【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケースに収納され該ケースをフィルムで包装されたテープカセットやディスク等の情報記録媒体に関し、従来プラスチックで形成されていた包装フィルムに代えて紙製のフィルム、例えば再生紙やグラシン紙等を使用することにより環境の保護を図ると共に、フィルムへの印刷をオフセット印刷や凸版印刷で行なうことできるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】
テープカセットやディスク等の情報記録媒体は、ケースに収納され該ケースをフィルムで包装した状態で販売等に供されている。
【０００３】
テープカセットやディスク等の情報記録媒体を収納したケースを包装する方法として、ケースをポリエチレン等のプラスチックフィルムで包み込むようにして包装する所謂キャラメル包みが広く用いられている。
【０００４】
しかし、テープカセットやディスク等の情報記録媒体を収納したケース全体をポリエチレン等のプラスチックフィルムで包み込む包装は、当然のことながらポリエチレン等のプラスチックフィルムの使用量が多くなり、省資源、地球環境保護等の観点から見直しが迫られている。
【０００５】
そこで、図１０に示すように、情報記録媒体としてテープカセット１０１を収容したケース１０２にポリエチレン等のプラスチックフィルムの封印包装テープ１０３を巻き付けて包装装置（ラッパー装置）で封印、包装したテープカセットの封印構造も開発されている。（例えば、特許文献１）
【０００６】
【特許文献１】
特開２００１−１０６６４（特許請求の範囲、段落０００５、段落００１７、段落００１９、段落００２０、図１〜図４）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで前記ポリエチレン等のプラスチックフィルムの封印包装テープ１０３を使用しての封印、包装は、ポリエチレン等のプラスチックフィルムで所謂キャラメル包みにより封印、包装する場合に比べて、ポリエチレン等のプラスチックフィルムの使用量を削減することができるが、ポリエチレン等のプラスチックフィルムを使用するという点においてはキャラメル包みをする場合と同じである。
【０００８】
このため、ポリエチレン等のプラスチックフィルムを使用しない地球環境に優しいテープカセットの封印、包装を行なうことができるようにすることが課題とされている。特に、プラスチックフィルムがＯＰＰフィルム（二軸延伸ポリプロピレンフィルム）である場合には、ヒートシュリンクの際の熱でフィルムがケースに貼り付いてしまうのを防止しなければならないという課題もあった。
【０００９】
本発明の目的は、前記課題を解決し、地球環境に優しい封印包装テープを使用した情報記録媒体を提供することを目的に成されたものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
ケースに収納され該ケースをフィルムで包装された情報記録媒体において、
前記包装フィルムに、再生紙やグラシン紙等の紙製のフィルムを用いることにより、
ポリエチレン等のプラスチックフィルムを使用しない地球環境に優しい情報記録媒体の封印、包装を行なうことができるようにした。
【００１１】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の情報記録媒体としてのディスク１を示す。前記ディスク１は、ディスク収納ケース２に収納されているとともに、前記ケース２は、封印包装テープ３を巻き付けて、前記ディスク１の出入部を塞ぐことにより封印、包装されている。
【００１２】
封印包装テープ３は、グラシン紙で形成されている。グラシン紙は、高水分下で高温、高圧を掛けてパルプを圧潰することにより形成されていて、高密度、透明性、耐油性、透湿性等に優れ、独特の光沢と照りを有している。グラシン紙の坪量は、例えば２５．８ｇ／ｍ２、３０．８ｇ／ｍ２、３５．０ｇ／ｍ２、４０．０ｇ／ｍ２に形成され、紙の厚みは、２０〜５０μｍに形成されていて、既存のポリエチレン製の封印包装テープを使用して封印、包装する既存の包装装置（ラッピング装置）をそのまま適用して封印、包装することが可能になっている。前記グラシン紙は、透明度７５．５％（試験方法・ＪＩＳ Ｐ ８１３８による）に形成されている。
【００１３】
前記封印包装テープ３の幅Ｄ１は、前記グラシン紙により前記ケース２の幅Ｄ２よりも小幅、例えば１／２〜１／３程度の幅に形成されていて、ロール状に巻かれた状態になっている。
【００１４】
図２に示すように、ロール状に巻かれた封印包装テープ３は、一定のピッチ（前記ケース２を略一巻きして端部が互いに重なり合う長さ）Ｐでフィルムカット部４を備え、該フィルムカット部４の近傍位置に接着剤層５を備えている。
【００１５】
前記接着剤層５は、融点が６０℃〜８０℃以上のホットメルト接着剤（例えば商標名・セイカダイン１９００Ｗ・大日精化工業株式会社製）を糊用の版を使用して輪転機で封印包装テープ３に塗布することにより形成されている。
【００１６】
そして、封印包装テープ３及び既存の封印包装テープ用の包装装置（ラッパー装置）を使用して、ディスク１に収納されているケース２の封印、包装が行われる。
【００１７】
図３、図４に示すように、封印包装テープ３は、フィルムカット部４でカットされてケース２に巻かれる。そして、封印包装テープ３は、ヒーターブロック６で接着剤層５を加熱し、溶融、硬化させて、封印包装テープ３の両端部を接着することによりケース２の封印、包装を行なうようになっている。なお、図５に示すように、複数枚のケース２を重ね合せて封印、包装してもよい。
【００１８】
前記ヒーターブロック６による加熱は、１００〜１５０℃に加熱したヒーターブロック６を、接触時間０．３〜０．５ｓｅｃ、加圧力１００〜３００ｇで接着剤層５上に押し付けることにより行われる。その際の封印包装テープ３に掛けるテンションは、６００ｇ程度が望ましい。
【００１９】
上述のようにして、封印包装テープ３を巻き付けて封印、包装を行なった場合でも、前記封印包装テープ３が位置ズレを起こして、封印、包装効果が喪失してしまうことが懸念される。
【００２０】
そこで、図６に示すように、ディスクカートリッジ１１に直接、封印包装テープ３を巻き付ける場合には、ラベルシート貼付エリア１２に段部１３を設け、該段部１３内に封印包装テープ３を巻き付けることにより封印包装テープ３の位置ズレを阻止することができる。なお、前記段部１３の両側の下端のコーナー部１４は、直角であることが望ましいが０．５Ｒ〜１．０Ｒ程度のアール面であってもよい。１５はディスクカートリッジ１１にスライド可能に取付けられたシャッターである。
【００２１】
また、図７に示すように、ディスクカートリッジ１１を更にケース２に入れて封印、包装する場合には、ケース２に段部２２を設け、該段部２２内に封印包装テープ３を巻き付けることにより封印包装テープ３の位置ズレを阻止することができる。なお、前記段部２２の両側の下端のコーナー部２３は、図６に示す場合と同様に直角であることが望ましいが０．５Ｒ〜１．０Ｒ程度のアール面であってもよい。
【００２２】
また、図８に示すように、ディスクカートリッジ１１をケース２に入れ、更にラベルシート３１で挟んだものを封印、包装する場合には、ラベルシート３１の一端部からケース２１に設けた段部２２の一部が所定の幅ａ（３ｍｍ以上が望ましい）で臨むようにし、封印包装テープ３を巻き付けることにより封印包装テープ３の位置ズレを阻止することができる。なお、図１に示すように、前記封印包装テープ３の幅Ｄ１は、ＭＤ（ミニディスク）等の小型のメディアに対してはその幅Ｄ２の２／３程度が望ましく、またＶＨＳ等のビデオカートリジにおいては、４０〜７０ｍｍ程度の幅が望ましい。
【００２３】
そして、図９に示すように、封印、包装された複数のケース２を封印包装テープ３と同様のグラシン紙で作られていて、封印包装テープ３と同様の接着剤層５を有する紙フィルム４１でキャラメル包みによりパック詰めし、更にサブカートンやマスターカートン（図示省略）に入れて流通に供される。なお、封印包装テープ３は、再生紙（商品名・リフレシュランド７０やリフレシュランド１００）で形成しても、或いは、原料繊維スラリーにメラミン樹脂、尿素樹脂、ポリアミド・エピクロルヒドリン樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂等の湿潤紙力増強剤を添加し、耐水性、湿潤性を強化したグラシン紙を使用してもよい。
【００２４】
【発明の効果】
本発明には、次に述べるような効果がある。
（１）ポリエチレン等のプラスチックフィルムを使用せず、紙フィルムを使用したので、地球環境に優しい情報記録媒体の封印、包装を行なうことができる。
（２）グラシン紙を用いることにより薄く引張り強度の強いものになり、プラスチックフィルムの封印包装テープ用の包装装置（ラッパー装置）を使用して、封印、包装を行なうことができる。
（３）ＯＰＰフィルム（二軸延伸ポリプロピレンフィルム）を使用する場合のようなヒートシュリンクのための設備や電力を必要としないのでコスト的にも有利なものになる。また、ヒートシュリンクの際の熱でフィルムがケースに貼り付いてしまうというなこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】封印包装された情報記録媒体の斜視図。
【図２】封印包装テープの斜視図。
【図３】封印包装テープの接着工程を示す斜視図。
【図４】封印包装テープの接着工程を示す側面図。
【図５】複数のケースを重ねて封印包装した状態の斜視図。
【図６】（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）はディスクカートリッジへの封印包装を示す説明図であり（Ａ）はディスクカートリッジの斜視図、（Ｂ）は（Ａ）のＡ−Ａ断面図、（Ｃ）は封印包装テープを巻いた状態の斜視図。
【図７】（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）はケースへの封印包装を示す説明図であり（Ａ）はケースの斜視図、（Ｂ）は（Ａ）のＡ−Ａ断面図、（Ｃ）は封印包装テープを巻いた状態の斜視図。
【図８】（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）はケースをラベルシートで挟んで封印包装を施す場合の説明図であり（Ａ）はケースをラベルシートで挟んだ状態の斜視図、（Ｂ）は（Ａ）の平面図、（Ｃ）は封印包装テープを巻いた状態の斜視図。
【図９】封印包装テープで封印包装したものを更にキャラメル包装した場合の斜視図。
【図１０】従来例の斜視図。
【符号の説明】
１…ディスク、２…ケース、３…封印包装テープ、４…接着剤層、５…フィルムカット部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an information recording medium such as a tape cassette or a disc which is housed in a case and is wrapped with a film, and a paper film, for example, recycled paper or glassine paper, instead of a wrapping film conventionally formed of plastic. And the like, the environment can be protected, and the printing on the film can be performed by offset printing or letterpress printing.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Information recording media such as tape cassettes and disks are stored in a case and are sold for sale in a state where the case is wrapped with a film.
[0003]
As a method of packaging a case containing an information recording medium such as a tape cassette or a disk, a so-called caramel package is widely used in which the case is wrapped with a plastic film such as polyethylene.
[0004]
However, the packaging that wraps the entire case containing the information recording medium, such as a tape cassette or disk, with a plastic film such as polyethylene naturally requires a large amount of plastic film such as polyethylene, thus saving resources and protecting the global environment. Review is urgently required.
[0005]
Therefore, as shown in FIG. 10, a sealing tape 103 of a plastic film such as polyethylene is wound around a case 102 accommodating a tape cassette 101 as an information recording medium, sealed by a packaging device (wrapper device), and sealed with the packaged tape cassette. The structure has also been developed. (For example, Patent Document 1)
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-2001-10664 (Claims, Paragraph 0005, Paragraph 0017, Paragraph 0019, Paragraph 0020, FIGS. 1 to 4)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Incidentally, the sealing and packaging of the polyethylene or other plastic film using the sealing and packaging tape 103 is performed by so-called caramel wrapping with a plastic film of polyethylene or the like. Although the amount can be reduced, the use of a plastic film such as polyethylene is the same as in the case of caramel wrapping.
[0008]
Therefore, it is an object to seal and package a tape cassette which is environmentally friendly without using a plastic film such as polyethylene. In particular, when the plastic film is an OPP film (biaxially oriented polypropylene film), there is also a problem that it is necessary to prevent the film from sticking to the case due to heat generated during heat shrink.
[0009]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide an information recording medium using a seal packaging tape which is friendly to the global environment.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In an information recording medium stored in a case and the case is wrapped with a film,
By using a paper film such as recycled paper or glassine paper for the packaging film,
It is possible to seal and package information recording media that is environmentally friendly without using plastic films such as polyethylene.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows a disc 1 as an information recording medium of the present invention. The disk 1 is housed in a disk storage case 2, and the case 2 is sealed and wrapped by wrapping a sealing and wrapping tape 3 so as to cover an entrance and exit of the disk 1.
[0012]
The sealing packaging tape 3 is formed of glassine paper. Glassine paper is formed by crushing pulp by applying high temperature and high pressure under high moisture, has excellent high density, transparency, oil resistance, moisture permeability, etc., and has unique gloss and shine . The basis weight of the glassine paper, for example, 25.8g / m 2, 30.8g / m 2, 35.0g / m 2, is formed in 40.0 g / m 2, the thickness of the paper is formed in 20~50μm Therefore, it is possible to apply the existing packaging device (wrapping device) for sealing and packaging using an existing polyethylene sealing and packaging tape, and to perform sealing and packaging. The glassine paper is formed to have a transparency of 75.5% (according to the test method, JIS P 8138).
[0013]
The width D1 of the sealing and wrapping tape 3 is formed to be smaller than the width D2 of the case 2 by the glassine paper, for example, about 1/2 to 1/3, and is wound in a roll. ing.
[0014]
As shown in FIG. 2, the sealing and wrapping tape 3 wound in a roll is provided with a film cut portion 4 at a constant pitch (the length of the case 2 being substantially wrapped and the ends overlapping each other) P. An adhesive layer 5 is provided near the film cut portion 4.
[0015]
The adhesive layer 5 is formed by sealing and packaging a hot melt adhesive having a melting point of 60 ° C. to 80 ° C. or more (for example, trade name: Seikadyne 1900W, manufactured by Dainichi Seika Kogyo Co., Ltd.) using a glue plate by a rotary press. It is formed by applying to the tape 3.
[0016]
Then, the case 2 housed in the disc 1 is sealed and wrapped by using the sealing wrapping tape 3 and a wrapping device (wrapper device) for the existing sealing wrapping tape.
[0017]
As shown in FIGS. 3 and 4, the sealing and wrapping tape 3 is cut by the film cutting unit 4 and wound around the case 2. Then, the sealing and packaging tape 3 heats the adhesive layer 5 with the heater block 6, melts and cures it, and bonds both ends of the sealing and packaging tape 3 to seal and package the case 2. I have. In addition, as shown in FIG. 5, a plurality of cases 2 may be sealed and packaged by overlapping.
[0018]
The heating by the heater block 6 is performed by pressing the heater block 6 heated to 100 to 150 ° C. onto the adhesive layer 5 with a contact time of 0.3 to 0.5 sec and a pressure of 100 to 300 g. At this time, the tension applied to the sealing and wrapping tape 3 is preferably about 600 g.
[0019]
Even when the sealing and packaging tape 3 is wound and sealed and wrapped as described above, there is a concern that the sealing and packaging tape 3 may be displaced and the sealing and packaging effects may be lost.
[0020]
Therefore, as shown in FIG. 6, when the sealing packaging tape 3 is wound directly on the disk cartridge 11, a step 13 is provided in the label sheet attaching area 12, and the sealing packaging tape 3 is wound inside the step 13. Thereby, the displacement of the sealing and packaging tape 3 can be prevented. The corners 14 at the lower ends on both sides of the step 13 are desirably a right angle, but may have a radius of about 0.5R to 1.0R. Reference numeral 15 denotes a shutter slidably mounted on the disk cartridge 11.
[0021]
As shown in FIG. 7, when the disk cartridge 11 is further sealed in a case 2 for sealing and packaging, a step 22 is provided in the case 2 and the sealing and packaging tape 3 is wound around the step 22. The positional displacement of the sealing and wrapping tape 3 can be prevented. The corner portions 23 at the lower ends on both sides of the step portion 22 are desirably right angles as in the case shown in FIG. 6, but may have a round surface of about 0.5R to 1.0R.
[0022]
As shown in FIG. 8, when the disc cartridge 11 is put in the case 2, and what is sandwiched between the label sheets 31 is sealed and packaged, a step 22 provided in the case 21 is provided from one end of the label sheet 31. Of the sealing packaging tape 3 can be prevented by disposing a part of the sealing packaging tape 3 with a predetermined width a (preferably 3 mm or more). As shown in FIG. 1, the width D1 of the sealing and wrapping tape 3 is desirably about 2/3 of the width D2 for a small-sized medium such as an MD (mini-disc), and a video cartridge such as a VHS. Is preferably about 40 to 70 mm in width.
[0023]
Then, as shown in FIG. 9, a plurality of sealed and packaged cases 2 are made of the same glassine paper as the sealing and wrapping tape 3, and have a paper film 41 having the same adhesive layer 5 as the sealing and wrapping tape 3. And packed in caramel, and further put into sub-cartons or master cartons (not shown) for distribution. In addition, the sealing packaging tape 3 may be formed of recycled paper (trade name, Refreshland 70 or Refreshland 100), or melamine resin, urea resin, polyamide / epichlorohydrin resin, polyacrylamide resin, etc. May be used to increase the water resistance and wettability of glassine paper.
[0024]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
(1) Since a paper film is used instead of a plastic film such as polyethylene, it is possible to seal and package an information recording medium that is environmentally friendly.
(2) By using glassine paper, it becomes thin and has high tensile strength, and sealing and packaging can be performed using a packaging device (wrapper device) for sealing and packaging tape of a plastic film.
(3) Since equipment and electric power for heat shrink, such as the case of using an OPP film (biaxially oriented polypropylene film), are not required, it is advantageous in terms of cost. Further, it is possible to prevent the film from sticking to the case due to the heat generated during the heat shrink.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an information recording medium sealed and packaged.
FIG. 2 is a perspective view of a sealing packaging tape.
FIG. 3 is a perspective view showing a bonding step of the sealing packaging tape.
FIG. 4 is a side view showing a bonding step of the sealing packaging tape.
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which a plurality of cases are stacked and sealed and packaged.
FIGS. 6A, 6B, and 6C are explanatory views showing sealing and packaging of the disk cartridge, FIG. 6A is a perspective view of the disk cartridge, and FIG. 6B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. FIG. 3C is a perspective view of a state in which a sealing packaging tape is wound.
FIGS. 7A, 7B, and 7C are explanatory views showing sealed packaging in a case, FIG. 7A is a perspective view of the case, FIG. 7B is a cross-sectional view of AA in FIG. (C) is a perspective view of the state where the sealing packaging tape was wound.
FIGS. 8A, 8B, and 8C are explanatory views of a case where a case is sandwiched between label sheets and sealed packaging is performed; FIG. 8A is a perspective view of a state where the case is sandwiched between label sheets; (B) is a plan view of (A), and (C) is a perspective view of a state in which a sealing packaging tape is wound.
FIG. 9 is a perspective view showing a case where the product sealed and packaged with the sealing packaging tape is further packaged in caramel.
FIG. 10 is a perspective view of a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Disk, 2 ... Case, 3 ... Sealing packaging tape, 4 ... Adhesive layer, 5 ... Film cut part.
