JP2004305239A - Dangerous state detecting method and dangerous state recording device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業環境における危険状態を検知する危険状態検知方法、および、作業環境における危険状態を記録する危険状態記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設現場、道路、福祉施設等のように危険性を内包する作業環境においては、実際に事故が起きた事例だけでなく、事故には至らなくても作業者が危険を感じた事例(いわゆる「ひやり・はっと」事例)を蓄積して分析することが行われている。従来、このような事例の蓄積は、危険な状況を実際に体験した作業者からの報告に基づいて行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、「ひやり・はっと」の場面は実際の事故件数の数十倍はあると言われているにも拘わらず、単に危険を感じたというだけでは作業者に届出義務が課されない場合が多いため、分析に必要な報告件数が集まりにくいのが現状である。
【0004】
また、特に実害がなければ作業者からの届出が遅れがちになるため、時間の経過と共に作業者の記憶が薄れて正確な状況を再現しにくいという問題もあった。
【0005】
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、作業者が危険を感じた状態を精度良く検知することにより作業環境の安全性向上を図ることができる危険状態検知方法および危険状態記録装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記目的は、作業環境における危険状態を検知する方法であって、作業者のGSRと、作業者の心拍数又は脈拍数とを生理情報として計測するステップ、および、前記生理情報の時系列変化に基づいて、判定対象時刻における危険状態発生の有無を判定するステップを備える危険状態検知方法により達成される。
【0007】
前記危険状態発生の有無を判定するステップは、前記判定対象時刻から所定時間t1(sec)を経過後のGSR値が、前記判定対象時刻のGSR値よりも所定電気コンダクタンスc1(μmho) 以上高く、且つ、前記判定対象時刻前の所定時間t2(sec)の間における瞬時心拍数又は瞬時脈拍数の最小値が、前記判定対象時刻後の所定時間t3(sec)の間における瞬時心拍数又は瞬時脈拍数の最小値よりも大きい場合に、前記判定対象時刻において危険状態が発生したと判定するステップを備えることができる。
【0008】
この場合、前記所定時間t1は、2.5〜20(sec)であることが好ましく、前記所定電気コンダクタンスc1は、0.02〜1.3(μmho)であることが好ましく、前記所定時間t2は、3〜66(sec)であることが好ましく、前記所定時間t3は、6〜66(sec)であることが好ましい。
【0009】
特に、99%以上の検知感度を得るには,前記所定時間t1は、3.5〜17.5(sec)であることがより好ましく、前記所定電気コンダクタンスc1は、 0.02〜0.14(μmho)であることがより好ましく、前記所定時間t2は、3〜24(sec)であることがより好ましく、前記所定時間t3は、21〜66(sec)であることがより好ましい。ここでパラメータ値の範囲を決めるにあたり,検知感度をその評価指標として考慮した理由は,本アルゴリズムが、危険でない場面を危険と誤検知することよりも、危険場面を検知できないことを避けることが第一優先と考えられるからである。
【0010】
上述した危険状態検知方法は、前記作業者の視野の少なくとも一部を連続的に撮像し、画像情報を生成するステップ、および、危険状態が発生したと判定された前記判定対象時刻に対応する前記画像情報を特定するステップを更に備えることができる。
【0011】
また、本発明の前記目的は、作業環境における危険状態を記録する装置であって、作業者のGSRと、作業者の心拍数又は脈拍数とを生理情報として計測する計測手段、前記生理情報を記憶する記憶手段、前記生理情報の時系列変化に基づいて、判定対象時刻における危険状態発生の有無を判定する危険状態判定手段、前記作業者の視野の少なくとも一部を連続的に撮像し、画像情報を生成する撮像手段、および、前記危険状態判定手段により危険状態が発生したと判定された前記判定対象時刻に対応する前記画像情報を特定する危険状態特定手段を備える危険状態記録装置により達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の一実態形態に係る危険状態検知方法について説明する。本発明者らは、作業者から得られる各種生理情報の中で、危険状態を検知するのに有効な情報を検討したところ、作業者のGSR(galvanic skin response:皮膚電気反射)と、作業者の心拍数(又は脈拍数)とに着目することにより、危険状態を高精度に検知できることを実験により見出した。
【0013】
GSRは、作業者が強い刺激を受けた場合の発汗に伴う皮膚電気コンダクタンスの変化である。被験者に対して銃声などの刺激を与える前後のGSR値を測定したところ、例えば図1に示すように、刺激発生後に急激に増加することがわかった。ここで、GSR値は、皮膚電気コンダクタンスであり、μmhoの単位で表される。
【0014】
このように、GSR値は、「ひやり・はっと」のような危険状態を検知するのに有効な生理情報と考えられるため、本発明者らは、前面、左右面及び床面の計4面にステレオ画像を投影可能な大型のVR(ヴァーチャルリアリティ)装置を用いて仮想的な建設作業現場を再現し、この仮想作業空間内において鉄骨落下などの被験者が「ひやり・はっと」するようなイベントを発生させて、被験者の主観により「ひやり・はっと」した場面を申告してもらい、被験者のGSR値の変化に基づく危険状態の検知精度を調べた。この結果を図2に示す。
【0015】
図2は、イベント発生時におけるGSR値よりも、イベント発生からt1(sec)経過後のGSR値がc1(μmho)以上高くなった場合に、イベント発生時において危険状態が発生したと判定する場合の、(a)感度(sensitivity)および(b)特異度(specificity)を鳥瞰図で示しており、横軸をt1(3sec刻み)、縦軸をc1(0.02μmho刻み)としている。ここで、感度とは、イベント発生回数に対する検知回数の割合であり、感度が高いほど、イベント発生時における検知率が高いことを示している。また、特異度とは、検定回数に対する非発生非検知数(イベント非発生時に検知しなかった回数)の割合であり、特異度が高いほど、イベント非発生時における誤検知率が低いことを示している。
【0016】
感度は、図2(a)に示すように、t1が0の時にはほぼ0であるが、t1を大きくするにつれて増加しており、実際に刺激を受けてからGSR値が変化するまでにタイムラグが生じている様子がわかる。一方、c1を大きくするにつれて、t1が同じであっても感度は低下している。このように、感度を良好にする観点からは、t1を大きくして、c1を小さくすることが好ましい。
【0017】
これに対し、特異度は、図2(b)に示すように、c1が0に近づくにつれて急激に低下し、誤検知率が高くなっていることがわかる。また、t1を大きくした場合も、特異度は低下する傾向にある。このように、特異度を良好にする観点からは、t1を小さくして、c1を大きくすることが好ましい。
【0018】
以上より、感度および特異度の双方を良好に維持するためには、t1およびc1をそれぞれ所定の範囲に設定すればよいことがわかる。図2に示す実験結果から、t1については70%以上の検知感度を達成するためには,2.5〜20secの範囲に設定することが好ましく、80%以上の検知感度を達成するためには,3〜20secの範囲に設定することがより好ましく、99%以上の検知感度を達成するためには、3.5〜17.5secの範囲に設定することが更に好ましい。また、c1については、70%以上の検知感度を達成するためには,0.02〜1.3μmhoの範囲に設定することが好ましく、80%以上の検知感度を達成するためには,0.02〜0.7μmhoの範囲に設定することがより好ましく、99%以上の検知感度を達成するためには,0.02〜0.14μmhoの範囲に設定することが更に好ましい。ここでパラメータ値の範囲を決めるにあたり,検知感度をその評価指標として考慮した理由は,本アルゴリズムが危険場面を検知できないことを避けることが第一優先と考えられるからである。
また、本発明者らが、被験者に対して銃声などの刺激を与える前後の瞬時心拍数を測定したところ、例えば図3に示すように、刺激発生直後に一旦増加した後、時間の経過によって刺激発生前よりも低下することがわかった。瞬時心拍数は、被験者の心拍1拍毎に求めた値である。
【0019】
このように、瞬時心拍数は、「ひやり・はっと」のような危険状態を検知するのに有効な生理情報と考えられるため、上記と同様にVR装置を用いて、被験者の心拍数の変化に基づく危険状態の検知精度を調べた。この結果を図4に示す。
【0020】
図4は、イベント発生前のt2(sec)間における瞬時心拍数の最小値が、イベント発生後のt3(sec)間における瞬時心拍数の最小値よりも大きい場合に、イベント発生時において危険状態が発生したと判定する場合の、(a)感度(sensitivity)および(b)特異度(specificity)を鳥瞰図で示しており、横軸をt2(3sec刻み)、縦軸をt3(3sec刻み)としている。尚、瞬時心拍数が30以下の範囲をアーチファクトとして除外している。
【0021】
図4(a)に示すように、感度を良好にする観点からは、t2を小さくして、t3を大きくすることが好ましい。一方、図4(b)に示すように、特異度を良好にする観点からは、t2を大きくして、t3を小さくすることが好ましい。したがって、感度および特異度の双方を良好に維持するためには、t2およびt3をそれぞれ所定の範囲に設定すればよいことがわかる。図4に示す実験結果から、t2については80%以上の検知感度を達成するためには,3〜66secの範囲に設定することが好ましく、90%以上の検知感度を達成するためには,3〜57secの範囲に設定することがより好ましく、99%以上の検知感度を達成するためには,3〜24secの範囲に設定することが更に好ましい。また、t3については、90%以上の検知感度を達成するためには,6〜66secの範囲に設定することが好ましく、99%以上の検知感度を達成するためには,21〜66secの範囲に設定することが更に好ましい。ここでパラメータ値の範囲を決めるにあたり,検知感度をその評価指標として考慮した理由は,本アルゴリズムが危険場面を検知できないことを避けることが第一優先と考えられるからである。
上述した瞬時心拍数についての検討は、これを瞬時脈拍数においても同様の結果が得られることを、本発明者らは実験により確認した。瞬時脈拍数についても、1拍毎に求めた値を使用することができる。
【0022】
このように、GSR値と瞬時心拍数(又は瞬時脈拍数)は、いずれも危険状態を検知するのに有効な生理情報であるが、双方間においては質的に独立性の高い情報である。したがって、任意の判定対象時刻に対して、GSR値並びに瞬時心拍数(又は瞬時脈拍数)の双方が上述した条件を満たす場合に、前記判定対象時刻において危険状態が発生したと判定することにより、危険状態発生の検知精度を高めることができる。
【0023】
次に、本発明の一実態形態に係る危険状態記録装置について説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る危険状態記録装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、危険状態記録装置1は、生理情報計測装置10、判定処理装置20、撮像装置30および画像記録装置40から構成されている。
【0024】
生理情報計測装置10は、図6に示すように手袋状に構成されており、左手にはめた際に人差し指および中指に相当する位置にそれぞれGSR導出用電極12,14が設けられ、薬指に相当する位置に脈拍導出用電極16が設けられている。生理情報計測装置10は、判定処理装置20に接続されている。
【0025】
判定処理装置20は、生理情報記憶部22および危険状態判定部24を備えており、図6に示すように左手の手首に装着可能に構成されている。生理情報記憶部22は、生理情報計測装置10から入力されたGSRおよび脈拍数についての生理情報を記憶する。危険状態判定部24は、生理情報記憶部22に格納された生理情報の時系列変化に基づいて、予め設定された判定条件に従い、判定対象時刻における危険状態発生の有無を判定し、危険状態発生と判定した判定対象時刻を撮像装置30に出力する。
【0026】
撮像装置30は、撮像部32、画像信号処理部34、画像情報記憶部36および危険状態特定部38を備えており、図7に示すようにヘルメット状に構成されて頭部に装着可能とされている。撮像部32は、例えばCCDカメラであり、作業者の視野の少なくとも一部を撮影する。画像信号処理部34は、撮像部32から入力された画像信号をデジタル情報に変換し、生成された画像情報を画像情報記憶部36に格納する。危険状態特定手段38は、危険状態判定部24から入力された判定対象時刻に対応する画像情報を画像情報記憶部36から抽出し、画像記録装置40に出力する。
【0027】
画像記録装置40は、右手手首に装着可能に構成されており、撮像手段30から入力された画像情報を記憶する。
【0028】
以上の構成を備えた危険状態記録装置1は、作業者のGSR値および脈拍数が生理情報計測装置10において常時計測され、生理情報として生理情報記憶部22に格納される。また、作業者の視野が撮像装置30により常時撮像され、画像情報として画像情報記憶部36に格納される。
【0029】
危険状態判定部24は、生理情報計測装置10が計測を開始してから所定時間が経過した後に、格納された生理情報に基づいて危険状態の判定を開始する。具体的には、まず、危険状態が発生したか否かの判定対象となる判定対象時刻を設定し、判定対象時刻からt1(sec)を経過した後のGSR値が、判定対象時刻のGSR値よりもc1(μmho)以上高く、且つ、判定対象時刻前のt2(sec)間における瞬時脈拍数の最小値が、判定対象時刻後のt3(sec)間における瞬時脈拍数の最小値よりも大きい場合に、判定対象時刻において危険状態が発生したと判定する。t1,c1,t2およびt3の値については、上述した範囲で適宜定めることができるが、本実施形態においては、t1=4.5、c1=0.12、t2=9、t3=66としている。危険状態判定部24は、判定対象時刻を所定の時間(例えば3秒)ずつ変化させながら、上述した危険状態の判定を繰り返し行い、危険状態が発生したと判定した各判定対象時刻を撮像手段30に出力する。
【0030】
撮像手段30は、各判定対象時刻に対応する画像情報(例えば、判定対象時刻前後の約3秒間の動画情報)を画像情報記憶部36から抽出し、画像記録装置40に出力する。こうして、画像記録装置40には作業者が危険を感じた状態に対応する画像情報のみが格納されるので、この画像情報を分析することにより作業現場における危険な状況や場所を容易に特定することが可能になり、作業環境の安全性向上を図ることができる。
【0031】
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明の具体的な態様が上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態の危険状態記録装置は、作業者のGSR値および瞬時脈拍数に基づいて危険状態の判定を行っているが、作業者のGSR値および瞬時心拍数に基づいて、本実施形態と同様に危険状態の判定を行うことも可能である。
【0032】
また、本実施形態の危険状態記録装置は、生理情報計測装置10を手袋状にして、判定処理装置20を手首に装着可能としているが、作業性を損なわない限り、構成は特に限定されるものではなく、例えば、生理情報計測装置10を靴下状にして各電極12,14,16を足の指に取り付け、判定処理装置20を足首に装着可能に構成することも可能である。
【0033】
また、本実施形態のように、危険状態と判定された判定対象時刻に対応する画像情報を抽出する代わりに、危険状態と判定した直後に音声等で知らせる報知手段を設けることにより、作業者が危険状態をその場で認識できるようにしてもよい。
【0034】
また、本実施形態において、危険状態判定部24は、生理情報計測装置10による計測と並行して危険状態の判定を行うようにしているが、生理情報計測装置10による計測が完了した後に、危険状態の判定を開始するようにしてもよい。
【0035】
また、本実施形態において、危険状態特定部38は、危険状態が発生したと判定した判定対象時刻に対応する画像情報を抽出して、画像記録装置40に格納するようにしているが、前記判定対象時刻に対応する画像情報を特定することが可能であれば、他の方法とすることもできる。例えば、危険状態特定部38は、画像情報記憶部36に格納された画像情報のうち、危険状態が発生したと判定された判定対象時刻の前後所定時間に対応する画像情報に対して、視覚や音声により識別可能な加工を施すように構成することもできる。
【0036】
また、本実施形態において、撮像装置30は、撮像して得られた画像情報を全て画像情報記憶部36に格納するようにしているが、この画像情報記憶部36は、所定時間を経過した古い画像情報を削除して新たな画像情報を書き込むことが可能なイメージバッファなどとすることも可能である。
【0037】
【実施例】
上述したVR装置を使用した仮想の建設作業現場において危険な場面を発生させ、被験者21名(健常男性:18〜29歳)に対して「ひやり・はっと」状態の検知精度の確認を行った。検知アルゴリズムとしては、被験者のGSRおよび心拍数を計測することにより、判定対象時刻から4.5秒を経過した後のGSR値が、判定対象時刻のGSR値よりも0.12μmho以上高く、且つ、判定対象時刻前の9秒間における瞬時心拍数の最小値が、判定対象時刻後の66秒間における瞬時脈拍数の最小値よりも大きい場合に、判定対象時刻において危険状態が発生したと判定した。
【0038】
この結果、安静立位(静的)状態では、感度(sensitivity)=1(100%)、特異度(specificity)=0.90(90%)であり、自転車こぎ(動的)状態では、感度=1(100%)、特異度=0.87(87%)であり、静的状態および動的状態のいずれにおいても、感度および特異度の双方について良好な検知結果を得ることができた。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、作業者が危険を感じた状態を精度良く検知することにより作業環境の安全性向上を図ることができる危険状態検知方法および危険状態記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】GSR値の時系列変化の一例を示す図である。
【図2】GSR値に基づき危険状態の発生を判定する場合の(a)感度および(b)特異度を示す図である。
【図3】瞬時心拍数の時系列変化の一例を示す図である。
【図4】瞬時心拍数に基づき危険状態の発生を判定する場合の(a)感度および(b)特異度を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る危険状態記録装置の構成を示すブロック図である。
【図6】前記危険状態記録装置の要部概略構成図である。
【図7】前記危険状態記録装置の他の要部概略構成図である。
【符号の説明】
1 危険状態記録装置
10 生理情報計測装置
12,14 GSR導出用電極
16 脈拍導出用電極
20 判定処理装置
22 生理情報記憶部
24 危険状態判定部
30 撮像装置
32 撮像部
34 画像信号処理部
36 画像情報記憶部
38 危険状態特定部
40 画像記録装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a danger state detection method for detecting a danger state in a work environment, and a danger state recording device for recording a danger state in a work environment.
[0002]
[Prior art]
In work environments that involve dangers such as construction sites, roads, welfare facilities, etc., not only cases where an accident actually occurred, but also cases where workers felt danger even without an accident (so-called “ It has been practiced to accumulate and analyze "cool / hat" cases). Conventionally, such cases have been accumulated based on reports from workers who have actually experienced a dangerous situation.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, despite the fact that it is said that there are tens of times the actual number of accidents in the case of "Hidden / Hatto", there is often no obligation to notify workers just because they felt danger. Therefore, the number of reports required for analysis is difficult to gather at present.
[0004]
In addition, if there is no actual harm, the notification from the worker tends to be delayed, so that there is a problem that the memory of the worker fades with time and it is difficult to reproduce an accurate situation.
[0005]
The present invention has been made to solve such a problem, and a dangerous state detection method capable of improving the safety of a working environment by accurately detecting a state where a worker feels danger, and It is intended to provide a danger state recording device.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The object of the present invention is a method of detecting a dangerous state in a work environment, comprising: measuring a worker's GSR and a worker's heart rate or pulse rate as physiological information; This is achieved by a dangerous state detection method including a step of determining whether or not a dangerous state has occurred at a determination target time based on a series change.
[0007]
The step of determining the presence or absence of the occurrence of the dangerous state includes a step in which a GSR value after a lapse of a predetermined time t1 (sec) from the determination target time is higher than a GSR value at the determination target time by a predetermined electrical conductance c1 (μmho) or more; In addition, the minimum value of the instantaneous heart rate or the instantaneous pulse rate during the predetermined time t2 (sec) before the determination target time is the instantaneous heart rate or the instantaneous pulse during the predetermined time t3 (sec) after the determination target time. If the number is larger than the minimum value, a step of determining that a dangerous state has occurred at the determination target time may be provided.
[0008]
In this case, the predetermined time t1 is preferably 2.5 to 20 (sec), the predetermined electric conductance c1 is preferably 0.02 to 1.3 (μmho), and the predetermined time t2 is Is preferably 3 to 66 (sec), and the predetermined time t3 is preferably 6 to 66 (sec).
[0009]
In particular, to obtain a detection sensitivity of 99% or more, the predetermined time t1 is more preferably 3.5 to 17.5 (sec), and the predetermined electric conductance c1 is 0.02 to 0.14. (Μmho), the predetermined time t2 is more preferably 3 to 24 (sec), and the predetermined time t3 is more preferably 21 to 66 (sec). In determining the range of parameter values, the reason for considering the detection sensitivity as an evaluation index is that the algorithm avoids the inability to detect dangerous scenes rather than erroneously detecting non-dangerous scenes as dangerous. This is because it is considered one priority.
[0010]
The above-described dangerous state detection method includes a step of continuously capturing at least a part of a field of view of the worker, generating image information, and the time corresponding to the determination target time when it is determined that a dangerous state has occurred. The method may further include the step of specifying image information.
[0011]
Further, the object of the present invention is a device for recording a danger state in a work environment, wherein a measuring means for measuring a worker's GSR and a worker's heart rate or pulse rate as physiological information, A storage means for storing, a dangerous state determining means for determining whether or not a dangerous state has occurred at a determination target time based on a time-series change of the physiological information, and continuously capturing at least a part of a visual field of the worker, This is achieved by a danger state recording device that includes an imaging unit that generates information, and a danger state identification unit that identifies the image information corresponding to the determination target time at which the danger state is determined to have occurred by the danger state determination unit. You.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
First, a dangerous state detection method according to one embodiment of the present invention will be described. The present inventors examined effective information for detecting a dangerous state among various types of physiological information obtained from an operator, and found that the operator's GSR (galvanic skin response) and the operator's It has been found through experiments that a dangerous state can be detected with high accuracy by paying attention to the heart rate (or pulse rate).
[0013]
GSR is a change in skin electrical conductance associated with sweating when a worker receives a strong stimulus. When the GSR value before and after applying a stimulus such as a gunshot to the subject was measured, it was found that, as shown in FIG. Here, the GSR value is a skin electrical conductance and is expressed in units of μmho.
[0014]
As described above, the GSR value is considered to be effective physiological information for detecting a dangerous state such as “heat and hat”. Therefore, the present inventors have made a total of four surfaces of the front surface, the left and right surfaces, and the floor surface. The virtual construction site is reproduced using a large VR (virtual reality) device that can project stereo images onto the virtual work space. Was generated, and the subject was asked to report a scene where the subject was “cool and hit” by subjective evaluation, and the detection accuracy of the dangerous state based on the change in the GSR value of the subject was examined. The result is shown in FIG.
[0015]
FIG. 2 shows a case where it is determined that a dangerous state has occurred when an event occurs when the GSR value after a lapse of t1 (sec) from the event occurrence becomes higher than the GSR value at the time of event occurrence by c1 (μmho) or more. The (a) sensitivity (sensitivity) and (b) specificity (specificity) are shown in a bird's-eye view, where the horizontal axis is t1 (every 3 seconds) and the vertical axis is c1 (every 0.02 μmho). Here, the sensitivity is a ratio of the number of times of detection to the number of times of event occurrence, and the higher the sensitivity, the higher the detection rate at the time of event occurrence. The specificity is the ratio of the number of non-occurrence / non-detection (the number of times of non-detection when no event occurred) to the number of tests. The higher the specificity, the lower the false detection rate when no event occurs. ing.
[0016]
As shown in FIG. 2 (a), the sensitivity is almost 0 when t1 is 0, but increases as t1 is increased, and the time lag between the time when the GSR value changes and the time when the stimulus is actually received is changed. You can see what is happening. On the other hand, as c1 increases, the sensitivity decreases even if t1 is the same. As described above, from the viewpoint of improving the sensitivity, it is preferable to increase t1 and decrease c1.
[0017]
On the other hand, as shown in FIG. 2B, the specificity sharply decreases as c1 approaches 0, and the erroneous detection rate increases. Also, when t1 is increased, the specificity tends to decrease. As described above, from the viewpoint of improving the specificity, it is preferable to decrease t1 and increase c1.
[0018]
From the above, it can be seen that in order to maintain both the sensitivity and the specificity satisfactorily, it is only necessary to set t1 and c1 in the respective predetermined ranges. From the experimental results shown in FIG. 2, it is preferable to set t1 in the range of 2.5 to 20 sec in order to achieve a detection sensitivity of 70% or more, and to achieve a detection sensitivity of 80% or more. , 3 to 20 sec, and more preferably, 3.5 to 17.5 sec in order to achieve a detection sensitivity of 99% or more. Further, c1 is preferably set in the range of 0.02 to 1.3 μmho in order to achieve a detection sensitivity of 70% or more, and to 0.1% in order to achieve a detection sensitivity of 80% or more. It is more preferably set in the range of 02 to 0.7 μmho, and even more preferably in the range of 0.02 to 0.14 μmho in order to achieve a detection sensitivity of 99% or more. The reason why the detection sensitivity is considered as an evaluation index in determining the parameter value range here is that it is considered that the first priority is to avoid that the present algorithm cannot detect a dangerous scene.
Further, the present inventors measured the instantaneous heart rate before and after applying a stimulus such as a gunshot to the subject, and as shown in FIG. 3, for example, as shown in FIG. It was found to be lower than before the occurrence. The instantaneous heart rate is a value obtained for each heartbeat of the subject.
[0019]
As described above, since the instantaneous heart rate is considered to be effective physiological information for detecting a dangerous condition such as "heat and hat", the change in the heart rate of the subject is measured using the VR device in the same manner as described above. The detection accuracy of the dangerous state based on the information was investigated. The result is shown in FIG.
[0020]
FIG. 4 shows a dangerous state when an event occurs when the minimum value of the instantaneous heart rate during t2 (sec) before the event occurs is greater than the minimum value of the instantaneous heart rate during t3 (sec) after the event occurs. (A) Sensitivity and (b) Specificity (specificity) in a bird's-eye view when it is determined that is generated are shown in a bird's-eye view. The horizontal axis is t2 (every 3 seconds), and the vertical axis is t3 (every 3 seconds). I have. Note that the range in which the instantaneous heart rate is 30 or less is excluded as an artifact.
[0021]
As shown in FIG. 4A, from the viewpoint of improving the sensitivity, it is preferable to decrease t2 and increase t3. On the other hand, as shown in FIG. 4B, from the viewpoint of improving the specificity, it is preferable to increase t2 and decrease t3. Therefore, it can be seen that t2 and t3 may be set to predetermined ranges in order to maintain both the sensitivity and the specificity satisfactorily. From the experimental results shown in FIG. 4, it is preferable that t2 be set in the range of 3 to 66 seconds in order to achieve a detection sensitivity of 80% or more, and to achieve a detection sensitivity of 90% or more. More preferably, it is set in a range of 3 to 24 sec, in order to achieve a detection sensitivity of 99% or more. In addition, t3 is preferably set in a range of 6 to 66 sec in order to achieve a detection sensitivity of 90% or more, and in a range of 21 to 66 sec in order to achieve a detection sensitivity of 99% or more. It is more preferable to set. The reason why the detection sensitivity is considered as an evaluation index in determining the parameter value range here is that it is considered that the first priority is to avoid that the present algorithm cannot detect a dangerous scene.
The present inventors have confirmed by experiments that the above-described study on the instantaneous heart rate can obtain the same result as the instantaneous pulse rate. As for the instantaneous pulse rate, a value obtained for each beat can be used.
[0022]
As described above, the GSR value and the instantaneous heart rate (or instantaneous pulse rate) are both physiological information effective for detecting a dangerous state, but are highly qualitatively independent information between the two. Therefore, when both the GSR value and the instantaneous heart rate (or instantaneous pulse rate) satisfy the above-mentioned conditions for an arbitrary determination target time, it is determined that a dangerous state has occurred at the determination target time. It is possible to increase the detection accuracy of the occurrence of a dangerous state.
[0023]
Next, a danger state recording device according to one embodiment of the present invention will be described. FIG. 5 is a block diagram showing the configuration of the danger state recording device according to one embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the danger
[0024]
The physiological
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
In the danger
[0029]
The dangerous
[0030]
The
[0031]
As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described in full detail, the specific aspect of this invention is not limited to the said Embodiment. For example, the danger state recording device of the present embodiment determines the danger state based on the worker's GSR value and the instantaneous pulse rate. It is also possible to determine a dangerous state in the same manner as described above.
[0032]
Further, the danger state recording device of the present embodiment is configured such that the physiological
[0033]
Further, instead of extracting the image information corresponding to the determination target time determined to be in the dangerous state as in the present embodiment, by providing a notifying means for notifying by voice or the like immediately after determining the dangerous state, the worker can The danger state may be recognized on the spot.
[0034]
In the present embodiment, the dangerous
[0035]
Further, in the present embodiment, the dangerous
[0036]
In the present embodiment, the
[0037]
【Example】
A dangerous scene was generated in a virtual construction work site using the above-described VR device, and the detection accuracy of the "hi-hat" state was confirmed for 21 subjects (healthy men: 18 to 29 years old). . As the detection algorithm, by measuring the GSR and the heart rate of the subject, the GSR value after 4.5 seconds have elapsed from the determination target time is higher than the GSR value at the determination target time by 0.12 μmho or more, and When the minimum value of the instantaneous heart rate for 9 seconds before the determination target time is larger than the minimum value of the instantaneous pulse rate for 66 seconds after the determination target time, it was determined that a dangerous state occurred at the determination target time.
[0038]
As a result, in the resting (static) state, the sensitivity (sensitivity) = 1 (100%) and the specificity (specificity) = 0.90 (90%). = 1 (100%) and specificity = 0.87 (87%), and in both the static state and the dynamic state, good detection results were obtained for both sensitivity and specificity.
[0039]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, a dangerous state detecting method and a dangerous state recording device capable of improving the safety of a working environment by accurately detecting a state where a worker feels a danger. Can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a time-series change of a GSR value.
FIG. 2 is a diagram showing (a) sensitivity and (b) specificity when determining occurrence of a dangerous state based on a GSR value.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a time-series change of an instantaneous heart rate.
FIG. 4 is a diagram showing (a) sensitivity and (b) specificity when determining occurrence of a dangerous state based on an instantaneous heart rate.
FIG. 5 is a block diagram illustrating a configuration of a danger state recording device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a main part of the danger state recording device.
FIG. 7 is a schematic configuration diagram of another main part of the danger state recording device.
[Explanation of symbols]
Claims (5)
作業者のGSRと、作業者の心拍数又は脈拍数とを生理情報として計測するステップ、および、
前記生理情報の時系列変化に基づいて、判定対象時刻における危険状態発生の有無を判定するステップを備える危険状態検知方法。A method for detecting a dangerous state in a work environment,
Measuring the GSR of the worker and the heart rate or pulse rate of the worker as physiological information; and
A dangerous state detection method comprising: determining whether a dangerous state has occurred at a determination target time based on a time-series change in the physiological information.
前記判定対象時刻から所定時間t1(sec)を経過後のGSR値が、前記判定対象時刻のGSR値よりも所定電気コンダクタンスc1(μmho) 以上高く、且つ、前記判定対象時刻前の所定時間t2(sec)の間における瞬時心拍数又は瞬時脈拍数の最小値が、前記判定対象時刻後の所定時間t3(sec)の間における瞬時心拍数又は瞬時脈拍数の最小値よりも大きい場合に、前記判定対象時刻において危険状態が発生したと判定するステップを備える請求項1に記載の危険状態検知方法。The step of determining whether the dangerous state has occurred,
The GSR value after a lapse of a predetermined time t1 (sec) from the determination target time is higher than the GSR value at the determination target time by a predetermined electrical conductance c1 (μmho) or more and the predetermined time t2 ( When the minimum value of the instantaneous heart rate or the instantaneous pulse rate during the time period (sec) is larger than the minimum value of the instantaneous heart rate or the instantaneous pulse rate during the predetermined time t3 (sec) after the judgment target time, the judgment is made. The dangerous state detection method according to claim 1, further comprising a step of determining that a dangerous state has occurred at the target time.
前記所定電気コンダクタンスc1は、0.02〜1.3(μmho)であり、前記所定時間t2は、3〜66(sec)であり、
前記所定時間t3は、6〜66(sec)である請求項2に記載の危険状態検知方法。The predetermined time t1 is 2.5 to 20 (sec),
The predetermined electric conductance c1 is 0.02 to 1.3 (μmho), the predetermined time t2 is 3 to 66 (sec),
The dangerous state detection method according to claim 2, wherein the predetermined time t3 is 6 to 66 (sec).
危険状態が発生したと判定された前記判定対象時刻に対応する前記画像情報を特定するステップを更に備える請求項1から3のいずれかに記載の危険状態検知方法。Continuously imaging at least a part of the field of view of the worker, and generating image information; and
The dangerous state detection method according to claim 1, further comprising a step of specifying the image information corresponding to the determination target time at which it is determined that a dangerous state has occurred.
作業者のGSRと、作業者の心拍数又は脈拍数とを生理情報として計測する計測手段、
前記生理情報を記憶する記憶手段、
前記生理情報の時系列変化に基づいて、判定対象時刻における危険状態発生の有無を判定する危険状態判定手段、
前記作業者の視野の少なくとも一部を連続的に撮像し、画像情報を生成する撮像手段、および、
前記危険状態判定手段により危険状態が発生したと判定された前記判定対象時刻に対応する前記画像情報を特定する危険状態特定手段を備える危険状態記録装置。A device for recording a danger state in a work environment,
Measuring means for measuring the GSR of the worker and the heart rate or pulse rate of the worker as physiological information,
Storage means for storing the physiological information,
Dangerous state determination means for determining the presence or absence of a dangerous state occurrence at the determination target time based on the time-series change of the physiological information,
Imaging means for continuously imaging at least a part of the field of view of the worker and generating image information; and
A danger state recording device comprising danger state identification means for identifying the image information corresponding to the determination target time at which the danger state determination means has determined that a danger state has occurred.
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