JP2004289444A - 信号処理装置及びデジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】小さな回路規模で、撮像素子から読み出した信号に対して、複数のカラーフィルタの配列方式に対応して所定の信号処理を行う。
【解決手段】CCD14から読み出された各画素の信号について、CCDIF50において、当該CCDのカラーフィルタの配列方式に従って各画素の信号の色(R/G/B)を識別するための色識別信号を生成し、この色識別信号に基づいて点順次の各色信号が該当する画素の色を識別して、前処理、同時化処理を行うようにした。また、オフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、ガンマ補正回路56といったカラーフィルタの配列方式によらずに同一の前処理を行うための回路については、色識別信号が示す色毎に処理に用いるパラメータを切換えるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号処理装置及びデジタルカメラに係わり、特に、カラー画像を撮像するために、複数の色のカラーフィルタが所定の配列となるように画素に対して設けられた単板構成の撮像素子から読み出された各画素の色信号に所定の処理を施す信号処理装置及びデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージ・センサ等の撮像素子の高解像度化に伴い、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等のデジタルカメラの需要が急増している。デジタルカメラでは、高品位の画像を得るために、撮像素子での撮影により得られた画像信号に対して、エッジ強調などの輪郭補正処理や、色味を調整する色補正処理といった各種の補正処理が施される。
【0003】
一般的なデジタルカメラでは、カラーで被写体を撮像する撮像素子を単板構成とし、撮像素子の各画素には、R(赤)、G(緑)、B(青)の何れかのカラーフィルタが所定の配列に従って配置されている。従って、この撮像素子から撮像画像の各画素の信号を読み出すと、R、G、Bのうちの少なくとも1色の色信号が時系列に間欠的に出力されることになり、このような状態で供給される画像信号を用いて補正処理を行っても高精度に補正することはできない。
【0004】
このため、デジタルカメラでは、各画素について、間欠した色の信号を周辺の画素の信号により補間して生成する信号処理(以下、「同時化処理」と称す)が行われている(例えば、特許文献1、2参照)。デジタルカメラで採用されるカラーフィルタの配列方式には、ベイヤー配列、RGBストライプ配列、ハニカム配列など各種の配列方式がある。同時化処理は、カラーフィルタの配列に応じて、各画素で間欠している色の信号を補間するために用いる周辺画素やその重み付け係数といった当該処理で用いるパラメータを定めて、それぞれのデジタルカメラの撮像素子で採用しているカラーフィルタの配列方式に応じて、適切な同時化処理が施されることが必要である。
【0005】
また、同時化処理を行う場合、同時化処理の前段において、撮像素子から得られた各画素の色信号に対して、撮像素子の色毎の感度差などを補正して感度調整を行う補正処理(上述した高品位の画像を得るための補正処理と区別するために、この補正処理を「前処理」、高品位の画像を得るための補正処理を「後処理」と称す)を施しておく必要がある。
【0006】
近年、デジタルカメラの低価格化に伴って、異なるカラーフィルタの配列方式、例えばハニカム配列のCCDとベイヤー配列のCCDの両方の色信号処理を1つの処理系(例えばLSI)で実現し、同一の処理系を、異なるカラーフィルタの配列方式が採用されたデジタルカメラで共通に使用可能にすることが望まれている。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−177995号公報
【特許文献2】
特開2000−184386号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カラーフィルタの配列方式によって処理系に入力される画素色順が異なるため、例えばハニカム配列とベイヤー配列とで別々の信号処理回路が必要とされ、処理系の回路規模が増大し、かえってコストが高くなってしまうという問題があった。
【0009】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、小さな回路規模で、撮像素子から読み出した信号に対して、複数のカラーフィルタの配列方式に対応して所定の信号処理を行うことができる信号処理装置及びこの信号処理装置を適用可能なデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の信号処理装置は、カラー画像を撮像するために、複数の色のカラーフィルタが所定の配列となるように画素に対して設けられた撮像素子から読み出された撮像画像の各画素の信号に所定の処理を施して前記撮像画像の画像データを得る信号処理装置であって、予め定められた複数の前記カラーフィルタの配列方式の何れか1つを表す選択信号が入力されると共に、該選択信号が表す配列方式に基づいて、前記画素信号による各画素の色を識別するための色識別信号を生成する生成手段と、前記複数の配列方式に共通に設けられ、前記生成手段により生成された色識別信号が示す色に対応する画素信号に施す処理を前記所定の処理として行う処理手段と、を有することを特徴としている。
【0011】
この信号処理装置によれば、生成手段では、複数のカラーフィルタの配列方式のうち、選択信号が表すカラーフィルタの配列方式に対応して、画素信号による各画素の色を識別するための色識別信号が生成される。この色識別信号により、撮像素子から順次読み出される各画素の信号が複数の色のうち何れの色に該当するのかを識別可能になる。
【0012】
複数の配列方式に共通で設けられた処理手段では、前記所定の処理として、色識別信号が示す色に対応する画素信号に施す処理を行われる。この処理は、例えば、色識別信号が示す色毎に処理に用いるパラメータを切換えるなどして行うことができる。
【0013】
すなわち、撮像素子から各画素の信号を読み出したときに、配列方式によって、読出した信号が該当する色の順番が異なっても、当該撮像素子で採用されている配列方式を表す選択信号を生成手段に入力させれば、当該配列方式に対応した色識別信号を生成することができ、この色識別信号により各画素の信号が該当する色を識別できるので、処理手段が複数の配列方式で共通であっても、適切に処理を行うことができる。
【0014】
このように信号処理装置では、複数の配列方式で処理手段で共通化しても、各配列方式に対応して所定の信号処理を行うことができ、回路規模を小さくすることができる。
【0015】
上記の信号処理装置においては、例えば、請求項2に記載されているように、前記処理手段は、前記配列方式に対応して、各画素について、周辺の画素の信号から自らの画素の各色の画像データを生成する同時化信号処理手段と、前記同時化信号処理手段の前段に備え、且つ前記画素信号について補正処理を施す前処理手段と、から構成されるようにすることができる。
【0016】
請求項3に記載のデジタルカメラは、カラー画像を撮像するために、複数の色のカラーフィルタが所定の配列となるように画素に対して設けられた単板構成の撮像素子と、請求項1又は請求項2に記載の信号処理装置とを備え、前記撮像素子で撮影して得られた撮像画像の画素信号に対して前記信号処理装置により所定の処理を施して、前記撮像画像を表す画像データを取得することを特徴としている。
【0017】
このデジタルカメラによれば、上記の信号処理装置を用いて、撮像素子から得られた色信号に対して所定の処理を施して画像データを取得するので、低コスト化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明に係る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0019】
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の構成を説明する。同図に示すように、本実施の形態に係るデジタルカメラ10は、被写体像を結像させるための撮影レンズ12と、撮影レンズ12の光軸後方に配設された撮像素子としてのCCD14と、CCD14を駆動するCCD駆動回路16と、入力されたアナログ信号に対して所定の信号処理を行うアナログ信号処理部18と、入力されたデジタル信号に対して所定のデジタル信号処理を施す本発明の信号処理装置としてのデジタル信号処理部20と、各種タイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(TG)22と、撮影で取得されたデジタル画像信号を記憶するメモリ24と、デジタルカメラ10の全体的な動作を司る制御部26と、カラーフィルタの配列方式を選択する選択手段として用いる切換えスイッチ28と、を含んで構成されている。
【0020】
撮影レンズ12を介してCCD14の受光面に結像された被写体像は、各センサで光の入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CCD駆動回路16から加えられるリードゲートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号(アナログ信号)として順次読み出される。尚、このCCD14は、蓄積した信号電荷をシャッタゲートパルスによって掃き出すことができ、これにより電荷の蓄積時間(シャッタスピード)を制御する、いわゆる電子シャッタ機能を有している。
【0021】
CCD14から順次読み出された電圧信号は、各画素の信号として、アナログ信号処理部18に入力される。アナログ信号処理部18では、入力された色信号に対して、所定のアナログ信号処理を施した後、デジタル信号に変換して出力する。なお、CCD駆動回路16、アナログ信号処理部18は、TG22から加えられるタイミング信号によって同期して駆動されるようになっている。
【0022】
アナログ信号処理部18から出力された信号(デジタル信号)は、一旦メモリ(図示省略)に格納され、その後、当該メモリに格納された色信号はCCD14から読み出した点順次(画素の順番)にデジタル信号処理部20に入力される。また、このときデジタル信号処理部20には、アナログ信号処理部18から画像毎の画像同期信号が入力されるようになっている。
【0023】
デジタル信号処理部20は、複数のカラーフィルタの配列方式に共通で使用可能に構成されており、本実施の形態では、一例として、ハニカム配列とベイヤー配列とで共通使用可能に構成されている。すなわち、CCD14には、ハニカム配列のCCD又はベイヤー配列のCCDを使用可能である。ただし、本発明は、カラーフィルタの配列方式の種類をこれに限定するものではない。
【0024】
なお、図2は、各画素30を表す矩形内のR/G/Bは対応するカラーフィルタの色、すなわち画素30の色を表している。
【0025】
ハニカム配列のCCD14の場合、図2(A)に示すように、実画素30Aと虚画素30Bとが市松模様を構成するように配列され、実画素について、ある行にはGのみ、次の行にはBRBR…、次の行にはGのみ、次の行にはRBRB…というように各色のカラーフィルタが配置されているかの如く、各画素の信号が読み出される。
【0026】
ベイヤー配列のCCD14の場合、図2(B)に示すように、実画素30が二次元配列され、ある行にはRGRG…、次の行にはGBGB…というように各色のカラーフィルタが配置されているかの如く、各画素の信号が読み出される。
【0027】
また、デジタル信号処理部20は、図1に示すように、信号を取り込むCCDインタフェース回路(CCDIF)50と、前処理手段として、取り込んだ信号に対して前処理を施すオフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、及びガンマ補正回路56と、同時化処理手段として、ハニカム配列に基づいた同時化処理を行う同時化処理回路58A及びベイヤー配列に基づいた同時化処理を行う同時化処理回路58Bと、色信号に対して後処理を施すための後処理回路60と、圧縮回路62とを含んで構成されている。
【0028】
CCDIF50は、画像同期信号に同期して、CCD14から読み出した点順次に各画素の信号の取り込みを開始する。また、CCDIF50は、切換えスイッチ28と接続されており、切換えスイッチ28から配列方式の選択(ハニカム/ベイヤー)を示す選択信号が入力される。この切換えスイッチ28によるハニカム/ベイヤーの選択は、本デジタルカメラ10の組み立て時に、採用するCCD14のカラーフィルタの配列方式に従って予め実施されている。
【0029】
CCDIF50は、入力された選択信号に基づいて、CCD14から読み出した点順次に取り込んだ各信号がそれぞれRGBの何れの色の画素から得られたものであるか、すなわちRGBの何れの色の画素の信号であるのかを識別するための色識別信号を生成する。すなわち、CCDIF50が生成手段としての機能を担っている。
【0030】
本実施の形態では、一例として、表1に示すRGB信号及びRGBG信号を色識別信号として生成するようになっている。
【0031】
【表1】
Figure 2004289444
【0032】
なお、表1におけるG1、G2とは、ハニカム配列では、左上にRが隣接したG、Bが隣接したGを示し、ベイヤー配列では、水平方向にRと隣接したG、Bと隣接したGを示す。すなわち、ハニカム配列では垂直方向に隣り合うG、ベイヤー配列では、斜め方向に隣合うGが区別されるようになっている。これは、同時化処理回路58A、58Bで実行される同時化処理において、このようなG1、G2とで異なる補間演算式(すなわちパラメータ)が用いられるためである。
【0033】
また、ハニカム配列については、実画素/虚画素を識別して虚画素で得られた色信号を無効とするために、さらに表2に示す2ビットのXOS信号を色識別信号として生成するようになっている。
【0034】
【表2】
Figure 2004289444
【0035】
CCDIF50は、取り込んだ各画素の信号を色信号として、生成した色識別信号と共に後段のオフセット補正回路52へ出力する。
【0036】
オフセット補正回路52は、黒色の被写体を撮影した場合に黒色が表現されるように、CCD14の出力信号における各色のゼロ値を補正するものである。詳しくは、オフセット補正回路52では、当該回路での処理に用いるパラメータとして、RGBの各色毎に予めオフセット値が設定されており、CCDIF50から出力された色信号に対して、色識別信号が示す色のオフセットを選択し、選択したオフセット値を減算する。オフセット補正回路52は、減算後の色信号を色識別信号と共に、後段のゲイン補正回路54へ出力する。
【0037】
ゲイン補正回路54は、白色などの被写体を撮影した場合に白色が表現されるように、CCD14の出力信号における各色の最大値を補正するものである。詳しくは、ゲイン補正回路54では、当該回路での処理に用いるパラメータとして、RGBの各色毎に予めゲイン値が設定されており、オフセット補正回路52から出力された色信号に対して、色識別信号が示す色のゲイン値を選択し、選択したゲイン値を乗算する。ゲイン補正回路54は、乗算後の色信号を色識別信号と共に、後段のガンマ補正回路56へ出力する。
【0038】
ガンマ補正回路56は、各色の階調を補正するものである。詳しくは、ガンマ補正回路56では、当該回路での処理に用いるパラメータとして、RGBの各色毎に予め入出力特性(ガンマカーブ)が設定されており、ゲイン補正回路54から出力された色信号に対して、色識別信号が示す色の入出力特性(ガンマカーブ)を選択し、当該色信号を入力値として選択した入出力特性に従って変換する。ガンマ補正回路56は、変換後の色信号を色識別信号と共に、後段の同時化処理回路58A、58Bに出力する。
【0039】
同時化処理回路58A、58Bは、各画素についてRGBの3色揃った色信号が得られるように、それぞれ対応するカラーフィルタの配列方式に対応して、各画素について同時化処理を行なう。同時化処理とは、RGBの各色信号のうち間欠した色の信号を周辺の画素の色信号により補間して生成する処理である。
【0040】
例えば、図2(A)において、G色のカラーフィルタが設けられた画素30_1では、G色の色信号が得られる。したがって、この画素では、G色については得られた色信号を用いればよいが、他のB、R色については周辺画素(例えばB色については画素30_2、30_3、R色については画素30_4、30_5)により補間して色信号を生成する。なお、補間演算については、従来公知の技術と同様でよいため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0041】
なお、本実施の形態では、ハニカム配列とベイヤー配列とでデジタル信号処理部20を共通に使用可能としたため、ハニカム用の同時化処理回路58Aとベイヤー用の同時化処理回路58Bを設けた。すなわち、同時化処理回路58は、カラーフィルタの配列方式毎に設けられるものであり、RGBストライプ配列とハニカム配列とでデジタル信号処理部20を共通に使用可能とする場合には、RGBストライプ用とハニカム用とで2つの同時化処理回路が設けられることになる。また、ハニカム配列、ベイヤー配列、及びRGBストライプ配列でデジタル信号処理部20を共通に使用可能とした場合には、ハニカム用、ベイヤー用、及びRGBストライプ用で3つの同時化処理回路が設けられることになる。
【0042】
このようにカラーフィルタの配列方式毎に同時化処理回路58を設けるのは、同時化処理に用いる補正演算式(すなわちパラメータ)がカラーフィルタの配列方式によって異なるためである。
【0043】
また、同時化処理回路58A、58Bでは、同時化処理により得られた各画素毎のRGBの色信号をYC変換し、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Yr信号及びYb信号)を生成する。同時化処理回路58A、58Bは、画像信号として、生成した輝度信号及び色差信号を後段の後処理回路60へ出力する。
【0044】
後処理回路60には、切換えスイッチ28と接続されており、切換えスイッチ28から配列方式の選択(ハニカム/ベイヤー)を示す選択信号が入力される。後処理回路60は、入力された選択信号に基づいて、同時化処理回路58A、58Bの何れか一方から出力された画像信号を選択して取り込む。すなわち、入力された選択信号がハニカム配列の選択を示すものであれば、同時化処理回路58Aから出力された画像信号を取り込み、入力された選択信号がベイヤー配列の選択を示すものであれば、同時化処理回路58Bから出力された画像信号を取り込む。
【0045】
なお、後処理回路60で選択信号に基づいて同時化処理回路58A、58Bのうち何れか一方の出力信号を選択する代わりに、選択信号に基づいて、同時化処理回路58A、58Bのうち何れか一方のみが動作するようにしてもよい。例えば、選択信号がハニカム配列を示すものであれば、同時化処理回路58Bへの電源供給をOFFし、同時化処理回路58Aにのみに電源供給し、選択信号がベイヤー配列を示すものであれば、同時化処理回路58Aへの電源供給をOFFし、同時化処理回路58Bにのみに電源供給するようなスイッチを設けてもよい。
【0046】
後処理回路60は、取り込んだ画像信号に対して、当該信号が表す画像のエッジを強調したり、撮影環境などに応じて色補正したりするための所定の補正処理を施して、圧縮回路62へ出力する。
【0047】
圧縮回路62では、ユーザによって不図示のレリーズボタン(所謂、シャッター)が押圧操作された際に、後処理回路60から出力された画像信号を記録用の画像信号として取り込み、取り込んだ画像信号をJPEGなど所定の圧縮方式で圧縮する。圧縮された画像信号は、不図示のメモリインタフェース回路を介してメモリ24に書き込まれる。
【0048】
なお、後処理回路60から出力された各種補正処理後の信号は、デジタルカメラ10のファインダとして機能する不図示の液晶ディスプレイや電子ビューファインダへの表示用にも用いられる。
【0049】
制御部26は、CPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、上記各部の動作を制御するために、各部に対して適宜制御信号を送出する。特に、本発明に関するものとして、制御部26は、オフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、及びガンマ補正回路56へ、それぞれの処理で用いる各色毎のパラメータ(オフセット値、ゲイン値、入出力特性(ガンマカーブ))を示す信号を送出する。すなわち、制御部26により、オフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、及びガンマ補正回路56で実行される前処理で用いるパラメータが設定される。なお、このパラメータは、制御部26の不図示のメモリに予め記憶していてもよいし、制御部26により演算により生成してもよい。
【0050】
なお、上記では、切換えスイッチ28から、ハニカム/ベイヤーの選択結果を示す信号がデジタル信号処理部20に入力されるように構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、切換えスイッチ28をデジタル信号処理部20に内蔵させてもよいし、切換えスイッチ28からの選択結果を示す信号が、制御部26を介して、デジタル信号処理部20に入力されるようにしてもよい。また、切換えスイッチ28を省略し、制御部26の不図示のメモリに、当該デジタルカメラ10の組み立て製造時に、ハニカム配列であるかベイヤー配列であるかを示す情報を記憶させ、制御部26がこのメモリの記憶情報に従って、選択信号を生成して、デジタル信号処理部20に供給するようにしてもよい。
【0051】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0052】
本実施形態に係るデジタルカメラ10は、ユーザによって、不図示のレリーズボタン(所謂、シャッター)が押圧操作されると、CCD14から各画素の信号が順次に読み出され、読み出された各信号は、アナログ信号処理部18で所定のアナログ信号処理が施されてデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、CCD14から読み出した点順次にデジタル信号処理部20に入力され、デジタル信号処理部20により、前処理、同時化処理、後処理が施される。これにより、撮像画像を表す画像データを生成される。生成された画像データは圧縮されて、メモリ24に記憶される。
【0053】
次に、図3乃至図5を参照して、デジタル信号処理部20の動作を詳細に説明する。なお、デジタル信号処理部20では、制御部26からの信号に従って、前処理に用いるパラメータ、すなわちオフセット補正回路52ではオフセット値、ゲイン補正回路54ではゲイン値、及びガンマ補正回路56では入出力特性(ガンマカーブ)が各色毎に設定されている。また、デジタル信号処理部20には、切換えスイッチ28から本デジタルカメラ10で採用しているCCD14のカラーフィルタの配列方式(ハニカム/ベイヤー)を示す信号が入力されている。
【0054】
図3はデジタル信号処理部20の動作を示すフローチャートを示している。また、図4、図5はCCDのカラーフィルタの配列方式がハニカム配列の場合、ベイヤー配列の場合のデジタル信号処理部20における各種信号のタイミングチャートをそれぞれ示している。
【0055】
デジタル信号処理部20では、アナログ信号処理部18からの画像同期信号ENが入力されると図3に示す動作を開始する。デジタル信号処理部20は、画像同期信号ENが入力されると、図3に示すように、まずステップST1において、CCDIF50により、切換えスイッチ28から入力されている選択信号に基づいて、本デジタルカメラ10で採用しているCCD14のカラーフィルタの配列方式を選択信号に従って判別し、ハニカム配列であればステップST2、ベイヤー配列であればステップST3に進む。
【0056】
ステップST2ではハニカム配列に応じて、ステップST3では、ベイヤー配列に応じて、CCD14から読み出された点順次の信号の画素の色を識別する色識別信号を画像同期信号ENに同期して生成する。
【0057】
また、ステップST2又はST3における色識別信号の生成と共に、CCDIF50では、ステップST4において、画像同期信号ENに同期して、CCD14から読み出された点順次にアナログ信号処理部18で処理された信号の取り込みを開始する。
【0058】
詳しくは、図4に示すように、選択信号がハニカム配列を示す場合(同図ではHレベル)、画像同期信号ENの立下りに同期して、デジタル信号処理部20には、CCD14から読み出した順に各画素の信号が色信号として入力される。具体的には、ハニカム配列の場合、ある行の信号として、同図に示されているように、所定のクロックCLKに従って、RXBXRXBX・・・の順に各色の画素の信号が入力されることになる。なお、Xは虚画素を示す。
【0059】
これと同時に所定のクロックCLKに従って、色識別信号が順次生成され、具体的には、RGB信号は11111111・・・、RGBG信号は11001100・・・、XOS信号は10101010・・・という2ビット信号が生成される。すなわち、点順次に入力された1画素目の色信号についての色識別信号(RGB、RGBG、XOS)=(1、1、1)となり、この色識別信号から、表1、2に示したように、R色で且つ有効な画素(実画素)で得られた色信号であることが分かる。また2画素目の色信号についての色識別信号は、(RGB、RGBG、XOS)=(1、1、0)となり、この色識別信号から、RGB、RGBG信号はR色を示しているが、XOS信号から無効な画素、すなわち虚画素の色信号であることが分かる。このように色識別信号(RGB、RGBG、XOS)により、各色信号が表す色及び有効/無効が判別可能である。
【0060】
一方、図5に示すように、選択信号がベイヤー配列を示す場合(同図ではLレベル)、画像同期信号ENの立下りに同期して、デジタル信号処理部20には、CCD14から読み出した順に各画素の信号が色信号として入力される。具体的には、ベイヤー配列の場合、ある行について、同図に示されているように、所定のクロックCLKに従って、RGRGRGRG・・・の順に色信号が入力されることになる。
【0061】
これと同時に所定のクロックCLKに従って、色識別信号が順次生成され、具体的には、RGB信号は10101010・・・、RGBG信号は11001100・・・という2ビット信号が生成される。すなわち、点順次に入力された1画素目の色信号についての色識別信号(RGB、RGBG)=(1、1)となり、この色識別信号から、表1に示したように、R色の画素で得られた色信号であることが分かる。また2画素目の色信号についての色識別信号は、(RGB、RGBG)=(0、1)となり、この色識別信号から、Rの画素と隣り合うB色の画素から得られた色信号であることが分かる。
【0062】
そして、次のステップST5では、オフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、ガンマ補正回路56のそれぞれにおいて、色識別信号として入力されたRGB信号及びRGBG信号が示す色に基づいて、パラメータを選択する。そして次のステップST6で、オフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、ガンマ補正回路56により、選択したパラメータを用いて、オフセット補正、ゲイン補正、ガンマ補正といった前処理をそれぞれ施す。なお、ここでは、色識別信号に含まれるXOS信号については無視され、実画素/虚画素に係わらず、同一の処理がなされる。
【0063】
例えば、対応する色識別信号が(RGB、RGBG)=(1、1)とR色を表している色信号の場合は、オフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、ガンマ補正回路56において、R色に対応して設定されているパラメータが選択されて、オフセット補正、ゲイン補正、ガンマ補正が実行される。
【0064】
このように前処理過程では、色識別信号に基づいて処理対象の色信号の色を判別し、RGBの各色毎に予め用意されたパラメータの中から、判別した色のパラメータを選択することで、各色毎に適切な前処理を行うことができる。
【0065】
このようにして前処理が施された色信号は、同時化処理回路58A、58Bの両者に入力され、次のステップST7においては、色識別信号が示す色の補間演算式に従って、それぞれでハニカム配列、ベイヤー配列に適した同時化処理がなされると共にYC変換処理して輝度信号及び色差信号に変換される。なお、同時化処理回路58Aでは、対応する色識別信号に含まれるXOS信号が0の色信号については、無効な信号であるとして、同時化処理には用いないようになっている。
【0066】
次のステップST8では、後処理回路60により、切換えスイッチ28から入力されている選択信号に基づいて、本デジタルカメラ10で採用しているCCD14のカラーフィルタの配列方式を選択信号に従って判別し、ハニカム配列であればステップST9、ベイヤー配列であればステップST10に進む。
【0067】
そして、後処理回路60により、ステップST9では同時化処理回路58Aの出力信号(輝度信号、色差信号)、ステップST10では同時化処理回路58Bの出力信号を選択し、当該選択した出力信号に対して、後処理として、エッジ強調や色補正といった所定のデジタル信号処理を施す。
【0068】
この後処理回路60による処理後の信号(輝度信号、色差信号)は、撮像画像を表すデジタル画像データとして、圧縮回路62に入力され、最後にステップST11で、JPEG方式などで圧縮した後、メモリ24に記憶させて、図3の動作は終了する。
【0069】
このように、本実施の形態では、CCD14から読み出された各画素の信号について、CCDIF50において、当該CCDのカラーフィルタの配列方式に従って各画素の信号の色(R/G/B)を識別するための色識別信号を生成し、この色識別信号に基づいて点順次の各色信号が該当する画素の色を識別して、前処理、同時化処理を行うようにした。
【0070】
これにより、デジタル信号処理部20では、配列方式毎に、前処理、同時化処理、後処理を行う処理系を設けずとも、ハニカム配列とベイヤー配列の2つの配列方式に対応してデジタル信号処理を行うことができ回路規模の増大を抑えることができる。また、特に、オフセット補正回路52、ゲイン補正回路54、ガンマ補正回路56といったカラーフィルタの配列方式によらずに同一の前処理を行うための回路については、色識別信号が示す色毎に処理に用いるパラメータを切換えるようにしたことで、カラーフィルタの配列方式によらずに共通化することができ、回路規模の増大を防止する効果がある。
【0071】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、小さな回路規模で、撮像素子から読み出した信号に対して、複数のカラーフィルタの配列方式に対応して所定の信号処理を行うことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】(A)はハニカム配列、(B)はベイヤー配列を示す図である。
【図3】デジタル信号処理部の動作を示すフローチャートである。
【図4】CCDのカラーフィルタの配列方式がハニカム配列の場合のデジタル信号処理部における各種信号のタイミングチャートである。
【図5】CCDのカラーフィルタの配列方式がベイヤー配列の場合のデジタル信号処理部における各種信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
12 撮影レンズ
14 CCD
18 アナログ信号処理部
20 デジタル信号処理部
26 制御部
28 切換えスイッチ
30 画素
30A 実画素
30B 虚画素
52 オフセット補正回路
54 ゲイン補正回路
56 ガンマ補正回路
58A、58B 同時化処理回路
60 後処理回路
62 圧縮回路

Claims (3)

  1. カラー画像を撮像するために、複数の色のカラーフィルタが所定の配列となるように画素に対して設けられた撮像素子から読み出された撮像画像の各画素の信号に所定の処理を施して前記撮像画像の画像データを得る信号処理装置であって、
    予め定められた複数の前記カラーフィルタの配列方式の何れか1つを表す選択信号が入力されると共に、該選択信号が表す配列方式に基づいて、前記画素信号による各画素の色を識別するための色識別信号を生成する生成手段と、
    前記複数の配列方式に共通に設けられ、前記生成手段により生成された色識別信号が示す色に対応する画素信号に施す処理を前記所定の処理として行う処理手段と、
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記処理手段は、
    前記配列方式に対応して、各画素について、周辺の画素の信号から自らの画素の各色の画像データを生成する同時化信号処理手段と、
    前記同時化信号処理手段の前段に備えられ、且つ前記画素信号について補正処理を施す前処理手段と、
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. カラー画像を撮像するために、複数の色のカラーフィルタが所定の配列となるように画素に対して設けられた単板構成の撮像素子と、請求項1又は請求項2に記載の信号処理装置とを備え、前記撮像素子で撮影して得られた撮像画像の画素信号に対して前記信号処理装置により所定の処理を施して、前記撮像画像を表す画像データを取得する、
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
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