【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭の駐車場やアプローチに降り積もる雪を融かす融雪装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の融雪装置として、降雪を検知するために降雪センサーを備えて、そのセンサーからの信号に応じて自動で融雪運転を行う機能を有するものがある（例えば、特許文献１参照）。具体的には、降雪センサーにより降雪を検知すると、融雪領域の加熱を開始し、雪が止むのを検知してから所定の時間、加熱を続けた後、加熱を停止するというものである。
【０００３】
雪が止んでからも加熱を続けるのは、融雪装置の融雪能力を超える降雪量の場合、降り積もる雪をリアルタイムに融かすことが困難であるため、降雪が停止した後も加熱して、融かし残しを無くすためである。また、このとき、加熱時間に制限を設けるのは、融雪装置の融雪能力を超える降雪量の場合に必要以上に加熱を続けてエネルギーを浪費させないためである。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００２−２２７１１５号公報（第２頁）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の融雪装置では、降雪時間を計測することにより、計測した最新の降雪時間によって降雪終了後に行う追加加熱の終了時刻を設定することから、断続的に降雪があった場合、例えば、初めに２時間の降雪があり、その１０分後に再び３０分の降雪があった場合などには、２回目の降雪終了後の追加加熱終了時刻は、最新の降雪時間、すなわち３０分の降雪時間に対して計算されるため、実際の降雪量に対して、最適な加熱時間を確保することができないという問題があった。
【０００６】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、断続的に降雪があった場合でも、実際の降雪量に応じた最適な加熱時間を設定できるようにすることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、降雪を検知する降雪検知手段により降雪を検知している間、降雪時間計測手段により降雪時間を計測し、降雪終了時に降雪時間計測手段により計測した降雪時間に応じて、追加加熱終了時刻設定手段により降雪終了後の追加加熱終了時刻を設定し、この追加加熱終了時刻設定手段により設定した追加加熱終了時刻を記憶手段に記憶し、降雪検知手段により降雪開始を検知してから降雪終了時に設定した時刻までの間、融雪領域を加熱する加熱手段を制御手段により制御するよう構成し、追加加熱終了時刻設定手段は、降雪終了時に記憶手段にすでに記憶している追加加熱終了時刻と最新の降雪時間に対して計算した追加加熱終了時刻を比較し、遅い方の終了時刻を最新の追加加熱終了時刻として設定し、記憶手段に記憶するよう構成したものである。
【０００８】
これにより、断続的に降雪があった場合でも、実際の降雪量に応じた最適な追加加熱時間を設定することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項１に記載の発明は、融雪領域を加熱する加熱手段と、降雪を検知する降雪検知手段と、この降雪検知手段により降雪を検知している間、降雪時間を計測する降雪時間計測手段と、降雪終了時に前記降雪時間計測手段により計測した降雪時間に応じて降雪終了後の追加加熱終了時刻を設定する追加加熱終了時刻設定手段と、この追加加熱終了時刻設定手段により設定した追加加熱終了時刻を記憶しておく記憶手段と、前記降雪検知手段により降雪開始を検知してから降雪終了時に前記追加加熱終了時刻設定手段により設定した時刻までの間、融雪領域の加熱を行うように前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記追加加熱終了時刻設定手段は、降雪終了時に前記記憶手段にすでに記憶している追加加熱終了時刻と最新の降雪時間に対して計算した追加加熱終了時刻を比較し、遅い方の終了時刻を最新の追加加熱終了時刻として設定し、前記記憶手段に記憶するよう構成したものであり、断続的に降雪があった場合でも、実際の降雪量に応じた最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、上記請求項１に記載の発明において、追加加熱終了時刻設定手段は、降雪終了後も予め設定されている連続降雪判定時間が経過するまでは、追加加熱終了時刻を設定しないようにしたものであり、断続的に降雪があった場合でも、一連の降雪として降雪時間を計測するため、実際の降雪量に応じた最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、上記請求項１または２に記載の発明において、記憶手段は、降雪終了後、追加加熱終了時刻に到達する前に、融雪領域の温度が予め設定されている追加加熱終了温度に到達すれば、記憶している追加加熱終了時刻を現在時刻に変更するようにしたものであり、融雪領域の温度が追加加熱終了温度に到達すれば、そのとき降った雪はすべて融かしたと判断して、設定した追加加熱終了時刻を現在時刻に変更するため、つぎの降雪終了時には最新の降雪時間に応じて、追加加熱終了時刻を設定するので、実際の降雪量に応じた最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００１２】
請求項４に記載の発明は、上記請求項１〜３に記載の発明において、報知動作をする報知手段を備え、制御手段は、融雪領域の温度が予め設定されている追加加熱終了温度に到達する前に、追加加熱終了時刻に到達した場合、その旨を報知するように前記報知手段を制御するようにしたものであり、融雪装置の融雪能力以上の降雪や、外気温の低下などにより融雪領域上の雪をすべて融雪することができないということを使用者に知らせることができるため、装置の故障に対する使用者の不安を解消することができる。
【００１３】
請求項５に記載の発明は、上記請求項３または４に記載の発明において、外気温を検知する外気温検知手段を備え、制御手段は、前記外気温検知手段により検知した外気温に応じて、追加加熱終了温度を変更するようにしたものであり、外気温により融雪領域の上昇可能な温度が変化しても、それに応じて追加加熱終了温度を設定するので、無駄に運転を続けて、エネルギーを浪費するのを避けることができる。
【００１４】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【００１５】
（実施例１）
本発明の融雪装置は、図２に示すように、歩道２から玄関３および駐車スペース４に至るアプローチを含めた領域に融雪装置敷設部１を形成し、そこに降った雪を融雪するものである。
【００１６】
図１に示すように、加熱手段１は融雪領域を加熱するもので、図３に示すように、車両等の荷重に十分耐え得る金属製の表面プレート１１と、この表面プレート１１で保護される加熱コイル１２とからなる加熱ユニット１０で構成し、高周波電源から供給される高周波電流により交番磁界を発生し、この交番磁界で表面プレート１１を誘導加熱するよう構成している。
【００１７】
降雪検知手段２は降雪を検知し、降雪の有無に応じた信号を降雪時間計測手段３、追加加熱終了時刻設定手段４、制御手段６に入力するもので、この降雪検知手段２は、発光素子と受光素子で構成し、発光素子から放たれた光が雪に反射して受光素子で検出されることにより降雪の有無を検知するようにしている。
【００１８】
降雪時間計測手段３は降雪検知手段２により降雪を検知している間、降雪時間を計測するようにしている。追加加熱終了時刻設定手段４は降雪終了時に降雪時間計測手段３により計測した降雪時間に応じて、降雪終了後に行う追加加熱の時間を計算し、その追加加熱時間を基に降雪終了時点の時刻から追加加熱の終了時刻を計算し、降雪終了後の追加加熱終了時刻を設定するようにしている。
【００１９】
制御手段６は降雪検知手段２により降雪開始を検知してから、降雪終了時に追加加熱終了時刻設定手段４により設定した時刻までの間、融雪領域の加熱を行うように加熱手段１を制御するようにしている。ここで、 降雪時間計測手段３、追加加熱終了時刻設定手段４、制御手段６は、マイクロコンピュータ９で構成している。
【００２０】
記憶手段５は、マイクロコンピュータ９内のＲＡＭに相当し、追加加熱終了時刻設定手段４により設定した追加加熱終了時刻を記憶するようにしている。
【００２１】
報知手段７は、ブザーで構成し、追加加熱終了時刻に到達した場合に鳴動するように制御される。外気温検知手段８は、外気温センサーで構成し、現在の外気温を検知して制御手段６に入力するようにしている。
【００２２】
ここで、追加加熱終了時刻設定手段４は、降雪終了時に記憶手段５にすでに記憶している追加加熱終了時刻と最新の降雪時間に対して計算した追加加熱終了時刻を比較し、遅い方の終了時刻を最新の追加加熱終了時刻として設定し、記憶手段に記憶するよう構成している。
【００２３】
上記構成において図４のフローチャートを参照しながら動作を説明する。融雪装置の運転を開始すると、まず、ステップＳ１で記憶手段５であるマイクロコンピュータ９内のＲＡＭの追加加熱終了時刻記憶領域を初期化、すなわち追加加熱終了時刻として現在時刻を設定する。そして、ステップＳ２で降雪検知手段２により降雪開始かどうかを検知する。降雪開始を検知すれば、ステップＳ３へ進み、融雪領域の加熱を開始するが、降雪がなければ、降雪があるまでステップＳ２を繰り返す。
【００２４】
ステップＳ３で加熱を開始すると、ステップＳ４で降雪時間計測手段３により、降雪時間を計測する。降雪時間の計測は、ステップＳ５で降雪検知手段２により、降雪終了を検知するまで繰り返す。降雪終了を検知すると、ステップＳ６で追加加熱終了時刻設定手段４により、最新の降雪時間に対する追加加熱終了時刻を計算する。
【００２５】
そして、ステップＳ７で追加加熱終了時刻記憶領域に記憶している追加加熱終了時刻と今回計算した追加加熱終了時刻との比較を行い、記憶している追加加熱終了時刻の方が遅ければ、ステップＳ８でその時刻を最新の追加加熱終了時刻として設定する。反対に今回計算した追加加熱終了時刻の方が遅ければ、ステップＳ９でその時刻を最新の追加加熱終了時刻として設定する。そして、ステップＳ１０で、設定した追加加熱終了時刻を追加加熱終了時刻記憶領域に記憶し、つぎのステップＳ１１で計測した降雪時間をクリアする。
【００２６】
そして、ステップＳ１２で再び降雪開始かどうかを検知し、降雪開始を検知すれば、ステップＳ４に戻り、降雪時間を計測する。降雪がなければ、ステップＳ１３で追加加熱終了時刻に到達したかどうか判定し、到達していれば、ステップＳ１４で加熱を停止してからステップＳ１へ戻り、これまでの一連の動作を繰り返す。まだ到達していなければ、ステップＳ１２へ戻り、降雪開始の検知を行う。
【００２７】
このように、設定した追加加熱終了時刻を記憶しておき、つぎの降雪終了時には、記憶してある追加加熱終了時刻と最新の降雪時間に対する追加加熱終了時刻とを比較し、遅い方を最新の追加加熱終了時刻として設定することにより、断続的に降雪があった場合でも、実際の降雪量に合った最適な加熱時間を設定することができる。
【００２８】
なお、本実施例では、加熱手段として加熱コイルによる誘導加熱を用いたが、これは電熱線や温水パイプを用いたものでもよく、要は融雪領域を加熱することができる構成であればよい。
【００２９】
（実施例２）
図１に示す追加加熱終了時刻設定手段４は、降雪終了後も予め設定されている連続降雪判定時間が経過するまでは、追加加熱終了時刻を設定しないようにしている。他の構成は上記実施例１と同じである。
【００３０】
上記構成において図５のフローチャートを参照しながら動作を説明する。なお、ステップＳ１からステップＳ５までの動作は、上記実施例１の動作と同じであるので説明を省略する。
【００３１】
ステップＳ５で降雪終了と判定した後、ステップＳ１５で連続降雪判定時間が経過したかどうか判定する。そこで、まだ経過していなければ、つぎにステップＳ１６で降雪開始かどうかを判定する。降雪がなければ、ステップＳ１５へ戻り、連続降雪判定時間が経過するまで、同様の処理を繰り返す。降雪開始を検知すれば、ステップＳ４へ戻り、前回計測した降雪時間から引き続いて降雪時間の計測を開始する。ステップＳ１５で連続降雪判定時間が経過していれば、ステップＳ６の処理へ移行する。
【００３２】
ステップＳ６からステップＳ１４までの動作は上記実施例１の動作と同じであるので説明を省略する。
【００３３】
このように、降雪終了後も予め設定されている連続降雪判定時間が経過するまでは、追加加熱終了時刻を設定しないことにより、断続的に降雪があった場合でも、一連の降雪として降雪時間を計測するため、実際の降雪量に応じて、より最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００３４】
（実施例３）
図１に示す記憶手段５は、降雪終了後、追加加熱終了時刻に到達する前に、融雪領域の温度が予め設定されている追加加熱終了温度に到達すれば、記憶している追加加熱終了時刻を現在時刻に変更するようにしている。他の構成は上記実施例１と同じである。
【００３５】
上記構成において図６のフローチャートを参照しながら動作を説明する。なお、ステップＳ１からステップＳ１２までの動作は、上記実施例１の動作と同じであるので説明を省略する。
【００３６】
ステップＳ１２で再び降雪開始かどうかを検知し、降雪がなければ、ステップＳ１７で追加加熱終了温度に到達したかどうかを判定する。終了温度に到達していれば、ステップＳ１４で加熱を停止した後、ステップ１へ戻り、記憶している追加加熱終了時刻の初期化を行う。終了温度に到達していなければ、ステップＳ１３で追加加熱終了時刻に到達したかどうか判定し、到達していれば、Ｓ１４で加熱を停止した後、ステップＳ１へ戻るが、まだ到達していなければ、ステップＳ１２へ戻り、降雪開始の検知を行う。
【００３７】
このように、融雪領域の温度が追加加熱終了温度に到達すれば、その時降った雪はすべて融かしたと判断して、設定した追加加熱終了時刻を現在時刻に変更するため、つぎの降雪終了時には最新の降雪時間に応じて、追加加熱終了時刻を設定するので、実際の降雪量に応じた最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００３８】
（実施例４）
図１に示す制御手段６は、融雪領域の温度が予め設定されている追加加熱終了温度に到達する前に、追加加熱終了時刻に到達した場合、その旨を報知するように報知手段７を制御するようにしている。他の構成は上記実施例１と同じである。
【００３９】
上記構成において図７のフローチャートを参照しながら動作を説明する。なお、ステップＳ１からステップＳ１３までの動作は、上記実施例３の動作と同じであるので説明を省略する。
【００４０】
ステップＳ１３で追加加熱終了時刻に到達したかどうか判定し、終了時刻に到達していれば、ステップＳ１８で報知手段７によりブザー報知を行う。そして、ステップＳ１４で加熱を停止した後、ステップＳ１へ戻る。終了時刻に到達していなければ、ステップＳ１２へ戻り、降雪開始の検知を行う。
【００４１】
このように、融雪領域の温度が予め設定されている追加加熱終了温度に到達する前に、追加加熱終了時刻に到達した場合、ブザーなどの報知手段７を報知させることにより、融雪装置の融雪能力以上の積雪や、外気温の低下などにより融雪領域上の雪をすべて融雪することができない場合にその旨を使用者に知らせることができるため、装置の故障に対する使用者の不安を解消することができる。
【００４２】
なお、本実施例では、報知手段７としてブザーを用いたが、これは発光ダイオードや液晶表示器でもよく、要は使用者に融雪領域上の雪をすべて融雪することができないということを知らせることができる構成であればよい。
【００４３】
（実施例５）
本発明の融雪装置では、加熱ユニット１個当たりへの供給電力は２５０Ｗとしている。このように、融雪領域へ供給される電力、すなわち熱量というのは決まっているため、加熱時の融雪領域の温度、すなわち外気温により融雪領域を加熱して上昇させることのできる温度は決まってしまう。
【００４４】
そこで、図１に示す制御手段６は、外気温検知手段８により検知した外気温に応じて、追加加熱終了温度を変更するように構成している。他の構成は上記実施例１と同じである。
【００４５】
上記構成において図８のフローチャートを参照しながら動作を説明する。なお、ステップＳ１からステップＳ１２までの動作は、上記実施例３の動作と同じであるので説明を省略する。
【００４６】
ステップＳ１２で再び降雪開始かどうかを検知し、降雪がなければ、ステップＳ１９で外気温を検知する。そして、検知した外気温に応じて、ステップＳ２０で追加加熱終了温度を変更する。その後、ステップＳ１７で追加加熱終了温度に到達したかどうかを判定する。終了温度に到達していれば、ステップＳ１４で加熱を停止した後、ステップ１へ戻る。終了温度に到達していなければ、ステップＳ１３で追加加熱終了時刻に到達したかどうか判定し、到達していれば、Ｓ１４で加熱を停止した後、ステップＳ１へ戻るが、まだ到達していなければ、ステップＳ１２へ戻り、降雪開始の検知を行う。
【００４７】
このように、検知した外気温に応じて、追加加熱終了温度を変更することにより、外気温により融雪領域の上昇可能な温度が変化しても、それに応じて追加加熱終了温度を設定するので、無駄に運転を続けて、エネルギーを浪費することを避けることができる。
【００４８】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項１に記載の発明によれば、降雪終了時にすでに記憶している追加加熱終了時刻と最新の降雪時間に対して計算した追加加熱終了時刻を比較し、遅い方の終了時刻を最新の追加加熱終了時刻として設定し、記憶するよう構成したから、断続的に降雪があった場合でも、実際の降雪量に応じた最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００４９】
また、請求項２に記載の発明によれば、降雪終了後も予め設定されている連続降雪判定時間が経過するまでは、追加加熱終了時刻を設定しないようにしたから、断続的に降雪があった場合でも、一連の降雪として降雪時間を計測するため、実際の降雪量に応じて、より最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００５０】
また、請求項３に記載の発明によれば、降雪終了後、追加加熱終了時刻に到達する前に、融雪領域の温度が予め設定されている追加加熱終了温度に到達すれば、記憶している追加加熱終了時刻を現在時刻に変更するようにしたから、つぎの降雪終了時には最新の降雪時間に応じて、追加加熱終了時刻を設定するので、実際の降雪量に応じて、より最適な追加加熱時間を設定することができる。
【００５１】
また、請求項４に記載の発明によれば、融雪領域の温度が予め設定されている追加加熱終了温度に到達する前に、追加加熱終了時刻に到達した場合、その旨を報知するように前記報知手段を制御するようにしたから、融雪装置の融雪能力以上の降雪や、外気温の低下などにより融雪領域上の雪をすべて融雪することができないということを使用者に知らせることができるため、装置の故障に対する使用者の不安を解消することができる。
【００５２】
また、請求項５に記載の発明によれば、外気温に応じて、追加加熱終了温度を変更するようにしたから、外気温により融雪領域の上昇可能な温度が変化しても、それに応じて追加加熱終了温度を設定するので、無駄に運転を続けて、エネルギーを浪費するのを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例の融雪装置のブロック図
【図２】同融雪装置の設置状態を示す斜視図
【図３】（ａ）同融雪装置の加熱ユニットの平面図
（ｂ）同融雪装置の加熱ユニットの断面図
【図４】同融雪装置の動作フローチャート
【図５】本発明の第２の実施例の融雪装置の動作フローチャート
【図６】本発明の第３の実施例の融雪装置の動作フローチャート
【図７】本発明の第４の実施例の融雪装置の動作フローチャート
【図８】本発明の第５の実施例の融雪装置の動作フローチャート
【符号の説明】
１ 加熱手段
２ 降雪検知手段
３ 降雪時間計測手段
４ 追加加熱終了時刻設定手段
５ 記憶手段
６ 制御手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a snow melting apparatus for melting snow falling on a parking lot or approach at home.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as this type of snow melting apparatus, there is an apparatus having a snowfall sensor for detecting snowfall and having a function of automatically performing a snowmelt operation in response to a signal from the sensor (for example, see Patent Document 1). Specifically, when snowfall is detected by a snowfall sensor, heating of the snowmelt region is started, heating is continued for a predetermined time after detecting that the snow has stopped, and then heating is stopped.
[0003]
The reason for continuing heating after the snow has stopped is that if the amount of snowfall exceeds the snowmelting capacity of the snowmelting device, it is difficult to melt the falling snow in real time. This is to eliminate the residue. In addition, the reason why the heating time is limited at this time is to prevent energy from being wasted by continuing heating more than necessary when the amount of snowfall exceeds the snowmelting ability of the snowmelting device.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-227115 (page 2)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional snow melting apparatus, by measuring the snowfall time, and by setting the end time of the additional heating performed after the end of the snowfall by the latest snowfall time measured, if there is intermittent snowfall, for example, For example, if there is 2 hours of snowfall and 10 minutes later there is 30 minutes of snowfall again, the additional heating end time after the end of the second snowfall is the latest snowfall time, that is, 30 minutes of snowfall time Therefore, there is a problem that an optimal heating time cannot be secured for the actual amount of snowfall.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problem, and an object of the present invention is to make it possible to set an optimal heating time according to an actual snowfall amount even when snowfall occurs intermittently.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention measures a snowfall time by a snowfall time measuring means while detecting snowfall by a snowfall detecting means for detecting snowfall, and measures a snowfall time measured by the snowfall time measuring means at the end of the snowfall. The additional heating end time after the end of the snowfall is set by the additional heating end time setting means, the additional heating end time set by the additional heating end time setting means is stored in the storage means, and the snowfall detection means starts the snowfall. The heating means for heating the snow melting area is controlled by the control means until the time set at the end of snowfall after the detection of the snowfall, and the additional heating end time setting means is already stored in the storage means at the end of snowfall. Compare the additional heating end time with the additional heating end time calculated for the latest snowfall time, and set the later end time as the latest additional heating end time, Those configured to store the 憶 means.
[0008]
Thereby, even if there is intermittent snowfall, it is possible to set an optimal additional heating time according to the actual amount of snowfall.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to claim 1 of the present invention is a heating means for heating a snow melting area, a snowfall detecting means for detecting snowfall, and a snowfall time for measuring a snowfall time while detecting snowfall by the snowfall detecting means. Measuring means, additional heating end time setting means for setting an additional heating end time after the end of snowfall in accordance with the snowfall time measured by the snowfall time measuring means at the end of snowfall, and additional heating set by the additional heating end time setting means. Storage means for storing a heating end time, and heating of the snowmelt region from the time when the start of snowfall is detected by the snowfall detection means to the time set by the additional heating end time setting means at the end of snowfall. Control means for controlling the heating means, wherein the additional heating end time setting means, at the end of snowfall, the additional heating end time already stored in the storage means and the latest The additional heating end time calculated with respect to the time is compared, the later end time is set as the latest additional heating end time, and is configured to be stored in the storage means. Even in this case, it is possible to set an optimum additional heating time according to the actual amount of snowfall.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the additional heating end time setting means sets the additional heating end time until a preset continuous snowfall determination time has elapsed even after the end of snowfall. Is not set, and even if there is intermittent snowfall, the snowfall time is measured as a series of snowfalls, so that an optimal additional heating time according to the actual snowfall amount can be set.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the storage means may further include, after the end of the snowfall, the temperature of the snow melting region is set before the additional heating end time is reached. When the heating end temperature is reached, the stored additional heating end time is changed to the current time, and when the temperature of the snow melting region reaches the additional heating end temperature, all the snow falling at that time is removed. In order to determine that it has melted and change the set additional heating end time to the current time, at the end of the next snowfall, the additional heating end time is set according to the latest snowfall time, so according to the actual snowfall amount The optimum additional heating time can be set.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first to third aspects of the present invention, there is provided an informing means for performing an informing operation, and the control means causes the temperature of the snow melting region to reach a preset additional heating end temperature. Before the additional heating is completed, the notifying means is controlled so as to notify the user when the additional heating end time has been reached. Since the user can be informed that all the snow on the area cannot be melted, the user's anxiety about the failure of the device can be resolved.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in accordance with the third or fourth aspect of the present invention, the apparatus further comprises an outside air temperature detecting means for detecting an outside air temperature, and the control means responds to the outside air temperature detected by the outside air temperature detecting means. The additional heating end temperature is changed, and even if the temperature at which the snow melting region can rise changes due to the outside air temperature, the additional heating end temperature is set accordingly, so that the operation is continued wastefully, You can avoid wasting energy.
[0014]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
(Example 1)
As shown in FIG. 2, the snow melting apparatus of the present invention forms a snow melting apparatus laying section 1 in an area including an approach from a sidewalk 2 to an entrance 3 and a parking space 4, and melts snow falling there. is there.
[0016]
As shown in FIG. 1, the heating means 1 heats the snow melting area, and as shown in FIG. 3, a metal surface plate 11 capable of sufficiently withstanding the load of a vehicle or the like, and is protected by the surface plate 11. The heating unit 10 includes a heating coil 12, and an alternating magnetic field is generated by a high-frequency current supplied from a high-frequency power supply, and the surface plate 11 is induction-heated by the alternating magnetic field.
[0017]
The snowfall detection means 2 detects snowfall and inputs a signal according to the presence or absence of snowfall to the snowfall time measurement means 3, the additional heating end time setting means 4, and the control means 6, and the snowfall detection means 2 includes a light emitting element. The light emitted from the light emitting element is reflected on snow and detected by the light receiving element to detect the presence or absence of snowfall.
[0018]
The snowfall time measuring means 3 measures the snowfall time while the snowfall detecting means 2 detects the snowfall. The additional heating end time setting means 4 calculates an additional heating time to be performed after the end of the snowfall according to the snowfall time measured by the snowfall time measuring means 3 at the end of the snowfall, and from the time at the end of the snowfall based on the additional heating time. The end time of the additional heating is calculated, and the end time of the additional heating after the end of the snowfall is set.
[0019]
The control means 6 controls the heating means 1 so as to heat the snowmelt region from the time when the snowfall detection means 2 detects the start of snowfall to the time set by the additional heating end time setting means 4 when the snowfall ends. I have to. Here, the snowfall time measuring means 3, the additional heating end time setting means 4, and the control means 6 are constituted by a microcomputer 9.
[0020]
The storage unit 5 corresponds to a RAM in the microcomputer 9 and stores the additional heating end time set by the additional heating end time setting unit 4.
[0021]
The notifying unit 7 is configured by a buzzer, and is controlled to sound when the additional heating end time is reached. The outside air temperature detecting means 8 is constituted by an outside air temperature sensor, and detects the current outside air temperature and inputs it to the control means 6.
[0022]
Here, the additional heating end time setting means 4 compares the additional heating end time already stored in the storage means 5 at the end of the snowfall with the additional heating end time calculated for the latest snowfall time, and terminates the later one. The time is set as the latest additional heating end time, and is stored in the storage means.
[0023]
The operation of the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. When the operation of the snow melting apparatus is started, first, in step S1, the additional heating end time storage area of the RAM in the microcomputer 9 as the storage means 5 is initialized, that is, the current time is set as the additional heating end time. Then, in step S2, the snowfall detecting means 2 detects whether or not the snowfall has started. If the start of snowfall is detected, the process proceeds to step S3 to start heating the snowmelt region, but if there is no snowfall, step S2 is repeated until there is snowfall.
[0024]
When heating is started in step S3, the snowfall time measuring means 3 measures the snowfall time in step S4. The measurement of the snowfall time is repeated until the end of snowfall is detected by the snowfall detection means 2 in step S5. When the end of snowfall is detected, the additional heating end time setting means 4 calculates the additional heating end time for the latest snowfall time in step S6.
[0025]
In step S7, the additional heating end time stored in the additional heating end time storage area is compared with the additional heating end time calculated this time. If the stored additional heating end time is later, step S8 is performed. To set that time as the latest additional heating end time. Conversely, if the additional heating end time calculated this time is later, that time is set as the latest additional heating end time in step S9. Then, in step S10, the set additional heating end time is stored in the additional heating end time storage area, and the snowfall time measured in the next step S11 is cleared.
[0026]
Then, in step S12, it is detected again whether or not snowfall has started. If the start of snowfall is detected, the process returns to step S4, and the snowfall time is measured. If there is no snowfall, it is determined in step S13 whether or not the additional heating end time has been reached. If so, heating is stopped in step S14 and the process returns to step S1 to repeat a series of operations up to this point. If not, the process returns to step S12 to detect the start of snowfall.
[0027]
In this way, the set additional heating end time is stored, and at the end of the next snowfall, the stored additional heating end time is compared with the additional heating end time for the latest snowfall time, and the later one is the latest one. By setting the additional heating end time, even if there is intermittent snowfall, it is possible to set an optimal heating time that matches the actual amount of snowfall.
[0028]
In the present embodiment, induction heating using a heating coil is used as the heating means. However, it may be one using a heating wire or a hot water pipe. In other words, any configuration that can heat the snow melting region may be used.
[0029]
(Example 2)
The additional heating end time setting means 4 shown in FIG. 1 does not set the additional heating end time even after the end of snowfall until a preset continuous snowfall determination time has elapsed. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0030]
The operation of the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. The operation from step S1 to step S5 is the same as the operation of the first embodiment, and the description is omitted.
[0031]
After determining that the snowfall has ended in step S5, it is determined in step S15 whether or not the continuous snowfall determination time has elapsed. Therefore, if it has not passed yet, it is next determined in step S16 whether or not snowfall has started. If there is no snowfall, the process returns to step S15, and the same processing is repeated until the continuous snowfall determination time elapses. If the start of snowfall is detected, the process returns to step S4, and the measurement of the snowfall time is started continuously from the previously measured snowfall time. If the continuous snowfall determination time has elapsed in step S15, the process proceeds to step S6.
[0032]
The operation from step S6 to step S14 is the same as the operation of the first embodiment, and the description is omitted.
[0033]
As described above, even after intermittent snowfall, even if there is intermittent snowfall, the snowfall time is set as a series of snowfalls by not setting the additional heating end time until the preset continuous snowfall determination time has elapsed even after the end of snowfall. Because of the measurement, a more optimal additional heating time can be set according to the actual amount of snowfall.
[0034]
(Example 3)
The storage unit 5 shown in FIG. 1 stores the additional heating end time if the temperature of the snow melting region reaches the preset additional heating end temperature after the end of snowfall and before the additional heating end time. Is changed to the current time. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0035]
The operation of the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. The operation from step S1 to step S12 is the same as the operation of the first embodiment, and the description is omitted.
[0036]
In step S12, it is detected again whether snowfall has started. If there is no snowfall, it is determined in step S17 whether the additional heating end temperature has been reached. If the end temperature has been reached, the heating is stopped in step S14, and the process returns to step 1 to initialize the stored additional heating end time. If the end temperature has not been reached, it is determined in step S13 whether or not the additional heating end time has been reached. If the end temperature has been reached, heating is stopped in step S14, and the process returns to step S1, but if not yet reached. Returning to step S12, the start of snowfall is detected.
[0037]
As described above, when the temperature of the snow melting area reaches the additional heating end temperature, it is determined that all the snow that has fallen at that time has melted, and the set additional heating end time is changed to the current time. Since the additional heating end time is sometimes set according to the latest snowfall time, it is possible to set the optimal additional heating time according to the actual amount of snowfall.
[0038]
(Example 4)
The control means 6 shown in FIG. 1 controls the notifying means 7 to notify when the additional heating end time is reached before the temperature of the snow melting region reaches the preset additional heating end temperature. I am trying to do it. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0039]
The operation of the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. The operation from step S1 to step S13 is the same as the operation of the third embodiment, and the description is omitted.
[0040]
In step S13, it is determined whether or not the additional heating end time has been reached. If the end time has been reached, the buzzer is notified by the notifying means 7 in step S18. Then, after the heating is stopped in step S14, the process returns to step S1. If the end time has not been reached, the process returns to step S12 to detect the start of snowfall.
[0041]
As described above, when the additional heating end time is reached before the temperature of the snow melting region reaches the preset additional heating end temperature, the notifying unit 7 such as a buzzer is notified, so that the snow melting ability of the snow melting device is improved. If all snow on the snowmelt area cannot be melted due to the above-mentioned snowfall or a decrease in outside temperature, the user can be notified of that fact. it can.
[0042]
In this embodiment, a buzzer is used as the notifying means 7. However, a light emitting diode or a liquid crystal display may be used, and the point is to inform the user that all the snow on the snow melting area cannot be melted. Any configuration can be used.
[0043]
(Example 5)
In the snow melting apparatus of the present invention, the power supplied to one heating unit is 250 W. As described above, since the power supplied to the snow melting region, that is, the amount of heat, is determined, the temperature of the snow melting region at the time of heating, that is, the temperature at which the snow melting region can be heated and raised by the outside air temperature is determined. .
[0044]
Therefore, the control unit 6 shown in FIG. 1 is configured to change the additional heating end temperature according to the outside air temperature detected by the outside air temperature detection unit 8. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0045]
The operation of the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. Note that the operations from step S1 to step S12 are the same as the operations of the third embodiment, and thus the description will be omitted.
[0046]
In step S12, it is detected again whether snowfall has started. If there is no snowfall, the outside temperature is detected in step S19. Then, in step S20, the additional heating end temperature is changed according to the detected outside air temperature. Thereafter, it is determined in step S17 whether or not the additional heating end temperature has been reached. If the end temperature has been reached, the heating is stopped in step S14, and the process returns to step 1. If the end temperature has not been reached, it is determined in step S13 whether or not the additional heating end time has been reached. If the end temperature has been reached, heating is stopped in step S14, and the process returns to step S1, but if not yet reached. Returning to step S12, the start of snowfall is detected.
[0047]
In this way, by changing the additional heating end temperature according to the detected outside temperature, even if the temperature at which the snow melting region can rise due to the outside temperature changes, the additional heating end temperature is set accordingly. It is possible to avoid driving wastefully and wasting energy.
[0048]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the additional heating end time already stored at the end of snowfall is compared with the additional heating end time calculated for the latest snowfall time. Is set as the latest additional heating end time and stored, so that even if there is intermittent snowfall, an optimal additional heating time according to the actual snowfall amount can be set.
[0049]
According to the second aspect of the present invention, the additional heating end time is not set until the preset continuous snowfall determination time has elapsed even after the end of snowfall. Even in this case, since the snowfall time is measured as a series of snowfalls, a more optimal additional heating time can be set according to the actual amount of snowfall.
[0050]
According to the third aspect of the present invention, if the temperature of the snow melting region reaches the preset additional heating end temperature before the arrival of the additional heating end time after the end of snowfall, it is stored. Since the additional heating end time is changed to the current time, the additional heating end time is set at the end of the next snowfall according to the latest snowfall time, so more optimal additional heating according to the actual snowfall amount You can set the time.
[0051]
Further, according to the invention as set forth in claim 4, when the additional heating end time is reached before the temperature of the snow melting region reaches the preset additional heating end temperature, the fact is notified so as to be notified. Since the notification means is controlled, it is possible to inform the user that it is not possible to melt all of the snow on the snow melting area due to snowfall exceeding the snow melting ability of the snow melting device or a decrease in the outside temperature, It is possible to eliminate the user's anxiety about the failure of the device.
[0052]
According to the fifth aspect of the present invention, since the additional heating end temperature is changed according to the outside air temperature, even if the temperature at which the snow melting region can rise due to the outside air temperature changes, the temperature is changed accordingly. Since the additional heating end temperature is set, it is possible to avoid unnecessary operation and waste energy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a snow melting apparatus according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view showing an installed state of the snow melting apparatus. FIG. 3 (a) is a plan view of a heating unit of the snow melting apparatus. FIG. 4 is a sectional view of a heating unit of the snow melting apparatus. FIG. 4 is an operation flowchart of the snow melting apparatus. FIG. 5 is an operation flowchart of a snow melting apparatus according to a second embodiment of the present invention. FIG. 6 is a third embodiment of the present invention. FIG. 7 is an operation flowchart of a snow melting apparatus according to a fourth embodiment of the present invention. FIG. 8 is an operation flowchart of a snow melting apparatus according to a fifth embodiment of the present invention.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Heating means 2 Snowfall detecting means 3 Snowfall time measuring means 4 Additional heating end time setting means 5 Storage means 6 Control means
