JP2004281031A - 低抵抗反平行タブを有する磁気抵抗型センサ - Google Patents

低抵抗反平行タブを有する磁気抵抗型センサ Download PDF

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Abstract

【課題】低抵抗で製造し易い反平行結合バイアス・タブを有する磁気抵抗型センサを提供する。
【解決手段】磁気抵抗型センサ400は二つのバイアス安定化タブ438a、438bを含む。最初はバイアス層410、キャップ層312及び保護キャップ層414は連続した層として膜形成されるが、センサの形成によってこれらの層の各々が二つの部分に分割される。第一のバイアス安定化タブ438aは非磁性結合層408上の第一の部分408a上に形成される第一のバイアス層410a、第一のキャップ層412a、及び第一の保護キャップ層414aを含む。また第二のバイアス安定化タブ438bは非磁性結合層408上の第二の部分408b上に形成される第二のバイアス層410b、第二のキャップ層412b、及び第二の保護キャップ層414bを含む。
【選択図】図4h

Description

本発明は一般に磁気ディスク・ドライブで用いられる磁気スピン・バルブ・センサに係り、更に具体的には非常に低抵抗の導電路を有する反平行タブ磁気スピン・バルブ・センサに関する。
ディジタル情報の磁気記録を利用するディスク・ドライブは当代のコンピュータ・システムのデータの大部分を記憶する。ディスク・ドライブは同心状に分離したデータ・トラックを持った少なくとも1枚の回転ディスクを有する。各ディスク・ドライブは更にトラック上のデータを書き込み及び読み出しするため一般的に独立した書き込み素子及び読み出し素子を持つ少なくとも1個の記録ヘッドを有する。記録ヘッドはスライダ上に形成され、スライダはサスペンションに取り付けられる。記録ヘッド、スライダ、及びサスペンションの組み合わせはヘッド・ジンバル・アセンブリと呼ばれる。
更に、特定の対象トラック上に記録ヘッドを位置決めするアクチュエータが存在する。アクチュエータは対象トラックをシークするために先ず回転する。記録ヘッドをトラック上に位置決めした後、アクチュエータは記録ヘッドを当該トラックに精密な位置合わせ精度で維持する。ディスク・ドライブのディスクはサブストレート及び磁気記録のためにサブストレート上に形成された磁性層を有する。記録ヘッドを保持するスライダは、エアー・ベアリングが形成されるディスク対向面を有する。エアー・ベアリングはスライダが空気のクッション上を浮動し、ディスク面に接近して位置付けられることを可能にする。或いはスライダのディスク対向面をディスクと部分的に又は連続的に接触するように構成することもできる。
多くの当代のディスク・ドライブの読み出し素子は磁気スピン・バルブ・センサを含んでいる。磁気スピン・バルブ・センサは強磁性ピン層、非磁性導電層、及び強磁性フリー層を含む層のサンドイッチ状のものである。スピン・バルブ・センサの抵抗は、ディスク上に書き込まれた磁化反転からの磁界のような印加磁界の方向と大きさに対して変化する。抵抗変化を検出するために、センサ中をセンス電流が流される。
磁気スピン・バルブ・センサのフリー層は通常、磁気安定性を保証しスプリアス信号を阻止するために一定の弱い磁界の存在下で動作される。センサへの弱い磁界の印加は、時に磁気バイアスを加える又はセンサを磁気的に安定化するというように呼ばれる。磁気バイアスを加えるために有効に用いられる一つの構造はフリー層の部分に反平行結合した一対の磁気安定化タブである。このバイアス構造は有効である。しかし、実際的な問題が二つ存在する。
一つは、一般にアニーリング時に酸化物層がキャップ層の上に形成されることである。この酸化物層はリード線構造の形成前にイオン・ミリングで完全に除去されなければならない。もし酸化物層が完全には除去されない場合はセンサの抵抗が増大することになる。時に寄生抵抗と呼ばれるこの増加した抵抗は外部磁界に感応するセンサに関係しないのでセンサの有効感度が低下する。二つ目は、上述のイオン・ミリング操作が磁気タブの磁気バイアス層に対して損傷を起こし易いことである。イオン・ミリングによる損傷で最も一般的なものは、磁気バイアス層の磁気モーメントの低下である。磁気バイアス層は、フリー層の隣接する部分よりもわずかに大きな磁気モーメントを持つことが重要である。磁気バイアス層はイオン・ミリングによる損傷に非常に影響を受け易く、従ってこのセンサ構造は製造が困難である。
必要なのは、低抵抗で製造し易い反平行結合バイアス・タブを有する磁気抵抗型センサである。
本発明の好適な実施例は、新規な反平行結合バイアス・タブを有する磁気抵抗型スピン・バルブ・センサを提供する。各反平行バイアス・タブは、フリー層の部分と反平行結合する強磁性バイアス層を含む。各反平行バイアス・タブは更にキャップ層と保護キャップ層の両者を含む。保護キャップ層の存在がアニーリング時のキャップ層の酸化を防ぐ。保護キャップ層の存在は更に、酸化した材料を除去するためのイオン・ミリング操作を不要にし、従ってバイアス層に損傷を与える可能性を阻止する。
このようにして本発明によって与えられる磁気抵抗型センサの実施例は低抵抗で、製造中にバイアス層に損傷が生ずる危険性が非常に低い。本発明の別の実施例は保護キャップ層を持った反平行結合バイアス・タブを有する磁気抵抗型センサを含む読み出し素子を持つディスク・ドライブを提供する。本発明のその他の特徴や利点は、図面と併せて理解すれば、本発明の原理が例として示される以下の詳細な説明により明らかになるであろう。
本発明によれば、低抵抗で製造し易い反平行結合バイアス・タブを有する磁気抵抗型センサを提供することができる。
本発明の好適な実施例に従う反平行結合タブを有する磁気抵抗型センサは各バイアス・タブに対して保護キャップ層を含む。本発明に従うセンサは寄生抵抗が小さい。製造時、本発明に従うバイアス・タブ構造を有するセンサはイオン・ミリングによる損傷に対して有効に保護される。
図1を参照すると、磁気ディスク・ドライブ100はスピンドル104に支持され、モータ(図示せず)によって回転される少なくとも1枚の回転可能な磁気ディスク102を有する。読み出し及び書き込みの間ディスク102の表面上に位置決めされる記録ヘッド108を取り付けた少なくとも1個のスライダ106が存在する。記録ヘッド108はディスク102上にデータを書き込むための書き込み素子を含む。記録ヘッドは更に、ディスクからのデータを読み出すための読み出し素子として用いられる本発明(以下に詳細に示される)に従う磁気スピン・バルブ・センサを含む。
スライダ106はサスペンション110に取り付けられ、サスペンション110はアクチュエータ112に取り付けられる。アクチュエータ112はディスク・ドライブ100のハウジング116にピボット114を中心として回転するように取り付けられており、ボイス・コイル・モータ118によってピボット回転する。ディスクが回転すると、アクチュエータ112は、対象となるデータ・トラックにアクセスするために、ディスク102上の半径方向の弓形の軌道120に沿ってスライダ106とサスペンション110を位置決めする。
再び図1を参照すると、ディスク・ドライブ100の動作中、回転ディスク102のスライダ106との相対運動はスライダ106とディスク102表面との間にエアー・ベアリングを生成し、スライダ106に対して上向きの力を及ぼす。この上向きの力は、スライダ106をディスク102の表面方向に向かわせるサスペンション110によるばね力と平衡する。或いは、スライダ106は動作中ディスク102の表面と部分的又は連続的のいずれかで接触するようになっていても良い。
図2はスライダ200のより詳細な図を示す。記録ヘッド218はスライダ200の後端面206に形成されるのが望ましい。図2は記録ヘッド218の書き込み素子の上部磁極208とコイル214の巻線210を示す。二つの磁気シールド220の間に配置される読み出しセンサ204を含む読み出し素子はスライダ胴体202と書き込み素子の間に形成される。書き込み素子及び読み出し素子と接続を可能にする電気接続端子212が示される。
図3aは従来技術に従う部分的に完成した磁気抵抗型センサ300を示す。ピン層302は強磁性材料の単純な層であって良い。或いはピン層302は反平行結合した強磁性層の集まりであっても良い。ピン層302は反強磁性層(図示せず)上に形成されても良い。或いは、ピン層302が自己固定式の場合は反強磁性層は必要ないであろう。非磁性導電層304がピン層302上に形成される。強磁性フリー層306が非磁性導電層304上に形成される。通常ルテニウムから成る、薄い非磁性層308がフリー層306上に形成され、薄い非磁性層308上に形成される強磁性バイアス層310との反平行結合を助長する。通常タンタルから成るキャップ層312がバイアス層310上に形成される。図3aに示される構造300は、ここで真空状態から取り出されて、温度を上昇させた状態でアニールされる。
図3bはアニーリング操作の結果生じた、キャップ層312に於ける酸化材料314の形成を示す。酸化物層314は後で形成されるリード線構造(図示せず)との良好な電気接続を保証するために、イオン・ミリング316によって除去される。このイオン・ミリング操作316は酸化物層314を十分に除去するように相対的に攻撃的でなければならずバイアス層310に損傷を与える危険があるので、より厚いキャップ層が必要となる。
図4aは本発明に従う部分的に完成した磁気抵抗型センサ400の図を示す。センサ400は強磁性材料の単純な層であるピン層402を含む。或いは、ピン層402は反平行結合強磁性層の集まりであっても良い。ピン層402は反強磁性層(図示せず)上に形成されても良い。或いはピン層402が自己固定式の場合は、反強磁性層は必要ないであろう。一般に銅から成る非磁性導電層404がピン層402上に形成される。強磁性フリー層406が非磁性導電層404上に形成される。フリー層406は強磁性合金の単層であっても良いし、或いは強磁性合金の多層であっても良い。適当な強磁性合金は一般に鉄、ニッケル、及びコバルトから成る2元又は3元合金により構成される。通常ルテニウムから成る薄い非磁性結合層408がフリー層406上に形成される。この薄い非磁性結合層408は、薄い非磁性層408上に形成される強磁性バイアス層410と下にあるフリー層406との間の反平行結合を助長する。バイアス層410の磁気モーメントは、通常フリー層406の磁気モーメントより多少大きくなければならない。通常タンタルから成るキャップ層412がバイアス層410上に形成される。重要なのは保護キャップ層414がキャップ層412上に形成されることである。
保護キャップ層414は、キャップ層を酸化から保護し、自らは容易には酸化されにくいロジウム(Rh)、金(Au)、ルテニウム(Ru)、又は他の材料から形成される。保護キャップ層414は約10〜30オングストロームの範囲の厚さで有効となる。30オングストロームよりも厚い保護キャップ層でも有効であり得るが、センサ・スタックに望ましくない厚さが加わることになる。図4aに示す磁気抵抗型センサ400は、ここで真空状態から取り出されて、温度を上昇させた状態でアニールされる。
図4bはアニーリング後で、フォトレジスト・リフトオフ構造450形成後の磁気抵抗型センサの図を示す。キャップ層412は保護キャップ層414によってアニーリング中酸化から保護された。保護キャップ層414として選択される材料はアニーリング中容易には酸化されにくいものである。本発明の利点は、キャップ層が約30〜50オングストロームの範囲の比較的薄い厚さにできることである。それにひきかえ従来のキャップ層(図3a及び3bの312)の厚さは一般に約80オングストロームよりも厚くなっていた。
図4cはリード線層416a、416bを膜形成した図を示す。リード線416a、416bは保護キャップ層414上に形成される。リード線材料416cがフォトレジスト450上にも形成されるが、リフトオフ(図示せず)中にフォトレジスト450と共に除去される。酸化が起らないので、リード線層416a、416bとその下にある保護キャップ層414との間の抵抗は非常に小さくなる。
図4dはフォトレジスト(図4cの450)のリフトオフ後のセンサの図を示す。図4eは保護キャップ層414の、参照番号415で示す露光部分を除去するためにイオン・ミリング操作452を使用することを示す。イオン・ミリング操作452は最初の保護キャップ層414を二つの残りの部分に変える。この後の図では最初の保護キャップ層414の二つの残りの部分は二つの別々な層として参照され、参照番号414a及び414bが付せられる。一般にイオン・ミリング操作452は、リード線416a、416bによって覆われていない材料415を除去するために用いられるに過ぎない。従って、露光領域415以外のバイアス層410を損傷する可能性は大幅に低減される。
図4fはキャップ層412の露光部分413を除去するために、フッ素リアクティブ・イオン・エッチング454を使うことを示す。フッ素リアクティブ・イオン・エッチング454は、最初のキャップ層412を二つの残りの部分に変える。この後の図ではキャップ層の二つの残りの部分は参照番号412a及び412bが付せられる。バイアス層410はフッ素リアクティブ・イオン・エッチング454の有効なエッチング終点として役に立つ。
図4gはバイアス層410の露光部分411の磁気モーメントを消失させるために酸素リアクティブ・イオン・エッチング456を使用することを示す。酸素リアクティブ・イオン・エッチング456の後露光部分411のある材料は除去され、ある材料は残るであろう。バイアス層410の露光部分の磁気モーメントは材料が除去されたか否かにかかわらず、消失する。薄い非磁性結合層408は酸素リアクティブ・イオン・エッチング456の間のエッチング終点として役立ち、こうしてフリー層406の損傷を保護する。一旦バイアス層410の露光部分411の磁気モーメントが消失すれば消失部分411に直接向き合うフリー層406の部分407は外部磁界に感応するようになる。バイアス層410の消失部分411の幅460はフリー層406の有効部分407の幅462を決定する。
図4hは完成したセンサ400の図を示す。ピン層402、非磁性導電層404、フリー層406、及び非磁性結合層408はセンサ400の形成の間、そのままの状態にある。バイアス層(図4aの410)の露光部分411のあるものは酸素リアクティブ・イオン・エッチング(図4gの456)を受けた後で残っていても良い。一般にタンタルで形成されるオーバ・コート層434a、434bがリード線416a、416b上に形成されている。図4hに示す磁気抵抗型センサ400は二つのバイアス安定化タブ438a、438bを含む。バイアス層、キャップ層及び保護キャップ層は最初は連続した層として膜形成されたが、センサの形成によってこれらの層の各々が二つの部分になっている。そこでこれらの残っている層を別々に記すのが便利である。従って、第一のバイアス安定化タブ438aは非磁性結合層408上の部分408a上に形成される第一のバイアス層410a、第一のキャップ層412a、及び第一の保護キャップ層414aを含むことになる。また第二のバイアス安定化タブ438bは非磁性結合層408上の部分408b上に形成される第二のバイアス層410b、第二のキャップ層412b、及び第二の保護キャップ層414bを含むことになる。
本発明に従う読み出し素子は保護キャップ層を含む。この保護キャップ層はキャップ層を酸化から有効に保護する。したがって、寄生抵抗はかなり低減される。また、キャップ層が酸化から保護されるので酸化物を除去するのにイオン・ミリングが必要でなくなり、バイアス安定化タブのバイアス層はイオン・ミリングによる損傷から保護される。本発明の特定の実施例が示され説明されてきたが、本発明はこれまで記述した特定の形態や処理に限定されるものでない。当業者であれば本発明の範囲に入る他の実施例を容易に認識できるであろう。
本発明に従う磁気抵抗型センサを有するディスク・ドライブの構成を示す図である。 本発明に従う磁気抵抗型センサを有するスライダ及び記録ヘッドの構成を示す図である(但し寸法関係は無視している。) 従来技術に従うアニーリング前の磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である(但し寸法関係は無視している)・ 従来技術に従うアニーリング後の磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。 本発明の一実施例による、アニーリング前の保護キャップ層を有する磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。(但し寸法関係は無視している。) 本発明の一実施例による、アニーリング後で、フォトレジスト・リフトオフ構造形成後の保護キャップ層を有する磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。 本発明の一実施例による、リード線材料を膜形成した後の磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。 本発明の一実施例による、フォトレジスト・リフトオフ後の磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。 本発明の一実施例による、イオン・ミリングを受ける磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。 本発明の一実施例による、フッ素リアクティブ・イオン・エッチングを受ける磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。 本発明の一実施例による、酸素リアクティブ・イオン・エッチングを受ける磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。 本発明の一実施例による、完成した磁気抵抗型センサのディスク対向面の構成を示す図である。
符号の説明
100…磁気ディスク・ドライブ、102…磁気ディスク、104…スピンドル、
106,200…スライダ、108,218…記録ヘッド、110…サスペンション、
112…アクチュエータ、114…ピボット、116…ハウジング、
118…ボイス・コイル・モータ、202…スライダ胴体、204…読み出しセンサ、
220…磁気シールド、212…電気接続端子、400…磁気抵抗型センサ、
402…ピン層、404…非磁性導電層、406…フリー層、
407…フリー層の有効部分、408…非磁性結合層、
408a…非磁性結合層の第一の部分、408b…非磁性結合層の第二の部分、
410…バイアス層、410a…第一のバイアス層、410b…第二のバイアス層、
412…キャップ層、412a…第一のキャップ層、412b…第二のキャップ層、
414…保護キャップ層、414a…第一の保護キャップ層、
414b…第二の保護キャップ層、411,413,415…露光部分、
416a、416b…リード線、434a,434b…オーバ・コート層、
438a…第一のバイアス安定化タブ、438b…第二のバイアス安定化タブ、
450…フォトレジスト・リフトオフ構造、452…イオン・ミリング、
454…フッ素リアクティブ・イオン・エッチング、
456…酸素リアクティブ・イオン・エッチング。

Claims (12)

  1. 強磁性ピン層と、
    前記ピン層上に配置される非磁性導電層と、
    前記非磁性導電層上に配置される強磁性フリー層と、
    前記フリー層上に配置され、第一の部分と第二の部分を有する非磁性結合層と、
    前記非磁性結合層の前記第一の部分上に形成される第一の強磁性バイアス層と、前記第一の強磁性バイアス層上に形成される第一のキャップ層と、前記第一のキャップ層上に形成される第一の保護キャップ層と、を有する第一の反平行結合バイアス安定化タブと、
    前記非磁性結合層の前記第二の部分上に形成される第二の強磁性バイアス層と、前記第二の強磁性バイアス層上に形成される第二のキャップ層と、前記第二のキャップ層上に形成される第二の保護キャップ層と、を有する第二の反平行結合バイアス安定化タブと、
    を有することを特徴とするスピン・バルブ磁気抵抗型センサ。
  2. 前記非磁性結合層は、ルテニウムから形成されることを特徴とする請求項1記載のスピン・バルブ磁気抵抗型センサ。
  3. 前記第一のキャップ層及び前記第二のキャップ層は、タンタルから形成されることを特徴とする請求項1記載のスピン・バルブ磁気抵抗型センサ。
  4. 前記第一の保護キャップ層及び前記第二の保護キャップ層は、ロジウムから形成されることを特徴とする請求項1記載のスピン・バルブ磁気抵抗型センサ。
  5. 前記第一の保護キャップ層及び前記第二の保護キャップ層は、金から形成されることを特徴とする請求項1記載のスピン・バルブ磁気抵抗型センサ。
  6. 前記第一の保護キャップ層及び前記第二の保護キャップ層は、ルテニウムから形成されることを特徴とする請求項1記載のスピン・バルブ磁気抵抗型センサ。
  7. ディスクと、
    前記ディスク上にデータを書き込むための書き込み素子と、
    スピン・バルブ磁気抵抗型センサを含み、前記ディスクからデータを読み出すための読み出し素子と、を有するディスク・ドライブにおいて、
    前記スピン・バルブ磁気抵抗型センサは、
    強磁性ピン層と、
    前記ピン層上に配置される非磁性導電層と、
    前記非磁性導電層上に配置される強磁性フリー層と、
    前記フリー層上に配置され、第一の部分と第二の部分を有する非磁性結合層と、
    前記非磁性結合層の前記第一の部分上に形成される第一の強磁性バイアス層と、前記
    第一の強磁性バイアス層上に形成される第一のキャップ層と、前記第一のキャップ層
    上に形成される第一の保護キャップ層と、を有する第一の反平行結合バイアス安定化
    タブと、
    前記非磁性結合層の前記第二の部分上に形成される第二の強磁性バイアス層と、前記
    第二の強磁性バイアス層上に形成される第二のキャップ層と、前記第二のキャップ層
    上に形成される第二の保護キャップ層と、を有する第二の反平行結合バイアス安定化
    タブと、
    を有することを特徴とするディスク・ドライブ。
  8. 前記非磁性結合層は、ルテニウムから形成されることを特徴とする請求項7記載のディスク・ドライブ。
  9. 前記第一のキャップ層及び前記第二のキャップ層は、タンタルから形成されることを特徴とする請求項7記載のディスク・ドライブ。
  10. 前記第一の保護キャップ層及び前記第二の保護キャップ層は、ロジウムから形成されることを特徴とする請求項7記載のディスク・ドライブ。
  11. 前記第一の保護キャップ層及び前記第二の保護キャップ層は、金から形成されることを特徴とする請求項7記載のディスク・ドライブ。
  12. 前記第一の保護キャップ層及び前記第二の保護キャップ層は、ルテニウムから形成されることを特徴とする請求項7記載のディスク・ドライブ。
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