.
[0020]
When the button 3 is further depressed after passing the intermediate point, the biased portion 24 of the lever 2 comes into contact with the front slope 52 c of the inverting spring 5. At this time, the front slope 52c is located forward of the lever 2 support portion 21, and the front slope 52b biases the biased portion 24 upward from the front side, so that the front end side of the lever 2 moves upward. It receives the force to turn up. Therefore, the lever 2 easily rises. Then, as shown in FIG. 9, the lever 2 rises greatly and stops at a predetermined angle. For this stop, the lever 2 is provided with a second biased portion 25. The second biased portion 25 comes into contact with the rear slope 52b in a state where the lever 2 is raised up to a predetermined angle, whereby the lever 2 receives a biasing force from before and after the shaft support portion 21. , The rotation of the lever 2 stops. The second biased portion 25 can be omitted, but in this case, the lever 2 stops at a predetermined angle by hitting an appropriate portion of the casing 1 or the like.
[0021]
As described above, the inverting spring 5 urges the lever 2 upward regardless of the angle of the lever 2, and the urging force is ultimately received by the shaft support 21. The inverting spring 5 is supported by the casing 1 by front and rear spring support portions 1a and 1b located before and after the shaft support portion 21, respectively. As a result, regardless of the angle of the lever 2, the elasticity of the spring 5 prevents the spring 5 from coming off. As described above, the problem that the upright spring 5 comes off can be fundamentally solved by adopting a structure in which the upright spring 5 is hard to come off. In addition, in the case of a conventional upright spring using a leaf spring, in order to perform complicated movements, the leaf spring is subjected to heat treatment under a predetermined curved shape, and the heat treatment conditions also need to be set strictly. In the case of the present invention, the conditions of the heat treatment were relaxed, and production at low cost became possible. Further, in the inverted spring 5 of the present application, since the fixing is completed only by fixing the insertion portion 51 to the receiving hole, the assembling is simple and the production efficiency is improved.
[0022]
In addition, as a result of configuring the inverting spring 5 with a wire, if the lever is made of a soft material (for example, cast iron), there is a possibility that the wire will bite. Therefore, in order to prevent this biting and to realize a reliable operation for a long period of time, the biased portion 24 of the lever 2 may be covered with the cover 6 (see FIGS. 2 to 4). The cover 6 may be formed of a material harder than the material of the lever 2 such as stainless steel. However, in addition to the cover 6, the biased portion 24 may be formed of another material, or the like. It is only necessary to prevent biting. In addition, the resilient spring 5 is not limited to the wire spring, and a similar configuration (a structure having a top portion and front and rear slopes and having front and rear ends supported by a casing) is realized by another elastic body such as a leaf spring. It is also possible.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, the invention of the present application has been proposed in view of the above-described circumstances, and a casing, a lever that can be turned upside down by rotating around the rear end side on the upper surface side of the casing, and a top surface of the casing Side, and a button arranged on the rear end side of the lever, and an inverting spring biasing in at least one of a direction in which the lever is raised and a direction in which the lever is tilted, and the lever is operated by operating the button. In the opening / closing handle device, the problem that the inverting spring comes off can be solved from a structural point of view by fundamentally changing the urging structure of the lever by the inverting spring. In addition, by using the wire as a spring, the cost can be reduced and the disadvantage of using the wire is eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a door opening / closing handle device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a lever of the handle device.
FIG. 3 is a rear view of the lever.
FIG. 4 is a side view of the lever.
FIG. 5 is a sectional view of the handle device.
FIG. 6 is a perspective view of an inverted spring of the handle device.
FIG. 7 is an enlarged view of a main part of the handle device in a state where the lever is tilted.
FIG. 8 is an enlarged view of a main part of the handle device in a state where the lever is in a semi-standing state.
FIG. 9 is an enlarged view of a main part of the handle device in a state where the lever is in an upright state.
FIG. 10A is a front view of a conventional handle device, and FIG. 10B is a rear view thereof.
FIG. 11A is a cross-sectional view of a conventional handle device, and FIG. 11B is a cross-sectional view of a state in which a lever is erected.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Casing 2 Lever 3 Button 5 Inverting spring 6 Cover 1a Rear end side support part 1b Front end side support part 24 Energized part 51 Fixed end 52 Deformation part 53 Free end (communication part)

Claims

A casing (1); a lever (2) which can be turned upside down by rotating about the rear end on the upper surface side of the casing (1); (2) A button (3) arranged on the rear end side, and an inverting spring (5) for urging the lever (2) in at least one of a rising direction and a falling direction. An opening / closing handle device provided with a lever (2) raised by operation of a button (3);
The lever (2) is provided with a biased portion (24) that is biased by the inverting spring (5), the casing (1) is provided with spring support portions (1a, 1b),
The spring support portions (1a, 1b) include a rear-end-side support portion (1a) provided on the rear end side of the biased portion (24) of the lever (2), and the above-mentioned lever (2). A front end side support portion (1b) provided at a front end side of the biased portion (24), and at least two support portions;
The biased portion (24) of the lever (2) is biased by the elastic deformation of the inverting spring (5) located between the rear end side support portion (1a) and the front end side support portion (1b). A handle device for opening and closing, characterized in that the handle device is biased.

The inverting spring (5) is made of a wire, and the biased portion (24) is covered with a cover (6) formed of a material harder than the material of the lever (2). The handle device for opening and closing according to claim 1.

The inverting spring (5) includes two fixed ends (51, 51), a deformed portion (52, 52) extending in the front-rear direction from each fixed end (51, 51), and a deformed portion (52, 52). A communication unit (53) connecting the
Either the rear end side support portion (1a) or the front end side support portion (1b) (1a) is a receiving hole into which the above two fixed ends (51, 51) are respectively inserted. The opening / closing handle device according to claim 1 or 2, wherein

An inverted spring (5) has a fixed end (51), a deformed portion (52) extending from the fixed end (51) in the front-rear direction, and a free end (53) provided on the other end of the deformed portion (52). One of the rear end side support portion (1a) and the front end side support portion (1b) (1a) fixes the fixed end (51) immovably back and forth. 3. The opening / closing handle device according to claim 1, wherein the other end (1b) slidably supports the free end (53).