JP2004283458A

JP2004283458A - Desk device

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Publication number: JP2004283458A
Application number: JP2003080812A
Authority: JP
Inventors: Kazuki Chikaki; 一樹親木
Original assignee: Itoki Crebio Corp
Current assignee: Itoki Crebio Corp
Priority date: 2003-03-24
Filing date: 2003-03-24
Publication date: 2004-10-14
Anticipated expiration: 2023-03-24
Also published as: JP3879849B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To surely suppress a downward turning speed of a top plate in a simple constitution without using a rotation damper in a desk device which comprises the top plate 3 to turn up/down in regard to the desk body around the base end part via a hinge 8 so as to take a horizontal posture in being used and an erected posture in being unused. <P>SOLUTION: A moving body 4 is provided with a support shaft 24 laid across between front/rear both support pieces 23 and 23 of a fixed bracket 22 fixed to the upper surface of a guide rail 12; a guide block 25 having a through-hole 26 allowing the support 24 to penetrate therethrough and worked as a guide member; and an auxiliary link rod 27 for interlockingly connecting the guide block 25 to a main link rod 5. One end of the auxiliary link rod 27 is rotationally pivoted to the guide block 25 and the other end of the auxiliary link rod 27 is turnably pivoted to a longitudinal midsection of the main link rod 5. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天板を、使用時に水平姿勢となり非使用時には起立姿勢となるように、机本体に対して蝶番を介して基端部周りに起伏回動可能に構成した机装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の机装置は、机本体に対して蝶番を介して基端部周りに起伏（上下）回動可能に設けた天板と、この天板の下方に水平方向に進退動可能に設けた抽斗等の移動体と、前記天板の起伏回動に伴って前記移動体が進退動するように連動させるリンク杆とを備えている。
【０００３】
使用時には、起立した状態（以下、起立姿勢という）の天板を下向き回動させて、略水平な状態（以下、水平姿勢という）とする。このとき、前記天板の下向き回動に連動して移動体が前進動し、前記天板の水平姿勢が前記移動体で下方から支持される。
【０００４】
逆に非使用時には、水平姿勢の天板を上向き回動させて、起立姿勢で机本体内に収納する。このとき、移動体は前記天板の上向き回動に連動して後退動し、前記机本体内に収納される。
【０００５】
しかし、前記構成の机装置では、天板を下向き回動させる際に手を添えておかないと、天板は自重により加速して移動体の上面に勢いよく衝突するため、天板や移動体が傷ついたり、天板と移動体との間に指を挟むおそれもあった。
【０００６】
このような天板の急激な前倒れ（下向き回動）を防止する構成として、特許文献１には、移動体の側部に回転ダンパを設け、この移動体側の回転ダンパと天板の側部とをリンク杆を介して連動連結することが開示されている。
【０００７】
【特許文献１】
特許第３２２５１８６号公報
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記特許文献１のように回転ダンパを利用する場合、通常用いる天板の大きさ及び重量を考慮すると、天板の下向き回動速度を確実に抑制するには、回転ダンパは大型のものにならざるを得ない。
【０００９】
このため、見映えの点から回転ダンパを隠すために天板の厚みを厚くしなければならなかったり、移動体における抽斗部分の収納容積を減らさなければならなかったりするというように、回転ダンパの大型化により、机装置の設計的事項に多くの制約を受けるという問題があった。
【００１０】
本発明は、このような問題を解消した机装置を提供することを技術的課題とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するため、請求項１の発明は、使用時に水平姿勢となり非使用時には起立姿勢となるように、机本体に対して蝶番を介して基端部周りに起伏回動可能に設けた天板と、この天板の下方に水平方向に進退動可能に設けた移動体と、前記天板の起伏回動に連動して前記移動体が進退動するように、一端部を前記天板の側面部に回動可能に枢着し他端部を前記移動体に回動可能に枢着した主リンク杆とを備え、下向き回動する天板を、前進動して前記机本体から水平突出する移動体により水平姿勢で支持するように構成した机装置において、前記移動体には、この移動体の前後方向に延びるレール部材と、当該レール部材に沿って前記移動体に対して相対動可能な案内部材と、この案内部材に弾性に抗して前向きに付勢するばね部材とを備え、前記案内部材に副リンク杆の一端部を回動可能に枢着し、この副リンク杆の他端部を前記主リンク杆の長手中途部に回動可能に枢着したというものである。
【００１２】
請求項２の発明は、使用時に水平姿勢となり非使用時には起立姿勢となるように、机本体に対して蝶番を介して基端部周りに起伏回動可能に設けた天板と、この天板の下方に水平方向に進退動可能に設けた移動体と、前記天板の起伏回動に連動して前記移動体が進退動するように、一端部を前記天板の側面部に回動可能に枢着し他端部を前記移動体に回動可能に枢着した主リンク杆とを備え、下向き回動する天板を、前進動して前記机本体から水平突出する移動体により水平姿勢で支持するように構成した机装置において、前記移動体には、この移動体の前後方向に延びるレール部材と、当該レール部材に沿って前記移動体に対して相対動可能で、かつ前記移動体に対して相対的に後退動すると抵抗が加わるように構成したダンパ手段とを備え、前記ダンパ手段に副リンク杆の一端部を回動可能に枢着し、この副リンク杆の他端部を前記主リンク杆の長手中途部に回動可能に枢着したというものである。
【００１３】
請求項３の発明は、使用時に水平姿勢となり非使用時には起立姿勢となるように、机本体に対して蝶番を介して基端部周りに起伏回動可能に設けた天板と、この天板の下方に水平方向に進退動可能に設けた移動体と、前記天板の起伏回動に連動して前記移動体が進退動するように、一端部を前記天板の側面部に回動可能に枢着し他端部を前記移動体に回動可能に枢着した主リンク杆とを備え、下向き回動する天板を、前進動して前記机本体から水平突出する移動体により水平姿勢で支持するように構成した机装置において、前記移動体には、この移動体の前後方向に延びるレール部材と、当該レール部材に沿って前記移動体に対して相対動可能で、かつ前記移動体に対して相対的に後退動すると抵抗が加わるように構成したダンパ手段と、当該案内部材に弾性に抗して前向きに付勢するばね部材とを備え、前記ダンパ手段に副リンク杆の一端部を回動可能に枢着し、この副リンク杆の他端部を前記主リンク杆の長手中途部に回動可能に枢着したというものである。
【００１４】
請求項４の発明は、請求項１ないし３のいずれかに記載した机装置において、前記主リンク杆の長手中途部に、その長手方向に沿って適宜間隔で形成した軸穴を介して、前記副リンク杆の他端部を位置変更可能に枢着したというものである。
【００１５】
請求項５の発明は、使用時に水平姿勢となり非使用時には起立姿勢となるように、机本体に対して蝶番を介して基端部周りに起伏回動可能に設けた天板と、この天板の下方に水平方向に進退動可能に設けた移動体と、前記天板の起伏回動に連動して前記移動体が進退動するように、一端部を前記天板の側面部に回動可能に枢着し他端部を前記移動体に回動可能に枢着した主リンク杆とを備え、下向き回動する天板を、前進動して前記机本体から水平突出する移動体により水平姿勢で支持するように構成した机装置において、前記移動体と前記主リンク杆の長手中途部とを、前記天板の下向き回動速度を遅くするためのシリンダ手段を介して連結したというものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体化した実施形態を、図面（図１〜図７）に基づいて説明する。図１〜図４は本発明に係る机装置の第１実施形態であり、まず、図１〜図３を参照しながら机装置の概要を説明する。図１は机装置の概略斜視図、図２及び図３は天板と移動体との連動関係を示す要部拡大側断面図である。
【００１７】
図１〜図３に示すように、第１実施形態の机装置は、下面及び前面を開口した略箱型の机本体１と、机本体１における左右両側板２，２間の前面開口部のうち上部を塞ぐ上下（起伏）回動可能な天板３と、机天板１内のうち天板３の下方に前後移動可能に設けた移動体４と、天板３の側面部と移動体４の側面部との間に跨るように配置した左右一対の主リンク杆５，５とを備えている。また、机本体１のうち移動体４の下方右側には袖抽斗６が配置されている。
【００１８】
略矩形板状の天板３は、その基端部が机本体１内の上下中途高さ部位に設けた固定棚板７の前縁部に蝶番８を介して連結されており（図２及び図３参照）、この天板３は、机本体１の前面開口部のうち上部を塞ぐ起立姿勢（図１の実線状態参照）から水平姿勢（図１の二点鎖線状態参照）までの範囲で、すなわち天板３の基端部を中心に略９０°の範囲で上下（起伏）回動するようになっている。
【００１９】
移動体４は、略矩形板状の天枠体９と、この天枠体９の下面のうち左右両側端に下向き突設した左右両側枠体１０，１０と、これら左右両側枠体１０，１０の内面間に設けたサスペンションレール（図示せず）を介して前後方向に出し入れ可能に設けた抽斗１１とを備えている。
【００２０】
各側枠体１０の外面には、前後長手で断面略コ字状のガイドレール１２が固定されている一方、机本体１における左右両側板２，２の内面のうち固定棚板７の下方には、複数個の転動コロ１４（第１実施形態では２つずつ）が取付けられている。各ガイドレール１２のコ字状溝１３内に、これに対応する各転動コロ１４を嵌め込むことにより、移動体４は机本体１に対して前後移動可能に支持されている。抽斗１１は、天枠体９及び左右側枠体１０，１０と一緒に前後移動するが、これら枠体９，１０，１０とは別個に前後方向に出し入れすることもできることはいうまでもない。
【００２１】
なお、移動体４を前後移動可能とする構成は、前述の形態に限らず、例えば左右両側板２，２の内面のうち固定棚板７の下方に一対の支持枠を固定し、これら各支持枠とこれに対応するガイドレール１２との間に、リテーナで自転可能に保持された多数個のボールを一列状に介挿して、ガイドレール１２ひいては移動体４を軽い力で前後移動可能とするサスペンション手段であってもよい。
【００２２】
左右一対の主リンク杆５，５は、天板３の上下回動に連動させて移動体４が前後移動するように関連付けるためのものである。第１実施形態における一対の主リンク杆５，５は、天板３及び移動体４の左右に対して左右対称状に設けられており、いずれも基本的に同じ構成である。そこで、図２及び図３を参照しながら、右側の主リンク杆５を例として以下に説明する。
【００２３】
主リンク杆５は略く字薄板状のものであり、その一端部は、天板３の側面のうち基端寄りの部位に設けた補強金具１５に、先細の段付き状軸部を有する枢支ねじ１７で回動可能に枢着されている一方、当該主リンク杆５の他端部は、右側枠体１０のうち常に蝶番８よりも前寄りとなる部位に設けた連結金具１６に、先細の段付き状軸部を有する枢支ねじ１８で回動可能に枢着されている。
【００２４】
したがって、起立姿勢の天板３が前方に倒れ込むように下向き回動するにつれて、移動体４は一対の主リンク杆５，５を介して前向きに押し出され、水平姿勢となった天板３が移動体４にて支持される（図１の二点鎖線状態及び図３参照）。逆に、水平姿勢の天板３が跳ね上がるように上向き回動するにつれて、移動体４は、一対の主リンク杆５，５を介して後向きに引き込まれて、机本体１内に収納されるのである（図１の実線状態及び図２参照）。
【００２５】
なお、天枠体９の上面のうち前寄り部位には、ゴム等の軟質弾性材製の緩衝体１９が接着剤等で固定されている。主リンク杆５は天板３と移動体４との左右いずれか一側にのみ配置してもよいが、前述のように、天板３と移動体４との左右両側に配置する方が好ましい。
【００２６】
次に、図２〜図４を参照しながら、天板３の下向き回動を少なくとも水平姿勢に近付くにつれて遅くするための構成について説明する。図４は支軸、案内ブロック及び圧縮ばねの関係を示す概略斜視図である。
【００２７】
図２及び図３に示すように、左右の側枠体１０の外面には、天板３の下向き回動速度及び移動体４の前進動速度を遅くするための速度減衰手段２１が設けられている。この速度減衰手段２１は、移動体４の左右に対して左右対称状に設けられており、いずれも基本的な構成は同じであるので、右側の速度減衰手段２１を例として以下に説明する。
【００２８】
速度減衰手段２１は、右側枠体１０（ひいては移動体４）の前後移動方向と略平行状に延びるレール部材としての支軸２４と、この支軸２４が貫通する貫通穴２６を有する案内部材としての案内ブロック２５と、当該案内ブロック２５を主リンク杆５に連動連結するための副リンク杆２７とを備えている。
【００２９】
実施形態では、右ガイドレール１２の上面に、前後長手の固定ブラケット２２が固定されており、この固定ブラケット１２の前後両端から上向きに突出する一対の支持片２３，２３の間に、支軸２４が側面視で移動体４の前後移動方向に対して略平行となるように固定されている。
【００３０】
案内ブロック２５は、貫通穴２６を介して支軸２４に前後移動可能に被嵌されている。支軸２４の外周のうち案内ブロック２５と後支持片２３との間には、ばね部材としての圧縮ばね２８が被嵌されており、案内ブロック２５は、この圧縮ばね２８の弾性力に抗して前向きに付勢されるように構成されている。
【００３１】
副リンク杆２７は長手薄板状のものであり、その一端部は案内ブロック２５の上面から上向きに突出する一対の縦片２９，２９に枢支ピン３０で回動可能に枢着されている。一方、主リンク杆５の長手中途部には、適宜間隔で軸穴３１が穿設されており、副リンク杆２７の他端部は、先細の段付き状軸部を有する枢支ねじ３２及びナット（図示せず）により、各軸穴３１を介して主リンク杆５に付け替え可能に枢着されている。
【００３２】
また、速度減衰手段２１全体がガイドレール１２から左右外向きにはみ出すことがないように、固定ブラケット２２の左右巾寸法ＷＢ及び案内ブロック２５の左右巾寸法ＷＧ（枢支ピン３０を含む）は、ガイドレールの左右巾寸法ＷＲよりも小さく設定されている（図４参照）。速度減衰手段２１全体は、正面視でガイドレール１２の左右巾ＷＲ内に納まった状態で、机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間の前後長手の隙間空間に配置されている。
【００３３】
以上の構成において、起立姿勢の天板３の前面側に位置する把手３３（図１参照）を前方に引いて、当該天板３を下向き回動させると、一対の主リンク杆５，５が移動体４を前向きに押し出す。この場合、主リンク杆５と副リンク杆２７との枢着部（枢支ねじ３２の部分）は連結金具１６側の枢支ねじ１８周りに回動するので（図２に示す移動軌跡Ｔ参照）、副リンク杆２７を介して主リンク杆５に連動連結している左右の案内ブロック２５は、その後方に位置する圧縮ばね２８の弾性力に抗して、移動体４に対して相対的に後退動する（図２の矢印Ｂ方向参照）。
【００３４】
そうすると、案内ブロック２５の相対動方向と圧縮ばね２８の付勢力方向とが逆向きであるため、案内ブロック２５には、圧縮ばね２８の前向きの付勢力という抵抗が加わり、案内ブロック２５の移動体４に対する相対的な後退動速度が遅くなる。その結果、圧縮ばね２８による抵抗（前向きの付勢力）は、副リンク杆２７から主リンク杆５を経由して、移動体４と天板３とに対して移動を阻害する方向に作用することになり、移動体４が前向きに押し出される速度は段々と遅くなるとともに、天板３の下向き回動速度は、自重による加速が抑えられて、水平姿勢に近付くにつれて遅くなる。これにより、天板３は、ゆっくりと移動体４の天枠体９に当って載置される（図１の二点鎖線状態及び図３参照）。
【００３５】
前記とは反対に、水平姿勢の天板３を上向き回動させたときは、一対の主リンク杆５，５が移動体４を後方に引き込む。この場合、左右の案内ブロック２５は移動体４に対して相対的に前進動するが（図３の矢印Ｆ方向参照）、案内ブロック２５の相対動方向と圧縮ばね２８の付勢力方向とが同じ向きになるから、案内ブロック２５には、圧縮ばね２８の前向きの付勢力が推進力として加わることになり、案内ブロック２５の移動体４に対する相対的な前進動速度が速くなる。したがって、天板３を手動で跳ね上げる操作力と圧縮ばね２８の前向きの付勢力との相乗作用により、天板３は、移動体４とともにスムーズに机本体１内に収納される（図１の実線状態及び図２参照）。
【００３６】
以上のことから、第１実施形態の机装置によると、簡単な構成で確実に、天板３の急激な前倒れ（下向き回動）を防止することができ、しかも、天板３の収納についても軽い力でスムーズに行える。したがって、当該机装置の使用者にとって非常に使い勝手がよいのである。
【００３７】
この場合、速度減衰手段２１を構成する支軸２４や副リンク杆２７は前後に長い形状であり、案内ブロック２５を前後方向に移動可能に構成するとともに、圧縮ばね２８を前後方向に伸縮するように配置しているので、速度減衰手段２１全体を、通常はデッドスペースとなるガイドレール１２上の前後長手の隙間空間、換言すると、机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間の隙間空間に配置することができる。
【００３８】
すなわち、天板３の下向き回動を少なくとも水平姿勢に近付くにつれて遅くするための構成として速度減衰手段２１を採用すると、前記特許文献１の回転ダンパのように嵩張らないだけでなく、机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間のデッドスペースを有効利用することができるので、机装置を設計する上で制約が少なくなり、設計の自由度を向上させることができる。
【００３９】
また、例えば天板３の大きさ及び重量が異なる机装置を製造する際には、圧縮ばね２８を交換するだけで対応することができ、速度減衰手段２１のうち圧縮ばね２８以外の構成要素は共通化することができるので、製造コストを低減することができる。さらに、副リンク杆２７の主リンク杆５に対する枢着位置を各軸穴３１を介して付け替えることができるので、これにより、案内ブロック２５の相対動範囲をずらして圧縮ばね２８の弾性（圧縮）変形量を段階的に変更することができ、その結果、天板３の下向き回動速度の変更を簡単に行えるのである。
【００４０】
なお、ばね部材は前述の圧縮ばね２８に限らず、ブラケット２２の前支持片２３と案内ブロック２５との間に装架した引張りばねであってもよい。さらに、圧縮ばね２８または引張りばねを案内ブロック２５内に配置するという構成も可能である。
【００４１】
図５（ａ）（ｂ）、図６及び図７は速度減衰手段の別例を示しており、図５は第２実施形態の速度減衰手段を示す側断面図、図６及び図７は第３実施形態の天板と移動体との連動関係を示す要部拡大側断面図である。ここで、第２実施形態以降の実施形態において、構成及び作用が第１実施形態と同じものには、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
【００４２】
第２実施形態における一対の速度減衰手段４１，４１（図５（ａ）（ｂ）には右側の速度減衰手段４１のみ示す）は、第１実施形態のものと同様に、移動体４の左右に対して左右対称状に設けられたものであり、固定ブラケット２２の前後両支持片２３，２３の間に固定したレール部材としての支軸２４と、この支軸２４を貫通する前窄まり状のテーパ穴４３を有するブロック体４２と、当該ブロック体４２のテーパ穴４３内に位置するように支軸２４の長手中途部に固着した摩擦部材４４と、ブロック体４２を主リンク杆５に連動連結するための副リンク杆２７とを備えている。
【００４３】
ブロック体４２はテーパ穴４３を介して支軸２４に前後移動可能に被嵌されている。支軸２４に固着した摩擦部材４４はゴム等の摩擦係数の大きい軟質弾性材製のものであり、その外径はテーパ穴４３の中途部の穴径と同程度の大きさに設定されている。すなわちブロック体４２が支軸２４に沿って後退動すると（図５（ａ）の矢印Ｂ方向参照）、その途次からテーパ穴４３の内周面が摩擦部材４４に圧接するように構成されている。第２実施形態では、ダンパ手段はブロック体４２と摩擦部材４４とからなっている。
【００４４】
また、副リンク杆２７の一端部はブロック体４２の上面から上向きに突出する一対の縦片４５，４５に枢支ピン４６で回動可能に枢着されている一方、当該副リンク杆２７の他端部は、主リンク杆５の長手中途部に枢支ピン（図示せず）で回動可能に枢着されている。
【００４５】
さらに、第１実施形態の場合と同様に、速度減衰手段４１全体は、正面視でガイドレール１２の左右巾内に納まった状態で、机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間の前後長手の隙間空間に配置されている。
【００４６】
以上の構成において、起立姿勢の天板３の前面側に位置する把手３３を前方に引いて、当該天板３を下向き回動させると、一対の主リンク杆５，５が移動体４を前向きに押し出す。この場合、図５（ａ）に示すブロック体４２は、移動体４に対して相対的に後退動し（図５（ａ）の矢印Ｂ方向参照）、その途次からテーパ穴４３の内周面が摩擦部材４４に圧接するので、テーパ穴４３の内周面と摩擦部材４４との接触面間に摩擦力が生じ、この摩擦力が抵抗となって、ブロック体４２の移動体４に対する相対的な後退動速度が遅くなる。
【００４７】
その結果、前記摩擦抵抗は、副リンク杆２７から主リンク杆５を経由して、移動体４と天板３とに対して移動を阻害する方向に作用することになり、移動体４の前進動速度が段々と遅くなるとともに、天板３の下向き回動速度は、自重による加速が抑えられて、水平姿勢に近付くにつれて遅くなる。したがって、この場合も、天板３はゆっくりと移動体４の天枠体９に当って載置される。
【００４８】
前記とは反対に、水平姿勢の天板３を上向き回動させたときは、一対のリンク杆５，５が移動体４を後方に引き込む。この場合、図５（ｂ）に示すブロック体４２は移動体４に対して相対的に前進動するが（図５（ｂ）の矢印Ｆ方向参照）、この相対的な前進動の途次において、テーパ穴４３の内周面は摩擦部材４４から離れてしまうので、天板３は移動体４とともに、抵抗なく机本体１内に収納される。
【００４９】
以上のことから、第２実施形態の机装置によっても、簡単な構成で確実に、天板３の急激な前倒れ（下向き回動）を防止することができる。
【００５０】
また、この場合も、速度減衰手段４１を構成する支軸２４や副リンク杆２７は前後に長い形状であり、かつブロック体４２を前後方向に移動可能に構成しているので、この速度減衰手段４１全体を、通常はデッドスペースとなるガイドレール１２上の前後長手の隙間空間、すなわち机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間の隙間空間に配置することができる。これにより、第１実施形態の場合と同様に、机装置を設計する上で制約が少なくなり、設計の自由度を向上させることができる。
【００５１】
第２実施形態のダンパ手段は、天板３の下向き回動速度を少なくとも水平姿勢に近付くにつれて遅くするために、ブロック体４２と摩擦部材４４とで構成することにより摩擦抵抗を利用したものであるが、これに限らず、例えば油圧ダンパやエアダンパのように粘性流体抵抗を利用するものであってもよいし、ゴム等の弾性変形による抵抗を利用したものであってもよい。これらの組合せであっても差し支えない。
【００５２】
要するに、ダンパ手段は、ブロック体４２の移動体４に対する相対的な後退動速度を抑えるべく、この相対的な後退動速度に比例した抵抗力を発生させる構造のものであればよい。
【００５３】
また、ブラケット２２の前支持片２３とブロック体４２との間、またはブロック体４２と後支持片２３との間に、ばね部材を装架してもよい。この場合、ばね部材は、前者の例では引張りばねを採用し、前記後者の場合は圧縮ばねを採用することになる。
【００５４】
この構成において、起立姿勢の天板３を下向き回動させた場合は、前記ばね部材の前向きの付勢力と前記ダンパ手段に生じる摩擦抵抗との相乗作用により、ブロック体４２の移動体４に対する相対的な後退動速度が遅くなるので、より一層確実に、天板３の下向き回動速度及び移動体４の前進動速度を遅くすることができ、天板３を移動体４上に載置する際に、これら両者３，４間の衝撃を小さくする効果がより顕著に現れる。
【００５５】
前記とは反対に、水平姿勢の天板３を上向き回動させた場合は、天板３を手動で跳ね上げる操作力と前記ばね部材の前向きの付勢力との相乗作用により、天板３を、移動体４とともにスムーズに机本体１内に収納することができる。
【００５６】
したがって、第１実施形態の構成で得られる作用効果を助長することができるのである。もちろん、この場合も、速度減衰手段全体を、通常はデッドスペースとなるガイドレール１２上の前後長手の隙間空間、すなわち机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間の隙間空間に配置することができるので、設計の自由度を向上させることができるのはいうまでもない。
【００５７】
なお、前述した各実施形態において、レール部材としての支軸２４は、側面視で移動体４の前後移動方向に対して略平行状に延びるに限らず、例えば側面視で移動体４の前後移動方向に対して後ろ斜め上向きまたは後ろ斜め下向きに傾斜した状態で延びる構成（側面視で移動体４の前後移動方向に対して非平行状に延びる構成）であっても差し支えない。要は、案内ブロック２５やブロック体４２が支軸２４に沿って前後移動できるようになっていればよい。
【００５８】
第３実施形態における速度減衰手段としての一対のシリンダ手段５１，５１（図６及び図７には右側のシリンダ手段５１のみ示す）は、オイル等の粘性流体で満たされたシリンダ本体５２内を調圧弁（図示せず）付きのピストンロッド５３が移動することで生じる粘性流体抵抗を利用したものであり、第１及び第２実施形態のものと同様に、移動体４の左右に対して左右対称状に設けられている。
【００５９】
シリンダ本体５２の基端部は、ガイドレールの上面に固定した支持ブラケット５４に枢支ピン５５で回動可能に枢着されている。一方、ピストンロッド５３のうちシリンダ本体５２内に入り得る部分５３ａは断面丸軸状に形成され、主リンク杆５の移動軌跡と側面視で重なり得る先端部５３ｂは長手薄板状となっている。この先端部５３ｂが、主リンク杆５の長手中途部に枢支ピン５６で回動可能に枢着されている。
【００６０】
また、第１及び第２実施形態の場合と同様に、シリンダ手段５１全体は、正面視でガイドレール１２の左右巾内に納まった状態で、机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間の前後長手の隙間空間に配置されている。
【００６１】
この構成において、起立姿勢の天板３を下向き回動させた場合は、一対のリンク杆５，５が移動体４を前方に押し出す。この場合、主リンク杆５とピストンロッド５３との枢着部（枢支ピン５６の部分）は連結金具１６側の枢支ねじ１８周りに回動するので（図６及び図７に示す移動軌跡Ｔ参照）、ピストンロッド５３の丸軸部５３ａはシリンダ本体５２内に押し込まれることになる。
【００６２】
そうすると、丸軸部５３ａに連結した調圧弁（図示せず）がシリンダ本体５２内で粘性流体による抵抗を受け、この抵抗により、ピストンロッド５３の縮み速度が遅くなる。その結果、前記粘性流体抵抗は、主リンク杆５を介して移動体４と天板３とに対して移動を阻害する方向に作用することになるので、天板３の下向き回動速度及び移動体４の前進動速度を段々と遅くすることができる。これにより、天板３を移動体４上に載置する際に、これら両者３，４間の衝撃を小さくすることができる。
【００６３】
前記とは反対に、水平姿勢の天板３を上向き回動させた場合は、一対のリンク杆５，５が移動体４を後方に引き込む。この場合、ピストンロッド５３の丸軸部５３ａはシリンダ本体５２から突出し、天板３は移動体４とともに、抵抗なく机本体１内に収納される。
【００６４】
したがって、第３実施形態の机装置によっても、第１及び第２実施形態の場合と同様に、簡単な構成で確実に、天板３の急激な前倒れ（下向き回動）を防止することができる。
【００６５】
また、この場合も、シリンダ手段５１を、通常はデッドスペースとなるガイドレール１２上の前後長手の隙間空間、すなわち机本体１の側板２と移動体４の側枠体１０との間の隙間空間に配置することができるので、第１及び第２実施形態の場合と同様に、机装置を設計する上で制約が少なくなり、設計の自由度を向上させることができる。
【００６６】
本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば各実施形態における速度減衰手段２１，４１，５１は主リンク杆５に対応させて配置すればよいので、移動体４との左右いずれか一側にのみ配置しても差し支えないが、前述の各実施形態のように、天板３と移動体４との左右両側に配置する方が好ましい。
【００６７】
【発明の効果】
請求項１の構成において、起立姿勢の天板を下向き回動させた場合は、一対の主リンク杆が移動体を前方に押し出す。この場合、副リンク杆を介して前記主リンク杆と連動連結する案内部材は、ばね部材の弾性力に抗して、前記移動体に対して相対的に後退動する。
【００６８】
そうすると、前記ばね部材の前向きの付勢力が抵抗となって、前記案内部材の前記移動体に対する相対的な後退動速度が遅くなるから、前記天板の下向き回動速度及び前記移動体の前進動速度を段々と遅くすることができる。
【００６９】
前記とは反対に、水平姿勢の天板を上向き回動させた場合は、一対の主リンク杆が移動体を後方に引き込む。この場合、案内部材は前記移動体に対して相対的に前進動するが、ばね部材の前向きの付勢力が前記案内部材に推進力として付与されるため、前記案内部材の前記移動体に対する相対的な前進動速度が速くなる。したがって、前記天板を手動で跳ね上げる操作力と前記ばね部材の前向きの付勢力との相乗作用により、前記天板を、前記移動体とともにスムーズに机本体内に収納することができる。
【００７０】
以上のことから、請求項１に係る机装置によると、簡単な構成で確実に、天板の急激な前倒れを防止でき、しかも、前記天板の収納についても軽い力でスムーズに行えるので、非常に使い勝手のよい机装置を得ることができるという効果を奏する。
【００７１】
また、レール部材や副リンク杆は前後に長い形状であり、案内部材を前後方向に移動可能に構成するとともに、ばね部材を前後方向に伸縮するように配置することになるから、天板の下向き回動速度を少なくとも水平姿勢に近付くにつれて遅くするための構成を、机本体の内側面と移動体との間の隙間空間に配置することができる。これにより、天板の下向き回動速度を少なくとも水平姿勢に近付くにつれて遅くするための構成が、前記特許文献１の回転ダンパのように嵩張らないばかりか、通常はデッドスペースとなるような空間を有効利用して、机装置の設計の自由度を向上させることができるという効果を奏する。
【００７２】
請求項２のように構成すると、起立姿勢の天板を下向き回動させた場合は、ダンパ手段に生じる摩擦抵抗の作用により、前記ダンパ手段の移動体に対する相対的な後退動速度が遅くなるので、請求項１の場合と同様に、前記天板の下向き回動速度及び前記移動体の前進動速度を段々と遅くすることができる。
【００７３】
したがって、請求項２に係る机装置によっても、簡単な構成で確実に、前記天板の急激な前倒れを防止することができるという効果を奏する。
【００７４】
また、この場合も、レール部材や副リンク杆は前後に長い形状であり、かつダンパ手段を前後方向に移動可能に構成することにより、天板の下向き回動速度を遅くするための構成を、机本体の内側面と移動体との間の隙間空間に配置することができるから、請求項１の場合と同様に、通常はデッドスペースとなるような空間を有効利用して、机装置の設計の自由度を向上させることができるという効果を奏する。
【００７５】
請求項３のように構成すると、起立姿勢の天板を下向き回動させた場合は、ばね部材の前向きの付勢力とダンパ手段に生じる摩擦抵抗との相乗作用により、前記ダンパ手段の移動体に対する相対的な後退動速度が遅くなるので、より一層確実に、前記天板の下向き回動速度及び前記移動体の前進動速度を遅くすることができる。
【００７６】
前記とは反対に、水平姿勢の天板を上向き回動させた場合は、前記天板を手動で跳ね上げる操作力と前記ばね部材の前向きの付勢力との相乗作用により、前記天板を、前記移動体とともに軽い力でスムーズに机本体内に収納することができる。
【００７７】
したがって、請求項１の構成で得られる作用効果を助長することができるという効果を奏する。この場合も、レール部材や副リンク杆は前後に長い形状であり、かつダンパ手段を前後方向に移動可能に構成するとともに、ばね部材を前後方向に伸縮するように配置することになるから、天板の下向き回動速度を遅くするための構成を、机本体の内側面と移動体との間の隙間空間に配置することができ、その結果、請求項１及び２の場合と同様に、机装置の設計の自由度を向上させることができるという効果を奏する。
【００７８】
請求項４のように構成すると、副リンク杆の主リンク杆に対する枢着位置を各軸穴を介して付け替えることができるので、これにより、案内部材の相対動範囲をずらしてばね部材の弾性変形量を段階的に変更することができ、その結果、天板の下向き回動速度の変更を簡単に行えるという効果を奏する。
【００７９】
請求項５のように構成すると、起立姿勢の天板を下向き回動させた場合は、シリンダ手段における粘性流体抵抗の作用により、このシリンダ手段に連結した主リンク杆を介して、前記天板の下向き回動速度及び前記移動体の前進動速度を段々と遅くすることができる。
【００８０】
したがって、請求項５に係る机装置によっても、簡単な構成で確実に、前記天板の急激な前倒れを防止することができるという効果を奏する。
【００８１】
また、この場合は、シリンダ手段を、机本体の内側面と移動体との間の隙間空間に配置することができるから、請求項１〜３の場合と同様に、通常はデッドスペースとなるような空間を有効利用して、机装置の設計の自由度を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態における机装置の概略斜視図である。
【図２】天板が起立姿勢である場合の要部拡大側断面図である。
【図３】天板が水平姿勢である場合の要部拡大側断面図である。
【図４】支軸、案内ブロック及び圧縮ばねの関係を示す概略斜視図である。
【図５】第２実施形態の速度減衰手段を示す図であり、（ａ）は天板が起立姿勢である場合の側断面図、（ｂ）が天板が水平姿勢である場合の側断面図である。
【図６】第３実施形態における天板が起立姿勢である場合の要部拡大側断面図である。
【図７】天板が水平姿勢である場合の要部拡大側断面図である。
【符号の説明】
１机本体
３天板
４移動体
５主リンク杆
９天枠体
１０側枠体
１１抽斗
１２ガイドレール
２１，４１速度減衰手段
２４レール部材としての支軸
２５案内部材としての案内ブロック
２７副リンク杆
２８ばね部材としての圧縮ばね
４２ブロック体
４３テーパ穴
４４摩擦部材
５１シリンダ手段
５３ピストンロッド[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a desk device configured to be able to move up and down around a base end portion via a hinge with respect to a desk main body so that a top plate is in a horizontal position when in use and in an upright position when not in use. .
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a desk device of this type has a top plate that is rotatable (up and down) around a base end portion via a hinge with respect to a desk body, and is capable of moving forward and backward in a horizontal direction below the top plate. A moving body such as a drawer provided, and a link rod interlocked so that the moving body moves forward and backward with the up-and-down rotation of the top plate.
[0003]
At the time of use, the top plate in an upright state (hereinafter, referred to as an upright posture) is rotated downward to be in a substantially horizontal state (hereinafter, referred to as a horizontal posture). At this time, the moving body moves forward in conjunction with the downward rotation of the top plate, and the horizontal posture of the top plate is supported by the moving body from below.
[0004]
Conversely, when not in use, the top plate in the horizontal position is rotated upward and stored in the desk body in the standing position. At this time, the moving body retreats in conjunction with the upward rotation of the top plate, and is stored in the desk body.
[0005]
However, in the desk device having the above-described configuration, if the top plate is rotated downward, unless it is put on a hand, the top plate accelerates by its own weight and collides vigorously with the upper surface of the moving body. There is also a risk that the device may be damaged or a finger may be caught between the top plate and the moving object.
[0006]
As a configuration for preventing such a sudden fall of the top plate (rotation downward), Patent Document 1 discloses a method in which a rotary damper is provided on the side of a moving body, and the rotary damper on the moving body side and the side portion of the top plate. Are linked to each other via a link rod.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3225186
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, when a rotary damper is used as in Patent Document 1, in consideration of the size and weight of a commonly used top plate, a large rotary damper is required to reliably suppress the downward rotation speed of the top plate. I have to become.
[0009]
For this reason, it is necessary to increase the thickness of the top plate in order to hide the rotary damper from the point of appearance, or to reduce the storage capacity of the drawer part in the moving body, such as Due to the increase in size, there is a problem that many design items of the desk device are restricted.
[0010]
An object of the present invention is to provide a desk device that solves such a problem.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this technical problem, the invention according to claim 1 is capable of raising and lowering around a base end portion via a hinge with respect to a desk body so that the desk body becomes a horizontal posture when used and an upright posture when not in use. The provided top plate, a moving body provided so as to be capable of moving forward and backward in the horizontal direction below the top plate, and one end portion of the moving body moving forward and backward in conjunction with the up and down rotation of the top plate. A main link rod pivotally connected to the side surface of the top plate and the other end rotatably connected to the movable body, and the table body which rotates downward and moves forward, In a desk device configured to be supported in a horizontal posture by a moving body horizontally protruding from the moving body, the moving body includes a rail member extending in a front-rear direction of the moving body, and a rail member extending along the rail member. A guide member which can be relatively moved, and which is biased forward against the elasticity of the guide member. Member, and one end of a sub-link rod is pivotally connected to the guide member so as to be rotatable, and the other end of the sub-link rod is pivotally connected to a halfway portion of the main link rod in a longitudinal direction. Things.
[0012]
The invention according to claim 2 provides a top plate which is rotatable up and down around a base end portion via a hinge with respect to a desk main body so that the top plate becomes a horizontal posture when used and a standing posture when not in use. A movable body provided to be able to move forward and backward in the horizontal direction, and one end part can be turned to the side surface of the top plate so that the moving body moves forward and backward in conjunction with the up-and-down rotation of the top plate. A main link rod pivotally attached to the movable body and the other end pivotally attached to the movable body, and the top plate rotating downward is moved horizontally by a movable body that moves forward and horizontally projects from the desk body. In the desk device configured to be supported by the moving body, the moving body includes a rail member extending in a front-rear direction of the moving body, and a movable member that can move relative to the moving body along the rail member, and And damper means configured to add resistance when retracted relative to The damper means an end portion of the sub link rod pivotally attached rotatably to, is that the other end of the sub link rod pivotally connected pivotally to the longitudinal middle portion of the main link rod.
[0013]
The invention according to claim 3 is a top plate provided so as to be able to turn up and down around a base end portion via a hinge with respect to a desk main body so as to be in a horizontal position when in use and in an upright position when not in use. A movable body provided to be able to move forward and backward in the horizontal direction, and one end part can be turned to the side surface of the top plate so that the moving body moves forward and backward in conjunction with the up-and-down rotation of the top plate. A main link rod pivotally attached to the movable body and the other end pivotally attached to the movable body, and the top plate rotating downward is moved horizontally by a movable body that moves forward and horizontally projects from the desk body. In the desk device configured to be supported by the moving body, the moving body includes a rail member extending in a front-rear direction of the moving body, and a movable member that can move relative to the moving body along the rail member, and Damper means configured to add resistance when retracted relative to A spring member for urging the guide member forward against elasticity, pivotally connecting one end of a sub-link rod to the damper means, and connecting the other end of the sub-link rod to the main link. That is, the rod is pivotally attached to the middle part of the longitudinal direction of the rod.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, in the desk device according to any one of the first to third aspects, the intermediate portion of the main link rod is provided with a shaft hole formed at an appropriate interval along a longitudinal direction thereof. That is, the other end of the auxiliary link rod is pivotally attached so that the position can be changed.
[0015]
An invention according to claim 5, wherein a top plate is provided so as to be able to move up and down around a base end portion via a hinge with respect to the desk body so that the top plate is in a horizontal position when in use and in an upright position when not in use. A movable body provided to be able to move forward and backward in the horizontal direction, and one end part can be turned to the side surface of the top plate so that the moving body moves forward and backward in conjunction with the up-and-down rotation of the top plate. A main link rod pivotally attached to the movable body and the other end pivotally attached to the movable body, and the top plate rotating downward is moved horizontally by a movable body that moves forward and horizontally projects from the desk body. In the desk device configured to be supported by the above, the moving body and the longitudinal middle portion of the main link rod are connected via a cylinder means for reducing a downward rotation speed of the top plate. .
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings (FIGS. 1 to 7). 1 to 4 show a first embodiment of a desk device according to the present invention. First, an outline of the desk device will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a schematic perspective view of a desk device, and FIGS. 2 and 3 are enlarged side sectional views of a main part showing an interlocking relationship between a top plate and a moving body.
[0017]
As shown in FIGS. 1 to 3, the desk device according to the first embodiment includes a substantially box-shaped desk body 1 having an open lower surface and a front surface, and a front opening between the left and right side plates 2 and 2 in the desk body 1. A vertically movable (up and down) rotatable top plate 3 for closing the upper portion, a moving body 4 provided in the table top 1 below the top plate 3 so as to be movable back and forth, and a side surface portion of the top plate 3 and a moving body And a pair of left and right main link rods 5 and 5 arranged so as to straddle between the side link 4 and the side surface of the main link 4. A sleeve drawer 6 is arranged on the right side of the desk body 1 below the moving body 4.
[0018]
The substantially rectangular plate-shaped top plate 3 has its base end connected via hinges 8 to the front edge of a fixed shelf plate 7 provided at a vertically mid-height portion in the desk body 1 (see FIGS. 2 and 3). The top plate 3 has a range from an upright posture (see a solid line state in FIG. 1) to a horizontal posture (see a two-dot chain line state in FIG. 1) that covers an upper part of the front opening of the desk body 1. That is, the upper and lower (up and down) rotations are made around the base end of the top plate 3 in a range of about 90 °.
[0019]
The moving body 4 includes a substantially rectangular plate-shaped top frame 9, left and right side frames 10, 10 protruding downward at left and right ends of the lower surface of the top frame 9, and left and right side frames 10, 10. And a drawer 11 provided so as to be able to be taken in and out in the front-rear direction via a suspension rail (not shown) provided between inner surfaces of the drawer 11.
[0020]
On the outer surface of each side frame body 10, a guide rail 12 having a substantially U-shaped cross section is fixed on the outer surface of the front and rear sides. Has a plurality of rolling rollers 14 (two in the first embodiment). By fitting the corresponding rolling rollers 14 into the U-shaped grooves 13 of the respective guide rails 12, the moving body 4 is supported so as to be able to move back and forth with respect to the desk body 1. Although the drawer 11 moves back and forth together with the top frame 9 and the left and right frames 10, 10, it goes without saying that the drawer 11 can be moved in and out separately from these frames 9, 10, 10.
[0021]
The configuration in which the movable body 4 can be moved back and forth is not limited to the above-described embodiment. For example, a pair of support frames are fixed below the fixed shelf plate 7 on the inner surfaces of the left and right side plates 2 and 2 and A large number of balls held rotatably by a retainer are interposed between the frame and the corresponding guide rail 12 in a line, so that the guide rail 12 and thus the moving body 4 can be moved back and forth with a small force. Suspension means may be used.
[0022]
The pair of left and right main link rods 5 and 5 are for associating the moving body 4 to move back and forth in conjunction with the vertical rotation of the top plate 3. The pair of main link rods 5, 5 in the first embodiment are provided symmetrically with respect to the left and right sides of the top plate 3 and the moving body 4, and both have basically the same configuration. Therefore, the right main link 5 will be described below as an example with reference to FIGS.
[0023]
The main link rod 5 has a substantially L-shaped thin plate shape. One end of the main link rod 5 has a tapered stepped shaft portion on a reinforcing bracket 15 provided on a side surface of the top plate 3 near the base end. The other end of the main link rod 5 is connected to a connecting bracket 16 provided at a portion of the right frame 10 that is always closer to the front than the hinge 8 while being rotatably pivoted by a support screw 17. It is pivotally connected by a pivot screw 18 having a tapered stepped shaft.
[0024]
Therefore, as the top 3 in the upright posture pivots downward so as to fall forward, the moving body 4 is pushed forward through the pair of main link rods 5, 5, and the top 3 in the horizontal posture moves. It is supported by the body 4 (see a two-dot chain line state in FIG. 1 and FIG. 3). Conversely, as the top plate 3 in the horizontal posture pivots upward so as to jump, the moving body 4 is retracted rearward via the pair of main link rods 5 and 5 and is stored in the desk body 1. (See the solid state in FIG. 1 and FIG. 2).
[0025]
A cushioning member 19 made of a soft elastic material such as rubber is fixed to an upper portion of the upper surface of the top frame 9 with an adhesive or the like. The main link rod 5 may be disposed only on one of the left and right sides of the top plate 3 and the moving body 4, but as described above, it is more preferable to be disposed on the left and right sides of the top plate 3 and the moving body 4. .
[0026]
Next, a configuration for delaying the downward rotation of the top plate 3 at least as it approaches the horizontal posture will be described with reference to FIGS. FIG. 4 is a schematic perspective view showing the relationship between the support shaft, the guide block, and the compression spring.
[0027]
As shown in FIGS. 2 and 3, on an outer surface of the left and right side frame bodies 10, a speed attenuating means 21 for reducing a downward turning speed of the top plate 3 and a forward moving speed of the moving body 4 is provided. I have. The speed attenuating means 21 is provided symmetrically with respect to the left and right of the moving body 4 and has the same basic configuration. Therefore, the speed attenuating means 21 on the right side will be described below as an example.
[0028]
The speed attenuating means 21 is a guide member having a support shaft 24 as a rail member extending substantially parallel to the front-rear movement direction of the right frame 10 (hence, the moving body 4) and a through hole 26 through which the support shaft 24 passes. And a sub-link 27 for linking the guide block 25 to the main link 5 in an interlocked manner.
[0029]
In the embodiment, a front and rear longitudinal fixing bracket 22 is fixed to the upper surface of the right guide rail 12, and a support shaft 24 is interposed between a pair of support pieces 23 and 23 projecting upward from both front and rear ends of the fixing bracket 12. Are fixed so as to be substantially parallel to the front-back movement direction of the moving body 4 in a side view.
[0030]
The guide block 25 is fitted to the support shaft 24 via the through hole 26 so as to be movable in the front-rear direction. A compression spring 28 as a spring member is fitted between the guide block 25 and the rear support piece 23 on the outer periphery of the support shaft 24, and the guide block 25 resists the elastic force of the compression spring 28. It is configured to be biased forward.
[0031]
The auxiliary link rod 27 is in the form of a long thin plate, and one end thereof is pivotally attached to a pair of vertical pieces 29, 29 projecting upward from the upper surface of the guide block 25 by a pivot pin 30. On the other hand, a shaft hole 31 is formed at an appropriate interval in the longitudinal middle portion of the main link rod 5, and the other end of the sub link rod 27 has a pivotal support screw 32 having a tapered stepped shaft portion and A nut (not shown) is pivotally attached to the main link rod 5 via each shaft hole 31 so as to be replaceable.
[0032]
Further, the left and right width dimension WB of the fixed bracket 22 and the left and right width dimension WG (including the pivot pin 30) of the fixed bracket 22 are set so that the entire speed damping means 21 does not protrude outward from the guide rail 12 in the left and right direction. It is set smaller than the left and right width dimension WR of the guide rail (see FIG. 4). The entire speed attenuating means 21 is disposed in a front-rear longitudinal space between the side plate 2 of the desk body 1 and the side frame 10 of the moving body 4 in a state where the entire speed attenuating means 21 is accommodated in the left and right width WR of the guide rail 12 when viewed from the front. Have been.
[0033]
In the above configuration, when the handle 33 (see FIG. 1) located on the front side of the top plate 3 in the upright posture is pulled forward and the top plate 3 is turned downward, the pair of main link rods 5, 5 is turned on. The moving body 4 is pushed forward. In this case, the pivot portion (portion of the pivot screw 32) of the main link rod 5 and the sub link rod 27 rotates around the pivot screw 18 on the connecting bracket 16 side (see the movement trajectory T shown in FIG. 2). ), The left and right guide blocks 25 linked to the main link rod 5 via the sub link rod 27 are opposed to the moving body 4 against the elastic force of the compression spring 28 located at the rear thereof. (See the direction of arrow B in FIG. 2).
[0034]
Then, since the relative movement direction of the guide block 25 and the direction of the urging force of the compression spring 28 are opposite to each other, the resistance of the compression block 28 is applied to the guide block 25 by the forward urging force. 4, the retreat speed relative to 4 becomes slow. As a result, the resistance (forward biasing force) of the compression spring 28 acts on the moving body 4 and the top 3 in a direction that impedes the movement of the moving body 4 and the top plate 3 from the sub-link 27 via the main link 5. , And the speed at which the moving body 4 is pushed forward gradually decreases, and the downward rotation speed of the top plate 3 is reduced as acceleration due to its own weight is suppressed, and as the vehicle approaches the horizontal posture, the rotation speed decreases. As a result, the top plate 3 is slowly placed on the top frame 9 of the moving body 4 (see a two-dot chain line in FIG. 1 and FIG. 3).
[0035]
Contrary to the above, when the top plate 3 in the horizontal posture is turned upward, the pair of main link rods 5 and 5 draw the moving body 4 backward. In this case, the left and right guide blocks 25 move forward relative to the moving body 4 (see the arrow F direction in FIG. 3), but the relative movement direction of the guide block 25 is the same as the urging force direction of the compression spring 28. As a result, the forward urging force of the compression spring 28 is applied to the guide block 25 as a propulsive force, and the forward moving speed of the guide block 25 relative to the moving body 4 is increased. Therefore, the top plate 3 is smoothly housed in the desk body 1 together with the moving body 4 by the synergistic action of the operation force for manually flipping the top plate 3 and the forward biasing force of the compression spring 28 (see FIG. 1). (See solid line state and FIG. 2).
[0036]
From the above, according to the desk device of the first embodiment, it is possible to reliably prevent the top plate 3 from suddenly falling forward (turning downward) with a simple configuration, and to store the top plate 3. Can be performed smoothly with light power. Therefore, it is very convenient for the user of the desk device.
[0037]
In this case, the support shaft 24 and the auxiliary link rod 27 constituting the speed damping means 21 have a long shape in the front-back direction, the guide block 25 is configured to be movable in the front-rear direction, and the compression spring 28 is expanded and contracted in the front-rear direction. , The entire speed attenuating means 21 is provided in the front and rear longitudinal clearance space on the guide rail 12 which is usually a dead space, in other words, the side plate 2 of the desk body 1 and the side frame 10 of the moving body 4. Can be arranged in the interstitial space.
[0038]
That is, if the speed damping means 21 is adopted as a configuration for delaying the downward rotation of the top plate 3 at least as it approaches the horizontal posture, not only does the rotary damper of Patent Document 1 not become bulky, but also the desk body 1 Since the dead space between the side plate 2 and the side frame 10 of the moving body 4 can be effectively used, restrictions in designing the desk device are reduced, and the degree of freedom in design can be improved.
[0039]
Further, for example, when manufacturing a desk apparatus having different sizes and weights of the top plate 3, it can be dealt with only by replacing the compression spring 28, and the components of the speed damping means 21 other than the compression spring 28 Since they can be shared, manufacturing costs can be reduced. Further, the pivotal position of the auxiliary link rod 27 with respect to the main link rod 5 can be changed via each shaft hole 31, whereby the relative movement range of the guide block 25 is shifted and the elasticity (compression) of the compression spring 28 is changed. The amount of deformation can be changed stepwise, and as a result, the downward rotation speed of the top plate 3 can be easily changed.
[0040]
The spring member is not limited to the above-described compression spring 28, but may be a tension spring mounted between the front support piece 23 of the bracket 22 and the guide block 25. Furthermore, a configuration in which a compression spring 28 or a tension spring is disposed in the guide block 25 is also possible.
[0041]
FIGS. 5A, 5B, 6 and 7 show another example of the speed damping means. FIG. 5 is a side sectional view showing the speed damping means of the second embodiment, and FIGS. It is a principal part expanded side sectional view which shows the interlocking | linkage relationship between the top board and a mobile body of 3rd Embodiment. Here, in the second and subsequent embodiments, those having the same configuration and operation as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof will be omitted.
[0042]
The pair of speed attenuating means 41, 41 (only the right speed attenuating means 41 is shown in FIGS. 5A and 5B) in the second embodiment is similar to that of the first embodiment. And a support shaft 24 as a rail member fixed between the front and rear support pieces 23 of the fixed bracket 22, and a constricted shape penetrating the support shaft 24. A block member 42 having a tapered hole 43, a friction member 44 fixed to the longitudinal middle portion of the support shaft 24 so as to be located in the tapered hole 43 of the block member 42, and the block member 42 interlocking with the main link rod 5. And a sub-link 27 for connection.
[0043]
The block body 42 is fitted to the support shaft 24 via the tapered hole 43 so as to be able to move back and forth. The friction member 44 fixed to the support shaft 24 is made of a soft elastic material having a large friction coefficient, such as rubber, and its outer diameter is set to be approximately the same as the diameter of the tapered hole 43 in the middle. . That is, when the block body 42 retreats along the support shaft 24 (see the direction of arrow B in FIG. 5A), the inner peripheral surface of the tapered hole 43 is configured to be pressed against the friction member 44 from that point onward. I have. In the second embodiment, the damper means includes a block body 42 and a friction member 44.
[0044]
One end of the auxiliary link rod 27 is rotatably connected to a pair of vertical pieces 45, 45 protruding upward from the upper surface of the block body 42 by a pivot pin 46, while the other end of the auxiliary link rod 27 is rotated. The other end is pivotally attached to a longitudinally intermediate portion of the main link rod 5 by a pivot pin (not shown).
[0045]
Further, as in the case of the first embodiment, the entire speed attenuating means 41 is accommodated within the left and right widths of the guide rail 12 when viewed from the front, and the side plate 2 of the desk main body 1 and the side frame 10 of the movable body 4 are provided. Are disposed in a longitudinally-spaced space between them.
[0046]
In the above configuration, when the handle 33 located on the front side of the top plate 3 in the upright posture is pulled forward and the top plate 3 is rotated downward, the pair of main link rods 5 and 5 move the moving body 4 forward. Extrude. In this case, the block body 42 shown in FIG. 5A retreats relatively to the moving body 4 (see the direction of the arrow B in FIG. 5A), and the inner periphery of the tapered hole 43 starts shortly thereafter. Since the surface comes into pressure contact with the friction member 44, a frictional force is generated between the inner peripheral surface of the tapered hole 43 and the contact surface between the friction member 44, and the frictional force acts as a resistance. Retreat speed slows down.
[0047]
As a result, the frictional resistance acts on the moving body 4 and the top plate 3 from the auxiliary link rod 27 via the main link rod 5 in a direction that hinders the movement, and the moving body 4 moves forward. As the moving speed gradually decreases, the downward rotation speed of the top plate 3 is reduced as acceleration due to its own weight is suppressed, and as the vehicle approaches the horizontal posture, the downward rotation speed decreases. Therefore, also in this case, the top plate 3 is slowly placed on the top frame 9 of the moving body 4 and placed.
[0048]
Contrary to the above, when the top plate 3 in the horizontal posture is turned upward, the pair of link rods 5 and 5 draw the moving body 4 backward. In this case, the block body 42 shown in FIG. 5B moves forward relative to the moving body 4 (see the arrow F direction in FIG. 5B), but in the course of this relative forward movement. Since the inner peripheral surface of the tapered hole 43 is separated from the friction member 44, the top plate 3 is stored together with the moving body 4 in the desk body 1 without resistance.
[0049]
As described above, even with the desk device of the second embodiment, it is possible to reliably prevent the top plate 3 from suddenly falling forward (turning downward) with a simple configuration.
[0050]
Also in this case, the support shaft 24 and the auxiliary link rod 27 that constitute the speed damping means 41 have a long shape in the front-back direction, and the block body 42 is configured to be movable in the front-back direction. The whole 41 can be arranged in a front and rear longitudinal gap space on the guide rail 12 which is usually a dead space, that is, a gap space between the side plate 2 of the desk body 1 and the side frame 10 of the moving body 4. Thus, as in the case of the first embodiment, restrictions in designing the desk device are reduced, and the degree of freedom in design can be improved.
[0051]
The damper means of the second embodiment utilizes the frictional resistance by forming the block body 42 and the friction member 44 in order to reduce the downward rotation speed of the top plate 3 at least as it approaches the horizontal posture. However, the present invention is not limited to this, and may use a viscous fluid resistance such as a hydraulic damper or an air damper, or may use a resistance using elastic deformation such as rubber. These combinations may be used.
[0052]
In short, the damper means only needs to have a structure that generates a resistance force proportional to the relative retreat speed in order to suppress the retreat speed of the block body 42 relative to the moving body 4.
[0053]
Further, a spring member may be mounted between the front support piece 23 of the bracket 22 and the block body 42 or between the block body 42 and the rear support piece 23. In this case, the spring member employs a tension spring in the former example, and employs a compression spring in the latter case.
[0054]
In this configuration, when the top plate 3 in the upright posture is rotated downward, a synergistic effect of the forward biasing force of the spring member and the frictional resistance generated in the damper means causes the block body 42 to move relative to the moving body 4. Since the typical retreat speed is reduced, the downward rotation speed of the top 3 and the forward movement speed of the moving body 4 can be more reliably reduced, and the top 3 is placed on the moving body 4. At this time, the effect of reducing the impact between these three and four appears more remarkably.
[0055]
Contrary to the above, when the top 3 in the horizontal posture is rotated upward, the top 3 is moved by a synergistic effect of the operation force for manually flipping the top 3 and the forward biasing force of the spring member. Therefore, it can be smoothly stored in the desk body 1 together with the moving body 4.
[0056]
Therefore, the operation and effect obtained by the configuration of the first embodiment can be promoted. Of course, also in this case, the entire speed attenuating means is formed by a front and rear longitudinal gap space on the guide rail 12 which is usually a dead space, that is, a gap between the side plate 2 of the desk body 1 and the side frame body 10 of the moving body 4. Needless to say, since it can be arranged in a space, the degree of freedom in design can be improved.
[0057]
In each of the above-described embodiments, the support shaft 24 as a rail member is not limited to extend substantially parallel to the front-back movement direction of the moving body 4 in a side view, and for example, moves back and forth in a side view. A configuration extending in a state of being inclined rearward and obliquely upward or rearward and obliquely downward (a configuration that extends non-parallel to the front-back movement direction of the moving body 4 in a side view) may be used. In short, it is only necessary that the guide block 25 and the block body 42 can move back and forth along the support shaft 24.
[0058]
A pair of cylinder means 51, 51 (only the right cylinder means 51 is shown in FIGS. 6 and 7) as a speed damping means in the third embodiment adjusts the inside of a cylinder body 52 filled with a viscous fluid such as oil. This utilizes viscous fluid resistance generated by movement of a piston rod 53 with a pressure valve (not shown), and is symmetrical with respect to the left and right of the moving body 4 as in the first and second embodiments. It is provided in the shape.
[0059]
The base end of the cylinder body 52 is pivotally attached to a support bracket 54 fixed to the upper surface of the guide rail by a pivot pin 55. On the other hand, a portion 53a of the piston rod 53 that can enter the cylinder main body 52 is formed in a round shaft shape in cross section, and a distal end portion 53b that can overlap the movement trajectory of the main link rod 5 in a side view has a long thin plate shape. The distal end portion 53b is pivotally attached to a longitudinally intermediate portion of the main link rod 5 by a pivot pin 56.
[0060]
Further, as in the first and second embodiments, the entire cylinder means 51 is accommodated within the left and right widths of the guide rail 12 when viewed from the front, and the side frame 2 of the desk body 1 and the side frame of the movable body 4 are provided. It is arranged in a longitudinally-spaced space between the body 10 and the body 10.
[0061]
In this configuration, when the top plate 3 in the standing posture is rotated downward, the pair of link rods 5 and 5 push the moving body 4 forward. In this case, the pivot portion (portion of the pivot pin 56) between the main link rod 5 and the piston rod 53 rotates around the pivot screw 18 on the connection fitting 16 side (moving locus shown in FIGS. 6 and 7). T), the round shaft portion 53a of the piston rod 53 is pushed into the cylinder body 52.
[0062]
Then, a pressure regulating valve (not shown) connected to the round shaft portion 53a receives resistance due to the viscous fluid in the cylinder main body 52, and the contraction speed of the piston rod 53 is reduced by this resistance. As a result, the viscous fluid resistance acts on the moving body 4 and the top plate 3 via the main link rod 5 in a direction that hinders the movement. The forward moving speed of the body 4 can be gradually reduced. Thereby, when the top plate 3 is placed on the moving body 4, the impact between these two 3 and 4 can be reduced.
[0063]
Contrary to the above, when the top plate 3 in the horizontal posture is turned upward, the pair of link rods 5 and 5 draw the moving body 4 backward. In this case, the round shaft portion 53a of the piston rod 53 protrudes from the cylinder body 52, and the top plate 3 and the moving body 4 are stored in the desk body 1 without resistance.
[0064]
Therefore, also with the desk device of the third embodiment, similar to the first and second embodiments, it is possible to reliably prevent the top plate 3 from suddenly falling forward (downward rotation) with a simple configuration. it can.
[0065]
Also in this case, the cylinder means 51 is also provided with a front and rear longitudinal clearance space on the guide rail 12 which is usually a dead space, that is, a clearance space between the side plate 2 of the desk body 1 and the side frame body 10 of the moving body 4. In the same manner as in the first and second embodiments, restrictions in designing the desk device are reduced, and the degree of freedom in design can be improved.
[0066]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be embodied in various aspects. For example, since the speed attenuating means 21, 41, 51 in each embodiment may be arranged corresponding to the main link rod 5, it may be arranged only on one of the right and left sides with respect to the moving body 4. As in each embodiment, it is preferable to dispose it on the left and right sides of the top plate 3 and the moving body 4.
[0067]
【The invention's effect】
In the configuration of the first aspect, when the top plate in the upright posture is rotated downward, the pair of main link rods push the moving body forward. In this case, the guide member interlockingly connected to the main link rod via the sub link rod retreats relatively to the moving body against the elastic force of the spring member.
[0068]
Then, the forward biasing force of the spring member acts as a resistance, and the relative retreating speed of the guide member with respect to the moving body is reduced, so that the downward rotation speed of the top plate and the forward movement of the moving body are reduced. Speed can be gradually reduced.
[0069]
Contrary to the above, when the top plate in the horizontal posture is turned upward, the pair of main link rods pulls the moving body backward. In this case, the guide member moves forward relative to the moving body. However, since the forward biasing force of the spring member is applied to the guide member as a propulsive force, the guide member moves relative to the moving body. The forward movement speed becomes faster. Therefore, the top plate can be smoothly housed in the desk body together with the moving body by the synergistic action of the operation force for manually flipping the top plate and the forward biasing force of the spring member.
[0070]
From the above, according to the desk apparatus according to claim 1, a simple configuration can surely prevent the top plate from suddenly falling forward, and the top plate can be stored smoothly with a light force. An effect is obtained that a very convenient desk device can be obtained.
[0071]
In addition, the rail member and the auxiliary link rod have a long shape in the front-back direction, and the guide member is configured to be movable in the front-rear direction, and the spring member is arranged to expand and contract in the front-rear direction. A configuration for reducing the rotation speed at least as the vehicle approaches the horizontal posture can be arranged in the gap between the inner surface of the desk body and the moving body. Thus, the configuration for lowering the downward rotation speed of the top plate at least as it approaches the horizontal posture is not only bulky as in the rotary damper of Patent Document 1, but also effectively uses a space that normally becomes a dead space. Utilizing the above-described method, the degree of freedom in designing the desk device can be improved.
[0072]
When the top plate in the upright posture is rotated downward, the relative retreating speed of the damper means relative to the moving body becomes slow due to the frictional resistance generated in the damper means. As in the case of the first aspect, the downward rotation speed of the top plate and the forward movement speed of the moving body can be gradually reduced.
[0073]
Therefore, the desk apparatus according to claim 2 has an effect that the front plate can be prevented from suddenly falling forward with a simple configuration.
[0074]
Also in this case, the rail member and the auxiliary link rod have a long shape in the front-back direction, and the damper means is configured to be movable in the front-rear direction. Since it can be arranged in a clearance space between the inner surface of the desk main body and the moving body, similarly to the case of the first aspect, the design of the desk device is effectively used by effectively using a space which usually becomes a dead space. There is an effect that the degree of freedom can be improved.
[0075]
When the top plate in the upright posture is rotated downward, a synergistic effect of the forward biasing force of the spring member and the frictional resistance generated in the damper means causes the damper means to move with respect to the moving body. Since the relative retreat speed is reduced, the downward rotation speed of the top plate and the forward movement speed of the moving body can be more reliably reduced.
[0076]
Contrary to the above, when the top plate in the horizontal posture is turned upward, the top plate is moved by a synergistic effect of an operation force for manually flipping the top plate and a forward biasing force of the spring member. It can be smoothly housed in the desk body with a light force together with the moving body.
[0077]
Therefore, there is an effect that the operation and effect obtained by the configuration of claim 1 can be promoted. Also in this case, the rail member and the auxiliary link rod have a long shape in the front-back direction, the damper means is configured to be movable in the front-rear direction, and the spring member is arranged to expand and contract in the front-rear direction. The structure for reducing the downward rotation speed of the plate can be arranged in the gap between the inner surface of the desk main body and the moving body, and as a result, as in the case of claims 1 and 2, There is an effect that the degree of freedom in designing the device can be improved.
[0078]
With this configuration, the pivotal position of the sub link rod with respect to the main link rod can be changed via each shaft hole, whereby the relative movement range of the guide member is shifted to elastically deform the spring member. The amount can be changed step by step, and as a result, an effect is obtained that the downward rotation speed of the top plate can be easily changed.
[0079]
When the top plate in the upright posture is rotated downward, the viscous fluid resistance in the cylinder means acts on the top plate via the main link rod connected to the cylinder means. The downward turning speed and the forward moving speed of the moving body can be gradually reduced.
[0080]
Therefore, the desk device according to claim 5 has an effect that it is possible to reliably prevent the top plate from suddenly falling forward with a simple configuration.
[0081]
Further, in this case, since the cylinder means can be arranged in the gap space between the inner surface of the desk main body and the moving body, a dead space is usually provided as in the case of the first to third aspects. This has the effect of improving the degree of freedom in designing the desk device by effectively utilizing a simple space.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a desk device according to a first embodiment.
FIG. 2 is an enlarged side sectional view of a main part when a top plate is in an upright posture.
FIG. 3 is an enlarged side sectional view of a main part when a top plate is in a horizontal posture.
FIG. 4 is a schematic perspective view showing a relationship between a support shaft, a guide block, and a compression spring.
5A and 5B are diagrams illustrating a speed damping unit according to a second embodiment, in which FIG. 5A is a side cross-sectional view when a top is in an upright posture, and FIG. 5B is a side cross-section when a top is in a horizontal posture. FIG.
FIG. 6 is an enlarged side sectional view of a main part when a top plate in a third embodiment is in an upright posture.
FIG. 7 is an enlarged side sectional view of a main part when the top plate is in a horizontal posture.
[Explanation of symbols]
1 desk body
3 Top plate
4 Moving body
5 Main link rod
9 ceiling frame
10 Side frame
11 Drawer
12 Guide rail
21,41 Speed damping means
24 Support shaft as rail member
25 Guide block as guide member
27 Secondary link rod
28 Compression spring as spring member
42 block
43 Taper hole
44 Friction member
51 cylinder means
53 piston rod

Claims

A top plate that can be turned up and down around the base end via a hinge with respect to the desk body so as to be in a horizontal position when in use and an upright position when not in use. A movable body provided movably, and one end pivotally connected to a side surface of the top plate so that the movable body moves forward and backward in conjunction with the up-and-down rotation of the top plate, and the other end. A main link rod pivotally attached to the moving body,
In a desk device configured to support a downwardly rotating top plate in a horizontal position by a moving body that moves forward and horizontally projects from the desk body,
The moving body has a rail member extending in the front-rear direction of the moving body, a guide member movable relatively to the moving body along the rail member, and a forwardly attached member opposing the elasticity of the guide member. A biasing spring member,
A desk, wherein one end of a sub-link rod is pivotally connected to the guide member, and the other end of the sub-link rod is pivotally connected to a longitudinal middle of the main link rod. apparatus.

A top plate that can be turned up and down around the base end via a hinge with respect to the desk body so as to be in a horizontal position when in use and an upright position when not in use. A movable body provided movably, and one end pivotally connected to a side surface of the top plate so that the movable body moves forward and backward in conjunction with the up-and-down rotation of the top plate, and the other end. A main link rod pivotally attached to the moving body,
In a desk device configured to support a downwardly rotating top plate in a horizontal position by a moving body that moves forward and horizontally projects from the desk body,
The moving body has a rail member that extends in the front-rear direction of the moving body, and a resistance that is relatively movable with respect to the moving body along the rail member, and that retreats relatively to the moving body. And damper means configured to be
A desk, characterized in that one end of a sub-link rod is pivotally connected to the damper means, and the other end of the sub-link rod is pivotally connected to a longitudinal middle of the main link rod. apparatus.

A top plate that can be turned up and down around the base end via a hinge with respect to the desk body so as to be in a horizontal position when in use and an upright position when not in use. A movable body provided movably, and one end pivotally connected to a side surface of the top plate so that the movable body moves forward and backward in conjunction with the up-and-down rotation of the top plate, and the other end. A main link rod pivotally attached to the moving body,
In a desk device configured to support a downwardly rotating top plate in a horizontal position by a moving body that moves forward and horizontally projects from the desk body,
The moving body has a rail member that extends in the front-rear direction of the moving body, and a resistance that is relatively movable with respect to the moving body along the rail member, and that retreats relatively to the moving body. Damper means configured to be added, and a spring member that biases the guide member forward against elasticity,
A desk, characterized in that one end of a sub-link rod is pivotally connected to the damper means, and the other end of the sub-link rod is pivotally connected to a longitudinal middle of the main link rod. apparatus.

The other end of the sub-link rod is pivotally connected to a midway portion of the main link rod through a shaft hole formed at an appropriate interval along the longitudinal direction so as to be changeable in position. 4. The desk apparatus according to any one of 1 to 3.

A top plate that can be turned up and down around the base end via a hinge with respect to the desk body so as to be in a horizontal position when in use and an upright position when not in use. A movable body provided movably, and one end pivotally connected to a side surface of the top plate so that the movable body moves forward and backward in conjunction with the up-and-down rotation of the top plate, and the other end. A main link rod pivotally attached to the moving body,
In a desk device configured to support a downwardly rotating top plate in a horizontal position by a moving body that moves forward and horizontally projects from the desk body,
A desk device wherein the moving body and a halfway portion of the main link rod are connected via a cylinder means for reducing a downward rotation speed of the top plate.