JP2004280670A - Push型情報提供システム、その提供方法及びそのプログラム - Google Patents

Push型情報提供システム、その提供方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報提供者から情報の提示タイミングが指定される情報提供サービスはユーザが多いとサーバに負荷が集中し端末で同じサービスをうけられなかった。
【解決手段】端末とサーバとで構成され、端末は、スケジュール等を含むデータベースと、定期的に現在時刻を監視して、ある時刻に該当するスケジュールがあったときに指示された内容に従って選択したアクションを実行するアクション実行手段と、ユーザ入力を受け付ける入力受付手段とを有する。サーバは、ユーザ属性や配信ルールを保持するデータベースと、端末からの要求に応じてスケジュールを配信するスケジュール配信手段と、コンテンツを配信するコンテンツ配信手段と、端末から通知されたユーザ入力データを処理するユーザ入力データ処理手段と、ユーザ属性と配信ルールからユーザごとのスケジュールを作成するスケジュール作成手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
情報提供者が指定した時刻での端末への情報提示と、利用者の端末操作内容と操作時刻の収集を行うサービスを実施する際に、サーバ負荷を高めることなく、リソースや状態の異なる端末に対して実現可能とする、PUSH型情報提供システム、その提供方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットに接続された端末が広く普及したことにより、ニュースや天気予報、広告などのさまざまな情報提供サービスが存在する。これらのサービスは通常、「情報の提供」と「ユーザの反応収集」で成り立っている。
ここでは、特にPUSH型の情報提供サービスを考える。PUSH型の情報提供とは、ユーザ(情報受信者)の要求したタイミングではなく、情報提供者が指定したタイミングで情報を提供するものを指す。PUSH型情報提供サービスは、情報提示タイミングの指定方法の違いで2つに分けることができる。
【0003】
1つは提示タイミングが情報提供者から詳細に指定されないもので、例えば毎日10時ごろにニュースを配信するサービス、新しい広告が入った時に配信するサービス、などが挙げられる。
【0004】
もう1つは提示タイミングが詳細に指定されるもので、講師の映像に合わせたプレゼンテーション資料の提示や、放送番組やライブ映像と連携した情報提示などが挙げられる。
【0005】
前者の提示タイミングが詳細に指定されない情報提供サービスは、電子メールによる情報提供や、端末が定期的にサーバに問い合わせることなどによって実施されている。これらの実現方法を後者の情報提供サービスに適用することは、ユーザへの情報提示タイミングを厳密に指定することが困難であるために難しい。
【0006】
他の実現方法として、サーバ・端末間の通信を常に確立させておくことが考えられるが、通信コストやサーバの負荷コストが大きく、本発明の目的には適さない。
【0007】
さらに、他の実現方法としては、提示情報や提示時刻をあらかじめ端末に送信して保存させ、保存した情報に従って端末が動作する方法が提案されている。例えば特許文献1には、コンテンツと提示スケジュールがあらかじめ端末に配信され、時刻に合わせて端末がコンテンツを提示するシステムである。この方法をとった場合、端末はサーバに対して、「スケジュールの取得」「コンテンツの取得」「ユーザ入力の通知」という少なくとも3種類の問い合わせをすることになる。従って、サービスに参加するユーザ数が多い時、これらの問い合わせがサーバに集中するという問題がある。また、事前に提示情報を保存させておくために、リソースの異なる端末に同じサービスを提供することが困難という問題がある。具体的には、PC向けの配信サービスをPDAや携帯端末向けに提供しようとすると、保持できるデータ量が少なく事前配信された情報を読みきれないということである。更に、携帯端末やPDAを対象とする場合は、電波状態が悪くデータ送信や取得に失敗する場合の対処ができていなかった。
【0008】
特許文献2には、ユーザの入力データを暗号化してサーバに通知するシステムであり、端末にはサーバへの通知時刻を決定する手段(スケジューリング手段)があり、サーバへの通知時刻を分散させることが可能である。しかし、個々の端末が通知タイミングを決定するため、規模が大きくなると負荷分散は難しい。また、サーバが負荷を予測することができない。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−268023(ページ6−13、図1)
【特許文献2】
特開2001−101107(ページ6−12、図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
情報提供者から、情報の提示タイミングが詳細に指定される情報提供サービスは、サーバの負荷が集中する問題と、リソースや状態の異なる端末で同じサービスを受けられない場合があるという問題があった。
【0011】
本発明の第1の目的は、情報の提示時刻を指定する情報提供サービスにおいて、サーバの負荷を制御でき、更にリソースや状態の異なる端末でも同じサービスが受けられるシステムを提供することである。
【0012】
本発明の第2の目的は、前述の情報提供サービスにおいて、通信状況が悪い場所にいるユーザが可能な限りサービスに参加できるシステムを提供することである。
【0013】
本発明の第3の目的は、前述の情報提供サービスにおいて、端末の設定時刻に関係なく、情報提供者が指定した時刻に情報を提示し、ユーザが操作した時刻を取得することができるシステムを提供することである。
本発明の第4の目的は、前述の情報提供サービスにおいて、一連の端末動作の開始時刻が直前にならないと決まらない場合にも対応できるシステムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のシステムは、端末システム(図1の100)とサーバシステム(図1の200)とで構成される。端末システムは、スケジュール・コンテンツ・ユーザ入力データを保持するデータベース(図1の101)と、現在時刻を監視して、スケジュールに記述された実行時刻にアクション実行手段を呼び出す時刻監視手段(図1の102)と、スケジュールに記述された内容に従ってアクションを選択し、実行するアクション実行手段(図1の103)と、複数のアクション実現手段(図1の104)と、ユーザ入力を受け付ける入力受付手段(図1の105)とを有する。アクション実現手段には、情報提示に関わるもの(画面提示手段(図1の104d)、音声再生手段(図1の104e)など)と、サーバから情報を取得するもの(スケジュール取得手段(図1の104a)、コンテンツ取得手段(図1の104b)など)、サーバへ情報を通知するもの(ユーザ入力データ送信手段(図1の104c)など)がある。データベース(101)は、情報を保持できるものであれば、データベースの形態をとらなくてもよい。
サーバシステムは、端末属性、ユーザ属性、配信ルールなどを保持するデータベース(図1の201)と、端末からの要求を受けてスケジュール作成手段(図1の204)を呼び出し、取得したスケジュールを端末に配信するスケジュール配信手段(図1の203)と、コンテンツを配信するコンテンツ配信手段(図1の202)と、端末から通知されたユーザ入力データを処理するユーザ入力データ処理手段(図1の205)と、ユーザ属性と配信ルールからユーザごとのスケジュールを作成するスケジュール作成手段(図1の204)とを有する。データベース(201)は、情報を保持できるものであれば、データベースの形態をとらなくてもよい。
このような構成を採用し、情報提示と入力データ通知のために端末が行う様々な処理をスケジュールに従って実行する手段を端末に持たせ、更に配信ルールに基づいてスケジュールを生成する手段をサーバに持たせることによって、本発明の第1の目的を達成することができる。
【0015】
また、本発明の第2のシステムは、第1のシステムにおける端末システムに、処理に失敗が発生した時に、同じ処理を実行するスケジュールを端末のデータベースに登録するスケジュール再登録手段(図2の106)を加えた構成を成す。このような構成を採用し、端末が処理を失敗してもその処理が時間をおいて再実行されることにより、本発明の第2の目的を達成することができる。
【0016】
また、本発明の第3のシステムは、第1のシステムにおけるサーバシステムに、差分時刻算出手段(図3の206)を加えた構成を成す。このような構成を採用し、端末が自端末の時刻をサーバに通知し、サーバがサーバの持つ時刻と端末の時刻との差分値を算出し、算出した差分値をスケジュールやユーザの操作時刻に加味することによって、本発明の第3の目的を達成することができる。
【0017】
また、本発明の第4のシステムは、第1のシステムにおける端末システムのアクション実現手段として、時刻取得手段(図4の104g)を加え、更にサーバシステムに、時刻確定手段(図4の207)、時刻配信手段(図4の208)を加えた構成をなす。このような構成を採用し、実行時刻が未確定であるスケジュールをあらかじめ端末に配信し、後から確定した時刻を端末に取得させることによって、実行時刻が直前に変更する場合にも対応でき、本発明の第4の目的を達成することができる。
【0018】
また、本発明の第5のシステムは、第1のシステムにおけるサーバシステムに、ユーザ情報取得手段(図5の209)を加えた構成をなす。このような構成を採用し、端末が通信のたびに自端末の状態をサーバに通知し、サーバが通知されたデータをユーザ情報として取得し、取得したユーザ情報をスケジュール作成時に利用することによって、動的に変化する状態に応じたスケジュール作成が可能となり、本発明の第1の目的を達成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、端末システム100と、サーバシステム200と、端末システム100とサーバシステム200を通信で接続するインタネットを含むネットワーク300と、で構成される。
【0021】
〔端末機能〕
端末システム100は、データベース101と、時刻監視手段102と、アクション実行手段103と、アクション群104と、入力受付手段105と、時計107とを含む。
【0022】
データベース101は、ユーザ識別子、端末システム100の動作制御情報を記述したスケジュール、提示された情報に対してユーザが行った操作内容を記述したユーザ入力データ、及び画面構成ファイル・画像ファイル・音声ファイルなどのコンテンツ、を保持している。これらのデータ構成例を図6に示す。
【0023】
スケジュールは、実行時刻、アクション識別子、アクション引数からなるデータで、図6(a)の例では、実行時刻は年月日時分秒で記述され、アクション識別子は文字列で記述され、アクション引数はアクション実現手段ごとにフォーマットの異なる文字列で記述される。尚、アクション引数とは、各アクション実現手段に対して実行内容を指示する文字列である。アクション引数は記述しないこともある。
【0024】
図6の(b)に例示するユーザ入力データは、画面識別子と入力時刻と入力データからなる。画面識別子は、この例では画面構成ファイル名で表現する。入力時刻は年月日時分秒で記述され、入力データは文字列で記述される。入力データの記述形式は入力を行った画面によって異なる。
【0025】
時刻監視手段102は、データベース101からスケジュールを読み出して保持しており、時計107から現在の時刻を取得して確認することで、それぞれのスケジュールが実行時刻になると、アクション実行手段103に対応するスケジュールを通知する。
【0026】
アクション実行手段103は、時刻監視手段102から通知されたスケジュールから、アクション識別子、アクション引数を読み出し、複数のアクション実現手段104の中の対応するアクション実現手段104a〜104fのいずれかを選択し選択したアクション実現手段104にアクション引数を通知する。
【0027】
アクション実現手段104のうち、音声再生手段104eはデータベース101からアクション引数で指定された音声ファイルを取得し、指示された回数で再生する。
【0028】
画面提示手段104dはデータベース101からアクション引数で指定された画面構成ファイルやリンクされた画像ファイルを取得し、端末システム100の画面に提示する。
【0029】
ユーザ入力データ送信手段104cは、データベース101に保持されたユーザ入力データに、端末システム100ごとに割り振られた端末IDを付加してサーバシステム200に送信する。
【0030】
コンテンツ取得手段104bは、アクション引数で指定されたコンテンツをサーバシステム200から取得する。
【0031】
コンテンツ消去手段104fは、アクション引数で指定されたコンテンツをデータベース101から削除する。
【0032】
スケジュール取得手段104aは、端末IDをサーバシステム200に通知してサーバシステム200からスケジュールを取得する。
【0033】
〔端末の動作1〕
次に、図7、図8、図9、図10を参照して、本実施の形態における端末システム100の動作について詳細に説明する。
【0034】
図7は、スケジュールに基づいてアクションを実行する時刻監視手段102の動作を示すフローチャートである。動作は図7の(a)、図7の(b)の2通りあり、状況に応じて使い分ける。
【0035】
図7の(a)は定期的に監視を行う手法である。時刻監視手段102はまず端末システム100の現在時刻を時計107から読み出し(ステップ401)、実行時刻が現在時刻以前となっているスケジュールの有無を確認する(ステップ402)。そのようなスケジュールが存在しなければ、監視間隔Nの一定時間ごとの処理を中断し(ステップ405)、(ステップ401)に戻る。
【0036】
現在時刻以前の実行時刻を持つスケジュールがあった場合、そのスケジュールをアクション実行手段に通知する(ステップ403)。次に、通知したスケジュールをデータベース101から消去する(ステップ404)。対象となるスケジュールが複数あった場合は(ステップ403)と(ステップ404)を繰り返す。図7(a)の動作において、スケジュールの実行時刻の精度を高めるためには監視間隔Nを小さな値にする必要があり、(ステップ401)、(ステップ402)の実行回数が増えて処理の効率が悪くなる。
【0037】
図7の(b)は次のスケジュールの実行時刻を利用して監視を行う手法である。図7(a)の手順と異なる点は、スケジュールそれぞれについて、監視間隔Nに一番近いスケジュール実行時刻と現在時刻との差を設定する(ステップ505)ことである。これにより、(ステップ401)、(ステップ402)はスケジュールの実行時刻が近くなった時点でのみ実行されることとなり、図7(a)の手法に比べて処理の効率はよい。
【0038】
〔端末の動作2〕
図8のフローチャートは、端末システム100がスケジュールに従って、情報の提示とユーザ入力データのサーバ通知を行う際の動作の流れを示している。
【0039】
図9には、スケジュール(図9の(a))とユーザ入力データ(図9の(c))、アクション識別子と対応するアクションのマッピング(図9(b))を示している。
【0040】
端末システム100は、「毎日5時」など定期的に、もしくはスケジュールに従って、スケジュールをサーバシステム200から取得し、データベース101に格納する(ステップ601)。ここで、取得したスケジュールが図9の(a)で示すものであった場合を考える。
【0041】
図9(a)の最初のスケジュール(701)のアクション識別子“DownloadContent”に対応するアクション実現手段104は、アクションのマッピングによると、コンテンツ取得手段104bであるため(図9の(b)参照)、9時45分にコンテンツ取得手段104bにスケジュール(701)のアクション引数が通知される。これは、図8の(ステップ602)に対応する。
【0042】
コンテンツ取得手段104bは、このアクション引数で示されたコンテンツをサーバシステム200から取得し、データベース101に格納する。ここでは、alarm.mp3、yoyaku.htm、question.htm、album.jpgというコンテンツが取得される。ここで、スケジュール(701)に示したアクション引数の記述形式は一例で、基本的には取得するべきコンテンツ対象が明示されている形であればよい。
【0043】
次のスケジュールは図9(a)のスケジュール(702)、(703)に示すもので、10時に音声再生手段104eにアクション引数“file=alarm.mp3/repeat=3”が通知され、同時に画面提示手段104dにアクション引数“file=welcome.htm”が通知される。これは、図8の(ステップ603)に対応する。
【0044】
音声再生手段104eは、この例においてはalarm.mp3というメディアデータをrepeat=3の指定によって3回再生する。同時に画面提示手段104dはwelcome.htmに示された画面を図10の(a)に例示するように画面に提示する。
【0045】
次のスケジュールは、図9の(a)のスケジュール(704)、(705)に示すもので、10時10分に画面提示手段104dにアクション引数“file=yoyaku.htm”が、10時20分にアクション引数“file=question.htm”が通知される。これらは、図8の(ステップ603)に対応する。
【0046】
画面提示手段104dではスケジュール(703)と同様に処理が行われ、この例では、10時10分に図10の(b)に例示する画面が、10時20分に図10の(c)に例示する画面が提示される。
【0047】
図10の(b)、図10の(c)に例示した画面は、端末システム100を利用するユーザがなんらかの入力をできる画面である。ユーザから入力が行われると、端末システム100の入力受付手段105がユーザ入力データをデータベース101に保存する(ステップ605)。ここで、保存されたユーザ入力データを図9の(c)に示す。ユーザが入力を行った画面の識別子(この例では画面構成ファイル名)と、入力時刻、入力データが記述されている。
【0048】
次のスケジュールは図9(a)のスケジュール(706)に示すもので、10時23分にコンテンツ消去手段104fにアクション引数“alarm.mp3/yoyaku.htm/question.htm/album.jpg”が通知される。これは、図8の(ステップ604)に対応する。コンテンツ消去手段104fは、アクション引数に記述されているコンテンツをデータベース101から削除する。
【0049】
次のスケジュールは、図9の(a)のスケジュール(707)に示すもので、11時15分にユーザ入力データ送信手段104cに対して実行指示される。これは、図8の(ステップ606)に対応する。ユーザ入力データ送信手段104cは、データベース101からユーザ入力データを取得し、サーバシステム200に送信する。
【0050】
次のスケジュールは図9の(a)のスケジュール(708)に示すもので、11時30分にスケジュール取得手段104aが実行され、サーバシステム200からスケジュールをダウンロードする(ステップ601)。
【0051】
以上の一連の動作によって、端末システム100への情報提示、ユーザ入力データ通知が実行される。
【0052】
〔サーバの構成〕
サーバシステム200は、データベース201と、コンテンツ配信手段202と、スケジュール配信手段203と、スケジュール作成手段204と、ユーザ入力処理手段205と、を含む。
【0053】
データベース201は、ユーザの保持する端末種別やユーザ属性などの「ユーザ情報」と、ユーザごとに異なる配信スケジュールを確定する情報を含む「ルール」と、ユーザに提示する情報を構成する「コンテンツ」と、アクセス負荷分散に利用するために単位時間ごとのアクセス予定数が記録されている「アクセス予定データ」と、ユーザが端末システム100に対して行ったデータを表す「ユーザ入力データ」と、を保持している。
【0054】
図11にルールとユーザ入力データ、アクセス予定データのデータ例を示す。図11の(a)に示すルールの例では、個々のルールは「時刻条件」「対象ユーザ条件」「アクション識別子」「アクション引数」で構成される。
【0055】
アクション識別子、アクション引数の組み合わせで端末システム100に実行させたいアクションの内容を示している。これは、端末システム100におけるスケジュール(図6の(a))のアクション識別子、アクション引数に対応する。
【0056】
対象ユーザ条件には、ユーザ情報に保管されているユーザごと、及びユーザが保持している端末システム100ごとの属性に対する条件が記述されており、条件に一致するユーザだけにそのルールからスケジュールが選択作成され、配信される。たとえば、図11の(a)ルール(1001)の例ではユーザの端末システム100がPCであった場合に対応するスケジュールが配信される。また、ルール(1007)の場合は年齢が40歳未満の女性であった場合に当該スケジュールが配信される。
【0057】
時刻条件には、端末システム100によるアクション実行時刻をいくつかの形式で記述する。
【0058】
この例では「指定時刻(“年月日時分秒”の形式で指定する場合)」「ある時刻までに(“until 年月日時分秒”の形式で指定する場合)」「指定時刻からある時間の間に分散(“distribute 年月日時分秒+分”の形式で指定する場合)」の3つの形式で指定できる。
【0059】
図11の(a)のルール(1001)の例では、2003年1月28日9:55までに実行することが指示されている。ルール(1004)は10:00ちょうどに実行することが指示されている。ルール(1009)は、10:35から35分後までのいずれかの時点に実行することが指示されている。指定時刻を指定するルール以外のルールでは、スケジュールの実行時刻をスケジュール作成手段204が確定する。
【0060】
図11(b)に示すユーザ入力データの例では、端末システム100で保持していたユーザ入力データ(図6の(b))に、端末IDを加えたデータとなっている。
【0061】
図11(c)に示すアクセス予定データの例では、単位時間(図では10秒)毎の最大アクセス数が記述されている。アクセス予定データはスケジュール作成手段204が確定したスケジュールの実行時刻をもとに書き込む。
【0062】
コンテンツには、画面構成ファイルや音声や画像・映像などのメディアデータなどがあてはまる。ユーザからのコンテンツ配信要求を受けた時に対応するコンテンツを一意に決定できるようにデータベース201に保管してある。
【0063】
ユーザ情報には、端末システム100から通知される端末IDから一意に取得できる形で、端末種別や端末システム100を利用するユーザの性別や年齢などの属性が保持されている。ユーザ入力データは、図11の(b)に示した構成で保持されている。
【0064】
コンテンツ配信手段202は、端末システム100からのコンテンツ配信要求からコンテンツ識別子を取り出し、対応する画面構成ファイルや音声・画像などのファイルを端末システム100に返す。
【0065】
スケジュール配信手段203は、端末システム100からのスケジュール配信要求から端末IDを取り出し、スケジュール作成手段204に通知する。スケジュール作成手段204から配信するスケジュール情報が返ってくるとそれをスケジュール配信要求への返答として端末システム100に配信する。ここでいうスケジュール情報は、図6(a)に示したものと同じものである。
【0066】
スケジュール作成手段204は、スケジュール配信手段203から通知された端末IDに対応するユーザ情報を取り出し、ユーザ対象条件のあてはまるルールを選択し、アクセス予定データからスケジュールを確定してスケジュール配信手段203に返す。
【0067】
ユーザ入力処理手段205は、端末システム100からのユーザ入力データ通知を受けて、ユーザID、ユーザ入力データを取り出し、通知された端末システム100のユーザ入力データにユーザIDを加えてデータベース201に格納する。
【0068】
〔サーバの動作〕
次に、図12のフローチャートを参照して、本実施の形態におけるサーバシステム200のスケジュール配信についてその動作を詳細に説明する。
【0069】
スケジュール配信は、スケジュール配信手段203と、スケジュール作成手段204と、によって行われる。
【0070】
スケジュール配信手段203は、端末システム100からのスケジュール配信要求から端末IDを取り出し、スケジュール作成手段204に通知する。
【0071】
図12は通知された後のスケジュール作成手段204の動作の流れである。まず、通知された端末IDから、対応するユーザ情報をデータベース201から取得する(ステップ1101)。
【0072】
次に、データベース201に格納してあるルールのうち、現時点以降のルールを取得する(ステップ1102)。(ステップ1102)で取得したルールのユーザ対象条件を参照し、(ステップ1101)で取得したユーザ情報に当てはまるルールを選択する(ステップ1103)。(ステップ1103)で選択されたルールの実行時刻を、例えばアクセス予定データを参照して確定する(ステップ1104)。
【0073】
ここで、サーバシステム200へのアクセスを伴うルールの場合、時刻の確定は時刻条件に記述された時間範囲で、負荷を分散させるように決定する。たとえば、アクセス予定データを参照して、予定されているアクセス数が少ない時刻を選択する。図11の(c)においては、実行時刻が2003/1/28日の10:00:20の時間帯ではアクセス予定数が97と少ないので、時刻条件で許容できればこの時間帯の時刻がスケジュールに設定される。アクセス予定データのこの時間帯の最大アクセス数が1プラスされ98とされて更新が行われる。
【0074】
次に、(ステップ1103)で選択されたそれぞれのルールについて、(ステップ1104)で確定した実行時刻を加えてスケジュールに変換する(ステップ1105)。作成されたスケジュールをスケジュール配信手段203に通知する(ステップ1106)。その後スケジュール配信手段203が、スケジュールを要求した端末システム100に通知されたスケジュールを配信する。
【0075】
以上のように、スケジュールに従って端末システム100が動作し、サーバシステム200が端末システム100ごとのスケジュールを作成することによって、本発明の第1の目的である、提示タイミングを詳細に指定する情報提供サービスにおいて、サーバシステム200の負荷を制御でき、更にリソースの異なる端末システム100でも同じサービスが受けられるようにできる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0076】
図2を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、端末システム100が、図1で示した第1の実施の形態における構成に加えて、スケジュール再登録手段106を有する点で異なる。
【0077】
また、本実施の形態において端末システム100が保持するスケジュール情報は、図6の(a)で示した第1の実施の形態におけるデータ構成に加えて、図13に例示するように「タイムリミット」情報が存在する。
【0078】
「タイムリミット」情報は、サーバシステム200のスケジュール作成手段204が、ルールに記述されている時刻条件を元に算出する。
【0079】
本実施の形態では、端末システム100の動作のうち、サーバシステム200と通信を行うアクション実現手段104の動作が異なる。図2ではユーザ入力データ送信手段104c、コンテンツ取得手段104b、スケジュール取得手段104aなどのアクション実現手段104がこれにあたる。
【0080】
それぞれのアクション実現手段104において、サーバシステム200との通信に失敗した場合、通知されたスケジュール情報をそのままスケジュール再登録手段106に通知する。スケジュール再登録手段106は、通知されたスケジュールからタイムリミットを取り出し、現在時刻からタイムリミットまでの間の時刻を実行日時に設定した新しいスケジュールをデータベース101に登録する。
【0081】
以上のように、あるスケジュールに対応するアクションの実行が失敗した場合、タイムリミットとして指定された時刻を経過していなければ、実行内容は同じで実行時刻が異なるスケジュールが再登録される。従って、失敗したアクションは再実行されることになり、本発明の第2の目的である、通信状況が悪い場所にいるユーザも可能な限りサービスに参加できるサービスを提供することが可能になる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0082】
図3を参照すると、本発明の第3の実施の形態は、サーバシステム200が、図1で示した第1の実施の形態における構成に加えて、差分時刻算出手段206を有する点で異なる。
【0083】
本実施の形態では、端末システム100の動作のうち、サーバシステム200と通信を行うアクション実現手段104の動作が異なる。これらのアクション実現手段104は、サーバシステム200とデータをやりとりする際に必ず、端末システム100の時計107から端末時刻を取得してサーバシステム200に通知する。
【0084】
サーバ動作のうち、差分時刻算出手段206は、これらのアクション実現手段104からの通知を受け、端末時刻を取得して、サーバシステム200の時計209から取得したサーバ時刻との差分を算出する。算出した差分時刻は、データベース201に保存する。
【0085】
このほか、スケジュール配信手段203とユーザ入力データ処理手段205の処理が第1の実施の形態と異なる。スケジュール配信手段203は、実行時刻の確定処理(図12のステップ1104)において、データベース201から端末システム100とサーバシステム200の差分時刻を取得し、確定した実行時刻に取得した差分時刻を加味する。
【0086】
ユーザ入力データ取得手段205は、端末システム100からのユーザ入力データ通知をうけて、端末ID、ユーザ入力データを取り出し、データベース201から対応する差分時刻を取得し、通知された端末システム100のユーザ入力データに端末IDを加え、更にユーザ入力データの入力時刻に差分時刻を加味してデータベース201に格納する。
【0087】
以上のように、端末時刻とサーバ時刻との差分値をスケジュールとユーザ入力データに反映することによって、本発明の第3の目的である、端末時刻の違いに影響されずに、情報提供者の指示した時刻に情報提示が可能となり、さらに、ユーザの操作時刻をサーバシステム200の時間軸に合わせた時刻として取得することが可能になる。
【0088】
また、サーバシステム200と端末システム100の所在地に時差が存在している場合でも、誤った時刻に端末システム100が動作することがなくなる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0089】
図4を参照すると、本発明の第4の実施の形態は、端末システム100が、図1で示した第1の実施の形態における構成に加えて、アクション実現手段104の一つにサーバシステム200にアクセスして未確定の時刻について確定された時刻を取り出す時刻取得手段104gが存在する点で異なる。また、サーバシステム200が、時刻確定手段207、時刻配信手段208を有し、データベース201に「確定時刻」情報が含まれる点で異なる。
【0090】
本実施の形態では、端末システム100に配信されるスケジュールの中に、実行日時が未確定のものが含まれる。たとえば、図14の(a)に示すように実行日時が「時刻識別子(LABEL)」と「オフセット値」で記述されている。このようなスケジュールは、時刻監視手段102における処理対象とならない。
【0091】
本実施の形態における端末システム100の動作について説明する。
【0092】
スケジュールに未確定時刻の確定を行うための時刻取得手段104gを実行する記述があった場合、アクション実行手段103は、時刻取得手段104gに、スケジュールに記述されたアクション引数を通知する。
【0093】
アクション実行手段103から時刻取得手段104gに通知されるアクション引数には、取得対象となる時刻の時刻識別子が記述されている。時刻取得手段104gはサーバシステム200にこの時刻識別子を通知し、対応する実時刻をサーバシステム200から取得する。取得後、データベース101を検索し、実行時刻およびタイムリミットに今回決定した時刻識別子が記述されているスケジュールを取得する。取得したスケジュールのそれぞれについて、実行時刻にサーバシステム200から得た実時刻にオフセット値を加えて再設定し、データベース101に再登録する。
【0094】
本実施の形態におけるサーバ動作について説明する。
【0095】
サーバシステム200のデータベース201には、「確定時刻」情報があり、ここには時刻識別子と対応する実時刻値が記述できるようになっている。時刻確定手段207は、情報提供者から確定した時刻を通知され、データベース201の「確定時刻」情報に書き込みを行う。時刻配信手段208は、端末システム100からの時刻配信要求を受け、要求されている時刻識別子を取得し、データベース201から対応する実時刻値を検索し、端末システム100に配信する。
【0096】
以上のように、実行時刻が未確定であるスケジュールをあらかじめ端末システム100に配信し、後から確定した時刻を端末システム100に通知することによって、実行時刻が直前に変更する場合にも対応できる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0097】
図5を参照すると、本発明の第5の実施の形態は、サーバシステム200が、図1で示した第1の実施の形態における構成に加えて、ユーザ情報取得手段209を有する点で異なる。
【0098】
本実施の形態では、端末システム100の動作のうち、サーバシステム200と通信を行うアクション実現手段104の動作が異なる。これらのアクション実現手段104は、サーバシステム200とデータをやりとりする際に必ず、端末システム100の状態を示す情報(たとえば、メモリ残量など)を取得してサーバシステム200に通知する。
【0099】
サーバシステム200のユーザ情報取得手段210は、これらのアクション実現手段104からの通知を受け、ユーザ情報を取得して、データベース201に保存する。ここで保存されたユーザ情報は、ルールの対象ユーザ条件に記述することで、スケジュール作成手段204においてルールからスケジュールを作成する際に利用する。これによって、動的に変化するユーザの状態に応じて端末システム100の動作を制御することができる。
【0100】
以上のように、端末システム100から通知されるユーザ情報をスケジュール作成に反映することができる。この仕組みに則り、端末システム100やユーザの状態変化に対応して適切なアクション実行制御を行うスケジュールを用意することによって、本発明の第1の目的である、リソースや状態の異なる端末システム100でも同じサービスを受けることが可能になる。
【0101】
【発明の効果】
第1の効果は、サーバシステム200の処理負荷をサーバシステム200が制御できることである。その理由は、端末システム100がサーバ接続などの処理の実行をスケジュールに従って行い、サーバシステム200が個々の端末システム100ごとにスケジュールを作成するためである。
【0102】
第2の効果は、リソースや状態の異なる端末システム100でも同じサービスが受けられることである。その理由は、サーバシステム200が端末システム100ごとのリソースの違いを保持し、リソースの違いに応じたスケジュールを作成するためである。また、端末システム100から通知されるユーザ情報をサーバシステム200が保持し、通知されたユーザ情報に応じたスケジュールをサーバシステム200が作成することができるためである。
【0103】
第3の効果は、通信状況が悪い場所にいるユーザも可能な限りサービスに参加できることである。その理由は、端末システム100は、サーバシステム200との通信失敗時に失敗した動作を再実施するスケジュールを登録するためである。
【0104】
第4の効果は、端末システム100の設定時刻に関係なく、情報提供者が指定した時刻に情報を提示できることである。その理由は、サーバがスケジュールを作成する際に、端末の設定時刻を加味して実行時刻を決定するためである。
【0105】
第5の効果は、一連の端末動作の開始時刻が直前に決まる場合に対応できることである。その理由は、端末に、確定した時刻をサーバから取得し、先送りしてある時刻未定のスケジュールの実行時刻部分を置き換える機能が備わっているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の端末で扱うスケジュールデータ構成例の説明図である。
【図7】本発明の端末のスケジュール実行動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の端末のサービス参加動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態における端末で扱うスケジュールデータ等の構成例の説明図である。
【図10】第1の実施の形態における端末に提示される画面例の説明図である。
【図11】第1の実施の形態におけるサーバで扱うルールデータの構成例の説明図である。
【図12】第1の実施の形態におけるサーバのスケジュール作成動作を説明するフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態におけるスケジュールデータの構成例の説明図である。
【図14】第4の実施の形態におけるスケジュールデータの構成例の説明図である。
【符号の説明】
100 端末システム
101 データベース
102 時刻監視手段
103 アクション実行手段
104 アクション実現手段
104a スケジュール取得手段
104b コンテンツ取得手段
104c ユーザ入力データ送信手段
104d 画面提示手段
104e 音声再生手段
104f コンテンツ消去手段
104g 時刻取得手段
105 入力受付手段
106 スケジュール再登録手段
107 時計
200 サーバシステム
201 データベース
202 コンテンツ配信手段
203 スケジュール配信手段
204 スケジュール作成手段
205 ユーザ入力データ処理手段
206 差分時刻算出手段
207 時刻確定手段
208 時刻配信手段
209 時計
210 ユーザ情報取得手段
300 ネットワーク

Claims (9)

  1. コンテンツを含む情報を提供するサーバと、前記サーバの提供する情報を取り出し使用する端末と、前記サーバと前記端末とを接続するネットワークとを備える情報提供システムであって、
    前記端末は、前記サーバが作成した前記端末固有のコンテンツ提供スケジュールを前記サーバのデータベースから取り出し、取り出した該スケジュールを前記端末のデータベースに格納するとともに定期的に参照して指定された時刻になると、該スケジュールの規定する処理内容に従い、前記サーバからの情報の取得処理と、取得した情報の前記端末への提示処理と、提示した情報についての応答データを前記サーバへ通知する送信処理と、を行うことを特徴とするPUSH型情報提供システム。
  2. 前記スケジュールは、前記端末の処理を開始する時刻と、処理内容を規定するアクション識別子と、アクション識別子で指定された処理に必要なアクション引数とを含み、さらにアクション識別子として前記サーバからの情報の取得する処理と、取得した情報の前記端末上での再生提示をする処理と、再生提示された情報に対する応答データを前記サーバへ送信する処理と、を含むことを特徴とする請求項1記載のPUSH型情報提供システム。
  3. コンテンツを含む情報を提供するサーバと、前記サーバの提供する情報を取り出し使用する端末と、前記サーバと前記端末とを接続するネットワークとを備える情報提供システムであって、
    前記端末は、情報を処理するスケジュールと前記サーバから取り出したコンテンツとユーザ入力データを保持するデータベースと、定期的に現在時刻を監視し現在時刻に合致するスケジュールが存在すると、該スケジュールが指定する処理を実行する手段を呼び出す時刻監視手段と、前記時刻監視手段によって呼び出されスケジュールの指定する処理を実行するにあたり、サーバから情報収集を行う第1のアクション実現手段と収集した情報を前記端末上に提示する第2のアクション実現手段とサーバへ提示した情報に対する応答情報の通知を前記サーバに行う第3のアクション実現手段と、ユーザからの前記応答情報の入力を受け付ける入力受付手段と、を備え、
    前記サーバは、前記スケジュールとその配信ルール、コンテンツ、端末の属性、前記端末を使用するユーザ属性を保持するデータベースと、前記端末からの要求に応じて前記スケジュールを配信するスケジュール配信手段と、コンテンツを配信するコンテンツ配信手段と、端末から通知されたユーザ入力データを処理するユーザ入力データ処理手段と、端末属性とユーザ属性と配信ルールとから端末ごとのスケジュールを作成するスケジュール作成手段と、
    を備えたことを特徴とするPUSH型情報提供システム。
  4. コンテンツを含む情報を提供するサーバと、前記サーバの提供する情報を取り出し使用する端末と、前記サーバと前記端末とを接続するネットワークとを備える情報提供システムであって、
    前記端末は、情報を処理するスケジュールと前記サーバから取り出したコンテンツとユーザ入力データを保持するデータベースと、定期的に現在時刻を監視し現在時刻に合致するスケジュールが存在すると、該スケジュールが指定する処理を実行する手段を呼び出す時刻監視手段と、前記時刻監視手段によって呼び出されスケジュールの指定する処理を実行するにあたり、サーバから情報収集を行う第1のアクション実現手段と収集した情報を前記端末上に提示する第2のアクション実現手段とサーバへ提示した情報に対する応答情報の通知を前記サーバに行う第3のアクション実現手段と、ユーザからの前記応答情報の入力を受け付ける入力受付手段と、前記アクション実現手段が失敗した処理を再実行するためのスケジュールを許容される時間内において再登録するスケジュール再登録手段と、を備え、
    前記サーバは、前記スケジュールとその配信ルール、コンテンツ、端末の属性、前記端末を使用するユーザ属性を保持するデータベースと、前記端末からの要求に応じて前記スケジュールを配信するスケジュール配信手段と、コンテンツを配信するコンテンツ配信手段と、端末から通知されたユーザ入力データを処理するユーザ入力データ処理手段と、端末属性とユーザ属性と配信ルールとから端末ごとのスケジュールを作成するスケジュール作成手段と、
    を備えたことを特徴とするPUSH型情報提供システム。
  5. コンテンツを含む情報を提供するサーバと、前記サーバの提供する情報を取り出し使用する端末と、前記サーバと前記端末とを接続するネットワークとを備える情報提供システムであって、
    前記端末は、情報を処理する未確定時刻を含むスケジュールと前記サーバから取り出した情報とユーザ入力データを保持するデータベースと、定期的に現在時刻を監視し現在時刻に合致するスケジュールが存在すると、該スケジュールが指定する処理を実行する手段を呼び出す時刻監視手段と、前記時刻監視手段によって呼び出されスケジュールの指定する処理を実行するにあたり、サーバから情報収集を行う第1のアクション実現手段と収集した情報を前記端末上に提示する第2のアクション実現手段とサーバへ提示した情報に対するユーザによる応答情報の通知を前記サーバに行う第3のアクション実現手段と確定時刻をサーバから取得して未確定時刻の含まれるスケジュールを確定時刻によって置き換える第4のアクション実現手段と、ユーザからの前記応答情報の入力を受け付ける入力受付手段と、を備え、
    前記サーバは、前記スケジュールとその配信ルール、コンテンツ、端末の属性、前記端末を使用するユーザ属性を保持するデータベースと、前記端末からの要求に応じて前記スケジュールを配信するスケジュール配信手段と、コンテンツを配信するコンテンツ配信手段と、端末から通知されたユーザ入力データを処理するユーザ入力データ処理手段と、端末属性とユーザ属性と配信ルールとから端末ごとのスケジュールを作成するスケジュール作成手段と、スケジュールに記載された未確定時刻の時刻を確定する時刻確定手段と、前記端末の要求に応じて確定時刻を配信する時刻配信手段と、
    を備えたことを特徴とするPUSH型情報提供システム。
  6. 前記スケジュール作成手段は、前記端末から通知された前記端末側の時刻と前記サーバ側の時刻との差分を求め、前記サーバが作成したスケジュールの前記端末への配信時にスケジュールの時刻を差分を反映して前記端末側の時刻に修正し、前記端末のユーザが端末操作を行った時刻を前記差分によってサーバ側の時刻に修正することを特徴とする請求項3、4乃至5に記載のPUSH型情報提供システム。
  7. 前記スケジュール作成手段は、前記端末から通知された前記端末のメモリ残量を含むユーザ情報をもとに前記端末に提供するスケジュールを作成することを特徴とする請求項3、4乃至5に記載のPUSH型情報提供システム。
  8. コンテンツを含む情報を提供するサーバと、前記サーバの提供する情報を取り出し使用する端末と、前記サーバと前記端末とを接続するネットワークとを備える情報提供システムにおける情報提供方法であって、
    前記端末は、前記サーバが作成した前記端末固有の情報提供スケジュールを前記サーバのデータベースから取り出し、取り出した該スケジュールを前記端末のデータベースに格納する第1のステップと、
    前記端末は、取り出したスケジュールを定期的に参照してスケジュールが指定する時刻になると、該スケジュールの規定する処理内容に従い、前記サーバからの情報の取得処理と、取得した情報の前記端末への提示処理と、提示したコンテンツについての応答データを前記サーバへ通知する送信処理と、を実行する第2のステップと、
    を備えることを特徴とする情報提供方法。
  9. コンテンツを含む情報を提供するサーバと、前記サーバの提供する情報を取り出し使用する端末と、前記サーバと前記端末とを接続するネットワークとを備える情報提供システムが実行する情報提供プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記端末は、前記サーバが作成した前記端末固有の情報提供スケジュールを前記サーバのデータベースから取り出し、取り出した該スケジュールを前記端末のデータベースに格納する機能と、
    前記端末は、取り出したスケジュールを定期的に参照してスケジュールが指定する時刻になると、該スケジュールの規定する処理内容に従い、前記サーバからの情報の取得処理と、取得した情報の前記端末への提示処理と、提示した情報についての応答データを前記サーバへ通知する送信処理と、を行う機能と、
    を実行させる情報提供プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007274368A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kddi Corp 放送コンテンツの適応的編成装置
JP2010170377A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Nec Biglobe Ltd アクセスコントロールシステム、及びアクセスコントロール方法
CN103916369A (zh) * 2013-01-04 2014-07-09 中国移动通信集团公司 业务信息推送、接收方法及其装置

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