JP2004288110A - ネットワークアクセスログ情報の収集解析システム - Google Patents

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JP2004288110A JP2003082318A JP2003082318A JP2004288110A JP 2004288110 A JP2004288110 A JP 2004288110A JP 2003082318 A JP2003082318 A JP 2003082318A JP 2003082318 A JP2003082318 A JP 2003082318A JP 2004288110 A JP2004288110 A JP 2004288110A
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宏治 矢留
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Abstract

【課題】ログ情報のより効率的な収集,解析処理の実現
【解決手段】主ネットワーク機器10におけるネットワークアクセスログ情報21からの抽出処理の抽出間隔と、前記関連ネットワーク機器11におけるログ情報24の抽出処理の抽出間隔とが、前記ネットワークアクセスログ分析サーバ12からの指示により同期して設定されると共に、前記主ネットワーク機器10におけるネットワークアクセスログ情報21からの抽出ログ情報23は当該抽出ログ情報23における時刻情報と関連付けられてインデックス登録され、且つ、前記関連ネットワーク機器11にて抽出されたログ情報24も、当該ログ情報24における時刻情報と関連付けられてインデックス登録される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主なネットワーク機器から出力されるネットワークアクセスログ情報の逐次的な解析処理を行う際に、ネットワーク管理者が注目する内容のネットワークアクセスログデータに時間的に対応する他の関連ネットワーク機器におけるログ情報の抽出を、ログ情報が過剰に蓄積されることを防ぎつつ効率的に収集し、解析処理を行うことを可能とするネットワークアクセスログ情報の収集解析システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ログ情報の収集解析システムとしては、例えば次の先行技術文献に係る発明のような構成のものが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−366394号公報
【0004】
ここで、例えば侵入検知システム(IDS)にて不正アクセスログが検出された場合に、この不正アクセスがさらにネットワーク内部に侵入しているか否かを把握する必要がある場合には、侵入検知システム(IDS)などの主ネットワーク機器と、当該主ネットワーク機器と関連するファイアウォールやルーター等の関連ネットワーク機器とから、時間的に対応するログ情報をそれぞれ抽出して比較する必要がある。このようなログ情報の収集,解析を行うネットワークアクセスログ情報の収集解析システムにおける従来の構成及び処理動作について、図4および図5を参照して以下説明する。
【0005】
ネットワーク管理者は、例えば侵入検知システム(IDS)などの主ネットワーク機器10にて随時出力されるネットワークアクセスログ情報21を解析し、例えば不正アクセスログ等といった注目すべき内容のデータが存在するか否かをチェックする。このチェック処理は、主ネットワーク機器10に搭載された解析用エージェントプログラム30により実施され、その解析結果はネットワークアクセスログ分析サーバ12に通知される。
【0006】
前記解析用エージェントプログラム30では、ログ抽出プログラム40により前記ネットワークアクセスログ情報21から一定間隔ごとに部分的にログ情報の抽出処理が実施され、このとき抽出された抽出ログ情報23はハードディスク上に保存される(図4の処理▲1▼,図5のステップ100)。そして保存された各抽出ログ情報23に対して解析プログラム41により解析処理が行われ、ネットワーク管理者が注目すべき内容のログ情報の有無の調査が行われる(図5のステップ101)。
【0007】
ここで、注目すべき内容を持つネットワークアクセスログ情報が抽出ログ情報23内に検出されない場合には、当該抽出ログ情報23は削除され、他の抽出ログ情報23について解析が行われる。
【0008】
一方、注目すべき内容を持つネットワークアクセスログ情報が抽出ログ情報23内に検出された場合には、ネットワークアクセスログ分析サーバ12に搭載されたマネージャプログラム32に対して、当該抽出ログ情報23が何時から何時までのログ情報を含むのかを示すログ期間情報の通知処理と共に、この抽出ログ情報23を転送する転送処理が、解析プログラム41によって行われる(図4の処理▲2▼,図5のステップ103)。
【0009】
そして、上記通知を受信したマネージャプログラム32では、関連ログ収集通知機能44によって、例えばファイアウォールやルーターのように主ネットワーク機器と関連する関連ネットワーク機器11内に搭載された収集用エージェントプログラム31に対して、転送された抽出ログ情報23のログ期間情報のみが通知され、当該ログ期間情報に対応する関連ログ情報の送信が要求される(図4の処理▲3▼,図5のステップ110)。
【0010】
こうして関連ログ情報の転送要求を受信した収集用エージェントプログラム31では、前記関連ネットワーク機器11にて随時出力される関連するログ情報22に対して、ログ抽出プログラム42による抽出処理が実施され、抽出された抽出ログ情報24がハードディスク上に保存される(図4の処理▲4▼,図5のステップ120)。
【0011】
そして保存された抽出ログ情報24に対して、対応期間チェックプログラム43により、前記ログ期間情報に対応する期間内の関連ログ情報の抽出処理が行われ、主ネットワーク機器10からネットワークアクセスログ分析サーバ12へ転送された抽出ログ情報23と同一期間内の関連ログ情報よりなる対応部分ログ情報25が作成され、マネージャプログラム32に対して当該対応部分ログ情報25が転送される(図4の処理▲5▼)。
【0012】
そしてマネージャプログラム32内では、分析環境作成,レポート作成処理機能45が起動し、ネットワーク管理者が利用する分析環境,レポートの作成処理が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来技術では、関連するログ情報の要求処理(図4の処理▲3▼,図5のステップ110)が発生した段階でログ抽出プログラム42が起動され、関連ネットワーク機器11におけるログ抽出処理が実施され始めるため、抽出ログ情報24の容量やデータ数が膨大な量となる問題があった。
【0014】
また、上記抽出ログ情報24から前記対応部分ログ情報25を抽出,作成する処理では、図5のステップ120以降に示すように、抽出ログ情報24に含まれる全てのデータに対して1件ずつ時間的に対応するか否かの判定処理を実施しなければならず、前記対応部分ログ情報25の作成,転送までに多くの時間を要するといった不都合があった。
【0015】
そこで本発明の目的は、主ネットワーク機器から一定間隔ごとに抽出した部分的ログ情報内にネットワーク管理者が注目すべき内容が検出された場合には、その部分的ログ情報に対応する他の関連ネットワーク機器内の関連するログ情報を速やかに抽出でき、且つ、効率的な収集解析処理が実現できるよう抽出期間を最適化することのできるネットワークアクセスログ情報の収集解析システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ネットワークアクセスログ情報から一定間隔ごとに部分的に抽出した抽出ログ情報に内から、ネットワーク管理者が注目すべき内容を含む抽出ログ情報のみをネットワークアクセスログ分析サーバに転送する主ネットワーク機器と、前記主ネットワーク機器のログ情報と関連性のあるログ情報を蓄積し、この蓄積されたログ情報から、前記主ネットワーク機器から転送される抽出ログ情報と時間的に対応するログ情報のみをネットワークアクセスログ分析サーバに転送する関連ネットワーク機器と、前記主ネットワーク機器および前記関連ネットワーク機器からそれぞれ転送されたログ情報に基づいて、分析環境,レポートの作成処理を行うネットワークアクセスログ分析サーバと、を有するネットワークアクセスログ情報の収集解析システムにおいて、前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出処理の抽出間隔と、前記関連ネットワーク機器におけるログ情報の抽出処理の抽出間隔とが、前記ネットワークアクセスログ分析サーバからの指示により同期して設定されると共に、前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出ログ情報は当該抽出ログ情報における時刻情報と関連付けられてインデックス登録され、且つ、前記関連ネットワーク機器にて抽出されたログ情報も、当該ログ情報における時刻情報と関連付けられてインデックス登録されるように動作するものである。
【0017】
また、本発明のネットワークアクセスログ情報の収集解析システムにおいては、前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出ログ情報の待ち数が予め設定され且つ管理され、一つの抽出ログ情報を処理している間にネットワークアクセスログ情報から抽出,蓄積されて解析処理待ちの状態となった新規の抽出ログ情報の総数が当該待ち数以上になった場合には、前記主ネットワーク機器にて新たな抽出期間が設定され、前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出処理の抽出間隔と、前記関連ネットワーク機器におけるログ情報の抽出処理の抽出間隔とが、前記ネットワークアクセスログ分析サーバの指示を介して新たな抽出間隔に同期して設定されるようにしても良い。
【0018】
さらに、本発明のネットワークアクセスログ情報の収集解析システムにおいては、前記関連ネットワーク機器にて抽出された後に保持されるログ情報の数が世代数として予め設定され且つ管理され、前記関連ネットワーク機器内に保持されるログ情報の数が当該世代数を超えた場合には、前記主ネットワーク機器から前記ネットワークアクセスログ分析サーバを介して前記関連ネットワーク機器に、解析済みの抽出ログ情報の最新時刻データが通知され、この解析済み最新時刻データによって、前記関連ネットワーク機器内に保持されるログ情報のなかから当該最新時刻以前のログ情報が削除されるようにしても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係るネットワークアクセスログ情報の収集解析システムについて、図1から図3を参照して以下説明する。
【0020】
まず、本実施形態における解析用エージェントプログラム30内の処理において、ログ抽出プログラム40による抽出処理の実施される期間(間隔)が、マネージャプログラム32におけるログ抽出間隔通知機能49によって指示される(図1の処理▲1▼,図2のステップ111)。このとき、当該抽出処理間隔は、関連ネットワーク機器11内の収集用エージェントプログラム31内のログ抽出プログラム42にも同時に指示される。以上により、解析用エージェントプログラム30と収集用エージェントプログラム31とにおけるログ情報の抽出処理の間隔が同期して設定されることになり(図2のステップ103,121)、その結果、主ネットワーク機器10から抽出された抽出ログ情報23と同一期間内に生じた関連ネットワーク機器11内のログ情報の検索処理が容易になる。
【0021】
こうして双方のネットワーク機器10,11におけるログ情報抽出処理間隔が同期したところで、主ネットワーク機器10にて随時出力されるネットワークアクセスログ情報21に対して、解析用エージェントプログラム30によって抽出処理が行われる(図1の処理▲2▼,図2のステップ100)。
【0022】
ここで、ネットワークアクセスログ情報21から一定間隔ごとに抽出された複数の抽出ログ情報23は、各抽出ログ情報毎に図3のようなインデックス管理テーブル26にインデックス登録される(図2のステップ102)。このインデックス管理テーブル26におけるインデックスデータは、各抽出ログ情報23をハードディスク上に保存した際のファイル名,各抽出ログ情報23内のデータの開始時刻および終了時刻の3つのデータで構成されている。尚、ファイル名は、オペレーティングシステムの日付時刻情報を利用することによって各抽出ログ情報23の名称が重複しないように自動設定される。
【0023】
そして、解析プログラム41によりネットワーク管理者が注目すべき内容のログ情報が抽出ログ情報23内に検出されない場合には、当該抽出ログ情報23は削除され、新規の抽出ログ情報23について解析が行われる(図2のステップ101以降)。
【0024】
一方、解析プログラム41によりネットワーク管理者が注目すべき内容のログ情報が検出された場合には、この解析プログラム41によりネットワークアクセスログ分析サーバ12上のマネージャプログラム32に対して、検出されたログ情報を含む抽出ログ情報23と、当該抽出ログ情報23のインデックス情報(時刻情報)とが転送される(図1の処理▲6▼,図2のステップ103)。
【0025】
続いて、マネージャプログラム32により、解析用エージェントプログラム30から転送された情報の内の時刻情報のみが収集用エージェントプログラム31にさらに転送されると(図1の処理▲7▼,図2のステップ110)、関連ネットワーク機器11では対応ログ情報検索プログラム48が起動され、再転送された時刻情報に該当する期間内の抽出ログ情報24が抽出される(図1の処理▲8▼,図2のステップ130以降)。ここで、本実施形態では、収集用エージェントプログラムでも解析用エージェントプログラム30と同様に、関連するログ情報から抽出された複数の抽出ログ情報が、インデックス管理テーブル27に、抽出ログ情報24のファイル名とインデックス(ログ情報内データの開始時刻,終了時刻)とが関連付けられてインデックス登録されており、該当する抽出ログ情報はこのインデックス管理テーブル27を利用して抽出される。よって、この抽出処理においては、図2のステップ130以降に示すように、転送された時刻情報に該当する情報がインデックス管理テーブル27に存在するか否かを確認するだけで良いので、従来と比べて抽出時間の短縮化が実現される。
【0026】
そして、抽出された該当抽出ログ情報がマネージャプログラムに転送されると、マネージャプログラム32内では分析環境作成,レポート作成処理機能45が起動し、ネットワーク管理者が利用する分析環境,レポートの作成処理が行われる。
【0027】
以上のように、本実施形態に係るネットワークアクセスログ情報の収集解析システムにより、ネットワークアクセスログ情報の逐次的解析処理において、主ネットワーク機器内の抽出ログ情報と関連ネットワーク機器内の抽出ログ情報とが、それぞれ時刻データを関連付けた状態でインデックス管理テーブルに登録されるため、主ネットワーク機器内の抽出ログ情報と同一期間内に生じた関連するログ情報をマネージャプログラムに対して速やかに提供することが可能となる。よって、解析処理対象のログ情報においてネットワーク管理者が注目すべき内容のログ情報が発見された場合に、より早期に分析環境,レポートを提供することが可能となる。
【0028】
また本実施形態では、ログ情報の収集,解析処理の効率化を図るべく、図1のように主ネットワーク機器10の解析用エージェントプログラム30と関連ネットワーク機器11の収集用エージェントプログラム31とに、それぞれ世代数管理プログラム46,47が備えられ、さらにネットワークアクセスログ分析環境12のマネージャプログラム32には、解析済み最新時刻通知機能50が備えられている。そして、これらのプログラムや機能は、上述のログ情報の収集解析処理中に随時実行される。以下、この並行処理手順について具体的に説明する。
【0029】
まず、主ネットワーク機器10では、解析用エージェントプログラム30の世代管理プログラム46により、ネットワークアクセスログ情報からの抽出ログ情報23の待ち数(解析処理待ちの状態の抽出ログ情報23の数)が管理される。この待ち数(最大数)は予め設定されるが、一つの抽出ログ情報を処理している間にネットワークアクセスログ情報から抽出,蓄積されて解析処理待ちの状態となった新規の抽出ログ情報の総数がその待ち数以上になった場合には、設定されている解析処理時間の平均値に、1以上の数を乗算する(乗算する数も、予め設定されている)。こうして得られた値は、新抽出期間としてマネージャプログラム32内のログ抽出間隔通知機能49に通知される(図1の処理▲3▼,図2のステップ104,105)。尚、この通知処理は、図1及び図2に示すようにネットワークアクセスログ情報からの抽出処理およびインデックス管理テーブル26への登録処理後に行われる。
【0030】
そして、通知を受けたマネージャプログラム32のログ抽出間隔通知機能49により、主ネットワーク機器10および関連ネットワーク機器11のログ抽出プログラム40,42に対して、前記新抽出期間が新たなログ抽出期間として通知される(図1の処理▲1▼,図2のステップ111)。その後、再度図2のステップ103の処理が行われ、解析用エージェントプログラム30と収集用エージェントプログラム31とにおけるログ情報の抽出処理の間隔を同期させる。
【0031】
ここで、新抽出期間にて抽出ログ情報23の抽出が実施された結果、解析処理待ちの抽出ログ情報23の数が減少して0になった場合には、抽出間隔を以前の解析処理時間に戻す等、再設定が行われるようにすればよい。
【0032】
以上のように、ログ抽出間隔の再計算処理が行われることによって、主ネットワーク機器10内の一つの抽出ログ情報の解析処理遅延により生じる抽出ログ情報の解析処理待ち状態を解消することができるため、より円滑な抽出ログ情報23の解析処理が実行されるようになると共に、主ネットワーク機器10におけるリソースを効率よく利用することが可能となる。
【0033】
さらに関連ネットワーク機器11では、関連するログ情報22から抽出後に保持される抽出ログ情報24の数を世代数として予め設定し、世代管理プログラム47により、この抽出ログ情報24の世代数が管理,維持される。尚、収集用エージェントプログラム31における世代数は、解析用エージェント30における世代数よりも大きく設定されている。
【0034】
そして、前記世代数管理プログラム47にて、関連ネットワーク機器11内に保持される抽出ログ情報24の数が設定されている世代数を超えた場合には、マネージャプログラム32内の解析済み最新時刻通知機能50を使用して、解析用エージェントプログラム30内の解析プログラム41に対して、解析済みの抽出ログ情報の最新時刻データを通知してもらう(図1の処理▲4▼,▲5▼、図2のステップ122,123)。そして、この解析済み最新時刻データの通知を受けると、この解析済み最新時刻以前の抽出ログ情報24は以後の処理には無用のものであるため、世代数管理プログラム47によってこの時刻以前の抽出ログ情報24の削除が行われる。
【0035】
以上のように削除処理が行われることによって、検索対象となるインデックス管理テーブル27に登録されるデータ数は最高で設定世代数となるため、従来のように抽出ログ情報24に含まれる全てのデータ数を保持しておく必要がなくなる。よって、同一期間内に生じたログ情報の抽出に要する時間は、従来方式に比べて減少することとなり、一層円滑な抽出ログ情報24の解析処理が実行されるようになると共に、関連ネットワーク機器11におけるリソースを効率よく利用することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のネットワークアクセスログ情報の収集解析システムによれば、解析対象ログ情報に時間的に対応する関連ログ情報の収集に要する時間を短縮することが可能となると共に、解析処理待ちとなる解析対象ログ情報の蓄積数を制限することが可能となる。これにより、ログ情報の効率的な収集,解析処理が可能となるため、例えば不正アクセスがあった場合等のように早急な状況把握が求められる事象発生時に対して、より早期の分析環境,レポート作成を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るネットワークアクセスログ情報の収集解析システムの構成及び各データの流れを示す図である。
【図2】第一実施形態に係るネットワークアクセスログ情報の収集解析システムによる処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第一実施形態に係るネットワークアクセスログ情報の収集解析システムにおけるインデックス管理テーブルの構成を示す図である。
【図4】従来のネットワークアクセスログ情報の収集解析システムの構成及び各データの流れを示す図である。
【図5】従来のネットワークアクセスログ情報の収集解析システムによる処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…主ネットワーク機器、11…関連ネットワーク機器、12…ネットワークアクセスログ分析環境、21…ネットワークアクセスログ情報、22…関連するログ情報、23…抽出ログ情報(主ネットワーク機器内)、24…抽出ログ情報(関連ネットワーク機器内)、26…インデックス管理テーブル(主ネットワーク機器内)、27…インデックス管理テーブル(関連ネットワーク機器内)、30…解析用エージェントプログラム、31…収集用エージェントプログラム、40…ログ抽出プログラム(主ネットワーク機器内)、41…解析プログラム、42…ログ抽出プログラム(関連ネットワーク機器内)、43…対応期間チェックプログラム、44…関連ログ収集通知機能、45…分析環境作成,レポート作成処理機能、46…世代数管理プログラム(主ネットワーク機器内)、47…世代数管理プログラム(関連ネットワーク機器内)、48…対応ログ情報検索プログラム、49…ログ抽出間隔通知機能、50…解析済み最新時刻通知機能。

Claims (3)

  1. ネットワークアクセスログ情報から一定間隔ごとに部分的に抽出した抽出ログ情報に内から、ネットワーク管理者が注目すべき内容を含む抽出ログ情報のみをネットワークアクセスログ分析サーバに転送する主ネットワーク機器と、前記主ネットワーク機器のログ情報と関連性のあるログ情報を蓄積し、この蓄積されたログ情報から、前記主ネットワーク機器から転送される抽出ログ情報と時間的に対応するログ情報のみをネットワークアクセスログ分析サーバに転送する関連ネットワーク機器と、前記主ネットワーク機器および前記関連ネットワーク機器からそれぞれ転送されたログ情報に基づいて、分析環境,レポートの作成処理を行うネットワークアクセスログ分析サーバと、を有するネットワークアクセスログ情報の収集解析システムにおいて、
    前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出処理の抽出間隔と、前記関連ネットワーク機器におけるログ情報の抽出処理の抽出間隔とが、前記ネットワークアクセスログ分析サーバからの指示により同期して設定されると共に、
    前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出ログ情報は当該抽出ログ情報における時刻情報と関連付けられてインデックス登録され、且つ、前記関連ネットワーク機器にて抽出されたログ情報も、当該ログ情報における時刻情報と関連付けられてインデックス登録されることを特徴とするネットワークアクセスログ情報の収集解析システム。
  2. 前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出ログ情報の待ち数が予め設定され且つ管理され、一つの抽出ログ情報を処理している間にネットワークアクセスログ情報から抽出,蓄積されて解析処理待ちの状態となった新規の抽出ログ情報の総数が当該待ち数以上になった場合には、前記主ネットワーク機器にて新たな抽出期間が設定され、前記主ネットワーク機器におけるネットワークアクセスログ情報からの抽出処理の抽出間隔と、前記関連ネットワーク機器におけるログ情報の抽出処理の抽出間隔とが、前記ネットワークアクセスログ分析サーバの指示を介して新たな抽出間隔に同期して設定されることを特徴とする請求項1に記載のネットワークアクセスログ情報の収集解析システム。
  3. 前記関連ネットワーク機器にて抽出された後に保持されるログ情報の数が世代数として予め設定され且つ管理され、前記関連ネットワーク機器内に保持されるログ情報の数が当該世代数を超えた場合には、前記主ネットワーク機器から前記ネットワークアクセスログ分析サーバを介して前記関連ネットワーク機器に、解析済みの抽出ログ情報の最新時刻データが通知され、この解析済み最新時刻データによって、前記関連ネットワーク機器内に保持されるログ情報のなかから当該最新時刻以前のログ情報が削除されることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークアクセスログ情報の収集解析システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008225758A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Web Republic Kk マイニングシステム及びマイニング方法
WO2017217305A1 (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 日本電気株式会社 ログ出力制御装置、ログ分析システム、ログ出力制御方法、ログ分析方法、および、記録媒体

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