JP2004302356A

JP2004302356A - Leg height adjustment mechanism and video display device having leg height adjustment mechanism

Info

Publication number: JP2004302356A
Application number: JP2003097923A
Authority: JP
Inventors: Yukihiko Ota; 行彦太田
Original assignee: NEC Viewtechnology Ltd
Current assignee: Sharp NEC Display Solutions Ltd
Priority date: 2003-04-01
Filing date: 2003-04-01
Publication date: 2004-10-28
Anticipated expiration: 2023-04-01
Also published as: JP3990311B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a leg height adjustment mechanism which is integrated with a retractable handle section and a retractable handle mechanism and performs leg height adjustment by using a strut section of a retractable handle section, and a video display device using the leg height adjustment mechanism. <P>SOLUTION: The leg height adjustment mechanism has a retractable handle section 5, a stopper 14 for fixing the retractable handle section 5, a stopper release button 6 for releasing the fixation, a shaft 35 which serves as a fulcrum when rotating the retractable handle section 5 and serves as a guide for moving the retractable handle section 5 to a vertical direction of a casing when performing the leg height adjustment, a housing section 4 for the front of the housing, and projecting parts 9 and 10 of the housing section 4 acting as the guide for moving the retractable handle section 5 together with the shaft 35 to the vertical direction of the casing when performing the leg height adjustment. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像表示装置に関し、特に、映像表示装置を床面や机上等に設置する場合に、該映像表示装置の筐体の傾きを調整するための調整機構およびその調整機構を有する映像表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
プロジェクタ等の映像表示装置を床面や机上等に設置する場合に、該映像表示装置の筐体の傾きを調整する方法として、種々の方法がある。
【０００３】
従来の調整方法としては、機器の下部に配設された調整用の脚部を上下方向に移動（回転あるいはスライドなど）させることにより機器の傾きを調整するものがある（例えば、特許文献１乃至３参照）。
【０００４】
しかしながら、この種の調整方法では、脚高さ調整機構は脚高さを調整するのみであるので、持ち運び易くするためのハンドル部を必要とする場合には脚高さ調整機構とハンドル部とを別々に設けなければならない。
【０００５】
一方、ハンドル部を脚高さ調整機構に利用しているものもある（例えば、特許文献４参照）。
【０００６】
図２０は、同文献４における脚高さ調整機構を示す斜視図である。
【０００７】
図２０において、プロジェクタ本体１４６は、前面にレンズ１４７を設け、プロジェクタ本体１４６の前縁部１４８及び後縁部１５１に高さ調整可能な脚部１４２，１４３，１４４，１４５をそれぞれ設け、さらにプロジェクタ本体１４６の前縁部１４８と後縁部１５１との中間位置を支点として脚部１４２，１４３，１４４，１４５の高さ調整可能な範囲を越えてプロジェクタ本体１４６の前後に起倒する回転支持脚１４９を設けている。回転支持脚１４９は、プロジェクタ本体１４６の両側面に設けた脚部１５０と取手の把持部として機能する桟１５２とから構成される。
【０００８】
図２１および図２２は、図２０に示したプロジェクタの投射角度の調整量が大きい場合の動作を示す側面図である。
【０００９】
図２１および図２２において、前縁部１４８あるいは後縁部１５１を持ち上げ、回転支持脚１４９の固定を解除し、回転支持脚１４９を傾けて回転角θを大小に変化させることで、プロジェクタ本体１４６の前縁１４８あるいは後縁部１５１の高さ位置を調整し、その調整後に回転支持脚を固定している。回転支持脚１４９による高さ調整後に微調整が必要な場合は、プロジェクタ本体１４６の前縁部１４８側の脚部１４２，１４３あるいは後縁部１５１側の脚部１４４，１４５を上下させて調整する。
【００１０】
図２３は、図２０に示したプロジェクタを運搬する際の動作を示す側面図である。プロジェクタを運搬する場合には、回転支持脚１４９の脚部１５０をプロジェクタ本体１４６の側面に沿う横向き姿勢に固定し、回転支持脚１４９を前方に回転させ、回転支持脚１４９の桟１５２をレンズ１４７の前方までセットする。
そして、回転支持脚１４９の桟１５２を取手の把持部としてプロジェクタ本体１４６を運搬する。
【００１１】
しかしながら、同文献４では、回転支持脚１４９をプロジェクタ本体１４６の外側に設ける必要があり、外観上好ましくない。また、プロジェクタ不使用時に、回転支持脚１４９に手足等を引っ掛けて、怪我をする恐れがある。
【００１２】
ハンドル部を筐体内に収納することのできるプロジェクタもあるが、調整機構と兼用されてはいない。
【００１３】
【特許文献１】
特開２０００−１３８４６７号公報（２乃至４頁、図１乃至図５）
【特許文献２】
特開平１１−２７１８７９号公報（３頁、図１、図３（Ｂ））
【特許文献３】
特開平９−５４３７０号公報（３乃至４頁、図１、図２、図４、図６、図７）
【特許文献４】
特開２００１−００５０９４号公報（２乃至４頁、図１、図７、図８、図１０）
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようにハンドル部を筐体内部に収納しようとすると、結局は、脚高さ調整機構とハンドル部とを別々に設けなければならないので、映像表示装置を構成する部品点数が多くなるという問題がある。
【００１５】
また、従来の脚高さ調整機構では、高さ調整専用の脚部と持ち運ぶ際に把持する可倒式ハンドルとを筐体内に収納するため筐体の内部構造に対する制約が多くなる。したがって映像表示装置を小型化するのが困難である。
【００１６】
【発明の目的】
本発明の目的は、筐体内に収納可能な可倒式ハンドル部の支柱部を用いて脚高さ調整を行なうとともに、映像表示装置の筐体の内部構造に対する制約が少ない脚高さ調整機構及び該脚高さ調整機構を用いた映像表示装置を提供することにある。
【００１７】
本発明の他の目的は、筐体内に収納可能な可倒式ハンドル部の支柱部を用いて脚高さ調整を行なうことにより、脚高さ調整機構及び該脚高さ調整機構を用いた映像表示装置を構成する部品点数を削減することにある。
【００１８】
本発明のさらに他の目的は、可倒式ハンドル部の支柱部を用いて脚高さ調整を行ない、脚高さに応じて可倒式ハンドル部の支柱部を映像表示装置の筐体の内部に収納することにより、同脚高さ調整機構の映像表示装置の筐体からの突出部分を削減することにある。
【００１９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の脚高さ調整機構は、筐体を持ち運ぶ場合に把持するハンドル部を備える筐体の脚高さ調整機構であって、ハンドル部は、筐体に収納可能な可倒式であって、ハンドル部の支柱部を用いて脚高さ調整を行なうことを特徴とする。
【００２０】
本発明の脚高さ調整機構は、ハンドル部を摺動可能に筐体内に収納する収納部と、収納部内であって、ハンドル部を予め定められた範囲内で摺動可能にガイドするガイド手段と、ハンドル部を前記予め定められた範囲内における最大に引き出した状態で、ハンドル部を回動する軸とを備えることが好ましい。
【００２１】
本発明の脚高さ調整機構は、予め定められた範囲内における所定の高さでハンドル部を筐体に固定するとともに、固定を解除するための固定手段を備え、固定手段は、ハンドル部に形成された第１の凹凸部と、ハンドル部に対して回動可能に形成され、第１の凹凸部と嵌合する第２の凹凸部とから構成されることが好ましい。
【００２２】
本発明の脚高さ調整機構は、ハンドル部は、把持部と該把持部から略垂直状態で延設された支柱部とを備え、支柱部が収納部に収納され、第１の凹凸部は支柱部に形成されていることが好ましい。
【００２３】
本発明の脚高さ調整機構は、支柱部は軸を通す貫通穴を有し、軸がガイド手段を兼ねても良い。
【００２４】
本発明の脚高さ調整機構は、支柱部の貫通穴の端部には、ガイド手段を通過する溝が形成されていることが好ましい。
【００２５】
本発明の脚高さ調整機構は、支柱部に形成された切り欠き部を備え、切り欠き部はハンドル部が回動する場合に、ガイド手段を通過させることが望ましい。
【００２６】
固定手段は、ハンドル部を予め定められた範囲内で最大に引き出した場合に、ハンドル部を固定しない。
【００２７】
ハンドル部は、収納部に収納した状態で、筐体の底面より突出することが好ましい。
【００２８】
ハンドル部は、予め定められた範囲の予め定められた位置までスライドさせたときに、軸を中心として筐体に対して回転することが好ましい。
【００２９】
【作用】
本発明では、筐体内に収納可能な可倒式ハンドル部の支柱部を用いて脚高さ調整を行なうことにより、映像表示装置を使用する時に該映像表示装置の筐体の傾きを調整するために必要な脚高さ調整機構と、該映像表示装置を持ち運ぶ時に把手として用いる可倒式ハンドル機構とを一体化している。そのため、該筐体内で必要とされる脚高さ調整機構の空間を削減することができる。また、該可倒式ハンドル部を収納する時に、脚の最低高さ分は該筐体の該可倒式ハンドル部の切り欠き形状を小さくすることができるので、映像表示装置の筐体の内部構造に対する制約が少ない脚高さ調整機構と該脚高さ調整機構を用いた映像表示装置とを提供することができる。
【００３０】
また、本発明では、該脚部と該可倒式ハンドルとが一体化されることにより、脚高さ調整機構と該脚高さ調整機構を用いた該映像表示装置とを構成する部品点数を削減することができる。
【００３１】
【発明の実施の形態】
本発明の第１の実施の形態について、図面を参照して説明する。しかしながら、かかる実施の形態は本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【００３２】
図１は、本発明の第１の実施の形態である脚高さ調整機構を用いたプロジェクタの外観斜視図である。
【００３３】
図１において、プロジェクタ本体１の前面パネル２には、映像を表示するための投射レンズ部３（投射レンズ自体は本発明の脚高さ調整機構とは直接関係ないので不図示）と収納部４とが設けられている。収納部４には、映像表示装置を持ち運ぶ場合に把持するための把手となるハンドル部５が収納されている。ストッパ解除ボタン６１および６２は、ハンドル部５の固定を解除するボタンであり、前面パネル２から突出している。
【００３４】
図２は、ハンドル部５を下方に引き出した状態を示す外観斜視図である。
【００３５】
図２において、ストッパ解除ボタン６１および６２が押圧されることにより、ハンドル部５の固定が解除され、ハンドル部５は収納部４内を上下方向に摺働可能となる。ハンドル部５を下方に引き出して、ストッパ解除ボタン６１および６２の押圧を停止することにより、所望の脚高さに調整することができる。
【００３６】
図３は、ハンドル部５を前方へ回転させた状態を示す外観斜視図である。
【００３７】
ハンドル部５を図２の状態からさらに下方に引き出し、後述する軸部を中心に回動させることにより、図３の如くハンドル部５を前方へ回転させることができる。プロジェクタを持ち運ぶ場合には、この状態とする。
【００３８】
図４は、図１に示した前面パネル２の外観斜視図であり、図５は、図４に示した前面パネル２の後方からの透視図である。
【００３９】
図４および５を参照して、前面パネル２の構成について以下に説明する。
【００４０】
前面パネル２の収納部４には、ストッパ用穴７と、軸受け穴８と、凸部９および１０とが設けられている。ストッパ用穴７は、ハンドル部５と嵌合してハンドル部５を固定するストッパ１４（後述）の凹凸部が前面パネル２の後面側から前面へ突出するためのものである。軸受け穴８は、ストッパ１４およびハンドル部５を回動する場合に支点となる軸３５（後述）を通すためのものであり、凸部９および１０は、軸３５とともにハンドル部５の上下方向への摺働をガイドするためのものである。なお、凸部成形穴１１および１２は、凸部９および１０の成形を容易にするためのものであり、必ずしも必要なものではなく、また、本発明と直接的に関係するものではない。
【００４１】
収納部４付近に配設されたストッパ解除ボタン用穴１３は、ストッパ解除ボタン６が前面パネル２の後面側から前面へ突出するためのものである。
【００４２】
図６は、ストッパ１４の透視図である。
【００４３】
図６において、ストッパ１４は、ハンドル部５のハンドル凹凸部２６（後述）と係合するストッパ凹凸部１５と、ストッパ１４を収納部４の背面から装着するためのストッパ挟装部１６と、バネ装着用凸部１９とから成る。ストッパ凹凸部１５は、ストッパ１４の前面下方に鋸歯形状に形成され、収納部４のストッパ用穴７から突出して、ハンドル部５と係合する。ストッパ挟装部１６は、ストッパ１４の左右端に形成され、後述するようにストッパ凹凸部１５をストッパ用穴７に合わせるようにして、収納部４を後方から挟装する。ストッパ挟装部１６には、軸３５を通すストッパ軸受け穴１７と、該軸３５の抜け落ちを防止する軸抜け防止部１８とが形成されている。ストッパ軸受け穴１７は、軸抜け防止部１８からストッパ１４の後方に向かってテーパ状に形成されている。軸抜け防止部１８は、ストッパ挟装部１６の前方先端の左右両方の外側に、ストッパ軸受け穴１７を覆うようにストッパ挟装部１６と一体に形成され、軸３５がストッパ軸受け穴１７の左右から抜け落ちるのを防止する。バネ装着用凸部１９は、ストッパ１４の前面上方に略円柱形状に形成され、軸３５を支点として、ハンドル部５を固定するようにストッパ凹凸部１５を前方へ押すための反発力を生み出すバネが装着される。
【００４４】
図７は、図１に示したハンドル部５の外観斜視図であり、ハンドル部５の前面パネル２と向き合う側を示している。
【００４５】
図７において、ハンドル部５は、プロジェクタ本体１を持ち運ぶ場合に把持する把持部２１と、把持部２１の両端からほぼ垂直に延設され、把持部２１を前面パネル２に接続するとともに、脚高さ調整に用いられる支柱部２０とから成る。
支柱部２０の各々には、その側面に軸３５を通すための貫通軸穴２２と、同貫通軸穴２２の両端であって支柱部２０の両側面に形成された溝２３および溝２４と、切り欠き２５と、前面パネル２と向き合う側に形成され、ストッパ１４と係合するハンドル凹凸部２６と、ハンドル凹凸部２６の上側に形成されたハンドル切り欠き部２７と、前面パネル２と向き合わない側の上端に形成された支柱部角３７とが設けられている。
【００４６】
溝２３は、貫通軸穴２２の延長線上であって支柱部２０の上端左右側面に形成されており、図２に示した状態から、ハンドル部５を下方へ最大限引き出す場合に、前面パネル２の収納部４内に形成された凸部９がハンドル部５の上端から抜けるように形成されている。溝２４は、貫通軸穴２２の下方左右側面に形成されており、図１に示した状態にて、前面パネル２の収納部４内に形成された凸部１０がハンドル部５をガイドするために形成されている。溝２４は、基本的には凸部１０が通りさえすればよいので、例えば、貫通軸穴２２をそのまま支柱部２０の下方に連続的に形成することで、省略することも可能である。ただし、この場合、支柱部２０の空洞部分が増えるので、ハンドル部５の強度が弱くなる。したがって、ハンドル部５の強度を考慮していずれかを採用することが好ましい。
【００４７】
切り欠き２５は、ハンドル部５を下方に最大限まで引き出して前方へ回転させる場合に、ハンドル部５が凸部１０に当たることなく回転できるように切欠かれている。溝２３、溝２４および切り欠き２５の深さは、少なくとも凸部９および凸部１０の厚みの分だけ必要となる。
【００４８】
ハンドル凹凸部２６は、各支柱部２０のプロジェクタ本体１側の面に鋸歯形状に形成されており、ストッパ１４のストッパ凹凸部１５と嵌合する。ハンドル切り欠き部２７は、ハンドル部５を下方に最大限引き出した状態で、ストッパ１４のストッパ凹凸部１５と対向する部分に凹形状に形成されている。ハンドル切り欠き部２７は、ストッパ１４を機能させないように、ストッパ凹凸部１５の鋸歯形状の刻みの深さよりも深く、かつ、ストッパ凹凸部１５の縦幅及び横幅よりも大きくなるような形状で切り欠くことが好ましい。ハンドル凹凸部２６の鋸歯形状は、ハンドル部５を収納部４に収納して脚高さを最も低くした状態（図１）においてストッパ１４のストッパ凹凸部１５と接する位置から、ハンドル切り欠き部２７の直下の位置まで形成される。
【００４９】
支柱部角３７は、ハンドル部５を回転させたときに、前面パネル２に接触するところまでハンドル部５を回動可能とする。また、支柱部角３７は、前面パネル２に接触しないような形状でもよい。この場合、ハンドル部５は、ハンドル部５の前方外側面が凸部９に接触するところまで回動可能なハンドルとして機能する。
【００５０】
把持部２１は、支柱部２０と比較して、前後方向の厚みが大きいが、プロジェクタを持ち運ぶ場合に握りやすく、脚高さの調整を行なう場合に、プロジェクタ本体１が安定して設置できれば、どのような形状および材質のものを用いてもよい。
【００５１】
図８は、図１に示したストッパ解除ボタン６２の外観斜視図であり、図９は、図８に示したストッパ解除ボタン６２の背面側から見た透視図である。
【００５２】
ストッパ解除ボタン６２は、略Ｌ字状であり、人によって押圧される部分であるボタン押部２８と、ストッパ１４と当接するボタン先端部２９と、ボタンのぐらつきを軽減する機能をも有するボタン抜け止め部３１とが形成されている。ボタン押部２８は、ストッパ解除ボタン用穴１３から前方へ突出するように形成されている。ボタン先端部２９は、ストッパ１４の下方前面と当接する面が狭くなるように形成されているため、ストッパ解除ボタン６２が不用意に前後にぐらつくのを軽減する。
【００５３】
ボタン斜面３０は、ストッパ１４のストッパ挟装部１６の下方斜面と略平行となるように形成されている。ボタン側面３２およびボタン側面３３は、各々平面的に形成されている。ボタン側面３３は、収納部４の裏側側面に沿うように形成されているので、ストッパ解除ボタン６の左右方向へのぐらつきを軽減することができる。
【００５４】
図１０は、図１に示したストッパ解除ボタン６１の外観斜視図である。ストッパ解除ボタン６１は、図８に示したストッパ解除ボタン６２と左右対称の形状であり、その機能や効果は、ストッパ解除ボタン６２と同等であるので、その説明は省略する。
【００５５】
次に、図４乃至図１０に示した各部の取付構造について説明する。
【００５６】
図１１は、ハンドル部５の支柱部２０を収納する収納部４の背面部分付近を示す展開斜視図であり、その一部を透視部３４から透視している。なお、同図では、向かって右側の収納部はすでに各部が接続された状態を示している。
【００５７】
図１１において、ハンドル部５の支柱部２０は、前面パネル２の収納部４に前面パネル２の下方からスライドさせて挿入される。より具体的には、ガイドとなる前面パネル２の凸部１０を支柱部２０の左右に設けられた溝２３に通し、さらにガイドとなる凸部９を溝２３に通して、凸部１０が溝２４に到達して、貫通軸穴２２と軸受け穴８とが支柱部２０の左右方向に貫通する位置まで、支柱部２０を上方にスライドさせる。
【００５８】
次に、軸３５を軸受け穴８から貫通軸穴２２に通す。軸３５は、ハンドル部５を円滑に回転可能であれば、軸３５の断面形状が、円形状以外のどのような形状のものを用いても良い。
【００５９】
具体的には、前面パネル２の裏面側から、軸３５を軸受け穴８に通し、さらにハンドル部５の貫通軸穴２２を貫通させて、反対側の軸受け穴８に通し、プロジェクタ本体１の内部後方から見たときに、左右の軸受け穴８からほぼ等分だけ軸３５が突出した状態として、その状態を維持する。なお、このとき、前面パネル２に設けられた凸部９および凸部１０も軸３５とともに、貫通軸穴２２に沿うことでハンドル部５をガイドする。
【００６０】
ストッパ解除ボタン６２のボタン押部２８は、前面パネル２の背面側からボタン用穴１３に挿入される。
【００６１】
ストッパ１４のバネ装着用凸部１９には、バネ３６が装着される。
【００６２】
ストッパ１４のストッパ凹凸部１５は、ストッパ用穴７を貫通してハンドル部５のハンドル凹凸部２６と係合する。ストッパ挟装部１６を外側に湾曲させて軸３５を挟み込み、ストッパ軸受け穴１７の前方先端の軸抜け防止部１８と嵌合される。ストッパ解除ボタン６２のボタン斜面３０は、ストッパ挟装部１６の下方斜面に沿い、さらに、ボタン先端部２９は、ストッパ１４の下方前面を押すことが可能な位置に配されることで、ストッパ１４は、図１１右側と同様に各部が接続される。
【００６３】
このように構成された状態で、ボタン押部２８が押圧されると、ボタン先端部２９はストッパ１４の下方前面を押すことになる。ストッパ１４は軸抜け防止部１８を支点にして、後方に押されるため、ストッパ凹凸部１５も後方へ回転し、ハンドル凹凸部２６とストッパ凹凸部１５との嵌合が解除され、ハンドル部５が収納部４を上下方向に摺動可能となる。
【００６４】
ボタン押部２８の押圧を停止すると、ストッパ１４の前面上方のバネ装着用凸部１９に装着されたバネの反発力により、軸抜け防止部１８を支点として、ストッパ凹凸部１５がハンドル凹凸部２６と嵌合し、ハンドル部５が固定される。
【００６５】
図１２は、組立て後の脚高さ調整機構を、図１１とは別の角度から見た状態を示す斜視図である。
【００６６】
図１２において、前面パネル２の内側とストッパ１４の上方前面との間に配置されたバネ３６の作用により、軸３５を支点として、ストッパ１４には図１２中時計回り方向の力が働き、ストッパ凹凸部１５を前面パネル２のストッパ用穴７から前方へ押して、ストッパ凹凸部１５がハンドル凹凸部２６と嵌合してハンドル部５を固定する。ボタン押部２８がプロジェクタ本体１の内側へ向かって押されると、ボタン先端部２９がストッパ１４の下方前面を後方に向かって押して、軸３５を支点として、ストッパ１４が図１２中反時計回りに回転して、ストッパ凹凸部１５を後方へ移動させる。
【００６７】
また、ストッパ解除ボタン６２のボタン先端部２９は、ストッパ１４の下方前面の片方の隅で当接する。
【００６８】
図１３は、本発明の脚高さ調整機構を組立てて、ハンドル部５を下方へ最大限引き出した状態を、プロジェクタ本体１の前方から見た正面透視図と、そのＥ−Ｅ線における断面図である。
【００６９】
次に、本発明の脚高さ調整機構の動作を説明する。
【００７０】
図１４は、ハンドル部５をプロジェクタ本体１に収納した状態を示す図１３のＥ−Ｅ線における断面図である。同図では、ストッパ解除ボタン６は省略されている。
【００７１】
図１４において、軸３５、収納部４の凸部９および１０（凸部１０については不図示）とが、それぞれ貫通軸穴２２および溝２４に内接するため、ハンドル部５の前後方向への移動又は回動が不可能となる。また、バネ３６により、ストッパ１４の上方を前方から後方へ押す力が生じる。そのため、軸３５が支点となり、ストッパ１４の下方においては後方から前方への作用が働くこととなる。その結果、ストッパ１４の鋸歯形状であるストッパ凹凸部１５とハンドル部５のハンドル凹凸部２６とが嵌合し、ハンドル部５の上下方向の移動が規制される。
【００７２】
ストッパ凹凸部１５およびハンドル凹凸部２６の鋸歯の一つの歯を切り込む間隔および鋸歯を切り込む深さ、ストッパ凹凸部１５およびハンドル凹凸部２６が嵌合する面積、バネ３６のストッパ１４の反発力は、プロジェクタ本体１を持ち上げた場合に、ハンドル部５が下方に移動しないように、上方を左方から右方へ押す力を、ハンドル部５の重さに応じて適宜設定することが好ましい。
【００７３】
図１５は、ハンドル部５をプロジェクタ本体１の下方に途中まで引き出した状態を示す図１３のＥ−Ｅ線における断面図である。
【００７４】
図１４の状態から図１５の状態にするには、図１１において説明したとおり、まず、ストッパ解除ボタン６を前方から後方へ押すことで、ボタン押圧部２８の押圧により嵌合していたストッパ凹凸部１５とハンドル凹凸部２６とを離間させ、ハンドル部５を下方向に移動させる。実際には、ストッパ解除ボタン６２を押しつつ、プロジェクタ本体１の前方を上方へ持ち上げることによって、ハンドル部５は重力に従って、下方へ降下する。そして、図１５に示したように、所定の脚高さになるようにハンドル部５を移動させ、ストッパ解除ボタン６２の押圧が解除されることにより、ストッパ凹凸部１５とハンドル凹凸部２６とが再度嵌合し、ハンドル部５は、所定の脚高さの状態で固定される。
【００７５】
図１６は、ハンドル部５をプロジェクタ本体１の下方に最大限引き出した状態を示す図１３のＥ−Ｅ線における断面図である。
【００７６】
図１５の状態から図１６の状態にするためには、ストッパ解除ボタン６２の押圧により、嵌合していたストッパ凹凸部１５とハンドル凹凸部２６とを離間させ、ハンドル部５をプロジェクタ本体１の下方に最大限引き出す。このとき、貫通軸穴２２および溝２３は凸部９より下方へスライドする。そして、軸３５が貫通軸穴２２の上端でハンドル部５のスライドは制限される。この位置ではストッパ解除ボタン６の押圧が解除されても、ストッパ１４のストッパ凹凸部１５が嵌合するハンドル部５のハンドル凹凸部２６が存在しないため、ストッパ凹凸部１５はストッパ用穴７からハンドル切り欠き部２７に出ることとなる。したがって、この状態ではストッパ１４は機能しなくなる。
【００７７】
なお、ハンドル切り欠き部２７は、ハンドル部５をプロジェクタ本体１の下方に最大限引き出した状態で、プロジェクタを机上等に設置して利用することを防止するために形成されている。ハンドル切り欠き部２７の部分までハンドル凹凸部２６と同様の凹凸部を形成した場合には、ハンドル部５を下方に最大限引き出したときに、凹凸部同士で嵌合状態となるが、凸部１０の後方に切り欠き２５が位置しているため、プロジェクタをそのまま机上等に設置すると、軸３５を中心にハンドル部５が、図１７に示されるように、回転してしまう可能性がある。その場合、プロジェクタが勢いよく降下して、机上等にぶつかり、プロジェクタ本体１の内外部を問わず、破損する恐れがある。そこで、本発明では、ハンドル切り欠き部２７を設けることで、ハンドル部５を最大限引き出してしまっても、凹凸部同士を嵌合できないような構成としている。その結果、ハンドル部５を最大限引き出した状態でプロジェクタを設置すれば、ストッパ凹凸部１５は支柱部２０のどの部分とも嵌合しないので、プロジェクタ本体１の前方は、ストッパ凹凸部１５がハンドル凹凸部２６とある程度嵌合するまで、自動的に降下して止まることとなる。
【００７８】
図１７は、プロジェクタを持ち運ぶ場合に、ハンドル部５をプロジェクタ本体１の前方に回転させた状態を示す図１３のＥ−Ｅ線における断面図である。
【００７９】
図１６の状態でプロジェクタ本体１を支え、ハンドル部５を軸３５を中心として、時計回りに略９０度回転させると図１７の状態となる。ハンドル部５を回動させるためには、収納部４の凸部１０が障害となるが、ハンドル部５をプロジェクタ本体１の下方に最大限引き出した状態では、支柱部２０の側面に形成された切り欠き２５が凸部１０の後方に位置される。そのため、ハンドル部５を時計回りに回転させる場合には、凸部１０は切り欠き２５によって、軸穴２２から抜かれることとなる。したがって、ハンドル部５は、図１７に示すように、プロジェクタを持ち運ぶ場合に、軸３５に対し、図１６の状態から支柱部角３７が前面パネル２に接触するところまで回動可能なハンドルとして機能する。
【００８０】
図１７の状態から、再度、プロジェクタを設置し、ハンドル部５を用いて脚高さの調整を行なう場合には、又は、ハンドル部５を収納部４に収納する場合には、前述した図１４から図１７までの手順を逆に辿って、脚高さ調整機構を動作させればよい。
【００８１】
次に、本発明の第２の実施の形態について図面を用いて説明する。
【００８２】
図１８は、ハンドル部５の接地面の形状を示す正面図である。同図において、接地部３８は、ハンドル部５の把持部２１の底面の左右両端に設けられている。この構成により、ハンドル部５の接地点を明確にすることができる。さらに、ハンドル部５を２点で支持することが可能なので、把持部２１のうち、左右の接地部３８の間の部分を、机上等に接地しない範囲で、利用者の握りやすい形状とすることができる。接地部３８以外の構成については、第１の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
【００８３】
図１９は、本発明の第３の実施の形態におけるハンドル部５の接地面の形状を示す正面図である。同図において、接地部３９は、ハンドル部５の把持部２１の底面の中央に設けられている。この構成により、ハンドル部５の接地点が明確になるので、該プロジェクタ本体１を机上等に設置する場合に設置しやすくなる。本実施の形態においても、接地部３８以外の構成は第１の実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
【００８４】
上述した実施の形態では収納部４の凸部９および１０は、上下方向が長手となる直方体形状であるが、ハンドル部５の上下動をガイドすることのできる形状であれば良い。具体的には、ハンドル部５を収納した場合の軸穴２２と係合するものであれば、凸部９および１０は、直方体形状、前後方向が長手となる直方体形状、あるいは球面といった形状のものを用いてもよい。
【００８５】
同様に、ストッパ１４のバネ装着用凸部１９は、バネ３６が凸部１９から落ちない形状であれば、円柱状に限らず、どのような形状のものを用いても良い。
【００８６】
また、上述した実施の形態では、凹凸部同士の嵌合およびその解除のため、ストッパ１４のバネ装着用凸部１９およびバネ３６を用いたが、前面パネル２の内側とストッパ１４の上方前面との間に板バネなどを配置してもよい。
【００８７】
また、ストッパ１４のストッパ凹凸部１５およびハンドル部５のハンドル凹凸部２６は、机上等にプロジェクタを設置する場合に、脚高さ調整をして所定の脚高さでプロジェクタ本体１を固定できるだけの抵抗力を生じるように係合するものであれば、鋸歯形状以外のどのような形状および材質のものを用いてもよい。なお、ストッパ凹凸部１５やハンドル凹凸部２６の形状および材質の変更に応じて、ハンドル切り欠き部２７の形状も適宜変更してもよい。
【００８８】
さらに、ストッパ１４のストッパ軸受け穴１７は、成形が容易であるという理由からテーパ状となっているが、本発明の本質的な部分とは関係ないため、軸３５の端部を軸抜け防止部１８に収納することができる形状で良い。軸受け穴８についても、同様の理由により、その形状は制限されない。
【００８９】
上述した本発明の実施の形態では、前面パネルを本体とは別個に形成しているが、前面パネルを独立した部材とせずに本体に一体形成しても良い。
【００９０】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の脚高さ調整機構は、筐体内に収納可能な可倒式ハンドル部の支柱部を用いて脚高さ調整を行なうことにより、映像表示装置の筐体の内部構造に対する制約が少なく、部品点数を削減した脚高さ調整機構および該脚高さ調整機構を用いた映像表示装置を提供できる。
【００９１】
さらに、可倒式ハンドル部の支柱部を用いて脚高さ調整を行ない、脚高さに応じて可倒式ハンドル部の支柱部を映像表示装置の筐体の内部に収納することにより、脚高さ調整機構の映像表示装置の筐体からの突出部分を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の脚高さ調整機構のハンドル部を収納した状態を示す斜視図である。
【図２】本発明の脚高さ調整機構のハンドル部を引き出した状態を示す斜視図である。
【図３】本発明の脚高さ調整機構のハンドル部を可倒させた状態を示す斜視図である。
【図４】図１に示した前面パネルの斜視図である。
【図５】図４に示した前面パネルを後方から見た透視図である。
【図６】本発明の脚高さ調整機構のストッパを示す斜視図である。
【図７】本発明の脚高さ調整機構のハンドル部を示す斜視図である。
【図８】本発明の脚高さ調整機構のストッパ解除ボタンを示す斜視図である。
【図９】図８のストッパ解除ボタンを後方から見た透視図である。
【図１０】本発明のストッパ解除ボタンを示す斜視図である。
【図１１】本発明の脚高さ調整機構の斜視図である。
【図１２】図１１に示した可倒式ハンドル部の支柱部近辺を別の角度から見た斜視図である。
【図１３】本発明の脚高さ調整機構の可倒式ハンドル部を下方に最大限引き出した状態を示す正面透視図およびＥ−Ｅ線における断面図である。
【図１４】本発明の脚高さ調整機構の可倒式ハンドル部を収納した状態の断面図である。
【図１５】本発明の脚高さ調整機構の可倒式ハンドル部を引き出す途中の状態の断面図である。
【図１６】本発明の脚高さ調整機構の可倒式ハンドル部を最大まで引き出した状態の断面図である。
【図１７】本発明の脚高さ調整機構の可倒式ハンドル部をプロジェクタの投射方向に回転させた状態の断面図である。
【図１８】本発明の脚高さ調整機構の可倒式ハンドル部の第２の実施の形態を示す正面図である。
【図１９】本発明の脚高さ調整機構の可倒式ハンドル部の第３の実施の形態を示す正面図である。
【図２０】従来技術による脚高さ調節機構を示す斜視図である。
【図２１】図２０のプロジェクタの投射角度の調整量が大きい場合の動作を説明する図である。
【図２２】図２０のプロジェクタの投射角度の調整量が大きい場合の動作を説明する図である。
【図２３】図２０のプロジェクタを運搬する際の動作を説明する図である。
【符号の説明】
１プロジェクタ本体
２前面パネル
３投射レンズ部
４収納部
５ハンドル部
６ストッパ解除ボタン
７ストッパ用穴
８軸受け穴
９凸部
１０凸部
１１凸部成形穴
１２凸部成形穴
１３ストッパ解除ボタン用穴
１４ストッパ
１５ストッパ凹凸部
１６ストッパ挟装部
１７ストッパ軸受け部
１８軸抜け防止部
１９凸部
２０支柱部
２１把持部
２２貫通軸穴
２３溝
２４溝
２５切り欠き
２６ハンドル凹凸部
２７ハンドル切り欠き部
２８ボタン押部
２９ボタン先端部
３０ボタン斜面
３１ボタン抜け止め部
３２ボタン側面
３３ボタン側面
３４透視部
３５軸
３６バネ
３７支柱部角
１４２脚部
１４３脚部
１４４脚部
１４５脚部
１４６プロジェクタ本体
１４７レンズ
１４８前縁部
１４９回転支持脚
１５０回転支持脚の脚部
１５１後縁部
１５２回転支持脚の桟[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a video display device, and particularly to an adjustment mechanism for adjusting the inclination of a housing of the video display device when the video display device is installed on a floor or a desk, and a video display having the adjustment mechanism. Equipment related.
[0002]
[Prior art]
When a video display device such as a projector is installed on a floor, a desk, or the like, there are various methods for adjusting the inclination of a housing of the video display device.
[0003]
As a conventional adjustment method, there is a method of adjusting the inclination of the device by moving (rotating or sliding) an adjusting leg disposed at a lower portion of the device in a vertical direction (for example, Patent Documents 1 to 3). 3).
[0004]
However, in this type of adjustment method, the leg height adjustment mechanism only adjusts the leg height. Therefore, when a handle portion is required for easy carrying, the leg height adjustment mechanism and the handle portion are connected. Must be provided separately.
[0005]
On the other hand, there is a case where a handle portion is used for a leg height adjusting mechanism (for example, see Patent Document 4).
[0006]
FIG. 20 is a perspective view showing a leg height adjusting mechanism in Document 4.
[0007]
20, a projector body 146 is provided with a lens 147 on the front surface, and height-adjustable legs 142, 143, 144, and 145 provided on a front edge 148 and a rear edge 151 of the projector body 146, respectively. A rotary support leg that falls back and forth of the projector main body 146 beyond the height adjustable range of the legs 142, 143, 144, and 145 with an intermediate position between the front edge 148 and the rear edge 151 of the main body 146 as a fulcrum. 149 are provided. The rotation support leg 149 includes a leg 150 provided on both side surfaces of the projector main body 146 and a crossbar 152 functioning as a handle grip.
[0008]
FIGS. 21 and 22 are side views showing the operation when the adjustment amount of the projection angle of the projector shown in FIG. 20 is large.
[0009]
21 and 22, the front edge 148 or the rear edge 151 is lifted, the fixing of the rotation support leg 149 is released, and the rotation support leg 149 is tilted to change the rotation angle θ to a large or small value. The height position of the front edge 148 or the rear edge 151 is adjusted, and after the adjustment, the rotation support leg is fixed. If fine adjustment is required after the height adjustment by the rotation support leg 149, the adjustment is performed by raising and lowering the legs 142, 143 on the front edge 148 side or the legs 144, 145 on the rear edge 151 side of the projector main body 146. .
[0010]
FIG. 23 is a side view showing the operation when transporting the projector shown in FIG. When transporting the projector, the leg 150 of the rotation support leg 149 is fixed in a horizontal position along the side surface of the projector main body 146, the rotation support leg 149 is rotated forward, and the beam 152 of the rotation support leg 149 is connected to the lens 147. To the front of
Then, the projector main body 146 is carried by using the crosspiece 152 of the rotation support leg 149 as a grip of the hand.
[0011]
However, in Patent Document 4, it is necessary to provide the rotation support leg 149 outside the projector main body 146, which is not preferable in appearance. In addition, when the projector is not used, there is a possibility that the limb or the like may be caught on the rotation supporting leg 149 to cause an injury.
[0012]
Some projectors have a handle that can be housed in the housing, but they are not shared with the adjustment mechanism.
[0013]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-138467 (pages 2 to 4, FIGS. 1 to 5)
[Patent Document 2]
JP-A-11-271879 (page 3, FIG. 1, FIG. 3 (B))
[Patent Document 3]
JP-A-9-54370 (pages 3 and 4, FIGS. 1, 2, 4, 6, and 7)
[Patent Document 4]
JP-A-2001-005094 (Pages 2 to 4, FIG. 1, FIG. 7, FIG. 8, FIG. 10)
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
If the handle portion is to be housed in the housing as described above, the leg height adjustment mechanism and the handle portion must be separately provided, and thus the number of components constituting the video display device increases. There is.
[0015]
Further, in the conventional leg height adjustment mechanism, since the legs dedicated to height adjustment and the retractable handle to be gripped when carrying are housed in the housing, there are many restrictions on the internal structure of the housing. Therefore, it is difficult to reduce the size of the video display device.
[0016]
[Object of the invention]
An object of the present invention is to perform leg height adjustment using a column portion of a retractable handle portion that can be stored in a housing, and a leg height adjustment mechanism with less restriction on an internal structure of a housing of a video display device. An object of the present invention is to provide a video display device using the leg height adjusting mechanism.
[0017]
Another object of the present invention is to perform leg height adjustment using a column portion of a retractable handle portion that can be stored in a housing, thereby providing a leg height adjustment mechanism and an image using the leg height adjustment mechanism. An object of the present invention is to reduce the number of components constituting a display device.
[0018]
Still another object of the present invention is to perform leg height adjustment using the column portion of the tiltable handle portion, and to adjust the column portion of the tiltable handle portion to the inside of the housing of the video display device according to the leg height. Therefore, it is an object of the present invention to reduce the protruding portion of the same leg height adjusting mechanism from the housing of the video display device.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a leg height adjusting mechanism of the present invention is a leg height adjusting mechanism of a housing including a handle portion to be gripped when carrying the housing, wherein the handle portion is housed in the housing. It is a retractable type, and is characterized in that the leg height is adjusted using the support portion of the handle portion.
[0020]
A leg height adjusting mechanism according to the present invention includes a storage portion for slidably storing a handle portion in a housing, and guide means for slidably guiding the handle portion within a predetermined range within the storage portion. And a shaft that rotates the handle in a state where the handle is pulled out to the maximum within the predetermined range.
[0021]
The leg height adjusting mechanism of the present invention includes a fixing portion for fixing the handle portion to the housing at a predetermined height within a predetermined range and releasing the fixing, and the fixing portion is provided on the handle portion. It is preferable that the first uneven portion is formed of a first uneven portion and a second uneven portion which is formed to be rotatable with respect to the handle portion and is fitted to the first uneven portion.
[0022]
In the leg height adjusting mechanism of the present invention, the handle portion includes a grip portion and a column portion extending substantially vertically from the grip portion, the column portion is stored in the storage portion, and the first uneven portion is It is preferable that it is formed on the support.
[0023]
In the leg height adjusting mechanism of the present invention, the support portion may have a through hole through which the shaft passes, and the shaft may also serve as the guide means.
[0024]
In the leg height adjusting mechanism according to the present invention, it is preferable that a groove that passes through the guide means is formed at an end of the through hole of the column.
[0025]
It is desirable that the leg height adjusting mechanism of the present invention includes a notch formed in the column, and the notch allows the guide to pass when the handle rotates.
[0026]
The fixing means does not fix the handle when the handle is pulled out to the maximum within a predetermined range.
[0027]
It is preferable that the handle part protrudes from the bottom surface of the housing when stored in the storage part.
[0028]
When the handle is slid to a predetermined position in a predetermined range, it is preferable that the handle rotates about an axis with respect to the housing.
[0029]
[Action]
In the present invention, the height of the legs is adjusted by using the column portion of the retractable handle portion that can be stored in the housing, so that the tilt of the housing of the video display device is adjusted when the video display device is used. And a retractable handle mechanism used as a handle when carrying the video display device. Therefore, it is possible to reduce the space required for the leg height adjustment mechanism in the housing. In addition, when the retractable handle is stored, the cutout shape of the retractable handle of the housing can be reduced by the minimum height of the legs. It is possible to provide a leg height adjusting mechanism with less restriction on the structure and a video display device using the leg height adjusting mechanism.
[0030]
Further, in the present invention, by integrating the leg portion and the retractable handle, the number of components constituting the leg height adjusting mechanism and the image display device using the leg height adjusting mechanism can be reduced. Can be reduced.
[0031]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. However, such embodiments do not limit the technical scope of the present invention.
[0032]
FIG. 1 is an external perspective view of a projector using a leg height adjusting mechanism according to a first embodiment of the present invention.
[0033]
In FIG. 1, a front panel 2 of a projector body 1 includes a projection lens unit 3 (not shown because the projection lens itself is not directly related to the leg height adjusting mechanism of the present invention) for displaying an image, and a storage unit 4. Are provided. The storage unit 4 stores a handle unit 5 serving as a handle for gripping the image display device when it is carried. The stopper release buttons 61 and 62 are buttons for releasing the fixation of the handle portion 5, and protrude from the front panel 2.
[0034]
FIG. 2 is an external perspective view illustrating a state in which the handle portion 5 is drawn downward.
[0035]
In FIG. 2, when the stopper release buttons 61 and 62 are pressed, the fixing of the handle portion 5 is released, and the handle portion 5 can slide in the storage portion 4 in the vertical direction. By pulling out the handle part 5 downward and stopping the pressing of the stopper release buttons 61 and 62, the desired leg height can be adjusted.
[0036]
FIG. 3 is an external perspective view showing a state in which the handle portion 5 is rotated forward.
[0037]
By pulling out the handle portion 5 further downward from the state of FIG. 2 and rotating it around a shaft portion described later, the handle portion 5 can be rotated forward as shown in FIG. This state is set when the projector is carried.
[0038]
FIG. 4 is an external perspective view of the front panel 2 shown in FIG. 1, and FIG. 5 is a perspective view of the front panel 2 shown in FIG.
[0039]
The configuration of the front panel 2 will be described below with reference to FIGS.
[0040]
The storage portion 4 of the front panel 2 is provided with a stopper hole 7, a bearing hole 8, and projections 9 and 10. The stopper hole 7 is for allowing a concave / convex portion of a stopper 14 (described later) that fits with the handle portion 5 and fixes the handle portion 5 to project from the rear surface side of the front panel 2 to the front surface. The bearing hole 8 is used to pass a shaft 35 (described later), which serves as a fulcrum when the stopper 14 and the handle portion 5 are rotated. The protrusions 9 and 10 move in the vertical direction of the handle portion 5 together with the shaft 35. This is for guiding the sliding operation. In addition, the convex part forming holes 11 and 12 are for facilitating the molding of the convex parts 9 and 10, are not always necessary, and are not directly related to the present invention.
[0041]
The stopper release button hole 13 provided in the vicinity of the storage section 4 is for the stopper release button 6 to protrude from the rear surface side of the front panel 2 to the front surface.
[0042]
FIG. 6 is a perspective view of the stopper 14.
[0043]
In FIG. 6, the stopper 14 includes a stopper concave / convex portion 15 that engages with a handle concave / convex portion 26 (described later) of the handle portion 5, a stopper sandwiching portion 16 for mounting the stopper 14 from the back of the storage portion 4, and a spring. And a mounting projection 19. The stopper uneven portion 15 is formed in a saw-tooth shape below the front surface of the stopper 14, protrudes from the stopper hole 7 of the storage portion 4, and engages with the handle portion 5. The stopper sandwiching portions 16 are formed at the left and right ends of the stopper 14, and sandwich the housing portion 4 from behind with the stopper concave and convex portions 15 aligned with the stopper holes 7 as described later. The stopper holding portion 16 is formed with a stopper bearing hole 17 through which the shaft 35 passes and a shaft removal prevention portion 18 that prevents the shaft 35 from falling off. The stopper bearing hole 17 is formed in a tapered shape from the shaft removal preventing portion 18 to the rear of the stopper 14. The shaft slip-off prevention portion 18 is formed integrally with the stopper holding portion 16 so as to cover the stopper bearing hole 17 on both the left and right outer sides of the front end of the stopper holding portion 16, and the shaft 35 is formed on the left and right of the stopper bearing hole 17. To prevent falling off. The spring mounting projection 19 is formed in a substantially cylindrical shape above the front surface of the stopper 14, and uses a shaft 35 as a fulcrum to generate a repulsive force for pushing the stopper projection 15 to the front so as to fix the handle 5. Is attached.
[0044]
FIG. 7 is an external perspective view of the handle portion 5 shown in FIG. 1 and shows a side of the handle portion 5 facing the front panel 2.
[0045]
In FIG. 7, a handle portion 5 extends substantially vertically from both ends of the grip portion 21 for gripping the projector body 1 when the projector body 1 is carried, and connects the grip portion 21 to the front panel 2 and leg height. And a support 20 used for adjusting the height.
Each of the pillars 20 has a through-shaft hole 22 through which a shaft 35 passes, and grooves 23 and 24 formed on both sides of the pillar 20 at both ends of the through-shaft hole 22. Notch 25, handle uneven portion 26 formed on the side facing front panel 2 to engage with stopper 14, handle notch 27 formed above handle uneven portion 26, and not facing front panel 2. And a column corner 37 formed at the upper end of the side.
[0046]
The groove 23 is formed on the extension line of the through-shaft hole 22 and on the right and left side surfaces of the upper end of the support portion 20. When the handle portion 5 is pulled out from the state shown in FIG. The protrusion 9 formed in the storage portion 4 is formed so as to come off from the upper end of the handle portion 5. The groove 24 is formed on the lower left and right side surfaces of the through shaft hole 22, and the convex portion 10 formed in the storage portion 4 of the front panel 2 guides the handle portion 5 in the state shown in FIG. Is formed. Since the groove 24 basically only needs to pass through the projection 10, the groove 24 can be omitted, for example, by continuously forming the through shaft hole 22 directly below the column 20. However, in this case, the strength of the handle portion 5 is reduced because the number of hollow portions of the support portion 20 increases. Therefore, it is preferable to adopt one of them in consideration of the strength of the handle portion 5.
[0047]
The notch 25 is notched so that the handle portion 5 can be rotated without hitting the convex portion 10 when the handle portion 5 is pulled down to the maximum and rotated forward. The depths of the grooves 23, the grooves 24, and the notches 25 are required to be at least equal to the thicknesses of the protrusions 9 and the protrusions 10.
[0048]
The handle uneven portion 26 is formed in a saw-tooth shape on the surface of each pillar portion 20 on the projector main body 1 side, and fits with the stopper uneven portion 15 of the stopper 14. The handle cutout portion 27 is formed in a concave shape at a portion of the stopper 14 facing the stopper uneven portion 15 with the handle portion 5 pulled out to the maximum. The handle notch 27 is cut in a shape that is deeper than the serrated shape of the stopper uneven portion 15 and larger than the vertical width and the horizontal width of the stopper uneven portion 15 so that the stopper 14 does not function. It is preferred that it is missing. The saw-toothed shape of the handle uneven portion 26 is such that the handle portion 5 is stored in the storage portion 4 and the leg height is lowest (FIG. 1). Is formed up to a position immediately below.
[0049]
When the handle portion 5 is rotated, the support portion corner 37 allows the handle portion 5 to rotate to a position where the handle portion 5 comes into contact with the front panel 2. In addition, the pillar corner 37 may have a shape that does not contact the front panel 2. In this case, the handle portion 5 functions as a handle that can rotate to a position where the front outer surface of the handle portion 5 contacts the convex portion 9.
[0050]
The grip portion 21 has a greater thickness in the front-rear direction than the support portion 20, but is easy to grip when carrying the projector, and when adjusting the leg height, the projector main body 1 can be installed stably. Such a shape and material may be used.
[0051]
FIG. 8 is an external perspective view of the stopper release button 62 shown in FIG. 1, and FIG. 9 is a perspective view of the stopper release button 62 shown in FIG.
[0052]
The stopper release button 62 is substantially L-shaped, and includes a button pressing portion 28 that is a portion pressed by a person, a button tip portion 29 that comes into contact with the stopper 14, and a button release portion that also has a function of reducing wobbling of the button. A stop portion 31 is formed. The button pressing portion 28 is formed so as to protrude forward from the stopper release button hole 13. The button tip portion 29 is formed so that the surface that comes into contact with the lower front surface of the stopper 14 is narrowed, so that the stopper release button 62 is prevented from inadvertently fluctuating back and forth.
[0053]
The button slope 30 is formed so as to be substantially parallel to the lower slope of the stopper holding portion 16 of the stopper 14. The button side surface 32 and the button side surface 33 are each formed planarly. Since the button side surface 33 is formed along the back side surface of the storage section 4, it is possible to reduce the wobble of the stopper release button 6 in the left-right direction.
[0054]
FIG. 10 is an external perspective view of the stopper release button 61 shown in FIG. The stopper release button 61 has a symmetrical shape with respect to the stopper release button 62 shown in FIG. 8, and its function and effect are the same as those of the stopper release button 62, and therefore description thereof is omitted.
[0055]
Next, the mounting structure of each part shown in FIGS. 4 to 10 will be described.
[0056]
FIG. 11 is an exploded perspective view showing the vicinity of the rear portion of the storage portion 4 for storing the support portion 20 of the handle portion 5, and a part thereof is seen through the see-through portion 34. In the same drawing, the storage section on the right side shows a state where the respective sections are already connected.
[0057]
In FIG. 11, the support portion 20 of the handle portion 5 is inserted into the storage portion 4 of the front panel 2 by sliding from below the front panel 2. More specifically, the protrusions 10 of the front panel 2 serving as guides are passed through the grooves 23 provided on the left and right of the support 20, and the protrusions 9 serving as guides are passed through the grooves 23. The support portion 20 is slid upward to reach a position where the through shaft hole 22 and the bearing hole 8 penetrate the support portion 20 in the left-right direction.
[0058]
Next, the shaft 35 is passed from the bearing hole 8 to the through shaft hole 22. The shaft 35 may have any cross-sectional shape other than the circular shape, as long as the handle portion 5 can rotate smoothly.
[0059]
Specifically, from the back side of the front panel 2, the shaft 35 is passed through the bearing hole 8, and further penetrated through the through shaft hole 22 of the handle part 5, and passed through the bearing hole 8 on the opposite side, so that the inside of the projector body 1 is When viewed from the rear, the shaft 35 protrudes from the left and right bearing holes 8 by substantially equal distances, and this state is maintained. At this time, the protrusion 9 and the protrusion 10 provided on the front panel 2 also guide the handle portion 5 along the shaft 35 together with the shaft 35.
[0060]
The button pressing portion 28 of the stopper release button 62 is inserted into the button hole 13 from the rear side of the front panel 2.
[0061]
A spring 36 is mounted on the spring mounting projection 19 of the stopper 14.
[0062]
The stopper uneven portion 15 of the stopper 14 penetrates through the stopper hole 7 and engages with the handle uneven portion 26 of the handle portion 5. The stopper pinching portion 16 is bent outward to pinch the shaft 35, and is fitted to the shaft dropout prevention portion 18 at the front end of the stopper bearing hole 17. The button slope 30 of the stopper release button 62 extends along the lower slope of the stopper pinching portion 16, and the button tip 29 is located at a position where the lower front surface of the stopper 14 can be pressed. Are connected to each other similarly to the right side of FIG.
[0063]
When the button pressing portion 28 is pressed in the state configured as described above, the button tip portion 29 presses the lower front surface of the stopper 14. Since the stopper 14 is pushed rearward with the shaft removal preventing portion 18 as a fulcrum, the stopper concave / convex portion 15 also rotates rearward, the fitting between the handle concave / convex portion 26 and the stopper concave / convex portion 15 is released, and the handle portion 5 is disengaged. The storage section 4 can be slid vertically.
[0064]
When the pressing of the button pressing part 28 is stopped, the resilient force of the spring mounted on the spring mounting convex part 19 above the front surface of the stopper 14 causes the stopper concave and convex part 15 to turn the handle concave and convex part And the handle portion 5 is fixed.
[0065]
FIG. 12 is a perspective view showing the leg height adjusting mechanism after assembly as viewed from a different angle from that of FIG.
[0066]
In FIG. 12, by the action of a spring 36 disposed between the inside of the front panel 2 and the upper front surface of the stopper 14, a force in the clockwise direction in FIG. The concave / convex portion 15 is pushed forward from the stopper hole 7 of the front panel 2, and the stopper concave / convex portion 15 is fitted with the handle concave / convex portion 26 to fix the handle portion 5. When the button pressing portion 28 is pressed inward of the projector main body 1, the button tip portion 29 pushes the lower front surface of the stopper 14 rearward, and the stopper 14 rotates counterclockwise in FIG. By rotating, the stopper uneven portion 15 is moved rearward.
[0067]
The button tip 29 of the stopper release button 62 abuts at one corner of the lower front surface of the stopper 14.
[0068]
FIG. 13 is a front perspective view of the state in which the handle height 5 is pulled out to the maximum assembling the leg height adjusting mechanism of the present invention from the front of the projector body 1 and a cross-sectional view taken along line EE. It is.
[0069]
Next, the operation of the leg height adjusting mechanism of the present invention will be described.
[0070]
FIG. 14 is a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 13 showing a state in which the handle portion 5 is housed in the projector main body 1. In the drawing, the stopper release button 6 is omitted.
[0071]
In FIG. 14, the handle 35 moves in the front-rear direction because the shaft 35 and the protrusions 9 and 10 of the storage unit 4 (the protrusion 10 is not shown) are inscribed in the through shaft hole 22 and the groove 24, respectively. Or rotation becomes impossible. In addition, the spring 36 generates a force that pushes the upper part of the stopper 14 from the front to the rear. Therefore, the shaft 35 serves as a fulcrum, and below the stopper 14, an action from the rear to the front works. As a result, the saw-shaped stopper uneven portion 15 of the stopper 14 and the handle uneven portion 26 of the handle portion 5 are fitted, and the vertical movement of the handle portion 5 is restricted.
[0072]
The interval at which one of the saw teeth of the stopper uneven portion 15 and the handle uneven portion 26 is cut and the depth at which the saw tooth is cut, the area where the stopper uneven portion 15 and the handle uneven portion 26 are fitted, and the repulsive force of the stopper 14 of the spring 36 are: When the projector body 1 is lifted, it is preferable to appropriately set the force for pushing the handle portion 5 upward from left to right in accordance with the weight of the handle portion 5 so that the handle portion 5 does not move downward.
[0073]
FIG. 15 is a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 13 showing a state in which the handle portion 5 is pulled out halfway under the projector main body 1.
[0074]
In order to change from the state of FIG. 14 to the state of FIG. 15, first, as described with reference to FIG. The part 15 and the handle uneven part 26 are separated from each other, and the handle part 5 is moved downward. Actually, by lifting the front of the projector body 1 upward while pressing the stopper release button 62, the handle portion 5 descends in accordance with gravity. Then, as shown in FIG. 15, the handle portion 5 is moved so as to have a predetermined leg height, and the pressing of the stopper release button 62 is released, so that the stopper uneven portion 15 and the handle uneven portion 26 are separated from each other. The fitting is performed again, and the handle portion 5 is fixed at a predetermined leg height.
[0075]
FIG. 16 is a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 13 showing a state in which the handle portion 5 is pulled out to the maximum below the projector main body 1.
[0076]
In order to change from the state shown in FIG. 15 to the state shown in FIG. 16, by pressing the stopper release button 62, the fitted stopper concave / convex portion 15 and the handle concave / convex portion 26 are separated from each other, and the handle portion 5 is Pull out as far as possible. At this time, the through shaft hole 22 and the groove 23 slide downward from the projection 9. Then, the sliding of the handle portion 5 is restricted at the upper end of the shaft 35 of the through shaft hole 22. In this position, even if the pressing of the stopper release button 6 is released, there is no handle concave / convex portion 26 of the handle portion 5 into which the stopper concave / convex portion 15 of the stopper 14 is fitted. It comes out to the notch 27. Therefore, in this state, the stopper 14 does not function.
[0077]
Note that the handle notch 27 is formed to prevent the projector from being installed and used on a desk or the like in a state where the handle 5 is pulled out to the maximum below the projector main body 1. When the uneven portion similar to the handle uneven portion 26 is formed up to the handle notch 27, when the handle portion 5 is pulled out maximally downward, the uneven portions are fitted to each other. Since the notch 25 is located behind the position 10, if the projector is installed on a desk or the like as it is, the handle portion 5 may rotate around the shaft 35 as shown in FIG. In this case, the projector may drop vigorously and hit a desk or the like, and may be damaged regardless of the inside and outside of the projector main body 1. Therefore, in the present invention, by providing the handle notch 27, even if the handle 5 is pulled out to the maximum, the concave and convex portions cannot be fitted to each other. As a result, if the projector is installed with the handle portion 5 pulled out to the maximum, the stopper uneven portion 15 does not fit with any portion of the support column portion 20, so that the stopper uneven portion 15 has the handle uneven portion in front of the projector body 1. It will automatically descend and stop until it is fitted to the part 26 to some extent.
[0078]
FIG. 17 is a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 13 showing a state in which the handle portion 5 is rotated forward of the projector main body 1 when carrying the projector.
[0079]
When the projector body 1 is supported in the state of FIG. 16 and the handle portion 5 is rotated clockwise approximately 90 degrees about the axis 35, the state of FIG. 17 is obtained. In order to rotate the handle portion 5, the convex portion 10 of the storage portion 4 becomes an obstacle. However, when the handle portion 5 is pulled out maximally below the projector main body 1, the handle portion 5 is formed on the side surface of the support portion 20. The notch 25 is located behind the projection 10. Therefore, when the handle 5 is rotated clockwise, the protrusion 10 is pulled out of the shaft hole 22 by the notch 25. Therefore, as shown in FIG. 17, when the projector is carried, the handle portion 5 functions as a handle that can rotate with respect to the shaft 35 from the state of FIG. I do.
[0080]
In the case where the projector is installed again from the state of FIG. 17 and the leg height is adjusted using the handle portion 5 or when the handle portion 5 is stored in the storage portion 4, the above-described FIG. 17 may be operated in reverse to operate the leg height adjusting mechanism.
[0081]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0082]
FIG. 18 is a front view showing the shape of the grounding surface of the handle portion 5. In the figure, the grounding portions 38 are provided at both left and right ends of the bottom surface of the grip portion 21 of the handle portion 5. With this configuration, the ground point of the handle portion 5 can be clarified. Furthermore, since the handle portion 5 can be supported at two points, the portion of the grip portion 21 between the left and right grounding portions 38 should be shaped so that the user can easily grip it as long as it does not touch the desk or the like. Can be. The configuration other than the grounding section 38 is the same as that of the first embodiment, and thus the description thereof is omitted.
[0083]
FIG. 19 is a front view showing the shape of the grounding surface of the handle portion 5 according to the third embodiment of the present invention. In the figure, the grounding portion 39 is provided at the center of the bottom surface of the grip portion 21 of the handle portion 5. With this configuration, the ground point of the handle portion 5 becomes clear, so that the projector main body 1 can be easily installed when it is installed on a desk or the like. Also in the present embodiment, the configuration other than the grounding section 38 is the same as that of the first embodiment, and the description thereof will be omitted.
[0084]
In the above-described embodiment, the convex portions 9 and 10 of the storage portion 4 are rectangular parallelepiped shapes having a longitudinal direction that is long, but any shape that can guide the vertical movement of the handle portion 5 may be used. Specifically, as long as the protrusions 9 and 10 are engaged with the shaft hole 22 when the handle portion 5 is stored, the protrusions 9 and 10 have a rectangular parallelepiped shape, a rectangular parallelepiped shape having a longitudinal length in the front-rear direction, or a spherical shape. May be used.
[0085]
Similarly, the spring mounting projection 19 of the stopper 14 is not limited to a columnar shape, and may have any shape as long as the spring 36 does not fall off the projection 19.
[0086]
In the above-described embodiment, the projections 19 for attaching the spring of the stopper 14 and the springs 36 are used for fitting and releasing the concave and convex portions. However, the inside of the front panel 2 and the upper front surface of the stopper 14 are used. A leaf spring or the like may be arranged between the two.
[0087]
Further, when the projector is installed on a desk or the like, the stopper uneven portion 15 of the stopper 14 and the handle uneven portion 26 of the handle portion 5 can adjust the leg height and fix the projector body 1 at a predetermined leg height. Any shape and material other than the sawtooth shape may be used as long as they are engaged so as to generate resistance. In addition, the shape of the handle notch 27 may be appropriately changed according to changes in the shape and material of the stopper uneven portion 15 and the handle uneven portion 26.
[0088]
Further, the stopper bearing hole 17 of the stopper 14 is tapered for ease of molding. However, since the stopper bearing hole 17 has nothing to do with the essential part of the present invention, the end of the shaft 35 is connected to the shaft removal preventing portion. A shape that can be accommodated in the storage unit 18 may be used. The shape of the bearing hole 8 is not limited for the same reason.
[0089]
In the above-described embodiment of the present invention, the front panel is formed separately from the main body, but the front panel may be formed integrally with the main body instead of being an independent member.
[0090]
【The invention's effect】
As described above, the leg height adjusting mechanism of the present invention performs the leg height adjustment using the column portion of the collapsible handle portion that can be stored in the housing, and thereby the internal structure of the housing of the video display device. And a video display device using the leg height adjustment mechanism with a reduced number of parts.
[0091]
Further, the leg height is adjusted using the column portion of the retractable handle portion, and the column portion of the retractable handle portion is stored in the housing of the video display device according to the leg height, so that the leg portion is adjusted. The protrusion of the height adjustment mechanism from the housing of the video display device can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a handle portion of a leg height adjusting mechanism of the present invention is housed.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a handle portion of the leg height adjusting mechanism of the present invention is pulled out.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which a handle portion of the leg height adjusting mechanism of the present invention is tilted.
FIG. 4 is a perspective view of a front panel shown in FIG. 1;
5 is a perspective view of the front panel shown in FIG. 4 as viewed from the rear.
FIG. 6 is a perspective view showing a stopper of the leg height adjusting mechanism of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing a handle portion of the leg height adjusting mechanism of the present invention.
FIG. 8 is a perspective view showing a stopper release button of the leg height adjusting mechanism of the present invention.
9 is a perspective view of the stopper release button of FIG. 8 as viewed from the rear.
FIG. 10 is a perspective view showing a stopper release button of the present invention.
FIG. 11 is a perspective view of a leg height adjusting mechanism of the present invention.
FIG. 12 is a perspective view of the vicinity of a support of the retractable handle shown in FIG. 11, viewed from another angle.
FIG. 13 is a front perspective view and a cross-sectional view taken along line E-E showing a state in which the retractable handle portion of the leg height adjusting mechanism of the present invention is drawn out to the maximum extent.
FIG. 14 is a cross-sectional view of the leg height adjusting mechanism of the present invention in a state where a retractable handle portion is stored.
FIG. 15 is a cross-sectional view of the leg height adjusting mechanism of the present invention in a state where the retractable handle portion is being pulled out.
FIG. 16 is a cross-sectional view of the leg height adjusting mechanism of the present invention in a state where the retractable handle portion is pulled out to the maximum.
FIG. 17 is a cross-sectional view of a state in which the retractable handle of the leg height adjusting mechanism of the present invention is rotated in the projection direction of the projector.
FIG. 18 is a front view showing a second embodiment of the retractable handle portion of the leg height adjusting mechanism according to the present invention.
FIG. 19 is a front view showing a third embodiment of the retractable handle portion of the leg height adjusting mechanism according to the present invention.
FIG. 20 is a perspective view showing a leg height adjusting mechanism according to the related art.
21 is a diagram illustrating an operation of the projector of FIG. 20 when the adjustment amount of the projection angle is large.
22 is a diagram illustrating an operation of the projector of FIG. 20 when the adjustment amount of the projection angle is large.
FIG. 23 is a diagram illustrating an operation when the projector in FIG. 20 is carried.
[Explanation of symbols]
1 Projector body
2 Front panel
3 Projection lens section
4 storage
5 Handle
6 Stopper release button
7 Stopper hole
8 Bearing hole
9 convex part
10 convex part
11 Convex forming hole
12 Convex molding hole
13 Hole for stopper release button
14 Stopper
15 Uneven part of stopper
16 Stopper clamping section
17 Stopper bearing
18 Shaft dropout prevention part
19 convex
20 props
21 gripper
22 Through shaft hole
23 grooves
24 grooves
25 Notch
26 Handle unevenness
27 Handle notch
28 Button pusher
29 Button tip
30 button slope
31 Button retaining part
32 button side
33 button side
34 Transparency
35 axes
36 spring
37 post corner
142 legs
143 legs
144 legs
145 legs
146 Projector body
147 lens
148 Front edge
149 Rotating support leg
150 Leg of rotating support leg
151 trailing edge
152 Rotating support leg

Claims

A leg height adjusting mechanism for a housing including a handle portion to be gripped when carrying the housing, wherein the handle portion is a retractable type that can be stored in the housing, and includes a support portion of the handle portion. A leg height adjusting mechanism, wherein the leg height is adjusted using the leg height adjusting mechanism.

A storage portion for slidably storing the handle portion in the housing, a guide means for slidably guiding the handle portion within a predetermined range in the storage portion, and the handle portion. 2. The leg height adjusting mechanism according to claim 1, further comprising: a shaft that rotates the handle in a state where the handle is pulled out to a maximum in the predetermined range. 3.

A fixing means for fixing the handle portion to the housing at a predetermined height within the predetermined range and releasing the fixing is provided, wherein the fixing means includes a first portion formed on the handle portion. 3. The leg according to claim 2, further comprising: a concave / convex portion, and a second concave / convex portion formed to be rotatable with respect to the handle portion and fitted to the first concave / convex portion. 4. Height adjustment mechanism.

The handle portion includes a grip portion and a column portion extending substantially vertically from the grip portion, the column portion is stored in the storage portion, and the first uneven portion is formed in the column portion. The leg height adjusting mechanism according to claim 3, wherein

The leg height adjusting mechanism according to claim 4, wherein the support portion has a through hole through which the shaft passes, and the shaft also serves as the guide means.

The leg height adjusting mechanism according to claim 5, wherein a groove that passes through the guide means is formed at an end of the through hole of the support portion.

The leg height according to claim 4, further comprising a notch formed in the support portion, wherein the notch allows the guide to pass when the handle rotates. Adjustment mechanism.

The said fixing means does not fix the said handle part, when the said handle part is pulled out maximally within the said predetermined range, The Claims any one of Claims 3 thru | or 7 characterized by the above-mentioned. Leg height adjustment mechanism.

The leg height adjusting mechanism according to any one of claims 2 to 8, wherein the handle portion projects from a bottom surface of the housing when housed in the housing portion.

The leg height according to claim 2, wherein the handle portion rotates about the axis with respect to the housing when the handle portion is slid to a predetermined position in the predetermined range. Adjustment mechanism.

An image display device comprising the leg height adjusting mechanism according to claim 1.