【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はマイクロコンピュータを使用して水の量を間違いなく簡単にセットすることができる炊飯器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこの種の炊飯器は、白米やおこわ、おかゆ、すしめし、等の炊飯メニュー毎に複数の加熱プログラムを有しており、使用者が所望する炊飯メニューで炊飯するには炊飯メニューに合わせた炊飯容量（米等を計量カップにて計量した量）と炊飯メニューに於ける炊飯容量に対する最適な水量を内釜内にセットし、次に炊飯メニュー選択スイッチで選択操作していた。
【０００３】
このため使用者が炊飯メニューを選択する操作がめんどうであったり、選択を間違えたり、選択を忘れたりするとうまく炊飯できないという問題があった。
【０００４】
この問題を解決するため、内釜内の水位を検知する水位センサと、内釜もしくは本体の重量を検知する重量センサを設け、水位センサと重量センサの出力値から炊飯メニューを自動的に選択し、この炊飯メニューに合った加熱プログラムで炊飯するような炊飯メニュー選択手段を設けた炊飯器が提案されている（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
また、他の方式として例えば特開平５−３４４９２５号公報（特許文献２参照）には、重量検出手段により内釜内の米の重量を検出し、使用者が所望する炊飯内容に応じて米の銘柄、精白度、炊き込み用の具の種類などの米情報を入力すると、最適加水量を演算して表示する表示手段を設けた炊飯器が提案されている。
【０００６】
【特許文献１】
特許第２５５４４８４号公報
【特許文献２】
特開平５−３４４９２５号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献１に示す従来の技術によれば、使用者が所望する炊飯メニューの炊飯容量（米等を計量カップにて計量した量）に対する最適な水量をセットするのに、内釜に印されている炊飯容量に対応した水位目盛りに水位を合わせて内釜に水を注入する作業が必要であり、この作業は水位目盛りが内釜の内側面に印されているため、水位目盛りを斜め上方より目視しながら行う作業となり、水位を合わせ難いという欠点があった。
【０００８】
また、上記の特許文献２に示す従来の技術では、水位を合わせる水位表示手段があって加水量を合わせやすいが、米の情報を使用者が入力する必要がありこれを忘れたり、誤ったりするとうまく炊飯できないという欠点があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本体と、この本体内に着脱自在に収納される内釜と、この内釜の開口部を閉鎖する蓋体と、前記内釜を加熱する加熱部と、複数の炊飯メニューから選択された所望のメニューを表示する炊飯メニュー表示部と、選択されたメニューに対応する加熱プログラムで前記加熱部を制御する制御部と、前記内釜の重量を検知する重量センサとからなり、この重量センサの検知信号によりメニューを選択し、この選択されたメニューとそのときの内釜内の水量とを炊飯メニュー表示部により表示するように前記制御部で制御するものである。
【００１０】
また、炊飯メニュー表示部のメニューの表示は、炊飯容量に対して最適な水の量の多い順番、あるいは少ない順番に並べて表示するものである。
【００１１】
これによって、炊飯メニューに合わせた最適な水量を簡単な操作で合わせることの出来る利便性の高い炊飯器を提供するものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図１〜図５を参照して説明する。
【００１３】
図において１は本体、２はこの本体１内に着脱自在に収納される内釜、３はこの内釜２の開口部を閉鎖する蓋体、３ａは内釜２を蓋する蓋体３の内面に取り付けられている内蓋である。
【００１４】
４は蓋体３を本体１に開閉自在に取り付けているヒンジである。
【００１５】
５は本体１に形成された、内釜２を上方から取り出し可能に収納する内釜収納容器であり、内釜収納容器５の底には内釜２を加熱する加熱部６が設けられていて、スプリング７により内釜２に加熱部６が密着するように押し当てられている。
【００１６】
８は重量センサで、内釜収納容器５の外部に設けられ、内釜２の重量を内部に入れられた米や水の重量と共に検知するものである。
【００１７】
９は連結棒で、内釜２の重量を重量センサ８に伝えるものであり、内釜収納容器５の底の中心に設けられた穴を通して重量センサ８に伝えている。
【００１８】
１０は温度センサで、内釜収納容器５の内側面に取り付けられていて内釜２の温度を検知するものである。
【００１９】
１１は本体１の正面の肩部に設けられた複数の炊飯メニューを表示する炊飯メニュー表示部で、選択された炊飯メニューを表示するとともに炊飯開始等を操作する操作キーを一体に有している。そして、炊飯メニュー表示部１１は図２に示すように、中央に液晶表示器２０が配置され、時刻２１や炊飯メニュー指示用の三角マーク２２や黒丸２３等が表示可能になっている。
【００２０】
また、液晶表示器２０の下側には左から「おかゆ」、「白米」、「すしめし」、「おこわ」等の炊飯メニュー２６が印刷されていて、メニュー指示用の三角マーク２２によって指示可能になっている。
【００２１】
また、液晶表示器２０の周りには操作スイッチ２４が配設されていて、操作スイッチ２４の夫々の上面には「切／保温」、「炊飯」、「タイマー」が印刷されている。
【００２２】
また、操作スイッチ２４にはその操作スイッチ２４が操作されたことを示すランプ２５が配設されている。
【００２３】
１２は制御部で、マイクロコンピュータとその周辺回路から成り、内蔵された制御プログラムや加熱プログラムを実行することができる。
【００２４】
そして、重量センサ８及び、温度センサ１０の検知信号と、操作スイッチ２４の信号を入力し、加熱部６への電力と炊飯メニュー表示部１１の液晶表示器２０への表示信号を出力している。
【００２５】
また、選択された炊飯メニューに対応して加熱部６への電力を制御する加熱プログラムを実行して炊飯を行う機能を有している。
【００２６】
また、重量センサ８の検知信号から炊飯容量を求め、予め決められた図３に示すような、各炊飯メニューにおける炊飯容量と最適な水量との関係から最適な水量を求める機能を有している。
【００２７】
また、重量センサ８の検知信号から内釜２に入れられた水量を求め、予め決められた図４に示すような、各炊飯容量における水量と炊飯メニューの関係から炊飯メニュー指示用の三角マーク２２や黒丸２３を表示する機能を有している。
【００２８】
次に、このような構成による動作について説明する。
【００２９】
使用者は本体１の蓋体３を開け、内釜２に米を計量カップ（図示せず）を用いて必要な炊飯容量分を入れる。
【００３０】
この時、制御部１２は図５に示す制御プログラムを実行する。
【００３１】
すなわち、ステップ１では重量センサ８の検知信号により内釜２の重量ａを測定し、ステップ２を実行する。
【００３２】
ステップで２は重量ａの測定値が安定したかを判定し、安定してなければステップ１を再度実行する。使用者が内釜２に米を完全に入れ終わって重量ａの測定値が安定するとステップ３を実行する。
【００３３】
ステップで３は測定した重量ａが一定値ｃと比較してｃより大きければステップ４を実行する。ｃと同じか小さければステップ１を再度実行する。ここでｃの値は内釜２に何も入っていないときの重量値とする。
【００３４】
ステップ４では測定した重量ａを記憶するとともに、重量ａから内釜の重量ｃを引き算して炊飯容量ｄを求める。
【００３５】
ステップ５ではステップ４で求めた炊飯容量ｄから、図３に示す炊飯容量と最適な水量の関係から各炊飯メニューに於ける最適な水量を求める。例えば炊飯メニューが「白米」の場合は最適な水量はｇとなる。
【００３６】
次に、使用者は内釜２を本体１から取り出し、洗米した後水を切って再度本体１に収納して内釜２に水を入れる。
【００３７】
ステップ６では水の入った内釜２の重量ｉを測定し、ステップ７を実行する。
【００３８】
ステップ７では重量ｉからステップ４で記憶した重量ａを引き算して内釜２に入れられた水量ｊを求め、ステップ８を実行する。
【００３９】
ステップ８ではステップ５で求めた最適な水量値と比較して、図４に示すように炊飯メニュー指示用の三角マーク２２や黒丸２３を表示する。例えばステップ７で求めた水量ｊが水量ｅの場合は炊飯メニュー「おこわ」を指示する三角マーク２２を点灯させ、以後炊飯キーが押されるまでステップ６，７，８を繰り返す。
【００４０】
このようにして、使用者は炊飯メニュー表示部１１を見ながら内釜２に入れる水の量を加減して、所望する炊飯メニューに指示用の三角マーク２２が点灯するように水の量を加減してセットする。
【００４１】
例えば炊飯メニュー２６の「白米」で炊飯したい場合は、内釜２に水を入れ始めは、液晶表示器２０の一番右側の黒丸２３が点灯し、徐々に水の量を増やしていくと黒丸２３が消灯し、炊飯メニュー２６の「おこわ」を指示する三角マーク２２が点灯する。さらに水の量を増やしていくと、「おこわ」を指示する三角マーク２２が消灯し、炊飯メニュー２６の「白米」と「おこわ」の間の黒丸２３が点灯する。このように水の量を増やしていって炊飯メニュー２６の「白米」を指示する三角マーク２２が点灯する所まで水を内釜２に注入すれば炊飯メニュー２６の「白米」に最適な水量とすることができる。
【００４２】
次に、使用者が炊飯キーを押すと炊飯キーのランプ２５が点灯し、制御部１２は選択された炊飯メニュー２６に応じた加熱プログラムで加熱部６の制御が開始される。いわゆる「はじめチョロチョロ、中パッパ、グツグツ言う頃火を引いて…」の加熱制御を温度センサ１０の検知信号を基に行いご飯を炊きあげ、次に保温の表示ランプ２５を点灯して保温動作を行う。
【００４３】
このようにして、炊飯メニュー表示部１１の炊飯メニュー２６を指示する三角マーク２２の点灯をメニューと同時に確認しながら内釜２に入れる水を加減をして所望するメニューを選択することができるため、操作が判りやすく、選択を間違えにくく、また水の量を合わせ易い。
【００４４】
また、炊飯メニュー２６の表示は図２に示すように右から左に最適な水量が少ない順番に並べてあるので、内釜２に入れる水量の水加減が判りやすい。
【００４５】
なお、上記実施例では炊飯メニュー２６の表示の順番は炊飯容量に対して最適な水量の少ない順番で右側から並べたが逆でもかまわない。また下から上に並べるなどしても良い。
【００４６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、炊飯メニュー表示部のメニューと水量との表示を確認しながら内釜に入れる水の量を加減することにより所望のメニューを選択することができるため、メニューの選択操作を忘れたり、選択操作を間違えることを無くすことができるとともに簡単で正確に水量を合わすことができる。
【００４７】
また、炊飯容量に対する最適な水量を合わせるのに、炊飯メニュー表示部のメニュー表示の順番が水量の順番で並べて表示しているので、水量の加減が非常にやりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の炊飯器の概略構成図である。
【図２】同じく炊飯メニュー表示部の正面図である。
【図３】同じく炊飯メニューに対する炊飯容量と最適な水量の関係を示す図である。
【図４】同じく炊飯容量に対する水量と炊飯メニューの関係を示す図である。
【図５】同じく制御部の制御プログラムを示す図である。
【符号の説明】
１ 本体
２ 内釜
３ 蓋体
６ 加熱部
８ 重量センサ
１１ 炊飯メニュー表示部
１２ 制御部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker in which the amount of water can be definitely set easily using a microcomputer.
[0002]
[Prior art]
This type of conventional rice cooker has multiple heating programs for each rice cooking menu such as white rice, rice porridge, rice porridge, sushi, etc. To cook rice with the rice cooking menu desired by the user, match the rice cooking menu The cooked rice volume (the amount of rice and the like measured in a measuring cup) and the optimal amount of water for the cooked rice volume in the cooked rice menu were set in the inner pot, and then selected using the cooked rice menu selection switch.
[0003]
For this reason, there has been a problem that if the user is troublesome in selecting the rice cooking menu, makes a wrong selection, or forgets to select, the rice cannot be cooked well.
[0004]
In order to solve this problem, a water level sensor that detects the water level in the inner pot and a weight sensor that detects the weight of the inner pot or the body are provided, and the rice cooking menu is automatically selected from the output values of the water level sensor and the weight sensor. There has been proposed a rice cooker provided with a rice cooking menu selecting means for cooking rice with a heating program suitable for the rice cooking menu (for example, see Patent Document 1).
[0005]
As another method, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-344925 (see Patent Document 2) discloses that the weight of rice in an inner pot is detected by weight detection means, and the rice is cooked in accordance with the rice cooking content desired by the user. There has been proposed a rice cooker provided with display means for calculating and displaying an optimum amount of water when rice information such as a brand, a degree of milling, and a type of cooking ingredient is inputted.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2554484 [Patent Document 2]
JP-A-5-344925
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional technique disclosed in Patent Document 1, an inner pot is used to set an optimal amount of water for a desired rice cooking volume (amount of rice or the like measured by a measuring cup) of a rice cooking menu desired by a user. It is necessary to adjust the water level to the water level scale corresponding to the cooking rice capacity marked in, and to inject water into the inner pot.This work is done because the water level scale is marked on the inner surface of the inner pot. Is performed while observing the water from obliquely above, and there is a disadvantage that it is difficult to adjust the water level.
[0008]
Further, in the conventional technique disclosed in Patent Document 2 described above, there is a water level display means for adjusting the water level, and it is easy to adjust the amount of water. However, if the user needs to input information on rice and forgets or mistakes it, There was a disadvantage that rice could not be cooked well.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and has a main body, an inner pot detachably housed in the main body, a lid for closing an opening of the inner pot, and the inner pot. A heating unit that heats the rice cooker, a rice cooking menu display unit that displays a desired menu selected from a plurality of rice cooking menus, a control unit that controls the heating unit with a heating program corresponding to the selected menu, and the inner pot A weight sensor for detecting the weight of the menu, the menu is selected by the detection signal of the weight sensor, and the control is performed so that the selected menu and the amount of water in the inner pot at that time are displayed on the rice cooking menu display section. It is controlled by the unit.
[0010]
Further, the menu display of the rice cooking menu display section is arranged and displayed in the order of the most suitable or the least amount of water for the cooking rice capacity.
[0011]
This provides a highly convenient rice cooker in which the optimum amount of water according to the rice cooking menu can be adjusted by a simple operation.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0013]
In the figure, 1 is a main body, 2 is an inner pot which is detachably housed in the main body 1, 3 is a lid for closing the opening of the inner pot 2, and 3a is an inner surface of a lid 3 which covers the inner pot 2. It is an inner lid attached to.
[0014]
Reference numeral 4 denotes a hinge for attaching the cover 3 to the main body 1 so as to be freely opened and closed.
[0015]
Reference numeral 5 denotes an inner pot storage container formed in the main body 1 for storing the inner pot 2 so as to be able to be taken out from above, and a heating section 6 for heating the inner pot 2 is provided at the bottom of the inner pot storage container 5. The heating unit 6 is pressed against the inner pot 2 by a spring 7 so as to come into close contact therewith.
[0016]
Numeral 8 denotes a weight sensor which is provided outside the inner pot storage container 5 and detects the weight of the inner pot 2 together with the weight of rice and water put therein.
[0017]
Reference numeral 9 denotes a connecting rod for transmitting the weight of the inner pot 2 to the weight sensor 8, which transmits the weight to the weight sensor 8 through a hole provided at the center of the bottom of the inner pot storage container 5.
[0018]
Reference numeral 10 denotes a temperature sensor, which is attached to the inner surface of the inner pot storage container 5 and detects the temperature of the inner pot 2.
[0019]
Reference numeral 11 denotes a rice cooker menu display section provided on the front shoulder portion of the main body 1 for displaying a plurality of rice cooker menus, and integrally has operation keys for displaying the selected rice cooker menu and operating rice cooker start and the like. . As shown in FIG. 2, the rice cooking menu display section 11 has a liquid crystal display 20 disposed at the center, and can display a time 21, a triangle mark 22 for indicating a rice cooking menu, a black circle 23, and the like.
[0020]
On the lower side of the liquid crystal display 20, a rice cooking menu 26 such as "porridge", "white rice", "sushi sushi", and "okosawa" is printed from the left, and can be indicated by a triangle mark 22 for menu instruction. It has become.
[0021]
Further, an operation switch 24 is provided around the liquid crystal display 20, and “OFF / HEAT”, “Cooking”, and “Timer” are printed on the upper surface of each operation switch 24.
[0022]
The operation switch 24 is provided with a lamp 25 indicating that the operation switch 24 has been operated.
[0023]
Reference numeral 12 denotes a control unit which includes a microcomputer and peripheral circuits, and can execute a built-in control program and heating program.
[0024]
Then, the detection signal of the weight sensor 8 and the temperature sensor 10 and the signal of the operation switch 24 are input, and the power to the heating unit 6 and the display signal to the liquid crystal display 20 of the rice cooking menu display unit 11 are output. .
[0025]
In addition, it has a function of executing a heating program for controlling electric power to the heating unit 6 in accordance with the selected rice cooking menu to cook rice.
[0026]
In addition, the rice cooking capacity is obtained from the detection signal of the weight sensor 8, and a function of obtaining an optimum water amount from a predetermined relationship between the rice cooking capacity and the optimum water amount in each rice cooking menu as shown in FIG. .
[0027]
Further, the amount of water put into the inner pot 2 is obtained from the detection signal of the weight sensor 8, and as shown in FIG. 4, a triangle mark 22 for indicating the rice cooking menu is determined from the relationship between the amount of water in each rice cooking capacity and the rice cooking menu. And a function of displaying a black circle 23.
[0028]
Next, an operation by such a configuration will be described.
[0029]
The user opens the lid 3 of the main body 1 and puts rice into the inner pot 2 by using a measuring cup (not shown) so as to have a necessary rice cooking capacity.
[0030]
At this time, the control unit 12 executes the control program shown in FIG.
[0031]
That is, in step 1, the weight a of the inner hook 2 is measured based on the detection signal of the weight sensor 8, and step 2 is executed.
[0032]
In step 2, it is determined whether the measured value of the weight a has stabilized. If not, step 1 is executed again. When the user has completely put rice into the inner pot 2 and the measured value of the weight a is stabilized, step 3 is executed.
[0033]
In step 3, step 4 is executed if the measured weight a is larger than c as compared with the fixed value c. If c is equal to or less than c, step 1 is executed again. Here, the value of c is a weight value when nothing is in the inner pot 2.
[0034]
In step 4, the measured weight a is stored, and the cooking rice capacity d is obtained by subtracting the weight c of the inner pot from the weight a.
[0035]
In step 5, from the rice cooking volume d obtained in step 4, the optimal water amount in each rice cooking menu is determined from the relationship between the rice cooking volume and the optimal water amount shown in FIG. For example, when the rice cooking menu is “white rice”, the optimal amount of water is g.
[0036]
Next, the user takes out the inner pot 2 from the main body 1, rinses the rice, drains the water, stores the water in the main body 1 again, and puts water in the inner pot 2.
[0037]
In step 6, the weight i of the inner pot 2 containing water is measured, and step 7 is executed.
[0038]
In step 7, the weight j stored in the inner kettle 2 is obtained by subtracting the weight a stored in step 4 from the weight i, and step 8 is executed.
[0039]
In step 8, the triangular mark 22 and the black circle 23 for the rice cooking menu instruction are displayed as shown in FIG. 4 in comparison with the optimum water amount value obtained in step 5. For example, when the water amount j obtained in step 7 is the water amount e, the triangular mark 22 indicating the rice cooking menu “OK” is turned on, and thereafter steps 6, 7, and 8 are repeated until the rice cooking key is pressed.
[0040]
In this way, the user adjusts the amount of water to be put into the inner pot 2 while looking at the rice cooking menu display section 11, and adjusts the amount of water so that the triangle mark 22 for instruction lights up on the desired rice cooking menu. And set it.
[0041]
For example, when the user wants to cook rice with “white rice” in the rice cooker menu 26, the black circle 23 on the rightmost side of the liquid crystal display 20 is turned on when water is poured into the inner pot 2. 23 goes out, and the triangular mark 22 of the rice cooking menu 26 instructing “Owaku” lights up. When the amount of water is further increased, the triangular mark 22 indicating “Owawa” turns off, and the black circle 23 between “White rice” and “Owawa” on the rice cooking menu 26 lights up. If the amount of water is increased and water is poured into the inner pot 2 until the triangle mark 22 indicating “white rice” in the rice cooking menu 26 lights up, the optimum amount of water for “white rice” in the rice cooking menu 26 can be obtained. can do.
[0042]
Next, when the user presses the rice cooking key, the lamp 25 of the rice cooking key is turned on, and the control unit 12 starts controlling the heating unit 6 with a heating program according to the selected rice cooking menu 26. The so-called "first heat, medium dad, light the fire when you say ..." heating control is performed based on the detection signal of the temperature sensor 10 to cook rice, and then the heat insulation display lamp 25 is turned on to perform the heat insulation operation. Do.
[0043]
In this way, while checking the lighting of the triangle mark 22 indicating the rice cooking menu 26 of the rice cooking menu display section 11 at the same time as the menu, it is possible to adjust the amount of water to be put into the inner pot 2 and select a desired menu. The operation is easy to understand, the selection is not easy to make mistakes, and the amount of water is easy to adjust.
[0044]
The display of the rice cooking menu 26 is arranged from right to left in the order of the optimal water amount as shown in FIG. 2, so that it is easy to understand the water amount to be put into the inner pot 2.
[0045]
In the above embodiment, the display order of the rice cooking menu 26 is arranged from the right side in the order of the least amount of water with respect to the rice cooking capacity, but may be reversed. Alternatively, they may be arranged from bottom to top.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a desired menu can be selected by adjusting the amount of water to be put into the inner pot while checking the menu and the display of the amount of water in the rice cooking menu display section, It is possible to prevent the user from forgetting the menu selection operation or making a mistake in the selection operation, and to easily and accurately adjust the water amount.
[0047]
Further, since the order of menu display on the rice cooker menu display section is displayed in the order of the amount of water in order to match the optimal amount of water to the amount of cooked rice, it is very easy to adjust the amount of water.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a rice cooker according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a rice cooking menu display unit.
FIG. 3 is a diagram showing the relationship between the rice cooking capacity and the optimal water amount for the rice cooking menu.
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the amount of water and the rice cooking menu with respect to the rice cooking capacity.
FIG. 5 is a diagram showing a control program of the control unit.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Main body 2 Inner pot 3 Lid 6 Heating part 8 Weight sensor 11 Cooking rice menu display part 12 Control part
