JP2004296141A - Solid polymer electrolyte film - Google Patents

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JP2004296141A
JP2004296141A JP2003083737A JP2003083737A JP2004296141A JP 2004296141 A JP2004296141 A JP 2004296141A JP 2003083737 A JP2003083737 A JP 2003083737A JP 2003083737 A JP2003083737 A JP 2003083737A JP 2004296141 A JP2004296141 A JP 2004296141A
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polyacetylene
group
polymer electrolyte
acetylene
solid polymer
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JP2003083737A
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Hirotaka Nonaka
啓孝 野中
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide polyacetylene low in a methanol permeability and suitable for a solid polymer electrolyte film for a fuel cell, and a synthesis method of the same. <P>SOLUTION: This electrolyte film is composed of a compound which can be obtained by introducing an ion dissociation group into the polyacetylene expressed by formula (1). In the formula (1), R<SB>1</SB>, R<SB>2</SB>represent hydrogen, a halogen atom or a monovalent organic group, respectively, they may be identical or different each other, and n represents an integer of 1-10,000. This electrolyte film is composed of a copolymer obtained by bringing acetylene and its derivative with an acetylene derivative having the ion dissociation group into reaction. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体高分子型電解質膜に関する。更に詳しくは、燃料電池用として、メタノール透過性を抑制した固体高分子型電解質膜に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体高分子型電解質膜として、現在最も多く用いられているものには、ナフィオン(デュポン社登録商標)からなるものがある(例えば、特許文献1参照。)。しかし、ナフィオンは、膜のメタノール透過性が高いために、燃料であるメタノールを通過させてしまい、出力が向上しない(クロスオーバー現象)という問題点が指摘されている。
【0003】
一方、ポリアセチレンは、これまでヨウ素や砒素等のドーパントをドープすることで、導電性高分子化合物として、固体電解質の用途が報告されていた。しかし、この導電性ポリマーは、ポリアセチレン中を電子が移動することにより、フィルムに導電性を持たせたものであり、ポリアセチレン中をプロトンが移動するものではなく、仮に従来のポリアセチレンフィルムを高分子固体電解質膜として用いたとしても、フィルム中をプロトンが移動しないため、燃料電池としての出力を得ることができなかった。
また、ポリアセチレンを主鎖骨格とするポリマーを、高分子固体電解質膜として用いて、上述ナフィオンの問題点を克服したものはこれまでになかった。
【0004】
【特許文献1】
John Cruickshank, Keith Scott, Journal of Power Sources 70(1998) page 40−42.
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、メタノール透過性が低く、プロトン伝導性の高い燃料電池用固体高分子型電解質膜を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、
1. 式(1)で表されるポリアセチレンに、イオン解離基を導入することによって得ることができる化合物からなる固体高分子型電解質膜、
【化2】

Figure 2004296141
(式中、RおよびRは、それぞれ、水素又はハロゲン原子又は1価の有機基を示し、それぞれ、同じであっても、異なっていても良く、nは1〜10000までの整数を表す。)
2. アセチレン及びその誘導体と、イオン解離基を有するアセチレン誘導体とを反応させて得られる共重合体からなる固体高分子型電解質膜、
を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、非極性のポリアセチレンに、極性の高いイオン解離基を導入することで、メタノール透過性が低く、高いプロトン伝導率を有する燃料電池用固体高分子型電解質膜を提供することができる。
【0008】
本発明に用いる式(1)で表されるポリアセチレンとしては、式(1)におけるRおよびRとして、それぞれ独立して、水素原子、あるいは塩素、臭素等のハロゲン基の他、メチル基およびエチル基等の直鎖アルキル基、イソプロピル基およびターシャリーブチル基等の分岐アルキル基、トリメチルシリル基、並びに式(3)で表される1価の有機基等の1価の有機基を有するものが挙げられる。これらのRおよびRで表される1価の基の一部は、イオン解離基が導入され、中でも、ベンゼン環を有する有機基が一部に導入されていることが好ましい。
【化3】
Figure 2004296141
【0009】
式(1)で表されるポリアセチレンの内、式(2)で表されるものが、より好ましい。
【化4】
Figure 2004296141
[式中のnは、1〜10000の整数である。]
【0010】
前記ポリアセチレンの重合方法としては、該当するアセチレンモノマーと、周期表のVA族、VIA族に属するNb、Ta、Mo、W等の遷移金属触媒と、重合溶媒とを混合して、加熱する方法が挙げられるが、公知のすべての重合方法によるものであってもよい。
前記触媒としては、塩化ニオブ、塩化タンタル、塩化モリブデン、塩化タングステンや、これらにテトラフェニルすずもしくはノルマルブチルすずを共触媒として加えたものが挙げられる。更に、Mo(CO)とCClの系に、紫外線を照射することによっても触媒的効果が得られる。
前記溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭化水素系汎用溶媒、又はテトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系汎用溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン系汎用溶媒が挙げられる。
また、加熱温度としては、室温から溶媒の沸点までの範囲から任意に選択できる。重合時間としては、モノマー及び触媒によるところが大きいが、一般的には1分から48時間の間である。
これらによって重合されたポリアセチレンは、分子量(Mw)が一万〜百万であって、フィルム強度を保つのに充分な強度を有する。
【0011】
本発明におけるイオン解離基としては、例えば、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基が挙げられる。これらのイオン解離基を、前記ポリアセチレンに導入する方法としては、上記重合方法によって合成されたポリアセチレンを、強酸(硫酸など)に浸漬する方法、ハロゲン化スルホン酸又はハロゲン化ホスホン酸と反応させる方法、三酸化硫黄溶液と反応させる方法、アルコールの酸化反応による方法など、公知の方法が挙げられる。
【0012】
本発明に用いるアセチレン及びその誘導体と、イオン解離基を有するアセチレン誘導体とを反応させて得られる共重合体としては、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基等の酸性基を有するアセチレンを直接共重合することによって得られるもののほか、重合制御のために、予め保護基をつけておき、共重合の後に脱保護反応をすることにより得られるものも含むものとする。これらの中でも、式(4)で表されるものが、好ましい。
【化5】
Figure 2004296141
【0013】
前記アセチレン及びその誘導体としては、アセチレンの一置換体及び、ジフェニルアセチレンの一置換体が含まれるものとする。前記置換基としては、アルキル基、トリメチルシリル基、水酸基、ハロゲン基が挙げられる。
前記イオン解離基を有するアセチレン誘導体としては、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基を有するアセチレン化合物が挙げられる。具体的には、式(5)で表される化合物が挙げられる他、これらのアミド化合物であってもよい。アミド化合物においては、共重合の際に、酸による悪影響を与えずに反応を行うことができ、重合が終れば、加水分解反応によって容易にアミド基をスルホン酸基に変換できる。
【化6】
Figure 2004296141
【0014】
前記共重合体の重合方法については、前記ポリアセチレンの重合方法と同様である。
【0015】
本発明の個体電解質膜の製造方法としては、まず、前記ポリアセチレンにイオン解離基を導入した化合物または前記共重合体のワニスを、適当な支持体、例えば、ガラス、繊維、金属、シリコンウエハー、セラミック基板等に塗布する。その塗布方法としては、浸漬、スクリーン印刷、スプレー、回転塗布、ロールコーティング、スピンコートなど方法が挙げられ、塗布後に、加熱乾燥して、溶剤を揮発させ、タックフリーな電解質膜とすることができる。その他、公知のすべてのフィルム化方法を用いることができる。
【0016】
このようにして得られる個体高分子型電解質膜は、0.5−2.0meq/gのイオン交換容量を有するものである。イオン交換容量が0.5meq/gより小さければ電解質膜として十分なプロトン伝導率が得られない場合があり、2.0meq/gより大きければ膜強度が落ちることのほか、燃料であるメタノールへの溶解性が増加する場合がある。
【0017】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0018】
(実施例1)
グローブボックス中、室温アルゴン雰囲気下において、オルトメチルフェニルアセチレン11.61g(0.1mol)[Aldrich社製試薬]、MoCl0.55g(0002mol) [Aldrich社製試薬]、nBuSn0.69g(0.002mol)[和光純薬試薬]及びトルエン100mLを、フラスコに入れて、反応溶液を調製した。この反応溶液を、アルゴン雰囲気下に維持しつつ、30℃に加熱すると、重合は速やかに進行し、重合は6時間以内に完了した。得られた粘調なポリマー溶液を、フラスコから取り出し、多量のメタノールに再沈殿することで、単離を行った。続いて、濾過により、メタノールを除去し、80℃で24時間真空乾燥し、10.5g(収率90%)のポリアセチレンを得た。生成ポリマーの分子量をGPCで求めたところ、重量平均分子量(ポリスチレン換算)は約100万であった。
【0019】
次に、上記で得たポリアセチレン1gを、クロロスルホン酸10g、ジクロロメタン100gの混合溶液(過剰量)に、室温で1時間浸漬した。反応後、試料をエタノールで洗浄して、未反応成分を除去した。続いて、この試料を、1mol/L水酸化カリウム水溶液50mLに浸漬し、1時間加熱還流処理することにより、クロロスルホン酸基を加水分解した。さらに、1mol/L塩酸50mLを用いて、1時間加熱還流処理することにより、スルホン酸基のプロトン交換を行った。得られた試料を、純水で洗浄した後、80℃で減圧乾燥して、スルホン酸基を導入した酸性ポリアセチレンを得た。
得られた酸性ポリアセチレンのイオン交換容量、フィルム化後の膜厚、プロトン伝導率、メタノール透過性を表1に示した。
【0020】
(実施例2)
実施例1において、オルトメチルフェニルアセチレンのかわりにオルトトリメチルシリルフェニルアセチレン17.43g(0.1mol)[Aldrich社製試薬]を用いた以外は、実施例1と同様の操作により、ポリアセチレン15・51g(収率89%)を得た。このポリアセチレンの重量平均分子量は約35万であった。更に、実施例1と同様の操作により、酸性ポリアセチレンを得た。得られた酸性ポリアセチレンのイオン交換容量、フィルム化後の膜厚、プロトン伝導率、メタノール透過性を表1に示した。
【0021】
(実施例3)
実施例1において、オルトメチルフェニルアセチレンのかわりに4−トリメチルシリルジフェニルアセチレン25.04g(0.1mol)[Aldrich社製試薬]を用いた以外は、実施例1と同様の操作により、ポリアセチレン23.28g(収率93%)を得た。このポリアセチレンの重量平均分子量は約46万であった。更に、実施例1と同様の操作により、酸性ポリアセチレンを得た。得られた酸性ポリアセチレンのイオン交換容量、フィルム化後の膜厚、プロトン伝導率、メタノール透過性を表1に示した。
【0022】
(実施例4)
実施例1において、オルトメチルフェニルアセチレンのかわりに4−ターシャリーブチルジフェニルアセチレン23.43g(0.1mol)[Aldrich社製試薬]を用いた以外は、実施例1と同様の操作により、ポリアセチレン21.32g(収率91%)を得た。このポリアセチレンの重量平均分子量は約94万であった。更に、実施例1と同様の操作により、酸性ポリアセチレンを得た。得られた酸性ポリアセチレンのイオン交換容量、フィルム化後の膜厚、プロトン伝導率、メタノール透過性を表1に示した。
【0023】
(実施例5)
グローブボックス中、室温アルゴン雰囲気下において、パラスルフォアセチレン9.11g(0.05mol)[Aldrich社製試薬]及び4−ターシャリーブチルアセチレン4.10g(0.05mol)、MoCl0.55g(0.002mol)、nBuSn0.69g(0.002mol)及びトルエン100mLを、フラスコに入れて、反応溶液を調製した。この反応溶液を、アルゴン雰囲気下に維持しつつ、30℃に加熱すると、重合は速やかに進行し、重合は6時間以内に完了した。得られた粘調なポリマー溶液を、フラスコから取り出し、多量のメタノールに再沈殿することで単離を行った。続いて、濾過によりメタノールを除去し、80℃で24時間真空乾燥し、11.89g(収率90%)の酸性ポリアセチレンを得た。生成ポリマーの分子量をGPCで求めたところ、重量平均分子量(ポリスチレン換算)は約60万であった。得られた酸性ポリアセチレンのイオン交換容量、フィルム化後の膜厚、プロトン伝導率、メタノール透過性を表1に示した。
【0024】
(実施例6)
実施例5において、パラスルフォアセチレン9.11g(0.05mol)のかわりにパラ―N、N―ジメチルスルファミドアセチレン10.46g(0.05mol)[Aldrich社製試薬]を用いた以外は、実施例5と同様の操作により、ポリアセチレン14.26g(収率98%)を得た。生成ポリマーの分子量をGPCで求めたところ、重量平均分子量(ポリスチレン換算)は約110万であった。得られたポリアセチレンを、0.01mol/L塩酸中、1時間還流することで、官能基のN、N―ジメチルスルファミドを加水分解して、スルホン酸基とした。この酸性ポリアセチレンのイオン交換容量、フィルム化後の膜厚、プロトン伝導率、メタノール透過性を表1に示した。
【0025】
(比較例1)
デュポン社から市販されているナフィオン(登録商標)117のイオン交換容量、フィルムの膜厚、プロトン伝導率、メタノール透過性を表1に示した。
【0026】
上記で得た資料を、以下の試験方法により、評価した。
(1)イオン交換容量の測定方法
酸性ポリアセチレンx(g)を秤量し、0.1mol/LのNaCl水溶液40mLに浸漬し、一晩放置する。その後、この溶液のうち20mLを取り、0.05mol/L水酸化ナトリウム水溶液で滴定する。滴定に要した量をy(mL)とし、ファクターをfとする。滴定は自動滴定装置を用い、pHが7となった点を終点として、イオン交換容量を測定した。計算式は以下の通りである。
イオン交換容量(meq/g)=(0.05*f*y)/(0.5*x)
【0027】
(2)メタノール透過性
上記で得た試料を用いた電解質膜を挟んで片側に250mLの純水を接触させ、他方に純水/メタノール=70/30(重量%)の混合溶媒を接触させ、8時間の測定の後、純水側を少量サンプリングし、ガスクロマトグラフィーで、純水中のメタノール濃度を測定した。この時、膜と両液体の接触面積は9.90cmとし、両液体の内部が充分に撹拌されるようにスターラーチップを入れて終始撹拌しておいた。
【0028】
(3)プロトン伝導率
白金触媒を含む電極でサンプルを挟み、160℃にて10分間プレスすることにより、膜電極複合膜を作成し、この複合膜を、乾燥雰囲気下にて密閉セルに封入し、インピーダンスアナライザー(横河ヒューレット アンド パッカード社製HP4192A)を用いて、周波数100〜15MHz、試料のインピーダンスの絶対値と位相角を測定、複素インピーダンスプロットを作成し、プロトン伝導度を算出した。測定は湿度100%雰囲気下にて行った。
【0029】
【表1】
Figure 2004296141
【0030】
表1に示した結果から、実施例1〜6のメタノール透過性は、比較例1のナフィオンと比較して、概して約1/3の低い値であった。更に、プロトン伝導率はナフィオンの82%〜116%と同等程度の値を得ることができ、本発明による電解質膜は低メタノール透過性を維持しつつ、高いプロトン伝導率を実現することができた。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、メタノール透過性が低く、プロトン伝導性の高い燃料電池用固体高分子型電解質膜を提供することができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a solid polymer electrolyte membrane. More specifically, the present invention relates to a solid polymer electrolyte membrane having reduced methanol permeability for use in a fuel cell.
[0002]
[Prior art]
One of the most frequently used solid polymer electrolyte membranes at present is one made of Nafion (registered trademark of DuPont) (for example, see Patent Document 1). However, it has been pointed out that Nafion allows methanol, which is a fuel, to pass therethrough due to the high methanol permeability of the membrane, and the output is not improved (crossover phenomenon).
[0003]
On the other hand, polyacetylene has been reported to be used as a conductive polymer compound by doping a dopant such as iodine or arsenic as a conductive polymer compound. However, this conductive polymer is one in which electrons are transferred in polyacetylene to impart conductivity to the film, and protons do not move in polyacetylene. Even when used as an electrolyte membrane, an output as a fuel cell could not be obtained because protons did not move through the film.
Further, there has not been a polymer which has overcome the above-mentioned problem of Nafion by using a polymer having polyacetylene as a main chain skeleton as a polymer solid electrolyte membrane.
[0004]
[Patent Document 1]
John Crickshank, Keith Scott, Journal of Power Sources 70 (1998) page 40-42.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a solid polymer electrolyte membrane for fuel cells having low methanol permeability and high proton conductivity.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention
1. A solid polymer electrolyte membrane comprising a compound that can be obtained by introducing an ion dissociating group into polyacetylene represented by the formula (1);
Embedded image
Figure 2004296141
(Wherein, R 1 and R 2 each represent hydrogen or a halogen atom or a monovalent organic group, and may be the same or different, and n represents an integer from 1 to 10,000. .)
2. Acetylene and its derivatives, a solid polymer electrolyte membrane made of a copolymer obtained by reacting an acetylene derivative having an ion dissociating group,
Is provided.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
According to the present invention, it is possible to provide a solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell having low methanol permeability and high proton conductivity by introducing a highly polar ion dissociating group into nonpolar polyacetylene. it can.
[0008]
As the polyacetylene represented by the formula (1) used in the present invention, R 1 and R 2 in the formula (1) each independently represent a hydrogen atom, a halogen group such as chlorine or bromine, a methyl group, Those having a linear alkyl group such as an ethyl group, a branched alkyl group such as an isopropyl group and a tertiary butyl group, a trimethylsilyl group, and a monovalent organic group such as a monovalent organic group represented by the formula (3) No. Some of the monovalent groups represented by R 1 and R 2 have an ionic dissociation group, and among them, it is preferable that an organic group having a benzene ring is partially introduced.
Embedded image
Figure 2004296141
[0009]
Of the polyacetylenes represented by the formula (1), those represented by the formula (2) are more preferable.
Embedded image
Figure 2004296141
[N in the formula is an integer of 1 to 10,000. ]
[0010]
As a polymerization method of the polyacetylene, there is a method of mixing a corresponding acetylene monomer, a transition metal catalyst such as Nb, Ta, Mo, or W belonging to Group VA or VIA of the periodic table, and a polymerization solvent, and heating. Although it may be mentioned, any known polymerization method may be used.
Examples of the catalyst include niobium chloride, tantalum chloride, molybdenum chloride, tungsten chloride, and those obtained by adding tetraphenyltin or normal butyltin as a cocatalyst. Further, a catalytic effect can be obtained by irradiating the system of Mo (CO) 6 and CCl 4 with ultraviolet rays.
Examples of the solvent include hydrocarbon-based general solvents such as benzene and toluene, ether-based general solvents such as tetrahydrofuran and dioxane, and halogen-based general solvents such as chloroform and dichloromethane.
The heating temperature can be arbitrarily selected from the range from room temperature to the boiling point of the solvent. The polymerization time largely depends on the monomer and the catalyst, but is generally between 1 minute and 48 hours.
The polyacetylene polymerized by these has a molecular weight (Mw) of 10,000 to 1,000,000 and has sufficient strength to maintain film strength.
[0011]
Examples of the ion dissociating group in the present invention include a sulfonic acid group, a carboxylic acid group, and a phosphate group. As a method for introducing these ion dissociating groups into the polyacetylene, a method of immersing polyacetylene synthesized by the above polymerization method in a strong acid (such as sulfuric acid), a method of reacting with a halogenated sulfonic acid or a halogenated phosphonic acid, Known methods such as a method of reacting with a sulfur trioxide solution and a method of oxidizing alcohol are exemplified.
[0012]
As a copolymer obtained by reacting acetylene and a derivative thereof used in the present invention with an acetylene derivative having an ion dissociating group, acetylene having an acidic group such as a sulfonic acid group, a carboxylic acid group, and a phosphoric acid group can be directly used. In addition to those obtained by copolymerization, those obtained by carrying out a deprotection reaction after copolymerization by adding a protecting group in advance for controlling the polymerization shall be included. Among these, those represented by the formula (4) are preferable.
Embedded image
Figure 2004296141
[0013]
The acetylene and its derivatives include monosubstituted acetylene and monosubstituted diphenylacetylene. Examples of the substituent include an alkyl group, a trimethylsilyl group, a hydroxyl group, and a halogen group.
Examples of the acetylene derivative having an ion dissociating group include an acetylene compound having a sulfonic acid group, a carboxylic acid group, and a phosphoric acid group. Specifically, the compound represented by the formula (5) may be mentioned, and these amide compounds may be used. In the amide compound, the reaction can be carried out without adversely affecting the acid during the copolymerization, and after the polymerization, the amide group can be easily converted to a sulfonic acid group by a hydrolysis reaction.
Embedded image
Figure 2004296141
[0014]
The method for polymerizing the copolymer is the same as the method for polymerizing polyacetylene.
[0015]
As a method for producing the solid electrolyte membrane of the present invention, first, a compound obtained by introducing an ion-dissociating group into the polyacetylene or a varnish of the copolymer, a suitable support, for example, glass, fiber, metal, silicon wafer, ceramic Apply to a substrate or the like. Examples of the application method include dipping, screen printing, spraying, spin coating, roll coating, spin coating, and the like. After application, the coating is heated and dried to evaporate the solvent to form a tack-free electrolyte membrane. . In addition, all known film forming methods can be used.
[0016]
The solid polymer electrolyte membrane thus obtained has an ion exchange capacity of 0.5 to 2.0 meq / g. If the ion exchange capacity is less than 0.5 meq / g, a sufficient proton conductivity as an electrolyte membrane may not be obtained. If the ion exchange capacity is more than 2.0 meq / g, the membrane strength is reduced, and in addition to the fuel methanol, Solubility may increase.
[0017]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples, but the present invention is not limited thereto.
[0018]
(Example 1)
In a glove box, at room temperature under an argon atmosphere, ortho methyl phenylacetylene 11.61g (0.1mol) [Aldrich Corp. reagent], MoCl 5 0.55g (0002mol) [Aldrich Corp. reagent], nBu 4 Sn0.69g ( 0.002 mol) [Wako Pure Chemical Reagent] and 100 mL of toluene were placed in a flask to prepare a reaction solution. When the reaction solution was heated to 30 ° C. while maintaining the reaction solution under an argon atmosphere, the polymerization rapidly proceeded, and the polymerization was completed within 6 hours. The obtained viscous polymer solution was taken out of the flask and re-precipitated in a large amount of methanol to perform isolation. Subsequently, methanol was removed by filtration, followed by vacuum drying at 80 ° C. for 24 hours to obtain 10.5 g (yield 90%) of polyacetylene. When the molecular weight of the produced polymer was determined by GPC, the weight average molecular weight (in terms of polystyrene) was about 1,000,000.
[0019]
Next, 1 g of the polyacetylene obtained above was immersed in a mixed solution (excess amount) of 10 g of chlorosulfonic acid and 100 g of dichloromethane at room temperature for 1 hour. After the reaction, the sample was washed with ethanol to remove unreacted components. Subsequently, this sample was immersed in 50 mL of a 1 mol / L aqueous solution of potassium hydroxide, and heated under reflux for 1 hour to hydrolyze chlorosulfonic acid groups. Furthermore, proton exchange of sulfonic acid groups was performed by heating and refluxing for 1 hour using 50 mL of 1 mol / L hydrochloric acid. The obtained sample was washed with pure water, and then dried at 80 ° C. under reduced pressure to obtain sulfonic acid group-introduced acidic polyacetylene.
Table 1 shows the ion exchange capacity, film thickness after film formation, proton conductivity, and methanol permeability of the obtained acidic polyacetylene.
[0020]
(Example 2)
In the same manner as in Example 1 except that 17.43 g (0.1 mol) of orthotrimethylsilylphenylacetylene [a reagent manufactured by Aldrich] was used instead of orthomethylphenylacetylene, 15.51 g of polyacetylene (reagent) was used. (89% yield). The weight average molecular weight of this polyacetylene was about 350,000. Further, acidic polyacetylene was obtained by the same operation as in Example 1. Table 1 shows the ion exchange capacity, film thickness after film formation, proton conductivity, and methanol permeability of the obtained acidic polyacetylene.
[0021]
(Example 3)
23.28 g of polyacetylene was obtained in the same manner as in Example 1, except that 25.04 g (0.1 mol) of 4-trimethylsilyldiphenylacetylene [a reagent manufactured by Aldrich] was used in place of orthomethylphenylacetylene. (93% yield). The weight average molecular weight of this polyacetylene was about 460,000. Further, acidic polyacetylene was obtained by the same operation as in Example 1. Table 1 shows the ion exchange capacity, film thickness after film formation, proton conductivity, and methanol permeability of the obtained acidic polyacetylene.
[0022]
(Example 4)
Polyacetylene 21 was prepared in the same manner as in Example 1 except that 23.43 g (0.1 mol) of 4-tert-butyldiphenylacetylene [a reagent manufactured by Aldrich] was used in place of orthomethylphenylacetylene. 0.32 g (91% yield) was obtained. The weight average molecular weight of this polyacetylene was about 940,000. Further, acidic polyacetylene was obtained by the same operation as in Example 1. Table 1 shows the ion exchange capacity, film thickness after film formation, proton conductivity, and methanol permeability of the obtained acidic polyacetylene.
[0023]
(Example 5)
In a glove box, at room temperature under an argon atmosphere, Pallas Gandolfo acetylene 9.11g (0.05mol) [Aldrich Co. Reagents and 4-tert-butyl acetylene 4.10g (0.05mol), MoCl 5 0.55g (0 .002 mol), 0.69 g (0.002 mol) of nBu 4 Sn, and 100 mL of toluene were placed in a flask to prepare a reaction solution. When the reaction solution was heated to 30 ° C. while maintaining the reaction solution under an argon atmosphere, the polymerization rapidly proceeded, and the polymerization was completed within 6 hours. The obtained viscous polymer solution was taken out of the flask and isolated by reprecipitation in a large amount of methanol. Subsequently, methanol was removed by filtration, followed by vacuum drying at 80 ° C. for 24 hours to obtain 11.89 g (yield: 90%) of acidic polyacetylene. When the molecular weight of the produced polymer was determined by GPC, the weight average molecular weight (in terms of polystyrene) was about 600,000. Table 1 shows the ion exchange capacity, film thickness after film formation, proton conductivity, and methanol permeability of the obtained acidic polyacetylene.
[0024]
(Example 6)
In Example 5, except that para-N, N-dimethylsulfamide acetylene 10.46 g (0.05 mol) [a reagent manufactured by Aldrich] was used instead of parasulfoacetylene 9.11 g (0.05 mol). By the same operation as in Example 5, 14.26 g (98% yield) of polyacetylene was obtained. When the molecular weight of the produced polymer was determined by GPC, the weight average molecular weight (in terms of polystyrene) was about 1.1 million. The obtained polyacetylene was refluxed in 0.01 mol / L hydrochloric acid for 1 hour to hydrolyze the functional group N, N-dimethylsulfamide to form a sulfonic acid group. Table 1 shows the ion exchange capacity, film thickness after film formation, proton conductivity, and methanol permeability of this acidic polyacetylene.
[0025]
(Comparative Example 1)
Table 1 shows the ion exchange capacity, film thickness, proton conductivity, and methanol permeability of Nafion (registered trademark) 117 commercially available from DuPont.
[0026]
The materials obtained above were evaluated by the following test methods.
(1) Measurement method of ion exchange capacity Acidic polyacetylene x (g) is weighed, immersed in 40 mL of 0.1 mol / L NaCl aqueous solution, and left overnight. Thereafter, 20 mL of this solution is taken and titrated with a 0.05 mol / L aqueous sodium hydroxide solution. The amount required for the titration is y (mL), and the factor is f. The titration was performed using an automatic titrator, and the ion exchange capacity was measured with the point at which the pH reached 7 as the end point. The calculation formula is as follows.
Ion exchange capacity (meq / g) = (0.05 * f * y) / (0.5 * x)
[0027]
(2) Permeability of methanol 250 mL of pure water was brought into contact with one side of the electrolyte membrane using the sample obtained above, and the other was brought into contact with a mixed solvent of pure water / methanol = 70/30 (% by weight), After the measurement for 8 hours, a small amount of pure water was sampled, and the concentration of methanol in the pure water was measured by gas chromatography. At this time, the contact area between the membrane and the two liquids was 9.90 cm 2, and a stirrer chip was inserted so as to sufficiently stir the insides of both the liquids, and stirring was performed throughout.
[0028]
(3) A sample is sandwiched between electrodes containing a proton conductivity platinum catalyst and pressed at 160 ° C. for 10 minutes to form a membrane-electrode composite membrane, and the composite membrane is sealed in a closed cell under a dry atmosphere. Using an impedance analyzer (HP4192A, manufactured by Yokogawa Hewlett & Packard), the absolute value and phase angle of the impedance of the sample were measured at a frequency of 100 to 15 MHz, and a complex impedance plot was created to calculate the proton conductivity. The measurement was performed in a 100% humidity atmosphere.
[0029]
[Table 1]
Figure 2004296141
[0030]
From the results shown in Table 1, the methanol permeability of Examples 1 to 6 was about 1/3 as low as that of Nafion of Comparative Example 1. Further, the proton conductivity can be about 82% to 116% of that of Nafion, and the electrolyte membrane according to the present invention can realize high proton conductivity while maintaining low methanol permeability. .
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, a solid polymer electrolyte membrane for a fuel cell having low methanol permeability and high proton conductivity can be provided.

Claims (2)

式(1)で表されるポリアセチレンに、イオン解離基を導入することによって得ることができる化合物からなる固体高分子型電解質膜。
Figure 2004296141
(式中、RおよびRは、それぞれ、水素又はハロゲン原子又は1価の有機基を示し、それぞれ、同じであっても、異なっていても良く、nは1〜10000までの整数を表す。)
A solid polymer electrolyte membrane comprising a compound obtainable by introducing an ion dissociating group into polyacetylene represented by the formula (1).
Figure 2004296141
(Wherein, R 1 and R 2 each represent hydrogen or a halogen atom or a monovalent organic group, and may be the same or different, and n represents an integer from 1 to 10,000. .)
アセチレン及びその誘導体と、イオン解離基を有するアセチレン誘導体とを反応させて得られる共重合体からなる固体高分子型電解質膜。A polymer electrolyte membrane comprising a copolymer obtained by reacting acetylene and its derivative with an acetylene derivative having an ion dissociating group.
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007270028A (en) * 2006-03-31 2007-10-18 Ebara Corp Preparation process for substituted polyacetylene membrane having sulfonic acid group, membrane obtained thereby and its use
JP2012201720A (en) * 2011-03-24 2012-10-22 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd Electroconductive composition, and method for producing the same

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