JP2004280228A - 事故防止用安全態度診断システム - Google Patents

事故防止用安全態度診断システム Download PDF

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Hajime Akatsuka
肇 赤塚
Yumeko Miyaji
由芽子 宮地
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Abstract

【課題】質問事項が液晶表示付き電子表示媒体上に用意され、質問事項毎に「はい」、「いいえ」の回答入力装置で回答するだけで、情報が読み取られて記憶され、かつ回答入力状況のチェック、回答終了のチェックを可能にする事故防止用安全態度診断システムを提供する。
【解決手段】質問事項2Bが表示される表示部2と、この質問事項2Bに対応した位置に回答事項が表示される回答入力部5と、この回答入力部5を操作して、その質問への回答が終了すると、次の質問事項2Bを指示する表示マークを有し、前記質問事項2Bへの全ての回答を終了すると、終了マークを表示する液晶表示付き電子表示媒体1と、この液晶表示付き電子表示媒体1からの回答を取得する回答出力装置9と、前記液晶表示付き電子表示媒体1及び回答出力装置9に接続される入出力装置18,19を有する電子制御装置10とを具備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業や車両の運転などにおける事故防止用安全態度診断システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の事故防止用安全態度診断は、多くの質問事項が記入された質問用紙を用いて、図6に示すような、回答用紙の「はい」、「いいえ」の欄のどちらかに筆記具でマークをして回答するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような回答用紙への記入方式は、誰でも容易に回答できる利点はあるものの、以下のような問題を有している。
【0004】
(1)回答用紙に回答を得た後に、マークの仕方が悪いことが判明して、正確なデータを得ることができない場合がある。
【0005】
(2)回答用紙に記入された回答を情報処理装置に入力するので、処理するのに手間が掛かり、長時間を要する。
【0006】
(3)オフラインとなっているため情報処理するのに人為的な間違いを生じやすい。
【0007】
(4)診断毎に回答用紙を用意しなければならず、また、その記入方法について注意を喚起する必要がある。
【0008】
本発明は、上記状況に鑑みて、質問事項が液晶表示付き電子表示媒体上に用意され、質問事項毎に「はい」、「いいえ」の回答入力装置で回答するだけで、情報が読み取られて記憶され、かつ回答入力状況のチェック、回答終了のチェックを可能にする事故防止用安全態度診断システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕事故防止用安全態度診断システムにおいて、質問事項が表示される表示部と、この質問事項に対応した位置に回答事項が表示される回答入力部と、この回答入力部を操作して、その質問への回答が終了すると、次の質問事項を指示する表示マークを有し、前記質問事項への全ての回答を終了すると、終了マークを表示する液晶表示付き電子表示媒体と、この液晶表示付き電子表示媒体からの回答を取得する回答出力装置と、前記液晶表示付き電子表示媒体及び回答出力装置に接続される入出力装置を有する電子制御装置とを具備することを特徴とする。
【0010】
〔2〕上記〔1〕記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、各質問事項の項目の回答が全て終了すると、その回答・診断情報を回答日時とともに保存する記憶装置を具備することを特徴とする。
【0011】
〔3〕上記〔1〕記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、回答が全て終了すると、その回答・診断情報を統括して電子制御装置の出力装置の表示画面に表示することを特徴とする。
【0012】
〔4〕上記〔1〕記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、回答が全て終了すると、その回答・診断情報を統括して前記液晶表示付き電子表示媒体の表示部へ表示することを特徴とする。
【0013】
〔5〕上記〔3〕又は〔4〕記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、前記表示された情報をプリントアウトするプリンタを具備することを特徴とする。
【0014】
〔6〕上記〔1〕記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、一般的な回答・診断情報を読み出すことにより、被験者の回答・診断情報を一般的な回答・診断情報と比較・照合した結果を表示する情報処理機能を有することを特徴とする。
【0015】
〔7〕上記〔1〕記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、過去に記憶された回答・診断情報を読み出すことにより、被験者の回答・診断情報を過去に記憶された同じ被験者の回答・診断情報と比較・照合した結果を表示する情報処理機能を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0017】
1.本発明の診断の概要
事故防止に関して、個人の性格的な面からなされたこれまでの心理学的諸研究を要約すると、情緒・意志・行動性・社会性および態度の5つの側面が安全態度診断にとって重要である。
【0018】
かかる安全態度診断は、ヒューマンエラー防止の観点から、具体的には次の諸特徴を見ている。
〔1〕情緒
(1) 気分の安定性
気分の安定・不安定、神経質な傾向、心配性、自信、決断力など
(2) 健康への不安感
必要以上に心身の調子を気にする傾向
〔2〕意志
(3) 粘着性
柔軟性、融通性、根気強さ、忍耐力、飽きっぽさなど
(4) 自己制御
感情的な傾向、衝動性、攻撃性などを自己コントロールする力
〔3〕行動性
(5) 活動性
活動性、行動性、気軽さ、実行力、積極性など
(6) 慎重さ
慎重・軽率、計画性、準備の良さなど
〔4〕社会性
(7) 協調性
協調性、社交性、自己中心性など
(8) 外向性
外向性・内向性、内省力、自信、社交性など
〔5〕態度
(9) 自己認知
内省力、自信過剰の傾向、謙虚さなど
(10)安全態度
安全に対する態度や心構えなど
【0019】
2.各尺度得点と事故や労働災害との関係
これまでに本診断を実施した諸データの分析結果から、無事故者や無傷害者の特徴は、次のようにまとめることができる。
(1)健康感を持っており、心身の調子を過度に気にすることがない。
(2)協調性があり、自己中心的な面や不満を抑えて、社交的である。
(3)行動面の慎重さがあり、計画、準備、作業後のチェックなどをきちんと行う。
(4)気分が安定しており、自信・決断力があり、神経質でない。
(5)自己制御力があり、自分の感情、衝動性、攻撃性をコントロールすることができる。
職種によりそれぞれの尺度の重要度は異なっているが、この結果は会社等の組織において仕事をする人間の場合、一般的にかなり妥当なものと考えられる。
【0020】
以下、より詳細な事故防止用安全態度診断システムについて説明する。
【0021】
図1は本発明の実施例を示す事故防止用安全態度診断システムの全体模式図 、図2はその表示装置付き電子処理装置の構成図である。
【0022】
これらの図において、1は液晶表示付き電子表示媒体、2は表示部、2Aは回答開始表示マーク、2Bは質問事項(文字表示)、3はデータラインドライバ、4はアドレスラインドライバ、5は回答入力部であり、ここには、「はい」回答用キー6、「いいえ」回答用キー7を配置する。8は画面毎の回答終了マーク、8Lは全回答終了マーク、9は回答出力装置、10は入出力装置を有する電子制御装置、11は情報処理装置、12はCPU(中央処理装置)、13は記憶装置(メモリ)、14はクロック/タイミング信号発生装置、15は入力インターフェース、16,17は出力インターフェース、18は入力装置、19は出力装置である。なお、この出力装置19は表示画面でもよいし、プリンタなどであってもよい。
【0023】
そこで、液晶表示付き電子表示媒体1には、例えば下記のような質問事項を表示する。
【0024】
〔安全態度診断〕
1 何となくゆううつになることが時々ある
2 健康には自信がある
3 物事をこつこつ粘り強くやるほうだ
4 人からあれこれ口を出されるのは好まない
5 行動的なほうだ
6 計画性があるほうだ
7 友達付き合いが多い
8 あけっぴろげなほうだ
9 自分の欠点はあまり気にならない
10 休養管理には人一倍留意している
11 ミスはめったにしない
12 人の思惑が気になるたちだ
13 頭がぼんやりしていることがよくある
14 物事を堅苦しく考えがちだ
15 どちらかというと攻撃的なたちだ
16 物事をテキパキと片付ける
17 決める前によく考えてみないと、気が済まないたちだ
18 人には気軽に声をかけることができる
19 話題が豊富なほうだ
20 人に誤解されて、くやしい思いをすることが時々ある
21 スピードを出したがる人の車には乗りたくない
22 同じ間違いを繰り返すことはない
23 失敗するとひどく気になるたちだ
24 体調を気にするほうだ
25 融通がきかないほうだ
26 カッとなりやすいたちだ
27 決断力があるほうだ
28 準備は入念にするほうだ
29 仲間とよく雑談を楽しむ
30 人前に出ても平気なほうだ
31 たいていのことは人よりうまくやれる
32 現在とは違う仕事をやってみたい
33 利己的なことはしない
34 物事にくよくよしやすい
35 胃腸薬やビタミン剤などの薬をよく飲む
36 気になることが起こると、なかなか気持の転換ができない
37 機嫌が悪いときは、つい人に当たってしまいがちだ
38 からだを動かすことが好きだ
39 作業の後始末をつい忘れることが時々ある
40 協同作業のメンバーになったら、積極的にやるほうだ
41 気が強いほうだ
42 私ならできるのに、と思うことがたびたびある
43 あまり周囲を気にせずに物事をやるほうだ
44 急いでいる時も、常に冷静でいられる
45 私は自信に欠けているほうだ
46 よく眠れないことが時々ある
47 物事を要領よく片付けるのは苦手なほうだ
48 気が短いほうだ
49 活発なたちだ
50 予定や約束をウッカリ忘れることが時々ある
51 考えや性格の違う人とでも気軽に付き合える
52 後悔することが多い
53 私の努力は十分評価されていないと思う
54 私は事故を起こさない自信がある
55 人が見ていようといまいと、やましいことはしない
56 ちょっとしたことでイライラしやすいほうだ
57 カゼをひきやすいほうだ
58 根気強いほうだ
59 気持ちを顔や態度に表しやすい
60 会合の世話役などもあまり苦にせずにできる
61 早合点しやすい
62 人当たりが良いほうだ
63 ひっこみじあんだ
64 私は運が悪いほうだと思う
65 せっかちなほうだ
66 やっていることがうまくいかない時には、不愉快になる
67 心配性のほうだ
68 疲れやすいたちだ
69 凝り性のほうだ
70 人がもたもたしているとイライラする
71 スポーツをするのが好きだ
72 そそっかしいほうだ
73 相談を持ちかけられて、煩わしく思うことが時にはある
74 取り越し苦労をしやすい
75 負けず嫌いなほうだ
76 事故防止訓練はあまり実際の役に立たないと思う
77 時には人に無愛想にすることがある
78 あれこれ迷うことがよくある
79 食欲のないことが時々ある
80 考え方がワンパターンになりやすい
81 あわてやすいたちだ
82 あれこれ考えて、実行するのをためらうことがよくある
83 忘れ物をすることがよくある
84 わがままなほうだ
85 恥ずかしがりやのほうだ
86 つい知ったかぶりをしてしまうことがある
87 準備不足のためにあわてることが時々ある
88 時にはムッとすることがある
89 気が散りやすい
90 何となく体調の悪いことが時々ある
91 飽きっぽいほうだ
92 議論しているうちに、つい冷静さを失ってしまうことが時々ある
93 休日は家でゴロゴロしていることが多い
94 じっくり考えるのは苦手なほうだ
95 世の中には自分勝手な人が多いと思う
96 人付き合いが苦手なほうだ
97 自分は損な役回りになることが多い
98 点呼時の連絡事項に多少の疑問があっても、そのままにしたことがある
99 人には話せないような空想をすることがある
100 気分が落ち着かないことが時々ある
101 からだがだるいことが時々ある
102 物事にあまりこだわらないほうだ
103 すぐ感情的になってしまう
104 面倒なことはつい後まわしにしてしまう
105 よけいなことをしゃべって後悔することが時々ある
106 他人としっくりいかないことが時々ある
107 無口なほうだ
108 自分の能力は十分に生かされていないと思う
109 信号が赤でも自動車が来なければ、道路を渡ることがよくある
110 時には人の悪口を言うことがある
【0025】
このように質問事項が多いので、望ましくは、液晶表示付き電子表示媒体1の一画面には、図2に示すように、質問事項2Bを10項目位ずつ表示するようにする。誤った回答を回避するために、質問事項2Bの文字画像はできるだけ大きくするとともに、回答を行う回答入力部5の領域が広くなるように配慮する。その回答入力部5には、「はい」回答用キー6と「いいえ」回答用キー7が配置されている。そこからの回答出力信号は、回答出力装置9を介して情報処理装置11に取り込まれる。
【0026】
文字画像を大きくする必要がなく、総画面数を減らしたい場合には、液晶表示付き電子表示媒体1の一画面に、多くの項目の質問事項2Bと回答のための回答入力部5の「はい」回答用キー6及び「いいえ」回答用キー7を配置するようにしてもよい。
【0027】
このとき、その各質問事項2Bに対応して、「はい」、「いいえ」の回答の入力操作が確実にできるように、「はい」回答キー6と「いいえ」回答キー7を液晶表示付き電子表示媒体1の対応する質問事項2Bと並べて配置する。
【0028】
ここで、本発明の事故防止用安全態度診断システムの動作と回答の進め方について説明する。
【0029】
まず、質問事項2Bの「1.何となくゆううつになることが時々ある」の左欄にある回答開始表示マーク2Aが点灯する。そこで、質問事項1.に対する回答が「はい」であれば、「はい」回答用キー6を押す。その結果、その回答(操作)が正しく行われれば、次の質問事項2Bの「2.健康には自信がある」の左欄にある回答開始表示マーク2Aが点灯する。そこで、質問事項2.に対する回答が「いいえ」であれば、「いいえ」回答用キー7を押す。その回答(操作)が正しく行われれば、次の質問事項2Bの3.の左欄にある回答開始表示マーク2Aが点灯し、次の質問事項へと順次進んで行く。
そして、質問事項10.が終了すると、その画面での質問事項が終了したことを表示する画面毎の回答終了マーク8が点灯する。
【0030】
次に、液晶表示付き電子表示媒体1の画面が変わって、質問事項2Bの11.〜20.が表示される。
【0031】
そこで、上記と同様に質問事項に対する回答を進めていく。
【0032】
このようにして、次々に画面に表示される質問事項に回答し、質問事項110.への回答が終了すると、全回答終了マーク8Lが点灯して質問が終了し、診断をした後、情報処理装置11に内蔵されるメモリ13に、自動的に日時が付されて回答情報及び診断情報(回答・診断情報)が記憶保存される。この回答・診断情報は情報処理装置11内のメモリ13に保存しておいてもよいし、フロッピー(登録商標)ディスク等に記憶して情報処理装置11とは別個に管理するようにしてもよい。
【0033】
また、液晶表示付き電子表示媒体1の表示部2、または情報処理装置11の出力装置19(画面やプリント紙)に、図3に示すように、今回の回答・診断結果の一覧を表示することもできる。この一覧から診断結果の項目毎の良否を確認することができる。
【0034】
さらに、その場合、図4に示すように一般的なデータとの比較を表示させることもできる。図4において、Aは一般データであり、Bは被験者データである。
【0035】
このように一般データと被験者データの診断結果の諸特徴を対比して、照合し表示することができる。
【0036】
図5は本発明の実施例を示す診断の時期が改まる場合の過去の回答結果との比較照合を行う方法についての説明図である。
【0037】
この図に示すように、質問と回答が行われてから一定期間をおいて再び同様の方式による診断のための質問と回答が行われた場合には、その回答・診断結果と、以前の回答・診断時の回答・診断結果とを比較・照合できるようにする。
【0038】
すなわち、液晶表示付き電子表示媒体1の表示部2または情報処理装置11の出力装置19に以前の本人の回答・診断結果の記憶情報を読み出して、今回の診断の回答・診断結果と比較照合する。当然、以前の本人の回答・診断結果がフロッピー(登録商標)ディスクに記憶されている場合には、そのフロッピー(登録商標)ディスクからの情報をメモリ13に記憶させて、今回の回答・診断結果と比較・照合する。
【0039】
図5に示すように、前回の診断結果B(点線)に比べて、今回の診断結果Aは概ね得点が上昇しており、改善の方向にあることが表示されている。
【0040】
かかる診断システムはラップトップパーソナルコンピュータにその機能を代替させることもできる。その場合の入力装置として、マウス又はキーボードの入力装置の一部を操作して、液晶表示付き電子表示媒体1の画面の回答項目にカーソルを移動させてクリックすることにより回答を行うようにすることができる。
【0041】
上記したように構成することにより、液晶表示付き電子処理装置を用いて、質問事項に対する回答を簡単に間違いなく実施することができ、その回答情報の確認、診断処理及び記録を確実に行うことができる。
【0042】
さらに進んで、最近の回答・診断結果と過去の回答・診断結果とを容易に比較・照合することができる経時的な安全態度診断の管理を行うことができる。
【0043】
また、具体的に、従来の診断方法では問題であった、(1)回答用紙に回答を得た後に、マークの仕方が悪いことが判明して、正確なデータを得ることができない場合がある、(2)回答用紙に記入された回答を情報処理装置に入力するので、処理するのに手間が掛かり、長時間を要する、(3)オフラインとなっているので、情報処理する際に人為的な間違いを生じやすい、(4)診断毎に回答用紙を用意しなければならず、その記入方法について注意を喚起する必要がある、といった問題を悉く解消することができる。
【0044】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0045】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
【0046】
(A)液晶表示付き電子処理装置を用いて、質問事項に対する回答を簡単に間違いなく実施することができ、その回答情報の確認、診断処理及び記録を確実に行うことができる。
【0047】
(B)改めて診断を行った際の回答・診断時の結果と過去の回答・診断時の結果とを容易に比較・照合することができ、経時的な安全態度診断の管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す事故防止用安全態度診断システムの全体模式図である。
【図2】本発明の実施例を示す表示装置付き電子処理装置の構成図である。
【図3】本発明の実施例を示す回答・診断の結果の一覧表示を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示す一般的なデータと被験者データとの比較照合を行った結果を示す図である。
【図5】本発明の実施例を示す診断の時期が改まる場合の過去の回答結果との比較照合を行う方法についての説明図である。
【図6】従来の診断方式の回答用紙を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶表示付き電子表示媒体
2 表示部
2A 回答開始表示マーク
2B 質問事項(文字表示)
3 データラインドライバ
4 アドレスラインドライバ
5 回答入力部
6 「はい」回答用キー(肯定キー)
7 「いいえ」回答用キー(否定キー)
8 画面毎の回答終了マーク
8L 全回答終了マーク
9 回答出力装置
10 入出力装置を有する電子制御装置
11 情報処理装置
12 CPU(中央処理装置)
13 記憶装置(メモリ)
14 クロック/タイミング信号発生装置
15 入力インターフェース
16,17 出力インターフェース
18 入力装置
19 出力装置

Claims (7)

  1. (a)質問事項が表示される表示部と、該質問事項に対応した位置に回答事項が表示される回答入力部と、該回答入力部を操作して、その質問への回答が終了すると、次の質問事項を指示する表示マークを有し、前記質問事項への全ての回答を終了すると、終了マークを表示する液晶表示付き電子表示媒体と、
    (b)該液晶表示付き電子表示媒体からの回答を取得する回答出力装置と、
    (c)前記液晶表示付き電子表示媒体及び回答出力装置に接続される入出力装置を有する電子制御装置とを具備することを特徴とする事故防止用安全態度診断システム。
  2. 請求項1記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、各質問事項の項目の回答が全て終了すると、その回答・診断情報を回答日時とともに保存する記憶装置を具備することを特徴とする事故防止用安全態度診断システム。
  3. 請求項1記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、回答が全て終了すると、その回答・診断情報を統括して電子制御装置の出力装置の表示部に表示することを特徴とする事故防止用安全態度診断システム。
  4. 請求項1記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、回答が全て終了すると、その回答・診断情報を統括して前記液晶表示付き電子表示媒体の表示部へ表示することを特徴とする事故防止用安全態度診断システム。
  5. 請求項3又は4記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、前記表示された情報をプリントアウトするプリンタを具備することを特徴とする事故防止用安全態度診断システム。
  6. 請求項1記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、一般的な回答・診断情報を読み出すことにより、被験者の回答・診断情報を一般的な回答・診断情報と比較・照合した結果を表示する情報処理機能を有することを特徴とする事故防止用安全態度診断システム。
  7. 請求項1記載の事故防止用安全態度診断システムにおいて、過去に記憶された回答・診断情報を読み出すことにより、被験者の回答・診断情報を過去に記憶された同じ被験者の回答・診断情報と比較・照合した結果を表示する情報処理機能を有することを特徴とする事故防止用安全態度診断システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005523A (ja) * 2002-03-28 2004-01-08 Toshiba Tec Corp バーコード表示プログラム
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JP2012212027A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Railway Technical Research Institute 運転士の異常時対応能力向上用プレイバック及びその処方箋の提示装置

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