JP2004298288A

JP2004298288A - Sanitary pad and individually packed sanitary napkin

Info

Publication number: JP2004298288A
Application number: JP2003092919A
Authority: JP
Inventors: Masaki Matsuoka; 正樹松岡; Toshitake Okuyama; 壽毅奥山; Yasuo Ido; 康夫井戸; Iwao Goto; 巌後藤
Original assignee: Daio Paper Corp
Current assignee: Daio Paper Corp
Priority date: 2003-03-28
Filing date: 2003-03-28
Publication date: 2004-10-28
Anticipated expiration: 2023-03-28
Also published as: JP3935449B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To improve the wearing feeling of a sanitary pad while sufficiently maintaining a body fluid absorption amount therein. <P>SOLUTION: In the sanitary pad 1 having a liquid permeable top sheet 2, a liquid impermeable back sheet 3, and an absorbent 4 provided therebetween, a nonwoven fabric sheet containing a highly absorptive polymer is used for the absorbent, and total weight is set to 2.0 g/sheet or less. Also, an absorption amount defined as a increased amount after immersing it in a physiological salt solution for five minutes, then pulling it up from the physiological salt solution, allowing it stand for five minutes and draining it is set to 20 g/sheet or more. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装着感の向上を図った生理用ナプキンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
生理用ナプキンの装着感を左右する要素としては、例えば身体の動きに追従する全体的柔軟性、身体と接触する部分の柔軟性及び平滑性、身体と接触する部分のフィット性がある。
【０００３】
従来の生理用ナプキンの開発においては、これらの観点から装着感の良いものを創出する努力がなされてきた（例えば特許文献１参照）。
【特許文献１】
特開２００２‐２３８９４８号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、様々な製品開発がなされてきたが、生理用ナプキンの装着感は依然として不十分であり、新規な視点からの改善が望まれている。
【０００５】
そこで、本発明の主たる課題は、装着感に優れる生理用ナプキンを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、装着感に対する従来の考え方から脱するべく、生理用ナプキン以外の体液吸収性物品までを対象とし、先入観を捨てて可能な限り純粋に装着感に関する官能評価を行った。その結果、股下部における違和感という点に限ってみると、紙おむつやパンティライナー（おりものシート）の装着感が生理用ナプキンよりも良く感じられる場合があることを知見した。パンティライナーに関する結果はある程度予測していたが、紙おむつの結果は全く予想外であった。
【０００７】
パンティライナーは生理用ナプキンと比べるとサイズ・重さ・柔軟性等の点で著しく異なるため、これだけでは何が装着感に効いているか不明であったが、紙おむつまでも検討対象に加えたことで、次のような知見を得た。すなわち、従来の生理用ナプキンは、それを支持する下着等と比べて重量が依然として重く、下着が下方に引き下げられること及び下着等との一体感が乏しいことによる違和感が、装着感に対して重大な影響を及ぼしていたのである。
【０００８】
従来から漠然とした軽量化の指向は存在していたが、近時の技術進展により生理用ナプキンの重量は極限まで軽量化されており、それ以上の軽量化が生理用ナプキンの装着感の更なる改善をもたらすことまでは全く想定されていなかった。
また生理用ナプキンの分野では、装着感に対しては薄さの影響が大きいという通念もあった。そのため、上記のような結論は全く予期せぬことであった。
【０００９】
本発明に係る生理用ナプキンは、かかる知見に基づいてなされたものであって、透液性トップシート、不透液性バックシートおよびこれらの間に設けられた吸収体とを有する生理用ナプキンにおいて、
総重量が２．０ｇ／枚以下とされ、且つ
生理食塩水中に５分間浸漬し、次いで生理食塩水中から引き上げて５分間静置して水切りした後の重量増加量として定まる吸収量が２０ｇ／枚以上とされている、ことを特徴とするものである。なお、本明細書中の数値は、全て未使用状態におけるものであることをここに付言する。
【００１０】
生理用ナプキンは、もとより経血を吸収し保持することを基本とするものであるから、製品開発において吸収性能、とりわけ吸収量を顕著に損ねるようなことは通常想定しない。そのため、軽量化により吸収量を損ねることのないように、十分な余裕を持たせるのが従来の考え方であり、本発明範囲の総重量と吸収量の両者を兼ね備えたものは従来存在していない。
【００１１】
これに対して本発明は、上記従来の考え方から脱して、総重量の低下による装着感の改善及びそれに伴う吸収量低下の回避の双方を満足する範囲を見出したものであり、吸収性能の低下なく著しい装着感の改善効果が得られるものである。
【００１２】
本発明の生理用ナプキンは具体的には下記（イ）〜（ニ）次のような構成を採ることにより達成できる。
【００１３】
（イ）不透液性バックシートと、これよりも幅の狭い透液性トップシートと、これらバックシート及びトップシート間に設けられた吸収体と、トップシートの両脇部上面およびバックシートの両脇部上面に跨り、かつトップシートおよびバックシートにそれぞれ固定された防漏材と、前記トップシート及び吸収体間、前記吸収体およびバックシート間、トップシートおよび防漏材間、ならびに防漏材およびバックシート間をそれぞれ接着するための接着剤と、バックシートの外面に設けられたズレ止め粘着剤とを有し、かつ弾性伸縮部材を有しない構成。
【００１４】
（ロ）厚さが１ｍｍ以下、長さが１８〜２０ｃｍ、および幅が６〜１０ｃｍの構成。
【００１５】
（ハ）前記表面シートは０．４０ｇ以下、前記バックシートは０．２５ｇ以下、前記吸収体は１．０ｇ以下、前記防漏材は０．１５ｇ以下、前記接着剤は０．１５ｇ以下、および前記粘着剤は０．１３ｇ以下の重量範囲から選択され、総重量が２．０ｇ／枚以下の構成。
【００１６】
（ニ）生理食塩水中に５分間浸漬し、次いで生理食塩水中から引き上げて５分間静置して水切りした後の重量増加量として定まる吸収量が２０ｇ／枚以上とされている構成。
【００１７】
この場合における吸収体としては、不織布およびこれに固着された高吸収性ポリマーからなり、不織布の坪量が１６〜１９ｇ／ｍ^２とされ且つ高吸収性ポリマーの含有量が０．７〜０．８ｇとされている高吸収性ポリマーシートが好適である。かかる高吸収性ポリマーシートは、繊維使用量および高吸収性ポリマー（以下、ＳＡＰともいう）の使用量が必要最小限とされているため、軽量である。しかも、それだけではなく、そのような必要最小限の使用量であってもＳＡＰの偏りが生じないため、使用量に応じた吸収性能が確実に発揮されるため、吸収量が損なわれることもない。つまり、軽量な割には十分な吸収量を有するものとなる。またそのため薄型化が容易である利点もある。
【００１８】
他方、かかる軽量薄型の生理用ナプキンを用いると、これを三つ折りし包装シートにより包んだ個別包装状態の厚さを２ｍｍ以下とすることができ、軽量・コンパクトで非常に携帯し易いものとなる。ちなみに、従来の生理用ナプキンを用いると、個別包装に際していくらナプキンを圧縮しても厚さ３ｍｍが限界である。またこの厚さの差は、一見すると大したことないように見えるかもしれないが、商品としての包装や携帯に際しては複数個重ねるのが常であり、このような厚さの差の影響は非常に大きい。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳説する。
図１〜図３は、不透液性バックシート３と、これよりも幅の狭い透液性トップシート２と、これらバックシート３及びトップシート２間に設けられた吸収体４とを備えた本発明に係る生理用ナプキン例１を示している。
【００２０】
トップシート２としては、液透過性の不織布を用いても良いが、軽量化の観点からメッシュシートが好適に使用される。また、バックシートして３としてはポリエチレンフィルムが好適である。
【００２１】
さらに本発明の吸収体としては、フラッフパルプやエアレイド不織布、またはこれらにＳＡＰ粒子を非固定状態で分散させた一般的なものを用いても良いが、軽さの割には吸収量の多い、不織布およびこれに固着された高吸収性ポリマーからなるＳＡＰシートが好適である。かかるＳＡＰシートとしては、例えば特公平７−７４２７７号公報や特公平７−６４８９６号公報に開示されたものを用いることができる。これらは、不織布等の繊維集合体にＳＡＰモノマーを噴霧等により付与し、しかる後、この繊維表面に付与されたモノマーを重合させて複合構造の吸収体を得るものである。本発明では、不織布の坪量が１６〜１９ｇ／ｍ^２であり、かつＳＡＰ含有量が０．７〜０．８ｇであるＳＡＰシートが好適に用いられる。この範囲外では、軽量にしても十分な吸収量を確保できしかも薄型化が容易であるといった、ＳＡＰシートを用いることの利点が損なわれる。
【００２２】
また、本ナプキン例１では、トップシート２の両脇部上面およびバックシート３の両脇部上面間に跨り、それらに対してそれぞれ固定された防漏材５を有する。かかる防漏材は、トップシート２を通じて移動する体液が生理用ナプキン両脇から漏れ出るのを防止するためのものであり、肌に接触する個所であるため撥水性不織布が好ましい。また本実施形態の生理用ナプキンは、軽量化のため、弾性伸縮部材は有しないものとされている。
【００２３】
そして、トップシート２及び吸収体４間、並びに吸収体４及びバックシート３間についてはスパイラル状に塗布されたホットメルト接着剤Ｂ１を介して、また、トップシート２及び防漏材５間、ならびに防漏材５及びバックシート３間については物品前後方向に沿って直線状に塗布されたホットメルト接着剤Ｂ２を介して接着されている。さらに、バックシート３の外面には下着に対して物品を着脱自在に固定するためのズレ止め粘着剤ＡＤが塗布されている。これら接着剤及び粘着剤としては公知のものを用いることができる。
【００２４】
かかる構成を有する生理用ナプキン１においては、表面シート２は０．４０ｇ以下、バックシート３は０．２５ｇ以下、吸収体４は１．０ｇ以下、防漏材５は０．１５ｇ以下、ホットメルト接着剤Ｂ１，Ｂ２は合計０．１５ｇ以下、および粘着剤ＡＤは０．１３ｇ以下の重量範囲内で設計・選択すると、生理用ナプキンとしての機能を損ねることなく、比較的容易に本発明の総重量範囲である２．０ｇ／枚以下を達成できる。
【００２５】
他方、かかる重量配分や総重量を達成しても、吸収量が不足するようでは全く意味がない。よって、本発明の生理用ナプキン１では、生理食塩水中に５分間浸漬し、次いで生理食塩水中から引き上げて５分間静置して水切りした後の重量増加量として定まる吸収量が２０ｇ／枚以上とされる。かかる吸収量は、吸収体４の設計・選択により定めることができる。特に、軽量性、薄さおよび吸収量を満足するものが得られる観点から所定のＳＡＰシートが好適である点については前述したとおりである。
【００２６】
また、生理用ナプキン１の重量や吸収量の設計に際しては、そのサイズが一つの障壁となるが、かといって生理用ナプキン１として使用できないものとなっては意味がない。また、重量による装着感の向上効果を更に顕著なものとする上で、特に製品厚さは非常に重要である。よって、本発明の生理用ナプキン１は、厚さＴｎが１ｍｍ以下、長さＬが１８〜２０ｃｍ、および幅Ｗが６〜１０ｃｍの範囲内にあることが望まれる。
【００２７】
さらに、予め吸収体にトップシートおよびバックシートの少なくとも一方を貼り付けてなる複合吸収体は、単体の吸収体や単体のシートと比べて強度が高くなる。よって、かかる複合吸収体をナプキン製造段階で供給するようにすると、吸収体およびそれに貼付されたシートの必要強度が少なくて済むため、これら吸収体やシートを更に軽量・薄型のものにすることができる。よって、本発明ではかかる複合吸収体を用いるのも好ましく、この場合より一層の軽量化および薄型化を図ることができる。
【００２８】
他方、かかる軽量薄型の生理用ナプキン１においては、図５に示すようにナプキン１を三つ折りし、ポリエチレンフィルム等からなる包装シート１０により包み個別包装とした状態で、その厚さを２ｍｍ以下とすることができる。このために、個別包装に際し、ナプキンを三つ折りとした後から包装シートにより包むまでの間に２ｍｍ未満まで圧縮することができる。かくして、軽量・コンパクトで非常に携帯し易い個別包装体Ｐとなる。
【００２９】
【実施例】
（実験１）図４に、フラッフパルプのみからなる吸収体シート、エアレイド不織布のみからなる吸収体シート、ならびに不織布の坪量が１６〜１９ｇ／ｍ^２であり、かつＳＡＰ含有量が０．７〜０．８ｇであるＳＡＰシートの、シート１ｇ当りの吸収量測定結果を示した。このことから、不織布の坪量が１６〜１９ｇ／ｍ^２であり、かつＳＡＰ含有量が０．７〜０．８ｇであるＳＡＰシートが最も軽量、薄型で吸収量の多い吸収体を製造できることが判明した。
【００３０】
（実験２）図１〜図３に示す構造を有する生理用ナプキンを、重量を変化させて各種製造した。実施例３は予め薄く軽量なトップシートを吸収体に貼付してなる複合吸収体を用いて製造したものであり、実施例４は予め薄く軽量なバックシートを吸収体に貼付してなる複合吸収体を用いて製造したものである。重量以外、例えば各種資材の種類は共通とした。そして製造した生理用ナプキンを実際に被験者５０人に使用してもらい、最も装着感に優れるものを選択してもらった。
実験に用いた各種ナプキンの構成および官能評価結果を表１に示す。
【００３１】
【表１】

【００３２】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば著しく装着感が向上する等の利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る生理用ナプキンの展開状態を示す平面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ縦断面図である。
【図３】本発明に係る生理用ナプキンの要部破断斜視図である。
【図４】吸収体の種類別に、シート１ｇ当りの吸収量を表したグラフである。
【図５】本発明に係る生理用ナプキンの個別包装体を示す斜視図である。
【符号の説明】
１…生理用ナプキン、２…トップシート、３…バックシート、４…吸収体、５…防漏材、１０…包装シート。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sanitary napkin with an improved wearing feeling.
[0002]
[Prior art]
Factors that affect the feeling of wearing the sanitary napkin include, for example, overall flexibility of following the movement of the body, flexibility and smoothness of the part in contact with the body, and fit of the part in contact with the body.
[0003]
In the development of conventional sanitary napkins, efforts have been made to create a good wearing feeling from these viewpoints (for example, see Patent Document 1).
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-238948
[Problems to be solved by the invention]
However, although various products have been developed in the past, the feeling of wearing a sanitary napkin is still insufficient, and improvement from a new viewpoint is desired.
[0005]
Therefore, a main object of the present invention is to provide a sanitary napkin having an excellent wearing feeling.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors conducted a sensory evaluation on the wearing feeling as purely as possible by discarding the prejudice, aiming at body fluid absorbent articles other than sanitary napkins, in order to escape from the conventional concept of the wearing feeling. As a result, it was found that the feeling of discomfort in the crotch could be felt better than that of the sanitary napkin when wearing the disposable diaper or the panty liner (or veneer sheet). Although the results for the panty liner were somewhat predictable, the results for the disposable diaper were completely unexpected.
[0007]
Since panty liners are significantly different in size, weight, flexibility, etc. compared to sanitary napkins, it was not clear what was effective for the wearing feeling with this alone, but even adding disposable diapers to the study target The following findings were obtained. That is, the conventional sanitary napkin is still heavy compared to the underwear or the like that supports the sanitary napkin, and the discomfort due to the lowering of the underwear and the poor sense of unity with the underwear or the like are significant to the feeling of wearing. Had a significant effect.
[0008]
Although there has been a vague tendency to reduce the weight of sanitary napkins, the weight of sanitary napkins has been reduced to the utmost due to recent technological advances, and further reduction in weight has made the sanitary napkins more comfortable to wear. It was not supposed to bring any improvement.
Also, in the field of sanitary napkins, there has been a common belief that the effect of thinness is great on the feeling of wearing. Therefore, the above conclusion was completely unexpected.
[0009]
The sanitary napkin according to the present invention has been made based on such findings, and is a sanitary napkin having a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber provided therebetween. ,
The total weight is 2.0 g / sheet or less, and the amount of absorption determined as the weight increase after immersing in physiological saline for 5 minutes, then withdrawing from the saline and standing for 5 minutes and draining is 20 g / sheet. It is characterized by the above. It should be noted here that all numerical values in this specification are in an unused state.
[0010]
Since the sanitary napkin is basically based on absorbing and retaining menstrual blood, it is not usually assumed that the absorption performance, especially the absorption amount, is significantly impaired in product development. Therefore, it is a conventional idea to provide a sufficient margin so as not to impair the absorption amount by reducing the weight, and there is no conventional device having both the total weight and the absorption amount within the scope of the present invention. .
[0011]
On the other hand, the present invention has deviated from the conventional concept described above, and has found a range that satisfies both the improvement of the wearing feeling due to the reduction of the total weight and the avoidance of the reduction of the absorption amount accompanying the reduction of the total weight. Thus, a remarkable effect of improving the wearing feeling can be obtained.
[0012]
Specifically, the sanitary napkin of the present invention can be achieved by adopting the following constitutions (a) to (d).
[0013]
(B) a liquid-impermeable backsheet, a liquid-permeable topsheet having a smaller width, an absorber provided between the backsheet and the topsheet, and an upper surface on both sides of the topsheet and the backsheet. A leakproof material straddling the upper surface of both sides and fixed to the topsheet and the backsheet, respectively, between the topsheet and the absorber, between the absorber and the backsheet, between the topsheet and the leakproof material, and leakproof. A configuration including an adhesive for bonding the material and the back sheet, and a slip-preventive adhesive provided on an outer surface of the back sheet, and having no elastic elastic member.
[0014]
(B) A configuration having a thickness of 1 mm or less, a length of 18 to 20 cm, and a width of 6 to 10 cm.
[0015]
(C) The surface sheet is 0.40 g or less, the back sheet is 0.25 g or less, the absorber is 1.0 g or less, the leakproof material is 0.15 g or less, the adhesive is 0.15 g or less, and The pressure-sensitive adhesive is selected from a weight range of 0.13 g or less, and has a total weight of 2.0 g / sheet or less.
[0016]
(D) A configuration in which the absorption amount determined as the weight increase after immersion in physiological saline for 5 minutes, then withdrawing from the physiological saline for 5 minutes and draining is 20 g / sheet or more.
[0017]
The absorbent in this case is composed of a nonwoven fabric and a high-absorbency polymer fixed to the nonwoven fabric, the basis weight of the nonwoven fabric is 16 to 19 g / m ^2, and the content of the high-absorbency polymer is 0.7 to 0.1 g / m ² . A highly absorbent polymer sheet weighing 8 g is preferred. Such a superabsorbent polymer sheet is lightweight because the amount of fibers used and the amount of superabsorbent polymer (hereinafter also referred to as SAP) are minimized. In addition, the SAP is not biased even with such a necessary minimum amount, so that the absorption performance according to the usage amount is reliably exhibited, and the absorption amount is not impaired. . In other words, it has a sufficient absorption amount for its light weight. There is also an advantage that the thickness can be easily reduced.
[0018]
On the other hand, when such a light and thin sanitary napkin is used, the thickness of the individual wrapped state in which the napkin is folded into three and wrapped by the wrapping sheet can be made 2 mm or less, which makes the napkin lightweight, compact and very easy to carry. . Incidentally, when a conventional sanitary napkin is used, the thickness is limited to 3 mm no matter how much the napkin is compressed in individual packaging. At first glance, this difference in thickness may seem negligible, but when packaging or carrying as a product, it is usual to stack multiple items, and the effect of such a difference in thickness is extremely large. Big.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
FIGS. 1 to 3 include a liquid-impermeable backsheet 3, a liquid-permeable topsheet 2 having a smaller width, and an absorber 4 provided between the backsheet 3 and the topsheet 2. 1 shows a sanitary napkin example 1 according to the present invention.
[0020]
As the top sheet 2, a liquid permeable nonwoven fabric may be used, but a mesh sheet is preferably used from the viewpoint of weight reduction. As the back sheet 3, a polyethylene film is preferable.
[0021]
Furthermore, as the absorber of the present invention, fluff pulp or air-laid nonwoven fabric, or a general material in which SAP particles are dispersed in an unfixed state may be used, but the absorption amount is large for its light weight. A nonwoven fabric and a SAP sheet comprising a superabsorbent polymer adhered thereto are preferred. As such an SAP sheet, for example, those disclosed in JP-B-7-74277 and JP-B-7-64896 can be used. In these, an SAP monomer is applied to a fiber assembly such as a non-woven fabric by spraying or the like, and thereafter, the monomer applied to the fiber surface is polymerized to obtain an absorbent having a composite structure. In the present invention, an SAP sheet having a nonwoven fabric basis weight of 16 to 19 g / m ² and an SAP content of 0.7 to 0.8 g is preferably used. Outside of this range, the advantage of using an SAP sheet is impaired, such that a sufficient absorption amount can be ensured even if the weight is reduced and the thickness can be easily reduced.
[0022]
In addition, the napkin example 1 has the leak-proof material 5 which straddles the upper surface of both side portions of the top sheet 2 and the upper surface of both side portions of the back sheet 3 and is fixed thereto. Such a leak-proof material is for preventing the body fluid moving through the top sheet 2 from leaking out from both sides of the sanitary napkin, and is a water-repellent nonwoven fabric because it is in contact with the skin. In addition, the sanitary napkin of the present embodiment does not have an elastic elastic member in order to reduce the weight.
[0023]
Then, between the top sheet 2 and the absorber 4, and between the absorber 4 and the back sheet 3, via the hot melt adhesive B1 applied in a spiral shape, and between the top sheet 2 and the leak preventer 5, and The space between the leak preventer 5 and the back sheet 3 is bonded via a hot melt adhesive B2 applied linearly along the longitudinal direction of the article. Further, on the outer surface of the back sheet 3, a shift preventing adhesive AD for detachably fixing the article to the underwear is applied. Known adhesives and pressure-sensitive adhesives can be used.
[0024]
In the sanitary napkin 1 having such a configuration, the surface sheet 2 is 0.40 g or less, the back sheet 3 is 0.25 g or less, the absorber 4 is 1.0 g or less, the leakproof material 5 is 0.15 g or less, and the hot melt If the total weight of the adhesives B1 and B2 is 0.15 g or less and the pressure of the adhesive AD is 0.13 g or less, the total weight of the present invention can be relatively easily determined without impairing the function as a sanitary napkin. The weight range of 2.0 g / sheet or less can be achieved.
[0025]
On the other hand, achieving such a weight distribution or gross weight has no meaning as if the absorption amount is insufficient. Therefore, in the sanitary napkin 1 of the present invention, the absorption amount determined as the weight increase after immersing in physiological saline for 5 minutes, then withdrawing from the physiological saline and standing for 5 minutes and draining water is 20 g / sheet or more. Is done. Such an absorption amount can be determined by designing and selecting the absorber 4. In particular, the point that a predetermined SAP sheet is suitable from the viewpoint of obtaining a material that satisfies light weight, thinness, and absorption amount is as described above.
[0026]
Further, when designing the weight and absorption amount of the sanitary napkin 1, its size is one barrier, but it is meaningless if it cannot be used as the sanitary napkin 1. In addition, in order to further enhance the effect of improving the feeling of wearing due to weight, the thickness of the product is particularly important. Therefore, it is desired that the sanitary napkin 1 of the present invention has a thickness Tn of 1 mm or less, a length L of 18 to 20 cm, and a width W of 6 to 10 cm.
[0027]
Further, the composite absorbent body in which at least one of the top sheet and the back sheet is pasted on the absorbent body has a higher strength than a single absorbent body or a single sheet. Therefore, when such a composite absorbent is supplied at the napkin manufacturing stage, the required strength of the absorbent and the sheet attached thereto can be reduced, so that these absorbents and sheets can be further reduced in weight and thickness. it can. Therefore, in the present invention, it is preferable to use such a composite absorber, and in this case, it is possible to further reduce the weight and thickness.
[0028]
On the other hand, in such a lightweight and thin sanitary napkin 1, as shown in FIG. 5, the napkin 1 is folded into three parts, wrapped in a wrapping sheet 10 made of polyethylene film or the like, and individually wrapped, and the thickness is set to 2 mm or less. can do. For this reason, at the time of individual packaging, it can be compressed to less than 2 mm after the napkin is folded in three and before it is wrapped by the packaging sheet. Thus, the individual package P which is lightweight, compact and very easy to carry is obtained.
[0029]
【Example】
(Experiment 1) FIG. 4 shows that the absorbent sheet composed only of fluff pulp, the absorbent sheet composed only of an air-laid nonwoven fabric, and the nonwoven fabric have a basis weight of 16 to 19 g / m ² and an SAP content of 0.7 to 19 g / m ^2. The measurement results of the absorption amount per 1 g of the SAP sheet of 0.8 g are shown. From this, it can be said that the SAP sheet in which the basis weight of the nonwoven fabric is 16 to 19 g / m ² and the SAP content is 0.7 to 0.8 g can produce the lightest, thinner, and absorber having a large absorption amount. found.
[0030]
(Experiment 2) Various sanitary napkins having the structures shown in FIGS. 1 to 3 were manufactured by changing the weight. Example 3 was manufactured using a composite absorbent body in which a thin and light top sheet was previously attached to an absorber, and Example 4 was a composite absorbent body in which a thin and lightweight back sheet was previously attached to an absorber. It is manufactured using a body. Other than the weight, for example, the types of various materials were common. Then, the manufactured sanitary napkins were actually used by 50 subjects, and those having the best wearing feeling were selected.
Table 1 shows the configurations and sensory evaluation results of the various napkins used in the experiment.
[0031]
[Table 1]

[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, advantages such as a remarkable improvement in wearing feeling are provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a deployed state of a sanitary napkin according to the present invention.
FIG. 2 is a vertical sectional view taken along line II-II of FIG.
FIG. 3 is a cutaway perspective view of a main part of the sanitary napkin according to the present invention.
FIG. 4 is a graph showing the amount of absorption per 1 g of sheet for each type of absorber.
FIG. 5 is a perspective view showing an individual package of the sanitary napkin according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Sanitary napkin, 2 ... Top sheet, 3 ... Back sheet, 4 ... Absorbent, 5 ... Leak-proof material, 10 ... Packaging sheet.

Claims

In a sanitary napkin having a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet and an absorber provided therebetween,
The total weight is 2.0 g / sheet or less, and the amount of absorption determined as the weight increase after immersion in physiological saline for 5 minutes, then withdrawing from the saline and standing for 5 minutes and draining is 20 g / sheet. A sanitary napkin characterized by the above.

Liquid-impermeable backsheet, liquid-permeable topsheet narrower than this, an absorber provided between the backsheet and the topsheet, upper and lower sides of the topsheet and both sides of the backsheet A leakproof material straddling the upper surface and fixed to the topsheet and the backsheet, respectively, between the topsheet and the absorber, between the absorber and the backsheet, between the topsheet and the leakproof material, and between the leakproof material and the back An sanitary napkin having an adhesive for bonding between sheets and a slip-resistant adhesive provided on the outer surface of the back sheet, and having no elastic elastic member,
The thickness is 1 mm or less, the length is 18 to 20 cm, and the width is 6 to 10 cm,
The surface sheet is 0.40 g or less, the back sheet is 0.25 g or less, the absorber is 1.0 g or less, the leakproof material is 0.15 g or less, the adhesive is 0.15 g or less, and the pressure-sensitive adhesive. Is selected from a weight range of 0.13 g or less, the total weight is 2.0 g / sheet or less, and is immersed in physiological saline for 5 minutes, then pulled out from the physiological saline and allowed to stand for 5 minutes to drain. A sanitary napkin, characterized in that the amount of absorption determined as the weight increase after the treatment is 20 g / sheet or more.

The non-woven fabric is composed of a non-woven fabric and a highly absorbent polymer fixed thereto, the basis weight of the non-woven fabric is 16 to 19 g / m ^2, and the content of the highly absorbent polymer is 0.7 to 0.8 g. 3. The sanitary napkin according to claim 2, wherein said highly absorbent polymer sheet is used.

A sanitary napkin according to claim 2 or 3 and a packaging sheet for individually wrapping the napkin,
The sanitary napkin, wherein the sanitary napkin is wrapped by the packaging sheet in a three-folded state, and has a thickness of 2 mm or less.