JP2004281678A - Optical cable holder - Google Patents

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JP2004281678A
JP2004281678A JP2003070411A JP2003070411A JP2004281678A JP 2004281678 A JP2004281678 A JP 2004281678A JP 2003070411 A JP2003070411 A JP 2003070411A JP 2003070411 A JP2003070411 A JP 2003070411A JP 2004281678 A JP2004281678 A JP 2004281678A
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arm
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Yukio Tateno
幸男 舘野
Hiroshi Ebihara
博 海老原
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an optical cable holder for holding an optical cable wired on a substrate, which easily and surely carries out an extra length treatment on the optical cable and can raise the packaging density of components mounted on the substrate. <P>SOLUTION: The optical cable holder comprises a fixed section fixed on the substrate whereon electronic components are mounted, a plurality of struts extended at right angles to the substrate while the fixed section is fixed on the substrate, a plurality of arms which have a removable portion removably attached to the strut at one end and are extended in a direction parallel to the substrate with the removable portion attached on the strut, and cable holders which are attached to the arms to fold the optical cable wired on the substrate. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ケーブルのルート強制および余長処理を行うための光ケーブル保持具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
プリント基板等の基板上で光ケーブルのルート強制および余長処理を行うために、基板に直接取り付けるケーブルクランプが使用されている（例えば、特許文献１参照）。
光ケーブルのルートを強制するために、所望のケーブルルートに沿って複数のケーブルクランプが配置される。そして、これらのケーブルクランプに光ケーブルが挿通される。また、光ケーブルの余長を処理するために、複数のケーブルクランプが円形に配置される。そして、これらのケーブルクランプに光ケーブルが巻回される。
【０００３】
【特許文献１】
実開昭６３−８７０５号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
図１９〜図２１は、従来のプリント基板上における光ケーブルの余長処理の例を示している。
【０００５】
図１９に示すプリント基板１０１には、光モジュール１０４、光コネクタ１０５、電子部品１０２および光ケーブル１０３の余長部分を保持するケーブルクランプ１０７が取り付けられている。ケーブルクランプ１０７は、光ケーブル１０３の余長部分が所定の環形状になるように、間隔をおいて取り付けられている。近年のプリント基板の小型化および高機能化に伴い、部品の実装密度は益々高くなっている。しかしながら、ケーブルクランプ１０７は、プリント基板１０１に直接取り付けられているため、光ケーブル１０３の余長処理領域には部品が実装できない。この結果、部品の実装密度が低下してしまう。
【０００６】
また、図２０に示すように、プリント基板２０１に光カプラ２０６が取り付けられる場合、プリント基板２０１上で配線される光ケーブル２０３の本数が増加し、余長処理が複雑になる。この結果、例えば、光モジュール１０４の上に光ケーブル２０３を配線する可能性がある場合には、予め部品の高さを考慮して高さの異なる複数種のケーブルクランプ１０７、２０７を用意しなければならない。
【０００７】
また、プリント基板上には、所定の長さの光ケーブルが配線される。一方、光ケーブルが接続される部品は、プリント基板上の様々な位置に取り付けられる。このため、図２１に示すように、所定の余長環状に沿って取り付けられたケーブルクランプ１０７に巻回された光ケーブル３０３の長さが足りない場合、所定の余長半径を確保できないおそれがある。さらに、複数の光ケーブル３０３がケーブルクランプ１０７に巻回される場合、光ケーブル３０３にたるみが生じてしまう。
【０００８】
本発明の目的は、基板上に配線される光ケーブルの余長処理を、簡易かつ確実に行うとともに、基板に搭載される部品の実装密度を向上することができる光ケーブル保持具を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１の光ケーブル保持具は、電子部品が搭載される基板に固定される固定部を有し、前記固定部が前記基板に固定された状態で前記基板の直角方向に延在する複数の支柱と、前記支柱に着脱自在に取り付けられる着脱部を一端に有し、前記着脱部が前記支柱に取り付けられた状態で前記基板の平行方向に延在する複数のアームと、前記アームに取り付けられ、前記基板上に配線される光ケーブルを保持するケーブル保持部とを備えていることを特徴とする。
【００１０】
請求項２の光ケーブル保持具は、電子部品が搭載される基板に固定される固定部を有し、前記固定部が前記基板に固定された状態で前記基板の直角方向に延在する支柱と、前記支柱に着脱自在に取り付けられる着脱部を一端に有し、前記着脱部が前記支柱に取り付けられた状態で前記基板の平行方向に延在する複数のアームと、前記アームに取り付けられ、前記基板上に配線される光ケーブルを保持するケーブル保持部とを備えていることを特徴とする。
【００１１】
請求項３の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記支柱は、断面円形状であり、軸長方向に所定の間隔で形成されるとともに、各々が前記支柱の横断面に沿って外周に形成される複数の第１係合部を備え、前記アームの前記着脱部は、前記支柱の断面形状に対応する円形状を有し、前記支柱に挿通される挿通穴を備え、前記挿通穴の内面は、前記支柱に挿通された前記アームを所定の角度で支持するために、前記第１係合部のいずれかに係止される第１係止部を備え、前記第１係合部および前記第１係止部の少なくともいずれかは、弾性部材により形成されていることを特徴とする。
【００１２】
請求項４の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記アームの前記着脱部は、前記支柱の外面の一部に当接される当接部と、前記当接部に前記支柱の軸長方向を軸として回動自在に取り付けられ、前記当接部とで前記支柱を把持する把持部とを備え、前記把持部は、前記軸と反対側に第２係止部を備え、前記当接部は、前記把持部とで前記支柱を把持した状態で、前記第２係止部が係止される第２係合部を備えていることを特徴とする。
【００１３】
請求項５の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記アームおよび前記着脱部は一体に形成され、前記着脱部は、前記支柱を把持するために、前記支柱の横断面形状に対応する凹形状を有するとともに、この凹形状の両先端部の間隔が前記支柱の幅より小さい把持部を備え、前記先端部は、前記間隔の方向に弾性を有していることを特徴とする。
【００１４】
請求項６の光ケーブル保持具は、請求項４または請求項５記載の光ケーブル保持具において、前記支柱は、軸長方向に所定の間隔で形成されるとともに、各々が前記支柱の横断面に沿って外周に形成される複数の第３係合部を備え、前記把持部の内面は、前記第３係合部のいずれかに係止される第３係止部を備えていることを特徴とする。
【００１５】
請求項７の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記支柱の先端に着脱自在に取り付けられるカバーを備えていることを特徴とする。
請求項８の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記ケーブル保持部は、括れを有する突起を備え、前記アームは、軸長方向に沿って形成され、前記突起を保持する凹溝を備え、前記凹溝は、前記突起の前記凹溝からの抜出を防止するために、横断面方向の両側に、対向方向に向けて折り曲げられた抜け止め部と、前記凹溝に前記突起を挿入するために、前記アームの前記着脱部の反対側に開口部とを備え、前記開口部には、前記凹溝に保持された前記突起の抜出を防止するキャップ部材が取り付けられていることを特徴とする。
【００１６】
請求項９の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記アームは、前記着脱部と反対側に開口し、軸長方向に形成された収納穴を有するアーム本体と、前記収納穴に移動自在に収納され、前記着脱部の反対側の端に前記ケーブル保持部が取り付けられた可動アームとを備えていることを特徴とする。
【００１７】
請求項１０の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記アームは、前記着脱部と反対側に開口し、軸長方向に形成された収納穴を有するアーム本体と、前記収納穴に移動自在に収納され、前記ケーブル保持部が取り付けられた可動アームとを備え、前記ケーブル保持部は、括れを有する突起を備え、前記可動アームは、軸長方向に沿って形成され、前記突起を保持する凹溝を備え、前記凹溝の横断面方向の両側は、前記突起の前記凹溝からの抜出を防止するために、対向方向に向けて折り曲げられた抜け止め部を備え、前記アーム本体は、前記収納穴に収納された前記可動アームの前記凹溝に対応する位置に、前記ケーブル保持部が前記アーム本体上で移動するためのスリットを備えていることを特徴とする。
【００１８】
請求項１１の光ケーブル保持具は、請求項９または請求項１０記載の光ケーブル保持具において、前記可動アームは、前記着脱部側の外面に突出する凸部と、前記凸部を収納する凸部収納穴と、前記凸部収納穴内に取り付けられ、前記凸部収納穴に収納された前記凸部を外側に付勢する付勢部材とを備え、前記アーム本体の前記収納穴は、前記凸部に対応する位置に、前記可動アームの前記収納穴からの抜出を防止するために、前記可動アームの引出時に前記凸部の前記ケーブル保持部側に当接される規制部を備え、前記凸部は、前記可動アームの前記収納穴への挿入時における前記規制部への当接による押圧力により、一時的に前記凸部収納穴に収納されることを特徴とする。
【００１９】
請求項１２の光ケーブル保持具は、請求項９または請求項１０記載の光ケーブル保持具において、前記可動アームは、軸長方向に沿って外面に形成された複数の第４係合部を備え、前記収納穴は、前記第４係合部のいずれかに係止される第４係止部を備え、前記第４係合部および前記第４係止部の少なくともいずれかは、弾性部材により形成されていることを特徴とする。
【００２０】
請求項１３の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記ケーブル保持部は、断面コ字状の本体部と、前記本体部の先端にそれぞれ形成され、内側に折り返された第１および第２折返片と、前記本体部、前記第１および第２折返片に囲まれた保持空間とを備え、前記第１および第２折返片の少なくともいずれかは、弾性部材により形成され、弾性を有する前記第１および第２折返片の少なくともいずれかは、前記光ケーブルが前記本体部の開口側から前記保持空間へ挿入される時に、前記光ケーブルとの接触による押圧力により、保持空間側へ撓むことを特徴とする。
【００２１】
請求項１４の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記アームおよび前記ケーブル保持部は、前記着脱部が前記支柱に取り付けられた状態で前記支柱の軸長方向に延在する軸部材により回動自在に連結されていることを特徴とする。
請求項１５の光ケーブル保持具は、請求項１４記載の光ケーブル保持具において、前記アームは、前記着脱部の反対側の端に形成され、前記軸部材が挿通される第１連結穴と、前記第１連結穴の周囲に間隔をおいて形成された複数の第５係止部を備え、前記ケーブル保持部は、前記第１連結穴に対応する位置に形成された第２連結穴と、前記第２連結穴の周囲における前記第５係止部に対応する位置に間隔をおいて形成された複数の第５係合部を備えていることを特徴とする。
【００２２】
請求項１６の光ケーブル保持具は、請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、前記支柱には、二つのアームが取り付けられ、二つの前記アームは、前記支柱に取り付けられた状態で、前記着脱部から前記ケーブル保持部まで真っ直ぐに延在する第１アームと、前記支柱に取り付けられた状態で、前記着脱部と前記ケーブル保持部との間に、前記支柱の軸長方向に段差を有する第２アームとであり、前記第１および第２アームの前記着脱部を前記支柱に隣接して取り付けた状態で、前記第１および第２アームに取り付けられた前記ケーブル保持部は、同一平面上に位置することを特徴とする。
【００２３】
（作用）
請求項１の光ケーブル保持具では、まず、各支柱が固定部を介して基板に固定される。次に、各アームは、基板上の余長処理領域に実装される部品の高さ以上の位置で着脱部を介して各支柱に取り付けられる。この後、基板上に光ケーブルが配線され、各ケーブル保持部に保持される。これにより、光ケーブルの余長処理が終了する。
【００２４】
この結果、基板上の余長処理領域にも部品を実装できる。従って、部品の実装密度を向上できる。また、複数の光ケーブルの余長処理を基板上で行う場合、各支柱に複数のアームを異なる高さで取り付けることで、ケーブル保持部に保持される光ケーブルを容易に識別でき、誤配線を防止できる。さらに、実装部品の高さに応じて複数種の光ケーブル保持具を用意する必要はない。すなわち、光ケーブルの余長処理に必要な部品コストを削減できる。
【００２５】
請求項２の光ケーブル保持具では、まず、支柱が固定部を介して基板に固定される。次に、各アームは、基板上の余長処理領域に実装される部品の高さ以上の位置で着脱部を介して支柱に取り付けられる。この後、基板上に光ケーブルが配線され、各ケーブル保持部に保持される。これにより、光ケーブルの余長処理が終了する。
【００２６】
この結果、基板上の余長処理領域にも部品を実装できる。また、基板に固定される支柱は一つであるため、光ケーブル保持具の実装領域を低減できる。従って、部品の実装密度をさらに向上できる。また、複数の光ケーブルの余長処理を基板上で行う場合、支柱に複数のアームを異なる高さで取り付けることで、ケーブル保持部に保持される光ケーブルを容易に識別でき、誤配線を防止できる。さらに、実装部品の高さに応じて複数種の光ケーブル保持具を用意する必要はない。すなわち、光ケーブルの余長処理に必要な部品コストを削減できる。
【００２７】
請求項３の光ケーブル保持具では、第１係止部は第１係合部に係止されるため、着脱部を介して支柱に取り付けられたアームは、常に所定の高さを維持できる。この結果、アームに取り付けられたケーブル保持部は、常に同一の高さで光ケーブルを保持できる。また、第１係止部および第１係合部の少なくともいずれかは弾性部材により形成されいるため、アームは着脱自在に支柱の所定の位置に取り付けられる。
【００２８】
また、支柱の断面およびアームの挿通穴が円形状であるため、アームは支柱を軸として容易に回動できる。
さらに、支柱は複数の第１係合部を有しているため、アームは、支柱の軸長方向に高さを変更できる。この結果、光ケーブルの余長処理は、基板上の余長処理領域に実装される部品の高さに合わせて、ケーブル保持部の高さを微調整しながら行うことができる。
【００２９】
請求項４の光ケーブル保持具では、アームは、当接部および把持部により、着脱自在に支柱に取り付けられる。
請求項５の光ケーブル保持具では、把持部の先端部は間隔の方向に弾性を有しているため、アームは着脱自在に支柱に取り付けられる。
請求項６の光ケーブル保持具では、第３係止部は第３係合部に係止されるため、着脱部を介して支柱に取り付けられたアームは、常に所定の高さを維持できる。この結果、アームに取り付けられたケーブル保持部は、常に同一の高さで光ケーブルを保持できる。
【００３０】
また、支柱は複数の第３係合部を有しているため、アームは、支柱の軸長方向に高さを変更できる。この結果、光ケーブルの余長処理は、基板上の余長処理領域に実装される部品の高さに合わせて、ケーブル保持部の高さを微調整しながら行うことができる。
請求項７の光ケーブル保持具では、カバーは着脱自在である。この結果、カバーが支柱の先端に取り付けられた状態では、アームの支柱の先端側からの抜出を防止できる。カバーが支柱の先端から取り外された状態では、アームは支柱の先端側から取り外せる。
【００３１】
請求項８の光ケーブル保持具では、ケーブル保持部は、突起をアームの凹溝内に保持した状態でアームの軸長方向に沿って自在に移動できる。このため、光ケーブルの余長処理は、光ケーブルの余長形状に合わせて、ケーブル保持部の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブルが接続される光モジュール等の基板上での位置、あるいは光ケーブルの長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブルの余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブルの長さの不足および光ケーブルのたるみが生じることを防止できる。
【００３２】
また、凹溝の横断面方向の両側が対向方向に向けて折り曲げられた抜け止め部を備えていることで、ケーブル保持部の突起の凹溝からの抜出を防止できる。すなわち、ケーブル保持部のアームからの外れを防止できる。
さらに、アームにおける着脱部の反対側の端に取り付けられたキャップ部材により、ケーブル保持部のアームからの外れを防止できる。
【００３３】
請求項９の光ケーブル保持具では、可動アームはアーム本体の収納穴に移動自在に収納されるため、アーム全体の長さを調整できる。このため、光ケーブルの余長処理は、光ケーブルの余長形状に合わせて、ケーブル保持部の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブルが接続される光モジュール等の基板上での位置、あるいは光ケーブルの長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブルの余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブルの長さの不足および光ケーブルのたるみが生じることを防止できる。
【００３４】
請求項１０の光ケーブル保持具では、ケーブル保持部は、突起をアームの凹溝内に保持した状態でアームの軸長方向に沿って自在に移動できる。また、可動アームはアーム本体の収納穴に移動自在に収納されるため、アーム全体の長さを調整できる。このため、光ケーブルの余長処理は、光ケーブルの余長形状に合わせて、ケーブル保持部の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブルが接続される光モジュール等の基板上での位置、あるいは光ケーブルの長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブルの余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブルの長さの不足および光ケーブルのたるみが生じることを防止できる。
【００３５】
また、凹溝の横断面方向の両側が対向方向に向けて折り曲げられた抜け止め部を備えていることで、ケーブル保持部の突起の凹溝からの抜出を防止できる。すなわち、ケーブル保持部のアームからの外れを防止できる。
請求項１１の光ケーブル保持具では、アーム本体の収納穴に形成された規制部と可動アームに形成された凸部とにより、可動アームの収納穴からの抜出を防止できる。
【００３６】
また、可動アームの凸部は、可動アームの収納穴への挿入時に、規制部への当接による押圧力により凸部収納穴に収納されるため、可動アームをアーム本体に容易に収納できる。また、可動アームを収納穴に収納した後は、可動アームのアーム本体からの外れを防止できる。
請求項１２の光ケーブル保持具では、アーム本体の収納穴に形成された第４係止部は、可動アームの外面に形成された複数の第４係合部のいずれかに係止される。この結果、アームは全体の長さを調整でき、調整した長さを維持できる。
【００３７】
請求項１３の光ケーブル保持具では、弾性を有する第１および第２折返片の少なくともいずれかは、光ケーブルが本体部の開口側から保持空間へ挿入される時に、光ケーブルとの接触による押圧力により、保持空間側へ撓む。この結果、光ケーブルの余長処理において、光ケーブルをケーブル保持部に容易に巻回できる。また、光ケーブルが保持空間に挿入された後は、光ケーブルのケーブル保持部からの外れを防止できる。
【００３８】
請求項１４の光ケーブル保持具では、ケーブル保持部は軸部材によりアームに連結されているため、回動可能である。このため、光ケーブルを余長処理する時に、光ケーブルの余長ルートに合わせてケーブル保持部が回動することで、光ケーブルに無駄な力が掛かることを防止できる。この結果、光ケーブルの破損を防止できる。
【００３９】
請求項１５の光ケーブル保持具では、アームに形成された第５係止部は、ケーブル保持部に形成された第５係合部に係止される。この結果、ケーブル保持部は、自在に回動可能であり、かつ回動した後は、回動した位置を維持できる。
請求項１６の光ケーブル保持具では、第２アームは段差を有しているため、第１および第２アームの着脱部を支柱に隣接して取り付けた状態で、第１および第２アームに取り付けられたケーブル保持部は、同一平面上に位置できる。この結果、ケーブル保持部は、光ケーブルの余長処理部を基板に対して水平に保持できる。
【００４０】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図１は、本発明の光ケーブル保持具の第１の実施形態を示している。この実施形態は、請求項１、請求項４、請求項６、請求項９および請求項１２〜１５に対応している。
【００４１】
本発明の光ケーブル保持具１０は、断面円形状に形成された４つの支柱１２と、各支柱１２に取り付けられたアーム１４と、各アーム１４に取り付けられたケーブル保持部１６と、支柱１２の先端に取り付けられた板状のカバー１８とから構成されている。支柱１２、アーム１４、ケーブル保持部１６およびカバー１８は、例えば、ナイロン樹脂で形成されている。
【００４２】
支柱１２には、電子部品２が搭載されたプリント基板１にねじ部材により固定された板状の固定部１２ａが一体形成されている。支柱１２は、固定部１２ａがプリント基板１に固定された状態で、プリント基板１の直角方向Ｙに延在している。支柱１２の外周には、軸長方向に所定の間隔で横断面に沿って複数の環状の溝１２ｂ（第３係合部）が形成されている。
【００４３】
アーム１４の一端には、支柱１２に着脱自在に取り付けられる着脱部１４ａが形成されている。アーム１４は、着脱部１４ａが支柱１２に取り付けられた状態で、プリント基板１の平行方向Ｘ（Ｘ１、Ｘ２）に延在している。
ケーブル保持部１６は、プリント基板１上に配線される光ケーブル３を保持するために、アーム１４における着脱部１４ａの反対側の端に取り付けられている。
【００４４】
図２は、第１の実施形態におけるアーム１４の着脱部１４ａの詳細を示している。
着脱部１４ａは、当接部１４ｂと把持部１４ｃとから構成されている。
当接部１４ｂは、当接面１４ｄ、係合溝１４ｅ（第２係合部）および二つのつば部１４ｆを有している。当接面１４ｄは、アーム１４の一端に、支柱１２の外周形状に対応する凹形状に形成されている。係合溝１４ｅは、アーム１４の一端における外周に形成されている。二つのつば部１４ｆは、アーム１４の一端における係合溝１４ｅと反対側の外周に、支柱１２の軸長方向に間隔をおいてそれぞれ形成されている。つば部１４ｆには、支柱１２の軸長方向に貫通し、後述するピン１４ｇが挿通される貫通穴（図示せず）が形成されている。
【００４５】
把持部１４ｃは、支柱１２の外周を保持するための断面コ字状の把持本体部の一端および他端にそれぞれ形成される三つのつば部１４ｉおよび係止爪１４ｊ（第２係止部）と、把持本体部の中央内側に取り付けられた薄板形状の係止ばね１４ｋ（第３係止部）とを有している。三つのつば部１４ｉは、当接部１４ｂのつば部１４ｆと噛み合う位置に、支柱１２の軸長方向に間隔をおいてそれぞれ形成されている。つば部１４ｉには、後述するピン１４ｇが挿通される貫通穴（図示せず）が形成されている。係止爪１４ｊは、当接部１４ｂの係合溝１４ｅに対応する位置に形成されている。係止ばね１４ｋは、当接面１４ｄに当接される支柱１２の溝１２ｂに対応する位置に形成されている。係止ばね１４ｋは、断面三角状に折り曲げられて形成され、溝１２ｂに向かって突出する突出部１４ｍを有している。係止ばね１４ｋの一端は、把持本体部に固定されている。このため、突出部１４ｍは、溝１２ｂに押圧されることで、弾性変形する。
【００４６】
当接部１４ｂおよび把持部１４ｃは、つば部１４ｆ、１４ｉが互いに噛み合った状態で、支柱１２の軸長方向に延在するピン１４ｇにより、回動自在に連結されている。
前述の構成の着脱部１４ａでは、まず、係止爪１４ｊと係合溝１４ｅとの係止が解除された状態で、当接面１４ｄが支柱１２の外面の一部に当接される。次に、把持部１４ｃが回動され、当接部１４ｂと把持部１４ｃとで支柱１２が把持された状態で、係止爪１４ｊが係合溝１４ｅに係止される。この際、係止ばね１４ｋの突出部１４ｍは、支柱１２を当接面１４ｄに押圧しながら、溝１２ｂに係止される。これにより、アーム１４は、着脱部１４ａを介して支柱１２の任意の溝１２ｂに取り付けられる。すなわち、アーム１４は、支柱１２の所望の高さに取り付けられ、所望の高さを維持する。
【００４７】
また、支柱１２は、当接面１４ｄと係止ばね１４ｋとにより強く把持されるため、支柱１２に取り付けられたアーム１４の回動は規制される。しかしながら、溝１２ｂは支柱１２の外周において横断面に沿って環状に形成されているため、支柱１２に取り付けられたアーム１４は、強く押されることで回動される。従って、アーム１４は、回動した後に、回動した角度を維持する。すなわち、アーム１４は、支柱１２の所望の高さを維持したまま、所望の角度で取り付けられる。この結果、図１に示したように、プリント基板１上の余長処理領域にも電子部品２が実装される。従って、部品の実装密度が向上する。
【００４８】
また、アーム１４が支柱１２から取り外される場合は、まず、係止爪１４ｊと係合溝１４ｅとの係止が解除される。次に、把持部１４ｃが回動され、係止ばね１４ｋの突出部１４ｍと溝１２ｂの係止が解除される。
図３および図４は、第１の実施形態におけるアーム１４の詳細を示している。
アーム１４は、前述した着脱部１４ａを有するアーム本体１４ｎと、ケーブル保持部１６が取り付けられた可動アーム１４ｏとから構成されている。アーム本体１４ｎおよび可動アーム１４ｏは横断面四角状に形成されている。
【００４９】
アーム本体１４ｎには、軸長方向に貫通する横断面四角状の収納穴１４ｐが形成されている。
可動アーム１４ｏの着脱部１４ａ側の端には、外周に突出するフランジ状の凸部１４ｑが形成されている。可動アーム１４ｏの上面（図の上側）には、複数の断面三角状の凹凸部１４ｒ（第４係合部）が軸長方向に沿って形成されている。また、可動アーム１４ｏの着脱部１４ａの反対側の端には、ピン１４ｓによりケーブル保持部１６が取り付けられている。
【００５０】
図４に示すように、収納穴１４ｐのケーブル保持部１６側の開口は、凸部１４ｑの横断面形状より小さくされ、規制部１４ｔが形成されている。このため、可動アーム１４ｏの収納穴１４ｐからの引出時に、凸部１４ｑが規制部１４ｔに衝突することで、可動アーム１４ｏの収納穴１４ｐからの抜出が防止される。
また、収納穴１４ｐの規制部１４ｔには、複数の凹凸部１４ｒのいずれかに係止される突起１４ｕ（第４係止部）が形成されている。突起１４ｕは、ナイロン樹脂等で形成されたアーム本体１４ｎと一体形成されることで弾性を有している。このため、可動アーム１４ｏは、アーム本体１４ｎの収納穴１４ｐに任意の深さまで収納され、そこで位置を固定される。この結果、可動アーム１４ｏの押入または引出により、アーム１４全体の長さが調整され、調整された長さが維持される。
【００５１】
前述の構成のアーム１４では、まず、ケーブル保持部１６が取り外された可動アーム１４ｏが、アーム本体１４ｎの収納穴１４ｐの着脱部１４ａ側の開口から挿入される。次に、収納穴１４ｐのケーブル保持部１６側の開口から可動アーム１４ｏが引出される。この際、可動アーム１４ｏは、収納穴１４ｐの突起１４ｕが可動アーム１４ｏの凹凸部１４ｒに係止されるまで引出される。この後、可動アーム１４ｏにおける着脱部１４ａの反対側の端にケーブル保持部１６がピン１４ｓにより取り付けられる。これにより、アーム１４の組み立てが終了する。
【００５２】
アーム１４が分解される場合は、まず、ケーブル保持部１６が、ピン１４ｓの抜出により、可動アーム１４ｏから取り外される。次に、可動アーム１４ｏを収納穴１４ｐに押入する。この後、収納穴１４ｐの着脱部１４ａ側の開口から可動アーム１４ｏが引出される。
図５および図６は、第１の実施形態におけるケーブル保持部１６の詳細を示している。
【００５３】
ケーブル保持部１６は、ナイロン樹脂等により一体形成されている。ケーブル保持部１６には、対向部分が後述する連結穴１６ｅの軸長方向に形成された断面コ字板状の本体部１６ａを有している。本体部１６ａの先端には、内側に折り返された折返片１６ｂ（第１折返片）、１６ｃ（第２折返片）がそれぞれ形成されている。折返片１６ｃは、折返部１６ｂに比べて長く形成され、先端がさらに折返片１６ｃの折返方向と同じ方向に折り返されている。そして、ケーブル保持部１６には、本体部１６ａおよび折返片１６ｂ、１６ｃに囲まれた光ケーブル３の保持空間１６ｄが形成されている。
【００５４】
折返片１６ｂ、１６ｃは、薄板形状であることで折返部分に弾性を有している。弾性を有する折返片１６ｂ、１６ｃは、光ケーブル３が本体部１６ａの開口側から保持空間１６ｄへ挿入される時に、光ケーブル３との接触による押圧力により、保持空間１６ｄ側へ撓む。このため、光ケーブル３はケーブル保持部１６に容易に巻回され、保持される。また、光ケーブル３が保持空間１６ｄに挿入された後は、保持空間１６ｄ内に突出する折返片１６ｂ、１６ｃにより、光ケーブル３のケーブル保持部１６からの外れが防止される。
【００５５】
ケーブル保持部１６の可動アーム１４ｏ側には、可動アーム１４ｏの凹凸部１４ｒの形成面に直交する方向に貫通した連結穴１６ｅ（第２連結穴）を有するつば部１６ｆが形成されている。連結穴１６ｅの周囲には、複数の突起１６ｇ（第５係合部）が間隔をおいて形成されている。
【００５６】
可動アーム１４ｏは、ケーブル保持部１６側の端におけるケーブル保持部１６のつば部１６ｆと噛み合う位置に、間隔をおいて形成された二つのつば部１４ｖを有している。つば部１４ｖには、ピン１４ｓを挿通する連結穴１４ｗ（第１連結穴）がケーブル保持部１６の連結穴１６ｅに対応する位置に形成されている。連結穴１４ｗの周囲には、複数の突起１４ｘ（第５係止部）が、突起１６ｇに対応する位置に間隔をおいて形成されている。
【００５７】
可動アーム１４ｏおよびケーブル保持部１６は、つば部１４ｖ、１６ｆが互いに噛み合った状態で、連結穴１４ｗ、１６ｅに挿通されたピン１４ｓにより、回動自在に連結されている。また、ケーブル保持部１６は、突起１４ｘと突起１６ｇとの係止により、回動した後の角度を維持する。従って、図１に示したように、ケーブル保持部１６は、アーム１４が着脱部１４ａを介して支柱１２に取り付けられた状態で、プリント基板１の水平方向に回動し、回動した後は回動した角度を維持する。このため、光ケーブルを余長処理する時に、光ケーブルの余長ルートに合わせてケーブル保持部が回動することで、光ケーブルに無駄な力が掛かることが防止される。この結果、光ケーブルの破損が防止される。
【００５８】
図７は、前述した光ケーブル保持具１０を用いた光ケーブルの余長処理の例を示している。
光ケーブル保持具１０のアーム１４は、プリント基板１上の異なる光コネクタ（図示せず）に接続される光ケーブル３ａ、３ｂの余長形状に合わせて、自在に伸縮される。
【００５９】
光ケーブル保持具１０では、まず、光ケーブル３ａが、可動アーム１４ｏがアーム本体１４ｎから引出されたアーム１４に取り付けられたケーブル保持部１６に巻回される。また、可動アーム１４ｏがアーム本体１４ｎに収納されることで、長さが調整されたアーム１４に取り付けられたケーブル保持部１６は、光ケーブル３ｂを保持する。これにより、光ケーブル３ａ、３ｂは、光ケーブル３ａ、３ｂの長さ、あるいはプリント基板１上での光コネクタの位置に合わせて、それぞれ最適な形状で余長処理される。
【００６０】
以上、第１の実施形態では、次の効果が得られる。
アーム１４は、プリント基板１の余長処理領域に実装される電子部品２の高さ以上の位置で着脱部１４ａを介して支柱１２に取り付けられる。この結果、プリント基板１上の余長処理領域にも電子部品２を実装できる。従って、プリント基板１の部品の実装密度を向上できる。また、プリント基板１上に実装される実装部品の高さに応じて複数種の光ケーブル保持具を用意する必要はない。すなわち、光ケーブル３の余長処理に必要な部品コストを削減できる。
【００６１】
着脱部１４ａは、当接部１４ｂと把持部１４ｃとから構成されているため、アーム１４は、着脱部１４ａを介して着脱自在に支柱１２に取り付けられる。
把持部１４ｃの係止ばね１４ｋは支柱１２の溝１２ｂに係止されるため、着脱部１４ａを介して支柱１２に取り付けられたアーム１４は、常に所定の高さを維持できる。この結果、アーム１４に取り付けられたケーブル保持部１６は、常に同一の高さで光ケーブル３を保持できる。
【００６２】
支柱１２は複数の溝１２ｂを有しているため、アーム１４は、支柱１２の軸長方向に高さを変更できる。この結果、光ケーブル３の余長処理は、プリント基板１上の余長処理領域に実装される電子部品２の高さに合わせて、ケーブル保持部１６の高さを微調整しながら行うことができる。
可動アーム１４ｏはアーム本体１４ｎの収納穴１４ｐに移動自在に収納されるため、アーム全体１４の長さを調整できる。このため、光ケーブル３の余長処理は、光ケーブル３の余長形状に合わせて、ケーブル保持部１６の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブル３が接続される光モジュール等のプリント基板１上での位置、あるいは光ケーブル３の長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブル３の余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブル３の長さの不足および光ケーブル３のたるみが生じることを防止できる。
【００６３】
アーム本体１４ｎの収納穴１４ｐに形成された規制部１４ｔと可動アーム１４ｏに形成された凸部１４ｑとにより、可動アーム１４ｏの収納穴１４ｐからの抜出を防止できる。
アーム本体１４ｎの収納穴１４ｐに形成された突起１４ｕは、可動アーム１４ｏの外面に形成された複数の凹凸部１４ｒのいずれかに係止される。この結果、アーム１４は全体の長さを調整でき、調整した長さを維持できる。
【００６４】
ケーブル保持部１６の折返片１６ｂ、１６ｃは、光ケーブル３が本体部１６ａの開口側から保持空間１６ｄへ挿入される時に、光ケーブル３との接触による押圧力により、保持空間１６ｄ側へ撓む。この結果、光ケーブル３の余長処理において、光ケーブル３をケーブル保持部１６に容易に巻回できる。また、光ケーブル３が保持空間１６ｄに挿入された後は、光ケーブル３のケーブル保持部１６からの外れを防止できる。
【００６５】
ケーブル保持部１６はピン１４ｓにより可動アーム１４ｏに連結されているため、回動可能である。このため、光ケーブル３を余長処理する時に、光ケーブル３の余長ルートに合わせてケーブル保持部１６が回動することで、光ケーブル３に無駄な力が掛かることを防止できる。この結果、光ケーブル３の破損を防止できる。
【００６６】
可動アーム１４ｏに形成された突起１４ｘは、ケーブル保持部１６に形成された隣接する二つの突起１６ｇの間に維持される。この結果、ケーブル保持部１６は、自在に回動可能であり、かつ回動した後は、回動した位置を維持できる。
図８は、本発明の光ケーブル保持具の第２の実施形態を示している。この実施形態は、請求項１、請求項３、請求項７、請求項９および請求項１２〜１５に対応している。第１の実施形態で説明した構造および部材と同一の構造および部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００６７】
本発明の光ケーブル保持具２０は、断面円形状に形成された４つの支柱２２と、各支柱２２に取り付けられたアーム２４と、各アーム２４に取り付けられたケーブル保持部１６と、支柱２２の先端に取り付けられた板状のカバー２８とから構成されている。支柱２２、アーム２４、ケーブル保持部１６およびカバー２８は、例えば、ナイロン樹脂で形成されている。
【００６８】
支柱２２には、電子部品２が搭載されたプリント基板１にねじ部材により固定された板状の固定部２２ａが一体形成されている。支柱２２は、固定部２２ａがプリント基板１に固定された状態で、プリント基板１の直角方向Ｙに延在している。支柱２２の外周には、軸長方向に所定の間隔で横断面に沿って複数の環状の溝２２ｂ（第１係合部）が形成されている。支柱２２の先端には、軸長方向にスリットを有する係止片２２ｃが一体形成されている。係止片２２ｃは、ナイロン樹脂等で形成された支柱２２と一体形成されており、対向方向に弾性を有している。係止片２２ｃの先端には、外周方向に突出する係止爪２２ｄが一体形成されている。
【００６９】
アーム２４の一端には、支柱２２に着脱自在に取り付けられる着脱部２４ａが形成されている。アーム２４は、着脱部２４ａが支柱２２に取り付けられた状態で、プリント基板１の平行方向Ｘ（Ｘ１、Ｘ２）に延在している。
ケーブル保持部１６は、プリント基板１上に配線される光ケーブル３を保持するために、アーム２４における着脱部２４ａの反対側の端に取り付けられている。
【００７０】
カバー２８には、支柱２２の係止片２２ｃが挿通される貫通穴２８ａが形成されている。
前述の支柱２２およびカバー２８の構成において、カバー２８が支柱２２に取り付けられる場合、まず、支柱２２の係止片２２ｃは、カバー２８における貫通穴２８ａの周囲との接触による押圧力により内側に弾性変形され、カバー２８の貫通穴２８ａに挿通される。この後、係止爪２２ｄは、カバー２８における貫通穴２８ａの脇に係止される。また、係止片２２ｃが内側に弾性変形されることで、係止爪２２ｄの係止が解除され、カバー２８が支柱２２から取り外される。これにより、カバー２８は、支柱２２の先端に着脱自在に取り付けられる。
【００７１】
図９は、第２の実施形態におけるアーム２４の着脱部２４ａの詳細を示している。
着脱部２４ａには、支柱２２に挿通される円形状の挿通穴２４ｂが形成されている。挿通穴２４ｂは、内側に取り付けられた薄板形状の係止ばね２４ｃ（第１係止部）を有している。係止ばね２４ｃは、挿通穴２４ｂに挿通される支柱２２の溝２２ｂに対応する位置に形成されている。係止ばね２４ｃは、前述した第１の実施形態の係止ばね１４ｋ（図２）と同様に、断面三角状に折り曲げられて形成され、溝２２ｂに向かって突出する突出部２４ｄを有している。係止ばね２４ｃの一端は、挿通穴２４ｂの内面に固定されている。このため、突出部２４ｄは、溝２２ｂに押圧されることで、弾性変形する。
【００７２】
前述の構成の着脱部２４ａでは、アーム２４の挿通穴２４ｂは、係止ばね２４ｃの突出部２４ｄが所望の高さの溝２２ｂに係止されるまで、支柱２２に挿通される。この際、係止ばね２４ｃの突出部２４ｄは、支柱２２を押圧しながら、溝２２ｂに係止される。これにより、アーム２４は、着脱部２４ａを介して支柱２２の任意の溝２２ｂに取り付けられる。すなわち、アーム２４は、支柱２２の所望の高さに取り付けられ、所望の高さを維持する。この結果、図７に示したように、プリント基板１上の余長処理領域にも電子部品２が実装される。従って、部品の実装密度が向上する。
【００７３】
また、支柱２２は、挿通穴２４ｂの内面と係止ばね２４ｃとにより強く把持されるため、支柱２２に取り付けられたアーム２４はの回動は規制される。しかしながら、溝２２ｂは支柱２２の外周において横断面に沿って環状に形成されているため、支柱２２に取り付けられたアーム２４は、強く押されることで回動される。従って、アーム２４は、回動した後に、回動した角度を維持する。すなわち、アーム２４は、支柱２２の所望の高さを維持したまま、所望の角度で取り付けられる。この結果、図７に示したように、プリント基板１上の余長処理領域にも電子部品２が実装される。従って、部品の実装密度が向上する。
【００７４】
さらに、アーム２４が支柱２２に取り付けられた後に、前述した手順に従って支柱２２の先端にカバー２８が取り付けられる。これにより、アーム２４の支柱２２の先端側からの抜出が防止される。また、アーム２４が回動される際などに、支柱２２が基板に対して傾くことが防止される。
この後に、光ケーブル３がケーブル保持部１６に巻回される。これにより、光ケーブル３の余長処理は終了する。
【００７５】
また、アーム２４が支柱２２から取り外される場合は、まず、前述した手順に従ってカバー２８が支柱２２から取り外される。次に、係止ばね２４ｃと溝２２ｂの係止が解除されることで、アーム２４が支柱２２の先端側から抜出される。
以上、第２の実施形態においても、前述した第１の実施形態と同様の効果が得られる。
【００７６】
さらに、支柱２２の断面およびアーム２４における着脱部２４ａの挿通穴２４ｂが円形状であるために、アーム１４は支柱１２を軸として容易に回動できる。
カバー２８は支柱１２の先端に着脱自在に取り付けられるため、カバー２８が支柱１２の先端に取り付けられた状態では、アーム１４の支柱１２の先端側からの抜出を防止できる。カバー２８が支柱１２の先端から取り外された状態では、アーム１４は支柱１２の先端側から取り外せる。
【００７７】
図１０は、本発明の光ケーブル保持具の第３の実施形態における要部を示している。なお、第３の実施形態において、アーム以外の構造および部材は、第１の実施形態と同一であるため、図１０では、アームの詳細のみを示している。この実施形態は、請求項１、請求項４、請求項６、請求項９および請求項１１〜１５に対応している。第１の実施形態で説明した構造および部材と同一の構造および部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００７８】
アーム３４は、前述した第１の実施形態の着脱部１４ａを有するアーム本体１４ｎと、ケーブル保持部１６が取り付けられる可動アーム３４ａとから構成されている。アーム本体１４ｎおよび可動アーム３４ａは横断面四角状に形成されている。
アーム本体１４ｎには、軸長方向に貫通する横断面四角状の収納穴１４ｐが形成されている。
【００７９】
可動アーム３４ａは、着脱部１４ａ側の端の上面（図の上側）および下面（図の下側）において、収納穴１４ｐの規制部１４ｔに対応する位置に突出する凸部３４ｂと、凸部３４ｂを収納する横断面四角状の凸部収納穴３４ｃを有している。凸部収納穴３４ｃの内側には、収納された凸部３４ｂを外側に付勢する薄板形状の付勢片３４ｄ（付勢部材）の一端が取り付けられている。付勢片３４ｄの他端には、凸部３４ｂが一体形成されている。付勢片３４ｄは、例えば、ナイロン樹脂で形成されることで、弾性を有している。凸部３４ｂの着脱部１４ａ側は、先端に向けてつば部１４ｖ側に傾斜している。凸部３４ｂのつば部側の面は、可動アーム３４ａの凹凸部１４ｒの形成面に直交している。
【００８０】
このため、凸部３４ｂは、可動アーム３４ａの収納穴１４ｐへの挿入時における規制部１４ｔへの衝突による押圧力により、一時的に凸部収納穴３４ｃに収納される。これにより、前述したアーム１４の組み立て手順以外に、可動アーム３４ａが収納穴１４ｐのケーブル保持部側１６の開口から挿入されても、アーム３４は組み立てられる。また、可動アーム３４ａが収納穴１４ｐに収納された後は、可動アーム３４ａの収納穴１４ｐからの引出時に、凸部３４ｂが規制部１４ｔに衝突することで、可動アーム３４ａの収納穴１４ｐからの抜出が防止される。
【００８１】
以上、第３の実施形態においても、前述した第１の実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、可動アーム３４ａの凸部３４ｂは、可動アーム３４ａの収納穴１４ｐへの挿入時に、規制部１４ｔへの当接による押圧力により凸部収納穴３４ｃに収納されるため、可動アーム３４ａをアーム本体１４ｎに容易に収納できる。また、可動アーム３４ａを収納穴１４ｐに収納した後は、可動アーム３４ａのアーム本体１４ｎからの外れを防止できる。
【００８２】
図１１は、本発明の光ケーブル保持具の第４の実施形態における要部を示している。なお、第４の実施形態において、アームおよびケーブル保持部以外の構造および部材は、第２の実施形態と同一であるため、図１１では、アームおよびケーブル保持部の詳細のみを示している。この実施形態は、請求項１、請求項３、請求項７、請求項９および請求項１２〜１５に対応している。第１および第２の実施形態で説明した構造および部材と同一の構造および部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００８３】
アーム４４は、前述した第２の実施形態の着脱部２４ａとほぼ同形状の着脱部４４ｚを有するアーム本体４４ａと、ケーブル保持部４６が取り付けられた可動アーム４４ｂとから構成されている。アーム本体４４ａおよび可動アーム４４ｂは横断面四角状に形成されている。
アーム本体４４ａは、着脱部４４ｚの反対側に開口し、軸長方向に形成された横断面四角状の収納穴４４ｃを有している。
【００８４】
可動アーム４４ｂの着脱部４４ｚ側の端の両側面（図の左右側）には、外周に突出する凸部４４ｄがそれぞれ形成されている。可動アーム４４ｂの両側面には、複数の断面三角状の凹凸部４４ｅ（第４係合部）が軸長方向に沿ってそれぞれ形成されている。また、可動アーム４４ｂの着脱部４４ｚの反対側の端には、ピン４４ｆによりケーブル保持部４６が取り付けられている。
【００８５】
収納穴４４ｃの開口側には、凸部４４ｄに対応する位置に、規制部４４ｇが形成されている。凸部４４ｄおよび規制部４４ｇの構造は、第１の実施形態（図４）の凸部１４ｑおよび規制部１４ｔの構造とほぼ同じである。このため、可動アーム４４ｂの収納穴４４ｃからの引出時に、凸部４４ｄが規制部４４ｇに衝突することで、可動アーム４４ｂの収納穴４４ｃからの抜出が防止される。
【００８６】
また、収納穴４４ｃには、複数の凹凸部４４ｅのいずれかに係止される突起４４ｈ（第４係止部）が形成されている。突起４４ｈは、ナイロン樹脂等で形成されたアーム本体４４ａと一体形成されることで弾性を有している。このため、可動アーム４４ｂは、アーム本体４４ａの収納穴４４ｃに任意の深さまで収納され、そこで位置が固定される。この結果、可動アーム４４ｂの押入または引出により、アーム４４全体の長さが調整され、調整された長さが維持される。
【００８７】
ケーブル保持部４６は、ナイロン樹脂等により一体形成されている。ケーブル保持部４６は、前述した第１の実施形態（図６）のケーブル保持部１６と同様に、本体部１６ａ、折返片１６ｂ（第１折返片）、１６ｃ（第２折返片）、保持空間１６ｄを有している。
ケーブル保持部４６の可動アーム４４ｂ側には、着脱部４４ｚの挿通穴４４ｙと同じ方向にに貫通した連結穴（第２連結穴）（図示せず）を有するつば部４６ｂが形成されている。ケーブル保持部４６の連結穴の周囲には、第１の実施形態と同様に、複数の突起（第５係合部）（図示せず）が間隔をおいて形成されている。
【００８８】
可動アーム４４ｂは、ケーブル保持部４６側の端におけるケーブル保持部４６のつば部４６ｂと噛み合う位置に形成されたつば部４４ｉを有している。つば部４４ｉには、ピン４４ｆを挿通する連結穴（第１連結穴）（図示せず）がケーブル保持部４６の連結穴に対応する位置に形成されている。可動アーム４４ｂの連結穴の周囲には、第１の実施形態と同様に、複数の突起（第５係止部）（図示せず）が、ケーブル保持部４６の連結穴の周囲に形成された複数の突起に対応する位置に間隔をおいて形成されている。
【００８９】
可動アーム４４ｂおよびケーブル保持部４６は、つば部４４ｉ、４６ｂが互いに噛み合った状態で、それぞれの連結穴に挿通されたピン４４ｆにより、回動自在に連結されている。また、ケーブル保持部４６は、連結穴の周囲にそれぞれ形成された突起の係止により、回動した後の角度を維持する。
以上、第４の実施形態においても、前述した第２の実施形態と同様の効果が得られる。
【００９０】
図１２〜１４は、本発明の光ケーブル保持具の第５の実施形態における要部を示している。なお、第５の実施形態において、アームおよびケーブル保持部以外の構造および部材は、第１の実施形態と同一であるため、図１２〜１４では、アームおよびケーブル保持部の詳細のみを示している。この実施形態は、請求項１、請求項４、請求項６、請求項８、請求項１０、請求項１２および請求項１３に対応している。第１の実施形態で説明した構造および部材と同一の構造および部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００９１】
アーム５４は、前述した第１の実施形態（図２）の着脱部１４ａを有するアーム本体５４ａと、ケーブル保持部５６が取り付けられた可動アーム５４ｂとから構成されている。アーム本体５４ａおよび可動アーム５５ｂは横断面四角状に形成されている。
アーム本体５４ａには、軸長方向に貫通する横断面四角状の収納穴５４ｃが形成されている。
【００９２】
可動アームは５４ｂの両側面（図の左右側）には、複数の断面三角状の凹凸部５４ｆ（第４係合部）が軸長方向に沿って形成されている。収納穴５４ｃには、複数の凹凸部５４ｆのいずれかに係止される突起（第４係止部）（図示せず）が形成されている。収納穴５４ｃの突起は、ナイロン樹脂等で形成されたアーム本体５４ａと一体形成されることで弾性を有している。このため、可動アーム５４ｂは、アーム本体５４ａの収納穴５４ｃに任意の深さまで収納される。この結果、可動アーム５４ｂの押入または引出により、アーム５４全体の長さが調整され、調整された長さが維持される。
【００９３】
ケーブル保持部５６は、ナイロン樹脂等により一体形成されている。ケーブル保持部５６には、第１の実施形態と同様に、対向部分がアーム５４の軸長方向に形成された断面コ字板状の本体部５６ａを有している。本体部５６ａの先端には、内側に折り返された折返片５６ｂ（第１折返片）、５６ｃ（第２折返片）がそれぞれ形成されている。また、ケーブル保持部５６には、本体部５６ａおよび折返片５６ｂ、５６ｃに囲まれた光ケーブル３の保持空間５６ｄを有している。
【００９４】
図１３に示すように、ケーブル保持部５６の可動アーム５４ｂ側には、括れを有する凸形状の突起５６ｅが形成されている。また、図１２に示すように可動アーム５６ｂの上面（図の上側）には、突起５６ｅを保持する凹溝５４ｄが軸長方向に沿って形成されている。図１４に示すように、凹溝５４ｄの着脱部１４ａの反対側には、開口部５４ｈが形成されている。これにより、突起５６ｅが凹溝５４ｄに挿入される。
【００９５】
開口部５４ｈには、開口部５４ｈの横断面形状に対応する横断面形状のキャップ５４ｉ（キャップ部材）が取り付けられている。キャップ５４ｉには、可動アーム５４ｂ側に突出して対向する一組の係止片５４ｊが形成されている。係止片５４ｊの先端には、係止爪５４ｋが一体形成されている。開口部５４ｈの係止爪５４ｋに対応する位置には、係止爪５４ｋが係止される係合溝５４ｍが形成されている。また、凹溝５４ｄの横断面方向の両側は、突起５６ｅの括れに向かって折り曲げられた抜け止め部５４ｚを有している。これらにより、突起５６ｅの凹溝５４ｄからの抜出が防止される。すなわち、ケーブル保持部５６の可動アーム５４ｂからの外れが防止される。
【００９６】
また、図１３に示すように、凹溝５４ｄの底面（図の下側）には、いずれかが突起５６ｅに係止される複数の断面三角状の凹凸部５４ｇが軸長方向に沿って形成されている。このため、ケーブル保持部５６は、アーム５４の軸長方向における任意の位置に移動され、移動した位置が維持される。
【００９７】
また、図１２に示すように、アーム本体５４ａには、可動アーム５４ｂの凹溝５４ｄに対応する位置に、スリット５４ｅが形成されている。このため、ケーブル保持部５６は、可動アーム５４ｂがアーム本体５４ａに収納された状態においても、アーム５４の軸長方向における任意の位置に移動され、移動した位置が維持される。
【００９８】
以上、第５の実施形態では、次の効果が得られる。
第１の実施形態と同様に、アーム５４は、プリント基板１の余長処理領域に実装される電子部品２の高さ以上の位置で着脱部１４ａを介して支柱１２に取り付けられる。この結果、プリント基板１上の余長処理領域にも電子部品２を実装できる。従って、プリント基板１の部品の実装密度を向上できる。また、プリント基板１上に実装される実装部品の高さに応じて複数種の光ケーブル保持具を用意する必要はない。すなわち、光ケーブル３の余長処理に必要な部品コストを削減できる。
【００９９】
第１の実施形態と同様に、アーム５４は、着脱部１４ａを介して着脱自在に支柱１２に取り付けられる。
第１の実施形態と同様に、着脱部１４ａを介して支柱１２に取り付けられたアーム５４は、常に所定の高さを維持できる。この結果、アーム５４に取り付けられたケーブル保持部５６は、常に同一の高さで光ケーブル３を保持できる。
【０１００】
第１の実施形態と同様に、アーム５４は、支柱１２の軸長方向に高さを変更できる。この結果、光ケーブル３の余長処理は、プリント基板１上の余長処理領域に実装される電子部品２の高さに合わせて、ケーブル保持部５６の高さを微調整しながら行うことができる。
可動アーム５４ｂにおける着脱部１４ａの反対側の端に取り付けられたキャップ５４ｉにより、ケーブル保持部５６の可動アーム５４ｂからの外れを防止できる。
【０１０１】
ケーブル保持部５６は、突起５６ｅを可動アーム５４ｂの凹溝５４ｄ内に保持した状態でアーム５４の軸長方向に沿って自在に移動できる。また、可動アーム５４ｂはアーム本体５４ａの収納穴５４ｃに移動自在に収納されるため、アーム５４全体の長さを調整できる。このため、光ケーブル３の余長処理は、光ケーブル３の余長形状に合わせて、ケーブル保持部５６の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブル３が接続される光モジュール等のプリント基板１上での位置、あるいは光ケーブル３の長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブル３の余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブル３の長さの不足および光ケーブル３のたるみが生じることを防止できる。また、凹溝５４ｄの横断面方向の両側が対向方向に向けて折り曲げられていることで、ケーブル保持部５６の突起５６ｅの凹溝５４ｄからの抜出を防止できる。すなわち、ケーブル保持部５４の可動アーム５４ｂからの外れを防止できる。
【０１０２】
第１の実施形態と同様に、アーム本体５４ａの収納穴５４ｃに形成された突起は、可動アーム５４ｂの外面に形成された複数の凹凸部５４ｆのいずれかに係止される。この結果、アーム５４は全体の長さを調整でき、調整した長さを維持できる。
第１の実施形態と同様に、ケーブル保持部５６の折返片５６ｂ、５６ｃは、光ケーブル３が本体部５６ａの開口側から保持空間５６ｄへ挿入される時に、光ケーブル３との接触による押圧力により、保持空間５６ｄ側へ撓む。この結果、光ケーブル３の余長処理において、光ケーブル３をケーブル保持部５６に容易に巻回できる。また、光ケーブル３が保持空間５６ｄに挿入された後は、光ケーブル３のケーブル保持部５６からの外れを防止できる。
【０１０３】
図１５は、本発明の光ケーブル保持具の第６の実施形態における要部を示している。なお、第６の実施形態において、アームの着脱部以外の構造および部材は、第１の実施形態と同一であるため、図１５では、アームの着脱部の詳細のみを示している。この実施形態は、請求項１、請求項５、請求項６、請求項９および請求項１２〜１５に対応している。第１の実施形態で説明した構造および部材と同一の構造および部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【０１０４】
着脱部６４ａには、支柱１２の横断面形状に対応する断面円弧形状を有するとともに、この円弧形状の両先端部の間隔が支柱１２の径より小さい把持部６４ｂが形成されている。また、把持部６４ｂの先端部は、アーム６４および着脱部６４ａがナイロン樹脂等により一体形成されることで、間隔の方向に弾性を有している。把持部６４ｂの内側には、把持される支柱１２の溝１２ｂに向かって突出する突起６４ｃ（第３係止部）が形成されている。把持部６４ｂの外側には、支柱１２の把持部６４ｂへの押入を案内するとともに、支柱１２との接触による押圧力により、把持部６４ｂの先端部の間隔を拡げる案内部６４ｄが形成されている。
【０１０５】
前述の構成の着脱部６４ａでは、支柱１２は、突起６４ｃが溝２２ｂに係止されるまで、開口側から把持部６４ｂへ押入される。この際、把持部６４ｂの先端部は、支柱１２との接触による押圧力により、間隔方向に弾性変形する。これにより、アーム６４は、着脱部６４ａを介して支柱１２の任意の溝１２ｂに取り付けられる。すなわち、アーム６４は、支柱１２の所望の高さに取り付けられ、所望の高さを維持する。
【０１０６】
また、支柱１２は、把持部６４ｂの内面と突起６４ｃとにより強く把持されるため、支柱１２に取り付けられたアーム６４の回動は規制される。しかしながら、溝１２ｂは支柱１２の外周において横断面に沿って環状に形成されているため、支柱１２に取り付けられたアーム６４は、強く押されることで回動される。従って、アーム６４は、回動した後に、回動した角度を維持する。すなわち、アーム６４は、支柱１２の所望の高さを維持したまま、所望の角度で取り付けられる。
【０１０７】
以上、第６の実施形態においても、前述した第１の実施形態と同様の効果が得られる。
図１６は、本発明の光ケーブル保持具の第７の実施形態を示している。この実施形態は、請求項２、請求項３、請求項７、請求項９および請求項１２〜１６に対応している。第１および第２の実施形態で説明した構造および部材と同一の構造および部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【０１０８】
本発明の光ケーブル保持具７０は、断面円形状に形成された支柱７２と、支柱７２に取り付けられたアーム７４（第１アーム）、７５（第２アーム）と、アーム７４、７５に取り付けられたケーブル保持部１６と、支柱７２の先端に取り付けられた板状のカバー７８とから構成されている。支柱７２、アーム７４、７５、ケーブル保持部１６およびカバー７８は、例えば、ナイロン樹脂で形成されている。
【０１０９】
支柱７２には、電子部品２が搭載されたプリント基板１にねじ部材により固定された板状の固定部７２ａが一体形成されている。支柱７２は、固定部７２ａがプリント基板１に固定された状態で、プリント基板１の直角方向Ｙに延在している。支柱７２の外周には、軸長方向に所定の間隔で横断面に沿って複数の環状の溝７２ｂ（第３係合部）が形成されている。
【０１１０】
アーム７４、７５は、一端に第２の実施形態（図９）における着脱部２４ａを有し、他端にケーブル保持部１６が取り付けられている。アーム７４は、着脱部２４ａを介して支柱７２に取り付けられた状態で、着脱部２４ａからケーブル保持部１６まで真っ直ぐに延在している。なお、アーム７４は、第２の実施形態におけるアーム２４と同一の構造である。アーム７５は、着脱部２４ａを介して支柱７２に取り付けられた状態で、着脱部２４ａとケーブル保持部１６との間に、支柱７２の軸長方向の段差７５ａを有している。なお、アーム７５における段差部７５ａ以外は、第２の実施形態におけるアーム２４と同一の構造である。
【０１１１】
このため、アーム７４、７５の着脱部２４ａが支柱７２に隣接して取り付けられた状態で、アーム７４、７５に取り付けられたケーブル保持部１６は、同一軌道上に位置される。この結果、ケーブル保持部１６は、光ケーブル（図示せず）の余長部分をプリント基板１に対して水平に保持する。
以上、第７の実施形態においても、前述した第２の実施形態と同様の効果が得られる。
【０１１２】
さらに、プリント基板１に固定される支柱７２は一つであるため、光ケーブル保持具７０は少ない領域で実装できる。従って、プリント基板１の部品の実装密度をさらに向上できる。
アーム７５は段差７５ａを有しているため、アーム７４，７５の着脱部２４ａを支柱７２に隣接して取り付けた状態で、アーム７４，７５に取り付けられたケーブル保持部１６は、同一平面上に位置できる。この結果、ケーブル保持部１６は、光ケーブルの余長処理部をプリント基板１に対して水平に保持できる。
【０１１３】
図１７は、本発明の光ケーブル保持具の第８の実施形態を示している。この実施形態は、請求項１、請求項４、請求項６、請求項９および請求項１２〜１５に対応している。第１の実施形態で説明した構造および部材と同一の構造および部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本発明の光ケーブル保持具８０は、第１の実施形態（図１）の光ケーブル保持具１０における各支柱１２に二つのアーム１４が異なる高さで隣接して取り付けられた構造を有している。
【０１１４】
光ケーブル保持具８０では、まず、プリント基板１上の所定の光コネクタ（図示せず）に接続される光ケーブル３ｃが、可動アーム１４ｏがアーム本体１４ｎに収納されたアーム１４に取り付けられたケーブル保持部１６に巻回される。また、プリント基板１上の別の光コネクタに接続される光ケーブル３ｄが、可動アーム１４ｏがアーム本体１４ｎから引出されたアーム１４に取り付けられたケーブル保持部１６に巻回される。これにより、互いに異なる光コネクタに接続される光ケーブル３ｃ、３ｄの巻回部分が互いに重なることを防ぎながら、光ケーブル３ｃ、３ｄの余長処理が行われる。
【０１１５】
以上、第８の実施形態においても、前述した第１の実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、光ケーブル３ｃ、３ｄの余長部分は、それぞれ異なる高さのケーブル保持部１６で保持される。また、光ケーブル３ｃ、３ｄの余長部分は、異なる余長半径を有する。この結果、ケーブル保持部１６に保持される光ケーブル３ｃ、３ｄを容易に識別でき、誤配線を防止できる。特に、既に光ケーブル保持具８０に巻回されている光ケーブルを取り替える（再配線）時の誤配線を防止できる。
【０１１６】
なお、前述した第１〜８の実施形態では、アームがアーム本体および可動アームを有している例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、アームは、図１８に示すアーム９４のように、一体形成されてもよい。ここで、アーム９４は、一端に第２の実施形態の着脱部２４ａを有し、他端にはケーブル保持部１６が、第１の実施形態と同様に、回動自在に取り付けられている。
【０１１７】
前述した第１〜８の実施形態では、支柱、アーム、ケーブル保持部およびカバーがナイロン樹脂で形成されている例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、ポリアセタール等の樹脂で形成されたものでもよい。
前述した第１〜４および第６〜８の実施形態では、ケーブル保持部と可動アームがピンにより連結されている例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、ねじ部材により連結されてもよい。
【０１１８】
以上、本発明について詳細に説明してきたが、前述した実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
【０１１９】
【発明の効果】
請求項１の光ケーブル保持具では、基板上の余長処理領域にも部品を実装できるため、部品の実装密度を向上できる。また、各支柱に複数のアームを異なる高さで取り付けることで、ケーブル保持部に保持される複数の光ケーブルを容易に識別でき、誤配線を防止できる。さらに、実装部品の高さに応じて複数種の光ケーブル保持具を用意する必要はないため、光ケーブルの余長処理に必要な部品コストを削減できる。
【０１２０】
請求項２の光ケーブル保持具では、基板上の余長処理領域にも部品を実装できる。また、基板に固定される支柱は一つであるため、光ケーブル保持具の実装領域を低減できる。従って、部品の実装密度をさらに向上できる。また、支柱に複数のアームを異なる高さで取り付けることで、ケーブル保持部に保持される複数の光ケーブルを容易に識別でき、誤配線を防止できる。さらに、実装部品の高さに応じて複数種の光ケーブル保持具を用意する必要はないため、光ケーブルの余長処理に必要な部品コストを削減できる。
【０１２１】
請求項３の光ケーブル保持具では、アームに取り付けられたケーブル保持部は、常に同一の高さで光ケーブルを保持できる。アームは着脱自在に支柱の所定の位置に取り付けられる。また、アームは支柱を軸として容易に回動できる。さらに、アームは、支柱の軸長方向に高さを変更できる。この結果、光ケーブルの余長処理は、基板上の余長処理領域に実装される部品の高さに合わせて、ケーブル保持部の高さを微調整しながら行うことができる。
【０１２２】
請求項４の光ケーブル保持具では、アームは、当接部および把持部により、着脱自在に支柱に取り付けられる。
請求項５の光ケーブル保持具では、把持部の先端部は間隔の方向に弾性を有しているため、アームは着脱自在に支柱に取り付けられる。
請求項６の光ケーブル保持具では、支柱に取り付けられたアームは、常に所定の高さを維持できる。この結果、アームに取り付けられたケーブル保持部は、常に同一の高さで光ケーブルを保持できる。また、アームは、支柱の軸長方向に高さを変更できる。この結果、光ケーブルの余長処理は、基板上の余長処理領域に実装される部品の高さに合わせて、ケーブル保持部の高さを微調整しながら行うことができる。
【０１２３】
請求項７の光ケーブル保持具では、アームの支柱の先端側からの抜出を防止できる。
請求項８の光ケーブル保持具では、ケーブル保持部は、アームの軸長方向に沿って自在に移動できる。このため、光ケーブルの余長処理は、光ケーブルの余長形状に合わせて、ケーブル保持部の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブルが接続される光モジュール等の基板上での位置、あるいは光ケーブルの長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブルの余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブルの長さの不足および光ケーブルのたるみが生じることを防止できる。また、ケーブル保持部の突起の凹溝からの抜出を防止できる。すなわち、ケーブル保持部のアームからの外れを防止できる。さらに、ケーブル保持部のアームからの外れを防止できる。
【０１２４】
請求項９の光ケーブル保持具では、アーム全体の長さを自在に調整できる。このため、光ケーブルの余長処理は、光ケーブルの余長形状に合わせて、ケーブル保持部の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブルが接続される光モジュール等の基板上での位置、あるいは光ケーブルの長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブルの余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブルの長さの不足および光ケーブルのたるみが生じることを防止できる。
【０１２５】
請求項１０の光ケーブル保持具では、ケーブル保持部は、アームの軸長方向に沿って自在に移動できる。また、アーム全体の長さを自在に調整できる。このため、光ケーブルの余長処理は、光ケーブルの余長形状に合わせて、ケーブル保持部の位置を微調整しながら行うことができる。この結果、光ケーブルが接続される光モジュール等の基板上での位置、あるいは光ケーブルの長さにかかわらず、常に最適な状態で光ケーブルの余長処理を行うことができる。換言すれば、光ケーブルの長さの不足および光ケーブルのたるみが生じることを防止できる。
【０１２６】
また、ケーブル保持部の突起の凹溝からの抜出を防止できる。すなわち、ケーブル保持部のアームからの外れを防止できる。
請求項１１の光ケーブル保持具では、可動アームの収納穴からの抜出を防止できる。また、可動アームをアーム本体に容易に収納できる。さらに、可動アームをアーム本体の収納穴に収納した後は、可動アームのアーム本体からの外れを防止できる。
【０１２７】
請求項１２の光ケーブル保持具では、アームは全体の長さを調整でき、調整した長さを維持できる。
請求項１３の光ケーブル保持具では、光ケーブルをケーブル保持部に容易に巻回できる。また、光ケーブルがケーブル保持部に巻回された後は、光ケーブルのケーブル保持部からの外れを防止できる。
【０１２８】
請求項１４の光ケーブル保持具では、光ケーブルの余長ルートに合わせてケーブル保持部が回動することで、光ケーブルに無駄な力が掛かることを防止できる。この結果、光ケーブルの破損を防止できる。
請求項１５の光ケーブル保持具では、ケーブル保持部は、自在に回動可能であり、かつ回動した後は、回動した位置を維持できる。
請求項１６の光ケーブル保持具では、ケーブル保持部は、光ケーブルの余長処理部を基板に対して水平に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態を示す斜視図である。
【図２】第１の実施形態におけるアームの着脱部の詳細を示す斜視図である。
【図３】第１の実施形態におけるアームの詳細を示す分解斜視図である。
【図４】第１の実施形態におけるアームの詳細を示す断面図である。
【図５】第１の実施形態におけるケーブル保持部の詳細を示す分解斜視図である。
【図６】第１の実施形態におけるケーブル保持部の詳細を示す分解側面図である。
【図７】第１の実施形態を用いた光ケーブルの余長処理の例を示す上面図である。
【図８】本発明の第２の実施形態を示す斜視図である。
【図９】第２の実施形態におけるアームの着脱部の詳細を示す斜視図である。
【図１０】第３の実施形態におけるアームの詳細を示す側面図である。
【図１１】第４の実施形態におけるアームの詳細を示す分解斜視図である。
【図１２】第５の実施形態におけるアームの詳細を示す斜視図である。
【図１３】第５の実施形態における可動アームの詳細を示す断面図である。
【図１４】第５の実施形態における可動アームの詳細を示す分解斜視図である。
【図１５】第６の実施形態におけるアームの着脱部の詳細を示す斜視図である。
【図１６】本発明の第７の実施形態を示す側面図である。
【図１７】本発明の第８の実施形態を示す上面図である。
【図１８】アームの構造例を示す側面図である。
【図１９】従来のプリント基板上における光ケーブルの余長処理の第１の例を示す斜視図である。
【図２０】従来のプリント基板上における光ケーブルの余長処理の第２の例を示す斜視図である。
【図２１】従来のプリント基板上における光ケーブルの余長処理の第３の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ プリント基板
２ 電子部品
３、３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ 光ケーブル
１０、２０、７０、８０ 光ケーブル保持具
１２、２２、７２ 支柱
１２ａ、２２ａ、７２ａ 固定部
１２ｂ、２２ｂ、７２ｂ 溝
１４、２４、３４、４４、５４、７４、７５、９４ アーム
１４ａ、２４ａ、４４ｚ、６４ａ 着脱部
１４ｂ 当接部
１４ｃ、６４ｂ 把持部
１４ｄ 当接面
１４ｅ、５４ｍ 係合溝
１４ｆ、１４ｉ、１４ｖ、１６ｆ、４４ｉ、４６ｂ つば部
１４ｇ ピン
１４ｊ、２２ｄ、５４ｋ 係止爪
１４ｋ、２４ｃ 係止ばね
１４ｍ、２４ｄ 突出部
１４ｎ、４４ａ、５４ａ アーム本体
１４ｏ、３４ａ、４４ｂ、５４ｂ 可動アーム
１４ｐ、４４ｃ、５４ｃ 収納穴
１４ｑ、３４ｂ 凸部
１４ｒ、４４ｅ、５４ｆ、５４ｇ 凹凸部
１４ｓ、４４ｆ ピン
１４ｔ、４４ｇ 規制部
１４ｕ、４４ｈ、５６ｅ、６４ｃ 突起
１４ｗ、１６ｅ 連結穴
１４ｘ、１６ｇ 突起
１６、４６、５６ ケーブル保持部
１６ａ、５６ａ 本体部
１６ｂ、１６ｃ、５６ｂ、５６ｃ 折返片
１６ｄ、５６ｄ 保持空間
１８、２８、７８ カバー
２２ｃ、５４ｊ 係止片
２４ｂ、４４ｙ 挿通穴
３４ｃ 凸部収納穴
３４ｄ 付勢片
５４ｄ 凹溝
５４ｅ スリット
５４ｈ 開口部
５４ｉ キャップ
５４ｚ 抜け止め部
６４ｄ 案内部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical cable holder for performing route forcing and extra length processing of an optical cable.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A cable clamp directly attached to a substrate, such as a printed circuit board, is used in order to perform route forcing and extra length processing of an optical cable on a substrate such as a printed circuit board (for example, see Patent Document 1).
A plurality of cable clamps are placed along the desired cable route to enforce the optical cable route. Then, an optical cable is inserted into these cable clamps. Also, a plurality of cable clamps are arranged in a circle to handle the extra length of the optical cable. Then, an optical cable is wound around these cable clamps.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-63-8705
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
FIG. 19 to FIG. 21 show an example of the conventional optical cable extra length processing on a printed circuit board.
[0005]
An optical module 104, an optical connector 105, an electronic component 102, and a cable clamp 107 for holding the extra length of the optical cable 103 are attached to the printed circuit board 101 shown in FIG. The cable clamps 107 are attached at intervals so that the extra length of the optical cable 103 has a predetermined ring shape. 2. Description of the Related Art With recent miniaturization and high performance of printed circuit boards, the mounting density of components has been increasing. However, since the cable clamp 107 is directly attached to the printed circuit board 101, no components can be mounted in the extra length processing area of the optical cable 103. As a result, the mounting density of the components decreases.
[0006]
In addition, as shown in FIG. 20, when the optical coupler 206 is attached to the printed circuit board 201, the number of optical cables 203 wired on the printed circuit board 201 increases, and the extra length processing becomes complicated. As a result, for example, when there is a possibility that the optical cable 203 is wired on the optical module 104, a plurality of types of cable clamps 107 and 207 having different heights must be prepared in advance in consideration of the height of the components. No.
[0007]
An optical cable of a predetermined length is wired on the printed board. On the other hand, components to which the optical cable is connected are mounted at various positions on the printed circuit board. For this reason, as shown in FIG. 21, when the length of the optical cable 303 wound around the cable clamp 107 attached along the predetermined extra-length ring is insufficient, a predetermined extra-long radius may not be secured. . Further, when a plurality of optical cables 303 are wound around the cable clamp 107, the optical cables 303 are slackened.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an optical cable holder capable of easily and surely processing excess length of an optical cable wired on a substrate and improving the mounting density of components mounted on the substrate. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The optical cable holder according to claim 1, further comprising a fixing portion fixed to a substrate on which the electronic component is mounted, and a plurality of columns extending in a direction perpendicular to the substrate with the fixing portion fixed to the substrate. A plurality of arms extending in a direction parallel to the substrate with the detachable portion attached to the support at one end, the arm having a detachable portion detachably attached to the support, and attached to the arm; A cable holding unit for holding an optical cable wired on the substrate.
[0010]
The optical cable holder according to claim 2, further comprising a fixing portion fixed to a substrate on which the electronic component is mounted, and a column extending in a direction perpendicular to the substrate with the fixing portion fixed to the substrate; A plurality of arms extending in a parallel direction of the substrate with the detachable portion attached to the column at one end, the arm having a detachable portion detachably attached to the column, and the substrate attached to the arm; And a cable holding portion for holding an optical cable wired thereon.
[0011]
The optical cable holder according to claim 3 is the optical cable holder according to claim 1 or 2, wherein the posts have a circular cross section, are formed at predetermined intervals in an axial direction, and each of the posts is A plurality of first engagement portions formed on the outer periphery along a cross section of the arm, wherein the attachment / detachment portion of the arm has a circular shape corresponding to a cross-sectional shape of the column, and is inserted through the column. A hole, and an inner surface of the insertion hole includes a first locking portion locked to one of the first engagement portions in order to support the arm inserted through the support at a predetermined angle. At least one of the first engagement portion and the first engagement portion is formed of an elastic member.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the optical cable holder according to the first or second aspect, the detachable portion of the arm includes a contact portion that contacts a part of an outer surface of the support, and the contact portion. A grip portion rotatably attached to a contact portion around an axis length direction of the column, and a grip portion for gripping the column with the contact portion, wherein the grip portion has a second engaging portion on a side opposite to the axis. A stop portion is provided, and the contact portion includes a second engaging portion that locks the second locking portion in a state where the support is gripped by the grip portion.
[0013]
The optical cable holder according to claim 5 is the optical cable holder according to claim 1 or 2, wherein the arm and the attachment / detachment portion are formed integrally, and the attachment / detachment portion is configured to grip the support post. A concave portion corresponding to the cross-sectional shape of the support member, and a gap between both distal ends of the concave shape is provided with a grip portion smaller than the width of the support, and the distal end portion has elasticity in the direction of the interval. It is characterized by the following.
[0014]
The optical cable holder according to claim 6 is the optical cable holder according to claim 4 or 5, wherein the posts are formed at predetermined intervals in an axial direction, and each of the posts is formed along a cross section of the post. A plurality of third engaging portions formed on the outer periphery are provided, and an inner surface of the grip portion is provided with a third locking portion locked by any of the third engaging portions. .
[0015]
According to a seventh aspect of the present invention, there is provided the optical cable holder according to the first or second aspect, further comprising a cover detachably attached to a tip of the support.
The optical cable holding device according to claim 8 is the optical cable holding device according to claim 1 or 2, wherein the cable holding portion includes a projection having a constriction, and the arm is formed along an axial length direction. A groove for holding the projection, wherein the groove is provided on both sides in the cross-sectional direction, in order to prevent the projection from being pulled out of the groove, a retaining portion bent toward the opposite direction, An opening is provided on the side of the arm opposite to the attachment / detachment portion for inserting the projection into the groove, and the opening is provided with a cap for preventing the projection held by the groove from being pulled out. The member is attached.
[0016]
10. The optical cable holder according to claim 9, wherein the arm is opened on a side opposite to the attachment / detachment part and has a storage hole formed in an axial length direction. And a movable arm movably housed in the housing hole and having the cable holding portion attached to an end opposite to the attachment / detachment portion.
[0017]
The optical cable holder according to claim 10, wherein the arm has an accommodation hole that opens in a side opposite to the attachment / detachment portion and that is formed in an axial length direction in the optical cable holder according to claim 1 or 2. And a movable arm movably housed in the storage hole and having the cable holding portion attached thereto, wherein the cable holding portion includes a projection having a constriction, and the movable arm extends along an axial length direction. A retaining groove formed to hold the projection, and both sides of the concave groove in a cross-sectional direction are prevented from falling out in the opposite direction in order to prevent the projection from being pulled out of the concave groove. The arm body has a slit at a position corresponding to the concave groove of the movable arm housed in the housing hole, for the cable holding part to move on the arm body. And butterflies.
[0018]
The optical cable holder according to claim 11, wherein the movable arm is a protrusion that projects to an outer surface on the side of the attaching / detaching portion, and a protrusion that stores the protrusion. A hole, and a biasing member attached in the convex portion storage hole, for urging the convex portion stored in the convex portion storage hole to the outside, the storage hole of the arm main body is provided in the convex portion. At a corresponding position, in order to prevent the movable arm from being pulled out of the storage hole, a restricting portion is provided which comes into contact with the cable holding portion side of the convex portion when the movable arm is pulled out, and Is characterized in that the movable arm is temporarily stored in the convex storage hole by a pressing force due to contact with the regulating portion when the movable arm is inserted into the storage hole.
[0019]
The optical cable holder according to claim 12 is the optical cable holder according to claim 9 or 10, wherein the movable arm includes a plurality of fourth engagement portions formed on an outer surface along an axial direction. The storage hole includes a fourth locking portion locked to any of the fourth engagement portions, and at least one of the fourth engagement portion and the fourth locking portion is formed by an elastic member. It is characterized by having.
[0020]
The optical cable holding device according to claim 13 is the optical cable holding device according to claim 1 or 2, wherein the cable holding portion is formed at a main body portion having a U-shaped cross section and at a tip of the main body portion, respectively. It is provided with the folded first and second folded pieces, the main body, and a holding space surrounded by the first and second folded pieces, and at least one of the first and second folded pieces is an elastic member. At least one of the first and second folded pieces having elasticity is pressed by the contact with the optical cable when the optical cable is inserted into the holding space from the opening side of the main body, It is characterized by bending to the holding space side.
[0021]
The optical cable holding device according to claim 14 is the optical cable holding device according to claim 1 or 2, wherein the arm and the cable holding portion are arranged such that the arm and the cable holding portion are attached to the support in the axial length direction of the support. And is rotatably connected by a shaft member extending to
The optical cable holding device according to claim 15 is the optical cable holding device according to claim 14, wherein the arm is formed at an end opposite to the detachable portion, and the first connection hole through which the shaft member is inserted; A plurality of fifth locking portions formed at intervals around one connection hole, wherein the cable holding portion includes a second connection hole formed at a position corresponding to the first connection hole; It is characterized in that a plurality of fifth engaging portions formed at intervals around the two connection holes at positions corresponding to the fifth locking portions are provided.
[0022]
An optical cable holder according to claim 16 is the optical cable holder according to claim 1 or 2, wherein two arms are attached to the support, and the two arms are attached to the support. A first arm extending straight from the attachment / detachment section to the cable holding section, and a step in the axial direction of the support between the attachment / detachment section and the cable holding section in a state where the first arm is attached to the support. The cable holding portion attached to the first and second arms in a state in which the attachment / detachment portions of the first and second arms are attached adjacent to the support posts. It is characterized by being located above.
[0023]
(Action)
In the optical cable holder according to the first aspect, first, each support is fixed to the substrate via the fixing portion. Next, each arm is attached to each column via a detachable part at a position equal to or higher than the height of a component mounted on the extra length processing area on the substrate. Thereafter, an optical cable is wired on the board and held by each cable holding unit. Thus, the extra length processing of the optical cable is completed.
[0024]
As a result, components can be mounted also on the extra length processing area on the substrate. Therefore, the mounting density of components can be improved. In addition, when the extra length processing of a plurality of optical cables is performed on a substrate, by attaching a plurality of arms to each column at different heights, the optical cables held by the cable holding unit can be easily identified, and incorrect wiring can be prevented. . Further, there is no need to prepare a plurality of types of optical cable holders according to the height of the mounted component. That is, it is possible to reduce the cost of parts required for processing the extra length of the optical cable.
[0025]
In the optical cable holder according to the second aspect, first, the support is fixed to the substrate via the fixing portion. Next, each arm is attached to the support via a detachable portion at a position equal to or higher than the height of the component mounted on the extra length processing area on the substrate. Thereafter, an optical cable is wired on the board and held by each cable holding unit. Thus, the extra length processing of the optical cable is completed.
[0026]
As a result, components can be mounted also on the extra length processing area on the substrate. Further, since only one support is fixed to the substrate, the mounting area of the optical cable holder can be reduced. Therefore, the mounting density of components can be further improved. Further, when the excess length processing of the plurality of optical cables is performed on the board, by attaching the plurality of arms to the support at different heights, the optical cables held by the cable holding portion can be easily identified, and incorrect wiring can be prevented. Further, there is no need to prepare a plurality of types of optical cable holders according to the height of the mounted component. That is, it is possible to reduce the cost of parts required for processing the extra length of the optical cable.
[0027]
In the optical cable holder according to the third aspect, since the first locking portion is locked to the first engaging portion, the arm attached to the support via the attaching / detaching portion can always maintain a predetermined height. As a result, the cable holding section attached to the arm can always hold the optical cable at the same height. Further, since at least one of the first locking portion and the first engaging portion is formed of an elastic member, the arm is detachably attached to a predetermined position of the support.
[0028]
Further, since the cross section of the support and the insertion hole of the arm are circular, the arm can easily rotate around the support.
Furthermore, since the support has a plurality of first engagement portions, the height of the arm can be changed in the axial direction of the support. As a result, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the height of the cable holding portion in accordance with the height of the component mounted in the extra length processing area on the substrate.
[0029]
In the optical cable holder according to the fourth aspect, the arm is detachably attached to the support by the contact portion and the grip portion.
In the optical cable holder according to the fifth aspect, since the distal end of the holding portion has elasticity in the direction of the interval, the arm is detachably attached to the support.
In the optical cable holder according to the sixth aspect, since the third locking portion is locked to the third engaging portion, the arm attached to the support via the attaching / detaching portion can always maintain a predetermined height. As a result, the cable holding section attached to the arm can always hold the optical cable at the same height.
[0030]
Further, since the support has a plurality of third engagement portions, the height of the arm can be changed in the axial direction of the support. As a result, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the height of the cable holding portion in accordance with the height of the component mounted in the extra length processing area on the substrate.
In the optical cable holder according to claim 7, the cover is detachable. As a result, in a state where the cover is attached to the tip of the support, the arm can be prevented from being pulled out from the tip of the support. With the cover removed from the tip of the post, the arm can be removed from the tip of the post.
[0031]
In the optical cable holding device of the eighth aspect, the cable holding portion can freely move along the axial direction of the arm with the projection held in the groove of the arm. For this reason, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion in accordance with the extra length shape of the optical cable. As a result, the surplus length processing of the optical cable can always be performed in an optimal state regardless of the position on the substrate of the optical module or the like to which the optical cable is connected or the length of the optical cable. In other words, the shortage of the optical cable length and the slack of the optical cable can be prevented.
[0032]
In addition, since the groove is provided with the retaining portions bent on both sides in the cross-sectional direction in the cross section direction, the protrusion of the projection of the cable holding portion from the concave groove can be prevented. That is, it is possible to prevent the cable holder from coming off the arm.
Further, the cap member attached to the end of the arm opposite to the attaching / detaching portion can prevent the cable holding portion from coming off the arm.
[0033]
In the optical cable holder according to the ninth aspect, the movable arm is movably housed in the housing hole of the arm body, so that the entire length of the arm can be adjusted. For this reason, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion in accordance with the extra length shape of the optical cable. As a result, the surplus length processing of the optical cable can always be performed in an optimal state regardless of the position on the substrate of the optical module or the like to which the optical cable is connected or the length of the optical cable. In other words, the shortage of the optical cable length and the slack of the optical cable can be prevented.
[0034]
In the optical cable holding device of the tenth aspect, the cable holding portion can freely move along the axial direction of the arm with the protrusion held in the concave groove of the arm. Further, since the movable arm is movably stored in the storage hole of the arm body, the length of the entire arm can be adjusted. For this reason, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion in accordance with the extra length shape of the optical cable. As a result, the surplus length processing of the optical cable can always be performed in an optimal state regardless of the position on the substrate of the optical module or the like to which the optical cable is connected or the length of the optical cable. In other words, the shortage of the optical cable length and the slack of the optical cable can be prevented.
[0035]
In addition, since the groove is provided with the retaining portions bent on both sides in the cross-sectional direction in the cross section direction, the protrusion of the projection of the cable holding portion from the concave groove can be prevented. That is, it is possible to prevent the cable holder from coming off the arm.
In the optical cable holder according to the eleventh aspect, it is possible to prevent the movable arm from being pulled out of the storage hole by the restricting portion formed in the storage hole of the arm body and the convex portion formed in the movable arm.
[0036]
Further, since the convex portion of the movable arm is stored in the convex portion storage hole by the pressing force due to the contact with the regulating portion when the movable arm is inserted into the storage hole, the movable arm can be easily stored in the arm body. Further, after the movable arm is stored in the storage hole, the movable arm can be prevented from coming off the arm body.
In the optical cable holder according to the twelfth aspect, the fourth locking portion formed in the storage hole of the arm main body is locked by any of the plurality of fourth engagement portions formed on the outer surface of the movable arm. As a result, the entire length of the arm can be adjusted, and the adjusted length can be maintained.
[0037]
In the optical cable holding device according to the thirteenth aspect, at least one of the first and second folded pieces having elasticity is configured such that when the optical cable is inserted into the holding space from the opening side of the main body, the pressing force due to the contact with the optical cable causes It bends toward the holding space. As a result, the optical cable can be easily wound around the cable holding portion in the extra length processing of the optical cable. Further, after the optical cable is inserted into the holding space, the optical cable can be prevented from coming off the cable holding portion.
[0038]
In the optical cable holding device of the present invention, the cable holding portion is rotatable because it is connected to the arm by the shaft member. For this reason, when the optical cable is subjected to extra length processing, the cable holding portion is rotated in accordance with the extra length route of the optical cable, so that unnecessary force can be prevented from being applied to the optical cable. As a result, breakage of the optical cable can be prevented.
[0039]
In the optical cable holder according to the fifteenth aspect, the fifth locking portion formed on the arm is locked by the fifth engagement portion formed on the cable holding portion. As a result, the cable holding portion can freely rotate, and after the rotation, can maintain the rotated position.
In the optical cable holding device of the present invention, since the second arm has a step, the first arm and the second arm are attached to the first and second arms in a state where the detachable portions of the first and second arms are attached adjacent to the support. Cable holding portions can be located on the same plane. As a result, the cable holding section can hold the excess length processing section of the optical cable horizontally with respect to the substrate.
[0040]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a first embodiment of the optical cable holder of the present invention. This embodiment corresponds to claim 1, claim 4, claim 6, claim 9, and claims 12 to 15.
[0041]
The optical cable holder 10 of the present invention includes four pillars 12 formed in a circular cross section, arms 14 attached to each pillar 12, a cable holding part 16 attached to each arm 14, and a tip of the pillar 12. And a plate-shaped cover 18 attached to the cover. The support 12, the arm 14, the cable holding part 16 and the cover 18 are made of, for example, nylon resin.
[0042]
The column 12 is integrally formed with a plate-shaped fixing portion 12a fixed to the printed circuit board 1 on which the electronic component 2 is mounted by a screw member. The column 12 extends in the direction Y at right angles to the printed circuit board 1 with the fixing portion 12a fixed to the printed circuit board 1. A plurality of annular grooves 12b (third engaging portions) are formed on the outer periphery of the support column 12 along the cross section at predetermined intervals in the axial direction.
[0043]
At one end of the arm 14, an attaching / detaching portion 14a that is detachably attached to the column 12 is formed. The arm 14 extends in the parallel direction X (X1, X2) of the printed circuit board 1 with the attachment / detachment portion 14a attached to the column 12.
The cable holding section 16 is attached to an end of the arm 14 opposite to the detachable section 14a in order to hold the optical cable 3 wired on the printed circuit board 1.
[0044]
FIG. 2 shows the details of the attaching / detaching portion 14a of the arm 14 in the first embodiment.
The attachment / detachment part 14a includes a contact part 14b and a grip part 14c.
The contact portion 14b has a contact surface 14d, an engagement groove 14e (second engagement portion), and two flange portions 14f. The contact surface 14 d is formed at one end of the arm 14 in a concave shape corresponding to the outer peripheral shape of the column 12. The engagement groove 14 e is formed on the outer circumference at one end of the arm 14. The two brim portions 14f are formed on the outer periphery of one end of the arm 14 on the side opposite to the engagement groove 14e at intervals in the axial length direction of the column 12. The flange portion 14f has a through hole (not shown) that penetrates in the axial length direction of the column 12 and into which a pin 14g described later is inserted.
[0045]
The grip portion 14c includes three flange portions 14i and a locking claw 14j (second locking portion) formed at one end and the other end of a grip body having a U-shaped cross section for holding the outer periphery of the column 12, respectively. And a thin plate-shaped locking spring 14k (third locking portion) attached inside the center of the grip body. The three brim portions 14i are formed at positions in the abutment portion 14b at positions meshing with the brim portions 14f with a space therebetween in the axial direction of the column 12. The flange 14i has a through hole (not shown) through which a pin 14g described later is inserted. The locking claw 14j is formed at a position corresponding to the engagement groove 14e of the contact portion 14b. The locking spring 14k is formed at a position corresponding to the groove 12b of the column 12 abutting on the abutting surface 14d. The locking spring 14k is formed by being bent into a triangular cross section, and has a protruding portion 14m protruding toward the groove 12b. One end of the locking spring 14k is fixed to the grip body. Therefore, the protrusion 14m is elastically deformed by being pressed by the groove 12b.
[0046]
The abutting portion 14b and the gripping portion 14c are rotatably connected by a pin 14g extending in the axial direction of the column 12 in a state where the flange portions 14f and 14i are engaged with each other.
In the attachment / detachment portion 14a having the above-described configuration, first, in a state where the locking between the locking claw 14j and the engaging groove 14e is released, the abutting surface 14d abuts on a part of the outer surface of the column 12. Next, the holding claw 14j is locked in the engagement groove 14e in a state where the holding portion 14c is rotated and the support 12 is held by the contact portion 14b and the holding portion 14c. At this time, the protrusion 14m of the locking spring 14k is locked in the groove 12b while pressing the column 12 against the contact surface 14d. Thereby, the arm 14 is attached to an arbitrary groove 12b of the support column 12 via the attaching / detaching portion 14a. That is, the arm 14 is attached to a desired height of the column 12, and maintains the desired height.
[0047]
Further, since the column 12 is strongly held by the contact surface 14d and the locking spring 14k, the rotation of the arm 14 attached to the column 12 is restricted. However, since the groove 12b is formed in an annular shape along the cross section on the outer periphery of the column 12, the arm 14 attached to the column 12 is rotated by being strongly pushed. Therefore, after the arm 14 rotates, the arm 14 maintains the rotated angle. That is, the arm 14 is attached at a desired angle while maintaining the desired height of the column 12. As a result, as shown in FIG. 1, the electronic component 2 is also mounted on the excess length processing area on the printed circuit board 1. Therefore, the component mounting density is improved.
[0048]
When the arm 14 is detached from the column 12, first, the locking between the locking claw 14j and the engaging groove 14e is released. Next, the grip portion 14c is rotated, and the lock between the protrusion 14m of the locking spring 14k and the groove 12b is released.
FIGS. 3 and 4 show details of the arm 14 in the first embodiment.
The arm 14 includes an arm body 14n having the above-described attaching / detaching portion 14a, and a movable arm 14o to which the cable holding portion 16 is attached. The arm body 14n and the movable arm 14o are formed in a rectangular cross section.
[0049]
The arm main body 14n is formed with a storage hole 14p having a rectangular cross section and penetrating in the axial direction.
At the end of the movable arm 14o on the attaching / detaching portion 14a side, a flange-shaped convex portion 14q projecting to the outer periphery is formed. On the upper surface (upper side in the figure) of the movable arm 14o, a plurality of uneven portions 14r (fourth engaging portions) having a triangular cross section are formed along the axial direction. Further, a cable holding portion 16 is attached to an end of the movable arm 14o opposite to the detachable portion 14a by a pin 14s.
[0050]
As shown in FIG. 4, the opening of the storage hole 14p on the cable holding portion 16 side is made smaller than the cross-sectional shape of the convex portion 14q, and the restricting portion 14t is formed. Therefore, when the movable arm 14o is pulled out of the storage hole 14p, the protrusion 14q collides with the regulating portion 14t, thereby preventing the movable arm 14o from being pulled out of the storage hole 14p.
Further, a protrusion 14u (fourth locking portion) that is locked to one of the plurality of concave and convex portions 14r is formed in the regulating portion 14t of the storage hole 14p. The projection 14u has elasticity by being integrally formed with an arm body 14n formed of a nylon resin or the like. For this reason, the movable arm 14o is stored to an arbitrary depth in the storage hole 14p of the arm body 14n, and the position is fixed there. As a result, the entire length of the arm 14 is adjusted by pushing or pulling out the movable arm 14o, and the adjusted length is maintained.
[0051]
In the arm 14 having the above-described configuration, first, the movable arm 14o from which the cable holding unit 16 has been removed is inserted through an opening of the storage hole 14p of the arm body 14n on the attachment / detachment unit 14a side. Next, the movable arm 14o is pulled out from the opening of the storage hole 14p on the cable holding portion 16 side. At this time, the movable arm 14o is pulled out until the projection 14u of the storage hole 14p is locked by the uneven portion 14r of the movable arm 14o. Thereafter, the cable holding portion 16 is attached to the end of the movable arm 14o on the opposite side of the detachable portion 14a by the pin 14s. Thus, the assembly of the arm 14 is completed.
[0052]
When the arm 14 is disassembled, first, the cable holding portion 16 is detached from the movable arm 14o by pulling out the pin 14s. Next, the movable arm 14o is pushed into the storage hole 14p. Thereafter, the movable arm 14o is pulled out from the opening of the storage hole 14p on the attachment / detachment portion 14a side.
5 and 6 show details of the cable holding unit 16 in the first embodiment.
[0053]
The cable holding portion 16 is integrally formed of nylon resin or the like. The cable holding portion 16 has a main body portion 16a having a U-shaped cross section in which an opposing portion is formed in an axial direction of a connecting hole 16e described later. At the front end of the main body 16a, folded pieces 16b (first folded pieces) and 16c (second folded pieces) that are folded inward are formed, respectively. The folded piece 16c is formed longer than the folded portion 16b, and the tip is further folded in the same direction as the folded direction of the folded piece 16c. The cable holding section 16 has a holding space 16d for the optical cable 3 surrounded by the main body 16a and the folded pieces 16b and 16c.
[0054]
The folded pieces 16b and 16c have a thin plate shape, so that the folded portions have elasticity. When the optical cable 3 is inserted into the holding space 16d from the opening side of the main body 16a, the folded pieces 16b and 16c having elasticity are bent toward the holding space 16d by the pressing force due to the contact with the optical cable 3. Therefore, the optical cable 3 is easily wound around the cable holding portion 16 and held. After the optical cable 3 is inserted into the holding space 16d, the folded pieces 16b and 16c protruding into the holding space 16d prevent the optical cable 3 from coming off the cable holding portion 16.
[0055]
On the movable arm 14o side of the cable holding portion 16, a flange portion 16f having a connection hole 16e (second connection hole) penetrating in a direction orthogonal to the surface on which the uneven portion 14r of the movable arm 14o is formed is formed. A plurality of projections 16g (fifth engagement portions) are formed at intervals around the connection hole 16e.
[0056]
The movable arm 14o has two flange portions 14v formed at an interval at a position where the movable arm 14o is engaged with the flange portion 16f of the cable holding portion 16 at the end on the cable holding portion 16 side. A connection hole 14w (first connection hole) through which the pin 14s is inserted is formed in the collar portion 14v at a position corresponding to the connection hole 16e of the cable holding portion 16. A plurality of projections 14x (fifth locking portions) are formed around the connection hole 14w at positions corresponding to the projections 16g at intervals.
[0057]
The movable arm 14o and the cable holding portion 16 are rotatably connected by pins 14s inserted through the connection holes 14w and 16e in a state where the collar portions 14v and 16f are engaged with each other. Further, the cable holding portion 16 maintains the angle after the rotation by the engagement between the projection 14x and the projection 16g. Therefore, as shown in FIG. 1, the cable holding unit 16 rotates in the horizontal direction of the printed circuit board 1 in a state where the arm 14 is attached to the column 12 via the attaching / detaching portion 14 a, and after the rotation, Maintain the rotated angle. For this reason, when the optical cable is processed for extra length, the cable holding portion is rotated in accordance with the extra length route of the optical cable, so that unnecessary force is prevented from being applied to the optical cable. As a result, breakage of the optical cable is prevented.
[0058]
FIG. 7 shows an example of the extra length processing of the optical cable using the optical cable holder 10 described above.
The arm 14 of the optical cable holder 10 expands and contracts freely according to the extra length of the optical cables 3a and 3b connected to different optical connectors (not shown) on the printed circuit board 1.
[0059]
In the optical cable holder 10, first, the optical cable 3a is wound around the cable holder 16 attached to the arm 14 from which the movable arm 14o is pulled out from the arm body 14n. In addition, since the movable arm 14o is housed in the arm body 14n, the cable holding unit 16 attached to the arm 14 whose length has been adjusted holds the optical cable 3b. As a result, the optical cables 3a and 3b are subjected to extra length processing in optimal shapes according to the length of the optical cables 3a and 3b or the position of the optical connector on the printed circuit board 1.
[0060]
As described above, the first embodiment has the following advantages.
The arm 14 is attached to the support column 12 via the attaching / detaching portion 14a at a position equal to or higher than the height of the electronic component 2 mounted on the extra length processing area of the printed board 1. As a result, the electronic component 2 can be mounted on the extra-long processing area on the printed circuit board 1. Therefore, the mounting density of the components on the printed circuit board 1 can be improved. Further, it is not necessary to prepare a plurality of types of optical cable holders according to the height of the component mounted on the printed circuit board 1. That is, it is possible to reduce the component cost required for the extra length processing of the optical cable 3.
[0061]
Since the attaching / detaching portion 14a includes the contact portion 14b and the grip portion 14c, the arm 14 is detachably attached to the column 12 via the attaching / detaching portion 14a.
Since the locking spring 14k of the grip portion 14c is locked in the groove 12b of the column 12, the arm 14 attached to the column 12 via the attaching / detaching portion 14a can always maintain a predetermined height. As a result, the cable holding section 16 attached to the arm 14 can always hold the optical cable 3 at the same height.
[0062]
Since the column 12 has a plurality of grooves 12b, the height of the arm 14 can be changed in the axial direction of the column 12. As a result, the extra length processing of the optical cable 3 can be performed while finely adjusting the height of the cable holding portion 16 in accordance with the height of the electronic component 2 mounted in the extra length processing area on the printed circuit board 1. .
Since the movable arm 14o is movably housed in the housing hole 14p of the arm body 14n, the length of the entire arm 14 can be adjusted. For this reason, the extra length processing of the optical cable 3 can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion 16 in accordance with the extra length shape of the optical cable 3. As a result, the extra length processing of the optical cable 3 can always be performed in an optimal state regardless of the position on the printed circuit board 1 such as the optical module to which the optical cable 3 is connected or the length of the optical cable 3. In other words, the shortage of the optical cable 3 and the occurrence of slack in the optical cable 3 can be prevented.
[0063]
The restricting portion 14t formed in the storage hole 14p of the arm body 14n and the protrusion 14q formed in the movable arm 14o can prevent the movable arm 14o from being pulled out of the storage hole 14p.
The protrusion 14u formed in the storage hole 14p of the arm main body 14n is engaged with any of the plurality of uneven portions 14r formed on the outer surface of the movable arm 14o. As a result, the entire length of the arm 14 can be adjusted, and the adjusted length can be maintained.
[0064]
When the optical cable 3 is inserted into the holding space 16d from the opening side of the main body 16a, the folded pieces 16b and 16c of the cable holding portion 16 bend toward the holding space 16d due to the pressing force due to the contact with the optical cable 3. As a result, the optical cable 3 can be easily wound around the cable holding part 16 in the extra length processing of the optical cable 3. Further, after the optical cable 3 is inserted into the holding space 16d, the optical cable 3 can be prevented from coming off the cable holding portion 16.
[0065]
The cable holding section 16 is rotatable because it is connected to the movable arm 14o by the pin 14s. For this reason, when the optical cable 3 is subjected to the extra length processing, the cable holding portion 16 is rotated in accordance with the extra length route of the optical cable 3, so that it is possible to prevent unnecessary force from being applied to the optical cable 3. As a result, breakage of the optical cable 3 can be prevented.
[0066]
The protrusion 14x formed on the movable arm 14o is maintained between two adjacent protrusions 16g formed on the cable holding portion 16. As a result, the cable holding section 16 can freely rotate, and after the rotation, can maintain the rotated position.
FIG. 8 shows a second embodiment of the optical cable holder of the present invention. This embodiment corresponds to claim 1, claim 3, claim 7, claim 9, and claims 12 to 15. The same reference numerals are given to the same structures and members as those described in the first embodiment, and detailed description will be omitted.
[0067]
The optical cable holder 20 of the present invention includes four pillars 22 formed in a circular cross section, an arm 24 attached to each pillar 22, a cable holding part 16 attached to each arm 24, and a tip of the pillar 22. And a plate-like cover 28 attached to the cover. The support 22, the arm 24, the cable holding portion 16, and the cover 28 are formed of, for example, nylon resin.
[0068]
The column 22 is integrally formed with a plate-shaped fixing portion 22a fixed to the printed circuit board 1 on which the electronic component 2 is mounted by a screw member. The support column 22 extends in a direction Y perpendicular to the printed circuit board 1 with the fixing portion 22a fixed to the printed circuit board 1. A plurality of annular grooves 22b (first engagement portions) are formed on the outer periphery of the support column 22 along the cross section at predetermined intervals in the axial direction. A locking piece 22c having a slit in the axial direction is integrally formed at the tip of the support column 22. The locking piece 22c is formed integrally with the column 22 formed of nylon resin or the like, and has elasticity in the facing direction. At the tip of the locking piece 22c, a locking claw 22d protruding in the outer peripheral direction is integrally formed.
[0069]
At one end of the arm 24, a detachable portion 24a that is detachably attached to the column 22 is formed. The arm 24 extends in the parallel direction X (X1, X2) of the printed circuit board 1 with the attachment / detachment portion 24a attached to the column 22.
The cable holding section 16 is attached to an end of the arm 24 on the opposite side of the attaching / detaching section 24 a to hold the optical cable 3 wired on the printed circuit board 1.
[0070]
The cover 28 is formed with a through hole 28a through which the locking piece 22c of the column 22 is inserted.
When the cover 28 is attached to the support 22 in the above-described configuration of the support 22 and the cover 28, first, the locking pieces 22 c of the support 22 are elastically inwardly pressed by contact with the periphery of the through hole 28 a in the cover 28. It is deformed and inserted into the through hole 28a of the cover 28. Thereafter, the locking claw 22d is locked beside the through hole 28a in the cover 28. Further, the locking piece 22c is elastically deformed inward, so that the locking of the locking claw 22d is released, and the cover 28 is removed from the column 22. Thereby, the cover 28 is detachably attached to the tip of the column 22.
[0071]
FIG. 9 shows the details of the attaching / detaching portion 24a of the arm 24 in the second embodiment.
The attachment / detachment portion 24a is formed with a circular insertion hole 24b inserted into the support column 22. The insertion hole 24b has a thin plate-shaped locking spring 24c (first locking portion) attached inside. The locking spring 24c is formed at a position corresponding to the groove 22b of the column 22 inserted into the insertion hole 24b. Like the locking spring 14k (FIG. 2) of the first embodiment described above, the locking spring 24c is formed by being bent into a triangular cross section, and has a protruding portion 24d protruding toward the groove 22b. I have. One end of the locking spring 24c is fixed to the inner surface of the insertion hole 24b. For this reason, the protrusion 24d is elastically deformed by being pressed by the groove 22b.
[0072]
In the attaching / detaching portion 24a having the above-described configuration, the insertion hole 24b of the arm 24 is inserted into the support post 22 until the protrusion 24d of the locking spring 24c is locked in the groove 22b having a desired height. At this time, the projecting portion 24d of the locking spring 24c is locked in the groove 22b while pressing the column 22. As a result, the arm 24 is attached to an arbitrary groove 22b of the column 22 via the attaching / detaching portion 24a. That is, the arm 24 is attached to a desired height of the column 22, and maintains the desired height. As a result, as shown in FIG. 7, the electronic component 2 is also mounted on the excess processing area on the printed circuit board 1. Therefore, the component mounting density is improved.
[0073]
Further, since the column 22 is strongly held by the inner surface of the insertion hole 24b and the locking spring 24c, the rotation of the arm 24 attached to the column 22 is restricted. However, since the groove 22b is formed in an annular shape along the cross section on the outer periphery of the column 22, the arm 24 attached to the column 22 is rotated by being strongly pushed. Therefore, the arm 24 maintains the rotated angle after rotating. That is, the arm 24 is attached at a desired angle while maintaining the desired height of the column 22. As a result, as shown in FIG. 7, the electronic component 2 is also mounted on the excess processing area on the printed circuit board 1. Therefore, the component mounting density is improved.
[0074]
Further, after the arm 24 is attached to the column 22, the cover 28 is attached to the tip of the column 22 according to the procedure described above. As a result, the arm 24 is prevented from being pulled out from the distal end side of the column 22. In addition, when the arm 24 is rotated, the column 22 is prevented from tilting with respect to the substrate.
Thereafter, the optical cable 3 is wound around the cable holding section 16. Thus, the surplus length processing of the optical cable 3 ends.
[0075]
When the arm 24 is to be removed from the column 22, first, the cover 28 is removed from the column 22 according to the above-described procedure. Next, when the locking between the locking spring 24c and the groove 22b is released, the arm 24 is pulled out from the distal end side of the column 22.
As described above, also in the second embodiment, the same effects as those in the first embodiment can be obtained.
[0076]
Further, since the cross section of the support 22 and the insertion hole 24b of the attachment / detachment portion 24a of the arm 24 are circular, the arm 14 can easily rotate about the support 12 as an axis.
Since the cover 28 is detachably attached to the tip of the support 12, the arm 14 can be prevented from being pulled out from the tip of the support 12 when the cover 28 is attached to the tip of the support 12. When the cover 28 is detached from the tip of the support 12, the arm 14 can be removed from the tip of the support 12.
[0077]
FIG. 10 shows a main part of a third embodiment of the optical cable holder of the present invention. In the third embodiment, since the structure and members other than the arm are the same as those of the first embodiment, FIG. 10 shows only details of the arm. This embodiment corresponds to claim 1, claim 4, claim 6, claim 9, and claim 11 to 15. The same reference numerals are given to the same structures and members as those described in the first embodiment, and detailed description will be omitted.
[0078]
The arm 34 includes the arm main body 14n having the attaching / detaching portion 14a of the first embodiment described above and the movable arm 34a to which the cable holding portion 16 is attached. The arm body 14n and the movable arm 34a are formed in a rectangular cross section.
The arm main body 14n is formed with a storage hole 14p having a rectangular cross section and penetrating in the axial direction.
[0079]
The movable arm 34a has, on the upper surface (upper side in the figure) and the lower side (lower side in the figure) of the end on the attachment / detachment part 14a side, a convex part 34b projecting to a position corresponding to the regulating part 14t of the storage hole 14p; Is provided with a convex portion storage hole 34c having a rectangular cross section for storing the. One end of a thin plate-shaped urging piece 34d (urging member) for urging the stored convex portion 34b outward is attached inside the convex portion storage hole 34c. A projection 34b is integrally formed with the other end of the biasing piece 34d. The biasing piece 34d has elasticity, for example, by being formed of a nylon resin. The attachment / detachment portion 14a side of the convex portion 34b is inclined toward the flange portion 14v toward the tip. The surface of the protrusion 34b on the flange side is orthogonal to the surface of the movable arm 34a on which the uneven portion 14r is formed.
[0080]
For this reason, the protrusion 34b is temporarily stored in the protrusion storage hole 34c by the pressing force due to the collision with the restricting portion 14t when the movable arm 34a is inserted into the storage hole 14p. Accordingly, the arm 34 is assembled even if the movable arm 34a is inserted from the opening of the storage hole 14p on the cable holding portion side 16 other than the procedure of assembling the arm 14 described above. After the movable arm 34a is stored in the storage hole 14p, when the movable arm 34a is pulled out from the storage hole 14p, the protrusion 34b collides with the regulating portion 14t, so that the movable arm 34a is stored in the storage hole 14p. Extraction is prevented.
[0081]
As described above, also in the third embodiment, the same effects as those in the first embodiment can be obtained.
Further, the convex portion 34b of the movable arm 34a is stored in the convex portion storage hole 34c by the pressing force due to the contact with the regulating portion 14t when the movable arm 34a is inserted into the storage hole 14p. It can be easily stored in the main body 14n. After the movable arm 34a is stored in the storage hole 14p, the movable arm 34a can be prevented from coming off the arm body 14n.
[0082]
FIG. 11 shows a main part of an optical cable holder according to a fourth embodiment of the present invention. In the fourth embodiment, since the structure and members other than the arm and the cable holding unit are the same as those in the second embodiment, only the details of the arm and the cable holding unit are shown in FIG. This embodiment corresponds to claim 1, claim 3, claim 7, claim 9, and claims 12 to 15. The same reference numerals are given to the same structures and members as those described in the first and second embodiments, and detailed description will be omitted.
[0083]
The arm 44 includes an arm main body 44a having an attaching / detaching portion 44z having substantially the same shape as the attaching / detaching portion 24a of the above-described second embodiment, and a movable arm 44b to which a cable holding portion 46 is attached. The arm main body 44a and the movable arm 44b are formed in a rectangular cross section.
The arm main body 44a is open on the opposite side of the attaching / detaching portion 44z, and has a storage hole 44c having a rectangular cross section and formed in the axial direction.
[0084]
On both sides (left and right sides in the figure) of the end of the movable arm 44b on the attachment / detachment portion 44z side, protrusions 44d projecting to the outer periphery are formed. On both side surfaces of the movable arm 44b, a plurality of concave and convex portions 44e (fourth engaging portions) each having a triangular cross section are formed along the axial direction. Further, a cable holding portion 46 is attached to an end of the movable arm 44b opposite to the detachable portion 44z by a pin 44f.
[0085]
On the opening side of the storage hole 44c, a regulating portion 44g is formed at a position corresponding to the convex portion 44d. The structures of the convex portion 44d and the restricting portion 44g are substantially the same as the structures of the convex portion 14q and the restricting portion 14t of the first embodiment (FIG. 4). Therefore, when the movable arm 44b is pulled out of the storage hole 44c, the protrusion 44d collides with the regulating portion 44g, thereby preventing the movable arm 44b from being pulled out of the storage hole 44c.
[0086]
Further, a projection 44h (fourth locking portion) that is locked to any of the plurality of concave and convex portions 44e is formed in the storage hole 44c. The protrusion 44h has elasticity by being integrally formed with an arm main body 44a formed of nylon resin or the like. Therefore, the movable arm 44b is stored to an arbitrary depth in the storage hole 44c of the arm main body 44a, and the position is fixed there. As a result, by pushing or pulling the movable arm 44b, the entire length of the arm 44 is adjusted, and the adjusted length is maintained.
[0087]
The cable holding portion 46 is integrally formed of nylon resin or the like. The cable holding section 46 includes a main body 16a, a folded piece 16b (first folded piece), 16c (second folded piece), and a holding space, similarly to the cable holding section 16 of the above-described first embodiment (FIG. 6). 16d.
On the movable arm 44b side of the cable holding portion 46, a flange portion 46b having a connection hole (second connection hole) (not shown) penetrating in the same direction as the insertion hole 44y of the attachment / detachment portion 44z is formed. A plurality of projections (fifth engagement portions) (not shown) are formed at intervals around the connection hole of the cable holding portion 46 as in the first embodiment.
[0088]
The movable arm 44b has a brim portion 44i formed at a position at the end on the cable holding portion 46 side where the brim portion 46b of the cable holding portion 46 is engaged. A connection hole (first connection hole) (not shown) for inserting the pin 44f is formed in the collar portion 44i at a position corresponding to the connection hole of the cable holding portion 46. A plurality of protrusions (fifth locking portions) (not shown) are formed around the connection hole of the cable holding portion 46 around the connection hole of the movable arm 44b, as in the first embodiment. They are formed at positions corresponding to the plurality of protrusions at intervals.
[0089]
The movable arm 44b and the cable holding portion 46 are rotatably connected by pins 44f inserted into respective connection holes in a state where the collar portions 44i and 46b are engaged with each other. In addition, the cable holding portion 46 maintains the angle after the rotation by the engagement of the projections formed around the connection holes.
As described above, also in the fourth embodiment, the same effects as in the above-described second embodiment can be obtained.
[0090]
12 to 14 show a main part of an optical cable holder according to a fifth embodiment of the present invention. In the fifth embodiment, since the structure and members other than the arm and the cable holding unit are the same as those of the first embodiment, only the details of the arm and the cable holding unit are shown in FIGS. . This embodiment corresponds to claim 1, claim 4, claim 6, claim 8, claim 10, claim 12, and claim 13. The same reference numerals are given to the same structures and members as those described in the first embodiment, and detailed description will be omitted.
[0091]
The arm 54 includes the arm main body 54a having the attaching / detaching portion 14a of the above-described first embodiment (FIG. 2) and the movable arm 54b to which the cable holding portion 56 is attached. The arm main body 54a and the movable arm 55b are formed in a rectangular cross section.
The arm main body 54a is formed with a storage hole 54c having a rectangular cross section penetrating in the axial direction.
[0092]
The movable arm 54b has a plurality of irregular portions 54f (fourth engagement portions) having a triangular cross section formed on both side surfaces (left and right sides in the figure) of the movable arm 54b along the axial direction. The storage hole 54c has a projection (fourth locking portion) (not shown) that is locked to one of the plurality of concave and convex portions 54f. The protrusion of the storage hole 54c has elasticity by being integrally formed with the arm main body 54a formed of nylon resin or the like. For this reason, the movable arm 54b is stored to an arbitrary depth in the storage hole 54c of the arm main body 54a. As a result, the entire length of the arm 54 is adjusted by pushing or pulling out the movable arm 54b, and the adjusted length is maintained.
[0093]
The cable holding portion 56 is integrally formed of nylon resin or the like. As in the first embodiment, the cable holding portion 56 has a main body portion 56 a having a U-shaped cross section in which the opposing portion is formed in the axial direction of the arm 54. A folded piece 56b (first folded piece) and 56c (second folded piece) that are folded inward are formed at the tip of the main body 56a. The cable holding portion 56 has a holding space 56d for the optical cable 3 surrounded by the main body portion 56a and the folded pieces 56b and 56c.
[0094]
As shown in FIG. 13, a convex protrusion 56e having a constriction is formed on the movable arm 54b side of the cable holding portion 56. As shown in FIG. 12, a concave groove 54d for holding the projection 56e is formed on the upper surface (upper side in the figure) of the movable arm 56b along the axial direction. As shown in FIG. 14, an opening 54h is formed in the concave groove 54d on the side opposite to the attaching / detaching portion 14a. Thereby, the projection 56e is inserted into the concave groove 54d.
[0095]
A cap 54i (cap member) having a cross section corresponding to the cross section of the opening 54h is attached to the opening 54h. The cap 54i is formed with a pair of locking pieces 54j protruding and facing the movable arm 54b side. A locking claw 54k is formed integrally with the tip of the locking piece 54j. At a position corresponding to the locking claw 54k of the opening 54h, an engagement groove 54m for locking the locking claw 54k is formed. Further, both sides in the cross-sectional direction of the concave groove 54d have retaining portions 54z bent toward the constriction of the protrusion 56e. Thus, the protrusion 56e is prevented from being pulled out from the concave groove 54d. That is, detachment of the cable holding portion 56 from the movable arm 54b is prevented.
[0096]
As shown in FIG. 13, a plurality of triangular concave and convex portions 54g each having a triangular cross section, any of which is locked to the projection 56e, are formed on the bottom surface (the lower side in the figure) of the concave groove 54d. Have been. Therefore, the cable holding portion 56 is moved to an arbitrary position in the axial direction of the arm 54, and the moved position is maintained.
[0097]
As shown in FIG. 12, a slit 54e is formed in the arm main body 54a at a position corresponding to the concave groove 54d of the movable arm 54b. Therefore, even when the movable arm 54b is housed in the arm main body 54a, the cable holding portion 56 is moved to an arbitrary position in the axial direction of the arm 54, and the moved position is maintained.
[0098]
As described above, the fifth embodiment has the following advantages.
Similarly to the first embodiment, the arm 54 is attached to the support 12 via the attachment / detachment portion 14a at a position equal to or higher than the height of the electronic component 2 mounted on the excess length processing area of the printed circuit board 1. As a result, the electronic component 2 can be mounted on the extra-long processing area on the printed circuit board 1. Therefore, the mounting density of the components on the printed circuit board 1 can be improved. Further, it is not necessary to prepare a plurality of types of optical cable holders according to the height of the component mounted on the printed circuit board 1. That is, it is possible to reduce the component cost required for the extra length processing of the optical cable 3.
[0099]
Similarly to the first embodiment, the arm 54 is detachably attached to the support 12 via the attaching / detaching portion 14a.
As in the first embodiment, the arm 54 attached to the column 12 via the attaching / detaching portion 14a can always maintain a predetermined height. As a result, the cable holding section 56 attached to the arm 54 can always hold the optical cable 3 at the same height.
[0100]
As in the first embodiment, the height of the arm 54 can be changed in the axial direction of the column 12. As a result, the extra length processing of the optical cable 3 can be performed while finely adjusting the height of the cable holding portion 56 in accordance with the height of the electronic component 2 mounted in the extra length processing area on the printed circuit board 1. .
The cap 54i attached to the end of the movable arm 54b opposite to the attachment / detachment portion 14a can prevent the cable holding portion 56 from coming off the movable arm 54b.
[0101]
The cable holding portion 56 can move freely along the axial length direction of the arm 54 with the projection 56e held in the concave groove 54d of the movable arm 54b. Further, since the movable arm 54b is movably stored in the storage hole 54c of the arm main body 54a, the entire length of the arm 54 can be adjusted. Therefore, the extra length processing of the optical cable 3 can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion 56 in accordance with the extra length shape of the optical cable 3. As a result, the extra length processing of the optical cable 3 can always be performed in an optimal state regardless of the position on the printed circuit board 1 such as the optical module to which the optical cable 3 is connected or the length of the optical cable 3. In other words, the shortage of the optical cable 3 and the occurrence of slack in the optical cable 3 can be prevented. Further, since both sides of the groove 54d in the cross-sectional direction are bent in the facing direction, the protrusion 56e of the cable holding portion 56 can be prevented from being pulled out of the groove 54d. That is, it is possible to prevent the cable holding portion 54 from coming off the movable arm 54b.
[0102]
As in the first embodiment, the protrusion formed in the storage hole 54c of the arm main body 54a is locked to one of the plurality of concave and convex portions 54f formed on the outer surface of the movable arm 54b. As a result, the entire length of the arm 54 can be adjusted, and the adjusted length can be maintained.
As in the first embodiment, when the optical cable 3 is inserted from the opening side of the main body portion 56a into the holding space 56d, the folded pieces 56b and 56c of the cable holding portion 56 are pressed by the contact force with the optical cable 3 due to the pressing force. It bends toward the holding space 56d. As a result, the optical cable 3 can be easily wound around the cable holding portion 56 in the extra length processing of the optical cable 3. Further, after the optical cable 3 is inserted into the holding space 56d, the optical cable 3 can be prevented from coming off the cable holding portion 56.
[0103]
FIG. 15 shows a main part of an optical cable holder according to a sixth embodiment of the present invention. In the sixth embodiment, since the structure and members other than the arm attachment / detachment part are the same as those in the first embodiment, FIG. 15 shows only details of the arm attachment / detachment part. This embodiment corresponds to claim 1, claim 5, claim 6, claim 9, and claim 12 to 15. The same reference numerals are given to the same structures and members as those described in the first embodiment, and detailed description will be omitted.
[0104]
The attaching / detaching portion 64a has a cross-section arc shape corresponding to the cross-sectional shape of the column 12, and a grip portion 64b in which the distance between both ends of the arc shape is smaller than the diameter of the column 12 is formed. In addition, the distal end of the grip portion 64b has elasticity in the direction of the interval because the arm 64 and the attaching / detaching portion 64a are integrally formed of nylon resin or the like. A projection 64c (third locking portion) that projects toward the groove 12b of the column 12 to be gripped is formed inside the gripping portion 64b. Outside the grip portion 64b, a guide portion 64d that guides the pushing of the column 12 into the grip portion 64b and that expands the interval between the distal ends of the grip portion 64b by the pressing force due to the contact with the column 12 is formed. .
[0105]
In the attaching / detaching portion 64a having the above-described configuration, the column 12 is pushed into the grip portion 64b from the opening side until the projection 64c is locked in the groove 22b. At this time, the distal end of the grip portion 64b is elastically deformed in the interval direction by the pressing force due to the contact with the support column 12. As a result, the arm 64 is attached to an arbitrary groove 12b of the support 12 via the attaching / detaching portion 64a. That is, the arm 64 is mounted at a desired height of the column 12, and maintains the desired height.
[0106]
Further, since the column 12 is strongly gripped by the inner surface of the grip portion 64b and the projection 64c, the rotation of the arm 64 attached to the column 12 is restricted. However, since the groove 12b is formed in an annular shape along the cross section on the outer periphery of the column 12, the arm 64 attached to the column 12 is rotated by being strongly pushed. Therefore, after the arm 64 rotates, the arm 64 maintains the rotated angle. That is, the arm 64 is attached at a desired angle while maintaining the desired height of the column 12.
[0107]
As described above, also in the sixth embodiment, the same effects as those in the first embodiment can be obtained.
FIG. 16 shows a seventh embodiment of the optical cable holder of the present invention. This embodiment corresponds to claim 2, claim 3, claim 7, claim 9, and claims 12 to 16. The same reference numerals are given to the same structures and members as those described in the first and second embodiments, and detailed description will be omitted.
[0108]
The optical cable holder 70 of the present invention is attached to a support post 72 having a circular cross section, arms 74 (first arm) and 75 (second arm) attached to the support post 72, and arms 74 and 75. It is composed of a cable holding portion 16 and a plate-like cover 78 attached to the tip of the support column 72. The support column 72, the arms 74 and 75, the cable holding section 16 and the cover 78 are formed of, for example, nylon resin.
[0109]
The column 72 is integrally formed with a plate-shaped fixing portion 72 a fixed to the printed circuit board 1 on which the electronic component 2 is mounted by a screw member. The support column 72 extends in a direction perpendicular to the printed circuit board 1 with the fixing portion 72a fixed to the printed circuit board 1. A plurality of annular grooves 72b (third engaging portions) are formed on the outer periphery of the support column 72 along the cross section at predetermined intervals in the axial direction.
[0110]
The arms 74 and 75 have the detachable portion 24a in the second embodiment (FIG. 9) at one end, and the cable holding portion 16 is attached to the other end. The arm 74 extends straight from the attaching / detaching portion 24a to the cable holding portion 16 in a state where the arm 74 is attached to the column 72 via the attaching / detaching portion 24a. Note that the arm 74 has the same structure as the arm 24 in the second embodiment. The arm 75 has a step 75a in the axial direction of the column 72 between the detachable unit 24a and the cable holding unit 16 in a state where the arm 75 is attached to the column 72 via the detachable unit 24a. The structure of the arm 75 is the same as that of the arm 24 in the second embodiment except for a step 75a.
[0111]
For this reason, the cable holding parts 16 attached to the arms 74 and 75 are located on the same track in a state where the attaching / detaching parts 24a of the arms 74 and 75 are attached adjacent to the column 72. As a result, the cable holding unit 16 holds the extra length of the optical cable (not shown) horizontally with respect to the printed circuit board 1.
As described above, also in the seventh embodiment, the same effects as in the above-described second embodiment can be obtained.
[0112]
Further, since the number of the columns 72 fixed to the printed circuit board 1 is one, the optical cable holder 70 can be mounted in a small area. Therefore, the mounting density of the components on the printed circuit board 1 can be further improved.
Since the arm 75 has a step 75a, the cable holding portion 16 attached to the arm 74, 75 is placed on the same plane in a state where the attaching / detaching portion 24a of the arm 74, 75 is attached adjacent to the column 72. Can be located. As a result, the cable holding section 16 can hold the excess length processing section of the optical cable horizontally with respect to the printed circuit board 1.
[0113]
FIG. 17 shows an eighth embodiment of the optical cable holder of the present invention. This embodiment corresponds to claim 1, claim 4, claim 6, claim 9, and claims 12 to 15. The same reference numerals are given to the same structures and members as those described in the first embodiment, and detailed description will be omitted.
The optical cable holder 80 of the present invention has a structure in which two arms 14 are attached adjacent to each of the columns 12 in the optical cable holder 10 of the first embodiment (FIG. 1) at different heights.
[0114]
In the optical cable holder 80, first, an optical cable 3c connected to a predetermined optical connector (not shown) on the printed circuit board 1 is connected to a cable holding section in which the movable arm 14o is attached to the arm 14 housed in the arm body 14n. It is wound around 16. Further, an optical cable 3d connected to another optical connector on the printed circuit board 1 is wound around a cable holding portion 16 attached to the arm 14 from which the movable arm 14o is pulled out from the arm body 14n. Thereby, the excess length processing of the optical cables 3c and 3d is performed while preventing the winding portions of the optical cables 3c and 3d connected to different optical connectors from overlapping each other.
[0115]
As described above, also in the eighth embodiment, the same effects as those in the first embodiment can be obtained.
Further, the extra lengths of the optical cables 3c and 3d are held by cable holding portions 16 having different heights. The extra lengths of the optical cables 3c and 3d have different extra radiuses. As a result, the optical cables 3c and 3d held by the cable holding section 16 can be easily identified, and incorrect wiring can be prevented. In particular, erroneous wiring when replacing (re-wiring) an optical cable already wound around the optical cable holder 80 can be prevented.
[0116]
In the first to eighth embodiments described above, the example in which the arm has the arm main body and the movable arm has been described. The present invention is not limited to such an embodiment. For example, the arms may be integrally formed, such as arm 94 shown in FIG. Here, the arm 94 has an attaching / detaching portion 24a of the second embodiment at one end, and the cable holding portion 16 is rotatably attached to the other end similarly to the first embodiment.
[0117]
In the first to eighth embodiments described above, the example in which the support, the arm, the cable holding unit, and the cover are formed of nylon resin has been described. The present invention is not limited to such an embodiment. For example, it may be formed of a resin such as polyacetal.
In the above-described first to fourth and sixth to eighth embodiments, examples have been described in which the cable holding unit and the movable arm are connected by the pin. The present invention is not limited to such an embodiment. For example, they may be connected by a screw member.
[0118]
As described above, the present invention has been described in detail. However, the above-described embodiment and its modifications are merely examples of the present invention, and the present invention is not limited to this. Obviously, modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0119]
【The invention's effect】
According to the optical cable holder of the first aspect, since the components can be mounted in the excess processing area on the substrate, the mounting density of the components can be improved. In addition, by mounting a plurality of arms at different heights to each support, a plurality of optical cables held by the cable holding unit can be easily identified, and incorrect wiring can be prevented. Further, since it is not necessary to prepare a plurality of types of optical cable holders according to the height of the mounted component, it is possible to reduce the component cost required for processing the extra length of the optical cable.
[0120]
According to the optical cable holder of the second aspect, the component can be mounted also in the extra length processing area on the substrate. Further, since only one support is fixed to the substrate, the mounting area of the optical cable holder can be reduced. Therefore, the mounting density of components can be further improved. Further, by mounting the plurality of arms to the support at different heights, the plurality of optical cables held by the cable holding section can be easily identified, and incorrect wiring can be prevented. Furthermore, since it is not necessary to prepare a plurality of types of optical cable holders according to the height of the mounted components, it is possible to reduce the cost of components required for extra length processing of the optical cable.
[0121]
In the optical cable holder according to the third aspect, the cable holding portion attached to the arm can always hold the optical cable at the same height. The arm is detachably attached to a predetermined position of the column. Further, the arm can be easily rotated around the column. Furthermore, the height of the arm can be changed in the axial direction of the column. As a result, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the height of the cable holding portion in accordance with the height of the component mounted in the extra length processing area on the substrate.
[0122]
In the optical cable holder according to the fourth aspect, the arm is detachably attached to the support by the contact portion and the grip portion.
In the optical cable holder according to the fifth aspect, since the distal end of the holding portion has elasticity in the direction of the interval, the arm is detachably attached to the support.
In the optical cable holder according to the sixth aspect, the arm attached to the column can always maintain a predetermined height. As a result, the cable holding section attached to the arm can always hold the optical cable at the same height. Further, the height of the arm can be changed in the axial length direction of the column. As a result, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the height of the cable holding portion in accordance with the height of the component mounted in the extra length processing area on the substrate.
[0123]
According to the optical cable holding device of the seventh aspect, it is possible to prevent the arm from being pulled out from the distal end side of the column.
According to the optical cable holding device of the eighth aspect, the cable holding portion can freely move along the axial direction of the arm. For this reason, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion in accordance with the extra length shape of the optical cable. As a result, the surplus length processing of the optical cable can always be performed in an optimal state regardless of the position on the substrate of the optical module or the like to which the optical cable is connected or the length of the optical cable. In other words, the shortage of the optical cable length and the slack of the optical cable can be prevented. Further, it is possible to prevent the protrusion of the cable holding portion from being pulled out from the concave groove. That is, it is possible to prevent the cable holder from coming off the arm. Further, the cable holding portion can be prevented from coming off the arm.
[0124]
In the optical cable holder according to the ninth aspect, the entire length of the arm can be freely adjusted. For this reason, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion in accordance with the extra length shape of the optical cable. As a result, the surplus length processing of the optical cable can always be performed in an optimal state regardless of the position on the substrate of the optical module or the like to which the optical cable is connected or the length of the optical cable. In other words, the shortage of the optical cable length and the slack of the optical cable can be prevented.
[0125]
In the optical cable holding device of the tenth aspect, the cable holding portion can freely move along the axial direction of the arm. Further, the length of the entire arm can be freely adjusted. For this reason, the extra length processing of the optical cable can be performed while finely adjusting the position of the cable holding portion in accordance with the extra length shape of the optical cable. As a result, the surplus length processing of the optical cable can always be performed in an optimal state regardless of the position on the substrate of the optical module or the like to which the optical cable is connected or the length of the optical cable. In other words, the shortage of the optical cable length and the slack of the optical cable can be prevented.
[0126]
Further, it is possible to prevent the protrusion of the cable holding portion from being pulled out from the concave groove. That is, it is possible to prevent the cable holder from coming off the arm.
According to the optical cable holder of the eleventh aspect, it is possible to prevent the movable arm from being pulled out of the storage hole. Further, the movable arm can be easily stored in the arm body. Further, after the movable arm is stored in the storage hole of the arm body, the movable arm can be prevented from coming off the arm body.
[0127]
In the optical cable holder according to the twelfth aspect, the arm can adjust the entire length and can maintain the adjusted length.
According to the optical cable holder of the thirteenth aspect, the optical cable can be easily wound around the cable holding portion. Further, after the optical cable is wound around the cable holding portion, the optical cable can be prevented from coming off from the cable holding portion.
[0128]
In the optical cable holder according to the fourteenth aspect, unnecessary force is applied to the optical cable by rotating the cable holding portion along the extra length route of the optical cable. As a result, breakage of the optical cable can be prevented.
In the optical cable holder according to the fifteenth aspect, the cable holding portion can freely rotate, and after the rotation, can maintain the rotated position.
In the optical cable holder according to the sixteenth aspect, the cable holding portion can hold the excess length processing portion of the optical cable horizontally with respect to the substrate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing details of an arm attaching / detaching portion in the first embodiment.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing details of an arm in the first embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating details of an arm according to the first embodiment.
FIG. 5 is an exploded perspective view illustrating details of a cable holding unit according to the first embodiment.
FIG. 6 is an exploded side view illustrating details of a cable holding unit according to the first embodiment.
FIG. 7 is a top view showing an example of the extra length processing of the optical cable using the first embodiment.
FIG. 8 is a perspective view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view illustrating details of an arm attaching / detaching portion according to the second embodiment.
FIG. 10 is a side view showing details of an arm according to the third embodiment.
FIG. 11 is an exploded perspective view illustrating details of an arm according to a fourth embodiment.
FIG. 12 is a perspective view showing details of an arm according to a fifth embodiment.
FIG. 13 is a sectional view showing details of a movable arm according to a fifth embodiment.
FIG. 14 is an exploded perspective view showing details of a movable arm in a fifth embodiment.
FIG. 15 is a perspective view showing details of an arm attaching / detaching portion in a sixth embodiment.
FIG. 16 is a side view showing a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a top view showing an eighth embodiment of the present invention.
FIG. 18 is a side view showing a structural example of an arm.
FIG. 19 is a perspective view showing a first example of a conventional optical cable extra length process on a printed circuit board.
FIG. 20 is a perspective view showing a second example of the conventional optical cable extra length processing on a printed circuit board.
FIG. 21 is a perspective view showing a third example of the conventional optical cable extra length processing on a printed circuit board.
[Explanation of symbols]
1 Printed circuit board
2 Electronic components
3, 3a, 3b, 3c, 3d Optical cable
10, 20, 70, 80 Optical cable holder
12, 22, 72 columns
12a, 22a, 72a Fixed part
12b, 22b, 72b Groove
14, 24, 34, 44, 54, 74, 75, 94 arm
14a, 24a, 44z, 64a Detachable part
14b contact part
14c, 64b gripper
14d contact surface
14e, 54m engagement groove
14f, 14i, 14v, 16f, 44i, 46b Collar
14g pin
14j, 22d, 54k Locking claw
14k, 24c locking spring
14m, 24d protrusion
14n, 44a, 54a Arm body
14o, 34a, 44b, 54b Movable arm
14p, 44c, 54c Storage hole
14q, 34b convex part
14r, 44e, 54f, 54g Uneven part
14s, 44f pin
14t, 44g Regulator
14u, 44h, 56e, 64c protrusion
14w, 16e connection hole
14x, 16g protrusion
16, 46, 56 Cable holding part
16a, 56a main body
16b, 16c, 56b, 56c Folded piece
16d, 56d Holding space
18, 28, 78 cover
22c, 54j Locking piece
24b, 44y insertion hole
34c convex storage hole
34d biasing piece
54d groove
54e slit
54h opening
54i cap
54z retaining part
64d guide

Claims (16)

電子部品が搭載される基板に固定される固定部を有し、前記固定部が前記基板に固定された状態で前記基板の直角方向に延在する複数の支柱と、
前記支柱に着脱自在に取り付けられる着脱部を一端に有し、前記着脱部が前記支柱に取り付けられた状態で前記基板の平行方向に延在する複数のアームと、
前記アームに取り付けられ、前記基板上に配線される光ケーブルを保持するケーブル保持部とを備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。A plurality of pillars having a fixing portion fixed to a substrate on which the electronic component is mounted, and extending in a direction perpendicular to the substrate with the fixing portion fixed to the substrate,
A plurality of arms extending in the parallel direction of the substrate with the detachable portion attached to the support at one end, the detachable portion being attached to the support at one end;
An optical cable holder attached to the arm and holding an optical cable wired on the board. 電子部品が搭載される基板に固定される固定部を有し、前記固定部が前記基板に固定された状態で前記基板の直角方向に延在する支柱と、
前記支柱に着脱自在に取り付けられる着脱部を一端に有し、前記着脱部が前記支柱に取り付けられた状態で前記基板の平行方向に延在する複数のアームと、
前記アームに取り付けられ、前記基板上に配線される光ケーブルを保持するケーブル保持部とを備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。A support having a fixing portion fixed to a substrate on which the electronic component is mounted, and a column extending in a direction perpendicular to the substrate with the fixing portion fixed to the substrate,
A plurality of arms extending in the parallel direction of the substrate with the detachable portion attached to the support at one end, the detachable portion being attached to the support at one end;
An optical cable holder attached to the arm and holding an optical cable wired on the board. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記支柱は、断面円形状であり、軸長方向に所定の間隔で形成されるとともに、各々が前記支柱の横断面に沿って外周に形成される複数の第１係合部を備え、
前記アームの前記着脱部は、前記支柱の断面形状に対応する円形状を有し、前記支柱に挿通される挿通穴を備え、
前記挿通穴の内面は、前記支柱に挿通された前記アームを所定の角度で支持するために、前記第１係合部のいずれかに係止される第１係止部を備え、
前記第１係合部および前記第１係止部の少なくともいずれかは、弾性部材により形成されていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The support has a circular cross section, is formed at predetermined intervals in the axial direction, and includes a plurality of first engagement portions each formed on the outer periphery along the cross section of the support,
The attachment / detachment portion of the arm has a circular shape corresponding to a cross-sectional shape of the support, and includes an insertion hole inserted into the support,
The inner surface of the insertion hole includes a first engagement portion that is engaged with any of the first engagement portions in order to support the arm inserted through the support at a predetermined angle,
An optical cable holder, wherein at least one of the first engagement portion and the first engagement portion is formed of an elastic member. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記アームの前記着脱部は、前記支柱の外面の一部に当接される当接部と、前記当接部に前記支柱の軸長方向を軸として回動自在に取り付けられ、前記当接部とで前記支柱を把持する把持部とを備え、
前記把持部は、前記軸と反対側に第２係止部を備え、
前記当接部は、前記把持部とで前記支柱を把持した状態で、前記第２係止部が係止される第２係合部を備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The attachment / detachment portion of the arm is attached to the contact portion to be in contact with a part of the outer surface of the support, and the contact portion is rotatably attached to the contact portion around an axis length direction of the support, And a gripper for gripping the support with
The grip portion includes a second locking portion on a side opposite to the shaft,
The optical cable holder according to claim 1, wherein the abutting portion includes a second engaging portion that locks the second locking portion in a state where the support is gripped by the grip portion. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記アームおよび前記着脱部は一体に形成され、
前記着脱部は、前記支柱を把持するために、前記支柱の横断面形状に対応する凹形状を有するとともに、この凹形状の両先端部の間隔が前記支柱の幅より小さい把持部を備え、
前記先端部は、前記間隔の方向に弾性を有していることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The arm and the attaching / detaching portion are integrally formed,
The detachable portion has a concave shape corresponding to a cross-sectional shape of the column, and includes a grip portion in which a distance between both ends of the concave shape is smaller than the width of the column, in order to grip the column,
The optical cable holder, wherein the distal end has elasticity in the direction of the interval. 請求項４または請求項５記載の光ケーブル保持具において、
前記支柱は、軸長方向に所定の間隔で形成されるとともに、各々が前記支柱の横断面に沿って外周に形成される複数の第３係合部を備え、
前記把持部の内面は、前記第３係合部のいずれかに係止される第３係止部を備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 4 or claim 5,
The support includes a plurality of third engagement portions formed at predetermined intervals in an axial direction and each formed on an outer periphery along a cross section of the support,
The optical cable holder according to claim 1, wherein an inner surface of the grip portion includes a third locking portion locked to any of the third engagement portions. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記支柱の先端に着脱自在に取り付けられるカバーを備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
An optical cable holder comprising a cover detachably attached to a tip of the support. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記ケーブル保持部は、括れを有する突起を備え、
前記アームは、軸長方向に沿って形成され、前記突起を保持する凹溝を備え、
前記凹溝は、前記突起の前記凹溝からの抜出を防止するために、横断面方向の両側に、対向方向に向けて折り曲げられた抜け止め部と、前記凹溝に前記突起を挿入するために、前記アームの前記着脱部の反対側に開口部とを備え、
前記開口部には、前記凹溝に保持された前記突起の抜出を防止するキャップ部材が取り付けられていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The cable holding unit includes a projection having a constriction,
The arm is formed along an axial length direction, and includes a groove for holding the protrusion,
In order to prevent the protrusion from being pulled out of the groove, the groove is inserted on both sides in the cross-sectional direction into a retaining portion bent toward the facing direction, and the protrusion is inserted into the groove. An opening on the side of the arm opposite to the attachment / detachment section,
An optical cable holder, wherein a cap member for preventing the protrusion held in the concave groove from being pulled out is attached to the opening. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記アームは、
前記着脱部と反対側に開口し、軸長方向に形成された収納穴を有するアーム本体と、
前記収納穴に移動自在に収納され、前記着脱部の反対側の端に前記ケーブル保持部が取り付けられた可動アームとを備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The arm is
An arm body having an opening on the opposite side to the attaching / detaching portion and having a storage hole formed in an axial length direction,
An optical cable holder, comprising: a movable arm movably housed in the housing hole, and a movable arm having the cable holding portion attached to an end opposite to the detachable portion. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記アームは、
前記着脱部と反対側に開口し、軸長方向に形成された収納穴を有するアーム本体と、
前記収納穴に移動自在に収納され、前記ケーブル保持部が取り付けられた可動アームとを備え、
前記ケーブル保持部は、括れを有する突起を備え、
前記可動アームは、軸長方向に沿って形成され、前記突起を保持する凹溝を備え、
前記凹溝の横断面方向の両側は、前記突起の前記凹溝からの抜出を防止するために、対向方向に向けて折り曲げられた抜け止め部を備え、
前記アーム本体は、前記収納穴に収納された前記可動アームの前記凹溝に対応する位置に、前記ケーブル保持部が前記アーム本体上で移動するためのスリットを備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The arm is
An arm body having an opening on the opposite side to the attaching / detaching portion and having a storage hole formed in an axial length direction,
A movable arm that is movably housed in the housing hole and to which the cable holding unit is attached,
The cable holding unit includes a projection having a constriction,
The movable arm is formed along an axial length direction, and includes a concave groove that holds the protrusion.
Both sides in the cross-sectional direction of the concave groove are provided with retaining portions bent toward the facing direction to prevent the protrusion from being pulled out of the concave groove,
The optical cable, wherein the arm main body is provided with a slit at a position corresponding to the concave groove of the movable arm stored in the storage hole so that the cable holding unit moves on the arm main body. Holder. 請求項９または請求項１０記載の光ケーブル保持具において、
前記可動アームは、前記着脱部側の外面に突出する凸部と、前記凸部を収納する凸部収納穴と、前記凸部収納穴内に取り付けられ、前記凸部収納穴に収納された前記凸部を外側に付勢する付勢部材とを備え、
前記アーム本体の前記収納穴は、前記凸部に対応する位置に、前記可動アームの前記収納穴からの抜出を防止するために、前記可動アームの引出時に前記凸部の前記ケーブル保持部側に当接される規制部を備え、
前記凸部は、前記可動アームの前記収納穴への挿入時における前記規制部への当接による押圧力により、一時的に前記凸部収納穴に収納されることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 9 or 10,
The movable arm has a protrusion protruding from the outer surface on the attachment / detachment side, a protrusion storage hole for storing the protrusion, and a projection mounted in the protrusion storage hole and stored in the protrusion storage hole. A biasing member for biasing the portion outward.
The storage hole of the arm main body is located at a position corresponding to the convex portion, in order to prevent the movable arm from being pulled out of the storage hole, when the movable arm is pulled out, the convex portion is closer to the cable holding portion. Equipped with a regulating part that is in contact with
The optical cable holder according to claim 1, wherein the convex portion is temporarily stored in the convex portion storage hole by a pressing force due to contact with the regulating portion when the movable arm is inserted into the storage hole. 請求項９または請求項１０記載の光ケーブル保持具において、
前記可動アームは、軸長方向に沿って外面に形成された複数の第４係合部を備え、
前記収納穴は、前記第４係合部のいずれかに係止される第４係止部を備え、
前記第４係合部および前記第４係止部の少なくともいずれかは、弾性部材により形成されていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 9 or 10,
The movable arm includes a plurality of fourth engagement portions formed on an outer surface along an axial length direction,
The storage hole includes a fourth locking portion locked to one of the fourth engagement portions,
An optical cable holder, wherein at least one of the fourth engagement portion and the fourth locking portion is formed of an elastic member. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記ケーブル保持部は、断面コ字状の本体部と、前記本体部の先端にそれぞれ形成され、内側に折り返された第１および第２折返片と、前記本体部、前記第１および第２折返片に囲まれた保持空間とを備え、
前記第１および第２折返片の少なくともいずれかは、弾性部材により形成され、
弾性を有する前記第１および第２折返片の少なくともいずれかは、前記光ケーブルが前記本体部の開口側から前記保持空間へ挿入される時に、前記光ケーブルとの接触による押圧力により、保持空間側へ撓むことを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The cable holding portion includes a main body having a U-shaped cross section, first and second folded pieces formed respectively at the ends of the main body and folded inward, and the main body, the first and second folded portions. With a holding space surrounded by pieces,
At least one of the first and second folded pieces is formed of an elastic member,
At least one of the first and second folded pieces having elasticity, when the optical cable is inserted into the holding space from the opening side of the main body, is pressed toward the holding space by a pressing force due to contact with the optical cable. An optical cable holder which bends. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記アームおよび前記ケーブル保持部は、前記着脱部が前記支柱に取り付けられた状態で前記支柱の軸長方向に延在する軸部材により回動自在に連結されていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
The optical cable holder, wherein the arm and the cable holding portion are rotatably connected by a shaft member extending in an axial length direction of the support in a state where the detachable portion is attached to the support. . 請求項１４記載の光ケーブル保持具において、
前記アームは、前記着脱部の反対側の端に形成され、前記軸部材が挿通される第１連結穴と、前記第１連結穴の周囲に間隔をおいて形成された複数の第５係止部を備え、
前記ケーブル保持部は、前記第１連結穴に対応する位置に形成された第２連結穴と、前記第２連結穴の周囲における前記第５係止部に対応する位置に間隔をおいて形成された複数の第５係合部を備えていることを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 14,
The arm is formed at an end opposite to the attachment / detachment portion, and has a first connection hole through which the shaft member is inserted, and a plurality of fifth locking members formed at intervals around the first connection hole. Part,
The cable holding portion is formed at a distance between a second connection hole formed at a position corresponding to the first connection hole and a position corresponding to the fifth locking portion around the second connection hole. An optical cable holder comprising a plurality of fifth engagement portions. 請求項１または請求項２記載の光ケーブル保持具において、
前記支柱には、二つのアームが取り付けられ、
二つの前記アームは、前記支柱に取り付けられた状態で、前記着脱部から前記ケーブル保持部まで真っ直ぐに延在する第１アームと、前記支柱に取り付けられた状態で、前記着脱部と前記ケーブル保持部との間に、前記支柱の軸長方向に段差を有する第２アームとであり、
前記第１および第２アームの前記着脱部を前記支柱に隣接して取り付けた状態で、前記第１および第２アームに取り付けられた前記ケーブル保持部は、同一平面上に位置することを特徴とする光ケーブル保持具。The optical cable holder according to claim 1 or 2,
Two arms are attached to the support,
A first arm extending straight from the attaching / detaching portion to the cable holding portion in a state where the arm is attached to the support; and A second arm having a step in the axial direction of the column between
The cable holding portions attached to the first and second arms are located on the same plane in a state where the attachment / detachment portions of the first and second arms are attached adjacent to the columns. Optical cable holder.
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JP2017199889A (en) * 2016-05-01 2017-11-02 竜三 塚本 Cord case
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