JP2004303661A - Fluorescent lamp, ballast-free fluorescent lamp, and illumination equipment - Google Patents

Fluorescent lamp, ballast-free fluorescent lamp, and illumination equipment Download PDF

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Kunihiko Ikada
邦彦 筏
Hidenori Ito
秀徳 伊藤
Toshiyuki Ikeda
敏幸 池田
Toshiya Tanaka
敏也 田中
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a fluorescent lamp, a ballast-free fluorescent lamp, and an illumination equipment in which strength of a narrow tube where amalgam is encapsulated is maintained and amalgam is easily sealed as for the ballast-free fluorescent lamp of which a bulb diameter is made smaller. <P>SOLUTION: These have a cylindrical cylinder part having a smaller external diameter than an internal diameter of a bulb even if a light-emitting tube is made to have a smaller diameter accompanying down-sizing of the fluorescent lamp, the light-emitting tube can be sealed airtightly by means of a sealing member having a conical part formed at one end of the cylindrical part, an enough diameter of the cylindrical part to encapsulate the amalgam is surely secured, and encapsulation of the amalgam becomes easier. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光ランプ、電球形蛍光ランプおよび照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば一般照明用電球ソケットに装着可能な口金を有するカバーを備え、このカバーの内側に点灯回路を収容するとともに、発光管を屈曲するなどしてグローブに収容した電球形蛍光ランプが知られている。
【0003】
近年、点灯回路の電子回路化や、加工技術、材質改良などによって発光管である蛍光ランプの小形化、高効率化が進み、白熱電球60W相当サイズでありながら、高出力、かつ高効率、長寿命という特徴を有する電球形蛍光ランプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
上記従来の電球形蛍光ランプは、管径が小さく高出力であるため、高い管壁負荷で点灯するので通常点灯時であっても周囲温度が高温となる。発光管内の水銀蒸気圧は周囲温度とともに上昇してしまい、純水銀を封入した発光管では、高温雰囲気下で最適な蒸気圧で点灯することができない。したがって、発光管内にアマルガムを封入し、蒸気圧を下げることで効率よく点灯することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−21351号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1のような電球形蛍光ランプは、60W形の白熱電球の外形寸法に略近似する程度まで小形化されているが、さらなる小形化が望まれている。しかし、更なる小形化に伴い、発光管の寸法に制約が課せられる関係で、従来のU字形屈曲バルブの径寸法では、発光管の放電路長が十分に確保できず、所望の光出力を得ることができない問題がある。また、発光管の寸法制約のなかで、アマルガムを収容する細管は一層細径化されることになり、細管内にアマルガムを封入することは困難になりつつある。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、バルブ径が細径化された電球形蛍光ランプにおいて、アマルガムを封入する細管の強度を保つとともに、容易にアマルガムを封入可能な蛍光ランプ、電球形蛍光ランプおよび照明器具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の蛍光ランプは、複数の屈曲形バルブを有する発光管と;バルブ径よりも小さい径を有する円筒状の円筒部と、円筒部から略円錐状に広がる円錐部を有し、円錐部の開口により電極が封装されないバルブ端部を封止するための封止部材と;封止部材を構成する円筒部内に封入されるアマルガムと;を具備していることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2記載の蛍光ランプは、請求項1記載の蛍光ランプの封止部材を構成する円筒状部は、バルブ内径以下の外径を有していることを特徴とするものである。
【0010】
封止部材を構成する円筒部がバルブ径と同径およびバルブ径よりも大きい径を有してしまうと、小形化された限られたスペースであるカバー内に収容することが困難となる。しかし、円筒部内には粒状のアマルガムを封入するので、バルブ径よりも小径の円筒部であっても、アマルガムを封入可能な内径を確保する必要がある。
【0011】
バルブ端部の開口を封止する円錐部の開口は、バルブ端部とほぼ同等に形成されている。この円錐部は、円錐部開口とバルブ端部を加熱溶融溶着させることにより、バルブ端部を容易に封止できる。したがって、すなわち封止部材を構成する円筒部と円錐部の互いの接合部分を加熱溶融させて連続的に、略ラッパ状に形成した場合、円錐部の傾斜面が、円筒部の中心軸に対して90°に近い傾斜を有するよう拡開していると、円錐部の頂部である円筒部接続部分と円錐部開口が近づきすぎてしまい、封止の際の熱影響を受け、円錐部と円筒部の接続部分にクラックを生じるおそれがある。一方、円筒部の中心軸に対して拡開傾斜が小さいと、バルブ端部の開口とほぼ同等の開口を有するまでに円錐部の高さ方向に高くなるため、小形化に適さない。したがって、円筒部の中心軸に対して30°〜60°程度の傾斜を有するよう拡開していることが望ましい。
【0012】
なお、封止部材を構成する円筒部および円錐部の形成形方法は、それぞれを溶着させて一体的に形成しても、ラッパ形状の型に溶融ガラスを流し込んで形成しても、その形成方法は特に限定されない。
【0013】
発光管および封止部材は、鉛ガラス、ソーダガラス、ホウ珪酸ガラス、バリウムシリケートガラスなどのガラス製が製造上好ましいが、透光性であればセラミックスなど、他の材料であってもよい。特に、環境への影響を考慮すると無鉛ガラスによって形成するのが最適である。
【0014】
蛍光ランプ全体を小形化し、光出力を低下させないためには、発光管の管径を小さくし放電路長を確保することが重要な設計項目である。したがって、蛍光ランプを構成するバルブ径は10mm以下であることが望ましい。好ましくは5〜9mm。しかし、管内径が9mm以下のような細径のバルブを用いる場合には、フィラメント電極をバルブ軸に直交する方向に配設するのが困難であるため、熱電子放射を行なう粒状セラミックスを用いた小形の電極を使用したり、フィラメント電極をバルブ軸方向に平行になるよう配設してもよい。
【0015】
請求項1または2記載の蛍光ランプによれば、蛍光ランプの小形化に伴い、発光管が細径化されても、バルブ内径よりも小径の外径を有する円筒状の円筒部を有するとともに、円筒部の一端に形成された円錐部を有する封止部材により、発光管を気密に封止できるとともに、アマルガムを封入するための円筒部の径を確実に確保することができ、アマルガムの封入が容易となる。さらに、封止部材を構成する円筒部は、アマルガムを封入するためのいわゆるアマルガム封入用細管および、蛍光ランプ製造工程における排気およびガス封入を行なういわゆる排気管としての作用を有している。したがって、バルブ内径以下の外径を有するとともに、アマルガム粒よりも径大な内径を有していれば、粒状のアマルガムの封入が容易であるとともに、効率よく排気およびガス封入も可能となる。
【0016】
請求項3記載の電球形蛍光ランプは、複数の屈曲バルブそれぞれの端部が同一方向となるよう互いに連結され、1本の放電路が形成された発光管と;一方側に口金が他方側に発光管がそれぞれ取付けられたカバー体と;前記発光管を点灯させる点灯回路を構成する複数の電子部品および、この電子部品が両面に実装された回路基板を有し、前記カバー体内に収容された点灯装置と;を具備していることを特徴とするものである。
【0017】
発光管は、1本の屈曲した放電路を有していて、例えば屈曲バルブを3本使用し、各直線部を3本円周上に配置して並設していても、4本の略U字形で略同径上の屈曲バルブをこれらバルブがなす平面に直交する方向に並設していてよく、電極が封装される一対のバルブ端部のほかに端部を有していれば発光管の形状、構成などは特に限定されない。
【0018】
点灯装置は、カバー体内に収容されるものであり、インバータタイプが好ましいが、本発明の性質上これに限定されない。点灯装置は、カバーに対して直接的または、間接的に取り付けられて収容されている。
【0019】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の蛍光ランプの作用を有する電球形蛍光ランプを提供することができる。
【0020】
請求項4記載の電球形蛍光ランプは、請求項1ないし3いずれか一記載の電球形蛍光ランプの封止部材としての円筒部は、バルブ端部の封止部分よりも回路基板の中心方向のカバー体内空間まで屈曲するとともに突出していることを特徴とするものである。
【0021】
本発明者らは、高出力で管径が細い、すなわち管壁負荷の高い電球形蛍光ランプの光束立上り特性を低下させないために、安定点灯時のアマルガム温度を低くすることに着目して検討を進めた。すなわち、アマルガムは、安定点灯時の発光管内の水銀蒸気圧を最適に制御することを目的とするものであるため、例えばビスマス−インジウム系の主アマルガムでは、90〜130℃の高温下であっても、発光管の水銀蒸気圧を最適値である1Pa前後となるように制御することができる。しかし、このようなアマルガムは純水銀よりも水銀蒸気圧が低い特性を有しているため、周囲温度約25℃の雰囲気で消灯して放置された後の点灯瞬時の水銀蒸気圧は0.1Pa前後であり、自己発熱によって高温雰囲気に至るまでは光束が低い。したがって、安定点灯時のアマルガムの温度を低くできれば、アマルガムによって水銀蒸気圧を過度に低く制御する必要がなくなり、点灯瞬時の水銀蒸気圧を高くできるので、光束の立上りが改善することが可能となる。
【0022】
そこで、口金が上向きの状態で点灯した電球形蛍光ランプの各部分ごとの温度を測定したところ、カバー体内の空間の温度は、点灯装置の基板面から離間するほど温度が低くなっていることが確認できた。これは、点灯装置の基板が発光管の放射熱を遮蔽する効果を備えているとともに、カバー体内の空気がよどんでおり、カバー体内の空気の対流があまり起こっていないため、点灯装置の主要部品よりも口金側付近は比較的温度が低くなるためと考えられる。ここで、点灯装置の主要部品とは、トランジスタ、インダクタ、トランス、フィルムコンデンサ、抵抗のうち、点灯動作中の発熱量が比較的多く、容積の比較的大きい回路素子を意味し、容積が大きくても比較的発熱量が少ない例えば電解コンデンサのような回路素子は含まれない。
【0023】
そこで、細管の先端が点灯装置側に位置するように細管を延長させた発光管を用意し、水銀蒸気圧が比較的高いアマルガムが点灯装置の主要部品よりも口金側に位置するように細管内に封入した電球形蛍光ランプを試作して点灯させた。その結果、点灯直後の光束立上りが良好で、かつ安定点灯時の光束が低下することのない光出力特性が得られた。
【0024】
しかし、主アマルガムから発光管までの距離が大きくなるほど高さ方向の寸法が大きくなって電球形蛍光ランプが大形化してしまい、また主アマルガムから発光管に水銀蒸気が拡散するまでの時間がかかってしまうので、主アマルガムの基板面からの離間距離は50mm以下、好ましくは40mm以下にする必要がある。
【0025】
細管内に封入される主アマルガムは、点灯直後の水銀蒸気圧が純水銀に近く、安定点灯時の水銀蒸気圧も適正な値に制御可能な特性を有するものが使用される。例えば、アマルガムの温度が25℃のときに0.1〜0.24Pa、好ましくは0.15〜0.24Paであって、アマルガムの温度が50〜60℃のときに1.0〜2.0Paとなるものが好ましい。なお、アマルガムを封入するにあたっては、点灯直後の水銀蒸気拡散を補うため、補助アマルガムを発光管内に配置することが好ましいが、この補助アマルガムは必須ではなく、点灯直後に発光管内に適度な水銀蒸気拡散が起こる条件で発光管が構成されていればアマルガムのみを封入したものであってもよい。
【0026】
カバー体に保持される発光管は、1本の屈曲した放電路を有していて、例えば屈曲バルブを3本使用し、各直線部を3本円周上に配置して並設した場合、屈曲部側から見てバルブに囲まれた略正三角柱形状を直線部が円周上に沿って配置されるため、バルブ端部から突出形成された細管は回路基板の円周方向から口金側に突出することになる。回路基板の円周方向から口金側に突出した細管を収容するカバー体内空間は、カバー体が略円錐状の回転体形状であるため、回路基板の円中心部分の高さ寸法すなわち口金近傍までの距離が最大となり、回路基板円周方向に向かうに従い高さ方向の寸法は、小さくなる関係になる。したがって、バルブ端部から突出した細管を熱源となる発光管から離間し、カバー体内空間の口金近傍まで延出するためには、回路基板の周方向から突出した細管をカバー体内壁に接触させないように、円中心方向へ屈曲させる必要がある。
【0027】
点灯装置の平滑用電解コンデンサが点灯装置の主要部品よりも口金側に突出するように配置されている場合、点灯装置は、細管内に封入されたアマルガムが平滑用電解コンデンサを除く電子部品よりも口金側に位置するような位置関係でカバー体内に収容される。
【0028】
また、点灯装置の基板が発光管の放射熱を遮蔽するように配置されている場合には、点灯装置は、細管内に封入されたアマルガムが基板面から5〜50mm、好ましくは10〜50mm、最適には15〜40mm離間するような位置関係でカバー体内に収容される。
【0029】
上述のように、水銀蒸気圧が比較的高いアマルガムを封入するためには、円筒部を屈曲させカバー体内空間まで延出させる必要がある。しかし、アマルガム径と略同径程度の内径である細管であると、ガラス管を加熱後屈曲させる際、屈曲部分で内側にガラスが溜まってガラス管の内径がさらに小さくなるため、屈曲部の内壁同士が癒着するおそれがある。また、カバー体内空間まで延出させる細管の肉厚を厚くすることで細管の強度は確保できるものの、屈曲させる際、加熱に時間がかかり、容易に屈曲させることが難しい等の問題が生じる。したがって、細管の内径は2〜8mm、肉厚は0.3〜1.0mm程度に形成することが望ましい。
【0030】
円筒部は、主アマルガム封入用として使用される他、排気管として使用されるものであってもよい。主アマルガム封入用として使用される円筒部は、主アマルガムが点灯装置の収容空間のうち口金側に位置するように封入されるため、先端側部分が口金側に伸びるように延長されている。
【0031】
さらに、円筒の肉厚が0.3〜1.0mm程度に形成されているので、外部から衝撃等をうけたとしても、クラック等の発生を抑制できる。
【0032】
請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の作用に加え、円筒部を略円錐状の回転体形状のカバー体内の、比較的温度の低いカバー体内の口金側空間に配設するために、回路基板の円周方向から突出した円筒部を回路基板の円中心方向へ屈曲させることで、アマルガムを比較的温度の低いカバー体内の口金側の空間に配置させることが可能となり、水銀蒸気圧が高い特性を有するアマルガムを使用することで、光束立上り特性を向上させることが可能となる。
【0033】
請求項5記載の照明器具は、請求項1ないし4いずれか一記載の電球形蛍光ランプと;この電球形蛍光ランプが装着された器具本体と;を具備していることを特徴とするものである。
【0034】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4いずれか一記載の作用を有す
る照明器具を提供することができる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である蛍光ランプを図面を参照して説明する。
【0035】
図1は第1の本実施の形態の電球形蛍光ランプを示す正面図、図2は図1の電球形蛍光ランプの発光管展開図、図3は封止部材の拡大概略図である。
【0036】
図2に示す蛍光ランプ10は、ガラス製の屈曲バルブ11a、11b、11cを有し各バルブ11a、11b、11cの内面には、例えば3波長発光形の蛍光体層が形成され、アルゴンなどの希ガスが封入されている。
【0037】
蛍光ランプ10は、この3本の屈曲バルブ11a、11b、11cがそのU字形をなす面が互いに平行に対向するように並設した状態で接続して構成されている。各屈曲バルブ11a、11b、11cは、例えば管外径が5〜10mmで本実施の形態では約6.5mm程度、管内径が5mm程度の断面略円筒状のガラス管が、中間部で湾曲する屈曲部を有し略U字状に形成されている。すなわち、屈曲バルブ11a、11b、11cは湾曲する屈曲部と、この屈曲部に連続する互いに平行な一対の連結管12a、12bを備えている。両端の屈曲バルブ11a、11cのうち蛍光ランプ10の対角線上に位置する各一端に一対の電極が実装されている。中央の屈曲バルブ11bの端部は封止部材13により封止されている。この封止部材13は、管内径が3.5mm、肉厚が0.5m程度、長さ15〜40mmの円筒部としての細管13a、と、細管13aの一端から、細管13aの中心軸に対して45°の傾斜面を有する円錐状に拡開した円錐部13bを有し、円錐部13bの開口縁部によりバルブ端部は封止されている。この細管13aの略中間部は、回路基板71の中心に近づく方向に屈曲するとともに再び細管13aが封着されたバルブ軸方向に平行となるように2ヶ所で屈曲する屈曲部13cを有している。つまり、この屈曲部13cは、細管13aがカバー体60の内壁面に当接しないように、先端側部分を回路基板71中心に寄せながらこの先端側部分を口金40側に延在させるためのものである。バルブ11bの端部から細管13aの先端部までの長さは約40mmである。なお、直線長さにして約45mm突出している。なお、細管13a内部には、水銀(Hg)、ビスマス(Bi)、インジウム(In)、および錫(Sn)などとの金属合金によって形成されたアマルガム30が収容される。本実施の形態のアマルガム30の組成は、Bi−In−Hgである。
【0038】
蛍光ランプ10は、中央の屈曲バルブ11bの高さH1が35〜40mm、両端の屈曲バルブ11a、11cの高さH2が35〜40mm、かつ略H1>H2の関係を有して構成されている。中央の屈曲バルブ11cの高さH1および両端の屈曲バルブ11a、11cの高さH2は、バルブ端部から屈曲部の頂部までの長さを意味する。
【0039】
この3本の屈曲バルブ11a、11b、11cは、連結管12a、12bで順次接続され、放電路長が120〜200mmの1本の連続した放電路が形成される。
【0040】
次に本実施の形態である電球形蛍光ランプを図1を用いて説明する。
【0041】
電球形蛍光ランプLは、ミニクリプトンなどの小形白熱電球の規格寸法に類似する外形で、口金40からグローブ50までの高さ方向の寸法が75〜105mmであって、本実施の形態では約81mm程度に形成されている。カバー体60は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂などにて、蛍光ランプ10方向へ向かって拡開する略円錐状に形成されている。
【0042】
ホルダ61は、カバー体60の下端の開口部に取付けられるもので、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂材料にて円板状に形成されている。このホルダ61には、蛍光ランプ10挿通される図示しない複数の取付孔が形成され、これら取付孔に蛍光ランプ10端部が挿通された状態で例えば図示しないシリコーン樹脂などの接着剤で固定されるとともに、ホルダ61の蛍光ランプ10非装着側には、点灯装置70が配置されている。
【0043】
この点灯装置70は、蛍光ランプ10の長手方向と直行する平行な面に配置される略円板状の回路基板71を備え、この回路基板71の口金40側の一面と蛍光ランプ10側の両面には、複数の電気部品72が実装されて、蛍光ランプ10を高周波点灯させるインバータ回路である高周波点灯装置70が構成されている。
【0044】
回路基板71には、アマルガム30が封入された細管13aを挿通するための開口71aが形成されている。
【0045】
グローブ50は、透明あるいは光拡散性を有する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂により、最大径が35〜45mmで、ミニクリプトンタイプの電球のガラス球の形状に近似した略球形に形成されているとともに一方に開口部が形成されている。
【0046】
最後に口金40およびグローブ50を取付け電球形蛍光ランプLは完成する。
【0047】
このように構成された電球形蛍光ランプLは、入力電力定格10Wで、3波長発光形蛍光体の使用により、480lmの全光束が得られる。
【0048】
以上のような電球形蛍光ランプLによると、バルブ内径よりも小径の外径を有するとともにアマルガムの封入が容易である程度の内径を確実に確保することができるとともに、円筒部の一端に形成された円錐部により、バルブ端部を容易に封止することができる。さらに、光束立上り特性を改善するために、細管カバー体内空間まで長く伸ばすとともに屈曲させても十分な強度を保つことができる。
【0049】
本実施の形態ではグローブ50を備えているが、グローブ50を省略しても、同様の効果が得られる。
【0050】
アマルガム30は本実施形態のように水銀蒸気圧制御用のものに限定されず、亜鉛(Zn)アマルガムなどの定量封入用のアマルガムでも使用可能であり、多孔質セラミックスや水銀封入カプセルなどの水銀封入媒体を細管13aに封入する場合に用いても良い。
【0051】
また、蛍光ランプ10の屈曲バルブ11a、11b、11cは、3本に限らず、3本以下または4本以上でも同様の作用効果が得られる。また、電球形蛍光ランプLに限らず、コンパクト形蛍光ランプにであっても構わない。
【0052】
図4は、本発明の照明器具の一実施形態を示す一部切欠断面図である。
【0053】
図において41は電球形蛍光ランプである。40は埋め込み形照明器具本体であり、器具本体40は基体42、とソケット43および反射板54から構成されている。
【0054】
【発明の効果】
請求項1または2記載の蛍光ランプによれば、蛍光ランプの小形化に伴い、発光管が細径化されても、バルブ内径よりも小径の外径を有する円筒状の円筒部を有するとともに、円筒部の一端に形成された円錐部を有する封止部材により、発光管を気密に封止できるとともに、アマルガムを封入するための円筒部の径を確実に確保することができ、アマルガムの封入が容易となる。さらに、封止部材を構成する円筒部は、アマルガムを封入するためのいわゆるアマルガム封入用細管および、蛍光ランプ製造工程における排気およびガス封入を行なういわゆる排気管としての作用を有している。したがって、バルブ内径以下の外径を有するとともに、アマルガム粒よりも径大な内径を有していれば、粒状のアマルガムの封入が容易であるとともに、効率よく排気およびガス封入も可能となる。
【0055】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の蛍光ランプの作用を有する電球形蛍光ランプを提供することができる。
【0056】
請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の作用に加え、円筒部を略円錐状の回転体形状のカバー体内の、比較的温度の低いカバー体内の口金側空間に配設するために、回路基板の円周方向から突出した円筒部を回路基板の円中心方向へ屈曲させることで、アマルガムを比較的温度の低いカバー体内の口金側の空間に配置させることが可能となり、水銀蒸気圧が高い特性を有するアマルガムを使用することで、光束立上り特性を向上させることが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4いずれか一記載の作用を有する照明器具を提供することができる。 請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4いずれか一記載の作用を有す
る照明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本実施の形態の電球形蛍光ランプを示す正面図。
【図2】図1の電球形蛍光ランプの発光管展開図。
【図3】図1の電球形蛍光ランプの封止部材の拡大概略図。
【図4】本発明照明器具の一実施形態を示す側面一部断面図。
【符号の説明】
10…蛍光ランプ、13…封止部材、13a…細管、13b…円錐部、
13c…屈曲部、30…アマルガム
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fluorescent lamp, a bulb-shaped fluorescent lamp, and a lighting fixture.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, a bulb-type fluorescent lamp has been known which includes a cover having a base attachable to a general lighting bulb socket, accommodates a lighting circuit inside the cover, and accommodates the globe by bending an arc tube or the like. ing.
[0003]
In recent years, fluorescent lamps, which are arc tubes, have been reduced in size and increased in efficiency due to the use of electronic circuits in lighting circuits, processing techniques, and improvements in materials, and the like. 2. Description of the Related Art A bulb-type fluorescent lamp having a characteristic of life is known (for example, see Patent Document 1).
[0004]
Since the conventional bulb-type fluorescent lamp has a small tube diameter and a high output, it is lit with a high tube wall load, so that the ambient temperature is high even during normal lighting. The mercury vapor pressure in the arc tube increases with the ambient temperature, and the arc tube filled with pure mercury cannot be operated at an optimal vapor pressure in a high-temperature atmosphere. Therefore, it is possible to light the lamp efficiently by enclosing the amalgam in the arc tube and reducing the vapor pressure.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-21351 A
[Problems to be solved by the invention]
However, the compact fluorescent lamp as disclosed in Patent Literature 1 has been reduced in size to a size that approximates the outer dimensions of a 60 W incandescent lamp, but further miniaturization is desired. However, as the size of the arc tube is restricted due to further miniaturization, the discharge path length of the arc tube cannot be sufficiently secured with the diameter of the conventional U-shaped bent bulb, and a desired light output is obtained. There is a problem that cannot be obtained. In addition, due to the dimensional restriction of the arc tube, the diameter of the thin tube containing amalgam is further reduced, and it is becoming difficult to enclose the amalgam in the thin tube.
[0007]
The present invention has been made in view of such a point, and in a bulb-type fluorescent lamp having a reduced bulb diameter, while maintaining the strength of a thin tube for enclosing amalgam, a fluorescent lamp and a light bulb capable of easily enclosing amalgam. It is an object of the present invention to provide a shaped fluorescent lamp and a lighting fixture.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The fluorescent lamp according to claim 1, comprising: an arc tube having a plurality of bent bulbs; a cylindrical cylinder having a diameter smaller than the bulb diameter; A sealing member for sealing a valve end portion in which an electrode is not sealed by the opening of the portion; and amalgam sealed in a cylindrical portion constituting the sealing member. .
[0009]
A fluorescent lamp according to a second aspect of the present invention is characterized in that the cylindrical portion constituting the sealing member of the first aspect has an outer diameter smaller than the inner diameter of the bulb.
[0010]
If the cylindrical portion constituting the sealing member has the same diameter as the valve diameter and a diameter larger than the valve diameter, it is difficult to accommodate the inside of the cover, which is a small and limited space. However, since granular amalgam is sealed in the cylindrical portion, it is necessary to secure an inner diameter capable of sealing amalgam even in a cylindrical portion having a smaller diameter than the valve diameter.
[0011]
The opening of the conical portion that seals the opening of the valve end is formed substantially equal to the valve end. The conical portion can easily seal the valve end by heating and fusing the conical opening and the valve end. Therefore, in other words, when the joining portion of the cylindrical portion and the conical portion constituting the sealing member is continuously melted by heating and melting to form a substantially trumpet shape, the inclined surface of the conical portion is inclined with respect to the central axis of the cylindrical portion. If it is expanded so as to have an inclination close to 90 °, the connection part of the cylindrical part, which is the top part of the conical part, and the opening of the conical part are too close to each other, and are affected by heat at the time of sealing, so that the conical part and the cylindrical part There is a possibility that a crack may occur in the connection part of the part. On the other hand, if the expansion inclination is small with respect to the central axis of the cylindrical portion, the height increases in the height direction of the conical portion until it has an opening substantially equal to the opening at the end of the valve, which is not suitable for downsizing. Therefore, it is desirable that the opening is expanded so as to have an inclination of about 30 ° to 60 ° with respect to the central axis of the cylindrical portion.
[0012]
The method of forming the cylindrical portion and the conical portion forming the sealing member may be either integrally formed by welding each other, or may be formed by pouring molten glass into a trumpet-shaped mold. Is not particularly limited.
[0013]
The arc tube and the sealing member are preferably made of glass such as lead glass, soda glass, borosilicate glass, barium silicate glass, etc. However, other materials such as ceramics may be used as long as they are translucent. In particular, considering the effect on the environment, it is optimal to form with lead-free glass.
[0014]
In order to reduce the size of the fluorescent lamp as a whole and not to decrease the light output, it is important to reduce the diameter of the arc tube and secure the discharge path length. Therefore, it is desirable that the diameter of the bulb constituting the fluorescent lamp is 10 mm or less. Preferably 5 to 9 mm. However, when using a small-diameter bulb having a tube inner diameter of 9 mm or less, it is difficult to dispose the filament electrode in a direction perpendicular to the bulb axis. A small-sized electrode may be used, or the filament electrode may be disposed so as to be parallel to the bulb axis direction.
[0015]
According to the fluorescent lamp according to claim 1 or 2, even if the arc tube is reduced in size with downsizing of the fluorescent lamp, the fluorescent lamp has a cylindrical portion having an outer diameter smaller than the inner diameter of the bulb, and With the sealing member having a conical portion formed at one end of the cylindrical portion, the arc tube can be hermetically sealed, and the diameter of the cylindrical portion for enclosing the amalgam can be reliably ensured. It will be easier. Further, the cylindrical portion constituting the sealing member has a function as a so-called amalgam filling thin tube for filling amalgam and a so-called exhaust pipe for performing exhaust and gas filling in a fluorescent lamp manufacturing process. Therefore, if it has an outer diameter equal to or less than the inner diameter of the valve and has an inner diameter larger than the amalgam granules, it is easy to encapsulate granular amalgam, and it is also possible to efficiently exhaust and enclose gas.
[0016]
A bulb-type fluorescent lamp according to claim 3, wherein the plurality of bent bulbs are connected to each other so that the ends thereof are in the same direction, and an arc tube in which one discharge path is formed; a base on one side and a base on the other side. A cover body to which the arc tube is attached; a plurality of electronic components constituting a lighting circuit for lighting the arc tube; and a circuit board having the electronic components mounted on both sides, and housed in the cover body. And a lighting device.
[0017]
The arc tube has one bent discharge path. For example, even if three bent bulbs are used and three straight portions are arranged on the circumference of the cylinder, four arc tubes are arranged in parallel. U-shaped bent valves having substantially the same diameter may be juxtaposed in a direction perpendicular to the plane formed by these valves, and if there is an end in addition to a pair of valve ends in which electrodes are sealed, light emission is performed. The shape and configuration of the tube are not particularly limited.
[0018]
The lighting device is housed in a cover body, and is preferably an inverter type, but is not limited to this in view of the nature of the present invention. The lighting device is housed directly or indirectly attached to the cover.
[0019]
According to the third aspect of the invention, it is possible to provide a bulb-type fluorescent lamp having the function of the fluorescent lamp according to the first or second aspect.
[0020]
According to a fourth aspect of the invention, there is provided a bulb-type fluorescent lamp, wherein the cylindrical portion as a sealing member of the bulb-type fluorescent lamp according to any one of the first to third aspects is closer to the center of the circuit board than the sealing portion at the bulb end. It is characterized by being bent to the inside of the cover and protruding.
[0021]
The present inventors have studied focusing on reducing the amalgam temperature at the time of stable lighting in order not to lower the luminous flux rising characteristic of a bulb-type fluorescent lamp having a high output and a small tube diameter, that is, a high tube wall load. Advanced. That is, since amalgam is intended to optimally control the mercury vapor pressure in the arc tube during stable lighting, for example, bismuth-indium-based main amalgam has a high temperature of 90 to 130 ° C. Also, it is possible to control the mercury vapor pressure of the arc tube to be about 1 Pa which is the optimum value. However, since such amalgam has a characteristic that the mercury vapor pressure is lower than that of pure mercury, the mercury vapor pressure at the instant of lighting after being turned off in an atmosphere at an ambient temperature of about 25 ° C. is 0.1 Pa The luminous flux is low before and after reaching a high temperature atmosphere by self-heating. Therefore, if the temperature of the amalgam during stable lighting can be lowered, it is not necessary to control the mercury vapor pressure excessively low by the amalgam, and the mercury vapor pressure at the time of lighting can be increased, so that the rise of the luminous flux can be improved. .
[0022]
Therefore, when the temperature of each part of the bulb-type fluorescent lamp lit with the base facing upward was measured, the temperature of the space inside the cover body became lower as the distance from the substrate surface of the lighting device became lower. It could be confirmed. This is because the board of the lighting device has the effect of shielding the radiant heat of the arc tube, the air inside the cover is stagnant, and there is not much convection of the air inside the cover. It is considered that the temperature near the base is relatively low. Here, the main components of the lighting device mean, among transistors, inductors, transformers, film capacitors, and resistors, circuit elements that generate a relatively large amount of heat during the lighting operation and have a relatively large volume. However, circuit elements that generate relatively little heat, such as electrolytic capacitors, are not included.
[0023]
Therefore, an arc tube was prepared by extending the thin tube so that the tip of the thin tube was located on the lighting device side, and the amalgam with a relatively high mercury vapor pressure was placed inside the thin tube so that the amalgam was located closer to the base than the main parts of the lighting device. A prototype of a bulb-type fluorescent lamp sealed in was manufactured and turned on. As a result, light output characteristics were obtained in which the rising of the luminous flux immediately after lighting was good and the luminous flux during stable lighting did not decrease.
[0024]
However, as the distance from the main amalgam to the arc tube increases, the dimension in the height direction increases and the bulb-type fluorescent lamp becomes large, and it takes time for mercury vapor to diffuse from the main amalgam to the arc tube. Therefore, the separation distance of the main amalgam from the substrate surface needs to be 50 mm or less, preferably 40 mm or less.
[0025]
The main amalgam enclosed in the thin tube has a characteristic that the mercury vapor pressure immediately after lighting is close to pure mercury and the mercury vapor pressure during stable lighting can be controlled to an appropriate value. For example, when the temperature of the amalgam is 25 ° C, it is 0.1 to 0.24 Pa, preferably 0.15 to 0.24 Pa, and when the temperature of the amalgam is 50 to 60 ° C, it is 1.0 to 2.0 Pa. Are preferred. In addition, when enclosing the amalgam, it is preferable to arrange the auxiliary amalgam in the arc tube in order to compensate for the diffusion of mercury vapor immediately after lighting.However, this auxiliary amalgam is not indispensable. As long as the arc tube is configured under the condition where diffusion occurs, only the amalgam may be enclosed.
[0026]
The arc tube held by the cover body has one bent discharge path. For example, when three bent bulbs are used, and three linear parts are arranged on the circumference of three circles, Since the straight portion is arranged along the circumference in a substantially equilateral triangular prism shape surrounded by the valve when viewed from the bent portion side, the thin tube protruding from the valve end portion is located on the base side from the circumferential direction of the circuit board. It will protrude. The inner space of the cover for accommodating the thin tube protruding from the circumferential direction of the circuit board toward the base, since the cover body has a substantially conical rotating body shape, the height dimension of the center of the circle of the circuit board, that is, the vicinity of the base The distance becomes maximum, and the dimension in the height direction becomes smaller as it goes in the circumferential direction of the circuit board. Therefore, in order to separate the thin tube protruding from the bulb end from the arc tube serving as a heat source and extend it to the vicinity of the base in the space inside the cover, the thin tube protruding from the circumferential direction of the circuit board should not contact the inner wall of the cover. In addition, it is necessary to bend toward the center of the circle.
[0027]
If the smoothing electrolytic capacitor of the lighting device is arranged so as to protrude more toward the base than the main components of the lighting device, the lighting device is configured such that the amalgam enclosed in the thin tube is smaller than the electronic components excluding the smoothing electrolytic capacitor. It is housed in the cover body in a positional relationship such that it is located on the base side.
[0028]
Further, when the substrate of the lighting device is arranged so as to shield the radiant heat of the arc tube, the lighting device is such that the amalgam enclosed in the thin tube is 5 to 50 mm from the substrate surface, preferably 10 to 50 mm, Optimally, they are accommodated in the cover in a positional relationship such that they are separated by 15 to 40 mm.
[0029]
As described above, in order to enclose amalgam having a relatively high mercury vapor pressure, it is necessary to bend the cylindrical portion and extend it to the inner space of the cover. However, in the case of a thin tube having an inner diameter approximately the same as the amalgam diameter, when the glass tube is bent after being heated, glass is accumulated inside the bent portion and the inner diameter of the glass tube is further reduced. There is a risk that they will coalesce. Further, although the strength of the thin tube can be ensured by increasing the thickness of the thin tube extending to the space inside the cover, it takes time for heating when bending, and it is difficult to bend easily. Therefore, it is preferable that the inner diameter of the thin tube is 2 to 8 mm and the thickness is about 0.3 to 1.0 mm.
[0030]
The cylindrical portion may be used not only for enclosing the main amalgam but also as an exhaust pipe. The cylindrical portion used for enclosing the main amalgam is sealed so that the main amalgam is located on the base side in the accommodation space of the lighting device, and thus the distal end portion is extended so as to extend toward the base side.
[0031]
Further, since the thickness of the cylinder is formed to be about 0.3 to 1.0 mm, the occurrence of cracks and the like can be suppressed even if an external impact or the like is received.
[0032]
According to the fourth aspect of the invention, in addition to the function of any one of the first to third aspects, the base side space in the cover body having a relatively low temperature in the cover body having a rotary body shape having a substantially conical cylindrical portion. In order to arrange the amalgam, the cylindrical portion protruding from the circumferential direction of the circuit board is bent toward the center of the circle of the circuit board, so that the amalgam can be arranged in the space on the base side in the cover body having a relatively low temperature. The use of amalgam having a high mercury vapor pressure makes it possible to improve the luminous flux rising characteristics.
[0033]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a lighting apparatus comprising: the bulb-type fluorescent lamp according to any one of the first to fourth aspects; and a fixture body to which the bulb-type fluorescent lamp is mounted. is there.
[0034]
According to the fifth aspect of the present invention, it is possible to provide a lighting fixture having the function of any one of the first to fourth aspects.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a fluorescent lamp according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0035]
FIG. 1 is a front view showing a bulb-type fluorescent lamp according to the first embodiment, FIG. 2 is a development view of an arc tube of the bulb-type fluorescent lamp of FIG. 1, and FIG. 3 is an enlarged schematic view of a sealing member.
[0036]
The fluorescent lamp 10 shown in FIG. 2 has bent bulbs 11a, 11b, and 11c made of glass, and a phosphor layer of, for example, a three-wavelength emission type is formed on the inner surface of each of the bulbs 11a, 11b, and 11c. Noble gas is sealed.
[0037]
The fluorescent lamp 10 is configured by connecting these three bent bulbs 11a, 11b, 11c in a state where they are juxtaposed such that their U-shaped surfaces face each other in parallel. Each bent valve 11a, 11b, 11c is, for example, a glass tube having a tube outer diameter of 5 to 10 mm, and in this embodiment, a glass tube having a substantially cylindrical cross section having a tube diameter of about 6.5 mm and a tube inner diameter of about 5 mm, is curved at an intermediate portion. It has a bent portion and is formed in a substantially U-shape. That is, the bending valves 11a, 11b, and 11c include a bending portion that bends and a pair of parallel connection tubes 12a and 12b that are continuous with the bending portion. A pair of electrodes are mounted at one end of the bent bulbs 11a and 11c at both ends located on a diagonal line of the fluorescent lamp 10. The end of the central bent valve 11 b is sealed by a sealing member 13. The sealing member 13 has a tube diameter of 3.5 mm, a wall thickness of about 0.5 m, a thin tube 13 a as a cylindrical portion having a length of 15 to 40 mm, and one end of the thin tube 13 a with respect to the central axis of the thin tube 13 a. A conical portion 13b having a conical shape with a 45 ° inclined surface is formed, and a valve end is sealed by an opening edge of the conical portion 13b. A substantially middle portion of the thin tube 13a has a bent portion 13c which bends in a direction approaching the center of the circuit board 71 and which is bent again at two places so as to be parallel to the valve axis direction in which the thin tube 13a is sealed. I have. In other words, the bent portion 13c is for extending the distal end portion toward the base 40 while moving the distal end portion toward the center of the circuit board 71 so that the thin tube 13a does not contact the inner wall surface of the cover body 60. It is. The length from the end of the valve 11b to the tip of the thin tube 13a is about 40 mm. In addition, it protrudes about 45 mm in a linear length. The amalgam 30 formed of a metal alloy with mercury (Hg), bismuth (Bi), indium (In), tin (Sn), or the like is accommodated in the thin tube 13a. The composition of the amalgam 30 of the present embodiment is Bi-In-Hg.
[0038]
The fluorescent lamp 10 is configured such that the height H1 of the central bent bulb 11b is 35 to 40 mm, the height H2 of the bent bulbs 11a and 11c at both ends is 35 to 40 mm, and has a relationship of approximately H1> H2. . The height H1 of the central bent valve 11c and the height H2 of the bent valves 11a and 11c at both ends mean the length from the valve end to the top of the bent portion.
[0039]
The three bent valves 11a, 11b, and 11c are sequentially connected by connecting pipes 12a and 12b, and one continuous discharge path having a discharge path length of 120 to 200 mm is formed.
[0040]
Next, a bulb-type fluorescent lamp according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
[0041]
The bulb-type fluorescent lamp L has an outer shape similar to the standard size of a small incandescent lamp such as mini krypton, and a dimension in a height direction from the base 40 to the globe 50 is 75 to 105 mm. It is formed to the extent. The cover body 60 is formed of a heat-resistant synthetic resin such as polybutylene terephthalate (PBT) or the like, and is formed in a substantially conical shape expanding toward the fluorescent lamp 10.
[0042]
The holder 61 is attached to the opening at the lower end of the cover body 60, and is formed in a disk shape from a heat-resistant synthetic resin material such as polybutylene terephthalate (PBT). A plurality of mounting holes (not shown) through which the fluorescent lamp 10 is inserted are formed in the holder 61, and the holder 61 is fixed with an adhesive such as a silicone resin (not shown) while the ends of the fluorescent lamp 10 are inserted through these mounting holes. At the same time, a lighting device 70 is disposed on the side of the holder 61 on which the fluorescent lamp 10 is not mounted.
[0043]
The lighting device 70 includes a substantially disk-shaped circuit board 71 disposed on a parallel surface perpendicular to the longitudinal direction of the fluorescent lamp 10, and one surface of the circuit board 71 on the base 40 side and both surfaces on the fluorescent lamp 10 side. A high-frequency lighting device 70, which is an inverter circuit on which a plurality of electric components 72 are mounted and which turns on the fluorescent lamp 10 at high frequency, is configured.
[0044]
The circuit board 71 has an opening 71a for inserting the thin tube 13a in which the amalgam 30 is sealed.
[0045]
The globe 50 is made of a transparent or light-diffusing milky white or the like, and has a maximum diameter of 35 to 45 mm and is formed in a substantially spherical shape similar to the shape of a glass bulb of a mini krypton type bulb by glass or synthetic resin. An opening is formed on one side.
[0046]
Finally, the base 40 and the globe 50 are attached to complete the bulb-type fluorescent lamp L.
[0047]
The bulb-shaped fluorescent lamp L thus configured can obtain a total light flux of 480 lm by using a three-wavelength light-emitting phosphor at an input power rating of 10 W.
[0048]
According to the light bulb shaped fluorescent lamp L as described above, it has an outer diameter smaller than the inner diameter of the bulb, can easily enclose amalgam, can reliably secure a certain inner diameter, and is formed at one end of the cylindrical portion. The conical portion allows the valve end to be easily sealed. Further, in order to improve the luminous flux rising characteristics, sufficient strength can be maintained even when the tube cover is extended and bent to the internal space of the thin tube cover.
[0049]
Although the globe 50 is provided in the present embodiment, a similar effect can be obtained even if the globe 50 is omitted.
[0050]
The amalgam 30 is not limited to the one for controlling the mercury vapor pressure as in the present embodiment, but can also be used for a fixed amount of amalgam such as zinc (Zn) amalgam. It may be used when the medium is sealed in the thin tube 13a.
[0051]
Further, the number of bending bulbs 11a, 11b, 11c of the fluorescent lamp 10 is not limited to three, but the same effect can be obtained with three or less or four or more. Further, the present invention is not limited to the compact fluorescent lamp L, but may be a compact fluorescent lamp.
[0052]
FIG. 4 is a partially cutaway sectional view showing one embodiment of the lighting fixture of the present invention.
[0053]
In the figure, reference numeral 41 denotes a bulb-type fluorescent lamp. Reference numeral 40 denotes an embedded lighting fixture main body. The fixture main body 40 includes a base 42, a socket 43, and a reflection plate 54.
[0054]
【The invention's effect】
According to the fluorescent lamp of the first or second aspect, even when the arc tube is reduced in size with the downsizing of the fluorescent lamp, the fluorescent lamp has a cylindrical portion having an outer diameter smaller than the inner diameter of the bulb, With the sealing member having a conical portion formed at one end of the cylindrical portion, the arc tube can be hermetically sealed, and the diameter of the cylindrical portion for enclosing the amalgam can be reliably ensured. It will be easier. Further, the cylindrical portion constituting the sealing member has a function as a so-called amalgam filling thin tube for filling amalgam and a so-called exhaust pipe for performing exhaust and gas filling in a fluorescent lamp manufacturing process. Therefore, if it has an outer diameter equal to or less than the inner diameter of the valve and has an inner diameter larger than the amalgam granules, it is easy to encapsulate granular amalgam, and it is also possible to efficiently exhaust and gas.
[0055]
According to the third aspect of the invention, it is possible to provide a bulb-type fluorescent lamp having the function of the fluorescent lamp according to the first or second aspect.
[0056]
According to the fourth aspect of the invention, in addition to the function of any one of the first to third aspects, the base side space in the cover body having a relatively low temperature in the cover body having a rotary body shape having a substantially conical cylindrical portion. In order to arrange the amalgam, the cylindrical portion protruding from the circumferential direction of the circuit board is bent toward the center of the circle of the circuit board, so that the amalgam can be arranged in the space on the base side in the cover body having a relatively low temperature. The use of amalgam having a high mercury vapor pressure makes it possible to improve the luminous flux rising characteristics.
According to the fifth aspect of the present invention, it is possible to provide a lighting fixture having the function of any one of the first to fourth aspects. According to the fifth aspect of the present invention, it is possible to provide a lighting fixture having the function of any one of the first to fourth aspects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a compact fluorescent lamp according to a first embodiment.
FIG. 2 is an exploded view of an arc tube of the compact fluorescent lamp of FIG.
FIG. 3 is an enlarged schematic view of a sealing member of the compact fluorescent lamp of FIG. 1;
FIG. 4 is a partial side sectional view showing an embodiment of the lighting fixture of the present invention.
[Explanation of symbols]
10: fluorescent lamp, 13: sealing member, 13a: thin tube, 13b: conical part,
13c: bent part, 30: amalgam

Claims (5)

複数の屈曲形バルブを有する発光管と;
バルブ径よりも小さい径を有する円筒状の円筒部と、円筒部から略円錐状に広がる円錐部を有し、円錐部の開口により電極が封装されないバルブ端部を封止するための封止部材と;
封止部材を構成する円筒部内に封入されるアマルガムと;
を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。
An arc tube having a plurality of bent bulbs;
A sealing member for sealing a valve end that has a cylindrical portion having a diameter smaller than the valve diameter and a conical portion that expands substantially conically from the cylindrical portion and that is not sealed with an electrode by an opening of the conical portion. When;
Amalgam enclosed in a cylindrical part constituting a sealing member;
A fluorescent lamp comprising:
封止部材を構成する円筒状部は、バルブ内径以上の外径を有していることを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。2. The fluorescent lamp according to claim 1, wherein the cylindrical portion forming the sealing member has an outer diameter equal to or larger than the inner diameter of the bulb. 複数の屈曲バルブそれぞれの端部が同一方向となるよう互いに連結され、1本の放電路が形成された発光管と;
一方側に口金が他方側に発光管がそれぞれ取付けられたカバー体と;
前記発光管を点灯させる点灯回路を構成する複数の電子部品および、この電子部品が両面に実装された回路基板を有し、前記カバー体内に収容された点灯装置と;
を具備していることを特徴とする請求項1または2記載の電球形蛍光ランプ。
An arc tube in which the ends of the plurality of bent bulbs are connected to each other so as to be in the same direction and one discharge path is formed;
A cover body having a base on one side and an arc tube mounted on the other side;
A plurality of electronic components constituting a lighting circuit for lighting the arc tube, and a lighting device having a circuit board on which both sides of the electronic components are mounted and housed in the cover;
The bulb-type fluorescent lamp according to claim 1 or 2, further comprising:
前記封止部材の円筒部は、バルブ端部の封止部分よりも回路基板の中心方向のカバー体内空間まで屈曲するとともに突出していることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の電球形蛍光ランプ。The light bulb according to any one of claims 1 to 3, wherein the cylindrical portion of the sealing member is bent and protrudes from the sealing portion at the bulb end to the space inside the cover in the center direction of the circuit board. Shaped fluorescent lamp. 請求項1ないし4いずれか一記載の電球形蛍光ランプと;
この電球形蛍光ランプが装着された器具本体と;
を具備していることを特徴とする照明器具。
A bulb-shaped fluorescent lamp according to any one of claims 1 to 4, and
An instrument body equipped with the bulb-shaped fluorescent lamp;
A lighting fixture comprising:
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